w›@™Ê`M6“ƒ/‚æ6“ƒ (…|…C…fi…g›º‡°)

(1)
第6号
(1999年度・第3号)
発行
2
0
0
0年3月1
8日
六甲中学校・高等学校
〒657-0015 神戸市灘区篠原伯母野山町2丁目4番1号
TEL.
(078)
871-4161
(代表) FAX.
(078)
871-4
688
暁闇の曙光
学校長
清水
弘
1 関係者の訃報
1
2月には多くの関係者がお亡くなりにな
りました。まずは高3 谷亮佑君・中1 康
5
7期生をはじめ、先生方にもそのことを心
にとめてくださるようにお願いしています。
2 少年僧の輝き
卒業式
学内の行事としては、強歩会、中学入学
死のヒマラヤ越えでした。中3ほどの年齢
次いで、また年末には2人の六甲生の親で
試験、高3の卒業式が無事に終わりました。
の少年がなぜに命がけで亡命したかは今後
あり、2
0年余にわたって学院の理事をつと
5
7期卒業生は尊敬する友達に出会えてよか
の情報を待ちたいと思います。推測ですが、
めていただいた野本富一さんが永眠されま
った、という人が大勢いて印象的でした。
私なりに考えることは次のことです。彼は、
佑君兄弟のお母様と高3の信貴祥宏君が相
1)仏法を学びたいという強い願い
した。謹んでそれぞれの皆さまのご冥福を
9
9年度の後半、世間は全体として「冷え
お祈りいたします。野本さんは社会的に地
て」
いました。景気はいっこうに上向かず、
2)心の自由へのあこがれ
位のある方ですが、とても気さくで、世話
若者による不可解な殺人事件や誘拐事件が
3)同胞や世界の人々のために祈る
好きな方でした。谷君たちはお父さんを囲
眉をひそませ、
「世紀末」という言葉が踊
という人であると思います。新聞の写真を
んでがんばっています。信貴君については
っていました。そのとどめが、いわゆる
「Y
見るだけでその高潔さが伝わってきます。
まだ実感が湧かないというのが正直な気持
2K」
問題でしたが、いちおう無事でした。
私も宗教家のひとりとして、いつの日か彼
ちです。ご両親にとっては、ご子息への思
そんな暗いムードの中で衝撃的であった
のような美しい顔の人になりたいと思いま
いの多くが六甲に集約されていますから、
のは、チベットの少年僧カルマパ1
7世の決
した。
クラブの成果(1999.
1
0―2
0
0
0.
3)
☆高校バスケットボール部が好成績をあげる
昨年1
1月から行われていた、県新人バスケットボール大会予選で、久しぶ
りに、本大会出場を果たした高校バスケットボール部は、本大会においても
5位入賞の快挙を達成しました。バスケット部創部以来の快挙で、この春か
ら夏に行われるインターハイ予選では、更なる飛躍が期待されます。
(クラブ主任 畑原 勝巳)
顧問より――5位決定戦では明石高校に勝利し、決定戦では、夢野台高校に
敗れたものの、2日間淡路の民宿に宿泊し、皆で協力してつかんだ結果は一
生の思い出になりました。この結果に慢心することなく、今後は、一層の練
習を積んで、本気でインターハイ出場を目指したいと思っています。
(岩下 伸雄)
も
校長:暁闇の曙光………………………1
教務部から………………………………2
文
化
祭
第4回インド訪問参加者募集
訓育部から………………………………3
9
9年度後半期を振り返って
RIGHT LEADERSHIPについて
じ
宗教部から………………………………4
職員室から………………………………7
退職される先生方から一言
2
0
0
0年をむかえて
さらなる学習環境の整備を
学習指導要領の改訂について
く
1
9
9
9年度社会奉仕活動報告
報
告…………………………………5
教育相談から
卒
業
式
学年から
保健室から………………………………6
事務室から………………………………6
母の会より
記
録…………………………………8
1999年度第53回 六甲中学・高等学校強歩大会
学院の動き………………………………8
いままでの記録
本年度の逝去者
来年度の予定
編集後記
(2)
教務部から
さらなる学習環境の整備を
中学入試、強歩会、合格者登校等の3学
期行事も終了し、1
9
9
9年度も終わろうとし
ています。教務部の検討課題も不登校生徒
のケア−システム等改善できたものもあり
ますが、特に週5日制や新カリキュラムへ
の対応や少子化に対応する入学試験の見直
しなど、今後の急務がまだまだ控えており
ます。また、現在の学習課程の中で考えて
いかなければならないのが、在校生の学習
環境の整備です。
中学生では高校課程を視野に入れた苦手
科目の補強システム。高校生ではセンタ−
試験が2回になる可能性も先日報道されま
したが、やはり大学入試に対する備えとい
うことになります。単に「入れる大学」を
選ぶためではなく、自分のやりたいことが
追求できる「行きたい大学」を目指し合格
できる十分な準備態勢をさらに充実させな
ければなりません。現在も休暇中に限らず
平日放課後の補習が教科を問わず励行され
ておりますが、ご子息の恵まれた能力を十
分に発揮させるという意味で、学習効果を
高めるための抜本的な改革も考えていきた
いと思います。
科」はコンピュータや情報ネットワークを
使いこなす能力を育成するために新設され
学習指導要領の改訂について
すでに皆様も新聞・テレビ等でご承知の
ことと思いますが、学習指導要領が改訂さ
れます。中学校では2
0
0
2年度から全学年一
斉に、高等学校では2
0
0
3年度の1年生から
学年進行で実施されます。今回の改訂は完
全学校週五日制を想定したもので、週六日
制を基にしたカリキュラムを実施している
本校が受ける影響は大変大きなものがあり
ます。そこで、今回、学院通信の紙面を利
用して保護者の皆様にも新カリキュラムの
改訂内容を知っていただきたく、そのあら
ましをご紹介することにしました。
高等学校における改訂のおもなポイントは、
1.卒業に必要な総単位数が8
0単位から7
4
単位に削減される。
2.教科・科目、特別活動に加え、
「総合
的な学習の時間」が創設される。
3.「情報科」が新設される。
文
化
4.公民科は現代社会の標準単位が4単位
から2単位に削減される。
5.家庭科は標準単位2の基礎科目が新設
される。
中学校における改訂では、総授業時数
の削減のほかには、
「総合的な学習の時
間」の創設が大きな変更点となります。
少々説明を加えますと、
「総合的な学習
の時間(総合学習)
」とは、今回の改訂の
いわば目玉商品で、主体的に判断でき、自
己の生きかたを考えることができる人間を
育成するために、
「学校が創意工夫して特
色ある教育活動を行う時間」
、であり、
「国
際理解、情報、環境、福祉・健康など従来
の教科にまたがるような課題に関する学習
を行う時間」でもあります。つまり、教科
の枠を取り払ったまったく新しい内容・形
式の授業であるといえます。また、
「情報
祭
今年のテーマは「ソウ(SO)
」となりました。ソウという
文字には、たくさんの種類があります。爽(SO)やかに、雑
草(SO)魂を持って、相(SO)談し合って、想(SO)像力
いっぱいに、窓(SO)から飛び出そう!
子どもたちは、それぞれを胸に精一杯やれば、自然と来てい
ただく皆さんに伝わる、心に刻まれると信じて日々準備に励ん
でおります。
また、今回初のチャレンジとして、ホームページを作っていま
す。是非アクセスをして下さい。
アドレス:http://www.
geocities.
co.
jp/HiTeens/4
0
1
0/
日
index.
html
時:2
0
0
0年4月2
9日(祝・土)9:0
0〜1
5:0
0
(一般の方は、1
2:0
0〜)
2
0
0
0年4月3
0日(日)
9:0
0〜1
5:0
0
(宇都宮 あづさ)
一方、子供の身体成長課程においてある
時期にしか修得できない身体能力があるよ
うに、学校には教科学習指導以外にも、中
高生時代を逃せば得られない「人間的成長」
を促す機会を提供する責任もあります。そ
のために、年間日程や学校行事を吟味調整
し、設備の改善を図り、6年間の六甲生活
をより充実した形で過ごしていただけるよ
うな配慮もしていかなければなりません。
今後とも、保護者会や担任面談等をとお
して率直なご意見・ご要望をお寄せいただ
ければたいへん参考になります。ご協力を
宜しくお願いいたします。 (石光 一郎)
た教科で、標準単位は2となります。この
ほか、公民科・家庭科は標準単位数が半減
しています。
この改訂に照らし合わせると、週六日制
(週3
5時間授業)を実施している本校にと
っては、以下の点が今後の重要な検討課題
となります。即ち、標準授業時数の削減と
「総合学習」・「情報科」への授業時間割り
振りのなかで、どのようにすれば従来の学
習レベルを維持できるか、ということです。
以上の点を踏まえた上で、教務部では今
後2年以内に新教育課程に基づいたカリキ
ュラムを作成いたしますので、その旨ご承
知おき下さい。
なお、大学入試については、2
0
0
6年度か
ら新課程対応の入試となります。
(松浦 明生)
第4回インド訪問参加者募集
今年の夏休みに4回目のインド訪問を実施することになりま
した。インド募金の送り先であるダミアン社会福祉センターの
あるダンバード、マザーテレサの活動拠点となったカルカッタ
を中心にした行程です。
非常に貴重な体験となる訪問ですので、意欲と体力のある生
徒の参加を期待しています。
日
程:2000年8月12日(土)
〜23日
(水)
募集人員:20名程度
対象学年:新高2〜新中3(59期〜61期)
費
用:約25万円
事前説明会:4月15日(土)
午後1時30分
参加申込期間:4月17日(月)〜22日(土)
詳しい案内は新学期始めに配布予定。
担当教員:高橋・吉村
(3)
訓育部から
9
9年度後半期を振り返って
払わせるべきではないと思います。
大人の側にも弱さや甘さがあることを認
今年度は「生徒の実態を先ず見る」とい
注意を無視する生徒もいました。これらを
めながらも、どこかでけじめをつけなけれ
う姿勢をとりつつ、一つの目標として、
「決
放置すると授業崩壊や学級崩壊、さらには
ばならないと思います。苦労をしてその結
められたことは守る」ということを挙げま
学業不振や進学成績の悪化につながりかね
果得られる達成感や満足感は実に味わいの
した。
ません。
来年度からは、
「鍛える」
という立場
深いものです。我々自身も身を引き締めな
学校の規則は、大方は当たり前のことを
から厳しく対応していこう考えています。
がら、鍛錬を通して子どもたちにそのよう
求めているものですが、十分に達成されて
多くの子どもたちが卒業時に「先生、ど
な喜びを経験させていかなければならない
いるとは言えない状態です。自分が好き勝
うしてもっと厳しくしてくれなかったので
手にやって良いという、自由のはき違えが
すか」とか「六甲はもっと規律のある学校
見られます。子どもたちが勝手にやりたい
だと思って入学したのに……」というよう
ことをやっていては、学校教育は成り立ち
なことを言ってきます。我々にも外から何
ません。子どもたちの校外の服装、素行に
らかの強制力が伴うことで、すばらしいこ
ついてたくさんの苦情を卒業生、保護者、
とが達成できたという経験があります。た
近隣の方から頂きました。それらは過去の
だ、人間関係の衝突をできるだけ回避しよ
六甲の郷愁に根ざすものもあれば、世間に
うとする今の風潮からすると、子どもたち
迷惑をかけたり、常識から判断して問題が
に物事を強制するのは、親にとっても先生
あるというものもあります。校内生活にお
にとってしんどいことです。しかし、この
いても、遅刻・欠席・掃除のさぼりの増加、
ような子育ての葛藤から逃れて子どもたち
中間体操見学者の増加、授業態度の悪さ、
を放任し、関わりを疎遠にしておいて、卒
教師への暴言なども見てきました。そして、
業後の子どもたちにその「自由の代償」を
RIGHT LEADERSHIPについて
最近、Leadershipという単語がとても
面白い意味を持っていることに気がつきま
した。リーダシップとは 人の上に立って
命令をする だけではなく、むしろ人々と
共にいて導く方法(skill)のことを言うの
ではないでしょうか。ではいったいわたし
のいう正しいリーダシップ(Right Leadership)とはどんなものしょうか。ここ
で、
̀LEADERSHIP'と言う単語そのものを
分析してみたいと思います.
「高い質をもった考え方や行動の実践」
R=Responsibility:
「自分とその環境に対しての責任」
S=Sensitivity:
「周りの人々に対する感受性の豊かさ」
H=Honesty:
「正直であること」
I=Integrity:
「どの環境にも置けるような高潔さ」
と思っています。
(金田 隆)
1
9
9
9年度の遅刻・欠席統計
(期間中の2カ月を取り出しました)
中1
(6
2期)
中2
(6
1期)
中3(6
0期)
高1
(5
9期)
高2
(5
8期)
高3
(5
7期)
計
1
99
9/1
1月
遅刻
欠席
2
9
6
3
1
6
54
3
4
1
0
8
4
3
9
7
1
5
0
1
18
1
87
2
8
8
4
59
7
2
8
2000/01月
遅刻
欠席
14
95
11
84
34
108
42
151
60
116
1
61
554
甲の生徒中心のシステムは印象的でした。
六甲教育の目的の一つはリーダシップを育
てることではないかと思います。六甲の生
活行動、訓育,部活、文化祭,体育祭,キ
ャンプなどはそれを実践するフィールドで
はないでしょうか。教室掃除,便所掃除,
中間体操などは、人間として本当の成長を
するための実践なのです。そしてなにより、
これからの世の中はこのような正しいリー
ダシップを備えた人間を必要としているの
ではないでしょうか。(Sali Augustine)
P=Prayerful:
「永遠なる美を認める勇気
L=Listen:
を持つ」
「良い聞く相手になること」
E=Example:
「自分が実例になって見せること」
A=Administrator:
「他者のニーズにあわせて世話すること」
D=discipline:
「ありのままの社会に向きあえるよう
に感情的,精神的な成長の訓練」
E=Excellence:
ここに表されるよう な 特 質
(qualities)の人間は少なくと
も優れた人物として認められる
に違いありません。将来の社会
に は こ の よ う なLeadersが 必
要となってくるでしょう。学校
とはこの特質を育てる実践の場
になるべきです。わたしには六
中間体操の役員(高2生)
(4)
宗教部から
2
0
0
0年をむかえて
先日、中学入試関係の某塾から六甲の宗
教教育について取材を受けました。担当者
に何故「宗教」を取り上げたのか聞くと新
千年紀(ミレニアム)の始まりにあたり宗
教特にキリスト教に対して社会の関心が高
まっているからとのことでした。2
0
0
0年と
いうのは2
0世紀最後の年すなわち世紀末な
のですが、昨年のあの悲観的な重苦しい論
調がマスコミから消えミレニアム、ミレニ
アムと明るく叫んでいるのを見ると、不思
議な気がします。
「時間は流れるのではな
く、積み重なっていく。
」というテレビの
CMではありませんが六甲の宗教教育は世
間のムードに流されることなくこの一年続
けてきたザビエル・イヤー関係の行事の成
果をふまえつつ、今年は地道な毎日の活動
を通して、子供達の宗教心を育ててゆきた
いと思います。
◎ザビエル講演会
1
1月2
6日(金)ホーム・ルームの時間を
使って、全校生対象の講演会を実施しまし
た。講師はザビエルゆかりの山口カトリッ
ク教会ヴィタリ神父様でした。1時間で、
しかも中学生、高校生向けにザビエルの話
しをするということで、歴史的な流れを中
心に話されました。宗教部としてはザビエ
ルと同じく遠くヨーロッパから日本にキリ
スト教を伝えにやって来た宣教師の心意気
を感じてもらえたらと考えてヴィタリ神父
様にお願いしたのですが子どもたちにはそ
れが伝わったでしょうか。
◎ザビエル演劇
1
1月2
7日(土)放課後全校生対象にザビ
エル演劇を本校の演劇部員によって上演し
ました。
脚本の出来が良すぎた(?)為かザビエ
ルと劇の内容の関係が良くわからなかった
という声を聞いています。しかし出演者の
私ですら言われなければ劇中の「包丁」が
「鉄砲伝来」をあらわしている事などわか
らなかったのですから、まずは劇そのもの
を楽しんで自分なりのイメージをふくらま
せてもらえばいいと思いま
す。演劇部の関係の皆様には
大変お世話になりました。
スのメッセージが込められていたと思いま
す。
◎阪神・淡路大震災追悼行事
1月2
1日(金)
ホーム・ルームの時間に、
宗教部で編集した「体験記」をもとに、あ
の地震のことを振り返りました。当日子ど
も達が熱心に体験記を読んでいたとの報告
を担任から受けています。保護者の方々も
体験記を読んでいただけると幸いです。な
お、この追悼行事は5年目を一つの区切り
として、来年からは「生と死を考える」主
旨の集いにしていきたいと考えています。
◎尚、4校合同「ザ ビ エ ル」作 文 コ ン ク
ールには、中1C山口英朗君はじめ6名が
入賞しました。詳しくは、イグニス・校誌
をご覧下さい。
(佐久間 肇)
◎クリスマス・メッセージ
1
2月2
1日(火)終業式に先
立って全校生対象のクリスマ
スを祝う行事を実施しまし
た。今回は校内着等で本校と
関係のある太陽の町合唱団の
演奏会でした。体に障害のあ
る人々、ベトナムから職業訓
練に来ている人々から成るこ
の合唱団は、その歌っている
姿、歌声そのものにクリスマ
太陽の町合唱団の演奏
加したご子息も各学年にわたっていまし
た。例えば、地域の震災復興や海外の地震
○ 学校内での社会奉仕活動の中心であるイ
つ計約3
0カ所に送金しました。例えば、先
災害支援の催し物
(6月、1
1月、1月)
・
「あ
ンド募金は、夏期休暇中の8月を除いて、
述のトルコ・台湾等の被災地の他、コソボ
しなが募金」の活動(5月、
1
0〜1
1月)
・福
4月からこの3月まで1
1カ月間行われまし
難民、
東ティモール復興、
卒業生がかかわっ
祉施設の大掃除(1
2月)
、釜ヶ崎の夜回り
た。昼休みに全クラスで毎月4日間社会奉
ているカンボジアとネパールの援助プログ (2月)等です。
○2
仕委員が集めます。一年間の募金総額は
ラム、国内の大阪・神戸のホームレスの人
0
0
0年の8月1
2日〜2
3日に新中3から新
1,
5
1
0,
2
9
1円でした。
達のための活動、障害者施設、阪神大震災
高2のご子息を対象に、第4回インド訪問
○ 2学期には、通常のインド募金に加えて
で保護者を失った子どもたちへの支援施設
旅行を実施する予定です。インド募金の送
トルコ大地震災害救援募金と台湾大震災・
などです。
り先であるダミアン社会福祉センターを訪
○ 学校内ではこうした募金活動の他に、社
メキシコ災害救援募金を行いました。前者
問し、支援しているデブリットハウスの子
は約1
2万円、後者は約4
0万円の募金が集ま
会奉仕委員会による文化祭バザー(4月、
どもたちと交流します。カルカッタのマザ
りました。台湾・メキシコへの募金の際に
奉仕作業行先のゼノ村の物品等の販売)
、
ーテレサ設立の施設を訪れたり、各地のイ
は、保護者の方々にも多くのご協力をして 「第3回インド訪問記」を用いた全クラス
エズス会姉妹校の中高生たちと交流したり
いただき、本当にありがとうございました。 のホームルーム(5月)
、献血(1
2月)な
する機会もあります。また、ベナレスのガ
ご子息の募金の他に、母の会バザーの収
どが行われました。献血者数は受付1
3
0名、 ンジス川の沐浴、アグラのタージマハル、
益金からの寄付をはじめ、母親の要理グル
献血者1
1
5名で、近年の平均と比べると上
デリーのマハトマ・ガンジーゆかりの地も
ープなどの保護者有志、教員有志、修道会
向きになっています。
見学する予定です。大変貴重な経験になる
などからも寄付金が寄せられています。お
校外での奉仕活動として、中1は久美浜
ことと思います。定員約2
0名です。是非、
もにインドのダミアン社会福祉センターに
清掃と赤い羽根共同募金、中2は赤い羽根
ご子息の参加をご検討してくださるようお
送られますが、その他に海外援助や国内の
募金、中3から高2は夏期休暇を中心に、
願い致します。
(高橋 純雄)
社会福祉活動への援助金として送金させて
1日〜4日間の奉仕活動に参加しました。
頂いています。海外・国内とも約1
5カ所ず
その他近隣地域で行われる種々の活動に参
1
9
9
9年度社会奉仕活動報告
(5)
報
告
教育相談から
今年度から「教育相談」と名称を改め、
2学期から「不登校」の子どもたちのケア
システムの活動を始めました。その内容は、
教育相談が各学年の「不登校」生徒の状況
を把握し、毎月その情報を学校内の各部署
に連絡して、スムーズな協力体制を作ろう
というものです。担任のバックアップを通
卒
業
第5
2回卒 業 式 は、2月1
2日(土)
、春 を
思わせる好天の中、本校講堂で行われまし
た。感謝と祝福のための『み言葉の祭儀』
の後、各クラス担任によって5
7期生全員の
名が一人ずつ読み上げられると、この6年
間の様々な思いを胸に秘めながら、皆、緊
張した面持ちで証書を受け取っていまし
た。校長からは、ザビエルイヤ−に因んで
「混 沌 と し た2
1世 紀 の 社 会 で 天 命 を 果 た
せ!」と訓辞があり、
「六甲で培った精神
力で夢を実現してほしい。
」との在校生代
表の送辞に対し、卒業生を代表して石原君
は、大切な同級生を昨年末に失った悲しみ
じて子どもたちの援助にかかわろうという
のが基本的な考えで、
「不登校」生徒のい
るクラスの担任とは教育相談のメンバーが
必ず直接話し合う機会を設けて、意見交換
を行なっています。
現状では生徒本人や保護者に対してカウ
ンセリングのようなサービスを行なうこと
式
を踏まえ「今を精一杯生きよ!」と答辞の
中で力強く訴えました。伯友会・六甲会代
表の祝辞、全校生による校歌斉唱の後、盛
大な拍手に送られて卒業生が退場し、およ
はできませんが、相談機関の紹介等、必要
な情報を提供できる場合もありますので、
担任を通してお問い合わせいただければ幸
いです。現在のところは特に「不登校」生
徒のケアを中心に活動を行なっています
が、今後も子どもの理解を深めるための活
動を続けて行きたいと思っております。
(酒井 泰輔)
そ2時間で閉式となりました。
その後、1
3時から保護者有志主催の『お別
れ会』が合併教室で開かれ、
保護者1
9
0名・
高3学年会の先生方・校長・教頭等が和や
かな雰囲気の中で5
7期生の旅立ちを祝いま
した。
(杉野 広一)
合併室で開かれた「お別れ会」
中2
学年から
ースアップに向けて、春休みに挽回と力強
高3
2学期末で平常授業は終わり、冬休みを
(飯塚
はさんで2回のセンタ−プレテストを実施
和彦)
語の小テストでコンスタントに高得点を取
る者が少ない)ことや、個別指導を受けな
高1
した後、センタ−試験本番に臨みました。
最低限の学習はほぼできているものの、
取り組みが持続しない者が多い(例えば英
い助走を始めようとしています。
ければ宿題を完成できない者がいることな
数学ⅠAが昨年より易化したため、六甲生
昨年1
1月からこの2月末の間で最大の刺
ど、学習の習慣化や自覚という点で、全体
の5教科平均点も若干上がりました。その
激は、ハイレベル模試が2回実施されたこ
的にはまだ不十分だと思います。生活面も
後、1日7
0分5コマの3学期特別授業が1
7
とでした。1回目の1
1月の結果は悲惨。7
含めて惰性に流れる傾向がありますので、
日間実施され、各自の志望大学の2次試験
月の模試の結果と同様だったので、特別授
授業中の集中はもちろん(授業開始時に着
にほぼ対応した計2
6講座(英8・数4・国
業や3学期にも補習授業が組まれました。
席・瞑黙していない者や授業中の私語がめ
5・理6・社3)の補講がありました。
お陰で授業中、9割の人は集中できるよう
だちます)
、清掃等でも、 その時間はその
現役諸君は、この時期の学力の伸びが著
になりましたが、残り1割は未だ授業中に
ことに集中する
しく、
『本番に強い六甲生』の本領を発揮
居眠りをしています。一方では、大学への
て指導していく予定です。
してくれることを願っています。
入試準備を始めた人や新中1の指導員に選
(杉野
広一)
高2
5
8期生は秋から六甲生最高学年となり、
ばれた人もいます。果てさてこんな5
9期生
ということに重点をおい
(小泉
洋)
中1
6
2期生の六甲生活もまもなく1年になろ
ですが、底力はあると思います。
今後どのように成長するのか、不安の内に
うとしています。4月からは中2の先輩と
も、楽しみを持って見守っております。
して6
3期生の前に立つわけですが、充分に
自覚ある活動を始めました。高校委員会・
(平井
訓育委員会の中心として、また4月の文化
一嘉)
たと思います。勉強面でも、各教科の先生
中3
祭への準備も、斬新な企画を垣間見せなが
その責任を果たせるだけの人間的成長をし
方は、
それぞれ手ごたえを感じていますし、
ら、学年の団結のもとに歩み始めました。
高校進学の最終ハードル2学期末考査を
クラブ活動の面でも熱心に取り組む者が多
冬休みには理系生対象の物理・化学の補
乗り越えた安堵感からか、爾来、学年全体
く、どのクラブでも、今後の活躍が期待さ
習も熱心な参加を得て行われ、学年全体も
が「たるみ」という大きな暗雲に覆われて
れています。このまま、今の伸び伸びとし
いよいよ最後の一年に突入したという実感
います。時折、雲間から陽が射すものの未
た雰囲気を保って、誰もが自分を精一杯表
を持つようになりました。1月には思わぬ
だ晴れるに到っていません。生徒一人ひと
現できるような学年に育ってくれることを
インフルエンザの大打撃を受け、学年閉鎖
り画龍点晴を施されん事を切望して止みま
願ってやみません。
にも及びましたが、3年生1学期からのペ
せん。
(武田
忠記)
(岩下
伸雄)
(6)
保健室から
保健室利用状況
1
9
9
9年度身体計測統計(男子)
中
1年
学
2年
3年
高
1年
校
2年
3年
六甲
全国
六甲
全国
六甲
全国
六甲
全国
六甲
全国
六甲
全国
身 長 ㎝
平 均
偏差値
1
5
3.
4
7.
7
6
15
2.
7
8.
0
1
16
0.
6
7.
2
6
1
6
0.
0
7.
6
1
1
6
5.
6
7.
3
1
1
6
5.
5
6.
6
2
1
7
0.
0
5.
1
8
1
6
8.
5
5.
8
5
1
7
1.
2
5.
71
1
7
0.
2
5.
7
0
1
7
1.
4
5.
3
7
1
7
0.
9
5.
8
0
今年度のまとめとして統計を全国と比較
したところ六甲の子どもたちはスマートで
体 重 ㎏
平 均
偏差値
44.
5
8.
44
45.
1
1
0.
19
48.
9
8.
83
50.
2
10.
37
5
3.
7
7.
98
5
5.
3
10.
5
4
5
8.
4
7.
7
1
5
9.
3
10.
7
5
6
0.
8
7.
9
9
6
1.
1
10.
09
6
1.
5
8.
51
62.
4
1
0.
14
ることは良い結果を生みますが、頑張り過
ぎは、息切れを生じます。
健康な体を保つにはバランスの良い食事
足が長いという傾向が見られます。
これも、
毎日上る六甲の坂道のおかげではないかと
座 高 ㎝
平 均
偏差値
81.
5
4.
1
6
8
1.
5
4.
51
8
4.
0
5.
53
85.
0
4.
4
5
86.
0
9.
4
8
88.
0
3.
94
90.
1
3.
2
6
89.
8
3.
47
91.
5
3.
50
9
0.
8
3.
2
8
9
1.
5
3.
3
0
91.
3
3.
2
4
(栄養)
とバランスの良い睡眠
(休養)
バラン
スの良い運動が必要です。これには、家庭
思います。
一年間、子どもたちを保健室から見て感
の協力が不可欠ですが何よりも子どもたち
じたことは、とても頑張り屋が多いという
一人一人が、自らの身体
(命)
を大切にする
ことです。勉強に運動に行事
(学校、家庭)
術を学んで実行できる事が大切です。その
に力を出し切って頑張っている様子がうか
ために役立つ情報を保健室に備え提供でき
がえます。そのためか、保健室に来る子ど
るようにしていきたいと思います。
どうぞ、
もたちは少し疲れているように思います。
これからも気軽に保健室をご利用下さい。
数時間、ベットで休むことで回復する事が
多いのです。疲れを繰り返していると大き
壇上先生がお休みの間、寺田先生、記村
先生が手伝って下さっています。
(曽川
なけがや病気になることもあります。頑張
笑子)
2000年1〜2月分
主として内科的主訴によるもの
症 状 別
吐き気・嘔吐
気 分 不 良
頭
痛
風邪・発熱
喘
息
体 調 不 良
胸 部 痛
鼻 出 血
のどの痛み
合
計
中学
1
4
11
1
1
62
1
19
2
3
4
127
高校
8
20
14
57
1
21
1
1
5
1
28
合計
22
31
25
119
2
40
3
4
9
255
高校
8
11
1
1
0
1
3
8
1
1
0
8
2
6
60
合計
1
8
46
4
3
0
41
15
1
1
2
3
2
0
4
11
178
外科的主訴によるもの
症
切
擦
挫
刺
火
打
捻
突
骨
膝
筋
眼
そ
合
状 別
り 傷
過 傷
傷
傷
傷
撲
挫
き 指
折
部 痛
肉 痛
科
の 他
計
中学
10
3
5
3
2
0
28
7
10
1
3
1
2
2
5
118
事務室から
1999年度も3学期が終了し年度末となり
ました。この時季になりますと、2
0
0
0年
伝えるようにご協力をお願いします。
住所・電話等の変更手続について
今後納入をしていただく納付金について
度生(6
3期生)の受入準備が着々と進行
届は担任ではなく、直接事務所に申出
しております。2
0
0
0年度生の入試は、1
るようになっています。
(用紙は、事務
月1
5日とこれまでになく早く実施され、
室にあります)
合格発表は、1月1
7日に生徒研修所で行
われました。
承知下さい。
ては、今年度に通学路整備(5
5期謝恩金
証明書作成の都合上、極力3月中に転
居届を事務所に出すようご協力下さい。
視聴覚教室プロジェクター等に使用させ
ていただきました。
学校施設に関する主な工事は合併教室の
空調機設置、
高2予備教室の空調機設置、
身分証明書の再交付が6
7件ありまし
た。大切なものなので慎重に取扱って
下さい。
日
(金)
、6月2日
(金)
、6月1
6日(金)
の昼休みに業者が販売にまいります。
<学校事務室>
欠席・遅刻連絡について(受付時間8
時より8時3
0分まで)
なお制服については、4月1
4日以降の
毎金曜日に販売しています。
いたします。
)
2
0
0
0年度学年費は5月2
5日(木)に自
(五百住
3.六甲会費(詳細は6月の保護者会に
てご案内いたします。
)
2
0
0
0年度六甲会費は6月2
6日(月)に
自動振替を予定しております。金額
は2
5,0
0
0円です。
7月以降については、学校行事等を照し
てお知らせいたします。
2
0
2,
0
0
0円となります。
2.学年費(詳細は5月に入ってご案内
いては各学年毎に異なります。
4月1
4日
(金)
、4月2
1日
(金)
、5月1
9
机の取替、図書室に移動式書架の取付等
でした。引続き皆様の御意向を伺いハー
(火)に 予 定 し て い ま す。金 額 は
動振替を予定しています。金額につ
校内着等の販売について
身体障者用移動式スロープ、美術教室の
ド面での充実に努めたいと思っています。
2
0
0
0年度第1期分の授業料・諸費補填
金・校友会費の自 動 振 替 は4月2
5日
又新年度に転居予定のある方は、身分
で施工した通学路の延長)教職員用喫煙
室の空気清浄機取付工事
学費の納入について
1.授業料(詳細は4月1
0日(始業式)
に配布予定)
まだ未徹底な方がおられますので、ご
56期卒業保護者有志による謝恩金につい
すのでご承知おき下さい。
敬)
<法人事務室>
4.高等学校への入学者について
6
0期生は高校入学金の納付が必要で
す。ご案内と振込用紙は3月1日
(水)
に担任を通じて、ご子息に配布しま
再々お願いしてまいりましたので、受
経済不況が長期化しておりますが、六甲
した。お手元に届かない場合は法人
付時間については守られてきたように
学院には種々の奨学金の制度があります。
事務所までご照会下さい。納付期限
思います。連絡ミスを無くす為にも、
もし必要が生じた時には、担任を通じて申
は3月2
7日(月)迄となっています。
引続き
し出て下さい。なお資金には限度がありま
学 年・組・出 席 番 号・氏 名 を
(五百住
敬)
(7)
職員室から
2000年3月をもって、本校を退職される先生方から一言ずつ頂きました。
4
0期生と共に六甲の門を
潜り、5
7期生と共に六甲を
去ることになりました。
2
3年前、六甲に着任した
時の事が昨日のことのよう
杉野 広一 に懐かしく思い起こされま
す。当時、六甲は生活改善
運動の真っ只中、三代目粟本校長自ら校門
で登校してくる子供達の服装チェックをさ
れていました。訓育は、佃・本田両先生の
最強コンビ。
「中1入校訓練」に参加した
私は、強度のカルチャ−ショックのため、
通勤定期を買うのをためらった程でした。
優れた資質に恵まれた子供達・新米教師
を暖かく励まして下さった保護者の皆様・
根気良くご指導ご鞭撻下さった教職員の
方々の力強い支えのお陰で、なんとか今日
を迎えることができました。長い間本当に
有り難うございました。今は、六甲を去る
寂しさよりも、人生の一区切りを終えるこ
とができた満足感に幸せを感じています。
六甲で得た多くのものを糧に、今後も、リ
フレッシュして精一杯頑張るつもりです。
5
7期生の合い言葉『Festina Lente!(ゆ
っくり急げ!)
』を胸に秘めつつ。
「なんで俺がやらなあかん?」
といった質問は今年前半の
訓育委員会議の話し合いの
テーマでした。東京から神
戸に来て最初のうちは関西
Sali Augustine 弁の話も難しかったにもか
かわらず、私にとってこれ
は印象的質問でした。
英語と同時に訓育の事を手伝うのは六甲
に来る中間期生(イエズス会神学生のこと)
の習慣だそうです。私にとってこの仕事は
大変参考になりました。教育というのはと
ても大事な責任のある仕事だと毎日実感で
きたからです。
「何で俺がやらなあかん」と
言う訓育生の言葉の通り自分なりに反省を
しながら成長していく六甲生と共に1年間
過ごせたことはいい経験になりました。
「何
で俺がやらなあかん」と自分に問いながら
毎日過ごすことができたら、いい成長にな
るだろうと思うのです。
人々との交わりをとても大切に思う私
は、その点においてたくさんの体験をつみ
ました。まず感謝の気持ちでいっぱいです。
またどこかで会えたら笑顔で迎えましょう
……。
非常勤講師として、今期
1年六甲学院でお世話にな
りました。この1年色々な
事を学び、良い経験を積む
ことができました。
学校の教員として初めて
下山 雅弘
の経験でしたので、赴任し
た当初は何をしたら良いのかわからず、困
惑の毎日でした。授業の進め方もわからず、
時には(毎回?)理解不能な授業をし、子
どもたちには多大な迷惑をかけました。
勿論、被害を被ったのは子どもたちだけ
にとどまりません。おかした失態数知れず。
特に、数学科と高2担当の先生方には非常
に迷惑をかけました。
本来教えるべき子どもたちには教えら
れ、先生方からはお叱りを受け、それでも
何とか1年やっていくことができました。
様々なことを教えてもらった六甲学院には
感謝の言葉も尽きません。
来年からは他校に赴任しますが、六甲学
院での経験を糧に頑張ります。
阪急六甲の駅から歩いて
(といっても歩いて上った
のは一年を通じて3、4回
に過ぎないが)1
4、5分の
六甲山中腹の閑静な住宅地
松家 次朗 に六甲学院はある。その中
で行われている共同生活は
瞑目から中間体操に至るまで一風変わって
いて、マンの『魔の山』ではないが、一種
不思議な小宇宙の感をなしていた。一つの
大きな部屋の中に教員全員の机が並び、終
始和やかな雰囲気があった。人は常勤非常
勤の分け隔てなく遇され、お陰で私は無用
なストレスを感ずることなく、一年間を過
ごすことが出来た。この場を借りて校長先
生はじめ皆さんに感謝の言葉を申し上げて
おきたい。一年間を通して納得のいく授業
が出来たとはとうてい言えず、最後まで子
供たちとのハーモニーが奏でられず彼らに
対して申し訳なかったという思いが残りま
す。今はただ悔いは悔いとして、この神か
ら与えられた負債をしっかりと記憶に留
め、いつか返済することを期するしかない
と考えています。
母の会より
日頃は母の会活動に関しまして、皆様
のご理解とご協力を頂き有難うございま
す。昨年1
1月以降、学年の親睦を兼ねて、
各学年手芸会が開催され、ポーチ・バッ
グ・ポプリなど沢山の素敵な作品が集ま
りました。ボランティア作品製作のお願
いにつきましては、予想以上に多くの
方々のお申し出を頂き心より感謝いたし
ております。次回のバザーには皆様お誘
い合わせの上是非お越し頂き、ご協力を
よろしくお願い申し上げます。新旧幹事
長引き継ぎ以降の主な活動について、ご
報告いたします。
1
1月9日 歳末助け合い運動
古着・文具などを8カ所の施
設に発送
2月8日 強歩会 うどんの炊き出し
2月1
2日 卒業式 卒業生に詰め合わせ
パンと飲み物を配る
今後の活動予定
4月1
0日 入学式 新入生にパンと牛乳
を用意
4月2
9日・3
0日 文化祭
食堂・喫茶・食品販売
6月2日 保護者会 1
9
9
9年度母の会会
計報告及び2
0
0
0年度予算審議
6月2
5日 バザー 手芸品・白生地
胸当て付刺繍エプロン・寄贈
品の販売 食堂担当
9月1
5日 体育祭 食品販売
強歩会のうどんの炊き出し
(母の会幹事長 関 桂子)
(8)
記
録
1999年度 第53回 六甲中学・高等学校強歩大会
各学年3位入賞者
本校の伝統ある行事の一つで強歩大会が、寒風吹き荒れる中、2000年2月8日(火)
学年
順位
高2
1
2
3
1
2
3
1
2
3
1
2
3
1
2
3
に行われました。
今年度は、現地へ向かうバスの中で雨に降られ、実施を心配する生徒もいたようですが、
高1
予定通りの日程を無事終えることができました。
2月1
4日(月)に伯友会会長・雀部正吾様も参加のもと表彰式が行われました。
全校10位入賞者
次の通り上位入賞者をご紹介致します。
順位
学年
氏
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
高1
高2
高1
高2
中3
中3
高2
中3
高2
高1
村上
番匠
竹本
尾崎
高橋
中島
長井
副島
矢野
友沢
名
記
明弘
浩文
義明
剛
祐一
祐輔
宏和
啓一
冬馬
憲人
中3
録
2時間07分54秒
2時間11分24秒
2時間12分43秒
2時間12分56秒
2時間13分06秒
2時間14分11秒
2時間15分32秒
2時間16分09秒
2時間16分32秒
2時間17分03秒
中2
中1
氏
番匠
尾崎
長井
村上
竹本
友沢
高橋
中島
副島
山元
副島
川合
澤井
石名
永野
名
記
浩文
剛
宏和
明弘
義明
憲人
祐一
祐輔
啓一
康司
祥司
清貴
龍生
敏之
翔大
録
2時間11分24秒
2時間12分56秒
2時間15分32秒
2時間07分54秒
2時間12分43秒
2時間17分03秒
2時間13分06秒
2時間14分11秒
2時間16分09秒
2時間23分23秒
2時間28分17秒
2時間37分35秒
2時間26分28秒
2時間27分44秒
2時間29分40秒
各学年平均記録
全校
高2
高1
彼等の健闘をたたえたいと思います。
3時間30分
3時間25分
3時間22分
中3
中2
中1
3時間21分
3時間40分
3時間41分
(体育科)
学院の動き
<いままでの記録>
[99/11〜00/3]
11月
3日(水) 文化の日
高3マーク模試
4日(木) 高1記述模試
ミサの集い
5日(金) 全校保護者会
11・13日(土) 中学入試説明会
13日(土) 中3保護者会
20日(土) 中2保護者会
22日(月) 公休
26日(金) ザビエル講演会(山
口教会のヴィタリー
神父様)
27日(土) ザビエル演劇
12月
3日(金) 創立記念日(休校)
ザビエル・イヤー終了
6〜10日(金) 期末考査
11日(土) 高3保護者会
13〜20日(月) 中学入試願書受付
21日(火) 終業式・クリスマス
メッセージ
23日(木) 天皇誕生日・クリス
マスの集い
29〜1/3日(月) 学校閉鎖期間
1月4〜8日(土) 中2スキ−
11日(火) 始業式
14日(金) 中学入試準備・午前
中授業
15日(土) 中学入試・中3以外
家庭学習日
15・16日(日) 大学入試センター試験
18〜22日(土) 高2学年閉鎖(イン
フルエンザのため)
21日(金) 阪神大震災追悼の日
28日(金) 中3マーク・高1、
高2記述模試
29日(土) 高2記述模試
2月
8日(火) 強歩会
9日(水) 公休
12日(土) 高校卒業式
26日(土) 中学合格者登校
3月6〜10日(金) 学年末考査
13日(月) 全校映画「ショーシャ
ンクの空に」(94米)
18日(土) 終業式・中学卒業式
<来年度の予定>
(変更の可能性があります。)
[00/04〜08]
4月4・5日(水) 中1・高1オリエン
テ−ション
10日(月) 始業式・入学式
23日(日) 復活祭
24日(月) ニ ュ ー ジ ー ラ ン ド 短
期研修申込締切
29・30日(日) 文化祭
5月1・2日(火) 代休
9日(火) 中1保護者会
11日(木) 健康の日
12日(金) 中1ガイダンス
13日(日) 高3保護者会・ニュ
ージーランド短期研
修説明会
22〜26日(金) 中間考査
27日(土) 公休
6月
2日(金) 全校保護者会・中3
本年度の六甲学院関係の逝去者
1
9
9
9年
1
2月1
8日 谷久美子様
(5
7期生谷亮佑君、
6
2期生谷康佑君のお母様)
1
2月1
9日
1
2月2
8日
信貴祥宏君(5
7期生)
野本富一様(元理事)
ご冥福をお祈り致します。
ご 報 告
昨年の1
2月1
9日、5
7期・高3D組の信貴祥宏君がご逝去なさいました。脳血管に関わる疾
患で1
2月1
5日に緊急入院をしてから5日目の夕刻でした。平常の授業も終了し、センター試
験を目前に控え、
六甲からさらに広い世界へ向けて羽ばたこうとしている矢先のことでした。
志半ばにして病に倒れた信貴君の無念は、言葉に尽くしがたいことと思われます。残された
私たちは、信貴君の果たし得なかった無念を胸に深く留め、私たちに与えられた生命の尊さ
を噛みしめつつ一日一日を大切に生きてゆきたいと考えます。
ご家族のご心痛とご痛嘆は察するにあまりありますが、時とともに平安が与えられますよ
うお祈り申し上げます。
(高3D組担任:溝内 千尋)
保護者会
9日(金) 映画会・中3歌舞伎
鑑賞
10日(土) 高2進路の日
13・14日(水) 球技会
17日(土) 高1進路の日
25日(日) バザ−
30日(金) みこころの集い
7月
1日(土) 高1保護者会
6〜11日(火) 期末考査
19日(水) 終業式
21〜8/4日(金) ニ ュ−ジ−ラ ン ド
短期研修
21〜8/1日(火) 高3補習
21〜24日(月) 久美浜1班
24〜27日(木) 久美浜2班
21〜25日(火) 立山1班
25〜29日(土) 立山2班
29〜8/2日(水) 立山3班
8月2〜6日(日) 立山4班
10〜17日(木) 学校閉鎖期間
12〜23日(水) インド訪問
18〜29日(火) 高3補習
編・集・後・記
本年度の最終号をお届けします。毎号、本校
の諸活動を見渡せるものをご報告できるよう努
めておりますが、いつも難しさを感じておりま
す。少なくとも、六甲の様々な活動が、お互い
に関わりを持ちながら一つの方向へ向かってい
ることを示すことが出来ればと考えておりま
す。今後とも、生徒諸君を中心に、保護者の皆
様と学校の各部署が力を合わせて、バランスの
とれた教育活動を目指していきたいものです。
ご意見・ご希望がございましたら、どうぞ編
集部までご連絡下さい。
(連絡先:FAX078―871―4688「学院通信編集部」
又はお手紙でお願いします。) (青木 一博)