招集ご通知 - 株式会社システムインテグレータ

2011/04/21 18:57:21 / 10724685_株式会社システムインテグレータ_招集通知
株
主
各
位 (証券コード:3826)
平成23年5月11日
埼玉県さいたま市南区沼影1丁目10番1号
株式会社システムインテグレータ
代表取締役社長
梅 田 弘 之
第16回定時株主総会招集ご通知
拝啓 平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
このたびの東日本大震災により被害を受けられた地域の皆様には、心よりお見
舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。 さて、当社第16回定時株主総会を下記により開催いたしますので、ご出席くだ
さいますようご通知申し上げます。
なお、当日ご出席願えない場合は、書面によって議決権を行使することができ
ますので、お手数ながら後記の「株主総会参考書類」(33頁)をご検討ください
まして、同封の議決権行使書用紙に議案に対する賛否をご表示いただき、平成23
年5月25日(水曜日)午後6時までに到着するようご返送いただきたくお願い申
し上げます。
敬 具
記
1.
2.
3.
日
場
目的事
報告事
時
所
平成23年5月26日(木曜日)午前10時30分
埼玉県さいたま市浦和区高砂3丁目1番4号
埼玉会館 2階『ラウンジ(ヒマワリ)』
(末尾記載の「定時株主総会会場ご案内図」をご参照ください。)
項
項
第16期(自 平成22年3月1日 至 平成23年2月28日)事
業報告の内容及び計算書類の内容報告の件
決議事項
議 案
定款一部変更の件
以 上

1.事業報告、計算書類及び株主総会参考書類に修正をすべき事項が生じた場合は、インターネ
ット上の当社ウェブサイト(http://www.sint.co.jp/ir/)において、修正後の事項を掲載さ
せていただきます。
2.当日ご出席の際は、お手数ながら同封の議決権行使書用紙を会場受付にご提出くださいます
ようお願い申し上げます。
- 1 -
株主各位
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(添付書類)
事 業 報 告
( 自 平成22年3月1日
至 平成23年2月28日 )
Ⅰ 会社の現況に関する事項
1. 主要な事業内容
当事業年度末における主要な事業内容は次のとおりであります。
当社のビジネスは、3つの事業区分、4つの業務区分から構成されており
ます。
事業区分
パッケージソフ
トウェア事業
業務区分
パッケージソフトウ
ェアの販売・保守
システムインテ
グレーション事
業
コンサルティン
グ事業
パッケージソフトウ
ェアのカスタマイズ
システムインテグレ
ーション
コンサルティング
業務内容
自社で、企画から開発、マーケティング、販売、保守に
至るまで、一貫したビジネスを行う
<対象市場と製品>
・ソフトウェア開発支援ツール「SI Object Browser」
・EC サイト構築パッケージ 「SI Web Shopping」
・Web-ERP パッケージ 「GRANDIT」
・プロジェクト管理システム 「SI Object Browser PM」
上記パッケージソフトウェアのカスタマイズ
(主に「SI Web Shopping」と「GRANDIT」)
仕様上、パッケージソフトウェアと直接係わりのない受
託型ソフトウェア開発
ERP、EC、プロジェクト管理に関する業務及びシステム面
でのコンサルティング
当社のパッケージソフトウェア事業は、ソフトウェア開発支援ツール「SI
Object Browser」シリーズ、ECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」、
Web-ERPパッケージ「GRANDIT」、そしてプロジェクト管理システム「SI
Object Browser PM」という4つの市場・製品から構成されております。
当社では、パッケージソフトウェアの企画・開発から販売・保守までを自
社にて一貫して行っております。長年にわたって培った「パッケージソフト
ウェア事業のノウハウ」を当社の強みとしております。さらに、その関連ビ
ジネスとして、パッケージカスタマイズとコンサルティングも手掛けており、
パッケージソフトウェアを中心に強みを活かした効率的なビジネス拡大を図
っております。
- 2 -
事業の経過及びその成果、資金調達等についての状況、財産及び損益の状況の推移、対処すべき課題
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2. 事業の経過及びその成果
(1) 事業部門別の事業経過と成果
(全般) 当事業年度の業績は、売上高1,854,060千円、営業利益12,125千円、経常利
益13,329千円、当期純利益6,363千円となりました。当初の計画の達成はなり
ませんでしたが、市場環境が底を打ったことや合理化による経費削減効果等
により、前事業年度の純損失計上から当事業年度においては純利益の計上と
なりました。
直近3事業年度連続で不本意ながら低利益もしくは純損失計上と業績は低
迷しております。その原因としてリーマンショックに始まる外部環境の悪化
もありますが、それに反し当社は拡大、成長戦略の結果高コスト体質になっ
てしまったことも大きな要因と考えております。そのため来期は、「利益を
出す」を明確な事業目標とし、新卒採用の中止、中途採用の抑制、コスト部
門要員の縮小、事務所スペースの削減、役員報酬の減額など、さまざまなコ
スト削減策を実施いたします。さらに将来への投資である研究開発費も抑制
し、「高収益体質を確立する」という方針を明確に打ち立てます。
ようやく景気回復の兆しが見えてきたところで、東日本大震災が発生しま
した。当社事業所及び従業員への被害はありませんでしたが、顧客企業の事
業活動の縮小、IT投資抑制などの経済環境の再悪化や、電力供給不足の影響
により生産性の低下などが懸念されます。しかしながら、上記のような徹底
した体質改善を図り、売上が伸びなくても利益が出る構造に変革し、厳しい
局面を乗り切る所存です。
①パッケージソフトウェア事業
パッケージソフトウェアの販売・保守業務は、売上高613,312千円(前期
比36.3%増)、売上総利益307,669千円(前期比24.0%増)、パッケージソ
フトウェアのカスタマイズ業務は、売上高1,100,688千円(前期比0.2%
減)、売上総利益179,357千円(前期比24.5%減)となりました。
製品別では、「SI Web Shopping」と「GRANDIT」は、パッケージ販売に
カスタマイズを伴うことが多く、売上高への寄与度が高くなる傾向があり
ます。一方、「SI Object Browser」と「SI Object Browser PM」は、その
市場・製品特性から基本的にカスタマイズを行なわない利益率の高いパッ
ケージソフトウェアの販売となります。
- 3 -
事業の経過及びその成果、資金調達等についての状況、財産及び損益の状況の推移、対処すべき課題
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②システムインテグレーション事業
システムインテグレーション事業は、パッケージソフトウェアに関連し
ない基幹業務全般のシステム構築及び保守を行っております。当事業年度
は、売上高37,761千円(前期比40.7%減)、売上総利益16,431千円(前期
比40.9%減)となりました。今後も本事業の既存顧客へのサポートは続け
ながら、パッケージソフトウェア事業に経営資源を集中させる施策をとっ
ていきます。
③コンサルティング事業
コンサルティング事業は、「SI Web Shopping」、「GRANDIT」及び「SI
Object Browser PM」の導入に関するコンサルテーションを中心に行ってお
ります。当事業年度は、売上高102,298千円(前期比16.0%増)、売上総利
益37,166千円(前期比20.1%減)となりました。 なお、期末配当につきましては、株主の皆様には誠に申し訳なく存じま
すが、見送らせていただきたいと存じます。 - 4 -
事業の経過及びその成果、資金調達等についての状況、財産及び損益の状況の推移、対処すべき課題
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事業区分別の売上高及び売上総利益について、前期比較表及び推移グラフを以
下に示します。
事業区分別の売上高
a.前期比較表
期 別 事 業 区 分
第15期
売上高
千円
パッケージソフトウェア事業
パッケージソフトウェアの販売・保守
パッケージソフトウェアのカスタマイズ
システムインテグレーション事業
コンサルティング事業
合 計
1,552,294
449,894
1,102,399
63,728
88,168
1,704,191
第16期
構成比
%
売上高
構成比
前期比
千円
%
%
91.1 1,714,001
92.5
110.4
26.4
613,312
33.1
136.3
64.7 1,100,688
59.4
99.8
2.0
59.3
3.7
37,761
5.2
102,298
5.5
116.0
100.0 1,854,060
100.0
108.8
b.前期及び当期の推移グラフ - 5 -
事業の経過及びその成果、資金調達等についての状況、財産及び損益の状況の推移、対処すべき課題
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事業区分別の売上総利益
a.前期比較表
期 別 第15期
売上総利益 構成比
事 業 区 分
第16期
売上総利益
構成比
前期比
千円
%
千円
%
%
パッケージソフトウェア事業
485,645
86.7
487,026
90.1
100.3
パッケージソフトウェアの販売・保守
248,031
44.3
307,669
56.9
124.0
パッケージソフトウェアのカスタマイズ
237,613
42.4
179,357
33.2
75.5
システムインテグレーション事業
27,818
5.0
16,431
3.0
59.1
コンサルティング事業
46,525
8.3
37,166
6.9
79.9
559,988
100.0
540,625
100.0
96.5
合 計
b.前期及び当期の推移グラフ
- 6 -
事業の経過及びその成果、資金調達等についての状況、財産及び損益の状況の推移、対処すべき課題
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(2) 主要プロダクトごとの概況
<ソフトウェア開発支援ツール「SI Object Browser」関連>
「SI Object Browser」は、データベース開発支援ツール「SI Object
Browser」、データベース設計支援ツール「SI Object Browser ER」の2製
品から構成されます。いずれもソフトウェア開発の生産性を向上させるツ
ールとして業界で多く利用されており、安定した収入源となっております。
また、従来のOracle対応に加えて、新たな市場拡大を図る目的で、マイ
クロソフト社のSQL ServerならびにIBM社のDB2に対応した製品の拡充を行
いました。SQL Server版は予想以上に市場に浸透しつつあり、続いてリリ
ースしたDB2版のプロモーションも開始している状況です。
この他、当事業年度より保守の有料化を本格的にスタートし、顧客への
技術サポートを強化しました。保守有料化の影響もあって当事業年度の売
上高はわずかながら減少となりましたが、保守サポートビジネスは、スト
ック型ビジネスとして継続的な市場浸透と事業収入の安定基盤を構築して
おります。
<ECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」関連>
「SI Web Shopping」は、日本初のECサイト構築パッケージとしてネッ
ト通販市場の拡大とともに事業も成長してきました。発売開始から15年間
でおよそ1,100サイトの導入実績を誇り順調に推移しております。当事業年
度は収益性重視の方針で取り組み、売上高は前期比100.7%と横ばいでした
が収益面で大幅な伸長を達成しております。 日本のEC市場も順調に伸びておりますが、それ以上の成長性を示してい
るのが中国EC市場です。特に平成22年9月の中国政府による外資系企業に
対するネット通販解禁を受け、これまで以上に海外ネット通販需要が加速
しつつあります。このニーズに特化した「BtoC海外向多言語版」、「BtoC
中国国内版」は、現在競合に対する差別化要素となっております。さらに、
中国現地企業との資本提携、包括的業務提携により、中国に進出する顧客
企業の運用サポートまで行える体制を整備し、今後の受注拡大につながる
活動を行ってまいります。
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事業の経過及びその成果、資金調達等についての状況、財産及び損益の状況の推移、対処すべき課題
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<Web-ERPパッケージ「GRANDIT」関連>
「GRANDIT」関連ビジネスにおいては、取締役をはじめ従業員の多くが
長年ERPに携わっており、その豊富な業務ノウハウが評価され、業績は堅調
に推移してきました。前事業年度中は、景気後退の影響を受けその成長が
鈍化しておりましたが、当事業年度においては、顧客の投資意欲回復に伴
い売上高は前期比113.7%となりました。 GRANDIT事業はコンソーシアム方式なので、同一製品を複数のコンソーシ
アム企業が販売します。そのため、差別化要因として当社独自のアドオン
モジュールを用意し、他のコンソーシアム企業にない展開を実現できるよ
うにしております。その1つとして平成22年4月に「個別生産管理アドオ
ンモジュール」をリリースしました。この当社独自製品を活かして、製造
業向けERP市場、とりわけ競合の少ない個別生産管理市場に経営資源を集中
させ、受注獲得を進めていきます。さらに、前事業年度から引き続いて、
当社のプロジェクト管理システム「SI Object Browser PM」との組合せ提
案を実施し、営業局面、開発局面ともに当社独自の強みを発揮していきま
す。
<プロジェクト管理システム「SI Object Browser PM」関連>
「SI Object Browser PM」は、上述のソフトウェア開発支援ツール「SI
Object Browser」シリーズの1つとして、平成20年11月にリリースされま
した。その後確実に市場浸透が進み、現在では上記3製品に続く第4の柱
として位置付けております。当事業年度の売上高は前期比201.1%と高い水
準になっており、ソフトウェア業界内のプロジェクト管理に対するニーズ
の高まりが、今後も追い風になると考えられます。
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事業の経過及びその成果、資金調達等についての状況、財産及び損益の状況の推移、対処すべき課題
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主要パッケージソフトウェア別の売上高について、前期比較表及び推移グラフ
を以下に示します。
主要パッケージソフトウェア別の売上高
a.前期比較表
期 別
パッケージソフトウェア 第15期
売上高
第16期
構成比
売上高
構成比
前期比
千円
%
千円
%
%
「SI Object Browser」関連
242,988
14.3
238,984
12.9
98.4
「SI Web Shopping」関連
606,378
35.6
610,549
32.9
100.7
「GRANDIT」関連
713,319
41.9
810,962
43.8
113.7
「SI Object Browser PM」関連
66,646
3.9
134,050
7.2
201.1
システムインテグレーション・他
74,857
4.3
59,514
3.2
79.5
100.0 1,854,060
100.0
108.8
合 計
1,704,191
b.前期及び当期の推移グラフ
3. 資金調達等についての状況
(1) 資金調達の状況
特記すべき事項はありません。
(2) 設備投資の状況
当事業年度における設備投資の総額は59,595千円であり、その内容は、
パッケージソフトウェア事業における市場販売目的のソフトウェアの制作
53,784千円、パソコン、サーバー及び自社利用ソフトウェア等の設備投資
として5,810千円であります。
- 9 -
事業の経過及びその成果、資金調達等についての状況、財産及び損益の状況の推移、対処すべき課題
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(3) 事業の譲渡、吸収分割又は新設分割の状況
該当事項はありません。 (4) 他の会社の事業の譲受けの状況
該当事項はありません。
(5) 吸収合併又は吸収分割による他の法人等の事業に関する権利義務の承継
の状況
該当事項はありません。
(6) 他の会社の株式その他の持分又は新株予約権等の取得又は処分の状況
該当事項はありません。
4. 直前3事業年度の財産及び損益の状況の推移
期 別 区 分
売
上
高 (千円)
売 上 総 利 益
営 業 利 益 又 は
営業損失(△)
経 常 利 益 又 は
経常損失(△)
当期純利益又は
当期純損失(△)
1 株 当 た り
当 期 純 利 益
又は1株当たり
当期純損失(△)
総
資
産
第13期
第14期
第15期
第16期(当期)
自 平成19年3月
至 平成20年2月
自 平成20年3月
至 平成21年2月
自 平成21年3月
至 平成22年2月
自 平成22年3月
至 平成23年2月
2,034,412
2,005,402
1,704,191
1,854,060
(千円)
662,371
571,727
559,988
540,625
(千円)
242,255
11,173
△26,366
12,125
(千円)
243,118
13,111
△28,722
13,329
(千円)
135,498
307
△19,850
6,363
( 円 )
10,376.66
23.35
△1,509.76
484.00
(千円)
1,570,037
1,452,020
1,420,369
1,407,108
産 (千円)
1,240,707
1,212,088
1,192,238
1,198,601
1株当たり純資産 ( 円 )
94,364.71
92,188.06
90,678.29
91,162.30
純
資
(注)1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失は、期中平均発行済株式
総数に基づき算出しております。
5. 対処すべき課題
当社の中長期的な経営戦略達成のための対処すべき課題は以下のとおりで
あります。
(1) ソフトウェア開発の近代化
ソフトウェア業界の生産性は、ハードウェア業界に比べて伸び悩んでお
ります。その原因としてソフトウェア開発の現場では相変わらず旧態依然
の方法で開発作業がなされていることがあげられます。当社の「SI
Object Browser」シリーズはこのような状況を打開して、ソフトウェアの
開発生産性を向上させるためのツール群であります。当社においても、プ
- 10 -
事業の経過及びその成果、資金調達等についての状況、財産及び損益の状況の推移、対処すべき課題
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ロジェクト管理力の向上は恒常的なテーマであり、自社開発製品「SI
Object Browser PM」を社内にて利用しております。今後もこのような効率
化ツールを積極的に評価・採用し、開発生産性の向上に努めてまいります。
また、今期はこれまでさまざまなプロジェクトで行われたカスタマイズ事
例のナレッジ共有を行いました。このナレッジを活用して、過去の資産を
活かして効率良く開発できるような体制を図ってまいります。
(2) プロジェクト管理の強化
当社の事業のうち、パッケージソフトウェアのカスタマイズ、コンサル
ティング及びシステムインテグレーションの請負開発業務においては、「赤
字プロジェクトの発生」が業績に大きく影響してまいります。このため、
赤字プロジェクトの削減、撲滅は会社としての重要課題であります。
全社でプロジェクト管理システム「SI Object Browser PM」を利用した
ことにより、当事業年度の赤字プロジェクト件数は前期比約20%減少して
おります。しかしながら、一番大きなプロジェクトにおいて、作業場所等
の理由により本ソフトウェアを使わなかったために大幅な赤字が発生して
しまいました。そのプロジェクトが赤字額総額の66%を占めてしまったため、
当事業年度の赤字金額比率(赤字金額/粗利総額)は38.9%と、前期23.3%
と比べて悪化しております。
来期は、このような問題を繰り返さないようにPMO(プロジェクト管理推
進担当)が中心となってプロジェクト管理システム「SI Object Browser
PM」の利用をさらに徹底いたします。
赤字プロジェクトの発生状況(対象:赤字金額1,000千円以上)
(注)プロジェクトの粗利総額は、パッケージソフトウェアの販売・保守
業務を除く売上総利益となります。
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事業の経過及びその成果、資金調達等についての状況、財産及び損益の状況の推移、対処すべき課題
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(3) パッケージの強化
当社のパッケージビジネスは、特定分野に依存せずに市場の広がる分野に
パッケージソフトウェアを投入することを特徴としておりますが、それは各
分野で競合製品との厳しい競争に打ち勝たなければならないことを意味して
おります。また、時代のニーズの変化も早く、継続して機能強化・改良に努
めなければなりません。
パッケージビジネスはその分野でトップシェアを獲得することが非常に重
要となることから、今後もパッケージソフトウェア開発及びマーケティング
活動に力を注ぎ、当社製品がそれぞれの分野で№1になるためのパッケージ
強化を計画的に行ってまいります。
(4) パッケージソフトウェアの海外展開
平成18年8月に設立したMIJS(メイド・イン・ジャパン・ソフトウェア)
コンソーシアムは平成23年2月現在、53社の企業が参加しております。これ
は国内のトップクラスのパッケージを持つベンダが協力し、日本のソフトウ
ェアを海外にアピールするとともに連携を図っていくというものであります。
この新しい枠組みを利用して、「SI Object Browser」に引き続き「SI
Web Shopping」の中国国内版も中国での販売を行っております。これらの実
施による直接投資は少額であるためリスクは小さいものの、提携先との信頼
関係、販売力の強化及び知的財産の取り扱いが重要です。既に多くの企業と
接触してほぼ準備が完了し、今後はより積極的な展開ができるものと考えて
おります。
(5) 内部統制システムの強化
当社は、健全経営こそが企業を長期繁栄に導くと考えており、内部統制シ
ステムの強化を重要な経営課題としております。その基本理念に基づいて平
成19年2月に「内部統制システムの基本方針」を策定して以来、適時見直し
を行い必要に応じて改定を行っております。また、プライバシーマークの取
得、「リスク管理規程」、「経営危機管理規程」、「適時開示規程」など継
続的な関連規程の制定と改善を行っております。平成22年2月期より財務報
告に係る内部統制報告書制度の適用を受け社内体制の整備と更なる強化を行
い、定期的に会計監査人との協議を行っております。引き続き、これらの新
しいルールを遵守して実行するために、社員教育や啓蒙活動を行ってまいり
ます。
- 12 -
事業の経過及びその成果、資金調達等についての状況、財産及び損益の状況の推移、対処すべき課題
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6. 主要な営業所(平成23年2月28日現在)
本 社
埼玉県さいたま市南区沼影1丁目10番1号
大阪支社
大阪府大阪市中央区今橋2丁目1番10号 7. 使用人の状況(平成23年2月28日現在)
使 用 人 数
108名
前期末比増減
平 均 年 齢
3名減
33.3歳
平均勤続年数
4.3年
8. 重要な親会社及び子会社の状況
該当事項はありません。
9. 主要な借入先
該当事項はありません。
10. その他会社の現況に関する重要な事項
該当事項はありません。
- 13 -
主要な営業所、従業員の状況、重要な親会社及び子会社の状況、主要な借入先、その他会社の現況に関する重要な事項
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Ⅱ 株式に関する事項(平成23年2月28日現在)
1. 発行可能株式総数
39,040株
2. 発行済株式の総数
13,148株
3. 株主総数
803名
4. 上位10名の株主
株
主
名
持 株 数
持 株 比 率
碓 井 満
3,249株
24.71%
梅 田 弘 之
2,690株
20.45%
梅 田 和 江
1,910株
14.52%
システムインテグレータ従業員持株会
532株
4.04%
長 幡 勝
467株
3.55%
矢 沢 徳 仁
222株
1.68%
道 上 嗣 夫
200株
1.52%
大 西 伸 治
193株
1.46%
竹 内 勝 彦
175株
1.33%
引屋敷 智
160株
1.21%
5. その他株式に関する重要な事項
該当事項はありません。 - 14 -
株式に関する事項
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Ⅲ 新株予約権等に関する事項
1. 当事業年度の末日に当社役員が有する職務執行の対価として交付された新
株予約権等の状況
平成17年8月31日開催の臨時株主総会決議による新株予約権
①新株予約権の数
70個
②目的である株式の種類及び数
普通株式700株(新株予約権1個につき10株)
③取締役、その他役員の保有する新株予約権の区分別合計
取
締
役
行使価額
行使期間
個数
保有者数
26,600円
平成19年9月1日~
平成27年8月31日
30個
1名
2. 当事業年度中に使用人に対して職務執行の対価として交付された新株予約
権の状況
該当事項はありません。
3. その他新株予約権等に関する重要な事項
該当事項はありません。
Ⅳ 会社役員に関する事項
1. 取締役及び監査役の氏名等(平成23年2月28日現在)
会社における
地 位
氏 名
担 当
重要な兼職の状況
代表取締役社長
梅
田
弘
之
製品企画本部担当 専 務 取 締 役
碓
井
満
開発本部担当 取
締
役
引屋敷 智
営業本部担当
取
締
役
鈴 木 敏 秀
大阪支社担当
常 勤 監 査 役
眞
田
宗
興
監
査
役
藤
村
明
彦
監
査
役
金
子
忍
(注)1 監査役茂木孝一氏は平成22年5月26日開催の定時株主総会の終結の時
をもって任期満了により退任いたしました。
- 15 -
新株予約権等に関する事項、会社役員に関する事項
2011/04/21 18:57:21 / 10724685_株式会社システムインテグレータ_招集通知
2 鈴木敏秀氏は平成22年5月26日開催の定時株主総会において新たに取
締役に選任され就任いたしました。
3 金子忍氏は平成22年5月26日開催の定時株主総会において新たに監査
役に選任され就任いたしました。
4 監査役眞田宗興、藤村明彦及び金子忍の3氏は、会社法第2条第16号
に定める社外監査役であります。
5 監査役眞田宗興氏は、三菱電機株式会社の製作所等において経理業務
を歴任するなど、財務及び会計に関する相当程度の知見を有している
ものであります。なお、眞田宗興氏を東京証券取引所の定めに基づく
独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。
2. 取締役及び監査役の報酬等の額
区 分
人 数
報酬等の額
取
締
役
4名
監
査
役
4名
8,880千円
8名
67,821千円
計
58,941千円
(注)1 取締役の報酬限度額は、平成18年9月1日開催の臨時株主総会におい
て月額20,000千円以内と決議いただいております。
2 監査役の報酬限度額は、平成18年5月15日開催の定時株主総会におい
て月額1,000千円以内と決議いただいております。
3 上記の監査役の人数には平成22年5月26日開催の定時株主総会の終結
の時をもって退任した監査役1名を含んでおります。
3. 社外役員に関する事項
(1) 他の法人等の重要な兼職の状況及び当社と他の法人等との関係
重要なものはありません。
- 16 -
新株予約権等に関する事項、会社役員に関する事項
2011/04/21 18:57:21 / 10724685_株式会社システムインテグレータ_招集通知
(2) 当事業年度における主な活動状況
区 分
氏 名
主な活動状況
常 勤 監 査 役
眞 田 宗 興
監
査
役
藤 村 明 彦
監
査
役
金
子
当期開催の取締役会18回に全て出席し、会計
等に関する事項の他全般にわたる意見を述べ
ております。また、当期開催の監査役会25回
に全て出席し、各部門の監査を実施し、監査
結果等についての意見交換、監査に関する事
項の協議等を行っております。 当期開催の取締役会18回に全てに出席し、長
期的視点に立った経営計画等の事項の他全般
にわたる意見を述べております。また、当期
開催の監査役会25回に全て出席する他、大阪
支社等の監査を実施し、監査結果についての
意見交換、監査に関する事項の協議等を行っ
ております。 当期開催(在任期間中)の取締役会13回に全
て出席し当社の成長計画及び社員マインドの
向上等、その他全般にわたる意見を述べてお
ります。また、当期開催(在任期間中)の監
査役会17回に全て出席し、監査結果等につい
ての意見交換、監査に関する事項の協議を行
っております。
なお、金子忍氏は平成22年5月26日開催の定
時株主総会において、新たに選任され就任い
たしました。 忍
(3) 責任限定契約に関する事項
社外監査役の全員は、会社法第423条第1項の責任について、その職務を
なすにつき善意にして重大な過失がなかったときは、会社法第425条第1項
各号に定める金額の合計額(最低責任限度額)をもって損害賠償責任の限
度とする責任限定契約を締結しております。
(4) 社外役員の報酬等の総額
当事業年度における社外役員4名の報酬等の総額は、8,880千円でありま
す。 - 17 -
新株予約権等に関する事項、会社役員に関する事項
2011/04/21 18:57:21 / 10724685_株式会社システムインテグレータ_招集通知
Ⅴ 会計監査人の状況
1. 当社の会計監査人の名称
新日本有限責任監査法人
2. 報酬等の額
公認会計士法第2条第1項に規定する業務に基づく報酬 15,000千円
(注)1 上記以外の業務に基づく報酬はありません。
2 当社と会計監査人との間の監査契約において会社法に基づく監査と金
融商品取引法に基づく監査との監査報酬の額を明確に区分しておらず、
実質的にも区分できないことから、上記金額はこれらの合計金額を記
載しております。
3. 会計監査人の解任又は不再任の決定の方針
当社では、監査役会が、会社法第340条第1項各号に該当すると判断したと
きは、会計監査人を解任する方針であります。また、会計監査人の継続監査
年数などを勘案し、再任もしくは不再任の決定を行う方針であります。
Ⅵ 業務の適正を確保するための体制
1. 業務の適正を確保するための体制等の整備についての決議の内容の概要
当社における内部統制に関し、平成19年2月15日開催の取締役会において
「内部統制システムの基本方針」を決議し、以後必要に応じ見直しを行い、
平成23年3月16日開催の取締役会において下記のとおり改定しております。
経営の健全化のためには、内部統制が有効に機能する必要があります。そ
のためには、取締役個々のコンプライアンス重視の意識・姿勢が必要不可欠
です。さらに会社が長期にわたって健全に成長するためには内部統制システ
ムを仕組みとして持つ必要があります。
コーポレート・ガバナンスが長期的に安定維持されるためには、健全な牽
制機能や公正な経営監視が有効に機能していなければなりません。そのため
職務分掌及び職務権限を明確にし、特定人物の独断で経営が行われないよう
に組織相互牽制や組織内の牽制機能を活性化しております。また、経営管理
上重要な情報を適宜監査役へ報告し、監査役からの指摘事項があればその内
容を経営課題に掲げて迅速に取り組むようにしております。なお、内部統制
は経営状況の変化等に合わせ必要に応じ見直しを行います。
- 18 -
会計監査人の状況、業務の適正を確保するための体制
2011/04/21 18:57:21 / 10724685_株式会社システムインテグレータ_招集通知
(1) 取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保す
るための体制
(会社法第362条第4項第6号、会社法施行規則第100条第1項第4号)
①コンプライアンスの遵守が企業活動の前提であることを認識し、「リス
ク管理規程」においてコンプライアンスに関する事項を定め、取締役及
び使用人の周知徹底に努める。
②定期的に開催する取締役会は、「取締役会規程」の定めに従い、法令及
び定款に定められた事項並びに経営の基本方針等重要な業務に関する事
項の決議を行うとともに各取締役は職務の執行状況について報告する。
③監査役は各取締役の職務執行状況の監視を行うとともに、日常の業務監
査により取締役の職務執行が法令及び定款に反していないかを監査する。
④代表取締役より任命された内部監査担当者は使用人の職務執行の法令適
合性について、関係法令に基づき定期的に全ての部門責任者にヒアリン
グ調査をし、評価する。また、「内部監査規程」に基づいて内部監査を
行うことによって法令及び定款に反していないかを監査する。
⑤法令遵守上疑義のある行為は、「公益通報者保護規程」の定めに従い、
管理部長又は監査役が内部通報窓口として情報を受け付け、不正行為の
早期発見に努める。
⑥反社会的勢力及び団体とは決して関わりを持たず、また、不当な要求に
は毅然とした態度で対応する体制とする。
⑦財務報告の信頼性を確保するため、内部統制の維持、強化に向け継続的
な取り組みを行っていく。
(2) 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
(会社法施行規則第100条第1項第1号)
①取締役の職務執行に係る情報については、「文書管理規程」及び「情報
セキュリティ管理規程」に従い、保存及び管理を行う。
②取締役及び監査役は、常時これらの文書等を閲覧できるものとする。
③情報セキュリティ委員会が中心となり、取締役及び使用人に対して、「文
書管理規程」及び「情報セキュリティ管理規程」に従った情報の保存及
び管理を周知徹底することに努める。
- 19 -
会計監査人の状況、業務の適正を確保するための体制
2011/04/21 18:57:21 / 10724685_株式会社システムインテグレータ_招集通知
(3) 損失の危険の管理に関する規程その他の体制
(会社法施行規則第100条第1項第2号)
①各部門が直面する可能性のあるリスクについて「リスク管理規程」を定
めており、管理本部長をリスク管理責任者とし、管理部において全社リ
スクを網羅的に管理する。
②部門が直面する可能性のあるリスクについて、チェックリスト等を用い
て各部門責任者に定期的にヒアリング調査を行うことで、潜在リスクの
認識・対策検討を行う。
③全ての部門責任者が出席のもと月例で開催する経営会議において、経営
状況の把握とリスクの認識・対策検討を行う。
④事業活動に重大な影響を及ぼす事態が発生した場合は、当該発生事実を
代表取締役へ報告するとともに、関連部門と連携して解決に向けての対
応を行う。
⑤リスク管理責任者は、重要なリスクについて発生状況及び対応状況を取
締役会へ報告する。
⑥プロジェクトの採算悪化が利益に大きく影響することから組織化された
PMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)が、全社的なプロジェク
ト管理に取り組む。
(4) 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
(会社法施行規則第100条第1項第3号)
①取締役会は、中期経営計画及び年度計画を策定し、全社的な目標を定め
る。
②取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保する体制として、毎
月1回定時取締役会を開催し、また必要に応じて臨時取締役会を開催す
る。
③取締役会の決定に基づく業務執行については、「組織規程」、「業務分
掌規程」、「職務権限規程」、「職位規程」において、それぞれの責任
と権限の所在を明確に定める。
(5) 監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における
当該使用人に関する事項並びにその使用人の取締役からの独立性に関す
る事項
(会社法施行規則第100条第3項第1号、第2号)
①内部監査担当は、監査役からの求めがあった場合は監査役の補助業務を
行う。
②代表取締役は、監査役からの求めがあった場合は、必要に応じて特定の
使用人を監査役の職務補助に従事させることとし、当該使用人は、その
職務の遂行に関して取締役の指揮命令は受けないものとする。
- 20 -
会計監査人の状況、業務の適正を確保するための体制
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(6) 取締役及び使用人が監査役に報告するための体制その他の監査役への報
告に関する体制
(会社法施行規則第100条第3項第3号)
①取締役及び使用人は、監査役会の定めるところに従い、各監査役の要請
に応じて必要な報告及び情報提供を行う。
②監査役は取締役会をはじめとする重要な会議に参加し、取締役及び使用
人から重要事項の報告を受けるものとし、また、取締役及び使用人は当
社の業務並びに業績に重大な影響を及ぼす恐れのある事実を確認した場
合には、速やかに監査役に報告するものとする。
③内部監査担当は、内部監査の結果を監査役に報告するものとする。
(7) その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
(会社法施行規則第100条第3項第4号)
①監査役は、定期的に取締役とミーティングを持つほか、必要に応じて随
時取締役及び使用人に対して報告を求めることができるものとする。
②監査役は、内部監査担当や会計監査人とも情報交換を行い、連携のもと
監査を有効に行っていくものとする。
2. 剰余金の配当等の決定に関する方針
当社は、株主への利益還元を重要な経営課題として認識しております。事
業拡大に向けた内部留保も考慮したうえで、業績連動型の配当を実施する方
針として、中長期的には配当性向30%を目標として考えておりますが、当期
におきましては配当を行う十分な利益を確保できなかったため、全額内部留
保とし、無配とさせていただきます。

(注)本事業報告中の記載金額は、表示単位未満の端数を切り捨てて表示してお
ります。
- 21 -
会計監査人の状況、業務の適正を確保するための体制
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貸 借 対 照 表
(平成23年2月28日現在)
(単位:千円)
資
流
動
産
資
の
産
部
負
1,219,108
流
債
動
負
債
部
208,506
現 金 及 び 預 金
826,146
買
掛
金
50,684
売
掛
金
283,092
未
払
金
10,316
仕
掛
品
48,456
未
用
16,715
貯
蔵
品
437
未 払 法 人 税 等
3,068
前
渡
金
14,825
未 払 消 費 税 等
11,875
用
9,198
前
受
金
81,286
繰 延 税 金 資 産
34,277
預
り
金
4,513
他
3,364
賞
金
29,820
金
△691
受注損失引当金
217
前
払
そ
貸
固
費
の
倒
定
引
当
資
産
建
8,311
物
7,577
工具器具及び備品
23,619
減価償却累計額
△22,885
(無 形 固 定 資 産)
149,794
払
費
与
引
そ
188,000
(有 形 固 定 資 産)
当
負
の
債
合
純
株
資
主
(資
資
9
計
208,506
産
の
本
部
1,198,601
金)
358,402
(資 本 剰 余 金)
348,402
資
本
他
本
準
備
金
348,402
ソ フ ト ウ ェ ア
116,172
ソフトウェア仮勘定
13,451
権
利
金
20,000
その他利益剰余金
491,797
そ
の
他
170
別 途 積 立 金
26,000
29,894
繰越利益剰余金
465,797
(投資その他の資産)
敷金及び保証金
資
産
合
計
29,894
1,407,108
(利 益 剰 余 金)
純
資
産
1,198,601
負債・純資産合計
1,407,108
- 22 -
合
491,797
計
(注)記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しております。
貸借対照表
の
2011/04/21 18:57:21 / 10724685_株式会社システムインテグレータ_招集通知
損 益 計 算 書
( 自 平成22年3月1日
至 平成23年2月28日 )
(単位:千円)
科
目
売
上
金
額
高
1,854,060
価
1,313,435
540,625
528,499
12,125
12
息
295
未 払 配 当 金 除 斥 益
655
入
88
入
131
法 人 税 等 還 付 加 算 金
29
そ
27
1,240
損
36
36
益
13,329
162
162
損
11
失
794
用
2,000
2,806
税 引 前 当 期 純 利 益
10,685
売
上
売
原
上
総
利
益
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
営
営
業
業
利
外
益
収
益
受取利息及び受取配当金
有
自
講
営
価
動
証
販
券
演
売
料
利
機
等
収
収
の
業
他
外
為
費
替
経
差
常
特
用
利
別
利
益
貸 倒 引 当 金 戻 入 額
特
別
固
定
資
減
原
損
産
損
状
失
除
却
損
回
復
費
法人税、住民税及び事業税
法
当
人
税
期
等
純
調
整
利
952
額
3,369
4,321
益
6,363
(注)記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しております。
- 23 -
損益計算書
2011/04/21 18:57:21 / 10724685_株式会社システムインテグレータ_招集通知
株主資本等変動計算書
( 自 平成22年3月1日
至 平成23年2月28日 )
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金
利益剰余金
その他利益剰余金
資本金
資 本
準備金
資 本
剰余金
合 計
別 途
積立金
繰 越
利 益
剰余金
利 益
剰余金
合 計
純資産
合 計
株 主
資 本
合 計
平成22年2月28日残高
358,402
348,402
348,402
26,000
459,434
485,434
1,192,238
事 業 年 度 中 の 変 動 額
- - - - 6,363
6,363
6,363
6,363
当
期
純
利
益
事業年度中の変動額合計
平成23年2月28日残高
- - - - 6,363
6,363
6,363
6,363
358,402
348,402
348,402
26,000
465,797
491,797
1,198,601
1,198,601
(注)記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しております。
- 24 -
株主資本等変動計算書
1,192,238
2011/04/21 18:57:21 / 10724685_株式会社システムインテグレータ_招集通知
個別注記表
1.重要な会計方針に係る事項に関する注記
(1) 資産の評価基準及び評価方法
① 満期保有目的の債券 …… 償却原価法(定額法) ② その他有価証券
時価のないもの ………… 移動平均法による原価法
③ たな卸資産
仕掛品 …………………… 個別法による原価法
(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿
価切下げの方法により算定) 貯蔵品 …………………… 最終仕入原価法
(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿
価切下げの方法により算定)
(2) 固定資産の減価償却の方法
① 有形固定資産 …………… 定率法
但し、平成10年4月1日以降に取得した建物
(建物附属設備は除く)については、定額法
を採用しております。
なお、主な耐用年数は以下のとおりでありま
す。
建物 3年~50年
工具器具及び備品 4年~15年
② 無形固定資産 …………… 定額法
なお、市場販売目的のソフトウェアについて
は、見込販売有効期間(3年)、自社利用の
ソフトウェアについては、社内における見込
利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用
しております。
また、権利金については、契約期間(5年)
で償却しております。
- 25 -
個別注記表
2011/04/21 18:57:21 / 10724685_株式会社システムインテグレータ_招集通知
(3) 引当金の計上基準
①貸倒引当金………………… 債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債
権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権
等特定の債権については個別に回収可能性を検
討し、回収不能見込額を計上しております。
②賞与引当金………………… 従業員に対して支給する賞与の支払に備えるた
め、支給見込額に基づき計上しております。
③受注損失引当金…………… 請負契約に係る開発案件のうち、事業年度末時
点で将来の損失が見込まれ、かつ、当該損失額
を合理的に見積もることが可能なものについて
は、将来の損失に備えるため、翌事業年度以降
に発生が見込まれる損失額を計上しております。
(4) 収益及び費用の計上基準 受注制作のソフト …………… 当事業年度末までの進捗部分について成果の確
ウェアにかかる
実性が認められるプロジェクトについては工事
収益の計上基準 進行基準を適用し、その他のプロジェクトにつ
いては工事完成基準(検収基準)を適用してお
ります。工事進行基準を適用するプロジェクト
の当事業年度末における進捗度の見積りは原価
比例法によっております。 (5) その他計算書類作成のための基本となる重要な事項
消費税等の会計処理…………… 税抜方式によっております。
2.表示方法の変更
貸借対照表 ………………… 前事業年度まで区分掲記しておりました「未収
入金」は、当事業年度において金額の重要性が
乏しくなったため流動資産の「その他」に含め
て表示しております。
なお、当事業年度末の「未収入金」は2,926千
円であります。
- 26 -
個別注記表
2011/04/21 18:57:21 / 10724685_株式会社システムインテグレータ_招集通知
3.株主資本等変動計算書に関する注記
(1) 発行済株式の種類及び総数に関する事項
株式の種類
普通株式(株)
前事業年度末
増加
13,148
減少
-
当事業年度末
-
13,148
(2) 剰余金の配当に関する事項
①配当金支払額等
該当事項はありません。
②基準日が当事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌事業年度
となるもの 該当事項はありません。
(3) 当事業年度末日における新株予約権に関する事項
平成17年8月31日開催臨時株主総会決議分
目的となる株式の種類 普通株式 目的となる株式の数(株)
700
新株予約権の残高(個)
70
4.金融商品に関する注記
(1)金融商品の状況に関する事項
①金融商品に対する取組方針
当社は資金運用については短期的な預金等及び安全性の高い金融資産に
限定しております。また、デリバティブを含む投機的な取引は行わない方
針であります。 ②金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。
③金融商品に係るリスク管理体制 信用リスク(取引相手先の契約不履行リスク)
当社は、営業債権について不測の損害が生じないよう、債権管理規程に従
い取引先ごとに期日及び残高を定期的に管理するとともに、財務状況等の悪
化等による回収懸念の早期把握により、不良債権の発生防止を図っておりま
す。
- 27 -
個別注記表
2011/04/21 18:57:21 / 10724685_株式会社システムインテグレータ_招集通知
(2)金融商品の時価等に関する事項
平成23年2月28日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額につ
いては、次のとおりであります。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
(1)現金及び預金
(2)売掛金 資産計
時価
差額
826,146
283,092
826,146
283,092
-
-
1,109,239
1,109,239
-
-
(注1)金融商品の時価の算定方法に関する事項 資 産
(1)現金及び預金並びに(2)売掛金
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、
当該帳簿価額によっております。
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
該当事項はありません。 (注3)金銭債権の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
1年以内
現金及び預金
売掛金 合計 1年超5年以内
5年超10年以内
10年超
825,828 283,092 - - - - - - 1,108,920 - - - (追加情報)
当事業年度より、「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10
号 平成20年3月10日)及び「金融商品の時価等の開示に関する適用指
針」(企業会計基準適用指針第19号 平成20年3月10日)を適用してお
ります。
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個別注記表
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5.税効果会計に関する注記
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産(流動)
未払事業税
855千円
賞与引当金
12,047 一括償却資産
916 貸倒引当金
279 未払費用
1,615 未払金
1,454 減損損失
321 繰越欠損金
16,699 その他
87 計
34,277 繰延税金資産(固定)
投資有価証券評価損
2,020 一括償却資産
343 小計
2,363 評価性引当額
△2,363 計
- 繰延税金資産合計
34,277 6.1株当たり情報に関する注記
1株当たり純資産額
91,162円30銭
1株当たり当期純利益
484円00銭
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個別注記表
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会計監査人の会計監査報告
独立監査人の監査報告書
平成23年4月14日 株式会社システムインテグレータ
取締役会 御中
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
公認会計士 中島 茂喜 
業 務 執 行 社 員
指定有限責任社員
公認会計士 海野 隆善 
業 務 執 行 社 員
当監査法人は、会社法第436条第2項第1号の規定に基づき、株式会社シス テムインテグレータの平成22年3月1日から平成23年2月28日までの第16期
事業年度の計算書類、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動
計算書及び個別注記表並びにその附属明細書について監査を行った。この計
算書類及びその附属明細書の作成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は
独立の立場から計算書類及びその附属明細書に対する意見を表明することに
ある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に
準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に計算書類及びその附属
明細書に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求め
ている。監査は、試査を基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及び
その適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体として
の計算書類及びその附属明細書の表示を検討することを含んでいる。当監査
法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断して
いる。
当監査法人は、上記の計算書類及びその附属明細書が、我が国において一
般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、当該計算書類及びそ
の附属明細書に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要な点において
適正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定によ
り記載すべき利害関係はない。
以 上
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会計監査報告
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監査役会の監査報告
監 査 報 告 書
当監査役会は、平成22年3月1日から平成23年2月28日までの第16期事業年度の取締役の
職務の執行に関して、各監査役が作成した監査報告書に基づき、審議の上、本監査報告書を
作成し、以下のとおり報告いたします。
1.監査役及び監査役会の監査の方法及びその内容
監査役会は、監査の方針、職務の分担等を定め、各監査役から監査の実施状況及び結果に
ついて報告を受けるほか、取締役等及び会計監査人からその職務の執行状況について報告を
受け、必要に応じて説明を求めました。
各監査役は、監査役会が定めた監査役監査の基準に準拠し、監査の方針、職務の分担等に
従い、取締役、内部監査担当その他の使用人等と意思疎通を図り、情報の収集及び監査の環
境の整備に努めるとともに、取締役会その他重要な会議に出席し、取締役及び使用人等から
その職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求め、重要な決裁書類等を閲
覧し、本社及び大阪支社において業務及び財産の状況を調査いたしました。また、事業報告
に記載されている取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
その他株式会社の業務の適正を確保するために必要なものとして会社法施行規則第100条第1
項及び第3項に定める体制の整備に関する取締役会決議の内容及び当該決議に基づき整備され
ている体制(内部統制システム)の構築及び運用状況につき取締役及び使用人から必要に応
じて説明を求め、意見を表明いたしました。なお、財務報告に係る内部統制については取締
役等及び会計監査人から当該内部統制の評価及び監査の状況について報告を受け、必要に応
じて説明を求めました。以上の方法に基づき、当該事業年度に係る事業報告及びその附属明
細書について検討いたしました。
さらに、会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施しているかを監視及
び検証するとともに、会計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じ
て説明を求めました。また、会計監査人から「職務の遂行が適正に行われることを確保する
ための体制」(会社計算規則第131条各号に掲げる事項)を「監査に関する品質管理基準」
(平成17年10月28日企業会計審議会)等に従って整備している旨の通知を受け、必要に応じ
て説明を求めました。以上の方法に基づき、当該事業年度に係る計算書類(貸借対照表、損
益計算書、株主資本等変動計算書及び個別注記表)及びその附属明細書について検討いたし
ました。
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監査役会の監査報告
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2.監査の結果
(1)事業報告等の監査結果
一 事業報告及びその附属明細書は、法令及び定款に従い、会社の状況を正しく示してい
るものと認めます。
二 取締役の職務の執行に関する不正の行為又は法令もしくは定款に違反する重大な事実
は認められません。
三 内部統制システムに関する取締役会決議の内容は相当であると認めます。また、当該
内部統制システムに関する事業報告の記載内容及び取締役の職務の執行についても指摘
すべき事項は認められません。
(2)計算書類及びその附属明細書の監査結果
会計監査人新日本有限責任監査法人の監査の方法及び結果は相当であると認めます。
平成23年4月19日
株式会社システムインテグレータ 監査役会
常勤監査役(社外)
眞田宗興
 監査役 (社外)
藤村明彦
 監査役 (社外)
金子 忍
 以 上
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監査役会の監査報告
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株主総会参考書類
議 案 定款一部変更の件
1.定款変更の目的
事業内容の明確化を図るとともに、今後のクラウド事業など、ストック型
ビジネスの拡大に備えるため、現行定款第2条(目的)の変更を行うもの
であります。 2.定款変更の内容
定款変更の内容は、次のとおりであります。
(下線は変更部分を示しております。)
現行定款
変更定款案
(目的)
(目的)
第2条 当会社は、次の事業を営むこ 第2条 当会社は、次の事業を営むこ
とを目的とする。
とを目的とする。
(1) コンピュータソフトウエアの開
(1) コンピュータソフトウエアの開
発および販売
発、製造、販売、賃貸、リース
および保守
(2) パッケージソフトウエアの開発
(2) パッケージソフトウエアの開
および販売
発、製造、販売、賃貸、リース
および保守
(3) コンピュータ関連機器の販売
(3) コンピュータ関連機器の販売お
よび保守
(4) 事務合理化およびコンピュータ
(4) 事務合理化およびコンピュータ
利用に関するコンサルティング
利用に関するコンサルティング
(5) 各種マーケティング業務のコン
(5) 各種マーケティング業務のコン
サルティング
サルティング
(6) 通信システムによる情報の収
(6) 通信システムによる情報の収
集・処理および販売
集、処理、販売および情報提供
サービス
(7) 研修セミナーの実施
(7) 研修セミナーの実施
(8) 前各号に付帯する一切の業務 (8) 前各号に付帯する一切の業務 以 上
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定款一部変更
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<メモ欄>
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メモ
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メモ
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定時株主総会会場ご案内図
会場 埼玉県さいたま市浦和区高砂3丁目1番4号
埼玉会館 2階『ラウンジ(ヒマワリ)』
電話 048(829)2471
至大宮
マツモト
キヨシ
浦和中
郵便局
伊勢丹
コルソ
号
県庁通り
埼玉会館
浦 和 駅
国 道
17 埼玉県庁
JR線
県立浦和
図書館
中山道
埼玉県庁
第二庁舎
三菱東京
UFJ銀行
至東京
(交通) JR浦和駅(高崎・宇都宮線、京浜東北線)西口徒歩8分
地図