Dディスクロージャー誌 - 三菱UFJフィナンシャル・グループ

2003
ディスクロージャー誌
プロフィール(連結ベース)
(平成15年3月31日現在) 株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ
○
平成13年4月2日
総資産
99兆1,753億円
信託財産額
50兆8,104億円
○
設立日
Mitsubishi Tokyo Financial Group, Inc.
○
○
東京都千代田区丸の内二丁目4番1号
(丸の内ビルディング)
○
本社所在地
○
1兆2,580億円
○
資本金
貸出金(含む信託勘定) 48兆,579億円
長期格付
AA(JCR)、AA−(R & I)
○
東京、大阪、ニューヨーク、ロンドン
66兆6,702億円
資本勘定
3兆464億円
経常利益
△3,602億円
当期純利益
△1,614億円
○
○
○
上場証券
取 引 所
預金・譲渡性預金
○
○
従業員数(単体)86名
業務純益
自己資本比率
7,178億円
10.84%
○
○
○
(15年6月現在)
東京都千代田区丸の内二丁目7番1号
資本金
8,719億円
店舗網
国内279(本支店257、出張所21、代理店1)
71(支店42、出張所12、
駐在員事務所17)
○
大正8年8月25日(明治13年創業)
本店所在地
総資産
79兆5,913億円
貸出金
38兆6,685億円
預金・譲渡性預金
54兆7,204億円
○
△2,726億円
当期純利益
△1,381億円
業務純益(単体)
4,618億円
○
○
三菱信託銀行株式会社
○
(15年6月現在)
A2(Moody's)、BBB+(S&P)、A−(FITCH)、
AA(JCR)、AA−(R & I)
自己資本比率
10.43%
The Mitsubishi Trust and Banking Corporation
昭和2年3月10日
本店所在地
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
資本金
3,242億円
総資産
21兆1,986億円
信託財産額
50兆8,104億円
○
1兆1,075億円
○
○
○
8兆2,877億円
貸出金(信託勘定)
預金・譲渡性預金
12兆4,405億円
資本勘定
6,915億円
経常利益
△2,005億円
当期純利益
△973億円
業務純益(単体)
1,738億円
○
○
○
○
○
(15年6月現在)
A3(Moody's)、BBB+(S&P)、A−(FITCH)、
A+(R & I)
貸出金(銀行勘定)
○
長期格付
○
○
従業員数(単体)5,362名
○
国内53(本支店49、出張所4)
(15年6月1日現在) 海外 8
(支店5、駐在員事務所3)
○
店舗網
○
○
設立日
○
長期格付
2兆3,132億円
経常利益
○
従業員数(単体)18,024名
資本勘定
○
○
(15年6月1日現在) 海外
○
○
○
○
設立日
○
The Bank of Tokyo-Mitsubishi, Ltd.
○
株式会社東京三菱銀行
自己資本比率
12.00%
※三菱東京フィナンシャル・グループの信託財産額は、三菱信託銀行の計数です。なお、三菱信託銀行の信託財産額は、三菱信託銀行と日本マスタートラスト信託銀行株式会社が職務分
担型共同受託方式により受託している信託財産を含んでいます。
※東京三菱銀行および三菱信託銀行の従業員数は、海外の現地採用者を含み、嘱託および臨時従業員等を含んでいません。
本誌には将来の財政状態および業績に関する記述が含まれています。これらの記述は、経営を取り巻く環境の変化などにより異なる結果となり得ることをご承知おきください。
目次
ごあいさつ
2
経営理念
4
経営課題への取り組み
5
不良債権問題からの脱却
6
保有株式問題の解消
10
資本基盤の整備
10
収益力の抜本的強化
11
業績サマリー
(連結)
16
トピックス
19
コーポレート・ガバナンス
21
リスク管理/コンプライアンス/内部監査
22
社会貢献活動・社会環境活動
30
三菱東京フィナンシャル・グループの株式について
32
業務戦略
33
東京三菱銀行
リテール部門
33
法人営業部門
36
グローバル企業部門
38
投資銀行・資産運用部門
40
オペレーションサービス部門
43
システムサービス部門
44
トレジャリー部門
45
EC推進部門
46
UNBC部門
47
三菱信託銀行
信託バンキング事業
48
個人・受信業務
48
法人・金融仲介業務
50
証券代行業務
52
受託財産事業
53
受託財産運用業務
56
受託財産管理業務
57
不動産事業
58
市場国際事業
60
資料編
61
コーポレートデータ
三菱東京フィナンシャル・グループ
62
東京三菱銀行
87
三菱信託銀行
97
財務データ
三菱東京フィナンシャル・グループ
104
東京三菱銀行
133
三菱信託銀行
187
開示項目一覧
251
1
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
ごあいさつ
ご
あ
い
さ
つ
取締役会長 内海 暎郎
(三菱信託銀行 社長)
取締役社長 三木 繁光
(東京三菱銀行 頭取)
皆さまには、平素より私ども三菱東京フィナンシャル・グループをお引き立ていただきまして誠にあり
がとうございます。
このたび、当社は第2期の決算を迎えました。本ディスクロージャー誌では、平成14年度の当社グルー
プの業績、経営課題への取り組みや最近のトピックスなどをご紹介いたします。本誌を通じて、皆さまの
私どもに対するご理解を一層深めていただけましたら幸いです。
平成14年度の業績について
株式市場の低迷から赤字決算となった一方で、前向きな傾向も現れてきました
平成14年度の当社グループの業績につきましては、グループ一丸となって収益増強と徹底した経費削
減による経営体質の抜本的な強化に取り組みました結果、本業の収益を表す業務純益はほぼ目標どおりの
成果を上げることができました。しかしながら、予想を上回る株式市場の低迷により多額の株式売却損・
減損が発生したことを主因として、当期損益は1,614億円の赤字と不本意な結果となりました。
一方で、次のような前向きな傾向も現れてまいりました。1点目は不良債権処理の進展です。いち早く
厳格な資産査定に基づく不良債権処理を進めてきた成果が現れ、15年3月末の不良債権比率は前年度の
8.1%から大きく減少し5.3%となりました。また、与信関係費用控除後の業務純益は2,000億円を上回
りました。2点目は保有株式の削減です。平成14年度は、1兆2,800億円の持ち合い株式を売却した結
果、時価ベースでTier1以内へ減少しました。3点目は自己資本比率の改善です。本年3月の公募増資・売
出しによる資本増強もあり、15年3月末の連結自己資本比率は前年度から上昇し、10.84%となりま
した。
2
三
菱
東
京
フ
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ナ
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シ
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ル
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グ
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プ
経営目標について
不良債権問題や保有株式問題からいち早く脱却し、「攻めの経営」に転じます
さて、今後を展望いたしますと、日本経済がデフレのただ中にあり、引き続き厳しい経営環境が続くこ
とが予想されるなか、当社グループは、不良債権問題や保有株式問題からいち早く脱却し、
「攻めの経営」
に転じることで業績改善へ努力してまいります。
ご
あ
い
さ
つ
まず、政府の
「金融再生プログラム」
に示された、
「平成16年度末までに不良債権比率を半減する」
とい
う方針に則り不良債権の最終処理を促進するほか、保有株式のさらなる削減を実施し、バランスシートの
一層の強化に努めます。また、
「収益拡大の徹底追求」
という目標に向けて、顧客基盤をさらに拡充し、
「貸
おこし」
を中心とする金利収入の増強と、商業銀行業務、資産運用・管理業務、投資銀行業務など各分野
における手数料収入の増大によって粗利益の増加を図ります。同時に、お客さまの利便性を維持・向上さ
せながら、人員や店舗の削減など、聖域のないコスト削減に取り組んでまいります。
経営方針について
連結中心の経営への転換を進めるべく、ビジネスモデルの再構築に着手します
こうした目標の達成を確固たるものとするため、経営の軸足を従来以上に連結中心にシフトする方針の
もと、グループ全体のビジネスモデルの抜本的な再構築に着手いたします。
ビジネスモデルの再構築にあたって、東京三菱銀行・三菱信託銀行・三菱証券の各社は、要員・施設を
はじめとする資源についてグループ内での最適な配分を図るとともに、専門性の一層の高度化を進め、従
来以上に質の高い総合金融サービスをお客さまにご提供する体制を整備いたします。
具体的な例としては、第一に、成長分野であるリテール業務の一層の強化・効率化を図り、グループと
して一体的な運営を行うことで、お客さま一人ひとりに最善の商品・サービスを、最適なチャネルを通じ
て迅速にお届けしてまいります。第二に、事務・システムの共通化・共同化を一段と発展・深化させ、高
い機能・品質・安全性を確保しつつ、グループトータルコストの極小化を追求いたします。第三に、グルー
プ各社がそれぞれもつ機能・スキルを集中し、専門性の一層の高度化と業務の効率化・生産性の向上を図
ります。
おわりに
多角的で質の高い総合金融サービス・グループを創り上げてまいります
本年3月に当社グループは総額約3,000億円の普通株式の公募増資・売出しを実施いたしました。今回
の増資・売出しの目的は、
「攻めの経営」
に向けた資本基盤の強化、自己資本の質・量両面からの充実、普
通株式の公募による国内外市場の信任の獲得です。
この増資・売出しを新たな起点として、当社グループは、日本で最も信頼される
「多角的で質の高い総
合金融サービス・グループ」
を創り上げてまいりますので、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い
申し上げます。
平成15年7月
取締役会長
取締役社長
3
三
菱
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ル
・
グ
ル
ー
プ
経営理念
1.経営理念
経営理念は、MTFGグループが経営活動を遂行するにあ
たっての基本的な姿勢を示した
「MTFGグループの価値観」
であり、すべての活動の指針とするものです。経営戦略の
策定や経営の意志決定のよりどころとなり、
また、
全役職員
の精神的支柱として、諸活動の基本方針となるものです。
経
営
理
念
グループ銀行等のMTFGグループ各社は、それぞれの経
営理念を掲げておりますが、MTFGグループの経営理念
は、それらを包含し、グループ全体で遵守するものと位置
づけております。
MTFG経営理念
三菱東京フィナンシャル・グループは、①
信頼と信用を旨とし、②
多角的金融サービスを提供することを通じ、③
国内外のお客様と社会の繁栄に貢献すると共に、④
その社会的・経済的な企業価値を⑤
創造し続ける。⑥
2.経営理念解説
① 三菱東京フィナンシャル・グループの経営理念は、子会社各社の経営理念を超
えたグループ全体の経営理念であることを表しています。
② 信頼(Trust)と信用(Reliability)は、金融機関の経営にとって最も重要な要素
です。お客さまや社会一般に、三菱東京フィナンシャル・グループの役職員、戦
略、施策などを「信頼」していただくとともに、公明正大で透明性の高い業務の
遂行により「信用」を得ることを経営の原点に置きます。
③ 「統合の理念」
にうたわれている、三菱東京フィナンシャル・グループ創業の目的
を明示しています。
④ ⑤ とともに三菱東京フィナンシャル・グループの経営目標を2つの視点から
整理しています。ひとつは「国内外のお客さまと社会の繁栄に貢献する」こと
です。私企業としての原点である「顧客第一の精神(お客さまの繁栄への貢献)」
を明記するとともに、金融機関の公共的性格も踏まえ、
「社会の繁栄への貢献」
を
掲げています。
⑤ 三菱東京フィナンシャル・グループの経営目標の第二として、
「社会的な企業価
値の創造」と「経済的な企業価値の創造」を表明しています。前者は「常に時代の
変化に果敢に対応する企業グループであり続ける」
との意義です。後者は、市場
の時代を背景として、「株主にとっての企業価値を最大化する」ことを経営目標
のひとつとする趣旨です。
⑥ 「創造」
には、三菱東京フィナンシャル・グループ創設の目標に掲げた
「柔軟性と
発展性」
の意義を込めています。また、「創造し続ける」
というフレーズにより、
この経営理念が将来に向けた決意であることを示しています。
4
三
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グ
ル
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プ
経営課題への取り組み
日本経済はデフレのただ中にあり、引き続き厳しい経営環境が続くことが予想されるなか、MTFGグループ
は、不良債権問題や保有株式問題からいち早く脱却し、公募増資・売出しにより強化された資本基盤を生かして
「攻めの経営」に転じ、収益力の抜本的な強化に一層努力してまいります。
経営課題への取り組み
不良債権問題からの脱却
経
営
課
題
へ
の
取
り
組
み
保有株式問題の解消
公募増資・売出しによる資本基盤の整備
軸足を「攻めの経営」に
収益力の抜本的強化
グループ連結経営
金利収入(貸おこし)
1
不良債権問題からの脱却
●
●
政府の「金融再生プログラム」
に示された
「平成16年度末
非金利収入
(手数料収入の増大)
経費構造改革
3
資本基盤の整備
●
15年3月に総額約3,000億円の普通株式の公募増資・
までに不良債権比率を半減する」
という方針に則り、着実
売出しを実施し、
「攻めの経営」に向けて、資本基盤を強
に不良債権の最終処理を実施しております。
化しました。
整理回収機構
(RCC)
等を積極的に活用し、早期オフバラ
●
ンス化を実施した結果、平成13年度末に比べ、不良債権
さまざまな経営環境の変化にも耐えられるように、自己
資本の質・量両面からの充実も図りました。
残高、不良債権比率とも大幅に減少しました。
●
与信関係費用も連結業務純益を大幅に下回り、不良債権
処理は順調に進
しております。
4
収益力の抜本的強化
●
2
ため、経営の軸足を従来以上に連結中心にシフトし、グ
保有株式問題の解消
●
ループ全体のビジネスモデルの抜本的な再構築に着手し
てまいります。
ETFへの拠出や日銀への売却等により、平成14年度末時
点で、時価ベースで保有株式残高はTier1以内へ減少し
●
の増大により、粗利益の増加を図ります。
保有株式リスクの一層の削減と新BIS規制対応の観点か
ら、さらに残高の圧縮を検討してまいります。
お客さまの基盤をさらに拡充し、「貸おこし」
を中心とす
る金利収入の増強とさまざまな業務における手数料収入
ました。
●
MTFGグループとしての収益力強化をさらに一歩進める
●
同時に、お客さまの利便性を維持・向上させながら、人
員や店舗の削減など聖域のないコスト削減にも取り組ん
でまいります。
5
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・
グ
ル
ー
プ
1
不良債権問題からの脱却
問題債権の状況
不良債権比率は前年度末比2.8%低下
MTFGグループでは、金融再生プログラムの方針に則
経
営
課
題
へ
の
取
り
組
み
金融再生法開示債権額
り、
「平成16年度末までに不良債権比率
(金融再生法開示債
(単位:億円)
権/総与信)
を平成13年度末の半分程度に引き下げる」
とい
う目標に向けて種々の施策を進めています。
この方針のもと、積極的に不良債権圧縮策を講じてきた
結果、金融再生法に基づく開示債権は、15年3月末時点で
2兆6,152億円となり、14年3月末に比べて、1兆6,542
(単位:%)
50,000
10
40,000
8
30,000
6
20,000
4
10,000
2
億円の減少、比率にして2.80%低下しました。
0
0
13年3月末
要管理債権
14年3月末
危険債権
15年3月末
破産更生等債権
不良債権比率
金融再生法開示債権額推移【銀行勘定・信託勘定合計:2 行合算】
破産更生等債権
危険債権
要管理債権
14年3月末
3,985
21,694
19,640
計
正常債権
(単位:億円)
13年3月末
4,190
19,335
19,168
15年3月末
14年3月末比 2,264
10,313
13,574
△ 1,926
△ 9,021
△ 5,593
45,321
42,694
26,152
△ 16,542
480,464
481,319
463,359
△ 17,959
8.61%
8.14%
5.34%
△ 2.80%
開示債権比率
与信関係費用は実質業務純益を大きく下回る
平成14年度の与信関係費用(含む信託勘定償却、一般貸
倒引当金繰入額)は、平成13年度と比較して2,356億円減
少し、連結ベースで5,387億円となり、連結ベース実質業
実質業務純益と与信関係費用
(単位:億円)
8,000
務純益(一般貸倒引当金繰入前・信託勘定償却前)7,642億
円を大きく下回りました。
6,000
4,000
2,000
0
平成12年度
実質業務純益
平成14年度
与信関係費用
(注) 実質業務純益は一般貸倒引当金繰入前・信託勘定償却前
平成12年度は単体合算、平成13年度以降は連結ベース
オフバランス化実績は前年度比倍増
次ページのグラフは13年3月末以降の破産更生等債権お
に推し進めた結果、上期下期合計で2兆1,014億円と、平
よび危険債権について、新規増加とオフバランス化を図示
成13年度の倍以上のオフバランス化を行いました。
したものです。
この結果、平成14年度通期では、破産更生等債権および
平成14年度はデフレ環境を反映した取引先の業況悪化に
危険債権合計で、1兆948億円の削減を果たすことができ
より、新規増加額が平成13年度を上回りましたが、整理回
ました。
収機構
(RCC)
の積極活用等により、オフバランス化を強力
6
平成13年度
新規増加とオフバランス化の状況
新規増加およびオフバランス化推移(平成 13 年度∼ 14 年度)
(単位:億円)
(単位:億円)
12,000
9,000
6,000
3,000
新規増加
平成13年度
上期
新規増加
平成13年度
下期
平成14年度
上期
平成14年度
下期
オフバランス化
平成 13 年度
上期
下期
3,673
4,477
△ 3,558
△ 6,747
合計
8,151
△ 10,306
平成 14 年度
上期
下期
3,984
6,081
△ 9,623
△ 11,391
10,066
△ 21,014
合計
0
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
経
営
課
題
へ
の
取
り
組
み
(破産更生等債権および危険債権の合計)
オフバランス化
右のグラフは、破産更生等債権および危険債権について
*
新規発生年度別不良債権 処理状況(15年3月末)
新規発生年度ごとの処理状況を示したものです。
破産更生等債権および危険債権については、政府方針で
も特に早期のオフバランス化を求められており、平成12年
(単位:億円)
平成12年度上期
以前
度上期以前に発生した債権は2年以内に、それ以降に新規
平成12年度下期
発生した債権については3年以内に処理すること等が求め
平成13年度上期
られています。
平成13年度下期
この点についても、MTFGグループでは方針どおり進め
ており、順調に進
平成14年度上期
しています。
○オフバランス化
オフバランス化とは、清算型処理、再建型処理、債権流動化、
直接償却、回収、債務者の業況改善などにより貸借対照表上の
不良債権を落とすことをいいます。
平成14年度下期
0
5,000
処理額累計
10,000
15,000
20,000
オフバランス化につながる措置
破綻先
実質破綻先
破綻懸念先
金融再生法(注)
(単体合算ベース)
破産更生債権及び
これらに準ずる債権
未処理
* 破産更生等債権および危険債権
各種基準の対比(銀行勘定・信託勘定合計)
自己査定
債務者区分
25,000
(単位:億円)
リスク管理債権(注)
(単体合算ベース)
リスク管理債権(注)
(連結ベース)
破綻先債権
破綻先債権
887
1,008
延滞債権
延滞債権
11,185
12,103
3カ月以上延滞債権
3カ月以上延滞債権
203
213
貸出条件緩和債権
貸出条件緩和債権
13,397
12,780
25,673
26,106
2,264
危険債権
10,313
要管理債権
13,574
要注意先
合計
26,152
(注)根拠法により金融再生法開示債権とリスク管理債権の集計勘定は異なっています。金融再生法開示債権は貸出金、外国為替、支払承諾見返、貸付有価証券、未収利息、仮払金の合計、
リスク管理
債権は銀行法により貸出金のみとなっています。
信託勘定における「リスク管理債権」のうち、「延滞債権」については、兼営法(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律)に基づき、延滞期間(6カ月以上)基準により開示することが義務づけら
れており、銀行勘定における基準とは異なる開示区分となっています。
上表は、「自己査定」「金融再生法に基づく資産査定」「リス
し、「破綻懸念先」が「危険債権」に対応します。また、資産
ク管理債権」の対比表となっております。金融再生法に基づ
査定の「要管理債権」は、リスク管理債権の「3カ月以上延滞
く資産査定は、現行の自己査定における「破綻先」および「実
債権」および「貸出条件緩和債権」に対応します。
質破綻先」が「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」と対応
7
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
債務者区分ごとの引当率
経
営
課
題
へ
の
取
り
組
み
貸倒引当金は、金融庁の金融検査マニュアルならびに日
ント・キャッシュ・フロー法に基づいた引当額算出を平成
本公認会計士協会の実務指針等に則り、適正かつ合理的に
13年度上期からグループ統一の基準としていますので、こ
計上しております。
れによる影響はありません。
14年10月に出された政府の金融再生プログラムによ
要管理先引当率の上昇は、経済環境の悪化に伴う個別債
り、平成14年度から要管理先に対してディスカウント・
務者の回収可能額の低下を的確に反映させた結果によるも
キャッシュ・フロー法を適用することが指針として示され
のです。
ましたが、MTFGではすでに要管理先に対し、ディスカウ
自己査定による債務者区分ごとの貸倒引当率
債務者区分
平成14年度
平成13年度比
平成14年度上期比 正常先
要注意先
その他要注意先
要管理先
0.17%
9.30%
3.31%
21.16%
△ 0.00%
+ 1.19%
△ 0.65%
+ 6.78%
△ 0.01%
+ 0.54%
△ 0.26%
+ 3.72%
破綻懸念先(非保全部分)
67.44%
△ 0.08%
+ 0.93%
100.00%
ー ー 実質破綻先・破綻先(非保全部分)
(注)銀行勘定ベース。東京三菱銀行の保証会社保証付きローン等、一部対象外の資産あり。
債務者区分
分類区分
貸倒引当金算定方法
正常先
要注意先
その他要注意先
要管理先
Ⅰ
分
類
過去の貸倒実績率または倒産確率に基づき算定
Ⅱ
分
類
破綻懸念先(非保全部分)
実質破綻先・破綻先(非保全部分)
原則、ディスカウント・キャッシュ・フロー法で算定
Ⅲ
分
類
原則、ディスカウント・キャッシュ・フロー法、
またはⅢ分類額に対する所要引当率により算定
Ⅳ
分
類
Ⅲ分類・Ⅳ分類額に対し、全額個別貸倒引当金または
全額直接償却
ディスカウント・キャッシュ・フロー法
日本公認会計士協会の実務指針において
「キャッシュ・フローを合理的に見積もることのできる債権」
に対しては、将
来の債権回収見込み、すなわちキャッシュ・フロー見込みに基づいて所要貸倒引当金を算定することが求められてお
り、この算定方法をディスカウント・キャッシュ・フロー法といいます。
具体的には、個別債務者ごとに債権の元本の回収および利息受け取りに係る将来のキャッシュ・フローを見積もり、
これを当初の約定利子率で割り引いた金額
(割引現在価値額)
と、債権元本の帳簿価額との差額を貸倒引当金とする方法
です。
貸倒引当金=元本帳簿価額−割引現在価値額
割引現在価値額を算出する際に使用する将来のキャッシュ・フローは、債務者ごとに再建計画の有無、再建計画があ
る場合はその実現可能性等により測定期間等を見積もり、個別に回収可能見込額等を判断して算定します。
したがって、過去の貸倒実績から全債務者に一律の引当率を適用する方式に比べ、ディスカウント・キャッシュ・フ
ロー法は個社別の判断結果が反映されることから、より合理性の高い引当金算出が可能となりました。
8
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グ
ル
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Q&A
Q
A
不良債権残高が減少したのはなぜですか?
また、企業再生ファンドなど新たなスキームも試行・活
用しつつ、メイン企業等の再生に積極的に取り組んでい
MTFGグループでは、従来から厳格な基準に基づい
ます。
て不良債権を処理しています。
経
営
課
題
へ
の
取
り
組
み
平成14年度は、危険債権以下については、経済環境の悪
化により、新規増加が前年度実績を上回りましたが、整理
回収機構(RCC)の活用を含め、前年度実績の2倍以上のオ
Q
産業再生機構はどのように活用していくので
すか?
A
産業再生機構の意義は2つあると考えています。
フバランス化を実施し、また、要管理債権についても減少
した結果、不良債権合計が1兆6,542億円の大幅削減につ
ながったものです。
第一の意義は、取引金融機関の利害が錯綜し企業再
今後は、当面厳しい経済環境が続くと見込まれることか
生に向けた調整が困難な場合に、中立的な立場から調整機
ら、新規の不良債権も相応に発生することが想定され、予
能を発揮し、円滑な企業再生を後押しすることです。
断を許しませんが、オフバランス化を一層強力に推進して
第二の意義は、過剰供給構造にある事業分野の再編も視
まいります。
野に入れた企業再生に際して、主導的な役割を果たすこと
です。
Q
A
MTFGグループとしても、取引先企業の再生に積極的に
要注意先の残高は増えていますか?
取り組んでいくなかで、2つの意義を踏まえ、産業再生機
構の活用が妥当であると判断される案件については、活用
要注意先債権のうち、貸出条件・債務履行状況に問
を検討してまいりたいと考えています。
題のある債権は、要管理債権として開示しておりま
すが、それ以外はすべてがいわゆる「不良債権」に該当する
わけではなく、一律に開示する性格のものではないことか
ら数字の開示は行っておりません。ただし、残高は減少傾
向で推移しています。
Q
A
不良債権問題はいつまで続くのですか?
MTFGグループでは、政府方針に則り、
「平成16年
度末までに不良債権比率を平成13年度末の半分程
度に引き下げる」という計画を立てて実施しております。
Q
企業再生への取り組みはどのように行っていま
すか?
平成14年度は不良債権のオフバランス化を強力に進めた
結果、不良債権残高の大幅削減が達成でき、不良債権比率
も平成13年度末の8.1%から平成14年度末には5.3%ま
取引先企業の再建支援や、それを通じて産業再生に
で引き下げることができました。
貢献することは、銀行の果たすべき重要な役割です。
今後は、デフレ環境が続く不透明な経済状況のもと、不
一方、経済活性化のために、金融・産業一体再生に向け
良債権の新規発生もしばらくは大きく減少しないと想定さ
た取り組みが求められており、産業再生機構や整理回収機
れますので、楽観はできませんが、MTFGグループとして
構
(RCC)
の企業再生スキーム、あるいは私的整理ガイドラ
は、不良債権問題もようやく峠を越えたものと考えており
イン、企業再生ファンド、法的整理といった企業再生のた
ます。
A
めの手法や枠組みも急速に整備されつつあります。
MTFGグループとしては、これらの手法や枠組みを的確
に活用しながら、取引先の再生に向けて必要な支援を行っ
ていきたいと考えています。
具体的には、企業再生のための専任部署を設けているほ
か、
「守りのビジネスモデル」
として、要注意先の中堅・中小
の企業を中心に、財務面のみならず、事業の再建・再生と
いう観点にも着目して、外部のノウハウも駆使し、取引先の
経営・業績改善計画の立案・推進をサポートしています。
9
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2
保有株式問題の解消
平成14年度末の時価ベースでの保有株式残高はTier1以内へ減少
平成15年度末までに取得原価ベースにおいてTier1以内への削減をめざす
総合リスク運営と新BIS規制対応の観点から、さらなる残高圧縮を検討
経
営
課
題
へ
の
取
り
組
み
銀行が保有する株式
(政策投資株式)
を圧縮し、その時価
変動に伴うリスクを削減することは、
「銀行等の株式等の保
有の制限等に関する法律」
(以下、
「株式保有制限法」
)
の遵守
のためだけでなく、リスク管理の観点からも、重要な経営
課題です。
平成14年度は、グループ銀行単体合算で当初目標の1兆
500億円を上回る1兆2,800億円の売却を完了し、時価
保有株式削減状況(取得原価ベース)
(単位:兆円)
Tier1超過額
約4,000億円
(取得原価ベース)
5
4
3
2
ベースでの保有株式残高はTier1以内へ減少しました。平
成15年度は、7,500億円の削減目標を実行していく過程
で、取得原価ベースにおいてもTier1以内に収めることを
1
0
めざします。また、Tier1以内への削減後も、総合リスク
14年3月末
14年9月末
15年3月末
運営と新BIS規制対応の観点から、さらなる残高圧縮を検
その他有価証券で時価のある株式・外国株式ベース(取得原価ベース)
討してまいります。
Tier1資本
3
資本基盤の整備
三菱東京フィナンシャル・グループ普通株式の公募増資・売出しを実施
平成15年3月、当社は約3,000億円の普通株式の公募
目的
増資・売出しを実施しました。日本の大手金融機関として
は、13年ぶりの普通株式の公募になります。
この増資では、日本の金融機関で初めて日・米・欧の3極
市場すべてを対象として投資家を募るグローバル・オファリ
ングを行いました
(日本の金融機関初の米国市場での公募増
資となりますが、これは当社がニューヨーク証券取引所に上
場しているメリットを生かしたものです)
。また、日本の企
業としては初めて、日・米・欧の3極市場のすべてのトラン
シェにグリーンシュー・オプション*を付与しました。
今回の資本増強では、大変厳しい環境のなか、質の
高い資本調達にチャレンジし、市場の信任の獲得を通じて
「攻めの経営」に向けた資本基盤強化
「貸おこし」等による優良資産の増強、リテール・国
際・信託業務等での IT投資等を行い、「頼りがいのあ
る銀行」として、期待される金融機能をフルに発揮し
ていくためのものです。
自己資本の質・量両面からの充実
どのようなリスクにも対応できる磐石な資本基盤を創
り上げるため、自己資本を質・量両面から拡充しま
す。特に今回は質の高い資本である
「普通株式」
による
資本調達を採用しました。
約3,000億円を調達するという、所期の目的を達成するこ
とができました。
公募増資・売出しの概要
(新株式発行とグループ銀行が保有していた当社株式の売出し)
発行および
売出し株式数
新株式発行(A)
(うちグリーンシュー・オプション)
売出し(B)
東京三菱銀行保有分
三菱信託銀行保有分
総合計(A)+(B)
10
489,694
(69,694)
155,027
124,179
30,848
644,721
資本調達額
(億円)
2,231
(317)
706
565
140
2,937
資本調達を通じた国内外市場の信任の獲得
「公募」という最も透明度の高い資本調達方法を採用
し、「MTFGグループが不良債権問題や保有株式問題
からいち早く脱却し、軸足を
『攻め』
に転じて収益力の
増強を図っていく」ということを全世界の投資家に訴
求しました。
* グリーンシュー・オプション : オーバー・アロットメント
(引受証券会社が、投資家の需要動向
を勘案したうえで、追加的に販売する部分)により販売した株式について、引受証券会社が発
行会社(MTFG)から追加的に発行価額で新株式の割当を受けることができる権利のことで、
今回、国内・海外ともにグリーンシュー・オプションを付与しました。海外分34,000株につい
てはすべて権利が行使され、国内分については50,000株のうち35,694株について権利
が行使されたため、合計69,694株のグリーンシュー・オプションが行使されました。
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収益力の抜本的強化
グループ連結経営について
当社グループは、一段の収益構造改革を通じ、早期に企
ビジネスモデルの再構築にあたって、東京三菱銀行・三
業として安定的な成長を図り得る体制を構築することを経
菱信託銀行・三菱証券の各社は、要員・施設をはじめとす
営目標に掲げています。
る資源のグループ内での効率的な最適配分の実現を図ると
この目標の達成を確固たるものとするため、以下の諸施
ともに、専門性の一層の高度化を進め、従来以上に質の高
策を追加的に実施します。また、これを契機として経営の
い総合金融サービスをお客さまにご提供する体制を整備し
軸足を従来以上に連結中心にシフトする方針のもと、グ
ます。
経
営
課
題
へ
の
取
り
組
み
ループ全体のビジネスモデルの抜本的な再構築に着手し
ます。
グループ全体のビジネスモデルの抜本的な再構築に着手
経営の軸足を従来以上に連結中心にシフト
グループ内資源の効率的な最適配分を実現し、専門性の一層の高度化を推進
銀行・信託・証券の
ワンストップショッピングの実現
(グループリテール戦略の展開)
「MTFGプラザ(仮称)」の創設
「“バーチャル”MTFGプラザ(仮称)」の設置
事務・システムの共通化・共同化
専門性の高度化、業務の効率化
大量事務の集中処理
システム基盤の統一
施設や資源の統合・共同化、
アウトソーシング
投資銀行業務
資産運用/管理業務
法人向け総合金融
コーポレートセンター
1. リテール戦略の強化・最適効率の実現
成長分野であるリテール業務の一層の強化・効率化を図り、グループとして一体的な戦略・運営を通じて、各々のお客
さまに最善の商品・サービスを、最適なチャネルを通じ、早く快適にお届けしていきます。
(1)新型個人向け総合金融チャネル
「MTFGプラザ
(仮称)
」
ループ全体の個人向けチャネルの一層の統合・効率化を
の創設
進めていきます。
「総合金融サービスを提供する新しい有人チャネル」とし
●
て、東京三菱銀行・三菱信託銀行・三菱証券を中心に
(2)IT・通信技術活用による「“バーチャル”MTFGプラザ
「MTFGプラザ(仮称)」を創設します。
●
●
MTFGプラザでは、東京三菱銀行の商業銀行サービス、
(仮称)」の展開
●
営業拠点としてのMTFGプラザに加え、IT・通信技術を
三菱信託銀行の信託銀行サービス、三菱証券の証券サー
活用した「“バーチャル”MTFGプラザ
(仮称)
」を展開し、
ビスなどを、ワンストップで、一体的な総合金融サービ
グループ各社の商品・サービスをご提供するチャネルの
スとしてお客さまにご提供します。
多様化を進めていきます。
MTFGプラザの展開過程では、三菱証券と東京三菱銀行
例えば、MTFGプラザ以外の各社固有店舗にも、銀
の共同店舗をさらに発展させる一方、三菱信託銀行の一
行・信託・証券のサービスにアクセスできる自動契約端
定数の既存拠点の軽装化や軽装備な拠点の新設など、グ
末を設置することなどを検討します。
11
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(3)グループ業務戦略の展開
●
●
個人のお客さまに対し、グループとしての総合的なサー
個人業務(マス・富裕層・職域)全般に対するグループと
ビスをご提供するため、個人資金吸収業務における
しての総合戦略を策定し、資源・インフラの共有化・効
MTFGグループ内での商品ラインナップを整備するとと
率化を図ります。
もに、銀行・信託・証券を複合した“総合サービス商
品”の開発を検討します。
2. 事務・システムの共通化・共同化
経
営
課
題
へ
の
取
り
組
み
事務・システムの共通化・共同化を一段と発展・深化させ、高い機能・品質・安全性を確保しつつ、グループトータル
コストの極小化を追求します。
(1)大量事務処理の集中化・共同化の推進
●
●
インターネットバンキングやコンビニATMシステムな
東京三菱銀行と三菱信託銀行の間で実施済みの、現金・
ど、分散・オープン系システム資産の共用、システム運
手形など「物流」業務の共同運用・集中化に加え、営業
用の共同化やネットワーク基盤の共有により、グループ
店後方事務のセンター集中化・共同化による事務の簡素
全体でのコストダウンを図ります。
化・ローコスト化を検討します。
(3)施設や資源の統合・共同化、アウトソーシング
(2)システム基盤の統一・共有/共同化の検討
●
●
両行の銀行業務系システムの標準化に向け、東京三菱銀行
のシステムパッケージをベースとした検討に着手します。
両行間で着手済みの事務・システムセンターの統廃合・
共有化を一層促進します。
●
事務・システムのアウトソーシングの共同化を検討して
いきます。
3. 専門性の高度化、業務の効率化
グループ内に分散した機能・スキルを集中し、専門性の一層の高度化と業務の効率化・生産性の向上を図ります。
(1)投資銀行業務の機能強化
●
●
お客さまのニーズの高度化に応え、投資銀行機能をグルー
(3)法人顧客への総合ソリューションビジネスの展開
●
法人のお客さまとの取引では、銀行・信託・証券の連
プとして抜本的に強化するため、専門スキル・戦力を結集
携・協働を通じて一体的な総合ソリューションサービス
して、高度なサービスのご提供と業務の効率化を図ります。
をご提供するとともに、顧客ニーズに即した役割分担に
具体的には、グループ内の人的資源集中によるシンジケー
より一層の業務効率化を図ります。
トローン機能の強化や、三菱信託銀行のM&A・デリバ
ティブ関連業務の三菱証券への移管などを検討します。
(4)コーポレートセンター機能の集中、高度化・効率化
●
(2)資産運用・管理業務におけるグループ戦略の推進
●
●
グループ内のコーポレートセンター機能を集約し、グ
ループ各社が共同して利用することで、ポリシー、ノウ
今後とも市場拡大が見込まれる「資産運用業務」と、競
ハウ、インフラの共有による効率化とリスク管理・内部
争の厳しい「資産管理業務」をグループベースで再構築
監査・コンプライアンス等の経営管理体制の高度化を図
し、競争力の強化を図ります。
ります。
具体的には、投資信託、確定拠出年金(日本版401
〔k〕
)
、
カストディなどの業務において、三菱信託銀行のノウハ
ウを最大限に有効活用していきます。
戦略調整委員会
15年6月、当社ならびにグループ銀行のメンバーで構成される「戦略調整委員会」を設置しました。本委員会では、
経営の軸足を従来以上に連結中心にシフトし、グループ全体のビジネスモデルの抜本的な再構築を推進していくととも
に、子会社間の協働を円滑に進めるために必要な戦略の調整を行ってまいります。また、具体的なプロジェクトを推進
していくため、必要に応じて、本委員会の下部組織としてプロジェクト推進小委員会を設置します。
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「貸おこし」について
「貸興し」
を通じて、お客さまのライフプラン、事業のご発展にお応えします
MTFGでは、金利収入増強の中心施策として、14年7月
平成14年度は、長引くデフレ環境のなかで、企業のお客
から
「貸おこし」を展開しています。
「貸おこし」
には、貸出
さまの資金需要は低調に推移しましたが、ご好評をいただ
ボリュームを拡大していくことと、適切な金利水準で貸出
いている住宅ローンのめざましい伸びもあり、貸興し対象
をしていくことの2つの側面があります。
の貸出残高は拡大しました。
このうち、貸出ボリュームの拡大は、個人のお客さまの
平成15年度は、ご好評の住宅ローンに加えて、中堅・中
一層充実したライフプランや、企業のお客さまの事業の発
小企業向けの無担保型ビジネスローン「融活力」や「TKC戦
展にお役立ていただくことを念頭に、
「貸興し(かしこう)
」
略経営者ローン」、無担保の中長期ローン「CDローン」な
と呼んでいます。MTFGの中期経営計画においては、東京
ど、一層ご利用しやすい貸出商品のラインナップで、お客
三菱銀行の施策として、国内の個人のお客さまや健全な企
さまの事業の拡大や新規起業に伴うお借り入れニーズに迅
業向けの貸出残高を、平成14年度上期平均残高に比べて、
速かつ積極的にお応えしてまいります。
経
営
課
題
へ
の
取
り
組
み
平成16年度通期平均残高で1兆円増加させることをめざし
ています。
貸興し対象貸出*の平均残高推移(東京三菱銀行)
(単位:億円)
(単位:億円)
240,000
235,000
住宅ローン新規実行額(東京三菱銀行)
平成14年度上期平均残高比
+4,700億円
平成14年度上期平均残高比
+2,250億円
6,000
4,500
230,000
3,000
225,000
1,500
0
0
平成14年度上期
平均残高
平成14年度下期
平均残高
平成15年3月
平均残高
平成12年度 平成12年度 平成13年度 平成13年度 平成14年度 平成14年度
下期
上期
下期
上期
下期
上期
* 国内貸出平均残高
(健全先法人向け貸出+ビジネスローン営業部所管貸出+リテール部門所管貸出)
「貸起し」
を通じ、お客さまの信用度に応じた金利水準を設定し、
貸出債権ポートフォリオの健全かつ適切な運営を行っています
お客さまの信用度に応じて適切な金利水準を設定させて
機関に求められる信用リスクの適切な運営の観点からも重
いただくことを、「貸起し
(かしき)
」と呼んで「貸おこし」の
要です。
もうひとつの柱としています。
MTFGでは必要に応じて、信頼関係をベースに、お客さ
貸出審査の過程でお客さまの信用格付を決定しておりま
まと十分に話し合い、ご理解いただいたうえで、金利水準
すが、貸出金利に適切に格付を反映していくことは、金融
の更改を進めています。
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手数料収入の増大
経
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取
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組
み
当社グループは、さまざまな分野で高付加価値サービス
今後、すでに業界トップの取扱実績を有する外為取引や
をご提供していくことにより、金利変動など外部環境の影
資産管理業務の一層の拡大、投資信託、保険商品の拡販を
響を受けにくい非金利収入の拡大を通じて、収益構造の安
図るほか、グループ内の専門スキルを集約して体制を一層
定化を図っています。
強化することにより、デリバティブ、M&A、シンジケー
平成14年度は、株式投資信託販売額が大幅に増加したほ
ト・ローン業務の取り扱い拡大を推進していくなど、一
か、不動産手数料収益は業界トップクラスで推移、本邦
層、幅広い分野で総合金融サービス・グループとしての活
トップの実績をもつ企業年金受託とABCP(アセットバッ
動を進めていきます。
クCP)業務の取扱残高も、着実に増えています。
(単位:兆円)
(単位:億円)
本邦ABCP残高*
企業年金受託残高*1
株式投資信託販売額
(単位:億円)
企業年金受託残高は
信託・生保・
投資顧問中No.1
1,000
15
800
12
20,000
600
9
15,000
400
6
10,000
200
3
5,000
0
0
*2、
3
*2、
3
25,000
0
*3
12年3月末 13年3月末 14年3月末 15年3月末
平成12年度 平成13年度 平成13年度 平成14年度 平成14年度
下期
下期
上期
下期
上期
ABCP残高は
本邦トップ
適格年金+厚生年金基金+確定給付企業年金
年金特金
12年3月末 13年3月末 14年3月末 15年3月末
* 東京三菱銀行と三菱信託銀行(13年3月末以前は
旧日本信託銀行を含む)の単体合算ベース
*1 簿価ベース
*2 旧日本信託銀行を含む
*3 14年3月末以前は確定給付企業年金を含まず
経費構造改革
粗利益の拡大による収益力の強化に加え、一層の経営効
今後も店舗外ATMネットワークやインターネット・サー
率改善を進めるべく、従業員数の削減、国内店舗の効率化
ビス拡充などの、デリバリーチャネル革新を一層進めるこ
を着実に進めています。その結果、平成14年度の経費率は
とに加え、グループ内資源の効率的活用・戦略分野への傾
前年度比4.3ポイント減少の47.4%、従業員数は約2万人
斜的資源配分を通じて、お客さまへの質の高い総合金融
規模まで削減、国内店舗数も335店となりました。
サービスの維持・向上と、さらなる経費削減、経費率の低
減の両立に努めていきます。
経費率*
国内店舗数*
従業員数*
(単位:%)
(単位:人)
56
(単位:店)
25,000
450
22,000
400
19,000
350
44
16,000
300
40
13,000
250
53.5%
51.7%
52
47.4%
48
0
0
平成12年度
14
平成13年度
平成14年度
*計数は東京三菱銀行と三菱信託銀行(平成13年度
上期以前は旧日本信託銀行、旧東京信託銀行を含
む)の単体合算ベース
0
11年 12年 13年 14年 15年
3月末 3月末 3月末 3月末 3月末
17年
3月末
*計数は東京三菱銀行と三菱信託銀行(13年3月末
以前は旧日本信託銀行、旧東京信託銀行を含む)の
単体合算ベース
11年 12年 13年 14年 15年
3月末 3月末 3月末 3月末 3月末
17年
3月末
*計数は東京三菱銀行と三菱信託銀行(13年3月末
以前は旧日本信託銀行、旧東京信託銀行を含む)の
単体合算ベース
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グループ収益力の強化:三菱証券とユニオン・バンク・オブ・カリフォルニア
三菱証券は、グループ内の協働によるシナジー効果や東
米国カリフォルニア州の銀行持株会社であるUNBCと子
京三菱銀行からの業務移植等によって、合併後2四半期の
会社のユニオン・バンク・オブ・カリフォルニア(Union
営業収益は平成13年度の旧4社合算ベースから35%近く
Bank of California)は、引き続き好調な業績を上げ、
増加しており、今後も一層の拡大が見込まれます。
MTFGのグループ収益に貢献しています。
また、店舗ネットワークの抜本的見直しと東京三菱銀行
平成14年12月期は、住宅ローンや無利息預金の積み上
との共同店舗化を軸とした「リテール・リバイバルプラン」
げによる資金利益が拡大し、保険代理店手数料を中心に手
に沿って店舗網の見直しに取り組んだ結果、営業損益の赤
数料収入が増加する一方、厳格な与信管理のもとで資産内
字幅は着実に縮小しており、平成15年度の黒字化をめざし
容も安定しており、今後も持続的な成長をめざしてい
ています。
ます。
三菱証券:営業収益と営業利益の推移*
300
UNBC:粗利益と当期純利益の推移*
(単位:百万米ドル)
(単位:億円)
経
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課
題
へ
の
取
り
組
み
赤字幅縮小
平成15年度黒字化をめざす
2,500
200
2,000
100
1,500
0
1,000
−100
500
好調な業績
持続的安定成長をめざす
0
−200
合併前
(平成13年度 第1∼第4四半期平均)
営業収益
合併後
合併後
(平成14年度 (平成14年度 第3四半期) 第4四半期)
営業利益
平成11年
12月期
平成12年
12月期
粗利益
当期純利益
平成13年
12月期
平成14年
12月期
*連結ベース
*連結ベース
<ご参考>
中期経営計画(平成15年度版)
連結
(単位:億円)
平成14年度実績
連結業務純益* 1
連結当期純利益(△は連結当期純損失)
連結 ROE * 2
BIS 自己資本比率
(Tier1 比率)
平成17年度目標
7,642
△ 1,614
△ 5.9%
10.84%
(5.68%)
11,400
4,600
13% 以上
12% 程度
(7% 程度)
(ご参考)単体合算
(単位:億円)
平成14年度実績
業務粗利益
経費
(経費率)
業務純益* 3
当期純利益(△は当期純損失)
*1
前提条件(平成17年度)
実質GDP成長率1.8%
ユーロ円金利3カ月0.6%
(期中平均)
平成17年度目標
13,126
6,227
(47%)
6,899
△ 1,874
15,650
6,130
(39%)
9,520
3,850
ドル円為替レート120円
(期末値)
一般貸倒引当金繰入前・信託勘定償却前
*2(連結当期純利益−非転換型優先株配当)
÷資本平残(除く非転換型優先株、評価差額金相当額)
*3
一般貸倒引当金繰入前・信託勘定償却前
15
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
業績サマリー
(連結)
平成14年度連結決算業績の特徴
● 厳格な査定、適正な引当、早期のオフバランス化を着実に進めてきた結果、リスク管理債権
(除く信託勘
定)
は、前年度末比1兆4,771億円減少し2兆5,694億円となり、貸出金残高に対するリスク管理債権
(除
く信託勘定)
の比率は、前年度末比2.77%減少し5.47%となりました。
業
績
サ
マ
リ
ー
︵
連
結
︶
● 与信関係費用総額は、前年度比2,356億円減少し5,387億円となり、連結業務純益
(一般貸倒引当金繰
入前・信託勘定償却前)
7,642億円を2,254億円下回りました。
● 一方、主として与信関係費用総額が5,387億円となったこと、および株価下落に伴い株式等関係損益が
4,880億円の損失となったことから、1,614億円の当期純損失となりました。
● 平成14年度末の連結自己資本比率(国際統一基準)は、平成15年3月に行った当社普通株式の公募増資
ならびに東京三菱銀行および三菱信託銀行が保有していた当社普通株式の売出しによる効果もあり、前年
度末比0.53%増加し、10.84%となりました。
連結決算の概況
(単位:億円)
平成13年度(A)
連結業務粗利益
資金利益
信託報酬
うち信託勘定償却①
役務取引等利益
[同シェア]
特定取引利益
その他業務利益
うち国債等債券関係損益
増減(B)−(A)
17,116
11,080
1,227
△ 193
3,383
[19.7% ]
545
878
78
17,473
10,588
1,014
△ 81
3,547
[20.3% ]
799
1,524
682
356
△ 492
△ 213
111
163
[0.6% ]
253
646
603
営業費
うち三菱証券関連分
9,668
207
9,912
765
243
557
連結業務純益(一般貸倒引当金繰入前・信託勘定償却前)
7,641
7,642
1
338
382
43
一般貸倒引当金繰入額②
連結業務純益
7,109
7,178
69
△ 10,002
△ 7,212
△ 2,836
△ 3,461
△ 61
△ 852
△ 2,248
1,368
△ 2,170
△ 1,446
△ 541
ー
△ 10,781
△ 4,923
△ 2,110
△ 1,177
△ 752
△ 883
△ 4,880
803
△ 2,196
△ 3,487
△ 976
△ 436
△ 778
2,288
726
2,283
△ 691
△ 30
△ 2,631
△ 565
△ 26
△ 2,040
△ 435
△ 436
△ 2,893
△ 3,602
△ 709
△ 77
195
272
税金等調整前当期純利益(△は税金等調整前当期純損失)
△ 2,970
△ 3,407
△ 436
法人税等
△ 1,634
△ 1,811
△ 176
187
18
△ 168
当期純利益(△は当期純損失)
△ 1,523
△ 1,614
△ 91
与信関係費用総額(①+②+③)
△ 7,744
△ 5,387
2,356
臨時損益(△は費用)
与信関係費用③
貸出金償却
個別貸倒引当金繰入額
整理回収機構宛売却損
その他の与信関係費用
株式等関係損益
株式等売却益
株式等売却損
株式等償却(減損処理額)
その他の臨時損益
うち転換社債為替差損
経常利益(△は経常損失)
特別損益
少数株主利益
16
平成14年度(B)
業績の推移
連結自己資本比率(国際統一基準)
(単位:億円)
(単位:億円)
20,000
100,000
17,473
17,116
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
(単位:%)
10.84%
10.30%
15,000
80,000
10,000
60,000
11
10
62,205
59,684
9
7,178
7,109
5,000
0
−1,523
40,000
8
20,000
1
−1,614
0
0
−5,000
平成13年度
連結業務粗利益
業
績
サ
マ
リ
ー
︵
連
結
︶
平成13年度末
平成14年度
連結業務純益
連結自己資本額
当期純損失
平成14年度末
連結自己資本比率
貸出金
預金
貸出金は、円高や不良債権の最終処理等により、前年度末
預金は、国内個人預金の増加等により、前年度末比 2
比 2 兆 1,124 億円減少し 46 兆 9,503 億円となりました。
兆 7,169 億円増加し 62 兆 6,243 億円となりました。
なお、住宅ローン[2 行合算]は、前年度末比 5,651 億
円増加し 6 兆 9,411 億円となりました。
(単位:億円)
(単位:億円)
750,000
750,000
600,000
600,000
490,627
450,000
300,000
300,000
63,760
626,243
469,503
450,000
150,000
599,073
295,098
321,644
150,000
69,411
0
0
平成13年度末
貸出金
平成13年度末
平成14年度末
預金
うち住宅ローン[2行合算]
平成14年度末
うち国内個人預金[2行合算]
資本の部
資本の部合計は、前年度末比 2,780 億円減少し 3 兆 464 億円となりました。
資本金は、当社普通株式の公募増資により、前年度末比 1,115 億円増加し 1 兆 2,580 億円となりました。
資本剰余金は、当社普通株式の公募増資に伴い増加(1,115 億円)する一方、東京三菱銀行および三菱信託銀行が保有し
ていた当社普通株式の売出しによる自己株式処分差損(141 億円)の発生の結果、前年度末比 973 億円増加し 9,320 億
円となりました。
利益剰余金は、当期純損失 1,614 億円や配当金 459 億円等により、前年度末比 2,273 億円減少し 9,623 億円となり
ました。
その他有価証券評価差額金は、株価の下落により、前年度末比 3,074 億円減少し 2,234 億円の控除となりました。
自己株式の控除額は、東京三菱銀行および三菱信託銀行が保有していた当社普通株式の売出し等により、前年度末比
1,009 億円減少し 44 億円となりました。
(単位:億円)
平成13年度(A)
資本の部合計
うち資本金
うち資本剰余金
うち利益剰余金
うちその他有価証券評価差額金
うち自己株式
33,244
11,465
8,346
11,897
840
△ 1,053
平成14年度(B)
30,464
12,580
9,320
9,623
△ 2,234
△ 44
増減(B)−(A)
△ 2,780
1,115
973
△ 2,273
△ 3,074
1,009
17
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
繰延税金資産について
●引当強化を促進させた「税効果会計」制度
MTFGグループは、平成9年度に導入された「資産の自己査定
制度」
に基づき有税償却・引当処理を積極的に実施し、不良債権
に対する引当強化を推進してきました。会計と税務の損失認識時
期を調整する
「税効果会計」
により、さらに有税引当処理は促進さ
れました。
業
績
サ
マ
リ
ー
︵
連
結
︶
●不良債権の最終処理加速に伴う「繰延税金資産」の解消時期が到来
不良債権に対する引当強化はすでに峠を越し、オフバランス化
という最終処理段階に突入し、税効果会計による
「繰延税金資産」
の内容も、従来までに積み上がった有税引当等の無税化が進み、
税務上の欠損金として今後の利益でそのまま解消できる段階にな
りました。
●「攻めの経営」による収益拡大で「繰延税金資産」を早期に解消
「貸おこし」
に伴う金利収益や手数料を中心とした非金利収益の
増強による粗利益の増加、および人員や店舗の効率化など、
「攻
めの経営」による収益拡大により、今後
「繰延税金資産」の早期解
消を図っていきます。
[繰延税金資産発生原因別内訳](2 行単体合算)
(単位:億円)
平成10年度
繰延税金資産
貸倒引当金(有税分)
有価証券評価損(有税分)
繰越欠損金(無税化分)
退職給付引当金等(有税分)
平成11年度
9,201
7,213
384
−
1,603
平成12年度
8,056
5,693
283
139
1,941
平成13年度
9,102
6,453
1,195
392
1,062
平成14年度
10,393
7,570
1,115
768
939
13,911
5,323
117
7,252
1,218
部門別収益状況
平成 14 年度の東京三菱銀行ならびに三菱信託銀行の内部管理上の区分けを基準とした部門別収益状況は、次のとおりです。
●東京三菱銀行(連結)
リテール
部門
(単位:億円)
法人営業
部門
グローバル
企業部門
投資銀行
部門
資産運用
部門
UNBC
部門
オペレーション トレジャリー
サービス部門
部門
国内証券
子会社
その他
部門
合計
業務粗利益
資金収益
手数料収益
その他収益
子会社収益
2,799
1,654
293
126
725
2,865
1,960
462
313
129
2,629
1,258
650
242
477
947
60
280
311
294
△ 29
0
39
△ 145
77
2,758
ー
ー
ー
2,758
198
7
37
8
145
2,878
1,801
△ 62
1,118
20
550
ー
ー
ー
550
△ 880
ー
ー
ー
ー
14,717
ー
ー
ー
ー
経費等
2,116
1,269
1,299
461
165
1,615
169
267
659
800
8,825
682
1,595
1,329
485
△ 194
1,142
29
2,611
△ 108
△ 1,680
5,892
営業純益
(注) 1. 管理会計基準の損益であり、財務会計上の損益とは一致しません。
2. その他部門の業務粗利益では、ダブルカウント額 409 億円*を控除しています。
*
ダブルカウントとは、顧客取引から発生する収益を効率的に把握できるよう、特定の業務から得た収益を 2 つの部門で同時に計上する考え方です。
3. 経費等は単体、子会社合算ベースです。
4. その他部門の経費等には、単体での一般貸倒引当金繰入額 497 億円が含まれています。
5. 国内証券子会社の損益は、平成 14 年 4 月から平成 14 年 8 月の東京三菱証券、東京三菱パーソナル証券および東京三菱ティーディーウォーターハウス証券の損益と、平成 14 年
9 月から平成 15 年 3 月の三菱証券の損益を合算したものです。
●三菱信託銀行(連結)
(単位:億円)
信託バンキング
事業
業務粗利益(信託勘定償却前)
資金収益
貸信・合同信託報酬(信託勘定償却前)
その他信託報酬・手数料収益
その他収益
受託財産
事業
不動産
事業
市場国際
事業
合計
1,201
790
103
307
0
379
ー
ー
379
ー
167
ー
ー
167
ー
1,372
1,089
219
△ 50
113
225
61
164
ー
△1
3,346
1,941
488
804
112
経費
734
279
97
176
273
1,562
信託勘定償却前業務純益(一般貸倒引当金繰入前)①
466
100
70
1,195
△ 48
1,784
47
47
△1
1,831
子会社利益②
合計① + ②
466
100
70
(注) 1. その他信託報酬・手数料収益には、年金等の受託財産運用・管理業務に係る報酬、証券代行業務や不動産業務等の手数料が含まれています。
2. その他収益には、特定取引収益、国債等債券損益、外国為替売買損益等が含まれています。
3. その他の業務粗利益(信託勘定償却前)には、保有株式の配当収入、貸信・合同勘定の償却債権取立益等が含まれています。
18
その他
1,195
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
トピックス
三菱証券が誕生
14年9月、国際証券、東京三菱証券、東京三菱パーソナ
ル証券および一成証券が合併し、
「三菱証券株式会社」が誕
生しました。
三菱証券は、MTFGグループの中核証券会社として、グ
ループ4社で行っていた証券業務を集約し、さらに東京三
菱銀行がもっていたM&A・証券化・デリバティブ関連など
の機能・資源を一部移植・追加して、トータルなソリュー
ション提供機能を備えた
「新しい証券会社」になりました。
三菱証券では、グループが誇るグローバルネットワーク
を駆使し、幅広く質の高い証券・投資銀行サービスを、迅
速かつ的確にお客さまにご提供するとともに、東京三菱銀
行、三菱信託銀行との連携・協働を一段と推進してシナ
ジー効果を最大限に発揮し、MTFGグループがお客さまの
多様化・高度
化するニーズ
にお応えする
「銀行・信託・
証券を包摂し
た総合金融
サービスの提
供 」の 一 翼 を
担ってまいり
ます。
三菱証券との共同店舗を展開
東京三菱銀行と三菱信託銀行および三菱証券は、総合金
融サービス提供力の強化とコスト削減のため、積極的に共
同店舗化を進めており、15年2月、グループ初の銀行・信
託・証券の3社による共同店舗として「川崎支店」をスター
トさせました。
また、東京三菱銀行と三菱証券は、15年2月の阿佐ヶ
谷・金沢支店などを皮切りに、共同店舗化を実施してお
り、15年6月末現在、東京三菱銀行と三菱証券の共同店舗
および隣接店舗は合計18カ店になりました。
ダイヤモンドプライベートオフィスを設立
14年6月、東京三菱銀行と三菱信託銀行は、明治生命保
険・東京海上火災保険・三菱地所等とともに、富裕層のお
客さま向けに
「総合財務コンサルティング」サービスを行う
「ダイヤモンドプライベートオフィス株式会社」
を設立しま
した。
同社は、金融資産の運用にとどまらず、事業の承継や、
不動産の有効活用など
「すべての資産」
を対象として、生前
の金融取引から相続対策に至るまで、生涯にわたり一貫し
てアドバイスを行う総合財務コンサルティングサービスを
お客さまにご提供してまいります。
「相続・遺言講演会」を共同開催
東京三菱銀行と三菱信託銀行は、MTFGグループのシナ
ジー発揮の一環として、14年4月より、「相続・遺言講演
会」を共同で開催しています。
講演会では、「相続・遺言」や「不動産の有効活用」に加
え、法人オーナーのお客さま向けに
「事業承継」
もテーマと
して東京三菱銀行と三菱信託銀行の豊富な経験・知識をご
提供することで、参加されたお客さまからご好評をいただ
いており、開催
回数はすでに
100回を超え
ています。
ト
ピ
ッ
ク
ス
東京三菱銀行の事務センターおよび
三菱信託銀行のホストシステムの移転
15年1月、三菱信託銀行
「江坂センター
(大阪)
」
内にある
同行ホストシステムを、東京三菱銀行
「多摩情報センター
(東
京)
」
内に移転しました。また、すでに多摩情報センター内に
ある旧日本信託銀行のホストシステムとハードウェアの統
合を行い、システム管理・運営の効率化を推進しました。
さらに、1 5年5月には、東京三菱銀行「大阪事務セン
ター」
を三菱信託銀行江坂センターへ移転しました。なお、
大阪事務センターが行っていた業務の一部を東京に集約
し、業務の効率化も行いました。
MTFGの公募増資・売出し案件が米国系の有力
金融情報メディアから最優秀発行体賞を受賞
MTFGグループが15年3月に実施した公募増資・売出し
案件が、米国系の有力金融情報メディア
「トムソン・ディー
ルウォッチ(THOMSON DealWatch)」の平成14年度最
優秀発行体賞を受賞しました(総合部門の「Issuer of the
Year」および株式部門の「Equity Issuer of the Year」の
2部門で最優秀発行体賞を受賞)。
本件は、
「トムソン・ディールウォッチ」が国内の機関投
資家および引受業者200社以上からアンケートをとり、平
成14年度に発行市場に登場した本邦企業の全案件のなかか
ら、総合的に最も優れた案件として決定したものです。
受賞にあたっては、
「本邦大手銀行
(グループ)
としては、
13年ぶりの普通株式の公募という正攻法の大型調達であっ
たこと」や
「国内外の経済情勢や株価動向など、非常に厳し
い状況のなかで、自己資本を質・量両面から拡充し、
『攻め
の経営戦略』
を明確に打ち出したこと」
などが特に高く評価
されました。
19
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
投資型年金保険の販売開始
保険業務の規制緩和により銀行窓口において個人年金保
険の販売が解禁されたのに合わせ、14年10月、東京三菱
銀行と三菱信託銀行は、それぞれ投資型年金保険
(変額個人
年金保険)の販売を開始しました。
本商品は、主に投資信託で運用を行う特別勘定の運用実
績に基づき、将来の年金受取額や死亡給付金額が増減す
る、「資産運用(資産形成)」
「年金受け取り」
「生命保険」の3
つの機能がひとつにまとまった個人年金保険です。
お客さまのライフステージのさまざまな局面でご活用い
ただける商品です。
ト
ピ
ッ
ク
ス
中小企業向け新型融資商品「融活力」の
取り扱いを開始
15年3月、東京三菱銀行は、中小企業のお客さま向けの
新型融資商品
「融活力
(ゆうかつりょく)」
のお取り扱いを開
始しました。
本商品は、ご融資金額を最大3,000万円、期間を最長3
年、金利を2%(変動金利)からの低金利とした、無担保・
第三者保証不要
(代表者の方の連帯保証は必要)
の中小企業
のお客さま向け専用融資商品で、運転資金をはじめとした
お客さまの幅広い資金調達ニーズにお応えします。専用フ
リーダイヤルや全国21カ所の専用受付窓口を通じて、専門
スタッフにお気軽にご相談・お申し込みいただけ、機動的
な資金調達手段としてご活用が可能
です。
また、すでに1,000社を超える
中小企業のお客さまにご利用いただ
いている「TKC戦略経営者ローン」
も、ご融資期間を最長5年に拡大、
最優遇金利も引き下げるなど、さら
にご利用しやすくなりました。
「地銀とのシステム共同化プロジェクト」
15年4月、東京三菱銀行は、足利銀行、百十四銀行、十
六銀行、常陽銀行、日本アイ・ビー・エムと、基幹系シス
テムの共同化を進めていくことで基本的に合意しました。
本件は、単なる経費削減にとどまらず、将来の業務面・制
度面・技術面への対応力を高め、お客さまへのサービスを
向上させることを目的としています。
共同化にあたっては、まず、東京三菱銀行のシステムを
ベースとした
「地銀共同版システム」を共同で構築し、コン
ピュータおよび関連機器を共同化コンピュータセンターに
極力集約します。そのうえで、参加地方銀行は、各行ごと
の
「地銀共同版システム」
を保有・稼働させ、19年ごろより
順次移行していく予定です。
この共同化は、預金・融資・外為業務などの勘定系のほ
か、情報系のシステムも対象に開始しますが、さらに範囲
20
を拡大する予定です。また、参加地方銀行の拡大にも積極
的に取り組み、共同化の効果を高めてまいります。
生前贈与信託「パーソナルトラスト」の
取り扱いを開始
15年3月、三菱信託銀行は、長期の資産管理・運用を目
的とした生前贈与信託
「パーソナルトラスト」のお取り扱い
を開始しました。
本商品は、資産の管理をお客さまに代わり行うもので、
あらかじめ指定されたご家族などの受益者に対し、定期的
かつ長期に贈与していくことができます。また、遺言によ
り信託設定することもできるため、生前の遺志をくんだ形
で、残されたご家族などのため、オーダーメードでの資産
管理・運用の指図が可能となります。
なお、14年12月には成年後見制度に関する相談、支
援、普及などを行っている「社団法人 成年後見センター・
リーガルサポート」
と協定を締結しており、補助・後見等を
必要とされる方が受益者となる場合のサポートについても
ご相談いただけます。
キャッシュバランスプラン(混合型年金)
第1号案件を受託
14年9月、三菱信託銀行は、確定給付企業年金法
(14年
4月施行)
における第1号案件を、キャッシュバランスプラ
ン
(市場環境に応じて給付額が変動する混合型年金)
で受託
しました。
確定給付・確定拠出双方の特徴を兼ね備えたキャッシュ
バランスプランは、退職金・年金制度改革の有力な選択肢
として注目されており、導入を検討するお客さまが増えて
います。一方で、キャッシュバランスプランの制度導入に
は高度なノウハウが必要とされ、お客さまのコンサルティ
ングニーズが高まっています。
三菱信託銀行では、お客さまのニーズに合った高度なコ
ンサルテーションサービスをご提供するため、年金コンサ
ルティング部を設置するなど組織体制を強化したほか、コ
ンサルティングツールの開発を進めています。 なお、年金
コンサルティング部によるコンサルティング実績は、15年
3 月までに1 0 0 件を超えており、そのうち半数以上は
キャッシュバランスプランの導入に関するものとなってい
ます。
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グ
ル
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コーポレート・ガバナンス
当社は、
「MTFG経営理念」
を経営戦略の策定や経営の意
●
志決定のよりどころとなる諸活動の基本方針と位置づけて
グループ全体の施策、計数計画および資本政策の審議、
います。また、グループとしての基本的な価値観や倫理観
フォローを行う。
を共有し、業務に反映させていくための行動規範として、
●
「MTFG倫理綱領」を制定しています。
当社は、
「MTFG経営理念」
および
「MTFG倫理綱領」
の考
え方に基づき、コーポレート・ガバナンスの充実に努めてい
ます。
コーポレート・ガバナンス体制について
取締役会は、取締役12名
(うち社外取締役2名)
で構成さ
れ、当社の業務執行を決定し、取締役の職務の執行を監督
しています。
また、当社は監査役制度を採用しており、監査役会は、
経営計画委員会(原則年4回開催)
総合政策委員会(随時開催)
グループ全体の経営全般および事業運営上の重要問題の審
議を行う。
●
総合リスク管理委員会(原則年4回開催)
行う。
●
監査委員会(原則年4回開催)
グループ全体の内部監査、法令等遵守に関する重要な事項
の審議を行う。
●
情報開示委員会(最低年4回開催)
監査役5名
(うち社外監査役2名)
で構成されています。各監
開示内容の適正性、開示にかかわる内部統制に関する審議を
査役は、監査役会で策定された監査方針および監査計画に
行う。
基づき、取締役会をはじめとする重要な会議への出席や、
●
業務および財産の状況調査を通して、取締役の職務遂行を
グループ全体のビジネスモデルの抜本的な再構築に取り組
監査しています。
むための協議、ならびに子会社間の協働を円滑に行うため
戦略調整委員会(随時開催)
取締役会の下に、会長・社長および専任取締役3名から
に必要な戦略の調整を行う。
なる経営会議を設置し、取締役会で決定した基本方針に基
●
業務監査委員会(原則年4回開催)
づき、経営に関する全般的重要事項を協議決定しています。
グループの業務執行にかかわるすべての組織から独立した
さらに経営会議の諮問機関である6つの委員会、外部の
組織として、グループ全体のコンプライアンス体制の充
弁護士等からなる業務監査委員会、および社外の有識者か
実・強化のために、取締役会に必要な提言と助言を行う。
らなるアドバイザリーボードを設置しています。
各委員会等の概要は以下のとおりです。
コ
ー
ポ
レ
ー
ト
・
ガ
バ
ナ
ン
ス
グループ全体のリスク管理等に関する重要な事項の審議を
●
アドバイザリーボード(原則年2回開催)
経営全般について、独立した立場から経営会議に助言を行う。
(三菱東京フィナンシャル・グループの組織については、66ページに記載しています)
情報開示委員会について
設置の背景
●
経営会議
米国において、企業の不正会計事件を契機として企業改
革法が制定され、開示情報の適正性に関して経営者によ
る宣誓書の提出が課されました。日本でも内閣府令の改
正により、米国の宣誓書と同趣旨の、経営者による確認
委員会の審議結果を報告
統制や手続き制定の諮問
情報開示委員会
書の提出が規定されました。これを受け、当社は15年5
月に、情報開示にかかわる内部統制の強化と開示する情
報にかかわる関係者の責任の明確化により、開示情報の
委員長
財務担当役員(CFO)
質・透明性の向上を図ることを目的として、情報開示委
員会を設置しました。
特徴
●
米国企業改革法に対応した情報開示委員会です。
●
金融再生プログラムに基づく要請に応えるために、有価
証券報告書も審議対象としています。
●
MTFGの役職員のみならず、グループ銀行の担当役員も
メンバーに加えて、グループ全体で情報開示にかかわる
適正性の確保、内部統制の強化を図ってまいります。
委員
企画担当役員、関係部室長
グループ銀行の担当役員
報告
MTFG各部室
監
査
部
内
部
監
査
報告
グループ銀行各部門
21
三
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グ
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プ
三菱東京フィナンシャル・グループのリスク管理/コンプライアンス/内部監査
リスク管理
リ
ス
ク
管
理
経済・金融のグローバル化が一段と進展し、IT技術の高
スクや情報資産リスクのように業務活動に伴い必然的に発
度化が社会に大きな変革をもたらすようになった今日、銀
生するリスクがあります。銀行は、とるべきリスクと回避
行を取り巻く経営環境は急速に変化しています。また、規
すべきリスクを的確に見極めたうえで、リスクに見合った
制緩和の進展により、業態を超えた提携や持株会社による
適切なリターンを確保、維持する必要があります。
経営統合、異業種からの銀行業務算入など、ビジネスチャ
MTFGグループは、銀行が抱える多種多様なリスクを統
ンスが拡大する一方で競争がますます激しさを増していま
一的な尺度で総合的に把握、運営することを基本方針と
す。そのため、銀行が抱えるリスクはかつてなく大きく、
し、すべてのリスクを特定・計測・コントロール・モニタリ
かつ幅広いものとなっています。
ングし、リスクに見合った収益の確保と適正な経営資源の
銀行が抱えるリスクには、信用リスクや市場リスクのよ
配分を実現することにより、経営課題の実現をめざし
うに収益を上げるため積極的にとるべきリスクと、事務リ
ます。
リスク管理体制
当社グループでは、持株会社、グループ銀行のそれぞれ
それぞれ管理体制を整備し、リスク管理を行っています。
にリスク管理の担当役員および担当部署を設置し、緊密に
各種リスクを定性・定量の両面から能動的に管理するため
連携しながらグループとして統合的なリスク管理を実施し
に、持株会社は総合リスク管理委員会、グループ銀行は主
ています。
要リスク別に委員会・審議会を設置しています。委員会・審
持株会社では、グループにおけるリスク認識の共通化、
議会では、各種リスクの状況を検証するとともに、リスク
リスク管理体制や手法の高度化、適正なリスクキャピタル
管理・運営に関する重要事項を審議しています。各種リス
の配分、特定のリスクへの集中排除などを推進していま
クに係る管理・運営方針は、委員会での審議を踏まえ、取
す。リスク管理に関するグループ全体の基本的な方針は、
締役会が決定します。
持株会社が決定し、グループ銀行はその基本方針に則り、
統合リスク管理
当社グループでは、銀行が抱えるさまざまなリスクを計
当社グループは、これらの制度・指標を活用し、グルー
量化し、リスク量に見合う資本
(経済資本)を、グループ銀
プ全体のリスク・プロファイルの改善、リスクに見合った収
行別、リスク種類別、業務別等の各セグメントに割り当て
益の確保や適正な経営資源の配分を進めていきます。
る割当資本制度を運営しています。割当資本制度は、信用
リスク、政策投資株式リスク、市場リスク、オペレーショ
ナルリスクを資本配賦の対象とし、持株会社がグループ銀
行との協議に基づき、半期ごとに割当資本計画を策定しま
す。当社グループは、経営の健全性を確保する観点から、
割当資本計画を自己資本の範囲内に収めることとし、経済
資本の期中の動向を把握・管理しています。さらに、リス
ク対比の収益性・効率性の把握・管理を目的として、資本
コスト控除後収益とRAPMという経営管理指標を導入し、
リスク・リターンの状況をモニタリングしています。
22
●用語解説
資本コスト控除後収益
粗利益から経費・与信関係費用・資本コストを差し引いた収益で、資
本に対する期待利回り(資本コスト)を上回った利益額を示します。
RAPM
(Risk Adjusted Performance Measurement:割当資本対比収益率)
リスクに対する備えとして必要な資本(割当資本)
に対して、どれだけ
収益を上げたかという効率性を示す指標です。
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プ
リスク管理体制
持株会社(MTFG)
取締役会
経営会議
信用リスク、市場リスク、
流動性リスク、
オペレーショナルリスク、
事務リスク、情報資産リスク
総合リスク管理委員会
リスク統括部
報告
基本方針策定・管理
報告
東京三菱銀行
三菱信託銀行
取締役会
取締役会
経営会議
経営会議
投融資検討会
リスク管理委員会
ALM委員会
情報セキュリティ管理委員会
投融資審議会
総合リスク管理室
(リスク管理統括部署)
市場リスク、流動性リスク、
オペレーショナルリスク
融資企画室
信用リスク
オペレーションサービス企画室
事務リスク
情報セキュリティ管理室
法務・コンプライアンス室
●委員会・審議会の開催頻度
ALM審議会
経営管理部
(リスク管理統括部署)
情報資産リスク
リ
ス
ク
管
理
市場リスク、流動性リスク、
情報資産リスク、
法務リスク、
業務運営リスク
信用リスク統括部
信用リスク
事務管理部
事務リスク
法務リスク
持株会社
総合リスク管理委員会(四半期ごと)
東京三菱銀行
リスク管理委員会(半期ごと)、投融資検討会(半期ごと)
ALM委員会(毎月)、情報セキュリティ管理委員会(半期ごと)
三菱信託銀行
投融資審議会(半期ごと[信用リスク管理状況])、ALM審議会(毎月)
割当資本・RAPM運営
各種リスク計量化
リスク・リターンのモニタリング
自
己
資
本
経
済
資
本
自己資本の範囲内に
リスクをコントロール
銀行別・部門別に経済資本を
割り当てる
割当資本計画
経済資本
収益
経済資本
収益
経済資本
収益
リスク対比の収益性・効率性の把握
資本コスト控除後収益、RAPM
割当資本計画の範囲内で
リスクテイク
23
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信用リスク管理
信用リスク−
−
−与信取引先の財務状況悪化等により損失を被るリスク
MTFGグループは、資産の健全性、および信用リスク量
信用リスク管理体制
を適正な水準にコントロールし、リスクに見合った収益を
リ
ス
ク
管
理
確保するための管理体制を整備しています。
当社グループでは、資産の健全性を維持・向上させるた
特に不良債権の圧縮は、喫緊の経営課題のひとつとして
め、グループ銀行の与信ポートフォリオを定期的にモニタ
取り組んでおり、厳格な自己査定による適切な償却・引当
リングし、状況を把握するとともに、グループ共通の信用
処理、個別の案件審査や与信管理における不良債権の未然
格付制度、自己査定制度により、問題債権の早期把握に努
防止と正常債権化に力を入れています。
めています。
当社グループでは、グループ共通の信用格付を資産自己
信用リスク管理体制の基本的な枠組みは、グループ銀行
査定、プライシング、信用リスク計量化、ポートフォリオ
がそれぞれ連結・グローバルベースで信用リスク管理体制
管理に活用しています。
を整備し、持株会社はグループ全体の信用リスクを管理す
るというものです。
グループ銀行では、個別案件の審査・与信管理にあた
り、審査管理部署と営業推進部署を互いに分離し、相互に
牽制が働く体制としています。また、経営陣による投融資
検討会/投融資審議会を定期的に開催し、信用リスク管
理・運営における重要事項を審議しています。
グループ銀行の管理体制
取締役会/経営会議
投融資検討会/投融資審議会等
重要案件決裁
権限付与
重要案件付議
取引結果報告
定例報告
審査管理部署
案件審査
与信管理
信用リスク管理部署
リスク量等のモニタリング
営業推進部署
妥当性の検証
与信監査部署
信用格付制度
信用リスクを評価するための統一的な尺度として、グ
や外部格付機関が付与する格付との整合性もとるなど、客
ループ共通の15段階の信用格付制度を導入しています。こ
観性の高いものとなっています。
の格付制度は、デフォルト率を共通尺度として新BIS規制
カントリーリスクについては、
これとは別に、
国別にグルー
案との対応を図るとともに、自己査定における債務者区分
プ共通の格付を付与し、
定期的に見直しを行っています。
債務者格付
1∼9
債務者区分
正常先
10∼12
13
14
要注意先 破綻懸念先 実質破綻先
(注)格付12は要管理債権を有する債務者(いわゆる要管理先)です。
24
15
破綻先
不良債権削減への取り組み
ポートフォリオ管理
当社グループは、不良債権の圧縮を重要課題と位置づ
当社グループは、信用格付に基づき、予想損失などを勘
け、特に破綻懸念先以下の債権については、整理回収機構
案したプライシング運営を推進することにより、信用リス
(RCC)あての債権売却も含め、既存分2年以内、新規発生
クに見合った収益の確保と維持に取り組んでいます。
分3年以内での最終処理・オフバランス化を推進しています
また、信用格付別・業種別・地域別などの区分別に与信
(平成14年度の問題債権、貸倒引当金の状況については、6∼8ページをご
金額や信用リスク量を把握・モニタリングし、特定のカテ
参照ください)。
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理
ゴリーに信用リスクが集中しないよう適切な管理を行って
います。
信用リスク量の計量化
カントリーリスクについては、専門部署を設置し、国別
に与信限度であるリミットを設定して管理しています。リ
当社グループでは、信用リスクを計測するため、与信金
ミットは、定期的に見直しを行うほか、当該国の信用状態
額、予想デフォルト率、予想回収率のデータを整備し、債
に大きな変動があった場合も見直しています。
務者間の相関関係も考慮した高度な計測モデルを用いて信
用リスク量を計測し、信用リスク管理に活用しています。
ポートフォリオ管理
新BIS自己資本規制への対応
ポートフォリオ管理
客
観
的
な
信
用
格
付
制
度
リスク計測
信用リスク量モニタリング
ポートフォリオ分散状況のチェック
リスクを踏まえた収益管理
経
営
戦
略
へ
の
活
用
リスクを踏まえたプライシング運営
自己査定
適切な償却・引当
政策投資株式リスク管理
政策投資株式リスク−
−
−保有する株式の株価下落により損失を被るリスク
MTFGグループではリスク管理の観点から政策投資株式
当社グループでは、こうしたシミュレーション等をもと
リスクの定量分析を実施しています。TOPIXの変化に対す
にリスク量が自己資本と比べて適正であるかどうか、リス
る政策投資株式(公開銘柄)の時価総額の変動を試算する
クに見合った収益を確保できているかどうかといった観点
と、15年3月末時点の保有株式(公開銘柄)では、TOPIX
から、政策投資株式保有の適切性を検討し、リスクの削減
が1ポイント変化した場合、時価総額はグループ全体で約
に努めています。
39億円変動するという試算結果が出ています。
25
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市場リスク管理
市場リスク−
−
−金利、為替、株価等の変動により損失を被るリスク
リ
ス
ク
管
理
MTFGグループは、グループが抱える市場リスク量を適
グループ銀行では、フロントオフィス(市場部門)
から独
正な水準にコントロールするとともに、リスクに見合った
立した、バックオフィス(事務管理部署)およびミドルオ
収益を確保するための管理体制を整備しています。
フィス(リスク管理部署)を設置し、相互に牽制が働く体制
としています。また、経営陣によるALM委員会/審議会を
リスク管理体制
毎月開催し、市場リスク管理・運営における重要事項を審
議しています。
当社グループでは、トレーディング目的の市場業務(ト
市場リスク量については、自己資本をベースに割り当て
レーディング業務)とトレーディング目的以外の市場業務
られた市場リスク限度額をリミットとして設けるととも
(バンキング業務)について、グループ銀行がそれぞれ連
に、損失額の上限についてもリミットを設定することによ
結・グローバルベースで市場リスク管理体制を整備し、持
り、リスク量や損失額を一定の範囲に抑えるよう運営して
株会社がグループ全体の市場リスクを管理しています。
います。
グループ銀行の管理体制
取締役会/経営会議
ALM委員会/審議会
定例報告
権限付与
取引結果報告
フロントオフィス
リスク量等のモニタリング
約定確認
ミドルオフィス
市場リスク
管理部署
[ ]
バックオフィス
市場リスク量の計測
市場リスクは他のリスクに比べ日々の変動が大きいた
グループ銀行でも、それぞれVaRによる市場リスク量の
め、当社グループではVaR(バリュー・アット・リスク)
を用
計測を行い、社内での管理やBIS自己資本比率の算出など
いて、グループ銀行間の分散効果を考慮した市場リスク量
に利用しています。VaR計測モデルの信頼性検証やストレ
を日次で把握・管理しています。
ステストも、それぞれ同様に実施しています(平成14年度の市
リスク量算出に使用されるVaR計測モデルについて、推
場リスクの状況については、131ページをご参照ください)。
計されたリスク量と実際の市場変動による損益を比較する
ことにより、その信頼性を検証しています。
さらに、VaRで測られる通常時のリスク量の把握に加え
て、通常では考えられないような市場の大きな変動を想定
したストレステストを実施し、市場環境の変化に注意して
います。
26
●用語解説
VaR(バリュー・アット・リスク)
市場リスクは、市場全体の変動により損失を被るリスクである
「一般市
場リスク」
と、特定の債券や株式の価格が市場全体の動きと異なって変
動することにより損失を被るリスクである「個別リスク」
に区別できま
す。MTFGグループでは、一般市場リスク計測のため、過去の市場変
動を統計的に分析し、ポートフォリオの市場価値が今後一定期間でど
の程度増減し得るかを推計した値をVaRとしています。
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オペレーショナルリスク管理
オペレーショナルリスク−
−
−内部管理上の問題や
外部要因により損失が発生するリスク
オペレーショナルリスクは、金融機関のみならず一般の
ンスに係るリスク、災害に伴うリスク、経営戦略・業務運
事業会社においても顕在化する事例が相次いでいるほか、
営に係るリスク、規制・制度変更に伴うリスク、評判リス
新BIS規制案でも資本賦課の対象となっており、管理体制
クなどを含む幅広いリスクとしています。
整備の必要性が高まっています。
当社グループでは、オペレーショナルリスクを適切に認
MTFGグループでは、オペレーショナルリスクを、流動
識・評価・コントロール・モニタリングするための管理手
性リスク、事務リスク、情報資産リスク、人事管理・不正
法・管理体制の整備に取り組んでいます。
リ
ス
ク
管
理
に係るリスク、顧客取引に係るリスク、法務・コンプライア
流動性リスク管理
流動性リスクとは、財務内容の悪化などにより資金繰り
て4段階(平常時、準懸念時、懸念時、危機時)のステージ
がつかなくなるリスクです。グループ銀行では、円貨・外
を設定し、グループとして統合的な管理を実施していま
貨のそれぞれについて、資金調達の構成や資金繰りギャッ
す。具体的には、平常時よりグループ銀行のフロントオ
プの管理、コミットメントラインなどの資金流動性を供給
フィス、リスク管理部署、持株会社の間で、資金繰りに関
する商品の管理および資金流動性維持のための準備資産の
する情報・計数を交換・報告しているほか、流動性リスクが
管理などを行い、適正な資金流動性を確保しています。平
高いステージでは、資金繰りに関する情報とグループ全体
成14年度下期は当社の株価が下落しましたが、グループ銀
の対応方針を一元的に管理する体制を構築しています。ま
行の資金調達に円貨・外貨とも特段支障は発生しませんで
た、大災害や戦争・テロなど突発的事態が発生した場合に
した。
備えて、資金繰りに関する連絡・ 協議体制を構築してい
当社グループでは、グループ全体の資金調達状況に応じ
ます。
事務リスク管理
事務リスクとは、役職員の誤った事務処理や不正などに
る手作業事務処理の削減、現金・現物の管理体制の強化、
より損失を被るリスクです。当社グループは、預金・為替・
事務事故のデータベース管理、内部監査、事務指導の充実
貸出などの銀行業務に加え、信託業務・併営業務として、
により、事務リスクの削減に努めています。
年金・証券・不動産・証券代行・債権流動化など幅広いビ
発生した事務事故などは、グループ内で共有し、再発防
ジネスを行っています。これら多様な業務について、グ
止を図っています。
ループ銀行ではそれぞれ手続・権限の厳正化、機械化によ
情報資産リスク管理
情報資産リスクとは、システム障害や情報漏洩などによ
するため、災害対策システムの準備・各種インフラの二重
り損失を被るリスクです。グループ銀行は、システム開発
化や障害訓練の実施等の必要な対策を講じています。
に際して、事前に十分なテストを実施し、システム障害等
グループ銀行が保有する顧客情報については、情報保護
の未然防止に努めています。重要なシステム開発について
のため、システムへの不正侵入の防止策を講じるととも
は、経営陣が定期的にシステムの開発状況を把握してい
に、情報の機密性に応じた管理を行っています。
ます。
発生したシステム障害や情報漏洩などは、グループ内で
また、万一システム障害が発生した場合の影響を極小化
共有し、再発防止を図っています。
27
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コンプライアンス
コ
ン
プ
ラ
イ
ア
ン
ス
MTFGグループは、コンプライアンスの徹底を経営の最
等を取りまとめたコンプライアンス・マニュアルの策定、
重要課題のひとつと考え、体制の整備と役職員への浸透に
各種研修の実行等を通じ、ヘルプライン制度を含めた体制
取り組んでいます。
の整備およびコンプライアンス意識の促進に努めていま
当社グループでは、持株会社がグループ全体のコンプラ
す。また、コンプライアンス委員会を定期的に開催し、法
イアンスの企画立案、モニタリング、指導等を行っていま
令等遵守状況のチェックや、関連する重要な施策の審議を
す。コンプライアンス体制の整備・強化のための重要な事
行っています。さらに国内外の各本部・営業店等において
項を審議するため、担当役員などで構成される監査委員会
も、コンプライアンスの担当者を任命し、定期的な自主点
を四半期ごとに開催しており、さらに、外部のメンバー
(弁
検や研修を行うとともに、独立した内部監査部門のチェッ
護士、公認会計士)
が委員を務める業務監査委員会が、取締
クにより実効性を確保しています。
役会にコンプライアンスに関する提言を行うことを通じ、
また、14年5月には、グループとして基本的な価値観や
関連施策やモニタリングの実効性、透明性の確保を図って
倫理観を共有し、業務に反映させていくための行動規範と
います。
して
「MTFG倫理綱領」
を制定し、持株会社およびグループ
グループ銀行においても、それぞれコンプライアンス統
銀行で採択しました。その際、三菱信託銀行では、信託業
括部署を定め、コンプライアンスに係る実践計画であるコ
務を兼営しているため、信託の受託者責任を明確にした
「信
ンプライアンス・プログラムや遵守すべき法令・社内ルール
託業務の倫理綱領」を併せて制定しました。
持株会社(MTFG)
取締役会
経営会議
監査委員会
持株会社、グループ銀行の担当役員によるグループ
全体のコンプライアンスにかかわる重要事項の審議
業務監査委員会
外部委員によるグループ全体のコンプライアンスに
かかわる重要事項の審議、および取締役会への提言
監査部コンプライアンスグループ
グループ全体のコンプライアンスにかかわる企画立案、指導、監督、モニタリング
東京三菱銀行
三菱信託銀行
取締役会
取締役会
経営会議
経営会議
コンプライアンス委員会
コンプライアンス委員会
コンプライアンス室
経営管理部コンプライアンス室
本部・営業店・連結対象子会社等
本部・営業店・連結対象子会社等
○
○
○
○
4.法令等の厳格な遵守
法令やルールを厳格に遵守し、社会の良識に沿った公正
で誠実な行動を行うとともに、グローバルな総合金融グ
ループとして国際的な基準を尊重してまいります。
28
○
5.人権および環境の尊重
人権および環境を尊重しつつ、社会との調和を図ります。
○
○
○
○
○
○
○
3.透明かつ健全な経営
お客様や株主、投資家等のステークホルダーと適切で調
和のとれた関係を保ち、経営情報の公正かつ適時適切な
開示を含め、透明で健全な経営に徹します。
○
○
2.お客様の尊重
MTFGの存立基盤は、お客様の満足と信頼により成り
立っていることを認識し、常にお客様のニーズに適合す
る最高の商品やサービスを提供することを心掛けます。
○
○
1.信頼の確立
グループの社会的責任と公共的使命の重みを十分認識
し、自己責任原則に基づく健全かつ適切な業務運営を通
じて、社会から揺るぎない信頼の確立を図ります。
○
MTFG倫理綱領
6.反社会的勢力との対決
市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力と
は、断固として対決します。
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ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
内部監査
内部監査とは、本部、営業店の内部管理体制の適切性や
プロセスチェック型監査の確立をめざし、グループ全体の
有効性を、これらの業務部門から独立した内部監査部門が
内部監査の企画立案機能を担います。
検証し、必要に応じて問題点の改善・是正に関する提言を
MTFGの設立以降、グループ銀行との合同プロジェクト
行うプロセスです。
として経営統合監査を実施したほか、各種監査ガイドライ
MTFGグループでは、法令等の遵守、収益の確保および
ンの制定、グループ合同研修の運営など、グループ全体の
適切なリスク管理を行ううえで、内部監査体制の整備が必
有効性・効率性を図るための共通施策を実行に移してきて
要不可欠との認識のもと、各業務部門から独立した組織と
います。
して東京三菱銀行に監査室、三菱信託銀行に監査部を設置
また、グループ銀行を含めた関係役員により構成される
し、経営目的を遂行するための内部管理体制が有効に機能
監査委員会を四半期ごとに開催しています。監査委員会
しているかを、被監査部門におけるリスクの管理状況を把
は、グループ全体の内部監査体制の整備や基本方針に関す
握したうえで監査しています。
る重要事項を審議する機関であり、グループ共通施策の決
また、監査計画の策定に際しては、リスクの種類・程度
定やグループ内への浸透に向けた取り組みは同委員会の審
に応じ、監査の頻度・深度に配慮するなど、効率的かつ実
議を経て実現に向かいます。
内
部
監
査
効性のある内部監査の実現に努めています。
持株会社には、内部監査部門の統括部署として監査部モ
●用語解説
ニタリンググループを設置しています。監査部モニタリン
COSO基準
米国トレッドウェイ委員会組織委員会
(略称COSO)
が1992年に公表
した内部統制のフレームワークに関する考え方です。その後に発表さ
れたバーゼル銀行監督委員会のペーパーや、各国監督官庁の金融検査
の手法などに多大な影響を与えています。
ググループは、グループ銀行の内部監査状況のモニタリン
グを行うほか、業務の有効性や効率性、財務情報の信頼
性、法令等遵守を柱とする、いわゆるCOSO基準に基づく
持株会社(MTFG)
取締役会
経営会議
付議・報告
監査委員会
監査部モニタリンググループ
報告
企画立案・モニタリング
監査
M
T
F
G
各
部
報告
東京三菱銀行
三菱信託銀行
取締役会
取締役会
経営会議
経営会議
付議・報告
付議・報告
監査室
監査部
監査
監査
本部・営業店・連結対象子会社等
本部・営業店・連結対象子会社等
29
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
社会貢献活動・社会環境活動
三菱東京フィナンシャル・グループ
三菱東京フィナンシャル・グループでは、
国内外において社会貢献活動・社会環境活
動に取り組むなど、
「良き企業市民」
として
社
会
貢
献
活
動
・
社
会
環
境
活
動
の幅広い活動を推進しています。
「MTFG体験教室」の開催
MTFGグループでは、児童養護施設・母子生活支援施設
の子どもたちをご招待し、日常とは違う体験をしてもらう
ことを目的にした社会貢献活動
「MTFG体験教室」
を開催し
ています。この活動は、MTFG、東京三菱銀行、三菱信託
銀行が共催で行っており、グループの社員がボランティア
として参加しています。
14年7月には、首都圏の上記施設で生活する子どもたち
と職員の方々約100名をご招待して千葉県で実施し、牧場
での
「牛の乳しぼり」
や海岸での「地引網」
等を体験してもら
いました。また、11月には、関西地区の子どもたちと職員
東京三菱銀行
国内営業店の地域社会に対する貢献活動
各営業店がそれぞれの地元地域に貢献する活動を企画・
実施しています。平成14年度は、地元の公共施設や福祉施
設への備品寄贈、地元のチャリティー活動への参加、集団
献血など、さまざまな活動を行いました。
学生を対象に計約340名の学生に対して奨学金を支給して
います。
アジアの奨学生との
交流会
横浜支社
チャリティーランに参加
児童福祉施設への支援
全国の児童養護施設や母子生活支援施設に対し、さまざ
まな形で支援を行っています。 平成 4 年度から開始した
「施設が一番ほしい物品をさしあげよう」
という活動は現在
2 巡目に入っており、10 年計画で全国約 850 の全施設を
対象としています。平成 14 年度は 84 の施設にパソコン
や電化製品、遊具などを寄贈しました。
行員のボランティア活動
行員のボランティア活動への参加をしやすくするため
に、各種ボランティア情報の提供、休暇・資金面での支援
制度を導入しています。また、常日ごろより行員ボラン
ティアの輪を広げることや行員への啓発を目的として、各
種ボランティア体験会を実施しています。こうした活動を
通じて、社会に貢献できる心豊かな社会人の育成をめざし
ています。
アジアの学生を対象とした奨学金制度
アジア諸国の人材育成を支援するために、国内では大学
院に在学するアジアからの留学生を対象に、また海外では
中国、フィリピン、ベトナム、インドなどの地元大学の
30
海外拠点における社会貢献活動
海外各拠点所在地においても、銀行として、また行員個
人として、地域の実状に応じた地域貢献活動を行っていま
す。海外支店独自の奨学金制度、現地公共施設などへの寄
付、行員個人の公益的寄付に東京三菱銀行も同額の寄付を
上乗せする「マッチング・グランツ・プログラム」、各種
ボランティアイベントへの行員の参加など、さまざまな活
動を行っています。
「ボランティア普通預金」の取り扱い
普通預金の税引後お利息の50%をご指定の団体に寄付さ
せていただく、「ボランティア普通預金」を取り扱ってい
ます。東京三菱銀行もお客さまの寄付額と同額を寄付させ
ていただいています。
財団による社会貢献活動
3つの財団で、国際交流・学術研究の分野においてきめ
細かな社会貢献活動を実施しています。(財)三菱銀行国際
財団では、わが国の若い人々の国際意識を育て、外国の若
い人々の日本に対する理解を促進する諸事業への助成を
行っています。
(財)
清明会では、わが国の金融その他産業
に関しての調査・学術の研究に対して助成を行っていま
す。
(財)
国際通貨研究所では、世界の金融経済社会の安定
と発展に寄与し、わが国と諸外国の相互理解を深めるため
に、自ら調査研究活動に取り組むとともに、研究活動等に
対する助成を行っています。
の方々約60名をご招待し、兵庫県淡路島で、
「ソーセージ
作 り 」や「 動 物 と の ふ れ あ い 」等 を 体 験 し て も ら い ま
した。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
書き損じはがき等収集によるボランティア団体への支援
MTFGグループでは、書き損じはがきや未使用切手を収
集し、ボランティア団体への寄付を実施しています。毎年
1月から2月にかけて
「書き損じはがき収集キャンペーン」
と
して行っており、集められたはがきや切手は、ボランティ
ア団体への寄付を通じて発展途上国への援助活動や環境保
全活動等に役立てていただいています。
社
会
貢
献
活
動
・
社
会
環
境
活
動
MTFG体験教室
(関西)
三菱信託銀行
日本人学生および留学生を対象とした奨学金給付
(財)三菱信託山室記念奨学財団は、三菱信託銀行の社長
および会長を務めた故山室宗文氏の学術および産業上にお
ける業績を記念して、三菱信託銀行の基金拠出により昭和
28年に設立されました。この財団は、前途有望な若者を
対象に奨学事業を行っており、平成14年度の給付奨学生
は、留学生71名を含む374名で、設立以来49年間の奨学
金支給累計額は約29億円に達しています。
社会福祉の向上に関する事業への支援
「菱の実 愛の基金」は、三菱信託銀行の創立50周年を
記念して、昭和52年に設立され
ました。この基金は、三菱信託
銀行の役職員、退職者および家
族の有志から会費を集め、全国
各地の社会福祉団体等に対し、
その活動を支援するための寄付
を行っています。平成14年度
は19の社会福祉団体に対し、
合計950万円を寄付しました。 「菱の実 愛の基金」からの贈呈
芸術文化活動への支援
(財)
三菱信託芸術文化財団は、三菱信託銀行の創立60周
年を記念して、芸術や文化の発展・振興を目的に、昭和
6 2 年に設立されました。この財団は、日本のオペラや
オーケストラ等の団体が主催する公演のなかから、一定の
芸術的水準を有し、経済的支援が必要だと認められるもの
に助成を行っています。平成14年度は62件、総額6,000
万円の助成を行い、設立以来16年間の助成累計額は10億
9,000万円に達しています。
関西二期会公演
ドニゼッティ
「ランメルモールのルチア」
社会環境活動への取り組み
三菱信託銀行は、
「循環型社会」
の実現をめざした
「環境問
題」
への取り組みを、企業の社会的責任であると認識すると
ともに、13年4月にスタートさせた新第7次中期経営計画
において、経営の重要課題のひとつとして位置づけ、社員
一人ひとりが環境活動に積極的に取り組むことを定めてい
ます。
主な社会環境活動
● 三菱信託銀行の標準コピー用紙を
「古紙率100%・白色
度70%の再生紙」
にすることで再生紙の利用促進を図る
とともに、紙使用量の削減をめざし諸施策を実施してい
ます。
● 廃棄文書等のトイレットペーパーへのリサイクルを推進
しており、平成14年度については、約295トンの廃棄
文書等を約147万個のトイレットペーパーにリサイク
ルしました。
● パンフレット等を、再生紙や環境配慮型インク(大豆油
インク等)を使用したものに順次切り替えています。
● お客さまにお渡しする粗品についても、再生紙で作成し
た卓上カレンダーや紙袋、焼却しても有害ガスの出ない
ポリプロピレンで作成したアルバムなど、環境に配慮し
た製品を積極的に取り入れています。
環境に配慮したパンフレット・粗品の一例
31
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
三菱東京フィナンシャル・グループの株式について
株
式
に
つ
い
て
上場証券取引所について
株式事務のご案内
三菱東京フィナンシャル・グループの普通株式は日本
国内では東京証券取引所ならびに大阪証券取引所に上場
決算期
3月31日
されており、海外ではニューヨーク証券取引所ならびに
ロンドン証券取引所に上場され取引されています。なお、
三菱東京フィナンシャル・グループの優先株式は証券取引
所に上場されていません。
定時株主総会
6月中
配当金受領
株主確定日
3月31日および中間配当金を支払うと
きは9月30日
公告掲載新聞
東京都において発行する日本経済新聞
株式事務
取扱場所
株式の名義書換、端株の買取り・買増し
等の株式事務は名義書換代理人が受付・
取り扱いいたします。
名義書換代理人
三菱信託銀行株式会社
同事務取扱場所
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
三菱信託銀行株式会社 証券代行部
同取次所
三菱信託銀行株式会社 国内の支店
お問い合わせ先
郵便物送付先
〒171-8508
東京都豊島区西池袋一丁目7番7号
三菱信託銀行株式会社 証券代行部
電話(03)5391−1900(代表)
端株のお取り扱いについて
三菱東京フィナンシャル・グループは端株制度適用会社
であります。1株の100分の1の整数倍に相当するものを
端株、この所有者を端株主といいます。端株主は、法律上
株主総会における議決権は与えられていません。また、端
株については端株原簿に記載し、端株券は発行いたしませ
ん。利益配当を受ける権利、新株の引受権等の権利は、端
株主に付与されています。
また、端株は譲渡することができませんので、売却を希
望される場合は三菱東京フィナンシャル・グループに買取
りを請求していただくことになります。さらに、三菱東京
フィナンシャル・グループでは平成15年7月1日から端株
の買増制度を実施しております。端株の買取請求ならびに
買増請求につきましては、名義書換代理人事務取扱場所・
取次所で受付させていただいています。
トピックス
インターネットによる議決権行使
平成15年6月27日に開催されました三菱東京フィ
ナンシャル・グループの第2期定時株主総会におい
て、インターネットによる議決権行使の制度を導入
いたしました。
株主総会にご出席いただけない株主さまは、従来
の郵送による議決権行使に加えて、パソコンからイ
ンターネットによる議決権行使を選択いただけるよ
うになりました。
IT化の推進により株主さまの利便性の向上に努め
たものです。
ホームページに営業報告を掲載
三菱東京フィナンシャル・グループのホームペー
ジに、第2期定時株主総会における営業報告の内容を
掲載いたしました。第2期の営業の概要について株主
総会で報告した内容を、総会にご出席されなかった
株主さまにもご覧いただけるようにしたものです。
なお、掲載期間は平成15年9月中旬までを予定し
ております。
32
お知らせ
●平成15年7月1日より端株の買増制度を実施いた
しました。端株を所有されている株主さまは、ご
所有の端株と合わせて1株となる端株数につき買
増請求をすることができます。買増請求は、所定
の
「買増請求書」および「買増概算金」を添えて名義
書換代理人にお申し出ください。なお、買増請求
の受付を停止している期間がございます。また、
買増請求には所定の手数料を申し受けます。買増
制度の詳細および買増請求書用紙の請求について
は名義書換代理人にお問い合わせください。
●株主名簿の住所変更、配当金振込指定・変更、
端株買取請求に必要な各用紙および株式の相続
手続依頼書のご請求は、名義書換代理人のフ
リーダイヤル【0120−86−4490】で24時
間承っておりますので、ご利用ください。
*プッシュホン式、ダイヤル式電話どちらからでもご利用できます
が、
携帯電話、
PHSからはお受付できませんのでご了承願います。
東京三菱銀行の業務戦略
リテール部門
リテール部門は個人のお客さまにサービスをご提供しています。
当部門では、
お客さまに生涯を通じたメインバンクとして東京三菱銀行をお選びいただ
けるよう、多様化・高度化するお客さまのニーズにお応えする質の高い商品をご提供する
とともに、新たなチャネルの積極的展開によって、お客さまの利便性を高め、同時に徹底
したローコスト・オペレーションを追求しています。
具体的には、以下の3つを柱に、お客さまの『豊かな未来』と『快適なくらし』をサポー
トさせていただけるよう、さまざまな施策に取り組んでいます。
第一に、13 年 1月に導入した「
『メインバンク』総合サービス」を基本プラットフォーム
とし、お客さまの生涯にわたるライフプランをサポートするよう、さまざまなサービスを
構築しています。
第二に、海外ネットワークや三菱信託銀行、および14年9月に発足した三菱証券といっ
たグループ力を生かした「高い商品力」で、お客さまのさまざまなニーズにお応えしてい
ます。
「特約付き外貨預金」
「フロア確保型日本株式ファンド(F
〔エフ〕)
」
「カリフォルニ
ア・アカウント」などの運用商品、住宅ローンの「ゼロ金利時代実感キャンペーン」など
の各種キャンペーンや「最長 30 年間の超長期固定金利型住宅ローン」といった質の高い
商品を今後も引き続きご提供してまいります。
東
京
三
菱
銀
行
● スーパー普通預金
スーパー普通預金残高
スーパー普通預金口座数
(単位:兆円)
8
(単位:万件)
200
第三に、新たなチャネルの積極展開によって、「高いサービス力」と「徹底したロー
コスト・オペレーション」の両立を図っています。有人店舗では、お客さまの高付加価値
ニーズにお応えする「ライフプランニングサービス」を順次拡大し、お客さまのさまざま
6
150
4
100
2
50
業
務
戦
略
なライフイベントに対し、キャッシュ・フロー分析を通じたアドバイスをご提供していま
す。一方で、従来型の有人店舗・店舗外 ATM から、効率性の高いダイレクトバンキング
やコンビニATMへの展開を積極的に進め、
お客さまの利便性ニーズにお応えしています。
このほか、電子決済や電子マネーなど、新技術を活用したチャネル展開にも積極的に取り
組み、有人・無人店舗、ダイレクトチャネルと合わせたマルチチャネルの構築をめざして
13年
3月末
14年
3月末
15年
3月末
0
(注)
「スーパー普通預金」
は
「メインバンク」
総合サービスのご利用口座です。
○
本サービスは、13年1月に発売を開始
しましたが、15年3月末現在、170万
○
います。
ライフプランニングサービス
ライフプランニングサービスは、人生
○
の3大支出といわれる住宅のご購入、お
子さまの教育、老後など、さまざまなラ
イフイベントに対し、キャッシュ・フ
○
○
るサービスです。
お客さまの夢を実現するために、「た
める
(貯蓄)
「ふやす
」
(運用・投資)
「かり
」
○
る(ローン)」を効果的に組み合わせた最
適なマネープランをご提案しています。
15年3月現在、123カ店でお取り扱
いしており、順次拡大していく予定です。
○
○
○
○
などの特典をご提供するサービスです。
○
○
間外利用手数料や住宅ローン金利の優遇
○
○
応えし、お取引内容に応じて、ATM時
○
のためのお借り入れなど)に総合的にお
○
融ニーズ
(資産形成、資産運用、住宅購入
○
○
さまのライフステージごとに発生する金
ロー分析を通じたアドバイスをご提供す
○
「メインバンク」
総合サービスは、お客
○
「メインバンク」総合サービス
○
○
○
スをご提供しています。 ○
かな未来』をお手伝いする商品やサービ
○
ランのお役に立つよう、お客さまの『豊
○
○
運用いただき、また、住まいに関するプ
○
○
お客さまの大切な資産をより有利にご
○
○
豊かな未来を
人を超えるお客さまにご契約いただいて
○
○
For Your Life Design
○
○
主なサービス
○
○
います。
0
33
○
○
つみたてプラン
毎月一定額をご運用に充てるプラン
○
「外貨貯蓄預金継続預入プラン」
「投資信
託の継続購入プラン」などをご用意して
います。
○
住まいに関するプラン
住宅ローン
○
お客さまのお借り入れの目的や、金
額、期間に応じてさまざまなローン商品
をご用意しています。
「変動」
「固定」
「変動(上限付)」の3つの
加えて、米国銀行子会社である「ユニ
○
なっています。
金利タイプからお選びいただける「スー
パー住宅ローン『ライフデザイン』」を中
心に、増改築や改修・修繕資金といった
オン・バンク・オブ・カリフォルニア」
リ フ ォ ー ム ニ ー ズ に お 応 え す る「 リ
フォームローン」などの商品を取り揃え
ています。さらには「ゼロ金利時代実感
キャンペーン」などの各種キャンペーン
15年
3月末
承っています。
○
14年
3月末
の実施や、
「最長30年間の超長期固定金
○
スーパーダイヤル
(0120-508639)
で
13年
3月末
利型住宅ローン」などの新商品のご提案
を行い、ご好評をいただいています。
また
「東京三菱ダイレクト」
と併せてご
利用いただくと、一部繰り上げ返済を電
○
スもご用意しています。
○
ホームガード保険・
ローン返済支援保険
火災や落雷などによる災害や盗難など
からご自宅の建物・家財を守る「ホーム
ガード保険」や、ローンご利用中のお客
○
さまが、入院または自宅療養された場合
にお役立ていただける「ローン返済支援
保険」など、住宅ローンのご利用に合わ
せた損害保険をお取り扱いしています。
For Your Smart Life
快適なくらしを
銀行の窓口にお越しいただかなくて
も、さまざまな方法で商品・サービスを
ご利用いただけるよう、お客さまの『快
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
了しました)。
○
○
いました(募集期間は15年7月7日に終
○
(デュアルステージ)」のお取り扱いも行
○
日経平均株価参照ファンド2003-07
○
○
15年6月には、単位型の新商品
「UBS
○
○
いただけます。
○
CUBE TM投信プログラム」などもご利用
○
によってリスクを低減する「M V 」
「M -
○
○
ファンドを主要投資対象とし、分散投資
○
○
ているほか、異なる資産区分で設定した
○
スタイル別に厳選したラインナップとし
話でお申し込みいただけるなどのサービ
○
託をご用意しています。投資対象や運用
○
○
東京三菱銀行では、28種類の投資信
○
○
投資信託
○
○
○
0
○
○
用意しています。お申し込みは東京三菱
○
る、
「カリフォルニア・アカウント」
もご
1,500
○
の米ドル預金口座の開設をお取り次ぎす
○
○
3,000
○
業
務
戦
略
○
○
4,500
○
6,000
扱い通貨は米ドル・ユーロの2 種類と
○
(単位:億円)
○
○
れ金額は50万円相当額以上で、お取り
○
○
● 投資信託残高(時価ベース)
高い利回りをめざす商品です。お預け入
○
替変動リスクを軽減しつつ円ベースでの
東
京
三
菱
銀
行
○
に円償還特約を組み合わせることで、為
○
○
「特約付き外貨預金」
は、外貨定期預金
○
○
お取り扱いしています。
○
定期」等に加え、「特約付き外貨預金」を
○
だける自動継続外貨建定期預金「ホット
○
○
2,000米ドル相当額以上からお預けいた
○
○
き出しいただける「外貨貯蓄預金」や、
○
1カ月の据置期間経過後、自由にお引
○
外貨預金
○
○
○
○
ご運用に関するプラン
34
適なくらし』に役立つサービスをご提供
しています。 ○
○
個人年金保険)の販売を開始しました。
● 東京三菱ダイレクト契約者数
本商品は、主に投資信託で運用を行う
特別勘定の運用実績に基づき、将来の年
(単位:万人)
200
○
金受取額や死亡給付金額が増減する個人
年金保険商品です。
(1)資産運用
(資産形成)(2)年金受け取
り (3)生命保険という「ふやす」
「受け取
150
100
○
を超えるお客さまに、ご契約いただいて
○
○
ビスです。15年3月末現在、170万人
○
金、投資信託などのお取引が可能なサー
○
スカイ)や電話で振込・振替、外貨預
○
○
インターネット・モバイル(iモード、J-
○
○
ご自宅やお勤め先、外出先からでも、
○
東京三菱ダイレクト
○
る」
「のこす」
の3つの機能をひとつにまと
のさまざまな局面でご活用いただけます。
○
0
13年
3月末
14年
3月末
15年
3月末
○
個人投資家向け仕組み債を発行
14年9月、東京三菱銀行は、個人投資
東
京
三
菱
銀
行
家向けに「早期償還条項付・円/米ド
ル・デュアルカレンシー社債」を発行し
○
ました。本社債は、払い込みおよび利払
いが円、満期償還通貨が米ドルのデュア
ルカレンシー債に、期中の円/米ドル為
業
務
戦
略
替レートを参照する早期および満期・
○
円償還条項を付した仕組み債であり、
MTFGグループ内の金融技術を活用した
ものです。
同種の仕組み債を国内公募で発行体自
○
らが勧誘・募集を行った事例は東京三菱
銀行が初めてです。今後も投資家の皆さ
まのさまざまなニーズにお応えできるよ
う、市場環境などに応じて発行を検討し
○
てまいります。
○
15年3月末現在で、1万2,710台(E-
ローン債権の証券化を実施
14年11月に、個人向け事業性ローン
○
の一部を証券化し、機関投資家に対して
販売しました。
証券化のスキームは、東京三菱銀行の
保有する個人向け事業性ローン債権のう
○
○
ンクATMはお引き出しと残高照会のみ)
。
ち約1,500億円を信託銀行に信託し、そ
の対価として得られた
「信託受益権」
のう
ち、優先部分約1,200億円を三菱証券経
由で本邦内の機関投資家に販売したもの
です。なお、残りの劣後部分は、東京三
菱銀行が引き続き保有しています。
個人向け事業性ローンには、今後も注力
してまいりますが、一方で証券化手法を活
○
用しながら機動的なポートフォリオ運営を
図ってまいります。また、今後、本件で
培ったノウハウを生かして小口の証券化商
品を開発し、個人のお客さまへ
「資産運用
窓販も解禁され、投資型年金保険(変額
○
○
ています。
○
また、14年10月には個人年金保険の
商品」
としてご提供していくことも予定し
○
取り扱いを開始しました。
○
○
済支援保険、海外旅行保険の3商品のお
○
○
の窓販解禁に際し、火災保険、ローン返
○
東京三菱銀行は、13年4月の損害保険
○
投資型年金保険の取り扱いを開始
○
○
○
○
トピックス
○
○
○
○
○
を図っていく予定です。
○
○
今後も順次設置台数および地域の拡大
○
24時間ご利用いただけます
(アイワイバ
○
○
振込が、平日、土・日・祝日を問わず最大
○
○
京三菱銀行のカードでのお預け入れやお
○
お引き出しや残高照会はもちろん、東
○
のコンビニATMをご利用いただけます。
○
○
2,746台、アイワイバンク 5,250台)
○
○
net ATM 4,714台、ローソンATM
○
ビニATMスキームに参加しています。
○
○
ATMとの提携を開始し、現在3つのコン
○
○
加え、1 4 年8 月からアイワイバンク
○
家の店舗で利用可能)、ローソンATMに
○
コミュニティ・ストア、ポプラ、生活彩
○
○
エフ、デイリーヤマザキ、セーブオン、
○
○
トップ、サークルK、サンクス、スリー
○
マークのあるファミリーマート、ミニス
○
東京三菱銀行は、E-net ATM(E-net
○
○
コンビニATM網の充実
○
○
○
図ってまいります。
○
今後も引き続きサービス内容の拡充を
○
○
長(最大:午前8時∼翌2時)しました。
○
○
は外貨預金のお取り扱い時間を大幅に延
○
設・目論見書の電子交付を開始、3月に
○
年1 月に投資信託の保護預かり口座開
○
○
インターネットバンキングでは、15
50
めたもので、お客さまのライフステージ
○
にもきめ細かくお応えしています。
○
また、資産運用や住宅ローンのご相談
○
○
います。
35
法人営業部門
法人営業部門は、大企業から中堅・中小企業まで幅広い層の企業のお客さまにサービス
をご提供しています。当部門では、預金、為替、融資取引といった商業銀行業務はもとよ
り、お客さまの財務戦略にかかわるバランスシートコントロール、事業戦略をサポートす
る業務提携やM&A、
オーナー企業の事業承継にかかわる資本戦略アドバイス等専門性の高
い分野のご要望に至るまで、適切なチャネルを通じて、的確かつスピーディーにお応えし
○
また中堅・中小企業のお客さまに対して
は、高度な金融技術を用いてリリースし
○
○
○
のご提案を行っています。
また、資金運用についても、為替デリ
バティブを内包した特約付き外貨預金や
金利デリバティブ内包型預金などを含む
○
預金商品はもとより、グループ会社との
ネットワークを生かし、公共債や事業
債、投資信託などお客さまのニーズに
沿った幅広い商品をご提供しています。
まざまなご提案、魅力的な商品やサービ
スのご提供に努め、お客さまの「企業価
海外進出・海外業務展開サポート
海外における事業計画の策定や工場用
○
地の選定、資金調達などに対し、豊富な
業務経験をもとに、銀行本体および子会
社である東京リサーチインターナショナ
ル(TRI)を通じて一貫したきめ細かいア
○
ドバイザリーサービスを行っています。
特に日本企業の進出が著しいアジア地
域に関しては、アジア各国事情に精通し
たスタッフとアジア地域を幅広くカバー
○
○
豊富なノウハウを生かし、さまざまなサ
ポートを行っています。
また、海外進出後の業務展開、例え
○
○
ダイヤモンドビジネスコンサルティング
ば、海外での生産拠点設立に際して必要
となる設備資金などにつきましては、グ
ローバル企業部門などと連携し、各国の
制度金融などを踏まえた有利な金融サー
○
○
(SQUET)
」
サービスをご提供しています。
○
○
(DBC)
が、
「東京三菱ビジネススクエア
○
ルとして、東京三菱銀行の子会社である
○
○
提供やご質問事項等を承るお取引チャネ
○
○
た、インターネット上で必要な情報のご
○
た審査の迅速化を追求しています。ま
する強力なネットワークを通じて築いた
ビスをご提供しています。
決済業務サポート
オフィスにいながら、国内振込や外国
○
送金、輸入信用状の開設受付など、さま
ざまな取引を処理することができるエレ
クトロニック・バンキング(EB)サービ
スに加え、14 年10月より法人版イン
○
○
ト・ローン等の市場型間接調達手法を、
○
券化取引等の直接調達手法やシンジケー
○
債・CP・アセットバックCPほか資産証
○
○
す。例えば、大企業のお客さまには社
○
○
い資金調達メニューをご提案していま
○
お客さまごとのニーズに応じた、幅広
○
資金調達・資金運用サポート
○
○
○
○
主なサービス
○
○
○
CD ローン
通常の中長期固定金利貸出に
「クレジットデリバティブ」を
活用した募集形式の市場性貸出
商品として、15年2月にお取
り扱いを開始しました。
お取扱金額は1,000万円から
5,000万円までとなっており、
お客さまにとっては、無担保・
中期でのタイムリーな資金調達
が可能になります。
プロセスを集約することにより、徹底し
○
○
は、中小企業のお客さまを対象に、融資
○
○
えしていく一方、ビジネスローン営業部
○
との連携によりお客さまのご要望にお応
○
ルをご用意しています。支社が専門部隊
○
○
ズにお応えしていくため、多様なチャネ
○
○
当部門は、お客さまのさまざまなニー
○
お取引チャネル
○
○
○
値の向上」のお役に立ってまいります。
○
○
グループ各社の総合的機能を活用し、さ
○
○
海外ネットワーク、業界トップレベルの
○
これらの本部専門家チームや邦銀随一の
○
体制を整え、お取引を推進しています。
○
○
組み、迅速かつきめ細かくお応えできる
○
○
がお客さまのニーズに合わせてチームを
○
取引に特化した支社と本部の専門家部隊
○
に、当部門では、企業のお客さまとのお
○
業
務
戦
略
たABローン・CDローン等の貸出新商品
○
東
京
三
菱
銀
行
サービスをご提供させていただくため
○
●中堅・中小企業向け貸出新商品
「AB ローン」
「CD ローン」の
取り扱いを開始
AB ローン
大企業で一般化している売掛債
権流動化スキームを活用した貸
出新商品として、15年6月よ
りお取り扱いを開始しました。
お取扱金額は300万円からと
なっており、
お客さまにとって
は、
売掛債権を有効活用するこ
とで短期の幅広い資金調達が可
能になります。
○
○
お客さまにご満足いただける商品・
○
チームプレー
○
ています。
36
ターネットバンキング「東京三菱 B i z
STATION」
の販売を開始し、ご好評をい
ただいています。
○
○
社員の方をご推薦いただくだけで、社内
融資制度で企業の担当者の方が従来行っ
ていた事務手続きを最小限にとどめるこ
○
とができます。このほか、社内預金や確
定拠出年金制度導入に向けたお手伝いな
ど、豊富な商品・サービスをご用意して
います。
○
トピックス
○
産学連携支援
東京三菱銀行は、総合金融機関とし
て、産業界・教育機関の双方に太いパイ
プを有していることから、「産学連携推
○
進」
のサポートを開始しました。大学発の
●東京リサーチインターナショナ
ルの海外アドバイザリー業務に
ついて
東京リサーチインターナショナル
(TRI)は、
「海外案件・国際業務
のワンストップ・サービス・セン
ター」
としてお客さまのお役に立
ちます。同社は、海外案件にかか
わる多種多様な問題の経営コンサ
ルティング、アドバイザリー、実
務アウトソーシング先として、
海
外業務の経験が豊富で外国語に堪
能な東京三菱銀行出身者ほかの専
門家による、
「進出、企業買収・
業務提携、
撤退支援等のアドバイ
ザリー業務」
「許認可取得、契約
書作成、事務所・工場用地等斡旋
手配」
「交渉支援」
「市場調査」
「研
修」
「翻訳」等のサービスをご提
供しています。
東
京
三
菱
銀
行
技術シーズを産業界にご提供し、お客さ
まへのサービス強化に努めるほか、広く
業
務
戦
略
新産業の育成に関与し、経済活性化に貢
○
献することを狙いとしています。
具体的には、インターネットによる法
人向け経営支援総合サービス
「東京三菱ビ
ジネススクエア(SQUET)」
(運営はダイ
○
ヤモンドビジネスコンサルティング)
を通
じて、東京大学をはじめとした大学発の
技術情報を、ご提供してまいります。ま
た、一方的な情報提供にとどまらず、
○
○
SQUET上のビジネスマッチングの場や
交流コーナーを通じて産学双方の情報交
流を後押しします。
○
併せて、実際のビジネスマッチングの
場として開催した「MTFG Business
Link 2003」においても、TLO(技術移
転機関)の出展により、民間企業との技
○
術移転の仲介サポートを行いました。
「産学連携推進」
活動における大学発ベ
ンチャーの支援については、アーリース
テージ企業向け出資ファンド
「BTMベン
○
チャーファンド」をご用意しています。
さらに、事業化に際しての融資による資
金調達ニーズに対しては、融資部新産業
グループが技術や事業化の視点からもご
○
相談にのる体制をとっています。
○
○
○
持ち家取得をお手伝いする商品ですが、
○
○
ば、企業提携住宅ローンは、社員の方の
○
活力向上に大きくつながります。例え
○
福利厚生制度の導入や拡充は、企業の
○
○
福利厚生制度導入・拡充サポート
○
○
○
るご提案も行っています。
○
目的に合った総合的な財務戦略にかかわ
○
○
導入による手形レス化など、お客さまの
○
○
有不動産の証券化、一括ファクタリング
○
ご提供や売掛債権のオフバランス化、保
○
築の観点から、コミットメントラインの
○
○
さらに、バランスシートの戦略的再構
○
○
ザーとして活動しています。
○
企業経営全般に関し経営者のアドバイ
○
つのノウハウから事業戦略に至るまで、
○
○
門チームを設置し、個々の業務一つひと
○
○
種・業界が持つ固有の問題に精通した専
○
アドバイスを行っています。また、各業
○
本戦略にかかわるさまざまなサポート、
○
○
M&A、事業承継、株式公開などの資
○
○
資本戦略・事業戦略・
財務戦略サポート
○
○
○
た最適な商品をご提供しています。
○
ナルを配置し、お客さまの相場観に応じ
○
とリスクマネジメントのプロフェッショ
○
○
ム同様の機能を備えた各種先端システム
○
○
マネーデスクには、ディーリングルー
○
提案しています。
○
使したリスクヘッジスキームを組成、ご
○
○
プ、オプションほか最新の金融技術を駆
○
○
さまに、マネーデスクを通じてスワッ
○
リスクをマネジメントしたいというお客
○
リスクなど、企業を取り巻くさまざまな
○
○
や原材料の価格変動リスクといった事業
○
○
スク、天候不順による売上高変動リスク
○
為替リスクや金利リスクなどの財務リ
○
リスクマネジメント・サポート
○
○
○
○
ビスをご提供しています。
○
リーステーション」まで、総合的なサー
○
為替の効率化をサポートする「トレジャ
○
○
ムや、お取引先グループ会社間の資金・
○
○
ティングといった高度な資金管理システ
○
GCMS)をご用意し、プーリング、ネッ
○
キャッシュマネジメントサービス
(BTM-
○
○
キュリティ機能を備えたグローバル・
○
○
るお客さまのために、高い操作性とセ
○
また、国際的な業務展開をされてい
37
グローバル企業部門
グローバル企業部門は、
営業本部でお取引いただいている大企業とその海外子会社を中
心とするお客さま、法人営業部門でお取引いただいている企業の海外子会社のお客さま、
グローバルに事業展開している企業を中心とする非日系企業とその子会社のお客さまに
サービスをご提供しています。
当部門は、邦銀随一の海外ネットワークはもとより、投資銀行・資産運用部門やトレ
ジャリー部門などと「協働」し、また三菱信託銀行、三菱証券などの MTFG グループ各
社と連携して、お客さまの幅広いニーズに応えてまいります。資金の調達・運用はもちろ
ん、海外進出や国際的な業務展開のサポート、企業の買収や業務提携、流動化取引などを
活用したバランスシートマネジメント、プーリングなどを通じた資金の効率化など、お客
さまのあらゆるビジネス機会にお役に立つことをめざしています。
また、多くの欧米マルチナショナル企業からは、アジアや日本での円滑な資金調達や、
アジア域内での資金効率化サポートなどを期待されています。
こうしたお客さまとの窓口
東
京
三
菱
銀
行
となる欧米拠点では、日本、アジア拠点と協働する形で、グローバル CMS やコミットメ
のほか、銀行業務を行う現地法人とし
て、カナダ東京三菱銀行、東京三菱銀行
信託会社
(ニューヨーク)
があり、お客さ
○
まのグローバルなニーズにお応えしてい
ます。また、米国西海岸地域には、カリ
フォルニア州に本店を置く銀行としては
総資産規模で2位にランクされる銀行子
○
会社のユニオン・バンク・オブ・カリ
フォルニアがあり、サンフランシスコ本
店のほか約270の支店網を通じて、さま
ざまな金融サービスを地元密着型でご提
○
供しています。
中南米地域においても、7つの国・地
域にネットワークを有し、北米自由貿易
協定(NAFTA)の南米への拡大もにらみ
つつ、お客さまの新たなビジネスチャン
スにお役に立てるよう、業務展開を行っ
ています。
○
欧州・ロシア・中近東・
アフリカ地域
欧州地域は14年初頭から貨幣としての
ユーロが流通を始めたことから、域内の
○
マーケットをひとつの経済領域として位
置づける動きに一段と弾みがついていま
す。通貨統合を背景に、EU諸国内でダイ
ナミックな産業再編の動きが見られるほ
○
か、中東欧各国がEUへの新規加盟をめざ
すなど、経済圏が東方に拡大していく動
きも活発化しています。中東欧マーケッ
トの魅力が高まったことで、日系企業の
38
○
○
○
張所・駐在員事務所を合わせて11拠点
○
北米地域のネットワークは、支店・出
○
○
整備・向上に努めています。
○
○
度化およびリスク管理などのインフラの
○
もに、金融商品・サービスの多様化・高
○
米州地域全体の一体的運営をめざすとと
○
○
ニューヨークにある米州本部を中心に、
○
○
ズにスピーディーにご対応できるよう、
○
るなか、東京三菱銀行はお客さまのニー
○
境がますますダイナミックな動きを見せ
○
○
ヤーが最先端の金融技術を競い、金融環
○
○
でもあります。多くのグローバルプレー
○
いて最大の規模をもつ外国銀行のひとつ
○
ると同時に、東京三菱銀行は同地域にお
○
○
北米地域は最大の海外マーケットであ
○
○
米州地域
○
○
○
います。
○
○
財務アドバイザリー・サービスを行って
○
○
MTFGのグループ力を結集した総合的な
○
適切なソリューションをご提供すべく、
○
部は、これらのお客さまの経営ニーズに
○
○
テーマに取り組んでおられます。営業本
○
○
ク管理の高度化、I T 戦略の推進などの
○
中や、バランスシートのスリム化、リス
○
ションに勝ち抜くため、事業の選択と集
○
○
先企業は、グローバルなメガコンペティ
○
○
取引いただいています。これらのお取引
○
ているわが国を代表する日系大企業とお
○
営業本部は、国内外に裾野広く展開し
○
○
営業本部
○
○
○
○
主なサービス
業
務
戦
略
○
○
ントラインの設定などのサービスをご提供しています。
進出も増加傾向にあることから、東京三
菱銀行では同地域のネットワーク拡充を
○
○
場資金業務でのサービス向上に努めてま
いります。
また、オセアニア・南アジア・東アジ
○
ア地域においても、お客さまの事業展開
のお役に立てるようサービスメニューの
拡充に努めながら、地域に根ざしたサー
ビスをご提供しています。
○
トピックス
○
グローバル・キャッシュマネジメ
ントサービス(BTM-GCMS)
アジアで好調
東京三菱銀行のグローバル・キャッ
○
シュマネジメントサービスであるBTMGCMSは、海外で業務展開されているお
客さまが、オフィスのパソコンから海外
の口座の残高・取引明細をクロスボー
○
ダーで照会、資金移動を指図できるサー
ビスです。また、東京三菱銀行の海外拠
点の所在地でお取引いただいているお客
さまにも本サービスをローカル・キャッ
○
シュマネジメントサービスとしてご提供し
ています。
15年3月末現在、BTM-GCMSのご利
●中国地場機関との業務協力を
強化
東京三菱銀行は、
外国企業の中国
進出が著しいなか、
中国内におい
てもより付加価値の高いサービス・
情報をご提供できるよう、
中国地
場機関との協力関係強化に努めて
います。
これまでも、
東京三菱銀行は人民
元決済業務や短期人民元資金調達
等で、
地場四大銀行等と業務協力
協定を締結してまいりましたが、
14年8月には中国の政府系金融
機関である国家開発銀行との業務
協力協定に調印しました。
これは、
従来外資進出企業にとって利用が
難しかった中国の制度融資をより
利用しやすくするために、
外国金
融機関として初めて締結したもの
です。東京三菱銀行が、同行に進
出企業を紹介し、
同行あて保証を
提供することで、
よりコストの安
い人民元建中長期資金の調達が可
能となります。
14 年 10 月には、昨今外国企業
進出案件の多い江蘇省の中心都市
である無錫市人民政府と、また
15年4月には、天津市最大の工
業団地である天津経済技術開発区
と業務協力協定に調印し、
進出さ
れるお客さまの業務展開に対応し
た、よりきめ細かいサポートを
行っています。
東
京
三
菱
銀
行
業
務
戦
略
用社数は1年間で約600社増加し1,800
○
社を超えました(国内外)
。お客さまのグ
ローバルベースでの資金効率化ニーズ、
管理コスト削減ニーズの高まりから
BTM-GCMSのクロスボーダー利用が伸
○
びています。また海外では、物流拠点と
しての位置づけが拡大しているタイ、事
務効率化ニーズを中心にキャッシュマネ
ジメントサービスへの関心が高まってい
○
るインドネシア、マレーシア、引き続き
本邦企業の進出が続いている中国等、ア
ジアでの実績が大きく伸びています。
お客さまのキャッシュマネジメント
○
サービスへのご要望に対して、より良い
サービスを迅速にご提供できるようにア
ジアではシンガポール、上海での体制強
化を図りました。
○
当行の強力な海外ネットワークを背景
に今後ともBTM-GCMSの展開に注力い
たします。
トサービスの機能強化にも力を注ぎ、地
○
○
○
実を展望しつつ、キャッシュマネジメン
○
後も人民元業務取扱拠点網のさらなる充
○
○
では人民元業務を取り扱っています。今
○
○
し、このうち上海・深 ・大連の3支店
○
店・3駐在員事務所のネットワークを有
○
中国では、香港地区2 支店に加え5 支
○
○
一方、近年、新規投資が集中している
○
○
どのインフラ整備を進めています。
○
供できるよう、リスク管理や決済業務な
○
境に合わせ、より多様な金融商品をご提
○
○
企業の発展ステージや域内のビジネス環
○
○
る情報・サービス提供はもとより、進出
○
アセアン地域では、新規進出にかかわ
○
実に取り組んでいます。
○
○
てアジアでのサービス提供力の一層の充
○
○
さまのアジア進出に合わせ、全行を挙げ
○
いりました。特に近年は、加速するお客
○
細かい金融サービスのご提供に努めてま
○
○
使し、お客さまのニーズに対して、きめ
○
○
専門性の高い人材、高い情報収集力を駆
○
でもトップクラスの拠点ネットワーク、
○
三菱銀行」として、欧米と同様にアジア
○
○
東京三菱銀行は、「アジアに強い東京
○
○
12カ国34拠点にのぼります。
○
支店・出張所・駐在員事務所を合わせて
○
セアニア地域におけるネットワークは、
○
○
大・強化を図ってきました。アジア・オ
○
○
大・発展に歩調を合わせて、拠点網の拡
○
東京三菱銀行は、アジア各国経済の拡
○
アジア・オセアニア地域
○
○
○
○
アドバイスを行っています。
○
も、欧州ビジネスに係るさまざまな金融
○
開する各拠点のみならず国内において
○
○
東京三菱銀行では、これらの地域に展
○
○
23都市に広がっています。
○
員事務所、現地法人を合わせ、17カ国
○
のネットワークは、支店、出張所、駐在
○
○
欧州・ロシア・中近東・アフリカ地域
○
○
の事業展開のご相談に応じています。
○
連会社などとも連携しながら、お客さま
○
し、グループの証券子会社や投資顧問関
○
○
でも、各地域の環境変化にすばやく対応
○
○
また、ロシア・中近東・アフリカ地域
○
ニーズにお応えしてまいります。
○
支店と併せ、中東欧地域でのお客さまの
○
○
した。オランダ東京三菱銀行のウィーン
○
○
月にポーランド東京三菱銀行を開業しま
○
進めています。その一環として、14年4
39
投資銀行・資産運用部門
MTFGグループ内の「協働」を一層促進し、より質の高い総合金融サービスを提供する
ために、15 年 5 月に投資銀行部門と資産運用部門が統合し、投資銀行・資産運用部門が
発足しました。当部門では、従来の商業銀行業務とは異なる投資銀行業務、ならびに資産
運用業務、信託業務を三菱証券、三菱信託銀行との連携を図りつつ担当しています。投資
銀行業務では銀行本体および三菱証券などの子会社を通じて、債券・株式の引受・販売業
務、デリバティブ業務、証券化業務、シンジケート・ローン業務、ストラクチャード・ファ
イナンス業務、コーポレート・アドバイザリー業務、証券の受託業務、ベンチャーキャピタ
ル業務などの幅広い金融商品やサービスをグループを挙げてお客さまにご提供しています。
資産運用業務は、
東京三菱投信投資顧問や三菱東京ウェルスマネジメント証券などの子
会社を通じて、年金運用・投資信託・ウェルスマネジメントなどの業務を行っています。
信託業務については三菱信託銀行の信託代理店として、年金信託や証券代行などのサー
ビスをお客さまにご提供しています。また、不動産業務や遺言信託など信託代理店業務の
東
京
三
菱
銀
行
対象となっていないサービスについては、
お客さまのご要望に基づき三菱信託銀行をご紹
主なサービス
も積極的に取り組んでいます。複数の不
動産流動化案件を束ねることでリスクを
分散したCMBSの発行実績もあります。
また、平成14年度にはアパートロー
○
ンの証券化を実行するなど、東京三菱銀
行は新たな商品・スキームへの挑戦を続
けています。
○
ストラクチャード・ファイナンス
業務
インフラ整備、資源開発など大規模案
件に広く活用されているプロジェクト・
○
ファイナンス、大型設備投資に有効な
リース関連ファイナンスなどを、幅広い
分野においてご提供し、フィナンシャ
○
ル・アドバイザーや幹事行としての革新
的な金融サービスが国内外で高い評価を
得ています。平成14年度は、プロジェク
ト・ファイナンス業務において、MTFG
○
として専門誌からGlobal Mandated
Lead Arrangers部門で10位にランク
されました。
また、国内でも、日本版REIT(不動産
○
○
投資信託)
へのファイナンス、航空機・船
舶リースなどでマーケットをリードして
いるだけでなく、平成14年度は、本邦
最大級の電力買収案件においてフィナン
シャル・アドバイザーを務めたほか、不
動産開発案件、LBO/MBOファイナン
ス、PF I 案件などでも着実に実績を積み
ン、社宅、寮と多様であり、開発案件へ
40
○
○
フィスビル、店舗、サービスステーショ
○
○
えしています。対象物件も自社ビル、オ
○
とも連携して、お客さまのニーズにお応
○
不動産の流動化についても、三菱証券
○
○
級です。
○
○
に増加し、邦銀でトップ、世界でも最大
○
り、その債権買取残高は約3兆円と順調
○
お客さまの金銭債権買取業務を行ってお
○
●証券化実績
売掛債権、
リース債権などを対象
とした証券化である ABCP プロ
グラムにおいて、国内・海外とも
に邦銀トップの資産買取実績
(平
成 15年 3月末で約 3兆円)を有
しています。
○
米・欧の3極でアセットバックCPによる
○
○
の効率化をお手伝いしています。日・
○
ど)の流動化を通じて、資金調達と財務
○
お客さまの資産(金銭債権、不動産な
○
○
証券化業務
○
○
○
在となっています。
○
分野においても本邦市場をリードする存
○
○
候デリバティブ等の事業リスクヘッジの
○
誇るコモディティ・デリバティブや、天
○
ています。また、邦銀最大の取引実績を
○
○
におけるリーダー的存在として認知され
○
○
は、本邦クレジット・デリバティブ市場
○
クレジット・デリバティブについて
○
ニーズにお応えしています。
○
○
り、お客さまの全世界ベースの事業展開
○
○
行は本業務をグローバルに展開してお
○
向上をお手伝いしています。東京三菱銀
○
を通じて、財務・事業のパフォーマンス
○
○
お客さまの財務・事業リスクのヘッジ
○
○
デリバティブ業務
○
○
○
業
務
戦
略
○
○
介する協働体制を整えています。
上げています。
○
○
確定拠出年金業務
確定拠出年金は、国民年金や厚生年金
に上乗せして、加入者自らが資産を運用
○
する新しい年金制度です。企業の従業員
を対象とした
「企業型」
と個人事業主や企
業年金制度がない企業の従業員を対象と
した「個人型」の2つの制度があります。
●中近東向けシンジケート・ロー
ンで 2 年連続ベストアレン
ジャー
東京三菱銀行は、
『Euro Week』
誌において、
2年連続で中近東向
けシンジケート・ローンのベスト
アレンジャー(“Best Arranger
of Middle Eastern Loans”
)に
選定されました。
○
企業型については、東京三菱銀行のほ
か三菱信託銀行、明治生命保険、東京海
上火災保険の4社が出資、設立した日本
確定拠出年金コンサルティング
(DCJ)
が
○
お客さまの多様なニーズにお応えしてま
いります。
また、個人型については、東京三菱銀
行自身がお客さまに商品およびサービス
○
トピックス
○
中堅・中小企業のお客さまへの 証券化サービスのご提供
●三菱信託銀行との「協働」体制
について
東京三菱銀行と三菱信託銀行との
間では、
お客さまのご要請に基づ
き、
お客さまの信託ニーズを三菱
信託銀行にタイムリーに紹介する
「協働」体制を構築しています。
また、14 年 4 月より、東京三菱
銀行は三菱信託銀行の信託代理店
となっており、
年金信託や証券代
行といった認可対象業務について、
東京三菱銀行自身がお客さまに対
して営業提案活動を行っています。
これらの体制により、
お客さまの
多様なニーズに対して、
信託を活
用した最適なソリューションをご
提供しています。
東
京
三
菱
銀
行
業
務
戦
略
東京三菱銀行は、大企業のお客さまの
○
みならず、中堅・中小企業のお客さまに
も証券化サービスをご利用いただけるよ
う、積極的に取り組んでいます。
お客さまが保有されている金銭債権を
○
買い取る金銭債権流動化業務
(ABCP)
で
は、買取債権規模が10億円以上になる
お客さまを対象とさせていただいていま
したが、13年8月以降は買取債権規模を
○
1億円以上とし、より幅広くご利用いた
だけるようになりました。
また、さらに少額の債権規模のお客さ
まにもご利用いただけるよう、新商品の
○
開発を進めています。1 5 年6 月にリ
リースした新商品「ABローン」では、同
一債務者あて債権で同一期日であれば、
最低300万円からご利用可能です。
東京三菱銀行では、今後も、中堅・中
小企業のお客さまに役立つ証券化サービ
スのラインナップを拡大していきたいと
考えています。
○
三菱東京ウェルスマネジメント
証券の営業開始
14年8月より富裕層のお客さま向けに
○
ご提供します。
○
カスタマイズした商品およびサービスを
○
○
さまごとに最適なプログラムを構築し、
○
○
ご提供するものです。具体的には、お客
○
資産管理面を含めた総合金融サービスを
○
たニーズに対応し、資産運用のみならず
○
○
富裕層のお客さまの多様化・高度化し
○
○
ウェルスマネジメント業務
○
○
○
獲得しました。
○
○
ベースで市場の50%を超えるシェアを
○
○
5,800億円の代表受託会社に就任、金額
○
前年実績を約3 0 %上回る5 1 件、3 兆
○
(財投機関債・政府保証債)
においても、
○
○
また、現在拡大中の公共債発行市場
○
○
し、トップクラスの実績を残しました。
○
債管理会社(または財務代理人)に就任
○
せて665件、3兆2,542億円の代表社
○
○
年度は、公募債・私募債・日系外債合わ
○
○
社債管理業務を行っています。平成14
○
国内外のお客さまの債券発行における
○
証券関連業務
○
○
○
○
成しました。
○
会社向け等にそれぞれ主幹事で案件を組
○
レーシアの船舶会社やフィリピンの通信
○
○
営石油公社向けに、また、アジアではマ
○
○
米州ではシェルの合弁企業やメキシコ国
○
シュラン、エールフランス等の案件を、
○
世界第11位となりました。欧州ではミ
○
○
アレンジャーリーグテーブル(IFR)では
○
○
展開しており、平成14年暦年ベースの
○
また、欧米、アジアでも積極的に業務
をご提供します。
○
ました。
○
○
ル・シンジケーション案件も数件組成し
○
○
開企業向けに新規行を招聘したジェネラ
○
る投資家との緊密な関係を生かし、非公
○
がりを見せており、東京三菱銀行が有す
○
○
した。シンジケート・ローンの裾野も広
○
○
件を含め、計2.5兆円の案件を組成しま
○
会社分割によって新設された会社向け案
○
貨店向け案件や、商社の部門再編に伴い
○
○
丁寧に対応し、平成14年度には大手百
○
○
す。東京三菱銀行はお客さまのニーズに
○
ジケート・ローンが注目を浴びていま
○
場型間接金融として、本邦におけるシン
○
○
としつつ、市場メカニズムを導入した市
○
○
お客さまとの長期的な取引関係を基盤
○
シンジケート・ローン業務
総合的な資産運用・管理業務を行う「三
菱東京ウェルスマネジメント証券」が、
41
○
○
毎月分配型の投資信託3商品を
開発
14年8月、東京三菱投信投資顧問は、
○
ウェルスマネジメント(スイス)」
が営業を
○
○
イベートバンキング専業銀行「三菱東京
○
また同年9月よりスイスに設立したプラ
○
新商品
「東京三菱外国債券オープン
(毎月
分配型)」を設定しました。さらに、15
年1月に「東京三菱ユーロ債券オープン
(毎月分配型)」、同3月に「東京三菱米国
○
債券オープン(毎月分配型)」と毎月分配
型の投資信託のラインナップを拡充して
います。これらの投資信託は、主に世界
主要国の国債等(投資適格債)
を投資対象
○
管理ニーズにお応えしています。
○
○
客さまの多様かつ高度な資産運用・資産
○
○
引に係るノウハウを結集し、富裕層のお
○
行の資産管理機能、三菱証券の富裕層取
○
資顧問の資産運用力に加え、三菱信託銀
○
○
ング業務のノウハウや、東京三菱投信投
○
○
にわたり培ってきたプライベートバンキ
○
両社は、東京三菱銀行がスイスで長年
○
○
開始しました。
を行うのが特徴です。東京三菱銀行をは
じめ複数の金融機関で取り扱いを開始し
ており、発売以来お客さまからご好評を
○
○
○
○
○
○
東
京
三
菱
銀
行
とし、利子・配当収益を中心に毎月分配
いただいています。
業
務
戦
略
●三菱証券引受実績
国内 S B の総引受額において
第 5 位となりました。また、
THOMSON DealWatch Award
2002で、主幹事案件の第47回
日本電信電話債が S t r a i g h t
Bond Deal of the Year, 1st
Runner-up に、第 1 回、第 5 回
∼第 7 回 GECC 債が Samurai
Bond Deal of the Year に選
ばれました。
一方、株絡み債では、主幹事案件
の第1回兼松債がEquity-linked
Bond Deal of the Yearに選ば
れ、
IPO案件では引受額で第4位、
既公開企業の公募・売出し案件で
は引受額で第4位となりました。
国際証券、東京三菱証券、東京三菱パーソナル証券および一成証
三菱証券
の設立
券は14年9月1日付で合併し、三菱証券株式会社として発足しまし
た。三菱証券は、MTFGの中核証券会社として、リテール市場のフ
ロンティアを拡大する新しいビジネスモデルを展開していくと同時
に、企業取引を中心としたソリューションビジネスのレベルを業界最高水準にま
で高めることで、新しい時代の証券・投資銀行業界において、グローバルな視点
を有するリーディング企業となることをめざしています。
そのために、リテールビジネスにおける施策として、店舗ネットワークの抜本
的見直し・再構築および東京三菱銀行・三菱信託銀行との共同店舗化の推進を軸
とした
「リテール・リバイバルプラン」
に取り組んでおり、16年3月末までの完了
をめざしています。一方、ソリューションビジネスの推進につきましては、東京
三菱銀行からの業務移植を実施し、三菱証券における投資銀行業務を確立すると
ともに、東京三菱銀行および三菱信託銀行との協働・補完関係をもとに、商品・
サービスの供給力を強化することで、顧客基盤の拡大、収益力の向上に努めてま
いります。また、効率的な経営体制の確立のため、東京三菱銀行の海外証券現地
●三菱証券証券化実績
ABSの取扱額において第3位と
なりました。
明治生命保険の住宅
ローン債権証券化で、
クレジット・
デリバティブの活用やM&Aの手
法導入など、
従来の証券化の常識
を超える斬新なテクニックを駆使
して、
お客さまのご要望にお応え
いたしました。また、近畿日本鉄
道の不動産証券化では、
同種案件
で初の公募債を組成しました。
法人の三菱証券子会社化を進める一方、三菱証券の関係会社につきましては、
MTFG内の重複ビジネスの整理・統合を図るとともに、より一層の効率化を全社
的に推進するため、経費削減策を検討・策定するプロジェクトチームを設置しま
した。
なお、内部管理体制につきまし
ては、お客さまに信頼していただ
三菱東京フィナンシャル・グループ
ける証券会社となるよう、内部管
理機能と検査・監査機能の有機的
連携を通じて事故の未然防止に努
三菱信託銀行
東京三菱銀行
めるとともに、全役職員のコンプ
ライアンス意識の徹底にあらゆる
角度から取り組んでまいります。
42
三菱証券
オペレーションサービス部門
オペレーションサービス部門は、国内の預金・債券・為替・貸出・外国為替・個人ロー
ン、および円資金決済・証券決済業務に関する事務サービスを、リテール・法人営業・グ
ローバル企業などの各部門に対して部門横断的に提供しています。また、国内事務に関連
する物流業務や外国為替業務、決済業務などの業務受託も行っています。さらに、国内外
の機関投資家のお客さま向けにグローバルカストディ・円カストディなどのカストディ
事務受託・決済受託業務の推進
平成14年度には、新たに地方銀行等3
行と現金搬送・手形交換・行内書類など
の物流業務の共同化を開始し、事務受託
東
京
三
菱
銀
行
○
行は21行に拡大しました。加えて、三
菱信託銀行と事務集中部門の共同化をス
タートし、15年5月には大阪事務セン
○
ターを統合。同行との統合効果のさらな
る実現を図っています。
業
務
戦
略
外為円決済受託では、積極的に受託工
作を展開し、引き続き邦銀トップの座
○
(件数ベースシェア)
を堅持しています。
また、外為決済リスク削減を目的とした
CLS決済
(異種通貨同時決済 Continuous
Linked Settlement)
においても、第一陣
○
行として参加を果たし、自行外為決済エ
クスポージャーを削減するのみならず、
間接参加者に対しても同種のサービスを
ご提供しています。
○
カストディ業務
有価証券投資を行われるお客さまか
ら、投資されている証券の保管・決済・
○
管理をお引き受けする業務です。グロー
バルカストディ業務とは、日本のお客さ
まの外国証券投資に係るサービスであ
り、円カストディ業務とは、主に外国人
○
のお客さまの本邦証券投資を対象とする
サービスです。東京三菱銀行の、グロー
バルカストディ業務、円カストディ業務
○
○
○
○
○
○
○
率的なオペレーションをめざします。
○
○
つ、リスクがよくコントロールされた効
○
○
れにより、正確性・迅速性を基本としつ
○
を簡素化することに着手しています。こ
○
の計量化の結果を活用して、手続き自体
○
○
ルの整備に努めるとともに、事務リスク
○
○
お客さまにとって効率的な取引チャネ
は、質・量ともに邦銀トップクラスです。
○
事務リスクの計量化と
事務手続きの簡素化
○
○
○
充等をめざしています。
○
の事務効率化、情報サービスの一層の拡
○
○
また、IT活用によるペーパーレス化等
○
○
ンターを新たに発足しました。
○
ため、15年4月にグローバルサービスセ
○
外為事務サービスの抜本的改革を行う
○
○
外為事務サービスの強化
○
○
○
展開しています。
○
よび待ち時間表示ボード等の設置を順次
○
○
内・ご誘導を行う総合受付カウンターお
○
○
時間の短縮を図るため、効率的なご案
○
お客さまからもご要望が多い店頭待ち
○
お客さま満足度の向上
○
○
○
○
システム効率の向上をめざしています。
○
つ的確な対応を図るとともにセンターの
○
お客さまからの電話照会に対して迅速か
○
○
tive Voice Response)
の導入により、
○
○
また、自動音声応答装置I VR
(Interac-
○
ます。
○
ともに事務サービスの効率化に努めてい
○
○
ご提供により、お客さま満足度の向上と
○
京三菱ダイレクト・コンビニATM等)の
○
ネル(窓口・ATM・メールオーダー・東
○
○
お客さまのニーズに即した最適なチャ
○
○
事務サービス効率化の一層の推進
○
○
○
トピックス
○
○
サービスをご提供しています。
43
システムサービス部門
システムサービス部門は、東京三菱銀行の IT 戦略を支える原動力として、コンピュー
タシステムの企画・開発・保守・運用を担っています。
社会全体が IT を軸に大きく変化するなか、IT 活用の巧拙がお客さまへのサービスや商
品の質・量を左右するといっても過言ではなく、銀行にも先端 IT への対応力が問われて
います。東京三菱銀行では、最新の IT を積極的かつ適切に導入しつつ、IT リーダーシッ
プの確立をめざしています。平成 14 年度は、引き続きシステムの安定稼働に努めるとと
もに、
国内営業店ネットワークのブロードバンド化やインターネットバンキング機能の充
実、グローバル情報システムの構築など、お客さまの利便性向上や内部管理の一層の充
実・効率化を目的としたシステム開発を強力に推し進めてきました。
今後も、
「長期経営戦略とシステムアーキテクチャーの整合性確保」
「短期経営目標に即
した案件選別・ROI 極大化」に向けた取り組みを推進し、IT 投資の効率性向上、システム
の安全性強化に努めてまいります。
○
EA(エンタープライズ・
アーキテクチャー)を導入
∼IT構築の都市計画∼
コンピュータシステムがますます複雑
○
化・分散化するなか、長期にわたるIT投
資の適正化を図るため、EA(エンタープ
ライズ・アーキテクチャー)管理プロセ
スを導入しました。EAとは全社レベル
○
で情報技術やシステム構造を統括するフ
レームワークのことで、いわばITの都市
計画です。EAではシステムの現状を統
一手法で明らかにするとともに、システ
○
ム投資決定の基本理念やシステムデザイ
ンのガイドラインを定め、現状システム
の改善や新規構築システムの管理を通じ
長期経営戦略とシステム資産との整合性
○
を確保していきます。また技術利用の立
場を明確にすることにより、システム陳
腐化リスクに的確に対処するとともに、
動きの速い技術進歩に適切に対応してい
きます。
E A 導入により、無駄なI T 投資の削
減、システムライフの長期化、システム
全体のスリム化、開発生産性向上等の効
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
進めてまいります。
○
するとともに、業務のさらなる効率化を
○
客さまにより充実したサービスをご提供
○
○
今後、このネットワークを活用し、お
○
○
今回の受賞となりました。
○
初の試みで、その先進性が高く評価され
○
たものです。これは都市銀行のなかでも
○
○
信の安全性」
「低コスト」を同時に実現し
○
○
え、
「ブロードバンドの快適性」
「データ通
○
データを確実に送受信できる仕組みを備
○
新しいネットワークは、重要な勘定系
○
○
「先進技術賞」を受賞しました。
○
○
コンピュータ主催の情報システム大賞で
○
ブロードバンド化」プロジェクトが、
日経
○
15年2月、
「国内営業店ネットワークの
○
○
○
営業店ブロードバンドネット
ワークが情報システム大賞受賞
業
務
戦
略
○
○
○
トピックス
○
○
東
京
三
菱
銀
行
44
果が見込まれ、長期的なI T 関連経費の
削減と経営戦略の早期I T 対応をめざし
てまいります。
トレジャリー部門
トレジャリー部門は、貸出・預金・外国為替・債券などから発生する銀行全体の金利、
為替、流動性等リスクの運営・管理業務を行っています。また、お客さまの金融ニーズの
多様化・高度化に対応した新種商品のご提供や各種アドバイス等、グローバルな視点で質
○
日本人スタッフが直接為替取引をお取り
扱いする
「24時間為替ディーリングサー
○
○
ビス」をご提供し、海外市場での相場変
動にも的確に対応しています。
多様なリスクヘッジ手段のご提供
●銀行間・業者間などのホール
セール市場でも高いプレゼンスを
有しています。14年9月に業界
誌『EUROMONEY』が発表した
東京外国為替市場調査では、
総合
評価とドル/円為替の顧客投票で
3年連続第1位にランキングされ
ました。
為替リスクヘッジにかかわるお客さま
東
京
三
菱
銀
行
の幅広いニーズにお応えするため、多種
○
通貨による多様なヘッジスキームをご提
案しているほか、通貨オプションなどを
活用した新しい商品の開発・ご提供を
行っています。
充実したマーケット情報のご提供
●国内・海外の債券・株式を対象
とした証券純投資ポートフォリオ
を、東京・ロンドン・ニューヨー
クの3極体制で運用しており、
リ
スク管理の高度化を図りつつ、
邦
銀のなかでも極めて優れた国際分
散投資体制を構築しています。
業
務
戦
略
時々刻々と変化する最新のマーケット
情報を確かな目でお伝えするために、内
○
外主要市場に駐在する市場分析の専門家
が、付加価値の高い情報を各種レポート
の形でお客さまにご提供しています。
トレジャリー部門の
○
用意しています。
○
組み込んだ多様な預金およびローンをご
○
るため、スワップなどのデリバティブを
○
○
にかかわるさまざまなニーズにお応えす
○
○
お客さまのご預金、お借り入れの金利
○
○
デリバティブ内包型預金・貸出商品
○
○
○
ら支えています。
○
○
や流動性リスクを運営・管理する側面か
○
出・預金といった商品をその金利リスク
○
ます。銀行全体の資産・負債である貸
○
○
いて資金の調達・運用の操作を行ってい
○
○
トレジャリー部門では、金融市場にお
○
○
預金・借り入れニーズへの対応
○
○
○
資金調達・運用とALM
(資産・負債の総合管理)
○
○
○
主なサービス
○
○
の高いサービスをご提供しています。
○
○
主な刊行物
○
普通社債の発行
○
○
○
FX@BTM
(フォレックス・アット・BTM)
14年8月より、インターネットを通じ
た外国為替先物予約取引システム“FX@
○
提供しています。
FX@BTMのサイトを通じて、為替予
約取引をスピーディーに、そして簡単に
約定していただくことが可能です。ま
○
た、市場レートがリアルタイムで画面上
に更新されますので、取引機会を逃しま
せん。
さらに、ご締結いただいたお取引内容
○
が即座に画面に表示され、管理者の方が
モニタリングを行うことができます。ま
た、データベース化が容易なため、お客
○
○
ニーズにも貢献しています。
○
ン、ニューヨークなどの主要海外拠点で
さまの事務効率化・リスク管理強化の
○
東京外国為替市場終了後も、ロンド
○
○
24時間ディーリングサービス
○
○
○
に行っています。
○
フターケアを本部とも連携しつつ総合的
○
やリスクヘッジ商品のご提案、約定、ア
○
○
のお客さまのニーズに合った市場性商品
○
○
置された本部前線組織です。全国各支社
○
の為替資金部員が、各エリアの支社に配
○
マネジメントに優れたノウハウを有する
○
○
「マネーデスク」
は、市場取引・リスク
○
○
マネーデスク
○
○
○
外国為替関連商品のご提供
BTM”のサービスを法人のお客さまにご
○
○
○
いています。
○
て投資家の皆さまから高い評価をいただ
○
し、各種年限ニーズに対応したものとし
○
○
また7 ・1 0 ・2 0 年債をスポット発行
○
○
一3・5年の各年月の債券を定例発行、
トピックス
○
普通社債の発行に際しては、邦銀で唯
BTM Weekly Forex Report
BTM Foreign Exchange Outlook
(外国為替市況週報・月報)
主要通貨の為替動向、見通しに
関するホットな情報を図表を交
えて詳細に解説。各種データも
収録。
外国為替相場・金利の年間見通し
主要通貨の為替相場、金利動向
や主要各国の経済年間見通しに
ついて、詳細に解説。
アジア通貨日報・月報
アジア通貨の為替、金利動向に
ついて、詳細に分析、解説。
アジア通貨年報ガイドブック
アジア各国の通貨相場の見通し、
過去の推移について詳細に解説。
通貨オプションビジネスインフォ
メーション
相場局面に合う通貨オプション
メニューをわかりやすくご紹介。
マーケットスコープ
円金利マーケットに加え、株式
市場や海外市場、経済指標に関
する動向レポートをコンパクト
に掲載(週次)
。
Focus on the Markets
その時々の市場でのホットな話
題・トピックスを取り上げ、
マー
ケットのプロとしての視点から
オリジナルに分析したものをご
提供
(原則月次、随時臨時も)
。
45
EC 推進部門
EC 推進部門は、IT 関連の事業機会を創造し、東京三菱銀行が IT ビジネスや金融 e ビジ
ネスの分野で積極的にリーダーシップを発揮していくために設けられている組織です。
当部門は、規制緩和やグローバリゼーションといった経済社会環境の変化、企業の経営
環境の変化など、一連の「業務プロセスの変化」に対応しながら、IT にかかわる調査・研
究を徹底的に行い、最新の IT 技術を積極的に活用して、既存業務のサービス改善、コス
ト圧縮を進めています。また、これにとどまらず、IT を通じ、個人・法人の分野を問わず
新たな業務分野、ビジネスチャンスを創造していく事業創造集団として機能しています。
IT 関連のビジネスチャンスを、戦略企画・立案からビジネスプロセス、システム・イン
プリメンテーションに至るまで一貫して創造・実現し、お客さまのニーズにマッチした
サービスをスピーディーかつ柔軟にご提供します。
推進されるお客さまにも、アドバイザ
リー・サービスのご提供を含めてご利用
法人のお客さま向けの新たなインター
○
○
いただき、ご好評を得ています。
このほか、外為業務・経費管理の効率
化や海外の現地法人の効率的な資金管理
等をも実現するさまざまな I Tソリュー
○
ションをご用意し、付加価値の高いアド
バイザリー・サービスとともにお届けして
います。
○
先端技術への取り組み
EC推進部門では、IT先端技術を活用
した先進的なサービスにも積極的に取り
組んでいます。これからのB2B
(法人間)
○
予想されているWebサービス
(XML等の
○
○
インターネット技術を利用したコン
ピュータ間のデータ連携技術)にいち早
○
○
く注目し、この技術を利用した「輸出信
用状通知サービス」を試行サービスとし
て15年2月よりご提供しています。この
サービスにより、お客さまは自社のコン
ピュータにデータを直接取り込むことが
でき、貿易事務の高速化・効率化が実現
できます。
また、15年3月より日本企業として初
○
めて、マイクロソフト社の新技術
「.NET
Alerts」サービスを利用した、インスタ
ント・メッセージングによる情報通知
サービス
「東京三菱クイックアラート」
の
ず、2∼3社のグループ会社を持つ中堅
○
○
○
100社を超えるような大手企業のみなら
○
業内銀行システムで、グループ会社数が
○
算、支払代行等の機能を備えた最新の企
○
○
は、グループ企業内の貸借管理、金利計
○
○
『トレジャリーステーション- W e b 』
○
のソリューションをご提供しています。
○
人のお客さまにIT技術を駆使した数多く
○
○
財務・資金・経理の効率化をめざす法
○
○
I T ソリューション商品・業務の拡充
○
○
○
ます。
○
○
えお客さまのニーズにお応えしてまいり
○
○
サービスと合わせて幅広いメニューを揃
○
しており、従来よりご提供しているEB
○
など取引メニューのさらなる拡充も予定
○
○
○
化、経理事務のアウトソーシング化等を
○
ています。最近では、分社化、持株会社
○
企業の皆さまにも幅広くご活用いただい
46
取引のデファクトスタンダードになると
○
今後、総合振込・給与振込や外為取引
○
●「東京三菱ウェルスパレット」
の試行サービス開始
東京三菱銀行は14年11月より
インターネットによる新しい資産
管理サービスとして、
個人のお客
さま向けに
「東京三菱ウェルスパ
レット」
の試行サービスを開始し
ています。
本サービスは東京三菱
銀行のみならず、複数の金融機
関(銀行、証券会社、クレジット
カード、生命保険)における残高
等の口座情報を、ひとつの Web
画面上で見ることができるサービ
スです。
口座情報に基づいた運用シミュ
レーション、
資産運用相談サービ
スも併せてご提供します。
複数の
金融機関とお取引をされているお
客さまにとっては、
本サービスを
ご利用いただくことにより、
イン
ターネットでの金融取引がより利
便性の高いものとなります。
画期的なサービスです。
○
て、安全、迅速かつ効率的に実現できる
○
広いやりとりをインターネットを利用し
○
○
しています。銀行とお客さまとの間の幅
○
○
可能なコミュニケーション機能もご提供
○
えて、ご融資のお申し込みの受付なども
○
たインターネットバンキングの機能に加
○
○
このサービスは残高照会や振込といっ
○
○
ます。
○
を超えるお客さまにご利用いただいてい
○
を14年10月より開始し、すでに2万社
○
○
ネットサービス
「東京三菱BizSTATION」
○
○
業
務
戦
略
○
「東京三菱BizSTATION」
サービスのお取り扱いを開始
○
○
○
○
トピックス
○
○
東
京
三
菱
銀
行
試行サービスを開始しています。
UNBC 部門
UNBC部門は、東京三菱銀行出資の米国銀行持株会社であるユニオンバンカル・コー
ポレーション
(UnionBanCal Corporation、略称UNBC)、およびその傘下の銀行子会
社であるユニオン・バンク・オブ・カリフォルニア(Union Bank of California、略称
UBOC)
で構成されています。
UBOC は、カリフォルニア州に本店を置く銀行としては総資産規模で 2 位にランクさ
れる一般商業銀行で、サンフランシスコ本店のほか、カリフォルニア、オレゴン、ワシン
トン各州および海外 14 カ国に約 270 の店舗、従業員約 9,300 人を擁し、個人リテール
取引から日系企業のお客さまを含む法人取引まで、
さまざまな金融サービスを地元に密着
した形でご提供しています。なお、UNBC はニューヨーク証券取引所に上場しています
ユニオン・バンク・オブ・
カリフォルニア本店
東
京
三
菱
銀
行
米ドル建貿易決済関連商品のご提供を中
○
心としたコルレス業務を展開してい
ます。
○
○
個人リテール業務
個人リテール業務では、預金、貸出に
○
○
○
主なサービス
○
○
が、同時に同社の発行済株式の約 65%を保有する東京三菱銀行の連結対象子会社です。
○
○
銀行買収
14年8月、UBOCは、ロスアンゼル
○
ス北西部のサンタ・クラリタ市に本店を
●カリフォルニア・アカウント
東京三菱銀行の取り次ぎにより、
日本に居ながらUBOCの預金口
座をご開設いただけます。
構えるバレンシア・バンク・アンド・ト
ラストとの間で買収契約書に調印し、
15年2月に買収を完了しました。また、
15年4月には、サンフランシスコ南方の
モントレー・ベイエリアに営業基盤を持
つモントレー・ベイ・バンコープとの間
で買収契約書に調印しました。これによ
○
りUBOCのカリフォルニアにおけるネッ
トワークがより一層充実しました。
保険代理店買収
○
13年11月のアームストロング・ロビ
タイル・インクの買収に加え、14年12
月に南カリフォルニアのジョン・バーナ
ム・アンド・カンパニー、15年3月には
○
北カリフォルニアのタナー・インシュラ
ンス・ブローカーズ・インクを買収しま
した。これによりカリフォルニア州での
保険販売業務が拡充されました。
○
ニューヨーク信託事務所の新規開設
UBOCは、北米におけるお客さまに企
UNBC の業績等
(14 年 12 月末)
総資産:
40,170 百万ドル
貸出金:
26,438 百万ドル
預金残高: 32,841 百万ドル
資本勘定:
3,758 百万ドル
業務純益:
953 百万ドル
当期純利益:
528 百万ドル
BIS 自己資本比率: 12.93%
業年金サービス等信託商品をご提供して
きましたが、14年10月にニューヨー
ク・ミッドタウンに信託事務所を新たに
開設しました。資産運用関連商品のご案
内も含め、より一層充実したサービスを
し、主としてアジアの地場中堅銀行への
○
○
国際部門では、1 8 の海外拠点を擁
○
○
国際業務
○
○
○
を幅広くご提供しています。
○
○
コーポレート・トラストなどのサービス
○
○
をはじめとする企業年金、カストディ、
○
た、信託部門では、投資顧問、401(k)
○
金融商品のご提供を行っています。ま
○
○
の資金調達や運用のお手伝いなど、各種
○
○
コ、サンディエゴほかに設置し、当地で
○
部署をロスアンゼルス、サンフランシス
○
ます。日系企業のお客さまには、専門の
○
○
Web方式で取り扱う仕組みを導入してい
○
○
からの口座情報照会や送金指示などを
○
しています。特に、CMSは、お客さま
○
金決済サービス、貿易決済商品をご提供
○
○
シュマネジメントサービス)
を利用した資
○
○
まざまなファイナンスや、CMS(キャッ
○
出やプロジェクト・ファイナンスなどのさ
○
に、一部業種については全米で、商業貸
○
○
法人業務では、地場中堅企業を中心
○
○
法人業務
○
○
○
カウント」をご用意しています。
○
○
非居住者預金口座「カリフォルニア・ア
○
○
のお客さま専用の商品として、米ドル建
○
り組んでいます。なお、日本在住の個人
○
ル・ネットワークの開発にも積極的に取
○
○
ネットバンキングといった新しいチャネ
○
○
ンチ、テレフォンバンキング、インター
トピックス
○
提供しています。また、インストアブラ
○
証券取次、個人信託など幅広い商品をご
業
務
戦
略
○
○
加え、投資信託・保険関連商品の販売、
お客さまにご提供してまいります。
47
三菱信託銀行の業務戦略
信託バンキング事業
●
「エクセレント倶楽部」
個人・受信業務
三菱信託銀行と2年以上お取引のある
お客さまで、「世帯のお取引残高が
1,000 万円以上(普通預金等の流動
お客さま一人ひとりの資産運用ニーズに合わせた、
性預金は対象となりません)」の方に
ご入会いただいています。
きめ細かなご提案
入会金・年会費無料。
三菱信託銀行では、銀行業務と信託業務を併せもつ強みを生かして、個人のお客さまの
多様化した資産運用や財産管理のニーズにお応えしています。
貯蓄商品や投資商品の幅広い商品ラインナップのなかから、
お客さまのニーズに沿った
ポートフォリオをご提案するとともに、住宅ローンなどのご相談も承っています。また、
信託銀行として長年培ってきたノウハウを生かし、不動産の売買・有効利用や遺言信託
などの相続業務といった資産の運用・管理、さらには新たに加わったオーダーメード型信
三
菱
信
託
銀
行
託商品を活用した財産承継のご相談について専門スタッフがお応えしています。
エクセレントロビー
当社独自の会員制の顧客サービス「エクセレント倶楽部」は、すでに 25 万世帯を超え
るお客さまが入会されています。また、お客さまがじっくり資産運用のご相談ができる店
舗づくりや「テレホンバンキング」
「投資商品ダイヤル」
、コンビニ ATM「E-net」などの
お取引の利便性を高めるサービスも展開しています。
業
務
戦
略
さらに、
「1 級、2 級ファイナンシャル・プランニング技能士」資格保有者をはじめ、金
融・税務・法務などの高い専門知識をもったスタッフを数多く養成するとともに、弁護士
○
○
豊富な金融商品ラインナップ
お客さまの運用ニーズにお応えするた
めに、「安定性」を重視した商品(スー
○
パー定期、大口定期、スプリング、グ
ローイング、ビッグ、国債)、「流動性」
を重視した商品
(ヒット、MMF、普通預
○
金)、「収益性」を重視した商品(投資信
託、外貨定期)など、信託銀行ならでは
の豊富な商品ラインナップをご用意して
います。
○
お客さまのニーズにお応えする
商品開発力
○
三菱信託銀行では、お客さまの商品に
対するさまざまなご要望にお応えするべ
く、商品開発に注力し、新しい商品のご
向けの限定商品として、より有利な金利
提供に努めています。
30
をいただいています。
○
取引を用いて東証一部上場の優良企業数
○
○
10
サービスの一層の充実に努めてまいり
○
にわたりお取引をしていただけるよう
○
15
社の信用力に投資し好利回りをめざす実
績配当型の信託商品で、社債をパッケー
ジ化したような効果をもつ全く新しいタイ
ます。
12年
3月末
13年
3月末
14年
3月末
15年
3月末
○
○
○
○
○
○
て、三菱信託銀行と世代を超えて長期間
5
48
14年5月からお取り扱いを開始した
「パッケージトラスト」
は、デリバティブ
○
今後とも、エクセレント倶楽部を通じ
20
0
<パッケージトラスト> ○
25
○
楽部定期預金」の発売を開始し、ご好評
○
(単位:万世帯)
○
をご提供する定期預金「エクセレント倶
○
○
●「エクセレント倶楽部」会員数の推移
○
○
また、14年11月には会員のお客さま
○
だいています。
○
れるとともに、より親密なお取引をいた
会員ニュース
○
○
などを通じて、多くのお客さまに評価さ
○
会員専用の
「エクセレントロビー」
の設置
○
のご提供や、じっくりご相談いただける
○
○
サービス」といったさまざまなメニュー
○
○
ど豊かなくらしを彩るためのサポート
○
サービス」
「旅行・健康・各種レジャーな
○
サービス」
「信託銀行ならではの財産管理
○
○
これまでも「金利・手数料面での優遇
○
25万世帯を超えるほどになりました。
○
足から3年以上が経過し、会員世帯数は
○
○
エクセレント倶楽部は11年11月の発
○
○
会員制サービス
「エクセレント倶楽部」
○
や税理士等とも連携し、きめ細かな資産運用・財産管理のコンサルティングを承っています。
プの商品としてご好評いただいています。
○
○
ズに対応した商品です。信託銀行名義で
市場に売却するため、売却時の取引情報
が守られるという特徴があります。
○
<有価証券管理信託>
「有価証券管理信託」
は、お客さまに代
わって有価証券の配当金等の受け取り事
務を行うなど、長きにわたって管理を行
○
う商品です。お預かりした有価証券は三
菱信託銀行名義となり、銀行固有の財産
等とは分別して保管・管理されます。
○
遺言信託・遺産整理業務
三菱信託銀行では、お客さまのかけが
三
菱
信
託
銀
行
えのないご資産を次の世代にしっかりと
受け継いでいただくために、遺言に関す
○
るご相談から遺言書の保管、さらには執
行・遺産整理のお手続きまで、信託銀行
業界No.1の遺言信託(執行付き)の実績
業
務
戦
略
○
○
と経験を生かして、専門家がお手伝いさ
せていただきます。
また、ご資産についての管理やシミュ
レーション機能をもつ「財産管理システ
メードのご提案を行っています。
さまの思いを具体的な
「カタチ」とするこ
○
○
○
○
○
これらの商品・業務は、いずれもお客
とができる商品として多くの方にご利用
いただいています。
個人向け不動産業務・住宅ローン
○
三菱信託銀行では、お客さまの不動産
のご購入・ご売却から有効活用や資産計
画のご相談まで、幅広いニーズに沿った
親身なお手伝いをさせていただきます。
○
特にお住まいの売買に関しては、三菱
信託銀行グループの三菱信不動産販売と
ともに、契約締結から受け渡しまで、専門
● 執行付き遺言書保管件数の推移
スタッフが一貫してお手伝いいたします。
(単位:件)
○
本支店では、お客さま向けの不動産講
9,000
演会・相談会・住宅フェアなどお客さま
7,500
の不動産に関するお望みを実現する機会
○
○
加えて、お客さまが、三菱信不動産販
4,500
売が仲介する物件をご購入の場合には、
3,000
住宅ローンの金利優遇サービスをご用意
1,500
しています。また、エクセレント倶楽部
0
○
の会員のお客さまについては、会員ご本
人さまのみならず、お子さまやお孫さま
が住宅ローンをお申し込みいただいた場
11年
3月末
12年
3月末
13年
3月末
14年
3月末
15年
3月末
(注)13年3月末以前の数値は旧日本信
託銀行との合計。
合に受けられる、住宅ローンの金利優遇
を回避しつつ売却していきたいとのニー
○
○
を、インサイダー取引や相場操縦の問題
○
○
が資産管理会社を通じて保有する自社株
○
「株式処分信託」
は、上場企業オーナー
○
<株式処分信託>
○
○
管理・運用を開始することもできます。
○
○
託」
と組み合わせて相続発生後にご資金の
○
方法等の条件を設計できるほか、
「遺言信
○
ダーメードで信託目的、期間、払い出し
6,000
を数多く設けています。
○
行う信託商品です。お客さまごとにオー
○
○
合に、ご本人さまに代わり管理・運用を
○
り経済的な後ろ盾を用意したいという場
○
およびご本人さま以外の方に将来にわた
○
○
「パーソナルトラスト」
は、ご本人さま
○
○
<生前贈与信託「パーソナルトラスト」
>
○
商品ラインナップをご活用いただけます。
○
託銀行オリジナルのオーダーメード型信託
○
○
バトンタッチを考えている方には、三菱信
○
○
また、ご家族や後継者の方へのご資産の
○
ングサービスをご提供しています。
○
信託機能をフルに活用したコンサルティ
○
○
贈与)に至るまで、信託銀行ならではの
○
○
ご資産の管理・運用から、承継(相続・
○
三菱信託銀行では、お客さまの大切な
ム」を導入し、お客さまごとにオーダー
○
お客さまのニーズに応じた
資産承継・財産管理のサポート
(オーダーメード型信託商品のご提供)
○
○
○
となりました。
○
○
加率が、信託銀行のなかでトップの実績
○
のお客さま向けの株式投資信託の残高増
○
こうした結果、平成14年度は、個人
○
施し、情報提供の充実に努めています。
○
○
向けには、投資商品講演会を各店で多数実
○
ス体制の整備を行っています。お客さま
○
販売員のスキルアップとコンプライアン
○
○
を設置し、社内研修会の充実などによる
○
○
また、全店に投資商品専任者・推進者
○
ナップのさらなる充実を図っています。
○
運用ニーズにお応えするためのライン
○
○
る投資信託を追加し、お客さまの多彩な
○
○
取り扱いを開始するとともに、特色のあ
○
14年10月には変額個人年金保険のお
○
投資商品セールス体制の充実
○
○
○
○
1∼2年の新しいタイプの信託商品です。
○
することで安定した収益をめざす、期間
○
AAAの
「リース債権信託受益権等」
に投資
○
○
始した「プレミアムトラスト」は、格付
○
○
14年12月から新たにお取り扱いを開
○
<プレミアムトラスト>
サービスをご用意しています。
49
法人・金融仲介業務
事業法人のニーズを先取りし、問題解決型サービスをご提供
会計ビッグバンに直面する各企業の最重要課題は、バランスシートおよび事業ポート
フォリオの再構築と、それに伴うファイナンス手法の多様化にあります。また、今後予定
される減損会計も、企業の財務・事業戦略に大きな変化をもたらそうとしています。三菱
信託銀行は長年にわたって培ってきたお客さまとの強固なリレーションをもとに、経営
ニーズを的確につかみ、年金・不動産などの信託固有のサービスと多様なファイナンスを
融合してご提供する「信託バンキング」によって、常に最適な問題解決策をご提供してま
いります。
三
菱
信
託
銀
行
バランスシートの
コンサルテーション
信託」に加え、年金制度設計の変更、確
定拠出年金、不動産活用などのスキーム
○
顕著になると思われます。オフバラ
析を行い、ファイナンス・年金・不動産
等の問題をトータルでとらえたコンサル
リューションをご提供しています。
○
○
そうです。
○
スシートを中心に財務諸表の総合的な分
○
は、お客さまのニーズに応じて、バラン
込むというリスクを回避する動きが
ンス化の動きに一段と拍車がかかり
するかなど、積立不足問題へのベストソ
企業買収・売却などの
アドバイザリー業務を拡充
コア事業の強化、非コア事業からの撤
○
定費削減や過剰の設備を自社で抱え
○
○
対応も迫られています。三菱信託銀行
○
業は社宅・厚生施設の売却による固
○
損会計の導入など企業財務の透明化への
○
正しく開示することが義務づけられ
○
を高めるとともに、退職給付会計や減
○
「選択と集中」により資産・資本の効率性
損がある場合は、それを減損会計で
るようになります。これにより、企
が全体としてバランスシートにどう影響
○
産や生産設備などの固定資産に評価
○
減するというものです。事業用不動
業
務
戦
略
厳しさを増す経営環境下で、企業は
退など、お客さまの事業ポートフォリオ
戦略に沿って、企業買収・売却、営業譲
渡・譲り受け、資本・業務提携などのご
提案を行っています。化学、通信等の分
○
野に精通した専門家やM & A案件に豊富
な経験をもつ弁護士を顧問に擁する三菱
信託銀行のM & Aチームは、情報開発室
を核とした国内拠点網のほか、業務提携
○
先である欧州のM & A有力ブティック、
エルムガッセン社のネットワーク等も活
用し、国内外の案件ニーズにお応えして
います。
成長企業の支援
○
○
株式公開をめざす成長企業に対して
は、子会社のエムティービーキャピタル
を通じてベンチャーキャピタルの機能も
発揮し、資本政策の立案から株式事務代
○
行まで、株式公開にかかわる総合的なサー
ビスをご提供しています。また、オーナー
企業の事業承継に関しても専門スタッフ
○
○
○
○
○
保有株式の含み益を活用した「退職給付
○
○
スシートのコンサルテーションにより、
○
なっています。三菱信託銀行ではバラン
○
ており、多くの企業で収益の圧迫要因と
○
○
制度の
「積立不足」
の費用処理を義務づけ
○
○
退職給付会計基準では、年金・退職金
○
退職給付の積立不足解消へ──
退職給付信託
○
○
○
○
○
しています。
○
○
オーダーメードでファイナンスをご提案
○
○
セキュリティー:資産担保証券)など
○
産担保貸出)
、ABS
(アセット・バック・
○
ン、ABL
(アセット・バック・ローン:資
○
○
ケート・ローンやコミットメントライ
○
○
え、お客さまの財務戦略に応じてシンジ
○
三菱信託銀行では従来型のご融資に加
○
多様なファイナンス機能
○
○
○
○
○
テーションを実施しています。
○
りも大幅に下落した資産を強制評価
○
○
資産を厳格に時価評価し、取得時よ
○
とつが減損会計の導入です。企業の
○
企業財務の透明化に向けた動きのひ
○
●減損会計に伴う企業財務の
透明化
50
が連携してご相談に応じています。
● 資産流動化受託残高推移
信託バンキング事業
信託方式 ABCP
ABL
(単位:億円)
60,000
廃止による合理化と中堅・中小を含む納
○
40,000
しています。
○
不動産の流動化では、大都市部のオ
30,000
フィスビルやホテルから有力小売業の保
20,000
有する地方の商業施設まで多様な不動産
10,000
の流動化を実施しています。また、保有
0
○
不動産の流動化以外にも、マンションや
商業施設の開発段階でのノンリコース・
ローンのご提供も行っており、幅広く不
まな資産流動化ニーズにお応えしてい
動産を利用したファイナンスに取り組ん
でいます。
○
さらに、三菱信託銀行ではリーディン
○
12年
3月末
13年
3月末
14年
3月末
15年
3月末
(注)
14年3月末の計数は、13年10月の
3信託合併により継承した5,658億
円を含んでいます。
三
菱
信
託
銀
行
15年3月末残高 合計 5兆100億円
グトラストバンクとして、社会のニーズ
にマッチした新しいタイプの資産流動化
に積極的に取り組むとともに、お客さま
リース・割賦債権
1兆690億円
その他
4,784億円 業
務
戦
略
貸付債権
1兆3,855
億円
の個々のニーズにマッチした仕組みの構
築、流動化関連の投資商品の提供ならび
に流動化された資産の管理等、信託銀行
不動産
1兆4,980億円
ならではの市場型間接金融サービスをご
一括信託」により大手の支払企業の手形
○
○
く対応しています。また、「売掛債権の
○
○
り、個々のお客さまのニーズにきめ細か
○
はもとよりABCP方式やABL方式等によ
○
○
債権等さまざまな債権を対象に信託方式
○
○
権ならびに住宅ローンを中心とした貸付
○
プール債権に加え、リース債権・割賦債
○
る手形や売掛債権、それらを集合した
○
○
金銭債権の流動化では、企業の保有す
11年
3月末
● 流動化残高の内訳
○
○
ます。
○
○
ハウと実績を生かし、お客さまのさまざ
○
○
業務・不動産の仲介・鑑定業務等のノウ
○
培ってきた信託銀行に特徴的な資産管理
○
つあります。三菱信託銀行では、長年
○
○
とした資産流動化市場は急速に拡大しつ
○
施しており、金銭債権・不動産等を対象
○
シートの再構築のため資産の流動化を実
○
○
が資金調達の多様化あるいはバランス
50,000
入企業へのファイナンスを同時にご提供
○
長引くデフレ不況のなか、多くの企業
○
○
○
資産流動化への取り組み
提供しています。
売掛・手形債権
5,788億円
新しいタイプの資産流動化―商用不動産担保ローン(CMBL)スキーム
複数の不動産担保ローンを
一括して運用商品としたスキーム
●売掛債権の一括信託
企業の手形廃止ニーズにお応えする商
慈善信託
品として、
売掛債権の一括信託をご提
不動産
信託受益権
不動産
信託受益権
不動産
信託受益権
供しています。仕組みは、納入企業に
議決権株式
信託受益権・
配当
SPC2
信託受益権・
配当
レポーティング
貸出人
ノンリコース
ローン
SPC3
対する手形支払いを買掛化すると同時
A号貸付
(優先)
に、
納入企業が保有する売掛債権を一
括して信託していただきます。
この受
益権は資金化ニーズがあれば随時投資
エージェント
三菱信託銀行
SPC1
家に販売いたしますので、
納入企業に
とり、手形割引と同様、いつでも資金
化が可能です。一方、支払企業では手
信託受益権・
配当
三菱信託銀行
SPC4
事務代行業務
委託
B号貸付
(劣後)
形現物がなくなるため手形事故防止、
振出事務削減が図れます。
●新しいタイプの資産流動化
企業等の保有資産のスリム化や投資家
事務代行会社
の運用資産多様化のニーズに応えるた
め、
三菱信託銀行では信託銀行の機能
を生かした新しい資産流動化商品の提
供を続けています。
住宅金融公庫住宅
○
ローン流動化や整理回収機構と共同で
化商品の提供に力を入れています。特
の不良債権の流動化に引き続き取り組
に、短期(1年以内)の金銭債権信託受益
むとともに、
複数の不動産担保ローン
権の販売は、近年、年間7,000∼8,000
を一括して運用商品としたCMBLの
億円の規模で、信託銀行トップクラスの
有する貸付債権の流動化の斡旋を行い
ました。
○
○
実績となっています。
組成(左図ご参照)や、神奈川県が保
○
○
信託受益権」や「ABCP」などの債権流動
○
○
やCPなどの金融商品に加え、
「金銭債権
○
するため、デリバティブ内包型定期預金
○
○
法人のお客さまの運用ニーズにお応え
○
○
法人運用ニーズにお応えする商品提供
51
● 受託会社数・管理株主数の推移
証券代行業務
(単位:万名)
(単位:社)
管理株主数
受託会社数
960
公開企業と公開予定企業をトップクラスの株式実務でバックアップ
800
640
三菱信託銀行の証券代行業務は、
充実したコンサルテーションサービスと高度にシステ
480
ム化した確実な事務処理能力により、発行会社から高い信頼をいただいています。新たに
320
公開をめざす企業はふえる傾向にあり、三菱信託銀行では会社法務と株式実務のプロが、
160
公開をめざすお客さまからのご相談を受け、
公開に向けての資本政策をはじめとした公開
0
11年
3月末
12年
3月末
13年
3月末
14年
3月末
15年
3月末
●株主総会のIT化
三
菱
信
託
銀
行
14年4月1日に施行された商法改正
準備作業、株式実務に対するきめ細かなアドバイスを行っています。一方、すでに株式を
公開しているお客さまに対しても、
一連の商法改正に関連したアドバイスを行うとともに、
株式実務への対応についての研究会などを重ねています。また、IR、コーポレート・ガバ
ナンスに対するコンサルテーションも活発に行っています。
により、
インターネットによる株主総
会招集通知の送信および議決権の行使
証券代行業務取り扱いの仕組み
等が可能となりました。
証券代行業務
商法改正など最新
情報をコンパクト
に図解。株式公開
び方のポイントに
・名義書換請求など
・各種届け出
・手続き完了株券など
・諸届けの受理通知
・配当金などの支払い
株
主
株主総会
招集通知/決議通知
コンサルテーションサービス
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
<商法改正への対応>
株式公開の支援
株式公開は「信用力の強化・優秀な人
材確保・資金調達の多様化」などをもた
13年10月施行の単元株制度等の導入
以降、14年4月施行の新株予約権制度
等、および15年4月施行の端株買増制
度・株券失効制度等、一連の商法改正は
株式の実務においても大きな影響を与え
るものです。企業の株式実務ご担当者に
は、これまで以上に高い知識と経験が求
められています。
一方、公開企業数の増加とともに、株
式実務に精通した専門家の不足が指摘さ
れています。
三菱信託銀行では、お客さまを支援す
るため、株式法務のプロによるコンサル
テーションを一層強化しています。
<国内外投資家との対話促進への対応>
株主重視の経営に関心が高まるなか、
冊にまとめた、今
までにない実践
52
サルテーションを実施しています。
○
○
○
○
○
○
○
○
○
の書。
○
の書き方までを1
○
法論、事業企画書
○
事業計画策定の方
○
礎知識から実践、
○
経営戦略理論の基
らす一方、最近では公開企業としての社
会的責任を求める声も強まっています。
三菱信託銀行では、公開をめざすお客
さまに対して、
① 資本政策策定に関するご相談
② 公開に向けた経営戦略の構築
(定款整備、新株予約権発行等)
③ 商法実務
などのアドバイスを行うとともに、上場
審査の専門家である業務顧問によるコン
○
●
『株式公開を目指す企業のため
の経営戦略・事業計画』
○
○
ついても解説。
○
に関する関係者そ
れぞれの役割と選
○
⑥ 単元未満株式の買取・買増
⑦ 株式分割・新株予約権の行使等に係る
新株の発行
など、多岐にわたっています。
○
株式公開の現状、
○
●『図解 株式公開のしくみ 第2版』
○
いても収録。
○
総会想定問答につ
○
方式で解説。株主
○
等を中心にQ&A
○
モデルや実務対応
○
踏まえた定款変更
理人として発行会社に代わり株式の事務
を行う業務であり、その業務内容は、
① 株式の名義書換
② 株主名簿および実質株主名簿の作成 ③ 株主総会関係書類の封入・発送 ④ インターネットによる株主総会招集通
知の送信および議決権行使結果の集計
⑤ 配当金の計算・支払い
○
一連の商法改正を
証券代行業務は、商法上の名義書換代
証
券
代
行
部
○
●
『株主総会実務なるほどQ&A
−平成15年版−』
国
内
本
支
店
○
各種コンサルティング
サービス
○
株式事務代行委託契約
○
株
式
の
発
行
会
社
業
務
戦
略
三
菱
信
託
銀
行
外国人株主の持株比率が高い上場企業を
はじめとして、議決権行使促進のため
に、投資家と積極的に対話を行う動きが
高まっています。
三菱信託銀行では、I R 、コーポレー
ト・ガバナンスの先進国である米国等の
動向に詳しい専門家を業務顧問に迎え、
実務直結型のコンサルテーションサービ
スを展開しています。
受託財産事業
お客さまの大切な資産を
国内トップクラスの専門性と総合力で運用・管理
企業年金、公的年金、公的資金、投資信託などの大切な資産をお預かりし、安定的に運
用・管理するのが受託財産事業の役割です。15 年 3 月末現在、三菱信託銀行がお預かり
している受託財産は約40兆円となっています。受託財産事業は信託銀行ならではの業務
であり、これまで積み上げてきたノウハウに大きな信頼をいただいています。
13 年 4 月にスタートした新第 7 次中期経営計画では、経営目標のひとつに「信託固有
業務を中核としたゆるぎない事業基盤の確立」を掲げています。これまで培ってきた運
用・管理の専門性を一層高めるとともに、それらを有機的に結合することで、お客さまに
最適なソリューションをご提供してまいります。
資産管理業務につきましては、14 年 5 月に業務移管した日本マスタートラスト信託銀
行を通じ、ますます高度かつ多様なサービスをご提供してまいります。併せて、東京三菱
● 受託財産の推移
三
菱
信
託
銀
行
合計 うち運用残高 うち管理残高
銀行との協働の仕組みの構築、信託代理店制度の導入により、シナジー効果を最大限に発
42
揮し、営業基盤の強化を図ってまいります。
35
(単位:兆円)
28
業
務
戦
略
21
14
受託財産事業グループの業務
7
0
受託財産運用業務
年
金
業
務
受託財産管理業務
その他
◆年金信託
◆年金制度管理業務
・適格退職年金
◆コンサルティング業務
・厚生年金基金
・確定給付企業年金
など
◆年金特定金銭信託
13年
3月末
14年
3月末
15年
3月末
など
(年金特金)
など
◆単独運用指定金銭信託(指定単)
◆ファンド・トラスト
証
券
業
務
◆金庫株専用信託
など
◆特定金銭信託
◆特定金外信託
◆証券投資信託
など
<受託財産事業グループの基本目標>
●お客さまのコアパートナー化を推進いたします。
●最適ソリューションのご提供によりトップシェアを確立します。
●お客さまのニーズに応じた、多様な資産運用・資産管理商品をご提供してまいります。
●正確かつ高品質、高付加価値をめざします。
53
●三菱信託銀行の主な企業年金
ビジネス
年金ビジネス
1. 資産の運用・管理
2. 制度管理
三菱信託銀行の年金ビジネスは、企業年金制度の導入を検討されるお客さまのご相談
(1) 数理業務 (掛金の計算、
財政の決算事務)
(2) 企業年金加入員の管理
(3) 年金・一時金の給付業務
3. コンサルティング業務
(1) 人事・退職給付制度の設計や
財政の相談
(2) 年金 ALM
(3)基金制度の事務運営に関する
相談
●主な年金制度
三
菱
信
託
銀
行
公的年金
から始まって、資産の安定的な運用・管理、加入者への確実な給付金の支払いまでを一括
して行っています。高齢化社会の到来により、年金への関心が高まるなか、資産運用に
おける規制が撤廃され、年金資金の運用手法も一段と多様化しつつあります。三菱信託銀
行は、これまで以上に運用商品の品揃えと運用力の強化に力を注ぎ、お客さまの大きな信
頼にお応えしてまいります。また、委託されたお客さまのデータを取りまとめてインター
ネットでご提供するなど、管理面でも先進技術により利便性の向上に努めています。
確定給付企業年金法ならびに確定拠出年金法の施行により、
企業年金の制度設計にかか
わる選択肢も拡大されました。さらに、退職給付会計の導入により、退職金・年金制度は
企業の経営上の重要課題となっており、
年金業務全般に及ぶ三菱信託銀行のコンサルティ
ング力に大きな期待が高まっています。
法律により加入が義務づけられている
年金制度のことで、国民年金・厚生年
企業や団体が実施する「適格退職年金制
けられる年金制度ですが、14年4月
度」
「厚生年金基金制度」
「確定給付企業年
1日以降新規設立は認められず、既存
金制度」
のいわゆる企業年金制度の資産を
厚生年金基金という公法人を設立し、
る14兆円
(年金特金を含む)
をお預かりし
ド・標準報酬の再評価部分を除く)を
経験豊富な年金数理人を有し、数多くの
○
○
○
退職金・年金制度の設計を手がけ、労
○
○
○
○
ており、うち三菱信託銀行は17%を超え
○
資産は、現在79兆円を超える規模となっ
厚生年金基金制度
厚生年金の報酬比例部分
(物価スライ
制の強化を図っています。業界最多かつ
務・財務両面からのコンサルテーション
を行っています。
また、年金債務と資産を総合的に管理
するべく、バランスシート型ALM等最新
○
○
○
移行が必要です。
ています。平成14年度末の三菱信託銀行
の年金信託受託残高は、信託銀行トップク
付を付加する年金制度です。
ラスの7兆1,437億円に達しています。
の分析手法を駆使した、制度変更の企業
財務への影響把握、さらには最適な資産
運用のご提案に至るまで、退職給付問題
○
○
○
立基準が制定されるなど受給権保護の
●確定拠出年金への取り組み
する日本経済など企業を取り巻く環境変
○
○
○
○
時価会計
(退職給付会計)の導入、停滞
○
の 2 種類があります。
多角化するコンサルティング業務
キャッシュバランス型年金制度の
ご提案
確定給付企業年金法の施行に伴って、
確定給付型および確定拠出型双方のメ
リットを併せもつ「キャッシュバランス
○
立した企業年金基金を設立する基金型
生命保険、
東京海上火災保険の3社と
度・退職給付制度の改革を図る動きが加
の共同出資により 13 年 3 月、
「日本
速しています。抜本的な見直しの方向性
型年金制度」を採用することが可能とな
○
○
○
の変動が反映される仕組み(注)となってお
付企業年金制度への移行、確定拠出年
り、米国でも大企業を中心に普及してい
ます。
○
三菱信託銀行は、お客さまのニーズが
ますます多様化していくなかで、労務・
財務両面においてメリットのあるキャッ
シュバランス型年金制度の必要性を早く
54
○
から認識し、導入に必要な環境整備を他
社に先駆けて取り組んできました。
独自に開発したシミュレーションソフ
トによる制度設計のアドバイスやキャッ
○
ある年金コンサルティング部を業界で初
○
○
お応えするため、15年2月に専門組織で
○
○
三菱信託銀行では、これらのニーズに
○
企業年金業務で信託銀行中トップのシェ
アと実績を誇る三菱信託銀行は、年金
制度の運営に欠かせない年金アクチュ
アリーなどの資格保有者数でもトップ
クラスを誇り、常に先進的なサービス
をご提供します。
○
います。
○
なコンサルテーションニーズが高まって
○
○
重要であり、従来以上に高度かつ専門的
○
○
事、労務面のみならず財務戦略の視点も
○
が検討されています。その過程では、人
○
金・キャッシュバランス型年金の導入等
○
○
へも積極的に取り組んでいます。
として、能力・成果主義の導入、確定給
りました。この制度は、給付に経済実態
○
社(DCJ)」を設立し、確定拠出年金
○
確定拠出年金コンサルティング株式会
○
○
三菱信託銀行は、東京三菱銀行、明治
化への対応として、多くの企業で人事制
○
業主が運営する規約型と事業主とは独
○
ための仕組みが導入されています。
事
をご提案しています。
○
年金法に基づく制度で、
年金財産の積
(注) 計上基準の違いにより、受託状況と信託財産残
高中の年金信託残高は一致しません。次ページ
のグラフも同様です。
○
14年4月に施行された確定給付企業
に関するあらゆる問題についての解決策
○
確定給付企業年金制度
○
○
民間で代行し、
その上に企業独自の給
○
め、
それまでに他の企業年金制度への
お預かりする業務です。日本の企業年金
○
の制度は24年3月末で廃止されるた
めて設置するなど、コンサルティング体
○
の企業年金で、
税制上の優遇措置を受
○
ぶことにより実施される社外積み立て
○
三菱信託銀行が扱う企業年金信託は、
○
三菱信託銀行の企業年金信託
事業主が信託銀行などと年金契約を結
○
業
務
戦
略
適格退職年金制度
○
金・共済年金の 3 種類があります。
シュバランス型年金用ALM(資産と負債
○
○
○
○
制度管理業務の委託を受けています。
○
ションサービスをご提供するとともに、
○
○
のお客さまに対して高度なコンサルテー
○
の総合的管理)サービス等により、多く
(注)
給付額が、経済実態を表すものとしてあらかじ
め定めた指標(たとえば、長期国債、物価上昇
など)に連動して変動します。この制度の導入
によって、企業側には確定給付型と比較して負
債・費用が安定するメリット、従業員側には確
定拠出型よりも給付額が安定するメリットを得
ることができます。
● 企業年金受託状況
合計
年金信託
年金特金
(単位:兆円)
15.0
12.5
10.0
7.5
5.0
2.5
証券ビジネス
0
三菱信託銀行では、
これまで培ってきた証券運用と受託資産管理の高度なノウハウを生
12年
3月末
13年
3月末
14年
3月末
15年
3月末
かし、証券信託、証券投資信託、有価証券信託等を通じて、お客さまの多様化する証券関
連ニーズにお応えしてまいります。
庫株専用信託などの商品で、受託実績を大きく伸ばしています。
三
菱
信
託
銀
行
三菱信託銀行の証券信託等
業
務
戦
略
また、金融制度改正等も踏まえた積極的な商品開発を実施しており、10年の投資信託法
ており、最近では、変額年金保険向け
や、機関投資家の分散投資ニーズの高ま
○
りからオルタナティブ投資を組みこんだ
私募投信の受託も増加しています。金融
資産の有効な運用・管理手法として投資
○
信託がさらに注目を浴びるなか、三菱信
託銀行は、高度な事務遂行と資産管理能
●私募投資信託(私募投信)
規制緩和の流れのなか、
金融システム
改革(日本版ビッグバン)の一環とし
力を併せもつ日本マスタートラスト信託
て、いわゆる投資信託法が改正され、
銀行と連携しながら、投資信託ビジネス
10 年 12 月にわが国でも私募投資信
○
託(私募投信)が解禁、制度化されま
した。私募投信とは、
「特定あるいは
少人数」
の者を対象とする投資信託で、
三菱信託銀行の金庫株専用信託
適格機関投資家私募(いわゆるプロ私
13年10月の商法改正において、金庫
募)
と一般投資家私募とに分けられて
○
株制度が導入されました。これにより、
います。現在の国内私募投信における
純資産ベースでのマーケット規模は、
7
消却やストックオプションといった特定
∼8兆円と解禁後わずか4年余りです
の目的を定めず、自己株式を取得・保有
が順調に拡大しています。
できるようになり、流動化株式の一次的
○
な受け皿等、企業にとっての選択肢が広
がりました。一方で、自己株式の取得・
● 私募投信受託元本残高の推移
保有を行う際には、証券取引法上のイン
(単位:兆円)
サイダー取引の禁止規定や相場操縦の禁
3.0
止規定に抵触しないように、細心の注意
2.5
が必要となっています。三菱信託銀行で
2.0
は、こうした点をサポートする方法とし
○
○
○
1.0
0.5
0
12年
3月末
13年
3月末
14年
3月末
15年
3月末
(注)
12年3月末、13年3月末は、旧三菱
信託銀行と旧日本信託銀行の合計。
○
○
○
○
○
○
○
のニーズにお応えしています。
○
大手機関投資家や年金性資金は年々ふえ
1.5
て、金庫株専用信託をご提供し、各企業
○
運用・管理のアウトソースを志向する
○
○
プレベルの実績です。
○
6,517億円と、受託銀行のなかでもトッ
○
月末での私募投信受託元本残高は2 兆
○
○
投信)受託にも注力しています。15年3
○
○
理ニーズに応え得る私募投資信託(私募
○
とする
「特定あるいは少人数」
の運用・管
○
募投資信託に加え、機関投資家をはじめ
○
○
等を行っています。三菱信託銀行では公
○
○
銀行)として信託財産の保管・管理業務
○
信託銀行は、投資信託の受託者(受託
○
私募投信の受託残高を拡大
○
○
○
○
兆円と、受託実績はトップクラスです。
のさらなる拡大をめざします。
○
15年3月末の受託残高は合わせて約23
○
受託といった業務があります。これらの
○
○
証券貸借取引)等を行う有価証券信託の
○
○
価証券をお預かりしレンディング(有価
○
券投資信託の受託、企業や団体の保有有
○
定金銭信託、特定金外信託)の受託、証
○
○
信託
〔指定単〕
、ファンド・トラスト、特
○
設定される証券信託(単独運用指定金銭
○
や団体の資産運用・資産管理の器として
○
○
三菱信託銀行の証券信託等には、企業
○
○
○
改正により解禁された私募投信や、13年の商法改正により解禁された金庫株制度に係る金
55
受託財産運用業務
●クオンツ運用を支えるMTEC
三菱信託銀行の高度なクオンツ運用は、
高品質の運用商品と的確な運用コンサルテーションのご提供
三菱信託銀行の100%出資子会社と
して設立された株式会社エムティー
三菱信託銀行は、企業年金、公的年金、公的資金、企業の余裕資金、個人資金など、さ
ビーインベストメントテクノロジー研
まざまな運用ニーズをもつ資金をお預かりし、
総合型運用機関を基本方針に運用を行って
究所(MTEC)によって支えられてい
ます。
います。リサーチ重視のマネージャー運用や独自の運用モデルを有するクオンツ運用と
いったアクティブ運用手法の商品をご提供する一方で、
資産のリスクコントロールの観点
からお客さまのニーズが高まっているパッシブ運用についても、
質の高い商品をご提供し
●年金ポートフォリオの財務負担
診断サービス
年金資産ポートフォリオが企業財務に
三
菱
信
託
銀
行
及ぼす影響を概算するサービスです。
企業年金制度が財務に与える影響が大
ています。
これらの商品に加えて、オルタナティブ投資商品等をご提供することを通じて、お客さ
まの特性に応じたポートフォリオのご提案を行うなど、
お客さまの抱えるさまざまなニー
ズや問題に対して的確なご提案を行っています。
きくなっているなかで、
年金運用収益
が悪化した場合にどのくらいの費用負
担が発生することになるか定量的に示
三菱信託銀行の運用体制
チェックや見直しにお役立ていただけ
三菱信託銀行の受託財産運用部門は7
マネジメント業務、企画・リサーチ業務
つの部からなっています。大きくはファ
に分かれており、各部間の連携を密にし
て、組織的・効率的な運用体制を確立し
ンドマネジメント業務、ポートフォリオ
●国内株式エンハンスト・インデッ
クスファンド
○
○
ます。
○
○
○
されますので、
現行ポートフォリオの
○
業
務
戦
略
ています。
受託財産運用部門の業務フロー
安定的な超過収益を狙うお客さまの
ニーズにお応えするため、
クオンツア
金融経済、市場等の調査分析
投資企画部
●金融、マクロ経済などの調査分析
●受託財産運用業務に関するシステムの企画立案および導入支援と、制度・商品の調査研究
クティブ運用の安定的な超過収益獲得
のノウハウに、
パッシブ運用で培った
リスク管理のノウハウを取り入れ、
低
リスクで安定した超過収益の獲得を追
ポートフォリオの策定
求するファンドをご提供しています。
各種有価証券の運用
●第2貸付金口
(合同口)
プレッドが獲得できることから、
長期
国債中心のポートフォリオにおける国
運用結果の評価分析
内債券の金利反転リスクを積極的に
資産運用部
公的資金運用部
公的運用部
パッシブ運用部
投資企画部
●受託財産運用結果の評価分析
運用結果の評価分析をフィードバック
顧客ニーズにお応えする商品提供
顧客ニーズに多角的にお応えするた
め、さまざまな運用商品を開発・ご提供
しています。最近では、国内株式エンハ
ンスト・インデックスファンド、第2貸
○
付金口(合同口)および日本株マーケッ
ト・ニュートラル・ファンドといった商
品をご提供しています。三菱信託銀行
56
ます。
○
○
○
コンサルテーションをご提供してい
○
○
た企業財務戦略にマッチした運用戦略の
○
オの財務負担診断サービスをはじめとし
○
用ポートフォリオや、年金ポートフォリ
○
○
ランス型年金等の制度特性を反映した運
○
えば企業年金においては、キャッシュバ
○
業務に積極的に取り組んでいます。たと
○
○
という観点から、運用コンサルティング
○
○
まの抱える課題に、どう応えていくか」
○
高度化する金融環境のなかで、「お客さ
○
○
三菱信託銀行では、ますます複雑かつ
○
○
運用コンサルティング機能の拡充
○
商品になると考えています。
公的年金運用部
●年金運用部、公的年金運用部、公的資金運用部、公的運用部の資金の各種有価証券に
よる運用
●ファンド・トラスト、実績配当型商品などの資金のポートフォリオの策定と運用管理
高い金利連動性と優良企業への貸出ス
ヘッジしたいお客さまには魅力の高い
年金運用部
●企業年金資産、
年金資金運用基金の年金資産、
公的資金のポートフォリオの策定と運用管理
は、常にお客さまの視点に立った独自の
商品アレンジを行い、多様なニーズにお
応えしています。
受託財産管理業務
高度化・グローバル化する投資ニーズにお応えする
高品質なサービス
●決済制度改革の流れ
資金・証券決済の標準化、効率化、リ
スクの削減を目的として、日・欧・米
国際分散投資が進むなか、
国内外有価証券等の管理業務の重要性がますます高まってい
ます。世界的に証券決済制度の見直しが進展しており、一方、コンプライアンスの観点か
の主要国ではさまざまな法制度、
決済
システムの整備、
改革が急速に進んで
います。
ら取引参加者には厳格な管理が一層求められています。これまで、運用実績などに向けら
米国では同時多発テロ以降、
「T+1決
れていたお客さまの目は、
管理業務の対応力やサービスの内容にも注がれるようになって
済」から「効率化、コスト削減をめざ
に目標を変更して取り
したSTP*化」
きました。
組んでおり、欧州においては、取引所
そのような世界の流れのなか、各国の会計・税務・法務などの専門知識を有し、高度な
や決済機関の統合が行われています。
システム力を誇る三菱信託銀行の資産管理業務は、
資産の運用管理をお任せいただいてい
日本においては、
有価証券のペーパー
るお客さまのみならず、投信投資顧問会社などからも広く信頼と評価を得ています。
三
菱
信
託
銀
行
レス化*やDVP*決済化のための法制
度および市場インフラの整備が進めら
れており、15 年 1 月には国債が、3
月には CP(短期社債)がペーパーレ
○
日本マスタートラスト信託銀行
の資産管理業務の拡大
ス化され、今後、株式、一般社債、投
信受益権についてもペーパーレス化が
UFJ信託銀行から年金信託、特定金銭信
予定されています。また、証券保管振
託等の資産を移管し、受託資産は15年3
替機構(保振)では、機関投資家、証
業
務
戦
略
○
○
○
しました。さらに、14 年10月には、
○
○
日本マスタートラスト信託銀行は、12
月末時点で約63兆円となっています。
○
年5月に、三菱信託銀行、日本生命保険、
今後、UFJ信託銀行の証券投資信託等の
○
○
東洋信託銀行(現UFJ信託銀行)、明治
フラである、
決済照合システムの機能
拡大が進められています。
資産の移管に加え、生保資産管理業務な
○
○
生命保険、およびドイツ銀行の共同出資
券会社、信託銀行間の STP 基盤イン
ども併せて資産残高を100兆円とするこ
○
○
により発足しました。
とをめざします。
○
日本マスタートラスト信託銀行では、
○
○
インターネットによるオンライン情報
○
○
の統合レポートサービスを行う情報統合
度改革対応に向けた基盤システムとし
て、11 年 4 月から「証券 STP シス
し、規模のメリットを享受するととも
テム」
(ビジネスモデル特許出願中)
の
に、制度変更や顧客サービス向上のため
構築を順次進めており、株式、債券、
の IT投資を効率的に行い、より一層高度
○
サービス
「マイネット」
に加え、14年5月
○
管し、年金信託、特定金銭信託および証
STP処理をすでに実現しており、
15
年秋には、このシステムをベースに、
するニーズにお応えしていきます。
内外の有価証券の約定決済を一元管理
○
し、効率性や迅速性を向上させた「次
○
券投資信託等に係る資産管理業務も開始
外国為替などの国内外の主要な取引の
化・多様化するお客さまの資産管理に対
○
○
から、三菱信託銀行が受託する資産を移
三菱信託銀行では、
このような決済制
日本マスタートラスト信託銀行を活用
○
○
サービスや厚生年金基金のお客さま向け
決済制度改革への対応
世代取引決済管理システム」
を稼働さ
せ、
内外で進められる決済制度改革に
対応していくとともに、
お客さまへ提
日本マスタートラスト信託銀行における資産管理業務の運営体制
スポンサー(公的資金・金融法人・事業法人・企業年金等)
供するサービスを一層拡大、
向上させ
ていきます。
*
STP:Straight Through Pro-
cessing の略。証券取引等の業務処
その他の
サービス
資産管理
サービス
その他の
サービス
三菱信託
日本マスタートラスト信託
UFJ信託
顧客営業
資 産 管 理
業務企画
商品企画
より、自動処理化すること。
*
有価証券のペーパーレス化:有価証
券を電子化することにより、
券面発行、
資産管理業務
に付随した
銀 行 業 務
出資
理を標準化された電子データの授受に
流通に伴うリスク、
コストを削減する
もの。
出資
*
DVP:Delivery Versus Payment
の略。
証券の受け渡しと資金の支払い
資産運用
出資
年金総幹事
日本生命
銀行業務
ドイツ銀行
とを相互に条件付きで決済し、
決済リ
スクを削減する仕組み。
明治生命
57
不動産事業
豊富なノウハウと幅広い情報ネットワークにより、
お客さまの不動産を活用した事業・財務戦略をご提案
● 不動産の分譲・仲介実績額
(単位:億円)
6,000
三
菱
信
託
銀
行
期待は、東京三菱銀行との経営統合をきっかけに一段と高まっています。不動産事業グ
ループでは、売買を中心とした仲介業務に力を注ぐ一方、不動産流動化・証券化、不動産
5,000
開発、不動産管理、鑑定などの豊富なノウハウによって、MTFGグループの顧客基盤を背
4,000
景に、お客さまの幅広いご要望にお応えしています。時価・減損会計や連結決算重視の新
3,000
会計制度の導入が進むなか、多くの企業は保有する不動産の有効活用策を探っています。
2,000
三菱信託銀行は不動産を活用した自己資本比率や資産収益率などのバランスシートの改善
1,000
による企業の財務・事業戦略の再構築をご提案する不動産ファイナンシャルアドバイス業
0
務にも注力しており、お客さまから高い評価をいただいています。
平成
平成
平成
平成
平成
10年度 11年度 12年度 13年度 14年度
● 不動産の分譲・仲介実績件数
業
務
戦
略
信託銀行ならではの専門性を発揮する三菱信託銀行の不動産コーディネート力に対する
不動産総合コンサルティングの概要
企業ニーズ
(単位:件)
3,000
2,500
事
業
戦
略
の
再
構
築
2,000
1,500
1,000
活用スキーム
「不稼働資産」を
収益強化
「本業用資産」または
資産の組み替え
・本業の「営業基盤拡充」
「収益資産」へ
・本業支援のため、
「安定収益」を確保
有効利用
「不稼働資産」で
新規取得
不動産賃貸事業
500
0
平成
平成
平成
平成
平成
10年度 11年度 12年度 13年度 14年度
財
務
戦
略
の
再
構
築
資産圧縮・抑制
(ROA・ROEの向上)
不動産証券化
資金調達
(設備資金・年金積立不足改善)
売却
有利子負債の圧縮
取得
● 不動産カストディ受託実績額(累計)
○
加えて、三菱信不動産販売との緊密な
連携によりネットワークを拡充していま
経営統合に伴い、従来の三菱信託銀行
7,500
の顧客基盤に加え、東京三菱銀行のお客
5,000
さまへのサービス提供の機会がひろがり
2,500
ました。不動産事業グループでは、お客
す。この結果、三菱信不動産販売も含
め、不動産収益300億円、不動産仲介業
界のトップをめざします。平成14年度
の分譲・仲介の取扱実績額および件数は
14年
3月末
15年
3月末
の出店ニーズや地域ごとのエリアマー
それぞれ4,297億円、1,824件となっ
ています。
○
不動産流動化・カストディ業務の
メインプレーヤー
不動産保有企業のリストラ・バランス
○
○
○
います。
○
成約率の向上とスピードアップを図って
○
○
さまにより具体的な提案を行うことで、
○
と豊富な不動産ノウハウを生かし、お客
○
います。当社の強力な情報ネットワーク
○
○
ケット情報の獲得に積極的に取り組んで
○
13年
3月末
○
12年
3月末
○
0
さまからの売却・取得情報に加え、企業
○
○
○
○
○
○
○
10,000
○
○
○
不動産仲介業における
トップをめざす
12,500
○
(単位:億円)
15,000
58
シートのスリム化ニーズ、および投資家
の資産運用ニーズの両面から、不動産流
○
し、保有資産の把握、担保提供の際の鑑
定評価のほか、工場財団評価、デューデ
リジェンスに係る評価など、多様な鑑定
○
ニーズにお応えします。
ISO 9001 品質システム登録証
また、固定資産の減損会計等に伴う最
新の鑑定手法への取り組みのほか、土壌
汚染や都市再生など、不動産に係るタイ
○
○
ディ受託実績は、1兆4,981億円に上
ムリーなテーマを取り上げ、出版物や講
演会などを通じて、幅広く情報発信して
います。
○
ISO 9001認証を取得した
不動産管理業務
三
菱
信
託
銀
行
不動産管理部では、土地信託等でお預
かりしたお客さまの大切な不動産を適切
○
に維持管理し、またテナントの皆さまに
より満足していただくため、国際的な品
質マネジメントシステムであるI S O
業
務
戦
略
9001の認証を取得しています。
○
I S O 9 0 0 1 とは、国際標準化機構
不動産コンサルティング部出版物(一例)
(International Organization for
Standardization)による品質保証シス
テムの国際規格のひとつで、「当該組織
○
○
○
が、顧客に満足を与える一定レベルの
サービスを提供する仕組み・能力をもっ
ていることを保証するもの」です。
○
個人のお客さまに向けたサービス
不動産は毎日のくらしの基盤であるば
かりではなく、収益を生み、また次の世
代へと引き継いでいく大切な資産でもあ
○
ります。三菱信託銀行では、不動産のプ
ロとして長年培ってきた経験とノウハ
ウ、幅広いネットワークで、お客さまに
とって何が有益となるかという視点か
○
ら、さまざまなご相談にお応えしていま
す。一戸建てやマンション・投資用不動
産などご希望に沿った物件のご紹介か
ら、ご所有不動産の価格査定、売買に係
○
る価格交渉から契約締結・代金授受・物
件の受け渡しまで、三菱信託銀行および
三菱信託銀行グループの三菱信不動産販
○
○
○
売の経験豊かな専門スタッフが一貫して
お手伝いします。また、相続・遺言、住
宅ローンなどの不動産に関するさまざま
なご相談についても、三菱信託銀行は頼
れるパートナーとしてトータルにお役に
○
○
○
立ちます。
○
信託銀行は、多数の不動産鑑定士を擁
○
○
る見方や考え方が激変しています。三菱
○
○
て、不動産をはじめとする
「資産」
に対す
○
昨今の企業会計基準の見直し等によっ
○
多様なニーズに応える
不動産鑑定業務
○
○
○
極的に取り組んでいます。
○
業務
(不動産コンサルティング業務)
に積
○
○
する不動産ファイナンシャルアドバイス
○
○
使し、お客さまの多様なニーズにお応え
○
ノウハウと強力な情報ネットワークを駆
○
た不動産および金融に係る豊富な専門的
○
○
必要です。三菱信託銀行では長年蓄積し
○
○
集力とそこから生まれる企画・提案力が
○
る専門的なノウハウをはじめ、情報の収
○
築するためには、不動産および金融に係
○
○
ソーシングなど)財務・事業戦略を再構
○
○
化・証券化、有効利用、管理のアウト
○
(不動産処分、取得、組み替え、流動
○
係る大切な財産です。不動産を活用して
○
○
不動産は、企業にとって経営の根幹に
○
○
不動産ファイナンシャル
アドバイス業務
(不動産コンサルティング業務)
○
○
○
○
をする際のインフラ整備に努めています。
○
デックス」
を開発し、投資家が不動産投資
○
により「MTB-IKOMA 不動産投資イン
○
○
る生駒データサービスシステムとの提携
○
○
市場調査・コンサルティングの大手であ
○
フラの整備にも注力しており、オフィス
○
証券化商品の普及に欠かせない情報イン
○
○
開発しました。さらに、不動産流動化・
○
○
REIT)
に備え、いち早く関連システムを
○
が見込まれている不動産投資信託(J -
○
また、三菱信託銀行は今後一層の拡大
○
○
ての地位を築いています。
○
○
り、業界におけるメインプレーヤーとし
○
平成1 4 年度末時点の不動産カスト
○
○
資家のニーズにお応えしています。
○
○
積極的に取り組み、不動産保有企業、投
○
ディ受託・社債等の販売までを一貫して
○
アップしてアレンジメントからカスト
○
○
みならず法人・金融仲介部門ともタイ
○
○
強く、三菱信託銀行では、不動産部門の
○
動化・証券化に対する期待は引き続き根
○
不動産事業
59
市場国際事業
米・欧・アジアの 3 極を軸にグローバルビジネスをサポート
三菱信託銀行の市場国際事業は、国内外マーケットにおける自社の市場運用業務と、国
●三菱信託銀行の海外拠点
つきましては、米・欧・アジアの主要 3 極マーケットを軸として、国債・社債等の有価証
支店
ニューヨーク、ロンドン、香港、
シンガポール、ケイマン
駐在員事務所
フランクフルト、北京、上海
主な海外子会社
ニューヨーク、
グリニッジ、
ロンドン、
フランクフルト、ダブリン、アルーバ
●現地金融機関との業務提携
中国
三
菱
信
託
銀
行
中国工商銀行
中国国際信託投資公司(CITIC)
タイ
業
務
戦
略
内業務のグローバル化としての国際業務という2つの側面をもっています。前者の業務に
券、ローン債権、デリバティブなどの金融商品をポートフォリオとした効率的な運用によ
り安定的かつ高水準な収益を維持し、
三菱信託銀行の重要な事業のひとつとなっています。
このような運用ノウハウは国内のお客さまの国際分散投資や海外における資金調達・運用
ニーズに対してはもちろん、
海外から日本国内への投資ニーズに対しての各種提案にも生
かされています。後者の業務につきましては、社内の他事業部門におけるグローバルな事
業展開をサポートするインフラとして、
国内外に三菱信託銀行のもつ専門性を広くご提供
しています。
また、
ニューヨークやロンドンに常駐するファンドマネジャーやアナリストからの企業
年金など受託財産の運用に対する助言や、海外支店・海外子会社などでの運用業務やカス
トディ業務を通じて、
お客さまに対するコンサルティング機能と三菱信託銀行自身の運用
バンコック銀行
ノウハウをさらに高めています。
インド
三菱信託銀行の海外拠点は、主要国を中心に 5 支店、3 駐在員事務所、海外子会社を展
インドステイト銀行
開しており、これらを通じて国際業務に係るお客さまの各種ニーズにお応えしています。
インドネシア
バンクネガラインドネシア
フィリピン
また、アジアを中心に主要大手銀行などと業務提携を進め、機能を重視した業務展開を
行っています。
○
○
刻々と変動する外国為替市場においてお
客さまの為替リスク軽減のサポートを
○
行っています。平成14年度からは外為
決済リスク削減を目的としたCLS決済
(異種通貨同時決済:C o n t i n u o u s
Linked Settlement)
にも参加し、新決
○
○
インターネットを活用した外国為
替総合サービス「WFTS」の展開
13年3月にスタートした新外国為替総
合サービス
「WFTS」
は、信託銀行が受託
する信託財産
(ファンド)
のために三菱信
○
託銀行が提供するインターネット為替約
定システムです。信託銀行ならではの
サービス・お客さまの事務負担軽減ツー
ルとして、20社を超えるお客さまに利
用され、ご好評をいただいています。
「WFTS」
による為替約定は三菱信託銀行
が約定する全ファンド為替の約50%(件
数ベース)まで拡大し、自社開発による
く組成し、投信投資顧問等のお客さまに
○
信託銀行特有のサービスとしてビジネス
モデル特許を出願中です。今後自社およ
び関連会社が受託するファンドのみなら
ず、他信託銀行が受託するファンドとの
○
○
○
制で為替取引サービスの提供を行い、
60
○
かい為替サービスを提供しています。
また、海外拠点を活用して24時間体
○
○
対して信託銀行の特色を生かしたきめ細
○
○
WFTS 画面イメージ
○
為替)専任のカスタマーチームをいち早
○
(信託財産の外貨運用から発生する外国
○
○
為替業務においては、ファンド為替
○
○
きめ細かい為替サービスを提供
○
○
○
対してお応えしてまいります。
○
○
く海外のお客さまの不動産投資ニーズに
○
○
旺盛な対日不動産投資需要をとらえ、広
○
ポール・台湾といったアジアの投資家の
○
国内での物件ニーズや、香港・シンガ
WFTS パンフレット
○
○
績とノウハウを活用し、欧米企業の日本
○
○
は、不動産事業グループのもつ長年の実
○
ます増えてきています。三菱信託銀行
○
融にかかわる機能を発揮する場面がます
○
○
信託銀行が蓄積してきた不動産および金
済制度への対応も進めています。
○
介、不動産管理処分信託といった、三菱
○
か各種の不動産コンサルティング、仲
○
○
一段と幅の広がりを見せており、鑑定ほ
○
○
に従い、海外投資家の対日不動産投資も
○
はじめ不動産投資の手法が多様化するの
○
日本国内で不動産投資信託(REIT)を
○
○
海外投資家の不動産投資ニーズに
応える
○
フィリピンナショナルバンク
取引も対象として、信託銀行の強みを生
かしたサービスの積極的な活用セールス
を展開していきます。
資料編
コーポレートデータ
財務データ
三菱東京フィナンシャル・グループ
62
三菱東京フィナンシャル・グループ
104
役員一覧
62
主要な経営指標等の推移(連結)
104
沿革
64
連結財務諸表
104
業務内容
66
連結情報
122
組織図
66
財務諸表
127
国内ネットワーク
67
資本・株式の状況
130
海外ネットワーク
75
市場リスクの状況
131
連結子会社・主な関連会社(国内)
78
連結子会社・主な関連会社(海外)
81
東京三菱銀行
133
主要な経営指標等の推移(連結)
133
連結財務諸表
134
東京三菱銀行
87
業務内容
87
連結情報
152
組織図
88
主要な経営指標等の推移(単体)
158
事業系統図
90
財務諸表
159
商品・サービス
91
単体情報:営業の概況
171
単体情報:銀行業務の状況
174
単体情報:その他業務の状況
183
店舗・人員の状況
184
資本・株式の状況
185
三菱信託銀行
97
業務内容
97
組織図
98
事業系統図
99
商品・サービス
100
三菱信託銀行
187
主要な経営指標等の推移(連結)
187
連結財務諸表
188
連結情報
206
主要な経営指標等の推移(単体)
212
財務諸表
213
単体情報:営業の概況
224
単体情報:信託業務の状況
227
単体情報:銀行業務の状況
235
単体情報:その他業務の状況
246
店舗・人員の状況
248
資本・株式の状況
249
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
資
料
編
61
(平成15年7月1日現在)
役員一覧
三菱東京フィナンシャル・グループ
取締役
取締役会長
取締役
取締役
監査役
内海 暎郎(うつみ あきお)
畔柳 信雄(くろやなぎ のぶお)
金子 亮太郎(かねこ りょうたろう)
大井 卓雄(おおい たくお)
取締役社長
取締役
取締役
監査役
三木 繁光(みき しげみつ)
上原 治也(うえはら はるや)
石原 邦夫(いしはら くにお)
南 光雄(みなみ みつお)
専務取締役
取締役
今川 達功(いまがわ たつのり)
杉崎 肇(すぎざき はじめ)
監査役
取締役
常勤監査役
永易 克典(ながやす かつのり)
宇野 節生(うの せつお)
取締役
常勤監査役
岩田 哲夫(いわた てつお)
芹澤 洋介(せりざわ ようすけ)
企画担当
専務取締役
藤野 忠彦(ふじの ただひこ)
財務担当 専務取締役
監査役
三宅 朝太郎(みやけ あさたろう)
リスク管理担当
今井 健夫(いまい たけお)
(注)1. 金子亮太郎、石原邦夫の両氏は、商
法第188条第2項第7号ノ2に定め
る要件を満たす社外取締役でありま
す。
2. 南光雄、今井健夫の両氏は、
「 株式会
社の監査等に関する商法の特例に関
する法律」第18条第1項に定める要
件を満たす社外監査役であります。
東京三菱銀行
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
取締役
監査役
*頭取
常勤監査役
執行役員
執行役員
三木 繁光(みき しげみつ)
長谷川 裕(はせがわ ゆたか)
佐野 三郎(さの さぶろう)
伊藤 純一(いとう じゅんいち)
人事室長兼キャリア開発室長
融資企画室長
執行役員
*副頭取
畔柳 信雄(くろやなぎ のぶお)
大井 卓雄(おおい たくお)
執行役員
竹内 昇(たけうち のぼる)
駒形 康吉(こまがた こうきち)
*副頭取
常勤監査役
営業第二本部営業第六部長
東京三菱インターナショナル派遣
五味 康昌(ごみ やすまさ)
木村 治雄(きむら はるお)
法人営業部門長
*副頭取
森口 隆宏(もりぐち たかひろ)
グローバル企業部門長
*常務取締役
田中 將介(たなか まさゆき)
オペレーションサービス部門長兼システ
ムサービス部門長兼EC推進部門長
役
員
一
覧
常勤監査役
*常務取締役
金成 憲道(かなり のりみち)
U N B C 部門長(ユニオン・バンク・オ
ブ・カリフォルニア出向兼務)
執行役員
執行役員
常勤監査役
西澤 豊(にしざわ ゆたか)
玉井 泉(たまい いずみ)
水野 正望(みずの まさみ)
リテール営業部長
監査役
執行役員
法人営業部長兼振込第一支店長兼振込第
二支店長
宇野 節生(うの せつお)
冨岡 明(とみおか あきら)
ストラクチャードファイナンス部長
監査役
南 光雄(みなみ みつお)
執行役員
監査役
資金証券部長
永石 一郎(ながいし いちろう)
執行役員
*常務取締役
永易 克典(ながやす かつのり)
常務執行役員
小幡 尚孝(おばた なおたか)
コーポレートセンターの担当
米州本部長
*常務取締役
村田 一(むらた りゅういち)
常務執行役員
浜川 雅春(はまかわ まさはる)
リテール部門長
営業第二本部長
*常務取締役
大西 由辰(おおにし よしのぶ)
常務執行役員
寺東 一郎(てらとう いちろう)
トレジャリー部門長
大阪支社長
*常務取締役
岩田 哲夫(いわた てつお)
常務執行役員
渡辺 喜宏(わたなべ よしひろ)
投資銀行・資産運用部門長兼ストラク
チャードファイナンス本部長兼金融商品
開発本部長兼市場金融本部長
アジア本部長
*常務取締役
樫沢 利博(かしざわ としひろ)
コーポレートセンターの担当
*常務取締役
大森 京太(おおもり きょうた)
コーポレートセンターの担当並びに総合
企画室長兼情報セキュリティ管理室長
常務執行役員
三好 幸彦(みよし ゆきひこ)
名古屋支社長
常務執行役員
安田 正太(やすだ しょうた)
営業第一本部長
常務執行役員
秋草 史幸(あきくさ ふみゆき)
融資部・審査第一部・審査第二部の担当
常務執行役員
柳澤 匡(やなぎさわ ただし)
62
欧州本部長
内藤 整治(ないとう せいじ)
執行役員
田中 達郎(たなか たつお)
香港総支配人兼香港支店長
(キンチェン東京ファイナンス出向兼務)
執行役員
守村 卓(もりむら たかし)
グローバル企業情報企画室長
執行役員
佐藤 潤(さとう じゅん)
大阪支社副支社長兼法人第一部長
執行役員
百瀬 一夫(ももせ かずお)
融資部長
執行役員
執行役員
豊泉 俊郎(とよいずみ としろう)
黒岩 法夫(くろいわ のりお)
営業審査部長
総合リスク管理室長
執行役員
執行役員
原沢 隆三郎(はらさわ りゅうさぶろう)
木方 元治(きほう ゆきはる)
システム部長
執行役員
平野 信行(ひらの のぶゆき)
営業第一本部営業第二部長
執行役員
内藤 明(ないとう あきら)
為替資金部長
執行役員
ニューヨーク支店長兼ケイマン支店長
(東京三菱銀行信託会社出向兼務)
執行役員
湊 明彦(みなと あきひこ)
営業第二本部営業第五部長
執行役員
長岡 孝(ながおか たかし)
京都支社長
生野 雄一(しょうの ゆういち)
執行役員
欧州本部欧州業務部長(BTM(ヨーロッ
パ)出向兼務)
中村 洋(なかむら ひろし)
グローバル企業企画室長
執行役員
執行役員
安達 久俊(あだち ひさとし)
和田 哲哉(わだ てつや)
総務室長
リテール企画室長
執行役員
長谷川 和彦(はせがわ かずひこ)
本部賛事役(人事室担当)
(注)1. * の取締役は執行役員を兼務してお
ります。
2. 南光雄、永石一郎の両氏は、
「 株式会
社の監査等に関する商法の特例に関
する法律」第18条第1項に定める要
件を満たす社外監査役であります。
三菱信託銀行
取締役
監査役
取締役会長
*常務取締役
中野 豊士(なかの とよし)
小山 登志雄(こやま としお)
*取締役社長
内海 暎郎(うつみ あきお)
システム企画部、システム管理部、受託
財産企画部、年金コンサルティング部、
年金営業第1・2部、年金信託部、資産
管理部担当
*取締役副社長
上原 治也(うえはら はるや)
人事部、審査部、個人業務推進部、投資
商品部、法人業務部、国際事務管理部
担当
*専務取締役
杉崎 肇(すぎざき はじめ)
*常務取締役
足立 勲一郎(あだち くんいちろう)
企業金融部、資産金融部、不動産企画
部、不動産部、不動産カストディ部、不
動産管理部、不動産コンサルティング
部、不動産情報開発部担当
常勤監査役
藤井 章(ふじい あきら)
常勤監査役
中村 明(なかむら あきら)
監査役
芹澤 洋介(せりざわ ようすけ)
執行役員
犬塚 淳(いぬづか あつし)
システム企画部長
執行役員
岩井 一雄(いわい かずお)
グループ営業推進部長
執行役員
監査役
齋藤 廣志(さいとう ひろし)
福澤 武(ふくざわ たけし)
投資企画部長
監査役
執行役員
片山 英二(かたやま えいじ)
高橋 正(たかはし ただし)
矢ケ崎 隆二郎(やがさき りゅうじろう)
人事部長
投資企画部、年金運用部、公的年金運用
部、公的資金運用部、公的運用部、資産
運用部、パッシブ運用部担当
執行役員
執行役員
*専務取締役
大橋 雄治(おおはし ゆうじ)
受託財産企画部長
市場国際部、国際営業開発部、東京営業
第1∼6 部、東京西営業第1・2 ・4 部
担当
*常務取締役
住田 淳(すみた じゅん)
常務執行役員
花水 範明(はなみず のりあき)
経営企画部、事業企画部、営業第1∼3
部担当 *常務取締役
徳田 俊一(とくだ しゅんいち)
証券代行部、グループ営業推進部、日本
橋営業部、丸の内不動産・グループ営業
部、日本橋不動産・グループ営業部、新
宿不動産・グループ営業部、上野不動
産・グループ営業部、渋谷不動産・グ
ループ営業部、池袋不動産・グループ営
業部、立川不動産・グループ営業部、横
浜不動産・グループ営業部、町田不動
産・グループ営業部、大阪不動産・グ
ループ営業部担当
*常務取締役
個人資産相談部、年金営業第3部、本店
営業部、財務相談部担当
*常務取締役
梅村 正信(うめむら まさのぶ)
総務部、社員相談室、経営管理部、信用
リスク統括部、監査部、お客さまサービ
ス室、事務管理部担当
大阪営業部、大阪営業第1・2部、大阪
年金営業部、大阪不動産部、九州営業部
担当
後藤 俊夫(ごとう としお)
執行役員
井田 浩史(いだ ひろし)
審査部長
常務執行役員
小野 伸一(おの しんいち)
執行役員
本店法人営業第1・2部、営業第4∼6・
8部、神奈川営業部、名古屋営業部担当
個人業務推進部長
常務執行役員
開発 光治(かいほつ こうじ)
浅倉 信吾(あさくら しんご)
証券投資部長委嘱、総合資金部、クレ
ジット投資部、資金為替部担当
常務執行役員
岡内 欣也(おかうち きんや)
ロンドン支店長委嘱
執行役員
岡田 康(おかだ やすし)
京都支店長
執行役員
鈴木 祐二(すずき ゆうじ)
名古屋営業部長
執行役員
松田 雄司(まつだ ゆうじ)
大阪営業第1部長
執行役員
土屋 市郎(つちや いちろう)
本店営業部長
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
見田 元(みた はじめ)
執行役員
東京営業第1部長
執行役員
春田 裕明(はるた ひろあき)
資産金融部長
執行役員
室 幸夫(むろ ゆきお)
企業金融部長
執行役員
金上 孝(かながみ たかし)
役
員
一
覧
ニューヨーク支店長兼ケイマン支店長
執行役員
円谷 茂(つぶらや しげる)
営業第2部長
(注)1. * の取締役は執行役員を兼務してお
ります。
2. 福澤武、片山英二の両氏は、
「 株式会
社の監査等に関する商法の特例に関
する法律」第18条第1項に定める要
件を満たす社外監査役であります。
63
沿革
三菱東京フィナンシャル・グループ 東京三菱銀行 三菱信託銀行
明治13年 2月
横浜正金銀行(東京銀行の前身)開業
明治13年 4月
三菱為換店創設(三菱銀行創業)
明治26年12月
三菱合資会社設立
明治28年 7月
三菱合資会社、銀行部を創設
大正 8年 8月
昭和 2年 3月
昭和37年 7月
東京銀行、第1回東京銀行債券(利付
債券)発行
三菱信託銀行、適格年金信託を初受託
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
沿
革
三菱信託銀行、厚生年金基金信託を初
受託
三菱合資会社銀行部を分離・独立さ
せ、株式会社三菱銀行を創立
昭和46年 8月
三菱銀行、本邦初のオンラインCD機
を設置
三菱合資会社の関係会社として、三菱
信託株式会社を創立(三菱信託銀行
創業)
昭和47年 8月
三菱銀行、「三菱総合口座」を開発
昭和50年10月
加州東京銀行がカリフォルニア・
ファースト・バンクとして新発足
昭和52年 5月
三菱信託銀行、公益信託を初受託
昭和54年 4月
東京銀行、新本館完成
昭和55年 6月
三菱銀行、新本館完成
昭和56年 6月
三菱信託銀行、新型貸付信託「ビッ
グ」の取り扱いを開始
昭和 2年 4月
三菱信託、三菱本館で営業開始
昭和 2年 6月
川崎信託株式会社創立(日本信託銀行
創業)
昭和 3年 4月
三菱信託、本店を八重洲ビルヂングに
移転
昭和18年 4月
三菱銀行、第百銀行を合併
昭和21年 4月
三菱信託、本店を三菱銀行新館に移転
昭和58年 1月
三菱信託銀行、遺言信託の取り扱いを
開始
昭和21年12月
横浜正金銀行、 東京銀行と改称し再
発足
昭和59年 6月
三菱銀行、米国バンク・オブ・カリ
フォルニアを買収
昭和59年 7月
三菱信託銀行、土地信託を初受託
昭和60年 7月
三菱銀行、邦銀初の転換社債を発行
昭和22年 8月
川崎信託、日本信託株式会社と改称
昭和23年 7月
日本信託、日本信託銀行と改称、銀行
業務を開始
昭和23年 8月
三菱信託、朝日信託銀行と改称、銀行
業務を開始
昭和60年 9月
三菱銀行、内外取引を一体化した総合
ディーリングルームを設置
昭和23年10月
三菱銀行、千代田銀行と改称
昭和60年12月
三菱信託銀行、金銭信託「ヒット」の
取り扱いを開始
昭和24年11月
東京銀行、外国為替銀行の認可取得
昭和62年 2月
昭和27年 1月
朝日信託銀行、本店を永楽ビルヂング
に移転
三菱信託銀行、菱信住宅販売(現:三
菱信不動産販売)を設立
昭和62年10月
昭和27年 6月
朝日信託銀行、三菱信託銀行と改称
三菱銀行、第3次オンラインシステム
稼働開始
三菱信託銀行、貸付信託の募集を開始
昭和62年10月
東京銀行、東京銀行として発足後、初
めての海外支店をニューヨーク、ロン
ドンに開設
東京銀行、自動継続外貨定期預金
「ホット定期」の取り扱いを開始
昭和63年 8月
バンク・オブ・カリフォルニアと加州
三菱銀行が合併、名称をバンク・オ
ブ・カリフォルニアとして新発足
昭和63年 9月
東京銀行、第3次オンラインシステム
稼働開始
昭和27年 9月
64
昭和42年 1月
昭和28年 7月
千代田銀行、三菱銀行の名称に復帰
昭和29年 8月
東京銀行、外国為替銀行法施行に伴
い、外国為替専門銀行として新発足
昭和63年10月
三菱銀行、ロンドン証券取引所に上場
平成12年 9月
東京三菱銀行、三菱信託銀行および日
本信託銀行、ATM・CDを相互開放
昭和63年11月
カリフォルニア・ファースト・バンク
がユニオン・バンクを買収合併し、名
称をユニオン・バンクとして新発足
平成12年11月
東京三菱銀行、国際証券を関連会社化
平成13年 1月
東京三菱銀行、「メインバンク」総合
サービスの取り扱いを開始
平成13年 4月
東京三菱銀行、三菱信託銀行および日
本信託銀行、株式移転により、完全親
会社 三菱東京フィナンシャル・グルー
プを設立、3 行は三菱東京フィナン
シャル・グループの完全子会社となる
平成 元年 2月
三菱銀行、スイスの3証券取引所、パ
リ証券取引所に上場
平成 元年 6月
三菱信託銀行、本邦の信託銀行として
初めてロンドン証券取引所に上場
平成 元年 9月
三菱銀行、邦銀として初めてニュー
ヨーク証券取引所に上場
平成 2年 3月
三菱信託銀行、第3次オンラインシス
テム全面稼働
平成 5年 8月
東京銀行、東京信託銀行を設立
平成 5年 9月
三菱信託銀行、三菱信証券を設立
平成 5年10月
三菱銀行、情報センター稼働開始
東京三菱銀行、損害保険商品の販売を
開始
平成 6年10月
三菱銀行、三菱ダイヤモンド証券(後
に東京三菱証券と改称)を設立
三菱信託銀行、損害保険商品の販売を
開始
平成 6年11月
三菱銀行、日本信託銀行を子会社化
平成 8年 4月
三菱銀行と東京銀行が合併、東京三菱
銀行となる
バンク・オブ・カリフォルニアとユニオ
ン・バンクを統合、ユニオン・バンク・
オブ・カリフォルニアとして新発足
平成 9年 5月
平成10年12月
東京三菱銀行、オンラインシステムを
統合
三菱東京フィナンシャル・グループ、
有楽町ビルヂングにて業務開始
三菱東京フィナンシャル・グループ、
東京・大阪・ニューヨーク・ロンドン
の各証券取引所に上場
平成13年10月
三菱信託銀行、日本信託銀行および東
京信託銀行が合併、新しい「三菱信託
銀行」誕生
平成14年 1月
東京三菱銀行と三菱信託銀行、初の共
同店舗をスタート
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
平成14年 4月
東京三菱銀行、三菱信託銀行の信託代
理店業務開始
沿
革
平成14年 9月
三菱東京フィナンシャル・グループ、
丸の内ビルディングに移転
東京三菱銀行、証券投資信託の窓口販
売を開始
国際証券、東京三菱証券、東京三菱
パーソナル証券および一成証券が合
併、「三菱証券」誕生
三菱信託銀行、証券投資信託の窓口販
売を開始
平成11年 6月
ユニオンバンカル・コーポレーショ
ン、ニューヨーク証券取引所に上場
平成11年 7月
三菱信託銀行、三菱信証券を東京三菱
証券に営業譲渡
平成11年11月
三菱信託銀行、「エクセレント倶楽
部」の取り扱いを開始
平成12年 2月
三菱信託銀行、本店を山王パークタ
ワーに移転
平成12年 5月
三菱信託銀行、日本マスタートラスト
信託銀行を設立
平成14年10月
東京三菱銀行、生命保険商品の販売を
開始
三菱信託銀行、生命保険商品の販売を
開始
平成15年 2月
東京三菱銀行、三菱信託銀行および三
菱証券、初の共同店舗をスタート
平成15年 5月
三菱信託銀行、新本店ビルに移転
65
業務内容
1. 銀行、信託銀行、証券専門会社、保険
会社その他銀行法により子会社とする
ことができる会社の経営管理
2. その他上記の業務に附帯する業務
組織図
(平成15年7月1日現在)
株主総会
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
監査役
監査役会
各種委員会
業
務
内
容
/
組
織
図
企画担当役員
総合管理部
経営政策部
株主総会、役員秘書、
人事、庶務に関する事項
経営戦略、経営計画に
関する事項
東京三菱銀行
66
取締役会
業務監査委員会
経営会議
アドバイザリーボード
財務担当役員
財務政策部
自己資本調達、財務戦略、
投資管理等に関する事項 リスク管理担当役員
リスク統括部
リスク管理担当役員
監査部
各種リスクの
総合的管理に関する事項
子会社業務の健全かつ適切な
運営の確保に関する事項
三菱信託銀行
国内ネットワーク
815(国内店舗 332、無人化店舗 483)
(平成 15 年 6 月 1 日現在)
黒色は東京三菱銀行、オレンジ色は三菱信託銀行を表しています。
ホテルニューオータニ
公 は住宅金融公庫業務取扱店、 □
債 は債券取扱店、 □
ト はトラベルコーナー設置店、
□
Ⅰ は外貨両替取扱店Ⅰ、 □
Ⅱ は外貨両替取扱店Ⅱ、 □
Ⅲ は外貨両替取扱店Ⅲ、
□
丸ビル
三菱ビルヂング
クイックコーナーは無人化店舗(除く、企業内設置分)
有楽町第一
東京交通会館 2 階
公 は住宅金融公庫業務取扱店、□
平 はATMの平日時間延長店 8:00∼8:45 19:00∼21:00、
□
日 は ATM の日曜日稼働店 9:00 ∼ 17:00、 □
祝 は ATM の祝日稼働店 9:00 ∼ 17:00
□
有楽町第二
東京交通会館 2 階
旧館地下1階アーケード街
丸ビル地下 1 階
JR・東京駅丸の内南口、三菱ビルヂング 1 階
中央区
支店
(注)日本橋中央支店の ATM は 8:45 ∼ 17:00 までのご利用となります。
日本橋中央支店 日本橋L島屋南寄り筋向い
[外貨両替のお取り扱いについて]
(T/C =トラベラーズチェック) ○:お取り扱いします ×:お取り扱いしません
ト□
Ⅰ
□
Ⅱ
□
Ⅲ
□
日本円現金→外貨現金・外貨 T/C・円 T/C
○
○
○
外貨現金・外貨 T/C・円 T/C →日本円現金、円預金・外貨預金へのご入金
○
○
×
外貨預金・円預金→外貨現金・外貨 T/C・円 T/C でのお引き出し
○
×
×
取引種類
* トラベルコーナー設置店では、最大 7 種類の T/C と 14 種類の外貨現金をお取り扱いし
公□
債□
ト 東京営業部
□
債□
Ⅰ
□
大伝馬町支店
債□
ト
□
京橋支店
Ⅰ
□
銀座支店
Ⅰ
□
築地支店
公□
Ⅰ
□
日本橋支店
日本橋支店
日銀前・三越隣り
地下鉄日比谷線・小伝馬町駅、人形町通り
銀座通り、銀座一丁目交差点角
銀座通り、資生堂パーラー前
電通本社ビルそば
日本橋交差点そば
日本橋L島屋前
債□
ト 八重洲通支店 八重洲通り、昭和通り交差点角
□
(03)3245–8111
(03)3245–1131
(03)3661–2121
(03)3535–2311
(03)3573–3251
(03)3541–2151
(03)3272–5151
(03)3271–1481
(03)3567–6161
クイックコーナー
ています(支店によって取扱通貨が異なります。また在庫のない場合もございます。詳
茅場町駅前
しくは各支店にご照会ください)。
銀座松屋
銀座四丁目
新川
新富町
新日本橋駅前
水天宮前
聖路加国際病院
月島駅前
人形町
人形町交差点角
馬喰町
JR・馬喰町駅、3 番出口そば
八丁堀駅前
* トラベルコーナー設置店以外での外貨両替の取扱通貨につきましては、各支店にご照会
ください。
東京都
千代田区
本店・支店
公□
債□
ト 東京三菱銀行本店
□
公□
平
三菱信託銀行本店
□
公□
Ⅰ
□
市ヶ谷支店
Ⅰ □
神田支店
Ⅰ 麹町支店
□
公□
債□
ト 新丸の内支店
□
債□
ト
□
神保町支店
公□
債□
Ⅰ 丸の内支店
□
公
丸の内支店
□
(03)3240–1111
(03)3212–1211
JR・市ヶ谷駅、九段方面
(03)3262–4111
JR・神田駅北口、中央通り北 100m
(03)3256–5111
地下鉄有楽町線・麹町駅西 200m、麹町大通り (03)3265–6261
東銀ビル
(03)3211–2473
神保町交差点角
(03)3263–1221
JR・東京中央郵便局隣り
(03)3212–1551
丸ビル隣り、三菱ビル
(03)3212–1661
東京国際フォーラム向い
地下鉄東西線・茅場町駅、11 番出口横
銀座松屋隣り
銀座四丁目交差点
東京ダイヤビル 1 号館内
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
地下鉄有楽町線・新富町駅、新大橋通り沿い
JR・新日本橋駅前
水天宮前交差点角
病院内
地下鉄有楽町線・月島駅、区立月島スポーツプラザ前
JR・八丁堀駅東口
丸の内、三菱信託銀行本店ビル
クイックコーナー
秋葉原
秋葉原駅東口
JR・秋葉原駅電気街口、日本通運ビル
飯田橋
飯田橋駅前
JR・飯田橋駅西口、体育館角
市ヶ谷駅前
JR・市ヶ谷駅前
港区
支店・出張所
債□
ト
□
青山支店
Ⅰ □
赤坂支店
Ⅰ 赤坂見附支店
□
Ⅲ □
御成門支店
Ⅰ 品川駅前支店
□
債□
ト 新橋支店
□
債□
ト 田町支店
□
公□
債□
ト 虎ノ門支店
□
(03)3499–0871
(03)3475–1211
赤坂見附、田町通り
(03)3505–4611
都営三田線・御成門駅 A4 出口、御成門 BN ビル (03)5473–9626
JR・品川駅港南口、太陽生命品川ビル
(03)6716–1001
JR・新橋駅、烏森口西 400m、日比谷通り (03)3502–4324
JR・田町駅前、森永プラザビル内
(03)3454–0451
虎ノ門交差点角
(03)3580–6411
パーソナルプラザ虎ノ門 西新橋 1 丁目交差点角
(03)3501–2211
JR・秋葉原駅、昭和通口前
内幸町
大手町ビルヂング
お茶の水駅前
国
内
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
(本店虎ノ門出張所)
(※ 15 年 6 月 30 日に本店営業部へ統合しました)
JR・飯田橋駅東口、目白通り南 300 m
地下鉄・表参道駅、A1 出口前
地下鉄・青山一丁目駅前、青山ツインタワービル 1 階
Ⅰ □
Ⅰ □
広尾支店
地下鉄日比谷線・広尾駅、明治屋前
六本木支店
六本木交差点角
(03)3442–8111
(03)3408–8111
飯野ビル
地下鉄丸ノ内線・大手町駅、大手町ビル 1 階
クイックコーナー
JR・御茶ノ水駅、お茶の水橋口
赤坂駅前
神田岩本町
都営新宿線・岩本町駅、南西 20m
麻布二ノ橋
神田駅南口
JR・神田駅南口、中央通り沿い
ATT 新館
神田橋
本郷通り、美土代町交差点そば、東京天理ビル
神谷町駅前
地下鉄半蔵門線・九段下駅、5 番出口そば
北里研究所病院
山王パークタワー地下1階エントランスロビー
グランパークタワー
新東京ビル
新東京ビル 1 階
慶應義塾大学三田
水道橋駅前
JR・水道橋駅西口、水道橋西通り沿い
慈恵大学病院中央棟 1 階
大丸東京店
大丸東京店地下1階、和洋酒売場斜め前
慈恵大学病院中央棟 8 階
鉄鋼ビル
呉服橋交差点角
品川駅東口
九段下駅前
山王パークタワー
東京海上ビル
東京海上ビル新館地下1階
新赤坂
日本歯科大学歯学部
校舎内
新橋駅前
日本歯科大学附属病院
半蔵門駅前
日比谷国際ビル
弁護士会館
法政大学
病院内
高輪第一京浜
地下鉄半蔵門線・半蔵門駅 3 番出口、JFN センタービル 1 階
田町東
都営三田線・内幸町駅、日比谷国際ビル地下 1 階
東京慈恵会医科大学
弁護士会館内
浜松町駅前
地下鉄千代田線・赤坂駅、赤坂通り
都バス・二ノ橋バス停前
ATT 新館地下 1 階
地下鉄日比谷線・神谷町駅、飯倉方面 30 m
北里学園白金キャンパス正門脇
JR・田町駅東口、グランパークタワー1階
慶應義塾大学三田キャンパス第1校舎前
慈恵大学病院中央棟 1 階
慈恵大学病院中央棟 8 階
JR・品川駅東口、中日新聞社駐車場
アメリカ大使館前
JR・新橋駅、第一ホテル前
第一京浜、泉岳寺交差点、品川寄り 30m
JR・田町駅芝浦口、芝浦工業大学南 30m
病院内
JR・浜松町駅北口、世界貿易センタービル斜め前
ボアソナード・タワー 1 階
67
クイックコーナー
新宿区
支店・出張所
Ⅰ
□
神楽坂支店
JR・飯田橋駅西口西 400 m、神楽坂上
公□
Ⅰ
新宿支店
伊勢丹本館前
□
公□
平□
日□
祝 新宿支店
□
京王百貨店向い、京王モール中央
公□
Ⅰ
□
新宿新都心支店 新宿第一生命ビル
債
新宿中央支店 JR・新宿駅西口、朝日生命ビル向い
□
Ⅰ
□
高田馬場支店 JR・高田馬場駅、早稲田通り西口
(03)3260–8251
(03)3352–4111
(03)3342–6401
(03)3346–1233
(03)3342–6511
(03)3360–0331
東京都庁
東京都庁第二本庁舎 5 階
第二本庁舎出張所
(03)5320–7575
西早稲田支店 西早稲田交差点角
(03)5272–5601
(※ 15 年 6 月 16 日に高田馬場支店へ統合しました)
Ⅰ
□
四谷支店
地下鉄丸ノ内線・四谷三丁目駅、四谷見附方面
(03)3353–0171
江東住吉
新木場センタービル
東陽町駅前
森下駅前
品川区
支店
公□
Ⅰ
□
大井支店
債□
ト
□
五反田支店
五反田支店
Ⅰ □
小山支店
公□
Ⅰ
□
品川支店
公□
Ⅰ
目黒支店
□
都営新宿線・住吉駅北口
地下鉄有楽町線・JR・新木場駅前、新木場センタービル内
地下鉄東西線・東陽町駅、四ツ目通り側出入口
都営新宿線・森下駅
(03)3774–1511
(03)3492–7151
(03)3492–1411
(03)5722–8141
(03)3474–1151
(03)3491–4556
JR・大井町駅中央西口
JR・五反田駅西 100 m
JR・五反田駅西口前
目黒線・武蔵小山駅前
京浜急行線・新馬場駅北口
JR・東急目黒ビル地下 2 階
クイックコーナー
都営新宿線・曙橋駅前
曙橋駅前
飯田橋駅東口
JR・飯田橋駅東口、大久保通り沿い
青物横丁駅前
大久保
大久保二丁目交差点を新宿方面 20m
ゲートシティ大崎
小田急新宿駅
小田急線・新宿駅中央口改札前
昭和大学病院中央棟
信濃町駅
JR・信濃町駅、改札口正面
スフィアタワー天王洲
新宿御苑前
地下鉄丸ノ内線・新宿御苑前駅ビル1階
高輪台
新宿西口
小田急百貨店本館、中地下 1 階
新宿南口
JR・新宿駅南口、甲州街道西 500m、オークラビル1階
戸越銀座駅西口
西武新宿駅
西武新宿駅、改札口前
戸越公園駅前
名店ビル1階
不動前
高田馬場駅前
中井駅前
四ツ谷駅ビルアトレ
JR・四ツ谷駅、アトレ四谷エスカレーター下
若松町交差点、大久保通 20m
早稲田駅前
地下鉄千代田線・千駄木駅、団子坂下
(03)3260–8111
(03)3814–7311
(03)3824–2781
国
内
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
護国寺駅前
日中友好会館
白山駅前
本郷
本郷三丁目駅前
茗荷谷駅前
台東区
支店・出張所
債□
ト
□
浅草橋支店
債□
Ⅰ
□
上野支店
Ⅰ □
Ⅰ □
自由が丘支店 東横線・自由が丘駅前
都立大学駅前支店 東横線・都立大学駅前、目黒通り角
中目黒支店
東横線・中目黒駅前、山手通り沿い
クイックコーナー
東邦大学大橋病院
1階
祐天寺駅前
JR・浅草橋駅、江戸通り北 200 m
JR・御徒町駅北口、昭和通り、春日通り交差点角
(03)3851–5101
(03)3831–1211
(03)3831–0116
(03)3841–8241
三ノ輪支店
(03)3873–2151
地下鉄日比谷線・三ノ輪駅前
クイックコーナー
錦糸町支店
自由ヶ丘支店 東横線・自由が丘駅前ロータリー
(03)3844–5161
公□
Ⅰ
□
本所支店
Ⅰ
□
向島支店
(03)5721–6751
(03)3718–2131
(03)3718–5111
(03)3718–5181
(03)3760–4001
学芸大学駅前支店 東横線・学芸大学駅、東口商店街
公□
Ⅰ
□
日
□
公□
Ⅰ
□
Ⅲ □
地下鉄有楽町線・護国寺駅前
地下鉄丸ノ内線・茗荷谷駅改札口前
浅草雷門通り
墨田区
支店
公□
Ⅰ
□
押上支店
公□
Ⅰ
□
錦糸町支店
目黒区
支店
洗足駅前
上野支店
雷門前
浅草特別出張所
新御徒町駅前
目黒線・不動前駅、北口商店街
駒場東大前
地下鉄丸ノ内線・本郷三丁目駅前通り
雷門支店
戸越銀座商栄会通り
大井町線・戸越公園駅前
地下鉄丸ノ内線・本郷三丁目駅、消防署前通り
JR・御徒町駅、松坂屋南館隣り
入谷
都営浅草線・戸越駅、戸越銀座商店街東 50 m
井の頭線・駒場東大前駅西口
目黒線・洗足駅前
地下 1 階、エレベーター前
東横線・祐天寺駅前、ロータリー側本通り商店街
都営三田線・白山駅西口
上野支店
都営浅草線・高輪台駅、桜田通り沿い、五反田方面 150 m
クイックコーナー
病院中央棟1階
東京モノレール・天王洲アイル駅前
戸越
地下鉄東西線・早稲田駅、3 B出口横
文京区
支店
公□
Ⅰ
□
江戸川橋支店 地下鉄有楽町線・江戸川橋駅前
Ⅰ
□
春日町支店
白山通り、春日町交差点角、文京区役所前
千駄木支店
京浜急行線・青物横丁駅東口 50 m
JR・大崎駅、ゲートシティ大崎西棟 3 階
西武新宿線・中井駅前
若松河田
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
クイックコーナー
地下鉄日比谷線・入谷駅東 400m、言問通り
都営大江戸線・新御徒町駅
(03)3622–2171
JR・錦糸町駅南口、四ツ目通り南へ 300 m、三井生命ビル内 (03)3634–2471
JR・錦糸町駅南口、丸井隣り
(03)3635–1411
清澄通り、両国緑一丁目交差点南
(03)3631–1111
水戸街道、東向島交差点角
(03)3611–5171
京成線・押上駅、浅草通り、四ツ目通り交差点角
大田区
支店・出張所
公□
Ⅲ
□
池上支店
公□
Ⅰ
□
大森支店
公□
債□
ト 蒲田支店
□
公
□
久が原支店
(03)3751–2145
(03)3771–0161
(03)3732–2231
(03)3756–6011
(03)3722–8211
(03)3720–0171
(03)3741–1115
池上線・池上駅前
JR・大森駅山王西口、蒲田方面 100 m
JR・蒲田駅東口
池上線・久が原駅前
田園調布駅前出張所 東横線・田園調布駅西口
公
□
Ⅰ □
長原支店
池上線・長原駅前
羽田支店
産業道路、北糀谷バス停前
クイックコーナー
大岡山駅前
大井町線・目黒線・大岡山駅、北口商店街
大森駅北口
JR・大森駅北口、ララビル入口
糀谷駅前
田園調布駅東口
羽田空港
平和島駅前
南馬込
武蔵新田駅前
矢口渡駅前
六郷
京浜急行羽田空港線・糀谷駅前
東横線・田園調布駅東口
ターミナルビル 2 階出発ロビーJALカウンター前
京浜急行線・平和島駅西口
スーパーキタムラそば
多摩川線・武蔵新田駅環八通り沿い
多摩川線・矢口渡駅前
雑色通り商品街、バス通り
世田谷区
支店
経堂支店
(03)5477–5751
(03)5430–7311
下北沢駅南口、茶沢通り沿い、北沢タウンホール向い (03)5453–0931
小田急線・成城学園前駅北口
(03)3482–4311
玉川通り、三軒茶屋交差点南
(03)3411–0181
玉川L島屋前
(03)3700–7131
小田急線・経堂駅北口
駒沢大学駅前支店 田園都市線・駒沢大学駅前、駒沢公園出口
クイックコーナー
菊川駅前
都営新宿線・菊川駅前
曳舟駅前
東武伊勢崎線・東武曳舟駅、曳舟川通り沿い
江東区
支店
公□
Ⅰ
□
亀戸支店
公□
Ⅰ
□
深川支店
68
下北沢支店
JR・亀戸駅北口、十三間通り商店街
地下鉄東西線・門前仲町駅 5 番出口前
(03)3683–3141
(03)3641–8301
公□
Ⅰ
成城支店
□
公□
Ⅰ
□
世田谷支店
公□
Ⅰ
玉川支店
□
クイックコーナー
方南町
池尻大橋駅前 田園都市線・池尻大橋駅、国道 246 号線沿い、池尻歩道橋そば
池ノ上駅前
井の頭線・池ノ上駅前
上北沢駅前
京王線・上北沢駅北口
喜多見駅前
小田急線・喜多見駅前
経堂駅南口
小田急線・経堂駅南口、農大通り
九品仏駅前
大井町線・九品仏駅前
豪徳寺駅前
小田急線・豪徳寺駅前
桜新町駅前
田園都市線・桜新町駅西口、バス停前
千歳烏山
京王線・千歳烏山駅東口、烏山区民センター前
千歳船橋駅前
豊島区
支店
公□
Ⅰ
□
池袋支店
平□
日□
祝 池袋支店
公□
□
債□
ト
□
池袋東口支店
Ⅰ
大塚支店
□
Ⅰ
□
駒込支店
東長崎支店
小田急線・千歳船橋駅前
等々力駅前
目白支店
大井町線・等々力駅前
日本大学文理学部
地下鉄丸ノ内線・南阿佐ヶ谷駅上、青梅街道沿い
(03)3986–5111
(03)3984–8211
JR・池袋駅東口、グリーン大通り東 300 m (03)3984–7311
JR・大塚駅南口
(03)3983–9121
JR・駒込駅北口
(03)3910–1111
西武池袋線・東長崎駅南口
(03)3951–5421
JR・目白駅、目白通り西 200 m
(03)3565–2001
JR・池袋駅西口
JR・池袋駅西口、東武百貨店前目白寄り
研究棟1階
明大前
京王線・井の頭線・明大前駅前
用賀駅前
地下鉄丸ノ内線・方南町駅、1 番出口北 50m
南阿佐ヶ谷駅前
クイックコーナー
学習院
田園都市線・用賀駅北口、世田谷ビジネススクエア地下1階
新本部・大学教室棟
椎名町駅前
渋谷区
支店
Ⅰ
□
恵比寿支店
JR・地下鉄日比谷線・恵比寿駅前
公□
Ⅰ
□
笹塚支店
京王線・笹塚駅、甲州街道沿い
公
□
渋谷支店
JR・渋谷駅南口、バスターミナル前
公
□
渋谷支店
宮益坂入口
債□
ト
□
渋谷明治通支店 宮益坂下明治通り、ポーラ渋谷ビル
(03)3463–3211
(03)3376–5141
(03)3463–1811
(03)3400–3131
(03)3407–9733
(03)3467–2321
代々木上原支店 小田急線・代々木上原駅、高架下
西武池袋線・椎名町駅北口、中央通り商店街
巣鴨駅前
白山通り、千石方面 150m
千川駅前
地下鉄有楽町線・千川駅前、大丸ピーコック向い
立教大学池袋キャンパス
北区
支店
公□
Ⅰ
□
赤羽支店
公□
Ⅰ
王子支店
□
滝野川支店
立教大学 5 号館前
(03)3901–5121
(03)3911–3921
(03)3916–3511
JR・赤羽駅東口
JR・王子駅前
都営三田線・西巣鴨駅前
クイックコーナー
恵比寿駅前
JR・恵比寿駅東口
小田急サザンタワー
参宮橋駅前
渋谷東口
JR・北赤羽駅浮間口
渋谷中央街・渋谷支店横
駒込駅東口
JR・駒込駅東口、中里商店街
千駄ヶ谷駅前
JR・十条駅、北区役所通り
JR・千駄ヶ谷駅前、津田塾会角
田端
JR・田端駅、田端駅商店街、デニーズ隣り
京王新線・初台駅北口、甲州街道沿い
原宿
明治通り、北参道交差点、原宿駅方面 200 m
広尾ガーデンヒルズ
H棟地下1階
代々木駅前
JR・代々木駅西口、代々木教会1階
地下鉄千代田線・代々木公園駅前、代々木八幡商店会通り
東十条駅前
荒川区
支店
Ⅰ
□
日暮里支店
JR・東十条駅北口、東方面出口すぐ
(03)3384–5221
(03)3383–2711
(03)3383–0171
(03)3330–1131
(03)3371–8101
地下鉄丸ノ内線・新中野駅、鍋横交差点角
JR・中野駅南口前
JR・中野駅南口
西武新宿線・野方駅前
JR・東中野駅、山手通り
クイックコーナー
新井薬師前
西武新宿線・新井薬師前駅南口
早稲田通り沿い、地下鉄東西線・落合駅、桜山口そば
都立家政駅前
西武新宿線・都立家政駅南口前
西日暮里駅前
日暮里駅前
町屋駅前
板橋区
支店・出張所
Ⅰ
□
板橋支店
公□
Ⅱ
□
大山支店
公□
Ⅰ
□
志村支店
公□
Ⅰ
□
下赤塚支店
JR・地下鉄千代田線・西日暮里駅、尾久橋通り沿い
JR・日暮里駅前
京成線・京成町屋駅前
中仙道、北園高校前
川越街道、ハッピーロード大山商店街
都営三田線・志村坂上駅前
東武東上線・下赤塚駅南口、地下鉄有楽町線・営団赤塚駅
帝京大病院出張所 帝京大学病院正面玄関隣り
地下鉄丸ノ内線・中野新橋駅、駅前通り沿い
板橋駅前
沼袋駅前
西武新宿線・沼袋駅前、中野沼袋郵便局隣り
板橋区役所前
JR・板橋駅西口、板橋駅前本通り商店街
板橋区役所前、仲宿(体育館通り)飯田ビル
大山駅北口
井の頭線・永福町駅前
JR・荻窪駅南口前
上北沢支店
京王線・上北沢駅北口商店街、甲州街道沿い
久我山支店
井の頭線・久我山駅前、人見街道沿い
高円寺支店
JR・高円寺駅北口
新高円寺支店 地下鉄丸ノ内線・新高円寺駅前、青梅街道沿い
公□
Ⅱ
□
西荻窪支店
JR・西荻窪駅北口
浜田山出張所 井の頭線・浜田山駅東 100m
(03)3338–1141
(03)5300–2001
(03)3393–5111
(03)3303–3211
(03)5370–3101
(03)3337–1101
(03)3317–8821
(03)3390–3121
(03)3306–1311
クイックコーナー
荻窪駅北口
上井草駅前
上荻
西永福駅前
(03)3961–1631
(03)3956–1101
(03)3966–4181
(03)3931–3161
(03)3579–6391
クイックコーナー
中野坂上交差点、ハーモニースクエアービル内
中野新橋駅前
杉並区
支店・出張所
公□
Ⅲ
□
阿佐ヶ谷支店 JR・阿佐ヶ谷駅北口
Ⅱ
□
国
内
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
JR・中野駅北口、中野通り沿い、中野サンプラザ前
中野坂上駅前
公□
Ⅰ
□
荻窪支店
(03)3891–4135
尾竹橋通り、東日暮里三丁目交差点角
クイックコーナー
中野区
支店
永福町支店
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
コモディイイダ滝野川店入口
十条
初台
中野駅北口
コモディイイダ滝野川店
新宿マインズタワー1階
新宿マインズタワー
落合
赤羽台団地 21 号棟
北赤羽駅前
JR・渋谷駅東口、明治通り、並木橋方面 200m 先右へ入る
代々木公園駅前
JR・赤羽駅、アピレ1階
赤羽台
JR・渋谷駅東口、東急定期券うりば横
渋谷中央街
平□
日□
祝 中野支店
□
公□
Ⅰ
中野駅前支店
□
公□
Ⅲ
□
野方支店
公□
Ⅲ
□
東中野支店
赤羽駅西口
小田急線・参宮橋駅改札正面
渋谷駅
中野支店
クイックコーナー
JR・新宿駅南口、小田急サザンタワー 1 階
JR・荻窪駅北口、青梅街道沿い
西武新宿線・上井草駅北口
青梅街道、四面道交差点より西へ 200m
東武東上線・大山駅北口
上板橋駅北口
東武東上線・上板橋駅北口、イトーヨーカドー上板橋店東 50m
上板橋駅南口
東武東上線・上板橋駅、上板南口銀座、ショッピングセンターイイダ前
志村三丁目駅前
都営三田線・志村三丁目駅改札前
東京家政大学
中板橋駅前
学内
東武東上線・中板橋駅、中板橋商店街入口
西高島平
都営三田線・西高島平駅前
日大板橋病院
練馬区
支店
公□
Ⅰ
□
江古田支店
Ⅱ
□
大泉支店
公
石神井公園支店
□
公
□
練馬支店
新患受付カウンター前
西武池袋線・江古田駅南口
西武池袋線・石神井公園駅南口西
西武池袋線・練馬駅北口
練馬平和台支店 地下鉄有楽町線・平和台駅、環八通り沿い
公□
Ⅰ
保谷支店
□
(03)3953–4111
西武池袋線・大泉学園駅北口、大泉通り沿い妙延寺前 (03)5387–1801
西武池袋線・保谷駅南口
(03)3904–5321
(03)3994–5711
(03)5399–3271
(03)3924–7111
井の頭線・西永福駅前
69
クイックコーナー
(0426)75–6861
南大沢出張所 京王線・南大沢駅前
大泉学園駅南口
西武池袋線・大泉学園駅南口、西 200m
上石神井駅前
西武新宿線・上石神井駅北口
桜台駅前
(※ 15 年 6 月 9 日に多摩センター支店へ統合しました)
公□
Ⅲ
□
武蔵境支店
(0422)32–5121
JR・武蔵境駅南口
西武池袋線・桜台駅南口、千川通り沿い
中村橋駅前
西武池袋線・中村橋駅南口、駅前通り商店街沿い
光が丘
都営大江戸線・光が丘駅、光が丘IMA入口
富士見台駅前
西武池袋線・富士見台駅南口
武蔵関駅前
西武新宿線・武蔵関駅南口
クイックコーナー
秋津駅前
西武池袋線・秋津駅南口
亜細亜大学
大学構内 8 号館・1 階
小田急永山駅
小田急線・小田急永山駅、改札口横
吉祥寺駅南口
足立区
支店
公□
Ⅰ
□
千住支店
日
□
千住支店
JR・吉祥寺駅南口
清瀬駅前
西武池袋線・清瀬駅北口エレベーター横
国立駅南口
日光街道、都バス千住車庫隣り
北千住駅前通り・イトーヨーカドー並び
(03)3887–3121
(03)3888–6411
JR・国立駅南口、東西書店1階
国立富士見通り
富士見通り、国立学園前
京王高尾駅前
京王線・京王高尾駅前、京王ストアー 2 階
京王八王子駅
クイックコーナー
京王線・京王八王子駅1階南側通路隣り
京王堀之内駅前
五反野駅前
東武伊勢崎線・五反野駅前
竹ノ塚駅前
東武伊勢崎線・竹ノ塚駅東口、公団 5 号棟前
東武北千住駅
東武伊勢崎線・北千住駅、自由通路前
西新井駅前
東武伊勢崎線・西新井駅西口正面
京王線・京王堀之内駅前、コリナス長池1階
国際基督教大学
学内
国分寺ターミナルビル
JR・国分寺駅、国分寺ターミナルビル1階
小平駅前
西武新宿線・小平駅南口
狛江駅
小田急マルシェ狛江 1 階
慈恵第三病院
飾区
支店
公
□
金町支店
公□
Ⅰ
亀有支店
□
1階ロビー
成蹊大学
成蹊大学学生会館前
創価大学
JR・金町駅北口、イトーヨーカドー前
JR・亀有駅南口前
(03)3608–9041
(03)3601–4151
厚生棟地下1階
高倉
高倉町南交差点そば
鷹の台駅前
西武国分寺線・鷹の台駅前
高幡不動駅前
クイックコーナー
青砥駅前
京成線・青砥駅北口北ウィング青砥商店街
綾瀬駅前
JR・綾瀬駅、東口前
京成高砂駅前
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
京成線・京成高砂駅前、マクドナルド隣り
京成立石駅前
京成線・京成立石駅、立石通り商店街
新小岩駅前
江戸川区
支店
公□
Ⅰ
□
小岩支店
公□
Ⅰ
□
小松川支店
公□
Ⅱ
□
西 西支店
JR・新小岩駅南口、ショッピングプラザリブ駐車場前
玉川学園前
小田急線・玉川学園前駅東口
多摩市役所
1階ロビー
多摩南部地域病院
つくし野駅前
JR・小岩駅北口
船堀街道、東小松川一丁目バス停前
地下鉄東西線・西
西駅南口
都営新宿線・船堀駅南口、船堀街道沿い
瑞江支店
都営新宿線・瑞江駅前
(03)3658–2151
(03)3652–7131
(03)3680–2101
(03)5605–7831
(03)3698–1131
一之江駅前
都営新宿線・一之江駅東口、ロータリー前
篠崎駅前
東京ベ・マルシェ
都営新宿線・篠崎駅北口
JR・
西臨海公園駅前、東京ベ・マルシェ内
東京都下
田園都市線・つくし野駅前、東急ストア第1駐車場角
津田塾大学
学内
つつじヶ丘駅前
京王線・つつじヶ丘駅北口、ロータリー前
図書館東1階
2 階総合案内所横
東京学芸大学
学生食堂正面入口横
東京経済大学
学内
都立府中病院
正面入口横
西国分寺駅前
JR・西国分寺駅南口、西国分寺レガ1階
西東京市役所保谷庁舎
1階市民ホール西側
西八王子駅前
JR・西八王子駅北口
八王子駅ビル
JR・八王子駅・八王子駅ビル北側1階
花小金井駅前
西武新宿線・花小金井駅改札口前
東村山駅前
日野駅前
西武新宿線・東村山駅東口
JR・日野駅前、日野駅前通り沿い
日野市庁舎内
日野市役所内
日野市立病院
1 階正面玄関エスカレーター横
ひばりヶ丘駅前
支店・出張所
八王子校舎 13 号館前
東海大学八王子病院
府中駅
西武池袋線・ひばりヶ丘駅前
京王線・府中駅改札口横
府中市役所
(042)542–1601
公□
Ⅰ
□
吉祥寺支店
JR・吉祥寺駅北口
(0422)22–3731
平□
日□
祝 吉祥寺支店
□
JR・吉祥寺駅北口前
(0422)22–1711
公
国立支店
JR・国立駅北口
(042)576–8211
□
公
□
久米川支店
西武新宿線・久米川駅南口前
(042)395–9111
公□
Ⅲ
□
小金井支店
JR・武蔵小金井駅、小金井街道沿い
(042)383–2111
公□
Ⅰ
国分寺支店
JR・国分寺駅、北口通り
(042)321–0345
□
仙川支店
京王線・仙川駅南、京王ストア前
(03)5313–4111
公□
債□
ト 立川支店
□
JR・立川駅北口
(042)524–4121
平□
日□
祝 立川支店
L島屋立川店 1 階
(042)524–1481
□
公
□
田無支店
西武新宿線・田無駅北口、武蔵境通り沿い
(0424)66–5531
公□
Ⅰ
□
多摩支店
京王線・聖蹟桜ヶ丘駅前
(042)374–1411
公□
Ⅱ
□
多摩センター支店 京王線・小田急線・多摩センター駅前、イトーヨーカドー隣り (042)372–1311
公□
Ⅱ
□
調布支店
京王線・調布駅南口
(0424)81–5241
公
□
鶴川支店
小田急線・鶴川駅前、小田急マルシェ
(042)735–7691
公
□
豊田支店
JR・豊田駅北口
(042)587–9111
公
成瀬支店
JR・成瀬駅北口
(042)720–5111
□
公□
Ⅰ
□
八王子支店
甲州街道・八日町1丁目バス停前
(0426)22–6271
平□
日□
祝 八王子支店
□
JR・八王子駅北口、西放射線通り入口
(0426)42–1311
公
□
日野市役所支店 日野市役所隣り
(042)584–2311
公□
Ⅰ
□
府中支店
京王線・府中駅、けやき並木通り南 100 m
(042)364–8181
公□
ト
□
町田支店
小田急線・町田駅南口前
(042)722–5033
平□
日□
祝 町田支店
□
丸井 1 階
(042)728–1211
公□
Ⅰ
□
三鷹支店
JR・三鷹駅南口
(0422)47–3101
70
柳谷戸バス停
帝京大学八王子校舎 13 号館前
船堀支店
昭島支店
病院内
つくし野
帝京大学八王子校舎
クイックコーナー
国
内
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
京王線・高幡不動駅南口、京王ストアー向い
JR・昭島駅南口前
府中多磨
市役所内
西武多摩川線・多磨墓地前駅東側
法政大学小金井
法政大学多摩キャンパス
学内
法政大学多摩キャンパス1号館
町田駅北口
小田急線・町田駅北口
南大沢三丁目
南町田駅前
明星大学日野キャンパス
武蔵小金井駅南口
南大沢商業センター
田園都市線・南町田駅前、グランベリーモール内
明星大学日野キャンパス大学会館 2 階
JR・武蔵小金井駅南口、南一番街 50 m
武蔵境駅北口
JR・武蔵境駅北口前
武蔵野市役所
武蔵野赤十字病院
めじろ台駅前
山崎
市役所内
JR・武蔵境駅南口、武蔵野赤十字病院内
京王線・めじろ台駅ロータリー前
シーアイハイツ町田、スーパー三和内
神奈川県
川崎市
支店
公□
Ⅰ
□
川崎支店
JR・川崎駅、川崎市役所前
日
□
川崎支店
JR・川崎駅、川崎市役所前
公□
Ⅰ
□
新城支店
JR・武蔵新城駅北口、西友隣り
公□
Ⅲ
□
新百合ヶ丘支店 小田急線・新百合ヶ丘駅、小田急アコルデⅡ内
公
□
登戸支店
JR・登戸駅南 200 m
(044)200–1001
(044)244–8541
(044)755–6641
(044)952–1220
(044)922–2131
公
□
武蔵小杉支店 東横線・JR・武蔵小杉駅北口
公□
Ⅰ
□
元住吉支店
東横線・元住吉駅西口隣り
(044)733–9565
(044)411–6171
クイックコーナー
鹿島田駅前
JR・鹿島田駅東 100m
京王稲田堤駅
京王線・稲田堤駅改札前
鷺沼駅前
公
□
公□
Ⅰ
□
公□
Ⅰ
□
日
□
公□
Ⅰ
□
Ⅰ
□
橋本支店
平塚支店
藤沢支店
藤沢支店
大和支店
横須賀支店
(042)779–3990
(0463)21–6200
JR・藤沢駅南口
(0466)23–2511
JR・藤沢駅南口、小田急デパート向い
(0466)26–5911
小田急線・相鉄線・大和駅東側
(046)261–9631
京浜急行線・横須賀中央駅北 350 m、さいか屋前 (046)826–1311
JR・橋本駅北口、千代田平安閣隣り
JR・平塚駅北口前、MNビル内
田園都市線・鷺沼駅前、ケンタッキーフライドチキン内
田園都市線・宮崎台駅前
クイックコーナー
東横線・JR・武蔵小杉駅南口
厚木アクスト
宮崎台駅前
武蔵小杉駅南口
武蔵溝ノ口駅
東名厚木インター側厚木アクストメインタワー 2 階
厚木市役所
武蔵溝ノ口駅コンコースより入る、ホテルメッツ 2 階入口
本厚木駅北口、厚木市役所駐車場沿い
伊勢原
横浜市
支店
公□
Ⅱ
□
青葉台支店
青葉台支店
伊勢原駅南口
海老名市役所
市役所内
小田急相模大野駅
小田急相模大野駅 3 階駅ビル正面入口
田園都市線・青葉台駅南口、青葉台交差点角
小田急東海大学前
小田急線・東海大学前駅、小田急マルシェ 1 階
田園都市線・青葉台駅北口、バスターミナル前
上溝
(045)985–0131
(045)982–0011
公
□
荏田支店
港北ニュータウン、荏田南バス停前
(045)941–1511
公
大倉山支店
東横線・大倉山駅、レモンロード東 100 m
(045)544–1011
□
公
□
金沢文庫支店 京浜急行線・金沢文庫駅西口西 200 m
(045)785–1711
公□
Ⅰ
□
上大岡支店
京浜急行線・上大岡駅、鎌倉街道南 300 m、三越隣り (045)841–2111
日
□
上大岡支店
ゆめおおおかオフィスタワー 2F
(045)845–0621
公
□
上永谷支店
地下鉄・上永谷駅南口
(045)842–9771
公□
Ⅲ
□
港南台支店
JR・港南台駅前
(045)832–5661
公□
Ⅰ
□
新横浜支店
JR・新横浜駅北口
(045)476–0461
公□
Ⅰ
たまプラーザ支店 田園都市線・たまプラーザ駅北口
(045)901–1331
□
公□
Ⅰ
□
鶴見支店
JR・鶴見駅東口
(045)501–6531
公□
Ⅲ
□
戸塚支店
JR・戸塚駅西口西 200 m、西友前
(045)881–7451
東戸塚支店
JR・東戸塚駅東口前
(045)826–1331
公
□
藤が丘支店
田園都市線・藤が丘駅前
(045)971–2201
公
□
二俣川支店
相鉄線・二俣川駅北口、厚木街道西 100 m
(045)363–2111
みなとみらい支店 横浜ランドマークタワー「ランドマークプラザ」内 (045)224–1211
債□
ト
□
横浜支店
本町通り、本町四丁目バス停前
(045)201–2511
公□
債□
ト 横浜駅前支店 JR・横浜駅西口、横浜ベイシェラトンホテル先 (045)311–1751
□
公□
平□
日□
祝 横浜駅西口支店 JR・横浜駅西口前
□
(045)311–6981
横浜中山支店 JR・中山駅北口、中山コラル内
(045)933–2541
上溝高校入口
北鎌倉駅前
JR・北鎌倉駅前
北里大学中央
学内
北里大学東病院
病院地下1階
北里大学病院
病院前バス停横
北里大学病院外来棟
1階
京王橋本駅
京王線・橋本駅改札口そば
相模大野ミロード
小田急相模大野ミロード 7 階
逗子駅前
JR・逗子駅、タクシー乗り場前
西友大船店
西友大船店松竹通側入口横
相武台前
小田急線・相武台前駅北口前
茅ケ崎駅南口
ジョイ茅ケ崎パート 2 内
辻堂駅前
JR・辻堂駅南口
帝京大学薬学部
帝京大学薬学部 1 号館事務室隣り
東海大大磯
東海大学大磯病院入口
東海大学医学部付属病院
日本大学生物資源科学部
校舎内
長谷駅前
江ノ電・長谷駅北口 50 m
東林間駅前
小田急線・東林間駅、小田急マルシェ1階
藤沢南
JR・藤沢駅南口、藤沢支店駐車場内
三菱電機鎌倉製作所南門前
クイックコーナー
横須賀中央駅
青葉桂台
南門前
京浜急行線・横須賀中央駅構内1階
田園都市線・青葉台駅、メゾン 1 階
青葉台駅
田園都市線・青葉台駅内
あざみ野駅前
田園都市線・あざみ野駅バスターミナルそば
市が尾駅前
田園都市線・市が尾駅前
江田駅前
田園都市線・江田駅北口
金沢シーサイドタウン 金沢シーサイドタウン、センターシーサイド 4 号棟内
鴨居駅前
JR・鴨居駅南口
菊名駅前
東横線・菊名駅前、旧綱島街道沿い
希望ヶ丘駅前
相鉄線・希望ヶ丘駅北口
港北東急百貨店 S.C.
東急百貨店ショッピングセンター 2 階エレベーター前
昭和大学横浜市北部病院
相鉄ジョイナス
相鉄ジョイナス第二
千葉県
支店・出張所・代理店
公□
Ⅱ
□
市川支店
JR・市川駅北口、千葉街道十字路東
公□
Ⅰ
□
公□
Ⅰ
□
日
□
1 階総合受付横
公□
Ⅰ
□
相鉄ジョイナス 1 階、JR側エレベーターホール横
相鉄ジョイナス 1 階、五番街側ヤマハミュージック横
鶴見駅西口
フーガ 2 号棟1階
公□
Ⅲ
□
公
□
公□
Ⅱ
□
戸塚駅東口
JR・戸塚駅東口、ラピス戸塚 3
綱島駅前
東横線・綱島駅東口
長津田駅
JR・田園都市線・長津田駅
日吉駅前
東横線・日吉駅西口、日吉中央通り
二俣川駅南口
相鉄線・二俣川駅南口、西友そば
保土ヶ谷駅前
JR・保土ヶ谷駅西口 100 m
三ツ境駅
相鉄線・三ツ境駅改札口前
横浜商科大学
6 号館
神奈川県下
支店・出張所
公□
Ⅰ
□
厚木支店
小田急線・本厚木駅北口
日
□
パーソナルプラザ厚木 小田急線・本厚木駅前、有隣堂向い
海老名支店
梶原山出張所 梶原口バス停、セイフー鎌倉店隣り
公□
Ⅰ
□
公
□
公□
Ⅰ
□
公
□
鎌倉支店
小田急線・海老名駅東口
JR・鎌倉駅東口
相模大野支店 小田急線・相模大野駅、伊勢丹相模原店前
相模原支店
JR・相模原駅前
湘南台支店
小田急江ノ島線・湘南台駅東口
逗子出張所
京浜急行線・新逗子京急ビル 1 階
JR・茅ヶ崎駅北口、エメロード茅ヶ崎入口
ト
□
新東京国際空港 新東京国際空港第 2 旅客ターミナルビル内 3 階
出張所(両替所) 出国口
公
新松戸支店
□
公□
Ⅰ
□
千葉支店
(046)231–6211
(0467)46–1151
(0467)22–2390
(042)740–3571
(042)753–1305
(0466)43–9521
(046)871–5511
(0467)85–2531
国
内
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
(0476)33–0960
JR・新松戸駅、けやき通り西 500 m、ダイエー前 (047)345–1321
(043)222–0131
(043)224–4111
公□
Ⅰ
銚子支店
本通り、NTT並び
(0479)22–2411
□
公□
Ⅱ
□
津田沼支店
JR・津田沼駅北口、パルコビル
(047)475–3151
平□
日□
祝 津田沼支店
□
JR・津田沼駅北口、イトーヨーカドー前
(047)478–3131
債□
ト
□
成田空港支店 新東京国際空港第 1 旅客ターミナルビル 4 階出発階 (0476)32–5711
千葉支店
債□
ト
□
成田空港第 2 ビル
(046)223–1821
(046)221–4411
(町田支店厚木出張所)
公
□
(047)322–3531
(047)333–7111
浦安支店
地下鉄東西線・浦安駅、やなぎ通り沿い東 800 m (047)354–3341
柏支店
JR・柏駅東口、丸井隣り
(04)7166–1101
柏支店
JR・柏駅西口(L島屋側)前
(04)7145–1121
鎌ケ谷特別出張所 新京成線・初富駅南 200 m、イトーヨーカドー隣り (047)445–2451
木更津支店
JR・木更津駅東口
(0438)25–4111
君津代理店
新日鐵君津製鐵所サービスセンター内
(0439)55–6411
行徳支店
地下鉄東西線・行徳駅前
(047)396–1131
五香支店
新京成線・五香駅西口、駅前商店街、イトーヨーカドー隣り (047)384–3780
佐原支店
JR・佐原駅東 900 m、上仲町
(0478)52–3111
新稲毛出張所 JR・稲毛海岸駅南口
(043)279–2661
市川八幡支店 JR・本八幡駅北口前、国道交差点角
横浜市営地下鉄・センター北駅構内改札口横
センター北駅
公□
Ⅰ
茅ヶ崎支店
□
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
望星モール内
JR・千葉駅東口
千葉パルコ隣り
新東京国際空港第 2 旅客ターミナルビル本館 2 階
(0476)34–8851
船橋支店
JR・船橋駅南口南 500 m、本町通り
松戸支店
JR・松戸駅西口南 200 m、伊勢丹前
八千代支店
京成線・八千代台駅東口
八幡支店
JR・本八幡駅北口
(047)422–2131
(047)362–2115
(047)482–2111
(047)334–3301
出張所
公□
Ⅰ
□
公□
Ⅰ
□
公□
Ⅰ
□
公□
Ⅲ
□
クイックコーナー
我孫子駅南口
稲毛駅前
大和田
柏ビレジ
JR・我孫子駅南口
JR・稲毛駅東口
京成ストア君津店正面玄関入口
東急柏ビレジショッピングセンター
71
勝田台駅前
京成線・勝田台駅北口、成田街道沿い
北柏駅前
JR・北柏駅南口
北松戸駅前
JR・北松戸駅東口東 150 mマルエツ前
国府台駅前
京成線・国府台駅前
慈恵医大柏病院
国道 50 号線、泉町三丁目バス停前
(029)221–4121
大通り、道新ビル
(011)221–1174
(011)261–1211
JR・下総中山駅、駅前通り商店街北 100 m
新浦安駅前
JR・新浦安駅南口
新八柱駅前
JR・新八柱駅前
千葉工業大学芝園校舎
6 号館1階
千葉工業大学津田沼本校舎
本校舎内
津田沼駅南口
ホテルメッツ津田沼隣り
東急我孫子ビレジ
北海道
支店
公□
債□
ト 札幌支店
□
公□
日
□
札幌支店
JR・札幌駅南口、札幌西武前
東急我孫子ビレジショッピングセンター
東京エアカーゴ・シティ・ターミナル
東京エアカーゴ・シティ・ターミナル内
東京理科大学
野田校舎
東武ストア新柏店
クイックコーナー
札幌駅前
札幌駅前通り、北海道ビル
東武ストア新柏店東入口前
常盤平駅前
新京成線・常盤平駅前
西船橋
JR・西船橋駅南口
西船橋駅前
JR・西船橋駅北口前
日本大学理工学部
13 号館前
廣池学園
廣池学園東門
船橋駅前
ときわ書房ビル1階
幕張テクノガーデン
宮城県
支店
公□
Ⅰ
□
仙台支店
公□
日
□
仙台支店
青葉通り、藤崎東並び
(022)225–5311
(022)262–8111
古町十字路、明治生命ビル内
(025)223–5161
青葉通り、東四番丁角
JR・海浜幕張駅北口、幕張テクノガーデン D 棟 2 階
幕張本郷駅前
JR・幕張本郷駅南口
南柏駅前
JR・南柏駅南口
南行徳
地下鉄東西線・南行徳駅北口、秋山駅前ビル1階
実籾駅前
京成線・実籾駅前
妙典駅
地下鉄東西線・妙典駅、コンコース内
八千代中央駅前
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
支店
公□
Ⅰ
水戸支店
□
病院内
下総中山
茨城県
東葉高速鉄道・八千代中央駅、ロータリー前
新潟県
支店
公□
Ⅰ
□
新潟支店
クイックコーナー
日本歯科大学新潟歯学部
学内
埼玉県
支店・出張所
公□
Ⅰ
□
上尾支店
公□
Ⅰ
□
浦和支店
日
浦和支店
□
公□
Ⅰ
□
大宮支店
平□
日□
祝 大宮支店
□
公□
Ⅰ
□
春日部支店
公□
Ⅱ
□
越谷支店
公□
Ⅰ
坂戸支店
□
Ⅰ
□
狭山出張所
公□
Ⅰ
草加支店
□
公□
ト
□
所沢支店
日
□
所沢支店
公□
Ⅰ
新座志木支店
□
公□
Ⅰ
□
西川口支店
公
南浦和支店
□
国
内
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
和光支店
長野県
JR・上尾駅西口前
JR・浦和駅西口、明治生命浦和ビル
JR・浦和駅西口前
JR・大宮駅東口、L島屋東向い、旧中仙道
JR・大宮駅西口、丸井・ダイエー並び
東武伊勢崎線・春日部駅東口
東武伊勢崎線・越谷駅東口
東武東上線・坂戸駅北口、サンロード商店街
井戸窪バス停、スーパーマルエツ内
東武伊勢崎線・草加駅東口
西武線・所沢駅西口
プロペ通り
東武東上線・志木駅南口、駅前通り
JR・西川口駅西口前
JR・南浦和駅東口
東武東上線・和光市駅南口
(048)773–0511
(048)822–7751
(048)829–2761
(048)641–4411
(048)645–2171
(048)752–0211
(048)966–3232
(049)282–1211
(042)958–5731
(048)922–1181
(042)923–2131
(042)925–7811
(048)472–2211
(048)253–4503
(048)883–3451
(048)468–7141
クイックコーナー
東武東上線・朝霞駅北口前
川越駅前
JR・東武東上線・川越駅西口
(026)223–2121
香林坊バス停前
(076)221–4181
JR・静岡駅北口
(054)252–6131
(054)253–3111
(053)454–5311
石川県
支店
公□
Ⅰ
金沢支店
□
静岡県
支店
公□
Ⅰ
静岡支店
□
公□
日
□
静岡支店
公
□
浜松支店
西武百貨店北隣り
JR・浜松駅北口前
西武新宿線・新所沢駅西口、パルコ前
支店
公□
Ⅰ
□
熱田支店
金山総合駅前、沢上交差点角
公□
債□
ト 名古屋支店
□
テレビ塔通り、松坂屋本店北隣り
公□
平□
日 名古屋支店
□
中日ビル向い明治生命ビル
公□
Ⅰ
名古屋駅前支店 名鉄百貨店筋向い菱信(りょうしん)ビル
□
せんげん台駅前
東武伊勢崎線・せんげん台駅西口、くすのき通り入口
名古屋駅前支店 名鉄百貨店筋向い菱信(りょうしん)ビル
ダイエー志木店
1階
北浦和駅前
JR・北浦和駅西口
小手指駅前
西武池袋線・小手指駅北口、西友ストアー駐車場
東武伊勢崎線・新越谷駅ビル 「ヴァリエ」 1 階
新所沢駅前
所沢市水道部
所沢市民医療センター
所沢市役所
戸田駅前
戸田公園駅前
JR・戸田駅東口
JR・戸田公園駅西口、ロータリー前
東大宮駅前
JR・東大宮駅東口、ロータリー前
JR・東川口駅北口、ロータリー前
学内
みずほ台駅前
東武東上線・みずほ台駅西口、ロータリー前
武蔵浦和駅前
JR・武蔵浦和駅西口、ラムザビル向い
吉川駅前
与野本町駅前
立教大学武蔵野新座キャンパス
支店
公□
Ⅰ
四日市支店
□
国道1号線、諏訪バス停前
(0593)52–4121
京都府
東武東上線・ふじみ野駅西口、ロータリー前
文京学園埼玉
柳瀬川駅前
三重県
市役所内
JR・東浦和駅、ロータリー前
ふじみ野駅前
(052)671–2131
(052)241–1111
(052)951–4711
(052)541–8431
(052)581–6811
所沢市水道部内
所沢市民医療センター内
東浦和駅前
東川口駅前
72
JR・長野駅前、東急百貨店向い
愛知県
朝霞駅前
新越谷駅
支店
公
□
長野支店
東武東上線・柳瀬川駅西口駐輪場前
JR・吉川駅南口 20m
JR・与野本町駅東口正面
大学キャンパス内
支店
公□
債□
ト 京都支店
□
公□
日
□
京都支店
Ⅰ
□
西院支店
Ⅰ
□
出町支店
公□
Ⅰ
□
伏見支店
(075)221–7161
(075)211–7161
西大路四条交差点角
(075)311–5361
河原町今出川交差点角
(075)231–2345
京阪線・伏見桃山駅、伏見大手筋商店街西 400 m (075)611–3101
綾小路通沿い、滋賀銀行隣り
四条通り大丸西並び
クイックコーナー
四条富小路
四条富小路角、たち吉前
七条大宮
七条大宮交差点東 30m
ジェイアール京都伊勢丹
京都駅ビル内伊勢丹 2 階
同志社女子大学
学内
公□
Ⅰ
□
尼崎支店
公□
債□
ト 神戸支店
□
日
□
神戸支店
公
三田支店
□
公
□
住吉支店
公□
Ⅰ
□
姫路支店
Ⅰ
兵庫支店
□
(06)6411–1161
(078)391–8141
大丸南西カド
(078)391–6621
JR・三田駅南口
(079)559–2571
JR・住吉駅北口、有馬道商店街北 300 m、山手幹線 (078)854–5011
JR・姫路駅北、大手町通り
(0792)23–3641
地下鉄・新開地駅前
(078)576–5101
阪神本線・尼崎駅北 100 m
トアロード、大丸東向い
大阪府
クイックコーナー
大阪市
支店
公□
Ⅰ
□
阿倍野橋支店 あべの筋、近鉄百貨店南隣り
芦屋駅前
(06)6621–1151
(06)6649–2601
Ⅰ
□
今里支店
地下鉄中央線・緑橋駅 5 番出口上、緑橋交差点 (06)6971–3251
公□
Ⅰ
□
上六支店
近鉄線・上本町駅筋向い
(06)6762–5631
公□
ト
□
梅田支店
JR・大阪駅正面向い、第一生命ビル
(06)6345–2251
梅田支店
富国生命ビル 1 階、阪急百貨店東側
(06)6313–2581
公□
債□
ト 大阪支店
京阪電鉄・地下鉄御堂筋線・淀屋橋駅 3 番出口
(06)6209–7501
□
Ⅰ
□
大阪西支店
地下鉄四つ橋線・本町駅 23 番出口西 300 m
(06)6531–7051
Ⅰ
北畠支店
あべの筋、播磨町交差点角
(06)6673–1001
□
Ⅰ
□
京阪京橋支店 京阪本線・京橋駅中央口、ホテル京阪京橋向い
(06)6881–0561
公□
Ⅰ
□
新大阪支店
JR・新大阪駅北口、住友生命新大阪北ビル (06)6399–0861
公□
Ⅰ
□
心斎橋支店
御堂筋・大丸筋向い
(06)6211–8931
債□
ト
□
船場支店
地下鉄堺筋線・堺筋本町駅 10 号出口
(06)6261–0071
Ⅲ
鶴橋支店
JR・鶴橋駅、千日前通り東へ 100 m北角
(06)6974–1212
□
阿倍野支店
近鉄百貨店西側、アポロビル隣り
(※ 15 年 7 月 7 日に上六支店へ統合しました)
Ⅰ
□
公□
Ⅰ
□
日
□
公
□
天満支店
南森町交差点角
難波支店
南梅本線・難波駅東、L島屋向い
難波支店
新歌舞伎座向い、地下鉄 11 号出口前
都島支店
地下鉄谷町線・都島駅前
(06)6352–1231
(06)6641–4771
(06)6633–0721
(06)6921–2341
クイックコーナー
OAP タワー
JR・芦屋駅前
三田ゆりのき台
OAP タワー 2 階、高層エレベーター前
大阪国際ビル
大阪国際ビル 1 階
大丸梅田店
ウッディタウンゆりのき台二丁目交差点西側
住吉駅前
JR・住吉駅北口
大丸神戸店
大丸神戸店 8 階催事場入口
ポートピアプラザ
H棟ショッピングプラザ1階
奈良県
支店
公
□
近鉄学園前支店 近鉄奈良線・学園前駅北口
(0742)41–5591
岡山県
支店
公□
Ⅰ
岡山支店
□
公
□
岡山支店
(086)223–9211
(086)231–6111
JR・岡山駅前、L島屋隣り
JR・岡山駅前、L島屋隣り
広島県
支店
公□
債□
ト 広島支店
□
公
□
広島支店
公□
Ⅰ
□
福山支店
JR・福山駅前
(082)248–0111
(082)221–2137
(084)921–3311
JR・徳山駅前
(0834)21–1050
本通電停前
八丁堀・福屋前
大丸梅田店地下1階西北入口
寺田町駅前
JR・寺田町駅、北口正面
堂島浜
御堂筋大江橋北詰、大阪三菱ビル
中之島インテス
なにわ筋
山口県
中之島インテスビル1階入口脇
地下鉄長堀鶴見緑地線・西大橋駅、3 号出口前
阪急梅田駅茶屋町口
阪急梅田駅茶屋町口、阪急三番街北館 1 階
御堂筋本町
支店
公□
Ⅰ
□
徳山支店
御堂筋、本町三丁目交差点東 50 m
森小路
京阪本線・森小路駅西口
クイックコーナー
下関駅
大阪府下
支店・出張所
公□
Ⅰ
□
茨木支店
Ⅰ
江坂支店
□
交野支店
阪急京都線・茨木市駅、駅ビル
地下鉄御堂筋線・江坂駅北口東側
京阪交野線・交野市駅西、ジャンボサティ隣り
公□
Ⅰ
門真支店
京阪線・古川橋駅南口
□
債□
ト
□
関西空港出張所 旅客ターミナルビル 2 階、国内線ロビー内
ト
□
関西国際空港
旅客ターミナルビル 1 階(入国口)
出張所(両替所)
公□
Ⅰ
□
堺支店
(072)624–5431
(06)6330–6311
(072)893–1213
(06)6901–1212
(0724)56–7051
(0724)56–7001
(072)222–2701
(072)221–6131
南海本線・堺駅ビル
パーソナルプラザ堺 堺東、L島屋正面
(難波支店堺出張所)
公
□
公□
Ⅱ
□
公□
Ⅰ
□
公□
Ⅰ
□
公□
Ⅲ
□
三
菱
東
京
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グ
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プ
千里中央支店 北大阪急行・千里中央駅千里朝日阪急ビル 1 階
高槻支店
JR・高槻駅南口
豊中支店
阪急宝塚線・豊中駅東口
東大阪支店
近鉄奈良線・河内小阪駅北口
八尾支店
近鉄線・近鉄八尾駅前
(06)6835–4411
(072)681–0111
(06)6855–1041
(06)6782–2831
(0729)98–1212
JR・下関駅、改札口並び
国
内
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ク
香川県
支店
公□
Ⅰ
□
高松支店
公
高松支店
□
(087)851–1101
(087)833–2151
中央通り、紺屋町バス停前
南新町商店街北口
福岡県
支店
債□
ト
□
北九州支店
公
北九州支店
□
公□
債□
ト 福岡支店
□
公□
日
□
福岡支店
JR・小倉駅前、平和通り
JR・小倉駅南口前
天神交差点、福岡ダイヤモンドビル
岩田屋向い福岡ビル
(093)521–7011
(093)521–5681
(092)751–0731
(092)741–3031
クイックコーナー
博多駅前
JR・博多駅前、博多ビル 1 階
クイックコーナー
門真市役所
関大前
門真市役所内
阪急千里線・関大前駅北、関大前通り
阪急高槻市駅前
枚方市駅前
京阪線・枚方市駅徒歩 2 分ビブレ向い
布施駅
近鉄奈良線・布施駅、コンコース内
箕面船場繊維団地
コムアートヒルCOM 3 号館
支店
公□
Ⅰ
□
長崎支店
公
□
長崎支店
ステラ横入り、ダイエー銅座店前
(095)823–2231
(095)822–0151
新市街入口、産業文化会館前
(096)352–5144
浜町商店街
熊本県
兵庫県
支店
公
□
芦屋支店
長崎県
阪急京都線・高槻市駅南口
岩園橋交差点角、いかりスーパー前
(0797)23–4411
支店
公□
Ⅰ
□
熊本支店
73
その他
公 □
信託代理店
(03)3245–9530
GSC 東京
振込第一支店
振込第二支店
エイティエム統括支店
ビジネスローン営業部
関西ビジネスローン部
本店第一出張所
上野第一出張所
虎ノ門第一出張所
本郷第一出張所
虎ノ門ローンプラザ出張所
日吉ローンプラザ出張所
小岩ローンプラザ出張所
融資業務室新宿営業所
ダイレクトローンプラザ(付随業務取扱事務所)
センター南臨時ローン相談コーナー出張所
神奈川営業部
大阪営業部
(042)356–1725
(06)6641–5048
(03)3240–4881
(03)3831–1211
(03)3580–6411
(03)3814–7681
(03)3500–0880
(045)562–8048
(03)3650–6251
(03)3345–9321
(047)482–9845
(045)942–6893
(045)323–8100
(06)6252–1341
信託代理店制度は、信託銀行と地域金融機関・都市銀行等が相互に協力
し、お客さまの信託ニーズに応え、幅広い社会・経済の向上および発展に貢
献することを目的としています。
お客さまの信託ニーズに的確にお応えすることをめざし、信託代理店制
度によるネットワーク構築に積極的に取り組んでいます。
15 年 6 月 1 日現在、三菱信託銀行は以下の金融機関と信託代理店契約
を結んでいます。
三菱信託銀行(契約締結先合計 60 金融機関)
政府系金融機関
商工組合中央金庫
都市銀行
東京三菱銀行
地方銀行
北海道銀行、青森銀行、岩手銀行、七十七銀行、北都銀行、山形銀行、東邦銀行、
常陽銀行、足利銀行、群馬銀行、武蔵野銀行、千葉銀行、横浜銀行、第四銀行、
山梨中央銀行、八十二銀行、北陸銀行、福井銀行、十六銀行、静岡銀行、百五銀行、
下記支店・出張所のトラベルコーナーでは、外貨両替について年中無休で営業し
滋賀銀行、京都銀行、近畿大阪銀行、池田銀行、南都銀行、山陰合同銀行、中国銀行、
ております。
広島銀行、山口銀行、阿波銀行、百十四銀行、伊予銀行、四国銀行、福岡銀行、
営業時間 9:00 ∼ 18:00
琉球銀行
成田空港第 2 ビル出張所
9:00 ∼ 18:00
第二地方銀行
新東京国際空港出張所
三
菱
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プ
① 7:00 ∼ 18:00
札幌銀行、京葉銀行、大光銀行、富山第一銀行、愛知銀行
② 8:00 ∼ 22:00
信用金庫
(①と②の営業時間を 1 日ごとに繰り返します)
関西空港出張所
関西国際空港出張所
8:30 ∼ 18:00
八光信用金庫、尼崎信用金庫、広島信用金庫、呉信用金庫
信用組合
② 12:00 ∼ 23:00
茨城県信用組合
コンビニ ATM
国内店舗、無人化店舗に加え、コンビニ ATM もご利用いただけます。
ご利用可能な店舗名・所在地は、東京三菱銀行および三菱信託銀行の店頭
にて、最新の情報をご提供しています。
74
さわやか信用金庫、静清信用金庫、浜松信用金庫、蒲郡信用金庫、京都中央信用金庫、
① 06:00 ∼ 19:00
(①と②の営業時間を 1 日ごとに繰り返します)
国
内
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ク
西日本銀行、佐賀銀行、十八銀行、親和銀行、大分銀行、宮崎銀行、鹿児島銀行、
成田空港支店
(平成15年6月1日現在)
海外ネットワーク
黒色は東京三菱銀行、オレンジ色は三菱信託銀行の拠点です。
海外支店・出張所・駐在員事務所
アメリカ合衆国
ニューヨーク支店
New York Branch
1251 Avenue of the Americas, New York, NY 10020-1104 U.S.A
1-212-782-4000
ニューヨーク支店
New York Branch
520 Madison Avenue, 26th Floor, New York, NY 10022, U.S.A.
1-212-838-7700
ニューヨーク支店アトランタ出張所
Atlanta Agency
Georgia-Pacific Center, Suite 3450
133 Peachtree Street, N.E., Atlanta, GA 30303-1808 U.S.A.
1-404-577-2960
シカゴ支店
Chicago Branch
227 West Monroe Street, Suite 2300, Chicago, IL 60606 U.S.A.
1-312-696-4500
シカゴ支店ミネソタ出張所
Minnesota Corporate Banking Office
601 Carlson Parkway, Minnetonka, MN 55305 U.S.A.
1-952-473-5090
シアトル支店
Seattle Branch
900 Fourth Avenue, Suite 4000, Seattle, WA 98164-1068 U.S.A.
1-206-382-6000
シアトル支店ポートランド出張所
Portland Branch
2300 Pacwest Center, 1211 South West 5th Avenue, Portland,
OR 97204 U.S.A.
1-503-222-3661
サンフランシスコ支店
San Francisco Branch
400 California Street, 11th Floor, San Francisco, CA 94104 U.S.A.
1-415-765-2050
ロスアンゼルス支店
Los Angeles Branch
777 South Figueroa Street, Los Angeles, CA 90017 U.S.A.
1-213-488-3700
ヒューストン支店
Houston Agency
1100 Louisiana Street, Suite 2800, Houston, TX 77002-5216 U.S.A.
1-713-658-1160
ヒューストン支店ダラス出張所
Dallas Corporate Banking Office
Suite 3150, Trammell Crow Center, 2001 Ross Avenue,
Dallas, TX 75201 U.S.A.
1-214-954-1200
ワシントン駐在員事務所
Washington D.C. Representative Office
1909 K Street, N.W., Suite 350 Washington, D.C.,
20006-1101 U.S.A.
1-202-463-0477
ケイマン支店
Cayman Branch
c/o The Bank of Tokyo-Mitsubishi, Ltd., New York Branch
ケイマン支店
Cayman Branch
c/o CIBC Bank and Trust Company (Cayman) Limited, CIBC Financial Centre,
P.O. Box 694 GT, 54 Edward Street, Grand Cayman, Cayman Islands
チリ
サンチャゴ支店
Santiago Branch
Avenida El Bosque Sur No.130, Piso 11, Las Condes, Santiago,
Republic of Chile
アルゼンチン
ブエノスアイレス支店
Buenos Aires Branch
Av. Corrientes 420, 1043 Buenos Aires,The Argentine Republic (mailing address:
C. Correo 5494, Correo Central, 1000 Capital Federal, The Argentine Republic)
54-11-4348-2001
メキシコ
メキシコシティ駐在員事務所
Mexico City Representative Office
Av. Paseo de Las Palmas 405, Piso 17, Col. Lomas de Chapultepec,
C.P.11000, Mexico D.F., Mexico
52-55-5540-7912
ベネズエラ
カラカス駐在員事務所
Caracas Representative Office
Edificio Parque Cristal, Torre Este, Piso 15, Oficina Top 15-12, Avenida Francisco
de Miranda, Los Palos Grandes, Caracas, Bolivarian Republic of Venezuela
58-212-283-3076
58-212-283-3254
コロンビア
ボゴタ駐在員事務所
Bogota Representative Office
c/o The Bank of Tokyo-Mitsubishi, Ltd., Caracas Representative Office
ブラジル
リオデジャネイロ駐在員事務所
Rio de Janeiro Representative Office
c/o The Bank of Tokyo-Mitsubishi, Ltd., Planning Office for the Americas
イギリス
ロンドン支店
London Branch
Finsbury Circus House, 12-15 Finsbury Circus, London EC2M 7BT,
U.K.
44-20-7588-1111
ロンドン支店
London Branch
24 Lombard Street, London EC3V 9AJ, U.K.
44-20-7929-2323
ロンドン支店バーミンガム出張所
Birmingham Sub-Branch
3rd Floor, Bank House, 8 Cherry Street Birmingham B2 5AL,
U.K.
44-121-633-7953
フランス
パリ支店
Paris Branch
4-8, rue Sainte-Anne, 75001 Paris, Republic of France
(mailing address: B.P. 2101, 75021 Paris, Cedex 01, Republic of France)
ベルギー
ブラッセル支店
Brussels Branch
Avenue des Arts 58 Bte 1, B-1000 Bruxelles, Kingdom of Belgium
ドイツ
デュッセルドルフ支店
Dusseldorf Branch
Immermannstrasse 43, 40210 Dusseldorf, F.R. Germany
(mailing address: Postfach 10 49 51, 40040 Dusseldorf )
49-211-36670
デュッセルドルフ支店ミュンヘン出張所
Munchen Sub-Branch
Promenadplatz 10, Munchen, F.R. Germany
49-892-25354
フランクフルト支店
Frankfurt Branch
Mainzer Landstrasse 16, 60325 Frankfurt am Main, F.R. Germany
(mailing address: Postfach 10 22 16, 60284 Frankfurt am Main, F.R. Germany)
フランクフルト駐在員事務所
Frankfurt Representative Office
Eschersheimer Landstrasse 55, 60322 Frankfurt am Main,
F.R. Germany
ケイマン
三
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56-2-203-1180
海
外
ネ
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ク
1-212-782-4164
33-1-4926-4927
32-2-551-4411
49-69-71760
49-69-2579512
75
ドイツ
三
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東
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海
外
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ハンブルグ支店
Hamburg Branch
ABC Bogen, ABC Strasse 19, 20354 Hamburg, F.R. Germany
(mailing address: Postfach 30 05 40, 20302 Hamburg)
ベルリン駐在員事務所
Berlin Representative Office
Internationales Handelszentrum, 5th Floor, Friedrichstrasse 95,
10117 Berlin, F.R. Germany
イタリア
ミラノ支店
Milano Branch
Viale della Liberazione 18, 20124 Milano, Republic of Italy
スペイン
マドリッド支店
Madrid Branch
Jose Ortega y Gasset 29, 28006 Madrid, Spain
34-91-432-8500
マドリッド支店バルセロナ出張所
Barcelona Sub-Branch
Avenida Diagonal, 605 6-2, 08028 Barcelona, Spain
34-93-494-7450
ポルトガル
ロンドン支店リスボン出張所
Lisbon Office
Avenida da Liberdade 180 E-6ESQ. 1250-146 Lisboa, Portugal
ロシア
モスクワ駐在員事務所
Moscow Representative Office
Millennium House 6F, 12 Ul. Trubnaya, Moscow, 103045,
Russian Federation
バハレーン
バハレーン支店
Bahrain Branch
Standard Chartered Bank Building, Government Avenue, Manama,
State of Bahrain (mailing address: P.O. Box 5850, Manama, State of Bahrain)
トルコ
イスタンブール駐在員事務所
Istanbul Representative Office
Maya-Akar Center, Buyukdere Caddesi, No.101-102, B Blok D.79,
Esentepe 80300, Istanbul, Republic of Turkey
エジプト
カイロ駐在員事務所
Cairo Representative Office
Nile Hilton Commercial Center/ Room No. 247, Tahrir Square,
Cairo, Arab Republic of Egypt
イラン
テヘラン駐在員事務所
Tehran Representative Office
4th Floor, 239 Ostad Mottahari Avenue, P.O. Box No. 15875-1383,
Tehran 15876, Islamic Republic of Iran
98-21-873-0505
アラブ首長国連邦
アブダビ駐在員事務所
Abu Dhabi Representative Office
P.O. Box 2174, 9th Floor, Abdulla Bin Solayem Building, Corniche,
Abu Dhabi, United Arab Emirates
971-2-6226311
南アフリカ共和国
ヨハネスブルグ駐在員事務所
Johannesburg Representative Office
15th Floor, The Forum, Corner Fifth and Maude Streets, Sandown, Sandton
2196, Republic of South Africa (mailing address: P.O. Box 78519, Sandton, 2146)
27-11-884-4721
パキスタン
カラチ支店
Karachi Branch
1st Floor Shaheen Complex, M.R. Kayani Road, Karachi,
Islamic Republic of Pakistan
92-21-263-0171
インド
ムンバイ支店
Mumbai Branch
Jeevan Prakash, Sir Phirozshah Mehta Road, Fort,
Mumbai 400001, India
91-22-2266-0564
ニューデリー支店
New Delhi Branch
Jeevan Vihar 3, Parliament Street, New Delhi 110001, India
(mailing address: P.O. Box 717, New Delhi, India)
91-11-2336-0135
91-11-2336-0052
チェナイ支店
Chennai Branch
6th Floor, Venkataramana Centre, 563/2 Anna Salai, Teynampet,
Chennai, 600018, India
91-44-2432-0034
バングラデシュ
ダッカ駐在員事務所
Dhaka Representative Office
Sena Kalyan Bhaban 5th Floor, 195, Motijheel Commercial Area,
Dhaka-1000, Bangladesh
880-2-955-3057
ミャンマー
ヤンゴン駐在員事務所
Yangon Representative Office
Room No. 04-09, Sedona Business Suites, Sedona Hotel,
No. 1 Kaba Aye Pagoda Road, Yankin Township, Yangon, Union of Myanmar
タイ
バンコック支店
Bangkok Branch
Harindhorn Tower, 54 North Sathorn Road, Bangrak,
Bangkok 10500, Kingdom of Thailand
チョンブリ支店
PIBF Chon Buri Branch
c/o The Bank of Tokyo-Mitsubishi, Ltd., Bangkok Branch
チェンマイ支店
PIBF Chiang Mai Branch
c/o The Bank of Tokyo-Mitsubishi, Ltd., Bangkok Branch
アユタヤ支店
PIBF Ayutthaya Branch
c/o The Bank of Tokyo-Mitsubishi, Ltd., Bangkok Branch
ラブアン支店
Labuan Branch
Level 12 (A & F), Main Office Tower Financial Park Labuan,
Jalan Merdeka, 87000 Federal Territory of Labuan, Malaysia
ラブアン支店クアラルンプール出張所
Kuala Lumpur Marketing Office
5th Floor, Wisma Hamzah Kwong Hing, No. 1 Leboh Ampang, 50100
Kuala Lumpur, Malaysia
シンガポール支店
Singapore Branch
9 Raffles Place, #01-01 Republic Plaza, Singapore 048619,
Republic of Singapore
65-6538-3388
シンガポール支店
Singapore Branch
50 Raffles Place, Singapore Land Tower #42-01/06,
Singapore 048623, Republic of Singapore
65-6225-9155
マレーシア
シンガポール
76
49-40-34990
49-30-2096-3037
39-02-669931
351-21-351-4550
7-501-797-4501
973-227518
90-212-288-5645
20-2-394-5647
95-1-54-4055
95-1-54-4056
66-2-266-3011
60-87-410487
60-3-2031-3149
インドネシア
ジャカルタ支店
Jakarta Branch
Midplaza Building 1F-3F, Jl. J. Sudirman Kav. 10-11, Jakarta,
Republic of Indonesia
62-21-570-6185
ジャカルタ支店スラバヤ出張所
Surabaya Sub-Branch
Graha Bumi Modern, Jl. Jenderal Basuki Rakhmat 106-128,
Surabaya 60271, Republic of Indonesia
62-31-531-6711
ジャカルタ支店バンドン出張所
Bandung Sub-Branch
Graha Internasional Jl. Asia Afrika No.129, Bandung 40112,
Republic of Indonesia
62-22-424-1870
フィリピン
マニラ支店
Manila Branch
15th Floor, 6788 Ayala Ave., Makati City, Philippines
63-2-886-7371
ベトナム
ホーチミン支店
Ho Chi Minh City Branch
8th Floor, The Landmark, 5B Ton Duc Thang Street, District 1,
Ho Chi Minh City, Socialist Republic of Vietnam
84-8-8231-560
ハノイ支店
Hanoi Branch
601 Metropole Centre, 56 Ly Thai To Street, Hanoi,
Socialist Republic of Vietnam
84-4-8244-855
北京支店
Beijing Branch
Beijing Fortune Building, 5 Dong Sanhuan Bei-Lu,
Chaoyang District, Beijing, People’s Republic of China
北京駐在員事務所
Beijing Representative Office
Room 304, 3rd Floor, Chang Fu Gong Office Building, No. Jia 26,
Jianguomenwai Dajie, Chaoyang-qu, Beijing 100022, People’s Republic of China
天津支店
Tianjin Branch
21F Tianjin International Building, 75 Nanjing Road, Tianjin,
People’s Republic of China
86-22-2311-0088
上海支店
Shanghai Branch
20F, HSBC Tower, 101 Yin Cheng Dong Lu, Pudong New Area,
Shanghai, People’s Republic of China, 200120
86-21-6841-1515
上海駐在員事務所
Shanghai Representative Office
24-04, Rui Jin Building, 205 Mao Ming Road (South),
Shanghai, People’s Republic of China
大連支店
Dalian Branch
11F, Senmao Building, 147 Zhongshan Road, Xigang District,
Dalian, People’s Republic of China
深 支店
Shenzhen Branch
16th Floor, Shenzhen International Financial Building, 2022 Jianshe Road,
Luohu District, Shenzhen, Guangdong Province, People’s Republic of China
86-755-8222-3060
広州駐在員事務所
Guangzhou Representative Office
Room 28-02, Citic Plaza, 233 Tianhe North Road, Guangzhou,
People’s Republic of China
86-20-3877-0268
成都駐在員事務所
Chengdu Representative Office
Room No. 2617, Holiday Inn Crowne Plaza Chengdu 31, Zong Fu Street,
Chengdu, Sichuan Province, People’s Republic of China
86-28-8674-5575
無錫駐在員事務所
Wuxi Representative Office
Room No.1903, People’s Bank of China Building, 33 Wuai Road,
Wuxi, Jiangsu, People’s Republic of China
86-510-275-2005
香港支店
Hong Kong Branch
14F Tower 1, Admiralty Centre, 18 Harcourt Road,
Central, Hong Kong, People’s Republic of China
852-2862-7888
香港支店
Hong Kong Branch
38th Floor, Gloucester Tower, 11 Pedder Street,
Central, Hong Kong, People’s Republic of China
852-2844-8000
九龍支店
Kowloon Branch
15F Peninsula Office Tower, 18 Middle Road, Kowloon,
Hong Kong, People’s Republic of China
852-2315-4333
九龍支店イーストチムサツイ出張所
East Tsim Sha Tsui Sub-Branch
Rooms 127-130, 1st Floor East Ocean Centre, 98 Granville Road,
Kowloon, Hong Kong, People’s Republic of China
852-2369-5407
台湾
台北支店
Taipei Branch
9th Floor, Union Enterprise Plaza, 109,
Min Sheng East Road Sec. 3, Taipei 105, Taiwan
韓国
ソウル支店
Seoul Branch
4th Floor Young Poong Bldg., 33 Seorin-Dong, Chongro-ku,
Seoul, Republic of Korea
プサン支店
Busan Branch
Kyobo Life Building 12F, 88-7, 4Ka, Chungang-Dong,
Chung-Ku, Busan, Republic of Korea
中国
86-10-6590-8888
86-10-6513-9016/7
86-21-6472-6270/3963
三
菱
東
京
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86-411-360-6000
海
外
ネ
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886-2-2514-0598
82-2-399-6400
82-51-463-0927
77
(平成15年3月31日現在)
連結子会社・主な関連会社
(国内)
以下掲載のすべての会社は三菱東京フィナンシャル・グループの連結子会社・主な関連会社です。うち、株式会社東京三菱銀行、三菱信託銀行
株式会社を除き、黒色は東京三菱銀行、オレンジ色は三菱信託銀行の連結子会社・主な関連会社です。なお、紫色は両行の主な関連会社です。
連結子会社 会社名
三
菱
東
京
フ
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ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
国
内
︶
78
(平成11年6月1日現在)
所在地・電話
事業の内容
設立年月日・
資本金又は
出資金
三菱東京フィナン
シャル・グループの
議決権に対する
所有割合
東京三菱銀行の
議決権に対する
所有割合
100 %
%
株式会社東京三菱銀行
東京都千代田区丸の内2-7-1
03-3240-1111
銀行業
大正08年08月25日
785,969百万円
三菱信託銀行株式会社
東京都千代田区丸の内1-4-5
03-3212-1211
銀行業、信託業
昭和02年03月10日
305,143百万円
株式会社ディーシーカード
東京都渋谷区道玄坂1-3-2
03-3464-6611
クレジットカード業、
ローンの保証業
昭和42年12月23日
7,600百万円
43.06
(43.06)
[8.11]
菱信ディーシーカード
株式会社
東京都渋谷区渋谷2-20-12
03-3498-3591
クレジットカード業
昭和58年04月11日
50百万円
75.20
(75.20)
[18.80]
14.00
(10.00)
株式会社東京クレジット
サービス
東京都千代田区一ツ橋2-6-3
03-5275-7600
クレジットカード業、
外貨両替業
昭和56年07月03日
100百万円
28.50
(28.50)
[47.50]
26.50
(21.50)
[47.50]
ダイヤモンド信用保証
株式会社
東京都文京区本郷3-18-14
03-3817-8211
昭和50年02月28日
400百万円
99.66
(99.66)
[0.26]
99.66
個人ローン保証業
菱信保証株式会社
東京都品川区西五反田1-2-10
03-5487-3718
ローン保証業
昭和52年04月20日
248百万円
57.86
(57.86)
[40.12]
株式会社ディーシー債権回収
東京都渋谷区道玄坂1-3-2
03-3464-6007
債権管理回収業
平成12年04月25日
500百万円
株式会社ディー・シー・
サービス
東京都渋谷区恵比寿4-1-18
03-5420-8400
会員向け保険代理業、
旅行代理業等
昭和55年06月05日
100百万円
株式会社ティーシーサービス
東京都千代田区一ツ橋2-6-3
03-5275-3455
旅行代理・保険代理業
昭和63年10月05日
10百万円
株式会社ディーシーカード・
トレーディング
東京都渋谷区恵比寿1-11-13
03-5420-8232
会員向け物販・発送
代行業
平成 元 年07月26日
100百万円
ジャパンクーポンサービス
株式会社
東京都渋谷区恵比寿1-11-13
03-5421-3510
ファクタリング業
平成10年04月27日
90百万円
株式会社ディー・シー・
ビジネスサポート
東京都渋谷区恵比寿4-1-18
03-5420-7008
人材派遣業
平成02年07月05日
30百万円
君津ダイヤモンド
エージェンシー株式会社
千葉県君津市君津1番地
0439-55-6411
銀行代理店業
昭和59年12月03日
10百万円
東京ダイヤモンド・マーケ
ティングサービス株式会社
東京都新宿区西新宿3-7-1
03-5322-1284
ダイレクトマーケ
ティング業
平成09年05月08日
10百万円
ダイヤモンドビジネス
コンサルティング株式会社
東京都新宿区四谷3-2-1
03-3226-4222
セミナー・コンサル
ティング業
昭和55年10月01日
260百万円
30.00
(30.00)
[60.00]
25.00
(20.00)
[60.00]
株式会社東京リサーチ
インターナショナル
東京都中央区日本橋本石町1-2-2
03-3278-7461
セミナー・コンサル
ティング業
昭和54年07月20日
600百万円
25.00
(25.00)
[75.00]
25.00
(10.00)
[75.00]
エムティービー アップル
プランニング株式会社
東京都品川区西五反田1-2-10
03-3492-1433
研修受託業
平成03年07月01日
100百万円
エムティービーキャピタル
株式会社
東京都台東区上野3-23-6
03-3834-2121
ベンチャー
キャピタル業
平成08年04月01日
100百万円
ダイヤモンド抵当証券
株式会社
東京都中央区日本橋3-1-8
03-5200-1551
抵当証券業
昭和58年06月01日
6,865百万円
ダイヤモンドファクター
株式会社
東京都千代田区神田佐久間町1-10 ファクタリング業
03-3251-8351
昭和52年06月01日
900百万円
東京ダイヤモンド債権回収
株式会社
東京都新宿区西新宿2-4-1
03-3345-2050
平成12年10月03日
500百万円
サービサー業
三菱信託銀行の
議決権に対する
所有割合
ー
ー
ー
ー
%
100
41.30
(2.45)
[8.11]
1.76
61.20
(18.80)
[18.80]
2.00
ー
[0.26]
ー
57.86
(14.52)
[40.12]
100
(100)
100
(100)
ー
100
(100)
100
(100)
ー
40.00
(40.00)
[60.00]
40.00
(40.00)
[60.00]
ー
100
(100)
100
(100)
ー
51.00
(51.00)
51.00
(51.00)
ー
100
(100)
100
(100)
ー
100
(100)
100
100
(100)
100
100
(100)
80.00
(80.00)
[20.00]
ー
ー
5.00
ー
100
ー
ー
100
(100)
100
76.94
(76.94)
[6.11]
75.83
(2.22)
[6.11]
100
(100)
100
80.00
(35.00)
[20.00]
ー
1.11
ー
会社名
所在地・電話
事業の内容
設立年月日・
資本金又は
出資金
三菱東京フィナン
シャル・グループの
議決権に対する
所有割合
東京三菱銀行の
議決権に対する
所有割合
三菱信託銀行の
議決権に対する
所有割合
100 %
(100)
100 %
100
(100)
100
57.29
(57.29)
[1.76]
53.50
(0.10)
[1.29]
100
(100)
100
(100)
ー
95.00
(95.00)
95.00
(95.00)
ー
65.00
(65.00)
65.00
(65.00)
ー
100
(100)
100
(100)
ー
66.66
(66.66)
66.66
(64.23)
ー
平成12年03月03日
5,000百万円
74.85
(74.85)
[1.57]
73.28
(50.76)
[1.57]
1.57
投資信託委託・投資
顧問業
昭和60年08月01日
2,000百万円
51.80
(51.80)
[10.48]
48.51
(7.17)
[10.48]
3.29
東京都千代田区内幸町1-1-1
03-3595-6011
証券業
平成14年03月12日
1,000百万円
三菱信アセットマネジメント
株式会社
東京都港区北青山1-2-3
03-5411-6026
投資信託委託・投資
顧問業
平成12年02月15日
495百万円
日信ビル管理株式会社(注2)
東京都中央区日本橋3-1-4
03-3245-8095
不動産賃貸管理業
平成 元 年02月22日
200百万円
三菱信不動産販売株式会社
東京都千代田区神田神保町2-13
03-3237-3761
住宅仲介業
昭和63年06月14日
100百万円
日信信用保証株式会社
東京都品川区西五反田1-2-10
03-5437-0240
ローン保証業
昭和54年06月29日
50百万円
日信ビジネスサービス
株式会社(注3)
東京都世田谷区池尻3-1-12
03-3412-6221
三菱信託銀行業務の
事務代行業
昭和59年07月04日
30百万円
東京ダイヤモンド・
エージェンシー株式会社(注4)
東京都世田谷区池尻3-1-12
03-3412-4132
事務受託業
平成06年02月23日
30百万円
ダイヤ印刷株式会社
東京都千代田区丸の内2-7-1
03-3240-4573
印刷業
昭和49年01月23日
10百万円
東京ダイヤモンド・
グローバルサービス株式会社(注4)
東京都中央区日本橋本石町1-3-2
03-3245-9500
銀行事務代行業
平成09年12月12日
30百万円
東京ダイヤモンド・ビジネス
株式会社
東京都中央区日本橋1-3-2
03-3245-9251
消費者ローンの受付・相談、
担保管理業、契約書の保管
平成08年09月05日
10百万円
ダイヤモンドネットワーク
サービス株式会社(注4)
東京都世田谷区池尻3-1-12
03-3411-6251
ATM管理業
平成06年06月27日
10百万円
東京三菱インフォメーション
テクノロジー株式会社
東京都目黒区青葉台4-8-6
03-3481-8866
コンピュータ・システ
ム開発業
昭和63年06月30日
181百万円
ダイヤモンド・ビジネス・
エンジニアリング株式会社
東京都中央区日本橋本石町1-2-2
03-3245-9291
システムソフト
販売業
昭和62年11月28日
200百万円
菱信データ株式会社
東京都港区港南2-9-8
03-5462-2610
電子計算機へのデータ
入力管理・保管業
昭和54年06月30日
10百万円
三菱信情報システム株式会社
東京都港区港南2-9-8
03-5462-2600
コンピュータ・システ
ムの開発・運用管理業
昭和59年12月12日
100百万円
ダイヤモンド総合管理
株式会社
東京都文京区本郷3-18-14
03-5689-3181
担保不動産の競落業
平成07年04月05日
300百万円
ダイヤモンド不動産調査
株式会社
東京都中央区日本橋本石町1-2-2
03-5200-6535
担保不動産の評価調
査業
昭和61年01月27日
30百万円
三菱証券株式会社
東京都千代田区丸の内2-4-1
03-6213-8500
証券業
昭和23年03月04日
65,254百万円
国際キャピタル株式会社
東京都中央区日本橋茅場町1-7-2
03-3668-6211
ベンチャーキャピタ
ル業
昭和60年12月12日
3,100百万円
国際カードシステム株式会社
東京都千代田区丸の内2-5-2
03-3297-7815
クレジットカード業
昭和61年01月21日
100百万円
国際土地建物株式会社
東京都中央区新川2-27-1
03-3297-7631
不動産賃貸業・管理業
昭和62年06月01日
50百万円
国際ビジネス・アンド・
システムサービス株式会社
東京都中央区新川2-27-1
044-587-3811
システム開発業
平成02年06月29日
350百万円
株式会社トレードワン・
システムズ
東京都中央区日本橋本町3-7-2
03-5652-5611
情報処理業
平成13年03月22日
3,600百万円
Meネット証券株式会社
東京都港区六本木1-7-27
03-3505-8989
証券業
東京三菱投信投資顧問
株式会社
東京都千代田区丸の内3-2-3
03-5223-5700
三菱東京ウェルス
マネジメント証券株式会社
ー
100
(100)
100
(100)
100
(100)
ー
100
(100)
ー
46.00
(46.00)
[54.00]
4.28
(0.06)
[0.47]
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
ー
100
100
ー
100
(100)
ー
100
(100)
ー
46.00
(41.00)
[54.00]
100
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
国
内
︶
100
100
(100)
100
100
(100)
100
100
(100)
100
100
(100)
100
100
(100)
100
100
(100)
100
15.00
(15.00)
[42.00]
%
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
15.00
(5.00)
[42.00]
100
(100)
ー
100
(100)
ー
ー
100
100
79
会社名
所在地・電話
事業の内容
設立年月日・
資本金又は
出資金
株式会社エムティービー インベ
ストメント テクノロジー研究所
東京都港区芝2-5-6
03-3457-1977
コンピュータ・ソフト
ウエアの研究・開発業
昭和63年01月14日
2,500百万円
ダイヤモンド不動産株式会社
東京都中央区本石町1-2-2
03-3245-9491
不動産管理・賃貸業
昭和60年03月20日
490百万円
永楽実業株式会社
東京都千代田区丸の内1-4-5
03-6214-7011
不動産賃貸管理業、
物品販売業
昭和31年12月25日
50百万円
ダイヤモンドテクノサービス
株式会社
東京都豊島区西池袋1-22-8
03-5950-6571
建物設備の保守・運
転管理業
昭和47年10月07日
20百万円
東銀ビジネスサービス
株式会社
東京都中央区日本橋本石町1-2-2
03-3245-9680
銀行事務代行業
昭和59年04月03日
30百万円
ダイヤモンドスタッフ
サービス株式会社
東京都中央区日本橋3-1-8
03-5201-3121
人材派遣業、職業紹
介業
昭和60年02月01日
20百万円
三菱信ビジネス株式会社
東京都豊島区西池袋1-7-7
03-5391-3431
三菱信託銀行業務の
事務代行・人材派遣業
昭和50年04月01日
50百万円
東京ダイヤモンド・
厚生サービス株式会社
東京都千代田区丸の内2-7-1
03-3240-2723
銀行福利厚生業
昭和60年08月14日
15百万円
三菱東京フィナン
シャル・グループの
議決権に対する
所有割合
100 %
(100)
100
(100)
100
(100)
東京三菱銀行の
議決権に対する
所有割合
%
100
ー
100
ー
100
100
(100)
100
100
(100)
100
100
(100)
100 %
ー
100
(100)
100
(100)
三菱信託銀行の
議決権に対する
所有割合
ー
ー
ー
100
ー
100
ー
(注)1. 議決権に対する所有割合の欄の( )内は、各社の間接所有割合(内書き)、[ ]内は、各社の「自己と出資、人事、資金、技術、取引等において緊密な関係があることにより自己の意
思と同一の内容の議決権を行使すると認められる者」および「自己の意思と同一の内容の議決権を行使することに同意している者」による所有割合(外書き)です。
2. 日信ビル管理株式会社は、平成15年4月1日付で永楽実業株式会社と合併しました。
3. 日信ビジネスサービス株式会社は、平成15年4月1日付で三菱信ビジネス株式会社と合併しました。
4. 東京ダイヤモンド・エージェンシー株式会社、東京ダイヤモンド・グローバルサービス株式会社およびダイヤモンドネットワークサービス株式会社は、平成15年4月1日付で合併し、
東京ダイヤモンド・エージェンシー株式会社となりました。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
主な持分法適用関連会社(国内)
会社名
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
国
内
︶
所在地・電話
(平成11年6月1日現在)
事業の内容
設立年月日・
資本金又は
出資金
三菱東京フィナン
シャル・グループの
議決権に対する
所有割合
63.50 %
(63.50)
東京三菱銀行の
議決権に対する
所有割合
三菱信託銀行の
議決権に対する
所有割合
46.00 %
(11.00)
17.50 %
株式会社東京三菱
キャッシュワン(注2)
東京都中央区日本橋2-3-4
03-5299-6600
消費者ローン業
平成13年08月09日
20,000百万円
ダイヤモンドリース
株式会社
東京都千代田区丸の内3-3-1
03-3287-6451
リース業
昭和46年04月12日
16,440百万円
15.01
(15.01)
[21.93]
9.27
(4.28)
[14.80]
6.25
(0.77 )
[7.12]
東京都中央区日本橋室町2-4-3
03-3270-5261
リース業
昭和54年10月06日
5,050百万円
17.65
(17.65)
[15.27]
12.65
(7.65)
[15.27]
5.00
東銀リース株式会社
ダイヤモンドキャピタル
株式会社
東京都千代田区神田鍛冶町3-6-3
03-3252-4591
ベンチャー
キャピタル業
昭和49年08月01日
750百万円
16.33
(16.33)
[10.66]
11.33
(2.00)
[8.66]
5.00
国際投信投資顧問
株式会社
東京都中央区日本橋本町1-3-11
03-3241-9101
投資信託業、
投資顧問業
昭和58年03月01日
2,680百万円
日本マスタートラスト
信託銀行株式会社
東京都港区浜松町2-11-3
03-5403-5100
銀行業、信託業
昭和60年11月13日
10,000百万円
三菱アセット・ブレインズ
株式会社
東京都千代田区丸の内3-2-3
03-5220-3250
投資信託調査評価業
平成10年12月25日
480百万円
日本確定拠出年金
コンサルティング株式会社(注2)
東京都千代田区有楽町2-10-1
03-3287-0251
確定拠出年金運営
管理業
平成13年03月16日
3,000百万円
ダイヤモンドコンピューター
サービス株式会社
東京都千代田区五番町4-7
03-3265-6681
情報処理業
昭和45年07月10日
6,059百万円
エムアンドティー・インフォメー
ション・テクノロジー株式会社
東京都港区港南2-9-8
03-3458-7400
コンピュータシステム
の開発・運用管理業
平成10年12月 21日
5,010百万円
28.01
(28.01)
29.00
(29.00)
26.67
(24.06)
[2.00]
1.33
29.00
ー
50.00
(50.00)
25.00
25.00
70.00
(70.00)
35.00
35.00
19.25
(19.25)
[28.75]
18.04
(13.09)
[28.75]
50.00
(50.00)
1.68
50.00
ー
(注)1. 議決権に対する所有割合の欄の( )内は、各社の間接所有割合(内書き)、[ ]内は、各社の「自己と出資、人事、資金、技術、取引等において緊密な関係があることにより自己の意
思と同一の内容の議決権を行使すると認められる者」および「自己の意思と同一の内容の議決権を行使することに同意している者」による所有割合(外書き)です。
2. 株式会社東京三菱キャッシュワンおよび日本確定拠出年金コンサルティング株式会社は、三菱東京フィナンシャル・グループにとりましては連結子会社となります。
80
(平成15年3月31日現在)
連結子会社・主な関連会社
(海外)
すべての会社は三菱東京フィナンシャル・グループの連結子会社・主な関連会社です。うち、黒色は東京三菱銀行、オレンジ色は三菱信託
銀行の連結子会社・主な関連会社です。
連結子会社
会社名
所在地
事業の内容
三菱東京フィナン
シャル・グループの
議決権に対する
所有割合
100 %
1955/10/3
(100)
132,922千米ドル
設立年月日・
資本金又は
出資金
東京三菱銀行信託会社
Bank of Tokyo-Mitsubishi
Trust Company
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
商業銀行業
信託業
トーリース・コーポレーション
Tohlease Corporation
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
リース業
スペクトラム・キャピタル
Spectrum Capital, Ltd.
アメリカ合衆国コネチカッ
ト州グリニッジ市
金融業
1985/7/10
10,000千米ドル
SPC ネバダ
SPC Nevada, Inc.
アメリカ合衆国ネバダ州
カーソン市
金融業
1989/9/12
0.1千米ドル
スペクトラム・コロナ
Spectrum Corona, Inc.
アメリカ合衆国デラウェ
ア州ウィルミントン市
金融業
1987/9/22
1,190千米ドル
スペクトラム・コロナ・
コジェネレーション
Spectrum Corona
Cogeneration, Ltd.
アメリカ合衆国デラウェ
ア州ウィルミントン市
金融業
1987/7/29
348千米ドル
スペクトラム(CSW)
Spectrum (CSW) Inc.
アメリカ合衆国デラウェ
ア州ウィルミントン市
金融業
1993/4/22
3,354千米ドル
1974/3/12
200千米ドル
スペクトラム(チャイナSW)
Spectrum (China SW) Ltd.
アメリカ合衆国デラウェ
ア州ウィルミントン市
金融業
1993/4/22
33千米ドル
ウイングスパンⅡ
Wingspan ll. Inc.
アメリカ合衆国デラウェ
ア州ウィルミントン市
金融業
1995/12/29
1千米ドル
ボロ
Volo Inc.
アメリカ合衆国ネバダ州
カーソン市
金融業
1994/12/22
0.1千米ドル
スペクトラム・アビエーション
サービシーズ
Spectrum Aviation
Services Inc.
アメリカ合衆国バージニア
州レストン市
航空機鑑定
評価業
1998/4/17
0.1千米ドル
BTMアドミニストレーターズ
BTM Administrators, Inc.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
BTMファンディング・
コーポレーション
BTM Funding Corporation
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
BTMファイナンシャル・
アンド・リーシングB3
BTM Financial & Leasing
Corporation B-3
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
BTMファイナンシャル・
アンド・リーシングB4
BTM Financial & Leasing
Corporation B-4
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
BTMファイナンシャル・
アンド・リーシングB6
BTM Financial & Leasing
Corporation B-6
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
BTMファイナンシャル・
アンド・リーシングB11
BTM Financial & Leasing
Corporation B-11
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
U.B. ビークル・リーシング
U.B. Vehicle Leasing, Inc.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
BTMファイナンシャル・
リソーシズ
BTM Financial Resources,
Inc.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
BTMファイナンシャル・
サービシズ
BTM Financial Services,
Inc.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
BTMサービス・
コーポレーション
BTM Service Corp.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
BTMファイナンシャル・アンド・
リーシング・ポートフォリオ
BTM Financial & Leasing
Portfolios, Inc.
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
1千米ドル
BTMファイナンシャル・アンド・
リーシング・コーポレーション
BTM Financial & Leasing
Corporation
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
10千米ドル
100
(100)
東京三菱銀行の
議決権に対する
所有割合
三菱信託銀行の
議決権に対する
所有割合
100 %
%
—
100
(100)
—
75
75
(75)
—
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
海
外
︶
(注)議決権に対する所有割合の欄の( )内は、各社の間接所有割合(内書き)、[ ]内は、「自己と出資、人事、資金、技術、取引等において緊密な関係があることにより自己の意思と同一
の内容の議決権を行使すると認められる者」および「自己の意思と同一の内容の議決権を行使することに同意している者」による所有割合(外書き)です。
81
(平成11年6月1日現在)
会社名
所在地
事業の内容
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
不動産管理業
ダッチェス・ターンパイク・リアルティー・ Dutchess Turnpike Realty
Holding Corporation
ホールディング・コーポレーション
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
不動産管理業
1993/12/28
0千米ドル
C.K.M.B.
コーポレーション
C.K.M.B. Corporation
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
不動産管理業
1985/9/18
0千米ドル
米国三菱信託銀行
Mitsubishi Trust & Banking
Corporation (U.S.A.)
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
銀行業、信託業
1986/3/19
40,000千米ドル
ユニオンバンカル・
コーポレーション
UnionBanCal Corporation
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
持株会社
ユニオン・バンク・オブ・
カリフォルニア
Union Bank of California,
N.A.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
商業銀行業、
1864/7/5
信託業
604,576千米ドル
ユニオン・バンク・オブ・
カリフォルニア・リーシング
Union Bank of California
Leasing, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
リース業
1973/2/28
250千米ドル
UBOC Community
UBOC コミュニティー・
デベロップメント・コーポレーション Development Corporation
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
投資業
1971/11/3
0千米ドル
カル・ファースト・
プロパティーズ
Cal First Properties, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
不動産管理業
1971/5/21
1千米ドル
UBOC コムストックⅠ
UBOC ComstockⅠ
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
システム開発
1983/1/3
25千米ドル
UBOC インベストメント・
サービシズ
UBOC Investment
Services, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州ロスアンゼルス市
金融業
1983/10/7
25千米ドル
ユニオン・バンク・オブ・カリフォル
ニア・インターナショナル
Union Bank of California
International
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
金融業
1965/4/5
2,000千米ドル
ユニオン・バンク・オブ・カリフォ Union Bank of California
ルニア・セルビソス(ブラジル) Cerviços Limitada
ブラジル連邦共和国サン
パウロ州サンパウロ市
金融業
1982/6/4
2,613ブラジルレアル
スタンコ・プロパティーズ
Stanco Properties, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州ロスアンゼルス市
金融業
1969/5/23
45千米ドル
バンカーズ・コマーシャル・
コーポレーション
Bankers Commercial
Corporation
アメリカ合衆国カリフォ
ルニア州サンディエゴ市
リース業
1969/8/14
50千米ドル
ユニオンバンカル・コマーシャル・ UnionBanCal Commercial
ファンディング・コーポレーション Funding Corporation
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州ロスアンゼルス市
金融業
1988/9/13
500千米ドル
ユニオンバンカル・
エクイティーズ
UnionBanCal Equities, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州ロスアンゼルス市
投融資業
ユニオンバンカル・
ベンチャー・コーポレーション
UnionBanCal Venture
Corporation
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州ロスアンゼルス市
ベンチャー
キャピタル業
1967/8/21
2,000千米ドル
UNBCリーシング
UNBC Leasing, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州ロスアンゼルス市
リース業
1974/10/28
1千米ドル
ユニオンバンカル・
リーシング・コーポレーション
UnionBanCal Leasing
Corporation
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州ロスアンゼルス市
リース業
1970/11/25
25千米ドル
ユニオンバンカル・
モーゲージ・コーポレーション
UnionBanCal Mortgage
Corporation
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
金融業
SBSリアルティー
SBS Realty Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
不動産管理業
UNBC(ケイマン)
UNBC (Cayman), Ltd.
英領西インド諸島グランド
ケイマン島
保険業
1985/3/3
50千米ドル
ミルズ・ラルストン
Mills-Ralston, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
金融業
1985/12/27
100千米ドル
NPMMリアルティー
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
海
外
︶
82
三菱東京フィナン
設立年月日・
シャル・グループの
資本金又は
議決権に対する
出資金
所有割合
100 %
1990/10/30
(100)
0千米ドル
NPMM Realty, Inc.
1953/2/2
905,668千米ドル
1974/7/1
0千米ドル
1979/7/30
500千米ドル
1968/10/11
25千米ドル
東京三菱銀行の
議決権に対する
所有割合
三菱信託銀行の
議決権に対する
所有割合
100 %
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
65.49
(65.49)
%
100
ー
65.49
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
会社名
所在地
事業の内容
設立年月日・
資本金又は
出資金
1987/7/9
5,000千米ドル
ハイマーク・キャピタル・
マネジメント
HighMark Capital
Management, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
投資顧問業
ユニオンバンカル・
ファイナンス・トラストⅠ
UnionBanCal Finance
Trust Ⅰ
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
貸出業
BCC OX 1
BCC OX Ⅰ, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
リース業
BCC OX 2
BCC OX Ⅱ, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
投資業
セマ OP 8
SEMA OP8 LLC
アメリカ合衆国デラウェ
ア州デラウェア市
リース業
2000/12/19
25,637千米ドル
セマ OP 9
SEMA OP9 LLC
アメリカ合衆国デラウェ
ア州デラウェア市
リース業
2000/12/19
40,240千米ドル
モルガンタウン OL 5
MORGANTOWN OL5 LLC
アメリカ合衆国デラウェ
ア州デラウェア市
リース業
2000/12/19
13,413千米ドル
ディッカーソン OL 4
DICKERSON OL4 LLC
アメリカ合衆国デラウェ
ア州デラウェア市
リース業
2000/12/19
12,224千米ドル
モルガンタウン OL 6
MORGANTOWN OL6 LLC
アメリカ合衆国デラウェ
ア州デラウェア市
リース業
2000/12/19
17,884千米ドル
モルガンタウン OL 7
MORGANTOWN OL7 LLC
アメリカ合衆国デラウェ
ア州デラウェア市
リース業
2000/12/19
22,355千米ドル
ベイタウン・ワン A
Baytown One A, LLC
アメリカ合衆国デラウェ
ア州ウィルミントン市
リース業
2001/12/31
50,918千米ドル
ベイタウン・ワン B
Baytown One B, LLC
アメリカ合衆国デラウェ
ア州ウィルミントン市
リース業
2001/12/31
50千米ドル
ベイタウン・ワン
パートナーズ
Baytown One Partners,
L.P.
アメリカ合衆国デラウェ
ア州ウィルミントン市
リース業
2001/12/31
50,969千米ドル
UBOCインシュランス
UBOC Insurance, Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
保険業
アームストロング/
ロビタイル
Armstrong/Robitaille, Inc.
アメリカ合衆国カリフォ
ルニア州フラートン市
保険代理業
UBOC
コマーシャル
UBOC Commercial, LLC
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
投資業
2002/9/27
306,483千米ドル
UBOC 1
UBOC-I, LP
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンフランシスコ市
金融業
2002/9/27
309,566千米ドル
ジョン・バーナム・
アンド・カンパニー
John Burnham and
Company
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州サンディエゴ市
保険代理業
2002/12/19
7千米ドル
タナー・インシュランス・
ブローカーズ
Tanner Insurance Brokers,
Inc.
アメリカ合衆国カリフォル
ニア州プレザントン市
保険代理業
2003/3/31
226千米ドル
Tokyo-Mitsubishi
Securities (USA), Inc.
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
証券業
1987/1/23
69,000千米ドル
BTMノースアメリカ・
インターナショナル
BTM North America
International, Inc.
アメリカ合衆国デラウェ
ア州ドーバー市
持株会社
1995/3/1
24,877千米ドル
メキシコ東京三菱銀行
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Mexico) S.A.
メキシコ合衆国メキシコ・
シティ市
商業銀行業
BTMキャピタル・
コーポレーション
BTM Capital Corporation
アメリカ合衆国マサチュー
セッツ州ボストン市
リース業
1990/5/31
29千米ドル
ニュー・ボストン・
パートナーズ
New Boston Partners
Ltd.
英国ロンドン市
リース業
1991/5/3
14千英ポンド
東京三菱セキュリティーズ
(USA)
1999/2/19
10,824千米ドル
1979/5/10
10千米ドル
1980/2/7
10千米ドル
1983/7/27
5千米ドル
2001/11/30
1千米ドル
1995/3/1
207,818千メキシコ
三菱東京フィナン
シャル・グループの
議決権に対する
所有割合
100 %
(100)
東京三菱銀行の
議決権に対する
所有割合
三菱信託銀行の
議決権に対する
所有割合
100 %
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
100
(100)
100
100
(100)
%
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
海
外
︶
—
—
100
(99.00)
—
ペソ
100
(100)
100
100
(100)
100
(100)
—
—
83
会社名
アメリカ合衆国マサチュー リース業
セッツ州ボストン市
エンジン・リース・ファイナン
ス・コーポレーション
Engine Lease Finance
Corporation
アイルランド共和国
シャノン市
リース業
1993/9/24
1千米ドル
BTMCCサービス・
コーポレーション
BTMCC Service Corp.
アメリカ合衆国マサチュー リース業
セッツ州ボストン市
1997/6/3
1千米ドル
エイビエーション・リース・
ファイナンス
Aviation Lease Finance
L.L.C.
アイルランド共和国
シャノン市
リース業
1998/3/30
21,598千米ドル
Mitsubishi Trust Finance
(Ireland) PLC
アイルランド共和国
ダブリン市
金融業
1990/6/11
50,000千米ドル
Oak Grove Traincars, Inc.
アメリカ合衆国マサチュー リース業
セッツ州ボストン市
1998/9/15
1千米ドル
Tokyo-Mitsubishi Futures
(USA), Inc.
アメリカ合衆国イリノイ
州シカゴ市
金融先物
取次業
1987/12/18
0千米ドル
BTMリーシング・アンド・
ファイナンス
BTM Leasing & Finance,
Inc.
アメリカ合衆国ニュー
ヨーク州ニューヨーク市
リース業
1988/7/26
0千米ドル
カナダ東京三菱銀行
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Canada)
カナダ・オンタリオ州
トロント市
商業銀行業
BTMリーシング(カナダ)
コーポレーション
BTM Leasing (Canada)
Corporation
カナダ・オンタリオ州
トロント市
リース業
ブラジル東京三菱銀行
Banco de TokyoMitsubishi Brasil S/A
ブラジル連邦共和国
サンパウロ州サンパウロ市
商業銀行業
BTMエンプレエンディ
メントス(ブラジル)
Empreendimentos BTM
S/C Ltda.
ブラジル連邦共和国リオデジャ
ネイロ州リオデジャネイロ市
事務代行業
BTMリーシング(ブラジル)
BTM Leasing do Brasil S/A
Arrendamento Mercantil
ブラジル連邦共和国
サンパウロ州バルエリ市
リース業
BTMキュラソー・
ホールディング
BTM (Curaçao) Holdings
N.V.
オランダ自治領アンティール
キュラソーウィレムスタット市
貸出業
1972/5/3
1,664千米ドル
BTMファイナンス
(キュラソー)
BTM Finance (Curaçao)
N.V.
オランダ自治領アンティール
キュラソーウィレムスタット市
貸出業
1990/12/11
200千米ドル
BTM(ヨーロッパ)
BTM (Europe) Ltd.
英国ロンドン市
金融業
1967/12/6
37,600千英ポンド
BTMリーシング(英国)
BTM Leasing (UK) Ltd.
英国ロンドン市
リース業
東京三菱インターナショナル
Tokyo-Mitsubishi
International plc.
英国ロンドン市
証券業
TMI(ノミニーズ)
TMI (Nominees) Ltd.
英国ロンドン市
証券代理業
1997/2/19
0千英ポンド
東京三菱アセット・
マネジメント(UK)
Tokyo-Mitsubishi Asset
Management (UK) Ltd.
英国ロンドン市
投資顧問業
1984/8/20
2,000千英ポンド
三菱トラスト
インターナショナル
Mitsubishi Trust
International Limited
英国ロンドン市
証券業
1986/3/14
40,000千英ポンド
BTMセキュリティーズ
(スペイン)
BTM Securities (Spain)
S.A., S.V.B.
スペイン王国
マドリッド市
証券業
1986/11/26
4,508千ユーロ
BTMファイナンス
(ベルギー)
BTM Finance (Belgium)
S.A.
ベルギー王国
ブラッセル市
金融業
1974/10/5
3,323千ユーロ
MTBC (Europe) S.A.
ベルギー王国
ブラッセル市
金融業
1976/8/12
3,615千ユーロ
東京三菱フューチャーズ
(USA)
MTBC(ヨーロッパ)
84
三菱東京フィナン
シャル・グループの
議決権に対する
所有割合
100 %
1994/11/16
(100)
1千米ドル
設立年月日・
資本金又は
出資金
BFC Assets, Inc.
オーク・グローブ・
トレインカーズ
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
海
外
︶
事業の内容
BFCアセット
三菱信託ファイナンス
(アイルランド)
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
所在地
1981/7/31
182,572千カナダドル
1983/7/29
3,091千カナダドル
1933/10/18
186,911千ブラジルレアル
1973/9/17
41千ブラジルレアル
1985/2/1
7,000千ブラジルレアル
1972/9/12
0千英ポンド
1983/6/15
333,480千英ポンド
東京三菱銀行の
議決権に対する
所有割合
100 %
(100)
三菱信託銀行の
議決権に対する
所有割合
%
—
95.00
(95.00)
95.00
(95.00)
—
100
(100)
100
(100)
—
51.00
(51.00)
51.00
(51.00)
—
100
(100)
100
—
100
(100)
100
(100)
100
(100)
100
100
(100)
100
100
(100)
100
100
(100)
100
(100)
—
—
—
—
97.58
(97.58)
97.58
99.96
(99.96)
99.96
—
—
—
100
(100)
100
(100)
100
(100)
100
100
(100)
100
100
(100)
100
100
(100)
100
(100)
100
(100)
100
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(51.00)
—
100
(100)
—
—
—
—
—
100
—
100
(100)
100
(100)
100
(100)
100
100
(100)
—
—
—
100
—
会社名
所在地
事業の内容
三菱東京フィナン
シャル・グループの
議決権に対する
所有割合
100 %
1972/6/1
(100)
59,210千ユーロ
設立年月日・
資本金又は
出資金
オランダ東京三菱銀行
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Holland) N.V.
オランダ王国
アムステルダム市
商業銀行業
ポーランド東京三菱銀行
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Polska) Spolka Akcyjna
ポーランド共和国
ワルシャワ市
商業銀行業
2001/11/15
112,680千ズロチ
BTMトラスト(オランダ)
BTM Trust (Holland) B.V.
オランダ王国
アムステルダム市
事務代行業
1988/3/25
23千ユーロ
MTBC Finance (Aruba)
A.E.C.
オランダ領アルーバ
オランジェスタド
金融業
ルクセンブルグ
東京三菱銀行
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Luxembourg) S.A.
ルクセンブルグ大公国
ルクセンブルグ市
商業銀行業、
信託業
1974/4/11
35,300千米ドル
BTMルクス・マネジメント
BTM Lux Management
S.A.
ルクセンブルグ大公国
ルクセンブルグ市
投資信託委託業
1995/1/14
375千ユーロ
BTMユニット・マネジメント
BTM Unit Management
S.A.
ルクセンブルグ大公国
ルクセンブルグ市
投資信託委託業
1992/6/15
124千ユーロ
三菱東京ウェルス
マネジメント(スイス)
Mitsubishi-Tokyo Wealth
Management (Switzerland),
Ltd.
スイス連邦
ジュネーブ市
プライベート
バンク業
2002/7/16
50,000千スイスフラン
スイス東京三菱銀行
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Switzerland) Ltd.
スイス連邦
チューリッヒ市
商業銀行業、
証券業
1981/12/29
10,000千スイスフラン
ドイツ東京三菱銀行
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Deutschland) AG
ドイツ連邦共和国
フランクフルト市
商業銀行業、
証券業
1977/7/4
1,000千ユーロ
BTMリース(ドイツ)
BTM Lease (Deutschland)
GmbH
ドイツ連邦共和国
デュッセルドルフ市
リース業
1985/10/30
511千ユーロ
ドイツ連邦共和国
デュッセルドルフ市
リース業
1991/8/7
0千ユーロ
ドイツ連邦共和国
デュッセルドルフ市
リース業
1991/8/18
0千ユーロ
BTM Finanziaria (Italia)
S.p.A. in liquidazione
イタリア共和国
ミラノ市
金融業
1984/3/5
520千ユーロ
東京三菱インター
ナショナル(ホンコン)
Tokyo-Mitsubishi
International (HK) Limited
中華人民共和国・香港
投資銀行業
1973/3/30
80,000千米ドル
MFHKノミニーズ
MFHK Nominees Limited
中華人民共和国・香港
証券代理業
1992/10/6
0千香港ドル
BTMフューチャーズ
(シンガポール)
BTM Futures (Singapore)
Pte. Ltd.
シンガポール共和国
シンガポール市
金融先物
取次業
東京三菱インターナショナル
(シンガポール)
Tokyo-Mitsubishi International (Singapore) Ltd.
シンガポール共和国
シンガポール市
投資銀行業
BTMノミニーズ
(シンガポール)
BTM Nominees (Singapore)
Pte. Ltd.
シンガポール共和国
シンガポール市
証券代理業
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Malaysia) Berhad
マレーシア
クアラルンプール市
商業銀行業
Bank of Tokyo-Mitsubishi
(Australia) Ltd.
オーストラリア
シドニー市
商業銀行業
BTMファイナンス
(オーストラリア)
BTM Finance (Australia)
Ltd.
オーストラリア
シドニー市
金融業
BTMホールディング
(オーストラリア)
BTM Holding (Australia)
Ltd.
オーストラリア
シドニー市
持株会社
BTMプロパティーズ
(オーストラリア)
BTM Properties (Australia)
Pty. Ltd.
オーストラリア
シドニー市
不動産管理業
MTBCファイナンス
(アルーバ)
MASA Gesellschaft fur Beteili-
パートナーシップ(BTMリース) gungen und Grundstucksverマザ フリードベルク1
waltungen mbH Objekt 1 Fridberg 1
MASA Gesellschaft fur Beteili-
パートナーシップ(BTMリース) gungen und Grundstucksverマザ フリードベルク2
waltungen mbH Objekt 2 Fridberg 2
BTMファイナンス
(イタリア)
マレーシア東京三菱銀行
豪州東京三菱銀行
1992/9/7
10千米ドル
1985/8/6
200千シンガポールドル
1985/11/1
14,700千シンガポールドル
1993/1/14
0千シンガポールドル
1994/6/21
200,000千マレーシア
東京三菱銀行の
議決権に対する
所有割合
三菱信託銀行の
議決権に対する
所有割合
100 %
%
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
100
—
100
—
99.99
(99.99)
99.99
(99.99)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
90.00
(30.00)
100
(100)
100
100
(100)
100
10.00
—
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
—
95.00
(95.00)
[5.00]
99.99
(99.99)
95.00
[5.00]
99.99
(99.99)
—
99.99
(99.99)
99.99
(99.99)
—
—
100
(100)
100
100
(100)
100
100
(100)
100
(100)
100
(100)
100
100
(100)
100
100
(100)
100
(100)
100
(100)
100
100
(100)
100
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
—
—
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
海
外
︶
—
—
—
—
—
リンギット
1985/11/28
167,899千オーストラリア
—
ドル
1985/10/15
20,000千オーストラリア
ドル
1982/6/21
20,000千オーストラリア
ドル
1986/12/11
0千オーストラリアドル
85
会社名
BTM Nominees (Australia)
Pty. Ltd.
BTMノミニーズ
(オーストラリア)
所在地
事業の内容
三菱東京フィナン
シャル・グループの
議決権に対する
所有割合
100 %
1987/12/8
(100)
設立年月日・
資本金又は
出資金
オーストラリア
シドニー市
証券事務
代行業
0千オーストラリアドル
BTMスーパーアニュエーション BTM Superannuation
(Australia) Pty. Ltd.
(オーストラリア)
オーストラリア
シドニー市
信託事務
管理業
1997/7/20
0千オーストラリアドル
BTMIT (Europe) Ltd.
英国ロンドン市
システム保守・
開発・販売業
1998/2/16
20千英ポンド
BTM Nominees (HK) Ltd.
中華人民共和国・香港
証券事務
代行業
1982/11/5
0千香港ドル
英国領バミューダ
貸出業
1995/8/30
0千米ドル
BTMIT(ヨーロッパ)
BTMノミニーズ
(ホンコン)
MBL International Finance
MBLインターナショナル
ファイナンス(バミューダ)トラスト (Bermuda) Trust
パール・アビエーション
Pearl Aviation Limited
英国ロンドン市
金融業
1988/4/26
0.1千英ポンド
スペクトラム・エアクラフト
Spectrum Aircraft Limited
英国ロンドン市
金融業
1989/4/25
0.1千英ポンド
東京トラスト・ノミニーズ
Tokyotrust Nominees
Limited
英国ロンドン市
証券事務
代行業
1972/10/12
0千英ポンド
東京三菱銀行の
議決権に対する
所有割合
100 %
(100)
三菱信託銀行の
議決権に対する
所有割合
%
—
—
[100]
100
(100)
50.00
(50.00)
[50.00]
100
(100)
[100]
100
(100)
—
50.00
—
[50.00]
100
—
100
(100)
—
100
(100)
100
(100)
—
100
(100)
—
[100]
[100]
主な持分法適用関連会社(海外)
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
会社名
設立年月日・
資本金又は
出資金
ドイツ連邦共和国
フランクフルト市
銀行業
1988/10/3
20,451千ユーロ
BTMファイナンス
(タイランド)
BTM Finance and
Securities (Thailand) Ltd.
タイ王国・バンコク市
金融業
1971/12/23
150,000千バーツ
BTMホールディング
(タイランド)
BTM Holding (Thailand)
Co., Ltd.
タイ王国・バンコク市
投資業
1984/10/4
5,000千バーツ
キンチェン東京
ファイナンス
Kincheng-Tokyo Finance
Company Limited
中華人民共和国・香港
金融業
1980/6/6
100,000千香港ドル
南京国際リース
Nanjing International
Leasing Co., Ltd.
中華人民共和国・南京
リース業
RS・リーシング
RS Leasing Limited
英国チャンネル諸島
ジャージー島
金融業
1994/11/24
6千米ドル
オパール・リーシング
Opal Leasing Limited
英国バミューダ諸島
ハミルトン市
金融業
1989/4/10
12千米ドル
Trouville Limited
英国チャンネル諸島
ジャージー島
リース業
1992/9/17
1.5千米ドル
Cropston Limited
英国チャンネル諸島
ジャージー島
リース業
1992/6/26
1千米ドル
Baborr Leasing Limited
英国バミューダ諸島
ハミルトン市
金融業
1986/9/26
12千米ドル
アメジスト・リーシング
Amethyst Leasing Ltd.
英国バミューダ諸島
ハミルトン市
金融業
1992/3/26
4千米ドル
トパーズ・リーシング
Topaz Leasing Ltd.
英国バミューダ諸島
ハミルトン市
金融業
2000/11/27
3千米ドル
トルービル・リーシング
クロプストン
ベーボー・リーシング
86
事業の内容
MTBC Bank Deutschland
GmbH
MTBCバンク・ドイチュランド
連
結
子
会
社
・
主
な
関
連
会
社
︵
海
外
︶
所在地
1989/3/29
5,000千米ドル
三菱東京フィナン
シャル・グループの
議決権に対する
所有割合
50.00 %
(50.00)
東京三菱銀行の
議決権に対する
所有割合
%
14.08
(4.08)
[25.49]
13.10
(3.10)
[36.88]
50.00
25.00
(25.00)
[25.00]
50.00
(50.00)
25.00
49.00
(49.00)
50.00%
—
14.08
(14.08)
[25.49]
13.10
(13.10)
[36.88]
50.00
(50.00)
20.00
(20.00)
[20.00]
50.00
(50.00)
[50.00]
50.00
(50.00)
[50.00]
20.00
(20.00)
[20.00]
49.00
(49.00)
三菱信託銀行の
議決権に対する
所有割合
—
—
—
—
[25.00]
—
50.00
(50.00)
20.00
(20.00)
[20.00]
50.00
(50.00)
[50.00]
50.00
(50.00)
[50.00]
20.00
(20.00)
[20.00]
—
49.00
(49.00)
—
49.00
(49.00)
業務内容
1. 預金業務
(1)預金
7. 社債受託および登録業務
担保附社債信託法による社債の受託業務、
当座預金、普通預金、貯蓄預金、
通知預
公社債の募集受託および登録に関する業
金、定期預金、定期積金、別段預金、納
務を行っております。
税準備預金、非居住者円預金、外貨預
金等を取り扱っております。
(2)譲渡性預金
譲渡可能な定期預金を取り扱ってお
8. 金融先物取引の受託業務
金融先物・オプション取引の受託業務を
行っております。
ります。
9. 付帯業務
2. 貸出業務
(1)貸付
手形貸付、証書貸付および当座貸越を
取り扱っております。 (2)手形の割引
銀行引受手形、商業手形および荷付為
替手形の割引を取り扱っております。
3. 商品有価証券売買業務
国債等公共債の売買業務を行っており
ます。 (1)代理業務
① 日本銀行代理店、日本銀行歳入代
理店および国債代理店業務
② 地方公共団体の公金取扱業務
③ 勤労者退職金共済機構等の代理店
業務
④ 株式払込金の受入代理業務および
株式配当金、公社債元利金の支払
代理業務
東
京
三
菱
銀
行
⑤ 中小企業金融公庫等の代理貸付
業務
⑥ 三菱信託銀行の代理業務
4. 有価証券投資業務
(2)保護預りおよび貸金庫業務
預金の支払準備および資金運用のため、
国
(3)有価証券の貸付
債、地方債、社債、株式、その他の証券に投
(4)債務の保証(支払承諾)
資しております。 (5)金の売買
業
務
内
容
(6)公共債の引受
5. 内国為替業務
送金為替、
当座振込および代金取立等を取
り扱っております。 (7)
国債等公共債、
証券投資信託および保
険商品の窓口販売
(8)
コマーシャル・ペーパー等の取り扱い
(9)有価証券の私募の取り扱い
6. 外国為替業務
金利、通貨、商品等のデリバティブ取引
(10)
外国為替公認銀行として、輸出、輸入およ
(11)確定拠出年金運営管理業務
び外国送金その他外国為替に関する各種
業務を行っております。 87
(平成15年7月1日現在)
組織図
リテール部門
リテール拠点
ダイレクトバンキング部
リテール営業部 職域営業室
リテール融資室
プライベートバンキング室
法人営業部門
法人拠点
法人営業部 ITソリューション室 CAMSセンター
融資部 企業融資室
経営相談室 国際業務部
金融法人部
臨店指導室
関連融資室
審査第一部 融資業務室
公共法人部
ビジネスローン営業部
審査第二部
グローバル企業部門
米州審査部
海外拠点
欧州審査部
お
客
さ
ま
東
京
三
菱
銀
行
欧州業務部
海外拠点
米州企画室 米州法務室
米州総合リスク管理室
米州事務室
欧州企画室
欧州事務システム室
アジア審査部
営業第一部 営業第二部
営業第三部 営業第四部
営業第五部 営業第六部
アジア企画室
欧州本部
アジア本部
営業第一本部
営業審査部
営業第二本部
投資銀行・資産運用部門
金融商品開発部 投資銀行営業室
アジア商品開発室
金融商品開発本部
ストラクチャードファイナンス部 ストラクチャードファイナンス・シンガポール室
ストラクチャードファイナンス・香港室
欧州投資銀行部
組
織
図
米州本部
市場金融部 シンジケーション室
ストラクチャード
米州投資
ファイナンス本部
銀行部
市場金融本部
UNBC部門
ユニオン・バンク・オブ・カリフォルニア
オペレーションサービス部門
事務部
東京事務センター、大阪事務センター
決済事業部 経済協力室
オペレーションセンター
グローバルサービスセンター
ローン業務センター
カストディ業務部
システムサービス部門
システム部 共同化推進室
88
ITサービスセンター
多摩ビジネスセンター
トレジャリー部門
リテール企画室 カスタマーサービス室
マーケティング室
リテール人事室
法人営業企画室
市場企画室 情報企画室
資金証券部
為替資金部 為替資金米州室
為替資金部 為替資金欧州室
為替資金部 為替資金アセアン室
為替資金部 為替資金東アジア室
証券投資部
市場事務部
法人営業人事室
EC推進部門
IT事業部 ITソリューション室
T事業部 CAMSセンター
グローバル企業企画室
グローバル企業人事室
グローバル企業情報企画室
国際業務部
コーポレートマネジメント
経
営
会
議
投資銀行・資産運用企画室
投資銀行・資産運用人事室
投資銀行管理部
投資銀行事務システム室
信託業務部
監 監
査 査
役 役
会
取
締
役
会
株
主
総
会
東
京
三
菱
銀
行
組
織
図
コーポレートセンター
総務室 関西総務室
人事室 キャリア開発室
総合企画室 広報室
情報セキュリティ管理室
調査室
総合リスク管理室 オペレーションサービス企画室 文書センター
融資企画室
監査室 業務監査室
欧州業務監査室
米州業務監査室
与信監査室
欧州与信監査室
米州与信監査室
法務・コンプライアンス室 コンプライアンス室
89
(平成15年7月1日現在)
事業系統図
リテール部門
主な関係会社
本店・支店・出張所
法人営業部門
主な関係会社
支社・ビジネスローンデスク
ダイヤモンド信用保証株式会社
(個人ローン保証業務)
株式会社ディーシーカード
(クレジットカード業務)
株式会社東京三菱キャッシュワン
(消費者ローン業務)
ダイヤモンドファクター株式会社
(ファクタリング業務・代金回収受託業務)
ダイヤモンドビジネスコンサルティング株式会社 (セミナー・コンサルティング業務)
株式会社東京リサーチインターナショナル (セミナー・コンサルティング業務)
グローバル企業部門
主な関係会社
ダイヤモンドリース株式会社
(リース業務)
東銀リース株式会社
(リース業務)
東京三菱銀行信託会社
(一般商業銀行業務・信託業務)
東京三菱インターナショナル
(証券業務)
東京三菱投信投資顧問株式会社
(投資顧問業務・投資信託委託業務)
支店・出張所・駐在員事務所
投資銀行・資産運用部門
東
京
三
菱
銀
行
東
京
三
菱
銀
行
三菱東京ウェルスマネジメント(スイス) (プライベートバンク業務)
三菱東京ウェルスマネジメント証券株式会社 (証券業務)
UNBC部門
事
業
系
統
図
主な関係会社
主な関係会社
三菱証券株式会社
(証券業務)
主な関係会社
ユニオンバンカル・コーポレーション
(銀行持株会社)
ユニオン・バンク・オブ・カリフォルニア (一般商業銀行業務・信託業務)
オペレーション
サービス部門
システムサービス部門
主な関係会社
ダイヤモンドコンピューターサービス株式会社 (情報処理業務)
トレジャリー部門
主な関係会社
東京三菱フューチャーズ(USA)
(金融先物取次業務)
EC推進部門
コーポレートセンター
は連結子会社、 は持分法適用関連会社
90
(平成15年6月1日現在)
東京三菱銀行の商品・サービス
総合口座商品・総合サービス
種 類
しくみと特色
貸越限度額
定期預金合計金額
普通預金に定期預金・保護預り金融債・保護預り公共債を担保とする当
座貸越機能を組み込んだ口座です。「貯める」
「使う」
「借りる」という 3
つの機能を1冊の通帳に兼ね備えた便利な商品です。急なご入用の際に
は、定期預金等を解約することなく必要額をご融資します。定期預金の
ほか、保護預り金融債・公共債を担保に最高極度400万円までご利用い
ただけます(ただし、保護預り金融債を組み込んだ総合口座を開設いた
だける店舗は限られます)。
総合口座*
×90%
合計で最高200万円=①
3 年リットー・ハイジャンプ保護預り額面金額
ワリトー保護預り額面金額
利付公共債保護預り額面金額
割引国債保護預り額面金額
×90%
×80%
×80%
×60%
合計で最高200万円=②
①+②合計で最高400万円
「メインバンク」総合サービス
お客さまのライフステージごとに発生する金融ニーズ
(資産形成、資産運用、住宅購入による借り入れニーズなど)
に総合的にお応え
し、お取引状況に応じて金利・手数料優遇などのさまざまな特典をご提供するサービスです。お取引の内容や運用資産残高に応じた
5つのステージが設定されており、ステージが上がるほど、有利な特典を受けることができます。「スーパー普通預金」
をお持ちのす
べてのお客さまが、ご利用いただけます。(個人のお客さま専用)
普通預金の残高に応じて自動つみたて定期預金、さらに金利判定機能で、スーパー定期・スーパー定期300へと、より高利回りの
預金に自動的に預け替える新型の家計総合口座です。普通預金、自動つみたて定期預金・総合口座定期預金に加え、貯蓄預金と4つ
の預金口座を通帳1冊にまとめることができ、たいへん便利です。
スーパーパック*
主な預金商品
種 類
しくみと特色
預け入れ期間
預け入れ金額
当座預金*
小切手・手形の支払いのために開設していただく口座です。当座預金専用のキャッ
シュカードもご利用いただけます。
出し入れ自由
1 円以上
普通預金*
出し入れが自由で、公共料金の自動支払いやキャッシュカードなどの各種サービスも
ご利用いただけます。くらしの財布としてお使いください。
出し入れ自由
1 円以上
毎日の残高に応じて段階金利
(最大7段階)
が適用される出し入れ自由な口座です
(個人
のお客さま専用)
。お取引状況に応じて東京三菱銀行のATM時間外手数料無料などの
特典があるほか、さまざまな商品・サービスの優遇をご提供する
「メインバンク」
総合
サービスをご利用いただけます。運用資産残高が10万円以上の場合などは月額315
円の口座手数料が無料となります。
(ただし、金融情勢によっては金額段階ごとの金利に差がつかない場合があります)
出し入れ自由
1 円以上
10万円以上の残高があれば、毎日の残高に応じて段階的に金利が適用される出し入れ
自由な口座です。利息は毎月お受け取りいただけます。
(ただし、金融情勢によっては金額段階ごとの金利に差がつかない場合があります)
出し入れ自由
1 円以上
スーパー普通預金*
スーパー貯蓄*
1週間以上
5 万円以上
1円からご利用いただける自由金利型定期預金です。
スーパー定期
300万円からは、スーパー定期300をご利用いただけます。金利はお預け入れ時の
(自由金利型定期預金「M型」) 市場金利を参考に決めさせていただきます。
1・2・3・6カ月、1・2・3・4・5・
6・7・8・9・10年または1カ月
超5年未満の満期日指定
1 円以上
定
自由金利型定期預金*
期
期日指定定期預金*
預
自動つみたて定期預金*
金
大口の資金運用に適した商品です。
金利はお預け入れ時の市場金利を参考に決めさせていただきます。
1・2・3・6カ月、1・2・3・4・5・
6・7・8・9・10年または1カ月
超5年未満の満期日指定
1,000万円
以上
お預け入れ日から1年経過後であれば、ご希望の日にお引き出しすることができる
1年複利の定期預金です。
1年据置きで最長3年
1 円以上
300万円未満
毎月一定額を指定口座から引き落とし、自動継続扱いの定期預金として積み立てま
す。必要の際には一部の引き出しもでき、たいへん便利です。
特に定めません
毎月、3カ月ごと、
年1∼2回の特定
月 1万円以上
財形預金*
お勤め先の財形制度を通じ、給料やボーナスから天引きで、着実に財産形成を図るこ
とができます。財形住宅預金と財形年金預金については、合わせて元本550万円まで
利息非課税扱いの特典があります。一般財形預金と財形住宅預金については運用定期
を期日指定定期・5年物スーパー定期のいずれかからお選びいただけます。
一般3年以上、
住宅・年金5年以上
毎月1 円以上
外貨預金
米ドル、ユーロ、英ポンド、スイス・フランなど、主要外国通貨の普通預金、定期預金など各種の預金を取り扱っています。定期預金の
金利は、お預け入れ時の海外金融情勢、通貨、期間などにより個別に決めさせていただきます
(一部出張所等ではお取り扱いできない場
合があります)
。
短期間の運用に便利です。お引き出しの2日前までにご通知ください。
通知預金*
*
自動継続外貨定期預金
ホット定期
外貨貯蓄預金
個人のお客さま専用の自動継続タイプの外貨定期預金です。お預け入れ金額に応じて
段階的に金利が適用されます。取扱通貨は米ドル、ユーロ、オーストラリアドル、
ニュージーランドドル、英ポンド、スイスフランの6種類です。
(ただし、金利情勢によっては金額段階ごとの金利に差がつかない場合があります)
1カ月、3カ月、6カ月、1年
2,000米ドル
相当額以上
お預け入れ日から1カ月たてばお引き出し自由な個人のお客さま専用の外貨建の貯蓄
預金です。毎日の最終残高に応じて段階的に金利が適用されます。また、毎月1万円か
らの自動預け入れが可能な「継続預入プラン」もご利用いただけます。(通貨は6種類)
(ただし、金融情勢によっては金額段階ごとの金利に差がつかない場合があります)
お預け入れ日から1カ月後の
応答日の前営業日よりお引き
出し自由
10万円相当以上
(継続預入プラン
は毎月1万円以上)
中長期外貨定期預金
(2年物)
中長期的に確定利回りで運用したい、外貨のまま少しでも長く有利に運用したい、と
お考えの方に適した個人のお客さま専用の2年物外貨定期預金です。取扱通貨は米ド
ルの1種類です。
2年
1万米ドル
以上
特約付き外貨預金
米ドルもしくはユーロ建定期預金に
「円償還特約」
を組み合わせることにより、高い運
用利回りをめざす商品です。お預け入れ時に設定される条件に基づいて、満期日2営
業日前の時点で、円貨で償還されるか外貨で償還されるかが決まります。
3カ月
50万円
相当以上
納税準備預金*
納税資金専用の預金です。
原則納税目的のみの
お引き出し
1 円以上
*
東
京
三
菱
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
預金保険制度の対象となる商品です。
91
投資信託
商品名・運用会社
わが国の公社債および短期金融資産を主な投資対象とし、安定した収益の確保と信託財産の着実な成長を図ることを目標とし
て運用を行います。
国際のMMF(マネー・マネジメント・ファンド)
国際投信投資顧問株式会社
1円以上1円単位
国内外の公社債を中心に投資を行い、安定した収益の確保をめざします。毎日決算を行い、信託財産から生じる利益の全額を (初回の取得お申し
収益分配金に充当します。収益分配金は税金を差し引いた後、毎月の最終営業日に1カ月分まとめて自動的に再投資されます。 込みに限り50万円
以上1円単位)
10万円以上
1円単位
短期金利連動型ファンド[DOOR(ドア)] 「短期公社債マザーファンド」および「短期公社債マザーファンドⅡ」を通じ、米国のモーゲージ証券(MBS)、資産担保証券(ABS)
シティグループ・アセット・マネジメント株式会社 等に投資します。原則として為替のフルヘッジを行って、円短期金利(1カ月円LIBOR)を上回る安定した運用成果をめざします。
10万円以上
1円単位
日興米国短期債オープン[NK POP]
日興アセットマネジメント株式会社
米国の多種多様な公社債・モーゲージ証券を主な投資対象とし、幅広く分散投資を行い、安定した収益の確保をめざします。
ピムコ社に運用を委託しています。
10万円以上
1円単位
東京三菱/メロン
グローバルボンド
東京三菱投信投資顧問株式会社
世界主要国(わが国を除く)の高格付債券に投資し、利息収入と売買益の獲得を図りつつ為替リスクの低減に努め、中長期的な
成長をめざします。メロン・フィナンシャル・コーポレーションのパレートパートナーズの助言を受けるとともに、同社に運
用指図に関する権限の一部を委託しています。
10万円以上
1円単位
東京三菱 外国債券オープン(毎月分配型) 日本を除く世界主要国の国債等(投資適格債)を主な投資対象とし、左記の債券市場の動きを概ねとらえつつ、毎月分配を行う
東京三菱投信投資顧問株式会社
ことをめざして運用します。(外貨建資産については、原則としてヘッジを行いません)
10万円以上
1円単位
東京三菱 米国債券オープン(毎月分配型) 米ドル建の米国国債を主な投資対象とし、左記の債券市場の動きを概ねとらえつつ、毎月分配を行うことをめざして運用しま
東京三菱投信投資顧問株式会社
す。(外貨建資産については、原則としてヘッジを行いません)
10万円以上
1円単位
東京三菱 ユーロ債券オープン
ユーロ通貨建のEMU参加国の国債等(投資適格債)を主な投資対象とし、左記の債券市場の動きを概ねとらえつつ、毎月分配
を行うことをめざして運用します。(外貨建資産については、原則としてヘッジを行いません)
10万円以上
1円単位
米ドル建の高利回り事業債(ハイ・イールド債)を中心に分散投資を行い、高水準の利息等収入の確保と値上がり益の追求によ
り、信託財産の成長をめざします。銘柄選択では企業分析により判断します。
10万円以上
1円単位
東京三菱 バランスオープン 「TMB株式マザーファンド」および「TMB債券マザーファンド」を通じ、わが国の株式、内外の公社債および短期金融資産にバ
東京三菱投信投資顧問株式会社
ランスよく投資することにより、安定的な収益をめざします。
10万円以上
1円単位
東京三菱/メロン グローバルバランス
東京三菱投信投資顧問株式会社
世界各国(わが国を含む)の株式、債券および短期金融資産を主な投資対象とします。投資収益機会を広く世界に求めるととも
に、精緻なリスク管理と分散投資によるリスク低減効果も享受します。運用にあたっては、メロン・フィナンシャル・コーポ
レーションに属するメロン・キャピタル・マネジメントの助言を受けます。
10万円以上
1円単位
東京三菱/メロン グローバルエクイティ
東京三菱投信投資顧問株式会社
世界各国(わが国を含む)の株式を主要投資対象とし、外国通貨への投資については為替予約取引などを利用し、為替リスクを
抑えた運用を行います。メロン・フィナンシャル・コーポレーションに属するメロン・キャピタル・マネジメントの助言を受
けます。
10万円以上
1円単位
東京三菱 欧州株オープン
東京三菱投信投資顧問株式会社
「東京三菱欧州株オープンマザーファンド」を通じ、欧州主要国の株式に投資します。「国別分析」と「産業別分析」を組み合わ
せ、資産配分を決定します。東京三菱アセットマネジメント(UK)社の助言を受けます。Aコース(為替ヘッジあり)とBコー
ス(為替ヘッジなし)から選択できます。
10万円以上
1円単位
東京三菱 米国株オープン
東京三菱投信投資顧問株式会社
「東京三菱米国株オープンマザーファンド」を通じ、米国の株式に投資します。定量的な分析に定性的な判断を加えて銘柄の選
択を行います。東京三菱銀行グループのハイマーク・キャピタル・マネジメント社の助言を受けます。Aコース(為替ヘッジあ
り)とBコース(為替ヘッジなし)から選択できます。
10万円以上
1円単位
東京三菱 インデックス225オープン
東京三菱投信投資顧問株式会社
「東京三菱インデックス225マザーファンド」を通じ、わが国の株式に投資します。日経平均株価(日経225)に連動する投資
成果をめざして運用を行います。
10万円以上
1円単位
東京三菱 トピックスオープン
東京三菱投信投資顧問株式会社
「東京三菱トピックスマザーファンド」を通じ、わが国の株式に投資します。東証株価指数(TOPIX)に連動する投資成果をめざ
して運用を行います。
10万円以上
1円単位
東京三菱 日本株クオンツオープン
[GREαT(グレイト)]
東京三菱投信投資顧問株式会社
わが国の株式に投資します。クオンツ(定量分析)モデルで算出した個別企業の理論株価と現在の株価を比較した割安度「α」に
注目して投資銘柄を選択します。また、運用にあたっては、業種・運用スタイルに偏らないように留意します。
10万円以上
1円単位
東京三菱/シュローダー 日本株
リサーチ
[ロイヤルセレクト]
東京三菱投信投資顧問株式会社
「日本株リサーチマザーファンド」を通じ、わが国の株式に投資します。GARP(グロース・アット・リーズナブル・プライス)手
法を用いて、企業調査に基づいて選定した成長性のある銘柄のなかから、割安感を兼ね備えたものに投資することにより、中長
期的に東証株価指数(TOPIX)を上回る投資成果をめざします。シュローダー投信投資顧問株式会社に運用を委託しています。
10万円以上
1円単位
東京三菱 日本株アクティブオー
プン
[ファーブル先生]
東京三菱投信投資顧問株式会社
「東京三菱日本株アクティブマザーファンド」を通じ、わが国の株式に投資します。株式投資=事業のオーナーになることとい
う考えに基づき、徹底した企業分析を行い、株主価値の観点から合理性のある銘柄に絞って投資することにより、長期的に安
定した成長をめざします。
10万円以上
1円単位
東京三菱 日本成長株オープン
[ブルーム]
東京三菱投信投資顧問株式会社
わが国の株式を主な投資対象とします。運用チームによる企業訪問も含め自ら徹底的に企業を分析し、企業の成長基盤・質・
要因を見極めたうえで、ボトムアップ・アプローチを基本としたアクティブ運用を行うことにより、長期的に安定した運用を
めざします。
10万円以上
1円単位
東京三菱 グロースオープン
東京三菱投信投資顧問株式会社
「東京三菱グロースマザーファンド」を通じ、わが国の株式に投資します。徹底的な企業分析を通じ、企業の成長力に着目した
アクティブ運用(ボトムアップ・アプローチ)を行います。
10万円以上
1円単位
東京三菱 バリューオープン
東京三菱投信投資顧問株式会社
「東京三菱バリューマザーファンド」を通じ、わが国の株式に投資します。バリュエーション分析により株価の割安度を検討しつつ、綿
密な企業調査を行い、割安な株価が修正される可能性を判断して投資銘柄を選定します。
10万円以上
1円単位
日興 エコファンド
日興アセットマネジメント株式会社
「エコマザーファンド受益証券」およびわが国の株式を主な投資対象とします。環境への取り組みから企業価値を判断し、明確
なビジョンと実行力をもつ、日本の「エコ・エクセレントカンパニー」に積極的に投資します。
10万円以上
1円単位
MV(MV20・MV40・MV80)
東京三菱投信投資顧問株式会社
世界各国(わが国を含む)の株式および公社債に投資する5つの投資信託(設定:フランク・ラッセル投信)を主要な投資対象と
するファンドオブファンズです。資産区分、運用手法、運用会社の3段階で分散投資を行い投資リスクの低減に努めます。
10万円以上
1円単位
M・CUBETM(エムキューブ)
投信プログラム
フランク・ラッセル投信株式会社
東京三菱投信投資顧問株式会社
世界各国(わが国を含む)の株式、公社債および短期金融資産を主な投資対象とします。フランク・ラッセルが永年にわたり世
界の大手年金基金等の大規模投資家の運用コンサルティングを通じて培ってきたノウハウを投資信託の形でご提供する7つの
専用ファンドからなる投信プログラムです。マルチアセット(資産区分の分散)・マルチスタイル(運用手法の分散)・マルチマ
ネージャー(運用会社の分散)の3段階で分散投資を行い、投資リスクの低減に努めます。
初回お申し込み時
は、7ファンド
合計で5百万円
以上1円単位
日経平均株価に連動する投資成果をめざす「SGAM日経225インデックスサブファンド」および内外の短期金融商品へ投資す
る「SGAM 円マネーサブファンド」を主な投資対象とします。一部解約時および償還時を含む常時、最低保証価額(「フロア価
額」)を確保しつつ、日経平均株価のパフォーマンスを反映した収益の確保をめざします。
10万円以上
1円単位
東京三菱投信投資顧問株式会社
フィデリティ・USハイ・イールド・
ファンド フィデリティ投信株式会社
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
申し込み金額
メロディA号・メロディB号・メロディC号
東京三菱投信投資顧問株式会社
(毎月分配型)
東
京
三
菱
銀
行
主な投資対象と特色
フロア確保型日本株式ファンド2
[F2(エフ2)]
エスジー山一アセットマネジメント株式会社
(注)1. 投資信託の設定・運用は各運用会社が行っています。
2. 投資信託の取得の申し込みを取り扱う場合には目論見書をあらかじめ、または同時にお渡しいたしますので、必ずお受け取りのうえ、詳細は目論見書をご覧ください。
3. 目論見書は東京三菱銀行本支店の投資信託販売窓口でご用意しております。
92
投資型年金保険(変額個人年金保険)
主に投資信託で運用を行う特別勘定の運用実績に基づき、将来の年金受取額や死亡給付金額が増減する個人年金保険商品です。
商品名
引受保険会社
投資型年金保険D.A.TM
明治生命保険相互会社
ニッセイ投資型年金(バランス型)・(ステップアップ型)ドリームセレクトTM
日本生命保険相互会社
投資型年金保険グッドバリュー
第一生命保険相互会社
投資型年金保険アダージオTM(特約あり/特約なし)
ハートフォード生命保険株式会社
(注)東京三菱銀行は引受保険会社との委託契約に基づき、保険契約締結の媒介を行っています。
損害保険商品
商品名
内 容
引受保険会社
ホームガード保険
火災や爆発・落雷による災害や盗難・破損などから、ご自宅の建物と家財の安心をしっかりと守る新しい保険で
す。住宅ローン・リフォームローンご利用のお客さまにご加入いただけます。
東京海上火災保険
株式会社
新住宅火災保険
火災や爆発・落雷による災害から、ご自宅の建物と家財をお守りする保険です。住宅ローン・リフォームローン
ご利用のお客さまにご加入いただけます。
ニッセイ同和損害
保険株式会社
ローン返済支援保険
ローンご利用中のお客さまが、けがや病気で31日以上、入院または自宅療養を余儀なくされた場合、ローン返済
額の100%または50%を保険金としてお受け取りいただける保険です。住宅ローン・リフォームローンご利用の
お客さまにご加入いただけます。
東京海上火災保険
株式会社
海外旅行保険
海外旅行中の病気・けが・携行品の盗難・賠償責任など幅広い損害を補償する保険です。
東京海上火災保険
株式会社
(注)東京三菱銀行は引受保険会社との委託契約に基づき、保険契約の締結、保険料の領収などの代理業務を行っています。
各種商品等
項 目
国債(窓口販売)
内 容
安全性・信用度の高い国債を、窓口で販売しています。
期間は、超長期利付国債が20年、長期利付国債が10年、中期利付国債が 2・5年、個人向け国債が 10年となっています。
*
普通預金と組み合わせて、総合口座としてもご利用いただけます。また、利付国債は、マル優・特別マル優枠がご利用いただけます。
*
マル優・特別マル優制度は、法改正に伴い、平成18年1月以降障害者等を対象とした制度へ変更されます。
「協会保証型輸入金融
パッケージ」“ K I P ”
東京信用保証協会と提携した輸入金融商品です。L /C開設をはじめとするユーザンス、はね金融など一連の輸入金融取引に、極度内で何
度でもご利用いただけます。
海外口座ご紹介サービス
「CALIFORNIA ACCOUNT」
東京三菱銀行のグループ銀行である米国「ユニオン・バンク・オブ・カリフォルニア」への口座開設のお申し込みをメールオーダーにて
お取り次ぎします。(個人のお客さま向け)
当座貸越(外貨)
米ドル普通預金に貸越機能をセットした商品です。100万米ドルを限度として、その範囲内であれば何度でも繰り返しお借り入れが可
能です。また、資金が必要な当日でもお借り入れが可能です。(法人のお客さま向け)
BTM–Trade Supporter
貿易業務の効率化をサポートするシステムです。輸出書類作成や輸入原価管理を簡単に行うことができます。
FX@BTM
法人のお客さま向けのインターネットを利用した外国為替先物予約取引システムです。スピーディーなレート配信により、刻一刻変化す
る市場のレートに即した為替リスクのヘッジが可能になるばかりでなく、取引実績のデータベース化も容易に行うことができます。
東
京
三
菱
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
各種個人ローン(担保付)
次のローン(除くアパートローン)をご利用いただく場合には、原則として、お客さまの不動産を東京三菱銀行の子会社であるダイヤモンド信用保証株式会
社(D H C 社)に、担保として差し入れていただき、同社の保証によりご融資させていただきます。
商品名
使いみちと特色
融資金額
融資期間
30万円∼5,000万円
2年∼35年
スーパー住宅ローン
『ライフデザイン』
「固定金利」
「変動金利」
および
「変動金利
(上限金利付)
」
を何度でも選択できる住宅ローン
です。住宅の新築、中古・建売住宅やマンションの購入、居住用土地の購入など、マイ
ホームの夢を実現するお手伝いに加え、さまざまな特典をご用意し、豊かなくらしを
トータルに応援します。お借り替えやお建て替え、お買い替えの際に、現在お借り入れ
中の住宅ローン残高が持家の担保評価額
(あるいは売却金額)
を上回っている担保割れの
状態であっても、保証会社の担保評価額の最大200%までのご融資が可能です。「ロー
ン返済支援保険」
や
「ホームガード保険」
または
「新住宅火災保険」
にもご加入いただけます。
リフォームローン
『ライフデザイン』
家の増改築から水回りの修繕工事、インテリアの購入まで、リフォームにかかわるあら
ゆる資金にお使いいただけます。スーパー住宅ローン「ライフデザイン」同様「ローン返
済支援保険」や「ホームガード保険」または「新住宅火災保険」にもご加入いただけます。
30万円∼5,000万円
2年∼35年
ビッグローン
まとまった資産の購入、教育・結婚資金、相続税のお支払いなど、ご自由にお使いいた
だけます(事業資金にはお使いになれません)。
30万円∼1億円
2年∼30年*
アパートローン
税制面のメリットを生かし、また長期安定収入を確保できる、アパート・マンション
経営をお手伝いします。土地の有効利用や、将来のためのゆとりづくりにご活用くだ
さい。
100万円∼3億円
2年∼30年
*
資金使途が住宅の場合の融資期間は最長35年。
93
各種個人ローン(無担保)
次のローンをご利用いただく場合には、東京三菱銀行の関連会社である株式会社ディーシーカード(D C 社)の保証が必要となります。それ以外に担保設定な
どの手続きは必要ありません。ご利用に際しては、計画的なご活用をおすすめしています。
商品名
使いみちと特色
融資金額
融資期間
マイカード
キャッシュカードにお立替機能がついたとても便利なカードです。ご利用限度額の範囲内で
何回でも自由にご利用いただけるうえ、家計の口座をバックアップする自動融資機能もご利
用いただけます(30万円型は郵便やインターネットでもお申し込みいただけます)。
30万円∼500万円
1年ごとに
自動更新
マイカード〈ゴールド〉
郵便やインターネットでお申し込みいただける低金利、大型、担保不要のカードローン
です。ご利用限度額の範囲内で繰り返しご利用になれるので、教育資金やリフォーム資
金などさまざまな資金にご活用いただけます。
50万円∼200万円
1年ごとに
自動更新
お子さまの教育資金から、マイカー購入資金まで、目的に合わせて自由に選べるローンをご用意しています(郵便やインターネット
でも簡単にお申し込みいただけます)。
教育進学ローン
目的別ローン
変動金利型
1年∼10年
リフォーム・リビングローン
マイカーローン
10万円∼300万円
固定金利型
1年∼7年
ウェディングローン
フリーローン
住宅諸費用ローン
住宅取得時の各種諸費用にご利用いただける無担保ローンです。東京三菱銀行のスー
パー住宅ローン
『ライフデザイン』
、リフォームローン
『ライフデザイン』
と併せてご利用
ください。
1年∼10年
10万円∼500万円
主な貸出商品
商品名
東
京
三
菱
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
使いみちと特色
融資金額
融活力
(ゆうかつりょく)
中小企業のお客さま向けの無担保・第三者保証不要の定型貸出商品です。運転資金などの
事業資金にご利用いただけます。
500万円∼3,000万円
100万単位
6カ月以上
3年以内
融資期間
ビジネスカードローン
〈協保付〉
信用保証協会の保証により、最高1,000万円(無担保の場合は500万円)までのお借り入
れが可能です。専用のカードで、全国の東京三菱銀行本支店のA T M ・C D で手軽にお借
り入れいただけます。
100万円∼1,000万円
1・2年
ABローン
売掛債権流動化スキームを採用した貸出新商品です。主に、中堅・中小企業のお客さま
が保有する売掛債権を有効活用することで幅広い資金調達が可能となります。
(平成15
年6月2日より取扱開始)
300万円以上
6カ月以内
CDローン
通常の中長期固定金利貸出に「クレジットデリバティブ」を活用した募集方式の「市場性
貸出商品」
。
(本商品は、市場環境等により、募集を行わないことがございますので、ご
注意ください)
1,000万円以上
5,000万円以下
3年
リバティローン
貸出と金利オプションを組み合わせた上限金利付変動金利型貸出商品です。
金利上昇リスクを回避し、かつ金利低下メリットも享受することが可能となります。
1億円以上
500万円単位
2年以上
10年以内
サブマリーン
貸出と金利オプションを組み合わせた貸出商品です。市場金利が一定の水準以下であれ
ば、通常の固定金利貸出に比べて有利な金利となります。一方、市場金利が一定の水準
を超えて上昇した場合は、変動金利に転換され金利上昇リスクを負いますが、その場合
でも通常の変動金利貸出に比べて有利な金利となります。
1億円以上
500万円単位
2年以上
10年以内
ツーウェイローン
変動金利貸出をベースに、貸出期間の一定期間のみ固定金利への変更が可能な貸出商品
です。お借り入れ後の金利環境の変化に迅速に対応することが可能となります。
特に定めません
固定金利適用期間は、
1回につき1年超
10年以内
ニューミックスローン
貸出期間のうち、前半期間は東京三菱銀行TIBOR金利に連動した変動金利、後半残り期
間は、固定金利を組み合わせた中・長期の貸出商品です。将来の金利上昇リスクを回避
し、かつ短期低金利メリットを享受することが可能となります。
1億円以上
500万円単位
2年以上
10年以内
主なデリバティブ単体商品
種 類
94
使いみちと特色
金利スワップ
異なる 2 種の金利を交換する取引です。「固定金利」と「変動金利」の交換が一般的で変動金利の指標としては、主に L I B O R(London
Interbank Offered Rateの略)やTIBOR(Tokyo Interbank Offered Rateの略)が使われます。この取引はデリバティブ取引の一種
で、既存の銀行借入など、原負債または原資産はそのまま存置しながら、その負債あるいは資産の内容を変更したのと同じような経済効
果をあげることが可能となります。
金利オプション
ある決められた時点で確実に利益が出るときにのみ「固定金利」と「変動金利」を交換できる権利で、その権利の取得には費用(オプション
料)を要する取引です。主にお借り入れのコストに上限を設けたり、運用の利回りに下限を設けたりする目的で使われます。
通貨スワップ
金利スワップが同種通貨における金利の交換であるのに対し、通貨スワップはドルの債務を円の債務に交換するなど、異種通貨どうしで
債務もしくは債権を交換する取引です。円と外国通貨の交換だけでなく、米ドルとユーロといったように外国通貨どうしのスワップも可
能です。
通貨オプション
特定の期日
(期間)
に当初約定した特定の為替相場で特定の外国通貨を「買う権利」
または
「売る権利」
を売買する取引で、これらの権利の取
得には費用(オプション料)がかかります。 為替相場変動リスクをコントロールする手段のひとつとしてもご利用いただけます。
NDF
(Non Deliverable Forward)
現地規制等により為替先物取引が利用できない一部の外国通貨の為替相場変動リスクをヘッジする手法です。想定元本で外国通貨の売買
を行い、為替相場変動により発生した為替差損益を差金決済いたします。
各種サービスと手数料
項 目
東京三菱キャッシュカード
東京三菱カード
給料振込
配当金自動受け取り
年金自動受け取り
サービス内容
カード1枚でATM・C D による現金のご入金、お引き出し、お振込などをご利用いただ
けます。なお、土・日曜日・祝日は現金お引き出し、残高照会ならびに振込予約のみのご
利用となりますので、ご注意ください。また、店舗によっては営業日・営業時間帯が異な
る場合があります。
手数料(消費税含む)
現金お引き出し
当行でのご利用
平日
08:45∼18:00
無料
〃
〃
00:00∼08:45
18:00∼24:00
105円
105円
土曜・日曜・祝日00:00∼24:00
105円
世界の 2 大ブランド「 V I S A 」
「マスターカード」と提携し、世界中の加盟店でご利用になれるクレジットカードです。
(株)ディーシーカードと(株)東京クレジットサービスが東京三菱銀行に決済口座をご指定いただいた方に対し、発行しています。
リボルビング払専用カードやゴールドカードなど幅広い商品ラインナップをご用意しています。
毎月の給料やボーナス、株式の配当金、公的年金(厚生年金、国民年金、共済組合、船員保険)などを、お客さまご指定の口座に自動的に
入金します。なお、給料振込については、勤務先企業との契約により、あらかじめご指定いただいた最大3 口座に分割入金するサービス
もあります。
公共料金等自動支払い
電気・ガス・電話・水道・NHK受信料などの公共料金、クレジットカードや信販の利用代金、各種税金・保険料、ローンの返済金、日
本育英会返還金、公団家賃などを、お客さまご指定の口座から自動的に引き落とします。
振込
お客さまのご指示にしたがい、お受取人の預金口座へ資金を送金します。東京三菱銀行以外の金融機関の口座へも送金することができます。
代金取立
お客さまに代わり、手形や小切手などのお取り立てをします。取り立てた代金は、
お客さまご指定の口座に入金します。
普通
至急
同地内
735円
同地外(東京三菱銀行本支店あて)840円
同地外(他行あて)
945円 1,050円
貸金庫
土地・家屋の権利証、有価証券、貴金属、実印など、重要書類や貴重品を保管し
ます。
金庫の大きさなどにより料金が異なります。
金積立
金
毎月一定額をお客さまの指定口座から引き落とし、金を購入して積み立てる、簡単で安
全・確実な金購入システムです。
金積立手数料 1口(1万円)当たり毎月210円
保管手数料
保管グラム数に応じて料金を計
算します。
取扱手数料
売買記帳1回当たり2,100円
売買手数料
バー1本売買当たり5,250円
金地金
金地金の売買を取り扱っています。
外国送金
外国への送金や、海外からの送金を取り扱っています。送金には、電信送金のほか、外貨建の銀行小切手を作成し、お客さまから受取人
へ直接郵送していただく方法もあります。
外貨現金
日本円を米ドルなど主要外国通貨に、また、お持ちの外貨を日本円に交換します。(コインはお取り扱いしておりません)
外
トラベラーズチェック(T/C)
貨
両
替
トラベルコーナー
東京三菱マスターカード・トラベラーズチェック(米ドル)を発行・販売しています。また、他発行体の外貨建・円建トラベラーズチェッ
クの代理販売も行っています。未使用のトラベラーズチェックは日本円に交換します。
外貨自動販売機
簡単な操作でスピーディーに外貨現金、トラベラーズチェック(T/C)が購入できる外貨自動販売機を全国183カ店に設置しています。
A T M の定期預金サービス
定期預金通帳があれば、ATMで金利と期間を見ながら、定期預金のお預け入れができます。また、定期預金の満期のお取り扱いを、元
金と利息を合算して同期間継続する方法や、利息のみ受け取り同期間元金を継続する方法に随時変更できます。また、総合口座定期預金
については、定期預金通帳と総合口座普通預金のキャッシュカードがあれば、自動つみたて定期から普通預金へのお振り替え、据置期間
経過後の「期日指定定期預金」などのご解約、「スーパー定期」などの満期解約のご予約ができます。お取り扱いは、平日18時までとなっ
ています。
東京三菱銀行
スーパーダイヤル
全国35カ店にある、外貨現金とトラベラーズチェック(T/C)の種類を豊富に取り揃えた窓口です。最大14種類の外貨現金と7種類の
T/Cをご用意しています。
東
京
三
菱
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
東京三菱銀行の商品・サービスについてのご質問やご相談・資料請求をフリーダイヤルでお受けしています。
<各種商品・サービス>
0120-508639
<債券情報ダイヤル>
0120-860777
<ローン>
0120-523939
※お取り扱い時間:祝日を除く 月∼金曜日の9:00∼18:00、土曜日の9:00∼17:00
情 東京三菱ダイレクト
報
ご案内ダイヤル
・
相
談
東京三菱銀行
サ
運用相談ダイヤル
ー
東京三菱銀行
ビ
ス
損保ダイヤル
東京三菱ダイレクトについてのご質問やご相談・資料請求をフリーダイヤルでお受けしています。
0120-583234 ※お取り扱い時間:祝日を除く 月∼金曜日の9:00∼18:00、土曜日の9:00∼17:00
<東京三菱ダイレクトホームページ> http://direct.btm.co.jp
東京三菱銀行
商品情報BOX
東京三菱銀行の商品・サービスについて、電話による資料請求やFAXによる情報の取り出しができます(24時間・年中無休)。
電話・FAXとも 0120-468894
インターネット
ホームページ
東京三菱銀行の概要・財務情報、主要な取り扱い商品のご案内、マーケット動向などの情報を掲載しています(24時間・年中無休)。
アドレス……「http://www.btm.co.jp/」 東京三菱ダイレクトについての情報は「http://direct.btm.co.jp」に掲載しています。
投資信託・投資型年金保険等の運用についてのご質問やご相談・資料請求をフリーダイヤルでお受けしています。
0120-103472 ※お取り扱い時間:祝日を除く 月∼金曜日の9:00∼18:00
損害保険についてのご質問やご相談・資料請求をフリーダイヤルでお受けしています。
0120-844813 ※お取り扱い時間:祝日を除く 月∼金曜日の9:00∼17:00
95
項 目
サービス内容
ワンステートメント
(お取引総合通知)サービス
普通預金や定期預金をはじめ、外貨預金、投資信託、債券、ローンの残高、普通預金のご利用明細など、お取引内容を一覧にしたステー
トメントを、毎月ご送付するサービスです。
インターナショナルカード
日本国内はもちろん、海外では現地通貨でVISAの
「PLUS」
マークのあるATM・CDから預金のお引き出しができる便利なカードです。世
界100カ国以上のATM、CDでご利用いただけます。
(国・地域によっては利用可能なATM・CDが設置されていない場合がございます。)
東京三菱ダイレクト
インターネット、モバイル(
「iモード」
「J-スカイ」)
、電話を使って24時間、いつでもどこでも銀行商品・サービスのお取引・ご相談等を
ご利用いただけます。
東京三菱グローバル
ダイレクト
東京三菱ダイレクトの海外勤務者向けオプションサービスです。東京三菱ダイレクトの機能に加え、ワンステートメントサービス、インター
ネットによる外国送金依頼、納税代行サービス、外国向け定額自動送金、ファクシミリによる取引依頼の受け付けなどがご利用いただけます。
東京三菱の
メールオーダーサービス
住所変更の手続きのほか、スーパー普通預金・投資信託の口座開設、公共料金の自動支払い、普通預金からスーパー普通預金へのお切り替
えなどを郵送でお申し込みいただけるサービスです。また、
「マイカード」
「マイカード<ゴールド>」
「目的別ローン」
の仮申し込みもできます。
給与トータルサービス
東京三菱キャッシュカードをタイムカードとして利用し、「出退勤管理」が行えるとともに
「給与計算」
「給与振込」まで連動して行うことが
できる事務合理化に最適な一体型サービスです。
エレクトロニック・バンキング(E B )サービス
項 目
東京三菱BizSTATION
サービス内容
手数料等(消費税除く)
オフィスや外出先から、インターネットで簡単・スピーディーな銀行取引を実現。残高照
会、明細照会、振込・振替などのサービスを手軽にご利用いただけます。また、「まとめ
て10件までの即時振込機能」
や
「振込データの
『申請』
→
『承認』
のワークフロー」
など、ビジ
ネス向けの便利な機能を搭載。経理・財務の効率化をサポートし、ビジネスと銀行を
「直
結」する、Webバンキングの決定版です。
パソコンサービス
(
「せるふバンク」
「せるふバンク
(外為対応版)
」
)
は、お客さまのパソコン
と東京三菱銀行のコンピュータを電話回線で直接接続することにより、内国為替や外国為
替など、各種サービスをご提供しています(W i n d o w s 9 5 ・9 8 ・M e ・N T 4 . 0 ・
CAMS
2000・XPに対応)。
パソコンサービス
(スーパーバンクブラザーズ) 「せるふバンク」では、残高照会や入出金明細照会、振込・振替サービス、総合振込や給与
振込などの機能がご利用いただけます。「せるふバンク
(外為対応版)」
では、「せるふバン
「せるふバンク」
「せるふバンク(外為対応版)」 ク」の機能に加え、外国送金受付や輸入信用状の開設依頼などの機能がご利用でき、さら
に幅広いサービスをご提供しています。
これらのパソコンサービスのほかに、資金集中管理や売掛金総合管理などのサービスもご
提供しています。
東
京
三
菱
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
月間手数料
2,000円
〈一般サービス〉
契約料(「せるふバンク」
「せるふバンク(外為対応版)」
のみ)
25,000円
月間手数料*
1,000円∼
*
ご利用サービスにより料金が異なり
ます。
〈資金集中管理サービス〉
契約料 100,000円
月間手数料
10,000円
CAMS
コンピュータサービス
お客さまと東京三菱銀行のコンピュータを電話回線で接続し、預金・内国為替・外国為替
などのお取引明細をご連絡します。また、データ伝送サービスにより総合振込・給与振
込・外国送金・輸入信用状開設などをご利用いただけます。
契約料
100,000円
月間手数料*
2,000円∼
5,000円∼
従量料金*
*
ご利用サービスおよびご利用件数により
料金が異なります。
C A M S ファクシミリサービス
お客さまのお手持ちのファクシミリで振込入金などの通知を受けたり、照会ができるサー
ビスです。また、ファクシミリによる総合振込・給与振込もご利用いただけます。
ご利用サービスにより料金が異なります。
公共料金支払管理サービス
ファーム・バンキングのCAMSを活用して、公共料金の口座振替請求明細を事前にお知
らせするサービスです。公共料金の支払事務の合理化や支払資金の効率的運用をお手伝い
します。
契約料
50,000円
月間手数料
10,000円
従量料金 配信データ1件あたり60円
海外で業務展開されているお客さまが、オフィスのパソコンから海外の口座の残高・取引
明細をクロスボーダーで照会、資金移動を指図できるサービスです。
当行の海外拠点の所在地でお取引いただいているお客さまにも本サービスをローカル
CMSとしてご提供しています。
ご利用サービスにより料金が異なります。
BTM-GCMS
●住宅ローン(変動金利)の金利変動ルールについて
●目的別ローン(変動金利型)の金利変動ルールについて
新規にローンをお借り入れの方
年2回、3月1日・9月1日時点の
「東京三菱銀行の長期基準金利+0.5%」を基準
に、それぞれ4月1日・10月1日からの適用利率を決定します。基準日以降、次
回基準日までに、長期基準金利が0.5%以上乖離した場合には、1カ月後の応答
日より適用利率を見直しさせていただきます。
新規にローンをお借り入れの方
東京三菱銀行の長期基準金利に連動して、そのつど適用利率を決定します。
すでにローンをお借り入れの方
毎月1日
「東京三菱銀行の長期基準金利に連動した利率」
を基準として、翌月の返
済日翌日(=2カ月後の返済分)より適用利率を見直しさせていただきます。
すでにローンをお借り入れの方
毎年、4月1日・10月1日の
「東京三菱銀行の長期基準金利+0.5%」
を基準とし
て、それぞれ6月の返済日翌日(=7月返済分)、12月の返済日翌日(=1月返済
分)より適用利率を見直しさせていただきます。
金融商品の勧誘に関する方針
金融商品の販売等に関する法律第8条(勧誘方針の策定)に則り、商品の勧誘にあたっては下記の方針といたします。
・勧誘の基本姿勢について
1. お客さまの知識、経験、財産等の状況に照らして、適切な商品を勧誘するように努めます。
2. 商品の選択・購入については、お客さまご自身の判断と責任でお決めいただけますよう、お客さまが判断されるために必要な商品内容やリスク
内容などの適切な情報を提供するよう努めます。
・勧誘の方法について
3.「不確実な事項について断定的判断を提供しない」、「重要事項等について事実と異なる情報は提供しない」、「重要事項等についてお客さまに不
利益となる情報であっても提供する」など、お客さまの誤解を招かない説明に努めます。
4. お客さまにとって意思に反する不都合な時間帯・方法・ご迷惑な場所での勧誘や、執拗かつ迷惑な勧誘は行いません。
・その他の関連事項について
5. お客さまに適切な勧誘を行いますよう、行内規定等を整備の上、本勧誘方針を徹底し、関係法令を遵守すると共に、東京三菱銀行の役職員は商
品知識の習得に努めます。
6. 販売・勧誘に関するお客さまからのご照会等については、適正な対応に努めます。
96
業務内容
1. 信託業務
ア. 金銭信託
信託引受の際信託財産として金銭を受け入れ、こ
れを貸付金・有価証券等に運用し、信託終了の際金銭
をもって受益者に交付する信託であります。
信託財産たる金銭の運用方法を貸付あるいは公社
債への投資等契約により委託者が指定するもの(指
定金銭信託)、信託財産たる金銭の運用方法及び目的
物を何会社への貸付金あるいは何会社株式への投資
等契約により委託者が特定するもの(特定金銭信託)
があります。
金銭信託で受託した信託金の効率的な運用を図る
ため、金銭投資基金信託に再信託し、運用を行うこと
もあります。
イ. 年金信託
年金信託契約に基づき、企業、厚生年金基金又は国
民年金基金より拠出される掛金を信託財産として受
け入れ、これを契約により委託者が予め指定するも
のに運用することによって退職者等に年金又は一時
金を支給する信託であります。
年金信託で受託した信託金の効率的な運用を図る
ため、年金投資信託に再信託し、貸付、株式、公社債等
に投資運用することもあります。
ウ. 財産形成給付信託
財産形成給付金信託契約に基づき、企業より拠出さ
れる掛金を信託財産として受け入れ、これを契約によ
り委託者が予め指定するものに運用することによっ
て従業員等に給付金を支給する信託(財産形成給付金
信託)と、財産形成基金信託契約に基づき、勤労者財産
形成基金より拠出される掛金を信託財産として受け
入れ、これを契約により委託者が予め指定するものに
運用することによって基金の加入員等に給付金を支
給する信託(財産形成基金信託)であります。
財産形成給付金信託及び財産形成基金信託で受託
した信託金の効率的な運用を図るため、財産形成投
資基金信託に再信託し、貸付、公社債等に投資運用す
ることもあります。
エ. 貸付信託
貸付信託法に基づき、受益証券の発行により集めた
資金を信託財産として受け入れ、これを国民経済の健
全な発展に必要な分野に長期投資し、信託終了の際は
金銭をもって受益者に交付する信託であります。
オ. 投資信託
投資信託及び投資法人に関する法律に基づき、投
資信託委託業者が受益証券の発行によって集めた資
金を信託財産として受け入れ、これを委託者の指図
に従って株式、公社債等に投資運用し、信託終了の際
は金銭をもって受益者に交付する信託であります。
カ. 金銭信託以外の金銭の信託
信託引受の際信託財産として金銭を受け入れ、こ
れを委託者の指図に従って投資運用し、信託終了の
際は、信託財産を現状のまま受益者に交付する信託
であります。
現在では従業員持株信託、ファンドトラスト及び
金信託等がこの形態で利用されています。
キ. 有価証券の信託
信託引受の際、有価証券を受け入れる信託で、信託
財産として受け入れた有価証券の管理を目的とし、
公社債の利札や償還金の取立、株式配当金の受取、株
式の払込、株主権の行使等一切の処理を代行する信
託(管理有価証券信託)と、信託財産として受け入れ
た有価証券の運用を目的とし、有価証券本来の所得
(利札金、配当金等)の他に運用利益をあげる信託(運
用有価証券信託)があります。
ク. 金銭債権の信託
金銭債権の取立、管理、処分及びこれに関連する担
保権の保全等を目的とする信託であります。貸付債
権・リース債権・売掛債権等の信託がこの形態で利用
されております。
ケ. 動産の信託
車両その他の輸送用設備、機械用設備の管理又は
処分を目的とする信託であります。賃貸料の取立、租
税公課、修繕費用の支払その他一切の管理事務を行
うほか売却等処分に関する事務を代行する場合に利
用されています。
コ. 土地及びその定着物の信託
不動産信託ともいわれ、土地、建物等の管理又は処
分を目的とする信託であります。受託不動産の地代、
家賃の取立、租税公課、修繕費用の支払その他一切の
管理事務を行う場合や適当な改良を加えた住宅地を
公正妥当な価格で分譲する場合に多く利用されてお
ります。土地を有効利用し、収益をあげることを目的
とした土地信託もこれに含まれます。
サ. 地上権の信託
地上権の保全活動を目的とする信託であります。
シ. 土地の賃借権の信託
土地の賃借権の保全活動を目的とする信託であり
ます。
ス. 包括信託
信託引受の際信託財産として財産の種類(金銭、有
価証券、金銭債権など)を異にする二つ以上の財産を
一信託契約により受け入れる信託であります。
2. 普通銀行業務
ア. 預金業務
(ア)預金
当座預金、普通預金、通知預金、定期預金、別段預
金、納税準備預金、非居住者円預金及び外貨預金など
を取り扱っております。
(イ)譲渡性預金
譲渡可能な定期預金を取り扱っております。
イ. 貸付、手形の割引
手形貸付、証書貸付、当座貸越並びに銀行引受手形、荷
付為替手形、商業手形の割引を行っております。
ウ. 内国為替
送金為替、当座振込及び代金取立等を取り扱って
おります。
エ. 外国為替
輸出、輸入及び外国送金その他外国為替に関する
各種業務を取り扱っております。
オ. 商品有価証券の売買
国債等公共債の売買業務を行っております。
カ. 有価証券への投資
預金の支払い準備及び資金運用のため国債、地方
債、社債、株式及びその他の証券に投資しております。
キ. 貸付有価証券
顧客が取引保証等として差し入れる公社債等を貸
し渡すものであります。
4. 金融先物取引等の受託等業務
金融先物・オプション取引、証券先物・オプション取引
の受託及び金利先渡取引・為替先渡取引業務を行ってお
ります。
5. その他併営業務
ア. 保護預り
(ア)開封預り
公社債、株式等の寄託物を封かんせず現品のまま
預り保管の責に任ずるものであります。
(イ)封かん預り
寄託者自身が密封した有価証券、その他貴重品を
預り保管の責に任ずるものであります。
(ウ)貸金庫
金庫室に大小多数の保護函を備え、これを顧客に
貸し渡すものであります。
イ. 債務の保証
顧客の依頼により銀行等に対し手形保証又は保証
書等の形式により保証料を徴して保証するものであ
ります。
ウ. 不動産売買の媒介
エ. 不動産貸借の媒介
オ. 不動産の鑑定評価
カ. 金銭貸借の媒介
キ. 国債、地方債及び政府が元本の償還及び利息の支払
について保証している社債その他の債券の引受、売
出又は募集若しくは売出の取り扱い
ク. 株式の払込金等の受入
ケ. 公社債の元利金、株式配当金及びその他の証券に対
する収益分配金の支払
コ. 財産に関する遺言の執行
サ. 会計の検査
シ. 次の事項に関する代理事務
(ア)財産の取得、管理、処分又は貸借
有価証券等の売買代理のほか、顧客に対して投資
に関する情報提供、投資相談などを行う投資顧問業
務があります。
(イ)財産の整理又は清算
(ウ)債権の取立
(エ)債務の履行
ス. 証券代行業務
(ア)名義書換代理人事務
当社が商法上の「名義書換代理人」として、委託会
社に代わり株式の名義書換、配当金の支払、株主総会
の招集通知状の発送、増資に伴う事務、株主からの諸
届の受理等株式事務一切を行うものであります。
(イ)外国株式事務
国内上場外国株式の保管、実質株主への配当金の支
払い並びに諸通知の発送等を行うものであります。
セ. 社債等登録法による登録機関として行う公社債の登
録事務
ソ. 日本銀行国債代理店及び歳入代理店事務並びに地方
公共団体の公金収納事務等
タ. 中小企業金融公庫、住宅金融公庫及び年金資金運用
基金代理貸付等
チ. 国債等公共債、証券投資信託及び保険商品の窓口
販売
ツ. コマーシャル・ペーパー等の取り扱い
三
菱
信
託
銀
行
業
務
内
容
3. 担保附社債に関する信託業務
担保附社債信託法に基づき社債に対し付せられた担保
権の信託に関する業務であります。
97
組織図
(平成15年7月1日現在)
経営企画部
事業企画部
総務部
人事部
社員相談室
監査役室
経営管理部
信用リスク統括部
審査部
監査部
お客さまサービス室
事務管理部
監
査
役
システム部門
監
査
役
会
システム企画部
システム管理部
信託バンキング事業グループ
個人・受信部門
個人業務推進部
投資商品部
法人業務部
法人・金融仲介部門
株
主
総
会
取
締
役
会
経
営
会
議
企業金融部
資産金融部
証券代行部
グループ営業推進部
受託財産運用部門
投資企画部
年金運用部
公的年金運用部
公的資金運用部
公的運用部
資産運用部
パッシブ運用部
投融資審議会
組
織
図
不動産情報開発部
受託財産事業グループ
受託財産企画部
年金コンサルティング部
三
菱
信
託
銀
行
個人資産相談部
年金営業第1部
年金営業第2部
年金営業第3部
ALM審議会
受託財産運用審議会
受託財産管理部門
年金信託部
資産管理部
不動産事業グループ
不動産部門
不動産企画部
不動産部
不動産カストディ部
不動産管理部
不動産コンサルティング部
市場国際事業グループ
市場国際部門
市場国際部
総合資金部
証券投資部
クレジット投資部
資金為替部
国際営業開発部
国際事務管理部
本店営業部
財務相談部
本店法人営業第1部
本店法人営業第2部
営業第1部
営業第2部
営業第3部
営業第4部
営業第5部
営業第6部
営業第8部
東京営業第1部
東京営業第2部
東京営業第3部
東京営業第4部
東京営業第5部
東京営業第6部
東京西営業第1部
東京西営業第2部
東京西営業第4部
日本橋営業部
神奈川営業部
名古屋営業部
大阪営業部
大阪営業第1部
大阪営業第2部
大阪年金営業部
大阪不動産部
九州営業部
不動産・グループ営業部
国内支店
国内出張所
海外支店
海外駐在員事務所
98
事業系統図
(平成15年7月1日現在)
<事業>
信託バンキング事業
<主な関係会社>
個人の
お客さまへ
のサービス
法人の
お客さまへ
のサービス
菱信保証株式会社 <業務内容>
(ローン保証業務)
菱信ディーシーカード株式会社 (クレジットカード業務)
三菱信不動産販売株式会社※
(住宅仲介業務)
日信信用保証株式会社 (ローン保証業務)
株式会社東京三菱キャッシュワン (消費者ローン業務)
エムティービーキャピタル株式会社 (ベンチャーキャピタル業務)
日本確定拠出年金コンサルティング株式会社
(確定拠出年金の制度設計、導入コンサルティングおよび運営管理業務)
受託財産事業
三
菱
信
託
銀
行
株式会社エムティービー インベストメント テクノロジー研究所 (投資理論研究・コンピュータソフトウェアの研究開発業務)
三菱信アセットマネジメント株式会社 (投資信託委託業務)
三菱アセット・ブレインズ株式会社 (投資信託評価業務)
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
(日本版マスタートラスト業務・有価証券資産管理業務)
エムアンドティー・インフォメーション・テクノロジー株式会社
(コンピュータシステムの開発・運用管理業務)
不動産事業
三菱信不動産販売株式会社※ (住宅仲介業務)
市場国際事業
三菱トラストインターナショナル株式会社
(証券業務)
米国三菱信託銀行株式会社
(銀行業務および信託業務)
三菱信託ファイナンス(アイルランド)株式会社
(金融業務)
永楽実業株式会社 (不動産賃貸管理・物品販売業務)
その他(アウトソーシング)
三菱信ビジネス株式会社 (事務代行・人材派遣業務)
菱信データ株式会社 (データ入力管理・保管業務)
三菱信情報システム株式会社 (コンピュータシステムの開発・運用管理業務)
三
菱
信
託
銀
行
事
業
系
統
図
エムティービーアップルプランニング株式会社 (研修受託業務)
※三菱信不動産販売株式会社は信託バンキング事業および不動産事業の両事業にかかわる関係会社です。
99
(平成15年6月1日現在)
三菱信託銀行の商品・サービス
主な手数料一覧
7. 国債等の口座管理手数料
1. 振込手数料(1件につき)
口座管理手数料
振込先(扱い)
金額
1万円未満
当社本・支店宛 1万円以上3万円未満
3万円以上
1万円未満
他行宛(電信扱) 1万円以上3万円未満
3万円以上
1万円未満
他行宛(文書扱) 1万円以上3万円未満
3万円以上
(5%の消費税を含む)
窓口
ATM
ファームバンキング
105円
210円
420円
420円
525円
735円
315円
420円
630円
105円
105円
315円
315円
420円
630円
210円
315円
525円
105円
105円
315円
315円
420円
630円
ー
ー
ー
2. 取立手数料(1件につき)
隔地扱い
同地内扱い※
(5%の消費税を含む)
当社本・支店宛
他行宛
他行宛(至急扱)
420円
210円
630円
210円
840円
ー
寸法(mm)
種類
第一種
三
菱
信
託
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
第二種
第三種
第四種
高さ
57
77
137
237
幅
246
246
246
246
448
448
448
448
エクセレント倶楽部
ダイヤモンドステージ会員
エクセレント倶楽部
ゴールドステージ・プラス会員
ゴールドステージ会員
基本使用料
エクセレント倶楽部
ダイヤモンドステージ会員
エクセレント倶楽部
ゴールドステージ・プラス会員
ゴールドステージ会員
基本使用料
エクセレント倶楽部
ダイヤモンドステージ会員
エクセレント倶楽部
ゴールドステージ・プラス会員
ゴールドステージ会員
基本使用料
エクセレント倶楽部
ダイヤモンドステージ会員
エクセレント倶楽部
ゴールドステージ・プラス会員
ゴールドステージ会員
基本使用料
通帳
証券・証書
キャッシュカード
ローンカード
5. 証明書発行手数料(1 通につき)
残高証明書
残高証明書(監査法人用)
受入利息証明書
保護預り品保管証明書
相続財産評価計算書
12,600円
100
平日
土曜
8:45∼18:00
9:00∼14:00
105円
210円
平日
土曜
日曜
祝日
稼働時間
8:00∼08:45
18:00∼21:00
14:00∼17:00
9:00∼17:00
9:00∼17:00
(注) 店舗により取り扱い時間帯が異なります。詳しくは窓口でおたずねください。
9. その他手数料
振込組戻料
不渡手形返却料
(5%の消費税を含む)
1件 630円
1通 630円
取立手形組戻料
店頭呈示料
1通 630円
1通 630円
10. 不動産の仲介手数料
15,750円
11. 不動産鑑定基本報酬
14,175円
完全所有権価額
類型
建物および敷地(消費税および地方消費税を除く)
17,010円
28,350円
22,050円
26,460円
44,100円
1枚につき525円
1枚につき525円
(5%の消費税を含む)
210円
2,100円
無料
210円
2,100円
6. 手形・小切手用紙代等
(5%の消費税を含む)
無料
105円
(注) 1. 本体価額とは、売買価格から建物に係る消費税および地方消費税を引いた金額をいいます。
2. 上記手数料に係る消費税および地方消費税(5%)を別途ご負担いただきます。
7,560円
(5%の消費税を含む)
1冊につき525円
1通につき525円
当社カードによる引き出し
提携金融機関カードによる引き出し
9,450円
6,300円
(注) 上記料金は、当社本店貸金庫の標準的な料金です。詳しくは窓口でおたずねください。
4. 再発行手数料
8. 現金自動預入支払機(ATM)利用手数料
7,875円
(5%の消費税を含む)
ご使用料(1カ年)
奥行
1,260円(年間)
依頼者の一方につき
200万円以下の場合
本体価額の5%
①売買・交換の媒介
400万円以下の場合
本体価額の4%+2万円
400万円を超える場合 本体価額の3%+6万円
①の手数料の2倍以内。ただし、相手方からも報酬を
②売買・交換の代理
受け入れる場合は合計額で2倍以内。
依頼者の双方合計で借賃の1カ月相当額以内。ただ
③賃貸借の媒介
し、居住用建物については、依頼者の承諾を得ている
場合を除き借賃の1カ月の1/2以内。
借賃の1カ月以内。ただし、相手方からも報酬を受け
④賃貸借の代理
入れる場合は合計で1カ月分以内。
③、④にかかわらず、権利金の額を売買代金とみなし、
⑤権利金の授受のある場合
①、②の規定によることができる。
※ 割引手形、担保手形、小切手の取立は無料です。
3. 貸金庫使用料(金庫の大きさにより料金は異なります)
(5%の消費税を含む)
1口座につき
500万円迄
500万円超1,000万円迄
1,000万円超4,000万円迄
4,000万円超8,000万円迄
8,000万円超1億5,000万円迄
1億5,000万円超3億円迄
3億円超6億円迄
6億円超12億円迄
12億円超25億円迄
25億円超100億円迄
100億円超300億円迄
300億円超
(注) 完全所有権価額とは、対象不動産にその所有権を制限する権利が存しないとした場合にお
ける当該不動産の所有権の鑑定評価額をいいます。
12. 遺言信託の手数料
遺言書の作成・保管
遺言書の保管
遺言執行手続き完了
(5%の消費税を含む)
当座小切手
1冊(50枚綴り)
630円
1枚
個人当座小切手
1冊(20枚綴り)
252円
1枚
12円
12円
為替手形
1冊(20枚綴り)
1,050円
1枚
21円
約束手形
1冊(50枚綴り)
1,050円
1枚
21円
専用約束手形
1枚
525円
CP決済専用約束手形
1枚
525円
自己宛小切手発行手数料
1枚
525円
224,000円
1.12%+168,000円
0.56%+224,000円
0.28%+336,000円
0.16%+432,000円
0.074%+561,000円
0.072%+567,000円
0.039%+765,000円
0.024%+945,000円
0.016%+1,145,000円
0.013%+1,445,000円
0.01%+2,345,000円
遺言信託取扱手数料
100,000円
年間保管料
毎年 5,000円
遺言執行報酬
(相続税評価額による執行対象財産額に
下記の率を乗じた額の合計)
(1) 当社預入れ財産に対して
0.5%
(2) その他の財産に対して
5,000万円以下の部分
2.0%
5,000万円超1億円以下の部分
1.5%
1億円超2億円以下の部分
1.0%
2億円超3億円以下の部分
0.8%
3億円超5億円以下の部分
0.6%
5億円超10億円以下の部分
0.5%
10億円超の部分
0.3%
※ただし、最低報酬額は100万円とします。
(注)「遺言信託取扱手数料」
「年間保管料」
「遺言執行報酬」にかかる消費税相当額を別途申し受
けます。
貯蓄商品
信託商品
項 目
しくみと特色
預け入れ期間
預け入れ金額
ビッグ※
半年複利で増やし、満期時に元本と収益金をまとめて受け取る収益満期受取型貸付信託で
す。1年以内の解約はできません。
2年もの
5年もの
1万円以上
1万円単位
貸付信託※
元本保証、安全な信託の代表的貯蓄で、金融情勢に応じた変動金利による収益金を半年ごと
に受け取る便利な商品です。1年以内の解約はできません。
2年もの
5年もの
1万円以上
1万円単位
ヒット
1カ月たてばいつでも、いくらでも自由に使える便利な貯蓄です。収益配当率はその時の金融情
勢に応じて毎月1回見直されます。元本補てん契約はありません。個人のお客さまは、ヒット・
スーパープラス1(ワン)サービスのご利用により、ATM・CDからも引き出しができます。
1カ月据置
1万円以上
1円単位
金銭信託※
元本補てん契約のある貯蓄です。これを使った商品には
「青い通帳」
「みどりの通帳」
等があり
ます。
2年もの
5年もの
5,000円以上
1円単位
実績還元金銭信託ユニット型
「パッケージトラスト」
デリバティブ取引を用いて東証一部上場の優良企業数社の信用力に投資する実績配当型の商
品です。信託期間中の解約はできません。
3年
100万円以上
1万円単位
実績還元金銭信託ユニット型
「プレミアムトラスト」
主に
「AAA格を付与されたリース債権信託受益権等」
に投資する実績配当型の商品です。信託
期間中の解約はできません。
1年∼2年
100万円以上
1万円単位
(注)ビッグ2年もの、貸付信託2年ものについては、平成14年4月20日設定分をもって募集をとりやめさせていただきました。
主な預金商品
種 類
しくみと特色
預け入れ期間
預け入れ金額
当座預金※
主として営業用の決済に使われるもので、払い出しには小切手・手形が利用されます。
出し入れ自由
1円以上
1円単位
普通預金※
カード1枚でお預け入れ、お引き出しのできるおサイフ代わりの便利な預金です。公共料金
の自動支払、給料・年金の自動受取に適しています。
出し入れ自由
1円以上
1円単位
通知預金※
まとまったお金を一時的に預けるのに適しています。お引き出しの2日前までにご連絡くだ
さい。
7日以上
(据置期間)
5万円以上
1円単位
納税準備預金※
税金を納付するための預金です。納税のためのお引き出しには利息に税金がかかりません。
入金は自由、
引き出しは原則納税時
1円以上
1円単位
譲渡性預金
譲渡可能の預金で、金利は発行時により異なりますので、ご相談ください。短期の余裕資金
を有利に運用いただけます。
1週間以上
2年未満
5,000万円以上
1,000万円単位
大口定期預金※
1,000万円以上のまとまった資金を預けるのに適しています。金利はお預け入れ時により異
なりますので、ご相談ください。
1カ月以上
5年以内
1,000万円以上
1円単位
スーパー定期※
信託総合口座ならATMでお預け入れもできる便利な預金です。また、1年たてば必要額を一
部解約することができます。金利はお預け入れ時により異なりますので、ご相談ください。
3カ月以上
5年以内
1円以上
1円単位
エクセレント倶楽部
定期預金※
お預け入れを、①
「エクセレント倶楽部」
の会員の方、②お預けの対象となる本定期預金を除
き、すでに同一世帯で
「エクセレント倶楽部」
規定に定めるお取引残高が1,000万円以上の方
に限定し、より有利な金利をご提供しています。預入期間中は中途解約できません。金利は
お預け入れ時により異なりますので、ご相談ください。
3年
5年
500万円以上
1円単位
6カ月ごとに利率を見直す変動金利型の預金です。6カ月たてば、固定金利定期預金やグロー
イングへ振り替えることができます。利率は市場実勢を反映して変動します。
2年以上
3年以内
1円以上
1円単位
変動金利定期預金※
長期金利を参考に6カ月ごとに利率を見直す変動金利型の預金です。
「グローイング」
(個人向け)
5年
1円以上
1円単位
変動金利定期預金※
「5年もの」
(法人向け)
長期金利を参考に6カ月ごとに利率を見直す変動金利型の預金です。
5年
1円以上
1円単位
利率は毎日の市場金利の動向に応じて決定します。為替変動リスクがあります。
1カ月、3カ月
6カ月、1年
2千米ドル以上
2千ユーロ以上
変動金利定期預金※
「スプリング」
(個人向け)
外貨預金
自動継続外貨定期預金
三
菱
信
託
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
財産形成貯蓄
項 目
※
しくみと特色
財形貯蓄
お勤め先の財形制度を通じて財産づくりができます。給料・ボーナスから天引きによって積み立てる使途自由な財形貯蓄です。
財形年金貯蓄※
給料・ボーナスから天引きによって積み立て、法定要件を満たした年金方式にて受け取る財形貯蓄です。財形住宅貯蓄と合わせて元金550
万円までの収益金は非課税扱いが適用されます。
財形住宅貯蓄※
給料・ボーナスから天引きによって積み立て、法定要件を満たした住宅の取得や増改築等のための資金づくりにご利用いただく財形貯蓄
です。財形年金貯蓄と合わせて元金550万円までの収益金は非課税扱いが適用されます。
※預金保険制度の対象となる商品です。
金融商品の勧誘方針
私たちは、金融商品の勧誘にあたっては、法令及び以下の方針を遵守致します。
一. お客さまの知識、経験や財産の状況に照らし、商品の適切な勧誘に努めます。
一. お客さまに商品内容やリスクの内容などの重要な事項を説明し、十分に理解していただくよう努めます。
一. お客さまに、断定的な判断や事実でない情報を提供するなど誤解を招くような勧誘は行いません。
一. お客さまのご希望・ご了解のない限りは、早朝や深夜などの不適切な時間帯に電話や訪問による勧誘は行いません。
一. お客さまから帰って欲しい、または、お帰りになりたいとのお申し出を受けた場合は、そのご指示にしたがいます。
一. お客さまに対し適切な勧誘ができるよう商品知識の習得に努めます。
<以上の方針は、
「金融商品の販売等に関する法律」
(平成12年5月31日法律第101号)に基づく勧誘方針です。>
101
投資信託
三
菱
信
託
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
商品名・運用会社
主な投資対象と特色
申し込み金額
三菱信 日本株式オープン(愛称:選・人・力)
三菱信アセットマネジメント株式会社
三菱信 バランスオープン 株式20型
三菱信アセットマネジメント株式会社
三菱信 バランスオープン 株式40型
三菱信アセットマネジメント株式会社
三菱信 海外株式オープン
三菱信アセットマネジメント株式会社
三菱信 海外債券オープン
三菱信アセットマネジメント株式会社
三菱信 システムバリューオープン
(愛称:プロフェッサー)
三菱信アセットマネジメント株式会社
三菱信 トピックスオープン
三菱信アセットマネジメント株式会社
三菱信 グローバルバランスオープン株式20型
三菱信アセットマネジメント株式会社
三菱信 グローバルバランスオープン株式40型
三菱信アセットマネジメント株式会社
三菱信 海外債券オープン(3カ月決算型)
(愛称:四季の恵み 海外債券)
三菱信アセットマネジメント株式会社
三菱信 欧州債券オープン(3カ月決算型)
(愛称:四季の恵み 欧州債券)
三菱信アセットマネジメント株式会社
三菱信 グローバル・ボンド・オープン(毎月決算型)
三菱信アセットマネジメント株式会社
三菱信 MMF(マネー・マネージメント・ファンド)
(愛称:ゆりかご)三菱信アセットマネジメント株式会社
グローバル・グロース・オープン
野村アセットマネジメント株式会社
インデックスファンド225
日興アセットマネジメント株式会社
小型成長株オープン(愛称:ザ・プレジデンツ)
日興アセットマネジメント株式会社
CBファンド
日興アセットマネジメント株式会社
ニッセイ/パトナム・フルヘッジ短期外債オープン
(愛称:ステディ)ニッセイアセットマネジメント株式会社
ニッセイ/パトナム・インカムオープン
ニッセイアセットマネジメント株式会社
ニッセイ日本勝ち組ファンド
ニッセイアセットマネジメント株式会社
フィデリティ・日本成長株・ファンド
フィデリティ投信株式会社
国内株式への分散投資により、信託財産の長期的な成長をめざします。アクティブ運用により、市場を中長期
的に上回る投資成果をめざします。
10万円以上
1円単位
国内株式・国内債券・短期金融資産への分散投資により、
リスクを軽減し、信託財産の長期的かつ安定的な成
長をめざします。
10万円以上
1円単位
国内株式・国内債券・短期金融資産への分散投資により、
リスクを軽減し、信託財産の長期的かつ安定的な成
長をめざします。
10万円以上
1円単位
わが国を除く世界主要国の株式への分散投資により、信託財産の長期的な成長をめざします。
10万円以上
1円単位
わが国を除く世界主要国の公社債への分散投資により、信託財産の長期的な成長をめざします。
10万円以上
1円単位
わが国の株式を主要投資対象とし、本来あるべき価格
(理論株価)
に対する割安度に注目した銘柄選定を行う
バリュー型のファンドです。
10万円以上
1円単位
わが国の株式を投資対象とし、
TOPIX
(東証株価指数)
に連動した投資成果をめざします。
10万円以上
1円単位
国内株式・海外株式・国内債券・海外債券および短期金融資産への分散投資により、信託財産の長期的な成
長をめざします。
10万円以上
1円単位
国内株式・海外株式・国内債券・海外債券および短期金融資産への分散投資により、信託財産の長期的な成
長をめざします。
10万円以上
1円単位
わが国を除く世界主要国の公社債への分散投資により、信託財産の長期的な成長をめざします。
10万円以上
1円単位
欧州主要国
(ユーロ参加国)
の公社債への分散投資により、信託財産の長期的な成長をめざします。
10万円以上
1円単位
世界の主要国のうち、信用力が高く、かつ、相対的に利回りが高い国の債券に投資することにより、利子収益
の獲得をめざします。
10万円以上
1円単位
国内外の公社債および短期金融商品などを中心に投資し、安定した収益の確保をめざします。毎日決算を
行い、分配金を1カ月分まとめて再投資します。
10万円以上
1円単位
世界各国の株式を主要投資対象とします。企業の成長の持続性を重視した銘柄選択を行います。
10万円以上
1円単位
わが国の証券取引所に上場されている株式を主要投資対象とします。わが国の長期的成長と株式市場の動き
をとらえることを目標に、日経平均株価(225種・東証)
に連動する投資成果をめざします。
10万円以上
1円単位
わが国の証券取引所第2部上場株式および店頭登録株式、ならびに第1部上場株式のうち発行済株式総数が
6,000万株未満の株式を中心に、高成長が期待できる企業に投資します。
10万円以上
1円単位
わが国のCB
(転換社債)
を中心とした公社債に投資を行い、信託財産の長期的な成長を図ることを目標として
安定運用を行います。
10万円以上
1円単位
主として米ドル建ての米国国債、モーゲージ証券、社債、ハイイールド債および外国債を投資対象とし、為替を
原則フルヘッジすることで、中長期的に安定した収益の獲得をめざします。
10万円以上
1円単位
米ドル建ての債券に分散投資し、原則為替ヘッジを行わないことで、日本に比べて相対的に高い金利収入を確
保し、かつ中長期的な収益の獲得をめざします。
10万円以上
1円単位
わが国の株式を主要投資対象とし、各業界売上高No. 1の勝ち組企業30社へ投資することで信託財産の中
長期的な成長を目指します。
10万円以上
1円単位
わが国の株式を主要な投資対象とします。個別企業分析により、成長企業(市場平均等に比較し成長力があり、その持続
が長期的に可能と判断される企業)
を選定し、利益成長性等と比較して妥当と思われる株価水準で投資を行います。
10万円以上
1円単位
主としてわが国の株式のうち、小型株に投資を行います。個別企業分析により、比較的規模の小さい高成長企
業
(市場平均等に比較し成長力があり、その持続が長期的に可能と判断される企業)
を選定し、利益成長性等
と比較して妥当と思われる株価水準で投資を行います。
10万円以上
1円単位
米国の株式を主要な投資対象とします。個別企業分析により、国際的な優良企業や将来の優良企業に投資し
フィデリティ・米国優良株・ファンド
ます。
フィデリティ投信株式会社
ガリレオ
主に世界の先進国の国債および通貨へ幅広く分散投資を行います。
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社
主として日本を除くアジア諸国の株式に投資し、長期的な信託財産の成長をめざします。成長性があり、
かつ合
A
IG
アジア株式・オープン
理的な株価水準と判断される企業に分散投資を行います。
A
IG投信投資顧問株式会社
世界の主要先進国の国債等を中心に分散投資し、利子等安定収益の確保に努め、信託財産の安定的な成長
A
IG
ワールド・ソブリン・オープン
をめざします。
A
IG投信投資顧問株式会社
10万円以上
1円単位
ザ・ジャパン・キャピタリスト
A
IG投信投資顧問株式会社
わが国の証券取引所に上場
(これに準ずるものを含みます。)
されている株式を投資対象とし、真に資本を効率
的に事業へ投下し、収益を伸ばしている企業、
また、
その可能性を多分に秘めた企業に焦点を当てて投資する
ことにより、信託財産の長期的な成長をめざします。
10万円以上
1円単位
A
IG
ワールド・バランス・オープン
A
IG投信投資顧問株式会社
エマージング・カントリーを含む世界各国の証券市場を対象として、
グローバルに投資機会の発掘に努め、信託
財産の長期的な安定運用をめざします。株式および公社債への投資配分ならびに各地域別、各国別の資産配
分は適宜調整等を行い、バランス運用を行います。
10万円以上
1円単位
A
IG
ワールド株式・オープン
A
IG投信投資顧問株式会社
世界各国(エマージング・カントリーを含みます。)の株式市場を対象として、バリューアプローチによって、本源的価値を下 10万円以上
回った価格で取引されている割安銘柄の発掘に努め、厳選して投資することにより、信託財産の長期的な成長をめざします。 1円単位
A
IG
日本株式・オープン
A
IG投信投資顧問株式会社
わが国の株式
(主として東証第1部上場銘柄)の中から、独自のスクリーニングモデルにより銘柄・セクターの
実質価値を分析し、選定した組入候補銘柄の中から、
さらに企業訪問等を中心としたファンダメンタルズ分析
を行い、厳選した銘柄に投資することにより、信託財産の長期的な成長をめざします。
10万円以上
1円単位
日本を含む世界主要国の公社債を主な投資対象として分散投資します
(債券と為替は異なる資産としてそれ
ぞれ独立した運用を行います。基本的には円に対する為替ヘッジは行いません)
。
10万円以上
1円単位
日本を含む世界主要国の公社債を主な投資対象として分散投資します
(債券と為替は異なる資産としてそれ
ぞれ独立した運用を行います。円での収益の確保をめざし、原則として為替ヘッジを行いますが、機動的に為
替ヘッジをはずすことによって収益の向上をねらいます)
。
10万円以上
1円単位
南アフリカ、オーストラリア、カナダ、アメリカ等の金鉱企業の株式を中心にその他鉱業株式を主要投資対象と
して積極的な運用を行います。
10万円以上
1円単位
欧州主要国の株式を主要な投資対象とすることによって、長期的な信託財産の成長をめざします。
10万円以上
1円単位
フィデリティ・日本小型株・ファンド
フィデリティ投信株式会社
メリルリンチ・ワールド債券ファンド(為替変動型)
メリルリンチ・インベストメント・マネジャーズ株式会社
メリルリンチ・ワールド債券ファンド
(為替変動低減型)
メリルリンチ・インベストメント・マネジャーズ株式会社
メリルリンチ・ゴールド・ファンド
メリルリンチ・インベストメント・マネジャーズ株式会社
コメルツ・ヨーロッパ株式ファンド
コメルツ投信投資顧問株式会社
102
(注)平成15年7月1日現在における当社取り扱いの個人向け投資信託を掲載しています。
10万円以上
1円単位
10万円以上
1円単位
10万円以上
1円単位
各種個人ローン
住宅関連資金
商品名
使いみちと特色
融資金額 融資期間
ご自宅を担保としてその購入・新築・増改築あるいは修繕、キッチン・バス・
トイレ等のリフォーム資金として、
また、
こ
れらの資金のお借り換えにご利用いただけます。
「変動金利」
と
「固定金利」
があります。変動金利には短期金利連動
型と長期金利変動型があり、毎年4月1日および10月1日に利率の見直しを行います。4月1日の新利率は7月の
返済分から、10月1日の新利率は翌年の1月返済分から適用します。固定金利は、3年、5年、10年の特約期間の
3つのパターンがあり、
それぞれご融資時の利率で固定します。各固定期間が終了する際に固定金利または変動金
利のいずれかの方式を選択いただきます
(利率はその時の水準になります)
。
ご返済方法は、毎月元利均等返済
(ボー
ナス返済併用も可)
払いですので、将来に向けて計画的な生活設計がたてられます。住宅金融公庫等の公的融資
と併用してご利用いただけます。
5(GO)サインα
50万円∼
5,000
万円
1年∼
35年
多目的資金
商品名
使いみちと特色
融資金額 融資期間
ご自宅を担保として、いろいろ自由なお使いみちにご利用いただけます
(ただし、事業性資金は除きます)
。毎年1回
(12月31日)
、ご融資利率を見直す変動金利です。12月31日の新利率は翌年の4月返済分から適用します。ご
子弟の教育、結婚資金、別荘購入、相続・贈与税のお支払い等にご利用いただけます。
ご返済は、毎月元利均等返済
ですので、計画をたててご利用いただけます。
個人ローン3000
100万円∼
3,000
万円
2年∼
20年
ローンの上手な利用方法
豊かな生活を送るためには、
ローンを上手に利用することも必要なことです。それには、計画的に無理なく返済できる範囲内でローンを利用することが肝要です。
返済計画は、生活を極端に切り詰めることなく、
また病気など不慮の事故も考慮して、余裕のある計画をたてるようにしてください。
公益信託の受託一覧
(平成15年3月31日現在)
公益信託とは、個人や企業から、ある公益活動の助成を目的として信託された金銭や有価証券などを、信託銀行が運用・管理し、さらにその助成事業を代行
するものです。
信託目的
交通遺児や地域の学
生に対し、奨学資金
を援助して、人材の
育成を図るもの
基金名称
● 三菱自動車奨学基金
● 清水羽衣ライオンズクラブ交通災害等遺児奨
学基金
● 高橋記念草加市交通遺児奨学基金
● 佐藤時彦記念奨学基金
● 松栄奨学基金
● 東京青少年育英奨学基金
● 信越化学少年スポーツ振興基金
● 伊藤アヤ奨学基金
● フォレストヒルズ奨学基金
● 細川正助記念基金
● 宮川交通遺児育英基金
● 西濃運輸教育振興援助基金
● 安田トヱ交通遺児奨学基金
● 相馬・小田奨学基金
● 溝口たけ子奨学基金
● 三代奨学基金
● 新原守奨学金基金
● 阪神・淡路大震災遺児育英基金
● 阪神・淡路大震災遺児就学援助基金
● 杉の子奨学基金
● ニヤクコーポレーション介護福祉士奨学基金
● 高松信用金庫育英基金
● 青木均一記念介護福祉士奨学基金
● 萬谷記念かながわ奨学基金
● 大木ナカ記念奨学基金
● 中村奨学基金
● 大野奨学基金
● 花塚豊太郎記念奨学基金
● 友末洋治記念奨学基金
● 武井記念奨学基金
● 田沼多喜男記念奨学基金
● 田村清蔵記念奨学基金
● 齋藤KTC奨学援助基金
● 荒木信次記念交通遺児育英基金
● 京都府立農芸高等学校国際交流育成基金
● ミカミまちづくり育英基金
● 松尾金藏記念奨学基金
学術・医学研究、芸
術・文化・福祉・地
域振興活動などに対
して助成を行うもの
● 高橋記念耳鼻咽喉科学研究奨励基金
● 菱の実がん研究助成基金
● 成茂神経科学研究助成基金
● 沢野記念中学校生徒育成基金
● 荒井公平記念和菓子製造技術振興基金
● 平澤貞二郎記念基金
● ヨコハマ中区まちづくり本牧基金
● 現代詩人賞沢野起美子基金
● 甘粕記念信託研究助成基金
● 大畠記念宗教史学研究助成基金
● 全国果樹研究連合会技術振興基金
● あだちまちづくりトラスト
● エム・アイ・ユー財団記念基金
● 菅原医学振興基金
● 菱の実特殊教育助成基金
● 土木学会学術交流基金
● 時実利彦記念脳研究助成基金
● サントリー世界愛鳥基金
● 三菱化学研究奨励基金
● ひまわり児童養護施設助成基金
● 内田健康長寿者顕彰基金
● 横浜野毛地区まちづくりトラスト
● 西宮機能系基礎医学研究助成基金
● 栗田静枝診療録管理普及基金
● 小坂臨床麻酔学振興基金
● 成茂動物科学振興基金
● 五峯ライフサイエンス国際基金
● 天皇陛下御即位記念国民公園保存基金
● 杉田記念脳研究助成基金
● しまね文化ファンド
● 家政学研究助成基金
● 福原記念英米文学研究助成基金
● 永井研究助成基金
● 日野山英語教育振興助成基金
● 渡邉曉雄音楽基金
● しまね女性ファンド
● エコーいばらき環境保全基金
● 京都紫明ライオンズクラブ高齢者福祉基金
● 沖縄文化協会賞基金
● 京葉銀行ホームヘルパー助成基金
● しずぎんふるさと環境保全基金
● 太子町聖和台まちづくり基金
● 溝江ちよ記念老人福祉振興基金
● 原群馬県文学振興基金
● ヨコハマポートサイドまちづくりトラスト
● 字流麻福祉基金
● ふくぎん少年野球振興基金
● 道志水源基金
● 岩田記念戸籍制度研究助成基金
● 國井誠海書奨励基金
● 源河朝明記念那覇市社会福祉基金
● 永尾武難病研究基金
● 富山ファーストバンク社会福祉基金
● コベルコ自然環境保全基金
● 今井記念緑内障研究助成基金
● いわてNPO基金
● ぎふNPO基金
● 成年後見助成基金
● 土川記念哺乳動物研究助成基金
● 今井記念尾瀬・日光自然保護基金
● 西田記念東洋陶磁史研究助成基金
● 小澤・吉川記念エレクトロニクス研究助成基金
● 佐藤記念癌研究助成基金
● あがしん地域文化振興基金
● 齋藤六三郎記念数学教育助成基金
● 前多豊吉記念消化器病学振興基金
● 荒木信次記念京都府養護学校援助基金
● 日本動脈硬化予防研究基金
● 小野音響学研究助成基金
国際協力・国際交流促進
活動などに対して助成を
行うもの
● 今井記念海外協力基金
● アジア・コミュニティ・
トラスト
● 菱の実ジャパントラスト
● 三菱信託ジャパントラスト
● 天皇陛下御在位60年記念ジャパントラスト
● 永井幸喜学術・教育国際交流基金
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
橋本泰彦アジア・アフリカ留学生奨学基金
正田記念アジア留学生奨学基金
滝崎記念アジア留学生奨学基金
石森記念北米友好奨学基金
京都葵ライオンズクラブ留学生奨学基金
高羅記念留学生奨学基金
三
菱
信
託
銀
行
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
地球環境日本基金
蓮見留学生育英奨学基金
本田弁二郎留学生技術者育成奨学基金
大槻記念アジア・アフリカ留学生奨学基金
日本信託ジャパントラスト
田中記念留学生奨学基金
103
主要な経営指標等の推移
(連結)
(単位:百万円)
平成13年度
平成14年度
連結経常収益
3,262,347
2,772,528
連結経常損失
289,345
360,262
連結当期純損失
152,316
161,495
連結純資産額
3,324,445
3,046,420
連結総資産額
99,496,829
99,175,319
10.30%
10.84%
連結自己資本比率(国際統一基準)
(注) 連結自己資本比率は、銀行法第52条の25の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づき作成しています。なお、当社は国際統一基準を採用しています。
連結財務諸表
三菱東京フィナンシャル・グループの連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書及び連結キャッ
シュ・フロー計算書は、証券取引法第 193 条の 2 の規定に基づき、監査法人トーマツの監査証明を受けています。以下の連結貸借
対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書及び連結キャッシュ・フロー計算書は、上記の連結財務諸表に基づいて作成しています。
1. 連結貸借対照表
(単位:百万円)
(単位:百万円)
平成13年度
平成13年度
平成14年度
(平成14年3月31日現在)(平成15年3月31日現在)
(平成14年3月31日現在)(平成15年3月31日現在)
(資産の部)
現金預け金
コールローン及び買入手形
買現先勘定
債券貸借取引支払保証金
買入金銭債権
特定取引資産
金銭の信託
有価証券
投資損失引当金
貸出金
外国為替
その他資産
動産不動産
債券繰延資産
繰延税金資産
再評価に係る繰延税金資産
支払承諾見返
貸倒引当金
6,421,747
1,304,328
1,047,717
ー
460,912
5,340,726
304,060
23,109,720
△ 1,500
49,062,795
560,783
5,651,987
981,982
158
1,032,107
4,985
5,873,954
△ 1,659,640
8,235,754
551,357
482,776
2,475,841
500,614
5,612,937
415,558
24,158,330
△ 2,067
46,950,363
609,944
3,213,143
988,407
9
1,362,692
1,593
4,915,353
△ 1,297,292
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
(負債の部)
預金
譲渡性預金
債券
コールマネー及び売渡手形
売現先勘定
債券貸借取引受入担保金
コマーシャル・ペーパー
特定取引負債
借用金
外国為替
短期社債
社債
転換社債
新株予約権付社債
信託勘定借
その他負債
賞与引当金
退職給付引当金
債権売却損失引当金
日本国際博覧会出展引当金
特別法上の引当金
繰延税金負債
再評価に係る繰延税金負債
支払承諾
59,907,378
3,200,325
2,275,570
3,977,859
3,518,977
ー
799,367
667,926
1,844,566
513,899
ー
3,402,004
243,924
ー
2,282,224
7,241,446
14,304
27,023
7,575
ー
436
47,055
128,439
5,873,954
62,624,363
4,045,901
636,060
3,740,653
3,162,054
3,883,443
763,208
1,567,512
1,512,729
532,947
10,000
3,546,979
ー
50,528
1,401,617
3,163,552
17,028
36,976
ー
50
799
60,836
133,649
4,915,353
95,974,260
95,806,248
198,122
322,650
1,146,500
834,644
201,654
1,189,718
84,016
△ 26,699
ー
ー
ー
ー
ー
ー
計
3,429,835
ー
自己株式
子会社の所有する親会社株式
△ 331
△ 105,058
ー
ー
資本の部合計
3,324,445
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
1,258,052
932,016
962,347
195,418
△ 223,432
△ 73,499
△ 4,482
負債の部合計
(少数株主持分)
少数株主持分
(資本の部)
資本金
資本準備金
再評価差額金
連結剰余金
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
資本金
資本剰余金
利益剰余金
土地再評価差額金
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
自己株式
資本の部合計
資産の部合計
104
99,496,829
99,175,319
平成14年度
負債、少数株主持分及び資本の部合計
ー
3,046,420
99,496,829
99,175,319
連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書及び連結キャッシュ・フロー計算書は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和 51 年大蔵省令第 28 号。以下
「連結財務諸表規則」という)に基づいて作成していますが、資産及び負債並びに収益及び費用については、
「銀行法施行規則」
(昭和 57 年大蔵省令第 10 号)に定める分類に準じて記載し
ています。
2. 連結損益計算書
(単位:百万円)
平成13年度
3. 連結剰余金計算書
平成14年度
(単位:百万円)
平成13年度
平成13年4月 1 日から 平成14年4月 1 日から
( 平成14年3月31日まで
) ( 平成15年3月31日まで )
平成14年度
平成13年4月 1 日から 平成14年4月 1 日から
( 平成14年3月31日まで
) ( 平成15年3月31日まで )
経常収益
3,262,347
2,772,528
連結剰余金期首残高
1,367,927
ー
資金運用収益
2,224,981
1,691,639
連結剰余金増加高
3,520
ー
貸出金利息
1,258,319
1,016,256
再評価差額金取崩額
3,134
ー
422,043
378,334
385
ー
有価証券利息配当金
コールローン利息及び買入手形利息
買現先利息
債券貸借取引受入利息
持分法適用会社の増加に伴う剰余金増加高
9,381
6,687
連結剰余金減少高
29,412
ー
52,069
17,376
配当金
28,268
ー
12
ー
ー
26,327
役員賞与
預け金利息
174,848
71,848
経営統合に伴う連結子会社並びに持分法適用
その他の受入利息
308,318
174,808
関連会社に対する持分変動による剰余金減少高
信託報酬
122,779
101,442
当期純損失
役務取引等収益
401,483
428,014
58,402
79,907
特定取引収益
その他業務収益
206,315
278,645
その他経常収益
248,384
192,878
経常費用
3,551,693
3,132,790
資金調達費用
1,119,850
634,520
471,203
231,832
預金利息
連結剰余金期末残高
1,131
ー
152,316
ー
1,189,718
ー
(資本剰余金の部)
資本剰余金期首残高
ー
834,644
資本剰余金増加高
ー
111,552
増資による新株の発行
ー
111,552
資本剰余金減少高
ー
14,180
自己株式処分差損
ー
14,180
資本剰余金期末残高
ー
932,016
債券利息及び債券発行差金償却
20,573
8,504
譲渡性預金利息
34,299
9,935
コールマネー利息及び売渡手形利息
19,110
12,787
売現先利息
64,465
43,064
利益剰余金期首残高
ー
1,189,718
ー
43,111
利益剰余金増加高
ー
3,228
当該会社に対する持分変動による増加高
ー
2,648
持分法適用会社の減少に伴う増加高
ー
580
利益剰余金減少高
ー
230,599
当期純損失
ー
161,495
配当金
ー
45,943
役員賞与
ー
3
土地再評価差額金取崩額
ー
1,420
ー
17,725
債券貸借取引支払利息
コマーシャル・ペーパー利息
14,276
4,583
借用金利息
71,433
55,839
ー
0
96,158
75,967
短期社債利息
社債利息
社債発行差金償却
(利益剰余金の部)
連結子会社による株式買入消却に伴う
22
21
7,549
ー
ー
4,969
320,757
143,904
63,085
73,296
3,813
ー
118,470
126,198
営業経費
1,009,848
1,048,806
増加に伴う減少高
ー
4,011
その他経常費用
利益剰余金期末残高
ー
962,347
転換社債利息
新株予約権付社債利息
その他の支払利息
役務取引等費用
特定取引費用
その他業務費用
1,236,624
1,249,968
貸倒引当金繰入額
388,333
146,052
その他の経常費用
848,291
1,103,916
経常損失
289,345
360,262
特別利益
67,300
48,552
動産不動産処分益
償却債権取立益
その他の特別利益
6,479
3,862
60,660
44,281
160
408
特別損失
75,039
29,031
動産不動産処分損
18,798
24,542
証券取引責任準備金繰入額
その他の特別損失
税金等調整前当期純損失
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
少数株主利益
当期純損失
73
257
56,167
4,232
297,084
340,742
34,818
55,919
△ 198,311
△ 237,065
18,725
1,898
152,316
161,495
連結子会社及び持分法適用会社の合併に伴う
当該会社に対する持分変動による減少高
連結子会社及び持分法適用会社の
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
105
4. 連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
(単位:百万円)
平成13年度
平成13年度
平成14年度
平成13年4月 1 日から 平成14年4月 1 日から
( 平成14年3月31日まで
) (平成15年3月31日まで )
平成13年4月 1 日から 平成14年4月 1 日から
( 平成14年3月31日まで
) ( 平成15年3月31日まで )
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
△297,084
△340,742
有価証券の取得による支出
△36,929,340
△44,807,196
減価償却費
60,633
86,242
有価証券の売却による収入
28,556,435
27,103,131
連結調整勘定償却額
29,297
△3,937
有価証券の償還による収入
8,448,217
15,702,239
持分法による投資損益(△)
10,612
3,532
金銭の信託の増加による支出
△289,742
△162,435
貸倒引当金の増加額
68,758
△355,043
金銭の信託の減少による収入
380,991
64,037
1,427
566
動産不動産の取得による支出
△62,489
△42,775
△29,480
△7,575
動産不動産の売却による収入
21,219
19,099
14,262
743
連結範囲の変動を伴う子会社株式の取得による支出
ー
△923
△114,449
228
投資活動によるキャッシュ・フロー
125,290
△2,124,823
ー
50
資金運用収益
△2,224,981
△1,691,639
資金調達費用
1,119,850
634,520
202,823
400,864
4,823
7,421
△309,805
△32,716
12,339
20,680
税金等調整前当期純損失(△)
投資損失引当金の増加額
債権売却損失引当金の増加額
賞与引当金の増加額
退職給付引当金の増加額
日本国際博覧会出展引当金の増加額
有価証券関係損益(△)
金銭の信託の運用損益(△)
為替差損益(△)
動産不動産処分損益(△)
特定取引資産の純増(△)減
特定取引負債の純増減(△)
約定済未決済特定取引調整額
848,319
△291,024
△601,361
△491,866
1,668,901
3,476,921
3,077,728
譲渡性預金の純増減(△)
△617,471
863,841
△1,136,679
△1,639,510
357,121
△304,049
預け金(現金同等物を除く)の純増(△)減
1,621,264
477,598
コールローン等の純増(△)減
2,342,085
1,208,579
425,635
ー
債券貸借取引差入担保金の純増(△)減
債券貸借取引支払保証金の純増(△)減
コールマネー等の純増減(△)
コマーシャル・ペーパーの純増減(△)
債券貸借取引受入担保金の純増減(△)
外国為替(資産)の純増(△)減
106
100,860
預金の純増減(△)
借用金(劣後特約付借入金を除く)の純増減(△)
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
792,187
△2,581,880
貸出金の純増(△)減
債券の純増減(△)
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
平成14年度
劣後特約付社債・転換社債の償還による支出
劣後特約付社債・新株予約権付社債の償還による支出
株式の発行による収入
少数株主への株式の発行による収入
176,800
ー
ー
189,757
△243,649
ー
ー
△625,897
ー
223,104
12,218
16,195
△28,272
△46,702
少数株主への配当金支払額
△5,071
△3,414
自己株式の取得による支出
△7,393
△965
自己株式の売却による収入
32,593
82,944
△154,273
△186,820
69,919
△48,536
配当金支払額
財務活動によるキャッシュ・フロー
Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額
Ⅴ 現金及び現金同等物の増加額
Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高
4,785
2,276,534
1,734,069
1,741,798
Ⅶ 新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額
2,943
34,811
310,281
△75,419
Ⅷ 連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額
ー
△3,614
△1,411,961
475,235
Ⅸ 現金及び現金同等物の期末残高
1,741,798
4,049,530
252,186
△49,161
19,047
10,000
263,009
401,567
△1,364,626
△880,607
資金運用による収入
2,369,236
1,772,695
資金調達による支出
△1,323,986
△718,006
1,068,957
215,211
52,494
4,681,824
法人税等の支払額
△88,644
△45,110
営業活動によるキャッシュ・フロー
△36,150
4,636,714
(右上に続く)
劣後特約付社債・新株予約権付社債の発行による収入
116,000
△137,842
△217,281
ー
小計
劣後特約付社債・転換社債の発行による収入
91,062
△182,562
△695,559
80,976
その他
劣後特約付借入金の返済による支出
ー
短期社債(負債)の純増減(△)
信託勘定借の純増減(△)
劣後特約付借入による収入
△2,636,899
外国為替(負債)の純増減(△)
普通社債の発行・償還による純増減(△)
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項(平成 13 年度)
1. 連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社
186 社
主要な会社名
株式会社東京三菱銀行
三菱信託銀行株式会社
(2) 非連結子会社
1社
非連結子会社は、その資産、経常収益、当期純損益(持分に見合う額)及び剰余金
(持分に見合う額)からみて、連結の範囲から除いても企業集団の財政状態及び経営
成績に関する合理的な判断を妨げない程度に重要性が乏しいため、連結の範囲から
除外しております。
2. 持分法の適用に関する事項
(1) 持分法適用の関連会社
37 社
主要な会社名
国際証券株式会社
ダイヤモンドリース株式会社
ダイヤモンドコンピューターサービス株式会社
東銀リース株式会社
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
MTBC Bank Deutschland GmbH
(2) 持分法非適用の非連結子会社
1社
(3) 持分法非適用の関連会社
2社
持分法非適用の非連結子会社及び関連会社は、当期純損益(持分に見合う額)及び
剰余金(持分に見合う額)からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に重要
な影響を与えないため、持分法の対象から除いております。
(4) 三和建物株式会社については、議決権の29.3%を自己の計算において所有してお
りますが、同社は平成 6 年 6 月、会社更生法の規定による更生手続開始の決定を
受けており、同社事業等の方針決定に対し重要な影響を与えることができないこと
から関連会社から除いております。
3. 連結子会社の事業年度等に関する事項
(1) 連結子会社の決算日は次のとおりであります。
10 月末日
2社
12 月末日
118 社
02 月末日
1社
03 月末日
65 社
(2) 10月末日を決算日とする子会社は、1月末日現在で実施した仮決算に基づく財務
諸表により、またその他の子会社は、それぞれの決算日の財務諸表により連結して
おります。
連結決算日と上記の決算日等との間に生じた重要な取引については、必要な調整
を行っております。
4. 会計処理基準に関する事項
(1) 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な変
動、市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」)の取引
については、取引の約定時点を基準とし、連結貸借対照表上「特定取引資産」及び
「特定取引負債」に計上するとともに、当該取引からの損益を連結損益計算書上「特
定取引収益」及び「特定取引費用」に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、有価証券及び金銭債権等については連
結決算日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派生商品については
連結決算日において決済したものとみなした額により行っております。
また、特定取引収益及び特定取引費用の損益計上は、当連結会計年度中の受払利
息等に、有価証券、金銭債権等については当連結会計年度における評価損益の増減
額を、派生商品については当連結会計年度におけるみなし決済からの損益相当額の
増減額を加えております。
(2) 有価証券の評価基準及び評価方法
(A) 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価
法(定額法)、その他有価証券のうち時価のあるものについては連結決算日の市
場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)、時価の
ないものについては主として移動平均法による原価法又は償却原価法により
行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処理し
ております。
(B) 有価証券運用・投資を主目的とする単独運用の金銭の信託の信託財産の構成物
である有価証券の評価は、上記(1)及び(2)(A)と同じ方法により行っております。
なお、運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託の信託財産の構成物であ
る有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処理しております。
(3) デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、原則として時価法によ
り行っております。
国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の資金関連スワップ取引につい
ては、業種別監査委員会報告第20号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に
関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(平成 12 年 11 月 14 日 日本公認会計
士協会。以下「業種別監査委員会報告第 20 号」という)に基づき、債権元本相当
額及び債務元本相当額の連結決算日の為替相場による正味の円換算額を連結貸借対
照表に計上し、異種通貨間の金利差を反映した直先差金は直物外国為替取引の決済
日の属する期から先物外国為替取引の決済日の属する期までの期間にわたり発生主
義により連結損益計算書に計上するとともに、連結決算日の未収収益又は未払費用
を計上しております。
また、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、異なる通貨での資金
調達・運用を動機とし、契約締結時における元本相当額の支払額又は受取額と通貨
スワップ契約満了時における元本相当額の受取額又は支払額が同額で、かつ、元本
部分と金利部分に適用されるスワップレートが合理的なレートである直先フラット
型の通貨スワップ取引(利息相当額の支払日ごとにその時点の実勢為替相場を反映
して一方の通貨の元本相当額を更改し、かつ、各利払期間ごとに直先フラットであ
る通貨スワップ取引を含む)については、業種別監査委員会報告第20号に基づき、
債権元本相当額及び債務元本相当額の連結決算日の為替相場による正味の円換算額
を連結貸借対照表に計上し、交換利息相当額はその期間にわたり発生主義により連
結損益計算書に計上するとともに、連結決算日の未収収益又は未払費用を計上して
おります。
(4) 減価償却の方法
① 動産不動産
当社、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の動産不動産の減価
償却は、定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物
15 年∼ 50 年
動 産
5 年∼ 15 年
また、その他の連結子会社の動産不動産については、資産の見積耐用年数に
基づき、主として定額法により償却しております。
② ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、当社及び連結子会社で定める利用可能
期間(主として 5 年)に対応して定額法により償却しております。
(5) 繰延資産の処理方法
割引債券の債券発行差金及び社債発行差金は償還期限までの期間に対応して償却
しております。
債券発行費用及び社債発行費については、支出時に全額費用として処理しており
ます。
(6) 貸倒引当金の計上基準
主要な国内連結子会社の貸倒引当金は、予め定めている資産の自己査定基準及び
償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破
綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債権及び実質的に
経営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)に対する債権について
は、下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可
能と認められる額を控除し、その残額を引き当てております。今後、経営破綻に陥
る可能性が大きいと認められる債務者に対する債権(以下「破綻懸念先債権」とい
う)のうち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理
的に見積ることができない債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び
保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能
力を総合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸念先債権
及び今後の管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権の元本の回収及び
利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積ることができる債権につい
ては、当該キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割り引いた金額と債権の帳簿
価額との差額を引き当てております。上記以外の債権については、過去の一定期間
における貸倒実績等から算出した貸倒引当率を債権額に乗じた額を引き当てており
ます。特定海外債権については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見
込額を特定海外債権引当勘定(租税特別措置法第 55 条の 2 の海外投資等損失準備
金を含む)として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管部が資産
査定を実施し、当該部署から独立した与信監査部署が査定結果を監査しており、そ
の査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額か
ら担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不
能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は 1,150,346 百万円で
あります。
その他の連結子会社は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案して必要
と認められる額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘
案し、回収不能見込額をそれぞれ引き当てております。
(7) 投資損失引当金の計上基準
時価のない債券に対し、将来発生する可能性のある損失を見積り、必要と認めら
れる額を計上しております。
(8) 賞与引当金の計上基準
従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対する賞与の支給見込額のう
ち、当連結会計年度に帰属する額を計上しております。
(9) 退職給付引当金の計上基準
従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務及び年
金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、過去勤務債務及び数
理計算上の差異の費用処理方法は以下のとおりであります。
(A) 過去勤務債務
その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(主として10年)に
よる定額法により費用処理
(B) 数理計算上の差異
各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(主と
して 10 年)による定額法により按分した額をそれぞれ主として発生の翌連結
会計年度から費用処理
なお、会計基準変更時差異については、主として 5 年による按分額を費用処理
しております。
(10)債権売却損失引当金の計上基準
株式会社共同債権買取機構に売却した不動産担保付債権の担保価値を勘案し、将
来発生する可能性のある損失に備えるため、必要と認められる額を引き当てており
ます。
(11) 特別法上の引当金の計上基準
特別法上の引当金は、金融先物取引責任準備金58百万円及び証券取引責任準備
金 378 百万円であり、次のとおり計上しております。
(A) 金融先物取引責任準備金
金融先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるため、金融
先物取引法第82条及び同法施行規則第29条の規定に定めるところにより算
出した額を計上しております。
(B) 証券取引責任準備金
証券先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるため、国内
証券連結子会社は、証券取引法第51条の規定に基づき、証券会社に関する内
閣府令第 35 条の定めるところにより算出した額を計上しております。
(12)外貨建資産・負債の換算基準
国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の外貨建資産・負債及び海外支
店勘定は、取得時の為替相場による円換算額を付す関連会社株式を除き、主として
連結決算日の為替相場による円換算額を付しております。
その他の連結子会社の外貨建資産・負債については、それぞれの決算日等の為替
相場により換算しております。
(13)リース取引の処理方法
国内連結子会社のリース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外
のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理に
よっております。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
107
(14)重要なヘッジ会計の方法
国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、リスク管理手法として、貸
出金・預金等の多数の金融資産・負債から生じる金利リスクをデリバティブ取引を
用いて総体で管理する、
「マクロヘッジ」を実施しております。これは、リスク調
整アプローチによるリスク管理であり、業種別監査委員会報告第15号「銀行業に
おける金融商品会計基準適用に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(平成12
年 2 月 15 日 日本公認会計士協会)に定められたマクロヘッジに関する暫定的な
会計処理を行っております。
また、リスク管理方針に定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段とな
るデリバティブのリスク量が収まっており、ヘッジ対象の金利リスクが減殺されて
いるかどうかを検証することにより、ヘッジの有効性を評価しております。
また、外貨建関連会社株式及び外貨建その他有価証券(債券以外)の為替変動リス
クをヘッジするため、業種別監査委員会報告第20号に基づき、事前にヘッジ対象
となる外貨建有価証券の銘柄を特定し、当該外貨建有価証券について外貨ベースで
取得原価以上の直先負債が存在していること等を条件として、外貨建関連会社株式
については繰延ヘッジ、外貨建その他有価証券(債券以外)については時価ヘッジを
適用しております。
なお、一部の資産・負債については、繰延ヘッジ、時価ヘッジ、あるいは金利ス
ワップの特例処理を行っております。
(15)消費税等の会計処理
当社及び国内連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっ
ております。なお、動産不動産に係る控除対象外消費税等は発生した連結会計年度
の費用として計上しております。
(16)株式移転による企業結合に関する資本連結手続
株式会社東京三菱銀行及び三菱信託銀行株式会社の株式移転による企業結合に関
する資本連結手続については、持分プーリング法を適用しております。
5. 連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用しております。
6. 連結調整勘定の償却に関する事項
連結調整勘定の償却については、発生年度に全額償却しております。
7. 利益処分項目等の取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成して
おります。
8. 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金
預け金」のうち定期性預け金と譲渡性預け金以外のものであります。
追加情報(平成 13 年度)
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
108
東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税
の課税標準等の特例に関する条例」(平成12年4月1日 東京都条例第145号)(以下「都
条例」という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 12 年 10 月 18 日、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、東京都
及び東京都知事を被告として、都条例の無効確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平
成 14 年 3 月 26 日、東京地方裁判所は、都条例が違法無効であることを理由として、誤
納金 11,741 百万円及び損害賠償金 300 百万円の請求を認める判決を言い渡しました
が、3 月 29 日、東京都は、判決を不服として、東京高等裁判所に控訴しております。
このように国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は都条例が違憲・違法であ
ると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処
理についても、東京都に係る事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税とし
て処理しているものの、これは現時点では国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会
社の従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるためであり、都条例を
合憲・適法なものと認めたということではありません。
上記都条例施行に伴い、東京都に係る事業税については、18,637百万円を「その他の
経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ経常損失は同額増加してお
ります。「法人税、住民税及び事業税」については影響ありません。また、当該事業税は
税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、「繰
延税金資産」は 88,969 百万円減少しました。また、
「再評価に係る繰延税金資産」及び
「再評価に係る繰延税金負債」はそれぞれ 389 百万円、11,616 百万円減少し、
「再評価
差額金」及び「その他有価証券評価差額金」はそれぞれ 11,226 百万円、2,218 百万円
増加しております。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、「大阪府における銀行業等に対する
事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年 6 月 9 日 大阪府条例第 131 号)
(以下「府条例」という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更にな
りました。
平成 14 年 4 月 4 日に、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、大阪府及
び大阪府知事を被告として、府条例の無効確認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。
このように国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は府条例が違憲・違法であ
ると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処
理についても、大阪府に係る事業税を府条例に基づく外形標準課税基準による事業税とし
て処理しているものの、これは現時点では東京都と同様の会計処理を適用することが適当
であると判断されるためであり、府条例を合憲・適法なものと認めたということではあり
ません。
上記府条例施行に伴い、大阪府に係る事業税については、3,087 百万円を「その他の
経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ経常損失は同額増加してお
ります。「法人税、住民税及び事業税」については影響ありません。また、当該事業税は
税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、「繰
延税金資産」は 14,884 百万円減少しました。また、
「再評価に係る繰延税金資産」及び
「再評価に係る繰延税金負債」はそれぞれ 63 百万円、1,958 百万円減少し、「再評価差
額金」及び「その他有価証券評価差額金」は、それぞれ 1,895 百万円、374 百万円増加
しております。
なお、大阪府に係る事業税については、平成 14 年 5 月 30 日に「大阪府における銀行
業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」
(平成14年
大阪府条例第 77 号)(以下「改正府条例」という)が施行されたことにより、府条例に
よる課税標準等の特例が平成14年4月1日以後開始する事業年度より適用されることと
なりました。これにより、当連結会計年度に係る大阪府に対する事業税については、改正
府条例附則2 の適用を受け、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の場合、外
形標準課税基準と所得基準のうち低い額となる、所得を課税標準として計算される額を申
告・納付する予定であります。但し、この申告・納付によって、府条例並びに改正府条例
を合憲・適法なものと認めたということではありません。
注記事項(平成 13 年度)
(連結貸借対照表関係)
1. 有価証券には、非連結子会社及び関連会社の株式 99,657 百万円及び出資金 1,306
百万円を含んでおります。
2. 消費貸借契約により貸し付けている有価証券が、
「有価証券」及び「特定取引資産」に
合計 2,407,015 百万円含まれております。また、賃貸借契約により貸し付けている
有価証券は、「有価証券」に 43 百万円含まれております。
消費貸借契約により借り入れている有価証券及び買現先取引により売戻し条件付で
購入した有価証券等のうち、担保に差し入れている有価証券は 2,153,919 百万円、
再貸付に供している有価証券は 898,880 百万円、当連結会計年度末に当該処分をせ
ずに所有しているものは 1,965,397 百万円であります。
また、賃貸借契約により受け入れている有価証券及び融資等に関連して受け入れて
いる商業手形等があり、これらについては担保の差入等という自由処分権があります。
3. 貸出金のうち、破綻先債権額は 147,955 百万円、延滞債権額は 1,997,510 百万円
であります。但し、上記債権額のうち、最終処理につながる措置である 株式会社整理
回収機構への管理信託方式による処分額は 859 百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイか
らホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経
営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金で
あります。
4. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は 23,039 百万円であります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月
以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
5. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 1,878,111 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他債務者に有利となる
取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないも
のであります。
6. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
4,046,618 百万円であります。但し、左記債権額のうち、最終処理につながる措置で
ある株式会社整理回収機構への管理信託方式による処分額は 859 百万円であります。
なお、上記 3. から 6. に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
7. 手形割引により取得した銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形等の額面金額は、
993,637 百万円であります。
8. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
現金預け金
8,464 百万円
特定取引資産
878 百万円
有価証券
2,328,182 百万円
貸出金
748,095 百万円
その他資産
6,045 百万円
担保資産に対応する債務
預金
206,707 百万円
コールマネー及び売渡手形
1,857,200 百万円
借用金
2,318 百万円
その他負債
7,453 百万円
支払承諾
7,319 百万円
上記のほか、為替決済等の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、現金預け
金 264,765 百万円、買入金銭債権 35,054 百万円、特定取引資産 906 百万円、有
価証券 3,718,370 百万円、貸出金 26,437 百万円及びその他資産 7,579 百万円を
差し入れております。また、売現先取引により買戻し条件付で売却した買入金銭債権
は 22,929 百万円、特定取引資産は 1,717,686 百万円、有価証券は 795,732 百
万円、貸出金は 7,844 百万円であり、対応する売現先勘定は 2,570,911 百万円で
あります。
9. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の
申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度
額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行
残高は、28,155,391 百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当社及び連結子会社の将来のキャッシュ・フローに影響
を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保
全、その他相当の事由があるときは、当社及び連結子会社が実行申し込みを受けた融
資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。ま
た、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後
も定期的に予め定めている社内(行内)手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じ
て契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
10.土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)及び土地の再評価
に関する法律の一部を改正する法律(平成 13年 3月31日公布法律第 19号)(以下「土
地再評価法」という)に基づき、国内連結子会社 3 社(国内銀行連結子会社、国内信託銀
行連結子会社及びその他の国内連結子会社1社)の事業用の土地の再評価を行い、評価
差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金資産」及
び「再評価に係る繰延税金負債」としてそれぞれ資産の部又は負債の部に計上し、こ
れらを控除した金額を「再評価差額金」として資本の部に計上しております。
なお、
「再評価差額金」には、上記のほか、平成 14 年 3 月 31 日に土地再評価法に
基づく事業用の土地の再評価を行った持分法適用関連会社の資本の部に計上された再
評価差額金のうち親会社持分相当額を含んでおります。
再評価を行った年月日
国内銀行連結子会社
平成 10 年 03 月 31 日
国内信託銀行連結子会社
平成 14 年 03 月 31 日
その他の国内連結子会社
平成 13 年 12 月 31 日
土地再評価法第10条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会計年度末におけ
る時価の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額
国内銀行連結子会社
118,102 百万円
当該事業用土地の再評価前の帳簿価額
国内信託銀行連結子会社
57,372 百万円
その他の国内連結子会社
21,425 百万円
当該事業用土地の再評価後の帳簿価額
国内信託銀行連結子会社
44,423 百万円
その他の国内連結子会社
21,878 百万円
土地再評価法第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2
条第4号に定める「地価税法第16条に規定する地価税の課税価格の計算の基礎と
なる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法により算定した
価額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って算定したほか、同条第 5 号に定め
る不動産鑑定士による鑑定評価に時点修正を行って算定。
11.動産不動産の減価償却累計額
633,878 百万円
12.借用金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約
付借入金 792,865 百万円が含まれております。
13.社債には、劣後特約付社債 1,796,041 百万円が含まれております。
14.国内信託銀行連結子会社の受託する元本補てん契約のある信託の元本金額は、合同運
用指定金銭信託 924,734 百万円、貸付信託 2,516,362 百万円であります。
(退職給付関係)
1. 採用している退職給付制度の概要
国内連結子会社は、確定給付型の制度として、厚生年金基金制度、適格退職年金制
度及び退職一時金制度等を設けております。また、従業員の退職等に際して、退職給
付会計に準拠した数理計算による退職給付債務の対象とされない割増退職金を支払う
場合があります。
なお、国内連結子会社の一部の海外支店及び一部の海外連結子会社でも確定給付型
の退職給付制度を設けております。
2. 退職給付債務に関する事項
退職給付債務
(A)
△ 1,076,109 百万円
年金資産
(B)
779,918 百万円
未積立退職給付債務
(C)=(A)+(B)
△ 296,191 百万円
54,432 百万円
会計基準変更時差異の未処理額(D)
未認識数理計算上の差異
(E)
270,801 百万円
未認識過去勤務債務
(F)
△ 12,775 百万円
連結貸借対照表計上額純額 (G)=(C)+(D)+(E)+(F) 16,266 百万円
前払年金費用
(H)
43,290 百万円
退職給付引当金
(G)−(H)
△ 27,023 百万円
(連結損益計算書関係)
1. その他経常収益には、株式等売却益 136,852 百万円、退職給付信託設定益 17,983
百万円を含んでおります。
2. その他の経常費用には、貸出金償却 283,697 百万円、株式等売却損 217,034 百万
円、株式等償却 144,668 百万円、貸出債権等の売却に係る損失 73,474 百万円を含
んでおります。
3. その他の特別損失は、当連結会計年度において国内信託銀行連結子会社及びその子会
社で事業用の土地の再評価を実施したことに伴い国内信託銀行連結子会社とその子会
社との間の土地売買に関する未実現損失を再検討した結果損失処理した金額50,225
百万円、所有不動産の時価下落に伴う評価減 5,942 百万円であります。
(注)1. 厚生年金基金の代行部分を含めて記載しております。
2. 平成 12 年 3 月 31 日付で厚生年金保険法が改正されたことに伴い、国内銀行連
結子会社及び国内信託銀行連結子会社の厚生年金基金の代行部分に係る支給開始
年齢の引き上げについての規則改正を行ったため、過去勤務債務(債務の減額)が発
生しております。
3. 国内連結子会社の一部の海外支店及び一部の連結子会社は、退職給付債務の算定
にあたり、簡便法を採用しております。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
平成 14 年 3 月 31 日現在
現金預け金勘定
6,421,747 百万円
定期性預け金及び譲渡性預け金
△ 4,679,949 百万円
現金及び現金同等物
1,741,798 百万円
(リース取引関係)
1. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
(借手側)
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び連結会計年度末残高相当額
取得価額相当額
動産
43,335 百万円
その他
4,112 百万円
合計
47,447 百万円
減価償却累計額相当額
動産
15,024 百万円
その他
2,437 百万円
合計
17,462 百万円
連結会計年度末残高相当額
動産
28,311 百万円
その他
1,674 百万円
合計
29,985 百万円
(注)取得価額相当額は、未経過リース料連結会計年度末残高が有形固定資産の連結会計
年度末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・未経過リース料連結会計年度末残高相当額
1 年内
1 年超
合計
22,263 百万円
7,721 百万円
29,985 百万円
(注)未経過リース料連結会計年度末残高相当額は、未経過リース料連結会計年度末残高
が有形固定資産の連結会計年度末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法
によっております。
・支払リース料
(減価償却費相当額)
7,444 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
(貸手側)
・ その他資産に含まれているリース物件の取得価額、減価償却累計額及び連結会計年度末残高
取得価額
46,141 百万円
減価償却累計額
30,098 百万円
連結会計年度末残高
16,042 百万円
・未経過リース料連結会計年度末残高相当額
1 年内
8,043 百万円
1 年超
24,372 百万円
合計
32,415 百万円
(注)未経過リース料連結会計年度末残高相当額は、未経過リース料及び見積残存価額の
合計額の連結会計年度末残高が営業債権の連結会計年度末残高等に占める割合が低
いため、受取利子込み法によっております。
・受取リース料
・減価償却費
2. オペレーティング・リース取引
(借手側)
・未経過リース料
1 年内
1 年超
合計
(貸手側)
・未経過リース料
1 年内
1 年超
合計
8,383 百万円
7,359 百万円
3. 退職給付費用に関する事項
勤務費用
利息費用
期待運用収益
過去勤務債務の費用処理額
数理計算上の差異の費用処理額
会計基準変更時差異の費用処理額
その他(臨時に支払った割増退職金等)
退職給付費用
27,345 百万円
30,960 百万円
△ 30,566 百万円
△ 114 百万円
13,418 百万円
18,138 百万円
9,559 百万円
68,740 百万円
(注)簡便法を採用している国内連結子会社の一部の海外支店及び一部の連結子会社の退職
給付費用は、主として「勤務費用」に含めて計上しております。
4. 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
(1) 割引率
国内連結子会社
2.2%∼ 3.0%
海外連結子会社
7.25%∼ 7.5%
(2) 期待運用収益率
国内連結子会社
2.9%∼ 5.0%
海外連結子会社
8.25%∼ 9.5%
(3) 退職給付見込額の期間配分方法
期間定額基準
(4) 過去勤務債務の額の処理年数
主として 10 年
(その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数による定額法による)
(5) 数理計算上の差異の処理年数
主として 10 年
(各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数による定額
法により按分した額をそれぞれ主として発生の翌連結会計年度から費用処理するこ
ととしている)
(6) 会計基準変更時差異の処理年数
主として 5 年
(税効果会計関係)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金及び貸出金償却損金算入限度超過額
842,976 百万円
有価証券評価損
111,388 百万円
退職給付引当金
39,869 百万円
税務上の繰越欠損金
226,983 百万円
その他
118,532 百万円
繰延税金資産小計
1,339,751 百万円
評価性引当額
△ 198,146 百万円
繰延税金資産合計
1,141,604 百万円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
32,516 百万円
リース取引に係る未実現損益
102,956 百万円
その他
21,079 百万円
繰延税金負債合計
156,552 百万円
繰延税金資産の純額
985,051 百万円
2. 連結財務諸表提出会社の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間
に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
42.05%
(調整)
評価性引当額の増減
△ 9.02%
日本信託銀行株式会社の株式移転に伴う処理
31.95%
連結会社間土地売買に関する未実現損失の損失処理
△ 6.50%
その他
△ 3.43%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
55.03%
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
21,709 百万円
110,135 百万円
131,844 百万円
16,097 百万円
22,822 百万円
38,920 百万円
109
(関連当事者との取引)
関連当事者との取引について記載すべき重要なものはありません。
(1 株当たり情報)
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純損失
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
516,832.48 円
28,921.99 円
―円
(注)1. 1 株当たり純資産額は、期末連結純資産額から「期末発行済優先株式数×発行価額」
を控除した金額を、期末発行済普通株式数(「自己株式」及び「子会社の所有する親会
社株式」を除く)で除して算出しております。
2. 1株当たり当期純損失は、当期純損失から優先株式配当金総額を控除した金額を、期
中平均発行済普通株式数(「自己株式」及び「子会社の所有する親会社株式」を除く)
で除して算出しております。
3. 潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益は、純損失が計上されているため記載してお
りません。
(重要な後発事象)
当社の連結子会社である東京三菱証券株式会社及び東京三菱パーソナル証券株式会社並
びに持分法適用関連会社である国際証券株式会社及び一成証券株式会社(以下証券4社)を
含めた 4 社間で、平成 14 年 4 月 8 日付で合併契約書を締結いたしました。
(1)合併の目的
これまで、当社の連結子会社である株式会社東京三菱銀行と東京三菱証券株式会社
及び国際証券株式会社は、平成 11 年 12 月に業務提携契約を締結し、一体感のある業
務運営を推進し成果を挙げて参りました。また、永年株式会社東京三菱銀行の系列証
券の位置付けにあった東京三菱パーソナル証券株式会社は、従来より株式会社東京三
菱銀行、東京三菱証券株式会社と親密な連携の下に業務を運営しております。一方、当
社の連結子会社である三菱信託銀行株式会社と親密な関係にある一成証券株式会社は、
リテール特化型証券会社として運営を行ってきました。こうした流れを踏まえ、株式
会社東京三菱銀行と証券 4 社は、証券 4 社の業務・経営の統合を一気に進め、そのシ
ナジー効果を最大限に実現することにより、トータルなソリューション提供機能を備
えた、
「新しい証券会社」を創設し、三菱東京フィナンシャル・グループにおける中核
証券会社として発展・育成を目指すことといたしました。
(2)合併する会社の名称等
名称 東京三菱証券株式会社
住所 東京都千代田区丸の内二丁目 5 番 2 号
資本の額 85,000 百万円(平成 14 年 3 月 31 日現在)
事業の内容 証券業
名称 東京三菱パーソナル証券株式会社
住所 東京都中央区日本橋一丁目 17 番 12 号
資本の額 11,778 百万円(平成 14 年 3 月 31 日現在)
事業の内容 証券業
名称 国際証券株式会社
住所 東京都中央区新川二丁目 27 番 1 号
資本の額 65,254 百万円(平成 14 年 3 月 31 日現在)
事業の内容 証券業
名称 一成証券株式会社
住所 東京都中央区八重洲二丁目 8 番 5 号
資本の額 2,120 百万円(平成 14 年 3 月 31 日現在)
事業の内容 証券業
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
110
(3)合併の方法
法手続上、国際証券株式会社を存続会社とし、東京三菱証券株式会社、東京三菱パー
ソナル証券株式会社及び一成証券株式会社は解散いたします。
(4)合併契約の内容
合併比率 東京三菱証券株式会社、東京三菱パーソナル証券株式会社及び一成証券株
式会社のそれぞれの普通株式 1 株に対して、新会社の普通株式を以下のと
おり割当交付いたします。
東京三菱証券株式会社
100
東京三菱パーソナル証券株式会社
0.25
一成証券株式会社
0.72
但し、東京三菱証券株式会社が保有する東京三菱パーソナル証券株式会社の
株式 7,043 千株は、新株式を割当てません。
合併承認総会
証券 4 社ともに、平成 14 年 6 月 27 日(木)
合併期日
平成 14 年 9 月 1 日(日)
合併後の商号
三菱証券株式会社
代表者の役職氏名
代表取締役会長 山田 匡通
代表取締役社長 中沢 信雄
代表取締役副社長 藤井純太郎
代表取締役副社長 加根 弘一
代表取締役副社長 増田 健一
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項(平成 14 年度)
1. 連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社
184 社
主要な会社名
株式会社東京三菱銀行
三菱信託銀行株式会社
(2) 非連結子会社
主要な会社名
コクサイ・ヨーロッパ・リミティッド
國際證券(香港)有限公司
コクサイ・アメリカ・インコーポレイティッド
非連結子会社は、その資産、経常収益、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰
余金(持分に見合う額)等からみて、連結の範囲から除いても企業集団の財政状態及
び経営成績に関する合理的な判断を妨げない程度に重要性が乏しいため、連結の範
囲から除外しております。
2. 持分法の適用に関する事項
(1) 持分法適用の関連会社
31 社
主要な会社名
ダイヤモンドリース株式会社
ダイヤモンドコンピューターサービス株式会社
東銀リース株式会社
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
エムアンドティー・インフォメーション・テクノロジー株式会社
MTBC Bank Deutschland GmbH
(2) 持分法非適用の非連結子会社
主要な会社名
コクサイ・ヨーロッパ・リミティッド
國際證券(香港)有限公司
コクサイ・アメリカ・インコーポレイティッド
持分法非適用の非連結子会社は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持
分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に重要な影響
を与えないため、持分法の対象から除いております。
(3)三和建物株式会社については、議決権の29.3%を自己の計算において所有してお
りますが、同社は平成 6 年 6 月、会社更生法の規定による更生手続開始の決定を
受けており、同社事業等の方針決定に関し重要な影響を与えることができないこと
から関連会社から除いております。
3. 連結子会社の事業年度等に関する事項
(1) 連結子会社の決算日は次のとおりであります。
10 月末日
2社
12 月末日
110 社
02 月末日
1社
03 月末日
71 社
(2) 10月末日を決算日とする子会社は、1月末日現在で実施した仮決算に基づく財務
諸表により、またその他の子会社は、それぞれの決算日の財務諸表により連結して
おります。
連結決算日と上記の決算日等との間に生じた重要な取引については、必要な調整
を行っております。
(3) 連結子会社 5 社(永楽実業株式会社、ダイヤモンド総合管理株式会社、三菱信情報
システム株式会社、三菱信ビジネス株式会社、菱信データ株式会社)については、
当連結会計年度より決算日を 3 月末日に変更しております。この変更に伴い、連
結上の事業年度の月数を平成 14 年 1 月から平成 15 年 3 月までの 15ヶ月として
おりますが、その資産、経常収益、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持
分に見合う額)等からみて、連結財務諸表へ与える重要な影響はありません。
4. 会計処理基準に関する事項
(1) 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な変
動、市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」)の取引
については、取引の約定時点を基準とし、連結貸借対照表上「特定取引資産」及び
「特定取引負債」に計上するとともに、当該取引からの損益を連結損益計算書上「特
定取引収益」及び「特定取引費用」に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、有価証券及び金銭債権等については連
結決算日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派生商品については
連結決算日において決済したものとみなした額により行っております。
また、特定取引収益及び特定取引費用の損益計上は、当連結会計年度中の受払利
息等に、有価証券、金銭債権等については前連結会計年度末と当連結会計年度末に
おける評価損益の増減額を、派生商品については前連結会計年度末と当連結会計年
度末におけるみなし決済からの損益相当額の増減額を加えております。
(2) 有価証券の評価基準及び評価方法
(A) 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価
法(定額法)、その他有価証券のうち時価のあるものについては連結決算日の市
場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)、時価の
ないものについては主として移動平均法による原価法又は償却原価法により
行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処理し
ております。
(B) 有価証券運用・投資を主目的とする単独運用の金銭の信託の信託財産の構成物
である有価証券の評価は、上記(1)及び(2)(A)と同じ方法により行っており
ます。
なお、運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託の信託財産の構成物であ
る有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処理しております。
(3) デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、原則として時価法によ
り行っております。
但し、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、当連結会計年度から
は業種別監査委員会報告第25号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関す
る会計上及び監査上の取扱い」(平成 14 年 7 月 29 日 日本公認会計士協会。以下
「業種別監査委員会報告第 25 号」という)に規定する経過措置を適用し、
「資金関
連スワップ取引」、
「通貨スワップ取引」及び「インターナル・コントラクト及び連
結会社間取引の取扱い」については、従前の方法(「資金関連スワップ取引」及び
「通貨スワップ取引」については後述)により会計処理しております。また、国内銀
行連結子会社は先物為替取引等に係る円換算差金については、連結貸借対照表上、
相殺表示しております。
国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の資金関連スワップ取引につい
ては、債権元本相当額及び債務元本相当額の連結決算日の為替相場による正味の円
換算額を連結貸借対照表に計上し、異種通貨間の金利差を反映した直先差金は直物
外国為替取引の決済日の属する期から先物外国為替取引の決済日の属する期までの
期間にわたり発生主義により連結損益計算書に計上するとともに、連結決算日の未
収収益又は未払費用を計上しております。
また、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、異なる通貨での資金
調達・運用を動機とし、契約締結時における元本相当額の支払額又は受取額と通貨
スワップ契約満了時における元本相当額の受取額又は支払額が同額で、かつ、元本
部分と金利部分に適用されるスワップレートが合理的なレートである直先フラット
型の通貨スワップ取引(利息相当額の支払日ごとにその時点の実勢為替相場を反映
して一方の通貨の元本相当額を更改し、かつ、各利払期間ごとに直先フラットであ
る通貨スワップ取引を含む)については、債権元本相当額及び債務元本相当額の連
結決算日の為替相場による正味の円換算額を連結貸借対照表に計上し、交換利息相
当額はその期間にわたり発生主義により連結損益計算書に計上するとともに、連結
決算日の未収収益又は未払費用を計上しております。
(4) 減価償却の方法
① 動産不動産
当社、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の動産不動産の減価
償却は、定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物
15 年∼ 50 年
動 産
5 年∼ 20 年
また、その他の連結子会社の動産不動産については、資産の見積耐用年数に
基づき、主として定額法により償却しております。
② ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、当社及び連結子会社で定める利用可能
期間(主として 5 年)に対応して定額法により償却しております。
(5) 繰延資産の処理方法
割引債券の債券発行差金及び社債発行差金は、償還期限までの期間に対応して償
却しております。
また、社債発行費及び新株発行費については、支出時に全額費用として処理して
おります。
(6) 貸倒引当金の計上基準
主要な国内連結子会社の貸倒引当金は、予め定めている資産の自己査定基準及び
償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻
の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債権及び実質的に経
営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)に対する債権については、
下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と
認められる額を控除し、その残額を引き当てております。今後、経営破綻に陥る可
能性が大きいと認められる債務者に対する債権(以下「破綻懸念先債権」という)の
うち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見
積ることができない債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証に
よる回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総
合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸念先債権及び今
後の管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権の元本の回収及び利息の
受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積ることができる債権については、
当該キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割り引いた金額と債権の帳簿価額と
の差額を引き当てております。上記以外の債権については、過去の一定期間におけ
る貸倒実績等から算出した貸倒引当率を債権額に乗じた額を引き当てております。
特定海外債権については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を
特定海外債権引当勘定として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管部が資産
査定を実施し、当該部署から独立した与信監査部署が査定結果を監査しており、そ
の査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額か
ら担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不
能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は 711,669 百万円であ
ります。
その他の連結子会社は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案して必要
と認められる額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘
案し、回収不能見込額をそれぞれ引き当てております。
(7) 投資損失引当金の計上基準
時価のない債券に対し、将来発生する可能性のある損失を見積り、必要と認めら
れる額を計上しております。
(8) 賞与引当金の計上基準
従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対する賞与の支給見込額のう
ち、当連結会計年度に帰属する額を計上しております。
(9) 退職給付引当金の計上基準
従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務及び年
金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。なお、会計基準変更時差異
については、主として 5 年による按分額を費用処理しております。また、過去勤
務債務及び数理計算上の差異の費用処理方法は以下のとおりであります。
(A) 過去勤務債務
その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(主として10年)に
よる定額法により費用処理
(B) 数理計算上の差異
各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(主と
して 10 年)による定額法により按分した額をそれぞれ主として発生の翌連結
会計年度から費用処理
(10)日本国際博覧会出展引当金の計上基準
平成 17 年に開催予定の「2005 年日本国際博覧会」(愛知万博)への出展費用の
支出に備えるため、出展契約に基づいた出展費用見積額を期間配分方式により計上
しております。なお、この引当金は租税特別措置法第 68 条の 52 の準備金を含ん
でおります。
(11)特別法上の引当金の計上基準
特別法上の引当金は、金融先物取引責任準備金58百万円及び証券取引責任準備
金 741 百万円であり、次のとおり計上しております。
(A) 金融先物取引責任準備金
金融先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるため、金融
先物取引法第82条及び同法施行規則第29条の規定に定めるところにより算
出した額を計上しております。
(B) 証券取引責任準備金
証券先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるため、国内
証券連結子会社は、証券取引法第51条の規定に基づき、証券会社に関する内
閣府令第 35 条の定めるところにより算出した額を計上しております。
(12)外貨建資産・負債の換算基準
国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の外貨建資産・負債及び海外支
店勘定は、取得時の為替相場による円換算額を付す関連会社株式を除き、主として
連結決算日の為替相場による円換算額を付しております。
外貨建取引等の会計処理につきましては、前連結会計年度は、業種別監査委員会
報告第20号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する当面の会計上及び
監査上の取扱い」(平成12年11月14日 日本公認会計士協会)を適用しておりま
したが、当連結会計年度から、業種別監査委員会報告第25号を適用しております。
その他の連結子会社の外貨建資産・負債については、それぞれの決算日等の為替
相場により換算しております。
(13)リース取引の処理方法
国内連結子会社のリース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外の
ファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっ
ております。
(14)重要なヘッジ会計の方法
国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、リスク管理手法として、業
種別監査委員会報告第24号「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計
上及び監査上の取扱い」(平成 14 年 2 月 13 日 日本公認会計士協会。以下「業種
別監査委員会報告第 24 号」という)に規定する経過措置に基づき、貸出金・預金
等の多数の金融資産・負債から生じる金利リスクをデリバティブ取引を用いて総体
で管理する、
「マクロヘッジ」を実施しております。これは、リスク調整アプロー
チによるリスク管理であり、業種別監査委員会報告第15号「銀行業における金融
商品会計基準適用に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(平成12年2月15
日 日本公認会計士協会)に定められたマクロヘッジに関する暫定的な会計処理を
行っております。
また、リスク管理方針に定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段とな
るデリバティブのリスク量が収まっており、ヘッジ対象の金利リスクが減殺されて
いるかどうかを検証することにより、ヘッジの有効性を評価しております。
また、外貨建関連会社株式及び外貨建その他有価証券(債券以外)の為替変動リス
クをヘッジするため、外貨建金銭債務及び為替予約をヘッジ手段として包括ヘッジ
を行っており、外貨建関連会社株式については繰延ヘッジ、外貨建その他有価証券
(債券以外)については時価ヘッジを適用しております。
なお、一部の資産・負債については、繰延ヘッジ、時価ヘッジ、あるいは金利ス
ワップの特例処理を行っております。
(15)消費税等の会計処理
当社及び国内連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっ
ております。なお、動産不動産に係る控除対象外消費税等は発生した連結会計年度
の費用として計上しております。
(16)連結納税制度の適用
当社及び一部の連結子会社は、当連結会計年度より当社を連結納税親会社とし
て、連結納税制度を適用しております。
(17)手形割引及び再割引の会計処理
手形割引及び再割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引として
処理しております。
(18)その他連結財務諸表作成のための重要な事項
① 自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準
企業会計基準第 1 号「自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準」
(平成 14 年 2 月 21 日 企業会計基準委員会)が平成 14 年 4 月 1 日以後に
適用されることとなったことに伴い、当連結会計年度から同会計基準を適用し
ております。これにより、従来、「資本金」、「資本準備金」及び「連結剰余金」
として区分しておりました資本の部については、当連結会計年度より「資本
金」、「資本剰余金」及び「利益剰余金」として区分しております。なお、従来
の方法によった場合と比較して、経常損失及び税金等調整前当期純損失はそれ
ぞれ 21,444 百万円減少しております。
また、連結財務諸表規則の改正により、当連結会計年度における連結貸借対
照表の資本の部及び連結剰余金計算書については、改正後の連結財務諸表規則
により作成しております。
② 1 株当たり当期純利益に関する会計基準
企業会計基準第 2 号「1 株当たり当期純利益に関する会計基準」(平成 14 年
9 月 25 日 企業会計基準委員会)及び企業会計基準適用指針第 4 号「1 株当た
り当期純利益に関する会計基準の適用指針」(平成 14 年 9 月 25 日 企業会計
基準委員会)が平成14年4月1日以後に適用されることとなったことに伴い、
当連結会計年度から同会計基準及び適用指針を適用しております。これによる
影響については、「1 株当たり情報」に記載しております。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
5. 連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用しております。
6. 連結調整勘定の償却に関する事項
連結調整勘定の償却については、発生年度に全額償却しております。
7. 利益処分項目等の取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成して
おります。
111
8. 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金
預け金」のうち定期性預け金と譲渡性預け金以外のものであります。
表示方法の変更(平成 14 年度)
(連結貸借対照表関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成15年 内閣府令第47号)により、銀行
法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、以下のとおり表示方法を変更しております。
(1) 前連結会計年度において「その他資産」に含めて表示していた「債券貸借取引差入担
保金」及び「その他負債」に含めて表示していた「債券貸借取引受入担保金」は、当
連結会計年度から、それぞれ「債券貸借取引支払保証金」、
「債券貸借取引受入担保金」
として区分掲記しております。
(2) 平成 15 年 1 月 6 日から施行されている「社債等の振替に関する法律」(平成 13 年 法
律第75号)に基づき発行している無券面のコマーシャル・ペーパーは負債の部の「短
期社債」として表示しております。
なお、約束手形として発行しているコマーシャル・ペーパーは、従来どおり負債の
部の「コマーシャル・ペーパー」として表示しております。
(3) 前連結会計年度において区分掲記していた「転換社債」は、当連結会計年度から「新
株予約権付社債」として表示しております。
(連結損益計算書関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成15年 内閣府令第47号)により、銀行
法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、以下のとおり表示方法を変更しております。
(1) 前連結会計年度において「資金調達費用」中「その他の支払利息」、又は「資金運用
収益」中「その他の受入利息」に含めて表示していた現金担保付債券貸借取引に係る
受払利息は、当連結会計年度から、それぞれ同「債券貸借取引支払利息」、又は同「債
券貸借取引受入利息」として表示しております。
(2) 平成 15 年 1 月 6 日から施行されている「社債等の振替に関する法律」(平成 13 年 法
律第75号)に基づき発行している無券面のコマーシャル・ペーパーに係る利息相当額
は、「資金調達費用」中「短期社債利息」として表示しております。
なお、約束手形として発行しているコマーシャル・ペーパーについては、従来どお
り「資金調達費用」中「コマーシャル・ペーパー利息」として表示しております。
(3) 前連結会計年度において区分掲記していた「転換社債利息」は、当連結会計年度から
「新株予約権付社債利息」として表示しております。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
112
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成15年 内閣府令第47号)により、銀行
法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、以下のとおり表示方法を変更しております。
(1) 前連結会計年度における「債券貸借取引差入担保金の純増(△)減」は、当連結会計年
度から「債券貸借取引支払保証金の純増(△)減」として記載しております。
(2) 平成15年1月6日から施行されている「社債等の振替に関する法律」
(平成13年 法律
第75号)に基づき発行している無券面のコマーシャル・ペーパーの純増減は、「短期社
債(負債)の純増減(△)」として表示しております。
なお、約束手形として発行しているコマーシャル・ペーパーについては、従来どお
り「コマーシャル・ペーパーの純増減(△)」として表示しております。
(3) 前連結会計年度における「劣後特約付社債・転換社債の発行による収入」、
「劣後特約
付社債・転換社債の償還による支出」は、当連結会計年度から、それぞれ「劣後特約
付社債・新株予約権付社債の発行による収入」、
「劣後特約付社債・新株予約権付社債
の償還による支出」として表示しております。
追加情報(平成 14 年度)
東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税
の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年 東京都条例第 145 号)(以下「都条例」と
いう)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 12 年 10 月 18 日、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、東京都
及び東京都知事を被告として、都条例の無効確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平
成 14 年 3 月 26 日、東京地方裁判所は、都条例が違法無効であることを理由として、誤
納金 11,741 百万円及び損害賠償金 300 百万円の請求を認める判決を言い渡しました。
さらに、平成 14 年 3 月 29 日、東京都は、東京高等裁判所に控訴し、4 月 9 日、国内銀
行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社を含む一審原告各行も東京高等裁判所に控訴し、
平成 15 年 1 月 30 日、東京高等裁判所は、都条例が違法無効であることを理由として、
誤納金 30,409 百万円の請求を認める判決を言い渡しました。平成 15 年 2 月 10 日、東
京都は、上告及び上告受理申立てをし、2 月 13 日、国内銀行連結子会社及び国内信託銀
行連結子会社を含む一審原告各行も上告及び上告受理申立てをしております。
このように国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は都条例が違憲・違法であ
ると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処
理についても、前連結会計年度と同様に東京都に係る事業税を都条例に基づく外形標準課
税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では従来の会計処理を継続
適用することが適当であると判断されるためであり、都条例を合憲・適法なものと認めた
ということではありません。
上記条例施行に伴い、東京都に係る事業税については、当連結会計年度は 19,593 百
万円を「その他の経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ経常損失
は同額増加しております。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でない
ため、所得が課税標準である場合に比べ、
「繰延税金資産」は 102,488 百万円減少しま
した。また、「再評価に係る繰延税金負債」は 11,386 百万円減少し、「土地再評価差額
金」は同額増加、「その他有価証券評価差額金」は 12,994 百万円減少しております。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、「大阪府における銀行業等に対する
事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成12年 大阪府条例第131号)(以下「府条
例」という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 14 年 4 月 4 日に、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、大阪府及
び大阪府知事を被告として、府条例の無効確認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。
なお、大阪府に係る事業税については、平成 14 年 5 月 30 日に「大阪府における銀行業
等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成14年 大阪府条例第 77 号)(以下「平成 14 年改正府条例」という)が、平成 15 年 4 月 1 日に
「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正
する条例」(平成 15 年 大阪府条例第 14 号)(以下「平成 15 年改正府条例」という)が、
それぞれ施行されたことにより、府条例による課税標準等の特例は平成 15 年 4 月 1 日以
後開始する事業年度より適用されることとなりました。これにより、当連結会計年度に係
る大阪府に係る事業税については、平成 15 年改正府条例附則 2 の適用を受け、国内銀行
連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低い
額となる、所得を課税標準として計算される額を申告・納付する予定であります。但し、
この申告・納付によって、府条例、平成 14 年改正府条例及び平成 15 年改正府条例を合
憲・適法なものと認めたということではありません。
また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準で
ある場合に比べ、「繰延税金資産」は 17,240 百万円減少しました。また、「再評価に係
る繰延税金負債」は 1,919 百万円減少し、「土地再評価差額金」は同額増加、「その他有
価証券評価差額金」は 2,172 百万円減少しております。
注記事項(平成 14 年度)
(連結貸借対照表関係)
1. 有価証券には、関連会社の株式 24,627 百万円及び出資金 1,142 百万円を含んでお
ります。
2. 無担保の消費貸借契約により貸し付けている有価証券が、「有価証券」に 49,850 百
万円含まれております。また、賃貸借契約により貸し付けている有価証券は、
「有価証
券」に43百万円含まれております。現金担保付債券貸借取引により貸し付けている有
価証券については、従来消費貸借契約により貸し付けている有価証券に含めて記載し
ておりましたが、当連結会計年度より担保に供している資産として注記しております。
消費貸借契約により借り入れている有価証券及び買現先取引により売戻し条件付で
購入した有価証券等のうち、担保に差し入れている有価証券は 2,857,893 百万円、
再貸付に供している有価証券は 733,461 百万円、当連結会計年度末に当該処分をせ
ずに所有しているものは 3,210,568 百万円であります。
手形割引により受け入れた銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為
替は、売却又は担保差し入れという方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、
その額面金額は 839,582 百万円であります。この内、手形の再割引により引き渡し
た銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為替の額面金額は 22,841 百
万円であります。
3. 貸出金のうち、破綻先債権額は 96,530 百万円、延滞債権額は 1,208,106 百万円で
あります。但し、上記債権額のうち、オフバランス化につながる措置である株式会社
整理回収機構への信託実施分は 22,634 百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイ
からホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であり
ます。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経
営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金で
あります。
4. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は 20,399 百万円であります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月
以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
5. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 1,244,431 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他債務者に有利となる
取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないも
のであります。
6. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
2,569,468 百万円であります。但し、左記債権額のうち、オフバランス化につなが
る措置である株式会社整理回収機構への信託実施分は 22,634 百万円であります。
なお、上記 3. から 6. に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
7. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
現金預け金
3,443 百万円
特定取引資産
138,398 百万円
有価証券
1,512,280 百万円
貸出金
1,565,131 百万円
動産不動産
5,391 百万円
担保資産に対応する債務
預金
192,829 百万円
コールマネー及び売渡手形
1,449,700 百万円
借用金
277,403 百万円
その他負債
60 百万円
支払承諾
3,611 百万円
上記のほか、為替決済等の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、現金預け
金 217,213 百万円、特定取引資産 2,982 百万円、有価証券 2,596,994 百万円、
貸出金 225,072 百万円及びその他資産 50,129 百万円を差し入れております。ま
た、売現先取引による買戻し条件付の売却又は現金担保付債券貸借取引による貸出を
行っている特定取引資産は 1,998,660 百万円、有価証券は 3,771,579 百万円であ
り、対応する売現先勘定は2,731,579百万円、債券貸借取引受入担保金は2,307,636
百万円であります。
8. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の
申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度
額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行
残高は、29,033,916 百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当社及び連結子会社の将来のキャッシュ・フローに影響
を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保
全、その他相当の事由があるときは、連結子会社が実行申し込みを受けた融資の拒絶
又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。また、契
約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期
的に予め定めている社内(行内)手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約
の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
9. 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)及び土地の再評価
に関する法律の一部を改正する法律(平成 13年 3月 31日公布法律第 19号)(以下「土
地再評価法」という)に基づき、国内連結子会社3 社(国内銀行連結子会社、国内信託銀
行連結子会社及びその他の国内連結子会社1社)の事業用の土地の再評価を行い、評価
差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金資産」及
び「再評価に係る繰延税金負債」としてそれぞれ資産の部又は負債の部に計上し、こ
れらを控除した金額を「土地再評価差額金」として資本の部に計上しております。
なお、
「土地再評価差額金」には、上記のほか、平成 14 年 3 月 31 日に土地再評価
法に基づく事業用の土地の再評価を行った持分法適用関連会社の資本の部に計上され
た土地再評価差額金のうち親会社持分相当額を含んでおります。
再評価を行った年月日
国内銀行連結子会社
平成 10 年 03 月 31 日
国内信託銀行連結子会社
平成 14 年 03 月 31 日
その他の国内連結子会社
平成 13 年 12 月 31 日
土地再評価法第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2
条第 4 号に定める「地価税法第 16 条に規定する地価税の課税価格の計算の基礎
となる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法により算定し
た価額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って算定したほか、同条第 5 号に定
める不動産鑑定士による鑑定評価に時点修正を行って算定。
土地再評価法第10条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会計年度末におけ
る時価の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額
127,191 百万円
10.動産不動産の減価償却累計額
639,823 百万円
11.借用金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約
付借入金 770,607 百万円が含まれております。
12.社債には、劣後特約付社債 1,552,437 百万円が含まれております。
13.国内信託銀行連結子会社の受託する元本補てん契約のある信託の元本金額は、合同運
用指定金銭信託 850,217 百万円、貸付信託 1,560,989 百万円であります。
14.当社は、商法第 289 条第 2 項の規定に基づき、当連結会計年度中に資本準備金を
600,000 百万円取り崩しております。なお、これに伴う資本剰余金への影響はあり
ません。
15.会社が発行する株式の総数
普通株式
22,000 千株
優先株式
421 千株
発行済株式の総数
普通株式
6,232 千株
優先株式
181 千株
16.連結会社及び持分法を適用した関連会社が保有する当社株式の数
普通株式
3 千株
優先株式
0 千株
(連結損益計算書関係)
1. その他経常収益には、株式等売却益80,344百万円及び貸出債権等の売却に係る利益
28,584 百万円を含んでおります。
2. その他の経常費用には、株式等償却 348,719 百万円、株式等売却損 219,654 百万
円、貸出金償却211,059百万円及び貸出債権等の売却に係る損失173,755 百万円
を含んでおります。
3. その他の特別損失は、所有不動産の時価下落に伴う評価減であります。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
平成 15 年 3 月 31 日現在
現金預け金勘定
8,235,754 百万円
定期性預け金及び譲渡性預け金
△ 4,186,224 百万円
現金及び現金同等物
4,049,530 百万円
(リース取引関係)
1. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
(借手側)
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び連結会計年度末残高相当額
取得価額相当額
動産
42,629 百万円
その他
4,087 百万円
合計
46,716 百万円
減価償却累計額相当額
動産
その他
18,175 百万円
2,604 百万円
合計
連結会計年度末残高相当額
動産
その他
20,780 百万円
24,453 百万円
1,482 百万円
合計
25,936 百万円
(注)取得価額相当額は、未経過リース料連結会計年度末残高が有形固定資産の連結会計
年度末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・未経過リース料連結会計年度末残高相当額
1 年内
1 年超
合計
7,303 百万円
18,632 百万円
25,936 百万円
(注)未経過リース料連結会計年度末残高相当額は、未経過リース料連結会計年度末残高
が有形固定資産の連結会計年度末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法
によっております。
・支払リース料
(減価償却費相当額)
8,172 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リ ース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
(貸手側)
・その他資産に含まれているリース物件の取得価額、減価償却累計額及び連結会計年度末残高
取得価額
27,026 百万円
減価償却累計額
12,780 百万円
連結会計年度末残高
14,246 百万円
・未経過リース料連結会計年度末残高相当額
1 年内
6,571 百万円
1 年超
7,674 百万円
合計
14,246 百万円
(注)未経過リース料連結会計年度末残高相当額は、未経過リース料及び見積残存価額の
合計額の連結会計年度末残高が営業債権の連結会計年度末残高等に占める割合が低
いため、受取利子込み法によっております。
・受取リース料
・減価償却費
2. オペレーティング・リース取引
(借手側)
・未経過リース料
1 年内
1 年超
7,153 百万円
6,130 百万円
20,084 百万円
84,172 百万円
合計
(貸手側)
・未経過リース料
1 年内
1 年超
104,257 百万円
6,299 百万円
18,480 百万円
合計
24,780 百万円
(退職給付関係)
1. 採用している退職給付制度の概要
国内連結子会社は、確定給付型の制度として、厚生年金基金制度、適格退職年金制
度及び退職一時金制度等を設けております。また、従業員の退職等に際して、退職給
付会計に準拠した数理計算による退職給付債務の対象とされない割増退職金を支払う
場合があります。
なお、国内連結子会社の一部の海外支店及び一部の海外連結子会社でも確定給付型
の退職給付制度を設けております。
2. 退職給付債務に関する事項
退職給付債務 (A)
△ 1,206,507 百万円
年金資産 (B)
781,429 百万円
未積立退職給付債務 (C)=(A)+(B) 会計基準変更時差異の未処理額 (D) 未認識数理計算上の差異
(E) 未認識過去勤務債務
(F) △ 425,078 百万円
36,323 百万円
492,658 百万円
△ 50,179 百万円
連結貸借対照表計上額純額
前払年金費用
(G)=(C)+(D)+(E)+(F) 53,723 百万円
(H) 90,700 百万円
退職給付引当金
(G)−(H) △ 36,976 百万円
(注) 1. 厚生年金基金の代行部分を含めて記載しております。
2. 平成15年4月1日付で国内銀行連結子会社の厚生年金基金の加算年金の引き下げ
を実施したことに伴い、過去勤務債務(債務の減額)が発生しております。
3. 国内連結子会社の一部の海外支店及び一部の連結子会社は、退職給付債務の算定に
あたり、簡便法を採用しております。
3. 退職給付費用に関する事項
勤務費用
利息費用
期待運用収益
過去勤務債務の費用処理額
数理計算上の差異の費用処理額
会計基準変更時差異の費用処理額
その他(臨時に支払った割増退職金等)
退職給付費用
30,433 百万円
30,413 百万円
△ 33,002 百万円
△ 2,808 百万円
26,544 百万円
18,154 百万円
14,046 百万円
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
83,779 百万円
(注) 簡便法を採用している国内連結子会社の一部の海外支店及び一部の連結子会社の退職
給付費用は、主として「勤務費用」に含めて計上しております。
113
4. 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
(1) 割引率
国内連結子会社
1.1%∼ 1.9%
海外連結子会社
5.5%∼ 7.25%
(2) 期待運用収益率
国内連結子会社
1.1%∼ 5.0%
海外連結子会社
6.1%∼ 9.5%
(3) 退職給付見込額の期間配分方法
期間定額基準
(4) 過去勤務債務の額の処理年数
主として 10 年
(その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数による定額法による)
(5) 数理計算上の差異の処理年数
主として 10 年
(各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数による定額
法により按分した額をそれぞれ主として発生の翌連結会計年度から費用処理するこ
ととしている)
(6) 会計基準変更時差異の処理年数
主として 5 年
(税効果会計関係)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金及び貸出金償却損金算入限度超過額
613,671 百万円
有価証券評価損
57,843 百万円
退職給付引当金
42,556 百万円
その他有価証券評価差額金
112,160 百万円
税務上の繰越欠損金
886,940 百万円
その他
88,117 百万円
繰延税金資産小計
評価性引当額
1,801,291 百万円
△ 323,363 百万円
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
リース取引に係る未実現損益
在外子会社の留保利益
その他
1,477,927 百万円
3. 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の修正額
「地方税法等の一部を改正する法律」(平成 15 年法律第 9 号)が平成 15 年 3 月 31 日
に公布され、平成 16 年 4 月 1 日以後開始する事業年度より法人事業税に係る課税標
準が、従来の「所得及び清算所得」と規定されていたもの(平成 15 年改正前地方税法
第 72 条の 12)から、
「付加価値額」、
「資本等の金額」及び「所得及び清算所得」に変
更されることにより、
「付加価値額」及び「資本等の金額」が課税標準となる事業税は、
利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当しないことになります。また、こ
れを受けて都条例及び府条例に基づく東京都、大阪府に係る法人事業税は、平成16年
4 月 1 日に開始する事業年度以降は、法律上の根拠を失い適用されないこととなりま
す。
この変更に伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平成16年度以降
の法定実効税率は、当社は当連結会計年度の 42.05%から 40.49%へ、国内銀行連
結子会社は当連結会計年度の 37.98%から 40.46%へ、国内信託銀行連結子会社は
当連結会計年度の 38.50%から 40.49%へそれぞれ変更となり、
「繰延税金資産」は
65,874 百万円増加、
「繰延税金負債」は 23 百万円減少し、当連結会計年度に計上さ
れた「法人税等調整額」は 56,623 百万円減少しております。また、「再評価に係る
繰延税金資産」及び「再評価に係る繰延税金負債」はそれぞれ 78 百万円、7,733 百
万円増加し、
「土地再評価差額金」は7,657百万円減少、
「その他有価証券評価差額金」
は 9,266 百万円増加しております。
(関連当事者との取引)
関連当事者との取引について記載すべき重要なものはありません。
(1 株当たり情報)
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純損失
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
(注) 1. 当連結会計年度から、企業会計基準第 2 号「1 株当たり当期純利益に関する会計基準」
(平成 14 年 9 月 25 日 企業会計基準委員会)及び企業会計基準適用指針第 4 号「1 株
13,509 百万円
99,573 百万円
25,005 百万円
37,982 百万円
繰延税金負債合計
当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(平成14年9月25日 企業会計基準
委員会)を適用しております。
なお、同会計基準及び適用指針を適用して算定した、前連結会計年度の 1 株当たり
情報は、次のとおりであります。
176,072 百万円
繰延税金資産の純額
1,301,855 百万円
2. 連結財務諸表提出会社の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間
に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
42.05%
(調整)
実効税率変更による影響額
16.61%
評価性引当額の増減
12.47%
在外子会社の留保利益に係る税率調整
△ 7.33%
子会社からの受取配当金消去
△ 5.88%
外国税額
△ 4.72%
当社と国内銀行連結子会社・国内信託銀行連結子会社との
実効税率差異
△ 3.75%
子会社による株式買入消却
△ 3.02%
その他
6.75%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
417,951.31 円
30,238.63 円
―円
1 株当たり純資産額
515,355.98 円
1 株当たり当期純損失
28,924.25 円
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
2. 1 株当たり当期純損失の算定上の基礎は、次のとおりであります。
当期純損失
161,495 百万円
普通株主に帰属しない金額
8,335 百万円
利益処分による優先配当額
普通株式に係る当期純損失
8,335 百万円
169,831 百万円
普通株式の期中平均株式数
5,616 千株
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益の算定
に含めなかった潜在株式の概要
第二種優先株式(発行済株式数 100,000 株)
3. 潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益は、純損失が計上されているため記載しており
ません。
53.16%
有価証券関係
連結貸借対照表の「有価証券」のほか、「特定取引資産」中の有価証券及び譲渡性預け金、「現金預け金」中の譲渡性預け金、並びに「買入金銭債権」中の有価証
券及び商品投資受益権等を含めて記載しております。
1. 売買目的有価証券
(単位:百万円)
平成13年度
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
連結貸借対照表計上額
売買目的有価証券
平成14年度
5,092,795
連結貸借対照表計上額
△ 456
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
4,829,854
981
2. 満期保有目的の債券で時価のあるもの
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
(単位:百万円)
平成13年度
連結貸借
対照表計上額
時価
平成14年度
差額
うち益
うち損
連結貸借
対照表計上額
時価
差額
うち益
うち損
国内債券
国債
地方債
社債
外国債券
その他
216,074
0
127,660
88,414
142,140
254,746
224,947
0
132,349
92,597
146,795
254,746
8,872
0
4,688
4,183
4,655
ー
8,956
0
4,772
4,183
4,843
ー
83
ー
83
ー
188
ー
192,446
ー
122,238
70,207
65,886
207,649
203,873
ー
129,778
74,095
70,419
207,649
11,427
ー
7,539
3,887
4,533
ー
11,427
ー
7,539
3,887
4,534
ー
ー
ー
ー
ー
1
ー
合計
612,962
626,489
13,527
13,799
271
465,981
481,942
15,960
15,961
1
(注) 1. 時価は、連結会計年度末日における市場価格等に基づいております。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「差額」の内訳であります。
114
―円
3. その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成13年度
取得原価
連結貸借
対照表計上額
平成14年度
評価差額
取得原価
うち益
うち損
連結貸借
対照表計上額
評価差額
うち益
うち損
国内株式
国内債券
国債
地方債
社債
外国株式
外国債券
その他
4,901,605 4,973,059
11,071,960 11,151,663
9,289,845 9,348,331
444,440
454,724
1,337,675 1,348,606
28,559
54,553
4,838,160 4,839,041
1,357,507 1,318,317
71,454
79,702
58,486
10,284
10,931
25,994
880
△ 39,189
551,983
83,691
59,085
10,426
14,179
26,725
67,404
14,119
480,528 3,517,001 3,089,757
3,989 12,150,041 12,271,912
598 10,490,464 10,592,432
142
431,003
439,162
3,248 1,228,573 1,240,316
731
19,813
34,455
66,524 6,821,736 6,968,748
53,309 1,349,624 1,250,708
△ 427,244
121,870
101,968
8,159
11,742
14,642
147,012
△ 98,916
191,051
124,182
103,523
8,184
12,474
15,072
158,634
17,513
618,296
2,311
1,554
25
731
430
11,621
116,429
合計
22,197,793 22,336,635
138,842
743,925
605,083 23,858,217 23,615,582
△ 242,635
506,454
749,089
(注) 1. 連結貸借対照表計上額は、連結会計年度末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。
3. 当社及び国内連結子会社は、市場価格又は合理的に算定された価額のある有価証券のうち、当該有価証券の時価が取得原価に比べて著しく下落したものについては、連結会計年度末におい
て時価が取得原価まで回復する見込みがないと判断し、時価をもって貸借対照表価額とするとともに、評価差額を連結会計年度の損失として処理しております。
「時価が著しく下落した」
と判
断する基準は、予め定めている資産の自己査定基準に有価証券の発行会社の区分ごとに次のとおり定めております。
破綻先、実質破綻先、破綻懸念先
時価が取得原価に比べて下落
要注意先
時価が取得原価に比べて30%以上下落
正常先
時価が取得原価に比べて50%以上下落
なお、破綻先とは、破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻の事実が発生している発行会社、実質破綻先とは、実質的に経営破綻に陥っている発行会社
であります。破綻懸念先とは、今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる発行会社、要注意先とは、今後の管理に注意を要する発行会社であります。正常先とは、上記破綻先、実質破綻
先、破綻懸念先及び要注意先以外の発行会社であります。
4. 当連結会計年度中に売却したその他有価証券
(単位:百万円)
平成13年度
売却額
その他有価証券
28,137,984
平成14年度
売却益の合計額
売却損の合計額
255,369
300,345
売却額
売却益の合計額
売却損の合計額
252,510
280,803
27,610,331
5. 時価評価されていない有価証券の主な内容及び連結貸借対照表計上額(2. を除く)
(単位:百万円)
(単位:百万円)
平成14年度
平成13年度
満期保有目的の債券 外国債券
11,392
満期保有目的の債券 外国債券
22,193
その他有価証券 国内株式
地方債
社債
外国株式
外国債券
96,621
45,287
253,946
11,918
25,894
その他有価証券 国内株式
社債
外国債券
121,170
310,530
43,877
6. その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の償還予定額
(単位:百万円)
平成13年度
1年以内
1年超5年以内
平成14年度
5年超10年以内
10年超
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
10年超
国内債券
国債
地方債
社債
外国債券
その他
3,715,867
3,505,091
16,034
194,742
709,418
338,836
6,716,062
4,941,208
406,601
1,368,252
2,819,025
530,919
1,233,198
902,032
205,036
126,128
1,084,232
226,268
1,785
ー
ー
1,785
403,764
376,938
3,186,171
2,785,137
63,063
337,970
508,719
327,808
6,736,050
5,188,677
378,861
1,168,511
4,726,113
222,141
2,568,077
2,329,234
125,528
113,314
1,101,419
68,287
290,641
289,383
ー
1,258
738,569
492,003
合計
4,764,122
10,066,007
2,543,700
782,487
4,022,698
11,684,306
3,737,783
1,521,215
金銭の信託関係
1. 運用目的の金銭の信託
(単位:百万円)
平成13年度
運用目的の金銭の信託
平成14年度
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
連結貸借対照表計上額
219,026
連結貸借対照表計上額
3,338
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
309,800
△ 9,024
2. 運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託
(単位:百万円)
平成13年度
取得原価
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
連結貸借
対照表計上額
平成14年度
評価差額
取得原価
うち益
うち損
連結貸借
対照表計上額
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
評価差額
うち益
うち損
運用目的及び満期保有
目的以外の金銭の信託
85,033
85,033
ー
ー
ー
105,757
105,757
ー
ー
ー
(注) 1. 連結貸借対照表計上額は、連結会計年度末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。
115
その他有価証券評価差額金
連結貸借対照表に計上されている「その他有価証券評価差額金」の内訳は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成13年度
評価差額
その他有価証券
繰延税金資産(△は繰延税金負債)
その他有価証券評価差額金(持分相当額調整前)
平成14年度
138,842
138,842
△ 242,635
△ 242,635
△ 49,076
20,937
89,765
△ 221,697
少数株主持分相当額
△ 4,145
△ 2,200
持分法適用会社が所有するその他有価証券に係る評価差額金のうち親会社持分相当額
△ 1,603
465
84,016
△ 223,432
その他有価証券評価差額金
デリバティブ取引関係
1. 取引の状況に関する事項
平成 13 年度
(1) 取引の内容
当社グループの行っているデリバティブ取引は、以下のとおりであります。
・金利関連取引:金利スワップ、金利先物、金利オプション、金利先渡契約等
・通貨関連取引:通貨スワップ、通貨先物、通貨オプション、為替予約等
・株式関連取引:株式指数先物、株式指数オプション、有価証券店頭オプション等
・債券関連取引:債券先物、債券先物オプション、債券店頭オプション等
・その他:商品先物、商品オプション、商品スワップ、クレジットデリバティブ等
(2) 利用目的並びに取組方針
デリバティブ取引の主な目的は、以下のとおりであり、リスク管理・運営方針に基づ
き、積極的に取り組んでおります。
・顧客の資金運用調達の効率化や各種金融リスクのヘッジ手段の提供
・当社グループの短期的な為替・金利見通しに基づくトレーディング
・当社グループの資産・負債に係わる為替・金利リスク等の調整
なお、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、貸出金・預金等の多数の
金融資産・負債から生じる金利リスクをデリバティブ取引を用いて総体で管理するマ
クロヘッジを実施しており、マクロヘッジに区分された取引については、「銀行業に
おける金融商品会計基準適用に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(日本公認
会計士協会業種別監査委員会報告第 15 号)に定められたリスク調整アプローチによ
り取り組んでおります。マクロヘッジのリスク量の測定単位にはベーシス・ポイン
ト・バリュー(金利変動に対する価格感応度)などを使用し、リスク管理方針に定め
られた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段となるデリバティブのリスク量が収
まっており、ヘッジ対象の金利リスクが減殺されているかどうかを検証することによ
り、ヘッジの有効性を評価しております。
(3) 取引に係るリスクの内容
デリバティブ取引は市場リスク及び信用リスクを内包しております。
市場リスクとは金利、有価証券の価格、為替レート等の様々な市場の変動により損失
を生じるリスクであり、当社グループでは、バリュー・アット・リスク(過去の市場
変動を基にして、保有期間中に一定の確率でポートフォリオに発生する最大損失額を
統計的に推定したリスク指標、以下VaR)を共通の尺度としてリスク量の計測を行っ
ております。
なお、当社グループにおける当連結会計年度におけるデリバティブ取引を含むトレー
ディング業務の VaR による市場リスク量は以下のとおりであります。
デリバティブを含むトレーディング業務のVaR
(単位:億円)
金額
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
116
リスクカテゴリー
日次平均
最大
最小
連結会計年度末日
金利
うち円
うちドル
外国為替
株式
コモディティー
分散効果
全体
19.0
9.6
8.9
6.9
7.8
1.7
△ 5.2
30.2
32.9
17.0
18.5
17.9
15.2
3.9
ー
45.8
10.9
4.6
3.0
2.0
4.5
0.8
ー
21.0
11.8
7.9
4.4
4.1
7.5
1.8
△ 3.8
21.4
また、信用リスクにつきましては、取引相手毎の取引含み損益を、原則日次で市場実
勢を基に算出し、これにポテンシャル・エクスポージャーを加えた金額を与信額とし
て管理を行っております。
なお、当社グループにおける当連結会計年度末におけるBIS自己資本比率規制に基づ
く連結ベースでの外国為替関連取引及び金利関連取引に係るオフバランス取引の信用
リスクに係る与信相当額は、以下のとおりであります。
与信相当額
(単位:億円)
種類
金額
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
一括清算ネッティング契約による与信相当額削減効果
合計
44,719
8,923
10,068
867
1,164
2,643
△ 31,313
37,073
(4) 取引に係るリスク管理体制
当社グループでは、持株会社がリスク管理に関するグループ全体の基本的な方針を決
定し、グループ銀行がその基本方針に則って、それぞれの連結子会社を含めた管理体
制を整備し、リスク管理を行っております。
持株会社では総合リスク管理委員会、グループ銀行では ALM 委員会・審議会を設置
し、市場リスク管理・運営に関する重要事項を協議・決定しております。
また、市場リスク限度額をリミットとして設けるとともに、損失額の上限についても
リミットを設定することにより、リスク量や損失額を一定の範囲に抑えるよう運営し
ております。当社グループ全体のリスクの状況及びリミット等の遵守状況は日次で経
営陣に報告しております。
また、信用リスクにつきましては、個々の取引内容の妥当性の検証、リスク量・損益
状況の把握、取引相手ごとのクレジットラインのチェックは、営業・運用担当部署か
ら独立した与信所管部署やリスク管理部署が実施し、適正なリスク管理に努めており
ます。
(注)測定の前提: 保有期間1日間、信頼区間99%、観測期間3年。最大および最小欄はリスク
カテゴリーにより実現した日が異なります。各リスクカテゴリーにおける
リスク量の合計は、分散効果等の影響により全体と一致しません。
平成 14 年度
(1) 取引の内容
当社グループの行っているデリバティブ取引は、以下のとおりであります。
・金利関連取引:金利スワップ、金利先物、金利オプション、金利先渡契約等
・通貨関連取引:通貨スワップ、通貨先物、通貨オプション、為替予約等
・株式関連取引:株式指数先物、株式指数オプション、有価証券店頭オプション等
・債券関連取引:債券先物、債券先物オプション、債券店頭オプション等
・その他:商品先物、商品オプション、商品スワップ、クレジットデリバティブ等
(2) 利用目的並びに取組方針
デリバティブ取引の主な目的は、以下のとおりであり、リスク管理・運営方針に基づ
き、積極的に取り組んでおります。
・顧客の資金運用調達の効率化や各種金融リスクのヘッジ手段の提供
・当社グループの短期的な為替・金利見通しに基づくトレーディング
・当社グループの資産・負債に係わる為替・金利リスク等の調整
なお、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、貸出金・預金等の多数の
金融資産・負債から生じる金利リスクをデリバティブ取引を用いて総体で管理するマ
クロヘッジを実施しており、マクロヘッジに区分された取引については、「銀行業に
おける金融商品会計基準適用に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(日本公認
会計士協会業種別監査委員会報告第 15 号)に定められたリスク調整アプローチによ
り取り組んでおります。マクロヘッジのリスク量の測定単位にはベーシス・ポイン
ト・バリュー(金利変動に対する価格感応度)などを使用し、リスク管理方針に定め
られた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段となるデリバティブのリスク量が収
まっており、ヘッジ対象の金利リスクが減殺されているかどうかを検証することによ
り、ヘッジの有効性を評価しております。
(3) 取引に係るリスクの内容
デリバティブ取引は市場リスク及び信用リスクを内包しております。
市場リスクとは金利、有価証券の価格、為替レート等の様々な市場の変動により損失
を生じるリスクであり、当社グループでは、バリュー・アット・リスク(過去の市場
変動を基にして、保有期間中に一定の確率でポートフォリオに発生する最大損失額を
統計的に推定したリスク指標、以下VaR)を共通の尺度としてリスク量の計測を行っ
ております。
なお、当社グループにおける当連結会計年度におけるデリバティブ取引を含むトレー
ディング業務の VaR による市場リスク量は以下のとおりであります。
デリバティブを含むトレーディング業務のVaR
(単位:億円)
金額
リスクカテゴリー
日次平均
最大
最小
連結会計年度末日
金利
うち円
うちドル
外国為替
株式
コモディティー
分散効果
全体
14.6
5.2
6.6
8.0
6.3
1.4
△ 4.8
25.5
25.2
10.5
13.9
15.6
14.4
2.8
ー
35.9
9.3
1.9
3.3
2.0
2.7
0.5
ー
17.3
10.1
3.9
4.0
10.4
3.1
0.8
△ 3.8
20.6
(注)測定の前提: 保有期間1日間、信頼区間99%、観測期間3年。最大および最小欄はリスク
カテゴリーにより実現した日が異なります。各リスクカテゴリーにおける
リスク量の合計は、分散効果等の影響により全体と一致しません。
(4) 取引に係るリスク管理体制
当社グループでは、持株会社がリスク管理に関するグループ全体の基本的な方針を決
定し、グループ銀行がその基本方針に則って、それぞれの連結子会社を含めた管理体
制を整備し、リスク管理を行っております。
持株会社では総合リスク管理委員会、グループ銀行では ALM 委員会・審議会を設置
し、市場リスク管理・運営に関する重要事項を協議・決定しております。
また、市場リスク限度額をリミットとして設けるとともに、損失額の上限についても
リミットを設定することにより、リスク量や損失額を一定の範囲に抑えるよう運営し
ております。当社グループ全体のリスクの状況及びリミット等の遵守状況は日次で経
営陣に報告しております。
また、信用リスクにつきましては、個々の取引内容の妥当性の検証、リスク量・損益
状況の把握、取引相手ごとのクレジットラインのチェックは、営業・運用担当部署か
ら独立した与信所管部署やリスク管理部署が実施し、適正なリスク管理に努めており
ます。
また、信用リスクにつきましては、取引相手毎の取引含み損益を、原則日次で市場実
勢を基に算出し、これにポテンシャル・エクスポージャーを加えた金額を与信額とし
て管理を行っております。
なお、当社グループにおける当連結会計年度末におけるBIS自己資本比率規制に基づ
く連結ベースでの外国為替関連取引及び金利関連取引に係るオフバランス取引の信用
リスクに係る与信相当額は、以下のとおりであります。
与信相当額
(単位:億円)
種類
金額
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
一括清算ネッティング契約による与信相当額削減効果
合計
54,866
6,661
9,461
934
1,158
1,305
△ 37,944
36,443
2. 取引の時価等に関する事項
(1) 金利関連取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
うち1年超
取引所 金利先物
売建
買建
金利オプション
売建
買建
店頭 金利先渡契約
売建
買建
金利スワップ
受取固定・支払変動
受取変動・支払固定
受取変動・支払変動
受取固定・支払固定
評価損益
9,945,795
11,588,263
1,330,217
1,593,247
△ 78,510
70,874
△ 78,510
70,874
4,979,785
6,782,908
235,364
660,290
△ 37,589
27,458
△ 37,589
27,458
4,949,268
5,307,916
7,955
23,784
△ 5,837
8,993
1,306
△ 2,794
16,690,400
22,234,614
ー
8,124
△ 17,299
35,101
△ 10,658
21,088
201,257
190,629
1,333
42,136
△ 97
△ 909
△ 97
△ 909
702,374
799,281
452
42,336
973
△ 2,649
973
△ 2,649
112,006,008
113,791,761
4,987,418
289,172
その他
売建
買建
時価
うち1年超
7,329,000
5,993,942
74,856,804
3,319,807
3,319,807 105,883,942 81,131,283
4,109,124
4,109,124
74,335,547 △ 3,220,413 △ 3,220,413 104,900,874 79,166,025 △ 3,989,686 △ 3,989,686
4,144,936
△ 3,115
△ 3,115
5,791,662
4,209,716
△ 8,915
△ 8,915
176,939
△ 580
△ 580
194,856
100,767
△ 4,233
△ 4,233
4,488,747
4,073,644
△ 77,834
79,061
△ 15,669
21,722
91,439
91,619
合計
7,270,211
5,831,717
4,439,813
3,499,145
△ 98,797
102,466
△ 64,203
68,460
115,954
109,168
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京金融先物取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
(2) 通貨関連取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
うち1年超
店頭 通貨スワップ
時価
評価損益
うち1年超
9,241,514
6,560,260
△ 69,519
△ 69,519
9,539,280
6,189,546
△ 109,996
△ 109,996
為替予約
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
23,912
16,662
ー
ー
△ 523
788
△ 523
788
通貨オプション
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
883
883
ー
ー
△6
6
6
△3
△ 69,519
△ 69,519
△ 109,731
△ 109,729
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引及び下記注3.の取引は、上記記載
から除いております。
2. 時価の算定 割引現在価値等により算定しております。
3. 平成13年度については、業種別監査委員会報告第20号に基づき、平成14年度につ
いては、業種別監査委員会報告第25号に規定する経過措置に基づき、期間損益計算
を行っている通貨スワップ取引については、上記記載から除いております。
期間損益計算を行っている通貨スワップ取引の契約額等は、下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
通貨スワップ
時価
6,686,242 △ 99,647
平成14年度
評価損益
契約額等
時価
△ 99,647 5,800,174 △ 47,725
評価損益
△ 47,725
また、同様に、先物為替予約、通貨オプション等のうち、連結会計年度末日に引直しを行
い、その損益を連結損益計算書に計上しているものは、上記記載から除いております。
引直しを行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額等は、下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成13年度
平成14年度
契約額等
契約額等
取引所 通貨先物
売建
買建
790
1,314
564
2,985
店頭 為替予約
売建
買建
33,994,202
35,862,732
27,811,969
30,148,731
4,188,375
4,072,059
4,991,663
4,705,518
通貨オプション
売建
買建
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
117
(3) 株式関連取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
取引所 株式指数先物
売建
買建
株式指数オプション
売建
買建
店頭 有価証券店頭オプション
売建
買建
有価証券店頭指数等スワップ
株価指数変化率受取・短期変動金利支払
短期変動金利受取・株価指数変化率支払
評価損益
うち1年超
166,279
6,134
ー
ー
2,112
37
2,112
37
96,698
82
ー
ー
1,560
△0
1,560
△0
6,692
8,512
ー
ー
△ 37
232
20
53
19,693
11,450
ー
ー
△ 247
1,508
38
72
223,122
231,491
104,338
102,129
△ 42,827
39,008
△ 15,309
10,718
49,054
69,266
25,657
39,394
△ 1,980
2,455
△ 1,185
1,825
2,422
11,782
ー
4,260
△ 95
379
△ 95
379
38
ー
38
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
260
1,007
ー
ー
7
△ 57
7
△ 57
△ 1,190
△ 2,084
3,246
2,261
有価証券店頭指数等先渡取引
売建
買建
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
(4) 債券関連取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
取引所 債券先物
売建
買建
460,102
425,757
20,390
12,045
△ 672
△ 18
△ 672
△ 18
539,459
551,546
27,604
22,762
△ 1,052
1,025
△ 1,052
1,025
債券先物オプション
売建
買建
493,731
228,111
ー
14,811
△ 982
521
50
△4
88,630
202,912
37,431
37,431
△ 139
276
260
△ 300
店頭 債券店頭オプション
売建
買建
105,600
25,785
ー
ー
△ 733
78
119
10
487,927
310,284
ー
ー
△ 3,661
691
△ 1,187
△ 116
△ 1,808
△ 515
△ 2,859
△ 1,370
合計
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、オプション価格計算モデル等により算定しております。
(5) 商品関連取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
評価損益
うち1年超
取引所 商品先物
売建
買建
2,631
5,193
326
2,415
220
△ 196
220
△ 196
1,123
3,491
ー
3,224
△ 41
159
△ 41
159
商品オプション
売建
買建
2,883
2,003
ー
ー
△ 296
56
4
△ 56
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
166,734
154,168
58,269
42,168
△ 3,163
△ 7,786
△ 3,163
△ 7,786
138,709
123,008
71,273
45,895
△ 14,903
14,654
△ 14,903
14,654
64,758
77,370
6,506
9,992
△ 3,332
4,681
△ 140
△ 943
28,774
33,528
8,192
7,546
△ 1,881
3,903
△ 505
1,999
△ 9,817
△ 12,063
1,891
1,362
店頭 商品スワップ
商品指数変化率受取・短期変動金利支払
短期変動金利受取・商品指数変化率支払
商品オプション
売建
買建
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、国際石油取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、取引対象物の価格、契約期間、その他当該取引に係る契約を構成する要素に基づき算出しております。
3. 商品は主に石油に係るものであります。
118
評価損益
うち1年超
(6) クレジットデリバティブ取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
うち1年超
時価
評価損益
うち1年超
店頭 クレジット・デフォルト・オプション
売建
買建
373,649
534,175
307,792
373,215
76,186
3,232
76,186
3,232
342,536
489,391
275,427
334,624
29,452
648
29,452
648
その他
売建
買建
ー
130,297
ー
16,837
ー
△ 938
ー
△ 938
3,227
ー
ー
ー
286
ー
286
ー
78,480
78,480
30,386
30,386
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
3.「売建」は信用リスクの引受取引、
「買建」は信用リスクの引渡取引であります。
(7) その他
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
うち1年超
店頭 ウェザー・デリバティブ
売建
買建
146
ー
時価
評価損益
うち1年超
ー
ー
8
ー
12
ー
8
12
合計
215
ー
ー
ー
△8
ー
26
ー
△8
26
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 オプション価格計算モデル等により算出しております。
セグメント情報
1. 事業の種類別セグメント情報
(単位:百万円)
平成13年度
銀行業
信託銀行業
その他
計
消去又は全社
連結
I 経常収益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
2,406,894
41,805
647,836
26,335
207,616
97,633
3,262,347
165,775
ー
(165,775)
3,262,347
ー
計
2,448,700
674,172
305,250
3,428,122
(165,775)
3,262,347
経常費用
2,600,269
762,855
285,932
3,649,057
(97,364)
3,551,693
経常利益(△は経常損失)
△ 151,569
△ 88,683
19,318
△ 220,934
(68,410)
△ 289,345
79,359,749
41,829
97,611
20,198,569
17,271
26,290
II 資産、減価償却費及び資本的支出
資産
減価償却費
資本的支出
5,240,633 104,798,953
1,532
60,633
6,245
130,147
(5,302,124) 99,496,829
ー
60,633
ー
130,147
(注) 1. その他には、証券業、クレジットカード業等が属しております。
2.一般企業の売上高及び営業利益に代えて、それぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。
3.東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成12年4月1日 東京都条例第145号)
(以下「都条例」
とい
う)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成12年10月18日、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成14年3月
26日、東京地方裁判所は、都条例が違法無効であることを理由として、誤納金11,741百万円及び損害賠償金300百万円の請求を認める判決を言い渡しましたが、3月29日、東京都は、判
決を不服として、東京高等裁判所に控訴しております。
このように国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処理について、
東京都に係る事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の従来の会計処理
を継続適用することが適当であると判断されるためであり、都条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。
上記都条例施行に伴い、東京都に係る事業税については、18,637百万円を「その他の経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ経常損失は同額増加しておりますが、こ
の影響はそれぞれ銀行業によるものが14,642百万円、信託銀行業によるものが3,994百万円であります。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税
標準である場合に比べ、資産は89,359 百万円減少しましたが、この影響はそれぞれ銀行業によるものが69,534百万円、信託銀行業によるものが19,824百万円であります。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、
「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成12 年6月9日 大阪府条例第131号)
(以下「府条
例」
という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成14年4月4日に、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。
このように国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は府条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処理について、
大阪府に係る事業税を府条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では東京都と同様の会計処理を適用することが適当であると判断されるため
であり、府条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。
上記府条例施行に伴い、大阪府に係る事業税については、3,087百万円を「その他の経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ経常損失は同額増加しておりますが、この
影響はそれぞれ銀行業によるものが2,438百万円、信託銀行業によるものが649百万円であります。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準
である場合に比べ、資産は14,947百万円減少しましたが、この影響はそれぞれ銀行業によるものが11,724百万円、信託銀行業によるものが3,222 百万円であります。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
119
(単位:百万円)
平成14年度
銀行業
信託銀行業
証券業
その他
計
消去又は全社
連結
I 経常収益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
1,975,522
33,684
569,401
17,048
86,953
10,835
140,650
41,309
2,772,528
102,877
ー
(102,877)
2,772,528
ー
2,772,528
計
2,009,207
586,449
97,789
181,959
2,875,405
(102,877)
経常費用
2,165,525
755,789
131,928
151,444
3,204,687
(71,896)
3,132,790
経常利益(△は経常損失)
△ 156,318
△ 169,339
△ 34,139
30,515
△ 329,281
(30,980)
△ 360,262
77,204,126
61,738
68,183
20,366,715
14,207
25,116
4,185,210
8,331
15,752
II 資産、減価償却費及び資本的支出
資産
減価償却費
資本的支出
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
(4,307,379) 99,175,319
ー
86,242
ー
110,860
(注) 1. 一般企業の売上高及び営業利益に代えて、それぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。
2. その他には、クレジットカード業、
リース業等が属しております。
3. 東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成12年 東京都条例第145号)
(以下「都条例」
という)が施
行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成12年10月18日、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成14年3月
26日、東京地方裁判所は、都条例が違法無効であることを理由として、誤納金11,741百万円及び損害賠償金300百万円の請求を認める判決を言い渡しました。さらに、平成14年3月29
日、東京都は、東京高等裁判所に控訴し、同年4月9日、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社を含む一審原告各行も東京高等裁判所に控訴し、平成15年1月30日、東京高等
裁判所は、都条例が違法無効であることを理由として、誤納金30,409百万円の請求を認める判決を言い渡しました。同年2月10日、東京都は、上告及び上告受理申立てをし、同月13日、国
内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社を含む一審原告各行も上告及び上告受理申立てをしております。
このように国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処理について
も、前連結会計年度と同様に東京都に係る事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当
であると判断されるためであり、都条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。上記条例施行に伴い、東京都に係る事業税については、当連結会計年度は19,593百万円を「そ
の他の経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ経常損失は同額増加しておりますが、この影響はそれぞれ銀行業によるものが14,960百万円、信託銀行業によるもの
が4,633百万円であります。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は102,488百万円減少しましたが、この影響はそ
れぞれ銀行業によるものが99,307百万円、信託銀行業によるものが3,180百万円であります。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、
「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成12年 大阪府条例第131号)
(以下「府条例」
という)
が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。平成14年4月4日に、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、大阪府及び大阪府知事を被告として、
府条例の無効確認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。なお、大阪府に係る事業税については、平成14年5月30日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例
に関する条例の一部を改正する条例」
(平成14年 大阪府条例第77号)
(以下「平成14年改正府条例」
という)が、平成15年4月1日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標
準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」
(平成15年 大阪府条例第14号)
(以下「平成15年改正府条例」
という)が、それぞれ施行されたことにより、府条例による課税標準等の特
例は平成15年4月1日以後開始する事業年度より適用されることとなりました。これにより、当連結会計年度に係る大阪府に係る事業税については、平成15年改正府条例附則2の適用を受
け、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低い額となる、所得を課税標準として計算される額を申告・納付する予定であります。但し、
この申告・納付によって、府条例、平成14年改正府条例及び平成15年改正府条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる
税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は17,240百万円減少しましたが、この影響はそれぞれ銀行業によるものが16,722百万円、信託銀行業によるものが517百万
円であります。
4.「地方税法等の一部を改正する法律」
(平成15年 法律第9号)が平成15年3月31日に公布され、平成16年4月1日以後開始する事業年度より法人事業税に係る課税標準が、従来の「所
得及び清算所得」
と規定されていたもの(平成15年 改正前地方税法第72条の12)から、
「付加価値額」、
「資本等の金額」及び「所得及び清算所得」に変更されることにより、
「付加価値額」
及び「資本等の金額」が課税標準となる事業税は、利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当しないことになります。また、これを受けて都条例及び府条例に基づく東京都、大阪府に
係る法人事業税は、平成16年4月1日に開始する事業年度以降は、法律上の根拠を失い適用されないこととなります。
この変更に伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平成16年度以降の法定実効税率は、当社は当連結会計年度の42.05%から40.49%へ、国内銀行連結子会社は当連
結会計年度の37.98%から40.46%へ、国内信託銀行連結子会社は当連結会計年度の38.50%から40.49%へそれぞれ変更となり、資産の金額は65,953百万円増加しておりますが、
この影響はそれぞれ銀行業での増加によるものが56,480百万円、信託銀行業での増加によるものが9,491百万円、証券業での減少によるものが18百万円、その他での減少によるもの
が0百万円であります。
5. 企業会計基準第1号「自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準」
(平成14年2月21日 企業会計基準委員会)が平成14年4月1日以後に適用されることとなったことに伴い、当
連結会計年度から同会計基準を適用しております。この結果、従来の方法によった場合と比較して、経常損失は21,444百万円減少しておりますが、この影響はそれぞれ銀行業での増加によ
るものが15,445百万円、信託銀行業での減少によるものが36,889百万円であります。
6. 当連結会計年度より、重要性に鑑み、従来その他に含まれていた証券業を区分して開示しております。なお、前連結会計年度において当連結会計年度の事業区分によった場合の事業の種類
別セグメント情報は次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成13年度
銀行業
信託銀行業
証券業
その他
計
消去又は全社
連結
I 経常収益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
2,406,894
41,805
647,836
26,335
74,151
9,786
133,465
87,896
3,262,347
165,824
ー
(165,824)
計
2,448,700
674,172
83,937
経常費用
2,600,269
762,855
106,580
経常利益(△は経常損失)
△ 151,569
△ 88,683
△ 22,643
41,964
79,359,749
41,829
97,611
20,198,569
17,271
26,290
3,481,608
602
2,464
3,262,347
ー
221,361
3,428,171
(165,824)
3,262,347
179,397
3,649,103
(97,410)
3,551,693
△ 220,931
(68,414)
△ 289,345
II 資産、減価償却費及び資本的支出
資産
減価償却費
資本的支出
1,759,291 104,799,219
929
60,633
3,780
130,147
(5,302,390) 99,496,829
ー
60,633
ー
130,147
2. 所在地別セグメント情報
(単位:百万円)
平成13年度
日本
北米
中南米
欧州・中近東
アジア・オセアニア
計
消去又は全社
連結
I 経常収益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
1,884,734
127,492
766,232
50,115
53,705
58,639
368,466
70,594
189,208
57,077
計
2,012,226
816,347
112,344
439,060
経常費用
2,406,741
732,106
98,922
447,191
経常利益(△は経常損失)
△ 394,514
84,240
13,421
△ 8,130
85,115,503
16,093,151
2,544,614
9,403,348
II 資産
120
1,726,646 103,482,699
1,964
86,242
1,807
110,860
3,262,347
363,917
ー
(363,917)
3,262,347
ー
246,285
3,626,265
(363,917)
3,262,347
208,766
3,893,729
(342,036)
3,551,693
37,519
△ 267,464
(21,881)
△ 289,345
6,042,131 119,198,749 (19,701,920) 99,496,829
(注) 1. 当社及び連結子会社について、地理的な近接度、経済活動の類似性、事業活動の相互関連性等を考慮して国内と地域ごとに区分の上、一般企業の売上高及び営業利益に代えて、それぞれ経
常収益及び経常利益を記載しております。
2. 北米には米国、カナダが属しております。中南米にはカリブ海地域、パナマ、ブラジル等が属しております。欧州・中近東には英国、
ドイツ、オランダ等が属しております。アジア・オセアニアには
香港、シンガポール、中国等が属しております。
3. 東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成12年4月1日 東京都条例第145号)
(以下「都条例」
とい
う)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成12年10月18日、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成14年3月
26日、東京地方裁判所は、都条例が違法無効であることを理由として、誤納金11,741百万円及び損害賠償金300百万円の請求を認める判決を言い渡しましたが、3月29日、東京都は、判
決を不服として、東京高等裁判所に控訴しております。
このように国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処理について、
東京都に係る事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の従来の会計処理
を継続適用することが適当であると判断されるためであり、都条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。
上記都条例施行に伴い、東京都に係る事業税については、18,637百万円を「その他の経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ経常損失は同額増加しておりますが、こ
の影響は日本におけるものであります。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は89,359百万円減少しましたが、この
影響は日本におけるものであります。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、
「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成12年6月9日 大阪府条例第131号)
(以下「府条例」
という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成14年4月4日に、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。
このように国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は府条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処理について、
大阪府に係る事業税を府条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では東京都と同様の会計処理を適用することが適当であると判断されるため
であり、府条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。
上記府条例施行に伴い、大阪府に係る事業税については、3,087百万円を「その他の経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ経常損失は同額増加しておりますが、この
影響は日本におけるものであります。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は14,947百万円減少しましたが、この影
響は日本におけるものであります。
(単位:百万円)
平成14年度
日本
北米
中南米
欧州・中近東
アジア・オセアニア
計
消去又は全社
連結
I 経常収益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
1,811,995
88,140
558,864
19,708
計
1,900,135
経常費用
2,285,305
経常利益(△は経常損失)
II 資産
36,366
30,571
244,205
57,966
121,097
24,020
2,772,528
220,406
578,572
66,937
302,172
145,117
2,992,935
(220,406)
2,772,528
575,764
67,687
301,134
98,344
3,328,236
(195,446)
3,132,790
46,772
△ 335,301
(24,960)
△ 360,262
△ 385,169
2,808
△ 750
1,038
84,626,818
14,753,060
1,668,179
8,452,586
ー
(220,406)
2,772,528
ー
4,981,919 114,482,564 (15,307,244) 99,175,319
(注) 1. 当社及び連結子会社について、地理的な近接度、経済活動の類似性、事業活動の相互関連性等を考慮して国内と地域ごとに区分の上、一般企業の売上高及び営業利益に代えて、それぞれ経
常収益及び経常利益を記載しております。
2. 北米には米国、カナダが属しております。中南米にはカリブ海地域、パナマ、ブラジル等が属しております。欧州・中近東には英国、
ドイツ、オランダ等が属しております。アジア・オセアニアには
香港、シンガポール、中国等が属しております。
3. 東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成12年 東京都条例第145号)
(以下「都条例」
という)が施
行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。平成12年10月18日、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、東京都及び東京都知事を被告として、都
条例の無効確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成14年3月26日、東京地方裁判所は、都条例が違法無効であることを理由として、誤納金11,741百万円及び損害賠償金300百
万円の請求を認める判決を言い渡しました。さらに、平成14年3月29日、東京都は、東京高等裁判所に控訴し、同年4月9日、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社を含む一審
原告各行も東京高等裁判所に控訴し、平成15年1月30日、東京高等裁判所は、都条例が違法無効であることを理由として、誤納金30,409百万円の請求を認める判決を言い渡しました。同
年2月10日、東京都は、上告及び上告受理申立てをし、同月13日、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社を含む一審原告各行も上告及び上告受理申立てをしております。この
ように国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、
前連結会計年度と同様に東京都に係る事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当で
あると判断されるためであり、都条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。上記条例施行に伴い、東京都に係る事業税については、当連結会計年度は19,593百万円を「そ
の他の経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ経常損失は同額増加しておりますが、この影響は日本におけるものであります。また、当該事業税は税効果会計の計算に
含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は102,488百万円減少しましたが、この影響は日本におけるものであります。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、
「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成12年 大阪府条例第131号)
(以下「府条例」
という)
が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。平成14年4月4日に、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社は、大阪府及び大阪府知事を被告として、
府条例の無効確認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。なお、大阪府に係る事業税については、平成14年5月30日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例
に関する条例の一部を改正する条例」
(平成14年 大阪府条例第77号)
(以下「平成14年改正府条例」
という)が、平成15年4月1日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準
等の特例に関する条例の一部を改正する条例」
(平成15年 大阪府条例第14号)
(以下「平成15年改正府条例」
という)が、それぞれ施行されたことにより、府条例による課税標準等の特例
は平成15年4月1日以後開始する事業年度より適用されることとなりました。これにより、当連結会計年度に係る大阪府に係る事業税については、平成15年改正府条例附則2の適用を受け、
国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低い額となる、所得を課税標準として計算される額を申告・納付する予定であります。但し、こ
の申告・納付によって、府条例、平成14年改正府条例及び平成15年改正府条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税
金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は17,240百万円減少しましたが、この影響は日本におけるものであります。
4.「地方税法等の一部を改正する法律」
(平成15年 法律第9号)が平成15年3月31日に公布され、平成16年4月1日以後開始する事業年度より法人事業税に係る課税標準が、従来の「所得
及び清算所得」
と規定されていたもの(平成15年 改正前地方税法第72条の12)から、
「付加価値額」、
「資本等の金額」及び「所得及び清算所得」に変更されることにより、
「付加価値額」及び
「資本等の金額」が課税標準となる事業税は、利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当しないことになります。また、これを受けて都条例及び府条例に基づく東京都、大阪府に係る
法人事業税は、平成16年4月1日に開始する事業年度以降は、法律上の根拠を失い適用されないこととなります。この変更に伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平成16
年度以降の法定実効税率は、当社は当連結会計年度の42.05%から40.49%へ、国内銀行連結子会社は当連結会計年度の37.98%から40.46%へ、国内信託銀行連結子会社は当連結
会計年度の38.50%から40.49%へそれぞれ変更となり、資産の金額は65,953百万円増加しておりますが、この影響は日本におけるものであります。
5. 企業会計基準第1号「自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準」
(平成14年2月21日 企業会計基準委員会)が平成14年4月1日以後に適用されることとなったことに伴い、当
連結会計年度から同会計基準を適用しております。この結果、従来の方法によった場合と比較して、経常損失は21,444百万円減少しておりますが、この影響は日本におけるものであります。
3. 海外経常収益
(単位:百万円)
平成13年度
I 海外経常収益
II 連結経常収益
III 海外経常収益の連結経常収益に占める割合
1,377,612
3,262,347
42.2%
平成14年度
960,533
2,772,528
34.6%
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
(注) 1. 一般企業の海外売上高に代えて、海外経常収益を記載しております。
2. 海外経常収益は、国内銀行連結子会社及び国内信託銀行連結子会社の海外店取引、並びに海外連結子会社の取引に係る経常収益(但し、連結会社間の内部経常収益を除く)で、こうした膨
大な取引を相手先別に区分していないため、国又は地域ごとのセグメント情報は記載しておりません。
121
連結情報
1. 国内・海外別収支の内訳
(単位:億円)
平成13年度
資金運用収支
資金運用収益
資金調達費用
国内
海外
7,978
12,737
4,758
4,061
11,739
7,678
平成14年度
相殺消去額(△)
959
2,227
1,267
合計
11,080
22,249
11,169
国内
海外
7,626
10,672
3,045
相殺消去額(△)
3,458
7,463
4,004
497
1,218
721
合計
10,588
16,916
6,328
信託報酬
1,011
218
1
1,227
829
185
0
1,014
役務取引等収支
役務取引等収益
役務取引等費用
2,781
3,320
538
1,271
1,620
349
669
926
256
3,383
4,014
630
2,917
3,617
700
1,217
1,513
296
587
851
263
3,547
4,280
732
341
372
31
204
292
88
0
81
81
545
584
38
609
627
18
190
211
21
ー
39
39
799
799
ー
828
1,685
856
106
558
451
56
180
123
878
2,063
1,184
1,434
2,352
917
121
488
366
31
54
22
1,524
2,786
1,261
特定取引収支
特定取引収益
特定取引費用
その他業務収支
その他業務収益
その他業務費用
(注) 1.「国内」
とは、当社及び国内に本店を有する連結子会社(海外店を除く。以下「国内連結子会社」
という)です。
「海外」
とは、国内連結子会社の海外店及び海外に本店を有する連結子会社(以下
「海外連結子会社」
という)です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
3.「資金調達費用」は金銭の信託運用見合費用を控除して表示しています。
2. 国内・海外別資金運用/調達の内訳
(1) 平均残高
(単位:億円)
平成13年度
国内
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
122
海外
平成14年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
債券貸借取引支払保証金
預け金等
689,979
373,709
243,596
ー
45,465
221,945
126,796
22,398
ー
69,880
94,009
17,852
56,074
ー
18,377
817,915
482,653
209,920
ー
96,968
700,484
380,859
264,472
19,337
25,897
201,006
110,221
27,945
11,919
48,604
91,569
13,584
53,207
7,976
16,564
809,921
477,496
239,210
23,280
57,937
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券
債券貸借取引受入担保金
借用金等
660,082
454,762
23,995
29,435
ー
70,236
206,537
131,306
7,141
ー
ー
42,249
45,092
14,868
1,094
15
ー
20,564
821,527
571,200
30,041
29,420
ー
91,922
697,195
509,881
31,049
13,463
23,540
75,574
177,803
107,289
3,518
ー
17,318
32,844
42,964
10,818
1,399
29
8,533
18,564
832,034
606,352
33,168
13,433
32,325
89,854
(2) 利息、利回り
(単位:億円)
平成13年度
平成14年度
利息
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
債券貸借取引
支払保証金
預け金等
12,737
6,472
4,020
11,739
6,492
1,306
2,227
381
1,106
22,249
12,583
4,220
ー
546
ー
2,340
ー
524
ー
2,362
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券
債券貸借取引
受入担保金
借用金等
4,758
1,803
33
205
7,678
3,435
310
ー
1,267
526
1
0
ー
605
ー
1,467
ー
379
利回り
2.72%
2.60
2.01
利息
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
利回り
10,672
5,924
3,277
7,463
4,485
1,114
1,218
247
609
16,916
10,162
3,783
ー
2.43
128
265
233
951
99
258
263
959
1.13
1.65
11,169
4,712
342
205
1.35
0.82
1.14
0.69
3,045
973
9
85
4,004
1,525
90
ー
721
181
0
0
6,328
2,318
99
85
0.76
0.38
0.29
0.63
ー
1,692
ー
1.84
218
580
318
900
105
318
431
1,162
1.33
1.29
(注) 1.「国内」
とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)です。
「海外」
とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出していますが、一部の連結子会社については、月末毎の残高等に基づく平均残高を利用しています。
3. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
4. 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息を、それぞれ控除して表示しています。
5. 預け金等にはコールローン、買入手形、買現先勘定を含んでいます。
6. 借用金等にはコールマネー、売渡手形、売現先勘定、コマーシャル・ペーパーを含んでいます。
2.08%
2.12
1.58
3. 国内・海外別役務取引の内訳
(単位:億円)
平成13年度
国内
役務取引等収益
うち為替業務
その他商業銀行業務
信託関連業務
保証業務
証券関連業務
役務取引等費用
うち為替業務
海外
平成14年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
3,320
715
420
330
298
370
1,620
209
805
ー
78
82
926
27
3
2
79
30
4,014
897
1,222
327
297
421
3,617
720
591
373
306
374
1,513
199
739
ー
76
66
851
26
34
9
76
28
4,280
893
1,296
363
306
412
538
153
349
11
256
1
630
163
700
160
296
11
263
5
732
166
(注) 1.「国内」
とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)です。
「海外」
とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
3.「その他商業銀行業務」には、預金・貸出業務、代理業務、保護預り・貸金庫業務等を含んでいます。
4. 国内・海外別特定取引の内訳
(1) 特定取引収益・費用
(単位:億円)
平成13年度
国内
海外
平成14年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
特定取引収益
うち商品有価証券収益
特定取引有価証券収益
特定金融派生商品収益
その他の特定取引収益
372
9
11
330
20
292
35
24
232
ー
81
45
ー
35
0
584
ー
36
527
20
627
240
4
357
24
211
22
33
154
1
39
15
2
21
ー
799
246
34
491
26
特定取引費用
うち商品有価証券費用
特定取引有価証券費用
特定金融派生商品費用
その他の特定取引費用
31
13
ー
18
ー
88
70
ー
17
ー
81
45
ー
35
ー
38
38
ー
ー
ー
18
ー
3
15
ー
21
15
△0
5
ー
39
15
2
21
ー
ー
ー
ー
ー
ー
(注) 1.「国内」
とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)です。
「海外」
とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
(2) 特定取引資産・負債
(単位:億円)
平成13年度
国内
海外
平成14年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
特定取引資産
うち商品有価証券
商品有価証券派生商品
特定取引有価証券
特定取引有価証券派生商品
特定金融派生商品
その他の特定取引資産
72,058
17,945
29
71
0
25,864
28,147
18,757
4,028
ー
734
0
13,631
362
37,409
6
ー
ー
0
37,402
ー
53,407
21,967
29
806
0
2,093
28,509
56,277
19,680
71
28
0
11,115
25,381
8,598
2,581
ー
626
0
5,379
11
8,747
ー
ー
ー
ー
8,747
ー
56,129
22,261
71
655
0
7,747
25,393
特定取引負債
うち売付商品債券
商品有価証券派生商品
特定取引売付債券
特定取引有価証券派生商品
特定金融派生商品
その他の特定取引負債
28,797
3,081
21
ー
4
25,390
299
15,285
1,288
ー
57
0
13,892
44
37,403
ー
ー
ー
0
37,402
ー
6,679
4,370
21
57
4
1,880
344
17,858
6,265
20
ー
0
11,377
193
6,564
919
ー
156
0
5,475
12
8,747
ー
ー
ー
ー
8,747
ー
15,675
7,185
20
156
0
8,105
206
(注) 1.「国内」
とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)です。
「海外」
とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
123
5. 貸出金の状況
(1) 貸出金の業種別内訳
(単位:億円)
平成13年度
残高
平成14年度
構成比
残高
構成比
国内(特別国際金融取引勘定分を除く)
製造業
建設業
卸売・小売業、飲食店
卸売・小売業
金融・保険業
不動産業
サービス業
各種サービス業
その他
381,646
58,495
14,833
56,380
ー
40,185
49,748
45,657
ー
116,345
100.00%
15.33%
3.89%
14.77%
ー
10.53%
13.04%
11.96%
ー
30.48%
374,031
54,763
12,301
ー
50,926
36,677
44,573
ー
47,913
126,875
海外及び特別国際金融取引勘定分
政府等
金融機関
その他
108,981
2,086
5,690
101,204
100.00%
1.92%
5.22%
92.86%
95,472
1,654
7,532
86,285
合計
490,627
100.00%
14.64
3.29
ー
13.61
9.81
11.92
ー
12.81
33.92
100.00
1.73
7.89
90.38
469,503
(注) 1.「国内」
とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)です。
「海外」
とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 平成14年3月7日付総務省告示第139号により
「日本標準産業分類」が改訂され、同年10月1日から適用されたことに伴い、
「国内(特別国際金融取引勘定分を除く)」に係る各業種別の貸
出金残高及び構成比は、平成13年度は改訂前の日本標準産業分類の区分に基づき、平成14年度は改訂後の日本標準産業分類の区分に基づき記載しています。
(2) リスク管理債権の状況
リスク管理債権額については、部分直接償却後の金額を記載しています。
① リスク管理債権
(単位:億円)
平成13年度
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
1,479
19,975
230
18,781
合計
貸出金残高
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
貸出金に占める比率
40,466
25,694
469,503
8.24%.
5.47%.
(注) 1. 未収利息の会計処理については、資産の自己査定により、破綻懸念先、実質破綻先及び破綻先に分類した債務者に対する債権に係る未収利息を収益不計上としています。
2. 償却の会計処理については、資産の自己査定によりⅣ分類(無価値又は回収不能)
と認定した債権を直接償却しています。
② リスク管理債権に対する引当率
(単位:億円)
平成13年度
貸倒引当金(A)
リスク管理債権(B)
引当率(A)/(B)
平成14年度
16,596
40,466
41.01%
12,972
25,694
50.48%
(注) 貸倒引当金には、
リスク管理債権以外の債権に対応する引当金が含まれているほか、担保・保証等による保全については考慮されていません。
③ 地域別リスク管理債権
(単位:億円)
平成14年度
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
合計
国内
1,114
17,948
202
17,773
海外
364
2,026
27
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
合計
37,039
605
9,416
175
11,436
21,634
1,007
3,426
359
2,665
28
1,007
4,060
アジア
21
745
ー
497
1,265
3
329
1
332
666
インドネシア
タイ
香港
その他
ー
ー
ー
21
235
308
87
114
ー
ー
ー
ー
180
96
27
194
415
404
114
330
ー
0
ー
2
81
68
18
162
1
ー
ー
ー
61
66
147
57
143
135
165
221
286
969
16
241
1,514
288
1,467
9
362
2,127
56
310
10
268
646
67
867
17
312
1,266
1,479
19,975
230
18,781
40,466
965
12,081
203
12,444
25,694
米国
その他
合計
124
965
12,081
203
12,444
490,627
平成13年度
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
平成14年度
(注)「国内」
と
「海外」は、債務者の居住地により区分しています。
④ 業種別リスク管理債権
(単位:億円)
平成13年度
国内
製造業
建設業
卸売・小売業、飲食店
卸売・小売業
金融・保険業
不動産業
サービス業
各種サービス業
その他
消費者
海外
金融機関
商工業
その他
合計
平成14年度
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
合計
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
合計
1,114
214
138
264
ー
206
108
74
ー
55
52
17,948
1,283
1,768
2,207
ー
351
8,296
2,068
ー
454
1,518
202
4
ー
3
ー
ー
87
13
ー
37
56
17,773
2,962
2,035
4,111
ー
379
4,118
2,305
ー
729
1,131
37,039
4,465
3,942
6,586
ー
937
12,611
4,461
ー
1,276
2,758
605
93
85
ー
119
2
71
ー
143
49
42
9,416
860
1,235
ー
1,932
173
2,460
ー
803
573
1,376
175
12
24
ー
1
0
73
ー
11
1
50
11,436
2,073
1,228
ー
2,700
73
2,551
ー
1,539
406
862
21,634
3,039
2,573
ー
4,753
249
5,157
ー
2,498
1,030
2,331
364
112
248
3
2,026
25
1,949
51
27
10
15
1
1,007
107
850
49
3,426
256
3,064
105
359
39
261
58
2,665
21
2,553
90
28
ー
27
1
1,007
ー
950
57
4,060
61
3,792
206
1,479
19,975
230
18,781
40,466
965
12,081
203
12,444
25,694
(注) 1.「国内」
と
「海外」は、債務者の居住地により区分しています。
2. 平成14年3月7日付総務省告示第139号により
「日本標準産業分類」が改訂され、同年10月1日から適用されたことに伴い、平成13年度は改訂前の日本標準産業分類の区分に基づき、平
成14年度は改訂後の日本標準産業分類の区分に基づき記載しています。
6. 国内・海外別有価証券残高
(単位:億円)
平成13年度
国内
国債
地方債
社債
株式
その他の証券
合計
海外
平成14年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
93,477
6,276
16,976
54,807
47,412
5
ー
2,439
ー
21,235
ー
ー
2,506
3,145
5,882
93,483
6,276
16,909
51,661
62,765
105,918
5,674
16,204
34,858
57,860
5
ー
6
16
29,250
ー
ー
ー
2,577
5,633
105,924
5,674
16,210
32,296
81,477
218,950
23,680
11,533
231,097
220,516
29,278
8,211
241,583
(注) 1.「国内」
とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)です。
「海外」
とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
3.「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでいます。
7. 国内・海外別預金種類別残高
(単位:億円)
平成13年度
国内
海外
平成14年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
流動性預金
定期性預金
その他の預金
222,525
227,317
45,538
48,549
66,798
826
1,324
11,156
1
269,750
282,959
46,363
255,022
225,673
49,577
52,117
54,147
1,016
1,250
9,175
884
305,889
270,645
49,708
計
495,382
116,174
12,483
599,073
530,272
107,282
11,310
626,243
28,157
5,418
1,573
32,003
39,334
2,675
1,550
40,459
523,540
121,592
14,056
631,077
569,606
109,957
12,861
666,702
譲渡性預金
合計
(注) 1.「国内」
とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)です。
「海外」
とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
3. 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
4. 定期性預金=定期預金+定期積金
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
125
8. 連結自己資本比率(国際統一基準)
平成 14 年度より当社は連結自己資本比率の算定に関する内部管理体制について、監査法人トーマツの外部監査を受け、調査報告書を受領しています。なお、当該外部監査は日本公認会計
士協会業種別監査委員会報告第 30 号に基づき、監査法人トーマツが当社との間で合意された調査手続を実施し、その結果を報告する業務です。また、
「一般に公正妥当と認められる監査の
基準」に基づく監査ではなく、合意された手続の実施対象である内部管理体制及びそれに関連する連結自己資本比率に関して監査意見の表明を受けたものではありません。
(単位:億円)
平成13年度
基本的項目
補完的項目
11,465
2,221
ー
8,346
11,469
ー
ー
1,939
ー
ー
ー
1,053
△ 266
87
ー
12,580
2,221
ー
ー
ー
9,320
9,332
3,201
ー
2,209
ー
44
△ 734
158
ー
計 (A)
うちステップ・アップ金利条項付の優先出資証券(注 2)
31,811
ー
31,286
ー
その他有価証券の連結貸借対照表計上額の合計額から
帳簿価額の合計額を控除した額の 45%
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の 45%相当額
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
うち永久劣後債務(注 3)
うち期限付劣後債務及び期限付優先株(注 4)
612
1,462
7,745
22,940
5,930
17,010
ー
1,473
8,060
20,121
5,587
14,534
計
32,761
29,655
31,453
28,476
ー
300
ー
300
うち自己資本への算入額
準補完的項目
控除項目
自己資本額
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
平成14年度
資本金
うち非累積的永久優先株
新株式払込金
資本準備金
連結剰余金
資本剰余金
利益剰余金
連結子会社の少数株主持分
うち海外特別目的会社の発行する優先出資証券
その他有価証券の評価差損(△)
自己株式払込金
自己株式(△)
為替換算調整勘定
営業権相当額(△)
連結調整勘定相当額(△)
(B)
短期劣後債務(注 5)
うち自己資本への算入額
控除項目
(注 6)
(A)+(B)+(C)−(D)
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引項目
信用リスク・アセットの額
リスク・アセット等
マーケット・リスク相当額に係る額((H)/ 8%)
(参考)マーケット・リスク相当額
計 (F)+(G)
連結自己資本比率(国際統一基準) (E)/( I ) x 100
(C)
(D)
1,059
379
(E)
62,205
59,684
(F)
(G)
(H)
512,609
79,756
592,366
10,992
879
470,271
71,412
541,683
8,812
704
(I)
603,358
550,496
10.30%
10.84%
(注) 1. 連結自己資本比率は、銀行法第52条の25の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づいて算出したものであり、日本基準に基づく連結財務諸表をベースにしています。なお、当社は、
国際統一基準を適用のうえ、マーケット・リスク規制を導入しています。
2. 告示第4条第2項に掲げるもの、すなわち、ステップ・アップ金利等の特約を付すなど償還を行う蓋然性を有する株式等(海外特別目的会社の発行する優先出資証券を含む)です。
3. 告示第5条第1項第4号に掲げる負債性資本調達手段で次に掲げる性質のすべてを有するものです。
(1)無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2)一定の場合を除き、償還されないものであること
(3)業務を継続しながら損失の補てんに充当されるものであること
(4)利払いの義務の延期が認められるものであること
4. 告示第5条第1項第5号及び第6号に掲げるものです。但し、期限付劣後債務は契約時における償還期間が5年を超えるものに限られています。
5. 告示第6条に掲げる劣後債務で次に掲げる性質のすべてを有するものです。
(1)無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2)契約時における償還期間が2年以上のものであること
(3)約定された償還期日以前に償還されないものであること
(4)銀行が当該劣後債務の元利払いを行った後においても自己資本比率が8パーセント以上となる場合を除き、元利払いを行わないとの特約が付されていること
6. 告示第7条第1項第1号に掲げる他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額、及び第2号に規定するものに対する投資に相当する額です。
9. 従業員数(連結)
(単位:人)
平成13年度
従業員数
43,020
(注) 従業員数は、海外の現地採用者を含み、嘱託及び臨時従業員(平成13年度13,355人、平成14年度13,098人)を含んでいません。
126
平成14年度
44,544
財務諸表
三菱東京フィナンシャル・グループの銀行法第 52 条の 29 第 1 項後段の規定により公衆の縦覧に供する書類は、株式会社の監査等に関する商法の特例に
関する法律(昭和 49 年法律第 22 号)により、監査法人トーマツの監査を受けています。また、三菱東京フィナンシャル・グループの財務諸表、すなわ
ち、貸借対照表、損益計算書、利益処分計算書及び附属明細表につきましては、証券取引法第 193 条の 2 の規定に基づき、監査法人トーマツの監査証明
を受けています。以下の貸借対照表、損益計算書及び利益処分計算書は、上記の財務諸表に基づいて作成しています。
1. 貸借対照表
(単位:百万円)
(単位:百万円)
平成13年度
平成13年度
平成14年度
(平成14年3月31日現在)(平成15年3月31日現在)
(平成14年3月31日現在)(平成15年3月31日現在)
(負債の部)
(資産の部)
流動負債
流動資産
現金及び預金
39,212
34,360
繰延税金資産
50
104
ー
15,544
16,037
1,422
未収入金
平成14年度
未払金
未払費用
未払法人税等
250
12,241
2,772
112
109
292
預り金
59
54
賞与引当金
75
78
固定資産
流動負債合計
3,267
12,779
有形固定資産
固定負債
その他
流動資産合計
55,300
51,432
建物
261
211
転換社債
器具及び備品
177
156
繰延税金負債
有形固定資産合計
439
367
56
55
357
315
2
1
415
372
無形固定資産
商標権
ソフトウェア
その他
無形固定資産合計
243,924
ー
2,038
ー
固定負債合計
245,962
ー
負債合計
249,230
12,779
(資本の部)
資本金
1,146,500
ー
資本準備金
2,838,692
ー
その他の剰余金
投資その他の資産
当期未処分利益
67,871
ー
関係会社株式
その他の剰余金合計
67,871
ー
関係会社転換社債
繰延税金資産
その他
4,000,070
4,210,347
243,924
ー
ー
12
436
521
投資その他の資産合計
4,244,431
4,210,881
固定資産合計
4,245,287
4,211,622
自己株式
△ 331
ー
資本合計
4,052,733
ー
ー
1,258,052
ー
2,350,244
資本金
資本剰余金
資本準備金
その他資本剰余金
繰延資産
創立費
1,375
1,031
資本準備金減少差益
ー
600,000
繰延資産合計
1,375
1,031
資本剰余金合計
ー
2,950,244
当期未処分利益
ー
44,305
利益剰余金合計
ー
44,305
自己株式
ー
△ 1,296
利益剰余金
資本合計
資産合計
4,301,963
4,264,085
負債・資本合計
ー
4,251,306
4,301,963
4,264,085
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
貸借対照表、損益計算書及び利益処分計算書は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和 38 年大蔵省令第 59 号)に基づいて作成しています。
127
2. 損益計算書
(単位:百万円)
(
平成13年度
平成14年度
平成13年4月 2 日から
平成14年3月31日まで
平成14年4月 1 日から
平成15年3月31日まで
営業収益
72,544
27,232
関係会社受取配当金
67,577
22,067
関係会社受入手数料
4,967
5,165
営業費用
4,166
3,240
販売費及び一般管理費
4,166
3,240
営業利益
68,378
23,991
営業外収益
7,374
4,861
受取利息
7
6
7,137
4,729
230
125
7,638
6,437
有価証券利息
その他
営業外費用
支払利息
転換社債利息
創立費償却
新株発行費償却
27
ー
7,137
4,729
343
343
ー
1,351
その他
129
13
経常利益
68,114
22,415
特別損失
ー
272
固定資産売却損
ー
2
固定資産除却損
ー
269
税引前当期純利益
68,114
22,143
法人税、住民税及び事業税
306
859
△ 63
△ 2,105
67,871
23,389
前期繰越利益
ー
25,083
中間配当額
ー
4,167
67,871
44,305
法人税等調整額
当期純利益
当期未処分利益
3. 利益処分計算書
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
)
(単位:百万円)
平成13年度
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
)(
平成14年度
主総会承認日
主総会承認日
( 株平成14年6月27日
) ( 株平成15年6月27日
)
(当期未処分利益の処分)
当期未処分利益
67,871
44,305
利益処分額
42,788
29,089
6,715
3,357
第一種優先株式配当金
(1 株につき 82,500 円)(1 株につき 41,250 円)
第二種優先株式配当金
1,620
810
(1 株につき 16,200 円) (1 株につき 8,100 円)
普通株式配当金
34,452
1. 有価証券の評価基準及び評価方法
子会社株式及び時価のないその他有価証券の評価基準及び評価方法は移動平均法に
よる原価法によっております。
2. 固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産
定率法を採用しております。主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物
3 年∼ 50 年
器具及び備品
3 年∼ 20 年
(2) 無形固定資産
定額法を採用しております。なお自社利用のソフトウェアについては、社内におけ
る利用可能期間(5 年)に基づいて償却しております。
3. 繰延資産の処理方法
創立費については商法の規定により 5 年間にわたり均等額を償却しております。
4. 引当金の計上基準
賞与引当金は、従業員に対する賞与の支払に備えるため、支給見込額のうち当期に
帰属する額を計上しております。
5. 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
注記事項(平成 13 年度)
(貸借対照表関係)
1. 有形固定資産の減価償却累計額
106 百万円
2. 関係会社に対する資産及び負債
転換社債
243,924 百万円
3. 当社の子会社である MBL International Finance (Bermuda) Trust が発行してい
る当社普通株式への転換権付社債266,417百万円に対し債務保証を行っております。
4. 会社が発行する株式の総数
普通株式
22,000,000 株
優先株式
421,400 株
発行済株式の総数
普通株式
5,742,467.72 株
優先株式
181,400 株
(損益計算書関係)
1. 営業収益のうち関係会社との取引
関係会社受取配当金
67,577 百万円
関係会社受入手数料
4,967 百万円
2. 営業外収益のうち関係会社との取引
有価証券利息
7,137 百万円
3. 営業外費用のうち関係会社との取引
転換社債利息
7,137 百万円
4. 販売費及び一般管理費のうち、主要なものは次のとおりであります。なお、全額が一
般管理費に属するものであります。
給料・手当
1,204 百万円
減価償却費
188 百万円
土地建物機械賃借料
333 百万円
広告宣伝費
562 百万円
租税公課
321 百万円
委託費
549 百万円
24,922
(1 株につき 6,000 円) (1 株につき 4,000 円)
次期繰越利益
重要な会計方針(平成 13 年度)
25,083
15,215
その他資本剰余金
ー
600,000
その他資本剰余金次期繰越高
ー
600,000
(その他資本剰余金の処分)
(有価証券関係)
子会社株式及び関連会社株式で時価のあるものは、ありません。
(税効果会計関係)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
未払事業税損金不算入額
賞与引当金損金算入限度超過額
その他
繰延税金資産合計
繰延税金負債
子会社株式取得に係る繰延税金負債
2,051 百万円
繰延税金負債合計
63 百万円
2,051 百万円
繰延税金負債の純額
1,987 百万円
2. 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるとき
の、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
42.05%
(調整)
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
△ 41.70%
その他
0.01%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
128
27 百万円
20 百万円
15 百万円
0.36%
(1 株当たり情報)
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純利益
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
628,435 円 10 銭
10,367 円 98 銭
ー円
(注)1. 1 株当たり純資産額は、期末純資産額から「期末発行済優先株式数×発行価額」を控除
した金額を、期末発行済普通株式数(「自己株式」を除く)で除して算出しております。
2. 1 株当たり当期純利益は、当期純利益から優先株式配当金総額を控除した金額を、期中
平均発行済普通株式数(「自己株式」を除く)で除して算出しております。
3. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、転換社債の潜在株式を調整した計算により1
株当たり当期純利益が減少しないため、記載をしておりません。
重要な会計方針(平成 14 年度)
1. 有価証券の評価基準及び評価方法
子会社株式の評価基準及び評価方法は移動平均法による原価法によっております。
2. 固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産
定率法を採用しております。主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物
3 年∼ 50 年
器具及び備品
3 年∼ 20 年
(2) 無形固定資産
定額法を採用しております。なお自社利用のソフトウェアについては、社内におけ
る利用可能期間(5 年)に基づいて償却しております。
3. 繰延資産の処理方法
創立費については商法の規定により 5 年間にわたり均等額を償却しております。
新株発行費については支出時に全額費用処理しております。
4. 引当金の計上基準
賞与引当金は、従業員に対する賞与の支払に備えるため、支給見込額のうち当期に
帰属する額を計上しております。
5. 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
6. 連結納税制度の適用
当事業年度から連結納税制度を適用しております。
7. その他財務諸表作成のための重要な事項
(1) 自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準
企業会計基準第 1 号「自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準」
(平
成 14 年 2 月 21 日 企業会計基準委員会)が平成 14 年 4 月 1 日以後に適用さ
れることとなったことに伴い、当事業年度から同会計基準を適用しております。こ
れにより、従来、「資本金」、
「資本準備金」及び「その他の剰余金」として区分し
ておりました資本の部については、当事業年度より「資本金」、
「資本剰余金」及び
「利益剰余金」として区分しております。なお、この変更が当事業年度の損益に与
える影響はありません。
(2) 1株当たり当期純利益に関する会計基準
企業会計基準第 2 号「1 株当たり当期純利益に関する会計基準」
(平成 14 年 9
月 25 日 企業会計基準委員会)及び企業会計基準適用指針第 4 号「1 株当たり当
期純利益に関する会計基準の適用指針」
(平成 14 年 9 月 25 日 企業会計基準委
員会)が平成 14 年 4 月 1 日以後に適用されることとなったことに伴い、当事業
年度から同会計基準及び適用指針を適用しております。これによる影響については
「1 株当たり情報」に記載しております。
注記事項(平成 14 年度)
(貸借対照表関係)
1. 有形固定資産の減価償却累計額
2. 会社が発行する株式の総数
普通株式
優先株式
発行済株式の総数
普通株式
優先株式
3. 会社が保有する自己株式数
普通株式
144 百万円
22,000,000 株
421,400 株
6,232,161.72 株
181,400 株
1,655.46 株
(損益計算書関係)
1. 営業収益のうち関係会社との取引
関係会社受取配当金
22,067 百万円
関係会社受入手数料
5,165 百万円
2. 営業費用のうち関係会社との取引の総額
732 百万円
3. 営業外収益のうち関係会社との取引の主要なもの
有価証券利息
4,729 百万円
4. 営業外費用のうち関係会社との取引の主要なもの
転換社債利息
4,729 百万円
5. 販売費及び一般管理費のうち、主要なものは次のとおりであります。なお、全額が一
般管理費に属するものであります。
給料・手当
1,224 百万円
減価償却費
183 百万円
土地建物機械賃借料
302 百万円
委託費
528 百万円
(有価証券関係)
子会社株式及び関連会社株式で時価のあるものは、ありません。
(税効果会計関係)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
(流動資産)
繰延税金資産
未払事業税損金不算入額
賞与引当金損金算入限度超過額
その他
小計
(固定資産)
繰延税金資産
その他
小計
繰延税金資産合計
75 百万円
27 百万円
2 百万円
104 百万円
12 百万円
12 百万円
117 百万円
2. 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるとき
の、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
42.05%
(調整)
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
△ 38.62%
子会社株式評価差額
△ 9.26%
その他
0.21%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
△ 5.62%
3. 法人税等の税率変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の修正額
「地方税法等の一部を改正する法律」(平成 15 年 3 月 法律第 9 号)が平成 15 年
3 月 31 日に公布され、平成 16 年 4 月 1 日以後開始する事業年度より当社の法人事
業税に係る課税標準の一部が「付加価値額」及び「資本等の金額」に変更されること
により、当該課税標準の一部は、利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当
しないことになります。
この変更に伴い、当社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平成16年
度以降の法定実効税率は当事業年度の 42.05%から 40.49%となりますが、当事業
年度の「繰延税金資産」及び「法人税等調整額」に与える影響は軽微であります。
(1 株当たり情報)
1 株当たり純資産額
609,704 円 98 銭
1 株当たり当期純利益
2,610 円 43 銭
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
ー円
当事業年度から企業会計基準第 2 号「1 株当たり当期純利益に関する会計基準」(平成
14 年 9 月 25 日 企業会計基準委員会)及び企業会計基準適用指針第 4 号「1 株当たり
当期純利益に関する会計基準の適用指針」
(平成 14 年 9 月 25 日 企業会計基準委員会)
を適用しております。
なお、同会計基準及び適用指針を前事業年度に適用した場合の1株当たり情報は次のと
おりとなります。
1 株当たり純資産額
626,983 円 46 銭
1 株当たり当期純利益
10,367 円 98 銭
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
ー円
(注)1. 1 株当たり当期純利益の算定の基礎は、次のとおりであります。
当期純利益
23,389 百万円
普通株主に帰属しない金額
8,335 百万円
利益処分による優先配当額
8,335 百万円
普通株式に係る当期純利益
普通株式の期中平均株式数
15,054 百万円
5,766 千株
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益の算定
に含めなかった潜在株式の概要
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
第二種優先株式(発行済株式数 100,000 株)
2. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、希薄化効果を有している潜在株式が存在しな
いため記載しておりません。
129
資本・株式の状況
1. 資本金の推移
年月日
平成 13 年 04 月 02 日
平成 14 年 03 月 31 日
平成 15 年 03 月 12 日
平成 15 年 03 月 27 日
平成 15 年 03 月 31 日
資本金(千円)
摘 要
1,146,500,000
1,146,500,000
1,249,921,200
1,258,052,293
1,258,052,293
当社設立日
有償公募
有償第三者割当
454,000 株 発行価額 455,600 円 資本組入額 227,800 円
035,694 株 発行価額 455,600 円 資本組入額 227,800 円
2. 発行済株式の内容
種 類
普通株式
第一種優先株式
第二種優先株式
合計
(平成15年3月31日現在)
発行数(株)
上場証券取引所
6,232,161.72
東京証券取引所(市場第一部)
大阪証券取引所(市場第一部)
ニューヨーク証券取引所
ロンドン証券取引所
81,400.00
ー
100,000.00
ー
6,413,561.72
3. 大株主
(1) 普通株式
株主名
1
2
3
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
(明治生命保険相互会社口・退職給付信託口)
4 日本生命保険相互会社
5 ヒーロー . アンド . カンパニー
(常任代理人 株式会社東京三菱銀行)
6
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
(三菱重工業株式会社口・退職給付信託口)
東京海上火災保険株式会社
第一生命保険相互会社
ユーエフジェイ信託銀行株式会社
(信託勘定 A 口)
三菱電機株式会社
年金信託受託者三井アセット信託銀行株式会社 2 口
旭硝子株式会社
管理有託受託者三井アセット信託銀行株式会社
明治生命保険相互会社
新日本製鐵株式会社
麒麟麦酒株式会社
ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン
(常任代理人 株式会社みずほコーポレート銀行
兜町証券決済業務室)
18 日本郵船株式会社
19 三菱地所株式会社
20 トヨタ自動車株式会社
合計
(平成15年3月31日現在)
所有株式数
(株)
持株比率
(%)
(2) 第一種優先株式
株主名
持株比率
(%)
340,747
261,592
5.46
4.19
1
東京海上火災保険株式会社
16,700
20.51
1
三菱商事株式会社
16,700
20.51
175,000
145,380
2.80
2.33
1
明治生命保険相互会社
16,700
20.51
4
麒麟麦酒株式会社
10,000
12.28
130,086
2.08
5
旭硝子株式会社
3,400
4.17
5
ダイヤモンドリース株式会社
3,400
4.17
118,740
114,693
88,036
1.90
1.84
1.41
5
東京急行電鉄株式会社
3,400
4.17
5
本田技研工業株式会社
3,400
4.17
9
三菱化学株式会社
2,000
2.45
82,205
62,159
57,555
57,266
50,127
49,137
43,464
42,086
1.31
0.99
0.92
0.91
0.80
0.78
0.69
0.67
10 三菱電機株式会社
1,700
2.08
11 三菱倉庫株式会社
1,600
1.96
12 エム・ケー・ファイナンス・アンド・
アカウンティング株式会社
1,400
1.71
13 株式会社ニコン
1,000
1.22
81,400
100.00
40,572
37,752
35,905
35,818
1,968,322
0.65
0.60
0.57
0.57
31.58
合計
(3) 第二種優先株式
(注)ヒーロー. アンド. カンパニーは、ADR(米国預託証券)発行のため預託された株式の
名義人です。
(平成15年3月31日現在)
所有株式数
(株)
株主名
持株比率
(%)
1
明治生命保険相互会社
35,000
35.00
2
東京海上火災保険株式会社
25,000
25.00
2
三菱商事株式会社
25,000
25.00
4
三菱地所株式会社
5,000
5.00
5
旭硝子株式会社
2,500
2.50
5
麒麟麦酒株式会社
2,500
2.50
5
近畿日本鉄道株式会社
2,500
2.50
5
東京急行電鉄株式会社
2,500
2.50
100,000
100.00
合計
130
(平成15年3月31日現在)
所有株式数
(株)
市場リスクの状況
市場リスクマネジメント
MTFGグループでは、VaRをはじめとするグループの抱える市場リスクの状況や、設定されたリスク限度枠や損失限度枠
の遵守状況を、日次でリスク担当役員に報告し、また定期的に経営会議・総合リスク管理委員会でVaR、ストレステスト結
果など複合的にリスクの所在を分析・報告しています。
グループ銀行の各部門ごとでの運営においても、市場性資産・負債に係る金利・為替等の市場変動リスクに対して、有価
証券取引やデリバティブ取引でのリスクヘッジを適宜実施するなど、適切なリスク運営を行っています。
平成14年度の市場リスクの状況
(1)トレーディング業務
グループ全体でのトレーディング業務のVaRを平成14年度と平成13年度を比較すると以下のとおりです。15年3月末の
市場リスク量は、全体では14年3月末対比で若干減少しておりますが、内訳では、金利、株式、コモディティのリスク量が
減少した一方で、外国為替のリスク量が増加しています。一方、日次平均でも、外国為替が若干増加した以外は、金利、株
式、コモディティともにリスク量は減少しています。
トレーディング業務のVaR
(単位:億円)
平成13年4月∼平成14年3月
リスクカテゴリー
金利
うち円
うちドル
外国為替
株式
コモディティ
(分散効果)
全体
日次平均
最大
最小
平成14年4月∼平成15年3月
平成14年
3月末
日次平均
最大
平成15年
3月末
最小
19.0
9.6
8.9
6.9
7.8
1.7
(5.2)
32.9
17.0
18.5
17.9
15.2
3.9
—
10.9
4.6
3.0
2.0
4.5
0.8
—
11.8
7.9
4.4
4.1
7.5
1.8
(3.8)
14.6
5.2
6.6
8.0
6.3
1.4
(4.8)
25.2
10.5
13.9
15.6
14.4
2.8
—
9.3
1.9
3.3
2.0
2.7
0.5
—
30.2
45.8
21.0
21.4
25.5
35.9
17.3
10.1
3.9
4.0
10.4
3.1
0.8
(3.8)
20.6
(注)測定の前提:保有期間1日、信頼区間99%、観測期間3年。最大および最小欄は、リスクカテゴリーにより実現した日が異なる。各リスクカテゴリーにおけるリス
ク量合計は、分散効果等の影響により全体と一致しない。
以下は、平成14年度のトレーディング業務における市場リスク量推移と、リスク量に対する収益性を示したグラフです。
市場リスク量推移では、年間を通じて市場リスク量の大幅な増減がみられますが、これはトレーディング業務の性格上、相
場変動への機動的な対応を行った結果によるものです。リスク対比収益率では、分布の中心が0より右に位置しており、リ
スク対比での収益は安定的であったことがわかります。
トレーディング業務の市場リスク量推移
トレーディング業務のリスク対比収益率
(平成14年4月∼平成15年3月)
(平成14年4月∼平成15年3月)
40
40
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
35
35
市
場
リ
ス
ク
の
状
況
30
V
a 30
R
︵
億 25
円
︶
20
25
発
生 20
頻
度 15
10
5
15
平成14年 4月
平成15年 3月
0
−1.0 −0.8 −0.6 −0.4 −0.2
0
0.2
0.4
0.6
0.8
1.0
リスク対比収益率(日次損益/VaR)
131
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
● バックテスティングの状況
バックテスティングの状況
(平成14年4月∼平成15年3月)
持株会社では、VaR計測モデルの正確性を検証するため
(単位:億円)
に、推計されたリスク量と実際の損益とを比較するバック
40
テスティングを行っています。具体的には、日々のVaRと
30
実際の損益を比較します。
平成14年度の営業日を対象とした1年間のバックテス
ティングの結果では、右のグラフにあるとおり損失がVaR
を超過した日数は0回で、この結果から、持株会社の使用
20
日 10
次
損 0
益
額 -10
しているVaRモデルは、十分な精度により市場リスクを計
-20
測しているものと考えられます。
-30
-40
0
10
20
30
40
VaR(保有期間1日、信頼区間99%)
(2)バンキング業務
グループ全体の1 5 年3 月末のバンキング業務(トレー
バンキング業務の金利リスク内訳
ディング業務以外の市場業務、ただし長期安定保有を目的
とした政策投資株式の市場リスクは除く)のV a R は、ト
100
レーディング業務と同様の基準で計測すると233.5億円
と、14年3月末比41.2億円の減少となりました。内訳
います。
通貨別
7%
2%
(単位:%)
20%
80
は、金利が6.2億円の増加となった一方で、ポジションの
減少により、為替が36.2億円、株式が19.4億円減少して
3%
44%
60
50%
40
バンキング業務による市場リスク
(アルゼンチンにおける
外貨建資産のペソ建への強制転換に基づく為替リスクを
20
46%
28%
除く)のうち約9 5 %が金利の変動に伴うリスクとなっ
ており、日次平均で212.1億円、年間を通じた最大値は
259.7億円、最小値は168.7億円でした。
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
市
場
リ
ス
ク
の
状
況
金利リスクを主要通貨別に分解して前年度と比較したの
が右の図です。15年3月末は14年3月末に比べて、金利
0
平成14年3月末
平成15年3月末
円 ドル ユーロ その他
(注)VaRは保有期間1日、信頼区間99%の通貨別構成比
リスクのなかで円の比率が大きく減少し、ドル、ユーロの
比率が増加しています。
●ストレステスト
ストレステストとは、VaRなどの“通常時”のリスク量のほかに、通常では考えられない状況下におけるリスク量をみる
もので、定期的に実施しているほか相場環境に応じて行われています。持株会社では、日次のストレステストとして、
各市場において過去に実際に生じた1日の最大相場変動を現在保有するポジションに当てはめた場合の予想損失を計測し
ており、15年3月末のグループ全体でのトレーディング業務で保有するポジションでは174億円となっています。ま
た、経営会議、総合リスク管理委員会では種々のシナリオに基づくストレス金額を報告し、VaRでのリスク管理を補完
しています。
●市場リスク計測モデル
連結自己資本比率(国際統一基準)におけるマーケットリスク相当額の算出にあたっては、東京三菱銀行・三菱信託銀行
とも、一般市場リスクについては「内部モデル方式」を、個別リスクについては「標準的方式」を採用しています。MTFG
グループ全体のマーケットリスク相当額はこれら両銀行の算出結果を合算しています。
一般市場リスク、すなわちVaRの計測にあたっては、主に分散共分散法を使用しています。MTFGグループでは、ヒス
トリカル・シミュレーション法によるVaR計測を一部導入するなど市場リスク管理の高度化を進めています。
132
主要な経営指標等の推移
(連結)
(単位:百万円)
連結経常収益
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
3,953,389
3,632,531
2,913,114
2,607,823
2,186,174
連結経常利益(△は連結経常損失)
△ 84,660
341,949
△ 123,622
△ 185,893
△ 272,622
連結当期純利益(△は連結当期純損失)
△ 86,897
127,903
△ 138,978
43,909
△ 138,117
連結純資産額
2,757,711
2,853,295
2,892,529
2,640,770
2,313,268
連結総資産額
78,600,947
74,795,598
89,843,553
80,718,319
79,591,387
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
(△は1株当たり当期純損失)
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
連結自己資本比率(国際統一基準)
537.60 円
558.04円
566.48 円
512.58円
412.20 円
△ 18.86円
25.92円
△ 31.16円
7.95円
△ 30.95 円
ー
10.47%
連結自己資本利益率
連結株価収益率
25.91円
ー
11.46%
9.69%
10.29%
ー
10.43 %
ー
4.73%
△ 5.54 %
1.47%
△ 6.48 %
56.60倍
営業活動によるキャッシュ・フロー
1,276,014
3,204,446
△ 577,798
3,512,446
投資活動によるキャッシュ・フロー
△ 1,414,328
△ 3,318,874
677,691
△ 755,657
財務活動によるキャッシュ・フロー
72,166
△ 214,735
△ 257,434
△ 531,684
1,807,231
1,515,854
1,421,834
3,632,714
現金及び現金同等物の期末残高
連結子会社数
持分法適用会社数
従業員数
1,928,233
143 社
142社
154 社
151社
150 社
33 社
25社
25 社
26社
23 社
36,487人
36,289 人
34,609人
37,125 人
(注) 1. 平成10年度の連結財務諸表における子会社・関連会社の範囲及び税効果会計については、それぞれ「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則の一部を改正する省令」
(平成
10年大蔵省令第136号)附則第2項及び「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する省令」
(平成10年大蔵省令第173号)附則第3項に基づき、これらの省
令により改正された連結財務諸表規則を適用しています。
2. 東京三菱銀行及び国内連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。
3. 平成13年度以前の1株当たり純資産額は、期末連結純資産額から
「期末発行済優先株式数×発行価額」を控除した金額を、期末発行済普通株式数(「自己株式」及び「子会社の所有する親会
社株式」を除く)で除して算出しています。
4. 平成13年度以前の1株当たり当期純利益(又は当期純損失)は、連結当期純利益(又は連結当期純損失)から当期の優先株式配当金総額を控除した金額を、期中平均発行済普通株式数(「自
己株式」及び「子会社の所有する親会社株式」を除く)で除して算出しています。
5. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、平成10年度及び平成12年度は連結当期純損失が計上されているため、平成13年度は潜在株式を調整した計算により1株当たり当期純利益が減
少しないため、平成14年度は潜在株式が存在しないため、それぞれ記載していません。
6. 平成14年度から、
「1株当たり純資産額」、
「1株当たり当期純利益(又は当期純損失)」及び「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」の算定に当たっては、企業会計基準第2号「1株当たり当
期純利益に関する会計基準」
(平成14年9月25日 企業会計基準委員会)及び企業会計基準適用指針第4号「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」
(平成14年9月25日 企
業会計基準委員会)を適用しています。
7. 連結自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づき算出しています。なお、東京三菱銀行は国際統一基準を採用しています。
8. 連結株価収益率は、平成11年度より開示しています。なお、平成12年12月にパリ、スイス各証券取引所の、平成13年3月に東京、大阪、札幌、ニューヨーク、ロンドン各証券取引所の株式の
上場を廃止したため、平成12年度以降は算出していません。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
133
連結財務諸表
東京三菱銀行の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書、連結キャッシュ・フロー計算書及
び連結附属明細表は、証券取引法第 193 条の 2 の規定に基づき、監査法人トーマツの監査証明を受けています。以下の連結貸借対
照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書及び連結キャッシュ・フロー計算書は、上記の連結財務諸表に基づいて作成しています。
1. 連結貸借対照表
(単位:百万円)
(単位:百万円)
平成13年度
平成13年度
平成14年度
平成14年度
(平成14年3月31日現在)(平成15年3月31日現在)
(平成14年3月31日現在)(平成15年3月31日現在)
(負債の部)
(資産の部)
現金預け金
6,046,692
7,366,450
49,329,946
52,095,330
コールローン及び買入手形
1,532,567
678,407
譲渡性預金
1,955,432
2,625,077
買現先勘定
1,048,130
576,814
債券
2,275,570
636,060
ー
1,561,391
コールマネー及び売渡手形
3,610,489
3,013,869
売現先勘定
債券貸借取引支払保証金
預金
買入金銭債権
451,737
484,195
3,050,219
2,828,308
特定取引資産
4,929,662
5,276,242
債券貸借取引受入担保金
ー
1,996,214
304,060
405,882
コマーシャル・ペーパー
339,367
312,208
16,766,117
16,600,079
特定取引負債
574,197
1,455,493
金銭の信託
有価証券
△ 1,500
△ 2,067
1,617,957
1,303,831
39,994,893
38,668,577
外国為替
490,543
512,676
546,574
594,767
短期社債
ー
10,000
その他資産
3,407,899
2,067,540
3,053,783
3,188,379
動産不動産
792,720
801,917
158
9
投資損失引当金
貸出金
外国為替
債券繰延資産
借用金
社債
転換社債
新株予約権付社債
445,361
ー
ー
50,528
繰延税金資産
763,281
1,008,726
その他負債
5,531,978
2,166,328
支払承諾見返
5,394,983
4,518,715
賞与引当金
10,186
12,531
△ 1,259,662
△ 1,016,265
退職給付引当金
13,017
26,429
貸倒引当金
債権売却損失引当金
日本国際博覧会出展引当金
特別法上の引当金
繰延税金負債
再評価に係る繰延税金負債
7,233
ー
ー
31
436
799
46,936
61,037
128,249
133,453
5,394,983
4,518,715
77,875,894
76,947,306
201,655
330,812
資本金
785,969
ー
資本準備金
595,925
ー
再評価差額金
209,355
ー
支払承諾
負債の部合計
(少数株主持分)
少数株主持分
(資本の部)
連結剰余金
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
資産の部合計
80,718,319
79,591,387
ー
46,260
ー
△ 23,046
ー
2,640,770
ー
資本金
ー
871,973
資本剰余金
ー
681,928
利益剰余金
ー
858,177
資本の部合計
東
京
三
菱
銀
行
1,026,305
土地再評価差額金
ー
197,489
その他有価証券評価差額金
ー
△ 227,826
為替換算調整勘定
ー
△ 68,474
資本の部合計
ー
2,313,268
80,718,319
79,591,387
負債、少数株主持分及び資本の部合計
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書及び連結キャッシュ・フロー計算書は、
「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸
表規則」
という)に基づいて作成していますが、資産及び負債並びに収益及び費用については、
「銀行法施行規則」
(昭和57年大蔵省令第10号)に定める分類に準じて記載しています。
134
3. 連結剰余金計算書
2. 連結損益計算書
(単位:百万円)
(単位:百万円)
平成13年度
平成13年度
平成14年度
平成14年度
平成13年4月 1 日から 平成14年4月 1 日から
( 平成14年3月31日まで
) ( 平成15年3月31日まで )
平成13年4月 1 日から 平成14年4月 1 日から
( 平成14年3月31日まで
) ( 平成15年3月31日まで )
経常収益
2,607,823
2,186,174
連結剰余金期首残高
資金運用収益
1,828,671
1,347,905
連結剰余金増加高
3,134
ー
貸出金利息
1,094,249
886,442
再評価差額金取崩額
3,134
ー
連結剰余金減少高
76,668
ー
配当金
76,658
ー
有価証券利息配当金
1,055,929
ー
262,104
216,381
コールローン利息及び買入手形利息
11,605
9,309
買現先利息
52,104
18,142
役員賞与
10
ー
ー
4,987
当期純利益
43,909
ー
1,026,305
ー
資本剰余金期首残高
ー
595,925
資本剰余金増加高
ー
86,003
増資による新株の発行
ー
86,003
資本剰余金減少高
ー
ー
資本剰余金期末残高
ー
681,928
債券貸借取引受入利息
預け金利息
170,006
66,399
その他の受入利息
238,601
146,244
22,064
18,515
351,306
377,440
57,319
76,654
その他業務収益
173,977
218,914
その他経常収益
174,483
146,742
信託報酬
役務取引等収益
特定取引収益
経常費用
連結剰余金期末残高
(資本剰余金の部)
2,793,717
2,458,796
資金調達費用
908,214
491,872
(利益剰余金の部)
預金利息
376,580
183,936
利益剰余金期首残高
ー
1,026,305
20,573
8,504
利益剰余金増加高
ー
7,021
8,280
土地再評価差額金取崩額
ー
4,130
連結子会社による株式買入消却に伴う
2,648
債券利息及び債券発行差金償却
譲渡性預金利息
30,680
コールマネー利息及び売渡手形利息
16,354
7,363
売現先利息
63,754
40,803
当該会社に対する持分変動による増加高
ー
ー
14,275
持分法適用会社の減少に伴う増加高
ー
242
利益剰余金減少高
ー
175,148
当期純損失
ー
138,117
配当金
ー
17,384
役員賞与
ー
3
15,896
債券貸借取引支払利息
コマーシャル・ペーパー利息
14,223
4,330
借用金利息
68,932
52,098
ー
0
88,662
69,765
短期社債利息
社債利息
転換社債利息
新株予約権付社債利息
その他の支払利息
役務取引等費用
特定取引費用
14,687
ー
ー
9,861
当該会社に対する持分変動による減少高
ー
213,765
92,652
連結子会社及び持分法適用会社の増加による減少高
ー
3,746
56,934
66,074
利益剰余金期末残高
ー
858,177
5,510
ー
68,469
72,104
営業経費
812,163
855,093
その他経常費用
942,423
973,652
貸倒引当金繰入額
301,561
72,326
その他の経常費用
640,862
901,325
経常損失
185,893
272,622
特別利益
153,987
39,919
その他業務費用
動産不動産処分益
償却債権取立益
その他の特別利益
1,612
3,047
43,141
36,463
109,233
408
特別損失
22,076
24,658
動産不動産処分損
16,082
20,168
証券取引責任準備金繰入額
73
257
5,920
4,232
税金等調整前当期純損失
53,981
257,361
法人税、住民税及び事業税
30,771
54,906
△ 147,344
△ 178,443
少数株主利益
18,681
4,293
当期純利益(△は当期純損失)
43,909
△ 138,117
その他の特別損失
法人税等調整額
連結子会社及び持分法適用会社の合併に伴う
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
135
4. 連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
(単位:百万円)
平成13年度
平成14年度
平成13年4月 1 日から
平成14年4月 1 日から
△53,981
△257,361
有価証券の取得による支出
43,021
71,484
有価証券の売却による収入
25,353,471
22,527,606
3,733
△3,290
有価証券の償還による収入
7,029,523
14,741,032
△142,435
( 平成14年3月31日まで ) ( 平成15年3月31日まで )
Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純損失(△)
減価償却費
連結調整勘定償却額
平成14年4月 1 日から
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
△31,630,201 △37,920,001
11,505
9,009
金銭の信託の増加による支出
△289,742
44,073
△236,489
金銭の信託の減少による収入
277,923
54,442
1,437
566
動産不動産の取得による支出
△53,153
△28,316
△11,712
△7,233
動産不動産の売却による収入
11,504
12,939
10,186
363
連結範囲の変動を伴う子会社株式の取得による支出
ー
△923
△118,166
2,838
連結範囲の変動を伴う子会社株式の売却による収入
△21,633
ー
ー
31
投資活動によるキャッシュ・フロー
677,691
△755,657
資金運用収益
△1,828,671
△1,347,905
資金調達費用
908,214
491,872
有価証券関係損益(△)
170,612
323,432
賞与引当金の増加額
退職給付引当金の増加額
日本国際博覧会出展引当金の増加額
金銭の信託の運用損益(△)
為替差損益(△)
動産不動産処分損益(△)
2,480
6,696
△213,568
74,512
14,469
17,121
788,698
26,490
△2,555,343
830,030
約定済未決済特定取引調整額
△212,890
△600,743
貸出金の純増(△)減
△969,867
888,236
預金の純増減(△)
3,330,790
3,123,236
譲渡性預金の純増減(△)
△894,549
687,790
△1,136,679
△1,639,510
357,727
△298,809
特定取引資産の純増(△)減
特定取引負債の純増減(△)
債券の純増減(△)
借用金(劣後特約付借入金を除く)の純増減(△)
預け金(現金同等物を除く)の純増(△)減
1,269,745
876,293
コールローン等の純増(△)減
1,889,256
1,223,387
債券貸借取引差入担保金の純増(△)減
864,428
ー
債券貸借取引支払保証金の純増(△)減
ー
△295,460
△3,342,311
△919,962
コールマネー等の純増減(△)
コマーシャル・ペーパーの純増減(△)
債券貸借取引受入担保金の純増減(△)
外国為替(資産)の純増(△)減
外国為替(負債)の純増減(△)
短期社債(負債)の純増減(△)
普通社債の発行・償還による純増減(△)
信託勘定借の純増減(△)
△126,842
劣後特約付社債・転換社債の発行による収入
112,685
ー
劣後特約付社債・新株予約権付社債の
発行による収入
ー
141,257
△175,821
ー
償還による支出
ー
△826,521
株式の発行による収入
ー
172,007
劣後特約付社債・転換社債の償還による支出
劣後特約付社債・新株予約権付社債の
少数株主への株式の発行による収入
配当金支払額
少数株主への配当金支払額
財務活動によるキャッシュ・フロー
Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額
Ⅴ 現金及び現金同等物の増加額(減少:△)
Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高
4,918
16,195
△76,663
△17,384
△5,053
△3,396
△257,434
△531,684
63,521
△45,421
△94,020
2,179,683
1,515,854
1,421,834
Ⅶ 新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額
ー
34,811
Ⅷ 連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額
ー
△3,614
252,271
△48,192
1,421,834
3,632,714
84,399
22,132
ー
10,000
261,858
395,187
ー
資金調達による支出
△1,085,343
△563,484
(右上に続く)
113,000
△182,562
△66,419
1,438,438
営業活動によるキャッシュ・フロー
65,062
劣後特約付借入金の返済による支出
△749,388
△2,267
法人税等の支払額
劣後特約付借入による収入
△1,102,570
1,953,284
小計
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
△149,718
資金運用による収入
その他
136
平成13年4月 1 日から
( 平成14年3月31日まで ) ( 平成15年3月31日まで )
貸倒引当金の増加額
債権売却損失引当金の増加額
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
平成14年度
持分法による投資損益(△)
投資損失引当金の増加額
東
京
三
菱
銀
行
平成13年度
922,286
71,452
△493,161
3,556,353
△84,637
△43,907
△577,798
3,512,446
Ⅸ 現金及び現金同等物の期末残高
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項(平成13年度)
1. 連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社
151 社
主要な会社名
東京三菱証券株式会社
UnionBanCal Corporation
(2) 非連結子会社
1社
非連結子会社は、その資産、経常収益、当期純損益(持分に見合う額)及び剰余金
(持分に見合う額)からみて、連結の範囲から除いても企業集団の財政状態及び経営
成績に関する合理的な判断を妨げない程度に重要性が乏しいため、連結の範囲から
除外しております。
2. 持分法の適用に関する事項
(1) 持分法適用の関連会社
26 社
主要な会社名
国際証券株式会社
ダイヤモンドリース株式会社
ダイヤモンドコンピューターサービス株式会社
(2) 持分法非適用の非連結子会社
1社
(3) 持分法非適用の関連会社
2社
持分法非適用の非連結子会社及び関連会社は、当期純損益(持分に見合う額)及び
剰余金(持分に見合う額)からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に重要
な影響を与えないため、持分法の対象から除いております。
3. 連結子会社の事業年度等に関する事項
(1) 連結子会社の決算日は次のとおりであります。
10 月末日
2社
12 月末日
110 社
02 月末日
1社
03 月末日
38 社
(2) 10月末日を決算日とする子会社は、1月末日現在で実施した仮決算に基づく財務
諸表により、またその他の子会社は、それぞれの決算日の財務諸表により連結して
おります。
連結決算日と上記の決算日等との間に生じた重要な取引については、必要な調整
を行っております。
4. 会計処理基準に関する事項
(1) 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な変
動、市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」)の取引
については、取引の約定時点を基準とし、連結貸借対照表上「特定取引資産」及び
「特定取引負債」に計上するとともに、当該取引からの損益を連結損益計算書上「特
定取引収益」及び「特定取引費用」に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、有価証券及び金銭債権等については連
結決算日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派生商品については
連結決算日において決済したものとみなした額により行っております。
また、特定取引収益及び特定取引費用の損益計上は、連結会計年度中の受払利息
等に、有価証券、金銭債権等については前連結会計年度末と当連結会計年度末にお
ける評価損益の増減額を、派生商品については前連結会計年度末と当連結会計年度
末におけるみなし決済からの損益相当額の増減額を加えております。
(2) 有価証券の評価基準及び評価方法
(A) 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価
法(定額法)、その他有価証券のうち時価のあるものについては連結決算日の市
場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)、時価の
ないものについては主として移動平均法による原価法又は償却原価法により
行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処理し
ております。
(B) 有価証券運用・投資を主目的とする単独運用の金銭の信託の信託財産の構成物
である有価証券の評価は、
上記(1)及び(2)(A)と同じ方法により行っております。
なお、運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託の信託財産の構成物であ
る有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処理しております。
(3) デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、原則として時価法によ
り行っております。
ただし、当行の資金関連スワップ取引については、業種別監査委員会報告第20
号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する当面の会計上及び監査上の取
扱い」(平成 12 年 11 月 14 日 日本公認会計士協会。以下「業種別監査委員会報
告第 20 号」という)に基づき、債権元本相当額及び債務元本相当額の連結決算日
の為替相場による正味の円換算額を連結貸借対照表に計上し、異種通貨間の金利差
を反映した直先差金は直物外国為替取引の決済日の属する期から先物外国為替取引
の決済日の属する期までの期間にわたり発生主義により連結損益計算書に計上する
とともに、連結決算日の未収収益又は未払費用を計上しております。
また、当行は、異なる通貨での資金調達・運用を動機とし、契約締結時における
元本相当額の支払額又は受取額と通貨スワップ契約満了時における元本相当額の受
取額又は支払額が同額で、かつ、元本部分と金利部分に適用されるスワップレート
が合理的なレートである直先フラット型の通貨スワップ取引(利息相当額の支払日
ごとにその時点の実勢為替相場を反映して一方の通貨の元本相当額を更改し、か
つ、各利払期間ごとに直先フラットである通貨スワップ取引を含む)については、
業種別監査委員会報告第20号に基づき、債権元本相当額及び債務元本相当額の連
結決算日の為替相場による正味の円換算額を連結貸借対照表に計上し、交換利息相
当額はその期間にわたり発生主義により連結損益計算書に計上するとともに、連結
決算日の未収収益又は未払費用を計上しております。
(4) 減価償却の方法
① 動産不動産
当行の動産不動産の減価償却は、定率法を採用しております。
当行の電子計算機の耐用年数については、従来 6 年としておりましたが、当
連結会計年度からパーソナルコンピュータ(サーバー用のものを除く)は4年、そ
の他のものは 5 年に変更しております。この変更に伴い、経常損失、税金等調
整前当期純損失はそれぞれ 1,536 百万円増加しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物:35 年∼ 50 年
動 産:02 年∼ 20 年
また、連結子会社の動産不動産については、資産の見積耐用年数に基づき、主
として定額法により償却しております。
② ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、当行及び連結子会社で定める利用可能
期間(主として 5 年)に対応して定額法により償却しております。
(5) 繰延資産の処理方法
割引債券の債券発行差金及び社債発行差金は償還期限までの期間に対応して償却
しております。
債券発行費用及び社債発行費については、支出時に全額費用として処理しており
ます。
(6) 貸倒引当金の計上基準
当行及び国内連結子会社の貸倒引当金は、予め定めている資産の自己査定基準及
び償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻
の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債権及び実質的に経
営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)に対する債権については、
下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と
認められる額を控除し、その残額を引き当てております。今後、経営破綻に陥る可
能性が大きいと認められる債務者に対する債権(以下「破綻懸念先債権」という)の
うち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見
積ることができない債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証に
よる回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総
合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸念先債権及び今
後の管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権の元本の回収及び利息の
受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積ることができる債権については、
当該キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割り引いた金額と債権の帳簿価額と
の差額を引き当てております。上記以外の債権については、過去の一定期間におけ
る貸倒実績等から算出した貸倒引当率を債権額に乗じた金額を引き当てておりま
す。特定海外債権については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込
額を特定海外債権引当勘定(租税特別措置法第 55 条の 2 の海外投資等損失準備金
を含む)として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管部が資産
査定を実施し、当該部署から独立した与信監査部署が査定結果を監査しており、そ
の査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額か
ら担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不
能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は 868,726 百万円であ
ります。
その他の連結子会社は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案して必要
と認められる額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘
案し、回収不能見込額をそれぞれ引き当てております。
(7) 投資損失引当金の計上基準
時価のない債券に対し、将来発生する可能性のある損失を見積り、必要と認めら
れる額を計上しております。
(8) 賞与引当金の計上基準
従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対する賞与の支給見込額のう
ち、当連結会計年度に帰属する額を計上しております。
従業員賞与の支給額が確定していない場合の未払計上額については、従来「その
他負債」中の未払費用に計上しておりましたが(前連結会計年度末 11,482 百万
円)、リサーチ・センター審理情報[No.15]「未払従業員賞与の財務諸表におけ
る表示科目について」(平成 13 年 2 月 14 日 日本公認会計士協会)により、当連
結会計年度から、
「賞与引当金」として区分掲記しております。この変更により「そ
の他負債」が 10,186 百万円減少し、「賞与引当金」が同額増加しております。
(9) 退職給付引当金の計上基準
従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務及び年
金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、過去勤務債務及び数
理計算上の差異の費用処理方法は以下のとおりであります。
(A) 過去勤務債務
その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(主として10年)に
よる定額法により費用処理
(B) 数理計算上の差異
各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(主と
して 10 年)による定額法により按分した額をそれぞれ主として発生の翌連結
会計年度から費用処理
なお、会計基準変更時差異については、主として 5 年による按分額を費用処理
しております。
(10) 債権売却損失引当金の計上基準
(株)共同債権買取機構に売却した不動産担保付債権の担保価値を勘案し、将来発
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
137
生する可能性のある損失に備えるため、必要と認められる額を引き当てており
ます。
(11) 特別法上の引当金の計上基準
特別法上の引当金は、金融先物取引責任準備金58百万円及び証券取引責任準備
金 378 百万円であり、次のとおり計上しております。
(A) 金融先物取引責任準備金
金融先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるため、金融
先物取引法第82条及び同法施行規則第29条の規定に定めるところにより算
出した額を計上しております。
(B) 証券取引責任準備金
証券先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるため、国内
証券連結子会社は、証券取引法第51条の規定に基づき、証券会社に関する内
閣府令第 35 条に定めるところにより算出した額を計上しております。
(12) 外貨建資産・負債の換算基準
当行の外貨建資産・負債及び海外支店勘定は、取得時の為替相場による円換算額
を付す関連会社株式を除き、主として連結決算日の為替相場による円換算額を付し
ております。
連結子会社の外貨建資産・負債については、それぞれの決算日等の為替相場によ
り換算しております。
(13) リース取引の処理方法
当行及び国内連結子会社のリース物件の所有権が借主に移転すると認められるも
の以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処
理によっております。
(14) 重要なヘッジ会計の方法
当行は、リスク管理手法として、貸出金・預金等の多数の金融資産・負債から生
じる金利リスクをデリバティブ取引を用いて総体で管理する、
「マクロヘッジ」を
実施しております。これは、リスク調整アプローチによるリスク管理であり、業種
別監査委員会報告第15号「銀行業における金融商品会計基準適用に関する当面の
会計上及び監査上の取扱い」(平成 12 年 2 月 15 日 日本公認会計士協会)に定め
られたマクロヘッジに関する暫定的な会計処理を行っております。
また、リスク管理方針に定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段とな
るデリバティブのリスク量が収まっており、ヘッジ対象の金利リスクが減殺されて
いるかどうかを検証することにより、ヘッジの有効性を評価しております。
また、外貨建関連会社株式及び外貨建その他有価証券(債券以外)の為替変動リス
クをヘッジするため、業種別監査委員会報告第20号に基づき、事前にヘッジ対象
となる外貨建有価証券の銘柄を特定し、当該外貨建有価証券について外貨ベースで
取得原価以上の直先負債が存在していること等を条件として、外貨建関連会社株式
については繰延ヘッジ、外貨建その他有価証券(債券以外)については時価ヘッジを
適用しております。
なお、一部の資産・負債については、繰延ヘッジ、時価ヘッジ、あるいは金利ス
ワップの特例処理を行っております。
(15) 消費税等の会計処理
当行及び国内連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっ
ております。なお、動産不動産に係る控除対象外消費税等は発生した会計期間の費
用として計上しております。
5. 連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用しております。
6. 連結調整勘定の償却に関する事項
連結調整勘定は発生年度に全額償却しております。
また、持分法適用の関連会社に係る連結調整勘定相当額については、連結調整勘定
に準じて償却しております。
7. 利益処分項目等の取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成して
おります。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
138
8. 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金
預け金」のうち定期性預け金と譲渡性預け金以外のものであります。
会計処理の変更(平成 13 年度)
1. 当行及び国内連結子会社は、従来動産不動産に係る控除対象外消費税等を「その他資
産」に計上し 5 年間で均等償却を行っておりましたが、当連結会計年度より発生した
会計期間の費用として計上しております。これは、平成 13 年 4 月 2 日の株式会社三
菱東京フィナンシャル・グループ設立により当行が同社の完全子会社になったことに
伴い、親子会社間での会計処理を統一するために変更したものであります。この変更
に伴い、従来の方法によった場合に比べ、経常損失及び税金等調整前当期純損失はそ
れぞれ 5,564 百万円増加しております。
2. 当行及び国内連結子会社は、市場価格のある株式の配当金については、従来発行会社
の株主総会、取締役会、その他決定権限を有する機関において配当に関する決議があっ
た日をもって計上しておりましたが、当連結会計年度より主として各銘柄の配当落ち
日(配当権利付き最終売買日の翌日)をもって、前回の配当実績又は公表されている1株
当たり予想配当額に基づいて未収配当金を見積計上しております。これは、平成13年
4 月 2 日の株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ設立により当行が同社の完全
子会社になったことに伴い、親子会社間での会計処理を統一するために変更したもの
であります。この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ、経常損失及び税金等
調整前当期純損失はそれぞれ 17,760 百万円減少しております。
追加情報(平成 13 年度)
(金融商品会計)
当行及び国内連結子会社は、会計制度委員会報告第 14 号「金融商品会計に関する実務
指針(中間報告)」(平成 12 年1月 31 日 日本公認会計士協会)の改正に伴い、当連結会計
年度より消費貸借契約により借り入れている有価証券及び買現先取引により売戻し条件付
で購入した有価証券等を注記しております。なお、当行及び国内連結子会社は従来これら
の有価証券を「その他資産」及び「その他負債」に計上しておりましたが、この変更の結
果、従来の方法によった場合と比較して、「その他資産」及び「その他負債」はそれぞれ
2,719,768 百万円減少しております。
(外貨建取引等会計基準)
当行は、従来「新外為経理基準」を適用しておりましたが、当連結会計年度から、業種
別監査委員会報告第20号が適用される処理を除き、改訂後の外貨建取引等会計処理基準
「外貨建取引等会計処理基準の改訂に関する意見書」平成
(
11 年 10 月 22 日 企業会計
審議会)を適用しております。なお、この変更による連結財務諸表への影響は軽微であり
ます。
(その他)
東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税
の課税標準等の特例に関する条例」(平成12年4月1日 東京都条例第145号)(以下「都
条例」という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 12 年 10 月 18 日、当行は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効
確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成 14 年 3 月 26 日、東京地方裁判所は、都
条例が違法無効であることを理由として、誤納金 7,322 百万円及び損害賠償金 100 百
万円の請求を認める判決を言い渡しましたが、3 月 29 日、東京都は、判決を不服として、
東京高等裁判所に控訴しております。
このように当行は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係
争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、前連結会計年度と同様に東京
都に係る事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているもの
の、これは現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるため
であり、都条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。上記条例施行に
伴い、東京都に係る事業税については、前連結会計年度が 13,962 百万円、当連結会計
年度が 14,642 百万円を「その他の経常費用」に計上しており、所得が課税標準である
場合に比べ経常損失はそれぞれ同額増加しております。また、所得が課税標準である場合
に比べ、
「法人税、住民税及び事業税」が前連結会計年度は 6,640 百万円減少しておりま
す。当連結会計年度については影響ありません。また、当該事業税は税効果会計の計算に
含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、「繰延税金資産」は
69,534 百万円減少しました。また、
「再評価に係る繰延税金負債」は、11,616 百万円
減少し、
「再評価差額金」及び「その他有価証券評価差額金」は、それぞれ 11,616 百万
円、2,218 百万円増加しております。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、「大阪府における銀行業等に対する
事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年 6 月 9 日 大阪府条例第 131 号)
(以下「府条例」という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更にな
りました。
平成 14 年 4 月 4 日に、当行は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確
認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。
このように当行は府条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係
争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、大阪府に係る事業税を府条例
に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では東
京都と同様の会計処理を適用することが適当であると判断されるためであり、府条例を合
憲・適法なものと認めたということではありません。上記条例施行に伴い、大阪府に係る
事業税については、2,438 百万円を「その他の経常費用」に計上しており、所得が課税
標準である場合に比べ経常損失は同額増加しております。
「法人税、住民税及び事業税」に
ついては影響ありません。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でない
ため、所得が課税標準である場合に比べ、
「繰延税金資産」は 11,724 百万円減少しまし
た。また、「再評価に係る繰延税金負債」は、1,958 百万円減少し、「再評価差額金」及
び「その他有価証券評価差額金」は、それぞれ 1,958 百万円、374 百万円増加しており
ます。
なお、大阪府に係る事業税については、平成 14 年 5 月 30 日に「大阪府における銀行
業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」
(平成14年
大阪府条例第 77 号)(以下「改正府条例」という)が施行されたことにより、府条例に
よる課税標準等の特例が平成14年4月1日以後開始する事業年度より適用されることと
なりました。これにより、当連結会計年度に係る大阪府に対する事業税については、改正
府条例附則2 の適用を受け、当行の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低い額とな
る、所得を課税標準として計算される額を申告・納付する予定であります。ただし、この
申告・納付によって、府条例並びに改正府条例を合憲・適法なものと認めたということで
はありません。
注記事項(平成 13 年度)
(連結貸借対照表関係)
1. 有価証券には、非連結子会社及び関連会社の株式 97,039 百万円及び出資金 165 百
万円を含んでおります。
2. 消費貸借契約により貸し付けている有価証券が、
「有価証券」及び「特定取引資産」に
合計 2,061,318 百万円含まれております。
消費貸借契約により借り入れている有価証券及び買現先取引により売戻し条件付で
購入した有価証券等のうち、担保に差し入れている有価証券は 1,097,564 百万円、
再貸付に供している有価証券は 898,880 百万円、当連結会計年度末に当該処分をせ
ずに所有しているものは 1,067,218 百万円であります。
また、賃貸借契約により受け入れている有価証券及び融資等に関連して受け入れて
いる商業手形等があり、これらについては担保の差入等という自由処分権があります。
3. 貸出金のうち、破綻先債権額は 113,577 百万円、延滞債権額は 1,491,691 百万円
であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第1項第 3 号のイ
からホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であり
ます。
延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建
又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であり
ます。
4. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は 17,785 百万円であります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月
以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
5. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 1,535,415 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他債務者に有利となる
取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないも
のであります。
6. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
3,158,470 百万円であります。
なお、上記 3. から 6. に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
7. 手形割引により取得した銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形等の額面金額は、
959,705 百万円であります。
8. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
現金預け金
8,464 百万円
特定取引資産
878 百万円
有価証券
1,628,062 百万円
貸出金
538,593 百万円
その他資産
6,045 百万円
担保資産に対応する債務
預金
206,707 百万円
コールマネー及び売渡手形
1,810,800 百万円
借用金
2,318 百万円
その他負債
7,453 百万円
支払承諾
7,319 百万円
上記のほか、為替決済等の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、現金預け
金 242,074 百万円、買入金銭債権 35,054 百万円、特定取引資産 906 百万円、有
価証券 3,219,064 百万円、貸出金 26,437 百万円及びその他資産 7,579 百万円を
差し入れております。また、売現先取引により買戻し条件付で売却した買入金銭債権
は 22,929 百万円、特定取引資産は 1,571,690 百万円、有価証券は 795,732 百
万円、貸出金は 7,844 百万円であり、対応する売現先勘定は 2,424,916 百万円で
あります。
9. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の
申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度
額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行
残高は、25,532,068 百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当行及び連結子会社の将来のキャッシュ・フローに影響
を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保
全、その他相当の事由があるときは、当行及び連結子会社が実行申し込みを受けた融
資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。ま
た、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後
も定期的に予め定めている行内(社内)手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じ
て契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
10. 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)に基づき、当行の
事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額
を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額に、持
分法適用関連会社に生ずる再評価差額金のうち親会社持分相当額を加えた金額を「再
評価差額金」として資本の部に計上しております。
再評価を行った年月日
平成 10 年 3 月 31 日
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2
条第 4 号に定める「地価税法第 16 条に規定する地価税の課税価格の計算の基礎
となる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法により算定し
た価額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って算定。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会計年度末における時価
の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額
118,102 百万円
なお、一部の持分法適用関連会社は、平成 14 年 3 月 31 日に事業用の土地の再評
価を行っております。
11. 動産不動産の減価償却累計額
507,148 百万円
12. 借用金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約
付借入金 633,865 百万円が含まれております。
13. 社債のうち、劣後特約付社債は 1,441,441 百万円であります。
(連結損益計算書関係)
1. その他経常収益には、株式等売却益69,626百万円及び退職給付信託設定益17,983
百万円を含んでおります。
2. その他の経常費用には貸出金償却236,086百万円、株式等売却損180,491百万円、
株式等償却88,544百万円及び貸出債権等の売却に係る損失42,754百万円を含んで
おります。
3. その他の特別利益は、日本信託銀行株式会社の株式移転に伴い生じた利益であります。
これは、平成 13 年 4 月 2 日の株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ設立に伴
い、当行が保有していた日本信託銀行株式会社の普通株式及び後配株式が株式移転に
より株式会社三菱東京フィナンシャル・グループの普通株式となったことによるもの
であります。
4. その他の特別損失は、所有不動産の時価下落に伴う評価減であります。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
1. 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
現金預け金勘定
6,046,692 百万円
定期性預け金及び譲渡性預け金
△ 4,624,858 百万円
現金及び現金同等物
1,421,834 百万円
2. 株式の売却により連結子会社から除外した会社の資産及び負債の主な内訳
株式の売却により連結子会社から除外した日本信託銀行株式会社及び東京信託銀行
株式会社他 4 社の資産及び負債の主な内訳は次のとおりであります。
貸出金
581,042 百万円
有価証券
253,262 百万円
預金
△ 376,034 百万円
信託勘定借
△ 422,512 百万円
上記以外の資産及び負債
14,391 百万円
少数株主持分
△ 5,797 百万円
その他
△ 140,850 百万円
株式売却益
109,325 百万円
上記 2 社株式の売却価額
上記 6 社現金及び現金同等物
12,826 百万円
△ 34,460 百万円
差引:上記 6 社売却による支出
△ 21,633 百万円
(リース取引関係)
1. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
(借手側)
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び年度末残高相当額
取得価額相当額
動産
40,401 百万円
その他
1,587 百万円
合計
減価償却累計額相当額
動産
その他
41,988 百万円
合計
年度末残高相当額
動産
その他
13,615 百万円
合計
28,372 百万円
12,999 百万円
616 百万円
27,401 百万円
970 百万円
(注)取得価額相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産の年度末残高等に占
める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・未経過リース料年度末残高相当額
1 年内
1 年超
6,998 百万円
21,373 百万円
合計
28,372 百万円
(注)未経過リース料年度末残高相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産の
年度末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・支払リース料
(減価償却費相当額)
6,311 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
(貸手側)
・その他資産に含まれているリース物件の取得価額、減価償却累計額及び年度末残高
取得価額
46,141 百万円
減価償却累計額
30,098 百万円
年度末残高
16,042 百万円
・未経過リース料年度末残高相当額
1年内
8,043 百万円
1年超
24,372 百万円
合計
32,415 百万円
(注)未経過リース料年度末残高相当額は、未経過リース料及び見積残存価額の合計額の
年度末残高が営業債権の年度末残高等に占める割合が低いため、受取利子込み法に
よっております。
・受取リース料
・減価償却費
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
8,383 百万円
7,359 百万円
139
2. オペレーティング・リース取引
(借手側)
・未経過リース料
1 年内
1 年超
合計
(貸手側)
・未経過リース料
1年内
1年超
20,951 百万円
108,685 百万円
129,636 百万円
税効果会計適用後の法人税等の負担率
16,097 百万円
22,822 百万円
合計
38,920 百万円
(退職給付関係)
1. 採用している退職給付制度の概要
当行及び国内連結子会社は、確定給付型の制度として、厚生年金基金制度、適格退
職年金制度及び退職一時金制度等を設けております。また、従業員の退職等に際して、
退職給付会計に準拠した数理計算上による退職給付債務の対象とされない割増退職金
を支払う場合があります。
なお、一部の当行海外支店及び海外連結子会社でも確定給付型の退職給付制度を設
けております。
2. 退職給付債務に関する事項
退職給付債務
(A)
△ 817,158 百万円
年金資産
(B)
621,309 百万円
未積立退職給付債務
会計基準変更時差異の未処理額
未認識数理計算上の差異
未認識過去勤務債務
(C)=(A)+(B)
(D)
(E)
(F)
△ 195,848 百万円
38,675 百万円
189,553 百万円
△ 9,369 百万円
連結貸借対照表計上額純額 (G)=(C)+(D)+(E)+(F) 23,010 百万円
前払年金費用
(H)
36,027 百万円
退職給付引当金
(G)−(H)
△ 13,017 百万円
(注)1. 厚生年金基金の代行部分を含めて記載しております。
2. 一部の当行海外支店及び連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を
採用しております。
3. 平成12年3月31日付けで厚生年金保険法が改正されたことに伴い、当行の厚生
年金基金の代行部分に係る支給開始年齢の引き上げについての規則改正を行ったた
め、過去勤務債務(債務の減額)が発生しております。
3. 退職給付費用に関する事項
勤務費用
利息費用
期待運用収益
過去勤務債務の費用処理額
数理計算上の差異の費用処理額
会計基準変更時差異の費用処理額
その他(臨時に支払った割増退職金等)
退職給付費用
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
20,550 百万円
24,485 百万円
△ 26,340 百万円
△ 90 百万円
9,028 百万円
12,885 百万円
7,818 百万円
48,336 百万円
140
4. 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
(1) 割引率
当行及び国内連結子会社
2.20% ∼ 3.00%
海外連結子会社
7.25% ∼ 7.50%
(2) 期待運用収益率
当行及び国内連結子会社
3.00% ∼ 5.00%
海外連結子会社
8.25% ∼ 9.50%
(3) 退職給付見込額の期間配分方法
期間定額基準
(4) 過去勤務債務の額の処理年数 主として 10 年
(その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数による定額法による)
(5) 数理計算上の差異の処理年数 主として 10 年
(各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数による定額
法により按分した額をそれぞれ主として発生の翌連結会計年度から費用処理するこ
ととしている)
(6) 会計基準変更時差異の処理年数
主として 5 年
(税効果会計関係)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金及び貸出金償却損金算入限度超過額
643,774 百万円
有価証券評価損
90,617 百万円
退職給付引当金
36,079 百万円
税務上の繰越欠損金
135,081 百万円
その他
78,686 百万円
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
リース取引に係る未実現利益
その他
215.94%
(関連当事者との取引)
1. 親会社及び法人主要株主等
該当ありません。
2. 役員及び個人主要株主等
属性
役員の
近親者
会社等
の名称
事業内容
又は職業
議決権等の所有
(被所有)
割合(%)
取引の
内容
取引金額
(百万円)
科目
期末残高
(百万円)
山田 和江
─
なし
資金の貸付
─
貸出金
14
(注)市場金利を勘案して利率を合理的に決定しており、返済条件は期間10 年、1カ月毎元
利均等返済であります。
なお、担保として不動産に抵当権を設定しております。
3. 子会社等
該当ありません。
4. 兄弟会社等
該当ありません。
(1 株当たり情報)
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純利益
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
512.58 円
7.95 円
―円
(注)1. 1株当たり純資産額は、期末連結純資産額から「期末発行済優先株式数×発行価額」
を控除した金額を、期末発行済普通株式数(「自己株式」及び「連結子会社の所有する
親会社株式」を除く)で除して算出しております。
2. 1株当たり当期純利益は、当期純利益から当期優先株式配当金総額を控除した金額
を、期中平均発行済普通株式数(「自己株式」及び「連結子会社の所有する親会社株式」
を除く)で除して算出しております。
(注)簡便法を採用している当行海外支店及び連結子会社の退職給付費用は、主として「勤
務費用」に含めて計上しております。
東
京
三
菱
銀
行
2. 連結財務諸表提出会社の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間
に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
37.98%
(調整)
評価性引当額の増減
△ 20.05%
日本信託銀行株式会社連結除外益
195.76%
その他
2.26%
984,238 百万円
△ 116,971 百万円
867,267 百万円
32,210 百万円
102,956 百万円
15,756 百万円
繰延税金負債合計
150,922 百万円
繰延税金資産の純額
716,344 百万円
3. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、潜在株式を調整した計算により1株当たり
の当期純利益が減少しないため記載しておりません。
(重要な後発事象)
当行の連結子会社である東京三菱証券株式会社、東京三菱パーソナル証券株式会社及び
持分法適用関連会社である国際証券株式会社は、三菱信託銀行株式会社の持分法適用関連
会社である一成証券株式会社(以下証券 4 社)を含めた 4 社間で、平成 14 年 4 月 8 日付で
合併契約書を締結いたしました。
(1) 合併の目的
これまで、当行、東京三菱証券株式会社と国際証券株式会社は、平成 11 年 12 月
に業務提携契約を締結し、一体感のある業務運営を推進し成果を挙げて参りました。
また、永年系列証券の位置付けにあった東京三菱パーソナル証券株式会社は、従来よ
り当行、東京三菱証券株式会社と親密な連携の下に業務を運営しております。一方、
三菱信託銀行株式会社と親密な関係にある一成証券株式会社は、リテール特化型証券
会社として運営を行ってきました。こうした流れを踏まえ、当行と証券 4 社は、証券
4 社の業務・経営の統合を一気に進め、そのシナジー効果を最大限に実現することに
より、トータルなソリューション提供機能を備えた、
「新しい証券会社」を創設し、三
菱東京フィナンシャル・グループにおける中核証券会社として発展・育成を目指すこ
とといたしました。
(2) 合併する会社の名称等
主要な
事業の
内容
当行との関係内容
役員の
資金援助 営業上の取引
兼任等(人)
設備の賃貸借
業務提携
─
証券業
務提携
東京三菱証券
株式会社
証券業務
─
─
預金取引関係
債券貸借関係
金銭貸借関係
東京三菱
パーソナル証券
株式会社
証券業務
─
─
預金取引関係
東京三菱銀行より
債券貸借関係
─
建物の一部を賃借
金銭貸借関係
国際証券
株式会社
証券業務
─
─
預金取引関係
債券貸借関係
金銭貸借関係
─
証券業
務提携
名称 一成証券株式会社
住所 東京都中央区八重洲二丁目 8 番 5 号
代表者の役職氏名 取締役社長 山田 邦康
資本の額 2,120 百万円(平成 14 年 3 月 31 日現在)
事業の内容 証券業
(3) 合併の方法
法手続上、国際証券株式会社を存続会社とし、東京三菱証券株式会社、東京三菱
パーソナル証券株式会社及び一成証券株式会社は解散いたします。
(4) 合併契約の内容
合併比率 東京三菱証券株式会社、東京三菱パーソナル証券株式会社及び一成証券株
式会社のそれぞれの普通株式1株に対して、新会社の普通株式を以下のと
おり割当交付いたします。
東京三菱証券株式会社
100
東京三菱パーソナル証券株式会社
0.25
一成証券株式会社
0.72
ただし、東京三菱証券株式会社が保有する東京三菱パーソナル証券株式会
社の株式 7,043 千株は、新株式を割当てません。
合併承認総会
証券 4 社ともに、平成 14 年 6 月 27 日(木)
合併期日
平成 14 年 9 月 1 日(日)
合併後の商号
三菱証券株式会社
代表者の役職氏名
代表取締役会長 山田 匡通
代表取締役社長 中沢 信雄
代表取締役副社長 藤井純太郎
代表取締役副社長 加根 弘一
代表取締役副社長 増田 健一
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項(平成14年度)
1. 連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社
150 社
主要な会社名
三菱証券株式会社
UnionBanCal Corporation
(2) 非連結子会社
主要な会社名
コクサイ・ヨーロッパ・リミティッド
國際證券(香港)有限公司
コクサイ・アメリカ・インコーポレイティッド
非連結子会社は、その資産、経常収益、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰
余金(持分に見合う額)等からみて、連結の範囲から除いても企業集団の財政状態及
び経営成績に関する合理的な判断を妨げない程度に重要性が乏しいため、連結の範
囲から除外しております。
2. 持分法の適用に関する事項
(1) 持分法適用の関連会社
23 社
主要な会社名
ダイヤモンドリース株式会社
ダイヤモンドコンピューターサービス株式会社
(2) 持分法非適用の非連結子会社
主要な会社名
コクサイ・ヨーロッパ・リミティッド
國際證券(香港)有限公司
コクサイ・アメリカ・インコーポレイティッド
持分法非適用の非連結子会社は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持
分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に重要な影響
を与えないため、持分法の対象から除いております。
3. 連結子会社の事業年度等に関する事項
(1) 連結子会社の決算日は次のとおりであります。
10 月末日 2社
12 月末日 106 社
02 月末日 1社
03 月末日 41 社
(2) 10月末日を決算日とする子会社は、1月末日現在で実施した仮決算に基づく財務
諸表により、またその他の子会社は、それぞれの決算日の財務諸表により連結して
おります。
連結決算日と上記の決算日等との間に生じた重要な取引については、必要な調整
を行っております。
(3) ダイヤモンド総合管理株式会社については、当連結会計年度より決算日を 3 月末
日に変更しております。この変更に伴い、連結上の事業年度の月数を平成14 年 1
月から平成 15 年 3 月までの 15ヶ月としておりますが、その資産、経常収益、当
期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、連結財務
諸表へ与える重要な影響はありません。
4. 会計処理基準に関する事項
(1) 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な変
動、市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」)の取引
については、取引の約定時点を基準とし、連結貸借対照表上「特定取引資産」及び
「特定取引負債」に計上するとともに、当該取引からの損益を連結損益計算書上「特
定取引収益」及び「特定取引費用」に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、有価証券及び金銭債権等については
連結決算日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派生商品について
は連結決算日において決済したものとみなした額により行っております。
また、特定取引収益及び特定取引費用の損益計上は、連結会計年度中の受払利
息等に、有価証券、金銭債権等については前連結会計年度末と当連結会計年度末に
おける評価損益の増減額を、派生商品については前連結会計年度末と当連結会計年
度末におけるみなし決済からの損益相当額の増減額を加えております。
(2) 有価証券の評価基準及び評価方法
(A) 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価
法(定額法)、その他有価証券のうち時価のあるものについては連結決算日の市
場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)、時価の
ないものについては主として移動平均法による原価法又は償却原価法により
行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処理し
ております。
(B) 有価証券運用・投資を主目的とする単独運用の金銭の信託の信託財産の構成物
である有価証券の評価は、上記(1)及び(2)(A)と同じ方法により行っており
ます。
なお、運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託の信託財産の構成物であ
る有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処理しております。
(3) デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、原則として時価法によ
り行っております。
ただし、当連結会計年度は、業種別監査委員会報告第 25 号「銀行業における外
貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(平成14年7月29日
日本公認会計士協会。以下「業種別監査委員会報告第 25 号」という)に規定す
る経過措置を適用し、
「資金関連スワップ取引」、
「通貨スワップ取引」及び「イン
ターナル・コントラクト及び連結会社間取引の取扱い」については、従前の方法
「資金関連スワップ取引」及び「通貨スワップ取引」については後述)により会計
(
処理しております。また、先物為替取引等に係る円換算差金については、連結貸借
対照表上、相殺表示しております。
当行の資金関連スワップ取引については、債権元本相当額及び債務元本相当額の
連結決算日の為替相場による正味の円換算額を連結貸借対照表に計上し、異種通貨
間の金利差を反映した直先差金は直物外国為替取引の決済日の属する期から先物外
国為替取引の決済日の属する期までの期間にわたり発生主義により連結損益計算書
に計上するとともに、連結決算日の未収収益又は未払費用を計上しております。
また、当行は、異なる通貨での資金調達・運用を動機とし、契約締結時における
元本相当額の支払額又は受取額と通貨スワップ契約満了時における元本相当額の受
取額又は支払額が同額で、かつ、元本部分と金利部分に適用されるスワップレート
が合理的なレートである直先フラット型の通貨スワップ取引(利息相当額の支払日
ごとにその時点の実勢為替相場を反映して一方の通貨の元本相当額を更改し、か
つ、各利払期間ごとに直先フラットである通貨スワップ取引を含む)については、
債権元本相当額及び債務元本相当額の連結決算日の為替相場による正味の円換算額
を連結貸借対照表に計上し、交換利息相当額はその期間にわたり発生主義により連
結損益計算書に計上するとともに、連結決算日の未収収益又は未払費用を計上して
おります。
(4) 減価償却の方法
① 動産不動産
当行の動産不動産の減価償却は、定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物:35 年∼ 50 年
動産:02 年∼ 20 年
また、連結子会社の動産不動産については、資産の見積耐用年数に基づき、主
として定額法により償却しております。
② ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、当行及び連結子会社で定める利用可能
期間(主として 5 年)に対応して定額法により償却しております。
(5) 繰延資産の処理方法
割引債券の債券発行差金及び社債発行差金は償還期限までの期間に対応して償却
しております。
また、社債発行費及び新株発行費については、支出時に全額費用として処理して
おります。
(6) 貸倒引当金の計上基準
当行及び国内連結子会社の貸倒引当金は、予め定めている資産の自己査定基準及
び償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻
の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債権及び実質的に経
営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)に対する債権については、
下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と
認められる額を控除し、その残額を引き当てております。今後、経営破綻に陥る可
能性が大きいと認められる債務者に対する債権(以下「破綻懸念先債権」という)の
うち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見
積ることができない債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証に
よる回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総
合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸念先債権及び今
後の管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権の元本の回収及び利息の
受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積ることができる債権については、
当該キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割り引いた金額と債権の帳簿価額と
の差額を引き当てております。上記以外の債権については、過去の一定期間におけ
る貸倒実績等から算出した貸倒引当率を債権額に乗じた額を引き当てております。
特定海外債権については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を
特定海外債権引当勘定として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管部が資産
査定を実施し、当該部署から独立した与信監査部署が査定結果を監査しており、そ
の査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額か
ら担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不
能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は 415,259 百万円であ
ります。
その他の連結子会社は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案して必要
と認められる額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘
案し、回収不能見込額をそれぞれ引き当てております。
(7) 投資損失引当金の計上基準
時価のない債券に対し、将来発生する可能性のある損失を見積り、必要と認めら
れる額を計上しております。
(8) 賞与引当金の計上基準
従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対する賞与の支給見込額のう
ち、当連結会計年度に帰属する額を計上しております。
(9) 退職給付引当金の計上基準
従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務及び年
金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。なお、会計基準変更時差異
については、主として 5 年による按分額を費用処理しております。また、過去勤
務債務及び数理計算上の差異の費用処理方法は以下のとおりであります。
(A) 過去勤務債務
その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(主として10年)に
よる定額法により費用処理
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
141
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
(B) 数理計算上の差異
各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(主と
して 10 年)による定額法により按分した額をそれぞれ主として発生の翌連結
会計年度から費用処理
(10) 日本国際博覧会出展引当金の計上基準
平成 17 年に開催予定の「2005 年日本国際博覧会」(愛知万博)への出展費用の
支出に備えるため、出展契約に基づいた出展費用見積額を期間配分方式により計上
しております。なお、この引当金は租税特別措置法第 68 条の 52 の準備金を含ん
でおります。
(11) 特別法上の引当金の計上基準
特別法上の引当金は、金融先物取引責任準備金58百万円及び証券取引責任準備
金 741 百万円であり、次のとおり計上しております。
(A) 金融先物取引責任準備金
金融先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるため、金融
先物取引法第82条及び同法施行規則第29条の規定に定めるところにより算
出した額を計上しております。
(B) 証券取引責任準備金
証券先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるため、国内
証券連結子会社は、証券取引法第51条の規定に基づき、証券会社に関する内
閣府令第 35 条に定めるところにより算出した額を計上しております。
(12) 外貨建資産・負債の換算基準
当行の外貨建資産・負債及び海外支店勘定は、取得時の為替相場による円換算額
を付す関連会社株式を除き、主として連結決算日の為替相場による円換算額を付し
ております。
外貨建取引等の会計処理につきましては、前連結会計年度は、業種別監査委員会
報告第20号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する当面の会計上及び
監査上の取扱い」(平成12年11月14日 日本公認会計士協会)を適用しておりま
したが、当連結会計年度から、業種別監査委員会報告第25号を適用しております。
連結子会社の外貨建資産・負債については、それぞれの決算日等の為替相場によ
り換算しております。
(13) リース取引の処理方法
当行及び国内連結子会社のリース物件の所有権が借主に移転すると認められるも
の以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処
理によっております。
(14) 重要なヘッジ会計の方法
当行は、リスク管理手法として、業種別監査委員会報告第 24 号「銀行業におけ
る金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(平成14年2月13
日 日本公認会計士協会。以下「業種別監査委員会報告第 24 号」という)に規定
する経過措置に基づき、貸出金・預金等の多数の金融資産・負債から生じる金利リ
スクをデリバティブ取引を用いて総体で管理する、
「マクロヘッジ」を実施してお
ります。これは、リスク調整アプローチによるリスク管理であり、業種別監査委員
会報告第15号「銀行業における金融商品会計基準適用に関する当面の会計上及び
監査上の取扱い」(平成 12 年 2 月 15 日 日本公認会計士協会)に定められたマク
ロヘッジに関する暫定的な会計処理を行っております。
また、リスク管理方針に定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段とな
るデリバティブのリスク量が収まっており、ヘッジ対象の金利リスクが減殺されて
いるかどうかを検証することにより、ヘッジの有効性を評価しております。
また、外貨建関連会社株式及び外貨建その他有価証券(債券以外)の為替変動リス
クをヘッジするため、外貨建金銭債務及び為替予約をヘッジ手段として包括ヘッジ
を行っており、外貨建関連会社株式については繰延ヘッジ、外貨建その他有価証券
(債券以外)については時価ヘッジを適用しております。
なお、一部の資産・負債については、繰延ヘッジ、時価ヘッジ、あるいは金利ス
ワップの特例処理を行っております。
(15) 消費税等の会計処理
当行及び国内連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっ
ております。なお、動産不動産に係る控除対象外消費税等は発生した会計期間の費
用として計上しております。
(16) 連結納税制度の適用
当行及び一部の連結子会社は、当連結会計年度より株式会社三菱東京フィナン
シャル・グループを連結納税親会社とする連結納税主体の連結納税子会社として、
連結納税制度を適用しております。
(17) 手形割引及び再割引の会計処理
手形割引及び再割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引として
処理しております。
(18) その他連結財務諸表作成のための重要な事項
① 自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準
企業会計基準第 1 号「自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準」
(平成 14 年 2 月 21 日 企業会計基準委員会)が平成 14 年 4 月 1 日以後に適
用されることになったことに伴い、当連結会計年度から同会計基準を適用して
おります。これにより、従来「資本金」、「資本準備金」及び「連結剰余金」と
して区分しておりました資本の部については、当連結会計年度より「資本金」、
「資本剰余金」及び「利益剰余金」として区分しております。なお、この変更が
当連結会計年度の損益に与える影響は軽微であります。
また、連結財務諸表規則の改正により、当連結会計年度における連結貸借対
照表の資本の部及び連結剰余金計算書については、改正後の連結財務諸表規則
により作成しております。
② 1 株当たり当期純利益に関する会計基準
企業会計基準第 2 号「1 株当たり当期純利益に関する会計基準」(平成 14 年
9 月 25 日 企業会計基準委員会)及び企業会計基準適用指針第 4 号「1 株当た
り当期純利益に関する会計基準の適用指針」(平成 14 年 9 月 25 日 企業会計
基準委員会)が平成14年4月1日以後開始する連結会計年度に係る連結財務諸
表から適用されることとなったことに伴い、当連結会計年度から同会計基準及
び適用指針を適用しております。これによる影響については、
「1株当たり情報」
に記載しております。
5. 連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用しております。
6. 連結調整勘定の償却に関する事項
連結調整勘定は発生年度に全額償却しております。
また、持分法適用の関連会社に係る連結調整勘定相当額については、連結調整勘定に
準じて償却しております。
142
7. 利益処分項目等の取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成してお
ります。
8. 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金預
け金」のうち定期性預け金と譲渡性預け金以外のものであります。
表示方法の変更(平成 14 年度)
(連結貸借対照表関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成15年内閣府令第47号)により、銀行
法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、以下のとおり表示方法を変更しております。
(1) 前連結会計年度において「その他資産」に含めて表示していた「債券貸借取引差入担
保金」及び「その他負債」に含めて表示していた「債券貸借取引受入担保金」は、当
連結会計年度から、それぞれ「債券貸借取引支払保証金」、
「債券貸借取引受入担保金」
として区分掲記しております。
(2) 平成 15 年 1 月 6 日から施行されている「社債等の振替に関する法律」(平成 13 年法
律第 75 号)に基づき発行している無券面のコマーシャル・ペーパーは、負債の部の
「短期社債」として表示しております。
なお、約束手形として発行しているコマーシャル・ペーパーは、従来どおり負債の部
の「コマーシャル・ペーパー」として表示しております。
(3) 前連結会計年度において区分掲記していた「転換社債」は、当連結会計年度から、
「新
株予約権付社債」として表示しております。
(連結損益計算書関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成15年内閣府令第47号)により、銀行
法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、以下のとおり表示方法を変更しております。
(1) 前連結会計年度において「資金調達費用」中「その他の支払利息」、又は「資金運用
収益」中「その他の受入利息」に含めて表示していた現金担保付債券貸借取引に係る
受払利息は、当連結会計年度から、それぞれ同「債券貸借取引支払利息」、又は同「債
券貸借取引受入利息」として表示しております。
(2) 平成 15 年 1 月 6 日から施行されている「社債等の振替に関する法律」(平成 13 年法
律第75号)に基づき発行している無券面のコマーシャル・ペーパーに係る利息相当額
は、「資金調達費用」中「短期社債利息」として表示しております。なお、約束手形
として発行しているコマーシャル・ペーパーに係る利息相当額は、従来どおり「資金
調達費用」中「コマーシャル・ペーパー利息」として表示しております。
(3) 前連結会計年度において区分掲記していた「転換社債利息」は、当連結会計年度から、
「新株予約権付社債利息」として表示しております。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成15年内閣府令第47号)により、銀行
法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、以下のとおり表示方法を変更しております。
(1) 前連結会計年度における「債券貸借取引差入担保金の純増(△)減」は、当連結会計年
度から、「債券貸借取引支払保証金の純増(△)減」として記載しております。
(2) 平成 15 年 1 月 6 日から施行されている「社債等の振替に関する法律」
(平成13年法
律第75号)に基づき発行している無券面のコマーシャル・ペーパーの純増減は、
「短期
社債(負債)の純増減(△)」として表示しております。
なお、約束手形として発行しているコマーシャル・ペーパーについては、従来どお
り「コマーシャル・ペーパーの純増減(△)」として表示しております。
(3) 前連結会計年度における「劣後特約付社債・転換社債の発行による収入」、
「劣後特約
付社債・転換社債の償還による支出」は、当連結会計年度から、それぞれ「劣後特約
付社債・新株予約権付社債の発行による収入」、
「劣後特約付社債・新株予約権付社債
の償還による支出」として表示しております。
追加情報(平成 14 年度)
東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税
の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年東京都条例第 145 号)
(以下「都条例」と
いう)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 12 年 10 月 18 日、当行は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効
確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成 14 年 3 月 26 日、東京地方裁判所は、都
条例が違法無効であることを理由として、誤納金 7,322 百万円及び損害賠償金 100 百
万円の請求を認める判決を言い渡しました。さらに、平成 14 年 3 月 29 日、東京都は、
東京高等裁判所に控訴し、4月9日、当行を含む一審原告各行も東京高等裁判所に控訴し、
平成 15 年 1 月 30 日、東京高等裁判所は、都条例が違法無効であることを理由として、
誤納金 21,822 百万円の請求を認める判決を言い渡しました。平成 15 年 2 月 10 日、東
京都は、上告及び上告受理申立てをし、2 月 13 日、当行を含む一審原告各行も上告及び
上告受理申立てをしております。
このように当行は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係
争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、前連結会計年度と同様に東京
都に係る事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているもの
の、これは現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるため
であり、都条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。上記条例施行に
伴い、東京都に係る事業税については、当連結会計年度は 14,960 百万円を「その他の
経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ経常損失は同額増加してお
ります。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税
標準である場合に比べ、「繰延税金資産」は 99,307 百万円減少しました。また、「再評
価に係る繰延税金負債」は、11,386 百万円減少し、「土地再評価差額金」は同額増加、
「その他有価証券評価差額金」は 12,994 百万円減少しております。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、「大阪府における銀行業等に対する
事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年大阪府条例第 131 号)
(以下「府条
例」という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 14 年 4 月 4 日に、当行は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確
認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。なお、大阪府に係る事業税については、平
成 14 年 5 月 30 日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関
する条例の一部を改正する条例」(平成 14 年大阪府条例第 77 号)
(以下「平成 14 年改正
府条例」という)が、平成 15 年 4 月 1 日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の
課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成 15 年大阪府条例第 14 号)
(以下「平成 15 年改正府条例」という)が、それぞれ施行されたことにより、府条例によ
る課税標準等の特例は平成15年4月1日以後開始する事業年度より適用されることとな
りました。これにより、当連結会計年度に係る大阪府に係る事業税については、平成 15
年改正府条例附則2 の適用を受け、当行の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低い
額となる、所得を課税標準として計算される額を申告・納付する予定であります。ただし、
この申告・納付によって、府条例、平成 14 年改正府条例及び平成 15 年改正府条例を合
憲・適法なものと認めたということではありません。また、当該事業税は税効果会計の計
算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、「繰延税金資産」は
16,722 百万円減少しました。また、
「再評価に係る繰延税金負債」は、1,919 百万円減
少し、「土地再評価差額金」は同額増加、「その他有価証券評価差額金」は 2,172 百万円
減少しております。
(事業区分の追加)
当連結会計年度より事業区分における証券業の重要性が増したため、事業の種類別セグ
メント情報を記載しております。
注記事項(平成 14 年度)
(連結貸借対照表関係)
1. 有価証券には、関連会社の株式 21,399 百万円及び出資金 162 百万円を含んでおり
ます。
2. 無担保の消費貸借契約により貸し付けている有価証券が、
「有価証券」に 972 百万円
含まれております。現金担保付債券貸借取引により貸し付けている有価証券について
は、従来消費貸借契約により貸し付けている有価証券に含めて記載しておりましたが、
当連結会計年度より担保に供している資産として注記しております。
消費貸借契約により借り入れている有価証券及び買現先取引により売戻し条件付で
購入した有価証券等のうち、担保に差し入れている有価証券は 1,876,286 百万円、
再貸付に供している有価証券は 530,683 百万円、当連結会計年度末に当該処分をせ
ずに所有しているものは 2,431,248 百万円であります。
手形割引により受け入れた銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為
替は、売却又は担保差し入れという方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、
その額面金額は 814,757 百万円であります。この内、手形の再割引により引き渡し
た銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為替の額面金額は 15,946 百
万円であります。
3. 貸出金のうち、破綻先債権額は 53,709 百万円、延滞債権額は 923,229 百万円であ
ります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイ
からホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であり
ます。
延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建
又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であり
ます。
4. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は 18,078 百万円であります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月
以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
5. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 977,483 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他債務者に有利となる
取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないも
のであります。
6. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
1,972,501 百万円であります。
なお、上記 3 から 6 に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
7. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
現金預け金
3,443 百万円
特定取引資産 138,398 百万円
有価証券 1,172,502 百万円
貸出金 462,821 百万円
動産不動産 5,391 百万円
担保資産に対応する債務
預金 192,829 百万円
コールマネー及び売渡手形 1,226,500 百万円
借用金 277,403 百万円
その他負債 60 百万円
支払承諾 3,611 百万円
上記のほか、為替決済等の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、現金預け
金 207,585 百万円、特定取引資産 2,982 百万円、有価証券 2,149,991 百万円、
貸出金 225,072 百万円及びその他資産 55,122 百万円を差し入れております。ま
た、売現先取引による買戻し条件付の売却又は現金担保付債券貸借取引による貸出を
行っている特定取引資産は 1,930,665 百万円、有価証券は 1,909,979 百万円であ
り、対応する売現先勘定は 2 , 3 9 7 , 8 3 3 百万円、債券貸借取引受入担保金は
1,422,744 百万円であります。
8. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の
申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度
額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行
残高は、26,153,988 百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当行及び連結子会社の将来のキャッシュ・フローに影響
を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保
全、その他相当の事由があるときは、当行及び連結子会社が実行申し込みを受けた融
資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。ま
た、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後
も定期的に予め定めている行内(社内)手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じ
て契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
9. 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)に基づき、当行の
事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額
を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額に、持
分法適用関連会社に生ずる土地再評価差額金のうち親会社持分相当額を加えた金額を
「土地再評価差額金」として資本の部に計上しております。
再評価を行った年月日 平成 10 年 3 月 31 日
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2
条第 4 号に定める「地価税法第 16 条に規定する地価税の課税価格の計算の基礎
となる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法により算定し
た価額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って算定。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会計年度末における時価
の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額 123,297 百万円
なお、一部の持分法適用関連会社は、平成 14 年 3 月 31 日に事業用の土地の再評
価を行っております。
10. 動産不動産の減価償却累計額 516,590 百万円
11. 借用金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約
付借入金 619,607 百万円が含まれております。
12. 社債には、劣後特約付社債 1,193,837 百万円が含まれております。
(連結損益計算書関係)
1. その他経常収益には、株式等売却益 52,997百万円及び貸出債権等の売却に係る利益
26,140 百万円を含んでおります。
2. その他の経常費用には、株式等償却 254,835 百万円、株式等売却損 184,774 百万
円、貸出金償却 165,727 百万円及び貸出債権等の売却に係る損失 157,002 百万円
を含んでおります。
3. その他の特別利益は、債権売却損失引当金戻入益であります。
4. その他の特別損失は、所有不動産の時価下落に伴う評価減であります。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
現金預け金勘定 7,366,450 百万円
定期性預け金及び譲渡性預け金 △ 3,733,736 百万円
現金及び現金同等物 3,632,714 百万円
(リース取引関係)
1. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
(借手側)
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び年度末残高相当額
取得価額相当額
動産 41,057 百万円
その他 1,953 百万円
合計
43,010 百万円
減価償却累計額相当額
動産 17,177 百万円
その他 704 百万円
合計 17,882 百万円
年度末残高相当額
動産 23,879 百万円
その他 1,248 百万円
合計 25,127 百万円
(注) 取得価額相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産の年度末残高等に占
める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・未経過リース料年度末残高相当額
1 年内 1 年超 合計 6,795 百万円
18,332 百万円
25,127 百万円
(注) 未経過リース料年度末残高相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産の
年度末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・支払リース料
(減価償却費相当額) 7,266 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
(貸手側)
・その他資産に含まれているリース物件の取得価額、減価償却累計額及び年度末残高
取得価額 27,026 百万円
減価償却累計額 12,780 百万円
年度末残高 14,246 百万円
・未経過リース料年度末残高相当額
1 年内 6,571 百万円
1 年超 7,674 百万円
合計
14,246 百万円
(注) 未経過リース料年度末残高相当額は、未経過リース料及び見積残存価額の合計額の
年度末残高が営業債権の年度末残高等に占める割合が低いため、受取利子込み法に
よっております。
・受取リース料 ・減価償却費 2. オペレーティング・リース取引
(借手側)
・未経過リース料
1 年内
1 年超
合計
(貸手側)
・未経過リース料
1 年内
1 年超
合計
7,153 百万円
6,130 百万円
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
19,269 百万円
82,197 百万円
101,466 百万円
6,299 百万円
18,480 百万円
24,780 百万円
143
(退職給付関係)
1. 採用している退職給付制度の概要
当行及び国内連結子会社は、確定給付型の制度として、厚生年金基金制度、適格退
職年金制度及び退職一時金制度等を設けております。また、従業員の退職等に際して、
退職給付会計に準拠した数理計算による退職給付債務の対象とされない割増退職金を
支払う場合があります。
なお、一部の当行海外支店及び海外連結子会社でも確定給付型の退職給付制度を設
けております。
2. 退職給付債務に関する事項
退職給付債務
(A)
△ 920,190 百万円
年金資産
(B)
607,898 百万円
未積立退職給付債務
(C)=(A)+(B)
△ 312,291 百万円
会計基準変更時差異の未処理額 (D)
25,819 百万円
未認識数理計算上の差異
(E)
368,863 百万円
未認識過去勤務債務
(F)
△ 47,058 百万円
(G)=(C)+(D)+(E)+(F) 35,332 百万円
連結貸借対照表計上額純額
前払年金費用
(H)
61,761 百万円
退職給付引当金
(G)−(H)
△ 26,429 百万円
(注) 1. 厚生年金基金の代行部分を含めて記載しております。
2. 一部の当行海外支店及び連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採
用しております。
3. 平成15年4月1日付けで当行の厚生年金基金の加算年金の引き下げを実施したこ
とに伴い、過去勤務債務(債務の減額)が発生しております。
3. 退職給付費用に関する事項
勤務費用
利息費用
期待運用収益
過去勤務債務の費用処理額
数理計算上の差異の費用処理額
会計基準変更時差異の費用処理額
その他(臨時に支払った割増退職金等)
退職給付費用
23,103 百万円
24,268 百万円
△ 29,458 百万円
△ 2,523 百万円
19,040 百万円
12,901 百万円
11,035 百万円
58,367 百万円
4. 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
(1) 割引率
当行及び国内連結子会社
1.1%∼ 1.90%
海外連結子会社
5.5%∼ 7.25%
(2) 期待運用収益率
当行及び国内連結子会社
1.1%∼ 5.00%
海外連結子会社
6.1%∼ 9.50%
(3) 退職給付見込額の期間配分方法
期間定額基準
(4) 過去勤務債務の額の処理年数
主として 10 年
(その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数による定額法による)
(5) 数理計算上の差異の処理年数
主として 10 年
(各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数による定額
法により按分した額をそれぞれ主として発生の翌連結会計年度から費用処理するこ
ととしている)
(6) 会計基準変更時差異の処理年数
主として 5 年
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
(1 株当たり情報)
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純損失
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
412.20 円
△ 30.95 円
―円
(注) 1. 当連結会計年度から企業会計基準第 2 号「1 株当たり当期純利益に関する会計基準」
(平成 14 年 9 月 25 日 企業会計基準委員会)及び企業会計基準適用指針第 4 号「1
株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(平成 14 年 9 月 25 日 企業会計
基準委員会)を適用しております。
なお、同会計基準及び適用指針を適用して計算した、前連結会計年度の 1 株当たり
情報は次のとおりであります。
1 株当たり純資産額
512.58 円
1 株当たり当期純利益
7.95 円
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
―円
2. 1 株当たり当期純損失の算定上の基礎は、次のとおりであります。
1 株当たり当期純損失
30.95 円
当期純損失
138,117 百万円
普通株主に帰属しない金額
6,723 百万円
うち利益処分による役員賞与金
7 百万円
うち利益処分による優先配当額
6,715 百万円
普通株式に係る当期純損失
144,841 百万円
普通株式の期中平均株式数
4,679,225 千株
3. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額は、潜在株式が存在しないため記載してお
りません。
(税効果会計関係)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金及び貸出金償却損金算入限度超過額
472,488 百万円
有価証券評価損
38,649 百万円
退職給付引当金
38,564 百万円
その他有価証券評価差額金
113,611 百万円
税務上の繰越欠損金
640,855 百万円
その他
73,122 百万円
繰延税金資産小計
1,377,292 百万円
評価性引当額
△ 257,574 百万円
繰延税金資産合計
1,119,717 百万円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
13,211 百万円
リース取引に係る未実現利益
99,573 百万円
在外子会社の留保利益
25,005 百万円
その他
34,237 百万円
繰延税金負債合計
172,028 百万円
繰延税金資産の純額
947,689 百万円
有価証券関係
1. 連結貸借対照表の「有価証券」のほか、
「特定取引資産」中の有価証券及び譲渡性預け金、
「現金預け金」中の譲渡性預け金、並びに「買入金銭債権」中の有価証券及び商品投資受益権等も含めて記
載しております。
2.「子会社株式及び関連会社株式で時価のあるもの」については、財務諸表における
「有価証券関係」の箇所に記載しております。
1. 売買目的有価証券
(単位:百万円)
平成13年度
連結貸借対照表計上額
売買目的有価証券
144
税効果会計適用後の法人税等の負担率
48.00%
3. 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の修正額
「地方税法等の一部を改正する法律」(平成 15 年法律第 9 号)が平成 15 年 3 月 31 日
に公布され、平成 16 年 4 月 1 日以後開始する事業年度より法人事業税に係る課税標
準が、従来の「所得及び清算所得」と規定されていたもの(平成 15 年改正前地方税法
第 72 条の 12)から、
「付加価値額」、
「資本等の金額」及び「所得及び清算所得」に変
更されることにより、
「付加価値額」及び「資本等の金額」が課税標準となる事業税は、
利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当しないことになります。また、こ
れを受けて都条例及び府条例に基づく東京都、大阪府に係る法人事業税は、平成16年
4 月 1 日に開始する事業年度以降は、法律上の根拠を失い適用されないこととなり
ます。
この変更に伴い、当行の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平成16年
度以降の法定実効税率は、当連結会計年度の 37.98%から 40.46%となり、
「繰延税
金資産」は 56,471 百万円増加、
「繰延税金負債」は 14 百万円減少し、当連結会計年
度に計上された「法人税等調整額」は 47,210 百万円減少しております。また、「再
評価に係る繰延税金負債」は 7,733 百万円増加し、
「土地再評価差額金」は 7,735 百
万円減少、「その他有価証券評価差額金」は 9,266 百万円増加しております。
(関連当事者との取引)
関連当事者との取引について記載すべき事項はありません。
(注) 簡便法を採用している当行海外支店及び連結子会社の退職給付費用は、主として「勤
務費用」に含めて計上しております。
東
京
三
菱
銀
行
2. 連結財務諸表提出会社の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間
に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
37.98%
(調整)
実効税率変更による影響額
18.34%
評価性引当額の増減
11.61%
在外子会社の留保利益に係る税率調整
△ 9.71%
外国税額
△ 5.68%
子会社からの受取配当金消去
△ 4.16%
子会社による株式買入消却
△ 4.00%
その他
3.63%
4,778,447
平成14年度
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
△ 515
連結貸借対照表計上額
4,608,068
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
622
2. 満期保有目的の債券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成13年度
連結貸借
対照表計上額
時価
平成14年度
差額
うち益
うち損
連結貸借
対照表計上額
時価
差額
うち益
うち損
外国債券
その他
62,779
254,746
64,204
254,746
1,424
ー
1,547
ー
122
ー
33,203
207,649
35,144
207,649
1,940
ー
1,942
ー
1
ー
合計
317,526
318,951
1,424
1,547
122
240,853
242,793
1,940
1,942
1
(注) 1. 時価は、各連結会計年度末日における市場価格等に基づいております。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「差額」の内訳であります。
3. その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成13年度
取得原価
国内株式
国内債券
国債
地方債
社債
外国株式
外国債券
その他
合計
連結貸借
対照表計上額
平成14年度
評価差額
取得原価
うち損
連結貸借
対照表計上額
評価差額
うち益
うち損
3,620,256
8,848,505
7,545,427
377,923
925,155
33,169
2,709,881
1,099,509
65,388
38,984
26,978
6,480
5,525
18,154
△ 27,060
△ 11,278
433,492
42,084
27,345
6,619
8,119
18,165
24,834
10,725
368,104
3,100
367
139
2,593
10
51,894
22,004
2,327,791
9,774,810
8,424,325
403,469
947,014
26,190
3,122,440
1,090,652
△ 290,404
65,158
48,682
6,945
9,531
13,100
24,420
△ 59,219
168,888
67,259
50,230
6,969
10,060
13,215
32,223
16,453
459,293
2,100
1,547
24
529
114
7,802
75,672
16,227,133 16,311,322
84,188
529,303
445,114 16,588,828 16,341,884
△ 246,944
298,039
544,984
3,554,867
8,809,521
7,518,449
371,442
919,630
15,014
2,736,942
1,110,787
うち益
2,618,196
9,709,651
8,375,643
396,524
937,483
13,090
3,098,019
1,149,871
(注) 1. 連結貸借対照表計上額は、各連結会計年度末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。
3. 当行及び国内連結子会社は、市場価格又は合理的に算定された価額のある有価証券のうち、当該有価証券の時価が取得原価に比べて著しく下落したものについては、当該連結会計年度末に
おいて時価が取得原価まで回復する見込みがないと判断し、時価をもって貸借対照表価額とするとともに、当該差額を当該連結会計年度の損失として処理しております。
「時価が著しく下落
した」
と判断する基準は、予め定めている資産の自己査定基準に有価証券の発行会社の区分ごとに次のとおり定めております。
破綻先、実質破綻先、破綻懸念先
時価が取得原価に比べて下落
要注意先
時価が取得原価に比べて30%以上下落
正常先
時価が取得原価に比べて50%以上下落
なお、破綻先とは、破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻の事実が発生している発行会社、実質破綻先とは、実質的に経営破綻に陥っている発行会社
であります。破綻懸念先とは、今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる発行会社、要注意先とは、今後の管理に注意を要する発行会社であります。正常先とは、上記破綻先、実質破綻
先、破綻懸念先及び要注意先以外の発行会社であります。
4. 当該連結会計年度中に売却したその他有価証券
(単位:百万円)
平成13年度
売却額
その他有価証券
24,885,281
平成14年度
売却益の合計額 売却損の合計額
161,221
売却額
241,173 23,034,725
売却益の合計額 売却損の合計額
171,972
233,539
5. 時価評価されていない有価証券の主な内容及び連結貸借対照表計上額(2. を除く)
(単位:百万円)
(単位:百万円)
平成14年度
平成13年度
満期保有目的の債券 外国債券
11,392
満期保有目的の債券 外国債券
22,193
その他有価証券 国内株式
地方債
社債
75,830
45,287
479,519
その他有価証券 国内株式
社債
90,228
296,069
6. その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の償還予定額
(単位:百万円)
平成13年度
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
平成14年度
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
国内債券
国債
地方債
社債
外国債券
その他
3,616,135
3,253,051
5,002
358,081
521,101
285,336
5,276,091
3,961,308
336,031
978,751
1,441,815
226,924
480,090
331,067
82,176
66,846
470,307
198,722
10年超
995
ー
ー
995
372,205
368,992
2,892,875
2,656,213
49,845
186,816
326,237
298,420
5,239,988
3,929,326
330,821
979,840
1,579,100
171,400
1,679,861
1,575,575
28,854
75,431
566,482
38,982
10年超
合計
4,422,574
6,944,831
1,149,119
742,193
3,517,533
6,990,489
2,285,326 1,455,607
264,206
263,210
ー
995
717,991
473,408
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
145
金銭の信託関係
1. 運用目的の金銭の信託
(単位:百万円)
平成13年度
連結貸借対照表
計上額
運用目的の金銭の信託
平成14年度
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
219,026
連結貸借対照表
計上額
3,338
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
300,125
△ 9,024
2. 運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託
(単位:百万円)
平成13年度
取得原価
運用目的及び
満期保有目的以外の
金銭の信託
連結貸借
対照表計上額
85,033
85,033
平成14年度
評価差額
取得原価
うち益
ー
うち損
ー
ー
105,757
連結貸借
対照表計上額
評価差額
うち益
105,757
ー
うち損
ー
ー
(注) 1. 連結貸借対照表計上額は、各連結会計年度末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。
その他有価証券評価差額金
連結貸借対照表に計上されている「その他有価証券評価差額金」の内訳は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成13年度
評価差額
その他有価証券
運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託
平成14年度
84,188
84,188
ー
繰延税金資産(△は繰延税金負債)
△ 246,944
△ 246,944
ー
△ 32,323
21,061
51,864
△ 225,882
少数株主持分相当額
△ 3,958
△ 2,411
持分法適用会社が所有するその他有価証券に係る評価差額金のうち親会社持分相当額
△ 1,645
467
46,260
△ 227,826
その他有価証券評価差額金(持分相当額調整前)
その他有価証券評価差額金
デリバティブ取引関係
1. 取引の状況に関する事項
平成 13 年度
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
146
当行及び連結子会社の行っているデリバティブ取引には、金利・通貨等先物取引、金利・
為替先渡取引、先物外国為替取引、金利・通貨等スワップ取引、金利・通貨等オプション
取引などがあります。
なお、当行では、行内で定めるリスク管理・運営方針に基づき、主として以下の目的でデ
リバティブ取引に積極的に取り組んでおります。
・顧客へのリスクヘッジ手段の提供
・短期的な為替・金利等の見通しに基づくトレーディング
・資産・負債に係わる為替・金利リスクの調整
また、他の取引と同様デリバティブ取引についても、市場リスク、信用リスク別に、可能
な限り統一的な手法で測定・管理を行っております。
市場リスクにつきましては、経営会議から半期毎、為替・資金・デリバティブなどの業務
毎にバリュー・アット・リスク(保有期間中に一定の確率でポートフォリオに発生する最大
損失額を統計的に推定したリスク指標、以下 VaR)を用いた権限を付与し、行内の独立し
た市場リスクの管理部署である総合リスク管理室が日次、グローバル・連結ベースで銀行
全体のリスクの量を計測、管理し、直接経営陣に報告しております。なお、当行の内部モ
デルでは、過去3年間(観測期間)の統計データに基づいた分散共分散マトリクス(リスク・
ファクター間の相関を考慮)により VaR を算出しております。
一方、信用リスクにつきましては、フロント組織から独立した与信所管部が再構築コスト
及び再構築コストの将来の変動を考慮に入れた与信残高の把握と管理を行っております。
この他に、当行は貸出金・預金等の多数の金融資産・負債から生じる金利リスクをデリバ
ティブ取引を用いて総体で管理するマクロヘッジを実施しております。マクロヘッジのリ
スク量の測定単位にはベーシス・ポイント・バリュー(金利変動に対する価格感応度)など
を使用し、フロント組織から独立したミドルオフィス、バックオフィス及びこれに類似し
た部署が、リスク管理方針に定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段であるデ
リバティブ取引のリスク量が収まっているかなどヘッジの有効性を評価し、この結果を総
合リスク管理室が取りまとめ、経営陣に報告しております。
なお、平成13年度のVaR値及び信用リスク相当額は、それぞれ以下のとおりであります。
(VaR 値)
VaR 実績値
(単位:億円)
金額
リスク・カテゴリー
金利
うち円
うちドル
外国為替
株式
商品
分散効果
合計
日次平均
最大値
最小値
期末日
17.9
9.4
8.0
5.6
7.8
1.7
△ 4.6
31.0
16.3
17.6
14.2
15.2
3.9
ー
10.7
4.5
2.7
2.3
4.5
0.8
ー
11.8
7.8
4.5
3.3
7.5
1.8
△ 3.2
28.3
43.5
20.1
21.2
(注) 1. デリバティブ取引を含むトレーディング業務を対象範囲としております。
2. 計数は保有期間1日、信頼区間99%であります。
3. 最大値、および最小値は、各々実現した日が異なります。
(信用リスク相当額)
(単位:億円)
金額
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
一括清算ネッティング契約による信用リスク削減効果
合計
37,676
8,218
9,380
852
1,141
2,645
△ 26,165
33,749
(注) 1. 計数は連結自己資本比率(国際統一基準)算定に用いたものであります。
2. ネッティングとは、同一取引先との間で締結した全てのオフバランス取引の時価評価
額を相殺し、相殺後の金額を信用リスク相当額とすることであります。
平成 14 年度
(VaR 値)
VaR 実績値
当行及び連結子会社の行っているデリバティブ取引には、金利・通貨等先物取引、金利・
為替先渡取引、先物外国為替取引、金利・通貨等スワップ取引、金利・通貨等オプション
取引などがあります。
なお、当行では、行内で定めるリスク管理・運営方針に基づき、主として以下の目的でデ
リバティブ取引に積極的に取り組んでおります。
・顧客へのリスクヘッジ手段の提供
・短期的な為替・金利等の見通しに基づくトレーディング
・資産・負債に係わる為替・金利リスクの調整
また、他の取引と同様デリバティブ取引についても、市場リスク、信用リスク別に、可能
な限り統一的な手法で測定・管理を行っております。
市場リスクにつきましては、経営会議から半期毎、為替・資金・デリバティブなどの業務
毎にバリュー・アット・リスク(保有期間中に一定の確率でポートフォリオに発生する最大
損失額を統計的に推定したリスク指標、以下 VaR)を用いた権限を付与し、行内の独立し
た市場リスクの管理部署である総合リスク管理室が日次、グローバル・連結ベースで銀行
全体のリスクの量を計測、管理し、直接経営陣に報告しております。なお、当行の内部モ
デルでは、過去3年間(観測期間)の統計データに基づいた分散共分散マトリクス(リスク・
ファクター間の相関を考慮)により VaR を算出しております。
一方、信用リスクにつきましては、フロント組織から独立した与信所管部が再構築コスト
及び再構築コストの将来の変動を考慮に入れた与信残高の把握と管理を行っております。
この他に、当行は貸出金・預金等の多数の金融資産・負債から生じる金利リスクをデリバ
ティブ取引を用いて総体で管理するマクロヘッジを実施しております。マクロヘッジのリ
スク量の測定単位にはベーシス・ポイント・バリュー(金利変動に対する価格感応度)など
を使用し、フロント組織から独立したミドルオフィス、バックオフィス及びこれに類似し
た部署が、リスク管理方針に定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段であるデ
リバティブ取引のリスク量が収まっているかなどヘッジの有効性を評価し、この結果を総
合リスク管理室が取りまとめ、経営陣に報告しております。
なお、平成14年度のVaR値及び信用リスク相当額は、それぞれ以下のとおりであります。
(単位:億円)
金額
リスク・カテゴリー
金利
うち円
うちドル
外国為替
株式
商品
分散効果
合計
日次平均
最大値
最小値
期末日
13.5
4.9
5.9
5.0
6.3
1.4
△ 3.2
23.9
10.0
12.9
10.0
14.4
2.8
ー
9.1
1.8
2.7
2.1
2.7
0.5
ー
10.0
3.7
4.0
10.0
3.1
0.8
△ 3.6
23.0
34.0
15.5
20.2
(注) 1. デリバティブ取引を含むトレーディング業務を対象範囲としております。
2. 計数は保有期間1日、信頼区間99%であります。
3. 最大値、および最小値は、各々実現した日が異なります。
(信用リスク相当額)
(単位:億円)
金額
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
一括清算ネッティング契約による信用リスク削減効果
48,605
6,085
8,778
925
1,140
1,305
△ 33,773
合計
33,067
(注) 1. 計数は連結自己資本比率(国際統一基準)算定に用いたものであります。
2. ネッティングとは、同一取引先との間で締結した全てのオフバランス取引の時価評価
額を相殺し、相殺後の金額を信用リスク相当額とすることであります。
2. 取引の時価等に関する事項
(1) 金利関連取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
うち1年超
取引所 金利先物
売建
買建
金利オプション
売建
買建
店頭 金利先渡契約
売建
買建
金利スワップ
受取固定・支払変動
受取変動・支払固定
受取変動・支払変動
受取固定・支払固定
その他
売建
買建
合計
時価
評価損益
うち1年超
9,924,119
11,586,662
1,330,217
1,593,247
△ 78,508
70,875
△ 78,508
70,875
4,979,785
6,778,166
235,364
656,231
△ 37,589
27,420
△ 37,589
27,420
4,949,268
5,307,916
7,955
23,784
△ 5,837
8,993
1,306
△ 2,794
16,690,400
22,231,699
ー
8,124
△ 17,299
35,101
△ 10,658
21,091
201,257
190,629
1,333
42,136
△ 97
△ 909
△ 97
△ 909
702,374
799,281
452
42,336
973
△ 2,649
973
△ 2,649
107,884,905
109,868,428
4,959,088
289,172
6,852,181
5,441,967
72,763,566
3,134,354
3,134,354 103,210,682
72,275,264 △ 3,030,440 △ 3,030,440 102,240,024
4,126,606
△ 3,101
△ 3,101
5,773,332
176,939
△ 580
△ 580
194,856
4,302,118
3,896,238
△ 76,728
77,965
△ 15,698
21,425
95,987
95,831
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京金融先物取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
6,956,713
5,520,093
79,667,570
3,953,096
3,953,096
77,692,511 △ 3,831,879 △ 3,831,879
4,191,386
△ 8,903
△ 8,903
100,767
△ 4,233
△ 4,233
4,267,621
3,334,827
△ 98,417
102,102
△ 64,355
68,476
117,722
110,789
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
147
(2) 通貨関連取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
うち1年超
店頭 通貨スワップ
時価
評価損益
うち1年超
9,113,735
6,485,701
△ 69,595
△ 69,595
9,419,404
6,111,382
△ 110,061
△ 110,061
為替予約
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
23,912
16,662
ー
ー
△ 523
788
△ 523
788
通貨オプション
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
883
883
ー
ー
△6
6
6
△3
△ 109,796
△ 109,794
合計
△ 69,595
平成13年度
契約額等
通貨スワップ
時価
3,426,474 △ 96,040
平成14年度
評価損益
契約額等
時価
評価損益
△ 96,040 2,829,937 △ 47,410
△ 69,595
引直しを行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額等は、下記のとおりであります。
(単位:百万円)
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引及び下記注3の取引は、上記記載
から除いております。
2. 時価の算定 割引現在価値等により算定しております。
3. 平成13年度については、業種別監査委員会報告第20号に基づき、期間損益計算を
行っている通貨スワップ取引については上記記載から除いております。また、平成14年
度については、業種別監査委員会報告第25号に規定する経過措置に基づき、期間損益
計算を行っている通貨スワップ取引については、上記記載から 除いております。
期間損益計算を行っている通貨スワップ取引の契約額等は、下記のとおりであります。
(単位:百万円)
また、同様に、先物為替予約、通貨オプション等のうち、連結会計年度末日に引直しを行
い、その損益を連結損益計算書に計上しているものは、上記記載から除いております。
平成14年度
契約額等
契約額等
取引所 通貨先物
売建
買建
790
1,314
564
2,985
店頭 為替予約
売建
買建
32,075,483
32,681,364
25,591,471
26,879,793
4,121,803
4,003,254
4,926,775
4,633,370
通貨オプション
売建
買建
△ 47,410
平成13年度
(3) 株式関連取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
取引所 株式指数先物
売建
買建
株式指数オプション
売建
買建
店頭 有価証券店頭オプション
売建
買建
有価証券店頭指数等スワップ
株価指数変化率受取・短期変動金利支払
短期変動金利受取・株価指数変化率支払
有価証券店頭指数等先渡取引
売建
買建
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
148
合計
評価損益
うち1年超
166,279
6,134
ー
ー
2,112
37
2,112
37
96,698
82
ー
ー
1,560
△0
1,560
△0
6,692
8,512
ー
ー
△ 37
232
20
53
19,693
11,450
ー
ー
△ 247
1,508
38
72
223,122
231,491
104,338
102,129
△ 42,827
39,008
△ 15,309
10,718
49,054
69,266
25,657
39,394
△ 1,980
2,455
△ 1,185
1,825
2,422
11,782
ー
4,260
△ 95
379
△ 95
379
38
ー
38
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
260
1,007
ー
ー
7
△ 57
7
△ 57
△ 1,190
△ 2,084
3,246
2,261
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
(4) 債券関連取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
評価損益
うち1年超
取引所 債券先物
売建
買建
451,602
425,757
20,390
12,045
△ 618
△ 18
△ 618
△ 18
525,471
551,546
27,604
22,762
△ 1,020
1,025
△ 1,020
1,025
債券先物オプション
売建
買建
493,731
228,111
ー
14,811
△ 982
521
50
△4
88,630
202,912
37,431
37,431
△ 139
276
260
△ 300
店頭 債券店頭オプション
売建
買建
105,600
25,785
ー
ー
△ 733
78
119
10
487,927
310,284
ー
ー
△ 3,661
691
△ 1,187
△ 116
△ 1,754
△ 461
△ 2,827
△ 1,338
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、オプション価格計算モデル等により算定しております。
(5) 商品関連取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
評価損益
うち1年超
取引所 商品先物
売建
買建
2,631
5,193
326
2,415
220
△ 196
220
△ 196
1,123
3,491
ー
3,224
△ 41
159
△ 41
159
商品オプション
売建
買建
2,883
2,003
ー
ー
△ 296
56
4
△ 56
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
166,734
154,168
58,269
42,168
△ 3,163
△ 7,786
△ 3,163
△ 7,786
138,709
123,008
71,273
45,895
△ 14,903
14,654
△ 14,903
14,654
64,758
77,370
6,506
9,992
△ 3,332
4,681
△ 140
△ 943
28,774
33,528
8,192
7,546
△ 1,881
3,903
△ 505
1,999
△ 9,817
△ 12,063
1,891
1,362
店頭 商品スワップ
商品指数変化率受取・短期変動金利支払
短期変動金利受取・商品指数変化率支払
商品オプション
売建
買建
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、国際石油取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、取引対象物の価格、契約期間、その他当該取引に係る契約を構成する要素に基づき算定しております。
3. 商品は主に石油に係るものであります。
(6) クレジットデリバティブ取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
うち1年超
時価
評価損益
うち1年超
店頭 クレジット・デフォルト・オプション
売建
買建
373,649
534,175
307,792
373,215
76,186
3,232
76,186
3,232
342,536
489,391
275,427
334,624
29,452
648
29,452
648
その他
売建
買建
ー
130,297
ー
16,837
ー
△ 938
ー
△ 938
3,227
ー
ー
ー
286
ー
286
ー
78,480
78,480
30,386
30,386
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
3.「売建」は信用リスクの引受取引、
「買建」は信用リスクの引渡取引であります。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
149
(7) その他
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
うち1年超
店頭 ウェザー・デリバティブ
売建
買建
146
ー
時価
評価損益
うち1年超
ー
ー
合計
8
ー
12
ー
8
12
215
ー
ー
ー
△8
ー
26
ー
△8
26
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 オプション価格計算モデル等により算定しております。
セグメント情報
1. 事業の種類別セグメント情報
平成 13 年度については、連結会社は、銀行業務以外に一部で証券、信託、リース等の事業を営んでおりますが、それらの事業の全セグメントに占める割合が
僅少であるため、事業の種類別セグメント情報は記載しておりません。
(単位:百万円)
平成14年度
銀行業
証券業
I 経常収益
(1) 外部顧客に対する経常収益
(2) セグメント間の内部経常収益
1,989,056
18,382
計
2,007,438
86,257
経常費用
2,242,116
123,047
経常利益(△は経常損失)
△ 234,677
△ 36,789
77,204,626
61,511
67,734
3,845,273
8,268
15,652
II 資産
減価償却費
資本的支出
その他
80,217
6,039
116,899
7,069
計
消去又は全社
連結
2,186,174
31,491
―
(31,491)
2,186,174
―
123,969
2,217,665
(31,491)
2,186,174
115,208
2,480,371
(21,575)
2,458,796
8,760
△ 262,706
(9,916)
△ 272,622
853,654
1,704
1,656
81,903,554
71,484
85,043
(2,312,167) 79,591,387
ー
71,484
ー
85,043
(注) 1. 一般企業の売上高及び営業利益に代えて、それぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
2. 当連結会計年度より、経常損失に占める証券業の割合が10%を超えたため、事業の種類別セグメント情報を記載しております。
3. その他には、クレジットカード業、
リース業等が属しております。
4. 東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成12年東京都条例第145号)
(以下「都条例」
という)が施行
されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成12年10月18日、当行は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成14年3月26日、東京地方裁判所は、都条例が違法無効で
あることを理由として、誤納金7,322百万円及び損害賠償金100百万円の請求を認める判決を言い渡しました。さらに、平成14年3月29日、東京都は、東京高等裁判所に控訴し、4月9日、
当行を含む一審原告各行も東京高等裁判所に控訴し、平成15年1月30日、東京高等裁判所は、都条例が違法無効であることを理由として、誤納金21,822百万円の請求を認める判決を言
い渡しました。平成15年2月10日、東京都は、上告及び上告受理申立てをし、2月13日、当行を含む一審原告各行も上告及び上告受理申立てをしております。
このように当行は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、前連結会計年度と同様に東京都に係る事業
税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるためであり、都条例を合憲・
適法なものと認めたということではありません。上記条例施行に伴い、東京都に係る事業税については、当連結会計年度は14,960百万円を「その他の経常費用」に計上しており、所得が課税
標準である場合に比べ経常損失は同額増加しておりますが、この影響は銀行業におけるものであります。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準
である場合に比べ、資産は99,307百万円減少しましたが、この影響は銀行業におけるものであります。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、
「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成12年大阪府条例第131号)
(以下「府条例」
という)が
施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成14年4月4日に、当行は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。なお、大阪府に係る事業税については、平成14年5月30
日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成14年大阪府条例第77号)
(以下「平成14年改正府条例」
という)が、平成15
年4月1日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成15年大阪府条例第14号)
(以下「平成15年改正府条例」
という)が、
それぞれ施行されたことにより、府条例による課税標準等の特例は平成15年4月1日以後開始する事業年度より適用されることとなりました。これにより、当連結会計年度に係る大阪府に係
る事業税については、平成15年改正府条例附則2の適用を受け、当行の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低い額となる、所得を課税標準として計算される額を申告・納付する予定
であります。ただし、この申告・納付によって、府条例、平成14年改正府条例及び平成15年改正府条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。また、当該事業税は税効果会計
の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は16,722百万円減少しましたが、この影響は銀行業におけるものであります。
5.「地方税法等の一部を改正する法律」(平成15年法律第9号)が平成15年3月31日に公布され、平成16年4月1日以後開始する事業年度より法人事業税に係る課税標準が、従来の「所得及
び清算所得」
と規定されていたもの(平成15年改正前地方税法第72条の12)から、
「付加価値額」、
「資本等の金額」及び「所得及び清算所得」に変更されることにより、
「付加価値額」及び「資
本等の金額」が課税標準となる事業税は、利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当しないことになります。また、これを受けて都条例及び府条例に基づく東京都、大阪府に係る法人
事業税は、平成16年4月1日に開始する事業年度以降は、法律上の根拠を失い適用されないこととなります。
この変更に伴い、当行の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平成16年度以降の法定実効税率は、当連結会計年度の37.98%から40.46%となり、資産の金額は56,471
百万円増加しておりますが、この影響はそれぞれ銀行業での増加によるものが56,489百万円、証券業での減少によるものが18百万円であります。
2. 所在地別セグメント情報
(単位:百万円)
平成13年度
日本
I 経常収益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
1,377,330
106,211
北米
中南米
697,995
47,758
60,391
45,909
欧州・中近東
304,917
67,064
アジア・オセアニア
計
167,188
55,751
2,607,823
322,694
消去又は全社
連結
ー
(322,694)
2,607,823
ー
2,607,823
計
1,483,542
745,753
106,301
371,981
222,939
2,930,518
(322,694)
経常費用
1,779,057
647,465
92,544
385,226
190,271
3,094,566
(300,849)
2,793,717
経常利益(△は経常損失)
△ 295,514
98,287
13,756
△ 13,244
32,667
△ 164,047
(21,845)
△ 185,893
68,473,187
14,454,434
2,342,106
8,054,487
5,598,105
II 資産
98,922,322 (18,204,002) 80,718,319
(注) 1. 当行の本支店及び連結子会社について、地理的な近接度、経済活動の類似性、事業活動の相互関連性等を考慮して国内と地域ごとに区分の上、一般企業の売上高及び営業利益に代えて、それぞれ経常収
益及び経常利益を記載しております。
150
2. 北米には、米国、カナダが属しております。中南米にはカリブ海地域、パナマ、ブラジル等が属しております。欧州・中近東には英国、
ドイツ、オランダ等が属しております。アジア・オセアニアには香港、シンガ
ポール、中国等が属しております。
3. 当行の電子計算機の耐用年数については、従来6年としておりましたが、当連結会計年度からパーソナルコンピュータ(サーバー用のものを除く。)は4年、その他のものは5年に変更しております。この変更に
伴い、経常損失は1,536百万円増加しておりますが、この影響は日本によるものであります。
4. 当行及び国内連結子会社は、従来動産不動産に係る控除対象外消費税等を「その他資産」に計上し5年間で均等償却を行っておりましたが、当連結会計年度より発生した会計期間の費用に計上しておりま
す。この変更に伴い、従来の方法によった場合と比べ、経常損失は5,564百万円増加しておりますが、この影響は日本によるものであります。
5. 当行及び国内連結子会社は、従来消費貸借契約により借り入れている有価証券及び買現先取引により売戻し条件付で購入した有価証券を「その他資産」及び「その他負債」に計上しておりましたが、会計制
度委員会報告第14号「金融商品会計に関する実務指針(中間報告)」
(平成12年1月31日日本公認会計士協会)の改正に伴い、当連結会計年度よりこれを注記しております。この変更に伴い、従来の方法
によった場合に比べ、資産は日本について2,096,333百万円、北米について605,345百万円、欧州・中近東について15,062百万円、アジア・オセアニアについて3,027百万円それぞれ減少しており
ます。
6. 当行及び国内連結子会社は、市場価格のある株式の配当金については、従来発行会社の株主総会、取締役会、その他決定権限を有する機関において配当に関する決議があった日の属する連結会計年度に
計上しておりましたが、当連結会計年度より各銘柄の配当落ち日(配当権利付き最終売買日の翌日)をもって、前回の配当実績又は公表されている1株当たり予想配当額に基づいて未収配当金を見積り計上
しております。この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ、経常損失は17,760百万円減少しておりますが、この影響は日本によるものであります。
7. 東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成12年4月1日東京都条例第145号)
(以下「都条例」
という)が施行された
ことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成12年10月18日、当行は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成14年3月26日、東京地方裁判所は、都条例が違法無効であることを理由
として、誤納金7,322百万円及び損害賠償金100百万円の請求を認める判決を言い渡しましたが、3月29日、東京都は、判決を不服として、東京高等裁判所に控訴しております。
このように当行は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、前連結会計年度と同様に東京都に係る事業税を都条例に
基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるためであり、都条例を合憲・適法なものと認めたというこ
とではありません。上記条例施行に伴い、東京都に係る事業税については、当連結会計年度は14,642百万円を「その他の経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ経常損失は同額増
加しておりますが、この影響は日本によるものであります。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は69,534百万円減少しましたが、こ
の影響は日本によるものであります。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、
「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」
(平成12年6月9日大阪府条例第131号)
(以下「府条例」
という)が施行さ
れたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成14年4月4日に、当行は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。
このように当行は府条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、大阪府に係る事業税を府条例に基づく外形標準課税基準
による事業税として処理しているものの、これは現時点では東京都と同様の会計処理を適用することが適当であると判断されるためであり、府条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。上
記条例施行に伴い、大阪府に係る事業税については、2,438百万円を「その他の経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ経常損失は同額増加しておりますが、この影響は日本による
ものであります。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は11,724百万円減少しましたが、この影響は日本によるものであります。
(単位:百万円)
平成14年度
日本
I 経常収益
(1) 外部顧客に対する経常収益
(2) セグメント間の内部経常収益
1,337,671
77,579
北米
520,110
17,773
中南米
41,098
22,281
欧州・中近東
アジア・オセアニア
計
消去又は全社
連結
176,908
55,129
110,383
23,532
2,186,174
196,296
―
(196,296)
2,186,174
―
2,186,174
計
1,415,251
537,884
63,380
232,038
133,916
2,382,470
(196,296)
経常費用
1,724,659
515,778
61,204
238,767
89,754
2,630,165
(171,368)
2,458,796
経常利益(△は経常損失)
△ 309,408
22,105
2,175
△ 6,729
44,161
△ 247,694
(24,928)
△ 272,622
67,987,624
13,200,469
1,516,750
6,499,086
4,671,485
II 資産
93,875,416 (14,284,029) 79,591,387
(注) 1. 当行の本支店及び連結子会社について、地理的な近接度、経済活動の類似性、事業活動の相互関連性等を考慮して国内と地域ごとに区分の上、一般企業の売上高及び営業利益に代えて、そ
れぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。
2. 北米には、米国、カナダが属しております。中南米にはカリブ海地域、ブラジル等が属しております。欧州・中近東には英国、
ドイツ、オランダ等が属しております。アジア・オセアニアには香港、
シンガポール、中国等が属しております。
3. 東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成12年東京都条例第145号)
(以下「都条例」
という)が施行
されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成12年10月18日、当行は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成14年3月26日、東京地方裁判所は、都条例が違法無効で
あることを理由として、誤納金7,322百万円及び損害賠償金100百万円の請求を認める判決を言い渡しました。さらに、平成14年3月29日、東京都は、東京高等裁判所に控訴し、4月9日、
当行を含む一審原告各行も東京高等裁判所に控訴し、平成15年1月30日、東京高等裁判所は、都条例が違法無効であることを理由として、誤納金21,822百万円の請求を認める判決を言
い渡しました。平成15年2月10日、東京都は、上告及び上告受理申立てをし、2月13日、当行を含む一審原告各行も上告及び上告受理申立てをしております。このように当行は都条例が違
憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、前連結会計年度と同様に東京都に係る事業税を都条例に基づく外形標準
課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるためであり、都条例を合憲・適法なものと認めたというこ
とではありません。上記条例施行に伴い、東京都に係る事業税については、当連結会計年度は14,960百万円を「その他の経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ経常
損失は同額増加しておりますが、この影響は日本におけるものであります。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は
99,307百万円減少しましたが、この影響は日本におけるものであります。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、
「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成12年大阪府条例第131号)
(以下「府条例」
という)が
施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。平成14年4月4日に、当行は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確認等を求めて大阪地方裁判所に
提訴しました。なお、大阪府に係る事業税については、平成14年5月30日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成14年
大阪府条例第77号)
(以下「平成14年改正府条例」
という)が、平成15年4月1日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平
成15年大阪府条例第14号)
(以下「平成15年改正府条例」
という)が、それぞれ施行されたことにより、府条例による課税標準等の特例は平成15年4月1日以後開始する事業年度より適用
されることとなりました。これにより、当連結会計年度に係る大阪府に係る事業税については、平成15年改正府条例附則2の適用を受け、当行の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低
い額となる、所得を課税標準として計算される額を申告・納付する予定であります。ただし、この申告・納付によって、府条例、平成14年改正府条例及び平成15年改正府条例を合憲・適法なも
のと認めたわけではありません。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は16,722百万円減少しましたが、この影響は
日本におけるものであります。
4.「地方税法等の一部を改正する法律」(平成15年法律第9号)が平成15年3月31日に公布され、平成16年4月1日以後開始する事業年度より法人事業税に係る課税標準が、従来の「所得及
び清算所得」
と規定されていたもの(平成15年改正前地方税法第72条の12)から、
「付加価値額」、
「資本等の金額」及び「所得及び清算所得」に変更されることにより、
「付加価値額」及び「資
本等の金額」が課税標準となる事業税は、利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当しないことになります。また、これを受けて都条例及び府条例に基づく東京都、大阪府に係る法人
事業税は、平成16年4月1日に開始する事業年度以降は、法律上の根拠を失い適用されないこととなります。この変更に伴い、当行の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平成
16年度以降の法定実効税率は、当連結会計年度の37.98%から40.46%となり、資産の金額は56,471百万円増加しておりますが、この影響は日本におけるものであります。
3. 海外経常収益
(単位:百万円)
平成13年度
I 海外経常収益
II 連結経常収益
III 海外経常収益の連結経常収益に占める割合
1,230,492
2,607,823
47.1%
平成14年度
848,502
2,186,174
38.8%
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
(注) 1. 一般企業の海外売上高に代えて、海外経常収益を記載しております。
2. 海外経常収益は、当行の海外店取引、並びに海外連結子会社の取引に係る経常収益(ただし、連結会社間の内部経常収益を除く)で、こうした膨大な取引を相手先別に区分していないため、国
又は地域ごとのセグメント情報は記載しておりません。
151
連結情報
1. 国内・海外別収支の内訳
(単位:億円)
平成13年度
国内
海外
平成14年度
相殺消去額
合計
国内
海外
相殺消去額
合計
資金運用収支
資金運用収益
資金調達費用
5,903
9,099
3,196
3,592
10,220
6,627
△ 264
△ 1,033
△ 768
9,231
18,286
9,055
5,761
7,695
1,934
3,099
6,402
3,303
△ 284
△ 619
△ 335
8,576
13,479
4,902
役務取引等収支
役務取引等収益
役務取引等費用
2,299
2,781
481
1,231
1,537
306
△ 587
△ 805
△ 218
2,943
3,513
569
2,429
3,025
595
1,190
1,466
276
△ 506
△ 718
△ 211
3,113
3,774
660
328
359
31
189
278
88
ー
△ 64
△ 64
518
573
55
591
606
15
175
197
21
ー
△ 37
△ 37
766
766
ー
828
1,404
575
217
448
231
9
△ 113
△ 123
1,055
1,739
684
1,312
1,875
562
173
352
179
△ 17
△ 39
△ 21
1,468
2,189
721
特定取引収支
特定取引収益
特定取引費用
その他業務収支
その他業務収益
その他業務費用
(注) 1.「国内」
とは、当行(海外店を除く)及び国内に本店を有する連結子会社(以下「国内連結子会社」
という)です。
「海外」
とは、当行の海外店及び海外に本店を有する連結子会社(以下「海外連結
子会社」
という)です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
3. 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用を控除して表示しています。
2. 国内・海外別資金運用/調達の内訳
(1) 平均残高
(単位:億円)
平成13年度
国内
海外
平成14年度
相殺消去額
合計
国内
海外
相殺消去額
501,356
289,986
144,689
ー
39,607
195,792
114,032
14,536
ー
64,453
△ 36,549
△ 14,647
△ 8,660
ー
△ 11,784
660,599
389,371
150,565
ー
92,275
499,507
298,302
161,965
9,921
19,608
168,221
101,996
17,742
2,941
43,697
△ 29,766
△ 11,363
△ 7,710
△ 2,285
△ 8,175
637,962
388,934
171,997
10,578
55,130
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券
債券貸借取引受入担保金
借用金等
515,528
359,421
12,852
29,435
ー
60,371
182,332
115,527
6,547
ー
ー
41,758
△ 27,943
△ 9,075
△ 960
△ 15
ー
△ 16,727
669,917
465,873
18,439
29,420
ー
85,402
538,981
409,476
17,852
13,463
15,805
55,516
145,532
95,629
3,129
ー
2,881
32,485
△ 23,563
△ 4,877
△ 1,041
△2
△ 2,323
△ 14,784
660,951
500,228
19,941
13,461
16,363
73,217
(2) 利息、利回り
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
152
合計
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
債券貸借取引支払保証金
預け金等
(単位:億円)
平成13年度
平成14年度
利息
国内
海外
相殺消去額
合計
利回り
利息
国内
海外
相殺消去額
合計
利回り
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
債券貸借取引
支払保証金
預け金等
9,099
5,368
2,138
10,220
5,880
749
△ 1,033
△ 306
△ 267
18,286
10,942
2,621
2.76%
2.81%
1.74%
7,695
4,890
1,808
6,402
4,181
645
△ 619
△ 206
△ 290
13,479
8,864
2,163
2.11%
2.27%
1.25%
ー
459
ー
2,185
ー
△ 307
ー
2,337
ー%
2.53%
6
195
44
861
△0
△ 118
49
938
0.47%
1.70%
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券
債券貸借取引
受入担保金
借用金等
3,196
1,158
23
205
6,627
2,949
285
ー
△ 768
△ 342
△1
△0
9,055
3,765
306
205
1.35%
0.80%
1.66%
0.69%
1,934
608
3
85
3,303
1,313
79
ー
△ 335
△ 82
△0
△0
4,902
1,839
82
85
0.74%
0.36%
0.41%
0.63%
ー
463
ー
1,444
ー
△ 275
ー
1,632
ー%
1.91%
99
402
43
889
△0
△ 245
142
1,045
0.87%
1.42%
(注) 1.「国内」
とは、当行(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは当行の海外店及び海外連結子会社です。
2. 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出していますが、一部の連結子会社については、月末ごとの残高等に基づく平均残高を利用しています。
3. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
4. 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息を、それぞれ控除して表示しています。
5. 預け金等にはコールローン、買入手形、買現先勘定を含んでいます。
6. 借用金等にはコールマネー、売渡手形、売現先勘定、コマーシャル・ペーパーを含んでいます。
3. 国内・海外別役務取引の内訳
(単位:億円)
平成13年度
国内
役務取引等収益
うち為替業務
その他商業銀行業務
保証業務
証券関連業務
役務取引等費用
うち為替業務
海外
平成14年度
相殺消去額
合計
国内
海外
相殺消去額
合計
2,781
706
385
283
324
1,537
209
778
70
48
△ 805
△ 27
△1
△ 74
△9
3,513
888
1,162
279
362
3,025
712
557
290
324
1,466
199
727
70
51
△ 718
△ 25
△ 31
△ 73
△ 14
3,774
885
1,253
288
361
481
149
306
11
△ 218
△1
569
159
595
157
276
11
△ 211
△5
660
163
(注) 1.「国内」
とは、当行(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当行の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
3.「その他商業銀行業務」には、預金・貸出業務、代理業務、保護預り・貸金庫業務、信託関連業務を含んでいます。
4. 国内・海外別特定取引の内訳
(1) 特定取引収益・費用
(単位:億円)
平成13年度
国内
海外
平成14年度
相殺消去額
合計
国内
海外
相殺消去額
合計
特定取引収益
うち商品有価証券収益
特定取引有価証券収益
特定金融派生商品収益
その他の特定取引収益
359
7
11
326
13
278
20
21
236
ー
△ 64
△ 28
ー
△ 35
ー
573
ー
32
526
13
606
238
4
341
22
197
6
33
155
1
△ 37
△ 15
△0
△ 21
ー
766
229
37
476
23
特定取引費用
うち商品有価証券費用
特定取引有価証券費用
特定金融派生商品費用
その他の特定取引費用
31
13
ー
18
ー
88
70
ー
17
ー
△ 64
△ 28
ー
△ 35
ー
55
55
ー
ー
ー
15
ー
ー
15
ー
21
15
0
5
ー
△ 37
△ 15
△0
△ 21
ー
ー
ー
ー
ー
ー
(注) 1.「国内」
とは、当行(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当行の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
(2) 特定取引資産・負債
(単位:億円)
平成13年度
国内
海外
相殺消去額
平成14年度
合計
国内
海外
相殺消去額
合計
特定取引資産
うち商品有価証券
商品有価証券派生商品
特定取引有価証券
特定取引有価証券派生商品
特定金融派生商品
その他の特定取引資産
68,175
17,811
29
71
0
25,124
25,137
18,371
4,028
ー
734
0
13,245
362
△ 37,250
△6
ー
ー
△0
△ 37,243
ー
49,296
21,834
29
806
0
1,126
25,499
53,229
19,385
71
28
0
10,284
23,458
8,141
2,581
ー
626
0
4,922
11
△ 8,608
ー
ー
ー
ー
△ 8,608
ー
52,762
21,966
71
655
0
6,598
23,469
特定取引負債
うち売付商品債券
商品有価証券派生商品
特定取引売付債券
特定取引有価証券派生商品
特定金融派生商品
その他の特定取引負債
28,075
3,081
21
ー
4
24,669
299
14,910
1,288
ー
57
0
13,517
44
△ 37,244
ー
ー
ー
△0
△ 37,243
ー
5,741
4,370
21
57
4
943
344
17,054
6,265
20
ー
0
10,574
193
6,109
919
ー
156
0
5,019
12
△ 8,608
ー
ー
ー
ー
△ 8,608
ー
14,554
7,185
20
156
0
6,985
206
(注) 1.「国内」
とは、当行(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当行の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
153
5. 貸出金の状況
(1) 貸出金の業種別内訳
(単位:億円)
平成13年度
残高
平成14年度
構成比
残高
構成比
国内(特別国際金融取引勘定分を除く)
製造業
建設業
卸売・小売業、飲食店
卸売・小売業
金融・保険業
不動産業
サービス業
各種サービス業
その他
299,544
46,078
11,781
47,995
ー
21,541
36,761
36,474
ー
98,911
100.00%
15.38%
3.93%
16.02%
ー%
7.19%
12.27%
12.18%
ー%
33.03%
296,533
43,082
9,582
ー
44,035
17,332
34,281
ー
41,149
107,069
100.00%
14.53%
3.23%
ー%
14.85%
5.85%
11.56%
ー%
13.88%
36.10%
海外及び特別国際金融取引勘定分
政府等
金融機関
その他
100,403
2,048
3,873
94,481
100.00%
2.04%
3.86%
94.10%
90,152
1,638
6,225
82,288
100.00%
1.82%
6.91%
91.27%
合計
399,948
386,685
(注) 1.「国内」
とは、当行(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当行の海外店及び海外連結子会社です。
2. 平成14年3月7日付総務省告示第139号により
「日本標準産業分類」が改訂され、同年10月1日から適用されたことに伴い、
「国内(特別国際金融取引勘定分を除く)」に係る各業種別の貸
出金残高及び構成比は、平成13年度は改訂前の日本標準産業分類の区分に基づき、平成14年度は改訂後の日本標準産業分類の区分に基づき記載しています。
(2) リスク管理債権の状況
リスク管理債権額については、部分直接償却後の金額を記載しています。
① リスク管理債権
(単位:億円)
平成12年度
平成13年度
平成14年度
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
1,145
16,488
252
16,326
1,135
14,916
177
15,354
537
9,232
180
9,774
合計
34,212
31,584
19,725
388,841
399,948
386,685
8.79%.
7.89%.
5.10%.
貸出金残高
貸出金に占める比率
(注) 1. 未収利息の会計処理については、資産の自己査定により、破綻懸念先、実質破綻先及び破綻先に分類した債務者に対する債権に係る未収利息を収益不計上としています。
2. 償却の会計処理については、資産の自己査定によりⅣ分類(無価値または回収不能)
と認定した債権を直接償却しています。
② リスク管理債権に対する引当率
(単位:億円)
平成12年度
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
貸倒引当金(A)
リスク管理債権(B)
引当率(A)/(B)
12,463
34,212
36.43%
平成14年度
12,596
31,584
39.88%
10,162
19,725
51.52%
(注) 貸倒引当金には、
リスク管理債権以外の債権に対応する引当金が含まれているほか、担保・保証等による保全については考慮されていません。
③ 地域別リスク管理債権
(単位:億円)
平成13年度
平成14年度
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
国内
830
12,961
150
14,478
海外
305
1,955
27
アジア
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
28,420
348
6,860
152
9,002
16,364
875
3,163
188
2,371
28
772
3,360
合計
合計
21
693
ー
442
1,157
3
294
1
268
567
インドネシア
ー
198
ー
156
355
ー
69
1
53
124
タイ
ー
302
ー
75
377
0
44
ー
63
108
香港
ー
86
ー
27
113
ー
18
ー
112
130
21
105
ー
183
309
2
161
ー
39
203
233
956
16
183
1,390
157
1,308
9
282
1,758
その他
米国
その他
合計
154
平成13年度
50
305
10
249
616
27
768
17
221
1,035
1,135
14,916
177
15,354
31,584
537
9,232
180
9,774
19,725
(注)「国内」
と
「海外」は、債務者の居住地により区分しています。
④ 業種別リスク管理債権
(単位:億円)
平成13年度
平成14年度
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
国内
830
12,961
150
14,478
製造業
199
946
1
2,468
28,420
348
6,860
152
9,002
16,364
3,615
74
504
12
1,439
建設業
112
1,324
ー
2,030
937
2,374
63
404
0
720
卸売・小売業、飲食店
226
2,035
1,189
3
3,881
6,147
ー
ー
ー
ー
卸売・小売業
ー
ー
ー
ー
ー
ー
81
1,705
1
2,203
3,990
金融・保険業
合計
合計
121
338
ー
232
692
ー
146
0
24
170
不動産業
40
5,080
72
3,575
8,769
34
1,823
73
2,430
4,362
サービス業
29
1,468
13
1,817
3,329
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
8
585
11
1,132
1,737
各種サービス業
その他
47
341
2
532
923
44
347
1
306
700
消費者
51
1,427
56
1,032
2,568
41
1,343
50
746
2,181
305
1,955
27
875
3,163
188
2,371
28
772
3,360
59
24
10
107
201
39
21
ー
ー
61
商工業
244
1,880
15
719
2,859
148
2,307
27
753
3,236
その他
1
50
1
48
102
0
42
1
19
63
1,135
14,916
177
15,354
31,584
537
9,232
180
9,774
19,725
海外
金融機関
合計
(注) 1.「国内」
と
「海外」は、債務者の居住地により区分しています。
2. 平成14年3月7日付総務省告示第139号により
「日本標準産業分類」が改訂され、同年10月1日から適用されたことに伴い、平成13年度は改訂前の日本標準産業分類の区分に基づき、平
成14年度は改訂後の日本標準産業分類の区分に基づき記載しています。
6. 国内・海外別有価証券残高
(単位:億円)
平成13年度
国内
国債
地方債
社債
株式
その他の証券
合計
海外
相殺消去額
平成14年度
合計
国内
海外
相殺消去額
合計
75,448
4,232
11,610
39,354
28,730
5
ー
2,439
ー
12,910
ー
ー
△3
△ 1,454
△ 5,612
75,454
4,232
14,046
37,899
36,028
84,237
4,095
12,424
26,597
31,492
5
ー
6
16
14,784
ー
ー
ー
△ 2,277
△ 5,381
84,243
4,095
12,430
24,336
40,895
159,375
15,355
△ 7,070
167,661
158,846
14,812
△ 7,658
166,000
(注) 1.「国内」
とは、当行(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当行の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
3.「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでいます。
7. 国内・海外別預金科目別残高
(単位:億円)
平成13年度
国内
海外
相殺消去額
平成14年度
合計
国内
海外
相殺消去額
合計
流動性預金
定期性預金
その他の預金
207,982
151,289
37,097
48,191
53,096
826
△ 1,117
△ 4,067
ー
255,056
200,319
37,923
240,624
147,736
39,982
51,555
44,647
1,016
△ 1,184
△ 3,287
△ 137
290,995
189,096
40,861
計
396,370
102,113
△ 5,184
493,299
428,343
97,219
△ 4,610
520,953
15,908
4,828
△ 1,183
19,554
25,099
2,373
△ 1,222
26,250
412,279
106,942
△ 6,367
512,853
453,443
99,593
△ 5,832
547,204
譲渡性預金
合計
(注) 1.「国内」
とは、当行(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当行の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
3. 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
4. 定期性預金=定期預金+定期積金
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
155
8. 連結自己資本比率(国際統一基準)
平成 14 年度より当行は連結自己資本比率の算定に関する内部管理体制について、監査法人トーマツの外部監査を受け、調査報告書を受領しています。なお、当該外部監査は日本公認会計
士協会業種別監査委員会報告第 30 号に基づき、監査法人トーマツが当行との間で合意された調査手続を実施し、その結果を報告する業務です。また、
「一般に公正妥当と認められる監査の
基準」に基づく監査ではなく、合意された手続の実施対象である内部管理体制及びそれに関連する連結自己資本比率に関して監査意見の表明を受けたものではありません。
(単位:億円)
平成10年度
基本的項目
補完的項目
7,859
1,221
ー
5,959
10,089
ー
ー
1,976
ー
ー
ー
ー
△ 230
87
ー
8,719
1,221
ー
ー
ー
6,819
8,277
3,284
ー
2,254
ー
ー
△ 684
158
ー
計 (A)
うちステップ・アップ金利条項付の
優先出資証券(注 3)
26,577
27,540
24,982
25,566
24,002
有価証券含み益の 45%相当額
その他有価証券の連結貸借対照表計上額の
合計額から帳簿価額の合計額を控除した額の 45%
土地の再評価額と再評価の直前の
帳簿価額の差額の 45%相当額
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
うち永久劣後債務(注 4)
うち期限付劣後債務及び期限付優先株(注 5)
(B)
短期劣後債務(注 6)
ー
ー
ー
ー
ー
4,213
5,524
ー
ー
ー
ー
ー
2,542
366
ー
1,663
4,055
19,869
ー
ー
1,580
4,795
19,383
5,184
14,198
1,542
6,041
19,369
4,853
14,515
1,518
6,285
18,503
5,305
13,198
1,489
6,645
15,811
4,728
11,083
29,801
31,283
29,495
26,674
23,946
26,577
27,540
24,982
25,566
22,913
ー
ー
ー
ー
300
300
(C)
ー
ー
ー
ー
控除項目(注 7)
(D)
ー
19
998
1,030
339
(E)
53,154
55,061
48,966
50,102
46,877
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引項目
信用リスク・アセットの額
(F)
リスク・アセット等 マーケット・リスク相当額に
係る額((H)/ 8%)
(G)
(参考)マーケット・リスク相当額 (H)
441,860
61,956
503,817
421,920
53,912
475,833
431,143
66,472
497,616
410,555
65,946
476,501
381,586
59,983
441,570
3,839
307
4,515
361
7,573
605
10,076
806
7,459
596
計 (F)+(G)
507,657
480,348
505,190
486,578
449,030
10.47%
11.46%
9.69%
10.29%
10.43%
自己資本額
156
平成14年度
7,855
1,221
ー
5,959
10,327
ー
ー
1,824
ー
ー
ー
ー
△ 964
19
ー
うち自己資本への算入額
控除項目
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
平成13年度
7,859
1,221
ー
5,959
12,324
ー
ー
1,502
ー
ー
ー
ー
ー
22
81
うち自己資本への算入額
東
京
三
菱
銀
行
平成12年度
7,858
1,221
ー
5,959
11,403
ー
ー
1,485
ー
ー
ー
ー
ー
12
117
計
準補完的項目
平成11年度
資本金
うち非累積的永久優先株
新株式払込金
資本準備金
連結剰余金
資本剰余金
利益剰余金
連結子会社の少数株主持分
うち海外特別目的会社の発行する優先出資証券
その他有価証券の評価差損(△)
自己株式払込金
自己株式(△)
為替換算調整勘定
営業権相当額(△)
連結調整勘定相当額(△)
(A)+(B)+(C)−(D)
連結自己資本比率(国際統一基準) (E)/( I ) x 100
(I)
(注) 1. 連結自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づいて算出したものであり、日本基準に基づく連結財務諸表をベースにしています。なお、当行は、
国際統一基準を適用のうえ、マーケットリスク規制を導入しています。
2. 負債性資本調達手段等の内訳は、平成11年度から開示しています。
3. 告示第4条第2項に掲げるもの、すなわち、ステップ・アップ金利等の特約を付すなど償還を行う蓋然性を有する株式等(海外特別目的会社の発行する優先出資証券を含む)です。
4. 告示第5条第1項第4号に掲げる負債性資本調達手段で次に掲げる性質のすべてを有するものです。
(1)無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2)一定の場合を除き、償還されないものであること
(3)業務を継続しながら損失の補てんに充当されるものであること
(4)利払い義務の延期が認められるものであること
5. 告示第5条第1項第5号及び第6号に掲げるものです。ただし、期限付劣後債務は契約時における償還期間が5年を超えるものに限られています。
6. 告示第6条に掲げる劣後債務で次に掲げる性質のすべてを有するものです。
(1)無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2)契約時における償還期間が2年以上のものであること
(3)約定された償還期日以前に償還されないものであること
(4)銀行が当該劣後債務の元利払いを行った後においても自己資本比率が8パーセント以上となる場合を除き、元利払いを行わないとの特約が付されていること
7. 告示第7条第1項第1号に掲げる他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額及び第2号に規定するものに対する投資に相当する額です。
9. オフ・バランス取引の想定元本額・契約金額(国際統一基準)
(1) 金融派生商品及び先物外国為替取引
(単位:億円)
契約金額・想定元本額
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
一括清算ネッティング契約による
信用リスク削減効果(△)
合計
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
1,449,316
(32,443)
82,120
(8,499)
300,776
(11,764)
90,213
(1,593)
29,167
(801)
66,829
(1,913)
1,429,193
(24,145)
73,177
(7,757)
237,030
(7,526)
135,793
(1,307)
19,886
(501)
56,140
(1,026)
1,651,575
(36,053)
81,329
(7,507)
227,549
(9,891)
107,435
(1,213)
29,320
(1,260)
133,412
(5,812)
1,833,142
(37,676)
87,709
(8,218)
329,548
(9,380)
47,115
(852)
37,793
(1,141)
31,456
(1,373)
1,783,263
(48,605)
86,339
(6,085)
321,883
(8,778)
45,797
(925)
45,517
(1,140)
47,909
(829)
(22,731)
(15,183)
(21,847)
(26,165)
(33,773)
2,018,423
(34,284)
1,951,222
(27,081)
2,230,622
(39,892)
2,366,765
(32,477)
2,330,710
(32,591)
(注) 1.( )内は信用リスク相当額です。
2. 上記計数は、自己資本比率(国際統一基準)に基づくものであり、
( )内の信用リスク相当額の算出にあたってはカレント・エクスポージャー方式を採用しています。
3. 又、信用リスク相当額の算出にあたっては、一部の取引についてネッティング(取引先ごとに、締結したすべてのオフ・バランス取引の時価評価額を相殺し、相殺後の全額を信用リスク相当額
とするもの)を採用しています。
4. なお、国際統一基準の対象となっていない取引所取引、原契約期間が14日以内の外国為替関連取引等の想定元本額は次のとおりです。
(単位:億円)
契約金額・想定元本額
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(売)
金利オプション(買)
通貨オプション(売)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
36
49
38,354
179,268
51,889
24,331
696
1,420,066
8
115
33,297
129,578
14,998
20,338
550
1,362,047
1
106
48,381
87,952
137,783
29,353
843
1,596,768
16
491
27,913
307,621
245,417
40,187
1,081
1,812,060
4
235
42,194
439,588
412,064
48,124
968
776,174
合計
1,714,692
1,560,934
1,901,190
2,434,789
1,719,354
(2) 与信関連取引
(単位:億円)
契約金額
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
コミットメント
保証取引
その他
218,474
65,697
14,990
220,561
50,670
12,867
247,392
50,538
12,967
264,978
52,108
10,945
262,641
43,611
5,996
合計
299,162
284,099
310,897
328,032
312,249
(3) 特定取引目的のクレジットデリバティブ取引
(単位:億円)
想定元本額
平成10年度
クレジットデリバティブ
8,058
(1,857)
平成11年度
8,320
(124)
平成12年度
5,958
(723)
平成13年度
10,302
(1,272)
(注) 1.( )内は信用リスク相当額です。
2. 上記計数は、自己資本比率(国際統一基準)に基づくものであり、
( )内の信用リスク相当額の算出にあたってはカレント・エクスポージャー方式を採用しています。
3. 特定取引目的以外の取引は保証に準じた取引であり、記載対象から除いています。
平成14年度
8,716
(476)
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
157
主要な経営指標等の推移
(単体)
(単位:百万円)
経常収益
経常利益(△は経常損失)
当期純利益(△は当期純損失)
資本金
(発行済株式総数)
(
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
3,364,121
3,090,291
2,141,230
1,908,206
1,611,272
△ 22,300
218,989
△ 238,526
△ 334,888
△ 300,040
45,384
76,298
△ 174,149
△ 225,228
△ 92,116
785,969
普通株式
4,675,455 千株
優先株式
81,400 千株
785,969
普通株式
4,675,455 千株
優先株式
81,400 千株
785,969
普通株式
4,675,455 千株
優先株式
81,400 千株
785,969
普通株式
4,675,455 千株
優先株式
81,400 千株
)(
)(
2,886,212
2,930,201
3,046,448
2,449,669
2,220,001
総資産額
69,806,928
66,683,167
78,186,680
73,566,442
70,906,329
預金残高
39,784,093
39,653,413
42,568,813
45,342,053
47,827,174
貸出金残高
38,868,291
35,403,662
34,433,824
35,620,817
34,724,836
有価証券残高
10,011,992
11,874,874
17,520,047
16,309,350
16,351,043
1 株当たり配当額
(うち 1 株当たり中間配当額)
1 株当たり当期純利益
(△は 1 株当たり当期純損失)
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
単体自己資本比率(国際統一基準)
565.08 円
574.48 円
599.35 円
471.71 円
392.28 円
普通株式 08.50 円
優先株式 15.87 円
普通株式 4.25 円
優先株式 0.-.ー
普通株式 08.50 円
優先株式 82.50 円
普通株式 4.25 円
優先株式 41.25 円
普通株式 08.50 円
優先株式 82.50 円
普通株式 4.25 円
優先株式 41.25 円
普通株式 13.71 円
優先株式 82.50 円
普通株式 10.71 円
優先株式 41.25 円
普通株式 04.73 円
優先株式 82.50 円
普通株式 0.-.ー
優先株式 0.-.ー
(
9.43 円
ー
11.87 %
株価収益率
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
)(
純資産額
1 株当たり純資産額
東
京
三
菱
銀
行
)(
871,973
普通株式
5,019,469 千株
優先株式
81,400 千株
) (
14.88 円
ー
12.75 %
) (
△ 38.68 円
ー
11.28 %
) (
△ 49.60 円
ー
10.37 %
)(
)
)
△ 21.12 円
ー
10.24 %
98.57 倍
配当性向
90.13 %
57.11 %
従業員数
ー
18,979 人
ー
18,258 人
ー
17,878 人
19,780 人
総資産利益率(ROA)
経常利益率
当期純利益率
18,024 人
ー
0.06 %
0.35 %
0.12 %
ー
ー
ー
ー
ー
ー
資本利益率(ROE)
経常利益率
当期純利益率
ー
1.95 %
7.96 %
2.61 %
ー
ー
ー
ー
ー
ー
(注)1. 平成10年度の財務諸表における子会社・関連会社の範囲及び税効果会計については、それぞれ「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則の一部を改正する省令」
(平成10年大
蔵省令第135号)附則第2項及び「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する省令」
(平成10年大蔵省令第173号)附則第3項に基づき、これらの省令により
改正された財務諸表等規則を適用しています。
2. 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。
3. 平成13年度以前の1株当たり純資産額は、期末純資産額から
「期末発行済優先株式数×発行価額」を控除した金額を、期末発行済普通株式数で除して算出しています。
4. 平成13年度以前の1株当たり当期純利益(又は当期純損失)は、当期純利益(又は当期純損失)から当期の優先株式配当金総額を控除した金額を、期中平均発行済普通株式数で除して算出
しています。
5. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、平成12年度及び平成13年度は当期純損失が計上されているため、平成10年度及び平成11年度は潜在株式を調整した計算により1株当たりの
当期純利益は減少しないため、平成14年度は潜在株式が存在しないため、それぞれ記載していません。
6. 平成14年度から、
「1株当たり純資産額」、
「1株当たり当期純利益(又は当期純損失)」及び「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」の算定に当たっては、
「1株当たり当期純利益に関する会
計基準」
(企業会計基準第2号)及び「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第4号)を適用しております。
7. 株価収益率は、平成11年度より開示しています。なお、平成12年12月にパリ、スイス各証券取引所の、平成13年3月に東京、大阪、札幌、ニューヨーク、ロンドン各証券取引所の株式の上場
を廃止したため、平成12年度以降は算出していません。
8. 配当性向は、当期普通株式配当金総額を、当期純利益から当期優先株式配当金総額を控除した金額で除して算出しています。なお、平成12年度、平成13年度及び平成14年度は当期純損
失が計上されているため記載していません。
9. 平成11年度以降の従業員数は、当行から他社への出向者を除き、他社から当行への出向者及び海外の現地採用者を含んでいます。
利 益
10. 総資産利益率=
X 100
総資産(除く支払承諾見返)平均残高
利益−優先株式配当金総額
11. =
X 100
資本利益率
{(期首株主資本−期首発行済優先株式数×発行価額)+(期末株主資本−期末発行済優先株式数×発行価額)}÷2
12. 平成12年度、平成13年度及び平成14年度は、経常損失、当期純損失となったため、経常利益率、当期純利益率は記載していません。また、平成10年度は経常損失となったため、経常利益率
は記載していません。
13. 平成13年度から自己株式について資本に対する控除項目とされたことから、1株当たり当期純利益、潜在株式調整後1株当たり当期純利益及び1株当たり純資産額については、それぞれ発
行済普通株式数から自己株式数を控除して計算しています。
158
財務諸表
東京三菱銀行の銀行法第 21 条第 1 項後段の規定により公衆の縦覧に供する書類は、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律(昭和 49 年
法律第 22 号)により、監査法人トーマツの監査を受けています。また、東京三菱銀行の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、利益処分計
算書及び附属明細表につきましては、証券取引法第 193 条の 2 の規定に基づき、監査法人トーマツの監査証明を受けています。以下の貸借対照表、損
益計算書及び利益処分計算書は、上記の財務諸表に基づいて作成しています。
1. 貸借対照表
(単位:百万円)
平成13年度
(単位:百万円)
平成14年度
平成13年度
(平成14年3月31日現在)(平成15年3月31日現在)
(資産の部)
現金預け金
現金
5,696,030
7,107,314
平成14年度
(平成14年3月31日現在)(平成15年3月31日現在)
(負債の部)
預金
当座預金
普通預金
貯蓄預金
通知預金
定期預金
定期積金
その他の預金
45,342,053
2,655,814
16,926,406
947,674
1,255,748
19,838,390
1
3,718,018
47,827,174
3,130,222
20,058,674
773,210
1,086,213
18,766,195
1
4,012,657
2,720,083
729,752
954,713
預け金
4,966,277
6,152,601
コールローン
1,380,060
478,160
540,524
156,108
譲渡性預金
1,872,416
ー
787,680
債券
債券発行高
2,275,870
2,275,870
636,060
636,060
コールマネー
2,496,057
2,364,965
売現先勘定
2,295,548
2,149,826
ー
1,273,929
1,080,800
576,500
買現先勘定
債券貸借取引支払保証金
買入金銭債権
335,939
293,492
特定取引資産
5,185,275
4,150,726
商品有価証券
1,116,655
472,267
89
ー
80,658
65,558
商品有価証券派生商品
特定取引有価証券
特定取引有価証券派生商品
3
27
特定金融派生商品
1,474,089
1,267,026
その他の特定取引資産
2,513,780
2,345,847
294,979
365,381
16,309,350
16,351,043
7,544,848
8,423,745
金銭の信託
有価証券
国債
地方債
債券貸借取引受入担保金
売渡手形
コマーシャル・ペーパー
136,000
15,000
特定取引負債
商品有価証券派生商品
特定取引売付債券
特定取引有価証券派生商品
特定金融派生商品
1,427,199
ー
5,789
470
1,420,939
1,273,940
9
15,693
63
1,258,173
借用金
再割引手形
借入金
1,851,276
32,021
1,819,254
1,588,979
15,946
1,573,033
491,911
461,568
5,766
6,574
18,002
514,781
490,542
5,772
5,899
12,566
外国為替
外国他店預り
外国他店借
売渡外国為替
未払外国為替
423,210
409,521
社債
1,160,750
1,242,446
短期社債
株式
3,912,283
2,621,188
社債
その他の証券
3,268,256
3,654,141
投資損失引当金
△ 1,846
△ 2,067
35,620,817
34,724,836
貸出金
転換社債
その他負債
未決済為替借
未払法人税等
未払費用
前受収益
従業員預り金
先物取引受入証拠金
先物取引差金勘定
金融派生商品
繰延ヘッジ利益
債券貸借取引受入担保金
特定取引未払金
その他の負債
ー
10,000
1,795,390
2,203,400
201,437
ー
4,556,951
11,546
12,720
157,145
21,715
52,082
1,206
9,289
351,515
361,849
2,145,338
991,774
440,766
1,588,857
6,647
24,284
100,281
21,414
50,423
1,853
ー
87,937
441,340
ー
364,746
489,928
割引手形
563,224
417,235
手形貸付
4,440,666
3,309,549
証書貸付
22,792,348
24,006,525
当座貸越
7,824,577
6,991,526
582,649
603,344
外国他店預け
29,396
29,523
賞与引当金
7,176
6,945
外国他店貸
27,023
63,294
退職給付引当金
4,779
6,691
396,480
397,521
債権売却損失引当金
7,233
ー
日本国際博覧会出展引当金
ー
31
特別法上の引当金
金融先物取引責任準備金
58
58
58
58
外国為替
買入外国為替
取立外国為替
その他資産
未決済為替貸
129,749
113,005
2,096,755
1,247,816
26,976
32,599
前払費用
18,289
8,706
未収収益
172,753
123,722
8,036
11,551
22,716
5,860
986
796
先物取引差入証拠金
先物取引差金勘定
保管有価証券等
金融派生商品
531,453
224,667
繰延ヘッジ損失
303,649
367,655
189
149
社債発行差金
再評価に係る繰延税金負債
支払承諾
負債の部合計
785,969
ー
ー
利益準備金
190,044
ー
再評価差額金
209,427
ー
その他の剰余金
任意積立金
海外投資等損失準備金
行員退職手当基金
優先株式消却積立金
別途積立金
当期未処理損失
628,298
881,916
87
2,432
244,200
635,196
253,617
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
40,004
ー
ー
451,712
472,106
動産不動産
669,558
637,663
資本の部合計
土地建物動産
604,272
573,803
債券繰延資産
債券発行差金
繰延税金資産
支払承諾見返
貸倒引当金
2,131
7,998
55,861
97
ー
97
ー
745,722
1,018,553
5,146,363
3,795,648
△ 1,035,833
△ 809,374
73,566,442
70,906,329
その他有価証券評価差額金
2,449,669
ー
資本金
ー
871,973
資本剰余金
資本準備金
ー
ー
681,928
681,928
利益剰余金
利益準備金
任意積立金
海外投資等損失準備金
行員退職手当基金
優先株式消却積立金
別途積立金
当期未処理損失
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
712,972
190,044
592,908
79
2,432
244,200
346,196
69,979
土地再評価差額金
ー
197,563
その他有価証券評価差額金
ー
△ 244,435
資本の部合計
資産の部合計
68,686,327
595,925
その他の資産
63,154
71,116,773
資本準備金
559,991
保証金権利金
133,453
3,795,648
(資本の部)
資本金
債券貸借取引差入担保金
建設仮払金
128,249
5,146,363
負債及び資本の部合計
ー
2,220,001
73,566,442
70,906,329
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
貸借対照表、損益計算書及び利益処分計算書は、
「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」
という)に基づいて作成していますが、資
産及び負債並びに収益及び費用については、
「銀行法施行規則」
(昭和57年大蔵省令第10号)の定める分類に準じて記載しています。
なお、平成13年度は改正前の「財務諸表等規則」及び「銀行法施行規則」に基づき、平成14年度は改正後の「財務諸表等規則」及び「銀行法施行規則」に基づき作成しています。
159
2. 損益計算書
(単位:百万円)
平成13年度
(単位:百万円)
平成14年度
平成13年度
平成13年4月 1 日から 平成14年4月 1 日から
( 平成14年3月31日まで
) ( 平成15年3月31日まで )
東
京
三
菱
銀
行
1,908,206
1,403,101
761,666
232,476
10,523
9,986
ー
55
169,270
141,184
77,937
182,855
78,216
104,639
41,148
197
3,046
36,550
1,354
159,736
61,369
90,083
7,717
566
121,364
74,094
2,925
44,344
1,611,272
1,034,757
635,436
191,193
7,290
1,508
4,420
24
66,078
70,004
58,801
186,807
78,154
108,652
49,467
3,019
3,644
40,546
2,256
211,157
65,292
118,109
20,541
7,213
129,082
73,897
252
54,933
役務取引等費用
支払為替手数料
その他の役務費用
その他業務費用
債券発行費用償却
国債等債券売却損
国債等債券償却
社債発行費償却
金融派生商品費用
その他の業務費用
営業経費
その他経常費用
貸倒引当金繰入額
貸出金償却
株式等売却損
株式等償却
金銭の信託運用損
その他の経常費用
52,323
15,152
37,170
68,648
264
60,343
2,185
1,653
2,186
2,013
517,442
886,558
249,599
176,782
180,023
181,264
5,409
93,478
53,833
15,920
37,912
70,110
ー
48,252
6,918
1,776
905
12,257
508,060
897,463
36,336
141,491
184,528
259,928
6,943
268,234
経常損失
経常費用
資金調達費用
預金利息
債券利息
債券発行差金償却
譲渡性預金利息
コールマネー利息
売現先利息
債券貸借取引支払利息
売渡手形利息
コマーシャル・ペーパー利息
借用金利息
短期社債利息
社債利息
社債発行差金償却
転換社債利息
新株予約権付社債利息
その他の支払利息
2,243,094
718,122
328,322
18,926
1,670
17,980
10,117
36,964
ー
105
64
56,152
ー
36,917
22
7,549
ー
203,328
1,911,312
381,843
148,216
8,413
95
5,761
6,512
26,866
13,577
26
9
45,047
0
40,051
21
ー
4,892
82,350
法人税、住民税及び事業税
還付法人税等
法人税等調整額
平成13年度
平成14年度
株主総会承認日
株主総会承認日
(右上に続く)
3. 利益処分計算書
当期未処理損失
任意積立金取崩額
海外投資等損失準備金取崩額
別途積立金取崩額
優先株式消却積立金取崩額
(単位:百万円)
253,617
289,008
8
289,000
ー
69,979
244,206
6
ー
244,200
計
35,390
174,226
利益処分額
第一回第一種優先株式配当金
17,384
3,357
157,457
ー
優先株式配当金
(1 株につき 41 円 25 銭)
ー
普通株式配当金
任意積立金
別途積立金
160
平成13年4月 1 日から 平成14年4月 1 日から
( 平成14年3月31日まで
) ( 平成15年3月31日まで )
経常収益
資金運用収益
貸出金利息
有価証券利息配当金
コールローン利息
買現先利息
債券貸借取引受入利息
買入手形利息
預け金利息
金利スワップ受入利息
その他の受入利息
役務取引等収益
受入為替手数料
その他の役務収益
特定取引収益
商品有価証券収益
特定取引有価証券収益
特定金融派生商品収益
その他の特定取引収益
その他業務収益
外国為替売買益
国債等債券売却益
金融派生商品収益
その他の業務収益
その他経常収益
株式等売却益
金銭の信託運用益
その他の経常収益
( 平成14年6月26日 ) ( 平成15年6月26日 )
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
平成14年度
次期繰越利益
6,715
(1 株につき 82 円 50 銭)
14,026
(1 株につき 3 円)
23,742
(1 株につき 4 円 73 銭)
ー
ー
127,000
127,000
18,006
16,769
334,888
300,040
特別利益
動産不動産処分益
償却債権取立益
その他の特別利益
34,814
709
33,101
1,004
33,532
2,700
30,350
481
特別損失
動産不動産処分損
その他の特別損失
17,360
11,440
5,920
20,825
16,593
4,231
317,433
287,333
ー
7,236
△ 84,968
22,925
ー
△ 218,141
225,228
92,116
28,153
3,134
ー
53,431
6,245
18,006
ー
4,130
ー
ー
253,617
69,979
税引前当期純損失
当期純損失
前期繰越利益
再評価差額金取崩額
土地再評価差額金取崩額
中間配当額
中間配当に伴う利益準備金積立額
当期未処理損失
重要な会計方針(平成 13 年度)
1. 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な変動、市
場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」)の取引については、
取引の約定時点を基準とし、貸借対照表上「特定取引資産」及び「特定取引負債」に
計上するとともに、当該取引からの損益を損益計算書上「特定取引収益」及び「特定
取引費用」に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、有価証券及び金銭債権等については決算
日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派生商品については決算日に
おいて決済したものとみなした額により行っております。
また、特定取引収益及び特定取引費用の損益計上は、期中の受払利息等に、有価証
券、金銭債権等については前期末と当期末における評価損益の増減額を、派生商品に
ついては前期末と当期末におけるみなし決済からの損益相当額の増減額を加えており
ます。
2. 有価証券の評価基準及び評価方法
(1) 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法
(定額法)、子会社株式及び関連会社株式については移動平均法による原価法、その
他有価証券のうち時価のあるものについては期末日の市場価格等に基づく時価法
(売却原価は移動平均法により算定)、時価のないものについては、移動平均法によ
る原価法又は償却原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については全部資本直入法により処理しており
ます。
(2) 有価証券運用・投資を主目的とする単独運用の金銭の信託の信託財産の構成物で
ある有価証券の評価は、上記 1. 及び 2. (1)と同じ方法により行っております。
なお、運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託の信託財産の構成物である有
価証券の評価差額については全部資本直入法により処理しております。
3. デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、原則として時価法によ
り行っております。
ただし、資金関連スワップ取引については、業種別監査委員会報告第 20 号「銀行業
における外貨建取引等の会計処理に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(平成12
年11月14日 日本公認会計士協会 以下「業種別監査委員会報告第20号」という)
に基づき、債権元本相当額及び債務元本相当額の決算日の為替相場による正味の円換
算額を貸借対照表に計上し、異種通貨間の金利差を反映した直先差金は直物外国為替
取引の決済日の属する期から先物外国為替取引の決済日の属する期までの期間にわた
り発生主義により損益計算書に計上するとともに、決算日の未収収益又は未払費用を
計上しております。
また、異なる通貨での資金調達・運用を動機とし、契約締結時における元本相当額
の支払額又は受取額と通貨スワップ契約満了時における元本相当額の受取額又は支払
額が同額で、かつ、元本部分と金利部分に適用されるスワップレートが合理的なレー
トである直先フラット型の通貨スワップ取引(利息相当額の支払日ごとにその時点の実
勢為替相場を反映して一方の通貨の元本相当額を更改し、かつ、各利払期間ごとに直
先フラットである通貨スワップ取引を含む)については、業種別監査委員会報告第 20
号に基づき、債権元本相当額及び債務元本相当額の決算日の為替相場による正味の円
換算額を貸借対照表に計上し、交換利息相当額はその期間にわたり発生主義により損
益計算書に計上するとともに、決算日の未収収益又は未払費用を計上しております。
4. 固定資産の減価償却の方法
(1) 動産不動産
動産不動産は、定率法を採用しております。
電子計算機の耐用年数については、従来 6 年としておりましたが、当事業年度
からパーソナルコンピュータ(サーバー用のものを除く)は4年、その他のものは5
年に変更しております。この変更に伴い、経常損失、税引前当期純損失はそれぞれ
1,536 百万円増加しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物:35 年∼ 50 年
動 産:02 年∼ 20 年
(2) ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、行内における利用可能期間(5年)に対応
して定額法により償却しております。
5. 繰延資産の処理方法
(1) 割引債券の債券発行差金及び社債発行差金は、償還期限までの期間に対応して償
却しております。
(2) 債券発行費用及び社債発行費については、支出時に全額費用として処理しており
ます。
6. 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建資産・負債及び海外支店勘定は、取得時の為替相場による円換算額を付す子
会社株式及び関連会社株式を除き、主として決算日の為替相場による円換算額を付し
ております。
7. 引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
予め定めている資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則り、次のとおり計上
しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻
の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債権及び実質的に経
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)に対する債権については、
下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と
認められる額を控除し、その残額を引き当てております。今後、経営破綻に陥る可
能性が大きいと認められる債務者に対する債権(以下「破綻懸念先債権」という)の
うち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見
積ることができない債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証に
よる回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総
合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸念先債権及び今
後の管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権の元本の回収及び利息の
受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積ることができる債権については、
当該キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割り引いた金額と債権の帳簿価額と
の差額を引き当てております。上記以外の債権については、過去の一定期間におけ
る貸倒実績等から算出した貸倒引当率を債権額に乗じた額を引き当てております。
特定海外債権については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を
特定海外債権引当勘定(租税特別措置法第 55 条の 2 の海外投資等損失準備金を含
む)として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管部が資産
査定を実施し、当該部署から独立した与信監査室が査定結果を監査しており、その
査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額か
ら担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不
能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は 709,558 百万円であ
ります。
投資損失引当金
時価のない債券及び子会社株式に対し、将来発生する可能性のある損失に備える
ため、必要と認められる額を計上しております。
賞与引当金
従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対する賞与の支給見込額のう
ち、当事業年度に帰属する額を計上しております。
従業員賞与の未払計上額については、従来「未払費用」に計上しておりました
が、リサーチ・センター審理情報[No.15]「未払従業員賞与の財務諸表における表
示科目について」(平成 13 年 2 月 14 日 日本公認会計士協会)により、当事業年
度から「賞与引当金」として表示しております。なお、この変更により未払費用が
7,176 百万円減少し、賞与引当金が同額増加しております。
退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産の見
込額に基づき、必要額を計上しております。また、過去勤務債務及び数理計算上の
差異の費用処理方法は以下のとおりであります。
(A) 過去勤務債務
その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(10年)による定額
法により費用処理
(B) 数理計算上の差異
各発生年度の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(10年)による定額
法により按分した額をそれぞれ発生の翌期から費用処理
なお、会計基準変更時差異については、5 年による按分額を費用処理しており
ます。
債権売却損失引当金
(株)共同債権買取機構に売却した不動産担保付債権の担保価値を勘案し、将来
発生する可能性のある損失に備えるため、必要と認められる額を引き当てており
ます。
金融先物取引責任準備金
金融先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるため、金融先物
取引法第 82 条及び同法施行規則第 29 条の規定に定めるところにより算出した
額を計上しております。
8. リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リー
ス取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。
9. ヘッジ会計の方法
リスク管理手法として、貸出金・預金等の多数の金融資産・負債から生じる金利リ
スクをデリバティブ取引を用いて総体で管理する、
「マクロヘッジ」を実施しておりま
す。これは、リスク調整アプローチによるリスク管理であり、業種別監査委員会報告
第15号「銀行業における金融商品会計基準適用に関する当面の会計上及び監査上の取
扱い」(平成 12 年 2 月 15 日 日本公認会計士協会)に定められたマクロヘッジに関す
る暫定的な会計処理を行っております。
また、リスク管理方針に定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段となる
デリバティブのリスク量が収まっており、ヘッジ対象の金利リスクが減殺されている
かどうかを検証することにより、ヘッジの有効性を評価しております。
また、外貨建子会社株式及び関連会社株式並びに外貨建その他有価証券(債券以外)の
為替変動リスクをヘッジするため、業種別監査委員会報告第 20 号に基づき、事前に
ヘッジ対象となる外貨建有価証券の銘柄を特定し、当該外貨建有価証券について外貨
ベースで取得原価以上の直先負債が存在していること等を条件として、外貨建子会社
株式及び関連会社株式については繰延ヘッジ、外貨建その他有価証券(債券以外)につい
ては時価ヘッジを適用しております。
なお、一部の資産・負債については、繰延ヘッジ、時価ヘッジ、あるいは金利スワッ
プの特例処理を行っております。
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10. 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。なお、動産不動
産に係る控除対象外消費税等は、当事業年度の費用に計上しております。
161
会計処理の変更(平成 13 年度)
1. 動産不動産に係る控除対象外消費税等は、従来「その他の資産」に計上し 5 年間で均
等償却を行っておりましたが、当事業年度より、発生した事業年度の費用に計上して
おります。これは平成 13 年 4 月 2 日の株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ
設立により当行が同社の完全子会社になったことに伴い、親子会社間での会計処理を
統一するために変更したものであります。この変更に伴い、従来の方法によった場合
に比べ、経常損失及び税引前当期純損失はそれぞれ 5,408 百万円増加しております。
2. 市場価格のある株式の配当金については、従来発行会社の株主総会、取締役会、その
他決定権限を有する機関において配当に関する決議があった日をもって計上しており
ましたが、当事業年度より、各銘柄の配当落ち日(配当権利付き最終売買日の翌日)を
もって、前回の配当実績又は公表されている1株当たり予想配当額に基づいて未収配
当金を見積計上しております。これは、平成 13 年 4 月 2 日の株式会社三菱東京フィ
ナンシャル・グループ設立により当行が同社の完全子会社になったことに伴い、親子
会社間での会計処理を統一するために変更したものであります。この変更に伴い、従
来の方法によった場合に比べ、経常損失及び税引前当期純損失はそれぞれ18,580百
万円減少しております。
追加情報(平成 13 年度)
(金融商品会計)
会計制度委員会報告第 14 号「金融商品会計に関する実務指針」(平成 12 年1月 31 日
日本公認会計士協会)の改正に伴い、当事業年度より消費貸借契約により借り入れている
有価証券及び買現先取引により売戻し条件付で購入した有価証券等を注記しております。
なお、従来はこれらの有価証券を「保管有価証券等」、
「借入商品債券」、
「借入特定取引有
価証券」及び「借入有価証券」に計上しておりましたが、この変更の結果、従来の方法に
よった場合と比較して、
「その他資産」及び「その他負債」はそれぞれ 2,078,243 百万
円減少しております。
(外貨建取引等会計基準)
従来、「新外為経理基準」を適用しておりましたが、当事業年度から、業種別監査委員
会報告第 20 号が適用される処理を除き、改訂後の外貨建取引等会計処理基準(「外貨建取
引等会計処理基準の改訂に関する意見書」平成 11 年 10 月 22 日 企業会計審議会)を適
用しております。なお、この変更による影響は軽微であります。
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162
(その他)
東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税
の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年 4 月 1 日東京都条例第 145 号)(以下「都
条例」という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 12 年 10 月 18 日、当行は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効
確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成 14 年 3 月 26 日、東京地方裁判所は、都
条例が違法無効であることを理由として、誤納金 7,322 百万円及び損害賠償金 100 百
万円の請求を認める判決を言い渡しましたが、3 月 29 日、東京都は、判決を不服として、
東京高等裁判所に控訴しております。
このように当行は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係
争中であり、当事業年度における会計処理についても、前事業年度と同様に東京都に係る
事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これ
は現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるためであり、
都条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。上記条例施行に伴い、東
京都に係る事業税については、前事業年度が 13,962 百万円、当事業年度が 14,642 百
万円を「その他の経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ経常損失
はそれぞれ同額増加しております。また、所得が課税標準である場合に比べ、
「法人税、住
民税及び事業税」が前事業年度は 6,640 百万円減少しております。当事業年度について
は影響ありません。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、
所得が課税標準である場合に比べ、
「繰延税金資産」は 69,534 百万円減少しました。ま
た、
「再評価に係る繰延税金負債」は、11,616 百万円減少し、
「再評価差額金」及び「そ
の他有価証券評価差額金」は、それぞれ 11,616 百万円、2,218 百万円増加しており
ます。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、「大阪府における銀行業等に対する
事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年 6 月 9 日大阪府条例第 131 号)(以
下「府条例」という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりま
した。
平成 14 年 4 月 4 日に、当行は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確
認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。
このように当行は府条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係
争中であり、当事業年度における会計処理についても、大阪府に係る事業税を府条例に基
づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では東京都
と同様の会計処理を適用することが適当であると判断されるためであり、府条例を合憲・
適法なものと認めたということではありません。上記条例施行に伴い、大阪府に係る事業
税については、2,438 百万円を「その他の経常費用」に計上しており、所得が課税標準
である場合に比べ経常損失は同額増加しております。「法人税、住民税及び事業税」につ
いては影響ありません。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないた
め、所得が課税標準である場合に比べ、
「繰延税金資産」は11,724百万円減少しました。
また、
「再評価に係る繰延税金負債」は、1,958 百万円減少し、
「再評価差額金」及び「そ
の他有価証券評価差額金」は、それぞれ 1,958 百万円、374 百万円増加しております。
なお、大阪府に係る事業税については、平成 14 年 5 月 30 日に「大阪府における銀行
業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成14年
大阪府条例第 77 号)(以下「改正府条例」という)が施行されたことにより、府条例による
課税標準等の特例が平成14年4月1日以後開始する事業年度より適用されることとなり
ました。これにより、当事業年度に係る大阪府に対する事業税については、改正府条例附
則 2 の適用を受け、当行の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低い額となる、所得
を課税標準として計算される額を申告・納付する予定であります。ただし、この申告・納
付によって、府条例並びに改正府条例を合憲・適法なものと認めたということではありま
せん。
注記事項(平成 13 年度)
(貸借対照表関係)
1. 子会社の株式及び出資総額
661,978 百万円
なお、本項の子会社は、銀行法第 2 条第 8 項に規定する子会社であります。
2. 消費貸借契約により貸し付けている有価証券が、「有価証券」及び「特定取引有価証
券」に合計 2,002,445 百万円含まれております。
消費貸借契約により借り入れている有価証券及び買現先取引により売戻し条件付で
購入した有価証券等のうち、担保に差し入れている有価証券は 745,000 百万円、再
貸付に供している有価証券は 398,530 百万円、当期末に当該処分をせずに所有して
いるものは 934,713 百万円であります。
また、賃貸借契約により受け入れている有価証券及び融資等に関連して受け入れて
いる商業手形等があり、これらについては担保の差入等という自由処分権があります。
3. 貸出金のうち、破綻先債権額は 89,583 百万円、延滞債権額は、1,427,183 百万円
であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイ
からホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であり
ます。
延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建
又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であり
ます。
4. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は、16,062 百万円であります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月
以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
5. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は、1,520,227 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他債務者に有利となる
取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないも
のであります。
6. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
3,053,056 百万円であります。
なお、上記 3. から 6. に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
7 . 手形割引により取得した銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形等の額面金額は、
959,705 百万円であります。
8. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
預け金
7,319 百万円
有価証券
1,449,145 百万円
貸出金
538,593 百万円
担保資産に対応する債務
コールマネー
730,000 百万円
売渡手形
1,080,800 百万円
支払承諾
7,319 百万円
上記のほか、為替決済等の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、預け金
241,848 百万円、買入金銭債権 35,054 百万円、特定取引資産 906 百万円、有価
証券 3,219,288 百万円及び貸出金 39,762 百万円を差し入れております。また、売
現先取引により買戻し条件付で売却した特定取引資産は 1,257,113 百万円、有価証
券は785,302百万円であり、対応する売現先勘定は2,069,332百万円であります。
また、子会社が行う保証の担保として、貸出金 287 百万円を差し入れております。
9. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の
申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度
額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行
残高は、21,578,815 百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当行の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるもので
はありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全、その他相当
の事由があるときは、当行が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額
をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応
じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている行
内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措
置等を講じております。
10. 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)に基づき、事業用
の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再
評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「再評価
差額金」として資本の部に計上しております。
再評価を行った年月日
平成 10 年 3 月 31 日
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2
条第 4 号に定める「地価税法第 16 条に規定する地価税の課税価格の計算の基礎
となる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法により算定し
た価額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って算定。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当期末における時価の合計額と
当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額
118,102 百万円
11. 動産不動産の減価償却累計額
387,870 百万円
12. 動産不動産の圧縮記帳額
47,601 百万円
(当期圧縮記帳額
― 百万円)
13. 借入金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約
付借入金 1,534,749 百万円が含まれております。
14. 社債には、劣後特約付社債 418,500 百万円が含まれております。
15. 会社が発行する株式の総数
普通株式
8,000,000 千株
第一種優先株式
100,000 千株
発行済株式総数
普通株式
4,675,455 千株
第一種優先株式
81,400 千株
(損益計算書関係)
1. その他の経常収益には、退職給付信託設定益 17,983 百万円を含んでおります。
2. その他の経常費用には、貸出債権等の売却に係る損失 42,631 百万円を含んでおり
ます。
3. その他の特別利益は、投資損失引当金の戻入益であります。
4. その他の特別損失は、所有不動産の時価下落に伴う評価減であります。
(リース取引関係)
1. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
取得価額相当額
動産
40,886 百万円
その他
583 百万円
合計
減価償却累計額相当額
動産
その他
41,470 百万円
合計
期末残高相当額
動産
その他
13,342 百万円
合計
28,128 百万円
13,106 百万円
236 百万円
27,780 百万円
347 百万円
(注)取得価額相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に占める割
合が低いため、支払利子込み法によっております。
・未経過リース料期末残高相当額
1 年内
1 年超
合計
7,030 百万円
21,097 百万円
28,128 百万円
(注)未経過リース料期末残高相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残
高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・支払リース料
(減価償却費相当額)
6,151 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
2. オペレーティング・リース取引
・未経過リース料
1 年内
11,536 百万円
1 年超
58,008 百万円
合計
69,545 百万円
(税効果会計関係)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金及び貸出金償却損金算入限度超過額
557,180 百万円
有価証券評価損
194,553 百万円
退職給付引当金
35,790 百万円
税務上の繰越欠損金
65,880 百万円
その他
35,001 百万円
繰延税金資産小計
評価性引当額
888,406 百万円
△ 103,853 百万円
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
その他
784,552 百万円
△ 24,497 百万円
△ 14,332 百万円
繰延税金負債合計
△ 38,830 百万円
繰延税金資産の純額
745,722 百万円
評価性引当額は子会社・関連会社株式の評価損に係るものであります。
2. 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるとき
の、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
37.98%
(調整)
子会社・関連会社株式評価損
△ 11.05%
その他
2.11%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
29.04%
(1 株当たり情報)
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純損失
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
471.71 円
49.60 円
―円
(注)1. 1 株当たり純資産額は、期末純資産額から「期末発行済優先株式数×発行価額」を控
除した金額を、期末発行済普通株式数で除して算出しております。
2. 1株当たり当期純損失は、当期純損失に当事業年度の優先株式配当金総額を加算した
金額を、期中平均発行済普通株式数で除して算出しております。
3. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、当期純損失が計上されているため、記載し
ておりません。
4. 1株当たり情報の計算については、当事業年度より自己株式数を控除して算出してお
ります。
重要な会計方針(平成 14 年度)
1. 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な変動、市
場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」)の取引については、
取引の約定時点を基準とし、貸借対照表上「特定取引資産」及び「特定取引負債」に
計上するとともに、当該取引からの損益を損益計算書上「特定取引収益」及び「特定
取引費用」に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、有価証券及び金銭債権等については決算
日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派生商品については決算日に
おいて決済したものとみなした額により行っております。
また、特定取引収益及び特定取引費用の損益計上は、期中の受払利息等に、有価証
券、金銭債権等については前期末と当期末における評価損益の増減額を、派生商品に
ついては前期末と当期末におけるみなし決済からの損益相当額の増減額を加えており
ます。
2. 有価証券の評価基準及び評価方法
(1) 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法
(定額法)、子会社株式及び関連会社株式については移動平均法による原価法、その
他有価証券のうち時価のあるものについては期末日の市場価格等に基づく時価法
(売却原価は移動平均法により算定)、時価のないものについては、移動平均法によ
る原価法又は償却原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については全部資本直入法により処理しており
ます。
(2) 有価証券運用・投資を主目的とする単独運用の金銭の信託の信託財産の構成物であ
る有価証券の評価は、上記 1 及び 2(1)と同じ方法により行っております。
なお、運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託の信託財産の構成物である有
価証券の評価差額については全部資本直入法により処理しております。
3. デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、原則として時価法により
行っております。
ただし、当事業年度は、業種別監査委員会報告第 25 号「銀行業における外貨建取引
等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(平成14年7月29日 日本公認会
計士協会。以下「業種別監査委員会報告第 25 号」という)に規定する経過措置を適用
し、
「資金関連スワップ取引」、
「通貨スワップ取引」及び「インターナル・コントラク
ト及び連結会社間取引の取扱い」については、従前の方法(「資金関連スワップ取引」及
び「通貨スワップ取引」については後述)により会計処理しております。また、先物為
替取引等に係る円換算差金については、貸借対照表上、相殺表示しております。
資金関連スワップ取引については、債権元本相当額及び債務元本相当額の決算日の
為替相場による正味の円換算額を貸借対照表に計上し、異種通貨間の金利差を反映し
た直先差金は直物外国為替取引の決済日の属する期から先物外国為替取引の決済日の
属する期までの期間にわたり発生主義により損益計算書に計上するとともに、決算日
の未収収益又は未払費用を計上しております。
異なる通貨での資金調達・運用を動機とし、契約締結時における元本相当額の支払
額又は受取額と通貨スワップ契約満了時における元本相当額の受取額又は支払額が同
額で、かつ、元本部分と金利部分に適用されるスワップレートが合理的なレートであ
る直先フラット型の通貨スワップ取引(利息相当額の支払日ごとにその時点の実勢為替
相場を反映して一方の通貨の元本相当額を更改し、かつ、各利払期間ごとに直先フラッ
トである通貨スワップ取引を含む)については、債権元本相当額及び債務元本相当額の
決算日の為替相場による正味の円換算額を貸借対照表に計上し、交換利息相当額はそ
の期間にわたり発生主義により損益計算書に計上するとともに、決算日の未収収益又
は未払費用を計上しております。
4. 固定資産の減価償却の方法
(1) 動産不動産
動産不動産は、定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物:35 年∼ 50 年
動産:02 年∼ 20 年
(2) ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、行内における利用可能期間(5年)に対応し
て定額法により償却しております。
5. 繰延資産の処理方法
(1) 割引債券の債券発行差金及び社債発行差金は、償還期限までの期間に対応して償却
しております。
(2) 社債発行費及び新株発行費については、支出時に全額費用として処理しております。
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6. 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建資産・負債及び海外支店勘定は、取得時の為替相場による円換算額を付す子
会社株式及び関連会社株式を除き、主として決算日の為替相場による円換算額を付し
ております。
外貨建取引等の会計処理については、従来、業種別監査委員会報告第 20 号「銀行業
における外貨建取引等の会計処理に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(平成12
年 11 月 14 日 日本公認会計士協会)を適用しておりましたが、当事業年度から、業
種別監査委員会報告第 25 号を適用しております。
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7. 引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
予め定めている資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則り、次のとおり計上
しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻
の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債権及び実質的に経
営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)に対する債権については、
下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と
認められる額を控除し、その残額を引き当てております。今後、経営破綻に陥る可
能性が大きいと認められる債務者に対する債権(以下「破綻懸念先債権」という)の
うち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見
積ることができない債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証に
よる回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総
合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸念先債権及び今
後の管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権の元本の回収及び利息の
受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積ることができる債権については、
当該キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割り引いた金額と債権の帳簿価額と
の差額を引き当てております。上記以外の債権については、過去の一定期間におけ
る貸倒実績等から算出した貸倒引当率を債権額に乗じた額を引き当てております。
特定海外債権については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を
特定海外債権引当勘定として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管部が資産
査定を実施し、当該部署から独立した与信監査室が査定結果を監査しており、その
査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額か
ら担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不
能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は 355,778 百万円であ
ります。
(2) 投資損失引当金
時価のない債券及び子会社株式に対し、将来発生する可能性のある損失に備える
ため、必要と認められる額を計上しております。
(3) 賞与引当金
従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対する賞与の支給見込額のう
ち、当事業年度に帰属する額を計上しております。
(4) 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産の見
込額に基づき、必要額を計上しております。なお、会計基準変更時差異について
は、5 年による按分額を費用処理しております。また、過去勤務債務及び数理計算
上の差異の費用処理方法は以下のとおりであります。
(A) 過去勤務債務
その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(10年)による定額
法により費用処理
(B) 数理計算上の差異
各発生年度の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(10年)による定額
法により按分した額をそれぞれ発生の翌期から費用処理
(5) 日本国際博覧会出展引当金
平成 17 年に開催予定の「2005 年日本国際博覧会」(愛知万博)への出展費用の
支出に備えるため、出展契約に基づいた出展費用見積額を期間配分方式により計上
しております。なお、この引当金は租税特別措置法第 68 条の 52 の準備金を含ん
でおります。
(6) 金融先物取引責任準備金
金融先物取引等に関して生じた事故による損失の補てんに充てるため、金融先物
取引法第82条及び同法施行規則第29条の規定に定めるところにより算出した額
を計上しております。
8. リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リー
ス取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。
9. ヘッジ会計の方法
リスク管理手法として、業種別監査委員会報告第24号「銀行業における金融商品会
計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(平成14年2月13日 日本公認会計
士協会。以下「業種別監査委員会報告第 24 号」という)に規定する経過措置に基づき、
貸出金・預金等の多数の金融資産・負債から生じる金利リスクをデリバティブ取引を
用いて総体で管理する、
「マクロヘッジ」を実施しております。これは、リスク調整ア
プローチによるリスク管理であり、業種別監査委員会報告第15号「銀行業における金
融商品会計基準適用に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(平成12年2月15日
日本公認会計士協会)に定められたマクロヘッジに関する暫定的な会計処理を行って
おります。
また、リスク管理方針に定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段となる
デリバティブのリスク量が収まっており、ヘッジ対象の金利リスクが減殺されている
かどうかを検証することにより、ヘッジの有効性を評価しております。
また、外貨建子会社株式及び関連会社株式並びに外貨建その他有価証券(債券以外)の
為替変動リスクをヘッジするため、外貨建金銭債務及び為替予約をヘッジ手段として
包括ヘッジを行っており、外貨建子会社株式及び関連会社株式については繰延ヘッジ、
外貨建その他有価証券(債券以外)については時価ヘッジを適用しております。
なお、一部の資産・負債については、繰延ヘッジ、時価ヘッジ、あるいは金利スワッ
プの特例処理を行っております。
10. 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。なお、動産不動
産に係る控除対象外消費税等は、当事業年度の費用に計上しております。
11. 連結納税制度の適用
当行は、当事業年度より株式会社三菱東京フィナンシャル・グループを連結納税親
会社とする連結納税主体の連結納税子会社として、連結納税制度を適用しております。
12. 手形割引及び再割引の会計処理
手形割引及び再割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引として処理
しております。
13. その他財務諸表作成のための重要な事項
(1) 自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準
企業会計基準第1号「自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準」(平成
14 年 2 月 21 日 企業会計基準委員会)が平成 14 年 4 月 1 日以後に適用される
こととなったことに伴い、当事業年度から同会計基準を適用しております。これに
より、従来、「資本金」、「資本準備金」、
「利益準備金」及び「その他の剰余金」と
して区分しておりました資本の部については、当期より「資本金」、
「資本剰余金」
及び「利益剰余金」として区分しております。なお、この変更が当事業年度の損益
に与える影響はありません。
また、財務諸表等規則の改正により、当事業年度における貸借対照表の資本の部
については、改正後の財務諸表等規則により作成しております。
(2) 1 株当たり当期純利益に関する会計基準
企業会計基準第2 号「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(平成14年9月
25 日 企業会計基準委員会)及び企業会計基準適用指針第 4 号「1 株当たり当期
純利益に関する会計基準の適用指針」(平成 14 年 9 月 25 日 企業会計基準委員
会)が平成 14 年 4 月 1 日以後開始する事業年度に係る財務諸表から適用されるこ
とになったことに伴い、当事業年度から同会計基準及び適用指針を適用しておりま
す。これによる影響については、「1 株当たり情報」に記載しております。
表示方法の変更(平成 14 年度)
(貸借対照表関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成15年内閣府令第47号)により、銀行
法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、以下のとおり表示方法を変更しております。
(1) 前事業年度において「その他資産」に含めて表示していた「債券貸借取引差入担保金」
及び「その他負債」に含めて表示していた「債券貸借取引受入担保金」は、当事業年
度から、それぞれ「債券貸借取引支払保証金」、
「債券貸借取引受入担保金」として区
分掲記しております。
(2) 平成 15 年 1 月 6 日から施行されている「社債等の振替に関する法律」(平成 13 年法
律第 75 号)に基づき発行し、又は特定取引目的により取得する無券面のコマーシャ
ル・ペーパーは、それぞれ負債の部の「短期社債」、又は資産の部の「特定取引資産」
中「その他の特定取引資産」として表示しております。
なお、約束手形として発行しているコマーシャル・ペーパーは、従来どおり負債の
部の「コマーシャル・ペーパー」として表示しております。
(3) 地方三公社(土地開発公社、地方住宅供給公社及び地方道路公社)が発行する債券につ
いては、従来、
「有価証券」中「地方債」で表示しておりましたが、
「証券決済制度等
の改革による証券市場の整備のための関係法律の整備等に関する法律」(平成14年法
律第 65 号)が平成 15 年 1 月 6 日に施行され、同日以降、証券取引法上の有価証券
とされたことに伴い、当事業年度から「有価証券」中「社債」に含めて表示しており
ます。この変更により、
「地方債」は 38,525 百万円減少し、
「社債」は同額増加して
おります。
(損益計算書関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成15年内閣府令第47号)により、銀行
法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、以下のとおり表示方法を変更しております。
(1) 前事業年度において「資金調達費用」中「その他の支払利息」、又は「資金運用収益」
中「その他の受入利息」に含めて表示していた現金担保付債券貸借取引に係る受払利
息は、当事業年度から、それぞれ同「債券貸借取引支払利息」、又は同「債券貸借取
引受入利息」として表示しております。
(2) 平成 15 年 1 月 6 日から施行されている「社債等の振替に関する法律」(平成 13 年法
律第 75 号)に基づき発行し、又は特定取引目的により取得する無券面のコマーシャ
ル・ペーパーに係る利息相当額は、それぞれ「資金調達費用」中「短期社債利息」、又
は「特定取引収益」中「その他の特定取引収益」として表示しております。
なお、約束手形として発行しているコマーシャル・ペーパーに係る利息相当額は、
従来どおり「資金調達費用」中「コマーシャル・ペーパー利息」として表示しており
ます。
(3) 前事業年度において区分掲記していた「転換社債利息」は、当事業年度から「新株予
約権付社債利息」として表示しております。
追加情報(平成 14 年度)
東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税
の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年東京都条例第 145 号)
(以下「都条例」と
いう)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 12 年 10 月 18 日、当行は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効
確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成 14 年 3 月 26 日、東京地方裁判所は、都
条例が違法無効であることを理由として、誤納金 7,322 百万円及び損害賠償金 100 百
万円の請求を認める判決を言い渡しました。さらに、平成 14 年 3 月 29 日、東京都は東
京高等裁判所に控訴し、4 月 9 日、当行を含む一審原告各行も東京高等裁判所に控訴し、
平成 15 年 1 月 30 日、東京高等裁判所は、都条例が違法無効であることを理由として、
誤納金 21,822 百万円の請求を認める判決を言い渡しました。平成 15 年 2 月 10 日、東
京都は、上告及び上告受理申立てをし、2 月 13 日、当行を含む一審原告各行も上告及び
上告受理申立てをしております。
このように当行は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係
争中であり、当事業年度における会計処理についても、前事業年度と同様に東京都に係る
事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これ
は現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるためであり、
都条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。上記条例施行に伴い、東
京都に係る事業税については、当事業年度は 14,960 百万円を「その他の経常費用」に
計上しており、所得が課税標準である場合に比べ経常損失は同額増加しております。また、
当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合
に比べ、「繰延税金資産」は 99,307 百万円減少しました。また、「再評価に係る繰延税
金負債」は 11,386 百万円減少し、「土地再評価差額金」は同額増加、「その他有価証券
評価差額金」は 12,994 百万円減少しております。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、「大阪府における銀行業等に対する
事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年大阪府条例第 131 号)
(以下「府条
例」という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 14 年 4 月 4 日に、当行は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確
認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。なお、大阪府に係る事業税については、平
成 14 年 5 月 30 日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関
する条例の一部を改正する条例」(平成 14 年大阪府条例第 77 号)
(以下「平成 14 年改正
府条例」という)が、平成 15 年 4 月 1 日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の
課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成 15 年大阪府条例第 14 号)
(以下「平成 15 年改正府条例」という)が、それぞれ施行されたことにより、府条例によ
る課税標準等の特例は平成15年4月1日以後開始する事業年度より適用されることとな
りました。これにより、当事業年度に係る大阪府に係る事業税については、平成 15 年改
正府条例附則2 の適用を受け、当行の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低い額と
なる、所得を課税標準として計算される額を申告・納付する予定であります。ただし、こ
の申告・納付によって、府条例、平成 14 年改正府条例及び平成 15 年改正府条例を合憲・
適法なものと認めたということではありません。また、当該事業税は税効果会計の計算に
含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、「繰延税金資産」は
16,722 百万円減少しました。また、「再評価に係る繰延税金負債」は 1,919 百万円減
少し、「土地再評価差額金」は同額増加、「その他有価証券評価差額金」は 2,172 百万円
減少しております。
注記事項(平成 14 年度)
(貸借対照表関係)
1. 子会社の株式及び出資総額
701,292 百万円
なお、本項の子会社は、銀行法第 2 条第 8 項に規定する子会社であります。
2. 無担保の消費貸借契約により貸し付けている有価証券が、
「有価証券」に150,957百
万円含まれております。現金担保付債券貸借取引により貸し付けている有価証券につ
いては、従来消費貸借契約により貸し付けている有価証券に含めて記載しておりまし
たが、当事業年度より担保に供している資産として注記しております。
消費貸借契約により借り入れている有価証券及び買現先取引により売戻し条件付で
購入した有価証券等のうち、担保に差し入れている有価証券は 914,727 百万円、再
貸付に供している有価証券は 487,907 百万円、当事業年度末に当該処分をせずに所
有しているものは 2,192,031 百万円であります。
手形割引により受け入れた銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為
替は、売却又は担保差し入れという方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、
その額面金額は 814,757 百万円であります。この内、手形の再割引により引き渡し
た銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為替の額面金額は 15,946 百
万円であります。
3. 貸出金のうち、破綻先債権額は 47,352 百万円、延滞債権額は、825,467 百万円で
あります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイ
からホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であり
ます。
延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又
は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。
4. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は、17,085 百万円であります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月
以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
5. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は、1,038,848 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他債務者に有利となる
取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないも
のであります。
6. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
1,928,753 百万円であります。
なお、上記 3 から 6 に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
7. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
預け金 3,394 百万円
有価証券 927,365 百万円
貸出金 462,561 百万円
担保資産に対応する債務
コールマネー 650,000 百万円
売渡手形 576,500 百万円
支払承諾 3,394 百万円
上記のほか、為替決済等の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、預け金
207,585 百万円、特定取引資産 1,773 百万円、有価証券 2,136,619 百万円及び
貸出金 231,302 百万円を差し入れております。また、売現先取引による買戻し条件
付の売却又は現金担保付債券貸借取引による貸出を行っている特定取引資産は
1,108,230 百万円、有価証券は 2,004,683 百万円であり、対応する売現先勘定は
2,088,597 百万円、債券貸借取引受入担保金は 1,025,646 百万円であります。
また、子会社が行う保証の担保として、貸出金 259 百万円を差し入れております。
8. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の
申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度
額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行
残高は、22,377,569 百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当行の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるもので
はありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全、その他相当
の事由があるときは、当行が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額
をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応
じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている行
内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措
置等を講じております。
9. 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)に基づき、事業用
の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再
評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再
評価差額金」として資本の部に計上しております。
再評価を行った年月日
平成 10 年 3 月 31 日
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2
条第 4 号に定める「地価税法第 16 条に規定する地価税の課税価格の計算の基礎
となる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法により算定し
た価額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って算定。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当期末における時価の合計額と
当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額
123,297 百万円
10. 動産不動産の減価償却累計額
379,511 百万円
11. 動産不動産の圧縮記帳額
46,714 百万円
(当期圧縮記帳額
3 百万円 )
12. 借入金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約
付借入金 1,258,286 百万円が含まれております。
13. 社債には、劣後特約付社債 473,400 百万円が含まれております。
14. 会社が発行する株式の総数
普通株式 8,000,000 千株
優先株式 100,000 千株
発行済株式総数
普通株式 5,019,469 千株
優先株式 81,400 千株
(損益計算書関係)
1. その他の経常収益には、貸出債権等の売却に係る利益 26,024 百万円を含んでおり
ます。
2. その他の経常費用には、貸出債権等の売却に係る損失 139,040 百万円を含んでおり
ます。
3. その他の特別利益は、債権売却損失引当金戻入益408百万円及び投資損失引当金戻入
益 72 百万円であります。
4. その他の特別損失は、所有不動産の時価下落に伴う評価減であります。
(リース取引関係)
1. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
取得価額相当額
動産 40,577 百万円
その他 618 百万円
合計 減価償却累計額相当額
動産
その他
41,196 百万円
16,794 百万円
141 百万円
合計
期末残高相当額
動産
その他
16,936 百万円
合計
24,259 百万円
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
23,782 百万円
477 百万円
(注) 取得価額相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に占める
割合が低いため、支払利子込み法によっております。
165
・未経過リース料期末残高相当額
1 年内
1 年超
6,512 百万円
17,747 百万円
合計
24,259 百万円
3. 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の修正額
「地方税法等の一部を改正する法律」(平成 15 年法律第 9 号)が平成 15 年 3 月 31 日
に公布され、平成 16 年 4 月 1 日以後開始する事業年度より当行の法人事業税に係る
課税標準が、従来の「所得及び清算所得」と規定されていたもの(平成 15 年改正前地
方税法第 72 条の 12)から、
「付加価値額」、
「資本等の金額」及び「所得及び清算所得」
に変更されることにより、
「付加価値額」及び「資本等の金額」が課税標準となる事業
税は、利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当しないことになります。ま
た、これを受けて都条例及び府条例にもとづく東京都、大阪府に係る法人事業税は、平
成 16 年 4 月 1 日に開始する事業年度以降は、法律上の根拠を失い適用されないこと
となります。
この変更に伴い、当行の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平成16年
度以降の法定実効税率は、当期の 37.98%から 40.46%となり、
「繰延税金資産」の
金額は 56,691 百万円増加し、当事業年度に計上された「法人税等調整額」の金額は
47,425 百万円減少しております。また、「再評価に係る繰延税金負債」の金額は
7,733 百万円増加し、
「土地再評価差額金」の金額は同額減少、
「その他有価証券評価
差額金」は 9,266 百万円増加しております。
(注) 未経過リース料期末残高相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末
残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・支払リース料
(減価償却費相当額)
7,174 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
2. オペレーティング・リース取引
・未経過リース料
1 年内
11,205 百万円
1 年超
47,111 百万円
合計
58,317 百万円
(税効果会計関係)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金及び貸出金償却
391,259 百万円
損金算入限度超過額
有価証券評価損
69,875 百万円
退職給付引当金
34,027 百万円
その他有価証券評価差額金
112,110 百万円
税務上の繰越欠損金
527,491 百万円
その他
37,839 百万円
繰延税金資産小計
評価性引当額
1,172,604 百万円
△ 139,439 百万円
繰延税金資産合計
繰延税金負債
繰延税金負債合計
1,033,164 百万円
(1 株当たり情報)
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純損失
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
(注) 1. 当事業年度から企業会計基準第 2 号「1 株当たり当期純利益に関する会計基準」(平成
14 年 9 月 25 日 企業会計基準委員会)及び企業会計基準適用指針第 4 号「1 株当た
り当期純利益に関する会計基準の適用指針」(平成 14 年 9 月 25 日 企業会計基準委
員会)を適用しております。
なお、同会計基準及び適用指針を適用して計算した、前事業年度の 1 株当たり情報
は次のとおりであります。
1 株当たり純資産額
470.27 円
1 株当たり当期純損失
49.60 円
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
―円
2. 1 株当たり当期純損失の算定上の基礎は、次のとおりであります。
1 株当たり当期純損失
21.12 円
△ 14,611 百万円
繰延税金資産の純額
1,018,553 百万円
評価性引当額には子会社・関連会社株式の評価損に係るものが含まれております。
2. 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるとき
の、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
37.98%
(調整)
子会社・関連会社株式評価損
26.04%
スケジューリング不能な一時差異
△ 9.56%
外国税額
△ 5.09%
実効税率変更による影響額
16.51%
その他
2.06%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
392.28 円
21.12 円
―円
当期純損失
92,116 百万円
普通株主に帰属しない金額
6,715 百万円
うち利益処分による優先配当額
普通株式に係る当期純損失
6,715 百万円
98,832 百万円
普通株式の期中平均株式数
4,679,225 千株
3. なお、潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益金額は、潜在株式が存在しないため記載
しておりません。
67.94%
有価証券関係
貸借対照表の「有価証券」のほか、
「特定取引資産」中の有価証券、
「現金預け金」中の譲渡性預け金、並びに「買入金銭債権」中の有価証券及び商品投資受益権等も含めて記載しております。
1. 売買目的有価証券
(単位:百万円)
平成13年度
当期の損益に含まれた
評価差額
貸借対照表計上額
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
166
売買目的有価証券
平成14年度
3,711,094
貸借対照表計上額
△ 926
当期の損益に含まれた
評価差額
2,883,672
△ 106
2. 満期保有目的の債券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成13年度
貸借対照表
計上額
時価
平成14年度
差額
うち益
貸借対照表
計上額
うち損
時価
差額
うち益
うち損
外国債券
その他
14,090
254,746
14,076
254,746
△ 14
ー
0
ー
15
ー
26,570
207,649
26,857
207,649
286
ー
287
ー
1
ー
合計
268,837
268,823
△ 14
0
15
234,220
234,506
286
287
1
(注) 1. 時価は、期末日における市場価格等に基づいております。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「差額」の内訳であります。
3. 子会社及び関連会社株式で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成13年度
貸借対照表
計上額
時価
平成14年度
差額
貸借対照表
計上額
時価
差額
子会社株式
関連会社株式
213,482
58,372
619,219
60,660
405,736
2,288
392,434
3,048
585,740
5,988
193,305
2,939
合計
271,855
679,880
408,025
395,483
591,728
196,245
(注) 時価は、期末日における市場価格等に基づいております。
4. その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成13年度
取得原価
国内株式
国内債券
国債
地方債
社債
外国株式
外国債券
その他
合計
貸借対照表
計上額
平成14年度
評価差額
取得原価
うち益
うち損
2,605,776
9,708,426
8,375,056
396,524
936,845
4,270
2,731,654
630,072
貸借対照表
計上額
評価差額
うち益
うち損
3,550,728 3,614,901
8,808,940 8,847,927
7,517,868 7,544,848
371,442
377,922
919,630
925,155
4,615
22,752
2,415,345 2,374,533
640,128
624,145
64,173
38,986
26,980
6,480
5,525
18,137
△ 40,811
△ 15,983
431,764
42,084
27,345
6,619
8,119
18,148
9,950
4,026
367,590
3,097
364
139
2,593
10
50,762
20,009
2,315,246 △ 290,529
9,773,591
65,165
8,423,745
48,689
403,469
6,945
946,377
9,531
16,968
12,697
2,740,817
9,163
556,418 △ 73,654
163,410
67,259
50,230
6,969
10,060
12,783
13,881
1,940
453,940
2,094
1,540
24
529
85
4,718
75,594
15,419,757 15,484,259
64,501
505,973
441,472 15,680,200 15,403,043 △ 277,157
259,275
536,432
(注) 1. 貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。
3. 市場価格又は合理的に算定された価額のある有価証券のうち、当該有価証券の時価が取得原価に比べて著しく下落したものについては、当期末において時価が取得原価まで回復する見込
みがないと判断し、時価をもって貸借対照表価額とするとともに、当該差額を当期の損失として処理しております。
「時価が著しく下落した」
と判断する基準は、予め定めている資産の自己査定
基準に有価証券の発行会社の区分ごとに次のとおり定めております。
破綻先、実質破綻先、破綻懸念先
時価が取得原価に比べて下落
要注意先
時価が取得原価に比べて30%以上下落
正常先
時価が取得原価に比べて50%以上下落
なお、破綻先とは、破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻の事実が発生している発行会社、実質破綻先とは、実質的に経営破綻に陥っている発行会社
であります。破綻懸念先とは、今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる発行会社、要注意先とは、今後の管理に注意を要する発行会社であります。正常先とは、上記破綻先、実質破綻
先、破綻懸念先及び要注意先以外の発行会社であります。
5. 当期中に売却したその他有価証券
(単位:百万円)
平成13年度
売却額
その他有価証券
24,667,842
平成14年度
売却益の合計額 売却損の合計額
159,297
240,366
売却額
22,905,880
売却益の合計額 売却損の合計額
170,854
6. 時価評価されていない有価証券の主な内容及び貸借対照表計上額(2. 3. を除く)
(単位:百万円)
平成13年度
満期保有目的の債券 外国債券
232,400
平成14年度
11,392
11,388
子会社及び関連会社株式 子会社株式
関連会社株式
465,014
10,437
321,587
9,743
その他有価証券 国内株式
地方債
社債
外国株式
外国債券
その他の外国証券
72,249
45,287
235,595
3,694
3,677
5,921
83,563
6,052
296,069
1,488
13,766
4,899
7. その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の償還予定額
(単位:百万円)
平成13年度
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
平成14年度
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
国内債券
国債
地方債
社債
外国債券
その他
3,372,211
3,253,051
5,002
114,157
453,944
272,819
5,275,512
3,960,729
336,031
978,751
1,121,530
180,462
480,090
331,067
82,176
66,846
472,128
32,368
10年超
995
ー
ー
995
356,090
118,766
2,892,237
2,656,213
49,845
186,178
271,834
263,705
5,239,407
3,928,745
330,821
979,840
1,238,218
161,616
1,679,861
1,575,575
28,854
75,431
551,665
11,536
10年超
合計
4,098,974
6,577,505
984,587
475,851
3,427,777
6,639,243
2,243,063 1,002,004
264,206
263,210
ー
995
705,321
32,477
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
167
金銭の信託関係
1. 運用目的の金銭の信託
(単位:百万円)
平成13年度
貸借対照表
計上額
運用目的の金銭の信託
平成14年度
当期の損益に含まれた
評価差額
219,026
貸借対照表
計上額
3,338
当期の損益に含まれた
評価差額
300,125
△ 9,024
2. 運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託
(単位:百万円)
平成13年度
取得原価
運用目的及び
満期保有目的以外の 金銭の信託
貸借対照表
計上額
75,952
平成14年度
評価差額
取得原価
うち益
75,952
ー
貸借対照表
計上額
うち損
ー
ー
65,256
評価差額
うち益
65,256
ー
うち損
ー
ー
(注) 1. 貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。
その他有価証券評価差額金
貸借対照表に計上されている「その他有価証券評価差額金」の内訳は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成13年度
評価差額
その他有価証券
運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託
平成14年度
64,501
64,501
ー
繰延税金資産(△は繰延税金負債)
その他有価証券評価差額金
△ 277,157
△ 277,157
ー
△ 24,497
32,722
40,004
△ 244,435
デリバティブ取引関係
取引の時価等に関する事項
(1) 金利関連取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
うち1年超
取引所 金利先物
売建
買建
金利オプション
売建
買建
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
168
店頭 金利先渡契約
売建
買建
金利スワップ
受取固定・支払変動
受取変動・支払固定
受取変動・支払変動
受取固定・支払固定
その他
売建
買建
合計
時価
評価損益
うち1年超
9,659,484
11,137,204
1,259,580
1,453,785
△ 78,348
69,570
△ 78,348
69,570
4,625,098
6,205,273
187,339
565,321
△ 35,723
26,109
△ 35,723
26,109
4,809,287
5,116,602
ー
ー
△ 5,680
8,542
1,352
△ 3,002
16,675,741
22,192,680
ー
ー
△ 17,299
35,053
△ 10,658
21,043
125,345
136,436
1,333
ー
△ 101
79
△ 101
79
4,546
3,657
452
ー
680
△ 514
680
△ 514
63,280,648
2,612,899
2,612,899
63,234,705 △ 2,527,828 △ 2,527,828
4,180,297
△ 1,696
△ 1,696
49,442
3,277
3,277
91,981,584
91,307,394
5,720,530
65,586
95,917,177
98,672,700
5,013,265
51,116
5,200,604
3,994,997
3,352,452
2,873,338
△ 52,124
44,323
△ 12,183
8,615
72,913
72,634
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京金融先物取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
5,657,060
4,149,720
70,431,516
3,172,780
3,172,780
68,601,166 △ 3,053,763 △ 3,053,763
4,217,058
△ 8,190
△ 8,190
63,486
△ 2,052
△ 2,052
3,654,706
2,556,788
△ 72,487
69,077
△ 57,277
55,525
113,670
107,958
(2) 通貨関連取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
店頭 通貨スワップ
評価損益
うち1年超
7,880,599
5,500,107
△ 35,467
△ 35,467
6,736,347
4,907,787
△ 31,484
△ 31,484
為替予約
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
通貨オプション
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
△ 35,467
△ 35,467
△ 31,484
△ 31,484
合計
引直しを行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額等は、下記のとおりであります。
(単位:百万円)
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引及び下記注3.の取引は、上記記載
から除いております。
2. 時価の算定 割引現在価値により算定しております。
3. 平成13年度については「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する当面の会
計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第20号)に基
づき、また、平成14年度については「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する
会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号)に
規定する経過措置に基づき、期間損益計算を行っている通貨スワップ取引については、
上記記載から除いております。
期間損益計算を行っている通貨スワップ取引の契約額等は、下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
通貨スワップ
時価
3,282,080 △ 102,136 △ 102,136
契約額等
2,828,945
時価
契約額等
売建
買建
ー
ー
ー
ー
店頭 為替予約
売建
32,637,501
26,235,392
買建
33,184,220
27,404,735
売建
4,171,102
4,942,135
買建
4,080,045
4,733,318
通貨オプション
評価損益
△ 50,249
平成14年度
契約額等
取引所 通貨先物
平成14年度
評価損益
平成13年度
△ 50,249
また、同様に、先物為替予約、通貨オプション等のうち、期末日に引直しを行い、その損益
を損益計算書に計上しているものは、上記記載から除いております。
(3) 株式関連取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
取引所 株式指数先物
売建
買建
評価損益
うち1年超
104,252
ー
ー
ー
1,185
ー
1,185
ー
18,609
ー
ー
ー
△ 98
ー
△ 98
ー
株式指数オプション
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
店頭 有価証券店頭オプション
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
有価証券店頭指数等スワップ
株価指数変化率受取・短期変動金利支払
短期変動金利受取・株価指数変化率支払
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
1,185
1,185
△ 98
△ 98
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっております。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
169
(4) 債券関連取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
取引所 債券先物
売建
買建
評価損益
うち1年超
297,081
360,573
ー
ー
△ 99
△ 40
△ 99
△ 40
385,037
439,296
ー
ー
△ 493
381
△ 493
381
債券先物オプション
売建
買建
27,367
17,600
ー
ー
△ 61
26
2
△ 21
4,799
15,299
ー
ー
△ 34
45
ー
△ 14
店頭 債券店頭オプション
売建
買建
70,000
20,000
ー
ー
△ 319
97
286
37
327,200
30,000
ー
ー
△ 3,828
84
△ 1,066
18
△ 396
165
△ 3,845
△ 1,174
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、オプション価格計算モデル等により算定しております。
(5) 商品関連取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
評価損益
うち1年超
取引所 商品先物
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
商品オプション
売建
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
102,840
104,443
52,535
48,679
△ 9,156
9,157
△ 9,156
9,157
110,474
113,421
62,905
65,484
△ 4,990
4,995
△ 4,990
4,995
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
1
1
4
4
店頭 商品スワップ
商品指数変化率受取・短期変動金利支払
短期変動金利受取・商品指数変化率支払
商品オプション
売建
買建
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 店頭取引については、取引対象物の価格、契約期間、その他当該取引に係る契約を構成する要素に基づき算出しております。
3. 商品は主に石油に係るものであります。
(6) クレジットデリバティブ取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
うち1年超
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
店頭 クレジット・デフォルト・オプション
売建
買建
その他
売建
買建
評価損益
114,652
107,587
100,522
99,357
△ 372
306
△ 372
306
213,448
223,132
189,446
205,030
1,345
△ 1,049
1,345
△ 1,049
ー
7,919
ー
3,410
ー
648
ー
648
3,227
ー
ー
ー
286
ー
286
ー
581
581
582
582
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
3.「売建」は信用リスクの引受取引、
「買建」は信用リスクの引渡取引であります。
(7) その他
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
うち1年超
店頭 ウェザー・デリバティブ
売建
買建
146
ー
時価
評価損益
うち1年超
ー
ー
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
2. 時価の算定 オプション価格計算モデル等により算定しております。
170
時価
うち1年超
8
ー
12
ー
8
12
215
ー
ー
ー
△8
ー
26
ー
△8
26
単体情報:営業の概況
1. 部門別損益の内訳
(単位:億円)
平成12年度
国内業務部門
資金利益
役務取引等利益
特定取引利益
その他業務利益
平成13年度
平成14年度
4,561
541
259
245
4,528
644
138
92
4,274
715
167
302
5,607
(1.23%)
5,404
(1.24%)
5,459
(1.20%)
1,247
650
353
818
2,348
661
272
817
2,271
614
327
1,108
業務粗利益
3,070
(1.92%)
4,100
(2.40%)
4,320
(3.07%)
業務粗利益
8,678
(1.42%)
9,504
(1.62%)
9,780
(1.68%)
経費(除く臨時経費)
一般貸倒引当金繰入額
4,788
1,150
4,871
209
4,664
496
業務純益
2,739
4,423
4,618
臨時損益
△ 5,124
△ 7,772
△ 7,618
経常損失
2,385
3,348
3,000
業務粗利益
国際業務部門
資金利益
役務取引等利益
特定取引利益
その他業務利益
(注) 1.( )内は業務粗利益率です。
2. 業務粗利益率=
業務粗利益
資金運用勘定平均残高
X 100
2. 資金利益の内訳
(単位:億円)
平均残高
平成13年度
平成14年度
利 息
増減率
国内業務部門
平成13年度
平成14年度
4,528
4,274
利回り
増減率
△ 5.60%
平成13年度
平成14年度
増減
1.04%
0.94%
△ 0.09
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
債券貸借取引支払担保金
預け金等
435,324
276,694
117,609
ー
17,527
452,405
286,605
139,377
3,783
8,250
3.92%
3.58
18.50
ー
△ 52.92
5,814
4,730
999
ー
24
5,252
4,404
806
0
2
△ 9.65
△ 6.89
△ 19.34
ー
△ 89.91
1.33
1.70
0.84
ー
0.14
1.16
1.53
0.57
0.02
0.03
△ 0.17
△ 0.17
△ 0.27
ー
△ 0.11
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券
債券貸借取引受入担保金
借用金等
436,266
324,087
12,822
29,435
ー
44,134
468,538
373,506
17,849
13,463
4,483
39,392
7.39
15.24
39.20
△ 54.26
ー
△ 10.74
1,286
302
23
205
ー
308
978
156
2
85
1
272
△ 23.91
△ 48.36
△ 87.20
△ 58.68
ー
△ 11.67
0.29
0.09
0.17
0.69
ー
0.69
0.20
0.04
0.01
0.63
0.02
0.69
△ 0.08
△ 0.05
△ 0.16
△ 0.06
ー
△ 0.00
東
京
三
菱
銀
行
2,348
2,271
△ 3.28
1.37
1.61
0.24
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
国際業務部門
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
債券貸借取引支払担保金
預け金等
170,542
66,879
31,345
ー
62,440
140,359
61,578
29,731
2,881
37,037
△ 17.69
△ 7.92
△ 5.14
ー
△ 40.68
8,257
2,885
1,325
ー
1,873
5,108
1,949
1,105
43
746
△ 38.13
△ 32.44
△ 16.56
ー
△ 60.15
4.84
4.31
4.22
ー
3.00
3.63
3.16
3.71
1.50
2.01
△ 1.20
△ 1.14
△ 0.50
ー
△ 0.98
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券貸借取引受入担保金
借用金等
170,140
109,231
3,900
ー
26,225
143,105
89,040
2,091
8,647
22,728
△ 15.88
△ 18.48
△ 46.37
ー
△ 13.33
5,908
2,980
156
ー
725
2,837
1,325
54
134
512
△ 51.98
△ 55.51
△ 65.11
ー
△ 29.41
3.47
2.72
4.01
ー
2.76
1.98
1.48
2.61
1.55
2.25
△ 1.49
△ 1.24
△ 1.40
ー
△ 0.51
6,876
6,545
△ 4.81
1.17
1.13
△ 0.04
合計
(注) 1. 預け金等にはコールローン、買現先勘定、買入手形を含んでいます。
2. 借用金等にはコールマネー、売現先勘定、売渡手形、コマーシャル・ペーパーを含んでいます。
171
3. 資金利益の分析
(単位:億円)
平成12年度
残高要因
平成13年度
利率要因
合計
残高要因
利率要因
平成14年度
合計
残高要因
利率要因
合計
国内業務部門
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
552
△ 247
437
△ 1,158
33
△ 690
△ 605
△ 213
△ 252
△ 257
△ 198
△ 175
△ 278
△ 393
258
△ 535
△ 591
83
221
164
163
△ 782
△ 490
△ 356
△ 561
△ 325
△ 193
預け金等
2
22
24
11
△ 34
△ 22
△8
△ 13
△ 22
195
△ 274
△ 78
△ 31
△ 469
△ 501
89
△ 397
△ 307
△ 10
△3
△ 95
△ 59
23
△ 99
△ 70
20
△ 195
39
△ 14
△ 73
△ 250
△ 21
△ 43
△ 211
△ 36
△ 116
40
6
△ 102
△ 187
△ 26
△ 18
△ 146
△ 20
△ 120
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券
借用金等
551
△ 476
75
△ 190
△ 18
△ 209
△ 32
△3
△ 36
国内資金運用収支
356
△ 883
△ 527
△ 225
191
△ 33
131
△ 385
△ 253
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
1,614
△ 163
233
△ 3,592
502
△ 140
△ 1,978
339
93
579
241
172
△ 1,348
△ 1,183
△ 288
△ 768
△ 942
△ 116
△ 1,310
△ 214
△ 65
△ 1,838
△ 721
△ 153
△ 3,149
△ 936
△ 219
預け金等
946
386
1,333
142
△ 898
△ 755
△ 623
△ 503
△ 1,127
1,326
725
25
△ 2,871
993
22
△ 1,545
1,719
48
474
△ 274
△4
△ 2,343
△ 2,049
△ 69
△ 1,869
△ 2,324
△ 73
△ 830
△ 478
△ 58
△ 2,241
△ 1,176
△ 43
△ 3,071
△ 1,654
△ 102
国際業務部門
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
借用金等
186
190
377
△ 85
△ 414
△ 499
△ 89
△ 124
△ 213
国際資金運用収支
287
△ 720
△ 432
105
995
1,100
△ 480
403
△ 77
(注) 1. 預け金等にはコールローン、買現先勘定、買入手形を含んでいます。
2. 借用金等にはコールマネー、売現先勘定、売渡手形、コマーシャル・ペーパーを含んでいます。
4. 利鞘
(単位:%)
平成12年度
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
平成14年度
資金運用利回り
国内業務部門
国際業務部門
全店
1.39
5.64
2.52
1.33
4.84
2.39
1.16
3.63
1.78
資金調達原価
国内業務部門
国際業務部門
全店
1.16
5.75
2.39
1.06
4.36
2.04
0.88
3.01
1.41
総資金利鞘
国内業務部門
国際業務部門
全店
0.23
△ 0.10
0.12
0.27
0.47
0.34
0.27
0.62
0.37
5. 役務取引等利益の内訳
(単位:億円)
平成12年度
国内業務部門
国際業務部門
平成13年度
平成14年度
役務取引等収益
うち預金・貸出業務
為替業務
証券関連業務
841
135
473
89
924
168
478
90
1,030
205
487
60
役務取引等費用
うち為替業務
300
99
280
99
315
103
役務取引等利益
541
644
715
役務取引等収益
うち預金・貸出業務
為替業務
証券関連業務
862
198
317
44
903
250
303
16
837
204
293
11
役務取引等費用
うち為替業務
212
58
242
52
223
55
役務取引等利益
合計
172
平成13年度
650
661
614
1,191
1,305
1,329
6. 特定取引利益の内訳
(単位:億円)
平成12年度
平成13年度
平成14年度
国内業務部門
うち商品有価証券
特定取引有価証券
特定金融派生商品
259
39
31
177
138
1
17
106
167
30
14
100
国際業務部門
うち特定取引有価証券
特定金融派生商品
353
50
303
272
13
259
327
21
305
合計
612
411
494
7. その他業務利益の内訳
(単位:億円)
平成12年度
平成13年度
平成14年度
国内業務部門
うち国債等債券関係損益
245
263
92
115
302
321
国際業務部門
うち外国為替売買益
国債等債券関係損益
818
833
118
817
613
145
1,108
652
300
1,064
910
1,410
合計
8. 経費の内訳
(単位:億円)
平成12年度
平成13年度
平成14年度
人件費
うち給料・手当
1,897
1,555
1,891
1,524
1,835
1,482
物件費
うち減価償却費
土地建物機械賃借料
消耗品費
業務委託費
預金保険料
2,657
490
399
82
648
251
2,725
571
412
65
664
266
2,602
566
388
54
610
285
233
254
227
4,788
4,871
4,664
租税公課
合計
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
173
単体情報:銀行業務の状況
1. 貸出金の状況
(1) 貸出金科目別期末残高
(単位:億円)
平成10年度
国内業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
8,588
35,250
174,944
85,555
7,369
31,915
171,015
84,576
7,330
27,935
168,864
76,356
5,590
24,034
183,969
75,109
4,136
16,532
200,480
66,815
304,338
(78.30%.)
294,877
(83.29%.)
280,486
(81.46%.)
288,703
(81.05%.)
287,965
(82.93%.)
210
22,486
56,772
4,874
112
15,286
39,964
3,795
92
18,135
42,493
3,129
42
20,371
43,954
3,136
35
16,563
39,584
3,099
計
84,343
(21.70%.)
59,159
(16.71%.)
63,851
(18.54%.)
67,504
(18.95%.)
59,283
(17.07%.)
合計
388,682
(100.00%.)
354,036
(100.00%.)
344,338
(100.00%.)
356,208
(100.00%.)
347,248
(100.00%.)
計
国際業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
(注)( )内は構成比です。
(2) 貸出金科目別平均残高
(単位:億円)
平成10年度
国内業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
9,250
37,024
172,219
82,939
7,619
33,715
172,192
87,570
6,716
29,941
169,969
81,059
5,617
26,162
169,071
75,842
4,432
21,075
187,912
73,184
301,434
(72.56%.)
301,097
(82.09%.)
287,686
(82.10%.)
276,694
(80.53%.)
286,605
(82.31%.)
837
25,349
82,566
5,257
186
16,822
45,122
3,544
98
16,936
42,198
3,472
62
19,227
44,359
3,230
26
17,314
41,042
3,195
計
114,010
(27.44%.)
65,676
(17.91%.)
62,706
(17.90%.)
66,879
(19.47%.)
61,578
(17.69%.)
合計
415,445
(100.00%.)
366,774
(100.00%.)
350,392
(100.00%.)
343,574
(100.00%.)
348,183
(100.00%.)
計
国際業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、
「月次の外貨平均残高に当該月末TT仲値を乗じることにより平均残高を算出する方式」等により算出しています。
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
174
(3) 貸出金の残存期間別残高
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
貸出金 1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超
期間の定めのないもの
121,529
68,167
38,828
16,064
53,661
90,430
105,145
60,753
32,047
15,026
52,691
88,372
114,911
54,775
30,807
13,059
51,297
79,486
125,438
51,423
33,448
14,802
52,850
78,245
117,578
50,046
36,199
15,990
57,517
69,915
合計
388,682
354,036
344,338
356,208
347,248
変動金利貸出 1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超
期間の定めのないもの
34,640
23,095
10,996
40,486
90,430
31,007
20,756
10,153
38,899
88,372
24,622
15,580
7,741
35,964
79,486
25,282
17,422
8,612
34,499
78,245
25,076
20,981
9,446
33,925
69,915
固定金利貸出 1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超
期間の定めのないもの
33,526
15,733
5,068
13,175
ー
29,746
11,291
4,873
13,791
ー
30,152
15,227
5,318
15,333
ー
26,140
16,025
6,190
18,350
ー
24,970
15,218
6,544
23,591
ー
(注) 残存期間1年以下の貸出金については変動金利・固定金利の区別をしていません。
(4) 貸出金の業種別内訳
(単位:億円)
平成10年度
国内(特別国際金融取引勘定分を除く)
製造業
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
48,719
(15.36%.)
50,147
(16.45%.)
46,910
(16.14%.)
45,936
(15.39%.)
43,048
(14.52%.)
建設業
14,829
(4.68%.)
14,237
(4.67%.)
13,042
(4.49%.)
11,654
(3.90%.)
9,564
(3.22%.)
電気・ガス・運輸・通信業
13,126
(4.14%.)
13,745
(4.51%.)
15,991
(5.50%.)
14,816
(4.96%.)
ー
(ー %.)
電気・ガス・熱供給・水道業
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
2,655
(0.90%.)
情報通信業
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
6,503
(2.19%.)
運輸業
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
10,460
(3.53%.)
61,336
(19.34%.)
57,733
(18.94%.)
52,641
(18.12%.)
47,803
(16.02%.)
ー
(ー %.)
卸売・小売業
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
44,021
(14.84%.)
金融・保険業
26,316
(8.30%.)
22,381
(7.34%.)
20,703
(7.13%.)
23,056
(7.72%.)
18,910
(6.38%.)
不動産業
41,012
(12.93%.)
40,250
(13.21%.)
37,924
(13.05%.)
36,442
(12.21%.)
34,312
(11.57%.)
サービス業
39,763
(12.54%.)
38,608
(12.67%.)
38,097
(13.11%.)
36,284
(12.16%.)
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
ー
(ー %.)
41,053
(13.84%.)
72,067
(22.71%.)
67,705
(22.21%.)
65,266
(22.46%.)
82,515
(27.64%.)
86,039
(29.01%.)
317,170
(100.00%.)
304,810
(100.00%.)
290,578
(100.00%.)
298,511
(100.00%.)
296,569
(100.00%.)
1,421
(1.99%.)
952
(1.93%.)
1,458
(2.71%.)
1,758
(3.05%.)
1,491
(2.94%.)
5,726
(8.01%.)
4,193
(8.52%.)
4,789
(8.91%.)
5,041
(8.74%.)
6,910
(13.64%.)
商工業
52,974
(74.08%.)
39,506
(80.25%.)
43,856
(81.58%.)
46,764
(81.05%.)
39,033
(77.02%.)
その他
11,389
(15.92%.)
4,574
(9.30%.)
3,655
(6.80%.)
4,131
(7.16%.)
3,243
(6.40%.)
計
71,512
(100.00%.)
49,226
(100.00%.)
53,760
(100.00%.)
57,696
(100.00%.)
50,679
(100.00%.)
合計
388,682
354,036
344,338
356,208
347,248
卸売・小売業、飲食店
各種サービス業
その他
計
海外及び特別国際金融取引勘定分
政府等
金融機関
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 平成14年3月7日付総務省告示第139号により
「日本標準産業分類」が改訂され、同年10月1日から適用されたことに伴い、
「国内(特別国際金融取引勘定分を除く)」に係る各業種別の貸
出金残高及び構成比は、平成13年度までは改訂前の日本標準産業分類の区分に基づき、平成14年度は改訂後の日本標準産業分類の区分に基づき記載しています。
(5) 貸出金の使途別内訳
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
設備資金
123,598
(31.80%.)
120,670
(34.08%.)
118,917
(34.54%.)
117,980
(33.12%.)
119,991
(34.55%.)
運転資金
265,084
(68.20%.)
233,366
(65.92%.)
225,421
(65.46%.)
238,227
(66.88%.)
227,257
(65.45%.)
388,682
(100.00%.)
354,036
(100.00%.)
344,338
(100.00%.)
356,208
(100.00%.)
347,248
(100.00%.)
合計
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(注)( )内は構成比です。
175
(6) 貸出金の担保別内訳
(単位:億円)
平成10年度
有価証券
債権
商品
不動産
その他
計
保証
信用
合計
(うち劣後特約付貸出金)
6,812
12,592
181
49,429
1,406
平成11年度
6,407
10,799
163
46,601
1,551
平成12年度
5,367
8,676
263
44,275
2,102
平成13年度
平成14年度
4,365
9,854
336
44,367
2,322
3,366
9,647
525
40,896
3,628
70,421
65,523
60,686
61,246
58,063
106,494
211,766
103,019
185,493
101,574
182,076
103,244
191,717
108,425
180,759
388,682
(1,209)
354,036
(1,060)
344,338
(1,463)
356,208
(1,053)
347,248
(960)
(7) 中小企業等に対する貸出金(国内店)
総貸出金残高 (A)
貸出先数
貸出金残高
消費者ローン残高
うち住宅ローン残高
中小企業等貸出金残高 (B)
貸出先数
貸出金残高
比率 (B)/(A)
貸出先数
貸出金残高
(単位:件、億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
1,173,615
317,170
1,149,125
304,810
1,106,873
290,578
1,063,645
298,511
1,040,709
296,569
65,783
58,321
65,868
58,946
64,865
58,595
67,398
61,697
71,993
66,936
1,166,207
206,952
1,144,042
206,290
1,101,953
188,024
1,058,895
180,047
1,036,160
172,008
99.36%.
65.24%.
99.55%.
67.67%.
99.55%.
64.70%.
99.55%.
60.31%.
99.56%.
57.99%.
(注) 1. 貸出金残高には、特別国際金融取引勘定分は含まれていません。
2. 中小企業等とは、資本金3億円(ただし、卸売業は1億円、小売業、サービス業は5,000万円)以下の会社又は常用する従業員が300人(ただし、卸売業は100人、小売業は50人、サービス
業は100人)以下の会社及び個人です。
なお、平成11年12月3日に「中小企業基本法等の一部を改正する法律(平成11年法律第146号)」が公布・施行され、
「中小企業」の範囲が拡大されたことに伴い、平成11年度以降の金額
等は改正後の中小企業の範囲により記載しています。
(8) 特定海外債権残高
(単位:億円、カ国)
平成10年度
東
京
三
菱
銀
行
アルゼンチン
インドネシア
コロンビア
ベネズエラ
パキスタン
その他
(総資産に対する割合)
合計
対象国数
ー
1,172
ー
ー
109
265
(0.22%.)
1,547
10
平成11年度
ー
735
ー
ー
69
28
(0.12%.)
834
14
平成12年度
ー
763
ー
ー
72
20
(0.10%.)
856
11
平成13年度
平成14年度
727
423
ー
ー
26
21
241
214
54
15
4
8
(0.16%.)
1,199
(0.07%.)
538
10
9
(9) リスク管理債権の状況
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
リスク管理債権額については、部分直接償却後の金額を記載しています。
① リスク管理債権
(単位:億円)
平成10年度
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
合計
貸出金残高
貸出金に占める比率
1,848
15,185
968
2,774
平成11年度
786
12,983
466
2,986
平成12年度
852
14,813
229
16,046
平成13年度
平成14年度
895
14,271
160
15,202
473
8,254
170
10,388
20,776
17,223
31,941
30,530
19,287
388,682
354,036
344,338
356,208
347,248
5.34%.
4.86%.
9.27%.
8.57%.
5.55%.
(注) 1. 未収利息の会計処理については、資産の自己査定により、破綻懸念先、実質破綻先及び破綻先に分類した債務者に対する債権に係る未収利息を収益不計上としています。
2. 償却の会計処理については、資産の自己査定によりⅣ分類(無価値または回収不能)
と認定した債権を直接償却しています。
176
② リスク管理債権に対する引当率
(単位:億円)
平成10年度
貸倒引当金(A)
リスク管理債権(B)
引当率(A)/(B)
平成11年度
10,200
20,776
49.09%.
平成12年度
8,200
17,223
47.61%.
平成13年度
9,947
31,941
31.14%.
平成14年度
10,358
30,530
33.92%.
8,093
19,287
41.96%.
(注) 貸倒引当金には、
リスク管理債権以外の債権に対応する引当金が含まれているほか、担保・保証等による保全については考慮されていません。
2. 貸倒引当金の期末残高及び期中増減額
(単位:億円)
平成12年度
期末残高
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
特定海外債権引当勘定
合計
平成13年度
期首残高
平成14年度
期中増加額
期中減少額
4,568
4,381
4,358
(△ 23)
4,381
5,468
(△ 32)
5,501
2,850
119
119
9,947
(△ 56)
10,003
期末残高
期首残高
期中増加額
期中減少額
期末残高
4,568
(31)
4,537
5,065
4,537
5,065
2,821
5,530
(34)
5,496
2,201
4,795
2,902
259
119
259
259
125
259
125
7,678
7,323
10,358
(65)
10,292
7,392
9,591
8,093
(注) 期首残高欄の( )内の計数は、為替換算差額です。
3. 金融再生法に基づく資産査定額
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危険債権
要管理債権
4,213
13,651
3,742
2,446
12,511
3,452
2,512
15,802
16,275
3,223
14,420
15,362
1,366
7,720
10,559
計
21,607
18,411
34,590
33,006
19,645
正常債権
446,702
403,940
376,313
384,003
374,003
合計
468,310
422,351
410,904
417,010
393,649
4.61%.
4.35%.
8.41%.
7.91%.
4.99%.
開示債権比率
(注)「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」
(平成10年法律第132号)第6条に基づき、貸借対照表の貸付有価証券、貸出金及び外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金並びに
支払承諾見返の各勘定について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分し、開示しています。
1.「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」
とは、破産、会社更生、再生手続等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権です。
2.「危険債権」
とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権です。
3.「要管理債権」
とは、3カ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権です。
4.「正常債権」
とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権です。
4. 有価証券の状況
(1) 有価証券期末残高
(単位:億円)
平成10年度
国内業務部門
国債
地方債
社債
株式
その他の証券
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
22,425
1,102
7,748
42,708
746
36,624
1,427
9,014
49,147
995
76,617
2,412
8,909
52,495
1,258
75,448
4,232
11,607
39,122
2,030
84,237
4,095
12,424
26,211
2,460
74,733
(74.64%)
97,208
(81.86%)
141,693
(80.88%)
132,441
(81.21%)
129,429
(79.16%)
19,658
5,461
266
16,278
5,049
211
27,202
5,480
823
24,036
5,485
1,130
27,925
5,227
927
計
25,386
(25.36%)
21,540
(18.14%)
33,506
(19.12%)
30,652
(18.79%)
34,080
(20.84%)
合計
100,119
(100.00%)
118,748
(100.00%)
175,200
(100.00%)
163,093
(100.00%)
163,510
(100.00%)
計
国際業務部門
債券
株式
その他の証券
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(注)1.( )内は構成比です。
2. 平成12年度までは、自己株式は、国内業務部門の「株式」に含めて記載しています。
177
(2) 有価証券平均残高
(単位:億円)
平成10年度
国内業務部門
国債
地方債
社債
株式
その他の証券
計
国際業務部門
債券
株式
その他の証券
計
合計
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
16,266
1,203
7,328
40,855
666
66,320
(68.61%)
39,170
1,332
8,556
45,236
782
95,079
(80.24%)
80,744
1,645
8,243
50,128
1,279
142,040
(83.65%)
57,135
3,491
9,645
45,061
2,274
117,609
(78.96%)
84,825
4,112
11,922
35,534
2,981
139,377
(82.42%)
23,668
6,009
664
30,342
(31.39%)
96,663
(100.00%)
17,942
5,249
225
23,418
(19.76%)
118,497
(100.00%)
22,066
5,125
567
27,759
(16.35%)
169,799
(100.00%)
25,012
5,312
1,020
31,345
(21.04%)
148,955
(100.00%)
23,472
5,219
1,040
29,731
(17.58%)
169,108
(100.00%)
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 貸付有価証券は、有価証券の種類ごとに区分して記載しています。
3. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、
「月次の外貨平均残高に当該月末TT仲値を乗じることにより平均残高を算出する方式」等により算出しています。
4. 平成12年度までは、自己株式は、国内業務部門の「株式」に含めて記載しています。
(3) 有価証券の残存期間別残高
(単位:億円)
平成10年度
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
178
国債
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
地方債
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
社債
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
株式
期間の定めのないもの
計
その他の証券
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
貸付有価証券
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
1,880
4,508
10,390
3,571
1,799
274
ー
22,425
11,818
10,224
12,631
888
1,024
35
ー
36,624
48,868
8,591
9,987
2,945
6,223
ー
ー
76,617
32,530
16,723
22,883
642
2,668
ー
ー
75,448
26,562
23,209
16,077
9,035
6,719
2,632
ー
84,237
27
103
256
242
457
14
ー
1,102
197
151
462
371
236
7
ー
1,427
32
545
1,082
532
219
ー
ー
2,412
50
1,907
1,452
572
249
ー
ー
4,232
498
2,093
1,214
189
98
ー
ー
4,095
1,342
2,529
2,650
683
533
10
ー
7,748
1,801
1,781
4,006
1,114
300
9
ー
9,014
611
4,329
3,519
336
101
10
ー
8,909
1,141
6,546
3,241
381
286
9
ー
11,607
1,861
5,809
3,988
662
92
9
ー
12,424
42,708
42,708
49,147
49,147
52,495
52,495
39,122
39,122
26,211
26,211
2,778
4,764
5,211
1,509
4,376
1,361
6,130
26,133
2,017
4,335
4,036
636
4,417
1,261
5,829
22,535
1,691
4,172
8,138
1,742
6,676
5,007
7,335
34,765
4,541
6,095
5,166
955
3,832
3,560
8,530
32,682
2,718
8,405
4,050
3,507
2,031
7,053
8,773
36,541
ー
ー
0
ー
ー
ー
ー
0
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
(注) 平成12年度までは、自己株式は、
「株式」に含めて記載しています。
5. 支払承諾期末残高
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
手形引受
信用状発行
債務保証
153
14,665
48,189
154
12,423
41,963
148
9,881
44,155
174
8,398
42,890
171
8,554
29,230
合計
63,008
54,541
54,185
51,463
37,956
6. 支払承諾見返の担保別内訳
(単位:億円)
平成10年度
有価証券
債権
商品
不動産
その他
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
213
528
28
601
594
206
519
29
359
1,154
139
202
38
523
1,487
143
488
57
471
902
107
599
200
509
726
1,966
2,269
2,390
2,063
2,143
保証
信用
7,363
53,678
6,140
46,131
4,097
47,697
5,032
44,367
4,409
31,403
合計
63,008
54,541
54,185
51,463
37,956
計
7. 預金の状況
(1) 預金種類別期末残高
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
国内業務部門
流動性預金
定期性預金
うち財形預金
固定自由金利定期預金
変動自由金利定期預金
その他の預金
116,381
169,830
4,620
169,487
123
4,827
135,212
166,224
4,659
165,942
107
5,006
141,316
164,769
4,678
164,507
91
2,822
207,982
151,289
4,706
151,081
73
2,134
240,624
147,736
4,956
147,461
59
5,218
小計
291,039
306,444
308,908
361,406
393,580
27,817
18,366
21,175
15,908
25,099
318,857
(73.87%.)
324,810
(77.75%.)
330,084
(73.14%.)
377,315
(79.92%.)
418,679
(82.83%.)
9,634
64,075
33,091
9,433
54,428
26,227
10,147
74,149
32,482
9,873
47,094
35,046
9,858
39,925
34,907
106,801
90,089
116,780
92,014
84,691
5,983
2,883
4,467
2,815
2,101
譲渡性預金
計
国際業務部門
流動性預金
定期性預金
その他の預金
小計
譲渡性預金
計
112,784
(26.13%.)
92,973
(22.25%.)
121,247
(26.86%.)
94,829
(20.08%.)
86,792
(17.17%.)
合計
431,641
(100.00%.)
417,783
(100.00%.)
451,331
(100.00%.)
472,144
(100.00%.)
505,472
(100.00%.)
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
3. 定期性預金=定期預金+定期積金
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
179
(2) 預金種類別平均残高
(単位:億円)
平成10年度
国内業務部門
流動性預金
定期性預金
うち財形預金
固定自由金利定期預金
変動自由金利定期預金
その他の預金
小計
譲渡性預金
計
国際業務部門
流動性預金
定期性預金
その他の預金
小計
譲渡性預金
計
合計
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
96,109
171,229
4,604
170,858
125
2,246
269,586
47,118
316,704
(69.08%.)
131,721
171,352
4,658
171,036
116
2,301
305,375
20,150
325,526
(76.29%.)
131,257
166,161
4,683
165,893
100
2,248
299,667
18,450
318,118
(72.69%.)
157,745
163,999
4,712
163,768
82
2,342
324,087
12,822
336,909
(74.86%.)
222,133
149,018
4,977
148,819
66
2,354
373,506
17,849
391,355
(81.11%.)
9,190
79,028
43,501
131,720
10,057
141,777
(30.92%.)
458,482
(100.00%.)
9,104
59,683
28,853
97,642
3,507
101,149
(23.71%.)
426,675
(100.00%.)
10,492
73,705
31,318
115,516
3,977
119,494
(27.31%.)
437,612
(100.00%.)
11,082
63,103
35,044
109,231
3,900
113,131
(25.14%.)
450,041
(100.00%.)
9,735
43,375
35,929
89,040
2,091
91,132
(18.89%.)
482,488
(100.00%.)
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、
「月次の外貨平均残高に当該月末TT仲値を乗じることにより平均残高を算出する方式」等により算出しています。
(3) 定期預金の残存期間別残高
(単位:億円)
平成10年度
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
定期預金
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
合計
固定自由金利定期預金
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
変動自由金利定期預金
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
その他
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
平成12年度
平成13年度
平成14年度
120,950
29,905
36,588
20,158
14,341
11,903
233,847
102,734
37,575
37,117
18,015
15,719
9,437
220,599
125,970
33,561
41,774
16,136
14,912
6,510
238,865
93,650
29,577
40,140
17,550
12,284
5,134
198,337
85,094
27,801
40,109
15,072
13,456
6,089
187,622
70,576
26,444
33,393
19,085
12,883
7,104
62,701
32,148
34,391
16,370
14,805
5,525
63,785
27,200
38,769
15,520
14,182
5,049
54,706
24,437
38,294
16,973
12,214
4,453
50,897
24,271
38,961
14,745
13,013
5,570
3
2
52
43
21
0
11
10
17
37
30
0
10
5
22
34
19
ー
4
5
20
32
11
ー
6
5
15
18
14
0
50,370
3,458
3,142
1,029
1,435
4,798
40,021
5,416
2,708
1,607
883
3,912
62,174
6,355
2,982
581
710
1,460
38,938
5,134
1,825
545
58
680
34,190
3,524
1,132
308
428
519
(注) 積立定期預金は含んでいません。
(4) 預金者別預金残高(国内店)
(単位:億円)
平成10年度
個人預金
法人預金
その他
合計
180
平成11年度
181,592
(55.25%.)
112,357
(34.18%.)
34,724
(10.57%.)
328,674
(100.00%.)
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 譲渡性預金は含まず、特別国際金融取引勘定分を含んでいます。
平成11年度
191,757
(57.02%.)
115,006
(34.20%.)
29,508
(8.78%.)
336,271
(100.00%.)
平成12年度
199,748
(58.46%.)
116,820
(34.19%.)
25,097
(7.35%.)
341,666
(100.00%.)
平成13年度
232,644
(58.69%.)
137,422
(34.67%.)
26,303
(6.64%.)
396,370
(100.00%.)
平成14年度
254,831
(59.49%.)
147,566
(34.45%.)
25,945
(6.06%.)
428,343
(100.00%.)
8. 東京三菱銀行債券の状況
(1) 東京三菱銀行債券の発行残高
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
割引債券
利付債券
財形債券
17,511
32,762
328
15,715
29,749
317
13,713
20,448
300
8,251
14,507
275
ー
6,360
ー
合計
50,273
45,465
34,161
22,758
6,360
(注) 利付債券には、
「利付東京三菱銀行債券(利子一括払)」を含んでいます。
(2) 東京三菱銀行債券の平均残高
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
割引債券
利付債券
財形債券
17,574
36,244
330
16,613
32,873
322
14,590
24,679
307
11,343
18,092
288
3,870
9,592
ー
合計
53,818
49,487
39,270
29,435
13,463
(注) 利付債券には、
「利付東京三菱銀行債券(利子一括払)」を含んでいます。
(3) 東京三菱銀行債券の残存期間別残高
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
1 年以下
割引債券
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
26,033
17,511
18,179
6,061
26,970
15,715
14,742
3,751
20,352
13,713
11,914
1,895
16,074
8,251
3,827
2,856
3,666
ー
2,693
ー
合計
50,273
45,465
34,161
22,758
6,360
(注) 利付債券には、
「利付東京三菱銀行債券(利子一括払)」を含んでいます。
● 債券
「債券」には、利付金融債(3年、5年)
と割引金融債(1年)があります。割引金融債は額面金額から利息に相当する割引料を差し引いた価額で発行し、その割引料のうち翌期以降の期間に対応する分
を、貸借対照表の「債券繰延資産」
(債券発行差金)
として繰り延べています。また、割引料のうち当期に対応する分は、損益計算書の「債券発行差金償却」で費用処理しています。
9. 預貸率・預証率
(単位:%)
平成10年度
預貸率
期末残高
期中平均
預証率
期末残高
期中平均
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
国内業務部門
国際業務部門
全店
82.44
74.78
80.65
79.63
63.63
76.42
77.00
52.66
70.92
72.16
71.18
71.97
67.75
68.30
67.84
国内業務部門
国際業務部門
全店
81.35
80.41
81.09
80.29
64.93
77.02
80.49
52.47
73.47
75.52
59.11
71.65
70.79
67.57
70.20
国内業務部門
国際業務部門
全店
20.24
22.50
20.77
26.25
23.16
25.63
38.90
27.63
36.08
33.10
32.32
32.95
30.45
39.26
31.94
国内業務部門
国際業務部門
全店
17.89
21.40
18.86
25.35
23.15
24.88
39.74
23.23
35.60
32.10
27.70
31.06
34.42
32.62
34.09
(注) 預金には譲渡性預金及び債券を含んでいます。
10. 1店舗当たりの貸出金、預金・債券残高
平成10年度
貸出金
うち国内店
海外店
預金・債券
うち国内店
海外店
1,104
1,041
1,508
1,369
1,333
1,598
東
京
三
菱
銀
行
(単位:億円)
平成11年度
1,056
1,049
1,106
1,382
1,374
1,435
平成12年度
1,066
1,041
1,221
1,503
1,422
2,011
平成13年度
1,134
1,105
1,311
1,576
1,611
1,360
平成14年度
1,149
1,140
1,206
1,694
1,768
1,238
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(注) 1. 預金には譲渡性預金を含んでいます。
2. 出張所及び特別出張所を除いた店舗数により算出しています。
181
11. 従業員1人当たりの貸出金、預金・債券等残高
平成10年度
貸出金
うち国内店
海外店
預金・債券
うち国内店
海外店
総資産
当期純利益(千円)
(単位:億円)
平成11年度
18
19
14
23
25
15
33
2,173
平成12年度
17
19
10
22
25
13
32
3,757
平成13年度
17
19
12
25
26
20
40
ー
平成14年度
18
20
12
26
30
13
39
ー
18
21
10
27
33
11
38
ー
(注) 1. 預金には譲渡性預金を含んでいます。
2. 従業員数は期中平均人員を使用しています。なお、国内店の従業員数には本部人員を含んでいます。
3. 平成12年度、平成13年度及び平成14年度は、当期純損失となったため、従業員1人当たりの当期純利益は記載していません。
12. 単体自己資本比率(国際統一基準)
平成 14 年度より当行は単体自己資本比率の算定に関する内部管理体制について、監査法人トーマツの外部監査を受け、調査報告書を受領しています。なお、当該外部監査は日本公認会計
士協会業種別監査委員会報告第 30 号に基づき、監査法人トーマツが当行との間で合意された調査手続を実施し、その結果を報告する業務です。また、
「一般に公正妥当と認められる監査の
基準」に基づく監査ではなく、合意された手続の実施対象である内部管理体制及びそれに関連する単体自己資本比率に関して監査意見の表明を受けたものではありません。
(単位:億円)
平成10年度
基本的項目
補完的項目
準補完的項目
控除項目
資本金
うち非累積的永久優先株
新株式払込金
資本準備金
その他資本剰余金
利益準備金
任意積立金
次期繰越利益
その他
その他有価証券の評価差損(△)
自己株式払込金
自己株式(△)
営業権相当額(△)
平成12年度
平成13年度
平成14年度
7,859
1,221
ー
5,959
ー
1,744
10,704
643
ー
ー
ー
ー
ー
7,859
1,221
ー
5,959
ー
1,837
8,819
281
ー
ー
ー
ー
ー
7,859
1,221
ー
5,959
ー
1,900
5,929
180
ー
ー
ー
ー
ー
8,719
1,221
ー
6,819
ー
1,900
4,757
167
ー
2,444
ー
ー
ー
26,506
26,911
24,756
21,828
19,919
ー
4,211
ー
5,416
ー
ー
ー
ー
ー
ー
計 (A)
うちステップ・アップ金利条項付の
優先出資証券(注 3)
有価証券含み益の 45%相当額
その他有価証券の貸借対照表計上額の合計額から
帳簿価額の合計額を控除した額の 45%
土地の再評価額と再評価の直前の
帳簿価額の差額の 45%相当額
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
うち永久劣後債務(注 4)
うち期限付劣後債務及び期限付優先株(注 5)
ー
ー
2,429
290
ー
1,663
3,144
19,059
ー
ー
1,580
3,208
18,741
5,184
13,556
1,542
4,358
18,778
4,889
13,888
1,519
4,568
17,825
5,311
12,514
1,489
5,065
15,293
4,728
10,564
計
うち自己資本への算入額
短期劣後債務(注 6)
うち自己資本への算入額
控除項目(注 7)
28,079
26,506
ー
ー
ー
28,946
26,911
ー
ー
19
27,109
24,756
ー
ー
477
24,204
21,828
ー
ー
51
21,848
19,685
300
234
46
(F)
53,012
403,761
40,843
444,604
53,803
383,552
36,071
419,623
49,036
384,615
46,950
431,566
43,606
368,108
45,809
413,918
39,792
342,162
42,211
384,374
(G)
(H)
1,737
139
2,049
163
3,023
241
6,541
523
(I)
446,342
11.87%
421,673
12.75%
434,589
11.28%
420,459
10.37%
4,098
327
388,472
東
京
三
菱
銀
行
自己資本額
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
計 (F)+(G)
単体自己資本比率(国際統一基準) (E)/( I ) x 100
182
平成11年度
7,859
1,221
ー
5,959
ー
1,651
5,262
5,773
ー
ー
ー
ー
ー
(A)+(B)+(C)−(D)
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引項目
信用リスク・アセットの額
リスク・アセット等 マーケット・リスク相当額に
係る額((H)/ 8%)
(参考)マーケット・リスク相当額
(B)
(C)
(D)
(E)
10.24%
(注) 1. 単体自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づいて算出したものであり、日本基準に基づく財務諸表をベースにしています。なお、当行は、国際統一
基準を適用のうえ、マーケット・リスク規制を導入しています。
2. 平成11年度から準備金・積立金等は、当該年度の未処分利益処分額加算後の金額を記載しています。
3. 告示第14条第2項に掲げるもの、すなわち、ステップ・アップ金利等の特約を付すなど償還を行う蓋然性を有する株式等(海外特別目的会社の発行する優先出資証券を含む)です。
4. 告示第15条第1項第4号に掲げる負債性資本調達手段で次に掲げる性質のすべてを有するものです。
(1)無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2)一定の場合を除き、償還されないものであること
(3)業務を継続しながら損失の補てんに充当されるものであること
(4)利払い義務の延期が認められるものであること
5. 告示第15条第1項第5号及び第6号に掲げるものです。ただし、期限付劣後債務は契約時における償還期間が5年を超えるものに限られています。
6. 告示第16条に掲げる劣後債務で次に掲げる性質のすべてを有するものです。
(1)無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2)契約時における償還期間が2年以上のものであること
(3)約定された償還期日以前に償還されないものであること
(4)銀行が当該劣後債務の元利払いを行った後においても自己資本比率が8パーセント以上となる場合を除き、元利払いを行わないとの特約が付されていること
7. 告示第17条第1項に掲げる他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額です。
単体情報:その他業務の状況
1. 外貨建資産残高
(単位:百万米ドル)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
国内店
海外店
94,725
109,482
93,941
115,502
108,038
114,686
93,002
94,566
124,612
95,215
合計
204,207
209,443
222,724
187,568
219,827
(注) 外貨額は期末日の対米ドル換算レート
(仲値)で引き直しています。
2. 内国為替取扱高
(単位:千口、億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
口数
金額
102,494
4,704,220
109,240
3,862,388
111,623
4,119,854
113,719
3,475,885
118,004
3,457,592
口数
金額
113,056
4,930,178
117,161
4,029,029
122,903
4,183,731
127,958
4,305,370
135,071
3,607,277
口数
金額
3,225
85,247
3,080
77,152
2,787
73,409
2,581
66,102
2,476
62,825
各地より受けた分
口数
金額
2,374
72,248
2,262
61,443
2,016
57,823
1,885
52,543
1,839
50,271
合計
口数
金額
221,151
9,791,894
231,743
8,030,015
239,330
8,434,819
246,143
7,899,901
257,391
7,177,966
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
送金為替
各地へ向けた分
各地より受けた分
代金取立
各地へ向けた分
3. 外国為替取扱高
仕向為替
被仕向為替
(単位:百万米ドル)
輸出手形買取等
その他
74,338
977,179
76,849
954,952
48,084
1,102,775
80,642
1,129,343
140,354
1,132,994
計
1,051,518
1,031,801
1,150,860
1,209,986
1,273,349
輸入手形決済等
その他
41,201
1,427,255
52,558
1,217,197
53,164
1,454,078
43,050
1,332,938
52,012
1,627,020
計
1,468,457
1,269,755
1,507,243
1,375,989
1,679,032
2,519,976
2,301,557
2,658,103
2,585,975
2,952,381
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
合計
(注) 海外店分を含んでいます。
4. 公共債の引受実績
(単位:億円)
国債
地方債
政府保証債
2,368
1,662
712
2,767
1,876
714
2,556
1,469
945
3,157
1,298
649
2,806
1,163
752
合計
4,744
5,359
4,971
5,106
4,722
5. 国債等公共債及び証券投資信託の窓口販売実績
平成10年度
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
国債
地方債・政府保証債
293
0
436
0
500
8
672
9
1,500
35
合計
293
436
509
681
1,535
59
1,317
1,903
2,966
2,565
証券投資信託
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(注) 証券投資信託の窓口販売は、平成10年12月1日から実施しています。
183
店舗・人員の状況
1. 国内店舗・海外拠点数
(単位:店、カ所)
平成10年度
国内
海外
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
本支店
出張所
代理店
305
27
2
291
26
2
279
31
2
270
24
2
260
21
1
計
334
319
312
296
282
支店
出張所
駐在員事務所
47
15
20
44
13
18
44
14
18
44
14
17
42
13
17
計
82
75
76
75
72
(注) 1. 上記のほかに、成田空港支店新東京国際空港出張所(両替所)、大阪支店関西国際空港出張所(両替所)、ダイレクト・ローンプラザ及び店舗外現金自動設備を設置しています。
2. 平成14年度の店舗外現金自動設備は13,101カ所です。このなかには、コンビニエンスストア等に設置した共同出張所12,620カ所が含まれています。
2. 従業員の状況
●旧基準
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
従業員数
17,878 人
17,412 人
16,556 人
15,720 人
15,179 人
平均年齢
37 歳 03 カ月
37 歳 03 カ月
37 歳 07 カ月
38 歳 00 カ月
37 歳 11 カ月
平均勤続年数
15 年 03 カ月
15 年 02 カ月
15 年 06 カ月
15 年 10 カ月
15 年 18 カ月
平均給与月額
485,108 円
481,406 円
490,462 円
497,421 円
493,325 円
平成12年度
平成13年度
平成14年度
(注) 1. 従業員数には以下の嘱託、臨時従業員等及び海外現地採用者は含んでいません。
平成10年度
嘱託、臨時従業員等、海外現地採用者
4,778
(単位:人)
平成11年度
4,320
4,311
4,351
4,541
2. 平均給与月額は、3月の税込定例給与(時間外勤務手当を含む)であり、賞与は含んでいません。
3. 従業員の定年は、満60歳に達したときとしています。
●新基準
平成10年度
従業員数
平成11年度
19,780 人
平成12年度
平成13年度
平成14年度
18,979 人
18,258 人
18,024 人
平均年齢
36 歳 05 カ月
36 歳 10 カ月
37 歳 04 カ月
37 歳 03 カ月
平均勤続年数
14 年 05 カ月
14 年 09 カ月
15 年 02 カ月
15 年 10 カ月
平均年間給与
7,806,858 円
8,099,980 円
8,063,619 円
7,841,331 円
(注) 1.
2.
3.
4.
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
184
従業員数は、東京三菱銀行から他社への出向者を含まず、他社から東京三菱銀行への出向者を含んでいます。また、海外での現地採用者を含み、嘱託及び臨時従業員等を含んでいません。
平均年齢、平均勤続年数、平均年間給与は、海外の現地採用者、他社から東京三菱銀行への出向者を含んでいません。
平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。
東京三菱銀行の従業員組合は、東京三菱銀行従業員組合と称し、組合員数は平成14年度末で12,819人です。
労使間において、特記すべき事項はありません。
5. 平成11年度から
「企業内容等の開示に関する省令」附則(平成11年大蔵省令第15号)第4項に基づき、開示しています。
3. 採用人員
(単位:人)
平成11年度
採用人員
合計
男性
女性
平成12年度
平成13年度
平成14年度
平成15年度
268
729
139
440
180
285
200
539
192
333
997
579
465
739
525
資本・株式の状況
1. 資本金の推移
年月日
増資額(千円)
増資後資本金(千円)
平成 10 年 03 月 31 日
5,586,607
663,869,618
平成 11 年 01 月 21 日
122,100,000
785,969,618
平成 11 年 03 月 31 日
一
785,969,618
平成 12 年 03 月 31 日
一
785,969,618
平成 13 年 03 月 31 日
一
785,969,618
平成 14 年 03 月 31 日
一
785,969,618
平成 15 年 03 月 28 日
86,003,500
871,973,118
平成 15 年 03 月 31 日
一
摘 要
転換社債の転換(平成 9 年 4 月 1 日∼平成 10 年 3 月 31 日)
有償 第三者割当 81,400 千株 (優先株式)
有償 第三者割当 344,014 千株
(普通株式)
発行価額 3,000 円
資本組入額 1,500 円
発行価額 500 円
資本組入額 250 円
871,973,118
2. 発行済株式総数の推移
年月日
増資株数(千株)
増資後発行済株式総数(千株)
平成 10 年 03 月 31 日
8,627
4,675,455
平成 11 年 01 月 21 日
81,400
4,756,855
平成 11 年 03 月 31 日
一
4,756,855
平成 12 年 03 月 31 日
一
4,756,855
平成 13 年 03 月 31 日
一
4,756,855
平成 14 年 03 月 31 日
一
4,756,855
平成 15 年 03 月 28 日
344,014
5,100,869
平成 15 年 03 月 31 日
一
摘 要
転換社債の転換(平成 9 年 4 月 1 日∼平成 10 年 3 月 31 日)
有償 第三者割当 81,400 千株 (優先株式)
有償 第三者割当 344,014 千株
(普通株式)
発行価額 3,000 円
資本組入額 1,500 円
発行価額 500 円
資本組入額 250 円
5,100,869
3. 株式の所有者別状況
(1) 普通株式
区分
(平成15年3月31日現在)
株主数
所有株式数
割合
政府および地方公共団体
金融機関
証券会社
その他の法人
外国法人等
個人その他
一人
一
一
1
一
一
一 千単元
一
一
5,019
一
一
一%
一
一
100.00
一
一
合計
1
5,019
100.00
(注) 1単元の株式数は1,000株です。
(2) 優先株式
区分
(平成15年3月31日現在)
株主数
所有株式数
割合
政府および地方公共団体
金融機関
証券会社
その他の法人
外国法人等
個人その他
ー人
ー
ー
1
ー
ー
ー 千単元
ー
ー
81
ー
ー
ー%
ー
ー
100.00
ー
ー
合計
1
81
100.00
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(注) 1単元の株式数は1,000株です。
1 単位の株式数は 1,000 株です。なお、上記のほか単位未満株式が 17,877 千株あります。
185
4. 配当金の推移
平成10年度
1株当たりの配当額(普通株式)
うち中間配当額
1株当たりの配当額(優先株式)
うち中間配当額
配当性向
(注) 配当性向=
普通株式配当金総額
当期純利益−優先株式配当金総額
平成11年度
8.50 円
(4.25 円)
15.87 円
(ー )
90.13 %
平成12年度
8.50 円
(4.25 円)
82.50 円
(41.25 円)
57.11 %
平成13年度
8.50 円
(4.25 円)
82.50 円
(41.25 円)
ー
平成14年度
13.71 円
(10.71 円)
82.50 円
(41.25 円)
ー
4.73 円
(ー )
82.50 円
(ー )
ー
X 100
5. 株価の推移
(1) 普通株式
当株式は、証券取引所に上場されていません。
また、店頭売買有価証券として日本証券業協会に登録されていません。
(2) 優先株式
当株式は、証券取引所に上場されていません。
また、店頭売買有価証券として日本証券業協会に登録されていません。
6. 大株主
(1) 普通株式
株主名
株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ
合計
東
京
三
菱
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
186
(平成15年3月31日現在)
(2) 優先株式
所有株式数
(千株)
持株比率
(%)
株主名
5,019,469
5,019,469
100.00
100.00
株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ
合計
(平成15年3月31日現在)
所有株式数
(千株)
81,400
81,400
持株比率
(%)
100.00
100.00
主要な経営指標等の推移
(連結)
(単位:百万円)
平成10年度
連結経常収益
うち連結信託報酬
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
990,702
89,578
942,045
68,023
689,878
78,379
664,072
96,233
609,611
82,927
連結経常利益(△は連結経常損失)
△177,983
122,775
9,332
△56,484
△200,564
連結当期純利益(△は連結当期純損失)
△162,781
45,103
14,399
△87,657
△97,369
連結純資産額
812,352
847,696
956,907
746,687
691,594
連結総資産額
17,620,647
16,561,914
18,682,278
20,901,159
21,198,661
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
(△は1株当たり当期純損失)
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
連結自己資本比率(国際統一基準)
470.20 円
497.34円
581.21 円
352.86円
295.94 円
△124.99円
33.38円
9.81円
△62.61円
△63.52 円
―
11.65%
連結自己資本利益率
―
連結株価収益率
―
29.90円
9.20円
11.27%
12.06%
6.90%
1.81%
ー
10.83%
ー
12.00 %
ー
ー
28.52倍
営業活動によるキャッシュ・フロー
172,253
962,479
667,097
1,248,055
投資活動によるキャッシュ・フロー
△112,768
△961,879
△597,812
△1,034,432
財務活動によるキャッシュ・フロー
19,752
△22,558
△10,058
29,568
241,717
220,257
341,095
581,171
現金及び現金同等物の期末残高
163,760
連結子会社数
30 社
27社
25 社
31社
30 社
持分法適用会社数
17 社
15社
15 社
15社
13 社
従業員数
合算信託財産額
7,281人
34,429,467
7,243人
36,444,087
8,274人
50,221,692
7,266 人
50,810,455
(注)1. 平成10年度の連結財務諸表における子会社・関連会社の範囲及び税効果会計については、それぞれ「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則の一部を改正する省令」
(平成
10年大蔵省令第136号)附則第2項及び「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する省令」
(平成10年大蔵省令第173号)附則第3項に基づき、これらの省
令により改正された連結財務諸表規則を適用しています。
2. 三菱信託銀行及び国内連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。
3. 平成13年度以前の1株当たり純資産額は、期末連結純資産額から
「期末発行済優先株式数×発行価額」を控除した金額を、期末発行済普通株式数(「自己株式」を除く)で除して算出しています。
4. 平成13年度以前の1株当たり当期純利益(又は当期純損失)は、連結当期純利益(又は連結当期純損失)から該当期の優先株式配当金総額を控除した金額を、期中平均発行済普通株式数(「自
己株式」を除く)で除して算出しています。
5. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、純損失が計上された該当期においては記載していません。
6. 平成14年度から、
「1株当たり純資産額」
「1株当たり当期純利益」及び「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」
(以下「1株当たり情報」
という)の算定に当たっては、
「1株当たり当期純利益に
関する会計基準」
(企業会計基準第2号)及び「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第4号)を適用しています。
7. 連結自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づき算出しています。なお、三菱信託銀行は国際統一基準を採用しています。
8. 連結自己資本利益率は、純損失が計上された該当期においては記載していません。
9. 連結株価収益率は、平成10年度は連結当期純損失が計上されているので、記載していません。また、三菱信託銀行は平成13年3月27日に東京証券取引所市場第一部及び大阪証券取引所
市場第一部での普通株式の上場を廃止したため、平成12年度以降の連結株価収益率は算出していません。
10. 合算信託財産額は、
「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務に係る信託財産額(平成14年度においては職務分担型共同受託方式により受託している信託財産を含
む)を記載しています。なお、該当する信託業務を営む会社は三菱信託銀行1社です。
11. 三菱信託銀行は平成13年10月1日に日本信託銀行及び東京信託銀行と、三菱信託銀行を存続会社として合併しました。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
187
連結財務諸表
三菱信託銀行の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書、連結キャッシュ・フロー計算書及
び連結附属明細表は、証券取引法第193条の2の規定に基づき、新日本監査法人の監査証明を受けています。以下の連結貸借対照
表、連結損益計算書、連結剰余金計算書及び連結キャッシュ・フロー計算書は、上記の連結財務諸表に基づいて作成しています。
1. 連結貸借対照表
(単位:百万円)
(単位:百万円)
平成13年度
平成13年度
平成14年度
(平成14年3月31日現在)(平成15年3月31日現在)
(平成14年3月31日現在)(平成15年3月31日現在)
(負債の部)
(資産の部)
現金預け金
コールローン及び買入手形
債券貸借取引支払保証金
平成14年度
1,023,093
1,333,630
300,000
256,132
ー
1,535,155
買入金銭債権
9,175
16,418
特定取引資産
427,000
350,573
預金
譲渡性預金
11,250,776
10,986,946
1,283,592
1,453,650
コールマネー及び売渡手形
895,608
1,125,546
売現先勘定
468,757
333,746
ー
2,601,972
債券貸借取引受入担保金
ー
9,675
コマーシャル・ペーパー
460,000
451,000
有価証券
6,757,663
7,577,895
特定取引負債
109,665
125,897
貸出金
9,081,942
8,287,748
借用金
240,958
220,247
14,256
19,228
債券借入取引担保金
1,580,670
ー
その他資産
1,175,019
1,143,264
動産不動産
186,968
184,212
繰延税金資産
249,468
金銭の信託
外国為替
再評価に係る繰延税金資産
支払承諾見返
貸倒引当金
23,359
20,280
354,600
358,600
信託勘定借
2,282,224
1,401,617
債券貸付取引担保金
1,251,772
ー
353,929
その他負債
1,020,331
1,000,431
賞与引当金
4,042
4,418
13,157
9,261
4,985
1,593
490,893
410,230
△399,978
△281,027
外国為替
社債
退職給付引当金
債権売却損失引当金
日本国際博覧会出展引当金
繰延税金負債
再評価に係る繰延税金負債
支払承諾
負債の部合計
342
ー
ー
19
68
51
190
196
490,893
410,230
20,150,342
20,504,115
4,129
2,951
(少数株主持分)
少数株主持分
(資本の部)
資本金
305,143
ー
資本準備金
255,617
ー
再評価差額金
△7,700
ー
連結剰余金
210,676
ー
その他有価証券評価差額金
△13,396
ー
△3,653
ー
為替換算調整勘定
資本の部合計
三
菱
信
託
銀
行
資産の部合計
20,901,159
21,198,661
746,687
ー
資本金
ー
324,279
資本剰余金
ー
274,752
利益剰余金
ー
102,888
土地再評価差額金
ー
△2,071
その他有価証券評価差額金
ー
△3,228
為替換算調整勘定
ー
△5,025
資本の部合計
ー
691,594
20,901,159
21,198,661
負債、少数株主持分及び資本の部合計
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書及び連結キャッシュ・フロー計算書は、
「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸
表規則」
という)に基づいて作成していますが、資産及び負債並びに収益及び費用については、
「銀行法施行規則」
(昭和57年大蔵省令第10号)に定める分類に準じて記載しています。
188
2. 連結損益計算書
(単位:百万円)
平成13年度
3. 連結剰余金計算書
平成14年度
平成13年4月 1 日から 平成14年4月 1 日から
( 平成14年3月31日まで
) ( 平成15年3月31日まで )
経常収益
664,072
609,611
96,233
82,927
資金運用収益
425,647
貸出金利息
有価証券利息配当金
信託報酬
コールローン利息及び買入手形利息
平成14年度
平成13年4月 1 日から 平成14年4月 1 日から
( 平成14年3月31日まで
) ( 平成15年3月31日まで )
連結剰余金期首残高
312,190
ー
連結剰余金増加高
5,657
ー
367,962
合併に伴う剰余金増加高
5,271
ー
160,143
128,412
持分法適用会社の増加に伴う剰余金増加高
385
ー
168,445
166,982
連結剰余金減少高
19,513
ー
436
20
配当金
19,513
ー
買現先利息
0
0
債券貸借取引受入利息
ー
30,858
預け金利息
20,773
13,100
その他の受入利息
75,848
28,588
役務取引等収益
48,661
54,017
2,303
3,501
特定取引収益
(単位:百万円)
平成13年度
その他業務収益
32,264
60,104
その他経常収益
58,960
41,098
経常費用
720,556
810,175
資金調達費用
242,485
169,362
預金利息
110,092
55,466
当期純損失
87,657
ー
210,676
ー
資本剰余金期首残高
ー
255,617
資本剰余金増加高
ー
19,135
増資による新株の発行
ー
19,135
資本剰余金期末残高
ー
274,752
連結剰余金期末残高
(資本剰余金の部)
(利益剰余金の部)
利益剰余金期首残高
ー
210,676
利益剰余金減少高
ー
107,787
97,369
譲渡性預金利息
3,619
1,658
当期純損失
ー
コールマネー利息及び売渡手形利息
5,438
8,173
配当金
ー
4,683
806
2,261
土地再評価差額金取崩額
ー
5,551
持分法適用会社の減少に伴う剰余金減少高
ー
184
利益剰余金期末残高
ー
102,888
売現先利息
債券貸借取引支払利息
コマーシャル・ペーパー利息
借用金利息
社債利息
その他の支払利息
役務取引等費用
特定取引費用
その他業務費用
ー
39,027
52
252
2,810
3,951
7,648
6,223
112,017
52,347
6,020
7,146
ー
248
49,794
54,105
営業経費
173,610
179,737
その他経常費用
248,644
399,574
貸倒引当金繰入額
87,874
73,725
その他の経常費用
160,770
325,849
経常損失
56,484
200,564
特別利益
21,450
12,754
動産不動産処分益
償却債権取立益
その他の特別利益
特別損失
4,842
814
16,192
7,817
415
4,121
59,459
10,412
動産不動産処分損
1,928
4,096
その他の特別損失
57,531
6,316
税金等調整前当期純損失
94,492
198,221
3,688
3,989
ー
3,839
△11,072
△100,783
法人税、住民税及び事業税
還付法人税等
法人税等調整額
少数株主利益(△は少数株主損失)
当期純損失
548
△219
87,657
97,369
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
189
4. 連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
(単位:百万円)
平成13年度
平成14年度
平成13年4月 1 日から 平成14年4月 1 日から
( 平成14年3月31日まで
) ( 平成15年3月31日まで)
連結調整勘定償却額
持分法による投資損益(△)
貸倒引当金の増加額
投資損失引当金の増加額
債権売却損失引当金の増加額
有価証券の取得による支出
△5,150,425
△6,887,194
有価証券の売却による収入
3,218,378
4,658,469
15,779
14,355
有価証券の償還による収入
1,256,126
1,212,682
△1
△549
金銭の信託の増加による支出
ー
△20,000
960
1,335
金銭の信託の減少による収入
76,214
9,594
25,786
△118,554
動産不動産の取得による支出
△7,770
△14,141
△10
ー
動産不動産の売却による収入
△18,448
△342
4,000
376
退職給付引当金の増加額
1,832
△3,896
ー
19
資金運用収益
△425,647
△367,962
資金調達費用
242,485
169,362
26,390
196,266
2,314
724
△96,237
△64,741
△2,914
3,281
△9,631
76,426
△10,601
16,232
有価証券関係損益(△)
金銭の信託の運用損益(△)
為替差損益(△)
動産不動産処分損益(△)
特定取引資産の純増(△)減
特定取引負債の純増減(△)
貸出金の純増(△)減
410,898
788,743
預金の純増減(△)
472,042
△260,938
譲渡性預金の純増減(△)
368,877
170,178
△1,556
△8,239
借用金(劣後特約付借入金を除く)の純増減(△)
預け金(現金同等物を除く)の純増(△)減
コールローン等の純増(△)減
債券借入取引担保金の純増(△)減
債券貸借取引支払保証金の純増(△)減
ー
14,362
コマーシャル・ペーパーの純増減(△)
460,000
△9,000
債券貸付取引担保金の純増減(△)
148,555
ー
ー
1,382,478
外国為替(資産)の純増(△)減
信託勘定借の純増減(△)
379
△4,971
△3,423
△3,079
△1,265,660
△880,607
資金運用による収入
437,827
367,489
資金調達による支出
△268,060
△186,388
その他
△27,619
94,645
小計
670,765
1,248,579
△3,668
△524
667,097
1,248,055
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
190
36,624
△892,456
94,927
外国為替(負債)の純増減(△)
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
△71,757
ー
債券貸借取引受入担保金の純増減(△)
三
菱
信
託
銀
行
51,074
△90,674
1,208,996
コールマネー等の純増減(△)
(右上に続く)
平成14年4月 1 日から
△198,221
賞与引当金の増加額
日本国際博覧会出展引当金の増加額
平成13年4月 1 日から
( 平成14年3月31日まで ) ( 平成15年3月31日まで )
△94,492
税金等調整前当期純利益
減価償却費
平成14年度
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
(△は税金等調整前当期純損失)
平成13年度
投資活動によるキャッシュ・フロー
9,663
6,156
△597,812
△1,034,432
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
劣後特約付借入による収入
劣後特約付借入金の返済による支出
劣後特約付社債・転換社債の発行による収入
劣後特約付社債・新株予約権付社債の発行による収入
劣後特約付社債・転換社債の償還による支出
劣後特約付社債・新株予約権付社債の償還による支出
株式の発行による収入
配当金支払額
少数株主への配当金支払額
財務活動によるキャッシュ・フロー
Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額
Ⅴ 現金及び現金同等物の増加額
Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高
Ⅶ 合併に伴う現金及び現金同等物の増加額
Ⅷ 現金及び現金同等物の期末残高
26,000
3,000
△10,000
△11,000
61,300
ー
ー
48,500
△67,827
ー
ー
△44,500
ー
38,270
△19,512
△4,684
△17
△17
△10,058
29,568
6,397
△3,114
65,625
240,076
220,257
341,095
55,213
ー
341,095
581,171
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項(平成13年度)
1. 連結の範囲に関する事項
連結子会社
主要な会社名
Mitsubishi Trust International Limited
Mitsubishi Trust & Banking Corporation (U.S.A.)
Mitsubishi Trust Finance (Ireland) PLC
株式会社エムティービーインベストメントテクノロジー研究所
31 社
2. 持分法の適用に関する事項
持分法適用の関連会社
15 社
主要な会社名
MTBC Bank Deutschland GmbH
光大国際租賃有限公司
三菱アセット・ブレインズ株式会社
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
日本確定拠出年金コンサルティング株式会社
一成証券株式会社
株式会社東京三菱キャッシュワン
エムアンドティー・インフォメーション・テクノロジー株式会社
なお、当社は、取引先である三和建物株式会社の議決権の27.3%を所有しておりま
すが、同社は平成 6 年 6 月、会社更生法の規定による更生手続開始の決定を受けてお
り、同社事業等の方針決定に対し重要な影響を与えることができないことから関連会
社から除いております。
3. 連結子会社の事業年度等に関する事項
(1) 連結子会社の決算日は次のとおりであります。
12 月末日
8社
03 月末日
23 社
(2) 各子会社については、それぞれの決算日の財務諸表により連結しております。
連結決算日と上記の決算日との間に生じた重要な取引については必要な調整を行っ
ております。
4. 会計処理基準に関する事項
(1) 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な変
動、市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」)の取引
については、取引の約定時点を基準とし、連結貸借対照表上「特定取引資産」及び
「特定取引負債」に計上するとともに、当該取引からの損益を連結損益計算書上「特
定取引収益」及び「特定取引費用」に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、有価証券及び金銭債権等については連
結決算日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派生商品については
連結決算日において決済したものとみなした額により行っております。
また、特定取引収益及び特定取引費用の損益計上は、当連結会計年度中の受払利
息等に、有価証券、金銭債権等については前連結会計年度末と当連結会計年度末に
おける評価損益の増減額を、派生商品については前連結会計年度末と当連結会計年
度末におけるみなし決済からの損益相当額の増減額を加えております。
(2) 有価証券の評価基準及び評価方法
有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法
(定額法)、その他有価証券のうち時価のあるものについては連結決算日の市場価格
等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)、時価のないものに
ついては移動平均法による原価法又は償却原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処理してお
ります。
(3) デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、時価法により行ってお
ります。
(4) 減価償却の方法
① 動産不動産
当社の動産不動産は、定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物 2 年∼ 60 年
動 産 2 年∼ 20 年
電子計算機の耐用年数については、従来 6 年としておりましたが、当連結会
計年度からパーソナルコンピュータ(サーバー用のものを除く)は 4 年、その他
のものは 5 年に変更しております。この変更に伴い、「経常損失」及び「税金
等調整前当期純損失」はそれぞれ 241 百万円増加しております。
連結子会社の動産不動産については、資産の見積耐用年数に基づき、主として
定額法により償却しております。
② ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、当社及び連結子会社で定める利用可能
期間(主として 5 年)に基づく定額法により償却しております。
(5) 繰延資産の処理方法
社債発行費は支出時に全額費用として処理しております。
(6) 貸倒引当金の計上基準
当社の貸倒引当金は、予め定めている資産の自己査定基準及び償却・引当基準に
則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻
の事実が発生している債務者(以下、
「破綻先」という)に対する債権及び実質的に
経営破綻に陥っている債務者(以下、
「実質破綻先」という)に対する債権について
は、下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可
能と認められる額を控除し、その残額を引き当てております。今後、経営破綻に陥
る可能性が大きいと認められる債務者(以下、
「破綻懸念先」という)に対する債権
のうち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に
見積もることができない債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保
証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力
を総合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸念先及び今
後の管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権の元本の回収及び利息の
受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権について
は、当該キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割り引いた金額と債権の帳簿価
額との差額を引き当てております。上記以外の債権については、過去の一定期間に
おける貸倒実績等から算出した貸倒引当率を債権額に乗じた金額を引き当てており
ます。特定海外債権については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見
込額を特定海外債権引当勘定(租税特別措置法第 55 条の 2 の海外投資等損失準備
金を含む)として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管部が資産
査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しており、そ
の査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額か
ら担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不
能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は 281,619 百万円であ
ります。
連結子会社の貸倒引当金は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案し
て必要と認めた額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を
勘案し、回収不能見込額をそれぞれ引き当てております。
(7) 賞与引当金の計上基準
賞与引当金は、従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対する賞与の支
給見込額のうち、当連結会計年度に帰属する額を計上しております。
(8) 退職給付引当金の計上基準
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における
退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、
過去勤務債務及び数理計算上の差異の処理方法は以下のとおりであります。
過去勤務債務: その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(12
年)による定額法により処理
数理計算上の差異:各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一
定の年数(12 年)による定額法により按分した額をそれぞれ
発生の翌連結会計年度から処理
数理計算上の差異の処理年数については、日本信託銀行株式会社及び東京信託銀
行株式会社との合併により平均残存勤務期間を再計算した結果、従来と同様12年
としております。
なお、会計基準変更時差異(25,705百万円)については、5年による按分額を処
理しております。
(9) 債権売却損失引当金の計上基準
株式会社共同債権買取機構に売却した不動産担保付債権の担保価値を勘案し、将
来発生する可能性のある損失を見積もり、必要と認められる額を計上しております。
(10) 外貨建資産・負債の換算基準
当社の外貨建資産・負債及び海外支店勘定については、取得時の為替相場による
円換算額を付す関連会社株式を除き、主として連結決算日の為替相場による円換算
額を付しております。
連結子会社の外貨建資産・負債については、それぞれの決算日の為替相場により
換算しております。
(11) リース取引の処理方法
当社及び国内連結子会社のリース物件の所有権が借主に移転すると認められるも
の以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処
理によっております。
(12) 重要なヘッジ会計の方法
当社のヘッジ会計の方法は、貸出金・預金等の多数の金融資産・負債から生じる
金利リスクをデリバティブ取引を用いて総体で管理する、
「マクロヘッジ」を実施
しております。これは、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する当面の会
計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 15 号)に
定められたリスク調整アプローチによるリスク管理であり、繰延ヘッジによる会計
処理を行っております。
また、リスク管理方針に定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段とな
るデリバティブのリスク量が収まっており、ヘッジ対象の金利リスクが減殺されて
いるかどうかを検証することにより、ヘッジの有効性を評価しております。
なお、一部の資産・負債については、金利スワップの特例処理を行っております。
連結子会社においては、一部の資産について時価ヘッジを行っております。
(13) 消費税等の会計処理
当社及び国内連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっ
ております。
ただし、動産不動産に係る控除対象外消費税等は当連結会計年度の費用に計上し
ております。
5. 連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用しております。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
6. 連結調整勘定の償却に関する事項
連結調整勘定の償却については、発生年度に全額償却しております。
191
7. 利益処分項目等の取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成して
おります。
8. 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金
預け金」のうち、定期性預け金と譲渡性預け金以外のものであります。
表示方法の変更(平成 13 年度)
(連結貸借対照表)
前連結会計年度において「その他資産」に含めておりました「債券借入取引担保金」は、
その金額が資産の総額の 100 分の 5 を超えたため、当連結会計年度より区分掲記してお
ります。
なお、前連結会計年度において「その他資産」に含まれている「債券借入取引担保金」
は 304,862 百万円であります。
また、前連結会計年度において「その他負債」に含めておりました「債券貸付取引担保
金」は、その金額が負債、少数株主持分及び資本の合計額の 100 分の 5 を超えたため、
当連結会計年度より区分掲記しております。
なお、前連結会計年度において「その他負債」に含まれている「債券貸付取引担保金」
は 694,673 百万円であります。
追加情報(平成 13 年度)
(金融商品会計)
金融商品に係る会計基準(「金融商品に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業会計審
議会平成 11 年 1 月 22 日))の適用に伴い、当連結会計年度から次のとおり処理しており
ます。
(1) 現先取引については、従来、売買処理しておりましたが、「買現先勘定」及び「売現
先勘定」に資金取引として処理しております。
(2) 現金担保付債券貸借取引等につきましては、従来、現金を担保とする債券貸借取引と
して処理しておりましたが、有価証券を担保とする資金取引として処理しております。
なお、この変更等に伴い、
「その他資産」及び「その他負債」はそれぞれ1,125,634
百万円減少しております。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
192
(外貨建取引等会計基準)
当社は、従来、「銀行業において『新外為経理基準』を継続適用した場合の当面の監査
上の取扱い」(日本公認会計士協会平成 12 年 4 月 10 日)に基づき、
「新外為経理基準」を
適用しておりましたが、当連結会計年度から、「銀行業における外貨建取引等の会計処理
に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第
20号)が適用される処理を除き、改訂後の外貨建取引等会計処理基準(「外貨建取引等会計
処理基準の改訂に関する意見書」(企業会計審議会平成 11 年 10 月 22 日))を適用してお
ります。
この変更に伴う「有価証券」、
「その他資産」、
「その他負債」、
「経常損失」、
「税金等調整
前当期純損失」への影響はいずれも僅少であります。
外貨建有価証券(債券以外)の為替変動リスクをヘッジするため、日本公認会計士協会業
種別監査委員会報告第20号に基づき、事前にヘッジ対象となる外貨建有価証券の銘柄を
特定し、当該外貨建有価証券について外貨ベースで取得原価以上の直先負債が存在してい
ること等を条件として、時価ヘッジを適用しております。
資金関連スワップ取引については、日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第20号
に基づき、債権元本相当額及び債務元本相当額の連結決算日の為替相場による正味の円換
算額を連結貸借対照表に計上し、異種通貨間の金利差を反映した直先差金は直物外国為替
取引の決済日の属する期から先物外国為替取引の決済日の属する期までの期間にわたり発
生主義により連結損益計算書に計上するとともに、連結決算日の未収収益又は未払費用を
計上しております。
なお、資金関連スワップ取引とは、異なる通貨での資金調達・運用を動機として行われ、
当該資金の調達又は運用に係る元本相当額を直物買為替又は直物売為替とし、当該元本相
当額に将来支払うべき又は支払を受けるべき金額・期日の確定している外貨相当額を含め
て先物買為替又は先物売為替とした為替スワップ取引であります。
異なる通貨での資金調達・運用を動機とし、契約締結時における元本相当額の支払額又
は受取額と通貨スワップ契約満了時における元本相当額の受取額又は支払額が同額で、か
つ、元本部分と金利部分に適用されるスワップレートが合理的なレートである直先フラッ
ト型の通貨スワップ取引(利息相当額の支払日ごとにその時点の実勢為替相場を反映して一
方の通貨の元本相当額を更改し、かつ、各利払期間ごとに直先フラットである通貨スワッ
プ取引を含む)については、日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 20 号に基づき、
債権元本相当額及び債務元本相当額の連結決算日の為替相場による正味の円換算額を連結
貸借対照表に計上し、交換利息相当額はその期間にわたり発生主義により連結損益計算書
に計上するとともに、連結決算日の未収収益又は未払費用を計上しております。
(連結貸借対照表関係)
従業員賞与の未払計上額については、従来「その他負債」中の未払費用に計上しており
ましたが、「未払従業員賞与の財務諸表における表示科目について」(日本公認会計士協会
リサーチ・センター審理情報 NO.15)により、当連結会計年度から「賞与引当金」として
表示しております。
なお、この変更により、「その他負債」中の未払費用が 4,042 百万円減少し、「賞与引
当金」が同額増加しております。
(その他)
東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税
の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年 4 月 1 日東京都条例第 145 号)(以下、
「都
条例」という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 12 年 10 月 18 日、当社は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効
確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成 14 年 3 月 26 日、東京地方裁判所は、都
条例が違法無効であることを理由として、誤納金 4,419 百万円及び損害賠償金 200 百
万円の請求を認める判決を言い渡しましたが、3 月 29 日、東京都は、判決を不服として、
東京高等裁判所に控訴しております。
このように当社は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係
争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、前連結会計年度と同様に東京
都に係る事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているもの
の、これは現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるため
であり、都条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。上記条例施行に
伴い、東京都に係る事業税については、前連結会計年度が 3,719 百万円、当連結会計年
度が 3,994 百万円を「その他の経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合
に比べ前連結会計年度は「経常利益」が同額減少し、当連結会計年度は「経常損失」が同
額増加しておりますが、「法人税、住民税及び事業税」には影響ありません。また、当該
事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比
べ、
「繰延税金資産」は 19,435 百万円減少しました。また「再評価に係る繰延税金資産」
は 389 百万円減少し「再評価差額金」も同額減少しておりますが「その他有価証券評価
差額金」には影響ありません。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、「大阪府における銀行業等に対する
事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年 6 月 9 日大阪府条例第 131 号)(以
下、
「府条例」という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になり
ました。
平成 14 年 4 月 4 日に、当社は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確
認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。
このように当社は府条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係
争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、大阪府に係る事業税を府条例
に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では東
京都と同様の会計処理を適用することが適当であると判断されるためであり、府条例を合
憲・適法なものと認めたということではありません。上記条例施行に伴い、大阪府に係る
事業税については 649 百万円を「その他の経常費用」に計上しており、所得が課税標準
である場合に比べ「経常損失」は同額増加しておりますが「法人税、住民税及び事業税」
には影響ありません。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、
所得が課税標準である場合に比べ、「繰延税金資産」は 3,159 百万円減少しました。ま
た、
「再評価に係る繰延税金資産」は 63 百万円減少し、
「再評価差額金」も同額減少して
おりますが「その他有価証券評価差額金」には影響ありません。
なお、大阪府に係る事業税については、平成 14 年 5 月 30 日に「大阪府における銀行
業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成14年
大阪府条例第 77 号)(以下、「改正府条例」という)が施行されたことにより、府条例によ
る課税標準等の特例が平成14年4月1日以後開始する連結会計年度より適用されること
となりました。これにより、当連結会計年度に係る大阪府に対する事業税については、改
正府条例附則2 の適用を受け、当社の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低い額と
なる、所得を課税標準として計算される額を申告・納付する予定であります。ただし、こ
の申告・納付によって、府条例並びに改正府条例を合憲・適法なものと認めたということ
ではありません。
注記事項(平成 13 年度)
(連結貸借対照表関係)
1. 有価証券には、関連会社の株式 6,963 百万円及び出資金 1,140 百万円を含んでおり
ます。
2. 無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)により貸し付けている有価証券が、「有価証券」
中のその他の証券に 10,815 百万円含まれております。また、賃貸借契約により貸し
付けている有価証券が、「有価証券」中の国債に 43 百万円含まれております。
無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)により借り入れている有価証券及び現金担保付
債券貸借取引等により受け入れている有価証券のうち、売却又は再担保という方法で
自由に処分できる権利を有する有価証券で、再担保に差し入れている有価証券は
1 , 0 5 7 , 8 6 7 百万円、当連結会計年度末に当該処分をせずに所有しているものは
909,801 百万円であります。また、融資等に関連して受け入れている商業手形等に
ついては、担保の差入等を行うことがあります。
3. 貸出金のうち、破綻先債権額は 34,377 百万円、延滞債権額は 505,818 百万円であ
ります。但し、上記債権額のうち、最終処理につながる措置である株式会社整理回収
機構への管理信託方式による処理分は 859 百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイ
からホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であり
ます。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経
営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金で
あります。
4. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は 5,254 百万円であります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3月以
上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
5. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 342,696 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利とな
る取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しない
ものであります。
6. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
888,147 百万円であります。但し、上記債権額のうち、最終処理につながる措置で
ある株式会社整理回収機構への管理信託方式による処理分は 859 百万円であります。
なお、上記 3. から 6. に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
7. 手形割引により取得した商業手形の額面金額は 33,932 百万円であります。
8. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券
1,895,299 百万円
貸出金
209,502 百万円
特定取引資産
145,995 百万円
担保資産に対応する債務
債券貸付取引担保金
521,179 百万円
コールマネー及び売渡手形
346,400 百万円
売現先勘定
145,995 百万円
上記のほか、為替決済等の取引の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、有
価証券 507,666 百万円及び預け金 22,691 百万円を差し入れております。
なお、
「動産不動産」のうち保証金権利金は 34,195 百万円、
「その他資産」のうち
先物取引差入証拠金は 20,115 百万円であります。
9. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の
申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度
額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行
残高は 2,774,322 百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当社及び連結子会社の将来のキャッシュ・フローに影響
を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保
全、その他相当の事由があるときは、当社及び連結子会社が実行申し込みを受けた融
資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。ま
た、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後
も定期的に予め定めている社内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契
約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
10. 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)及び土地の再評価
に関する法律の一部を改正する法律(平成13年3月31日公布法律第19号)に基づき、
当社及び国内連結子会社の事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該
評価差額に係る税金相当額を当社においては「再評価に係る繰延税金資産」として資
産の部に計上し、国内連結子会社においては「再評価に係る繰延税金負債」として負
債の部に計上し、これらを控除した金額を「再評価差額金」として資本の部に計上し
ております。
再評価を行った年月日
当社
平成 14 年 03 月 31 日
国内連結子会社
平成 13 年 12 月 31 日
当該事業用土地の再評価前の帳簿価額
当社
57,372 百万円
国内連結子会社
21,425 百万円
当該事業用土地の再評価後の帳簿価額
当社
44,423 百万円
国内連結子会社
21,878 百万円
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
当社及び国内連結子会社共に土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月
31 日公布政令第 119 号)第 2 条第 4 号に定める「地価税法第 16 条に規定する地
価税の課税価格の計算の基礎となる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて
公表した方法により算定した価額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って算定した
ほか、同条第 5 号に定める不動産鑑定士による鑑定評価に時点修正を行って算定。
11. 動産不動産の減価償却累計額
126,613 百万円
12. 借用金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約
付借入金 159,000 百万円が含まれております。
13. 社債は全額、劣後特約付社債であります。
14. 当社の受託する元本補てん契約のある信託の元本金額は、合同運用指定金銭信託
924,734 百万円、貸付信託 2,516,362 百万円であります。
(連結損益計算書関係)
1. その他の経常費用には、貸出金償却 47,605 百万円、株式等売却損 33,730 百万円、
株式等償却 37,875 百万円及び貸出金売却損 30,720 百万円を含んでおります。
2. その他の特別利益には、債権売却損失引当金戻入益 415 百万円を含んでおります。
3. その他の特別損失は、当連結会計年度において当社及び国内連結子会社で事業用の土
地の再評価を実施したことに伴い当社と国内連結子会社との間の土地売買に関する未
実現損失を再検討した結果損失処理した金額50,225百万円、合併に関する費用処理
額2,040百万円及び退職給付会計導入に伴う会計基準変更時差異の処理額5,264百
万円(日本信託銀行株式会社との合併に伴う按分年数の統一による処理額を含む)であり
ます。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
1. 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
平成 14 年 3 月 31 日現在
現金預け金勘定
1,023,093 百万円
定期性預け金
△ 654,269 百万円
譲渡性預け金
△ 27,728 百万円
現金及び現金同等物
341,095 百万円
2. 日本信託銀行株式会社及び東京信託銀行株式会社との合併に伴い引き継いだ資産及び
負債の主な内訳は、次のとおりであります。
日本信託銀行株式会社との合併により引き継いだ資産及び負債
資産
743,148 百万円
(うち有価証券
194,714 百万円 )
(うち貸出金
484,858 百万円 )
負債
730,991 百万円
(うち預金
393,169 百万円 )
(うち信託勘定借
295,861 百万円 )
東京信託銀行株式会社との合併により引き継いだ資産及び負債
資産
365,087 百万円
(うち債券借入取引担保金
342,320 百万円 )
負債
350,301 百万円
(うち債券貸付取引担保金
343,906 百万円 )
(リース取引関係)
1. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース
取引
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び年度末残高相当額
取得価額相当額
動産
2,658 百万円
その他
2,525 百万円
合計
減価償却累計額相当額
動産
その他
5,183 百万円
合計
年度末残高相当額
動産
その他
3,832 百万円
合計
1,351 百万円
2,010 百万円
1,821 百万円
648 百万円
703 百万円
(注)取得価額相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産の年度末残高等に占め
る割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・未経過リース料年度末残高相当額
1 年内
1 年超
834 百万円
516 百万円
合計
1,351 百万円
(注) 未経過リース料年度末残高相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産の年
度末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・支払リース料
780 百万円
・減価償却費相当額
780 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
2. オペレーティング・リース取引
・未経過リース料
1 年内
757 百万円
1 年超
1,450 百万円
合計
2,207 百万円
(退職給付関係)
1. 採用している給付制度の概要
当社は社員等に対し、厚生年金基金、適格退職年金、退職一時金制度を有しており、
退職一時金制度については、平成 13 年 3 月期より退職給付信託を設定しております。
国内の連結子会社は社員等に対し、厚生年金基金、退職一時金制度を有しており
ます。
2. 退職給付債務に関する事項
退職給付債務
(A)
△ 258,950 百万円
年金資産
(B)
158,608 百万円
未積立退職給付債務
会計基準変更時差異の未処理額
未認識数理計算上の差異
未認識過去勤務債務
(C)=(A)+(B)
(D)
(E)
(F)
△ 100,342 百万円
15,423 百万円
82,430 百万円
△ 3,406 百万円
連結貸借対照表計上額純額
前払年金費用
(G)=(C)+(D)+(E)+(F) △ 5,895 百万円
(H)
7,262 百万円
退職給付引当金
(G)−(H)
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
△ 13,157 百万円
(注)1. 厚生年金基金の代行部分を含めて記載しております。
2. 年金資産には退職給付信託による資産が含まれております。
3. 平成 12 年 3 月 31 日付けで厚生年金保険法が改正されたことに伴い、当社の厚生
年金基金の代行部分に係る支給開始年齢の引き上げについての規約改正を行ったた
め、過去勤務債務(債務の減額)が発生しております。
4. 臨時に支払う割増退職金は含めておりません。
5. 連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用しております。
193
3. 退職給付費用に関する事項
勤務費用
利息費用
期待運用収益
過去勤務債務の処理額
数理計算上の差異の処理額
会計基準変更時差異の処理額
その他(臨時に支払った割増退職金等)
退職給付費用
6,174 百万円
5,964 百万円
△ 3,880 百万円
△ 23 百万円
3,178 百万円
5,264 百万円
1,745 百万円
18,422 百万円
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項(平成14年度)
1. 連結の範囲に関する事項
連結子会社
主要な会社名
Mitsubishi Trust International Limited
Mitsubishi Trust & Banking Corporation (U.S.A.)
Mitsubishi Trust Finance (Ireland) PLC
株式会社エムティービーインベストメントテクノロジー研究所
30 社
(注)連結子会社の退職給付費用は、一括して「勤務費用」に含めて計上しております。
4.退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
(1) 割引率
2.4%
(2) 期待運用収益率
2.9%
(3) 退職給付見込額の期間配分方法
期間定額基準
(4) 過去勤務債務の額の処理年数
12 年
(その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数による定額法による)
(5) 数理計算上の差異の処理年数
12 年
(各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数による定額
法により按分した額を、それぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理することとし
ている)
(6) 会計基準変更時差異の処理年数
5年
(注)当連結会計年度の数理計算上の差異の処理年数については、日本信託銀行株式会社及び
2. 持分法の適用に関する事項
持分法適用の関連会社
13 社
主要な会社名
MTBC Bank Deutschland GmbH
三菱アセット・ブレインズ株式会社
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
日本確定拠出年金コンサルティング株式会社
株式会社東京三菱キャッシュワン
エムアンドティー・インフォメーション・テクノロジー株式会社
なお、当社は、取引先である三和建物株式会社の議決権の27.3%を所有しており
ますが、同社は平成 6 年 6 月、会社更生法の規定による更生手続開始の決定を受け
ており、同社事業等の方針決定に対し重要な影響を与えることができないことから関
連会社から除いております。
東京信託銀行株式会社との合併により平均残存勤務期間を再計算した結果、従来と同様
12 年としております。
(税効果会計関係)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金
199,202 百万円
税務上の繰越欠損金
91,901 百万円
有価証券償却有税分
20,771 百万円
その他有価証券評価差額金
5,177 百万円
その他
19,088 百万円
繰延税金資産小計
評価性引当額
336,142 百万円
△ 81,175 百万円
繰延税金資産合計
繰延税金負債
株式未収配当金
その他
254,966 百万円
繰延税金負債合計
△ 5,566 百万円
△ 3,115 百万円
△ 2,451 百万円
繰延税金資産の純額
249,399 百万円
2. 連結財務諸表提出会社の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間
に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
38.5%
(調整)
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
4.0%
国内連結子会社との間の土地売買に関する未実現損失の損失処理 △ 20.4%
評価性引当額の増加
△ 8.0%
損金算入外国税
△ 1.3%
その他
△ 4.9%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
7.8%
(関連当事者との取引)
関連当事者との取引について記載すべき重要なものはありません。
三
菱
信
託
銀
行
(1 株当たり情報)
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純損失
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
352.86 円
62.61 円
―円
(注)1. 1 株当たり純資産額は、期末連結純資産額から「期末発行済優先株式数×発行価額」
を控除した金額を、期末発行済普通株式数で除して算出しております。
2. 1 株当たり当期純損失は、当期純損失から当期の優先株式配当金総額を控除した金
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
194
額を、期中平均発行済普通株式数で除して算出しております。
3. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、純損失が計上されているので、記
載しておりません。
(重要な後発事象)
該当ありません。
3. 連結子会社の事業年度等に関する事項
(1) 連結子会社の決算日は次のとおりであります。
12 月末日
4社
03 月末日
26 社
(2) 各子会社については、それぞれの決算日の財務諸表により連結しております。
連結決算日と上記の決算日との間に生じた重要な取引については必要な調整を
行っております。
なお、連結子会社 4 社(永楽実業株式会社、三菱信ビジネス株式会社、菱信デー
タ株式会社、三菱信情報システム株式会社)については、当連結会計年度より決算
日を 3 月末日に変更しております。この変更に伴い、連結上の事業年度の月数を
平成 14 年 1 月から平成 15 年 3 月までの 15ヶ月としておりますが、その資産、
経常収益、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみ
て、連結財務諸表へ与える重要な影響はありません。
4. 会計処理基準に関する事項
(1) 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な変
動、市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」という)
の取引については、取引の約定時点を基準とし、連結貸借対照表上「特定取引資
産」及び「特定取引負債」に計上するとともに、当該取引からの損益を連結損益計
算書上「特定取引収益」及び「特定取引費用」に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、有価証券及び金銭債権等については連
結決算日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派生商品については
連結決算日において決済したものとみなした額により行っております。
また、特定取引収益及び特定取引費用の損益計上は、当連結会計年度中の受払利
息等に、有価証券、金銭債権等については前連結会計年度末と当連結会計年度末に
おける評価損益の増減額を、派生商品については前連結会計年度末と当連結会計年
度末におけるみなし決済からの損益相当額の増減額を加えております。
(2) 有価証券の評価基準及び評価方法
① 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価
法(定額法)、その他有価証券のうち時価のあるものについては連結決算日の市
場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)、時価の
ないものについては移動平均法による原価法又は償却原価法により行っており
ます。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処理し
ております。
② 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運
用されている有価証券の評価は、時価法により行っております。
(3) デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、時価法により行ってお
ります。
(4) 減価償却の方法
① 動産不動産
当社の動産不動産は、定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物 2 年∼ 60 年
動 産 2 年∼ 20 年
連結子会社の動産不動産については、資産の見積耐用年数に基づき、主とし
て定額法により償却しております。
② ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、当社及び連結子会社で定める利用可能
期間(主として 5 年)に基づく定額法により償却しております。
(5) 繰延資産の処理方法
新株発行費及び社債発行費は支出時に全額費用として処理しております。
(6) 貸倒引当金の計上基準
当社の貸倒引当金は、予め定めている資産の自己査定基準及び償却・引当基準に
則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻
の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債権及び実質的に経
営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)に対する債権については、
下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と
認められる額を控除し、その残額を引き当てております。今後、経営破綻に陥る可
能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という)に対する債権のう
ち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積
もることができない債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証に
よる回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総
合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸念先及び今後の
管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権の元本の回収及び利息の受取
りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権については、当
該キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割り引いた金額と債権の帳簿価額との
差額を引き当てております。上記以外の債権については、過去の一定期間における
貸倒実績等から算出した貸倒引当率を債権額に乗じた金額を引き当てております。
特定海外債権については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を
特定海外債権引当勘定として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管部が資産
査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しており、そ
の査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額か
ら担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不
能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は 296,410 百万円であ
ります。
連結子会社の貸倒引当金は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案して
必要と認めた額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘
案し、回収不能見込額をそれぞれ引き当てております。
(7) 賞与引当金の計上基準
賞与引当金は、従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対する賞与の支
給見込額のうち、当連結会計年度に帰属する額を計上しております。
(8) 退職給付引当金の計上基準
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における
退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、
過去勤務債務及び数理計算上の差異の処理方法は以下のとおりであります。
過去勤務債務: その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(12
年)による定額法により処理
数理計算上の差異:各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一
定の年数(12 年)による定額法により按分した額をそれぞれ
発生の翌連結会計年度から処理
なお、会計基準変更時差異(25,705百万円)については、5年による按分額を処
理しております。
(9) 日本国際博覧会出展引当金の計上基準
日本国際博覧会出展引当金は、平成17年3月25日から開催予定の日本国際博
覧会の出展費用の支出に備えるため、総出展費用見込額を期間配分方式により計上
しております。
(10) 外貨建資産・負債の換算基準
当社の外貨建資産・負債及び海外支店勘定については、取得時の為替相場による
円換算額を付す関連会社株式を除き、主として連結決算日の為替相場による円換算
額を付しております。
外貨建取引等の会計処理については、従来、
「銀行業における外貨建取引等の会
計処理に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査
委員会報告第 20 号)を適用しておりましたが、当連結会計年度からは「銀行業に
おける外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計
士協会業種別監査委員会報告第 25 号)を適用しております。但し、前連結会計年
度より先物外国為替取引に係る円換算差金は総額で表示しております。
なお、当連結会計年度は、日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号に
規定する経過措置を適用し、
「資金関連スワップ取引」、
「通貨スワップ取引」及び
「インターナル・コントラクト及び連結会社間取引の取扱い」については、従前の
方法により会計処理しております。
資金関連スワップ取引については、日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第
25号に規定する経過措置に基づき、債権元本相当額及び債務元本相当額の連結決
算日の為替相場による正味の円換算額を連結貸借対照表に計上し、異種通貨間の金
利差を反映した直先差金は直物外国為替取引の決済日の属する期から先物外国為替
取引の決済日の属する期までの期間にわたり発生主義により連結損益計算書に計上
するとともに、連結決算日の未収収益又は未払費用を計上しております。
なお、資金関連スワップ取引とは、異なる通貨での資金調達・運用を動機として
行われ、当該資金の調達又は運用に係る元本相当額を直物買為替又は直物売為替と
し、当該元本相当額に将来支払うべき又は支払を受けるべき金額・期日の確定して
いる外貨相当額を含めて先物買為替又は先物売為替とした為替スワップ取引であり
ます。
異なる通貨での資金調達・運用を動機とし、契約締結時における元本相当額の支
払額又は受取額と通貨スワップ契約満了時における元本相当額の受取額又は支払額
が同額で、かつ、元本部分と金利部分に適用されるスワップレートが合理的なレー
トである直先フラット型の通貨スワップ取引(利息相当額の支払日ごとにその時点
の実勢為替相場を反映して一方の通貨の元本相当額を更改し、かつ、各利払期間ご
とに直先フラットである通貨スワップ取引を含む)については、日本公認会計士協
会業種別監査委員会報告第25号に規定する経過措置に基づき、債権元本相当額及
び債務元本相当額の連結決算日の為替相場による正味の円換算額を連結貸借対照表
に計上し、交換利息相当額はその期間にわたり発生主義により連結損益計算書に計
上するとともに、連結決算日の未収収益又は未払費用を計上しております。
連結子会社の外貨建資産・負債については、それぞれの決算日の為替相場により
換算しております。
(11) リース取引の処理方法
当社及び国内連結子会社のリース物件の所有権が借主に移転すると認められるも
の以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処
理によっております。
(12) 重要なヘッジ会計の方法
当社のヘッジ会計の方法は、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会
計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 24 号)に
規定する経過措置に基づき、貸出金・預金等の多数の金融資産・負債から生じる金
利リスクをデリバティブ取引を用いて総体で管理する、
「マクロヘッジ」を実施し
ております。これは、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する当面の会計
上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 15 号)に定
められたリスク調整アプローチによるリスク管理であり、繰延ヘッジによる会計処
理を行っております。
また、リスク管理方針に定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段とな
るデリバティブのリスク量が収まっており、ヘッジ対象の金利リスクが減殺されて
いるかどうかを検証することにより、ヘッジの有効性を評価しております。
外貨建有価証券(債券以外)の為替変動リスクをヘッジするため、事前にヘッジ対
象となる外貨建有価証券の銘柄を特定し、当該外貨建有価証券について外貨ベース
で取得原価以上の直先負債が存在していること等を条件に包括ヘッジとして時価
ヘッジを適用しております。
なお、一部の資産・負債については、金利スワップの特例処理を行っております。
連結子会社においては、一部の資産について時価ヘッジを行っております。
(13) 消費税等の会計処理
当社及び国内連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっ
ております。
ただし、動産不動産に係る控除対象外消費税等は当連結会計年度の費用に計上し
ております。
(14) その他連結財務諸表作成のための重要な事項
① 連結納税制度の適用
当連結会計年度より株式会社三菱東京フィナンシャル・グループを連結親会
社とする連結納税主体の連結納税会社として連結納税制度を適用しております。
② 自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準
「自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準」(企業会計基準第1号)
が平成 14 年 4 月 1 日以後に適用されることになったことに伴い、当連結会計
年度から同会計基準を適用しております。これによる当連結会計年度の資産及
び資本に与える影響はありません。
なお、連結財務諸表規則及び銀行法施行規則の改正により、当連結会計年度
における連結貸借対照表の資本の部及び連結剰余金計算書については、改正後
の連結財務諸表規則及び銀行法施行規則により作成しております。
③ 1 株当たり当期純利益に関する会計基準
「1 株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準第 2 号)及び「1 株
当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第4号)
が平成 14 年 4 月 1 日以後開始する連結会計年度に係る連結財務諸表から適用
されることになったことに伴い、当連結会計年度から同会計基準及び適用指針
を適用しております。これによる影響については、
「1 株当たり情報」に記載し
ております。
5. 連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用しております。
6. 連結調整勘定の償却に関する事項
連結調整勘定の償却については、発生年度に全額償却しております。
7. 利益処分項目等の取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成して
おります。
8. 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金
預け金」のうち、定期性預け金と譲渡性預け金以外のものであります。
表示方法の変更(平成 14 年度)
(連結貸借対照表関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成 15 年内閣府令第 47 号)により、銀
行法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、前連結会計年度において現金担保付債券
貸借取引の取引担保金については、
「債券借入取引担保金」及び「債券貸付取引担保金」と
して表示しておりましたが、当連結会計年度から、それぞれ「債券貸借取引支払保証金」、
「債券貸借取引受入担保金」として区分掲記しております。
(連結損益計算書関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成 15 年内閣府令第 47 号)により、銀
行法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、前連結会計年度において「資金調達費用」
中「その他の支払利息」、又は「資金運用収益」中「その他の受入利息」に含めて表示し
ていた現金担保付債券貸借取引に係る受払利息は、当連結会計年度から、それぞれ同「債
券貸借取引支払利息」、又は同「債券貸借取引受入利息」として表示しております。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成15年内閣府令第47号)により、銀行
法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、以下のとおり表示方法を変更しております。
195
(1) 前連結会計年度における「債券借入取引担保金の純増(△)減」、
「債券貸付取引担保金
の純増減(△)」は、当連結会計年度から、それぞれ「債券貸借取引支払保証金の純増
(△)減」、「債券貸借取引受入担保金の純増減(△)」として記載しております。
(2) 前連結会計年度における「劣後特約付社債・転換社債の発行による収入」、
「劣後特約
付社債・転換社債の償還による支出」は、当連結会計年度から、それぞれ「劣後特約
付社債・新株予約権付社債の発行による収入」、
「劣後特約付社債・新株予約付社債の
償還による支出」として記載しております。
追加情報(平成 14 年度)
東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税
の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年東京都条例第 145 号 以下「都条例」と
いう)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 12 年 10 月 18 日、当社は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効
確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成 14 年 3 月 26 日、東京地方裁判所は、都
条例が違法無効であることを理由として、誤納金 4,419 百万円及び損害賠償金 200 百
万円の請求を認める判決を言い渡しました。さらに、平成 14 年 3 月 29 日、東京都は、
東京高等裁判所に控訴し、同年 4 月 9 日、当社を含む一審原告各社も東京高等裁判所に控
訴し、平成 15 年 1 月 30 日、東京高等裁判所は、都条例が違法無効であることを理由と
して、誤納金 8,586 百万円の請求を認める判決を言い渡しました。同年 2 月 10 日、東
京都は、上告及び上告受理申立てをし、同月 13 日、当社を含む一審原告各社も上告及び
上告受理申立てをしております。
このように当社は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係
争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、前連結会計年度と同様に東京
都に係る事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているもの
の、これは現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるため
であり、都条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。
上記条例施行に伴い、東京都に係る事業税については、当連結会計年度は 4,633 百万
円を「その他の経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ「経常損失」
は同額増加しておりますが「法人税、住民税及び事業税」には影響ありません。また、当
該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に
比べ「繰延税金資産」は 3,180 百万円減少しました。また、「再評価に係る繰延税金資
産」、「土地再評価差額金」及び「その他有価証券評価差額金」には影響ありません。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、「大阪府における銀行業等に対する
事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年大阪府条例第 131 号 以下「府条
例」という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 14 年 4 月 4 日に、当社は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確
認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。なお、大阪府に係る事業税については、平
成 14 年 5 月 30 日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関
する条例の一部を改正する条例」(平成 14 年大阪府条例第 77 号 以下「平成 14 年改正
府条例」という)が、平成 15 年 4 月 1 日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の
課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成 15 年大阪府条例第 14 号 以下「平成 15 年改正府条例」という)が、それぞれ施行されたことにより、府条例による
課税標準等の特例は平成15年4月1日以後開始する連結会計年度より適用されることと
なりました。これにより、当連結会計年度に係る大阪府に対する事業税については、平成
15 年改正府条例附則 2 の適用を受け、当社の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち
低い額となる、所得を課税標準として計算される額を申告・納付する予定であります。但
し、この申告・納付によって、府条例、平成 14 年改正府条例及び平成 15 年改正府条例
を合憲・適法なものと認めたということではありません。また、当該事業税は税効果会計
の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ「繰延税金資産」
は 517 百万円減少しました。また、
「再評価に係る繰延税金資産」、
「土地再評価差額金」
及び「その他有価証券評価差額金」には影響ありません。
注記事項(平成 14 年度)
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
196
(連結貸借対照表関係)
1. 有価証券には、関連会社の株式7,042百万円及び出資金979百万円を含んでおります。
2. 無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)により貸し付けている有価証券が、「有価証券」
中の国債及びその他の証券に合計 92,286 百万円含まれております。また、賃貸借契
約により貸し付けている有価証券が、
「有価証券」中の国債に 43 百万円含まれており
ます。
無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)により借り入れている有価証券及び現金担保付
債券貸借取引等により受け入れている有価証券のうち、売却又は再担保という方法で
自由に処分できる権利を有する有価証券で、再担保に差し入れている有価証券は
1,057,738 百万円、再貸付けに供している有価証券は 202,778 百万円、当連結会
計年度末に当該処分をせずに所有しているものは 791,626 百万円であります。
3. 貸出金のうち、破綻先債権額は 42,807 百万円、延滞債権額は 284,864 百万円であ
ります。但し、上記債権額のうち、オフ・バランス化につながる措置である株式会社
整理回収機構への信託実施分は 22,634 百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイ
からホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であり
ます。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経
営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金で
あります。
4. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は 2,314 百万円であります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3月以
上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
5. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 266,948 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利とな
る取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しない
ものであります。
6. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
596,934 百万円であります。但し、上記債権額のうち、オフ・バランス化につなが
る措置である株式会社整理回収機構への信託実施分は 22,634 百万円であります。
なお、上記 3.から 6.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
7. 手形割引は、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱
い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 24 号)に基づき金融取引として処理
しております。これにより受け入れた商業手形及び買入外国為替は、売却又は再担保
という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は24,825百
万円であります。
8. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
特定取引資産 67,995 百万円
有価証券 3,128,752 百万円
貸出金 1,102,309 百万円
担保資産に対応する債務
コールマネー及び売渡手形 473,200 百万円
売現先勘定 333,746 百万円
債券貸借取引受入担保金 1,569,070 百万円
上記のほか、為替決済等の取引の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、有
価証券 454,642 百万円及び現金預け金 9,627 百万円を差し入れております。
また、
「動産不動産」のうち保証金権利金は 33,467 百万円、
「その他資産」のうち
先物取引差入証拠金等は 14,431 百万円であります。
なお、手形の再割引は「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び
監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 24 号)に基づき金融取
引として処理しておりますが、これにより引き渡した買入外国為替の額面金額は
6,895 百万円であります。
9. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の
申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度
額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行
残高は 2,890,377 百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当社及び連結子会社の将来のキャッシュ・フローに影響
を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保
全、その他相当の事由があるときは、当社及び連結子会社が実行申し込みを受けた融
資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。ま
た、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後
も定期的に予め定めている社内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契
約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
10. 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)及び土地の再評価
に関する法律の一部を改正する法律(平成13年3月31日公布法律第19号)に基づき、
当社及び国内連結子会社の事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該
評価差額に係る税金相当額を当社においては「再評価に係る繰延税金資産」として資
産の部に計上し、国内連結子会社においては「再評価に係る繰延税金負債」として負
債の部に計上し、これらを控除した金額を「土地再評価差額金」として資本の部に計
上しております。
再評価を行った年月日
当社 平成 14 年 03 月 31 日
国内連結子会社 平成 13 年 12 月 31 日
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
当社及び国内連結子会社共に土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月
31 日公布政令第 119 号)第 2 条第 4 号に定める「地価税法第 16 条に規定する
地価税の課税価格の計算の基礎となる土地の価額を算定するために国税庁長官が
定めて公表した方法により算定した価額」に奥行価格補正及び時点修正等を行っ
て算定したほか、同条第5号に定める不動産鑑定士による鑑定評価に時点修正を
行って算定。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会計年度末における時
価の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額
3,893 百万円
11. 動産不動産の減価償却累計額
123,042 百万円
12. 借用金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約
付借入金 151,000 百万円が含まれております。
13. 社債は全額、劣後特約付社債であります。
14. 当社の受託する元本補てん契約のある信託の元本金額は、合同運用指定金銭信託
850,217 百万円、貸付信託 1,560,989 百万円であります。
(連結損益計算書関係)
1. その他の経常費用には、株式等売却損 151,982 百万円、株式等償却 94,804 百万円
及び貸出金償却 45,331 百万円を含んでおります。
2. その他の特別利益は、ソフトウェア等の売却益 4,121 百万円であります。
3. その他の特別損失は、退職給付会計導入に伴う会計基準変更時差異の処理額5,141百
万円及び退職給付信託設定に係る損失 1,174 百万円であります。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
平成 15 年 3 月 31 日現在
現金預け金勘定
1,333,630 百万円
定期性預け金
△ 742,233 百万円
譲渡性預け金
△ 10,224 百万円
現金及び現金同等物
581,171 百万円
(リース取引関係)
1.リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び年度末残高相当額
取得価額相当額
動産
1,261 百万円
その他
2,133 百万円
合計
減価償却累計額相当額
動産
その他
3,395 百万円
合計
年度末残高相当額
動産
その他
2,823 百万円
923 百万円
1,899 百万円
338 百万円
234 百万円
合計
572 百万円
(注)取得価額相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産の年度末残高等に占め
る割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・未経過リース料年度末残高相当額
1 年内 1 年超 448 百万円
123 百万円
合計 572 百万円
(注) 未経過リース料年度末残高相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産の年
度末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・支払リース料 846 百万円
・減価償却費相当額 846 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
2. オペレーティング・リース取引
・未経過リース料
1 年内 814 百万円
1 年超 1,975 百万円
合計 2,790 百万円
(退職給付関係)
1. 採用している給付制度の概要
当社は社員等に対し、厚生年金基金、適格退職年金、退職一時金制度を有しており、
退職一時金制度については、平成13 年3 月期より退職給付信託を設定しております。
国内の連結子会社は社員等に対し、厚生年金基金、退職一時金制度を有しております。
2. 退職給付債務に関する事項
退職給付債務
(A) △ 286,317 百万円
年金資産
(B) 173,530 百万円
未積立退職給付債務
会計基準変更時差異の未処理額
未認識数理計算上の差異
未認識過去勤務債務
(C)=(A)+(B) (D) (E) (F) △ 112,786 百万円
10,282 百万円
125,303 百万円
△ 3,120 百万円
連結貸借対照表計上額純額
前払年金費用
(G)=(C)+(D)+(E)+(F)
(H) 退職給付引当金
(G)−(H) 19,677 百万円
28,939 百万円
△ 9,261 百万円
(注)1. 厚生年金基金の代行部分を含めて記載しております。
2. 年金資産には退職給付信託による資産が含まれております。
3. 臨時に支払う割増退職金は含めておりません。
4. 連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用しております。
3. 退職給付費用に関する事項
勤務費用 利息費用 期待運用収益 過去勤務債務の処理額 数理計算上の差異の処理額 会計基準変更時差異の処理額 その他(臨時に支払った割増退職金等) 退職給付費用 7,329 百万円
6,145 百万円
△ 3,543 百万円
△ 285 百万円
7,177 百万円
5,141 百万円
3,010 百万円
24,974 百万円
(注)連結子会社の退職給付費用は、一括して「勤務費用」に含めて計上しております。
4. 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
(1) 割引率 1.9%
(2) 期待運用収益率 2.4%
(3) 退職給付見込額の期間配分方法 期間定額基準
(4) 過去勤務債務の額の処理年数 12 年
(その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数による定額法による)
(5) 数理計算上の差異の処理年数 12 年
(各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数による定額
法により按分した額を、それぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理することとし
ている)
(6) 会計基準変更時差異の処理年数 5年
(税効果会計関係)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
税務上の繰越欠損金 240,574 百万円
貸倒引当金 141,183 百万円
有価証券償却有税分 19,193 百万円
その他 20,229 百万円
繰延税金資産小計 評価性引当額 421,181 百万円
△ 63,260 百万円
繰延税金資産合計 繰延税金負債
株式未収配当金 その他 357,921 百万円
繰延税金負債合計 △ 4,043 百万円
△ 2,230 百万円
△ 1,812 百万円
繰延税金資産の純額 353,877 百万円
2. 連結財務諸表提出会社の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間
に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率 38.50%
(調整)
評価性引当額の減少 8.63%
税率変更による期末繰延税金資産の増額修正 4.74%
その他 △ 1.11%
税効果会計適用後の法人税等の負担率 50.76%
3. 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の修正額
「地方税法等の一部を改正する法律」(平成 15 年 3 月法律第 9 号)が平成 15 年 3 月
31日に公布され、平成 16年4 月 1 日以後開始する連結会計年度より法人事業税に係
る課税標準の一部が「付加価値額」及び「資本等の金額」に変更されることにより、当
該課税標準の一部は、利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当しないこと
になります。
この変更に伴い、当社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平成16年
度以降の法定実効税率は当連結会計年度の38.50%から40.49%となり、
「繰延税金
資産」は 9,413 百万円増加し、当連結会計年度に計上された「法人税等調整額」は同
額減少しております。
「再評価に係る繰延税金資産」は78 百万円増加し、
「土地再評価
差額金」は同額増加しております。
(関連当事者との取引)
関連当事者との取引について記載すべき重要なものはありません。
(1 株当たり情報)
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純損失
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
295.94 円
63.52 円
―円
(注) 1. 当連結会計年度から「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準第2号)
及び「1 株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第
4 号)を適用しております。
なお、同会計基準及び適用指針を適用して算定した、前連結会計年度の 1 株当たり
情報は次のとおりであります。
1 株当たり純資産額
351.81 円
また、前連結会計年度の 1 株当たり当期純損失は、同会計基準及び適用指針の適用
による影響はありません。
2. 1 株当たり当期純損失の算定上の基礎は、次のとおりであります。
当期純損失
普通株主に帰属しない金額
利益処分による優先配当額
普通株式に係る当期純損失
普通株式の期中平均株式数
97,369 百万円
1,620 百万円
1,620 百万円
98,989 百万円
1,558,161 千株
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益の算定
に含めなかった潜在株式の概要
第一回第一種優先株式(発行済株式数 100,000 千株)
3.潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益については、純損失が計上されているので、記
三
菱
信
託
銀
行
財
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タ
︵
連
結
︶
載しておりません。
(重要な後発事象)
該当ありません。
197
有価証券関係
1. 連結貸借対照表の「有価証券」のほか、
「特定取引資産」中の商品有価証券、譲渡性預け金及びコマーシャル・ペーパー、
「現金預け金」中の譲渡性預け金並びに「買入金銭債権」中の商品投資受益権
等を含めて記載しております。
2.「子会社株式及び関連会社株式で時価のあるもの」については、財務諸表における注記事項として記載しております。
1. 売買目的有価証券
(単位:百万円)
平成13年度
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
連結貸借対照表計上額
売買目的有価証券
平成14年度
314,348
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
連結貸借対照表計上額
58
221,786
359
2. 満期保有目的の債券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成13年度
連結貸借
対照表計上額
時価
平成14年度
差額
うち益
連結貸借
対照表計上額
うち損
時価
差額
うち益
うち損
国債
地方債
社債
その他
0
127,660
88,414
79,361
0
132,349
92,597
82,591
0
4,688
4,183
3,230
0
4,772
4,183
3,295
―
83
―
65
―
122,238
70,207
32,682
―
129,778
74,095
35,275
―
7,539
3,887
2,592
―
7,539
3,887
2,592
―
―
―
―
合計
295,435
307,538
12,102
12,251
148
225,128
239,148
14,019
14,019
ー
(注) 1. 時価は、各連結会計年度末日における市場価格等に基づいております。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「差額」の内訳であります。
3. その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成13年度
取得原価
連結貸借
対照表計上額
評価差額
平成14年度
取得原価
うち益
うち損
連結貸借
対照表計上額
評価差額
うち益
うち損
株式
債券
国債
地方債
社債
その他
1,553,455
2,268,819
1,771,396
72,998
424,424
2,361,482
1,491,914
2,309,536
1,802,904
76,801
429,830
2,369,352
△ 61,540
40,717
31,507
3,803
5,406
7,869
118,943
41,607
31,739
3,807
6,060
54,524
180,484
889
231
3
654
46,655
921,588
2,440,390
2,114,821
34,479
291,089
3,930,193
777,708 △ 143,879
2,497,102
56,711
2,168,106
53,285
35,693
1,214
293,301
2,211
4,014,630
84,436
20,982
56,922
53,293
1,215
2,414
129,328
164,862
210
7
1
202
44,891
合計
6,183,757
6,170,804
△ 12,953
215,075
228,028
7,292,172
7,289,441
207,233
209,964
△ 2,731
(注) 1. 連結貸借対照表計上額は、各連結会計年度末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。
3. 当社及び国内連結子会社は、市場価格又は合理的に算定された価額のある有価証券のうち、当該有価証券の時価が取得原価に比べて著しく下落したものについては、当該連結会計年度末に
おいて時価が取得原価まで回復する見込みがないと判断し、時価をもって貸借対照表価額とするとともに、評価差額を当該連結会計年度の損失として処理しております。
「時価が著しく下落
した」
と判断する基準は、資産の自己査定基準に有価証券の発行会社の区分ごとに次のとおり定めております。
破綻先、実質破綻先、破綻懸念先
時価が取得原価に比べて下落
要注意先
時価が取得原価に比べて30%以上下落
正常先
時価が取得原価に比べて50%以上下落
なお、破綻先とは、破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻の事実が発生している発行会社、実質破綻先とは、実質的に経営破綻に陥っている発行会社
であります。破綻懸念先とは、今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる発行会社、要注意先とは、今後の管理に注意を要する発行会社であります。正常先とは、上記破綻先、実質破綻
先、破綻懸念先及び要注意先以外の発行会社であります。
4. 当該連結会計年度中に売却したその他有価証券
(単位:百万円)
平成13年度
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
198
売却額
その他有価証券
3,198,135
平成14年度
売却益の合計額 売却損の合計額
78,732
56,249
売却額
4,658,550
売却益の合計額 売却損の合計額
79,725
5. 時価のない有価証券の主な内容及び連結貸借対照表計上額
(単位:百万円)
平成13年度
その他有価証券 貸付信託受益証券
非上場株式(店頭売買株式を除く)
164,367
平成14年度
240,859
41,091
その他有価証券 非上場株式(店頭売買株式を除く)
非上場債券
30,942
14,461
6. その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の償還予定額
(単位:百万円)
平成13年度
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
債券
国債
地方債
社債
その他
350,036
252,039
11,031
86,964
241,815
1,439,970
979,899
70,569
389,500
1,681,205
753,107
570,965
122,860
59,282
641,472
合計
591,851
3,121,175
1,394,580
平成14年度
10年超
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
10年超
789
ー
ー
789
39,504
293,296
128,924
13,217
151,154
211,869
1,496,062
1,259,351
48,040
188,671
3,197,754
888,215
753,659
96,673
37,882
564,241
26,435
26,172
ー
262
39,172
40,293
505,165
4,693,816
1,452,457
65,607
金銭の信託関係
1. 運用目的の金銭の信託
(単位:百万円)
平成13年度
連結貸借対照表
計上額
運用目的の金銭の信託
平成14年度
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
ー
連結貸借対照表
計上額
ー
当連結会計年度の
損益に含まれた評価差額
9,675
ー
2. 満期保有目的の金銭の信託(平成 13 年度、平成 14 年度)
該当ありません。
3. その他の金銭の信託(運用目的及び満期保有目的以外)(平成 13 年度、平成 14 年度)
該当ありません。
その他有価証券評価差額金
連結貸借対照表に計上されている「その他有価証券評価差額金」の内訳は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成13年度
評価差額
その他有価証券
平成14年度
△ 12,953
△ 12,953
(△)繰延税金負債
その他有価証券評価差額金(持分相当額調整前)
(△)少数株主持分相当額
(+)持分法適用会社が所有するその他有価証券に係る
評価差額金のうち親会社持分相当額
その他有価証券評価差額金
△ 2,731
△ 2,731
215
294
△ 13,168
△ 3,025
230
199
2
△3
△ 13,396
△ 3,228
デリバティブ取引関係
1. 取引の状況に関する事項
平成 13
12 年度
(1)取引の内容
当社の利用しているデリバティブ取引は以下のとおりであります。
金利関連では、金利先物取引、金利先物オプション取引、金利スワップ取引、キャッ
プ取引、フロアー取引、スワップション取引、クレジットデリバティブ取引、通貨関
連では、為替予約取引、通貨スワップ取引、通貨オプション取引、有価証券関連では、
債券先物取引、債券先物オプション取引、債券店頭オプション取引、株価指数先物取
引であります。
これらのデリバティブ取引は、ヘッジ目的以外の取引とヘッジ目的の取引に分かれ、区
別して管理しております。
なお、海外の連結子会社の利用しているデリバティブ取引は、金利関連では、金利先
物取引、金利スワップ取引、通貨関連では、為替予約取引、通貨スワップ取引であり
ます。
(2)取引の利用目的並びに取組方針
デリバティブ取引の主な利用目的は、①金融商品が多様化する環境において、顧客の
資金の運用調達の効率化や各種金融リスクのヘッジニーズに応えるため、②当社自身
の機動的な収益機会の確保のため、③当社自身の市場リスクをコントロールする資産
負債総合管理(ALM)の効果的な運営のためであります。このような目的達成のため
には、デリバティブ取引への積極的な取り組みが不可欠であると認識しております。
ヘッジ目的以外のデリバティブ取引の基本方針は、マーケットの変動による収益機会
を捉えて収益の極大化を目指すことにあります。
一方、ヘッジ目的の取引については、銀行経営の健全性の観点から当社の貸出金、預
金、債券等の資産負債に係る金利変動リスクを適正な水準に調整することを基本方針
としております。
デリバティブ取引を行うにあたっては、金利変動、価格変動リスクなどの各種リスクを
厳格に管理、運営することを重点方針としております。デリバティブ取引についてリス
ク管理を重点方針とすることは、デリバティブに内在するリスクを確実に把握し、適切
なリスク量のもとで将来にわたる収益機会を拡大する効果をもたらすとともに、顧客の
一層幅広いニーズへの対応力を高めることにつながると考えております。
なお、外貨資金調達を目的とした通貨スワップ取引もマーケット情勢を睨みながら活
用しております。
また、デリバティブ取引の会計処理の恣意性を排除し、透明性を確保するため、社内
規程を制定しております。この点、マクロヘッジに区分された取引については、
『銀行
業における金融商品会計基準適用に関する当面の会計上及び監査上の取扱い』
(日本公
認会計士協会業種別監査委員会報告第15号)に定められたリスク調整アプローチによ
り取り組んでおります。マクロヘッジの有効性の評価は、少なくとも4半期毎に、ヘッ
ジ手段のネットのリスク量(BPV)がヘッジ対象のグロスのリスク量(BPV)の範囲
に収まっていることを確認する方法により行っております。
海外の連結子会社のデリバティブ取引に対する取組方針は、当社に準じております。
(3)取引に係るリスクの内容
デリバティブ取引は市場リスク及び信用リスクを内包しております。市場リスク及び
信用リスクの管理は、ヘッジ目的以外の取引とヘッジ目的の取引を区別することなく、
以下の方法によって行っております。
市場リスクとは取引対象物(金利、為替、債券等)の将来の市場価格変動と、デリバ
ティブ固有の予想市場変動率(ボラティリティー)等の将来の変動によって損失を生
じる可能性であります。金利関連デリバティブ取引については、将来の金利の変動に
よるリスク及びボラティリティーの変動によるリスクがあります。通貨関連デリバティ
ブ取引については、将来の為替レートの変動によるリスク及びボラティリティーの変
動によるリスクがあります。有価証券関連デリバティブ取引については、証券価格の
変動によるリスク及びボラティリティーの変動によるリスクがあります。なお、当社
においては、金利関連取引、通貨関連取引、有価証券関連取引の市場リスクについて
は、バリュー・アット・リスク< VAR >(過去の市場変動を基にして、資産・負債の
市場価値が、今後一定期間でどの程度増減しうるかを分析し、通常予想される最大の
損失額を計算したもの)を共通の尺度として、統合して管理する体制をとっておりま
す。取引対象物の価格変動に対する時価の変動率が大きい特殊なデリバティブ取引(レ
バレッジの効いたデリバティブ取引等)によるリスクはとっておりません。海外の連
結子会社においても同様であります。
また、平成 13 年度末における、トレーディング取引(デリバティブ取引の他、商品有
価証券等のオンバランス取引を含む)のバリュー・アット・リスクによる市場リスク
量は以下のとおりであります。
VARの範囲及び前提値
・信頼区間:99%
・保有期間:1 営業日
・観測期間:1年
・対象範囲:連結ベース
・計測方法:分散共分散法(オプション性リスクにはシミュレーション法)
市場リスク量
(単位:百万円)
三
菱
信
託
銀
行
平成13年度
金利リスク
為替リスク
株価リスク
85
88
―
信用リスクとは取引相手方の契約不履行により損失を被る可能性であります。当社と
しては、デリバティブ取引について高度なノウハウを有し信用力の高い優良銀行、優
良顧客と取引を行うとともに、万一の際には債権・債務の一括清算ができる契約を取
引先と締結することや、当社との取引が多い海外に本店を有する金融機関などを中心
に担保付きデリバティブ契約の締結を進めるなどのリスク軽減の施策も講じておりま
す。また、経済環境の変化等を背景とする取引相手先の信用状況の変動にも的確かつ
迅速に対応しておりますので、重大な影響を及ぼすリスクはないと考えております。海
外の連結子会社においても同様であります。
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
199
なお、平成13年度末における、BIS自己資本比率規制に基づく連結ベースでの外国為
替関連取引及び金利関連取引に係るオフバランス取引の信用リスクに係る与信相当額
は以下のとおりであります。
与信相当額
(単位:百万円)
平成13年度
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
一括清算ネッティング契約による与信相当額削減効果
合計
741,619
70,879
71,296
1,473
2,750
―
△ 530,607
357,411
(注) 1. 上記計数は、連結自己資本比率(国際統一基準)に基づくものであり、与信相当額
の算出に当たっては、カレント・エクスポージャー方式を採用しております。
2. 与信相当額については、ネッティング(取引相手と結んだ全てのオフバランス取引
の時価評価額を相殺し、ネットアウト後の金額を与信相当額とするもの)を採用し
ております。
平成 14 年度
(1)取引の内容
当社の利用しているデリバティブ取引は以下のとおりであります。
金利関連では、金利先物取引、金利先物オプション取引、金利スワップ取引、キャッ
プ取引、フロアー取引、スワップション取引、クレジットデリバティブ取引、通貨関
連では、為替予約取引、通貨スワップ取引、通貨オプション取引、有価証券関連では、
債券先物取引、債券先物オプション取引、債券店頭オプション取引、株価指数先物取
引であります。
これらのデリバティブ取引は、ヘッジ目的以外の取引とヘッジ目的の取引に分かれ、区
別して管理しております。
なお、海外の連結子会社の利用しているデリバティブ取引は、金利関連では、金利先
物取引、金利スワップ取引、通貨関連では、為替予約取引、通貨スワップ取引であり
ます。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
200
(2)取引の利用目的並びに取組方針
デリバティブ取引の主な利用目的は、①金融商品が多様化する環境において、顧客の
資金の運用調達の効率化や各種金融リスクのヘッジニーズに応えるため、②当社自身
の機動的な収益機会の確保のため、③当社自身の市場リスクをコントロールする資産
負債総合管理(ALM)の効果的な運営のためであります。このような目的達成のため
には、デリバティブ取引への積極的な取り組みが不可欠であると認識しております。
ヘッジ目的以外のデリバティブ取引の基本方針は、マーケットの変動による収益機会
を捉えて収益の極大化を目指すことにあります。
一方、ヘッジ目的の取引については、銀行経営の健全性の観点から当社の貸出金、預
金、債券等の資産負債に係る金利変動リスクを適正な水準に調整することを基本方針
としております。
デリバティブ取引を行うにあたっては、金利変動、価格変動リスクなどの各種リスクを
厳格に管理、運営することを重点方針としております。デリバティブ取引についてリス
ク管理を重点方針とすることは、デリバティブに内在するリスクを確実に把握し、適切
なリスク量のもとで将来にわたる収益機会を拡大する効果をもたらすとともに、顧客の
一層幅広いニーズへの対応力を高めることにつながると考えております。
なお、外貨資金調達を目的とした通貨スワップ取引もマーケット情勢を睨みながら活
用しております。
また、デリバティブ取引の会計処理の恣意性を排除し、透明性を確保するため、社内
規程を制定しております。この点、マクロヘッジに区分された取引については、平成
14年度も「銀行業における金融商品会計基準適用に関する当面の会計上及び監査上の
取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 15 号)に定められたリスク調
整アプローチにより取り組んでおります。マクロヘッジの有効性の評価は、少なくと
も 4 半期毎に、ヘッジ手段のネットのリスク量(BPV)がヘッジ対象のグロスのリス
ク量(BPV)の範囲に収まっていることを確認する方法により行っております。
なお、平成 15年度以降につきましては、ヘッジ目的のデリバティブ取引は「銀行業に
おける金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協
会業種別監査委員会報告第24号)に定められた方法によるヘッジ会計を適用していく
予定であります。
海外の連結子会社のデリバティブ取引に対する取組方針は、当社に準じております。
(3)取引に係るリスクの内容
デリバティブ取引は市場リスク及び信用リスクを内包しております。市場リスク及び
信用リスクの管理は、ヘッジ目的以外の取引とヘッジ目的の取引を区別することなく、
以下の方法によって行っております。
市場リスクとは取引対象物(金利、為替、債券等)の将来の市場価格変動と、デリバ
ティブ固有の予想市場変動率(ボラティリティー)等の将来の変動によって損失を生
じる可能性であります。金利関連デリバティブ取引については、将来の金利の変動に
よるリスク及びボラティリティーの変動によるリスクがあります。通貨関連デリバティ
ブ取引については、将来の為替レートの変動によるリスク及びボラティリティーの変
動によるリスクがあります。有価証券関連デリバティブ取引については、証券価格の
変動によるリスク及びボラティリティーの変動によるリスクがあります。なお、当社
においては、金利関連取引、通貨関連取引、有価証券関連取引の市場リスクについて
は、バリュー・アット・リスク< VAR >(過去の市場変動を基にして、資産・負債の
市場価値が、今後一定期間でどの程度増減しうるかを分析し、通常予想される最大の
損失額を計算したもの)を共通の尺度として、統合して管理する体制をとっておりま
す。取引対象物の価格変動に対する時価の変動率が大きい特殊なデリバティブ取引(レ
(4)取引に係るリスク管理体制
当社は、ALM 審議会において、各部門が許容し得る市場リスクの上限を決定し、各部
門は、設定された限度額の範囲内で、所定の取引権限規則及び市場リスク管理規則等
に基づいて取引を行うこととしております。
個々の取引内容の妥当性の検証、リスク量・損益状況の把握、取引相手ごとのクレジッ
トラインのチェックは、運用担当部署から独立したリスク管理部署が実施し、適正な
リスク管理に努めております。
なお、当社の ALM 審議会は、海外の連結子会社のトレーディング取引に対して、市場
リスクの上限を、バリュー・アット・リスクの尺度で、連結ベースでの自己資本等の
経営体力に基づいて決定しております。
(5)取引の時価等について
取引の時価は、当社のデリバティブ取引を市場実勢価格で評価したものです。
なお、スワップ取引に係る想定元本は、この金額自体がデリバティブ取引に係る市場
リスク量又は信用リスク量を示すものではありません。
バレッジの効いたデリバティブ取引等)によるリスクはとっておりません。海外の連
結子会社においても同様であります。
また、平成 14 年度末における、トレーディング取引(デリバティブ取引の他、商品有
価証券等のオンバランス取引を含む)のバリュー・アット・リスクによる市場リスク
量は以下のとおりであります。
VARの範囲及び前提値
・信頼区間:99%
・保有期間:1 営業日
・観測期間:1年
・対象範囲:連結ベース
・計測方法:分散共分散法(オプション性リスクにはシミュレーション法)
市場リスク量
(単位:百万円)
平成14年度
金利リスク
為替リスク
株価リスク
25
68
―
信用リスクとは取引相手方の契約不履行により損失を被る可能性であります。当社と
しては、デリバティブ取引について高度なノウハウを有し信用力の高い優良銀行、優
良顧客と取引を行うとともに、万一の際には債権・債務の一括清算ができる契約を取
引先と締結することや、当社との取引が多い海外に本店を有する金融機関などを中心
に担保付きデリバティブ契約の締結を進めるなどのリスク軽減の施策も講じておりま
す。また、経済環境の変化等を背景とする取引相手先の信用状況の変動にも的確かつ
迅速に対応しておりますので、重大な影響を及ぼすリスクはないと考えております。海
外の連結子会社においても同様であります。
なお、平成14年度末における、BIS自己資本比率規制に基づく連結ベースでの外国為
替関連取引及び金利関連取引に係るオフバランス取引の信用リスクに係る与信相当額
は以下のとおりであります。
与信相当額
(単位:百万円)
平成14年度
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
一括清算ネッティング契約による与信相当額削減効果
合計
653,894
58,705
69,575
939
1,756
―
△ 429,950
354,920
(注) 1. 上記計数は、連結自己資本比率(国際統一基準)に基づくものであり、与信相当額
の算出に当たっては、カレント・エクスポージャー方式を採用しております。
2. 与信相当額については、ネッティング(取引相手と結んだ全てのオフバランス取引
の時価評価額を相殺し、ネットアウト後の金額を与信相当額とするもの)を採用し
ております。
(4)取引に係るリスク管理体制
当社は、ALM 審議会において、各部門が許容し得る市場リスクの上限を決定し、各部
門は、設定された限度額の範囲内で、所定の取引権限規則及び市場リスク管理規則等
に基づいて取引を行うこととしております。
個々の取引内容の妥当性の検証、リスク量・損益状況の把握、取引相手ごとのクレジッ
トラインのチェックは、運用担当部署から独立したリスク管理部署が実施し、適正な
リスク管理に努めております。
なお、当社の ALM 審議会は、海外の連結子会社のトレーディング取引に対して、市場
リスクの上限を、バリュー・アット・リスクの尺度で、連結ベースでの自己資本等の
経営体力に基づいて決定しております。
(5)取引の時価等について
取引の時価は、当社のデリバティブ取引を市場実勢価格で評価したものです。
なお、スワップ取引に係る想定元本は、この金額自体がデリバティブ取引に係る市場
リスク量又は信用リスク量を示すものではありません。
2. 取引の時価等に関する事項
(1) 金利関連取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
評価損益
うち1年超
取引所 金利先物
売建
21,675
ー
△2
△2
ー
ー
ー
ー
買建
1,601
ー
△1
△1
4,741
4,058
38
38
売建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
2,914
ー
0
△2
売建
―
―
―
―
ー
ー
ー
ー
買建
―
―
―
―
ー
ー
ー
ー
受取固定・支払変動
4,665,860
2,505,106
192,547
192,547
2,740,596
1,516,029
160,295
160,295
受取変動・支払固定
4,468,090
2,472,151
△ 197,068
△ 197,068
2,728,185
1,525,830
△ 162,073
△ 162,073
受取変動・支払変動
28,330
18,330
△ 13
△ 13
18,330
18,330
△ 12
△ 12
売建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
売建
317,570
162,699
△ 761
△ 515
162,677
148,431
△ 258
△ 232
買建
381,450
149,643
710
526
152,954
136,798
231
191
売建
185,899
23,930
△ 345
544
150,821
23,760
△ 120
384
買建
197,175
27,762
385
△ 230
158,669
27,519
132
△ 207
△ 4,548
△ 4,211
△ 1,767
△ 1,620
金利オプション
店頭 金利先渡契約
金利スワップ
金利オプション
キャップ・フロアー
その他
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京金融先物取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
(2) 通貨関連取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
店頭 通貨スワップ
評価損益
うち1年超
130,098
74,558
76
76
119,876
78,163
65
65
売建
―
―
―
―
―
―
―
―
買建
―
―
―
―
―
―
―
―
為替予約
通貨オプション
売建
ー
ー
ー
ー
―
―
―
―
買建
ー
ー
ー
ー
―
―
―
―
売建
ー
ー
ー
ー
―
―
―
―
買建
ー
ー
ー
ー
―
―
―
―
76
76
65
65
その他
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引及び下記注3. の取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定 割引現在価値により算定しております。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
201
3. 平成13年度については「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する当面の会
計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第20号)に基
づき、平成14年度については「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計
上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号)に規定
する経過措置に基づき、期間損益計算を行っている通貨スワップ取引については、前記
記載から除いております。
期間損益計算を行っている通貨スワップ取引の契約額等は、下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
通貨スワップ
3,259,767
時価
△ 3,606
引直しを行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額等は、下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成14年度
評価損益
契約額等
△ 3,606 2,970,237
時価
評価損益
△ 315
平成13年度
平成14年度
契約額等
契約額等
取引所 通貨先物
売建
買建
ー
ー
ー
ー
店頭 為替予約
売建
買建
2,002,433
3,265,082
2,323,309
3,370,153
104,548
106,780
66,090
73,378
ー
ー
ー
ー
通貨オプション
売建
買建
△ 315
また、同様に、先物為替予約、通貨オプション等のうち、連結会計年度末日に引直しを行
い、その損益を連結損益計算書に計上しているものについては、上記記載から除いてお
ります。
その他
売建
買建
(3) 株式関連取引(平成 13 年度、平成 14 年度)
該当ありません。
(4) 債券関連取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
評価損益
うち1年超
取引所 債券先物
売建
8,499
ー
△ 53
△ 53
13,987
ー
△ 32
△ 32
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
売建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
売建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
売建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
△ 53
△ 53
△ 32
△ 32
債券先物オプション
店頭 債券店頭オプション
その他
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、オプション価格計算モデル等により算定しております。
(5) 商品関連取引(平成 13 年度、平成 14 年度)
該当ありません。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
202
(6) クレジットデリバティブ取引(平成 13 年度、平成 14 年度)
該当ありません。
セグメント情報
1. 事業の種類別セグメント情報
(単位:百万円)
平成13年度
信託銀行業
金融関連業
その他
計
消去又は全社
連結
I 経常収益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
638,755
4,159
25,317
2,921
664,072
7,081
―
(7,081)
計
642,915
28,238
671,153
(7,081)
664,072
経常費用
696,652
30,042
726,694
(6,138)
720,556
△ 53,737
△ 1,803
△ 55,540
(943)
△ 56,484
経常利益(△は経常損失)
II 資産、減価償却費及び資本的支出
資産
減価償却費
資本的支出
20,193,040
15,637
25,451
823,230 21,016,271
142
15,779
728
26,179
664,072
―
(115,111) 20,901,159
ー
15,779
ー
26,179
(注) 1.「金融関連業その他」には、証券業、信用保証業、クレジットカード業等が属しております。
2. 一般企業の売上高及び営業利益に代えて、それぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。
3. 会計処理基準等の変更
(1) 電子計算機の耐用年数の変更
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」4. (4) ① に記載のとおり、電子計算機の耐用年数については、従来6年としておりましたが、当連結会計年度からパーソナルコン
ピュータ(サーバー用のものを除く)は4年、その他のものは5年に変更しております。この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ、
「信託銀行業」について経常費用及び経常損失は241百万円増加、
「金融関連業その他」について経常費用及び経常損失は0百万円増加しております。
(2) 金融商品会計に係る会計基準の適用
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の(追加情報)に記載のとおり、現金担保付債券貸借取引等につきましては、従来、現金を担保とする債券貸借取引として処理してお
りましたが、当連結会計年度から有価証券を担保とする資金取引として処理しております。この変更等に伴い、従来の方法によった場合に比べ、
「信託銀行業」について資産は1,125,634百万円減少しております。
(3) 東京都及び大阪府の外形標準課税に係る事業税
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の(追加情報)に記載のとおり、東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準
等の特例に関する条例」(平成12年4月1日東京都条例第145号)(以下、
「都条例」
という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成12年10月18日、当社は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成14年3月26日、東京地方裁判所は、都条例が違法無
効であることを理由として、誤納金4,419百万円及び損害賠償金200百万円の請求を認める判決を言い渡しましたが、3月29日、東京都は、判決を不服として、東京高等裁判所に控訴
しております。
このように当社は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、前連結会計年度と同様に東京都に係る
事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるためであり、都条例
を合憲・適法なものと認めたということではありません。上記条例施行に伴い、東京都に係る事業税については3,994百万円を経常費用に計上しており、所得が課税標準である場合に比
べ経常損失は同額増加しておりますが、この影響は「信託銀行業」によるものです。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比
べ、資産は19,824百万円減少しましたが、この影響は「信託銀行業」によるものです。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、
「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成12年6月9日大阪府条例第131号)(以下、
「府条
例」
という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成14年4月4日に、当社は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。
このように当社は府条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、大阪府に係る事業税を府条例に基づく
外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では東京都と同様の会計処理を適用することが適当であると判断されるためであり、府条例を合憲・適法なもの
と認めたということではありません。上記条例施行に伴い、大阪府に係る事業税については649百万円を経常費用に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ経常損失は同額増
加しておりますが、この影響は「信託銀行業」によるものです。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は3,222百万
円減少しましたが、この影響は「信託銀行業」によるものです。
(単位:百万円)
平成14年度
信託銀行業
金融関連業
その他
計
消去又は全社
連結
I 経常収益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
577,629
4,091
31,982
6,026
計
581,720
38,008
619,729
(10,118)
609,611
経常費用
783,552
37,755
821,307
(11,132)
810,175
△ 201,831
253
△ 201,577
(△ 1,013)
△ 200,564
経常利益(△は経常損失)
II 資産、減価償却費及び資本的支出
資産
減価償却費
資本的支出
20,388,511
14,207
25,116
609,611
10,118
1,158,876 21,547,387
148
14,355
242
25,359
―
(10,118)
609,611
―
(348,726) 21,198,661
ー
14,355
ー
25,359
(注) 1.
「金融関連業その他」には、証券業、信用保証業、クレジットカード業等が属しております。
2. 一般企業の売上高及び営業利益に代えて、それぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。
3. 会計処理基準等の変更
(1) 東京都及び大阪府の外形標準課税に係る事業税
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の(追加情報)に記載のとおり、東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等
の特例に関する条例」(平成12年東京都条例第145号 以下「都条例」
という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成12年10月18日、当社は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成14年3月26日、東京地方裁判所は、都条例が違法無
効であることを理由として、誤納金4,419百万円及び損害賠償金200百万円の請求を認める判決を言い渡しました。さらに、平成14年3月29日、東京都は東京高等裁判所に控訴し、同
年4月9日、当社を含む一審原告各社も東京高等裁判所に控訴し、平成15年1月30日、東京高等裁判所は都条例が違法無効であることを理由として、誤納金8,586百万円の請求を認
める判決を言い渡しました。同年2月10日、東京都は上告及び上告受理申立てをし、同月13日、当社を含む一審原告各社も上告及び上告受理申立てをしております。
このように当社は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、前連結会計年度と同様に東京都に係る
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
203
事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるためであり、都条
例を合憲・適法なものと認めたということではありません。
上記条例施行に伴い、東京都に係る事業税については4,633百万円を「経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ「経常損失」は同額増加しておりますが、この影響
は「信託銀行業」によるものです。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は3,180百万円減少しましたが、この影
響は「信託銀行業」によるものです。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、
「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成12年大阪府条例第131号 以下「府条例」
とい
う)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成14年4月4日に、当社は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。なお、大阪府に係る事業税については、平成14年5
月30日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成14年大阪府条例第77号 以下「平成14年改正府条例」
という)
が、平成15年4月1日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成15年大阪府条例第14号 以下「平成15年改正府
条例」
という)が、それぞれ施行されたことにより、府条例による課税標準等の特例は平成15年4月1日以後開始する連結会計年度より適用されることとなりました。これにより、当連結会
計年度に係る大阪府に対する事業税については、平成15年改正府条例附則2の適用を受け、当社の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低い額となる、所得を課税標準として計算
される額を申告・納付する予定であります。但し、この申告・納付によって、府条例、平成14年改正府条例及び平成15年改正府条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。
また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は517百万円減少しましたが、この影響は「信託銀行業」によるものです。
(2) 法人事業税課税標準の変更
「注記事項」の(税効果会計関係)3.に記載のとおり、
「地方税法等の一部を改正する法律」(平成15年3月法律第9号)が平成15年3月31日に公布され、平成16年4月1日以後開始す
る連結会計年度より法人事業税に係る課税標準が、従来の「所得及び清算所得」
と規定されていたもの(平成15年改正前地方税法第72条の12)から、
「付加価値額」、
「資本等の金額」
及び「所得及び清算所得」に変更されることにより、
「付加価値額」及び「資本等の金額」が課税標準となる事業税は、利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当しないことにな
ります。また、これを受けて都条例及び府条例に基づく東京都、大阪府に係る法人事業税は、平成16年4月1日に開始する連結会計年度以降は、法律上の根拠を失い適用されないことと
なります。
この変更に伴い、当社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平成16年度以降の法定実効税率は、当連結会計年度の38.50%から40.49%となり、所得が課税標準で
ある場合に比べ、
「信託銀行業」について資産は9,491百万円増加、
「金融関連業その他」について資産は0百万円減少しております。
2. 所在地別セグメント情報
(単位:百万円)
平成13年度
日本
I 経常収益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
204
451
5,591
欧州
67,968
673
アジア・オセアニア
23,521
230
計
664,072
22,196
消去又は全社
計
516,513
71,318
6,043
68,641
23,751
686,269
(22,196)
664,072
経常費用
568,545
85,366
6,378
63,527
18,900
742,717
(22,160)
720,556
△ 52,031
△ 14,047
△ 335
5,113
4,851
△ 56,448
(35)
△ 56,484
17,846,921
1,675,459
202,507
1,394,584
454,588 21,574,061
―
(22,196)
連結
69,938
1,380
II 資産
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
中南米
502,192
14,321
経常利益(△は経常損失)
三
菱
信
託
銀
行
米国
664,072
―
(672,902) 20,901,159
(注) 1. 当社の本支店及び連結子会社について、地理的な近接度、経済活動の類似性、事業活動の相互関連性等を考慮して国内と国又は地域ごとに区分の上、一般企業の売上高及び営業利益に代
えて、それぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。
2.「中南米」には、カリブ海地域等が属しております。
「欧州」には、英国等が属しております。
「アジア・オセアニア」には、香港、シンガポールが属しております。
3. 会計処理基準等の変更
(1) 電子計算機の耐用年数の変更
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」4. (4) ① に記載のとおり、電子計算機の耐用年数については、従来6年としておりましたが、当連結会計年度からパーソナルコン
ピュータ(サーバー用のものを除く)は4年、その他のものは5年に変更しております。この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ、
「日本」について経常費用及び経常損失は241百万円増加しております。
(2) 金融商品会計に係る会計基準の適用
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の(追加情報)に記載のとおり、現金担保付債券貸借取引等につきましては、従来、現金を担保とする債券貸借取引として処理してお
りましたが、当連結会計年度から有価証券を担保とする資金取引として処理しております。この変更等に伴い、従来の方法によった場合に比べ、
「日本」について資産は1,125,634百万円減少しております。
(3) 東京都及び大阪府の外形標準課税に係る事業税
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の(追加情報)に記載のとおり、東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準
等の特例に関する条例」(平成12年4月1日東京都条例第145号)(以下、
「都条例」
という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成12年10月18日、当社は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成14年3月26日、東京地方裁判所は、都条例が違法無
効であることを理由として、誤納金4,419百万円及び損害賠償金200百万円の請求を認める判決を言い渡しましたが、3月29日、東京都は、判決を不服として、東京高等裁判所に控訴
しております。
このように当社は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、前連結会計年度と同様に東京都に係る
事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるためであり、都条例
を合憲・適法なものと認めたということではありません。上記条例施行に伴い、東京都に係る事業税については3,994百万円を経常費用に計上しており、所得が課税標準である場合に比
べ経常損失は同額増加しておりますが、この影響は「日本」におけるものです。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資
産は19,824百万円減少しましたが、この影響は「日本」におけるものです。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、
「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成12年6月9日大阪府条例第131号)(以下、
「府条
例」
という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成14年4月4日に、当社は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。
このように当社は府条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、大阪府に係る事業税を府条例に基づく
外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では東京都と同様の会計処理を適用することが適当であると判断されるためであり、府条例を合憲・適法なもの
と認めたということではありません。上記条例施行に伴い、大阪府に係る事業税については649百万円を経常費用に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ経常損失は同額増
加しておりますが、この影響は「日本」におけるものです。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は3,222百万円減
少しましたが、この影響は「日本」におけるものです。
(単位:百万円)
平成14年度
日本
米国
中南米
欧州
アジア・オセアニア
計
消去又は全社
連結
I 経常収益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
488,259
6,806
39,859
1,502
160
3,397
70,127
1,631
11,204
161
609,611
13,499
―
(13,499)
609,611
―
計
495,065
41,362
3,557
71,758
11,365
623,111
(13,499)
609,611
経常費用
経常利益(△は経常損失)
II 資産
683,751
60,660
6,483
63,991
8,755
823,642
(13,467)
810,175
△ 188,685
△ 19,297
△ 2,926
7,767
2,610
△ 200,531
(32)
△ 200,564
17,731,357
1,608,526
151,429
2,078,456
335,857 21,905,627
(706,966) 21,198,661
(注) 1.当社の本支店及び連結子会社について、地理的な近接度、経済活動の類似性、事業活動の相互関連性等を考慮して国内と国又は地域ごとに区分の上、一般企業の売上高及び営業利益に代
えて、それぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。
2.「中南米」には、カリブ海地域等が属しております。
「欧州」には、英国等が属しております。
「アジア・オセアニア」には、香港、シンガポールが属しております。
3. 会計処理基準等の変更
(1) 東京都及び大阪府の外形標準課税に係る事業税
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の(追加情報)に記載のとおり、東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税の課税標準等
の特例に関する条例」(平成12年東京都条例第145号 以下「都条例」
という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成12年10月18日、当社は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成14年3月26日、東京地方裁判所は、都条例が違法無
効であることを理由として、誤納金4,419百万円及び損害賠償金200百万円の請求を認める判決を言い渡しました。さらに、平成14年3月29日、東京都は東京高等裁判所に控訴し、同
年4月9日、当社を含む一審原告各社も東京高等裁判所に控訴し、平成15年1月30日、東京高等裁判所は都条例が違法無効であることを理由として、誤納金8,586百万円の請求を認
める判決を言い渡しました。同年2月10日、東京都は上告及び上告受理申立てをし、同月13日、当社を含む一審原告各社も上告及び上告受理申立てをしております。
このように当社は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係争中であり、当連結会計年度における会計処理についても、前連結会計年度と同様に東京都に係る
事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるためであり、都条例
を合憲・適法なものと認めたということではありません。
上記条例施行に伴い、東京都に係る事業税については4,633百万円を「経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ「経常損失」は同額増加しておりますが、この影響は
「日本」におけるものです。また、当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は3,180百万円減少しましたが、この影響は「日
本」におけるものです。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、
「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成12年大阪府条例第131号 以下「府条例」
とい
う)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成14年4月4日に、当社は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。なお、大阪府に係る事業税については、平成14年5月
30日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成14年大阪府条例第77号 以下「平成14年改正府条例」
という)が、
平成15年4月1日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成15年大阪府条例第14号 以下「平成15年改正府条例」
という)が、それぞれ施行されたことにより、府条例による課税標準等の特例は平成15年4月1日以後開始する連結会計年度より適用されることとなりました。これにより、当連結会計年度
に係る大阪府に対する事業税については、平成15年改正府条例附則2の適用を受け、当社の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低い額となる、所得を課税標準として計算される
額を申告・納付する予定であります。但し、この申告・納付によって、府条例、平成14年改正府条例及び平成15年改正府条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。また、
当該事業税は税効果会計の計算に含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、資産は517百万円減少しましたが、この影響は「日本」におけるものです。
(2) 法人事業税課税標準の変更
「注記事項」の(税効果会計関係)3.に記載のとおり、
「地方税法等の一部を改正する法律」(平成15年3月法律第9号)が平成15年3月31日に公布され、平成16年4月1日以後開始す
る連結会計年度より法人事業税に係る課税標準が、従来の「所得及び清算所得」
と規定されていたもの(平成15年改正前地方税法第72条の12)から、
「付加価値額」、
「資本等の金額」及
び「所得及び清算所得」に変更されることにより、
「付加価値額」及び「資本等の金額」が課税標準となる事業税は、利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当しないことになりま
す。また、これを受けて都条例及び府条例に基づく東京都、大阪府に係る法人事業税は、平成16年4月1日に開始する連結会計年度以降は、法律上の根拠を失い適用されないこととなり
ます。
この変更に伴い、当社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平成16年度以降の法定実効税率は、当連結会計年度の38.50%から40.49%となり、所得が課税標準であ
る場合に比べ、資産は9,491百万円増加しましたが、この影響は「日本」におけるものです。
3. 海外経常収益
(単位:百万円)
平成13年度
I 海外経常収益
II 連結経常収益
III 海外経常収益の連結経常収益に占める割合
161,879
664,072
24.3%
平成14年度
121,351
609,611
19.9%
(注) 1. 一般企業の海外売上高に代えて、海外経常収益を記載しております。
2. 海外経常収益は、当社の海外店取引並びに海外連結子会社の取引に係る経常収益(ただし、連結会社間の内部経常収益を除く)で、こうした膨大な取引を相手先別に区分していないため、国
又は地域ごとのセグメント情報は記載しておりません。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
205
連結情報
1. 国内・海外別収支の内訳
(単位:億円)
平成13年度
国内
信託報酬
資金運用収支
資金運用収益
資金調達費用
役務取引等収支
役務取引等収益
役務取引等費用
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
962
ー
ー
962
829
ー
ー
829
1,365
2,840
1,474
468
1,519
1,050
0
103
102
1,833
4,256
2,423
1,628
2,691
1,063
359
1,060
701
1
72
71
1,986
3,679
1,693
395
444
49
40
83
42
9
41
32
426
486
60
440
537
96
27
46
19
△0
43
44
468
540
71
8
8
ー
14
14
ー
0
0
ー
23
23
ー
17
20
3
14
14
△0
ー
ー
ー
32
35
2
2
279
277
△ 110
109
220
66
66
0
△ 175
322
497
121
476
355
△ 51
135
186
10
10
0
59
601
541
特定取引収支
特定取引収益
特定取引費用
その他業務収支
その他業務収益
その他業務費用
海外
平成14年度
(注) 1.「国内」
とは、当社(海外店を除く)及び国内に本店を有する連結子会社(以下「国内連結子会社」
という)です。
「海外」
とは、当社の海外店及び海外に本店を有する連結子会社(以下「海外連結
子会社」
という)です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
3.「資金調達費用」は金銭の信託運用見合費用を控除しています。
2. 国内・海外別資金運用/調達の内訳
(1) 平均残高
(単位:億円)
平成13年度
国内
海外
平成14年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
142,068
80,949
55,534
ー
5,451
26,152
12,764
7,862
ー
5,427
3,917
2,907
314
ー
694
164,303
90,806
63,082
ー
10,184
158,763
82,453
60,839
9,415
5,847
32,784
8,225
10,203
8,977
4,907
3,422
2,044
339
ー
1,035
188,126
88,634
70,702
18,393
9,719
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券貸借取引受入担保金
借用金等
138,308
93,070
11,103
ー
9,720
24,204
15,778
593
ー
491
3,602
694
―
ー
2,874
158,910
108,154
11,696
ー
7,336
156,535
100,405
13,197
7,735
20,018
32,271
11,660
388
14,436
358
3,083
1,035
ー
ー
2,030
185,722
111,030
13,586
22,171
18,346
(2) 利息、利回り
(単位:億円)
平成13年度
平成14年度
利息
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
206
合計
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
債券貸借取引支払保証金
預け金等
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
債券貸借取引
支払保証金
預け金等
2,840
1,061
1,129
1,519
612
556
103
72
1
4,256
1,601
1,684
ー
85
ー
154
ー
28
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券貸借取引
受入担保金
借用金等
1,474
640
10
1,050
486
25
ー
140
ー
22
利回り
利息
相殺消去額(△)
海外
2.59%
1.76%
2.67%
2,691
1,018
1,201
1,060
304
469
72
38
0
3,679
1,284
1,669
1.95%
1.44%
2.36%
ー
212
ー%
2.08%
122
69
189
90
3
28
308
131
1.67%
1.34%
102
25
―
2,423
1,100
36
1.52%
1.01%
0.30%
1,063
365
5
701
212
10
71
23
ー
1,693
554
16
0.91%
0.49%
0.12%
ー
71
ー
91
ー%
1.24%
119
177
274
11
3
42
390
146
1.76%
0.79%
(注) 1.「国内」
とは、当社(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 平均残高は、当社については日々の残高の平均に基づいて算出していますが、連結子会社については月末ごとの残高に基づく平均残高を利用しています。
3. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
4. 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息をそれぞれ控除しています。
5. 預け金等にはコールローン、買入手形、買現先勘定を含んでいます。
6. 借用金等にはコールマネー、売渡手形、売現先勘定、コマーシャル・ペーパーを含んでいます。
合計
利回り
国内
3. 国内・海外別役務取引の内訳
(単位:億円)
平成13年度
国内
役務取引等収益
うち信託関連業務
預金・貸出業務
為替業務
証券関連業務
代理業務
保護預り・貸金庫業務
保証業務
海外
平成14年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
444
299
6
8
44
21
3
13
83
ー
23
0
33
0
3
7
41
2
0
0
10
0
1
3
486
296
30
8
68
21
5
18
537
373
9
8
50
20
3
14
46
ー
7
0
14
0
3
6
43
1
0
0
12
0
2
2
540
371
17
8
52
21
5
17
49
3
42
0
32
0
60
3
96
3
19
0
44
0
71
3
役務取引等費用
うち為替業務
(注) 1.「国内」
とは、当社(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
4. 国内・海外別特定取引の内訳
(1) 特定取引収益・費用
(単位:億円)
平成13年度
国内
海外
平成14年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
特定取引収益
うち商品有価証券収益
特定取引有価証券収益
特定金融派生商品収益
その他の特定取引収益
8
2
0
4
2
14
14
3
△3
ー
0
ー
ー
ー
0
23
16
3
0
2
20
2
ー
16
2
14
15
ー
△1
ー
ー
ー
ー
ー
ー
35
17
ー
14
2
特定取引費用
うち商品有価証券費用
特定取引有価証券費用
特定金融派生商品費用
その他の特定取引費用
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
3
ー
3
ー
ー
△0
ー
△0
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
2
ー
2
ー
ー
(注) 1.「国内」
とは、当社(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
(2) 特定取引資産・負債
(単位:億円)
平成13年度
国内
海外
平成14年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
特定取引資産
うち商品有価証券
商品有価証券派生商品
特定取引有価証券
特定取引有価証券派生商品
特定金融派生商品
その他の特定取引資産
3,883
133
ー
ー
ー
740
3,009
386
ー
ー
ー
ー
386
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
4,270
133
ー
ー
ー
1,126
3,009
3,048
294
ー
ー
ー
830
1,923
456
ー
ー
ー
ー
456
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
3,505
294
ー
ー
ー
1,287
1,923
特定取引負債
うち売付商品債券
商品有価証券派生商品
特定取引売付債券
特定取引有価証券派生商品
特定金融派生商品
その他の特定取引負債
721
ー
0
ー
ー
720
ー
375
ー
ー
ー
ー
375
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
1,096
ー
0
ー
ー
1,096
ー
803
ー
0
ー
ー
803
ー
455
ー
ー
ー
ー
455
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
1,258
ー
0
ー
ー
1,258
ー
(注) 1.「国内」
とは、当社(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
207
5. 貸出金の状況
(1) 貸出金の業種別内訳
(単位:億円)
平成13年度
平成14年度
残高
国内(特別国際金融取引勘定分を除く)
製造業
農業
林業
漁業
鉱業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
運輸・通信業
情報通信業
運輸業
卸売・小売業、飲食店
卸売・小売業
金融・保険業
不動産業
サービス業
各種サービス業
地方公共団体
その他
海外及び特別国際金融取引勘定分
政府等
金融機関
その他
合計
構成比
残高
構成比
82,241
12,417
14
1
123
72
3,052
1,244
6,192
ー
ー
8,384
ー
18,787
12,986
9,182
ー
2,252
7,529
100.00%
15.10
0.02
0.00
0.15
0.09
3.71
1.51
7.53
ー
ー
10.19
ー
22.84
15.79
11.17
ー
2.74
9.16
77,557
11,681
15
1
226
60
2,718
1,517
ー
2,463
6,002
ー
6,891
19,599
10,291
ー
6,763
3,438
5,886
100.00%
15.06
0.02
0.00
0.29
0.08
3.50
1.96
ー
3.18
7.74
ー
8.89
25.27
13.27
ー
8.72
4.43
7.59
8,577
38
1,816
6,723
100.00%
0.44
21.18
78.38
5,319
15
1,307
3,996
100.00%
0.30
24.57
75.13
90,819
82,877
(注) 1.「国内」
とは、当社(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 平成14年3月7日付総務省告示第139号により
「日本標準産業分類」が改訂され、同年10月1日から適用されたことに伴い、
「国内(特別国際金融取引勘定分を除く)」に係る各業種別の貸
出金残高及び構成比は、平成13年度は改訂前の日本標準産業分類の区分に基づき、平成14年度は改訂後の日本標準産業分類の区分に基づき記載しています。
(2) リスク管理債権の状況
リスク管理債権額については、部分直接償却後の金額を記載しています。
① リスク管理債権
(単位:億円)
平成12年度
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
合計
貸出金残高
貸出金に占める比率
平成13年度
470
5,044
21
2,929
平成14年度
343
5,058
52
3,426
428
2,848
23
2,669
8,466
8,881
5,969
90,001
90,819
82,877
9.40%.
9.77%.
7.20%.
(注) 1. 未収利息の会計処理については、資産の自己査定により、破綻懸念先、実質破綻先及び破綻先に分類した債務者に対する債権に係る未収利息を収益不計上としています。
2. 償却の会計処理については、資産の自己査定によりⅣ分類(無価値又は回収不能)
と認定した債権を直接償却しています。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
(参考)三菱信託銀行及び日本信託銀行合算
(単位:億円)
平成12年度
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
合計
628
6,114
34
3,096
9,873
貸出金残高
95,812
貸出金に占める比率
10.30%.
② リスク管理債権に対する引当率
(単位:億円)
平成12年度
貸倒引当金(A)
リスク管理債権(B)
引当率(A)/(B)
3,372
8,466
39.83%.
平成13年度
3,999
8,881
45.03%.
(注) 貸倒引当金には、
リスク管理債権以外の債権に対応する引当金が含まれているほか、担保・保証等による保全については考慮されていません。
208
平成14年度
2,810
5,969
47.07%.
(参考)三菱信託銀行及び日本信託銀行合算
(単位:億円)
平成12年度
貸倒引当金(A)
リスク管理債権(B)
引当率(A)/(B)
3,820
9,873
38.69%.
③ 地域別リスク管理債権
(単位:億円)
平成13年度
平成14年度
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
国内
284
4,986
52
3,295
8,619
256
2,555
23
2,434
5,269
海外
59
71
0
131
262
171
293
ー
235
699
合計
合計
アジア
―
52
―
55
108
―
35
―
63
99
インドネシア
タイ
香港
その他
―
―
―
―
36
5
1
9
―
―
―
―
23
21
―
10
59
26
1
20
―
―
―
―
11
24
―
0
―
―
―
―
8
3
34
17
19
27
34
18
53
13
―
57
124
131
158
―
79
369
6
5
0
18
29
40
98
―
91
230
343
5,058
52
3,426
8,881
428
2,848
23
2,669
5,969
米国
その他
合計
(注)「国内」
と
「海外」は、債務者の居住地により区分しています。
④ 業種別リスク管理債権
(単位:億円)
平成13年度
国内
製造業
建設業
卸売・小売業、飲食店
卸売・小売業
金融・保険業
不動産業
サービス業
各種サービス業
その他
消費者
海外
金融機関
商工業
その他
合計
平成14年度
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
284
15
25
38
―
84
67
44
―
7
1
4,986
337
443
171
―
13
3,216
600
―
113
90
52
2
―
―
―
―
14
―
―
35
―
3,295
494
1,098
229
―
147
542
487
―
196
99
8,619
849
1,567
439
―
245
3,841
1,131
―
353
190
256
18
22
―
37
2
36
―
135
4
0
2,555
356
830
―
227
27
636
―
217
226
33
23
―
23
―
―
―
―
―
―
―
―
2,434
633
508
―
497
49
121
―
407
100
116
5,269
1,008
1,384
―
762
78
794
―
760
330
149
59
53
4
1
71
1
69
0
0
―
―
0
131
0
131
0
262
54
204
2
171
―
113
57
293
0
245
47
ー
―
―
―
235
―
196
38
699
0
556
143
343
5,058
52
3,426
8,881
428
2,848
23
2,669
5,969
合計
合計
(注) 1.「国内」
と
「海外」は、債務者の居住地により区分しています。
2. 平成14年3月7日付総務省告示第139号により
「日本標準産業分類」が改訂され、同年10月1日から適用されたことに伴い、平成13年度は改訂前の日本標準産業分類の区分に基づき、平
成14年度は改訂後の日本標準産業分類の区分に基づき記載しています。
6. 国内・海外別有価証券残高
(単位:億円)
平成13年度
国内
海外
平成14年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
国債
地方債
社債
株式
その他の証券
18,029
2,044
5,365
15,453
18,681
ー
ー
ー
ー
8,324
ー
ー
ー
53
269
18,029
2,044
5,365
15,399
26,737
21,681
1,579
3,779
8,261
26,367
ー
ー
ー
ー
14,465
ー
ー
ー
104
251
21,681
1,579
3,779
8,156
40,581
合計
59,574
8,324
322
67,576
61,669
14,465
355
75,778
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
(注) 1.「国内」
とは、当社(海外店を除く)及び国内連結子会社です。
「海外」
とは、当社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
3.「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでいます。
209
7. 国内・海外別預金種類別残高
(単位:億円)
平成13年度
国内
流動性預金
定期性預金
その他の預金
海外
平成14年度
相殺消去額(△)
合計
国内
海外
相殺消去額(△)
合計
14,543
76,028
8,441
358
13,701
0
55
509
ー
14,845
89,220
8,441
14,397
77,936
9,594
562
9,500
0
32
2,089
ー
14,927
85,347
9,594
計
99,012
14,060
565
112,507
101,928
10,062
2,121
109,869
譲渡性預金
12,249
589
2
12,835
14,234
301
ー
14,536
111,261
14,650
568
125,343
116,163
10,364
2,121
124,405
合計
(注) 1.「国内」
とは、当社(海外店を除く)です。
「海外」
とは、当社の海外店及び海外連結子会社です。
2. 連結会社間の相殺消去額については、上記「相殺消去額」欄に計上しています。
3. 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
4. 定期性預金=定期預金
8. 連結自己資本比率(国際統一基準)
平成 14 年度より当社は連結自己資本比率の算定に関する内部管理体制について、新日本監査法人の外部監査を受け、調査報告書を受領しています。なお、当該外部監査は日本公認会計士
協会業種別監査委員会報告第30号に基づき、新日本監査法人が当社との間で合意された調査手続を実施し、その結果を報告する業務です。また、
「一般に公正妥当と認められる監査の基準」
に基づく監査ではなく、合意された手続の実施対象である内部管理体制及びそれに関連する連結自己資本比率に関して監査意見の表明を受けたものではありません。
(単位:億円)
基本的項目
補完的項目
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
210
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
資本金
うち非累積的永久優先株
新株式払込金
資本準備金
連結剰余金
資本剰余金
利益剰余金
連結子会社の少数株主持分
うち海外特別目的会社の発行する優先出資証券
その他有価証券の評価差損(△)
自己株式払込金
自己株式(△)
為替換算調整勘定
営業権相当額(△)
連結調整勘定相当額(△)
2,927
1,000
ー
2,463
2,686
ー
ー
38
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
2,927
1,000
ー
2,463
3,031
ー
ー
44
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
2,927
1,000
ー
2,463
3,068
ー
ー
33
ー
ー
ー
ー
△ 82
ー
ー
3,051
1,000
ー
2,556
2,059
ー
ー
38
ー
131
ー
ー
△ 36
ー
ー
3,242
1,000
ー
ー
ー
2,747
929
27
ー
30
ー
ー
△ 50
ー
ー
計 (A)
うちステップ・アップ金利条項付の
優先出資証券(注 2)
8,116
8,467
8,410
7,538
6,867
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
有価証券含み益の 45%相当額
その他有価証券の連結貸借対照表計上額の
合計額から帳簿価額の合計額を控除した額の 45%
土地の再評価額と再評価の直前の
帳簿価額の差額の 45%相当額
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
うち永久劣後債務(注 3)
うち期限付劣後債務及び期限付優先株(注 4)
ー
ー
831
ー
ー
ー
1,145
4,585
ー
ー
ー
809
4,719
1,500
3,219
ー
1,263
4,426
500
3,926
△ 56
1,459
4,436
625
3,811
△ 15
1,414
4,310
859
3,451
計
5,730
5,528
6,521
5,840
5,708
5,730
5,528
6,521
5,797
5,565
ー
ー
ー
ー
ー
うち自己資本への算入額
準補完的項目
控除項目
自己資本額
(B)
短期劣後債務
うち自己資本への算入額
(C)
ー
ー
ー
ー
ー
控除項目(注 5)
(D)
23
174
220
243
59
(A)+(B)+(C)−(D)
(E)
13,822
13,822
14,711
13,092
12,372
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引項目
信用リスク・アセットの額
(F)
リスク・アセット等 マーケット・リスク相当額に
係る額((H)/ 8%)
(G)
(参考)マーケット・リスク相当額 (H)
103,025
14,265
117,290
105,617
16,151
121,768
105,783
15,125
120,909
106,036
13,900
119,937
90,146
11,573
101,719
1,296
103
777
62
1,058
84
915
73
1,352
108
計 (F)+(G)
118,587
122,546
121,967
120,852
103,072
11.65%.
11.27%.
12.06%.
10.83%.
12.00%.
連結自己資本比率(国際統一基準) (E)/( I ) x 100
(I)
(注) 1. 連結自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づき算出しています。なお、当社は、国際統一基準を適用のうえ、マーケット・リスク規制を導入して
います。
2. 告示第4条第2項に掲げるもの、すなわち、ステップ・アップ金利等の特約を付すなど償還を行う蓋然性を有する株式等(海外特別目的会社の発行する優先出資証券を含む)です。
3. 告示第5条第1項第4号に掲げる負債性資本調達手段で次に掲げる性質のすべてを有するものです。
(1) 無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2) 一定の場合を除き、償還されないものであること
(3) 業務を継続しながら損失の補てんに充当されるものであること
(4) 利払い義務の延期が認められるものであること
4. 告示第5条第1項第5号及び第6号に掲げるものです。ただし、期限付劣後債務は契約時における償還期間が5年を超えるものに限られています。
5. 告示第7条第1項第1号に掲げる他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額及び第2号に規定するものに対する投資に相当する額です。
9. オフ・バランス取引の想定元本額・契約金額(国際統一基準)
(1) 金融派生商品及び先物外国為替取引
(単位:億円)
契約金額・想定元本額
平成10年度
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(買)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
一括清算ネッティング契約による
信用リスク削減効果(△)
合計
333,832
(6,729)
24,647
(1,030)
23,891
(718)
30,669
(345)
1,511
(18)
―
(―)
平成11年度
299,827
(4,578)
20,548
(860)
33,051
(750)
15,619
(152)
648
(9)
―
(―)
平成12年度
340,021
(6,725)
16,726
(334)
36,093
(1,391)
7,283
(38)
813
(40)
―
(―)
平成13年度
347,112
(7,416)
19,493
(708)
37,385
(712)
4,026
(14)
1,083
(27)
―
(―)
平成14年度
270,895
(6,538)
20,694
(587)
40,533
(695)
1,252
(9)
708
(17)
―
(―)
(3,916)
(2,550)
(5,752)
(5,306)
(4,299)
414,553
(4,925)
369,694
(3,802)
400,939
(2,777)
409,102
(3,574)
334,083
(3,549)
(注) 1.( )内は信用リスク相当額です。
2. 上記計数は、自己資本比率(国際統一基準)に基づくものであり、
( )内の信用リスク相当額の算出にあたってはカレント・エクスポージャー方式を採用しています。
3. また、信用リスク相当額の算出にあたっては、一部の取引についてネッティング(取引先ごとに、締結したすべてのオフ・バランス取引の時価評価額を相殺し、相殺後の全額を信用リスク相当
額とするもの)を採用しています。
4. なお、国際統一基準の対象となっていない取引所取引、原契約期間が14日以内の外国為替関連取引等の想定元本額は次のとおりです。
(単位:億円)
契約金額・想定元本額
平成10年度
金利スワップ
通貨スワップ
先物外国為替取引
金利オプション(売)
金利オプション(買)
通貨オプション(売)
通貨オプション(買)
その他の金融派生商品
合計
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
ー
ー
5,366
6,243
65
1,461
一
3,749
ー
ー
8,814
6,214
―
693
―
13,886
ー
ー
9,341
6,522
ー
796
ー
16,359
ー
ー
12,842
5,171
ー
988
ー
8,266
ー
ー
10,586
3,131
ー
694
ー
7,340
16,887
29,609
33,020
27,269
21,753
(2) 与信関連取引
(単位:億円)
契約金額
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
コミットメント
保証取引
その他
28,915
5,766
一
17,576
4,291
―
19,656
5,929
―
27,743
4,909
132
28,903
4,102
1,733
合計
34,681
21,867
25,585
32,785
34,739
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
連
結
︶
211
主要な経営指標等の推移
(単体)
(単位:百万円)
平成10年度
経常収益
うち信託報酬
経常利益(△は経常損失)
△ 193,762
126,469
当期純利益(△は当期純損失)
△ 119,614
52,262
292,793
普通株式
1,302,303 千株
優先株式
100,000 千株
292,793
普通株式
1,302,303 千株
優先株式
100,000 千株
(
292,793
普通株式
1,302,303 千株
優先株式
100,000 千株
)(
674,752
78,379
)(
平成14年度
638,552
96,233
573,842
82,927
11,627
△ 54,380
△ 204,519
18,420
△ 32,691
△ 95,327
)(
305,143
普通株式
1,549,303 千株
優先株式
100,000 千株
)(
324,279
普通株式
1,655,609 千株
優先株式
100,000 千株
純資産額
738,000
780,332
901,794
740,774
689,128
総資産額
16,998,699
16,373,174
18,161,871
20,326,667
20,459,916
8,968,573
9,196,011
10,367,360
11,275,630
11,143,611
貸出金残高
うち銀行勘定
信託勘定
11,235,122
8,547,334
2,687,787
10,572,297
8,585,570
1,986,726
10,447,469
8,962,483
1,484,986
10,424,475
9,041,037
1,383,437
9,369,278
8,261,722
1,107,555
有価証券残高
うち銀行勘定
信託勘定
(含 職務分担型共同受託財産)
20,643,959
4,599,873
16,044,085
(ー )
22,828,591
4,682,816
18,145,775
(ー )
26,971,602
6,033,577
20,938,024
(ー )
36,346,517
6,761,433
29,585,083
(ー )
14,249,094
7,589,206
6,659,887
(26,349,274 )
1 株当たり純資産額
1 株当たり配当額
(うち 1 株当たり中間配当額)
1 株当たり当期純利益
(△は 1 株当たり当期純損失)
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
単体自己資本比率(国際統一基準)
株価収益率
配当性向
従業員数
信託財産額
(含 職務分担型共同受託財産)
212
平成13年度
925,840
68,023
預金残高
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
平成12年度
959,282
89,578
資本金
(発行済株式総数)
三
菱
信
託
銀
行
平成11年度
(
413.11 円
445.62 円
538.88 円
349.04 円
294.45 円
普通株式 7.50 円
優先株式 0.05 円
普通株式 4.00 円
優先株式
ー円
普通株式 7.00 円
優先株式 16.20 円
普通株式 3.50 円
優先株式 8.10 円
普通株式 7.00 円
優先株式 16.20 円
普通株式 3.50 円
優先株式 8.10 円
普通株式 12.74 円
優先株式 16.20 円
普通株式 10.24 円
優先株式 8.10 円
普通株式 05.00 円
優先株式 16.20 円
普通株式
ー円
優先株式
ー円
△ 91.85 円
ー
11.41 %
ー
ー
5,830 人
31,859,558
(ー )
) (
) (
38.88 円
12.90 円
34.65 円
11.77 円
10.90 %
11.79 %
) (
△ 24.06 円
ー
10.90 %
(
) (
)
)
)
△ 62.21 円
ー
11.23 %
24.48 倍
18.00 %
54.26 %
5,556 人
5,451 人
34,429,467
(ー )
36,444,087
(ー )
ー
6,290 人
50,221,692
(ー )
ー
5,362 人
28,595,978
(50,810,455 )
総資産利益率(ROA)
経常利益率
当期純利益率
ー%
ー%
0.79%
0.32%
0.07%
0.11%
ー%
ー%
ー%
ー%
資本利益率(ROE)
経常利益率
当期純利益率
ー%
ー%
22.32%
9.05%
1.56%
2.62%
ー%
ー%
ー%
ー%
(注)1. 平成10年度の財務諸表における子会社・関連会社の範囲及び税効果会計については、それぞれ「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則の一部を改正する省令」
(平成10年大
蔵省令第135号)附則第2項及び「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する省令」
(平成10年大蔵省令第173号)附則第3項に基づき、これらの省令により
改正された財務諸表等規則を適用しています。
2. 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。
3. 平成13年度以前の1株当たり純資産額は、期末純資産額から
「期末発行済優先株式数×発行価額」を控除した金額を、期末発行済普通株式数で除して算出しています。
4. 平成13年度以前の1株当たり当期純利益(又は当期純損失)は、当期純利益(又は当期純損失)から当期の優先株式配当金総額を控除した金額を、期中平均発行済普通株式数で除して算
出しています。
5. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、平成10年度、平成13年度及び平成14年度は純損失が計上されているので、記載していません。
6. 平成14年度から、
「1株当たり純資産額」、
「1株当たり当期純利益(又は当期純損失)」及び「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」の算定に当たっては、
「1株当たり当期純利益に関する会
計基準」
(企業会計基準第2号)及び「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第4号)を適用しています。
7. 株価収益率は、平成10年度は当期純損失が計上されているので、記載していません。また、三菱信託銀行は平成13年3月27日に東京証券取引所市場第一部及び大阪証券取引所市場第一
部での普通株式の上場を廃止したため、平成12年度以降の株価収益率は算出していません。
8. 配当性向は、当期の普通株式配当金総額を、当期純利益から当期の優先株式配当金総額を控除した金額で除して算出しています。なお、平成10年度、平成13年度及び平成14年度は当期
純損失が計上されているので、記載していません。
9. 従業員数は、平成11年度から就業人員数を表示しています。
利 益
10. 総資産利益率=
X 100
総資産(除く支払承諾見返)平均残高
利益−優先株式配当金総額
11. =
X 100
資本利益率
{(期首株主資本−期首発行済優先株式数×発行価額)+(期末株主資本−期末発行済優先株式数×発行価額)}÷2
12. 平成10年度、平成13年度及び平成14年度は経常損失、当期純損失となったため、利益率はいずれも記載していません。
13. 三菱信託銀行は平成13年10月1日に日本信託銀行及び東京信託銀行と、三菱信託銀行を存続会社として合併しました。
14. 三菱信託銀行は平成14年5月に職務分担型共同受託を開始したため、有価証券残高及び信託財産額には、
( )内に職務分担型共同受託方式により受託している信託財産を含んだ金額を記
載しています。
財務諸表
三菱信託銀行の銀行法第 21 条第 1 項後段の規定により公衆の縦覧に供する書類は、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律(昭和 49 年
法律第 22 号)により、新日本監査法人の監査を受けています。また、三菱信託銀行の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、利益処分計算
書及び附属明細表については、証券取引法第 193 条の 2 の規定に基づき、新日本監査法人の監査証明を受けています。以下の貸借対照表、損益計算
書及び利益処分計算書は、上記の財務諸表に基づいて作成しています。
1. 貸借対照表
(単位:百万円)
平成13年度
(単位:百万円)
平成14年度
平成13年度
(平成14年3月31日) (平成15年3月31日)
(資産の部)
現金預け金
現金
989,996
1,191,315
40,990
39,893
預け金
949,005
1,151,422
コールローン
300,000
256,132
ー
983,156
買入金銭債権
9,175
16,418
特定取引資産
427,000
350,573
債券貸借取引支払保証金
商品有価証券
平成14年度
(平成14年3月31日) (平成15年3月31日)
(負債の部)
預金
当座預金
普通預金
貯蓄預金
通知預金
定期預金
その他の預金
譲渡性預金
11,275,630
110,181
1,213,484
0
134,823
8,972,990
844,149
11,143,611
121,892
1,205,217
0
113,372
8,743,631
959,497
1,282,570
1,453,650
コールマネー
549,208
652,346
売現先勘定
468,757
333,746
ー
1,769,364
13,378
29,468
特定金融派生商品
112,652
128,787
売渡手形
346,400
473,200
その他の特定取引資産
300,969
192,318
コマーシャル・ペーパー
460,000
451,000
ー
9,675
特定取引負債
商品有価証券派生商品
特定金融派生商品
109,665
53
109,611
125,897
32
125,865
借用金
借入金
396,303
396,303
341,545
341,545
26,009
21
25,969
3
15
20,291
28
20,110
0
152
金銭の信託
有価証券
6,761,433
7,589,206
国債
1,802,789
2,167,992
地方債
204,462
157,931
社債
536,596
377,970
株式
1,543,578
824,268
その他の証券
2,674,006
4,061,044
投資損失引当金
貸出金
ー
△ 157
9,041,037
8,261,722
割引手形
33,932
17,930
手形貸付
1,914,099
972,649
証書貸付
5,990,950
6,321,278
当座貸越
1,102,055
949,865
14,256
19,268
6,096
5,481
外国為替
外国他店預け
外国他店貸
債券貸借取引受入担保金
外国為替
外国他店預り
外国他店借
売渡外国為替
未払外国為替
社債
163,500
212,000
信託勘定借
2,282,224
1,401,617
その他負債
未払法人税等
未払費用
前受収益
従業員預り金
先物取引差金勘定
金融派生商品
繰延ヘッジ利益
債券貸付取引担保金
その他の負債
1,703,270
6,266
75,459
7,973
4,693
4,733
493,307
262,334
693,910
154,589
970,310
6,173
54,127
6,466
4,362
222
462,662
314,818
ー
121,477
ー
0
買入外国為替
5,152
6,895
賞与引当金
取立外国為替
3,008
6,891
退職給付引当金
その他資産
2,259,951
1,136,410
前払費用
12,816
5,040
未収収益
87,616
96,924
先物取引差入証拠金
20,115
14,357
199
457
金融派生商品
598,589
繰延ヘッジ損失
225,439
先物取引差金勘定
債券借入取引担保金
負債の部合計
ー
19
505,622
409,773
19,585,892
19,770,787
ー
利益準備金
159,504
土地建物動産
116,012
107,959
50
7,864
44,651
43,680
249,554
354,317
4,985
1,593
505,622
409,773
△ 397,058
△ 278,996
20,326,667
支払承諾
ー
160,714
資産の部合計
日本国際博覧会出展引当金
255,617
動産不動産
貸倒引当金
531
305,143
ー
支払承諾見返
ー
437
資本準備金
205,693
再評価に係る繰延税金資産
342
特定債務者支援引当金
286,392
223,723
繰延税金資産
債権売却損失引当金
527,545
1,091,452
保証金権利金
3,629
8,250
(資本の部)
資本金
その他の資産
建設仮払金
3,804
12,145
20,459,916
46,492
ー
△ 7,963
ー
その他の剰余金
任意積立金
海外投資等損失準備金
退職慰労基金
別途積立金
当期未処理損失
154,933
169,208
3
710
168,495
14,275
ー
ー
ー
ー
ー
ー
その他有価証券評価差額金
△ 13,448
ー
740,774
ー
資本金
ー
324,279
資本剰余金
資本準備金
ー
ー
274,752
274,752
利益剰余金
利益準備金
任意積立金
海外投資等損失準備金
退職慰労基金
別途積立金
当期未処理損失
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
95,871
47,429
139,208
3
710
138,495
90,766
土地再評価差額金
ー
△ 2,342
その他有価証券評価差額金
ー
△ 3,431
資本の部合計
ー
689,128
20,326,667
20,459,916
再評価差額金
資本の部合計
負債及び資本の部合計
貸借対照表、損益計算書及び利益処分計算書は、
「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」
という)に基づいて作成していますが、資
産及び負債並びに収益及び費用については、
「銀行法施行規則」
(昭和57年大蔵省令第10号)に定める分類に準じて記載しています。
なお、平成13年度は改正前の「財務諸表等規則」及び「銀行法施行規則」に基づき、平成14年度は改正後の「財務諸表等規則」及び「銀行法施行規則」に基づき作成しています。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
213
2. 損益計算書
(単位:百万円)
平成13年度
(単位:百万円)
平成14年度
平成13年度
平成13年4月 1 日から 平成14年4月 1 日から
( 平成14年3月31日まで
) ( 平成15年3月31日まで )
経常収益
信託報酬
資金運用収益
貸出金利息
有価証券利息配当金
コールローン利息
買現先利息
債券貸借取引受入利息
買入手形利息
預け金利息
金利スワップ受入利息
その他の受入利息
役務取引等収益
受入為替手数料
その他の役務収益
特定取引収益
商品有価証券収益
特定取引有価証券収益
特定金融派生商品収益
その他の特定取引収益
その他業務収益
外国為替売買益
国債等債券売却益
金融派生商品収益
その他の業務収益
その他経常収益
株式等売却益
金銭の信託運用益
その他の経常収益
638,552
96,233
412,104
157,817
159,517
421
0
ー
14
18,738
43,584
32,008
41,799
888
40,911
806
201
330
40
234
31,508
1,643
27,011
537
2,315
56,099
51,957
39
4,102
573,842
82,927
347,379
126,167
165,780
18
0
14,372
1
13,021
15,744
12,273
47,689
846
46,843
1,947
209
ー
1,499
238
60,514
1,839
56,195
ー
2,478
33,384
26,477
0
6,906
経常費用
資金調達費用
預金利息
譲渡性預金利息
コールマネー利息
売現先利息
債券貸借取引支払利息
売渡手形利息
コマーシャル・ペーパー利息
借用金利息
社債利息
金利スワップ支払利息
その他の支払利息
692,932
232,775
111,034
3,493
5,394
806
ー
43
52
6,714
2,567
53,075
49,592
778,362
153,224
57,360
1,647
8,135
2,261
21,701
38
252
6,302
3,034
34,359
18,131
(右上に続く)
3. 利益処分計算書
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
平成14年度
株主総会承認日
株主総会承認日
( 平成14年6月26日 ) ( 平成15年6月26日 )
当期未処理損失
任意積立金取崩額
海外投資等損失準備金取崩額
別途積立金取崩額
14,275
30,000
0
30,000
計
15,724
29,234
5,620
937
810
11,878
1,980
1,620
利益処分額
利益準備金
第一回第一種優先株式配当金
普通株式配当金
任意積立金
海外投資等損失準備金
次期繰越利益
214
(単位:百万円)
平成13年度
(1 株につき 8 円 10 銭)
3,873
(1 株につき 2 円 50 銭)
90,766
120,000
0
120,000
(1 株につき 16 円 20 銭)
8,278
(1 株につき 5 円)
0
0
ー
ー
10,104
17,356
平成14年度
平成13年4月 1 日から 平成14年4月 1 日から
( 平成14年3月31日まで
) ( 平成15年3月31日まで )
役務取引等費用
支払為替手数料
その他の役務費用
特定取引費用
特定取引有価証券費用
その他業務費用
国債等債券売却損
国債等債券償還損
国債等債券償却
金融派生商品費用
その他の業務費用
営業経費
その他経常費用
貸倒引当金繰入額
貸出金償却
株式等売却損
株式等償却
金銭の信託運用損
その他の経常費用
6,136
343
5,793
ー
ー
47,028
35,226
8,418
2,750
ー
633
165,347
241,645
84,008
46,777
33,730
37,875
2,354
36,898
9,534
325
9,209
248
248
50,999
33,456
16,940
ー
223
378
166,652
397,702
73,472
44,582
151,898
96,633
724
30,390
経常損失
54,380
204,519
特別利益
動産不動産処分益
償却債権取立益
その他の特別利益
21,510
4,839
16,166
504
15,622
802
7,754
7,065
特別損失
動産不動産処分損
その他の特別損失
9,066
1,760
7,305
9,062
2,746
6,316
41,936
197,958
2,126
ー
△ 11,371
2,121
3,459
△ 101,293
税引前当期純損失
法人税、住民税及び事業税
還付法人税等
法人税等調整額
当期純損失
32,691
95,327
前期繰越利益
合併による未処分利益受入額
土地再評価差額金取崩額
中間配当額
中間配当に伴う利益準備金積立額
30,604
4,785
ー
14,145
2,829
10,104
ー
△ 5,542
ー
ー
当期未処理損失
14,275
90,766
重要な会計方針(平成 13 年度)
1. 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な変動、市
場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」)の取引については、
取引の約定時点を基準とし、貸借対照表上「特定取引資産」及び「特定取引負債」に
計上するとともに、当該取引からの損益を損益計算書上「特定取引収益」及び「特定
取引費用」に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、有価証券及び金銭債権等については決算
日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派生商品については決算日に
おいて決済したものとみなした額により行っております。
また、特定取引収益及び特定取引費用の損益計上は、当期中の受払利息等に、有価
証券、金銭債権等については前期末と当期末における評価損益の増減額を、派生商品
については前期末と当期末におけるみなし決済からの損益相当額の増減額を加えてお
ります。
2. 有価証券の評価基準及び評価方法
有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定
額法)、子会社株式及び関連会社株式については移動平均法による原価法、その他有価
証券のうち時価のあるものについては、期末日の市場価格等に基づく時価法(売却原価
は移動平均法により算定)、時価のないものについては、移動平均法による原価法又は
償却原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処理しており
ます。
3. デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、時価法により行っており
ます。
4. 固定資産の減価償却の方法
(1) 動産不動産
動産不動産は、定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物
2 年∼ 60 年
動産
2 年∼ 20 年
電子計算機の耐用年数については、従来 6 年としておりましたが、当事業年度
からパーソナルコンピュータ(サーバー用のものを除く)は4年、その他のものは5
年に変更しております。この変更に伴い、
「経常損失」、
「税引前当期純損失」はそ
れぞれ 240 百万円増加しております。
(2) ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく
定額法により償却しております。
5. 繰延資産の処理方法
社債発行費は支出時に全額費用として処理しております。
6. 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建資産・負債及び海外支店勘定については、取得時の為替相場による円換算額
を付す子会社株式及び関連会社株式を除き、主として決算日の為替相場による円換算
額を付しております。
7. 引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定めている資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則り、
次のとおり計上しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻
の事実が発生している債務者(以下、
「破綻先」という)に対する債権及び実質的に
経営破綻に陥っている債務者(以下、
「実質破綻先」という)に対する債権について
は、下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可
能と認められる額を控除し、その残額を引き当てております。今後、経営破綻に陥
る可能性が大きいと認められる債務者(以下、
「破綻懸念先」という)に対する債権
のうち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に
見積もることができない債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保
証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力
を総合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸念先及び今
後の管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権の元本の回収及び利息の
受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権について
は、当該キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割り引いた金額と債権の帳簿価
額との差額を引き当てております。上記以外の債権については、過去の一定期間に
おける貸倒実績等から算出した貸倒引当率を債権額に乗じた金額を引き当てており
ます。特定海外債権については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見
込額を特定海外債権引当勘定(租税特別措置法第 55 条の 2 の海外投資等損失準備
金を含む)として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管部が資産
査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しており、そ
の査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額か
ら担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不
能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は 280,994 百万円であ
ります。
(2) 賞与引当金
賞与引当金は、従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対する賞与の支
給見込額のうち、当期に帰属する額を計上しております。
(3) 退職給付引当金
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債
務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、過去勤務債
務及び数理計算上の差異の処理方法は以下のとおりであります。
過去勤務債務: その発生年度の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数
(12 年)による定額法により処理
数理計算上の差異:各発生年度の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数
(12 年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌
期から処理
数理計算上の差異の処理年数については、日本信託銀行株式会社及び東京信託銀
行株式会社との合併により平均残存勤務期間を再計算した結果、従来と同様12年
としております。
なお、会計基準変更時差異(25,705百万円)については、5年による按分額を処
理しております。
(4) 債権売却損失引当金
株式会社共同債権買取機構に売却した不動産担保付債権の担保価値を勘案し、将
来発生する可能性のある損失を見積もり、必要と認められる額を計上しており
ます。
(5) 特定債務者支援引当金
特定債務者支援引当金は、再建支援を行っている特定の債務者に対し、将来発生
する支援額を見積もり、必要と認められる額を計上しております。
8. リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リー
ス取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。
9. ヘッジ会計の方法
ヘッジ会計の方法は、貸出金・預金等の多数の金融資産・負債から生じる金利リス
クをデリバティブ取引を用いて総体で管理する、
「マクロヘッジ」を実施しております。
これは、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する当面の会計上及び監査上の取
扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 15 号)に定められたリスク調整ア
プローチによるリスク管理であり、繰延ヘッジによる会計処理を行っております。
また、リスク管理方針に定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段となる
デリバティブのリスク量が収まっており、ヘッジ対象の金利リスクが減殺されている
かどうかを検証することにより、ヘッジの有効性を評価しております。
なお、一部の資産・負債については、金利スワップの特例処理を行っております。
10. 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、動産不
動産に係る控除対象外消費税等は当期の費用に計上しております。
表示方法の変更(平成 13 年度)
(貸借対照表)
前期において「その他の資産」に含めておりました「債券借入取引担保金」は、その金
額が資産の総額の 100 分の 1 を超えたため、当期より区分掲記しております。
なお、前期において「その他の資産」に含まれている「債券借入取引担保金」は23,722
百万円であります。
追加情報(平成 13 年度)
(金融商品会計)
金融商品に係る会計基準(「金融商品に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業会計審
議会平成 11 年 1月 22日))の適用に伴い、当事業年度から次のとおり処理しております。
(1) 現先取引については、従来、売買処理しておりましたが、「買現先勘定」及び「売現
先勘定」に資金取引として処理しております。
(2) 現金担保付債券貸借取引等につきましては、従来、現金を担保とする債券貸借取引と
して処理しておりましたが、有価証券を担保とする資金取引として処理しております。
なお、この変更等に伴い、「保管有価証券等」及び「借入有価証券」はそれぞれ
1,125,634 百万円減少しております。
(外貨建取引等会計基準)
従来、「銀行業において『新外為経理基準』を継続適用した場合の当面の監査上の取扱
い」(日本公認会計士協会平成 12 年 4 月 10 日)に基づき、
「新外為経理基準」を適用して
おりましたが、当事業年度から、「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する当面
の会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第20号)が適用
される処理を除き、改訂後の外貨建取引等会計処理基準(「外貨建取引等会計処理基準の改
訂に関する意見書」(企業会計審議会平成 11 年 10 月 22 日))を適用しております。
この変更に伴う「有価証券」、
「その他資産」、
「その他負債」、
「経常損失」及び「税引前
当期純損失」への影響はいずれも僅少であります。
外貨建子会社株式及び関連会社株式並びに外貨建その他有価証券(債券以外)の為替変動
リスクをヘッジするため、日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 20 号に基づき、
事前にヘッジ対象となる外貨建有価証券の銘柄を特定し、当該外貨建有価証券について外
貨ベースで取得原価以上の直先負債が存在していること等を条件として、繰延ヘッジ及び
時価ヘッジを適用しております。
資金関連スワップ取引については、日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第20号
に基づき、債権元本相当額及び債務元本相当額の決算日の為替相場による正味の円換算額
を貸借対照表に計上し、異種通貨間の金利差を反映した直先差金は直物外国為替取引の決
済日の属する期から先物外国為替取引の決済日の属する期までの期間にわたり発生主義に
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
215
より損益計算書に計上するとともに、決算日の未収収益又は未払費用を計上しております。
なお、資金関連スワップ取引とは、異なる通貨での資金調達・運用を動機として行われ、
当該資金の調達又は運用に係る元本相当額を直物買為替又は直物売為替とし、当該元本相
当額に将来支払うべき又は支払を受けるべき金額・期日の確定している外貨相当額を含め
て先物買為替又は先物売為替とした為替スワップ取引であります。
異なる通貨での資金調達・運用を動機とし、契約締結時における元本相当額の支払額又
は受取額と通貨スワップ契約満了時における元本相当額の受取額又は支払額が同額で、か
つ、元本部分と金利部分に適用されるスワップレートが合理的なレートである直先フラッ
ト型の通貨スワップ取引(利息相当額の支払日ごとにその時点の実勢為替相場を反映して一
方の通貨の元本相当額を更改し、かつ、各利払期間ごとに直先フラットである通貨スワッ
プ取引を含む)については、日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 20 号に基づき、
債権元本相当額及び債務元本相当額の決算日の為替相場による正味の円換算額を貸借対照
表に計上し、交換利息相当額はその期間にわたり発生主義により損益計算書に計上すると
ともに、決算日の未収収益又は未払費用を計上しております。
(貸借対照表関係)
従業員賞与の未払計上額については、従来、
「未払費用」に計上しておりましたが、
「未
払従業員賞与の財務諸表における表示科目について」(日本公認会計士協会リサーチ・セン
ター審理情報 NO.15)により、当事業年度から「賞与引当金」として表示しております。
なお、この変更により、「未払費用」が 3,804 百万円減少し、「賞与引当金」が同額増
加しております。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(その他)
東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税
の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年 4 月 1 日東京都条例第 145 号)(以下、
「都
条例」という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 12 年 10 月 18 日、当社は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効
確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成 14 年 3 月 26 日、東京地方裁判所は、都
条例が違法無効であることを理由として、誤納金 4,419 百万円及び損害賠償金 200 百
万円の請求を認める判決を言い渡しましたが、3 月 29 日、東京都は判決を不服として、
東京高等裁判所に控訴しております。
このように当社は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係
争中であり、当事業年度における会計処理についても、前事業年度と同様に東京都に係る
事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これ
は現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるためであり、
都条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。上記条例施行に伴い、東
京都に係る事業税については、前事業年度が 3,719 百万円、当事業年度が 3,994 百万
円を「その他の経常費用」に計上しており、所得が課税標準である場合に比べ前事業年度
は「経常利益」が同額減少し、当事業年度は「経常損失」が同額増加しておりますが、
「法
人税、住民税及び事業税」には影響ありません。また、当該事業税は税効果会計の計算に
含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ、「繰延税金資産」は
19,534 百万円減少しました。また、「再評価に係る繰延税金資産」は 389 百万円減少
し「再評価差額金」も同額減少しておりますが「その他有価証券評価差額金」には影響あ
りません。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、「大阪府における銀行業等に対する
事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年 6 月 9 日大阪府条例第 131 号)(以
下、
「府条例」という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になり
ました。
平成 14 年 4 月 4 日に、当社は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確
認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。
このように当社は府条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係
争中であり、当事業年度における会計処理についても、大阪府に係る事業税を府条例に基
づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これは現時点では東京都
と同様の会計処理を適用することが適当であると判断されるためであり、府条例を合憲・
適法なものと認めたということではありません。上記条例施行に伴い、大阪府に係る事業
税については 649 百万円を「その他の経常費用」に計上しており、所得が課税標準であ
る場合に比べ「経常損失」は同額増加しておりますが「法人税、住民税及び事業税」には
影響ありません。また、当該事業税は税効果会計の計算に含まれる税金でないため、所得
が課税標準である場合に比べ、
「繰延税金資産」は3,175百万円減少しました。また、
「再
評価に係る繰延税金資産」は 63 百万円減少し、「再評価差額金」も同額減少しておりま
すが「その他有価証券評価差額金」には影響ありません。
なお、大阪府に係る事業税については、平成 14 年 5 月 30 日に「大阪府における銀行
業等に対する事業税の課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成14年
大阪府条例第 77 号)(以下、「改正府条例」という)が施行されたことにより、府条例によ
る課税標準等の特例が平成14年4月1日以後開始する事業年度より適用されることとな
りました。これにより、当事業年度に係る大阪府に対する事業税については、改正府条例
附則 2 の適用を受け、当社の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低い額となる、所
得を課税標準として計算される額を申告・納付する予定であります。ただし、この申告・
納付によって、府条例並びに改正府条例を合憲・適法なものと認めたということではあり
ません。
注記事項(平成 13 年度)
(貸借対照表関係)
1. 子会社の株式総額
30,323 百万円
なお、本項の子会社は、銀行法第 2 条第 8 項に規定する子会社であります。
2. 無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)により貸し付けている有価証券が、
「その他の証
券」に 507,901 百万円含まれております。また、賃貸借契約により貸し付けている
有価証券は、「国債」に 43 百万円含まれております。
216
無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)により借り入れている有価証券及び現金担保付
債券貸借取引等により受け入れている有価証券のうち、売却又は再担保という方法で
自由に処分できる権利を有する有価証券で、再担保に差し入れている有価証券は
618,973 百万円、再貸付けに供している有価証券は3,029 百万円、当期末に当該処
分をせずに所有しているものは 395,965 百万円であります。また、融資等に関連し
て受け入れている商業手形等については、担保の差入等を行うことがあります。
3. 貸出金のうち、破綻先債権額は 29,364 百万円、延滞債権額は 505,961 百万円であ
ります。但し、上記債権額のうち、最終処理につながる措置である株式会社整理回収
機構への管理信託方式による処理分は 859 百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイ
からホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であり
ます。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経
営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金で
あります。
4. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は 5,254 百万円であります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から 3 月
以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
5. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 342,086 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利とな
る取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しない
ものであります。
6. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
882,666 百万円であります。但し、上記債権額のうち、最終処理につながる措置で
ある株式会社整理回収機構への管理信託方式による処理分は 859 百万円であります。
なお、上記 3. から 6. に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
7. 手形割引により取得した商業手形の額面金額は 33,932 百万円であります。
8. ローン・パーティシペーションで、平成 7 年 6 月 1 日付日本公認会計士協会会計制度
委員会報告第 3 号に基づいて、参加者に売却したものとして会計処理した貸出金の元
本の期末残高の総額は 180,140 百万円であります。また、原債務者に対する貸出金
として会計処理した参加元本金額のうち、貸借対照表計上額は 1,500 百万円であり
ます。
9. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
特定取引資産
145,995 百万円
有価証券
1,398,212 百万円
貸出金
209,502 百万円
担保資産に対応する債務
売現先勘定
145,995 百万円
売渡手形
346,400 百万円
債券貸付取引担保金
392,947 百万円
上記のほか、為替決済等の取引の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、有
価証券 499,013 百万円及び預け金 22,691 百万円を差し入れております。
10. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の
申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度
額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行
残高は 2,960,648 百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当社の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるもので
はありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全、その他相当
の事由があるときは、当社が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額
をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応
じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている社
内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措
置等を講じております。
11. 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)及び土地の再評価
に関する法律の一部を改正する法律(平成13年3月31日公布法律第19号)に基づき、
事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額
を「再評価に係る繰延税金資産」として資産の部に計上し、これを控除した金額を「再
評価差額金」として資本の部に計上しております。
再評価を行った年月日
平成 14 年 3 月 31 日
当該事業用土地の再評価前の帳簿価額
57,372 百万円
当該事業用土地の再評価後の帳簿価額
44,423 百万円
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2
条第 4 号に定める「地価税法第 16 条に規定する地価税の課税価格の計算の基礎
となる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法により算定し
た価額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って算定したほか、同条第 5 号に定
める不動産鑑定士による鑑定評価に時点修正を行って算出。
12. 動産不動産の減価償却累計額
104,095 百万円
13. 動産不動産の圧縮記帳額
9,975 百万円
(当期圧縮記帳額
―百万円 )
なお、上記圧縮記帳額には合併による増加額を含んでおります。
14. 借入金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約
付借入金 350,100 百万円が含まれております。
15. 社債は全額、劣後特約付社債であります。
16. 元本補てん契約のある信託の元本金額は、合同運用指定金銭信託 924,734 百万円、
貸付信託 2,516,362 百万円であります。
17. 会社が発行する株式の総数
普通株式
3,000,000 千株
第一種優先株式
150,000 千株
第二種優先株式
50,000 千株
発行済株式総数
普通株式
1,549,303 千株
第一回第一種優先株式
100,000 千株
18. 当社の定款の定めるところにより、平成 11 年 3 月 31 日発行の第一回第一種優先株
式所有の株主に対しては、優先配当金(1 株につき年 150 円)を超えて配当することは
ありません。
(損益計算書関係)
1. その他の経常費用には、貸出金売却損 30,623 百万円を含んでおります。
2. その他の特別利益には、債権売却損失引当金戻入益 415 百万円を含んでおります。
3. その他の特別損失は、合併に関する費用処理額2,040百万円及び退職給付会計導入に
伴う会計基準変更時差異の処理額 5,264 百万円(日本信託銀行株式会社との合併に伴
う按分年数の統一による処理額を含む)であります。
(リース取引関係)
1. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース
取引
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
取得価額相当額
動産
2,528 百万円
その他
2,525 百万円
合計
減価償却累計額相当額
動産
その他
(1 株当たり情報)
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純損失
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
22.0%
349.04 円
24.06 円
―円
(注)1. 1 株当たり純資産額は、期末純資産額から「期末発行済優先株式数×発行価額」を
控除した金額を、期末発行済普通株式数で除して算出しております。
2. 1 株当たり当期純損失は、当期純損失から当期の優先株式配当金総額を控除した金
額を、期中平均発行済普通株式数で除して算出しております。
3. 潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益については、当期は純損失が計上されている
ので、記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当ありません。
重要な会計方針(平成 14 年度)
1,949 百万円
1,821 百万円
1. 特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準
金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な変動、市
場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」という)の取引につ
いては、取引の約定時点を基準とし、貸借対照表上「特定取引資産」及び「特定取引
負債」に計上するとともに、当該取引からの損益を損益計算書上「特定取引収益」及
び「特定取引費用」に計上しております。
特定取引資産及び特定取引負債の評価は、有価証券及び金銭債権等については決算
日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派生商品については決算日に
おいて決済したものとみなした額により行っております。
また、特定取引収益及び特定取引費用の損益計上は、当事業年度中の受払利息等に、
有価証券、金銭債権等については前事業年度末と当事業年度末における評価損益の増
減額を、派生商品については前事業年度末と当事業年度末におけるみなし決済からの
損益相当額の増減額を加えております。
3,771 百万円
合計
1,282 百万円
579 百万円
703 百万円
(注)取得価額相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に占める
割合が低いため、支払利子込み法によっております。
合計
税効果会計適用後の法人税等の負担率
5,053 百万円
合計
期末残高相当額
動産
その他
・未経過リース料期末残高相当額
1 年内
1 年超
2. 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるとき
の、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
38.5%
(調整)
評価性引当額の増加
△ 17.9%
損金算入外国税
△ 2.9%
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
8.9%
その他
△ 4.6%
807 百万円
474 百万円
1,282 百万円
(注)未経過リース料期末残高相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末
残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・支払リース料
752 百万円
・減価償却費相当額
752 百万円
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
2. オペレーティング・リース取引
・未経過リース料
1 年内
615 百万円
1 年超
1,446 百万円
合計
2,061 百万円
(有価証券関係)
子会社株式及び関連会社株式で時価のあるもの
該当ありません。
(税効果会計関係)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金
199,681 百万円
税務上の繰越欠損金
91,874 百万円
有価証券償却有税分
20,757 百万円
その他有価証券評価差額金
5,177 百万円
その他
18,250 百万円
繰延税金資産小計
評価性引当額
335,741 百万円
△ 80,947 百万円
繰延税金資産合計
繰延税金負債
株式未収配当金
その他
254,794 百万円
△ 3,112 百万円
△ 2,127 百万円
繰延税金負債合計
△ 5,240 百万円
繰延税金資産の純額
249,554 百万円
2. 有価証券の評価基準及び評価方法
(1) 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法
(定額法)、子会社株式及び関連会社株式については移動平均法による原価法、その
他有価証券のうち時価のあるものについては、期末日の市場価格等に基づく時価法
(売却原価は移動平均法により算定)、時価のないものについては、移動平均法によ
る原価法又は償却原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処理してお
ります。
(2) 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用さ
れている有価証券の評価は、時価法により行っております。
3. デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、時価法により行っており
ます。
4. 固定資産の減価償却の方法
(1) 動産不動産
動産不動産は、定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物 2 年∼ 60 年
動産 2 年∼ 20 年
(2) ソフトウェア
自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく
定額法により償却しております。
5. 繰延資産の処理方法
新株発行費及び社債発行費は支出時に全額費用として処理しております。
6. 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建資産・負債及び海外支店勘定については、取得時の為替相場による円換算額
を付す子会社株式及び関連会社株式を除き、主として決算日の為替相場による円換算
額を付しております。
外貨建取引等の会計処理につきましては、従来、
「銀行業における外貨建取引等の会
計処理に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員
会報告第20号)を適用しておりましたが、当事業年度から、
「銀行業における外貨建取
引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委
員会報告第 25 号)を適用しております。但し、前事業年度より先物外国為替取引に係
る円換算差金は総額で表示しております。
なお、当事業年度は、日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号に規定する
経過措置を適用し、
「資金関連スワップ取引」、
「通貨スワップ取引」及び「インターナ
ル・コントラクト及び連結会社間取引の取扱い」については、従前の方法により処理
しております。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
217
資金関連スワップ取引については、日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25
号に規定する経過措置に基づき、債権元本相当額及び債務元本相当額の決算日の為替
相場による正味の円換算額を貸借対照表に計上し、異種通貨間の金利差を反映した直
先差金は直物外国為替取引の決済日の属する期から先物外国為替取引の決済日の属す
る期までの期間にわたり発生主義により損益計算書に計上するとともに、決算日の未
収収益又は未払費用を計上しております。
なお、資金関連スワップ取引とは、異なる通貨での資金調達・運用を動機として行
われ、当該資金の調達又は運用に係る元本相当額を直物買為替又は直物売為替とし、当
該元本相当額に将来支払うべき又は支払を受けるべき金額・期日の確定している外貨
相当額を含めて先物買為替又は先物売為替とした為替スワップ取引であります。
異なる通貨での資金調達・運用を動機とし、契約締結時における元本相当額の支払
額又は受取額と通貨スワップ契約満了時における元本相当額の受取額又は支払額が同
額で、かつ、元本部分と金利部分に適用されるスワップレートが合理的なレートであ
る直先フラット型の通貨スワップ取引(利息相当額の支払日ごとにその時点の実勢為替
相場を反映して一方の通貨の元本相当額を更改し、かつ、各利払期間ごとに直先フラッ
トである通貨スワップ取引を含む)については、日本公認会計士協会業種別監査委員会
報告第25号に規定する経過措置に基づき、債権元本相当額及び債務元本相当額の決算
日の為替相場による正味の円換算額を貸借対照表に計上し、交換利息相当額はその期
間にわたり発生主義により損益計算書に計上するとともに、決算日の未収収益又は未
払費用を計上しております。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
7. 引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定めている資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則り、
次のとおり計上しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻
の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債権及び実質的に経
営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)に対する債権については、
下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と
認められる額を控除し、その残額を引き当てております。今後、経営破綻に陥る可
能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という)に対する債権のう
ち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積
もることができない債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証に
よる回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総
合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸念先及び今後の
管理に注意を要する債務者に対する債権のうち、債権の元本の回収及び利息の受取
りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権については、当
該キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割り引いた金額と債権の帳簿価額との
差額を引き当てております。上記以外の債権については、過去の一定期間における
貸倒実績等から算出した貸倒引当率を債権額に乗じた金額を引き当てております。
特定海外債権については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を
特定海外債権引当勘定として引き当てております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管部が資産
査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しており、そ
の査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額か
ら担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不
能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は 294,169 百万円であ
ります。
(2) 投資損失引当金
投資損失引当金は、投資について将来発生する可能性がある損失に備えるために
必要と認められる額を引き当てております。
(3) 賞与引当金
賞与引当金は、従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対する賞与の支
給見込額のうち、当事業年度に帰属する額を計上しております。
(4) 退職給付引当金
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職
給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、過去
勤務債務及び数理計算上の差異の処理方法は以下のとおりであります。
過去勤務債務: その発生年度の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数
(12 年)による定額法により処理
数理計算上の差異:各発生年度の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(12
年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌期か
ら処理
なお、会計基準変更時差異(25,705百万円)については、5年による按分額を処
理しております。
(5) 特定債務者支援引当金
特定債務者支援引当金は、再建支援を行っている特定の債務者に対し、将来発生
する支援額を見積もり、必要と認められる額を計上しております。
(6) 日本国際博覧会出展引当金
日本国際博覧会出展引当金は、平成17年3月25日から開催予定の日本国際博
覧会の出展費用の支出に備えるため、総出展費用見込額を期間配分方式により計上
しております。
8. リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リー
ス取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。
9. ヘッジ会計の方法
ヘッジ会計の方法は、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監
査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 24 号)に規定する経過措
218
置に基づき、貸出金・預金等の多数の金融資産・負債から生じる金利リスクをデリバ
ティブ取引を用いて総体で管理する、「マクロヘッジ」を実施しております。これは、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(日
本公認会計士協会業種別監査委員会報告第15号)に定められたリスク調整アプローチ
によるリスク管理であり、繰延ヘッジによる会計処理を行っております。
また、リスク管理方針に定められた許容リスク量の範囲内にリスク調整手段となる
デリバティブのリスク量が収まっており、ヘッジ対象の金利リスクが減殺されている
かどうかを検証することにより、ヘッジの有効性を評価しております。
外貨建有価証券(債券以外)の為替変動リスクをヘッジするため、事前にヘッジ対象と
なる外貨建有価証券の銘柄を特定し、当該外貨建有価証券について外貨ベースで取得
原価以上の直先負債が存在していること等を条件に包括ヘッジとして、繰延ヘッジ及
び時価ヘッジを適用しております。
なお、一部の資産・負債については、金利スワップの特例処理を行っております。
10. 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、動産不
動産に係る控除対象外消費税等は当事業年度の費用に計上しております。
11. その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(1) 連結納税制度の適用
当事業年度より株式会社三菱東京フィナンシャル・グループを連結親会社とす
る連結納税主体の連結納税会社として連結納税制度を適用しております。
(2) 自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準
「自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会計基準」(企業会計基準第1号)が平
成 14 年 4 月 1 日以後に適用されることになったことに伴い、当事業年度から同
会計基準を適用しております。これによる当事業年度の資産及び資本に与える影響
はありません。
なお、財務諸表等規則及び銀行法施行規則の改正により、当事業年度における
貸借対照表の資本の部については、改正後の財務諸表等規則及び銀行法施行規則に
より作成しております。
(3) 1 株当たり当期純利益に関する会計基準
「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準第2号)及び「1株当た
り当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第4号)が平成
14年4月1日以後開始する事業年度に係る財務諸表から適用されることになった
ことに伴い、当事業年度から同会計基準及び適用指針を適用しております。これに
よる影響については、「1 株当たり情報」に記載しております。
表示方法の変更(平成 14 年度)
(貸借対照表関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成 15 年内閣府令第 47 号)により、銀
行法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、前事業年度において現金担保付債券貸借
取引の取引担保金については、「債券借入取引担保金」及び「債券貸付取引担保金」とし
て表示しておりましたが、当事業年度から、それぞれ「債券貸借取引支払保証金」、
「債券
貸借取引受入担保金」として区分掲記しております。
(損益計算書関係)
「銀行法施行規則の一部を改正する内閣府令」(平成 15 年内閣府令第 47 号)により、銀
行法施行規則別紙様式が改正されたことに伴い、前事業年度において「資金調達費用」中
「その他の支払利息」、又は「資金運用収益」中「その他の受入利息」に含めて表示してい
た現金担保付債券貸借取引に係る受払利息は、当事業年度からそれぞれ同「債券貸借取引
支払利息」、又は同「債券貸借取引受入利息」として表示しております。
追加情報(平成 14 年度)
東京都に係る事業税の課税標準については、
「東京都における銀行業等に対する事業税
の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年東京都条例第 145 号 以下「都条例」と
いう)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 12 年 10 月 18 日、当社は、東京都及び東京都知事を被告として、都条例の無効
確認等を求めて東京地方裁判所に提訴し、平成 14 年 3 月 26 日、東京地方裁判所は、都
条例が違法無効であることを理由として、誤納金 4,419 百万円及び損害賠償金 200 百
万円の請求を認める判決を言い渡しました。さらに、平成 14 年 3 月 29 日、東京都は、
東京高等裁判所に控訴し、同年 4 月 9日、当社を含む一審原告各社も東京高等裁判所に控
訴し、平成 15 年 1 月 30 日、東京高等裁判所は、都条例が違法無効であることを理由と
して、誤納金 8,586 百万円の請求を認める判決を言い渡しました。同年 2 月 10 日、東
京都は、上告及び上告受理申立てをし、同月 13 日、当社を含む一審原告各社も上告及び
上告受理申立てをしております。
このように当社は都条例が違憲・違法であると考え、その旨を訴訟において主張して係
争中であり、当事業年度における会計処理についても、前事業年度と同様に東京都に係る
事業税を都条例に基づく外形標準課税基準による事業税として処理しているものの、これ
は現時点では従来の会計処理を継続適用することが適当であると判断されるためであり、
都条例を合憲・適法なものと認めたということではありません。上記条例施行に伴い、東
京都に係る事業税については、当事業年度は 4,633 百万円を「その他の経常費用」に計
上しており、所得が課税標準である場合に比べ「経常損失」は同額増加しておりますが「法
人税、住民税及び事業税」には影響ありません。また、当該事業税は税効果会計の計算に
含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ「繰延税金資産」は3,230
百万円減少しました。また、
「再評価に係る繰延税金資産」、
「土地再評価差額金」及び「そ
の他有価証券評価差額金」には影響ありません。
また、大阪府に係る事業税の課税標準についても、「大阪府における銀行業等に対する
事業税の課税標準等の特例に関する条例」(平成 12 年大阪府条例第 131 号 以下「府条
例」という)が施行されたことに伴い、従来の所得から業務粗利益に変更になりました。
平成 14 年 4 月 4 日に、当社は、大阪府及び大阪府知事を被告として、府条例の無効確
認等を求めて大阪地方裁判所に提訴しました。なお、大阪府に係る事業税については、平
成 14 年 5 月 30 日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の課税標準等の特例に関
する条例の一部を改正する条例」(平成 14 年大阪府条例第 77 号 以下「平成 14 年改正
府条例」という)が、平成 15 年 4 月 1 日に「大阪府における銀行業等に対する事業税の
課税標準等の特例に関する条例の一部を改正する条例」(平成 15 年大阪府条例第 14 号 以下「平成 15 年改正府条例」という)が、それぞれ施行されたことにより、府条例による
課税標準等の特例は平成15年4月1日以後開始する事業年度より適用されることとなり
ました。これにより、当事業年度に係る大阪府に対する事業税については、平成 15 年改
正府条例附則2 の適用を受け、当社の場合、外形標準課税基準と所得基準のうち低い額と
なる、所得を課税標準として計算される額を申告・納付する予定であります。但し、この
申告・納付によって、府条例、平成 14 年改正府条例及び平成 15 年改正府条例を合憲・
適法なものと認めたということではありません。また、当該事業税は税効果会計の計算に
含められる税金でないため、所得が課税標準である場合に比べ「繰延税金資産」は 525
百万円減少しました。また、
「再評価に係る繰延税金資産」、
「土地再評価差額金」及び「そ
の他有価証券評価差額金」には影響ありません。
注記事項(平成 14 年度)
(貸借対照表関係)
1. 子会社の株式総額 28,493 百万円
なお、本項の子会社は、銀行法第 2 条第 8 項に規定する子会社であります。
2. 無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)により貸し付けている有価証券が、
「国債」及び
「その他の証券」に合計 1,350,099 百万円含まれております。また、賃貸借契約によ
り貸し付けている有価証券は、「国債」に 43 百万円含まれております。
無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)により借り入れている有価証券及び現金担保付
債券貸借取引等により受け入れている有価証券のうち、売却又は再担保という方法で
自由に処分できる権利を有する有価証券で、再担保に差し入れている有価証券は
778,893 百万円、当事業年度末に当該処分をせずに所有しているものは 145,712
百万円であります。
3. 貸出金のうち、破綻先債権額は 36,984 百万円、延滞債権額は 290,861 百万円であ
ります。但し、上記債権額のうち、オフ・バランス化につながる措置である株式会社
整理回収機構への信託実施分は 22,634 百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることそ
の他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイ
からホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であり
ます。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経
営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金で
あります。
4. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は 2,314 百万円であります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から 3 月
以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
5. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 267,259 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利とな
る取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しない
ものであります。
6. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
597,420 百万円であります。但し、上記債権額のうち、オフ・バランス化につなが
る措置である株式会社整理回収機構への信託実施分は 22,634 百万円であります。
なお、上記 3.から 6.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
7. 手形割引は、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱
い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 24 号)に基づき金融取引として処理
しております。これにより受け入れた商業手形及び買入外国為替は、売却又は再担保
という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は24,825百
万円であります。
8. ローン・パーティシペーションで、平成 7 年 6 月 1 日付日本公認会計士協会会計制度
委員会報告第 3 号に基づいて、参加者に売却したものとして会計処理した貸出金の元
本の期末残高の総額は 265,440 百万円であります。また、原債務者に対する貸出金
として会計処理した参加元本金額のうち、貸借対照表計上額は 3,561 百万円であり
ます。
9. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
特定取引資産 67,995 百万円
有価証券 1,870,939 百万円
貸出金 1,102,309 百万円
担保資産に対応する債務
売現先勘定 333,746 百万円
債券貸借取引受入担保金 988,201 百万円
売渡手形 473,200 百万円
上記のほか、為替決済等の取引の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、有
価証券 444,411 百万円及び預け金 9,627 百万円を差し入れております。
なお、手形の再割引は「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び
監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 24 号)に基づき金融取
引として処理しておりますが、これにより引き渡した買入外国為替の額面金額は
6,895 百万円であります。
10. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の
申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度
額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行
残高は 3,231,393 百万円であります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当社の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるもので
はありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全、その他相当
の事由があるときは、当社が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額
をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応
じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている社
内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措
置等を講じております。
11. 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)及び土地の再評価
に関する法律の一部を改正する法律(平成13年3月31日公布法律第19号)に基づき、
事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額
を「再評価に係る繰延税金資産」として資産の部に計上し、これを控除した金額を「土
地再評価差額金」として資本の部に計上しております。
再評価を行った年月日 平成 14 年 3 月 31 日
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2
条第 4 号に定める「地価税法第 16 条に規定する地価税の課税価格の計算の基礎
となる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法により算定
した価額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って算定したほか、同条第 5 号に
定める不動産鑑定士による鑑定評価に時点修正を行って算出。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当期末における時価の合計額と
当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額 3,475 百万円
12. 動産不動産の減価償却累計額 100,017 百万円
13. 動産不動産の圧縮記帳額 9,208 百万円
(当期圧縮記帳額 ― 百万円 )
14. 借入金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約
付借入金 297,600 百万円が含まれております。
15. 社債は全額、劣後特約付社債であります。
16. 元本補てん契約のある信託の元本金額は、合同運用指定金銭信託 850,217 百万円、
貸付信託 1,560,989 百万円であります。
17. 会社が発行する株式の総数
普通株式 3,000,000 千株
第一種優先株式 150,000 千株
第二種優先株式 50,000 千株
発行済株式総数
普通株式 1,655,609 千株
第一回第一種優先株式 100,000 千株
18. 当社の定款の定めるところにより、平成 11 年 3 月 31 日発行の第一回第一種優先株
式所有の株主に対しては、優先配当金(1 株につき年 150 円)を超えて配当することは
ありません。
(損益計算書関係)
1. その他の経常費用には、貸出金売却損 16,432 百万円を含んでおります。
2. その他の特別利益は、ソフトウェア等の売却益 7,065 百万円であります。
3. その他の特別損失は、退職給付会計導入に伴う会計基準変更時差異の処理額5,141百
万円及び退職給付信託設定に係る損失 1,174 百万円であります。
(リース取引関係)
1. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
・リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
取得価額相当額
動産 1,147 百万円
その他 2,133 百万円
合計 減価償却累計額相当額
動産 その他 合計 期末残高相当額
動産 その他 合計 3,281 百万円
847 百万円
1,899 百万円
2,747 百万円
300 百万円
234 百万円
534 百万円
(注)取得価額相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に占める
割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・未経過リース料期末残高相当額
1 年内 1 年超 426 百万円
107 百万円
合計 534 百万円
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(注)未経過リース料期末残高相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末
残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
・支払リース料 ・減価償却費相当額 817 百万円
817 百万円
219
・減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
2. オペレーティング・リース取引
・未経過リース料
1 年内 614 百万円
1 年超 1,322 百万円
合計 1,936 百万円
(有価証券関係)
子会社株式及び関連会社株式で時価のあるもの
該当ありません。
(税効果会計関係)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
税務上の繰越欠損金 240,463 百万円
貸倒引当金 140,906 百万円
有価証券償却有税分 19,910 百万円
その他 18,834 百万円
繰延税金資産小計 評価性引当額 420,114 百万円
△ 62,107 百万円
繰延税金資産合計 繰延税金負債
株式未収配当金 その他 358,006 百万円
繰延税金負債合計 △ 3,689 百万円
△ 2,227 百万円
△ 1,462 百万円
繰延税金資産の純額 354,317 百万円
2. 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるとき
の、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率 38.50%
(調整)
評価性引当額の減少 9.11%
税率変更による期末繰延税金資産の増額修正 4.77%
その他 △ 0.54%
税効果会計適用後の法人税等の負担率 51.84%
3. 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の修正額
「地方税法等の一部を改正する法律」(平成 15 年 3 月法律第 9 号)が平成 15 年 3 月
31日公布され、平成16 年4 月1 日以後開始する事業年度より当社の法人事業税に係
る課税標準の一部が、「付加価値額」及び「資本等の金額」に変更されることにより、
当該課税標準の一部は、利益に関連する金額を課税標準とする税金には該当しないこ
とになります。
この変更に伴い、当社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する平成16年
度以降の法定実効税率は、当事業年度の 38.50%から 40.49%となり、
「繰延税金資
産」は 9,452 百万円増加し、当事業年度に計上された「法人税等調整額」は同額減少
しております。「再評価に係る繰延税金資産」は 78 百万円増加し、「土地再評価差額
金」は同額増加しております。
(1 株当たり情報)
1 株当たり純資産額 1 株当たり当期純損失 潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益 294.45 円
62.21 円
―円
(注) 1. 当事業年度から「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準第2号)及び
「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第4号)
を適用しております。
なお、同会計基準及び適用指針を適用して算定した、前事業年度の 1 株当たり情報
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
220
は次のとおりであります。
1 株当たり純資産額 348.52 円
また、前事業年度の 1 株当たり当期純損失は、同会計基準及び適用指針の適用によ
る影響はありません。
2. 1 株当たり当期純損失の算定上の基礎は、次のとおりであります。
当期純損失 95,327 百万円
普通株主に帰属しない金額 1,620 百万円
利益処分による優先配当額 1,620 百万円
普通株式に係る当期純損失 普通株式の期中平均株式数 96,947 百万円
1,558,161 千株
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益の算定
に含めなかった潜在株式の概要
第一回第一種優先株式(発行済株式数 100,000 千株)
3. 潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益については、純損失が計上されているので、記
載しておりません。
(重要な後発事象)
該当ありません。
有価証券関係
貸借対照表の「有価証券」のほか、
「特定取引資産」中の商品有価証券、譲渡性預け金及びコマーシャル・ペーパー、
「現金預け金」中の譲渡性預け金並びに「買入金銭債権」中の商品投資受益権等を含
めて記載しております。
1. 売買目的有価証券
(単位:百万円)
平成13年度
当期の
損益に含まれた評価差額
貸借対照表計上額
売買目的有価証券
平成14年度
314,348
当期の
損益に含まれた評価差額
貸借対照表計上額
58
221,786
359
2. 満期保有目的の債券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成13年度
貸借対照表
計上額
時価
平成14年度
差額
うち益
貸借対照表
計上額
うち損
時価
差額
うち益
うち損
地方債
社債
その他
127,660
88,414
66,325
132,349
92,597
69,461
4,688
4,183
3,135
4,772
4,183
3,135
83
─
─
122,238
70,207
22,746
129,778
74,095
24,915
7,539
3,887
2,168
7,539
3,887
2,168
─
─
─
合計
282,399
294,408
12,008
12,091
83
215,192
228,788
13,595
13,595
─
(注) 1. 時価は、各期末日における市場価格等に基づいております。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「差額」の内訳であります。
3. その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成13年度
取得原価
貸借対照表
計上額
平成14年度
評価差額
取得原価
うち益
うち損
貸借対照表
計上額
評価差額
うち益
うち損
株式
債券
国債
地方債
社債
その他
1,552,869
2,268,706
1,771,283
72,998
424,424
2,349,964
1,490,760
2,309,421
1,802,789
76,801
429,830
2,357,909
△ 62,108
40,715
31,505
3,803
5,406
7,944
118,375
41,604
31,737
3,807
6,060
54,519
180,484
889
231
3
654
46,574
920,868
776,287 △ 144,581
2,440,275 2,496,987
56,711
2,114,706 2,167,992
53,285
34,479
35,693
1,214
291,089
293,301
2,211
3,920,075 4,004,513
84,437
20,272
56,922
53,293
1,215
2,414
129,328
164,853
210
7
1
202
44,890
合計
6,171,540
6,158,091
△ 13,448
214,499
227,948
7,281,219
206,523
209,955
7,277,787
△ 3,431
(注) 1. 貸借対照表計上額は、各期末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。
3. 市場価格又は合理的に算定された価額のある有価証券のうち、当該有価証券の時価が取得原価に比べて著しく下落したものについては、当期末において時価が取得原価まで回復する見込
みがないと判断し、時価をもって貸借対照表価額とするとともに、評価差額を当期の損失として処理しております。
「時価が著しく下落した」
と判断する基準は、予め定めている資産の自己査定
基準に有価証券の発行会社の区分ごとに次のとおり定めております。
破綻先、実質破綻先、破綻懸念先
時価が取得原価に比べて下落
要注意先
時価が取得原価に比べて30%以上下落
正常先
時価が取得原価に比べて50%以上下落
なお、破綻先とは、破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻の事実が発生している発行会社、実質破綻先とは、実質的に経営破綻に陥っている発行会社
であります。破綻懸念先とは、今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる発行会社、要注意先とは、今後の管理に注意を要する発行会社であります。正常先とは、上記破綻先、実質破綻
先、破綻懸念先及び要注意先以外の発行会社であります。
4. 当期中に売却したその他有価証券
(単位:百万円)
平成13年度
売却額
その他有価証券
3,198,111
平成14年度
売却益の合計額 売却損の合計額
78,710
56,249
売却額
4,658,244
売却益の合計額 売却損の合計額
79,609
5. 時価のない有価証券の主な内容及び貸借対照表計上額
(単位:百万円)
平成13年度
子会社株式及び関連会社株式
子会社株式
関連会社株式
平成14年度
31,022
9,048
その他有価証券 貸付信託受益証券
非上場株式(店頭売買株式を除く)
164,367
240,859
40,749
子会社株式及び関連会社株式
子会社株式
関連会社株式
29,681
13,769
その他有価証券 非上場株式(店頭売買株式を除く)
非上場債券
30,662
14,461
6. その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の償還予定額
(単位:百万円)
平成13年度
平成14年度
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
1年以内
1年超5年以内
5年超10年以内
債券
国債
地方債
社債
その他
350,015
252,019
11,031
86,964
236,269
1,439,875
979,804
70,569
389,500
1,672,100
753,107
570,965
122,860
59,282
631,767
10年超
789
ー
ー
789
39,504
293,246
128,874
13,217
151,154
215,160
1,495,997
1,259,286
48,040
188,671
3,188,917
888,215
753,659
96,673
37,882
549,735
10年超
26,435
26,172
ー
262
39,172
合計
586,285
3,111,976
1,384,875
40,293
508,407
4,684,914
1,437,950
65,607
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
221
金銭の信託関係
1. 運用目的の金銭の信託
(単位:百万円)
平成13年度
当期の
損益に含まれた評価差額
貸借対照表計上額
運用目的の金銭の信託
平成14年度
ー
当期の
損益に含まれた評価差額
貸借対照表計上額
ー
9,675
ー
2. 満期保有目的の金銭の信託(平成 13 年度、平成 14 年度)
該当ありません。
3. その他の金銭の信託(運用目的及び満期保有目的以外)(平成 13 年度、平成 14 年度)
該当ありません。
その他有価証券評価差額金
貸借対照表に計上されている「その他有価証券評価差額金」は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成13年度
平成14年度
評価差額
その他有価証券
△ 13,448
△ 3,431
その他有価証券評価差額金
△ 13,448
△ 3,431
デリバティブ取引関係
取引の時価等に関する事項
(1) 金利関連取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
評価損益
うち1年超
取引所 金利先物
売建
21,675
ー
△2
△2
ー
ー
ー
ー
買建
1,601
ー
△1
△1
4,741
4,058
38
38
売建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
2,914
ー
0
△2
売建
―
―
―
―
ー
ー
ー
ー
買建
―
―
―
―
ー
ー
ー
ー
受取固定・支払変動
4,665,860
2,505,106
192,547
192,547
2,740,596
1,516,029
160,295
160,295
受取変動・支払固定
4,468,090
2,472,151
△ 197,068
△ 197,068
2,728,185
1,525,830
△ 162,073
△ 162,073
受取変動・支払変動
28,330
18,330
△ 13
△ 13
18,330
18,330
△ 12
△ 12
売建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
売建
317,570
162,699
△ 761
△ 515
162,677
148,431
△ 258
△ 232
買建
381,450
149,643
710
526
152,954
136,798
231
191
売建
185,899
23,930
△ 345
544
150,821
23,760
△ 120
384
買建
197,175
27,762
385
△ 230
158,669
27,519
132
△ 207
△ 4,548
△ 4,211
△ 1,767
△ 1,620
金利オプション
店頭 金利先渡契約
金利スワップ
三
菱
信
託
銀
行
金利オプション
キャップ・フロアー
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
その他
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京金融先物取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。
222
(2) 通貨関連取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
店頭 通貨スワップ
評価損益
うち1年超
130,098
74,558
76
76
119,876
78,163
65
65
売建
―
―
―
―
―
―
―
―
買建
―
―
―
―
―
―
―
―
売建
ー
ー
ー
ー
―
―
―
―
買建
ー
ー
ー
ー
―
―
―
―
売建
ー
ー
ー
ー
―
―
―
―
買建
ー
ー
ー
ー
―
―
―
―
76
76
65
65
為替予約
通貨オプション
その他
合計
引直しを行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額等は、下記のとおりであります。
(単位:百万円)
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引及び下記注3.の取引は、上記記載
から除いております。
2. 時価の算定 割引現在価値により算定しております。
3. 平成13年度については「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する当面の会
計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第20号)に基
づき、また、平成14年度については「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する
会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号)に
規定する経過措置に基づき、期間損益計算を行っている通貨スワップ取引については、
上記記載から除いております。
期間損益計算を行っている通貨スワップ取引の契約額等は、下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
通貨スワップ
3,251,702
時価
△ 2,093
契約額等
△ 2,093 2,963,243
時価
評価損益
2,392
平成14年度
契約額等
契約額等
取引所 通貨先物
売建
買建
ー
ー
ー
ー
店頭 為替予約
売建
買建
2,002,433
3,265,082
2,323,309
3,370,153
104,548
106,780
66,090
73,378
ー
ー
ー
ー
通貨オプション
売建
買建
平成14年度
評価損益
平成13年度
その他
売建
買建
2,392
また、同様に、先物為替予約、通貨オプション等のうち、期末日に引直しを行い、その損益
を損益計算書に計上しているものについては、上記記載から除いております。
(3) 株式関連取引(平成 13 年度、平成 14 年度)
該当ありません。
(4) 債券関連取引
(単位:百万円)
平成13年度
契約額等
平成14年度
時価
評価損益
契約額等
時価
うち1年超
評価損益
うち1年超
取引所 債券先物
売建
8,499
ー
△ 53
△ 53
13,987
ー
△ 32
△ 32
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
売建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
売建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
売建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
買建
ー
ー
ー
ー
ー
ー
△ 53
△ 53
債券先物オプション
店頭 債券店頭オプション
その他
合計
(注) 1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
2. 時価の算定 ①取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっております。
②店頭取引については、オプション価格計算モデル等により算出しております。
ー
ー
△ 32
△ 32
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(5) 商品関連取引(平成 13 年度、平成 14 年度)
該当ありません。
(6) クレジットデリバティブ取引(平成 13 年度、平成 14 年度)
該当ありません。
223
単体情報:営業の概況
1. 部門別損益の内訳
(単位:億円)
平成12年度
国内業務部門
信託報酬
うち不良債権処理額
資金利益
役務取引等利益
特定取引利益
その他業務利益
平成13年度
783
373
1,042
304
26
△ 66
業務粗利益
962
193
976
347
73
△ 34
2,091
(1.70%.)
国際業務部門
資金利益
役務取引等利益
特定取引利益
その他業務利益
平成14年度
829
81
1,072
381
30
△ 109
2,324
(1.75%.)
459
15
12
123
2,204
(1.59%.)
818
9
△ 65
△ 120
868
△0
△ 13
204
業務粗利益
611
(1.69%.)
642
(1.62%.)
1,059
(1.99%.)
業務粗利益
2,702
(1.80%.)
2,966
(1.82%.)
3,264
(1.82%.)
1,445
454
1,597
115
1,562
△ 35
802
(1,630)
1,253
(1,562)
1,738
(1,784)
経費(除く臨時経費)
一般貸倒引当金繰入額
業務純益
(信託勘定償却前業務純益(一般貸倒引当金繰入前))
臨時損益
経常利益(△は経常損失)
(注) 1.( )内は業務粗利益率です。
業務粗利益
2. 業務粗利益率=
資金運用勘定平均残高
△ 686
△ 1,797
△ 3,783
116
△ 543
△ 2,045
X 100
2. 資金利益の内訳
(単位:億円)
平均残高
平成13年度
平成14年度
利 息
増減率
平成13年度
平成14年度
976
1,072
1,499
949
497
ー
0
1,428
948
417
0
0
355
201
5
0
52
国内業務部門
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
増減率
9.90%
平成13年度
平成14年度
増減
0.73%
0.77%
△ 4.74
△ 0.11
△ 16.11
ー
△ 79.84
1.13
1.21
1.14
ー
0.01
1.03
1.18
0.99
0.01
0.00
△ 0.10
△ 0.02
△ 0.15
ー
△ 0.00
0.03
△ 32.09
△ 30.36
△ 43.61
ー
11.72
0.40
0.34
0.09
ー
0.94
0.26
0.22
0.04
0.05
0.39
△ 0.14
△ 0.12
△ 0.05
ー
△ 0.55
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
債券貸借取引支払保証金
預け金等
132,181
78,131
43,341
ー
1,724
138,231
79,886
42,106
2,460
1,459
4.57%
2.24
△ 2.85
ー
△ 15.38
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券貸借取引受入担保金
借用金等
128,371
83,390
11,103
ー
4,922
135,850
91,385
13,197
990
13,169
5.82
9.58
18.86
ー
167.50
522
289
10
ー
46
818
868
6.14
2.06
1.63
△ 0.43
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
債券貸借取引支払保証金
預け金等
39,548
12,614
19,787
ー
6,973
53,080
8,705
28,705
8,217
7,289
34.21
△ 30.98
45.07
ー
4.53
2,652
628
1,098
ー
191
2,071
313
1,240
143
130
△ 21.87
△ 50.19
12.99
ー
△ 31.94
6.70
4.98
5.54
ー
2.74
3.90
3.59
4.32
1.74
1.78
△ 2.80
△ 1.38
△ 1.22
ー
△ 0.95
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
債券貸借取引受入担保金
借用金等
39,331
24,959
570
ー
4,464
53,291
20,341
385
11,981
6,557
35.49
△ 18.50
△ 32.52
ー
46.88
1,833
820
24
ー
83
1,202
371
10
216
117
△ 34.39
△ 54.68
△ 56.83
ー
41.07
4.66
3.28
4.27
ー
1.87
2.25
1.82
2.73
1.80
1.79
△ 2.40
△ 1.45
△ 1.53
ー
△ 0.07
1,794
1,941
8.19
1.10
1.08
△ 0.01
国際業務部門
合計
(注) 1. 預け金等にはコールローン、買現先勘定、買入手形を含んでいます。
2. 借用金等にはコールマネー、売現先勘定、売渡手形、コマーシャル・ペーパーを含んでいます。
224
利回り
3. 資金利益の分析
(単位:億円)
平成12 年度
残高要因
利率要因
平成13 年度
合計
残高要因
利率要因
平成14 年度
合計
残高要因
利率要因
合計
国内業務部門
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
預け金等
25
19
64
△3
△ 216
△9
△ 76
1
△ 190
10
△ 11
△2
106
66
47
0
△ 359
△ 205
△ 158
△3
△ 252
△ 138
△ 111
△3
62
20
△ 12
△0
△ 133
△ 21
△ 67
△0
△ 71
△1
△ 80
△0
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
借用金等
4
28
△1
△2
△ 204
△ 58
10
3
△ 199
△ 30
8
1
42
32
4
4
△ 229
△ 121
△ 14
△3
△ 186
△ 89
△9
1
19
17
0
5
△ 187
△ 105
△5
0
△ 167
△ 87
△4
5
国内資金運用収支
21
△ 11
9
63
△ 129
△ 66
42
53
96
△ 41
4
△ 15
△6
△ 460
134
263
45
△ 502
138
247
38
231
△ 70
384
△ 71
△ 362
△ 270
△ 102
△ 140
△ 130
△ 340
282
△ 211
528
△ 169
385
1
△ 1,108
△ 145
△ 242
△ 62
△ 580
△ 315
142
△ 61
資金調達勘定
うち預金
譲渡性預金
借用金等
△ 106
△ 19
△ 11
3
△ 458
448
2
△ 42
△ 565
428
△8
△ 38
172
71
0
54
△ 662
△ 339
△ 11
△2
△ 489
△ 268
△ 10
51
315
△ 99
△6
50
△ 945
△ 349
△7
△ 16
△ 630
△ 448
△ 13
34
国際資金運用収支
65
△1
63
59
300
359
213
△ 162
50
国際業務部門
資金運用勘定
うち貸出金
有価証券
預け金等
(注) 1. 預け金等にはコールローン、買現先勘定、買入手形を含んでいます。
2. 借用金等にはコールマネー、売現先勘定、売渡手形、コマーシャル・ペーパーを含んでいます。
4. 利鞘
(単位:%)
平成12年度
平成13年度
平成14年度
資金運用利回り
国内業務部門
国際業務部門
全店
1.42
7.71
2.99
1.13
6.70
2.53
1.03
3.90
1.93
資金調達利回り
国内業務部門
国際業務部門
全店
0.60
6.52
2.06
0.40
4.66
1.46
0.26
2.25
0.86
資金粗利鞘
国内業務部門
国際業務部門
全店
0.82
1.18
0.92
0.72
2.04
1.06
0.77
1.64
1.07
5. 役務取引等利益の内訳
(単位:億円)
平成12年度
国内業務部門
国際業務部門
役務取引等収益
うち信託関連業務
預金・貸出業務
為替業務
証券関連業務
代理業務
保護預り・貸金庫業務
保証業務
平成14年度
327
252
3
7
22
14
3
1
381
265
4
7
42
21
3
3
458
323
7
6
48
20
3
5
役務取引等費用
うち為替業務
23
2
34
2
76
2
役務取引等利益
304
347
381
役務取引等収益
うち信託関連業務
預金・貸出業務
為替業務
証券関連業務
代理業務
保護預り・貸金庫業務
保証業務
40
─
26
3
0
─
─
9
36
─
24
1
─
─
─
9
18
─
8
1
0
─
─
8
役務取引等費用
うち為替業務
25
3
27
1
19
1
役務取引等利益
合計
平成13年度
15
9
△0
320
356
381
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
225
6. 特定取引利益の内訳
(単位:億円)
平成12年度
平成13年度
平成14年度
国内業務部門
うち商品有価証券
特定取引有価証券
特定金融派生商品
その他の特定取引収益
26
0
△0
20
5
73
2
0
68
2
30
2
△1
26
2
国際業務部門
うち特定取引有価証券
特定金融派生商品
12
△4
17
△ 65
3
△ 68
△ 13
△0
△ 11
39
8
16
合計
7. その他業務利益の内訳
(単位:億円)
平成12年度
平成13年度
平成14年度
国内業務部門
うち国債等債券関係損益
△ 66
△ 81
△ 34
△ 49
△ 109
△ 114
国際業務部門
うち外国為替売買益
国債等債券関係損益
123
34
59
△ 120
16
△ 144
204
18
172
57
△ 155
95
合計
8. 経費の内訳
(単位:億円)
平成12年度
628
503
683
531
710
529
物件費
うち減価償却費
土地建物機械賃借料
消耗品費
業務委託費
預金保険料
757
97
148
15
170
92
854
147
153
18
185
97
808
133
142
13
195
93
合計
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
226
平成14年度
人件費
うち給料・手当
租税公課
三
菱
信
託
銀
行
平成13年度
59
59
43
1,445
1,597
1,562
単体情報:信託業務の状況
1. 信託財産残高表
資産
貸出金
証書貸付
手形貸付
割引手形
有価証券
国債
地方債
社債
株式
外国証券
その他の証券
証券投資信託有価証券
投資信託有価証券
証券投資信託外国投資
投資信託外国投資
信託受益権
受託有価証券
貸付有価証券
金銭債権
生命保険債権
その他の金銭債権
動産不動産
動産
不動産
土地の賃借権
その他債権
買入手形
コールローン
銀行勘定貸
現金預け金
現金
預け金
合計
(単位:百万円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
(平成11年3月31日現在)
(平成12年3月31日現在)
(平成13年3月31日現在)
(平成14年3月31日現在)
(平成15年3月31日現在)
2,687,787
2,499,646
187,960
181
16,044,085
4,067,471
285,590
1,680,568
5,223,473
4,656,161
130,819
3,010,670
―
479,394
―
716,517
245,582
3,300
685,017
0
685,017
464,642
1,131
463,511
4,897
228,859
206,500
1,850,788
3,327,935
1,903,577
667
1,902,910
31,859,558
1,986,726
1,904,227
82,455
44
18,145,775
3,931,979
390,112
2,241,008
6,193,406
5,202,938
186,330
4,762,536
―
372,395
―
668,726
325,634
3,300
882,055
0
882,055
517,009
685
516,323
4,754
355,410
500
1,417,957
3,841,682
1,145,001
567
1,144,433
34,429,467
1,484,986
1,456,800
28,185
―
20,938,024
3,820,918
391,766
2,010,997
8,508,574
5,956,777
248,990
―
4,702,750
―
576,085
83,113
421,071
―
1,599,886
0
1,599,885
537,317
353
536,963
4,478
700,398
―
1,743,161
3,249,980
402,833
566
402,266
36,444,087
1,383,437
1,112,884
270,553
―
29,585,083
5,583,375
533,747
2,789,796
12,050,931
8,195,785
431,446
―
3,349,256
―
1,048,300
189,162
3,431,739
―
2,612,238
―
2,612,238
967,340
82
967,258
21,911
1,014,480
13,524
2,279,456
2,282,224
2,043,534
525
2,043,009
50,221,692
1,107,555
856,723
250,832
―
6,659,887
1,639,270
129,966
640,759
2,539,602
1,710,248
41
―
―
―
―
8,988,740
3,205,694
―
2,926,071
―
2,926,071
1,532,783
30
1,532,752
21,819
973,227
―
294,567
1,401,617
1,484,012
484
1,483,528
28,595,978
(単位:百万円)
負債
金銭信託
年金信託
財産形成給付信託
貸付信託
証券投資信託
投資信託
金銭信託以外の金銭の信託
有価証券の信託
金銭債権の信託
動産の信託
土地及びその定着物の信託
包括信託
その他の信託
合計
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
(平成11年3月31日現在)
(平成12年3月31日現在)
(平成13年3月31日現在)
(平成14年3月31日現在)
(平成15年3月31日現在)
12,006,919
5,542,033
13,936
4,447,630
6,228,281
―
2,365,800
499,483
185,550
2,182
79,547
488,192
―
31,859,558
13,769,463
5,881,047
13,986
3,753,033
7,066,740
―
2,448,205
707,672
187,601
1,346
93,170
507,198
―
34,429,467
14,811,448
6,327,314
13,628
2,825,860
―
6,913,600
2,378,419
777,636
524,689
743
158,710
1,712,034
―
36,444,087
17,678,364
7,604,453
12,675
1,997,536
―
5,803,288
2,792,466
5,900,215
1,900,922
345
183,409
6,348,014
0
50,221,692
7,989,136
73,937
12,174
1,128,339
―
8,758,551
231,072
5,689,577
3,040,282
225
174,931
1,497,749
0
28,595,978
(注) 1. 共同信託他社管理財産は次のとおりです。
平成10年度 17,295,635百万円 平成11年度 14,217,881百万円 平成12年度 12,834,248百万円 平成13年度 10,133,641百万円 平成14年度 31,929,580百万円
2. 元本補てん契約のある信託の貸出金 平成10年度(平成11年3月31日現在)2,193,891百万円のうち、破綻先債権額は14,885百万円、延滞債権額は51,672百万円、3カ月以上延滞
債権額は5,104百万円、貸出条件緩和債権額は14,619百万円です。また、これらの債権の合計額は86,282百万円です。
3. 元本補てん契約のある信託の貸出金 平成11年度(平成12年3月31日現在)1,652,049百万円のうち、破綻先債権額は12,818百万円、延滞債権額は34,973百万円、3カ月以上延滞
債権額は2,829百万円、貸出条件緩和債権額は20,514百万円です。また、これらの債権の合計額は71,135百万円です。
4. 元本補てん契約のある信託の貸出金 平成12年度(平成13年3月31日現在)1,253,623百万円のうち、破綻先債権額は10,964百万円、延滞債権額は22,383百万円、3カ月以上延滞
債権額は1,761百万円、貸出条件緩和債権額は39,962百万円です。また、これらの債権の合計額は75,072百万円です。
5. 元本補てん契約のある信託の貸出金 平成13年度(平成14年3月31日現在)1,123,669百万円のうち、破綻先債権額は8,419百万円、延滞債権額は12,016百万円、3カ月以上延滞
債権額は1,100百万円、貸出条件緩和債権額は44,237百万円です。また、これらの債権の合計額は65,773百万円です。但し、上記債権額のうち、最終処理につながる措置である株式会
社整理回収機構への管理信託方式による処理分は835百万円です。
6. 元本補てん契約のある信託の貸出金 平成14年度(平成15年3月31日現在)883,501百万円のうち、破綻先債権額は4,369百万円、延滞債権額は2,220百万円、3カ月以上延滞債権
額は919百万円、貸出条件緩和債権額は33,655百万円です。また、これらの債権の合計額は41,165百万円です。但し、上記債権額のうち、オフ・バランス化につながる措置である株式会
社整理回収機構への信託実施分は310百万円です。
7. 平成12年度から
「証券投資信託有価証券」を「投資信託有価証券」に、
「証券投資信託外国投資」を「投資信託外国投資」に、
「証券投資信託」を「投資信託」に科目を変更しています。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
227
(参考)
前記(注)1. に記載の共同信託他社管理財産のうち平成 14 年度残高には、三菱信託銀行と日本マスタートラスト信託銀行株式会社が職務分担型共同受託方式
により受託している信託財産(以下「職務分担型共同受託財産」という)22,289,006 百万円を含んでいます。
前記信託財産残高表に職務分担型共同受託財産を合算した信託財産残高表は以下のとおりです。
信託財産残高表(職務分担型共同受託財産合算分)
資産
(単位:百万円)
平成14年度
(平成15年3月31日現在)
貸出金
証書貸付
手形貸付
有価証券
国債
地方債
社債
株式
外国証券
その他の証券
信託受益権
受託有価証券
金銭債権
その他の金銭債権
動産不動産
動産
不動産
土地の賃借権
その他債権
コールローン
銀行勘定貸
現金預け金
現金
預け金
合計
1,107,555
856,723
250,832
26,349,274
4,412,009
404,617
2,228,684
9,776,800
9,031,310
495,852
9,806,748
3,206,357
2,932,873
2,932,873
1,532,783
30
1,532,752
21,819
1,344,798
1,069,204
1,732,451
1,706,589
484
1,706,105
50,810,455
(単位:百万円)
負債
平成14年度
(平成15年3月31日現在)
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
228
金銭信託
年金信託
財産形成給付信託
貸付信託
投資信託
金銭信託以外の金銭の信託
有価証券の信託
金銭債権の信託
動産の信託
土地及びその定着物の信託
包括信託
その他の信託
合計
18,867,760
7,423,101
12,174
1,128,339
8,758,551
2,223,773
5,690,240
3,040,282
225
174,931
3,491,074
0
50,810,455
2. 元本補てん契約のある信託の内訳 (信託財産の運用のため再信託された信託を含む)
(1)合同運用指定金銭信託
資産
(単位:百万円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
貸出金
439,385
373,847
312,452
440,235
有価証券
217,260
89,370
176,067
221,522
372,091
232,328
その他
538,947
727,182
544,849
264,502
247,242
合計
1,195,593
1,190,400
1,033,369
926,261
851,663
負債
平成10年度
平成11年度
平成12年度
元本
1,057,702
1,118,942
1,031,807
924,734
850,217
1,336
1,138
925
893
1,002
(単位:百万円)
債権償却準備金
その他
平成13年度
平成14年度
136,554
70,319
636
633
442
1,195,593
1,190,400
1,033,369
926,261
851,663
資産
平成10年度
平成11年度
平成12年度
貸出金
1,754,506
1,278,201
941,170
683,434
695,632
477,062
379,671
348,641
201,780
その他
2,414,718
2,404,050
2,274,242
1,517,451
861,096
合計
4,864,857
4,159,314
3,595,084
2,549,527
1,574,287
負債
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
元本
4,703,064
4,051,209
3,543,969
2,516,362
1,560,989
25,906
21,470
17,839
13,104
8,425
合計
(2)貸付信託
(単位:百万円)
有価証券
平成13年度
平成14年度
511,409
(単位:百万円)
特別留保金
その他
合計
135,886
86,634
33,275
20,060
4,871
4,864,857
4,159,314
3,595,084
2,549,527
1,574,287
平成12年度
平成13年度
3. 金銭信託等の受入状況
(1)主な信託財産の受託残高及び総資金量
(単位:百万円)
平成10年度
平成11年度
平成14年度
金銭信託
12,006,919
13,769,463
14,811,448
17,678,364
7,989,136
(18,867,760)
年金信託
5,542,033
5,881,047
6,327,314
7,604,453
73,937
(7,423,101)
13,936
13,986
13,628
12,675
12,174
(12,174)
4,447,630
3,753,033
2,825,860
1,997,536
1,128,339
(1,128,339)
合計
22,010,520
23,417,531
23,978,252
27,293,029
9,203,586
(27,431,375)
預金
8,968,573
9,196,011
10,367,360
11,275,630
11,143,611
(11,143,611)
財産形成給付信託
貸付信託
譲渡性預金
総資金量
1,378,779
604,002
910,109
1,282,570
1,453,650
(1,453,650)
32,357,874
33,217,544
35,255,722
39,851,231
21,800,849
(40,028,638)
(注) 平成14年度は( )内に職務分担型共同受託財産を含んだ金額を記載しています。
(2)財産形成信託の受託残高及び加入者数
平成10年度
(単位:百万円、千人)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
財産形成信託 〈一般〉
受託金額
加入者数
300,670
158
330,178
137
323,993
154
292,143
145
275,684
135
財産形成信託 〈年金〉
受託金額
加入者数
134,793
72
128,640
68
123,391
64
131,527
69
123,591
65
財産形成信託 〈住宅〉
受託金額
加入者数
343,659
124
293,092
104
275,296
95
303,160
100
281,592
91
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
229
(3)信託期間別元本残高
(単位:百万円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
1 年未満
金銭信託
貸付信託
3,585,169
―
4,205,554
―
1,550,080
―
9,672,845
―
1,904,487
―
1 年以上 2 年未満
金銭信託
貸付信託
1,082,322
―
1,134,580
―
242,370
―
1,548,655
―
1,239,526
―
2 年以上 5 年未満
金銭信託
貸付信託
296,772
740,812
832,002
607,631
889,396
459,275
928,289
244,786
935,912
93,274
5,942,807
3,543,702
6,390,761
3,038,210
11,447,840
2,320,211
5,265,203
1,721,228
3,592,834
1,022,777
その他のもの
金銭信託
貸付信託
666,785
―
640,503
―
539,301
―
403,253
―
279,155
―
金銭信託合計
11,573,855
13,203,402
14,668,989
17,818,247
7,951,916
貸付信託合計
4,284,514
3,645,842
2,779,487
1,966,014
1,116,052
5 年以上
金銭信託
貸付信託
(注)その他のものは、金銭信託(1カ月据置型)、金銭信託(新1年据置型)、その他です。
(4) 1 店舗及び従業員 1 人当たり資金量の状況
平成10年度
1 店舗当たりの
資金量
平成11年度
(単位:百万円)
平成12年度
平成13年度
平成14年度
415,292
459,167
479,565
535,157
187,828
(559,823)
3,953
4,212
4,384
4,681
1,502
(4,479)
従業員 1 人当たりの
資金量
(注) 1. 資金量は、金銭信託、年金信託、財産形成給付信託及び貸付信託の信託財産の合計額です。なお、平成14年度は( )内に職務分担型共同受託財産を含めて算出した金額を記載しています。
2. 信託業務は国内で取り扱っていますので、店舗数は出張所及び特別出張所を除いた国内店舗数により算出しています。
3. 従業員数は国内店の期中平均人員を使用しています。なお、国内店の従業員数には本部人員を含んでいます。
4. 金銭信託等の運用状況
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
(単位:百万円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
金銭信託
貸出金
有価証券
762,821
8,404,481
594,110
9,645,433
446,960
11,286,349
618,247
14,829,328
526,991
6,357,589
(526,991)
(16,141,633)
計
9,167,302
10,239,543
11,733,310
15,447,575
6,884,581
(16,668,624)
年金信託
貸出金
有価証券
167,159
5,302,344
111,115
5,757,431
93,555
5,940,971
78,454
7,002,174
69,154
―
(69,154)
(6,433,144)
計
5,469,504
5,868,546
6,034,527
7,080,629
69,154
(6,502,299)
財産形成給付信託
貸出金
有価証券
3,300
4,501
3,300
4,501
3,300
4,002
3,301
4,002
―
―
(ー.)
(ー.)
計
7,801
7,801
7,302
7,303
ー
(ー.)
貸付信託
貸出金
有価証券
1,754,506
695,632
1,278,201
477,062
941,170
379,671
683,434
348,641
511,409
201,780
(511,409)
(201,780)
計
2,450,139
1,755,263
1,320,842
1,032,075
713,190
(713,190)
貸出金合計
2,687,787
1,986,726
1,484,986
1,383,437
1,107,555
(1,107,555)
有価証券合計
14,406,960
15,884,427
17,610,995
22,184,146
6,559,370
(22,776,558)
貸出金及び
有価証券合計
17,094,747
17,871,153
19,095,982
23,567,584
7,666,926
(23,884,114)
(注) 平成14年度は( )内に職務分担型共同受託財産を含んだ金額を記載しています。
5. 貸出金の状況
(1)貸出金科目別残高
230
(単位:百万円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
証書貸付
2,499,646
1,904,227
1,456,800
1,112,884
856,723
手形貸付
187,960
82,455
28,185
270,553
250,832
割引手形
181
44
─
─
―
2,687,787
1,986,726
1,484,986
1,383,437
1,107,555
合計
平成14年度
(2)貸出金の契約期間別残高
(単位:百万円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
1 年以下
217,867
121,529
80,184
323,949
303,834
1 年超 3 年以下
106,816
53,085
31,699
23,753
20,646
3 年超 5 年以下
184,563
92,239
36,323
47,648
49,164
597,053
405,695
274,561
128,994
58,267
7 年超
1,581,486
1,314,177
1,062,217
859,092
675,642
合計
2,687,787
1,986,726
1,484,986
1,383,437
1,107,555
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
290,273
(10.80%.)
99
(0.00%.)
57
(0.00%.)
4,102
(0.15.%.)
2,626
(0.10.%.)
72,066
(2.68.%.)
285,581
(10.63.%.)
329,293
(12.25%.)
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
152,785
(5.68.%.)
ー.
(ー )
.
200,748
(7.47%.)
395,974
(14.73%.)
231,386
(8.61%.)
ー.
(ー )
.
46,684
(1.74%.)
676,108
(25.16%.)
2,687,787
(100.00%.)
175,507
(8.83%.)
55
(0.00%.)
51
(0.00%.)
3,172
(0.16%.)
1,591
(0.08%.)
46,088
(2.32%.)
250,348
(12.60%.)
254,972
(12.83.%.)
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
68,741
(3.46.%.)
ー.
(ー )
.
130,171
(6.55%.)
253,747
(12.77.%.)
163,718
(8.24%.)
ー.
(ー )
.
45,112
(2.27%.)
593,446
(29.87%.)
1,986,726
(100.00.%.)
112,939
(7.61%.)
10
(0.00%.)
44
(0.00%.)
2,152
(0.14%.)
1,180
(0.08%.)
27,097
(1.82%.)
202,353
(13.63%.)
188,307
(12.68%.)
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
37,452
(2.52%.)
ー.
(ー )
.
86,212
(5.81%.)
170,553
(11.49%.)
94,695
(6.38%.)
ー.
(ー )
.
43,287
(2.91%.)
518,697
(34.93%.)
1,484,986
(100.00%.)
103,495
(7.48%.)
ー.
(ー )
.
37
(0.00%.)
1,342
(0.10%.)
321
(0.02%.)
17,934
(1.30%.)
177,529
(12.83%.)
172,393
(12.46%.)
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
25,149
(1.82%.)
ー.
(ー )
.
61,975
(4.48%.)
111,779
(8.08%.)
85,075
(6.15%.)
ー.
(ー )
.
41,344
(2.99%.)
585,056
(42.29%.)
1,383,437
(100.00%.)
76,795
(6.93%.)
ー
(ー )
.
30
(0.00%.)
1,572
(0.14%.)
129
(0.01%.)
7,872
(0.71%.)
135,204
(12.21%.)
ー.
(ー )
.
11,268
(1.02%.)
113,292
(10.23%.)
ー.
(ー )
.
17,190
(1.55%.)
197,722
(17.85%.)
77,800
(7.03%.)
ー.
(ー )
.
52,767
(4.77%.)
37,773
(3.41%.)
378,134
(34.14%.)
1,107,555
(100.00%.)
5 年超 7 年以下
(3)貸出金の業種別内訳
製造業
農業
林業
漁業
鉱業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
運輸・通信業
情報通信業
運輸業
卸売・小売業、飲食店
卸売・小売業
金融・保険業
不動産業
サービス業
各種サービス業
地方公共団体
その他
合計
(単位:百万円)
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 平成14年3月7日付総務省告示第139号により
「日本標準産業分類」が改訂され、同年10月1日から適用されたことに伴い、平成13年度までは改訂前の日本標準産業分類の区分に基づ
き、平成14年度は改訂後の日本標準産業分類の区分に基づき記載しています。
(4)貸出金の使途別内訳
(単位:百万円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
設備資金
1,608,284
(59.84%.)
1,342,915
(67.59%.)
1,083,194
(72.94%.)
平成13年度
898,200
(64.93%.)
平成14年度
712,906
(64.37%.)
運転資金
1,079,503
(40.16.%.)
643,811
(32.41%.)
401,792
(27.06%.)
485,237
(35.07%.)
394,649
(35.63%.)
合計
2,687,787
(100.00%.)
1,986,726
(100.00%.)
1,484,986
(100.00%.)
1,383,437
(100.00%.)
1,107,555
(100.00%.)
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
(注) ( )内は構成比です。
231
(5)貸出金の担保別内訳
(単位:百万円)
平成10年度
有価証券
債権
土地建物
工場
財団
船舶
その他
計
保証
信用
合計
(うち劣後特約付貸出金)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
41,105
244,762
660,408
1,112
182,987
5,512
5,996
25,638
149,417
456,166
782
132,309
4,555
4,076
15,570
91,769
344,362
513
84,011
3,705
2,430
10,530
51,689
251,126
379
55,234
3,121
1,456
6,927
43,908
200,860
249
31,988
2,311
1,001
1,141,883
772,946
542,363
373,538
287,247
594,213
951,690
485,168
728,612
415,616
527,006
362,690
647,208
309,758
510,550
2,687,787
(44,000)
1,986,726
(46,500)
1,484,986
(42,500)
1,383,437
(37,500)
1,107,555
(38,500)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
78,196
2,687,787
66,946
1,986,726
58,308
1,484,986
49,913
1,383,437
41,906
1,107,555
477,494
467,487
418,280
410,979
366,913
361,124
316,612
312,222
268,405
265,050
77,291
1,265,589
66,386
1,020,082
57,887
801,811
49,557
783,605
41,681
666,401
98.84%.
47.08%.
99.16%.
51.34%.
99.27%.
53.99%.
99.28%.
56.64%.
99.46%.
60.16%.
(6)中小企業等に対する貸出金
総貸出金残高 (A)
貸出先数
貸出金残高
消費者ローン残高
うち住宅ローン残高
中小企業等貸出金残高 (B)
貸出先数
貸出金残高
比率 (B)/(A)
貸出先数
貸出金残高
平成14年度
(単位:件、百万円)
(注) 中小企業等とは、資本金3億円(ただし、卸売業は1億円、小売業、サービス業は5,000万円)以下の会社又は常用する従業員が300人(ただし、卸売業は100人、小売業は50人、サービス業は
100人)以下の会社及び個人です。
なお、平成11年12月3日に「中小企業基本法等の一部を改正する法律(平成11年法律第146号)」が公布・施行され、
「中小企業」の範囲が拡大されたことに伴い、平成11年度以降の金額等
は改正後の中小企業の範囲により記載しています。
(7) 1 店舗及び従業員 1 人当たり貸出金の状況
平成10年度
1 店舗当たりの貸出金残高
従業員 1 人当たりの貸出金残高
(単位:百万円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
50,712
38,955
29,699
27,126
22,603
482
357
271
237
180
(注) 1. 貸出金は、金銭信託、年金信託、財産形成給付信託及び貸付信託の貸出金の合計額です。
2. 信託業務は国内で取り扱っていますので、店舗数は出張所及び特別出張所を除いた国内店舗数により算出しています。
3. 従業員数は国内店の期中平均人員を使用しています。なお、国内店の従業員数には本部人員を含んでいます。
(8)元本補てん契約のある信託の貸出金におけるリスク管理債権の状況
① リスク管理債権
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
(単位:億円)
平成10年度
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
合計
貸出金残高
貸出金に占める比率
148
516
51
146
128
349
28
205
貸出金残高
貸出金に占める比率
109
223
17
399
平成13年度
84
120
11
442
平成14年度
43
22
9
336
862
711
750
657
411
16,520
12,536
11,236
8,835
3.93%.
4.30%.
5.98%.
5.85%.
4.65%.
平成10年度
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
平成12年度
21,938
(参考)三菱信託銀行及び日本信託銀行合算
合計
262
1,032
93
319
(単位:億円)
平成11年度
185
798
32
352
平成12年度
109
223
17
399
1,707
1,368
750
25,097
18,821
12,536
6.80%.
7.27.%.
5.98%.
(注) 日本信託銀行において、平成12年度はリスク管理債権はありません。
232
平成11年度
② 地域別リスク管理債権
信託勘定におけるリスク管理債権の債務者はすべて「国内」です。
③ 業種別リスク管理債権
(単位:億円)
平成13年度
平成14年度
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
国内
製造業
建設業
卸売・小売業、飲食店
卸売・小売業
金融・保険業
不動産業
サービス業
各種サービス業
その他
消費者
84
22
10
23
―
―
0
2
―
23
0
120
0
―
24
―
0
51
21
―
8
14
11
3
―
0
―
―
―
0
―
―
7
442
42
20
16
―
―
87
92
―
124
59
合計
84
120
11
442
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上
延滞債権額
貸出条件
緩和債権額
657
68
30
64
―
0
138
116
―
156
81
43
7
10
―
17
―
0
―
0
7
0
22
―
―
―
1
―
6
―
0
3
9
9
3
―
―
―
―
―
―
3
―
3
336
29
6
―
6
―
58
―
13
170
50
411
40
17
―
25
―
66
―
17
182
63
657
43
22
9
336
411
合計
合計
(注) 平成14年3月7日付総務省告示第139号により
「日本標準産業分類」が改訂され、同年10月1日から適用されたことに伴い、平成13年度は改訂前の日本標準産業分類の区分に基づき、平成
14年度は改訂後の日本標準産業分類の区分に基づき記載しています。
(9)元本補てん契約のある信託における金融再生法基準による債権額及びカバー率
① 債権額
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
588
419
306
204
危険債権
400
306
210
121
63
要管理債権
143
125
233
331
281
1,133
850
750
657
411
正常債権
20,805
15,669
11,785
10,578
8,423
合計
21,938
16,520
12,536
11,236
8,835
5.16%.
5.15%.
5.98%.
5.85%.
4.65%.
計
開示債権比率
66
(注) 貸出金等の各勘定について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分し、開示しています。
1.「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」
とは、破産、会社更生、再生手続等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権です。
2.「危険債権」
とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権です。
3.「要管理債権」
とは、3カ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権です。
4.「正常債権」
とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権です。
(参考)三菱信託銀行及び日本信託銀行合算
平成10年度
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
845
541
306
危険債権
774
690
210
要管理債権
358
280
233
1,978
1,511
750
正常債権
23,118
17,309
11,785
合計
25,097
18,821
12,536
7.88%.
8.03%.
5.98%.
計
開示債権比率
(注) 日本信託銀行において、平成12年度は金融再生法基準による債権はありません。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
233
② カバー率(平成 14 年度)
(単位:億円)
開示残高(a)
うち担保等により
回収が見込まれる
金額(b)
カバー率
(b/a)
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
66
(204)
66
(204)
100.0%
(99.9%)
危険債権
63
(121)
57
(103)
90.6%
(84.8%)
要管理債権
281
(331)
144
(214)
51.3%
(64.6%)
計
411
(657)
268
(522)
65.2%
(79.3%)
正常債権
8,423
(10,578)
/
/
/
/
/
/
合計
8,835
(11,236)
/
/
/
/
/
/
4.65%.
(5.85%.)
/
/
/
/
/
/
開示債権比率
(注) 1.( )内は平成13年度の計数です。
2. 信託勘定においては貸倒引当金の計上はありませんが、銀行勘定と同一の基準により
「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」並びに「危険債権」について直接償却を実施しています。
3. 信託勘定においては、特別留保金・債権償却準備金を平成15年3月末に94億円計上しています。
6. 有価証券残高
(単位:億円)
平成10年度
国債
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
37,642
(26.13%.)
36,132
(22.75%.)
35,672
(19.83%.)
40,414
(18.22%.)
16,392
(24.99%.)
(42,102)
(18.49%.)
地方債
1,949
(1.35.%.)
2,879
(1.81%.)
3,049
(1.70%.)
3,784
(1.71%.)
1,299
(1.98%.)
(3,380)
(1.48%.)
社債
12,288
(8.53.%.)
18,432
(11.61%.)
16,330
(9.08%.)
20,285
(9.14%.)
6,185
(9.43%.)
(19,980)
(8.77%.)
株式
48,459
(33.64.%.)
56,566
(35.61%.)
65,896
(36.64%.)
81,261
(36.63%.)
25,395
(38.72%.)
(74,361)
(32.65%.)
その他の証券
43,729
(30.35.%.)
44,832
(28.22%.)
58,910
(32.75%.)
76,094
(34.30%.)
16,320
(24.88%.)
(87,939)
(38.61%.)
144,069
(100.00%.)
158,844
(100.00.%.)
179,859
(100.00%.)
221,841
(100.00%.)
65,593
(100.00%.)
(227,765)
(100.00%.)
合計
(注) 1. 有価証券残高は、金銭信託、年金信託、財産形成給付信託及び貸付信託の有価証券の合計額です。なお、平成14年度は( )内に職務分担型共同受託財産を含んだ金額を記載しています。
2. 下段の( )内は構成比です。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
信
託
︶
7. 元本補てん契約のある信託の有価証券等時価情報
① 有価証券
(単位:百万円)
平成13年度
信託財産残高
時価
評価損益
221,522
224,177
2,654
② デリバティブ取引等
232,328
238,931
6,602
(単位:百万円)
平成13年度
1,451
① 有価証券
信託財産残高
時価
評価損益
348,641
362,783
14,142
平成14年度
201,780
226,131
24,350
(注) 時価相当額として価格等の算定が可能なものについて時価を付しています。
② デリバティブ取引等
(単位:百万円)
平成13年度
平成14年度
1,637
(単位:百万円)
平成13年度
平成14年度
(注) 時価相当額として価格等の算定が可能なものについて時価を付しています。
評価損益
234
(2) 貸付信託
(1) 合同運用指定金銭信託
評価損益
13,644
平成14年度
12,648
単体情報:銀行業務の状況
1. 貸出金の状況
(1) 貸出金科目別期末残高
(単位:億円)
平成10年度
国内業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
516
18,396
39,989
10,999
448
18,988
42,000
11,214
405
18,059
46,818
11,492
339
17,901
50,319
11,018
179
8,736
56,713
9,498
69,902
(81.78%.)
72,652
(84.62%.)
76,775
(85.66%.)
79,578
(88.02%.)
75,128
(90.94%.)
―
2,024
13,546
0
―
1,415
11,787
0
―
1,102
11,746
0
計
15,571
(18.22%.)
13,203
(15.38%.)
12,849
(14.34%.)
10,831
(11.98%.)
7,489
(9.06%.)
合計
85,473
(100.00%.)
85,855
(100.00%.)
89,624
(100.00%.)
90,410
(100.00%.)
82,617
(100.00%.)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
計
国際業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
―
1,239
9,590
1
―
989
6,499
―
(注)( )内は構成比です。
(2) 貸出金科目別平均残高
国内業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
(単位:億円)
527
23,328
35,914
12,955
441
19,690
40,693
10,514
374
17,856
43,711
10,701
303
18,583
48,676
10,568
215
13,992
54,752
10,925
72,727
(79.87%.)
71,339
(83.74%.)
72,643
(83.92%.)
78,131
(86.10%.)
79,886
(90.17%.)
0
2,398
15,926
3
―
1,619
12,226
4
―
1,236
12,681
2
―
1,253
11,357
2
―
1,010
7,693
1
計
18,329
(20.13%.)
13,850
(16.26%.)
13,920
(16.08%.)
12,614
(13.90%.)
8,705
(9.83%.)
合計
91,056
(100.00%.)
85,190
(100.00%.)
86,564
(100.00%.)
90,745
(100.00%.)
88,591
(100.00%.)
計
国際業務部門
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しています。
(3) 貸出金の残存期間別残高
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
貸出金 1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超
期間の定めのないもの
31,480
15,915
14,095
4,243
8,738
10,999
30,742
16,885
13,446
4,167
9,399
11,214
34,614
16,237
13,499
4,566
9,214
11,492
33,190
19,142
12,023
5,189
9,843
11,020
28,690
17,133
12,907
4,625
9,761
9,498
合計
85,473
85,855
89,624
90,410
82,617
変動金利貸出 1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超
期間の定めのないもの
6,012
6,483
1,597
6,033
10,427
8,365
7,533
2,659
6,330
10,936
7,757
7,434
2,956
6,768
11,394
9,595
6,642
3,574
6,959
11,020
8,840
6,919
3,132
6,804
9,498
固定金利貸出 1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超
期間の定めのないもの
9,902
7,612
2,646
2,704
572
8,519
5,912
1,507
3,068
277
8,479
6,065
1,610
2,446
97
9,546
5,380
1,614
2,883
ー
8,292
5,988
1,492
2,957
ー
(注) 残存期間1年以下の貸出金については、変動金利・固定金利の区別をしていません。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
235
(4) 貸出金の業種別内訳
(単位:億円)
平成10年度
国内(特別国際金融取引勘定分を除く)
製造業
平成14年度
10,760
(13.48%.)
12,417
(15.08%.)
11,681
(15.06%.)
農業
18
(0.03.%.)
18
(0.02.%.)
17
(0.02%.)
14
(0.02%.)
15
(0.02%.)
林業
9
(0.01%.)
9
(0.01.%.)
1
(0.00%.)
1
(0.00%.)
1
(0.00%.)
漁業
128
(0.18.%.)
43
(0.06.%.)
93
(0.12%.)
123
(0.15%.)
226
(0.29%.)
鉱業
104
(0.14.%.)
101
(0.13%.)
86
(0.11%.)
72
(0.09%.)
60
(0.08%.)
建設業
3,064
(4.18.%.)
3,465
(4.56.%.)
3,177
(3.98%.)
3,052
(3.71%.)
2,718
(3.50%.)
電気・ガス・熱供給・水道業
751
(1.03.%.)
985
(1.30.%.)
1,264
(1.58.%.)
1,244
(1.51%.)
1,517
(1.96%.)
運輸・通信業
4,992
(6.81%.)
5,055
(6.65.%.)
5,493
(6.88%.)
6,192
(7.52%.)
ー.
(ー )
.
情報通信業
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
2,463
(3.17%.)
運輸業
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
6,002
(7.74%.)
8,529
(11.63%.)
9,285
(12.21%.)
8,523
(10.68%.)
8,384
(10.19%.)
ー.
(ー )
.
卸売・小売業
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
6,891
(8.88%.)
金融・保険業
14,592
(19.90.%.)
15,655
(20.59.%.)
17,357
(21.75%.)
18,799
(22.84%.)
19,605
(25.27%.)
不動産業
13,597
(18.54.%.)
13,634
(17.93.%.)
13,053
(16.35%.)
13,051
(15.86%.)
10,329
(13.31%.)
サービス業
12,401
(16.91.%.)
10,639
(13.99%.)
9,422
(11.81%.)
9,182
(11.16%.)
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
ー.
(ー )
.
6,763
(8.72%.)
地方公共団体
1
(0.00.%.)
1
(0.00%.)
4,006
(5.02.%.)
2,252
(2.74%.)
3,438
(4.43%.)
その他
4,782
(6.52.%.)
5,748
(7.56%.)
6,556
(8.22%.)
7,518
(9.13%.)
5,877
(7.57%.)
73,326
(100.00%.)
76,044
(100.00.%.)
79,815
(100.00.%.)
82,308
(100.00%.)
77,592
(100.00%.)
114
(0.94.%.)
138
(1.41.%.)
72
(0.74%.)
38
(0.47%.)
15
(0.32%.)
金融機関
1,967
(16.19.%.)
1,685
(17.18%.)
1,852
(18.89%.)
1,900
(23.45%.)
1,381
(27.48%.)
商工業
6,183
(50.91%.)
5,000
(50.97%.)
5,235
(53.37%.)
3,995
(49.32%.)
2,442
(48.61%.)
その他
3,881
(31.96%.)
2,986
(30.44%.)
2,649
(27.00.%.)
2,168
(26.76%.)
1,185
(23.59%.)
12,146
(100.00%.)
9,810
(100.00.%.)
9,809
(100.00.%.)
8,101
(100.00%.)
5,025
(100.00%.)
計
海外及び特別国際金融取引勘定分
政府等
計
合計
236
平成13年度
11,401
(14.99%.)
各種サービス業
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
平成12年度
10,352
(14.12%.)
卸売・小売業、飲食店
三
菱
信
託
銀
行
平成11年度
85,473
85,855
89,624
90,410
82,617
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 平成14年3月7日付総務省告示第139号により
「日本標準産業分類」が改訂され、同年10月1日から適用されたことに伴い、平成13年度までは改訂前の日本標準産業分類の区分に基づ
き、平成14年度は改訂後の日本標準産業分類の区分に基づき記載しています。
(5) 貸出金の使途別内訳
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
設備資金
18,830
(22.03%.)
19,489
(22.70%.)
19,652
(21.93%.)
20,314
(22.47%.)
19,723
(23.87%.)
運転資金
66,643
(77.97%.)
66,366
(77.30%.)
69,972
(78.07%.)
70,095
(77.53%.)
62,893
(76.13%.)
85,473
(100.00%.)
85,855
(100.00%.)
89,624
(100.00%.)
90,410
(100.00%.)
82,617
(100.00%.)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
合計
(注)( )内は構成比です。
(6) 貸出金の担保別内訳
(単位:億円)
有価証券
債権
土地建物
工場
財団
船舶
その他
1,929
13,601
13,101
122
2,760
592
3,590
2,285
13,225
14,898
101
3,413
508
3,453
2,190
10,725
13,872
62
3,694
599
4,085
1,918
10,397
13,292
62
3,931
634
3,525
1,828
10,599
10,585
34
3,736
681
2,135
計
35,697
37,886
35,230
33,761
29,602
保証
信用
14,854
34,920
15,257
32,712
17,535
36,858
19,336
37,311
17,957
35,056
85,473
(150)
85,855
(90)
89,624
(120)
90,410
(90)
82,617
(200)
合計
(うち劣後特約付貸出金)
(7) 中小企業等に対する貸出金(国内店)
(単位:件、億円)
平成10年度
総貸出金残高 (A)
貸出先数
貸出金残高
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
90,478
73,326
85,709
76,044
80,237
79,815
79,758
82,308
73,941
77,592
1,276
1,074
1,567
1,360
1,811
1,606
2,397
2,062
2,773
2,475
中小企業等貸出金残高 (B)
貸出先数
貸出金残高
87,973
28,199
83,772
33,159
78,427
35,276
77,971
36,369
72,376
27,194
比率 (B)/(A)
貸出先数
貸出金残高
97.23%.
38.45%.
97.74%.
43.61%.
97.74%.
44.20%.
97.75%.
44.18%.
97.88%.
35.04%.
消費者ローン残高
うち住宅ローン残高
(注) 1. 貸出金残高には、特別国際金融取引勘定分は含まれていません。
2. 中小企業等とは、資本金3億円(ただし、卸売業は1億円、小売業、サービス業は5,000万円)以下の会社又は常用する従業員が300人(ただし、卸売業は100人、小売業は50人、サービス
業は100人)以下の会社及び個人です。
なお、平成11年12月3日に「中小企業基本法等の一部を改正する法律(平成11年法律第146号)」が公布・施行され、
「中小企業」の範囲が拡大されたことに伴い、平成11年度以降の金額
等は改正後の中小企業の範囲により記載しています。
(8) 特定海外債権残高
(単位:億円、カ国)
平成10年度
アルジェリア
インドネシア
その他
合計
(総資産に対する割合)
対象国数
三
菱
信
託
銀
行
平成11年度
8
160
1
170
(0.10%.)
6
平成12年度
0
254
0
255
(0.15%.)
6
平成13年度
0
214
0
214
(0.11%.)
3
平成14年度
0
114
6
120
(0.05%.)
6
ー
37
6
43
(0.02%.)
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
8
237
(9) リスク管理債権の状況
リスク管理債権額については、部分直接償却後の金額を記載しています。
① リスク管理債権
(単位:億円)
平成10年度
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
1,245
8,687
87
2,124
454
6,632
16
1,811
459
5,065
21
2,929
293
5,059
52
3,420
369
2,908
23
2,672
合計
12,144
8,914
8,476
8,826
5,974
貸出金残高
85,473
85,855
89,624
90,410
82,617
貸出金に占める比率
14.21%.
10.38%.
9.45%.
9.76%.
7.23%.
(注) 1. 未収利息の会計処理については、資産の自己査定により、破綻懸念先、実質破綻先及び破綻先に分類した債務者に対する債権に係る未収利息を収益不計上としています。
2. 償却の会計処理については、資産の自己査定によりⅣ分類(無価値又は回収不能)
と認定した債権を直接償却しています。
(参考)三菱信託銀行及び日本信託銀行合算
平成10年度
破綻先債権額
延滞債権額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
合計
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
1,431
9,840
140
2,279
606
7,533
71
1,915
616
6,140
34
3,096
13,692
10,127
9,887
貸出金残高
92,229
91,281
95,442
貸出金に占める比率
14.84%.
11.09%.
10.35%.
② リスク管理債権に対する引当率
(単位:億円)
平成10年度
貸倒引当金(A)
リスク管理債権(B)
引当率(A)/(B)
4,526
12,144
37.27%.
平成11年度
3,605
8,914
40.44%.
平成12年度
平成13年度
3,375
8,476
39.82%.
(注) 貸倒引当金には、
リスク管理債権以外の債権に対応する引当金が含まれているほか、担保・保証等による保全については考慮されていません。
(参考)三菱信託銀行及び日本信託銀行合算
平成10年度
貸倒引当金(A)
リスク管理債権(B)
引当率(A)/(B)
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
238
5,154
13,692
37.64%.
(単位:億円)
平成11年度
4,107
10,127
40.55%.
平成12年度
3,827
9,887
38.71%.
3,970
8,826
44.98%.
平成14年度
2,789
5,974
46.70%.
2. 貸倒引当金の期末残高及び期中増減額
(単位:億円)
平成12年度
期末残高
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
期首残高
1,259
(△ 8)
1,267
2,074
(△ 16)
2,091
特定海外債権引当勘定
合計
平成13年度
40
3,375
40
(△ 25)
3,400
平成14年度
期中増加額
期中減少額
1,524
1,342
期末残高
期首残高
期中増加額
期中減少額
期末残高
1,449
(11)
1,438
1,414
1,438
1,414
(2)
2,501
1,367
2,501
1,367
2,798
2,385
2,503
17
41
16
16
8
16
8
4,340
3,769
3,970
(13)
3,957
2,789
3,957
2,789
(注) 期首残高欄の( )内の計数は、為替換算差額です。
3. 金融再生法に基づく資産査定額
(単位:億円)
平成10年度
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危険債権
要管理債権
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
2,049
8,204
2,230
954
6,278
1,827
798
4,800
2,951
762
4,793
3,473
831
2,530
2,733
計
12,484
9,061
8,550
9,030
6,095
正常債権
79,178
81,672
87,810
86,736
80,932
合計
91,663
90,733
96,360
95,766
87,027
開示債権比率
13.62%.
9.98%.
8.87%.
9.42%.
7.00%.
(注)「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」
(平成10年法律第132号)第6条に基づき、貸借対照表の貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定
並びに使用貸借又は賃貸借契約による貸付有価証券について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分し、開示しています。
1.「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」
とは、破産、会社更生、再生手続等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権です。
2.「危険債権」
とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権です。
3.「要管理債権」
とは、3カ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権です。
4.「正常債権」
とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権です。
(参考)三菱信託銀行及び日本信託銀行合算
平成10年度
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危険債権
要管理債権
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
2,404
9,220
2,441
1,272
7,066
1,992
1,166
5,681
3,131
計
14,067
10,331
9,979
正常債権
84,716
86,085
92,364
合計
98,784
96,416
102,344
開示債権比率
14.24%.
10.71%.
9.75%.
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
239
4. 有価証券の状況
(1) 有価証券期末残高
(単位:億円)
平成10年度
国内業務部門
国債
地方債
社債
株式
その他の証券
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
8,958
1,311
4,860
16,528
611
11,289
1,591
5,090
17,505
833
15,449
1,989
5,149
17,498
2,650
18,027
2,044
5,365
15,435
4,151
21,679
1,579
3,779
8,242
1,452
32,271
(70.16%.)
36,310
(77.54%.)
42,737
(70.83%.)
45,025
(66.59%.)
36,733
(48.40%.)
13,727
12,588
660
10,517
9,861
515
17,597
16,797
610
22,588
21,866
544
39,158
38,649
386
計
13,727
(29.84%.)
10,517
(22.46%.)
17,597
(29.17%.)
22,588
(33.41%.)
39,158
(51.60%.)
合計
45,998
(100.00%.)
46,828
(100.00%.)
60,335
(100.00%.)
67,614
(100.00.%.)
75,892
(100.00%.)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
計
国際業務部門
その他の証券
うち外国債券
外国株式
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 平成12年度までの国内業務部門の株式には自己株式を含んでいます。
(2) 有価証券平均残高
(単位:億円)
平成10年度
国内業務部門
国債
地方債
社債
株式
その他の証券
9,863
1,864
5,197
16,479
749
11,336
1,510
5,027
16,560
599
13,210
1,716
5,074
17,220
1,992
16,595
2,005
5,321
16,686
2,733
18,941
1,808
4,731
14,090
2,534
34,153
(69.44%.)
35,035
(72.60.%.)
39,213
(75.31%.)
43,341
(68.66%.)
42,106
(59.46%.)
15,030
14,006
787
13,220
12,468
576
12,852
12,216
492
19,787
19,144
457
28,705
28,154
418
計
15,030
(30.56%.)
13,220
(27.40%.)
12,852
(24.69%.)
19,787
(31.34%.)
28,705
(40.54%.)
合計
49,183
(100.00%.)
48,256
(100.00%.)
52,066
(100.00%.)
63,128
(100.00%.)
70,812
(100.00%.)
計
国際業務部門
その他の証券
うち外国債券
外国株式
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
240
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 平成11年度までの貸付有価証券は、有価証券の種類ごとに区分して記載しています。
3. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しています。
4. 平成12年度までの国内業務部門の株式には自己株式を含んでいます。
(3) 有価証券の残存期間別残高
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
国債
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
1,958
1,174
1,006
2,681
2,136
ー
ー
3,761
1,788
1,948
1,869
1,837
83
ー
1,206
2,883
4,945
1,379
5,028
5
ー
2,520
3,966
5,831
4,199
1,510
ー
ー
1,288
5,362
7,230
4,616
2,920
261
ー
計
8,958
11,289
15,449
18,027
21,679
31
102
293
430
400
53
ー
38
182
546
242
560
20.
ー
62
332
468
217
908
ー
ー
110
478
226
474
754
ー
ー
132
327
152
472
494
ー
ー
計
1,311
1,591
1,989
2,044
1,579
社債
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
687
1,813
1,650
387
321
ー
ー
696
2,068
1,671
349
304
ー
ー
1,204
1,910
1,342
260
415
14
2
869
2,819
1,075
310
282
7
0
1,511
1,200
686
299
78
2
0
計
4,860
5,090
5,149
5,365
3,779
株式
期間の定めのないもの
16,528
17,505
17,498
15,435
8,242
計
16,528
17,505
17,498
15,435
8,242
4,805
2,111
1,612
891
3,608
316
980
1,268
2,496
2,559
1,689
2,312
120
894
2,104
2,907
5,384
2,544
5,704
375
1,227
4,351
7,379
7,072
2,392
3,924
309
1,310
2,049
14,283
17,605
3,742
1,668
316
944
14,325
11,340
20,248
26,740
40,610
貸付有価証券
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
13
ー
0
ー
ー
ー
ー
ー
10
0
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
計
14
10
ー
ー
ー
地方債
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
その他の証券
1 年以下
1 年超 3 年以下
3 年超 5 年以下
5 年超 7 年以下
7 年超 10 年以下
10 年超
期間の定めのないもの
計
(注) 平成12年度までは、自己株式は、
「株式」に含めて記載しています。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
241
5. 支払承諾期末残高
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
手形引受
信用状発行
債務保証
─
25
5,299
─
3
4,315
─
1
6,346
─
4
5,052
─
3
4,093
合計
5,325
4,318
6,348
5,056
4,097
6. 支払承諾見返の担保別内訳
(単位:億円)
平成10年度
有価証券
債権
動産不動産
計
97
25
821
平成11年度
47
20
372
平成12年度
19
16
394
平成13年度
平成14年度
15
14
407
6
11
283
944
439
430
437
301
保証
信用
2,744
1,635
2,538
1,340
3,009
2,908
2,463
2,155
300
3,495
合計
5,325
4,318
6,348
5,056
4,097
7. 預金の状況
(1) 預金種類別期末残高
(単位:億円)
平成10年度
国内業務部門
流動性預金
うち有利息預金
定期性預金
うち固定自由金利定期預金
変動自由金利定期預金
その他の預金
242
平成13年度
平成14年度
9,221
7,777
60,297
41,866
18,430
576
8,104
7,012
70,791
43,450
27,339
354
14,543
13,481
75,178
45,062
30,114
379
小計
63,761
70,095
79,250
90,100
92,470
譲渡性預金
12,709
5,407
8,648
12,249
14,234
14,397
13,185
77,586
47,772
29,812
487
106,705
(84.71%.)
76,471
(73.90%.)
75,502
(77.04%.)
87,898
(77.94%.)
102,349
(81.50%.)
国際業務部門
流動性預金
うち有利息預金
定期性預金
その他の預金
15
2
14,012
11,895
178
3
12,003
9,682
7
1
13,828
10,588
41
1
14,551
8,061
7
0
9,850
9,107
小計
25,923
21,864
24,423
22,655
18,965
譲渡性預金
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
平成12年度
6,947
5,978
56,343
42,485
13,856
471
計
三
菱
信
託
銀
行
平成11年度
1,078
632
452
576
301
計
27,002
(26.10.%.)
22,497
(22.96%.)
24,875
(22.06.%.)
23,232
(18.50%.)
19,266
(15.29%.)
合計
103,473
(100.00%.)
98,000
(100.00%.)
112,774
(100.00%.)
125,582
(100.00%.)
125,972
(100.00.%.)
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
3. 定期性預金=定期預金
固定自由金利定期預金:預入時に満期日までの利率が確定する自由金利定期預金
変動自由金利定期預金:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する自由金利定期預金
(2) 預金種類別平均残高
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
国内業務部門
流動性預金
うち有利息預金
定期性預金
うち固定自由金利定期預金
変動自由金利定期預金
その他の預金
5,913
5,232
51,301
40,586
10,711
233
8,221
7,445
60,126
44,338
15,786
234
7,525
6,818
66,330
43,552
22,776
263
8,887
8,181
74,156
44,779
29,375
346
14,574
13,766
76,490
46,287
30,201
320
小計
57,448
68,582
74,119
83,390
91,385
譲渡性預金
14,024
5,913
11,103
13,197
71,473
(63.65.%.)
75,738
(75.77%.)
80,033
(77.43%.)
94,493
(78.73%.)
104,582
(83.46%.)
国際業務部門
流動性預金
うち有利息預金
定期性預金
その他の預金
22
6
23,901
15,713
64
6
15,141
8,273
39
2
13,934
8,812
15
1
15,406
9,537
12
1
11,462
8,866
小計
39,637
23,478
22,785
24,959
20,341
1,185
738
548
570
計
譲渡性預金
7,155
385
計
40,822
(36.35%.)
24,217
(24.23%.)
23,333
(22.57%.)
25,530
(21.27%.)
20,726
(16.54%.)
合計
112,296
(100.00%.)
99,956
(100.00%.)
103,366
(100.00%.)
120,024
(100.00.%.)
125,308
(100.00%.)
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
3. 定期性預金=定期預金
固定自由金利定期預金:預入時に満期日までの利率が確定する自由金利定期預金
変動自由金利定期預金:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する自由金利定期預金
4. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しています。
(3) 定期預金の残存期間別残高
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
定期預金
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
21,288
8,563
11,283
12,948
6,134
10,137
19,046
9,124
8,142
12,641
7,543
15,802
20,685
8,738
9,533
14,323
12,742
18,595
21,424
7,328
9,353
22,753
10,888
17,980
19,938
9,150
11,629
18,898
16,909
10,909
合計
70,355
72,300
84,619
89,729
87,436
固定自由金利定期預金
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
11,189
4,188
8,443
9,939
5,368
3,354
12,051
6,097
6,438
9,077
5,966
2,234
13,013
4,947
6,644
11,514
4,786
2,544
11,545
4,548
7,169
13,475
4,532
3,789
10,381
4,951
8,246
11,623
7,120
5,448
変動自由金利定期預金
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
861
849
1,860
2,958
665
6,661
956
864
929
3,138
661
11,879
590
730
1,583
2,018
6,871
15,545
538
570
762
8,189
5,862
14,190
2,627
2,098
3,036
6,799
9,789
5,461
その他
3 カ月未満
3 カ月以上 6 カ月未満
6 カ月以上 1 年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3 年以上
9,237
3,525
979
50
100
121
6,037
2,162
773
425
914
1,689
7,082
3,061
1,305
790
1,083
505
9,340
2,209
1,421
1,088
493
ー
6,928
2,099
346
475
ー
ー
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
243
(4) 預金者別預金残高(国内店)
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
個人預金
40,668
(58.67%.)
45,104
(60.50%.)
52,880
(60.09%.)
62,454
(65.25%.)
66,812
(68.59%.)
法人預金
20,831
(30.05%.)
22,449
(30.11%.)
24,165
(27.46%.)
26,902
(28.11%.)
24,449
(25.10%.)
その他
7,815
(11.28%.)
6,996
(9.39%.)
10,951
(12.45%.)
6,352
(6.64%.)
6,145
(6.31%.)
69,315
(100.00%.)
74,550
(100.00%.)
87,996
(100.00%.)
95,709
(100.00%.)
97,407
(100.00%.)
合計
(注) 1.( )内は構成比です。
2. 譲渡性預金及び特別国際金融取引勘定分は含んでいません。
(5) 財産形成預金の受託残高及び加入者数
(単位:億円、千人)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
財産形成預金 〈一般〉
受託金額
加入者数
83
7
108
10
142
11
187
12
215
12
財産形成預金 〈住宅〉
受託金額
加入者数
7
1
12
2
18
2
25
2
32
2
8. 預貸率・預証率
(単位:%)
平成10年度
預貸率
期末残高
期中平均
預証率
期末残高
期中平均
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
国内業務部門
国際業務部門
全店
91.40
57.66
82.60
96.21
58.68
87.60
87.32
51.65
79.45
77.74
46.62
71.98
70.29
38.87
65.48
国内業務部門
国際業務部門
全店
101.75
44.89
81.08
94.17
57.19
85.21
90.75
59.65
83.73
82.66
49.40
75.59
76.35
42.00
70.67
国内業務部門
国際業務部門
全店
42.20
50.83
44.45
48.09
46.75
47.78
48.62
70.74
53.50
43.99
97.23
53.84
34.42
203.24
60.24
国内業務部門
国際業務部門
全店
47.78
36.81
43.79
46.25
54.59
48.27
48.99
55.08
50.37
45.86
77.50
52.59
40.26
138.49
56.51
(注) 預金には譲渡性預金を含んでいます。
9. 1店舗当たりの貸出金、預金残高
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
244
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
貸出金
うち国内店
海外店
1,401
1,383
1,518
1,533
1,491
1,961
1,629
1,596
1,961
1,614
1,613
1,620
1,529
1,583
1,005
預金
うち国内店
海外店
1,696
1,721
1,528
1,750
1,691
2,346
2,050
1,969
2,857
2,242
2,181
2,864
2,332
2,370
1,961
(注) 1. 預金には譲渡性預金を含んでいます。
2. 出張所及び特別出張所を除いた店舗数により算出しています。
10. 従業員1人当たりの貸出金、預金等残高
(単位:億円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
貸出金
うち国内店
海外店
14
13
30
14
13
26
15
14
28
14
14
22
12
12
14
預金
うち国内店
海外店
17
16
30
16
15
31
19
18
40
20
19
39
19
18
27
総資産
28
27
31
32
31
ー
8,817
3,165
ー
ー
当期純利益(千円)
(注) 1. 預金には譲渡性預金を含んでいます。
2. 従業員数は期中平均人員を使用しています。なお、国内店の従業員数には本部人員を含んでいます。
3. 平成10年度、平成13年度及び平成14年度は、当期純損失となったため、従業員1人当たりの当期純利益は記載していません。
11. 単体自己資本比率(国際統一基準)
平成 14 年度より当社は単体自己資本比率の算定に関する内部管理体制について、新日本監査法人の外部監査を受け、調査報告書を受領しています。なお、当該外部監査は日本公認会計士
協会業種別監査委員会報告第30号に基づき、新日本監査法人が当社との間で合意された調査手続を実施し、その結果を報告する業務です。また、
「一般に公正妥当と認められる監査の基準」
に基づく監査ではなく、合意された手続の実施対象である内部管理体制及びそれに関連する単体自己資本比率に関して監査意見の表明を受けたものではありません。
(単位:億円)
平成10年度
資本金
うち非累積的永久優先株
新株式払込金
資本準備金
その他資本剰余金
利益準備金
任意積立金
次期繰越利益
基本的項目
その他
その他有価証券の評価差損(△)
自己株式払込金
自己株式(△)
営業権相当額(△)
計 (A)
うちステップ・アップ金利条項付の
優先出資証券(注 2)
その他有価証券の貸借対照表計上額の合計額から
帳簿価額の合計額を控除した額の 45%
土地の再評価額と再評価の直前の
帳簿価額の差額の 45%相当額
一般貸倒引当金
補完的項目
負債性資本調達手段等
うち永久劣後債務(注 3)
うち期限付劣後債務及び期限付優先株(注 4)
計
うち自己資本への算入額
(B)
短期劣後債務
準補完的項目
うち自己資本への算入額
(C)
控除項目
控除項目(注 5)
(D)
自己資本額
(A)+(B)+(C)−(D)
(E)
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引項目
信用リスク・アセットの額
(F)
リスク・アセット等 マーケット・リスク相当額に
係る額((H)/ 8%)
(G)
(参考)マーケット・リスク相当額 (H)
計 (F)+(G)
(I)
単体自己資本比率(国際統一基準) (E)/( I )x 100
平成12年度
平成13年度
平成14年度
2,927
1,000
ー
2,463
ー
393
1,392
156
ー
ー
ー
ー
ー
7,334
平成11年度
2,927
1,000
ー
2,463
ー
415
1,792
155
ー
ー
ー
ー
ー
7,754
2,927
1,000
ー
2,463
ー
436
1,692
311
△0
ー
ー
ー
ー
7,831
3,051
1,000
ー
2,556
ー
474
1,392
105
△0
134
ー
ー
ー
7,444
3,242
1,000
ー
2,747
ー
494
192
177
△0
34
ー
ー
ー
6,819
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
829
ー
ー
ー
1,145
4,585
ー
ー
5,730
5,730
ー
ー
23
13,040
101,696
11,644
113,341
ー
801
4,719
1,500
3,219
5,520
5,520
ー
ー
174
13,100
104,554
15,012
119,566
ー
1,254
4,426
500
3,926
6,510
6,500
ー
ー
220
14,111
104,623
14,137
118,761
△ 58
1,445
4,436
625
3,811
5,823
5,734
ー
ー
196
12,983
105,287
13,105
118,393
△ 17
1,411
4,310
859
3,451
5,703
5,632
ー
ー
29
12,422
89,215
20,152
109,367
911
72
114,252
11.41%.
524
41
120,091
10.90%.
867
69
119,628
11.79%.
715
57
119,108
10.90%.
1,171
93
110,539
11.23%.
(注) 1. 単体自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく大蔵省告示に定められた算式に基づき算出しています。なお、当社は国際統一基準を適用のうえ、マーケット・リスク規制を導入して
います。
2. 告示第14条第2項に掲げるもの、すなわち、ステップ・アップ金利等の特約を付すなど償還を行う蓋然性を有する株式等(海外特別目的会社の発行する優先出資証券を含む)です。
3. 告示第15条第1項第4号に掲げる負債性資本調達手段で次に掲げる性質のすべてを有するものです。
(1) 無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2) 一定の場合を除き、償還されないものであること
(3) 業務を継続しながら損失の補てんに充当されるものであること
(4) 利払い義務の延期が認められるものであること
4. 告示第15条第1項第5号及び第6号に掲げるものです。ただし、期限付劣後債務は契約時における償還期間が5年を超えるものに限られています。
5. 告示第17条第1項に掲げる他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額です。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
245
単体情報:その他業務の状況
1. 外貨建資産残高
(単位:百万米ドル)
平成10年度
外貨建資産残高
平成11年度
32,149
31,793
平成12年度
30,482
平成13年度
35,623
平成14年度
50,731
(注) 外貨額は期末日の対米ドル換算レート
(仲値)で引き直しています。
2. 内国為替取扱高
(単位:千口、億円)
平成10年度
送金為替
各地へ向けた分
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
口数
金額
3,345
230,894
3,425
198,537
3,300
205,427
3,590
246,672
3,615
217,183
口数
金額
1,663
291,113
1,606
259,720
1,774
283,527
1,676
306,336
1,612
262,940
口数
金額
233
10,836
194
8,328
289
11,817
131
7,361
81
5,320
各地より受けた分
口数
金額
126
12,520
11
9,828
165
17,638
156
18,857
104
7,300
合計
口数
金額
5,367
545,365
5,238
476,414
5,529
518,410
5,554
579,227
5,415
492,745
各地より受けた分
代金取立
各地へ向けた分
3. 外国為替取扱高
(単位:百万米ドル)
平成10年度
仕向為替
被仕向為替
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
売渡為替
買入為替
267,015
217,426
188,457
131,499
278,373
241,021
249,194
228,337
251,969
203,824
計
484,442
319,956
519,395
477,531
455,793
支払為替
取立為替
50,990
1,209
45,438
900
31,197
1,125
35,780
710
54,089
712
計
52,199
46,339
32,322
36,491
54,801
536,641
366,295
551,718
514,023
510,595
合計
(注) 海外店分を含んでいます。
4. 公共債の引受実績
(単位:億円)
平成10年度
三
菱
信
託
銀
行
平成11年度
平成13年度
312
367
801
544
699
717
830
647
560
604
合計
680
1,345
1,417
1,477
1,164
5. 国債等公共債及び証券投資信託の窓口販売実績
(単位:億円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
国債
地方債・政府保証債
257
32
286
87
423
103
292
255
574
356
合計
289
374
527
548
930
8
125
677
1,751
1,772
証券投資信託
(注) 証券投資信託の窓口販売は、平成10年12月1日から実施しています。
6. 証券信託受託期末残高
(単位:億円)
平成10年度
特定金銭の信託
(特定金銭の信託・特定金外信託)
ファンド・トラスト(指定金外信託)
246
平成14年度
国債
地方債・政府保証債
平成10年度
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
平成12年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
31,210
34,398
37,393
45,169
39,624
3,605
3,434
2,693
2,713
2,345
7. 不動産業務
(1) 不動産の分譲・仲介取扱実績
平成10年度
分譲・仲介(件)
取扱実績(百万円)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
2,185
2,393
1,576
822
1,824
214,799
260,270
446,918
319,494
429,749
(2)賃貸借の媒介取扱実績
平成10年度
賃貸借の媒介(件)
71
平成11年度
平成12年度
91
58
平成13年度
60
平成14年度
41
(3) 土地信託受託状況(期末累計)
平成10年度
信託契約件数(件)
330
平成11年度
平成12年度
330
330
平成13年度
524
平成14年度
524
8. 年金業務
(1)企業年金受託状況
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
5,832,279
6,103,153
6,297,275
7,501,451
7,143,712
受託件数(件)
3,717
3,757
3,739
5,125
4,853
加入者数(千人)
2,391
2,349
2,442
2,443
2,450
受託残高(百万円)
(注) 1. 計上基準の違いにより、受託残高合計と信託財産残高表中の年金信託残高は一致しません。
2. 平成14年度より、確定給付企業年金を含んでおります。
3. 受託件数(件)は取引先数(適格退職年金・確定給付企業年金は制度数、厚生年金基金は基金数)を表します。
①適格退職年金
受託残高(百万円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
1,523,917
1,662,032
1,790,339
2,226,496
2,130,899
2,787
2,812
2,800
4,099
3,895
751
738
732
720
766
受託件数(件)
加入者数(千人)
②厚生年金基金
受託残高(百万円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
4,308,362
4,441,121
4,506,936
5,274,955
4,943,271
受託件数(件)
加入者数(千人)
930
945
939
1,026
950
1,640
1,611
1,710
1,723
1,658
(注) 受託残高には年金特金は含んでいません(受益権ベース)。
(2)国民年金基金受託状況
平成10年度
受託残高(百万円)
86,422
平成11年度
100,372
平成12年度
110,386
平成13年度
138,972
平成14年度
146,036
9. 証券代行業務
証券代行受託実績
平成10年度
受託会社数 (社)
うち国内会社
外国会社
管理株主数 (千名)
うち国内会社
外国会社
名義書換件数(千件)
平成11年度
平成12年度
平成13年度
三
菱
信
託
銀
行
平成14年度
516
500
16
547
533
14
588
577
11
870
858
12
910
898
12
4,437
4,421
16
5,008
4,987
20
5,483
5,464
19
5,949
5,931
18
6,257
6,238
19
229
295
260
268
358
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
247
店舗・人員の状況
1. 国内店舗・海外拠点数
(単位:店、カ所)
平成10年度
国内
海外
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
本支店
出張所
53
1
51
3
50
4
51
4
49
4
計
54
54
54
55
53
8
―
4
5
1
5
5
―
3
5
―
3
5
―
3
12
11
8
8
8
支店
出張所
駐在員事務所
計
(注) 1. 上記のほかに、店舗外現金自動設備を設置しています。平成14年度の店舗外現金自動設備は、4,717カ所(企業内設置分3カ所及びコンビニエンスストア等に設置した共同出張所4,714
カ所)です。
2. 上記のほかに、信託代理店を設置しています。平成14年度は60金融機関と信託代理店契約を締結しています。
(参考)三菱信託銀行、日本信託銀行及び東京信託銀行合算
平成10年度
国内
海外
(単位:店、カ所)
平成11年度
平成12年度
本支店
出張所
80
1
71
3
62
9
計
81
74
71
8
―
4
5
1
5
5
―
3
12
11
8
支店
出張所
駐在員事務所
計
2. 従業員の状況
●旧基準
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
従業員数
5,830 人
5,740 人
5,618 人
6,541 人
6,188 人
平均年齢
39 歳 03 カ月
39 歳 0 カ月
39 歳 1 カ月
39 歳 9 カ月
39 歳 9 カ月
平均勤続年数
14 年 10 カ月
14 年 7 カ月
14 年 6 カ月
15 年 2 カ月
15 年 4 カ月
平均給与月額
493,891 円
494,647 円
481,202 円
499,367 円
501,526 円
平成12年度
平成13年度
平成14年度
(注) 1. 従業員数には以下の嘱託、臨時雇員は含んでいません。また、執行役員を含んでいません。
平成10年度
嘱託、臨時雇員
平成11年度
37 人
28 人
72 人
53 人
24 人
2. 平均給与月額は、3月の税込定例給与(時間外勤務手当を含む)であり、賞与は含んでいません。
3. 従業員の定年は、満60歳に達したときとしています。
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
●新基準
平成10年度
従業員数
平成11年度
5,556 人
平成12年度
5,451 人
6,290 人
平成14年度
5,362 人
平均年齢
39 歳 0 カ月
39 歳 1 カ月
39 歳 9 カ月
39 歳 9 カ月
平均勤続年数
14 年 7 カ月
14 年 6 カ月
15 年 2 カ月
15 年 4 カ月
平均年間給与
8,528,733 円
8,694,107 円
8,553,094 円
8,599,605 円
(注) 1. 従業員数は、三菱信託銀行から他社への出向者を含まず、他社から三菱信託銀行への出向者を含んでいます。また、海外での現地採用者(平成11年度293人、平成12年度290人、平成13
年度306人、平成14年度270人)を含み、嘱託、臨時従業員及び執行役員を含んでいません。
2. 平均年齢、平均勤続年数、平均年間給与は、海外の現地採用者、他社から三菱信託銀行への出向者及び執行役員を含んでいません。
3. 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。
4. 三菱信託銀行の従業員組合は三菱信託銀行従業員組合と称し、平成14年度の組合員数は4,684人です。
労使間において特記すべき事項はありません。
5. 平成11年度から
「企業内容等の開示に関する省令」附則(平成11年大蔵省令第15号)第4項に基づき、開示しています。
(参考)三菱信託銀行、日本信託銀行及び東京信託銀行合算
●新基準
平成10年度
従業員数
248
平成13年度
平成11年度
6,664 人
平成12年度
6,452 人
資本・株式の状況
1. 資本金の推移
年月日
増資額(千円)
増資後資本金(千円)
平成 09 年 03 月 31 日
一
192,793,293
平成 10 年 03 月 31 日
一
192,793,293
平成 11 年 03 月 31 日
664
192,793,958
平成 11 年 03 月 31 日
100,000,000
292,793,958
平成 12 年 03 月 31 日
一
292,793,958
平成 13 年 03 月 31 日
平成 13 年 10 月 01 日
一
12,350,000
292,793,958
305,143,958
平成 14 年 03 月 31 日
一
305,143,958
平成 15 年 03 月 31 日
19,135,080
324,279,038
摘 要
転換社債の株式転換(平成 10 年 4 月 1 日∼平成 11 年 3 月 31 日)
有償 第三者割当 100,000 千株 (第一回第一種優先株式)
発行価額 2,000 円
資本組入額 1,000 円
日本信託銀行株式会社・東京信託銀行株式会社と合併
有償 第三者割当 106,306 千株 (普通株式)
発行価額 360 円
資本組入額 180 円
2. 発行済株式総数の推移
年月日
増加株数(千株)
増加後発行済株式総数(千株)
平成 09 年 03 月 31 日
ー
平成 10 年 03 月 31 日
ー
1,302,302
平成 11 年 03 月 31 日
0
1,302,303
平成 11 年 03 月 31 日
100,000
1,402,303
摘 要
1,302,302
平成 12 年 03 月 31 日
ー
1,402,303
平成 13 年 03 月 31 日
ー
1,402,303
平成 13 年 10 月 01 日
247,000
1,649,303
平成 14 年 03 月 31 日
一
1,649,303
平成 15 年 03 月 31 日
106,306
1,755,609
転換社債の株式転換(平成 10 年 4 月 1 日∼平成 11 年 3 月 31 日)
有償 第三者割当 100,000 千株 (第一回第一種優先株式)
発行価額 2,000 円
資本組入額 1,000 円
日本信託銀行株式会社・東京信託銀行株式会社と合併
有償 第三者割当 106,306 千株 (普通株式)
発行価額 360 円
資本組入額 180 円
3. 株式の所有者別状況
(1) 普通株式
区分
(平成15年3月31日現在)
株主数
所有株式数
割合
政府及び地方公共団体
金融機関
証券会社
その他の法人
外国法人等
個人その他
ー.人
ー
ー
1
ー
ー
ー.千単元
ー
ー
1,655
ー
ー
ー%
ー
ー
100.00
ー
ー
合計
1
1,655
100.00
(注) 1単元の株式数は1,000株です。なお、上記のほか単元未満株式が109株あります。
(2) 第一回第一種優先株式
区分
(平成15年3月31日現在)
株主数
所有株式数
割合
政府及び地方公共団体
金融機関
証券会社
その他の法人
外国法人等
個人その他
ー人
ー
ー
1
ー
ー
ー 千単元
ー
ー
100
ー
ー
ー%
ー
ー
100.00
ー
ー
合計
1
100
100.00
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
(注) 1単元の株式数は1,000株です。
249
4. 配当金の推移
平成10年度
1株当たりの配当額(普通株式)
うち中間配当額
1株当たりの配当額(優先株式)
うち中間配当額
配当性向
(注) 配当性向=
普通株式配当金総額
当期純利益−優先株式配当金総額
平成11年度
7.50 円
(4.00 円)
0.05 円
(ー )
ー)
平成12年度
7.00 円
(3.50 円)
16.20 円
(8.10 円)
18.00 %
平成13年度
7.00 円
(3.50 円)
16.20 円
(8.10 円)
54.26 %
平成14年度
12.74 円
(10.24 円)
16.20 円
(8.10 円)
ー
5.00 円
(ー )
16.20 円
(ー )
ー
X 100
5. 株価の推移
(1) 普通株式
当株式は、証券取引所に上場されていません。
また、店頭売買有価証券として日本証券業協会に登録されていません。
最近5年間(年度別)
(単位:円)
平成10年度
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14年度
株価 最高
1,421
1,518
1,020
ー
ー
最低
448
690
651
ー
ー
(2) 第一回第一種優先株式
当株式は、証券取引所に上場されていません。
また、店頭売買有価証券として日本証券業協会に登録されていません。
6. 大株主
(1) 普通株式
株主名
株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ
合計
三
菱
信
託
銀
行
財
務
デ
ー
タ
︵
単
体
︶
250
(平成15年3月31日現在)
(2) 第一回第一種優先株式
所有株式数
(千株)
持株比率
(%)
株主名
1,655,609
1,655,609
100.00
100.00
株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ
合計
(平成15年3月31日現在)
所有株式数
(千株)
100,000
100,000
持株比率
(%)
100.00
100.00
開示項目一覧
銀行法施行規則第 34 条の 26
(以下のページに掲載しています)
三菱東京フィナンシャル・グループ
銀行持株会社の概況及び組織に関する次に掲げる事項
1.
経営の組織(銀行持株会社の子会社等(法第 52 条の 25 に規定する子会社等(法第 52 条の 13 第 1 項 前段に規定する
説明書類の内容に重要な影響を与えない子会社等を除く。)をいう。以下この項において同じ。)の経営管理に係る体制を含む。)
2.
資本金及び発行済株式の総数
3.
4.
66
130
持株数の多い順に十以上の株主に関する次に掲げる事項
氏名(株主が法人その他の団体である場合には、その名称)
130
各株主の持株数
130
発行済株式の総数に占める各株主の持株数の割合
130
取締役及び監査役の氏名及び役職名
62
銀行持株会社及びその子会社等の概況に関する次に掲げる事項
5.
銀行持株会社及びその子会社等の主要な事業の内容及び組織の構成
6.
銀行持株会社の子会社等に関する次に掲げる事項
名称
66、78 ∼ 90、97 ∼ 99
78 ∼ 86
主たる営業所又は事務所の所在地
78 ∼ 86
資本金又は出資金
78 ∼ 86
事業の内容
78 ∼ 86
設立年月日
78 ∼ 86
銀行持株会社が保有する子会社等の議決権の総株主、総社員又は総出資者の議決権に占める割合
78 ∼ 86
銀行持株会社の一の子会社等以外の子会社等が保有する当該一の子会社等の議決権の総株主、総社員又は総出資者の議決権に
占める割合
78 ∼ 86
銀行持株会社及びその子会社等の主要な業務に関する事項として次に掲げるもの
7.
直近の営業年度における営業の概況
8.
直近の五連結会計年度における主要な業務の状況を示す指標として次に掲げる事項
16
経常収益
104
経常利益又は経常損失
104
当期純利益又は当期純損失
104
純資産額
104
総資産額
104
連結自己資本比率
104
銀行持株会社及びその子会社等の直近の二連結会計年度における財産の状況に関する次に掲げる事項
9.
連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結剰余金計算書
104、105
10. 貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
破綻先債権に該当する貸出金
7、108、112、124
延滞債権に該当する貸出金
7、108、112、124
3 カ月以上延滞債権に該当する貸出金
7、108、112、124
貸出条件緩和債権に該当する貸出金
7、108、112、124
11. 自己資本(基本的項目に係る細目を含む。)の充実の状況
126
12. 銀行持株会社及びその子法人等(令第 4 条の 2 第 2 項に規定する子法人等をいう。)が二以上の異なる種類の事業を営んでいる
場合の事業の種類ごとの区分に従い、当該区分に属する経常収益の額、経常利益又は経常損失の額及び資産の額(以下この号に
おいて「経常収益等」という。)として算出したもの(各経常収益等の額の総額に占める割合が少ない場合を除く。)
119、120
13. 銀行持株会社が連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結剰余金計算書について証券取引法第 193 条の 2 の規定に基づき公認
会計士又は監査法人の監査証明を受けている場合にはその旨
104
14. 連結自己資本比率の算定に関する外部監査を受けている場合にはその旨
126
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
開
示
項
目
一
覧
251
銀行法施行規則第 19 条の 2(単体ベース)
東京三菱
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
開
示
項
目
一
覧
252
1.
経営の組織
2.
持株数の多い順に十以上の株主に関する次に掲げる事項
三菱信託
88、89
98
氏名(株主が法人その他の団体である場合には、その名称)
186
250
各株主の持株数
186
250
発行済株式の総数に占める各株主の持株数の割合
186
250
3.
取締役及び監査役の氏名及び役職名
4.
営業所の名称及び所在地
5.
銀行の主要な業務の内容
6.
直近の営業年度における営業の概況
7.
直近の五営業年度における主要な業務の状況を示す指標として次に掲げる事項
62
63
67∼77
67∼77
87
33∼47、
171∼173
97
48∼60、
224∼226
経常収益
158
212
経常利益又は経常損失
158
212
当期利益又は当期損失
158
212
資本金及び発行済株式の総数
158
212
純資産額
158
212
総資産額
158
212
預金残高
158
212
貸出金残高
158
212
有価証券残高
158
212
単体自己資本比率(法第十四条の二第一号に規定する基準に係る算式により得られる比率)
158
212
配当性向
158
212
従業員数
158
212
8.
直近の二営業年度における業務粗利益及び業務粗利益率
171
224
9.
直近の二営業年度における国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごとの
資金運用収支
172
225
役務取引等収支
172
225
特定取引収支
173
226
その他業務収支
173
226
平均残高
171
224
利息
171
224
利回り
171
224
資金利ざや
172
225
11. 直近の二営業年度における国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごとの受取利息及び支払利息の増減
172
225
12. 直近の二営業年度における総資産経常利益率及び資本経常利益率
158
212
13. 直近の二営業年度における総資産当期純利益率及び資本当期純利益率
158
212
14. 直近の二営業年度における国内業務部門及び国際業務部門の区分ごとの流動性預金、定期性預金、譲渡性
預金その他の預金の平均残高
180
243
15. 直近の二営業年度における固定自由金利定期預金、変動自由金利定期預金及びその他の区分ごとの定期
預金の残存期間別の残高
180
243
10. 直近の二営業年度における国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごとの資金運用・資金調達勘定の
16. 直近の二営業年度における国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごとの手形貸付、証書貸付、当座貸越
及び割引手形の平均残高
174
235
17. 直近の二営業年度における固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の残存期間別の残高
174
235
176、179
237、242
18. 直近の二営業年度における担保の種類別(有価証券、債権、商品、不動産、保証及び信用の区分)の貸出金残
高及び支払承諾見返額
19. 直近の二営業年度における使途別(設備資金及び運転資金の区分)の貸出金残高
175
237
20. 直近の二営業年度における業種別の貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合
175
236
21. 直近の二営業年度における中小企業等に対する貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合
176
237
22. 直近の二営業年度における特定海外債権残高の5%以上を占める国別の残高
176
237
23. 直近の二営業年度における国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごとの預貸率の期末値及び期中平均値
181
244
24. 直近の二営業年度における有価証券の種類別(国債、地方債、社債、株式、外国債券及び外国株式その他の
証券並びに貸付有価証券の区分)の残存期間別の残高
178
241
東京三菱
三菱信託
25. 直近の二営業年度における国内業務部門及び国際業務部門の区分ごとの有価証券の種類別(国債、地方債、
社債、株式、外国債券及び外国株式その他の証券の区分)の平均残高
178
240
26. 直近の二営業年度における国内業務部門並びに国際業務部門の区分ごとの預証率の期末値及び期中平均値
181
244
22∼27
22∼27
27. リスク管理の体制
28. 法令遵守の体制
28
28
159、160
213、214
(1)破綻先債権に該当する貸出金
162、165、176
216、219、238
(2)延滞債権に該当する貸出金
162、165、176
216、219、238
(3)三カ月以上延滞債権に該当する貸出金
162、165、176
216、219、238
(4)貸出条件緩和債権に該当する貸出金
162、165、176
216、219、238
182
245
取得価額又は契約価額
166、167
221
時価
166、167
221
評価損益
166、167
221
取得価額又は契約価額
168
222
時価
168
222
評価損益
168
222
取得価額又は契約価額
168∼170
222、223
時価
168∼170
222、223
評価損益
168∼170
222、223
35. 直近の二営業年度における貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
177
239
36. 直近の二営業年度における貸出金償却の額
160
214
37. 直近の二営業年度における貸借対照表及び損益計算書が株式会社の監査等に関する商法の特例に関する
法律による会計監査人の監査を受けている場合にはその旨
159
213
29. 直近の二営業年度における貸借対照表、損益計算書及び利益処分計算書又は損失処理計算書
30. 直近の二営業年度における貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
31. 直近の二営業年度における自己資本(基本的項目に係る細目を含む)の充実の状況
32. 直近の二営業年度における有価証券に関する次に掲げる事項
33. 直近の二営業年度における金銭の信託に関する次に掲げる事項
34. 直近の二営業年度における第十三条の三第一項第五号に掲げる取引に関する次に掲げる事項
38. 直近の二営業年度における貸借対照表、損益計算書及び利益処分計算書又は損失処理計算書について証
券取引法の規定に基づき監査法人の監査証明を受けている場合にはその旨
159
213
39. 単体自己資本比率の算定に関する外部監査を受けている場合にはその旨
182
245
銀行法施行規則第 19 条の 3(連結ベース)
東京三菱
三菱信託
33∼47、90
48∼60、99
(1)名称
78∼86
78∼86
(2)主たる営業所又は事務所の所在地
78∼86
78∼86
(3)資本金又は出資金
78∼86
78∼86
(4)事業の内容
78∼86
78∼86
(5)設立年月日
78∼86
78∼86
1.
銀行及びその子会社等の主要な事業の内容及び組織の構成
2.
銀行の子会社等に関する次に掲げる事項
(6)銀行が所有する子会社等の株式等の発行済株式の総数等に占める割合
78∼86
78∼86
(7)銀行の1.の子会社等以外の子会社等が所有する当該1.の子会社等の株式等の発行済株式の総数等に占める割合
78∼86
78∼86
33∼47
48∼60
(1)経常収益
133
187
(2)経常利益又は経常損失
133
187
(3)当期純利益又は当期純損失
133
187
(4)純資産額
133
187
(5)総資産額
133
187
(6)連結自己資本比率
133
187
3.
直近の営業年度における銀行及びその子会社等の営業の概況
4.
直近の五連結会計年度における主要な業務の状況を示す指標として次に掲げる事項
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
開
示
項
目
一
覧
253
東京三菱
5.
直近の二連結会計年度における銀行及びその子会社等の連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結剰余金計算書
6.
直近の二連結会計年度における銀行及びその子会社等の貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
三菱信託
134、135
188、189
(1)破綻先債権に該当する貸出金
139、143、154
192、196、208
(2)延滞債権に該当する貸出金
139、143、154
192、196、208
(3)三カ月以上延滞債権に該当する貸出金
139、143、154
193、196、208
(4)貸出条件緩和債権に該当する貸出金
139、143、154
193、196、208
7.
直近の二連結会計年度における銀行及びその子会社等の自己資本(基本的項目に係る細目を含む)の充実の状況
156
210
8.
直近の二連結会計年度における銀行及びその子会社等が二以上の異なる種類の事業を営んでいる場合の事業の種類ごとの区
分に従い、当該区分に属する経常収益の額、経常利益又は経常損失の額及び資産の額として算出したもの
150
203、204
9.
直近の二連結会計年度において銀行が連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結剰余金計算書について
証券取引法の規定に基づき監査法人の監査証明を受けている場合にはその旨
10. 連結自己資本比率の算定に関する外部監査を受けている場合にはその旨
134
188
156
210
金融機関の信託業務の兼営等に関する法律施行規則第11条の2
東京三菱
1.
信託業務の内容
2.
直近の五営業年度における信託業務の状況を示す指標として次に掲げる事項
(1)信託報酬
三
菱
東
京
フ
ィ
ナ
ン
シ
ャ
ル
・
グ
ル
ー
プ
開
示
項
目
一
覧
254
58∼72、117
三菱信託
48∼60、97
220
212
(2)信託勘定貸出金残高
220、236
212、227、228
(3)信託勘定有価証券残高
220、236
212、227、228
(4)信託財産額
220、236
212、227、228
236
227、228
3.
直近の二営業年度における信託財産残高表(注記事項を含む)
4.
直近の二営業年度における金銭信託、年金信託、財産形成給付信託及び貸付信託(以下「金銭信託等」という)の期末受託残高
5.
直近の二営業年度における元本補てん契約のある信託(信託財産の運用のため再信託された信託を含む次項において同じ)
の種類別の期末受託残高
237
229
6.
直近の二営業年度における元本補てん契約のある信託に係る貸出金のうち破綻先債権、延滞債権、三ヶ以上延滞債権及び貸出
条件緩和債権に該当するものの額並びにその合計額
36、236、240
227、232
7.
直近の二営業年度における信託期間別の金銭信託及び貸付信託の元本残高
238
230
8.
直近の二営業年度における金銭信託等の種類別の貸出金及び有価証券の区分ごとの期末運用残高
238
230
9.
直近の二営業年度における金銭信託等に係る貸出金の科目別(証書貸付、手形貸付及び割引手形の区分)の期末残高
239
230
10. 直近の二営業年度における金銭信託等に係る貸出金の契約期間別の期末残高
229
239
11. 直近の二営業年度における担保の種類別(有価証券、債権、商品、不動産、保証及び信用の区分)の金銭信託等に係る貸出金残高
231
232
12. 直近の二営業年度における使途別(設備資金及び運転資金の区分)の金銭信託等に係る貸出金残高
239
231
13. 直近の二営業年度における業種別の金銭信託等に係る貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合
239
231
14. 直近の二営業年度における中小企業等に対する金銭信託等に係る貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合
240
232
15. 直近の二営業年度における金銭信託等に係る有価証券の種類別(国債、地方債、社債、株式その他の証券の区分)の期末残高
242
234
三菱東京フィナンシャル・グループ
ディスクロージャー誌 2003
本誌は、銀行法第21条および第52条に基づいて作成したディスク
ロージャー資料
(業務および財務の状況に関する説明書類)
です。
平成15年7月発行
株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ 経営政策部 広報IR室
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