IHとは電磁誘導加熱(Induction Heating)のことです。 磁力線の働きで

IHとは電磁誘導加熱(Induction Heating)のことです。
磁力線の働きで、鍋自体をヒーターのように発熱させます。
うずまき状のコイルから発生する磁力線によって上に置かれた
鉄鍋の底に「うず電流」を生じさせます。鉄は電気抵抗があるため、
流れる電流が熱に変わり、鍋の底板が熱くなります。
IIHクッキングヒーターは炎や赤熱部がないので立ち消えの心配や、炎が直接燃え移る心配もありませ
ん。
もちろん不完全燃焼や酸欠もありません。うっかりの時などと、安心感が違います。
お年寄りやお子様にも安心してご利用いただけます
IHクッキングヒーターは吹きこぼれてもサッと拭き取るだけで、いつでも清潔です。
プレート面は凹凸が無いフラットトッププレートを使用しているので、
サッと拭き取るだけでお手入れも簡単です。
また、重たい鍋を持ち上げる事無く移動をする事が出来きます。
炎がないので鍋底のススやガスの燃焼による空気の汚れもありませんし、
簡単なお掃除でいつも綺麗に保てます。
ガスに比べて上昇気流が少なく油などの飛び散りもほとんどな
い
ので、換気扇や壁のベタベタも無く、カンタンなお掃除でキレイに
保てます。
燃焼による水蒸気の発生を抑え、お部屋のカビ・ダニの発生を
軽減し、結露もしにくくなります。
さらに煙が出ないので、キッチンはいつもクリーンで清潔に
保てます。
トロ火から強火まで、火力調節が一定の火加減をキープし続け、タイマー設定も
可能です。
チャイルドロック機能がついている製品もあります。
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鍋そのものをヒーターのように発熱させるIHだから、高い熱効率で無駄なく高火力。
立ち上がりも早く強火で、炒め物はシャキッと美味しく、パスタはコシのある仕上がりになります。
例えば200V、2kWのIHクッキングヒーターはガスコンロのハイカロリー大バーナー(4,000kCal/h、4.65kW)に
相当する火力。
強火で一気に仕上げる中華料理や厚いステーキもおいしく調理できます。
ガスコンロはIHの直接加熱方式と
違い、周りに熱が逃げる為、熱効
率が下がります。
海苔あぶったり、お餅を焼きたい時や銅製・
アルミ製の鍋を利用したい時は、ラジエント
ヒーターの出番です。
ヒータのタイプは様々なタイプが発売されて
いますので、使い勝手に合わせて選ぶことが
出来ます。
IHタイプ
磁力線を発生させ、金属製の
鍋自体が発熱します。 まわり
の空気まで温めるようなムダ
がなく、熱効率も抜群です。
ラジエントヒーター
タイプ
ニクロム線ヒーターによっ
て
加熱します。
底が平であれば、使う鍋を
選びません。
また、あぶり料理などにも
使用できます
お客様の現在の光熱費(電気・ガス・灯油等)をもとに調理・給湯を電化(IH、エコキュート、
温水器等)とした場合、どのくらいのメリットがあるかを九州電力を通して試算させていただきますので、
別紙『光熱費試算申込書』に記入後、
返信用封筒にてご返信またはFAXにて送信して頂きますようお願い致します。
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適した鍋を上手に使い分けることが、クッキングヒーターを使いこなす
ポイントです。鍋底のサイズ、形、材質が合わないと、効率が悪く
不経済になったり、調理ができなかったり、また、トッププレートの
ガラスの破損原因にもなります。
お求めになる場合は、厚さは3mm以上の鍋か、メーカー推奨品や
(財)製品安全協会マーク「SG(CH-IH)マーク」付きの鍋のご使用を
おすすめします。
IHに適した鍋
(財)製品安全協会認定マーク
※200V IHに最適な鍋の認定マークです。
IHに不向きな鍋
材質 : 鉄、鉄ホーロー、鉄鋳物、
材質 : 耐熱ガラス、アルミ、鍋、土鍋(陶磁器)など
ステンレス (18-0 なべ底の厚さが0.8mm以下)
※ 磁石がつくものと覚えておくと便利です。
※ IHクッキングヒーターに対応した
耐熱ガラスの鍋や土鍋もあります。
※ アルミ、銅鍋が使えるIHクッキング
ヒーターもあります。
形状 : 鍋底が平らで、底の直径が約12~26cm
のもの
形状 : 鍋底の丸いもの、底の直径が12cm未満
のもの、底に3mm以上の反りや脚が
ついているもの
① まず、ご自宅のガスコンロを
取り外します。
次に、不要になったガス管を
ふさぎます。
② 分電盤からIH取付箇所まで
200V配線工事を行い、200V
コンセント受け口を取付ます
③ 分電盤まで200V配線が
きていない場合は、引き込み
口から分電盤まで200V配線
工事を行います。
④ IHクッキングヒーターは今ま
で
お使いのコンロと同じサイズ
に
なっていますので、そのまま
取付できます。
※工事には資格が必要です
その他、お客さまの電気設備状況によっては、機器までの専用配線工事以外の電気工事が
必要な場合があります。具体的な工事内容および工事費については、是非ご相談下さい。
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