新製品 FortiGate-60B と FortiWifi60B で パフォーマンス向上と 3G 無線

報道発表資料
平成 19 年 8 月 28 日
フォーティネットジャパン株式会社
米国時間 8 月 27 日に発表されたプレスリリースの抄訳です。
フォーティネット、新製品 FortiGate-60B と FortiWifi60B で
パフォーマンス向上と 3G 無線接続に対応
VPN 接続で 3.2 倍、アンチウイルスで 33%向上、
3G 無線セキュリティ対応やポート数増加で接続オプションが強化
Unified Threat Management/統合脅威管理(以下、UTM)市場のリーディングベンダー、
Fortinet®(本社:米国カリフォルニア州サニーベール、日本法人:フォーティネットジャパ
ン株式会社、東京都港区、以下、フォーティネット)は、大企業の支社、支店、小売店、小
規模企業に向けた高性能かつフル機能の複合脅威セキュリティアプライアンス、
FortiGate™-60B および FortiWifi™-60B を発表しました。有線および無線ネットワーク環境
に、企業規模の包括的な保護を提供する新製品 FortiGate-60B および FortiWifi-60B アプライ
アンスを企業が導入すると、小さな組織や部門単位にまで、頑強なセキュリティをコスト
効率よく導入できます。
企業の本社や大規模な事業所と同様、支社、支店や小売店もサイバー攻撃の標的になり
ますが、後者は往々にして様々な脅威、とりわけ Web ベースのアプリケーションや VoIP の
脆弱性に付け込んだ脅威から保護するセキュリティ防御に欠けていることがあります。ま
た、企業の支店オフィスや小売店で第 3 世代 (3G) 無線ネットワークが採用されるようにな
ってきたことから、いっそうのセキュリティリスクが生まれています。サイバー犯罪者は
攻撃の機会やそのための入り口を利用しようとしていますが、こうした犯罪者の多くは企
業リソースを攻撃する手段として、しばしば小規模な支店オフィスの弱点に付け込みます。
とりわけ、「閉じられた」ダイヤルアップおよびフレームリレーネットワーク方式か
ら、「オープンな」ブロードバンドインターネット接続および無線ネットワークに移行
する動きが目立つようになった結果、小売店はリスクにさらされるようになりました。
また、「閉じられた」ネットワークでも、いったん脅威が入り込んでしまうと、内部で
の脅威が拡大するケースが多発しています。クレジットカード所有者のデータを保存、
処理、送信する小売業およびサービスプロバイダが、PCI (Payment Card Industry) Data
Security Standard で規定されている一連のネットワークセキュリティ要件を満たさなけ
ればいけないという規則(違反した場合は多額の罰金が科せられる)により、セキュリ
ティは「持つべきである」から「持たねばならない」ものに移り変わってきました。
セキュリティ、柔軟性、性能に対する水準の引き上げ
新しい FortiGate-60B および FortiWifi-60B は、企業の支社や支店、小売店の保護とコ
ンプライアンスの必要性が増大し続ける中、新しい性能と柔軟性をもたらします。この
2 つのセキュリティアプライアンス新製品は、高性能かつ複数機能のセキュリティを提
供するために特別に設計された FortiASIC を内蔵しています。いずれのアプライアンス
も柔軟性および性能の向上に加え、複数の移動体通信事業者による 3G 無線 PC カード
をサポートする、前面アクセス可能な PC カードスロットを備えており、迅速な導入が
可能です。国内の 3G カードについては、現在対応を計画中です。
FortiGate-60B および FortiWifi-60B は二重の WAN インタフェース、統合されたアナロ
グモデム、6 個の内部インタフェース、そして 1 個の DMZ インタフェースを備えてお
り、ネットワーク管理者は社内ユーザにはトラステッド(信頼されている)エリアを、
一般ユーザにはアントラステッド(信頼されていない)エリアを確実に割り当てること
が可能になります。これは、これまでは大規模な環境に限定されていたオプション機能
です。また、従来機種である FortiGate-60 や FortiWifi-60A を上回るアンチウイルスおよ
び VPN(Virtual Private Networking)の性能を提供します。
FortiWifi-60B は FortiGate-60B と同じ機能を提供しますが、特に企業の支社、支店、
小売店、小規模企業におけるセキュアな無線接続のニーズに対応するよう設計されてい
ます。また当ソリューションは 802.11 a/b/g 準拠の無線を内蔵しています。
大企業、通信事業者、MSSP 向けのハイエンド FortiGate システムと同様、FortiGate-60B
および FortiWifi-60B は、必要不可欠なセキュリティアプリケーションおよびサービス
(ファイアウォール、アンチウイルス、VPN、IPS、アンチスパム、Web コンテンツフィ
ルタリング、帯域制御)を統合することにより、ネットワークのリアルタイム保護を実
現します。これらのアプリケーションおよびサービスは単独または UTM ソリューショ
ンとして組み合わせて導入できます。すべての FortiGate システムはフォーティネット
の FortiGuard™ サブスクリプションサービスによって常に自動的に最新の状態に保た
れており、絶え間ない更新により最新のウイルス、ワーム、トロイの木馬型ウイルス、
その他の脅威から世界のどこでも 24 時間体制で確実に守られています。
フォーティネットの製品マーケティング担当副社長のフレディー マンガム(Freddy
Mangum)は次のように述べています。「企業の支社や支店、小売店および小規模企業は、大
企業と同じレベルの保護を必要としていますが、同時に、IT 要員によるネットワークセキ
ュリティ管理を大幅に簡素化できるコンソールを備えていなければなりません。新しい
FortiGate-60B と FortiWifi-60B システムは、ネットワークおよびコンテンツレベルの脅威に
対する包括的なセキュリティ、優れた管理の容易性、そして柔軟な接続オプションを提供
するもので、小規模なネットワーク環境のニーズを完全に満たします」
販売開始スケジュール
FortiGate-60B および FortiWifi-60B は全世界の当社チャネル パートナーを通して販売を
開始しました。詳しい情報は次のウェブサイトをご覧ください。
http://www.fortinet.com/products/
FortiGate-60B
FortiWifi-60B
フォーティネット会社概要 (www.fortinet.com)
フォーティネットは複合脅威に対応する ASIC ベースの UTM システムを提供するリーディ
ングベンダーです。フォーティネットのセキュリティシステムは、セキュリティ性を高め
るとともにトータルコストを下げることから、多くの企業やサービスプロバイダなどに利
用されています。フォーティネットが提供するソリューションは初めから様々なセキュリ
ティプロテクション(ファイアウォールや、アンチウイルス、侵入防御、VPN、アンチス
パイウェア、アンチスパムなど)を統合するために作られており、ネットワークおよびコ
ンテンツレベルの脅威から顧客を守るよう設計されています。カスタム ASIC と統合型イン
タフェースに優れたフォーティネットのソリューションはリモートオフィスから筐体ベー
スのソリューションに至るまで、統合管理 報告で優れたセキュリティ機能を提供します。
フォーティネットのソリューションはこれまで様々な賞を世界中で受賞しており、ICSA か
ら8種類の認定(ファイアウォール、アンチウイルス、IPSec、SSL、IPS、クライアントア
ンチウイルス検知、クリーニング、アンチスパイウェア)を受けた唯一のセキュリティ製
品です。フォーティネットはカリフォルニア州サニーベールに本社を置く非上場企業です。
※フォーティネットの名称は Fortinet, Inc.の登録商標です。Fortinet、FortiGate、FortiOS、
FortiAnalyzer、FortiASIC、FortiAnalyzer、FortiCare、FortiManager、FortiWiFi、FortiGuard、
FortiClient、および FortiReporter は Fortinet Corporation の米国およびその他の国における登
録商標です。その他製品名などはそれぞれ各社の登録商標です。