ドーミエが見た パリ・プラージュ

プレスリリース 2014 年 3 月
ドーミエが見た
パリ・プラージュ
セーヌ川のパリジャンたち
過去から現在まで
バルザック
記念館
展覧会
2014 年
6 月 20 日~
9 月 28 日
インフォメーション
www.balzac.fr
グルリューシュ夫人:ギュスターブ
グルリューシュ夫人 ギュスターブ、何ていい気持ち!
ギュスターブ
優しい温もり!息子のルル
ルルの顔を見て、可愛い顔!
ルル
グルリューシュ氏:ピラム
グルリューシュ氏 ピラム!怖がってるんだよ!
ピラム
この臆病者が今何してるか、知ってるのかい!
『Le Charivari』1839 年 7 月 21 日
© Maison de Balzac / Roger-Viollet
今年の「パリ・プラージュ」の開催に合わせて、バルザック記念館(Maison de Balzac)は、パリジ
ャンのセーヌ川でのレジャーをテーマにした展覧会を開催します。パリの有名美術館(イル・ド・フ
ランス美術館とカルナヴァレ美術館)から貸与された複数の絵画および当博物館所蔵のグラフィック
コレクションに含まれるドーミエのオリジナル版画 40 点が、イル・ド・フランス地方の人々のレジ
ャーにおけるこの川の位置づけを、ユーモアを込めて思い出させます。「ドーミエの作品は、『人間
喜劇 』を補うにふさわしいものである」とボードレールは書いています。そしてこの夏、『人間喜
劇』の作者バルザックの記念館にて、展覧会『ドーミエが見たパリ・プラージュ』が開催されます。
19 世紀半ばには、人々は生きている自然の川、セーヌ川でのボート遊びや釣り、川の中に作られた最
初のプールでの水浴を楽しんでいました。天才的な風刺画家ドーミエは、水と直面した人間の幻滅と
滑稽さをあけっぴろげな楽しさで強調しています。ドーミエの情け容赦ないユーモアは、今も昔も時
代に関係なく通用する普遍的なものです。太鼓腹、短い脚、貧弱な腕、ひょろりと高い背。泳ぎを習
う人や波で転覆したボート遊びの人のグロテスクな姿勢。高慢ちきな人、臆病な人、夢中になってい
る人、愚かな人…。
2016 年 1 月 1 日には、大都市圏「グラン・パリ」が設置され、セーヌ川は河川交通の発達を基盤にし
た拡張の展望の軸になります。しかしながらこの川がスポーツやレジャーに対して示す可能性は、関
心事の中心にあるわけではないようです。この川が今後我々に提供してくれる楽しみに関しては、ま
だ大いに熟考の可能性が残ったままです。
ドーミエの作品を、過去と未来の橋渡し役として眺めてみてはどうでしょうか?
コミッショナー
Yves Gagneux、チーフキュレーター
バルザック記念館担当
展覧会入場料
普通料金:5€
割引料金:3.50€ - 2.50€
13 歳以下は無料
バルザック記念館(
de Balzac)
)
バルザック記念館(Maison
ック記念館(
47, rue Raynouard 75016 Paris
01-55-74-41-80 / Fax : 01-45-25-19-22
火曜から日曜までの 10 時から 18 時まで開館
(但し祝祭日は休館)
www.balzac.paris.fr
プレス窓口
Candice Brunerie, 01-55-74-41-95
[email protected]