年度 インターンシップ実施報告書

平成23年度 経営情報学科
インターンシップ実施報告書
ビジネスパーソンに求められる
人間性と専門性を身に付けるために
平成 24 年 1 月
学校法人
富山国際学園
富山短期大学
は
じ め
に
富山短期大学経営情報学科では、平成 16 年度よりインターンシップ・プログラムを
カリキュラムに取り入れ、本年で 8 年目を迎えます。経済環境が一向に好転しない中、
学生のインターンシップに対する関心は大変高く、本年度は過去最多の 81 名が参加し
ました。
参加学生は、それぞれの受け入れ先で、社会人・組織人としての常識・マナー、仕事
に臨む心構えと基本姿勢、仕事に必要な知識・技能、お客様へのおもてなしの心、コミ
ュニケーションの大切さなど多くのことを学び、将来のキャリア設計はもとより、間近
に迫った就職活動への意識を高めております。
インターンシップが、大学の授業や課外活動だけでは得られない、将来設計に向けた
体験・教訓を得る貴重な機会であることは言うまでもありません。
本学科では以前より、
「豊かな人間性と真摯な人間関係力を備えた社会人の養成」を
教育目標に掲げ、インターンシップを要とする「三位一体のキャリア教育」に重点を置
いてきました。これからも、インターンシップと様々なカリキュラムならびにキャリア
教育プログラムとの連携を強め、学生の「就業力」の育成・向上に努めていきたいと考
えております。
インターンシップの実施はもとより、学生の「就業力」の育成・向上には、企業や機
関の皆様のご協力・ご支援が欠かせません。今後とも産官学の連携を深め、「三位一体
のキャリア教育」の改善に取り組んでいく所存でありますので、企業や機関の皆様には
益々のご指導・ご支援を賜りたくお願い申し上げる次第でございます。
最後に、今回インターンシップの実施にあたり、ご協力頂きました企業・機関各位な
らびに富山県インターンシップ推進協議会に、改めて厚く御礼申し上げます。
平成 24 年 1 月
富山短期大学
経営情報学科
学 科
安達
長
哲夫
目
次
は じ め に
Ⅰ
平成 23 年度インターンシップ実施要領
・・・・・・・・・
P.1
◆インターンシップとは?
◆インターンシップ・プログラムの概要
◆申込手続・マッチング方法等
◆受入先及び受入概要一覧
◆インターンシップ・プログラム スケジュール一覧
Ⅱ
研修生の「研修レポート」と「研修日報」
1.富山大学(中央図書館)
2.富山大学(広報グループ室)
3.富山市役所(スポーツ課)
4.富山市役所(男女参画ボランティア)
5.富山市民文化事業団
6.富山労働局
7.富山県中小企業団体中央会
8.(財)環日本海環境協力センター
9.富山市立図書館
10.氷見市
11.立山町立立山図書館
12.黒部市吉田科学館
13.黒部市美術館
14.高岡市中央図書館
15.射水市大島絵本館
16.射水市中央図書館
17.魚津市立図書館
18.中能登町立鳥屋図書館
19.南砺市福野文化創造センター
20.㈱北陸銀行
21.富山信用金庫
22.砺波信用金庫
23.㈱富山クボタ
24.阪神グループ阪神化成工業㈱
25.オーアイ工業㈱
Ⅲ
・・・・・・・・・
P.7
26.北陸コカ・コーラボトリング㈱
27.グンゼスポーツ㈱富山コムズ店
28.カナカン㈱
29.㈱ボン・リブラン
30.富山テレビ事業㈱花メイト
31.㈱メガスポーツスポーツオーソリティ高岡店
32.㈱JTB中部 富山支店
33.ANAクラウンプラザホテル富山
34.マンテンホテル㈱
35.㈱ホテルニューオータニ高岡
36.㈱名鉄トヤマホテル
37.㈱富山アメニティシステム富山第一ホテル
38.ホテルグランミラージュ
39.ディライト㈱ラ・ブランシュ富山
40.公立学校組合パレブラン高志会館
41.とやま自遊館
42.射水ケーブルネットワーク㈱
43.富山シティエフエム㈱
44.となみ衛星通信テレビ㈱
45.医療法人社団秀林会 吉見病院
46.㈱理想経営
47.㈱ジェック経営コンサルタント
48.㈱あんしんグループ
49.(有)ステップアップ
50.㈱エコロの森
インターンシップ就業体験発表会
◆学内インターンシップ就業体験発表会
◆県内合同インターンシップ就業体験発表会
◆インターンシップ就業体験発表会に参加して
あとがき
・・・・・・・・・
P.231
Ⅰ.平成 23 年度インターンシップの概要
平 成23 年度
富山 短期大 学経 営情報 学科
インターンシップ実施要領
1、インターンシップとは?
イ ン タ ー ン シ ッ プ と は 、 「学 生 が 在 学 中 に 自 ら の 専 攻 、 将 来 の キ ャ リ ア に 関 連 し た 就
業 体 験 を 行 う こ と 」と さ れ 、事 前 に 学 生 が 取 り 組 む 課 題 を 設 定 し 、 そ れ に 基 い て 企 業 や
機関において短期間の実習・研修を行う制度のことです。
今日、国際化や情報化の急速な進展、あるいは社会や産業構造の激しい変化により、
雇用環境も大きく変わりつつあります。その中にあって、人材育成の核となる大学に
は、社会や産業界・企業のニーズに応える人材の育成をめざした教育機能の一層の拡
充・強化が求められています。
こ の よ う な 要 請 に 応 え る た め に 、本 学 の イ ン タ ー ン シ ッ プ プ ロ グ ラ ム は 産 学 官 の 連 携
により、教育の一環として実施されるものです。
2、インターンシッププログラムの概要
(1)プログラムの目的
①高い職業意識の育成・啓発
実習・研修を通じて、仕事とは何か、ビジネスはどのように形作られていくの
か等についての理解を深め、自らの職業適性や将来設計を考える機会を得る。
②学習意欲の向上・教育効果の実現
実習・研修を通じて、これまで学んできたことを確かめるとともに、自らの専
攻 と 関 連 の あ る 問 題・課 題 を 見 出 し 、よ り 深 い 専 門 分 野 へ の 学 習 意 欲 を 高 め る 。
③自主性・責任感のある人材の育成
現実の活きた組織・職場の厳しさを体験することによって、社会人としての自
覚を促すとともに、自主性・責任感のある人材の育成に役立てる。
(2)プログラムの構成・内容
イ ン タ ー ン シ ッ プ プ ロ グ ラ ム は 、 「事 前 研 修 」・ 「受 入 先 で の 実 習 ・ 研 修 」・ 「事 後
研 修 」を も っ て 完 結 し 、 全 体 の プ ロ グ ラ ム を 修 了 し た 者 に は 単 位 を 認 定 し ま す 。
①事前研修
実習に先立ち、その目的・研修目標を明確にし、実習を有意義なものとするた
めの研修です。
具体的には準備としてのオリエンテーションに加えて、実習先での 研修テー
マ・課 題 の 確 定 、及 び 2 年 生 経 験 者 と の 懇 談 会 、ビ ジ ネ ス・マ ナ ー 講 座 等 で す 。
-1-
Ⅰ.平成 23 年度インターンシップの概要
②受入先実習・研修
実習先において、正(準)社員・職員と同じ責任・意識を持って就業体験をし
てもらいます。
③事後研修
実習を通じて得られた経験や問題意識を今後につなげていく研修です。
具 体 的 に は 、研 修 テ ー マ に 沿 っ た レ ポ ー ト の 作 成 、日 報 の 作 成 、学 内 発 表 会 に お
ける発表原稿の作成、県下合同就業体験発表会の報告書の作成です。
(3)プログラムの概要
①受入先での実習・研修期間
1 週 間 ~ 2 週 間( 実 質 5 日 ~ 10 日 間 )で 夏 期 休 暇 中 (8 月 8 日 ~ 9 月 30 日 )実 施 。
*研修期間は受け入れ先の事情により異なる。
* 夏 期 休 暇 中 、 前 期 追 ・ 再 試 期 間 の 9 月 5 日 (月 )~ 9 日 (金 )と 後 期 オ リ エ ン テ ー
シ ョ ン 期 間 の 9 月 29 日 (木 )~ 30 日 ( 金 ) は 可 能 な 限 り 除 く 。
②報酬・費用負担・保険等
・無報酬:教育・学習の一環のため原則報酬はありません。
・交通費・食費等:受入企 業等によ り異な りますが、 原則とし て自己 負担です。
・ 傷 害 保 険 等 : 大 学 が 斡 旋 す る 「学 研 災 付 帯 賠 償 責 任 保 険 」に 全 員 加 入 済 み で す 。
③単位認定:下記の方法により、次の単位を認定します。
・科目名:インターンシップ
・単位数:2単位
・評価方法:事前・事後研修への出席、研修先での実習、受入企業による実習の
評 価 、 事 後 レ ポ ー ト ( 「研 修 レ ポ ー ト 」、「 日 報 」 な ど )、 発 表 原 稿 な ど を 総 合 的
に評価します。
3、申込手続・マッチング方法等
( 1 ) 申 込 期 間 : 4 月 1 3 日 (水 )~ 5 月 1 1 日 ( 水 ) 1 3 : 0 0 ( 期 限 厳 守 )
(2)定
員:60名程度
(3)申込手続:
① 受 講 希 望 者 は HP「 イ ン タ ー ン シ ッ プ TOYAMA」及 び 「 イ ン タ ー ン シ ッ プ ガ イ ド ブ
ック」から希望研修先候補を3つまで選びます。
②「 イ ン タ ー ン シ ッ プ 受 講 申 込 書 」に 必 要 事 項 を 記 入 の 上 、5 月 1 1 日 (水 )1 3 :
00までに教養演習担当教員との個別面談を行い、教員の承認(押印)を受け
事 務 室 ( A321) ま で 申 し 込 み ま す 。
③申し込み後、研修先に提出する「研修生プロフィール」を、教養演習担当教員
の個別指導を受けて作成します。
(4)申込資格
-2-
Ⅰ.平成 23 年度インターンシップの概要
①1年生でインターンシップの趣旨を理解した意欲的な学生で、ゼミ教員の推薦
がある者。
②パソコン能力、語学力等は企業の受入条件に適合した者。
(5)受入先とのマッチングおよび履修登録
①提出された「インターンシップ受講申込書」にもとづき、受入側と相談した上
で、申込学生と研修受入先のマッチングを行います。なお、原則申込後の途中
辞退は認められません。
②希望者数または受入れ企業の事情によっては、プログラムに参加できない場合
があります。
③インターンシップの履修登録は、受け入れ先の研修を終了した学生が後期授業
科目を登録する際に行うものとします。
(6 ) マ ッ チ ン グ 後 の 研 修 取 止 め の 基 準
インターンシップは他のカリキュラムと異なり、学外の組織で行う研修となる
ため、自主性・積極性がより求められる他、研修先の業務遂行の妨げになっては
いけません。従って、マッチィング後であっても日頃の学習態度から研修先に支
障をきたすと判断された学生は、インターンシップを取止めることがあります。
その判断は以下の項目によります。
① 健康状態:インターンシップに耐えられない心身の状態にある者。
② 授 業 の 出 席 状 況 : 履 修 し た 科 目 で 正 当 な 理 由 が な く 欠 席 し た 者 。( 原 則 皆 出 席 )
③ 学習態度:日頃の学習態度がインターンシップにおいて支障をきたすと判断さ
れる者。
*上記の項目に一つでも該当した学生は、経営情報学科会議で協議の上、インタ
ーンシップを取止める場合があります。
-3-
Ⅰ.平成 23 年度インターンシップの概要
4.受 入 先 及 び受 入 概 要 一 覧
教養演習
担当教員
公
共
団
体
等
金
融
機
関
氏
名
研
修
先
研修日程
実働
日数
1
安達
澤川 瑞希
富 山 大 学 (中 央 図 書 館 )
9 / 5 ~ 9 / 9
5
2
安達
名畑 莉沙
富 山 大 学 (広 報 グループ室 )
8/22~8/26
5
3
三上
山崎 聖実
富 山 市 役 所 (スポーツ課 )
4
加納
若林 佑奈
富 山 市 役 所 (男 女 参 画 ボランティア)
8/26~9/8
10
5
大西
山崎 七海
富山市民文化事業団
7/31~8/5
6
6
大門
下 萌子
富山労働局
8 / 1 ~ 8 / 5
5
7
大門
浦滝 可奈美
富山県中小企業団体中央会
8/22~8/26
5
8
三上
六万 綾花
財 団 法 人 環 日 本 海 環 境 センター
8/17~8/19
3
9
小西
牧野 茜
10
小西
松 島 みのり
富山市立図書館
8/26~9/8
10
11
金田
山崎 寛大
8/9~8/12
4
12
加納
的場 奈津実
8/15~8/19
5
13
坂井
岩池 紗知
8/22~8/26
5
14
加納
新井 浩光
9/20~9/25
5
15
金田
佐伯 瑠里
立山町立立山図書館
8/8~8/12
5
16
小西
水島 千鶴
黒部市吉田科学館
8/17~8/30
10
17
安達
櫻田 仁美
黒部市美術館
8/17~8/30
10
18
大西
金森 朱音
高岡市立中央図書館
8/8~8/13
6
19
大﨑
窪田 秋月
20
大門
中 詩織
21
安達
木下 茉奈美
22
大﨑
今堀 汐里
23
坂井
油谷 昌江
24
大門
加藤 智貴
25
大西
西村 優花
26
金田
萩野 真菜美
魚津市立図書館
8/18~8/24
5
27
寺本
瀧野 奈穂
中能登町立鳥屋図書館
8/15~8/19
4
28
三上
土永 舞
南 砺 市 福 野 文 化 創 造 センター
8/7~8/22
12
29
金田
門脇 沙也加
30
加納
西澤 晴菜
株式会社北陸銀行
8/22~8/26
5
31
加納
見高 千紗
32
柴田
佐藤 友里奈
33
寺本
堀 友華
富山信用金庫
8/10~8/16
5
34
安達
砺波 夏実
氷見市
8/11~8/21
射水市大島絵本館
10
8/25~9/4
8/9~8/16
射水市中央図書館
-4-
8/17~8/24
7
Ⅰ.平成 23 年度インターンシップの概要
教養演習
担当教員
製
造
・
販
売
サ
ー
ビ
ス
業
・
そ
の
他
氏
研修日程
実働
日数
砺波信用金庫
8/22~8/26
5
株 式 会 社 富 山 クボタ
8/5~8/10
5
名
研
修
先
35
三上
今田 優香
36
柴田
川田 恭子
37
寺本
北島 生海
38
加納
鍋谷 美有
39
柴田
多田 愛莉
阪 神 グループ 阪 神 化 成 工 業 株 式 会 社
8/8~8/11
4
40
三上
中田 菜摘
オーアイ工 業 株 式 会 社
8/22~8/26
5
41
柴田
沢井 彩乃
北 陸 コカ・コーラボトリング株 式 会 社
9 / 5 ~ 9 / 9
5
42
寺本
犬嶋 佑介
グンゼスポーツ株 式 会 社 富 山 コムズ
8/23~8/28
6
43
小西
山口 萌子
カナカン株 式 会 社
8/22~8/26
5
44
柴田
永井 玲那
45
寺本
鍋山 瑞波
46
三上
笽島 千聖
47
小西
飯田 夕貴
48
寺本
菅谷 綾
49
加納
髙森 祐里佳
50
加納
寺中 七星
51
柴田
炭谷 奈穂
52
大門
中 田 めぐみ
53
安達
志甫 彩香
54
三上
五十嵐 舞
55
加納
横山 紗世子
56
坂井
高田 裕希
57
坂井
定田 桃子
58
安達
碓井 彩枝香
59
寺本
本田 亜紀
60
寺本
61
株 式 会 社 ボン・リブラン
富 山 テレビ事 業 株 式 会 社 花 メイト
8/17~8/22
8/10~8/15
8/9~8/13
8/22~8/26
6
5
株 式 会 社 メガスポーツオーソリティ高 岡 店
9/12~9/16
5
株 式 会 社 JTB 中 部 富 山 支 店
8/29~9/3
6
ANA クラウンプラザホテル富 山
8/8~8/21
10
9/5~9/18
マンテンホテル株 式 会 社
8/22~8/27
6
株 式 会 社 ホテルニューオータニ高 岡
8/8~9/30
10
株 式 会 社 名 鉄 トヤマホテル
8/27~9/8
10
中川 千翔
㈱富 山 アメニティシステム富 山 第 一 ホテル
9/5~9/11
6
寺本
南塚 紗希
ホテルグランミラージュ
8/8~8/14
5
62
寺本
岩城 舞子
ディライト㈱ラ・ブランシュ富 山
8/24~9/4
10
63
大門
天野 麻里萌
64
柴田
沖 英里子
公 立 学 校 組 合 パレブラン高 志 会 館
8/22~8/28
6
65
坂井
数井 理紗
66
金田
中林 百合菜
とやま自 遊 館
8/22~8/26
5
67
小西
白石 遥
68
金田
吉村 美菜
射 水 ケーブルネットワーク株 式 会 社
9/16・19~
9/23
6
69
金田
有磯 広夢
-5-
Ⅰ.平成 23 年度インターンシップの概要
教養演習
担当教員
サ
ー
ビ
ス
業
・
そ
の
他
氏
研修日程
実働
日数
富 山 シティエフエム株 式 会 社
8/22~8/26
5
名
研
修
先
70
大西
中嶋 文香
71
柴田
金山 武龍
72
大西
石原 洋
73
寺本
平井 翔子
となみ衛 星 通 信 テレビ株 式 会 社
8/22~8/26
5
74
大﨑
安根 花奈子
医療法人社団秀林会 吉見病院
8/22~8/26
5
75
安達
髙田 恵梨菜
76
安達
高田 眞美子
株式会社理想経営
8/8~8/22
5
77
大﨑
谷井 貴之
株 式 会 社 ジェック経 営 コンサルタント
8/22~8/29
7
78
大門
辻 樹宏
株 式 会 社 あんしんグループ
8/22~8/26
5
79
柴田
松本 千穂
80
金田
大田 愛美
有 限 会 社 ステップアップ
8/22~8/26
5
81
大門
福居 優里
株 式 会 社 エコロの森
8/8~8/12
5
-2-
Ⅰ.平成 23 年度インターンシップの概要
5.インターンシップ・プログラム スケジュール一 覧
【平成23年度】インターンシップ・スケジュール表
日
程
内
容
4月12日
(火) キャリアデザイン講座(1年生全員)
4月12日
(火) インターンシップガイダンス(1年生全員)
(注)
①インターンシップ概要DVD
②2年生経験者(4名)による体験談とアドバイス
5組3限・6組4限
①平成23年度実施要項
②平成22年度実施報告書(経営情報学内Web)
③受講申込書
④研修希望先調査票
⑤研修生プロフィール様式
⑥HP「インターンシップTOYAMA」の説明(経営情報学内Web)
⑦学生用インターンシップガイドブック
【配布資料】(EDUCATION→インターンシップ→資料配布→第1回資料フォルダ)
4月13日2限
(水) 教養演習は配属決定
4/13~5/11
教養演習担当教員との相談期間
5月11日13:00
(水) 「申込書」・「希望調査票」提出締切日
研修生プロフィールの作成指導(教養演習担当教員)
【注】教養演習担当教員の署名・捺印をもらい
⇒学生が事務室(A321)へ提出
前
5月~6月
【マッチング作業】
電話で受け入れの打診(1年担任、副担任・大門、柴田)
学生の追加募集可能
①依頼状、研修生プロフィールの郵送(大門・柴田・海老)
②企業から送られてくる研修日程・受入れ条件の確認(大門・柴田・海老)
期
③覚書、受入れ条件の作成と誓約書の提出依頼(大門・柴田・海老)
【以 降】
6月7日
・マッチングが終了していない学生の打診・依頼
①受け入れに関する不明な点についての電話確認
・マッチングが終了した学生の内容確認
②研修内容未提出企業への依頼
(火) 事前研修①16:30~(HRの時間)A313
①マッチング結果の中間発表
②「インターンシップ事前指導」
③誓約書配布→6月10日(金)17:00まで事務室に提出
④研修日誌、研修レポート、日報、礼状作成例等の資料配布
6月27日
(月) 事前研修②専門演習終了後16:30~A313
①研修内容の確認
6月30日
(木) 事前研修②図書館関係16:30~A313
②2年生経験者との懇談会(質問とアドバイス)
6月中旬
7月~研修前日
7月19日
覚書、受入れ条件、誓約書の発送
*覚書(受入れ条件)を受入先訪問の際に受取る
教養演習担当教員との個別指導期間
研修テーマ、課題などの内容を確認する
(火) 事前研修③3限、4限(キヤリアデザイン講座の時間) ※ 外部講師によるマナー講座
受入先訪問担当教員の決定(科内会議)
【7/下旬~】
担当教員受入先訪問
①学生を同行し研修注意事項の確認(研修1週間前までに終了)
②書類(評価票、アンケート、返信用封筒)と手土産の持参
③覚書(受入れ条件)を受入先訪問の際に受取る
-7-
Ⅰ.平成 23 年度インターンシップの概要
【夏季休暇中】
夏
期
休
暇
9月26日
受入先実習・研修(担当教員)
①研修生の激励
日誌の作成
②研修終了後の評価表・アンケートの回収を依頼
研修終了後お礼状の作成
③研修先へのお礼状の作成と郵送(教養演習担当教員の指導)
(月) 事後研修①1年生登校日10:30~A330
評価表返却、今後の注意事項
9月30日
(金) 「研修日誌」、「研修レポート」、「日報」の提出
10月3日
(月) 後期授業開始
10月~
10月14日
教養演習担当教員との個別指導期間
(金) 研修レポート、日報の完成ファイル提出
10月19~21日
後
期
教養演習担当教員の指導を受け、学籍番号をファイル名にして提出
*報告書原稿
(日) 事後研修②学内展示発表会
10月21日
(金) 学内発表会用PowerPointファイル提出
11月22日
研修レポート、日報の添削、学内発表会原稿の指導(教養演習担当教員)
(EDUCATION→インターンシップ→課題提出→大学祭用フォルダ)
10月23日
大学祭でHP上による展示発表(在学生・高校生対象)
教養演習担当教員の指導を受け、学籍番号をファイル名にして提出
10月21日(金)13時まで
(EDUCATION→インターンシップ→課題提出→発表会用フォルダ)
提出ファイルの点数評価期間
教員全員による点数評価
(水) 学内発表者の選定(科内会議)
11月2~21日
*提出されたファイルの確認(大門・柴田)
大学祭展示発表用Webファイル作成
(土) 富山短期大学大学祭
11月2日
②インターンシップの振り返りと評価表、アンケート結果の返却
10月14日(金)17時まで
10月22日
10月24~10月28日
①科目登録や提出物、今後の日程についての説明
学内発表者の指導(発表原稿変更可能)
(火) 事後研修③学内インターンシップ発表会
全教員による評価の集計を元に発表者を決定(昨年8名)
教養演習教員担当
学外代表・プレゼンコンテスト発表者の選抜
HRの時間16:30~A330(全員参加)
受入れ企業出席者より評価・コメントを頂く
学外発表者の指導
教養演習教員担当
12月1日
事後研修④就業体験発表会(県立大学)
学科代表1名による発表(研修生全員参加)
12月9日
事後研修⑤就業体験発表会参加レポート
参加内容のレポートと後輩へのメッセージ提出(報告書原稿)
11月24~12月1日
23年1月
『実施報告書』の編集・作成・配布
大門・柴田・前畑
6.その他
本学科では、教養演習(1年次ゼミナール)担当教員の指導の元、インターンシッ
プ科目が運営されています(もちろん研修先や全体のプロモートを行っている富山県
イ ン タ ー ン シ ッ プ 推 進 協 議 会 の 支 援 ・ 指 導 も 含 ま れ て い ま す )。 教 養 演 習 担 当 教 員 は 、
様々な個別指導はもちろん、本報告書の添削指導も行っており、真意が伝わらない表
現や不適切な表現があれば、その責めを負っていることは言うまでもありません。ま
た多くの貴重な体験をさせていただきながら、紙数や諸般の事情で割愛せざるを得な
かった内容があったこともご容赦下さい。
-6-
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山大学附属図書館
経営情報学科 1年
11M025 澤川瑞希
人々を笑顔にする図書館を目指して
私は富山大学附属図書館で5日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験では、
「図
書館の業務を体験し、その役割を理解する」をテーマに掲げ研修に挑みました。
図書館では図書の配架や、図書資料のラベルの貼り替え、大学図書館についての講義、総務関
係業務や、カウンター業務など幅広く体験させていただきました。
図書の配架は力作業であり、物事を効率良く進めるためには、力だけでなく、素早さも大切で
あることがわかりました。
図書資料のラベルの貼り替えでは、ラベルを貼る時に、必要なラベルを素早く探し出し、丁寧
に貼ることが重要であると思いました。ラベルの貼り替えは次の日まで続き、地道な作業が続き
ました。またラベルは、よく似たものがたくさんあるため、単純な作業でも、気を抜くことはで
きないと思いました。
研修4日目には、大学図書館についての講義を聞かせていただきました。講義では、「大学図
書館の必要性」についてお話をいただきました。大学図書館は学生や教員が集中して勉強したり、
読書を楽しんだりするだけでなく、双方がコミュニケーションを取れる場として工夫されている
ことがわかりました。
総務関係業務では会議に使用する資料の作成や、古い資料の処分をさせていただきました。資
料の作成では、資料を手際よく作成しなければならないため、素早く資料の枚数を確認し、ホッ
チキスで留めることが大切だと思いました。また古い資料の処分は、力が必要な作業であり、さ
らに素早く進めなければならないため少し大変な作業でした。
カウンター業務では、図書の配架だけでなく、雑誌等に関わる書類の確認と整理や、図書の貸
出と返却、また県外の学校への図書の貸出をさせていただきました。雑誌等に関わる書類は、し
っかりとそれぞれのファイルに保存してあり、間違えたファイルに綴らないように気をつけまし
た。特に県外の学校への図書の貸出は、初めての作業だったため、失敗もしましたが、失敗を自
分の糧にして、知識として大切に活かそうと思いました。
今回大学図書館で就業体験をさせていただき、利用者の方々からは見えない所での作業は、地
道な作業が多く、力仕事も経験しました。図書館利用者の便益を向上させていくには、利用者か
ら見える所のみを良くしていくのではなく、見えない所でも、地道に汗を流し図書館をより良く
していくことが大切であることがわかりました。
-7-
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
富山大学附属図書館
澤川 瑞希
研
修
日
報
設定課題:大学図書館を理解する
実
9/5
(月)
習
内
容
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①事務連絡
図書の配架作業は力仕事であ
図書館の仕事は力仕事や地
②館内案内
③図書館の概要説明
り、効率よく作業を進めるた
めには、丁寧さと素早さが大
道な業務もたくさんありま
すが、全ては利用者サービ
④利用者サービス業務
切であることがわかった。
スにつながることを意識し
て、一週間頑張ってくださ
い。
設定課題:図書館資料の受入登録の役割を理解する
実
9/6
(火)
習
内
容
①利用者サービス業務
②図書館資料の受入登録業
務
実習生の特記事項
指導者のコメント
図書資料にラベルを貼るとき
、素早くラベルを探し出し、
午後からの「本のラベル貼
り」では、集中して作業を
丁寧に貼ることが大切である
行っているようにみえまし
。単純な作業でも手を抜いて
はいけない。
た。
設定課題:図書館資料の受入登録の役割を理解する
実
9/7
(水)
習
内
容
①図書館資料の受入登録業
務
勤務時間:9:00~17:00
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
ラベルを間違えて貼ってしま
ったものがあるので、単純作
図書館資料の受入登録関係
業務としてラベルの貼り替
業でも気を抜いてはいけない
え作業を行っていますが資
ことがわかった。
料の大掛かりな移動等は学
生の休み中に実施します。
真剣に取り組んでいただき
ました。
設定課題:大学図書館の役割を理解する
実
9/8
(木)
習
内
容
①図書館資料の受入登録業
務
②大学図書館について
③総務関係業務
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
大学図書館は生徒が楽しみ、
集中して学習できるような図
書館づくりをしていかなけれ
ばならないことがわかった。
大学図書館の役割は何か、
利用者が求めていることは
何か、を常に考えながら、
図書館の仕事をやっていく
ことが大事であることを、
理解いただけたらと思いま
す。
-8-
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
誌
設定課題:利用者が求めているサービスを理解する
実
習
内
容
①利用者サービス業務
9/9
(金)
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
図書の配架だけでなく、雑誌
今日は、貸出や配架を中心
に関わる書類の整理や、違う
に、しかし、利用者からは
学校への図書の貸出を行った
。初めてすることばかりで、
普段見えないところの業務
を行っていただきました。
失敗もしたが、失敗を自分の
糧にしたいと思った。
本学学生、教員に対するサ
ービスだけでなく、地域の
方や他大学との関わりも、
図書館にはあります。5日間
、いろいろなことをして、
時には力仕事もありました
ので、ゆっくり休んで下さ
いね。わからない点等あり
ましたら、またおたずね下
さい。
-9-
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:国立大学法人富山大学
経営情報学科
11M041 名畑
1年
莉沙
人と人をつなぐ仕事
私は、国立大学法人富山大学総務部広報グループで一週間、就業体験をさせていただきました。
主な仕事の一つ目は、富山大学の大学広報誌を作成することでした。大学広報誌一冊を作成す
るにも、実際に載せる写真を撮影しに行ったり、学生や教授のインタビュー取材を行ったり、レ
イアウトを考えたりなど細かい仕事がありました。二つ目は、富山大学のホームページ更新作業
です。富山大学の五福、杉谷、高岡の 3 つのキャンパス・イベント情報の確認、テレビ番組映像
の確認、原稿修正などを行います。主な仕事はこの二つでしたが、机でパソコン作業を行うこと
が多い事務系の仕事でした。
一番新鮮だった実習内容は、大学広報誌の取材立会いでした。杉谷キャンパスまで足を運び、
ライターの方、カメラマンの方と一緒に大学広報誌に載せる教授をインタビューしました。事前
にどんな質問をしたらいいかを考え、どんな研究をされておられるのかを知ってから取材に望ん
だので、ポイントを押さえながら話しを聞くことができました。取材前の綿密な準備は、事をス
ムーズに進ませる肝心な作業だと学びました。ただ、話された多くの内容をメモすることが大変
難しいと感じました。ライターの方は、録音機を使いながら、たくさんのメモをしつつ、教授と
たくさん話されていて驚きました。世間話をされている中にも、自然と質問を投げかけていて、
とにかく話術が巧みでした。本当の取材とはこんな雰囲気だと感じながら、プロの仕事を間近で
拝見でき、貴重な体験をさせて頂きました。
カメラマンの方が大学広報誌に載せる教授の顔写真の撮影を行っているときも、研究を行って
いる最中を撮影したり、他の方と楽しく話しているところを撮影したりと、撮影の工夫がたくさ
んあり、何十回も撮り直されていたことが印象的でした。
インタビュー内容と顔写真の隙間に写る、絵や図も、こうした方が理解しやすいし見やすい、
言いたいことが伝わるなどとずっと検討されており、小さなところから細かいところまで気を抜
かない点も素晴らしく感じました。
大学広報誌とは、多くのプロフェッショナルの努力があって完成しているものだと実感するこ
とができました。
仕事とは、決して一人でできるものではなく、お互いに協力しながら分担して行うことで、一
つの良い「もの」ができ、そこで初めて仕事にやりがいを感じることができることを学びました。
この一週間は私にとって大変密度の濃い一週間でした。富山大学広報グループ室で就業体験で
きたことを誇りに思いました。
この就業体験で得た、お互い協力しながら仕事を分担し良い結果を出す、を心に収めながら、
今後始まる就職活動の参考にしていきたいと強く思いました。また、後期の授業も精一杯頑張り
たいと感じました。
- 10 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
富山大学 広報グループ室
名畑 莉沙
研
修
日
報
設定課題:広報グループとはどんな仕事なのか知る
実
8/22
(月)
習
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①広報グループの業務説明
広報グループとはどんな仕
一つ一つの業務を丁寧にこ
②事務局及び学部・学内の見
学と写真撮影
事をするのかを知ることが
できました。取材先リスト
なして頂きました。また、
富山大学について関心を持
③広報誌の整理
④取材先リスト作成
を表にまとめ完成すること
ができ、良かったと思いま
ってもらえた様子で、明日
以降の業務に活かしてもら
す。
いたいと思います。
設定課題:取材を体験する
実
8/23
(火)
習
内
容
勤務時間:9:00~5:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①大学広報誌の取材準備
事前に大学広報誌の取材の為
実際の取材現場に行ってプ
②大学ホームページの更新
に、以前の大学広報誌を読み
ロの仕事を見てもらい、感
作業
③大学広報誌の取材立会い
質問を考えました。準備が大
切だと学びました。
じた事も多かったようです
。取材前の準備をしっかり
のために杉谷キャンパス
へ移動
していたことにより成果が
ありました。
設定課題:広報グループの様々な仕事を知る
実
8/25
(木)
習
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
火曜日の実習内容で取材を経
2度目の取材立会いは少し
②大学広報誌の取材立会い
③テレビ番組映像の確認と
験したので、何となくですが
雰囲気がわかるようになりま
慣れて、ポイントを押さえ
て話が聞けたようです。様
原稿改正
④各行事の開催スケジュー
ルの取りまとめ
した。
々な業務を経験してもらい
ました。
実
(金)
勤務時間:9:00~5:00
①DVD等の映像記録の整理
設定課題:1週間の実施内容を振り返り、体験を終える
8/26
勤務時間:9:00~5:00
習
内
容
勤務時間:9:00~5:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①他大学HPのナビゲーショ
他大学の情報等を知ることも
情報を収集して、整理して
ンバーの項目調査をし、表
で作成する
②討論会の写真撮影
③他大学のHPの大学紹介、学
生生活の項目調査をし、表
で作成する
重要だと学ぶことができまし
た。一つ一つの大学に工夫が
あることを知りました。また
表作りを行い、完成すること
ができましたが、まだ慣れが
必要だと感じました。
資料としてまとめるという
業務をしっかりと出来て、
貴重な資料となりました。
本学で活用させて頂きます
。
- 11 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山市役所
経営情報学科 1年
1 1 M0 5 6 山 崎 聖 実
富山市民を支える仕事を体験して
私は、富山市役所市民生活部スポーツ課を2週間研修した。私は配属したスポーツ課は、スポーツ
を通して富山を盛り上げようと、多くの活動をしている。またスポーツ大会を開催しているだけでは
なく、公園や設備も行っている。
私が初日任された仕事は、スポーツ少年団の登録者名簿の確認をした。多くの子供たちがスポーツ
少年団に登録している。最近は登録せずに、大会に参加する子供が増えているそうなので、登録者の
確認は大切であるそうだ。だから、私は責任を持って正確に仕事を勤めた。また、若者広場といって、
スケートボード、BMX、ヒップホップダンス、インラインスケート、ボルダリング、3ON3など
が出来る施設である。最近の若者層は、家でゲームをしたり、漫画を読んだりと、外で体を動かすこ
とが少なくなっている。若者広場とは現代の若者の体力低下の改善に役立っている。若者の広場は、
富山市の施設だけではない。他見の施設もアンケートをとって集計している。だから施設自体の規模
も大きく、設備も整っているのだと考える。
私が行った仕事は事務系だけではない。小学校のプールの指導の見学をした。四方小学校と四方小
学校のプールへ行った。着くと、もうすでに、トップアスリートの方が子供たちに指導していた。子
供の中には、クロールが出来る子や、顔さえつけられない子がいて、さまざまであった。トップアス
リートの方々はその子にあった運動を考えてくれていて、子供たちは水に怖がらずに、プールを楽し
むことが出来たみたいだった。また、体育大会の司会進行を努めた。スポーツ課は、スポーツに関す
る全てのことを運営していて、大変驚いた。
富山市の職場見学をした。初めは、流杉浄水場へ行った。毎日飲む水、また、毎日必ず何かに使わ
れる水はこの浄水場からやってくると知った。次に角川介護施設へ行った。角川介護施設は最近出来
たものでお年寄りの健康を助けるものであった。施設の中を見学しているとお年寄りがフィットネス
ルームで、バランスボールをしたり、ストレッチをしたりしていた。このような施設が出来たのは富
山県が初めてであるそうだ。富山県はお年寄りに優しい県であるなと思った。
2週間のインターシップを終えて、富山市のことも詳しく分かったし、市役所で働くにおいて、個
人情報を扱うところだから慎重に仕事をしなくてはいけないんだと改めて分かった。就職活動前にこ
のような貴重な体験を出来て本当に良かった。
- 12 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
富山市役所
山崎 聖実
研
修
日
報
設定課題:研修の流れ
実
8/26
(金)
習
内
勤務時間:9:00~15:00
容
実習生の特記事項
①職員課長の挨拶
市役所について。
旧間全体研修でご苦労様で
②富山市の政策について
③地方公務員について
地方公務員について
した。
設定課題:効率良く仕事をこなす
実
習
内
容
①スポーツ少年団の登録名
8/29
(月)
簿の確認業務
②優勝報告
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
実際に優勝報告を体験して、
緊張気味ですが、もう少し
与えられた仕事をやり遂げる
リラックスして業務に取り
。
組んでください。
設定課題:効率良く仕事をこなす
実
8/30
(火)
習
内
容
①パソコンで表の入力業務
②コピー作業
③エクセルで表の入力業務
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
優勝報告があり、司会、進行
を勤めた。
若者の広場の建設に向けて
事前に他都市の状況を調査
する必要性を認識してもら
④優勝報告
えた思います。
設定課題:効率良く仕事をこなす
実
9/1
(木)
習
内
容
勤務時間:9:30~16:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
①流杉浄水場
流れすぎ浄水場へ行き、水が
住民にとって最も身近な行
②婦中総合行政センター見
雨から、家庭までたどり着く
政である富山市の幅広い業
過程を教えていただいた。
務にふれ感じたことを今後
学
③角川介護予防センター見
の社会生活などに生かして
学
④庁内見学、中間総括
欲しいです。
設定課題:正確に仕事をやり遂げる
実
9/2
(金)
指導者のコメント
習
内
容
①若者の広場中核市設置状
況集計作業
②市総合体育館で壮行会の
見学、受付の手伝い
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
若者の広場中核市設置状況集
計作業のまとめたものを確認
した。
指導者のコメント
優勝報告会や国体壮行会な
どの準備や進行などに立ち
会ったと思いますが、スム
ーズな運営には、事前の準
備が大切だと感じられたと
思います。
設定課題:正確に仕事をやり遂げる
実
9/5
(月)
習
内
容
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
①若者の広場中核市設置状
集計数値の確認をした。
一度作成した資料は再度チ
況集計作業
②パンフレットの追加
③メール室で郵便物の確認
メール室で郵便物の確認をし
た。
ェックを入れて正確な資料
となるように心がける。
- 13 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:正確に仕事をやり遂げる
実
習
内
容
①四方小学校、奥田小学校で
9/6
(火)
プール指導の見学
②若者の広場設置状況集計
作業の確認
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
四方小学校、奥田小学校でプー
この資料を基に、スポーツ
ル指導の見学を行った。子供た
パークの市長協議をする大
ちをまとめる先生方を尊敬し
た。
事な試料になります。
設定課題:効率に仕事をこなす
実
習
内
容
①若者の広場設置状況集計
9/7
(水)
作業の確認
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
若者の広場設置状況集計作業
今後の就職活動に役立てて
の確認をした。
ください。
②城址公園・松川沿い周辺へ
行きウォーキングの看板
の設置の見学。
設定課題:2週間の研修の反省
実
習
内
容
①若手職員(大学OB)座談
9/8
(木)
会
勤務時間::9:30~15:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
今後の就職活動に役に立つお
2週間の短い実習期間や研
話を聞けて良かった。
修で感じたことを今後のご
②職員採用試験について
③総括
自身の成長に結び付けてく
ださい。
- 14 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山市役所
男女参画・ボランティア課
経営情報学科 1年
11M062 若 林 佑 奈
意識して取り組んだ研修
私は富山市役所で10日間研修実習させていただきました。私が所属した課は「男女参画・
ボランティア課」で、
「男女参画」では男女の均等な機会を確保することや、DV 被害者支援の
強化などを行っておられました。一方、
「ボランティア」では市をきれいにするための市民との
協力体制の構築や、出会いの場のイベント開催、多くの人が参加する成人式の開催などを行っ
ておられました。このように「男女参画・ボランティア課」では、たくさんの事業があり驚き
ました。これらの中で私は、主にボランティアの方と共に仕事をしました。会議にも参加し、
とても貴重な経験をさせてもらいました。また初日には、全体研修でオリエンテーションを行
った後、グループを組み、
「インターンシップを行うにあたってどのようなことを意識して取り
組むのか」を話し合った結果、大きく3つのことに分けて取り組むことにしました。
1つ目は責任感をもつことです。重要な会議に出席させてもらう経験などもさせていただい
た為、最後まで与えられた仕事に責任感をもち、時間内に仕事が終わるよう努めました。そし
て、この仕事は誰の役に立っているのかを考えて作業しました。私は Excel や Word を大学で
習っており、それらのことを使った仕事もあったので、その意味では自分のスキルが少しでも
活かせたのではないかなと感じています。
2つ目はマナー・ルール(人との関わり)の重視です。中でも挨拶をすることは基本的なマ
ナーと言われていたので、笑顔で挨拶するように心がけました。特に朝は毎日、元気で明るく
するようにしました。5日目には5ヵ所の職場見学をして周ったのですが、それらは市民の方々
が利用されている場所が多かったこともあり、特にマナーをしっかり守るようにしました。コ
ミュニケーションで苦労したこととして、何もすることがないときは同じ職場の方に何をすれ
ばいいのかを聞くことができた一方で、この仕事がよく分からないだとか、もう少し仕事の内
容を知りたいなどの質問は、忙しく仕事をしている方に迷惑かなと思ってしまい、積極的に質
問できなかったことがありました。しかし、職場の方々に、少しでも疑問に思った事や、取る
に足らないことでも遠慮なく聞いた方が良いと言われました。コミュニケーションをとること
はとても大事なことで、遠慮しないで積極的に話しかけることも大切だと思い、指導を受けて
からは注意しました。また、私自身が特に心がけていた笑顔で挨拶や返事をすることを評価し
ていただけたのは嬉しかったです。
3つ目は自分の適正(自己分析)を考えることです。職場の方にも言われましたが、自分に合っ
ている仕事、合っていない仕事は何か、を考えて取り組むようにしました。その結果両者を把
握できたような気がしました。
今回、これらの3つのことを意識して取り組んだ結果、さまざまな事が得られました。この
インターンシップで経験の経験を今後の生活に活かしていけたらいいなと思います。
- 15 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
富山市役所(男女参画ボランティア)
研
若林
修
日
報
設定課題: 市について
実
8/26
(金)
習
内
佑奈
勤務時間:8:15~17:15
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①公務員について
グループになって「インター
全体研修ご苦労様でした。
②身分保障について
③アヴィレについて
ンシップを行うにあたってど
のようなことを意識して取り
元気でよかったと思いまし
た。次回も頑張ってくださ
④富山市役所について
組むのか」を話し合ったこと
を研修で意識して取り組むよ
い。
うにしたいです。
設定課題:男女参画・ボランティア課の事業概要説明(1)
実
習
内
容
勤務時間:8:15~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
8/29
①事業概要説明(参画係分)
②感想・意見のレポート作成
男女共同参画推進本部幹事会
に出席し傍聴させてもらいま
初めての就労体験というこ
とで勝手が判らず緊張され
(月)
③幹事会会議の準備・傍聴・ した。あのような会議に参加
ていたようです。判らない
片付け
するのは初めてだったので少
し緊張したけれど貴重な会議
ことはその場で確認するな
どコミュニケーションを取
に参加することができとても
良かったです。
ることで職場に慣れてくだ
さい。
設定課題:事業概要説明(2)、文書事務について
実
習
内
容
勤務時間:8:15~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
①事業概要説明(推進係分)
昨日はレポートを時間内に終
あらかじめ決められた時間
8/30
②感想・意見のレポート作成
わらすことはできなかったけ
内に仕事をやり遂げる大切
(火)
③文書事務についての説明
④Excel、Wordを使ってラベ
ど今日は時間を気にして終わ
らせることができました。
さを認識していただけまし
た。明日からは仕事(作業)
Excel、Wordのやり方について
初めて知れたこともあったの
で良かったです。
の精度や完成度を上げるこ
とも心がけてください。
ルの作成
設定課題:Excelを使って文書整理
実
8/31
(水)
習
内
容
勤務時間:8:15~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
①Excelで事業概要の入力
②駅周辺のゴミ拾い
③出前集計を書き込む
プリントを見ながらExcelに
書き込む作業やExcelで入力
してあることが間違っていな
仕事に取り組む前の段取り
の重要さ、確認することの
大切さを学ばれたようです
④科目別事業別財源別内訳
の確認
⑤申込書と報告書の貼り付
け
いのか確認することが多かっ
たです。報告することなどが
一つでも間違うと大変になっ
て迷惑をかけてしまうので確
。職場にも慣れてきたよう
です。
認作業はとても大事なことだ
と思いました。
- 16 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
誌
設定課題:職場見学
実
9/1
(木)
習
内
容
勤務時間:8:15~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
①流杉浄水場
初めて行った所ばかりだった
住民にとって身近な行政の
②婦中総合行政センター
のでさまざまな施設などを見
仕事、幅広い仕事に触れる
③角川介護予防センター、中
央健康福祉センター
学できたので良かったです。
流杉浄水場では水をきれいに
ことができ感じたことを今
後の社会生活や学生生活に
④富山駅周辺地区都市整備
事務所
するためにたくさんの作業を
している事を知りました。角
活かしていってください。
⑤庁内見学、中間総括
川介護予防センター、中央保
健福祉センターはとても施設
がきれいで今後、高齢化社会
になると言われているのでこ
れからにはとても良い施設だ
と思いました。
設定課題:会議の準備、補助、片付け
実
9/2
(金)
習
内
容
勤務時間:8:15~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
①コピーの仕方、接遇につい
て
災害ボランティアNW運営委員
会に参加させていただき、やっ
短時間でしたが社会人とし
ての心得を市職員接遇マニ
②災害ボランティアNW運営
委員会
③会議で録音したことをWor
ぱり少し緊張しました。一つ一 ュアルを使いながらお話し
つのことを丁寧に、時間をかけ ました。服装だけでなく態
ながら案や改善策をだしたり、 度も身につけていってくだ
dに打つ作業(議事録作成)
録音した会議の内容をもう一
さい。
度確認したりと、一つの会議は
とても大事だと思いました。
設定課題: 議事録作成、富山市職員の接遇マニュアル
実
9/5
(月)
習
内
容
勤務時間:8:15~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
①議事録作成
2日からしていた作業がこん
お客様の応対は技術ではな
②富山市職員接遇マニュア
ルについて
なに時間がかかるとは思わな
くて大変な仕事だなと思いま
く相手の本当の気持ちを考
えることだと言うことを理
した。でも議事録作成などを
解し、明日からの実習に役
使って何回も会議の内容を見
直すということは大切だなと
立ててください。
思いました。
- 17 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
誌
設定課題:新規事業企画案の作成
実
習
内
容
①新規事業案について
9/6
(火)
勤務時間:8:15~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
一つの案を考えたりするのに
富山市の新しい観光施設を
もとても時間が掛かってしま
例に事業企画の考え方につ
い、考えるのも難しいと思い
ました。たくさんの事業が男
いて説明しました。新しい
ことを生み出すのは難しい
女参画・ボランティア課には
あるけれど一つ一つの事業の
ですが若者ならではの発想
を生かした企画を期待して
内容、目的がしっかりとして
います。
いて凄いと思いました。
設定課題:新規事業企画案の作成
実
9/7
(水)
習
内
容
勤務時間:8:15~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
①新規事業企画案の作成
学校でプレゼンテーションを
プレゼンテーションの準備
②発表
したことがあるけれど一つの
に限らず職場で指示された
スライドに多くの内容を詰め
ていたような気がします。一
こと、業務内容など疑問が
あれば必ず解消してから作
つのスライドのなかに一つの
ことを書くととてもわかりや
業してください。誰かに確
認することで自分の能力向
すく読みやすく相手にも伝わ
りやすいなと思いました。
上にもつながります。
設定課題:若手職員座談会、職員採用試験について、総括
実
習
内
容
勤務時間:8:15~15:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
9/8
①若手職員(大学OB)座談会
②職員採用試験について
若手職員座談会をして若手職
員の方のいろいろな経験など
全体研修を通して何か一つ
でもご自身に役立つことが
(木)
③総括
が聞けて良かったです。たく
さんのことを聞かしてもらえ
たので今後の生活や就職活動
あったのであれば主催者側
として嬉しく思います。今
後に結びつく多くの体験、
に活かしていきたいです。そ
して最後の総括ではグループ
経験を多く積み重ねていっ
てください。お疲れ様でし
で話し合い、他の方たちの仕
た。
事はどのようなものだったの
か知れたので良かったです。
- 18 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山市民文化事業団企画制作課
経営情報学科 1年
11M057 山 崎 七 海
仕事する上での大切なこと
私はこのインターンシップで、6日間富山市民文化事業団の企画制作課で就業体験させていた
だきました。この就業体験での私のテーマは「働くということを知る」でした。このテーマをも
とに、今回の研修結果を報告したいと思います。
今回私たちインターン生は主にトイレなどの場所をお客様にお知らせするサインという看板
づくりやイベント中の仕事を考え、割り振ることなどをすることになりました。その中で、一貫
して大切にしなければならないは、お客様がどうしたら楽しんでもらえるかということでした。
サインを設置する場所が目に付きにくい場所にあったり、そのサイン自体が何を表しているかよ
くわからないものであったりすると、そのサインの意味は全くなくなりお客様も快適には過ごし
てもらえなくなります。そういった点を考慮しながら、サインの設置場所やデザインを話し合い、
考えていく必要がありました。
また、イベント中も随時ゴミ箱がたまっていないかの確認や、テーブル・イスの汚れの掃除、
何のイベントをしているか知ってもらうためのチラシ配りなど、随時お客様に快適にイベントを
見てもらえるようにと動いていく必要がありました。例えば、大道芸人の方のサポートについて
も、お客様が安全に見ることができるよう配慮し、大道芸人の方が安心してパフォーマンスでき
るようにすることによって、結果的にお客様がより満足するパフォーマンスができるということ
をサポートする側になって改めて理解しました。
このことから、仕事をしていく上で一番意識しなければいけないのは、お客様目線での気持ち
だということがわかりました。このお客様目線の気持ちというのは、今回体験したイベントだけ
ではなく、どのような仕事でも必ず必要である思います。その気持ちを、今回私はイベントの運
営というお客様のことを特に考えて行動しなければいけない仕事することによって、大いに学ぶ
ことができました。また、
「働く」ということは、常に相手の気持ちを考えて行動することが求
められることなのだということも知りました。この研修結果は、今後就職活動や、社会人として
大切なことになると思うので、自分の中で教訓として刻み付けると共に、積極的にこの経験を活
かしていきたいと思います。
また、これらのこと以外にも、仕事していく中で自分以外の人と情報交換し、そこから話し合
うことの大切さや、イベント前に綿密に計画を立てておくことの重要さなどを知ることもでき、
この就業体験はとても充実としたものになりましたので、このような機会を与えて下さいました
富山市民文化事業団企画制作課の皆様に感謝申し上げます。
- 19 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
富山市民文化事業団企画制作課
山崎 七海
研
修
日
報
設定課題:芸術について知る。
実
7/31
(日)
習
内
容
勤務時間:8:30~16:45
実習生の特記事項
指導者のコメント
①芸術。社会についての講義
講義は自分の知らないことを
礼儀正しく話を聞いていま
②ビデオ鑑賞
③会場案内(場所確認)
知る、有意義な時間になった。 した。
また、サイン設置においてお
④サイン設置場所の検討、役
割分担
客様の目線になって考えるこ
との大切さを学んだ。
設定課題:サインの設置場所、シフト決め
実
8/1
(月)
習
内
容
実習生の特記事項
①ゴミ箱の場所、シフトにつ
昨日の続きでサイン・ゴミ箱
いての話し合い
②館内確認(備品の場所確認
の場所、シフトについて午前
中いっぱい話し合った。館内
)
勤務時間:10:00~17:15
指導者のコメント
を案内していただいて、備品
③必要資料の制作
の場所を確認した。その後話
し合って、必要と思われる資
料を各自役割分担して作成し
た。(備品チェック表など)
設定課題:サイン・シフト表制作
実
習
内
容
勤務時間:10:00~17:15
実習生の特記事項
①必要資料の確認
各自作成した資料を見せ合い
8/2
②サインデザイン決定
確認した後、過去のインター
(火)
③過去インターン生の反省
文を読む
ン生の感想文を読み、生かせ
ることを話し合った。特に雨
④サイン・シフト表制作
天時についてを詳しく話し合
った。その後、サインデザイ
ンを考え、各自分かれて制作
指導者のコメント
をした。
設定課題:サイン・資料づくり
実
8/3
(水)
習
内
容
勤務時間:10:00~18:45
実習生の特記事項
指導者のコメント
①先生方へ説明
②サインについての話し合
今日から学校の先生方も参加
されるので、今までしてきた
とてもがんばっていました
。
い
③サイン制作・業務資料など
の作成
ことの説明から始まった。そ
の後、設置するサインの数を
きめ、それにあわせてサイン
作りをした。また、全スタッ
フに配布する資料の作成も一
方でやっていった。雨天対策
としてサインはラミネートし
た。そのため、大分遅くまで
時間がかかった。
- 20 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
誌
設定課題:イベントの運営
実
8/4
(木)
習
内
容
勤務時間:10:00~22:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①イベント会場の準備
イベント当日ということで、
長時間にわたるイベントを
②イベントの運営
まずはテーブル・イスの設置
真剣に運営しました。
③備品などの撤収
が全スタッフで行われた。こ
の際にサインの設置も行った
。その後イベントが始まり、
掃除、チラシ配りなどの仕事
に徹した。イベント終了後、
一旦テーブル・イスを撤収し
たあと、サインの場所など、
改善すべき点を話し合った。
イベント自体はそこまで大変
ではなかったが、動き回るこ
とが多かったので少し疲れた
設定課題:イベントの運営
実
8/5
(金)
習
内
容
勤務時間:10:00~22:00
実習生の特記事項
①イベント会場準備
まず昨日撤収したテーブル・
②イベントの運営
③備品などの撤収
イスの設置から始まった。昨
日で大分設置場所は覚えたの
で、昨日ほど大変ではなかっ
た。また昨日話し合ったサイ
ンの変更を行った。結果的に
前よりかは改善されたと思う
のでよかった。また、チラシ
配りも12時からはじめること
によって、早くチラシが人の
手に渡ってよかった。イベン
ト終了後、最後の仕事である
備品の撤収をした。すべてや
り終えた後、達成感が湧いて
きてとても充実した気持ちに
なれた。
- 21 -
指導者のコメント
お疲れ様でした。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山労働局
経営情報学科 1年
11M081
下
萌子
富山労働局
8 月1日から五日間、富山労働局でインターンシップを行いました。このインターンシップでは机上
では学びきれない職場の雰囲気、実際の仕事内容等を学ぶとともに自分自身と向き合い今後の人生設計
をするうえでとても重要な機会になると思い参加しました。
1日目は、主にオリエンテーション、事務補助、高校生就職ガイダンス見学、関係機関見学をしまし
た。オリエンテーションでは、労働局の組織・労働基準行政・職業安定行政・雇用均等行政等の概要の
説明を受けました。午後からは高校生就職ガイダンスの見学に行き、高校生が就職に向けてどのような
心構えでいるべきか、集団面接で印象を残す方法等を学びました。高校生の集団面接は客観的に見るこ
とができるので、今後の自分自身の面接のときに活かせることができると思いました。また、実際に就
職面接で採用を担当される富山労働局の方のお話をその場で聞くことができたので、自分と採用担当の
方の意識の違いも知ることができました。
2日目は、高年齢者雇用確保措置制度・障害者雇用率制度・特定求職者雇用開発助成金の説明や報告
書作成をおこないました。定年後も働ける社会づくりを進めるために工夫をしていることを学びました。
障害者雇用率制度は、会社は56人に1人の率で障害者を雇うこととなっており、障害の重さによって
その数え方に違いが出てくるといった制度であると知りました。実際の現場だからこそ詳しく分かるこ
とができました。特定求職者雇用開発助成金は、助成金を受ける人への対応を主としており、年間何百
件という作業を1人でしていることで作業の重要性はもちろん責任感を身にしみて感じることのできる
ものでした。
3日目は、毎月富山労働局が作成している「労働市場」の作成をしました。産業分類別の細かいデー
タや地域別の統計結果などをまとめました。この「労働市場」は、メディアにも渡す資料だというので
一層気を引き締めて作業しました。また、労働局のミーティング資料も作りました。資料を作成し、そ
れを印刷しまとめて冊子にする作業は、想像以上の重労働であり、20枚以上の紙をていねいに冊子に
仕上げるためには集中がとても大切に感じました。
4日目は、出先企業でより実際の業務を体験することができました。午前中の書類のデータ入力は自
分が作成したデータを全国の人がみるという責任感をもって作業しました。午後の「新卒応援ハローワ
ーク」体験はジョブカード様式で履歴書や自分の強み・自己アピールをまとめるものでした。自分の強
みをなかなか見つけることができず、自分の将来について考えることに苦労しました。その後、模擬面
接を特別におこなっていただき、そこでの質問で新たな自分を発見でき、強みを知ることができました。
5日目は、ハローワーク富山での実習でした。パソコンで求人情報を探す人のために、整理券を渡す
仕事をしました。作業に慣れてくるとスムーズにおこなうことができ、他の作業にも気を配ることがで
きました。5日間のインターンシップを通してより職場の雰囲気がつかめたとともに、積極的な姿勢が
本当に重要だと思いました。初日は緊張しましたが、日が進むにつれて、自主的に自分にできる仕事を
見つけようと思うようになりました。また、熱心にたくさんのアドバイスをしていただいたので、それ
を今後の自分のために役立てていこうと思いました。
- 22 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
富山労働局
下 萌子
研
修
日
報
設定課題:富山労働局の概要と高校生ガイダンスの見学
実
8/1
(月)
習
内
容
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
①オリエンテーション
面接は自分をアピールするた
初日で多少の緊張も見られ
②文書整理
③高校生ガイダンス見学
めの場であるから、積極的に
行動することが必要。
ましたが、午後の高校生ガ
イダンス見学は、後輩たち
企業側の目線で高校生を見る
の模擬面接を興味深く見学
していました。面接時の面
ことによって気をつけるポイ
接官の目線等、重要なポイ
ントが見えてくる。
ントも理解できたと思いま
す。短い期間なので、受身
④出先機関見学
でなく、積極的な姿勢を期
待します。貪欲に知識・経
験を得てください。
設定課題:職業対策課
実
8/2
(火)
習
内
容
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
①高年齢者雇用確保措置制
度の説明
職業安定・行政機関の概略
65歳まででなく70歳以上
初めてのことで緊張した様
子でしたが、まじめに業務
②障害者雇用率制度の説明
③特定求職者雇用開発助成
金の確認・審査業務
でも働くことができる雇用機
会の確保について説明を受け
た。
に取り組んでくれました。
データ入力など失敗もあっ
たようでしたが、それを反
省し、再び間違いを起こさ
ないようにすることが大切
だと思います。また、この
ような機会ですから、進ん
で質問していろいろな知識
を学んで作ってください。
設定課題:労働関係統計および労働市場について
実
8/3
(水)
習
内
容
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
①図表作成
労働関係統計でなぜ富山が5
担当者からの説明に対する
②労働市場月報の作成
③大卒求人情報の作成
位以内に入っているのか、北
陸や四国・中国地方での就職
理解度も高く指示された作
業についてもまじめに取り
率が高いのかを質問した。
組む姿勢が見られた。また
不明な点についても質問や
確認を行い間違いのないよ
う慎重に作業していた。目
標に向かってがんばってく
ださい。期待しています。
- 23 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
誌
設定課題:
「新卒応援ハローワーク」体験
実
習
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
データ入力は細かいところも
データ入力では指示に素直
②「新卒応援ハローワーク」 注意して見なければ、企業側
に従って作業をおこなって
体験
③模擬面接
いただき助かりました。
①データ整理・入力
8/4
(木)
勤務時間:8:30~17:15
にも迷惑がかかる。ジョブカ
ードの自己PR文では、自分が
どのように成長したのかとい
う具体的なことを書かなけれ
ばいけない。
設定課題:ワークナビ受付・求人申込書の入力
実
習
内
容
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
8/5
①求人申込書の入力
②ワークナビ受付
ハローワークの仕事・ワーク
ナビ受付で、一度に人がたく
今日は初めて来所者への対
応をしてもらいましたが、
(金)
③レポート作成
さんきたので時間がかかり、
問題なくこなすことができ
他の作業をおくらせてしまっ
た。
ました。
- 24 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山県中小企業団体中央会
経営情報学科 1年
11M072 浦滝可奈美
仕事の中にやりがいを見つけること
私がインターンシップに参加しようと思った理由は、学生のうちに就業体験をすることで社会
に出る前に身に付けておくべき能力やマナーを知り、今後の学生生活に活かしていきたいと考え
たからです。そこで富山県中小企業団体中央会で5日間の就業体験をさせていただきました。
富山県中小企業団体中央会は中小企業組合の設立や運営支援、経営支援を行っています。また
中小企業の金融や税制、労働問題などの相談に応じるというのも中央会の仕事です。
体験させていただいた実習の中に指定管理施設の視察というものがあり、中央会が管理してい
る富山市ハイテクミニ企業団地ととやまインキュベータ・オフィスを視察しました。富山市ハイ
テクミニ企業団地は金属製品やプラスチック製品などの製造業、とやまインキュベータ・オフィ
スはIT関連やデザイン業など、自分の持つ技術をもとに事業化を図る方のために一定期間場所
を提供し、支援や助言を行うための施設です。どちらも施設の利用者をはじめ多くの人と関わる
仕事なので、大変な仕事だと思いました。しかし施設から独立して開業する人が出るなど嬉しい
ことややりがいもあると聞いて、仕事の中にそういったやりがいを見つけていくことが仕事を楽
しく長く続けていく秘訣なのだと感じました。
また富山市ハイテクミニ企業団地では、職員の青木さんから、仕事を選ぶ時に給料を重視する
よりも自分のやりたいことを重視した方が、充実した生活を送れるし仕事も長続きするというお
話を伺いました。自分のやりたいことをやった方が仕事にやりがいを感じられるし、充実した人
生を遅れると思います。私も自分のやりたいことを重視して仕事を選びたいと強く感じました。
実習内容は5日間とも異なっていましたが、データの入力作業は毎日行いました。労働事情実
態調査に回答した企業の名前や住所などを打つという内容でしたが、間違いのないよう丁寧に打
つように努めました。この時「何か分からないことがあったら積極的に質問してほしい」と担当
の方がおっしゃいました。もし間違ったまま進めてしまっていたら後で困るからだそうです。分
からないことを素直に聞くのは大切なことだと授業で教わっていたので、会社で働く上で、曖昧
な部分をきちんと質問して確かめることはやはり重要なのだと改めて感じました。
また中央会の関係機関回りで富山県経営者協会へ挨拶に行った時に、相手の方に名刺を渡す機
会があったのですが、以前学校で名刺の渡し方、受け取り方を習ったにも関わらず私はすっかり
忘れていました。それを相手の方に指摘され、自分にまだビジネスマナーが身に付いていないこ
とを痛感したと同時に、社会に出る前にビジネスマナーを身に付けておくことの大切さを実感し
ました。
インターンシップを通して、社会に出て働くことには苦労が生じるが大きなやりがいも得るこ
とができることや、ビジネスマナーを身に付けておくことの大切さなど身をもって学ぶことがで
きました。特に多くの人と関わる事業の苦労ややりがいの話を聞けたことは、今後進路を選ぶ上
で大いに参考になると思います。インターンシップで得た経験を、進路選びや就職活動などに活
かしていきたいです。
- 25 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
富山県中小企業団体中央会
浦滝 可奈美
研
修
日
報
設定課題:仕事を覚える。
実
8/22
(月)
習
内
容
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①関係機関回り
学校でビジネスマナーについ
女子職員とのコミュニケー
②労働事情実態調査回答企
業データ入力作業
て学んではいたが、まだ完全
に身に付いていないことを実
ションを図るなど積極的な
姿勢が伺えた。データ入力
感した。
を熱心に行っていた。
設定課題:分からないことは積極的に質問する。
実
習
内
容
①労働事情実態調査回答企
8/23
(火)
業データ入力作業
②富山市指定管理施設視察
実習生の特記事項
指導者のコメント
分からないことや知りたいこ
市内の創業者支援施設の見
とは積極的に質問することが
学を実施し、中小企業の現
大切だと学んだ。
場を理解した。データ入力
を熱心に行っていた。
設定課題:仕事の苦労ややりがいについて理解を深める。
実
習
内
容
指導者のコメント
多くの人と関わる組合で働く
会員組合を訪問し、職場見
業データ入力作業
ことは、大変そうではあるが
学を行い、組合の役割につ
②中央会会員組合巡回
その分やりがいも大きそうだ
と感じた。
いて説明をうけるなど、理
解を深めた。データ入力作
業も順調に行っている。
設定課題: 自分から進んで仕事を探す。
実
8/25
(木)
習
内
容
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①中央会会員組合巡回
セミナーで聴かせていただい
外国人実習生を受け入れる
②労働管理実務セミナー開
催運営補助
たお話はとても難しい内容で
あったが、社会に出れば理解
組合を訪問し、制度の目的、
趣旨を理解した。セミナー
できるようになるのだろうか
では設営、受付を行い、出
と思った。
席者とともに社会保険労務
士からのレクチャーを受け
た。
設定課題:人の話をしっかりと聞く。
実
8/26
(金)
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
①労働事情実態調査回答企
8/24
(水)
勤務時間:9:00~17:00
習
内
容
①労働事情実態調査回答企
業データ入力作業
②組合宛発送作業補助
③中小企業就職合同説明会
見学
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
説明会に参加することの意義
や就職活動の大変さを改めて
理解できた。
本会の就職合同説明会を見
学、来春卒業者の厳しい状
況を間近で体感した。就職
環境の厳しさを直接感じ取
ったので、今後の活動にプ
ラスになると思います。
- 26 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:財団法人環日本海環境協力センター
経営情報学科 1年
11M054 六 万 綾 花
日本の環境を良くする努力の難しさ
私は、財団法人
財団法人
環日本海環境協力センターで3日間、就業体験をさせていただきました。
環日本海環境協力センターでは、環日本海地域の環境保全に向けた事業・調査・研
究に取り組んでおられます。北東アジア地域の海洋環境保全に関する取り組みへの 理解の促進
を図ることを目的として国際環境インターン・ボランティアプログラムを実施されています。
また、環日本海環境保全啓発事業やホームページによる情報発信等で海洋環境の保全に関する
様々な情報提供や当財団の活動状況の普及啓発を行われています。今回私は、これらの業務の
うち北東アジア地域環境体験プログラムの開催準備のお手伝いをさせていただきました。
1日目は、県内参加者の出入国カードの記入、会議参加者の名札等の作成を行いました。県
内参加者の出入国カードの記入項目は、参加者の氏名、生年月日でしたので、住所等を出入国
カードに記入しました。また、会議参加者の名札作成はパソコンを用い、国旗のイラストを入
れたり、見栄えをよくしたりと工夫をこらしました。出入国カードは海外へ入るときに必要な
カードなので、これに記入する際には不備がないように、わからないことは質問しながら慎重
に作業を行いました。
2日目は、会議参加者の名札作成、仕分けを行いました。会議参加者の仕分けとは、名札を
印刷して、カッターで名札を切る作業です。すばやく正確に作業をするように努めました。
3日目は、会議参加者の名札作成、航空券等の仕分け、研修日誌記入、資料のチェ ック、印
刷を行いました。航空券等の仕分けは、参加者別に航空券や湯津入国カードを分ける作業でし
た。資料のチェック・印刷過程では、今まで行ってきた作業の最終チェックを行い、不備があ
れば修正しました。さらに参加者の資料印刷及びチェックを行い、3日間のインターンシップ
の全過程が終了しました。
財団法人
環日本海環境協力センター様は、沿岸地域の流域管理をも視野に入れながら、沿
岸諸国や地域等との連携協力し、健全で恵み豊かな環境の恵沢を享受するとともに良好な環境
が将来に渡って維持されるよう、日本海や黄海における海洋環境保全活動に取り組まれていま
す。私は、この重要な仕事の一端を経験出来て大変よかったと思います。様々な仕事の様子を
間近で見ることなど、普段経験出来ない内容をこのインターンシップで学ぶことができ大変勉
強になりました。ここでの事務の作業を通して、将来事務職に就きたいと強く感じるようにな
りました。指導者の方に褒められたことで、自分の成果が認められ嬉しく感じたと同時に、今
後のやる気にも繋がるように感じました。
3日間という短い期間ではありましたが、これからの学校生活において、何が大切か、そし
て今後何を学んでいけばよいかの方向性がわかったと思います。
「事務職に就きたい」という目
標を持ってこれからの就職活動に活かしていきたいです。
- 27 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
財団法人 環日本海環境協力センター
六万 綾花
研
修
日
報
設定課題: 研修先についてよく知る。
実
8/17
(水)
習
内
容
①県内参加者の出入国カー
ド記入
②会議参加者の名札作成
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
県内参加者の出入国カード
記入→参加者の氏名、生年
月日、住所等をカードに記
初日ということで若干緊張気
味ではあったと思いますが、
わからないことは質問するな
入。
会議参加者の名札作成→パ
どして、迅速に作業していた
だきました。
ソコンを使っての作業。
設定課題:一つ一つの作業を理解する。
実
8/18
(木)
習
内
容
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①会議参加者の名札作成
名札の仕分け→名札を印刷
単調な作業が多かったと思い
②名札の仕分け
して、カッターで切る。
ますが、集中力を持って、正
確な仕事ぶりでした。
設定課題:積極的に取り組む。
実
習
内
容
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
8/19
①会議参加者の名札作成
②航空券等の仕分け
航空券等の仕分け→参加者
別に航空券や出入国カード
資料差替え等、イレギュラー
な作業にもしっかり対応して
(金)
③研修日誌記入
を分ける。
いただきました。
④資料のチェック、印刷
- 28 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山市立図書館、富山市役所
経営情報学科1年
11M109 牧 野 茜
「全体の奉仕者」であるために
私はこの夏、富山市立図書館で7日間、富山市役所で3日間と、合わせて10日間の就業体
験をさせていただきました。本来の研修先は富山市立図書館でしたが、研修期間のうちの3日
間は「全体研修」ということで、富山市の機関を研修先としている学生が集まり、合同で研修
が行われました。施設見学や職員の方々との座談会、そして他大学の学生とのディスカッショ
ンなどは大変貴重な経験となりました。
富山市立図書館で就業体験を行う上での目標は、
「大学の講義で学んでいることを、実際の職
場でどのように活かすことができるのか知る」ということと、
「利用者の方々の要求に沿った対
応を心がける」ということでした。これらの目標を意識して7日間の研修に臨みました。
図書館業務としては主に、図書の貸出・返却、配架(返却された図書を元の棚に戻すこと)
や、分館へ送る図書の振り分け作業などを行いました。またそれ以外にも、自動車文庫での地
域・施設巡回や、絵本や紙芝居の読み聞かせといった特別な体験もさせていただきました。
日常の窓口業務は貸出・返却と配架の繰り返しで、一見単純な作業に思えますが、同じ作業
の繰り返しだからこそ“迅速性”と“確実性”が求められるのだということを実感しまし た。
また、窓口は利用者と一番多く、長く接する場所であるため、声のかけ方や貸出の際の気遣い
など、利用者との応対の仕方の重要性も知ることができました。特に、図書館を利用される方々
の年齢層は幅広く、利用目的も人それぞれ違います。そのため、その時々で対応の仕方を変え
る必要があることが分かり、今回目標としていた「利用者の要求に沿った対応」というものを
常に意識できたと思います。
研修日程の後半には、実際の窓口業務以外にも、職員の方々からお話を聞く機会が設けられ
ていました。図書館の概要や資料管理について、また図書館システムや児童・障害者サービス
についてなど、様々なお話を聞かせていただくことができました。自分が現在大学の講義で学
んでいることよりも、はるかに多くの知識が必要であり、それらの知識をしっかりと身につけ
た上で、日頃のフロアーワークに臨まなければならないのだと実感しました。
今回の就業体験を通して、“公務員(=全体の奉仕者)”という立場から仕事をする大変さを
実感することができました。利益を求めずに利用者である市民へのサービスを行う姿勢には、
まさに「奉仕の心」が必要なのだと思いました。民間企業とは少し違った、公務員と しての仕
事を体験することができたので、この経験から得た知識や情報を活かして選択肢を広げ、今後
の就職活動に繋げていきたいと思います。
- 29 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
富山市立図書館、富山市役所
牧野 茜
研
8/26
(金)
8/27
(土)
8/30
(火)
8/31
(水)
修
日
報
設定課題:富山市の政策について、地方公務員について
実 習 内 容
実習生の特記事項
①職員課長 あいさつ
・市役所は多くの市民の声をス
②富山市の政策について
トレートに聞ける場であるた
③地方公務員について
め、より市民の目線に近づい
④オリエンテーション
て政策を行っていける。
・他大学の先輩方とのディスカ
ッション
設定課題:窓口業務(一般図書室)
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
・同じ作業の繰り返しも、スム
②窓口業務
ーズに手際よく正確に仕事を
することが大切である。
・必ず利用者の方々に気を配り、
声をかける。
設定課題:窓口業務(一般図書室)
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
・利用者の方々に対する窓口で
②窓口業務
の声のかけ方や、貸出の際の
③図書館の概要について
気遣いなど、一つ一つの動作
④紙芝居ランド見学
を丁寧に行って初めて一連の
流れが成り立つ。
設定課題:窓口業務(一般図書室)
、座学
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
・利用者の方とのコミュニケー
②資料管理について
ションは、利用者サービスを
③全国の図書館の現状
考える上で非常に大切で、難
④参考業務演習
しいことである。
⑤障害者サービスの概要
・限られた情報から資料を選び
提供する“レファレンスサー
ビス”の重要性。
- 30 -
勤務時間:8:30~15:00
指導者のコメント
全体研修ご苦労様でした。元
気でよかったと思います。次
回も頑張って下さい。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
窓口業務は図書館の顔とも言
える仕事です。利用者との応
対の仕方も重要であり、また、
作業の迅速性や確実性が求め
られます。利用する立場から
では見えない部分を理解し、
経験できたと思います。今後
の実習でも今日の経験を生か
して下さい。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
今日は窓口業務を中心に行っ
てもらいましたが、利用者へ
の声かけなどさわやかに応対
することができていたと思い
ます。また各分館から返却さ
れてきた大量の図書の整理作
業においても効率よく業務に
取り組めていたと思います。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
公共図書館総論、図書館の現
状を学び、資料管理、参考業
務など、図書館業務の一端を
体験してもらいました。4月か
ら図書館学を学び始めたばか
りで、今回のインターンシッ
プを刺激として、まずは基礎
的なことを習得してもらいた
いと思います。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
9/1
(木)
9/2
(金)
9/3
(土)
9/6
(火)
設定課題:出先機関見学
実 習 内 容
①流杉浄水場
②婦中総合行政センター
③角川介護予防センター
④中央保健福祉センター
⑤都市整備事務所
⑥庁内見学
修
日
誌
実習生の特記事項
・各機関ではそれぞれ、市民の
ためにいろいろな役割が果た
されている。
・働く場所は違っても、向上心
を持って市民のために仕事に
取り組んでおられる姿勢は変
わらない。
設定課題:自動車文庫巡回
実 習 内 容
①自動車文庫巡回
・ながれすぎ光風苑
・九重荘
・老人保健施設 かがやき
勤務時間:8:45~16:30
指導者のコメント
住民にとって最も身近な行政
の仕事を直接肌で感じ、考え
たことを、これからの社会・
職業生活に生かしていってほ
しいと思います。
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
・老人保健施設での「おはなし インターネットの発達などに
会」への参加(絵本の読み聞か より、情報の流通は昔に比べ
せ体験。)
て飛躍的に向上しましたが、
・自動車文庫は、利用者の年齢 必ず情報弱者と呼ばれる人々
層も様々で、巡回場所も大変 は存在します。自動車文庫も
幅広く、図書館に直接訪れる そうした情報格差を解消する
ことが難しい方々にも利用し 方法の一つですが、他にはど
やすいサービスである。
んな方法があるか、自分なり
に追求してみてください。
設定課題:窓口業務(青少年図書室)
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①開館準備
・青少年図書室では、一般図書 正確に手早く配架するために
②窓口業務
室と同様の本の貸出・返却の も、図書館の資料をよく知っ
③おはなし会 見学
他に、CD、ビデオ、DVD ておく必要があります。どの
などの利用があるので、仕事 書架にどんな資料があるのか
内容が幅広い。
知るためには、日頃のフロア
ーワークが大事だと思います
。今日は利用者に笑顔で応対
していたのでよかったです。
設定課題:窓口業務(青少年図書室)
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①開館準備
・かみしばいランドでの読み聞 返却などの窓口業務はタイミ
②窓口業務
かせにおいては、ただかみし ングよくできていました。紙
③かみしばいランド
ばいや絵本を選ぶのではなく 芝居も聞き取りやすく読めて
、その日の子供たちの対象年 おり、子供たちの反応もちゃ
齢に合わせた選書が必要であ んと受け止めていた点もよか
り、話の内容を子供たちがち ったと思います。
ゃんと理解できるのかどうか
ということを見極めなければ
ならない。
- 31 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
9/7
(水)
9/8
(木)
修
日
誌
設定課題:座学、受入業務、実習総括
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
・検索サービスなどを有効活用
②図書館システムの概要
するためには、まずきちんと
③児童サービスについて
データの入力や目録を作る段
④受入業務
取りが必要。
⑤実習総括
設定課題:全体研修、総括
実 習 内 容
①若手職員 座談会
②職員採用試験について
③総括
実習生の特記事項
・公務員のやりがい、大変さ、
実際の業務とイメージとのギ
ャップなどのお話。
・市の職員としての仕事の重要
さと大切さ。
- 32 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
今日は利用者からは見えない
仕事を中心にしてもらいまし
た。受入業務も手際よく出来
ていました。この実習を今後
の勉学や進路に役立ててもら
えたら嬉しいです。
勤務時間:9:30~15:00
指導者のコメント
全体研修での出会いや知識・
体験を通して得たことを、今
後のご自身の成長や生活に結
びつけていっていただければ
、開催者としてのこれ以上の
喜びはありません。お疲れ様
でした。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山市立図書館/富山市役所
経営情報学科 1年
11M111 松 島 み の り
地域と繋がる図書館
私は 10 日間のインターンシップ研修期間のうち、7 日間を富山市立図書館、3 日間を富山市役所で
研修させていただきました。その上で私は富山市立図書館について報告します。
私が図書館へ研修に行くことで得た大きな成果は、短大の講義で学ぶ図書館学では体験することの
できない、実際の図書館業務から沢山のことを学ぶことが出来たことです。前期の図書館学では図書
館の基礎の部分しか習っておらず、実際の業務となると利用者の立場から見えていた本の貸出・返却
処理や配架作業、利用者への資料提供などの窓口業務ばかりで、利用者に見えない場所での作業を想
像することができませんでした。しかし今回のインターンシップでは、受入業務や資料の修繕、他館
への搬送処理等、窓口から見えない場所での作業を多く経験させていただきました。また、授業で習
っていない図書館の概要について教えていただき、漠然としたイメージしかなかった図書館業務につ
いてよりリアルに考えられることが出来ました。
中でも印象に残った内容は、障害者サービス業務についてです。障害を持つ利用者のために資料を
音声や点字に直したり、郵送サービスを行ったりすることは、図書館がどの利用者にも同様の「読む、
見る、聴く」という知る自由を含む精神的自由権を指している「知る権利」を保障しているというこ
とを強く感じることが出来ました。また、その障害者サービス業務を行っているのが主にボランティ
アの方々であるということに、地域社会と図書館の繋がりを再認識させられました。
その他にも印象に残った業務は、自動車文庫巡回での窓口業務です。図書館の利用が困難な方に資
料を提供するという理念に基づいて行うこのサービスは、障害者サービス業務と同様に、利用者の「知
る権利」に繋がっていると感じました。また、巡回先での絵本読み聞かせやその巡回先にあわせた資
料選び等から、図書館の行き届いた利用者サービスを実感しました。
研修中、職員の方から図書館で業務をするにあたり必要な条件として、
「資料をよく知る」
「図書館
をよく知る」「利用者をよく知る」ことが大切であるという言葉を頂きました。それは、図書館員と
いう立場がその地域の利用者と図書館の資料を繋げるための非常に重要な立場であることを改めて
主張していると感じました。
今回のインターンシップは富山市役所の研修も加わったため、実際に富山市立図書館での就業体験
は七日間という短い期間でしたが、学生生活では体験できない多くの経験をさせていただきました。
また、図書館学で学んだことを活かして実際に図書館で働けたことで、今後の図書館学のみならず、
自身の成長にも繋げていきたいと思います。
- 33 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
富山市立図書館/富山市役所
松島 みのり
研
8/26
(金)
8/27
(土)
8/30
(火)
修
日
報
設定課題:富山市の政策、地方公務員についての学習等
実 習 内 容
実習生の特記事項
①富山市の政策について
富山市の政策として代表的なも
②地方公務員についての概要 のは、自動車市民共同利用シス
③オリエンテーション
テム(アヴィレ)等であり、そ
④グループ活動
れらのシステム改良のために利
用者にアンケートをとるなどし
て広く意見を取り入れようとし
ていた。
勤務時間:9:30 ~ 13:00
指導者のコメント
意欲的に取り組んでいた。
設定課題:窓口業務
実 習 内 容
①窓口業務(青少年)
(会館準備、返却処理、窓口
処理、配架、予約作業の説
明等)
勤務時間:8:30 ~ 17:00
指導者のコメント
貸出、返却、配架作業は窓口
での基本的で大切な作業であ
るため、利用者や職員の動き
を見て、手早く性格に行う必
要がある。効率的に出来るよ
う工夫が必要。
実習生の特記事項
図書館は利用者に心地よく利用
してもらうことが最優先である
。貸出、返却、配架作業は基本
的な図書館業務であり、身に付
けることが大切だ。なお、書籍
の配置等も一つのデータとして
蓄積されているため、本の配置
も重要である。
設定課題:図書館・図書館業務についての説明、窓口業務等
実 習 内 容
実習生の特記事項
①窓口業務(青少年)
図書館にとって書籍は重要であ
②図書館の沿革・概要説明
り、その状態を保つことも大切
③資料管理の説明
なことである。そのため、新書
④館内見学
の場合はあらかじめ左右均等に
開き癖を作るなどして傷みを軽
減させること、そして本棚の一
枠には無理に差し込んだり傾け
たりせず、八割程度の要領で入
れることが大切である。
- 34 -
勤務時間:8:30 ~ 17:00
指導者のコメント
広い館内では配架の際に効率
的に動くよう心がける。なに
より利用者に気を配ることが
最重要。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/31
(水)
9/1
(木)
9/2
(金)
修
日
報
設定課題:窓口業務、図書館概要、調査相談・参考業務演習、障
害者サービス業務の概要等
実 習 内 容
実習生の特記事項
①窓口業務(青少年)
委託や派遣の増加により、現在
(配架、書庫の図書の取出、 の図書館員は専門知識より全体
搬送処理、貸出・返却処理、 的に平均より上の能力が求めら
新書整理等)
れる。加えて現代の図書館は貸
②公共図書館及び全国の図書 出が重要に見られているが、貸
館の現状についての説明
出により図書館が普及したわけ
③調査相談・参考業務演習
ではなく、時代背景等にも影響
④障害者サービス業務の概要 が出る。障害者サービスには、
説明
目が不自由な方のためにボラン
ティアが文字を音声に直したり
点字をつけたりすることがあっ
た。そして図書館で業務をする
にあたり、資料を知ること、図
書館を知ること、利用者を知る
ことは大切である。
設定課題:出先機関見学
実 習 内 容
①富山市内出先機関見学
(流杉浄水所、婦中総合行政
センター、鵜坂地区センタ
ー、角川介護予防センター、
中央保険福祉センター、富
山駅周辺地区都市整備事務
所)
②庁内見学
実習生の特記事項
それぞれの出先機関がその地域
の特色にあわせて行政の仕事も
多様に変化している。そして市
民と身近に接することが出来る
市役所では、市民の方の利用を
考えて窓口の位置を決めている
。
設定課題:窓口業務
実 習 内 容
実習生の特記事項
①一般図書室での窓口業務
利用者と直接対応する際は、そ
(配架、書庫の図書の取出、 の状況に合わせて返答の仕方を
搬送処理、貸出・返却処理、 考えることが大切である。
新書整理等)
- 35 -
勤務時間:8:30 ~ 17:00
指導者のコメント
今回のインターンシップを刺
激として、まずは基礎的なこ
とを取得することが求められ
る。
勤務時間:8:30 ~ 17:00
指導者のコメント
住民にとっての身近な行政の
仕事を直接肌で感じることが
できたことをこれからの社会
生活、修飾生活に活かしてい
ってほしい。
勤務時間:8:30 ~ 17:00
指導者のコメント
窓口業務には貸出や返却だけ
でなく、幅広い内容がある。
また、利用者と直接対応する
際は、状況に応じた返答の仕
方が大切であるということを
実感してもらえたのではない
か。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
9/3
(土)
9/6
(火)
9/7
(水)
9/8
(木)
設定課題:窓口業務
実 習 内 容
①一般図書室での窓口業務
(配架、書庫の図書の取出、
搬送処理、貸出・返却処理、
新書整理等)
②絵本読み聞かせ見学
修
日
報
実習生の特記事項
あくまで利用者はお客様ではな
いため、感謝の言葉は必要無い。
しかし、口頭で返却起源を伝え
ることは重要である。返却処理
は、一冊ずつ確実に処理をする
ことが大切。
勤務時間:8:30 ~ 17:00
指導者のコメント
貸出、返却の作業は利用者が
多いと慌てがちになってしま
うが、確実に処理することが
できていた。窓口対応ではも
う少し大きな声で対応できた
らよかった。
設定課題:自動車文庫巡回による窓口業務
実 習 内 容
実習生の特記事項
①自動車文庫巡回
自動車文庫は図書館の利用が困
難な人たちを対象に行っており
、そのため決められた時間はポ
イントで待機する必要がある。
富山市立図書館には三大の自動
車文庫が巡回している。窓口業
務より利用者との距離が近いた
め、行き先での利用者の借りる
本の特色を考えて積み込む図書
の選択をすることも重要。そし
て返却処理は利用者が本を選ぶ
前に済ませておく。
勤務時間:8:30 ~ 17:00
指導者のコメント
自動車文庫の巡回をはじめ、
それぞれの業務は図書館の利
用が困難な人に資料を提供す
るという理念に基づいて行っ
ている。実際の作業のやり方
だけでなく、理念とのつなが
りについても考えてみること
。
設定課題:開館作業、児童サービス・図書館システムの概要、監
視相互貸借業務・受入業務の学習、実習総括等
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館作業(青少年)
児童サービスの役割は子供の成
②図書館システムの概要
長を助長するため、合った書籍
③管理相互貸借業務の説明
を提供することである。その一
④児童サービスの概要
環である紙芝居の読み聞かせ実
⑤紙芝居実習
習は子供の成長を助ける一つの
⑥受入業務実習
方法であり、各図書館独自のサ
ービスを提供している。
勤務時間:8:30 ~ 17:00
設定課題:全体研修・総括
実 習 内 容
①若手社員(大学OB)との座
談会
②職員採用試験について
実習生の特記事項
課によって役所の仕事は大きく
異なり、自ら意欲的に学ぼうと
努力しなければならない。
- 36 -
指導者のコメント
図書館での実習を、今後の勉
学や進路に役立ててもらえれ
ばうれしい。
勤務時間:9:30 ~ 14:30
指導者のコメント
実習、研修での体験や学んだ
ことを生かして自身の成長に
繋げるよう努力して欲しい。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:氷見市海浜植物園
経営情報学科 1年
11M121 山崎 寛大
私がインターンシップを通して感じたこと、学んだこと
私は氷見市海浜植物園で就業体験をさせていただきました。
最初は氷見市役所で働くということでスーツを着て机に向う仕事を予想していたのですが、植物園
で働く事になり正直驚きました。
就業体験1日目は、植物管理の実習課題が設定されており、その中での施設見学で、海浜植物の特
徴は比較的背が低く風の抵抗を受け難く、葉は厚く日に焼け難いという特徴を知り、またペンタスの
花がら摘みでは、この枯れた花などを摘むことで他の花を枯らさず、花を長生きさせることを知りま
した。次に芝生の水やりを行い、芝生は日光を浴び易く枯れ易いので土に水を十分浸透させることが
重要だと知りました。さらに、私の就業体験期間はカブトムシとクワガタムシを触れるイベントの中
で、イベントの補佐(昆虫の世話)で、カブトムシとクワガタムシの世話をしましたが、1日に何匹
ものカブトムシが死に、生き物には寿命があることを実感しました。1日目を終え、生物には管理や
世話が大切で、その苦労を身を持って感じることができました。
2日目はイベント補佐の実習課題を行い、ペチュニアの花がら摘みをしました。前日のペンタスの
花がら摘みと違い、とにかく花の数が多く手に付き易く、大変な作業でしたが、花がら摘みで美しく
なるので花がら摘みに熱中し、何事も美しさを保つには努力が必要であると実感しました。午後から
イベント補佐で貝フレーム作成教室の店番をし、そこでインターンシップの目標の一つであるコミュ
ニケーションの必要性を体験できました。
3日目は植物管理と昆虫管理が課題設定で、先ず葉牡丹の移植をしましたが、移植は花の成長具合
で徐々に大きいものへと移植することが大事で、花を育てる基本であると知りました。次にカブトム
シとノコギリクワガタなどの受け入れをしましたが、受け入れて直後にカブトムシがすでに何匹か死
に、最終的に11匹程死んで、カブトムシは死に易いと知り、この日は生物は段階的に状況に合わせ
た世話が必要であることを学びました。
4日目は植物管理実習の課題で、1日中芝刈り機による芝刈りで、今まで芝刈り機の知識や操作経
験が無いのですが、原理は車と同様で操作に直ぐ慣れることが出来ました。
しかし、操作は慣れても芝の刈り方は難しく均一に刈るのは技術が必要と分かりました。
この度の就業体験は 4 日間の短い期間でしたが、多くのことを学ぶことができました。まず植物や昆
虫の世話は手間が掛るが命や美しさを保つためには必須で生かすことにもつながるということや、仕
事では、他の職員の方とコミュニケーションで意思疎通を図り、スムーズに仕事をこなす必要性が分
かりました。また仕事はやりがいがあり、それぞれの目的を持ち仕事をすることで達成感や生甲斐を
味わうことができることです。今回の就業体験で得ることができた経験を、今後の就職活動に活かし
て、将来立派な社会人としての道を歩んでいきたいと強く感じました。
- 37 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
氷見市海浜植物園
山崎 寛大
研
修
日
報
設定課題:植物管理
8/9
(火)
実 習 内 容
①施設見学
②ペンタスの花がら摘み
③芝生の水やり
④イベント補佐(昆虫)
勤務時間:8:30~17:00
実習生の特記事項
芝生の水やりは暑くてとてもき
つかったけど植物管理の大切さ
や苦労を知りました。
設定課題:イベント補佐(体験教室ほか)
8/10
(水)
実 習 内 容
①体験工作のみほん作り
②ペチュニアの花がら摘み
③イベント補佐(体験教室)
実習生の特記事項
午前中はペチュニアの花がら摘
みで10箇所ほどあり1つに2
0分~30分程度かかりとても
大変だったけど達成感がありま
した。
午後は体験教室の店番でお客さ
んが3組ほど来て頂いて子供と
触れ合う機会があった。
指導者のコメント
午前中いっぱい花がら摘みの
仕事をして頂きました。10
鉢以上もあったので大変だっ
たと思います。しかし、根気
よくやってくれました。何で
もそうですが美しく保つこと
は大変な努力がいるというこ
とを学んでくれたと思います
。
勤務時間:8:30~17:00
実習生の特記事項
午前は仕入れたカブトムシの受
け入れ作業と葉牡丹の移植を行
いました。
午後からは、葉牡丹の移植の続
きをし、芝生に水やり、カブト
ムシの管理をしました。
設定課題:植物管理、イベント補佐(昆虫)
指導者のコメント
暑い中ご苦労様でした。
うまく植えることが出来まし
たか?
残り一日がんばってください
。
実 習 内 容
①イベント補佐
②芝刈り
指導者のコメント
暑い中がんばりました。
設定課題:植物管理、昆虫管理
8/11
(木)
8/12
(金)
指導者のコメント
午前中は温室や外での作業午
後はイベントの補助作業で大
変だったと思います。慣れな
いことばかりで大変ですがが
んばってください。
勤務時間:8:30~17:00
実 習 内 容
①カブトムシの受け入れ
②葉牡丹の移植
③芝生の水やり
④カブトムシ管理
実習生の特記事項
一度も使ったことの無い芝刈り
機を使用し慣れなくてかなり苦
労しましたが、担当の孫田さん
にその都度教えて頂き芝刈り機
をしっかり制御することが出来
て達成感がありました。
- 38 -
勤務時間:8:30~17:00
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:氷見市海浜植物園
経営情報学科 1年
11M113 的場奈津実
人と関わることの重要性
私は、氷見市海浜植物園で8月15日から19日の5日間、職業体験をさせていただきました。この
職業体験での私のテーマは、仕事に必要な知識や技能、社会人としての常識やコミュニケーション能力
を身に付けるということでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。
私は人と関わりを持った仕事に就きたいと考えています。そのためには、実務社会で活かせるコミュ
ニケーション能力が必要だと考えました。氷見市海浜植物園では指導者の方だけではなく、様々なお客
さまとも多く関わりを持つことができると思い、この研修先を希望しました。5日間の主な仕事内容は、
イベント補佐、植物管理、受付・売店業務でした。
1日目は、体験教室の指導をさせていただきました。体験教室は、ホットボンドを使った貝のフレー
ム作りを行いました。ホットボンドとは、プラスチックのようなものを熱で溶かして使うボンドのこと
で、火傷をしてしまう危険性も考えられます。小学生の子が多く参加されていたので、とても安全に気
を配らなければいけませんでした。また、説明するときは親だけではなく小さな子供たちにも分かりや
すくゆっくり話すことに心がけました。
2日目は植物管理をさせていただきました。普通の植物は根の方から水をあげなければいけませんが、
温室にある植物は葉の上から水をやることを教わりました。葉の上から水をあげることにより、害虫か
ら守るそうです。
3日目は1日目と同様に、貝のフレーム作りの体験教室の指導をさせていただきました。2回目の指
導だったので、スムーズに説明をすることができました。1日目よりも、緊張せず参加してくださった
方と接することができてよかったと思います。
4日目は、昆虫の世話と外に咲いている植物の管理をさせていただきました。昆虫の世話は、カブト
ムシやクワガタの土に水をやる作業でした。とても単純な作業に思えますが、水の加減が難しかったで
す。また、とても多くの量の世話をしなければいけなかったので大変でした。植物管理は、枯れた花を
はさみで切る切戻しという作業でした。このような手入れをすることで、何度でも花を咲かせ楽しむこ
とができるそうです。
5日目は、受付・売店業務をさせていただきました。受付ではお客さまの対応や、チケットやパンフ
レットにスタンプを押す作業をしました。お客さまが来られると必ず挨拶をすることを教わりました。
売店ではお客さまが購入した商品の袋詰めや商品を入れるための袋作りをしました。
この5日間で、普段の生活ではできないこと体験させていただきました。また、指導者の方だけでは
なく小さな子供や大人まで様々な人と関わりを持つことができました。これから、就職してもたくさん
の人と関わりを持たなければいけないので、今回の研修で学んだことをこれからの学校生活や就職活動
に活かしていきたいです。
- 39 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
氷見市海浜植物園
的場 奈津実
研
8/15
(月)
8/16
(火)
8/17
(水)
8/18
(木)
8/19
(金)
修
日
報
設定課題:仕事を覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 体験教室の準備
小さな子供たちが多いので安全
② イベント補佐(貝フレーム に気をつけた。ホットボンドを
)
使うので火傷をしないように注
意した。
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
体験教室を一緒に指導しても
らった。初めて使用するもの
だったと思うが良く理解し、
指導も適切にしていていた。
感謝です。
設定課題:作業を丁寧にする
実 習 内 容
① 植物園案内
② 植物管理
③ こけ玉作り
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
厚い中、普段とは違うことば
かりで大変だったと思います
。地味なことも仕事にはある
と思いますが、また心にとめ
ておいて下さい。
実習生の特記事項
温室にある植物に水やりをした
。植物によって水のやり方が違
うことが分かった。
設定課題:前回よりもスムーズに説明する
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 体験教室の準備
2回目のイベント補佐だったの
② イベント補佐(貝フレーム で説明もスムーズにできたし、
)
前回と同様に安全にも気をつけ
て体験をすることができた。
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
上手に子供達の指導をしてい
ました。状況を判断して気を
配る事を学んでいって欲しい
と思います。
設定課題:作業を丁寧にする
実 習 内 容
実習生の特記事項
① イベント補佐(昆虫)
切戻しとは何回でも花を咲かせ
② 植物管理
楽しむためにとても大切な作業
③ イベント補佐(貝フレーム だと分かった。
)
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
暑い中でご苦労様でした。切
戻しの実習如何でしたか?残
り1日頑張ってください。
設定課題:お客さまのこと考えて対応する
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 受付
お客様が来店された場合必ず挨
② 売店業務
拶をした。
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
パンフレットの訂正台紙の作
成と同一作業であったが集中
し、入園者が来た場合タイミ
ングよく対応してくれた。お
客さまによく挨拶ができてい
た。
- 40 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:氷見市海浜植物園
経営情報学科
11M067 岩 池
1年
紗知
来園者からは見えない仕事
私は、氷見市海浜植物園で5日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマは、
仕事とは何かを学ぶこと、植物園の仕事内容を知ることです。インターンシップは、学校の授業中には体験
できない、非常に貴重な機会だと感じました。実際に、仕事を体験することによって、仕事の大変さや厳し
さ、やりがいを学びたいと思いました。また、現在の私に不足している部分を考えるきっかけとして、今後
の学生生活の勉学に役立てたいと思い、研修を希望しました。このテーマをもとに、今回の研修結果を報告
したいと思います。
私は、5日間の研修中に、植物の水やりなどの世話、クワガタとカブトムシの世話、イベントの準備や手
伝い、受付や販売の手伝いなどをしました。やり慣れない作業ばかりで、とても大変でした。それらの中で
も、印象に残っていることは、植物の世話をしたこととイベントの準備や手伝いをしたことです。植物の世
話では、基本的な水やりの他にも、色々な手入れをしました。咲き終わった花を取り除く花がら摘み、花つ
きが悪くなったり、伸び過ぎて見苦しくなったりした花の姿を整えるために、茎を短く切る切り戻しをしま
した。花をきれいに長く楽しむためには、花がら摘みや切り戻しという手入れは、とても大切です。ベゴニ
アとジニアを植えて、ボールプランターを作りました。ウォータースペースを作ったり、根をほぐしたりな
ど植え方を丁寧に教えていただきました。作ったボールプランターをいただいたので、家で大切に育てよう
と思いました。研修中に教わった花がら摘みや切り戻しをして、花をきれいに長く楽しみたいです。貝フレ
ーム作りというイベントの準備や手伝いをしました。私も、実際に、イベントを体験して、貝の名前を覚え
ながら、楽しく作ることができました。子供から大人まで楽しめるイベントの裏には、来園者の見えないと
ころでの職員の方々の多くの工夫や努力がありました。例えば、貝が種類ごとに分けてあり、それぞれの名
前が書いてあったり、子供にも使いやすい道具を準備してあったりしたことです。他にも、多くの工夫や気
配りをしておられました。
研修中に、職員の方は、
「仕事とは学んだことを活かすことだと思う。来園者がきれいだねと声をかけて
くれたり、花が咲いたり、実がなったりしたときに、やりがいを感じる。
」と言っておられました。私も将来
は、学んだことを活かし、やりがいを感じられる仕事に就きたいと思いました。
研修を通じて、植物園の仕事内容を知り、大変さとやりがいを感じることができました。私は、最初に花
壇がとてもきれいだと思いました。それは、職員の方々が私たちの見えないところで、花の配置や色のバラ
ンスを考え、丁寧に手入れをされているからだと分かりました。園内の掃除やイベントの準備など、来園者
には見えない仕事が多くあり、それは重要な役割を果たしていることも分かりました。5日間という短い期
間でしたが、普段の大学生活の中では、学ぶことのできないことを多く体験させていただきました。今後は、
この貴重な体験を大学生活の中の勉学やサークル活動、そして、今後始まる就職活動に活かしたいと思いま
す。
- 41 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
氷見市海浜植物園
岩池 紗知
研
8/22
(月)
8/23
(火)
8/24
(水)
8/25
(木)
修
日
報
設定課題:植物園を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①園内、植物の説明
園内、植物の説明をしていただ
②海浜散策
いた。知らない植物が多くあっ
③オオゴマダラ(チョウ)の た。オオゴマダラというチョウ
エサやり
のエサやりをした。2倍に薄め
④プランターの片付け
たスポーツドリンクがエサだっ
⑤草むしり
た。観葉植物で苔玉を作った。
⑥いすの片付け
⑦苔玉作り
⑧溝の掃除
設定課題:植物の育て方を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 植物の水やり
植物に肥料の入った水やりをし
②クワガタとカブトムシの世 た。サルビアの花がら摘みとペ
話
チュニアの切り戻しをした。花
③サルビアの花がら摘み
がら摘み、切り戻しをすること
④ペチュニアの切り戻し、肥 で、花をきれいに長く楽しむこ
料やり
とができると知った。
設定課題:海浜植物、貝を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①掃除
体験教室で行っている貝フレー
②体験教室の準備、手伝い
ムを作った。貝の名前を覚えな
③イベントの準備
がら楽しく作ることができた。
④貝フレーム、リース作り
海浜散策をした。実際に、海浜
⑤海浜散策
植物を見ることができた。
⑥貝拾い
設定課題:氷見市の「花いっぱい運動」を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①クワガタとカブトムシの世 氷見市の「花いっぱい運動」に
話
ついて教えていただいた。
②氷見市の花壇巡り
氷見市の花壇巡りをした。植物
③氷見と花についての討論会 園と地域の方々が協力して花壇
④ボールプランター作り
を作っていることを知った。ボ
ールプランターを作った。教え
ていただきながら、ベゴニアと
ジニアを植えた。
- 42 -
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
普段と違い体を使う事が多く
て大変だったと思います。ま
た、地味な事もたくさんあっ
たかと思います。これからも、
体力を使ったり、地味な事も
あると思いますが、頑張って
下さい。
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
今日は色々な実習をしてもら
い如何でしたか。少し疲れま
したか。ご苦労様でした。
明日からも頑張って下さい。
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
海浜植物園のことを少し知っ
てもらったかと思います。
貝フレーム指導も上手に指導
していました。
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
雨天のため、花壇の手入れな
ど外での作業が十分できなか
ったことは、残念でしたが、
プランターへの植栽、市内の
花壇を見てもらい、氷見市の
「花いっぱい運動」の一端を
知ってもらえたと思っていま
す。真剣に取り組んでいたの
が印象的でした。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/26
(金)
修
日
誌
設定課題:受付、販売の仕事を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①クワガタとカブトムシの世 受付、販売の手伝いをした。職
話
員の方々は、丁寧に接客をして
②受付の手伝い
おられた。お客様のどんな質問
③販売の手伝い
にも答えておられた。
④パンフレットの訂正
- 43 -
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
指導した事は、良くできまし
た。
パンフレットの訂正のように
、同一作業をしながらも入園
者の状況を把握することをお
ろそかにすることなくこなせ
ていた。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:氷見市役所 商工観光戦略課
経営情報学科
11M002 新井
1年
浩光
お客様に対する敬意と思いやり
インターンシップ期間中に観光コンシェルジェを体験しました。観光コンシェルジェの仕事とは、一
人ひとりの観光客の要望に合った旅の楽しみ方や観光コースを提案するなど、よりきめ細やかなおもて
なしを提供することです。このことを教えられた時は、観光案内マップやパンフレットに書いてあるこ
とをただ言えばよいと思っていました。しかし、その考えは、インターンシップのおかげで甘かったと
痛感しました。
「台風の影響で国道が通行止めになったみたいで、迂回して目的地を変更したいんだけど、どこかあ
りますか。
」と質問を受けました。土地勘はあったのですが、変更後は県外に行きたいとおっしゃった
ので、どうお答えしていいかわからなくなりました。協会の方から、
「パンフレットやマップは教科書
と同じものだから、ある程度は自分で知識として蓄えておく必要がある。また、市内だけではなく県内、
隣県の観光地も押さえておかないと観光コンシェルジェの仕事は出来ない。」と言われ、動揺を隠すこ
とができませんでした。
1聞かれたことに1で答えるのは誰にでもできる。観光コンシェルジェは1つの要望に2でも3でも
答え、要望以上のものを観光客に伝える必要があります。
デモンストレーションを経て、最終日の「ご当地グルメ秋の祭典 in 氷見」での観光コンシェルジェ
活動が始まりました。仕事の内容はイベント会場の説明とチラシ配りでした。会場説明では、デモンス
トレーションの経験を活かすため事前に会場の把握等をしていたので、難なくこなす事ができました。
しかし、チラシ配りは思った以上に難しく、なかなか手にとってもらえませんでした。改善が必要と思
い職員の方に尋ねると、
「差し出し方を工夫し、どのようなチラシかを説明しないと貰ってくれる人も
貰ってくれないよ。
」
確かに私の渡し方は「どうぞ。
」と言って、ただ差し出していただけでした。しかし、職員の方は「ご
来場有難うございます。こちら、イベント会場のマップとブース紹介となっております。楽しんでいっ
てください。ご不明な点がございましたら、気軽に声をかけてください。
」と、私の渡し方とは全く違
うものでした。
気づいた点は、お客様に対する敬意の払い方です。まず、手にとってもらうには、言葉遣いと表情が
大事だとわかりました。お客様は、いきなり声をかけられて、何かもわからない紙を差し出されても、
受け取ってくれるはずがありません。一言付け加えるだけで、結果がこれほどにも違うものかと思いま
した。チラシ配りではお客様に親身となって渡すことが重要であり、どのような時にもお客様目線で接
することで印象が違うことを知りました。
私は5日間の研修で多くのことを学びました。その中でも、
「お客様目線になる」ことの難しさを学
ぶことができました。なにより一番にお客様のことを考え、いかにニーズに答えるかということです。
これらのことは当たり前ですが、上手くできなかったのが現実です。自分自身の考えと社会の常識との
違いを、身をもって知ることができました。
今回の研修で学んだ、お客様に対する敬意、思いやりは、どのような仕事をする上でも基本だと思い
ます。基本はできて当たり前です。この基本を身につけて、いかに今後につなげることができるかが、
私自身が成長する鍵だと思っています。
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Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
氷見市役所(商工観光戦略課)
新井 浩光
研
9/20
(火)
9/21
(水)
9/22
(木)
9/24
(土)
修
日
報
設定課題:氷見市のモデル観光コースの作成
実 習 内 容
実習生の特記事項
①氷見市の観光地視察
観光地視察時に、地元のことを
②氷見市のモデル観光コース 全く知らなかったことが反省点
の作成
。実際に観光コースを作る。合
理的なルートを選択する難しさ
や公共交通機関等の移動手段を
踏まえて作成する難しさを痛感
した。職員が作ったものと比べ
ると、移動時間が長すぎるなど
の問題点があった。
設定課題:観光コンシェルジェ体験
実 習 内 容
実習生の特記事項
①観光コンシェルジェ体験
昨日作った観光コースについて
②ディスカッション
アドバイスをいただき、考え方
を変えれば見方が変わることが
わかりました。
反省点は、観光コンシェルジェ
時に利用者の希望にそえる内容
を説明できなかったこと。パン
フレットに書いてあることしか
言えず、知識不足だと思いまし
た。改めて人に伝える難しさを
体験することができました。
設定課題:研修会出席
実 習 内 容
実習生の特記事項
①研修会出席
研修会では、スマートフォンに
②ラミネートパウチ
よるWi-Fiの活用についての説
③翌日の準備
明があった。学校では触れない
視点から論議されており勉強に
なった。また、今後のスマート
フォンの活用方法やアプリの充
実度を知ることができた。
設定課題:長坂棚田の稲刈り
実 習 内 容
実習生の特記事項
①長坂棚田の稲刈り
機械化が進んでいる今日、手作
業で大変だった。しかし、古く
から伝えられてきた伝統に触れ
ることが出来たので、勉強にな
った。
- 45 -
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
勤務時間:7:00~15:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
9/25
(日)
修
日
誌
設定課題:ご当地グルメ秋の祭典
実 習 内 容
実習生の特記事項
①観光コンシェルジェ
実際に利用者を相手にした観光
コンシェルジェをして、的確な
判断ができなかった。チラシ配
りもうまくできなかったが、職
員の皆さんに助けてもらい何と
か対応することができた。
- 46 -
勤務時間:8:00~16:30
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:立山町立立山図書館
経営情報学科 1年
11M021 佐 伯 瑠 里
自分の適した職業を選択することが大切
私は、立山図書館で5日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマは、
社会人としての意識作りや図書館という場所の実際の仕事内容を知るということでした。そのテーマ
をもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。
立山図書館での研修では、主に図書の整理・貸出・返却、本のコーティングをしました。また、月
曜日にはケーブルテレビでの本の紹介の原稿作成、水曜日には子ども会、木曜日にはケーブルテレビ
の収録や予約カードの作成などの雑務、金曜日には書庫の見学をしました。
研修前の私は、図書館司書の方は本の貸出・返却を主にしておられるイメージしかありませんでし
たが、実際は前述した仕事以外にも多くの仕事をしておられることが分かりました。私のような若者
は、知らないことを表面上で見ることや考えることしか出来ず、多くの知らない職業を浅い知識の中
で勝手にイメージし、自分には適さないと考えてしまうことがあります。しかし、この研修で職業に
イメージを持つことは大切ですが、実際の仕事内容を活きた環境で体験してみることで、自分に適す
か適さないかを考えることが重要だと学びました。ケーブルテレビでの本の紹介の原稿作成では、池
上さんより「人に伝える文章を作るときは具体的に書かないと伝わらない」と的確なアドバイスをい
ただきました。口頭で何かを伝えるときは、伝える側が十分に理解出来ている文章でも、伝えられる
側には初めて聞く文章なため、伝わらないことがあるのだと気づくことが出来ました。人に伝わる具
体的な文章を作ることは、相手が理解しやすいように考えるため、自分がより相手の思考の一歩先を
見て、抽象的な言葉は捨てることが必要だと学びました。図書館では、直接お客様と接する機会が多
くあり、お客様に「本を探してくれないか」と言われたことがありました。私はお客様のご希望の本
を見つけ出し、お客様からお礼を言われました。そのときはお礼を言われたことに対して嬉しい気持
ちとお客様の役に立てたことに喜びを感じました。どのような職業でも私は、お客様にお礼を言われ
る仕事に生きがいを感じることが出来ると学びました。
今後の学生生活では、今回のインターンシップのような数日間実際の職場で働くことが出来る授業
はありませんが、職場見学等に足を運び、自分に適した職業を見つけたいと思います。また、後期の
授業や2年生の授業の中で口頭で発表する機会も多くあると思います。そのときには、相手にいかに
具体的に伝えられるかを重視し、自分の語彙のボキャブラリーを増やしていこうと思いました。
上記のような体験を学生のときに出来たことを心より感謝いたします。
- 47 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
立山町立立山図書館
佐伯 瑠里
研
8/8
(月)
8/9
(火)
8/10
(水)
8/11
(木)
8/12
(金)
修
日
報
設定課題:図書館業務の流れを覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
①図書整理・貸出・返却
Net3で紹介する本の原稿をす
②Net3で紹介する本選び
らすら読めるようにする。
③原稿作成・確認
設定課題:自分から進んで動く
実 習 内 容
実習生の特記事項
①図書整理・返却
図書を棚に戻す=配架
②本のコーティング
③配架
設定課題:積極的に行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①図書整理・返却
分からないことは教えてもらい
②折り紙教室
、次の行動に目を向ける。
④本のコーティング
設定課題:明るく挨拶する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①図書整理・貸出・返却
報告は速やかに行う。
②Net3収録
③カード作成
④本のコーティング
設定課題:これまでの体験を活かして考えて行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①図書整理・貸出・返却
周りを見て行動することが大切
②書庫見学
である。
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勤務時間:08:30~17:00
指導者のコメント
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
お疲れ様でした。
何事にも意欲的で、前向きな
姿勢で取り組んでくださいま
した。
ケーブルテレビでの本の紹介
、子ども会のお手伝い、本の
コーティングなど、日頃経験
することのない仕事がたくさ
んありました。実際働いてみ
て、図書館のイメージがかな
り変わったことと思います。
5日間で得たことを活かして
上手に図書館を利用してくだ
さい。
これからも、その素直さと爽
やかな笑顔を忘れずに頑張っ
てください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:黒部市吉田科学館
経営情報学科
11M052 水 島
1年
千鶴
仕事とコミュニケーション
私は、黒部市吉田科学館で10日間のインターンシップをさせていただきました。このインターン
シップでの私の目標は「社会人としての意識作りのきっかけにする」ということでした。
黒部市吉田科学館での業務内容は、開館・閉館の手伝い、館内見回り、プラネタリウムの誘導・投
映、場内アナウンス、自然観察会やリラクゼーションプラネタリウムなどのイベントの補助、工作・
工作材料の用意などの仕事を行いました。プラネタリウム投映では、場内アナウンスから投映までを
一人で行えるようになり、どのようにアナウンスをしたらお客様によりよく聞いてもらえるかなどを
考えることができ、とても勉強になりました。イベントの補助では、子供たちの安全を確かめたり、
お客様の受付をしたりしました。
これらの活動を通して、お客様への温かい心が伝わる話し方や態度、行動などを、職員の方々のお
客様と接しておられる姿勢から学びました。私は、お客様と接するときに緊張してしまい、説明した
り誘導したりすることがうまくできませんでした。そのようなときに、職員の方々を見ていると、お
客様と温かい心で接しているのが目に見えるように分かりました。そこで、お客様と関わることに緊
張するのではなく、お客様が何を求めておられるのかを考え、心を込めて接することが大切なのだと
気づくことができました。
インターンシップを通しての日々の目標をまとめると、積極的に自分から行動する、ということが
中心にありました。結果的に、自分ができることを見つけたらその仕事を行うようにしましたが、自
分からお客様に声をかけて接する、ということはほとんどできませんでした。しかし、お客様からの
質問や、職員の方々のおかげで少しずつ積極的に接することができるようになりました。
黒部市吉田科学館では、自然観察会やリラクゼーションプラネタリウムの他に、天文教室やお月見、
工作教室など、多くのイベントが行われています。アロマを焚いたり、採取した水中生物のスケッチ
をしたりと、職員の方々のお客様に楽しんでいただこうという心遣いが見られました。
インターンシップに参加し、学生生活では感じることができない、仕事に対する責任感や、人と接
することの難しさについて学ぶことができました。職員の方々それぞれが自分の能力を高めようと研
究や活動をしておられ、また、職員同士での気遣いも見られ、とても積極的で温かい職場だと感じま
した。今後私も、自分の能力を高めていくために物事に積極的に取り組み、人への思いやりも忘れず
に生きていきたいと思います。
- 49 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
黒部市吉田科学館
水島 千鶴
研
修
日
報
設定課題:仕事を覚える。
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
8/17
(水)
①仕事の説明
②館内見回り
③プラネタリウム鑑賞
④立体メガネ洗浄の手伝い
⑤プラネタリウムの誘導
⑥黒部市吉田科学館の説明
⑦閉館の手伝い
実習生の特記事項
指導者のコメント
今日の実習では、特に説明して
頂くことが多かった。教えて頂
いた内容をしっかり頭に入れ、
明日からはもっと積極的に自分
のできることをしていかなけれ
ばならない。
今日は見聞してもらう事が中
心でしたが、言われた事を素
直に聞く事ができる姿勢が良
かったと思います。明日から
実践が増えるのでがんばりま
しょう。
設定課題:積極的に実践していく。
8/18
(木)
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①開館の手伝い
②プラネタリウム操作の説明
③プラネタリウムの誘導
④展示物の点検、修復
⑤工作の材料用意
⑥閉館の手伝い
プラネタリウムの操作中心の指
導内容で、操作はとても難しそ
うだった。展示物の異常に気づ
いた人が修復を行う。工作の材
料が残り少なくなっていてお客
様に迷惑をかけてしまったので
、こまめに見て補充しておかな
ければはならない。
指導されたことに対して、す
ぐ実践にうつしていたのがよ
かったです。恥ずかしがらず
にどんどんお客様と接してみ
ましょう。
設定課題:積極的にお客様と接する。
8/20
(土)
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①開館の手伝い
②プラネタリウム誘導、鑑賞
③サイエンスショー誘導、鑑
賞
④データ入力
⑤プラネタリウム・マニュア
ル投映誘導、鑑賞、場内ア
ナウンス
⑥発明工夫の準備
⑦天文教室(7:30~9:15)
今日は場内アナウンスをした。
もっと抑揚をつけ、気持ちを込
めて読めるようにする。土日祝
日のみの投映となる幼児投影、
マニュアル投映(職員さんによ
る生解説)を鑑賞した。様々な種
類の仕事が増えてきたので、そ
れぞれの仕事を精一杯頑張りた
い。
プラネタリウムのアナウンス
は、初めてにしてはとても上
手に話せていました。お客様
の誘導は、前回より声掛けが
できるようになっていたので
、良かったです。明日は今日
感じた反省をもとに頑張って
下さい。
- 50 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:積極的に声をかけて誘導する。
8/21
(日)
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①開館の手伝い
②工作教室の補助(写真、受
付、片付け)
③工作の手伝い(皿回しの皿、
歯車)
④閉館の手伝い
今日は工作教室の手伝い(受付、
写真撮影)を行った。子供の真
剣かつ楽しげな眼差しが印象的
だった。一日中工作部屋にいた
ので、誘導や見回りに行かなか
った。優先事項を考えて行動し
たい。
工作や絵画など美的感覚に優
れている。特に得意とするキ
ャラクターなどすぐ仕上げる
気持ちが旺盛である。
設定課題:自主的に行動する。
8/24
(水)
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①開館の手伝い
②プラネタリウム(指導して
頂き、操作を行った)
③工作材料(説明、用意)
④プラネタリウム誘導
⑤展示の花作り
⑥閉館の手伝い
プラネタリウムのアナウンスは
緊張して早口になりがちなので
、心を込めてゆっくり読む。工
作材料作りは、それぞれの材料
に使う紙の種類や色、作り方が
様々で覚えるのが大変そう。
特別展の工作材料作りは、と
ても手際よく、やっていただ
きました。プラネタリウムの
投映は、アナウンスがとても
上手になりました。操作はも
う少し練習すれば完璧になる
と思います。
設定課題:素早い行動と判断を心がける。
8/25
(木)
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①開館の手伝い
②プラネタリウム投映・誘導
③データ入力
④工作材料用意
プラネタリウム投映をほぼ一人
で行った。ドーム内は暗いとい
うこともあり、早めの行動が大
切である。お客様への挨拶が前
よりは自然にできるようになっ
てきたのではないかと思う。さ
らに心を込め挨拶をするように
心がけたい。
教室参加者名簿入力、細かな
入力作業ですが、入力が早く
正確でした。明日は一人で操
作をお願いしても大丈夫でし
ょう。
設定課題:自発的にお客様へ声をかけるようにする。
8/26
(金)
勤務時間:8:30~17:15
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①開館の手伝い
②プラネタリウム誘導・投映
③みたか(新しいプラネタリ
ウム)鑑賞
④工作材料作り
⑤全体会議
⑥閉館の手伝い
みたかを鑑賞した。地球からだ
けでなく色々な惑星から見た星
空が見られる。投映時間が迫っ
ているのに、お客様への対応が
なかなか終わらず、大変だった。
お客様が大切な気持ちは第一だ
が、急ぐ気持ちも心においてお
かなくてはならない。
お客様の中にはいろんな方が
おられ、いろんな要望をされ
ることがあります。臨機応変
も必要ですが、きまりを守っ
てくださっているお客様が不
愉快な思いをされないよう我
々も気をつけていますが、な
かなか難しいものです。
- 51 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:積極的に仕事を見つける。
8/27
(土)
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①開館の手伝い
②ライフジャケット干し
③工作教室の手伝い(写真、
手伝い)
④プラネタリウム誘導、投映
⑤工作(津波の絵)
⑥机、いす運び
⑦閉館の手伝い
プラネタリウム誘導については
、お客様全体に話すというより
一人一人の目や様子をよく見て
はっきりと誘導することが大事
だと思う。
研修一番の目標であった投映
をマスターすることが出来て
よかったです。一度説明した
事はきちんと覚えて自分のも
のにしているところがえらい
です。夜の行事にも積極的に
参加し、科学館の仕事を理解
しようと努力している姿勢が
見られます。
設定課題:自然観察会などで自分の仕事を見つけて動く。
実 習 内 容
8/28
(日)
①開館の準備
②工作材料用意
③プラネタリウム投映
④自然観察会引率
実習生の特記事項
指導者のコメント
自然観察会に引率した。河や道
路沿いの用水での自然観察とい
うことで、危険を回避するため
に周りや子供の様子などをよく
見て行動すべき。
野外活動、しかも川河の中に
入るという特殊な活動でした
が、嫌がらず指導された通り
忠実に行動できていたところ
がよかったです。
設定課題:率先して自分ができることに取り組む。
8/30
(火)
勤務時間:8:30~17:15
勤務時間:8:30~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①開館の準備
②プラネタリウム誘導、投映
③感想書き
④工作(万華鏡の絵)
⑤まとめ(事務局長、指導者
と話)
10日間を振り返り、目標は達成
できたか、仕事内容から学んだ
ことなど、感想をまとめた。日
々考えながら過ごすことは大切
だと思った。まとめでは、色々
な意見を下さり、
「なぜ○○なん
だろう」
「これはどうしてこうな
んだろう」等の疑問を持ち、質
問をもっと盛んにすべきだと指
導していただいた。これからは
言われたことをただするのでは
なく、疑問を持ったら、積極的
に質問するようにしていきたい
。
10日間おつかれさまでした。
指導したことに対して「出来
ない」等、否定的な発言をし
たことが一度もなく、一回説
明すればすぐ実践にうつせる
姿勢がすばらしかったです。
- 52 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:黒部市美術館
経営情報学科 1年
11M022 櫻田仁美
“やりがい”は『お客様の笑顔』
私は、黒部市美術館で10日間、就業体験をさせていただきました。この研修でのテーマは『働いて
いる方々は、どんな時に“やりがい”を感じているのか』ということでした。
10日間の研修の間、私は多くの仕事を体験させていただきました。美術館には、現在開催している
展覧会の整理から、作者の履歴データの打ち込み、次の展覧会への準備、事務のデスクワークから現場
作業まで、様々な仕事があります。
研修期間中にワークショップという、お客様に作品を作っていただく『創作体験』のイベントがあり
ました。準備する事が多く、前日には机を出したり、材料を整理したりと、重労働で、とても大変でし
た。当日は、カメラでワークショップの様子を撮影したり、お客様に創作のやり方を説明するなど、対
人関係が苦手な私には、難しい仕事でした。しかし、作品が出来上がると、お客様はとても嬉しそうな
笑顔を見せて下さいました。その笑顔を見ると、なんだか私まで、嬉しくなりました。徐々に仕事にも
慣れてくると、忙しさよりも楽しさが心を満たしました。お客様に一言アドバイスを送ったことも何度
かありました。ワークショップが終了した時、私はお客様の笑顔を見て感じた喜びが、仕事の“やりが
い”だということに気が付きました。
後日、私は職員の方に、
「どんな時に“やりがい”を感じるのですか」と直接聞いてみました。職員
の方は、
「この仕事は、展示企画の設定や、教習の先生方との連絡取り、お客様の参加勧誘など、準備
することも多く、作業もなかなか進まず大変ですが、お客様に喜んで頂ければ、私たちも嬉しくなりま
す。苦労が報われて、お客様に楽しい思い出を作っていただく。それが“やりがい”ですね」と答えら
れました。
また、
「仕事や責任を分担し、協力して、始めて一つの『利益』となる」とも答えられました。
ワークショップでは、様々な場所で、任された仕事をこなしました。例えば『ポストカード』
(発泡
スチロールで作る版画)係では、お客様に創作のやり方を説明し、時々お客様を手伝ってあげました。
カメラ係では、お客様が創作体験している様子を撮影しました。このように、様々な仕事を仲間で分担
し、自分の担当の仕事を、誠意をもって遂行しました。時々、時間の空いた職員の方が、別の担当場所
を手伝ってくれることもありました。その結果、無事イベントを成功させることができました。
普段でも、受付係や事務所でデータを打ち込む係、収蔵庫(展示していない作品を保管しておく倉庫)
の作品の調査や写真撮影係。また外で次の展示会やイベントの打ち合わせを行う係と、様々な係で作業
を分担し、仕事をこなします。一つひとつの作業を積み重ねることで、やっと『一つの利益』
・
『お客様
の喜び』に繋がるのだと、思いました。
どんな企業・組織でも、数多くある仕事を仲間で分担し、一つずつ仕事をこなしていく。その積み上
げた苦労の結果、
『一つの利益』を得ることが出来ると学びました。その『利益』こそ、
『お客様の喜ぶ
笑顔』なのです。お客さまの『笑顔』が、仕事の“利益”であり、また“やりがい”なのだと、私は思
いました。
- 53 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
黒部市美術館
櫻田 仁美
研
8/17
(水)
8/19
(金)
8/20
(土)
8/21
(日)
8/23
(火)
修
日
報
設定課題:効率よく収蔵番号をふる。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①館内ルールの周知
自分から積極的に質問していく
②収蔵法思案
必要があると認識し直した。
③間取りの作成
お客様が来場なさった時の反応
④監視の手伝い
は、皆さん早かった。参考にし
⑤作品の写真撮影
たい。
⑥電球の取替え
設定課題: 略歴の打ち込み
実 習 内 容
実習生の特記事項
①略歴の打ち込み
略歴の打ち込みは、地味で目が
②作品の寸法測定
疲れるが、楽しい。寸法測定は
③ポストカード作り体験
すごく大変。
美術館の基礎的な仕事を体験さ
せていただいたと思う。
設定課題:ワークショップの準備
実 習 内 容
実習生の特記事項
①略歴の打ち込み
受け付けのやり方を理解してお
②ワークショップの準備
らず、お客様を待たせてしまっ
③受け付け(わずか)
た。役員の方に『やりがい』に
ついて聞いてみた。職場の仲間
と仕事を分担してそれぞれの仕
事を遂行する事も、やりがいの
一つ。
設定課題:ワークショップを成功させる
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ワークショップの手伝い
準備や仕事は、すごく大変だっ
(説明、手伝い、撮影)
た。しかし、終わった時の安堵
②片付け
と達成感は大きい。
③写真の整理
お客様は、そんなに多くはなか
ったけど、皆様楽しんで帰られ
たと思う。
設定課題:写真の整理
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
収蔵棚の作品の書き記しは、ま
②略歴の打ち込み
とめ方を間違えて失敗(作者だ
③収蔵庫の整理
けじゃ意味ない)今後気をつけ
④書記仕事
たい。
- 54 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
初日にて、監視や収蔵庫など
いろいろ体験していただきま
した。メモを取りながら作業
をすすめる姿が見られ、良か
ったと思います。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
展示やワークショップを開催
する前の準備を中心にしてい
ただき、どの作業も丁寧にす
る姿が見られたので、その気
持ちを大切にこれからも進め
てください。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
略歴のデータ打ち込みお疲れ
様でした。データを整理しな
がら入力することは、大変で
すが、大事な仕事です。この
調子で、あわてず確実にすす
めていって下さい。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
ワークショップ開催時の参加
者への対応など大変だったと
思います。慣れて参加者へ自
分から声かけをしたりアドバ
イスしたりする姿が見られ感
心しました。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
自分から意欲的に行動・発言
する姿が見られ感心していま
す。どの作業も丁寧に進めて
いただきました。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/24
(水)
8/26
(金)
8/27
(土)
8/28
(日)
8/30
(火)
設定課題:写真の撮影
実 習 内 容
①開館準備
②棚番号の書き入れ
③サイズの採寸
④写真撮影
設定課題:次の展覧会の準備
実 習 内 容
①開館準備
②郵便の判子押し
③宛名シールの貼り
設定課題:次の展覧会の準備
実 習 内 容
①郵便の判子押し
②宛名シール貼り
③封筒の整理
④履歴の印刷
設定課題:次の展覧会の準備
実 習 内 容
①履歴の印刷
②新聞の切り抜き・貼り付け
③名札のカット
④コメントの打ち込み
設定課題:次の展覧会の準備
実 習 内 容
①コメントの打ち込み
②写真の撮影
③雑務
④台帳の整理
修
日
誌
実習生の特記事項
どんな時にやりがいを感じるの
か伺った。やはりお客様が喜ん
でくれたときは一番嬉しいよう
だ。説明中は常にメモする気持
ちを忘れないようにするよう心
がけたい。
実習生の特記事項
判子をうまく押すのに、時間が
かかった。失敗は許されない仕
事で緊張した。
しかし、単調な仕事で自分には
合っていると思った。
実習生の特記事項
基本的な単調作業が続いた。印
刷は本が傷まないか気になった
。単調作業は丁寧さではなく、
速さを求められていると伺った
。速く仕上げるように頑張りた
い。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
作品の写真撮影の準備やサイ
ズ採寸など大変だったと思い
ます。スタッフが気づかない
こと等を教えてくれたり、作
業を確実にこなしていたので
助かりました。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
印刷物の発送準備は美術館に
とってはとても大事な仕事の
一つです。単調な、量の多い
仕事でしたが、集中して丁寧
に取り組んでいただき、大変
助かりました。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
どの作業も丁寧に確実に進め
ていただき、助かりました。
単純作業は、少し気を抜いて
程々に効率良く進めたらもっ
と良いと思います。
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
気になることはとにかく聞いた 作家のコメントをデータ入力
。名札のカットは焦ってしまい、 したりする作業は、間違えず
少しずれる事がしばしばあった 入力するのに疲れたことと思
。あせらず、注意して仕事を進 います。実習もあと一日とな
めていきたい。
り、なるべくたくさんのこと
を体験していただけたらと思
います。
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
写真のやり直しは、とても悲し 慣れないことばかりで、作業
かった。どんな仕事でも、初心 も大変だったと思います。今
を忘れず、誠意を持ってやりと 回の体験が、今後仕事をする
げていきたいと思う。
上で参考になれば幸いです。
- 55 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:高岡市立中央図書館
経営情報学科 1年
11M015 金森 朱音
利用者と図書のための機関
私は、高岡市立中央図書館で6日間職業体験をさせていただきました。この職業体験での私のテーマは、
学校図書館とはまた違った図書館ならではの特色をつかむことです。このテーマを元に、今回の研修結果
を報告します。
今回の図書館での職業体験では、多くの仕事を体験させていただくことができました。館内での仕事か
らBM(移動図書館)での仕事など、貴重な体験が多く、また、その体験から多く学ぶ部分がありました。
その様々な体験の中で、共通していた部分があります。それは、
「図書館は利用者と図書のために機能す
る」という部分です。今までは利用者としての視点でしか捉えることのできなかった「図書館」という機
関ですが、職員の立場に立ち、初めて気づく事柄の多さに驚かされました。
まず一つに、図書館は「利用者のための図書館」であるということです。利用者がより使いやすい図書
館を前提に館内には様々な工夫が凝らされています。本棚と本棚の間は車椅子が行き違えるだけの間隔が
確保されていたり、目が不自由な人のために図書の文字を拡大してくれる機械や、その内容を読み上げて
くれる機械が設置されていたりと、利用者に寄り添って考えられた工夫が館内のいたるところで見受けら
れました。また、こういった設備だけでなく、レファレンスサービスも当然ながら充実しており、より利
用者に満足していただけるような環境が揃っています。
次に、図書館は「図書のための図書館」であるということです。利用者にとって使いやすい機関である
だけでは、図書館は無料のレンタルショップに過ぎません。しかし、図書館は図書の保存という機能も持
っています。最新の図書から古文書まで様々な種類の図書が図書館にあり、その図書たちはICチップで
管理され、自動化書庫と呼ばれる機械で管理されている書庫に保管します。そして保管庫の室温は人間に
合わせた温度ではなく、図書を保管するにあたって最適と判断された温度に設定されています。図書をよ
り長い期間、良い状態で保管できるように図書に合った環境が整えられているのです。
この二点から分かるように、図書館はまさに「利用者と図書のための機関」であると言えます。この事
実に気づき、私はとても感動しました。利用者の視点ではなかなか気づくことの出来ない事柄だけあり、
ただただ感心させられるばかりでした。
今回のインターンシップを通して、私は改めて人と図書を繋ぐ「司
書」という職業の素晴らしさに気づくことができました。学校図書館ではまず見ることの出来ないサービ
スや設備に終始圧倒されたままでしたが、図書と利用者とが触れ合うこの環境下で、いかにして図書と人
を結びつけるかを考えながら行動できるような司書を目指していきたいと思います。
- 56 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
高岡市立中央図書館
金森 朱音
研
8/8
(月)
8/9
(火)
8/10
(水)
8/11
(木)
8/12
(金)
修
日
報
設定課題:図書館とはどういったものかということを知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①図書館概要等説明
働く上で大切なことは、
②館内見学
・あいさつをする
③「絵本のじかん」見学
・一生懸命働く
④資料整理
である。これらを守ることで周り
⑤資料排架
から認められ、働く上での自分の
居場所が見つかる。
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
初日から図書館の事をいろい
ろ知ってもらうために館内案
内、説明などもしました。地道
な仕事も多いですが、最後まで
きちんと作業が大切です。
設定課題:図書館の裏方の仕事について学ぶ
勤務時間:8:30~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①巡回車添乗
図書館サービスの一環である「図 暑い中お疲れ様でした。他の図
②資料排架
書館間相互貸借」は、ほぼ毎日巡 書館の様子も見れて良かった
回車が図書館を巡回することに
と思います。
より実現する。
設定課題:BM(移動図書館)について学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①BM添乗
BMはより利用者のことを考え
②雑用
なくてはいけない。巡回する場所
に合わせて図書を配架したり、利
用者が求めているような本を紹
介したりと、細かい心遣いが重要
である。
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
大変暑い中のBM添乗は大変
だったと思います。図書館には
色々な仕事があり、貴重な体験
だったと思います。
設定課題:資料管理とはどのような仕事か学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①資料排架
図書館は利用者と図書の両方に
②資料整理
気を配って運営していかなくて
③古文書修繕見学・雑用
はならない。その上、図書館は貸
出と保存の二面性を持っている。
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
資料の装備は丁寧にされてい
て感心しました。本を貸出する
までに手間がかかっているこ
とを理解できたと思います。
設定課題:資料管理から出庫・書庫入れまでの敬意を学ぶ。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①資料管理
図書館は様々なボランティアの
②資料排架
おかげで成り立っている面があ
ると強く思った。
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
資料管理の仕事は、装備の他に
も、資料の有効活用のための所
蔵状態の変更や、書庫入れの作
業もあるのでやってもらいま
した。
- 57 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/13
(土)
修
日
誌
設定課題:図書館とは総合的にどのような機関であるか考える。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①資料排架
図書館は地域で作り上げていく
②資料整備
ものである。また、司書という仕
事は地道な作業を一つ一つこな
していくものである。
- 58 -
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
6日間の実習ご苦労様でした。
暑い中のBM作業や沢山の資
料排架など、図書館の様々な作
業をこなしていただきました。
内容的にもしっかりとした作
業の進め方でした。これからも
がんばってください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:財団法人射水市絵本文化振興財団
経営情報学科 1年
11M019 窪田 秋月
どんな場面でも心配り
私は、財団法人射水市絵本文化振興財団で10日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験
での私のテーマは様々な年代の利用者との接し方と絵本館という場所の職務内容を知るということでし
た。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。
私が実習した期間はお盆休みであり、またイベントも開催されていたため普段よりも多くの利用者がお
られました。絵本館では絵本整理や紙芝居の読み聞かせ、教材セットや見本絵本作り、指導補助や接客な
ど様々な実習をさせていただきました。ライブラリーは多くの絵本が納本されています。そこでは絵本整
理や仕掛け絵本の修理、クイズラリーの答え合わせを行いました。ワークショップは仕掛け絵本やコース
ター、シュシュ、キャンドルなどの工作ができる部屋です。そこでは教材セットや絵本の見本を作りまし
た。また、手作り絵本教室の補助や工作の補助も行いました。CG ワークショップはパソコンを使い自分
の写真やイラスト入りの下敷きや、缶バッチ、カレンダーなどが製作できる部屋です。そこではパソコン
の使い方の説明や製作補助、スタンプの作成を行いました。カフェでは接客、調理補助、花壇の手入れ、
清掃を行いました。また、事務室で絵本の文章の入力もさせていただきました。
大島絵本館では週に2回「にこにこマグちゃんクラブ」という小さいお子さんを対象とした絵本の読み
聞かせを行っています。私はそれにも参加させていただきました。どのような絵本が楽しんでもらえるか、
絵本選びはとても悩みました。スタッフの方からの「お子さんも一緒に参加できるような絵本が良い」と
いう助言を参考に絵本を選び、読み聞かせを行いました。実際に参加してみると手遊びなど少し恥じらい
が出てしまい思いっきりやることができなかったため、お子さん達も心から楽しむことができなかったよ
うに見うけられました。この時、仕事を成功させるためには「恥らい」は不必要だと感じました。
大島絵本館での実習内容は様々ありましたが、どの実習にも共通していることは「お客様に楽しんでい
ただく」ということでした。
「にこにこマグちゃんクラブ」を一緒に行ったスタッフの方も「この時間は
毎回発見や反省ができ勉強になる」とおっしゃっていました。どの場面でもお客様に楽しく気持ちよく過
ごしていただけるよう気配りを持って行動されておられるスタッフの姿を拝見し、働くということの大変
さを感じることができました。また実習生とはいえ、子供さん達に対しては責任ある立場として接してい
かなければいけないという使命感が必要でしたが、終わってみると実習の中で自分には積極性や、気配り
が足りないことを実感しました。
実習を通して働くということは他のスタッフとの協力が大切だと感じました。また自分には積極性や気
配りが足りないと気づくことができました。今後はボランティアに積極的に参加して初対面の人とでも協
力し積極的に行動できるよう努力したいと思います。
- 59 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
公益財団法人射水市絵本文化振興財団
研
8/11
(木)
8/12
(金)
8/13
(土)
窪田 秋月
修
日
報
設定課題:実習初日のため絵本館の一日の動きを把握する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①館内案内
腕時計を忘れたため時間管理が
②ハガキのりづけ
甘かった。初日ということで他の
③絵本読み聞かせ見学
実習生に頼ってしまうところが
④カフェ
あった。靴を脱ぐことが多かった
⑤ワークショップで仕掛け絵
ので、脱いだり履いたりしやすい
本セット作り
靴を履く。絵本の読み聞かせは声
の強弱を意識して臨みたい。カフ
ェは忙しい時に、目の行き届かな
いところが合った。そのため慌て
ないで無駄な動きを少なくした
い。
設定課題:常に利用者が使いやすい場所を作るよう心がける
実 習 内 容
実習生の特記事項
①商品の布はずし
図書の配架はよく見ると逆さま
②ライブラリー整理
や違う場所に入っているので注
③クイズの答え合わせ、景品渡 意する。配架や本選びの時本棚を
し
探すのに時間が掛かるので、本の
④冊子作り
整理をしている時に本棚の場所
⑤図書の配架
を覚える。利用者の年齢によって
⑥展示物鑑賞
対応の仕方を変える。困っている
⑦読み聞かせ絵本選び
利用者に積極的に声をかける。
設定課題:明るい挨拶、素早い行動
実 習 内 容
実習生の特記事項
①商品布はずし
製本教室で私自身が作り方を把
②製本教室の補助
握していなかったため、教えてあ
③コースターキッド作り
げることができなかった。行動が
④事務所で絵本文章入力
他の実習生より遅いため、素早い
行動を心がける。絵本の文章入力
は分からない漢字が多くあり、wo
rdを使いやすくするためには漢
字の勉強が必要だと思った。明る
い挨拶でお客様をお出迎えする。
- 60 -
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
初日、お疲れ様でした。想像し
ていた仕事と違うこともある
かと思いますが、共通している
ことは、
「お客様に楽しんでい
ただく」ということです。どん
な場面でも気持ちよく過ごし
ていただけるようがんばって
ください。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
クイズの答え合わせをする人
に、素早く声をかけてあげるな
ど、気遣いのある接客をしてお
られ、とてもよかったと思いま
す。利用者の皆さまもとても喜
ばれたと思います。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
今日も様々な仕事をしてくだ
さいましたね。ありがとうござ
います。仕事をしていく中でい
ろいろなことに気づくことが
できる窪田さん。今日気づいた
ことを明日からの仕事に生か
してくださいね。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/14
(日)
8/16
(火)
8/17
(水)
修
日
誌
設定課題:時間管理をしっかりとする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①商品布はずし
時間管理を意識して作業できた
②ライブラリー整理
が、時間を優先するあまり、作業
③絵本の文章入力
ミスが発生した。報告・連絡・相
④絵本見本作り
談の「ほうれんそう」を意識する
⑤清掃
。作業を行いながらも周りを意識
し、視野を広く持つこと。お客様
に気を使わせてはいけない。
設定課題:積極的に話しかける
実 習 内 容
①ライブラリー整理
②紙芝居
③仕掛け絵本の修理
④カフェ
⑤CGワークショップ
実習生の特記事項
紙芝居の担当になり事前に相談
をしなかったため、時間ぎりぎり
に準備をしていただくという迷
惑をかけた。紙芝居は大きな声で
はきはきと。アドリブを加えても
よい。子供たちに問いかけるなど
参加型のほうが一緒に楽しめる。
クイズ形式の紙芝居で正解だっ
たらしっかりほめてあげる。CGワ
ークショップでの指導接客の説
明をもっと分かりやすくする。い
ろいろな方法を薦めてあげて、思
い出に残るオリジナル作品を作
ってもらう。
設定課題:大きな声で恥ずかしがらずに絵本を読む
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ライブラリー整理
手遊びはもう少し思いっきりや
②絵本選び
れば子供たちも参加しやすかっ
③絵本読み聞かせ
たと思う。事前練習が足りなかっ
④手遊び
た。CGワークショップはたくさん
⑤CGワークショップ指導接客
利用者がおられる時はすべてを
見てあげることができなかった。
お客様を明るい挨拶でお迎えす
る。
- 61 -
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
絵本を作ってみて、と言われて
もなかなかすぐにはできない
もの。それなのに、どんどん書
き進めておられたのですごい
なぁと感心しました。お客様が
少ない時は、スタッフ同士で分
担して接客をするので、今日は
絵本作りに集中してもらって
よかったと思います。見本を作
りおわった学生さんがかわり
によく接客をしてくれていま
した。お互いの仕事の内容や進
み具合を見て仕事を割りふる
かんじで、いいコンビネーショ
ンだったと思います。片付けや
整頓は全員で一緒にできたの
もよかったと思います。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
午後からCGワークショップの
利用者の方が増え、実際にはじ
めて使うお子さん相手に使い
方の説明をしていただきまし
た。お子さんの視点にたって分
かりやすい説明をしようとい
う姿勢がよかったと思います。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
同じ場所に30分じっとしてい
るというのは小さいお子さん
だと難しいので、にこマグの時
間は毎回勉強するところが多
くあります。
「どんな風に進行
すれば楽しんでもらえるか」よ
り多くのことを(発見・反省)
自分のものにしましょう。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/18
(木)
8/19
(金)
8/20
(土)
8/21
(日)
修
日
誌
設定課題:明るい挨拶・気を抜かない
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ライブラリー整理
作業をしながらでもお客様が来
②仕掛け絵本キットセット作
られたら挨拶や声かけを行った
り
りする。作業を他の実習生と分担
③絵本見本作り
することにより時間削減できた。
④布はり
同じ作業の繰り返しでも気を抜
⑤補助
かず一つ一つ丁寧にやること。慣
れてきた時に失敗は起こりやす
い。
設定課題:気配り・心配り
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ライブラリー整理
子供用のとり皿をお客さまから
②カフェ
欲しいといわれる前に、自分から
テーブル拭き
気づいて渡せる気配りが大切。
砂糖チェック
お子様プレートの旗作り
椅子のブラッシング
花摘み
皿洗い
接客
補充
設定課題:明るく元気な挨拶
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ライブラリー整理
遠くのお客様にも聞こえるくら
②カフェ
い大きな声で挨拶。カフェの利用
テーブル拭き
者だけでなくギャラリーを見て
砂糖チェック
おられるお客様の迷惑にならな
椅子のブラッシング
いよう、大きな音をたてないよう
皿洗い、接客、補充
気をつけて行動する。
設定課題:一つ一つの仕事を慌てずにこなす
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ライブラリー整理
お客様が不快な気持ちにならな
②カフェ
いよう気配りを大切にする。食券
テーブル拭き
を買わずにカフェに来られるお
砂糖チェック
客様に言葉遣いに気をつけなが
椅子のブラッシング
ら受付へ行っていただくよう接
皿洗い
客を行った。
接客
補充
インタビュー
- 62 -
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
とてもかわいらしい見本をあ
りがとうございました。見本次
第で商品の売れ方も変わって
きます。丁寧に仕上がっていて
利用者のよい参考になると思
います。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
カフェも絵本館の中で重要な
仕事です。特にできる範囲での
手作り感やオリジナリティを
感じていただきたいと思って
いるので、今日はその趣向を感
じてもらえてよかったです。ち
ょっとした声かけや気遣いが
とても嬉しいものです。来館者
の方に気持ちよく過ごしてい
ただけるよう頑張って下さい。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
明るく元気で、お客様への気遣
いもすばらしかったと聞きま
した。ありがとうございます。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
とにかくすごい人でしたね。ケ
ーブルテレビの取材の対応も
ありがとうございました。笑顔
でお客様の気持ちを察しなが
らおもてなししてくださって
ありがとうございました。気づ
いたこともスタッフにどんど
ん伝えてくださいましたね。普
段気づかないことに気づかさ
れて私たちも勉強になります。
ありがとう。おつかれさまでし
た。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:財団法人射水市絵本文化振興財団大島絵本館
経営情報学科1年
11M099 中 詩織
今後自分が成長するために
私は財団法人射水市絵本文化振興財団大島絵本館で、
10日間インターンシップ生として就業体験をさせ
ていただきました。私は、実際に社会に出て働くということはどういうことなのか、働くうえでの苦労や厳
しさ、やりがいなどを自ら体験して学びたい、そして様々な人と関わりコミュニケーション能力を養いたい
と思いインターンシップに参加しました。今回体験したことをもとに、研修結果を報告したいと思います。
大島絵本館では主に、様々な種類の絵本が置いてあるライブラリや、手作りの絵本などを作ることができ
るワークショップ、
パソコンで描いた絵をエコバッグなどに印刷したり下敷きを作成したりできるCGワー
クショップ、カフェなどで業務を行いました。ライブラリでは、お客様に快適に利用してもらえるよう本棚
の整理や机などの整理整頓を常に行うようにしました。ワークショップやCGワークショップでは利用され
るお客様にパソコンなどの道具の使い方を説明するということを行いました。
カフェでは注文をお客様に聞
くなどの接客から洗い物など様々な業務を手伝いました。
そして絵本の読み聞かせという貴重な体験もする
ことができました。指導者の方からは、どの業務もお客様の立場になって取り組み、お客様に快適に利用し
てもらおうという心がけが重要だと教わりました。
絵本館では夏休み中だったということもあり幼稚園から小学生高学年くらいの子どもまで幅広い年齢の
子どもが利用しており、
はじめはうまく接することができるかどうかとても不安に思っていました。
しかし、
指導者の方から子どもと同じ目線になってみるというアドバイスを受けたり、
ボランティアの方や他のイン
ターンシップ生の方の接し方を見て参考にしたりすることで徐々に慣れることができ、
子どもとの触れ合い
もあまり緊張することなく楽しいと感じるようになりました。絵本の読み聞かせもこのことを活かして楽し
く子どもと触れ合うことができました。
インターンシップでは、
今まで苦手だと感じていたこともアドバイスを受けることで改善することができ
更に自分の成長につなげることができました。そして他人に対して思いやりを以って接することで、お客様
や一緒に働く方から「ありがとう」と感謝をされたり、ほめられたりすることで仕事にやりがいを感じまし
た。今後の就職活動や、就職後に自分の苦手な事などに出会った場合、苦手な仕事などから遠ざかるのでは
なく、他人からのアドバイスを聞いたり、自分で調べたりするなどして改善して、自分自身の成長に繋げる
ことが重要だと学ぶことができました。
インターンシップで学んだことは、
学校生活や就職活動だけでなく今後の生活の糧になることばかりでと
ても貴重な体験をすることができたと思います。
- 63 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
財団法人射水市絵本文化振興財団大島絵本館
研
8/11
(木)
8/12
(金)
8/13
(土)
8/14
(日)
修
中 詩織
日
報
設定課題:仕事をしっかりと覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
・毎朝開館前に、絵本の整理やシ
②にこにこマグちゃんクラブ
ョップの商品にかかっている
(絵本の読み聞かせなど)の
布の片付けをする
見学
・マグちゃんクラブでは他校の実
③ライブラリ(絵本の整頓やク
習生や、ボランティアの方が子
イズの答え合わせなど)
どもと上手に触れ合っていた
④倉庫整理
・仕掛け絵本のコーナーは特に乱
⑤チケット作り
れやすいのでこまめに整頓す
⑥絵本の紹介のPOP作り
る
設定課題:お客様に快適に過ごしていただけるよう心がける
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
・お客様からの注文がたくさん来
②カフェの手伝い(注文の品を
ても慌てないようにと注意を
運ぶ・テーブル拭き・洗い物
受けた
・ケーキの飾り作り・材料を ・チケットをカウンターに並べる
測るなど)
際は料理を優先し次に飲み物
を並べる
設定課題:昨日覚えたことを積極的に自分から行う
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
・昨日覚えた仕事内容をしっかり
②カフェの手伝い(今までの仕
と行う
事内容+飲み物を用意する
野菜の皮むき)
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
今日は初日から倉庫の整理な
どハードな仕事を手伝っても
らいました。子どもとの接し方
など経験がなく不安かもしれ
ませんが、方の力を抜いて柔ら
かく接してあげてくださいね。
POP、とても可愛く作ってくだ
さってSHOPが華やかになりま
した。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
1日カフェのお仕事お疲れ様
でした。大変てきぱきとしてお
られ、お客様にも丁寧に接して
おられました。その気配りにお
客様も喜ばれたと思います。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
積極的に覚えたことをこなし
ていました。サービス業はお客
様への対応も大事ですがチー
ムワークも大切です。一緒に働
いている人への気遣いもでき
ていたのでよかったです。
設定課題:今まで教えてもらったことをしっかりこなす
勤務時間:9:30~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①開館準備
・ 今まで覚えた仕事内容をこな 3日間カフェ業務お疲れ様で
②カフェの手伝い(今までの仕 ・ 時間が空いたときは自分から した。毎日覚えられたことをし
事内容)
進んで仕事を探す
っかりとこなし接客も素晴ら
しかったです。どんな仕事をし
てもこの姿勢で頑張ってくだ
さい。
- 64 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
誌
設定課題:柔軟な対応をする
実 習 内 容
①開館準備
8/16
(火)
8/17
(水)
8/18
(木)
実習生の特記事項
・来館者の状況によって予定を変
ワークショップ
更して違う仕事を手伝うこと
② W S (絵本の見本作り・
もあるということを覚えてお
材料の袋詰め・机整理)
く
③カフェの手伝い(今までの仕 ・WSでは常に机の上を使いやす
事内容)
く整理しておく
設定課題:遊びを通じて子どもとどう接するか
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
・にこにこマグちゃんクラブのと
②WS
きは子どもの目線になって一
③にこにこマグちゃんクラ
緒に取り組む
ブ
・キットの袋詰めは数量に気をつ
けて入れる
設定課題:お客様に快適に過ごしてもらうためにどう働くか
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
・子どもと接するときはかたの力
②CGワークショップ
を抜いて楽しく接するように
する
・説明するときは、分かりやすく
、もう少し声を大きくするよう
にした方がいい
- 65 -
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
今日は予定変更になり、またカ
フェに入ってもらうことにな
りました。お疲れ様でした。ス
タッフや来館者の状況で仕事
の内容が変わることはよくあ
ります。柔軟に対応お願いしま
す。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
WSキットの袋詰めは単調な
ようで重要な作業のひとつで
す。小さな子どもは素直である
と同時に客観視する力が未発
達です。材料のサイズや数量が
異なると、または説明の言葉ひ
とつで迷ったり勘違いしてし
まいやすい傾向があります。逆
に腑に落ちる言葉があれば大
人よりも器用に受け止めるこ
ともできます。よいところをう
まく伸ばしてあげられる様な
付き合い方ができると良いで
すね。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
子どもたちの元気パワーに負
けないくらいの声の大きさが
口から出ないと自分の伝えた
いことが相手にうまく伝わり
ません。しかし、印刷設定など
ののみこみの早さやかわいい
絵のセンスはとても素晴らし
いと思いました。今日は初日で
したので、2日目は今日覚えて
いただいたことをフルに活か
して下さい。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/19
(金)
8/20
(土)
8/21
(日)
修
日
誌
設定課題:お客様が心地よく過ごせる環境づくりを心がける
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
・研修生という立場でもイベント
②ライブラリ
などの時間や実施場所の把握
をしっかりとする必要がある
・空いた時間に絵本の修復などの
手伝いをした
設定課題:お客様に快適に過ごしてもらうため努力する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館作業
・いつもと違う仕事を頼まれても
②ライブラリ
快く引き受け、最善を尽くす
設定課題:お客様との距離をどうとるか
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
・パソコンの使い方を説明すると
②CGワークショップ
きは分かりやすく説明する
・ワークショップでのお金の取り
扱いは、間違いがあったら大変
なので、指導者の方にお願いす
る
・缶バッジやマグネットの作成や
、印刷などの簡単な作業は指導
者の方に頼りっぱなしにせず
自分でもできるようにして、お
客様に快適に利用してもらう
ように心がけた
- 66 -
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
名札を付けていればお客様に
とっては誰でも同じ”スタッフ
”に見えます。臨機応変に対応
して下さってありがとうござ
いました。表彰式のための机ふ
きも、急にお願いしてすみませ
ん。助かりました!
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
今日は手作り絵本コンクール
の表彰式があり、県外からのお
客様も多くて初めて絵本館に
来られた方も多かったと思い
ます。こんなときだけでなく、
いつも心がけたいのですが一
期一会の気持ちでいつでもお
もてなししたいですね。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
今日のように利用者が多くな
ると、イライラしてくるお子さ
んや保護者もあらわれます。そ
ういったお客様とどのように
対応するかは臨機応変なので
すが、放っておいてほしいお客
様と声をかけてほしいお客様
がいらっしゃることをふまえ
て対応したいものです。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:射水市大島絵本館
経営情報学科 1年
11M079 木下 茉奈美
アルバイトの一歩先
私は、大島絵本館で10日間インターンシップを通して貴重な体験をさせていただきました。
大島絵本館は、図書館と似ているようで違う点がいくつもありました。まず、来られる方の年齢層がとて
も低いことです。私よりも年下の子ども達を相手にすることが多くありました。普段の生活で関わることが
なかったため、最初は対応の仕方が分からず戸惑ってばかりでした。小さな子どもと同じ目線になって話し
かけることが大事だと分かり、それ以降は、話すときにはしゃがんで目線を合わせ、なるべく優しく、簡単
な言葉で話しかけました。それ以上に、絵本の読み聞かせが一番難しく、勉強になりました。絵本に書いて
ある文字だけをただ読むのではなく、場面によって自分で言葉をつけ加えたりしました。また、同じ声の調
子で読んでいても子ども達はつまらないので、読み方に強弱をつけたり、絵本をめくるスピードを変えてみ
たりなどの工夫も必要です。そのような工夫により、子ども達の興味や関心をひくことができ、楽しませる
ことができます。私は、絵本を選ぶとき子ども達に呼びかけやすいものを選ぶようにしていました。こちら
から絵本を指しながら、
「これなにかな?」や「わかるかな?」等呼びかけることで、子ども達とのコミュ
ニケーションをはかったり、より一層子ども達に絵本を楽しんでもらえると思ったからです。実際、私が読
み聞かせをした時、子ども達とお母さんの笑顔をたくさん見ることができました。
大島絵本館には絵本館ならではの他にはない楽しめることがたくさんあります。CGショップではパソコ
の画面上に直接ペンで絵を描くことができます。自分で描いた絵をバッジやカレンダー、うちわ、エコバッ
ク等自分だけのオリジナルグッズを作ることができます。ここでの研修で大変だったことは、パソコンでの
絵の描き方を子ども達に説明することでした。自分では理解している言葉でも、小さな子ども達には難しい
言葉であったりするため、
その子どもの年齢に合った言葉の使い方や説明の仕方を考えなければいけません。
職員の方は分かりやすい説明をしながら一つの作品を作っていて子ども達が説明の間退屈しないよう、
かつ、
集中して聞いてくれるようにされていてすごいと思いました。ワークショップでは、職員の方が作られたキ
ットを買い、自分達で組み立てたりして、しかけ絵本やパズル、キャンドル等を作ることができます。ここ
では子どもが一人で一生懸命作る姿やお母さんやお父さんと一緒に仲良く作っている姿を多く目にしまし
た。キットを実際に私達も作ることがあり、同じことをする単純作業であってもそれがお客様への商品にな
り、少しでも不備があると信頼を失うことに繋がります。手作業ならではの難しさがあり、簡単な作業にも
気を遣うことが大切だと気づきました。
他にも絵本シアターや有名な絵本作家のギャラリー展やイベントが
たくさんあり、子どもも大人も楽しむことができる場所になっています。
実際に職場に行き、職員の方々と一緒に仕事をしてみて、アルバイトとは違う点がいくつも見つかりまし
た。責任の重さや時間を守る意識、敬語等の言葉遣いなど、今回の経験をしっかりと自分のものにし、これ
からの学校生活に生かしていきたいです。
- 67 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
射水市大島絵本館
木下 茉奈美
研
修
日
報
8/28
(日)
設定課題:絵本の読み聞かせ練習、手遊び、答え合わせ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①絵本の読み聞かせ見学
小さな子ども相手に絵本をただ
②絵本の読み聞かせ練習
読むだけではなく、感情を込めて
③答え合わせ
読んだり、呼びかけたりすること
④絵本の整理・修正
が難しかったです。
⑤片付け
設定課題:カフェでの手伝い
実 習 内 容
実習生の特記事項
①掃除・準備
料理を出すだけではなく、その際
②カレーの仕込み
にカフェに来られたお客様とコ
③お客様に食事の提供
ミュニケーションをとることの
④片付け
大事さが分かりました。
設定課題:カフェでの手伝い
実 習 内 容
実習生の特記事項
①掃除・準備
小さい子どものお母さん達が子
②皿洗い・補充
どもの面倒を自分の食事より優
③水まき
先していて大変だと感じました。
④片付け
設定課題:カフェでの手伝い
実 習 内 容
実習生の特記事項
①掃除・準備
普段あまり家ではしない食事の
②お客様に食事の提供
手伝いができてとても良い経験
③片付け
になりました。
8/30
(火)
設定課題:CG
実 習 内 容
①準備
②CGの説明
③片付け
8/25
(木)
8/26
(金)
8/27
(土)
8/31
(水)
勤務時間:9:15~17:00
指導者のコメント
絵本を修正する中で色々な絵
本に触れてもらえたかと思い
ます。早速絵本のおもしろさに
気づいてもらえてよかったで
す。
勤務時間:9:15~17:00
指導者のコメント
お客様とのコミュニケーショ
ンを大事にしてください。ちょ
っとした気遣いなど自分なり
の接客を考えてみてください。
勤務時間:9:15~17:00
指導者のコメント
カフェも大切な絵本館事業の
一つです。
勤務時間:9:15~17:00
指導者のコメント
お客様の様子によく目を向け
ていました。
勤務時間:9:15~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
CGで作ったものはお客様の大
子どもの年齢によって対応を
事な思い出になるため、丁寧に心 変えなければいけない場面が
を込めて作らなければいけない
CGに限らず多くあります。優
と思いました。
しく声をかけることを忘れず
に。
設定課題:CG、絵本の読み聞かせ
勤務時間:9:15~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①準備
手遊びで子ども達と一体になっ
CGで過ごしてもらった時間
②絵本の読み聞かせ
てすることができて楽しかった
がお客様にとって楽しい思い
③CGの説明
です。
出になるといいですね。
④片付け
- 68 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
9/1
(木)
9/2
(金)
9/3
(土)
9/4
(日)
修
日
報
設定課題:絵本の読み聞かせ、手遊び、CG、WS
実 習 内 容
実習生の特記事項
①絵本の読み聞かせ・手遊び
同じことをひたすら続ける単純
②CGの説明
作業も一つの大事な仕事だとい
③商品作成
うことが分かりました。自分達が
④片付け
作ったものが商品になるという
責任感を感じました。
設定課題:WS(ワークショップ)
実 習 内 容
実習生の特記事項
①準備
お客様が来ない日でもやらなけ
②イベントの準備
ればならない仕事がたくさんあ
③片付け
ることを学びました。イベントの
準備をしっかりとしていないと
お客様に迷惑がかかると感じま
した。
設定課題:WS、答え合わせ、絵本の読み聞かせ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①準備
お客様にこちらから話しかける
②備品の確認
ことの大事さを感じました。絵本
③答え合わせ
一つ一つを綺麗な状態に保って
④絵本の読み聞かせ
いられるように気をつけなけれ
⑤絵本の整理・修正
ばならないと思いました。
⑥片付け
設定課題:ギャラリーの感想、絵本のレビュー作成
実 習 内 容
実習生の特記事項
①準備
その絵本が読みたくなるような
②ギャラリーの感想
レビューを書くことが、意外と難
③絵本のレビュー作成
しかったです。
④答え合わせ
⑤片付け
- 69 -
勤務時間:9:15~17:00
指導者のコメント
解釈が異なるように絵本から
受けるイメージも人それぞれ
であり、読み聞かせを聞く人の
受ける印象もさらに多様です。
勤務時間:9:15~17:00
指導者のコメント
工作キットの難しいところは
手作業による誤差が生じるこ
とです。ものを作って売ること
は難しいことです。
勤務時間:9:15~17:00
指導者のコメント
絵本の中の損傷や、汚れはなか
なか気づきにくいので点検が
必要です。来てくださったお客
様に対する細やかな気配りを
忘れないように。
勤務時間:9:15~17:00
指導者のコメント
お客様に自然に声をかけて下
さり、インターンシップで学ば
れた接客が生かされているこ
とを改めて感じました。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:射水市大島絵本館
経営情報学科 1年
11M066 今 堀 汐 里
仕事への誇り
私は、射水市大島絵本館で 10 日間の就業体験をさせていただきました。この就業体験を通して、多く
のことを学ぶことができましたので報告したいと思います。
まず始めに体験させていただいたのは、絵本の読み聞かせでした。初めに、職員の方の読み聞かせを見
学させていただきました。ただ、絵本を読み聞かせるだけでなく自分でアドリブを追加し、手遊びや歌を
途中に入れて子供達が退屈しないように工夫しておられ驚きました。ただ絵本を読むだけなら私にもでき
るだろう、と安易な気持ちでいたのですが次第に不安になってしまい、いざ自分の出番となったときには
早口で書いてある文章を読み上げるだけの読み聞かせになってしまいました。絵本を読む順番が後の方だ
ったということあって、子供達はあまり私の読み聞かせを聞いていないようでした。その後、職員の方に、
「少し間違えても平気。ゆっくり読んで子供達に何を伝えたいのかを考えて読んでみよう」とアドバイス
を頂きました。読み聞かせは、3 日目には英語の絵本、5 日目には紙芝居で行いました。英語の絵本は、
内容を理解しました。英語の単語を言った後に、子供達に反復してもらったり、単語の意味を当ててもらった
りしてクイズ形式にして絵本を読むと小さい子供達も反応してくれ読みやすくなりました。読み聞かせには雰
囲気をつかむことが大切だと感じました。紙芝居では、めくるタイミングや目線の位置、擬態語の難しさに苦
戦しました。しかし慣れていくうちに自然と感情をこめることができました。そして一週間がたち、もう一度
絵本の読み聞かせをする機会では、以前失敗した怖さから最初は声が小さくなってしまいましたが、
「英語の
絵本や紙芝居を読むことだってできたのだから絵本の読み聞かせもできるはず、自分が楽しく読めば子供たち
も楽しく聞いてくれるはずだ」と、自分を信じて大きな声で読むことができました。絵本一つ読み聞かせをす
ることがこれほど難しいことだと思っていませんでした。10 日間で何度も人前で読む経験をさせていただくこ
とにより、緊張も抜け心から楽しんで読み聞かせをすることができてよかったです。
読み聞かせ意外にも、傷ついた絵本の修正や、子供たちとのふれあい、絵本の POP 作り。パソコンのお絵か
きソフトで下敷きや缶バッチが作れる CG コーナーでの操作説明や見本作り、工作・体験ができるワークショ
ップでの、手作り工作の材料セットを袋詰めしたりしました。手作り工作の材料袋詰め作業は、手作りである
とは言えお金を払って買ってくださるお客様に渡る大切な商品であるので、綺麗に見えるように自分なりに工
夫し、同じ種類の商品でもクオリティに差が出ないように気をつけて行いました。
10 日間実際の仕事に触れ、仕事として働くということはその仕事のプロとしての誇りを持つことだと感じま
した。絵本を読むときには一文一文に思いや伝えたいことをこめ、商品一つ一つの品質を平等にする大切さな
どは実際に体験してみなければ分からないことでした。この 10 日間、大島絵本館で学んだことをこれからの
短大生活・就職活動に活かしていきたいと思います。そして仕事に誇りを持てる人間になりたいと思います。
- 70 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
射水市絵本文化財団大島町絵本館
研
今堀 汐里
修
日
報
設定課題:見て覚えて慣れる
勤務時間:9:30~17:00
実 習 内 容
8/25
(木)
①ミーティング
②読み聞かせ見学
③ワークショップ
実習生の特記事項
指導者のコメント
他のインターンシップの方の読
み聞かせを見学し、それをみて次
に自分が読み聞かせをするとき
に同じようにすばらしくできる
よう練習しました。また、ワーク
ショップでは手作りの工作キッ
トのセットを組みました。
ワークショップのキットセッ
トは単純ですが難しい作業で
す。手作りとはいえ製品ですか
ら、購入者は質を求めます。そ
れを踏まえ、丁寧に作業をして
下さりありがとうございまし
た。
設定課題:ライブラリでの本の修正など
実 習 内 容
8/26
(金)
①ライブラリ
(絵本の修正・POPつくり)
勤務時間:9:30~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
絵本の修正や整頓を行いました。
小さなお子さんが対象であるこ
とが多いせいか、破損している絵
本が多く、修正をしてまた、手に
とってもらえるようになればい
いなと心から思いました。POP作
りは平仮名・明るい色を意識して
作りました。
赤ちゃん向けの本が集まるキ
ッズガーデンと人気のクイズ
絵本のコーナーをチェック・修
正してもらいました。愛されて
こその破損だと思うと、絵本に
対しても愛着がわいてきます
ね。
設定課題:ライブラリとワークショップでお手伝い
実 習 内 容
8/27
(土)
①ライブラリ
(英語の絵本読み聞かせ)
②ワークショップ
勤務時間:9:30~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
英語の絵本の読み聞かせをしま
した。まず内容を理解していない
と英語で絵本を呼んでも感情が
こもらないので内容を覚えまし
た。読み聞かせには雰囲気をつか
むことが大切だと感じました。ワ
ークショップの単純作業では自
分の効率の良いやり方を見つけ
作業をできるようになりたいと
思いました。
今日はダンボールを扱いまし
たが、ダンボールは繊維方向の
特長からは思考が促され厚み
から把力が引き出されます。単
純でいて玄妙なのが工作です。
それを知っておくことは工作
を提供する側としてとても大
切なことと言えるでしょう
- 71 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:ワークショップでの単純作業
実 習 内 容
8/28
(日)
①ワークショップ
(袋詰め・見本作り)
勤務時間:9:30~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
単純作業では絵本の袋詰めを行
いました。配色などに気をつけ、
自分なりに工夫しながら袋に詰
めました。出来上がった商品をみ
ると達成感があります。牛乳パッ
クで作るぐるぐる絵本の見本も
作りました。子供たちにそれを見
せるということでがんばりまし
た。11Pという少ない枚数で落
ちを考えるのが難しかったです。
ワークショップの見本は購買
意欲を刺激するほかに、工作者
にアイデアを提供する目的も
あります。逆に様々な見本を提
示することによって見本をま
ねることに修辞し、新しい発想
が育たないという弊害もあり
ますが、見本を用意するという
行為そのことがとても重要で
す。
設定課題:子供の気持ちを考えて行動する
実 習 内 容
8/30
(火)
①ライブラリ
(クイズ丸付け・紙芝居)
実習生の特記事項
指導者のコメント
ギャラリーにお客さんを集めて
紙芝居を読みました。紙芝居を読
むのは初めてで、紙をめくるタイ
ミングをどうすればいいか、目線
はどこにやればいいのかと迷う
ことが多くありました。しかし、
聞いてくれる相手のことを考え
ながら読むと自然に心がこもり
感情的に読めたと思います。クイ
ズの丸付けではたくさんの子供
とかかわることができよかった
です。
紙芝居、とても上手でした。今
堀さんらしく読めた(演じるこ
とができた)のではないでしょ
うか。擬態語は難しいですよね
。恥ずかしがらずに思い切って
やればどんどん上達すると思
います。
設定課題:練習の成果を出す
実 習 内 容
8/31
(水)
①絵本の読み聞かせ
②カフェ
勤務時間:9:30~17:00
勤務時間:9:30~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
絵本の読み聞かせの発表でした。
実際に今まで練習してきた成果
を発表するということで普段よ
りも緊張しましたが、自分なりに
心をこめて読むことができたと
思います。絵本にも赤ちゃんから
小学生、大人まで面白いと感じる
ものは違うので絵本の選択から
考え直したいと思いました。
慣れないことも多く大変だと
思いますが、お疲れ様でした。
季節によって読む本を変える
のも一つの手ですね。
すべての仕事につながること
は、お客様に喜んでもらうとい
うことです。子供たちの絵画を
見てがんばってください。
- 72 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:絵本の読み聞かせ・CG見本作り
実 習 内 容
9/1
(木)
①絵本の読み聞かせ
②ライブラリ
(クイズの丸付け)
③CG
(カレンダー見本作り)
実習生の特記事項
指導者のコメント
今日の読み聞かせでは小さい頃
に自分が読んでもらったことの
ある絵本を選びました。小さい頃
読んでもらってわくわくした気
持ちを思い出し、感情を込めて詠
むことができたと思います。CG
教室では、見本としてカレンダー
を作りました。楽しみながら見本
を作ることができました。
夏休みが終わって、来館者も(
夏休みと比べると)少ないです
が、お話を聞いてくれる子、工
作をしていく子、ひとりひとり
に楽しい気持ちを持ち帰って
いただけるように接すること
が大事ですね。
設定課題:一つ一つを丁寧に、仕事だということを忘れない
実 習 内 容
9/2
(金)
実習生の特記事項
①ワークッショプ
休館日ということで、一日ワーク
(袋詰め・クラフトパンチで ッショプでお客さんが作る手作
の手作りキットの部品製作) りキットの部品を作ったり袋に
詰めたりしました。単純な作業で
はありますが、お客さんの手に渡
る大切な商品でもあるので、綺麗
に見えるように自分なり工夫し
ながら作業しました。お客さんの
ことを考えて作業することが大
切なのだと改めて思いました。
設定課題:お客様の気持ちを考えて行動する
実 習 内 容
9/3
(土)
①カフェ
勤務時間:9:30~17:00
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
商品全体のクオリティはもと
より、商品に一貫した質の高さ
を保つことも重要とされます。
顧客Aと顧客Bの間での品質の
差があることは不公平であり、
信頼を失う要因にもなりかね
ません。絵本間の手作りキット
の難しく大切なところは手作
業による誤差が生じることで
すね。ものを作って売るのは難
しいことです。
勤務時間:9:30~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
カフェではやはりお昼に人で賑
わい、忙しくなったときには慌て
てしまうときもありました。飲食
店で働いたことがなくお盆さえ
持つことも自分には難しく、食べ
終えたお客さんの食器を片付け
るタイミングなどなかなか自分
から進んで動くことができませ
んでした。明日も一日カフェなの
でお客様のことを考えて接して
いきたいと思います。
カフェも大事な仕事のひとつ
です。色々と考えて工夫してお
られる様子が見えました。気配
りありがとうございました。
- 73 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:お客様の気持ちを考えて行動する
実 習 内 容
9/4
(日)
①カフェ
勤務時間:9:30~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
指示がなくても自ら動くことが
大分できるようになったと思い
ます。気配りが大切だと感じまし
た。お客さんが子供やお年寄りだ
からこそ、料理を早く持っていっ
たり、人数に合わせて食器を変え
たりなど色々工夫が必要だと学
びました。気配りや工夫ができて
ことお客さんに喜んでもらえる
のではないかと思いました。
毎日問題点と向き合い、接客を
工夫しておられ大変良かった
とおもいます。お客様も気配り
に喜ばれたのではないでしょ
うか。
10日間お疲れさまでした。
- 74 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:射水市中央図書館
経営情報学科 1年
11M063 油 谷 昌 江
人間性を高めること
私は射水市中央図書館で一週間、職業体験をさせていただきました。今回の職業体験での私の目的は、
自分の得意なことを生かすことができるものなのか、図書館に必要な能力とは何かを見出す、という二点
でした。その二点の目的を中心に今回の職業体験の報告をしたいと思います。
射水市中央図書館での主な仕事内容は、本の返却・貸出しの処理、返却された本を棚に戻す「配架」と
いう作業、利用者からの質問や要請に応えることでした。
第一の目的、自分の得意なことを生かすことができるかという点について、図書館の常務のカウンター
業務では返却・貸出しの処理や利用者の方に頼まれた蔵書の検索など、様々なことをパソコンで作業して
いきます。そこでは、私はパソコンを使うことが得意ということから、すぐに覚え、対応していくことが
できたため良かったと思いました。また、本の配架では、配架と同時に順番が違っている本の配列を並び
直しながらの作業となるため、私の少し几帳面なところから、並べ続けることも苦ではなく、自分に合っ
ているなと感じることができました。
第二の目的、図書館に必要な能力とは何かを見出すことでは、今回の体験から四点、思うことがありま
した。
一点目と二点目は、
『探している本が見つからないのですが…』という利用者からの質問への対応につ
いて、
「自分自身も分野ごとに本の配置をしっかり覚えておかなければいけない」ということと、瞬時に
判断して正しい情報を提供しなければいけないことから、
「臨機応変に対応できる能力」が必要だという
ことです。私自身、利用者に探している本の場所を聞かれたときに、まだしっかり本の配置の仕組みをわ
かっていなく、戸惑ってしまい対応が遅れてしまったり、本の場所を覚えだしてからも、急に聞かれたこ
とと早く応えなくてはという焦りから、かえって対応が遅くなってしまったりしてしまいました。そのた
め、この二点については、特に痛感しました。三点目に、上記のような質問があるように、常に利用者と
接し続けるため、
「友好な人間関係を築くことができる」ということも大切だと思いました。あまり友好
的でない利用者と接したときに、どのように対応したら良いかがわからなくなり、特にそう感じました。
四点目は、
「個人情報の重さを意識して仕事できる」ことだと思います。体験中に、利用者の方の名前な
どが書かれている紙の枚数を数えているときに、利用者の方に質問され対応をしに席をはずしてしまいま
した。一瞬とはいえ、その紙を広げたまま行ってしまい、後から紙も個人情報だから気をつけてと注意さ
れたときに、その重大性に気付きました。図書館などの施設では、多くの方の「個人情報」を預かってい
るということをもっと意識しなければいけないなと感じました。
これらの感じたこと、学んだことは今回の図書館だけに限らず、どの企業にも当てはまることもあり、
特にどれも人間性として大切なことだとも思いました。そのため、今後の就職活動や、就職後のためにも、
また人間性を高めるためにも、今回学んだことを身に付けていけるように日々生活していきたいと思いま
す。
- 75 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
射水市中央図書館
油谷 昌江
研
8/9
(火)
8/10
(水)
8/11
(木)
修
日
設定課題:通常勤務を覚える
実 習 内 容
①本の返却の処理
②本の貸出しの処理
③本の配架
報
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
カウンターでの業務では、返却・ 研修の初日、そして図書館の休
貸出しの対応の事務的なことだ
み明けということで忙しい一
けでなく、利用者の方に質問され 日だったと思います。
たり頼まれたりしたことにもす
早くカウンター業務に慣れ率
ばやく臨機応変に対応しなけれ
先して受付できるようになっ
ばいけなく、常に気を抜けないな て下さい。
と感じました。
設定課題:カウンター業務・配架について
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①新規カードの製作
配架中に利用者の方に本の位置
毎日の配架の作業が少しずつ
②本の配列について
を聞かれ、瞬時に対応できなかっ よりよい対応に繋がっていく
③返却・貸出しの処理
たので、昼休憩中などに本の種類 と思います。個人情報について
④本の配架
と配置を頑張って覚えるように
も意識を持って作業をお願い
しました。利用者の方の対応に行 します。頑張って下さい。
くためにカウンターから席をは
ずした際に個人情報が書かれて
いる紙を一瞬とはいえ置いたま
まにしておいてしまい、後から注
意され事の重大性に気付いたの
で、もっと意識しなければと思い
ました。
設定課題:カウンター業務
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①書庫の配列について
本の配架と整理時に本の配列が
利用者の方はあまり考えない
②返却・貸出しの処理
揃っていなかったり、本が全然違 で本を棚に戻すことも多いよ
③本の配架
うところに入っていたりと直さ
うです。
④利用者への対応
なければいけないところがたく
配架時、気がつけば整理をお願
さんあり、私は無駄に忙しく動き いします。カウンター業務も慣
回っていたのですが、少しどうす れてきたようなので、このまま
るか考えてから動けば、無駄な動 丁寧な対応をよろしくお願い
線がなくなるだろうと言われ、確 します。
かにこれでは時間と体力の無駄
だと感じ、仕事一つをするにもも
っと考えて動かなければいけな
いなと思いました。
- 76 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/12
(金)
8/13
(土)
修
日
報
設定課題:カウンター業務・レファレンスについて
実 習 内 容
実習生の特記事項
①返却・貸出しの処理
レファレンスについては図書館
②本の配架
学のときにも出ていたのですが
③利用者への対応
完璧に覚えていたわけではない
④レファレンスの課題
ので勉強になり、わかるようにな
ってきました。
利用者の中にも、様々な人がいて
、今までであったことがないよう
な人たちもたくさんいるため、そ
のようなふれあいも社会に出る
前には貴重で重要な体験だとい
うことを実感できました。
勤務時間:9:45~18:30
指導者のコメント
図書館の業務の中でもレファ
レンスは重要な部分の一つで
す。経験がその知識や対応につ
いて必要となります。研修後半
頑張って下さい。
設定課題:カウンター業務・レファレンスについて
実 習 内 容
実習生の特記事項
①返却・貸出しの処理
カウンター業務の流れや仕組み
②本の配架
をつかめてきて、最初と比べると
③利用者への対応
よくなってきたと思います。本な
④レファレンスの課題
どの場所も配架や棚の整理など
の作業をすることによりわかる
ようにはなってきたのですが、い
ざ利用者の方に探している本が
どこにあるか聞かれると、早く間
違えないようにと思うことによ
り瞬時に対応できないことが多
いため、余裕を持って返答できる
ように、もっと明確に本の配置を
頭の中に入れたいと思います。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
夏休み期間中の土曜日という
ことで多くの利用者があり、窓
口対応も大変だったと思いま
す。あせらずに、正確さを心が
け頑張って下さい。
- 77 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:射水市立中央図書館
経営情報学科 1 年
11M075 加藤 智貴
図書館業務と利用者の関係
私は、射水市立中央図書館で7日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマ
は、図書館での職務内容を知り、また図書館で働く上でどのようなことが大切かを学ぶということでした。
そのテーマをもとに今回の研修結果を報告したいと思います。
図書館での主な職務内容には、図書の貸し出し・返却、図書の配架・整理、図書の予約、本の修理、書架
の整理、利用カードの新規作成等があります。
図書館業務は私が想像していたようなゆったりしたイメージとは違い、動き回ることも多く大変なもの
でした。まず私がした仕事は、閉館してから返却ボックスに入れられた本をそれぞれ所定の棚に配架をす
るという作業でした。この作業は元の棚に本をラベル通りに返却しなければならないので、正確に作業を
する必要があります。なぜなら、配架を間違えると図書を検索して棚の場所を調べてもそこに無いという
事態が発生してしまうからです。次に行った作業はその日の朝刊6紙から射水市に関係のある記事を探し、
印刷して切り取り、掲示するという作業でした。切り取った記事にはどの新聞から切り取ったか分かるよ
うに空いたスペースに新聞名を記入しますが、何度か書き忘れてしまうということがありました。その度
に、どの新聞に記事があったかを探すこととなり、必要以上の時間をかけてしまいました。図書の貸し出
し・返却作業では、当初スムーズに作業することができず、利用者の方々を待たせてしまい反省すること
が多々ありました。また、本の修理では、ページが破れているところにはシールを貼ったりして補強しま
した。図書館ではたくさんの方が利用するためどうしても本が傷んでしまったり、破れたりしてしまうた
め本の修理の作業は大事な仕事でした。
この7日間のインターンシップで行った作業はどれも簡単ではなく大変でしたが、日が経つにつれて仕
事もスムーズに行えるようになり、仕事をするのが楽しく思えるようになっていきました。
このインターンシップで学んだことをまとめると以下の3点となります。
①カウンター業務や配架作業などを行うに当たり、常に利用者のことを考え、利用者への心づかいを大切
にしながら対応することが重要である。そのことにより、安心して利用していただけるということにつ
ながる。
②情報提供も図書館の重要な業務である。
③状況をみて臨機応変に対応する力を身に付ける必要がある。
今回の就業体験を通して社会人と自分を比較してみると、知識はもちろんのこと、仕事に対する積極性
が自分には不足していると感じました。今後不足していることを改善していくため、講義などで積極的に
発言をしたり、何事にも意欲的に参加するよう心がけたいと思います。
- 78 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
射水市立中央図書館
加藤 智貴
研
8/17
(水)
8/18
(木)
8/19
(金)
8/20
(土)
修
日
報
設定課題:図書館の基本的な仕事を覚える。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①自己紹介及び職員(パートを 初日ということで主にオリエン
含む)紹介
テーションを行った。
②勤務日程、勤務にあたっての 図書館は本を貸し出し・返却する
諸注意
だけでなく、利用者が求める情報
③館内の概要と見学
を提供していかなければならな
④館内図書館の概要と図書館
い。
の役割
カウンター業務をする際はきち
⑤書架の配置
んと挨拶をし、笑顔で接客をする
。
設定課題:利用者の気持ちを考えて行動する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備(射水市の記事を印 配架をする際は背表紙に貼られ
刷し切り抜き、掲示する)
ている棚番号のシールを確認し
②カウンター業務(図書の貸し て決められた棚に配架する。特に
出し、返却)
子どもが良く利用する児童書・絵
③本の修理
本のコーナーの棚はいろんな棚
④図書の配架・棚の整理
の図書が置いてあるのでそのよ
⑤書庫の整理
うなことに注意しながら配架を
しなければならない。
設定課題:図書検索、利用カードの作成方法を覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
①図書の配架・棚の整理
利用カードを作成する際は必ず
②カウンター業務
身分を証明できるものを提示し
③図書検索
てもらう。図書検索の際その題名
④図書館利用カードの新規作
を打ち込んで検索しても出てこ
成
ない場合があるので、それに関す
るキーワードで検索したりする
と良い。
設定課題:読書会を見学して学習をする。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
絵本などを読み聞かせる場合、た
②図書の配架・棚の整理
だ読むだけではなく子ども達を
③カウンター業務
一緒に参加させるようにして読
④「子どもの読書会」を見学
むようにする。新聞記事を検索す
⑤新聞記事の検索
る場合は、その年の新聞記事を索
引した冊子があるので、そのよう
なもので検索するのも良い。
- 79 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
資料(図書)の配架がスムーズ
にできるようになれば、業務の
色々な場面で役立つことが分
かってきます。窓口カウンター
での積極的な対応を期待して
います。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
細々した作業をお願いするこ
ともありますが、何よりも利用
者への心遣いを大切にしてく
ださい。配架等も慣れてきたよ
うなので期待しています。
勤務時間:9:30~18:30
指導者のコメント
窓口業務を行うに当たり常に
利用者のことを考えながら対
応することによって安心して
利用していただけると思いま
す。頑張ってください。
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
当市の図書館では「絵本の読み
聞かせ」のボランティア等、運
営の補助的活動をしていただ
いているグループがいくつか
あります。機会があれば参加し
てみてください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/21
(日)
8/23
(火)
8/24
(水)
修
日
誌
設定課題:カウンター業務を1人でやりきる。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
インターネットやAV鑑賞をする
②図書の配架・棚の整理
際も図書館利用カードは必要。本
③カウンター業務
日は1人でインターネット利用
④インターネット利用の手続
とAV鑑賞の手続きをしました。利
き
用者には必要なことをきちんと
⑤AV資料の鑑賞の手続き
伝えることもできたので良かっ
た。
設定課題:今までのことを参考にしてレファレンスに挑む。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
図書館の資料を利用して課題を
②コピー機の使用に伴う料金
する際はインターンシップ中に
徴収
教わったことを活かして資料を
③図書の配架・棚の整理
検索した。
④カウンター業務
配架の際に同時にする棚の整理
⑤レファレンスの課題に取り
は休日にやろうとしても利用者
組む
が多くやる時間があまりないの
で平日の内にしっかりとやって
おいたほうがいい。
設定課題:図書館で働くためにはなにが大事か考える。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①朝刊の処理
図書館の業務の1つとして目録
②絵本雑誌の目録作業
作業があり、いままで貸し出しが
③レファレンスの報告・職員と 禁帯になっていたのを一般開架
の検討
に出す作業をした。
④図書の配架・棚の整理
資料の選択の際には文章だけの
⑤カウンター業務
ものだけでなく図などを使って
ある分かりやすい資料を選ぶ必
要がある。
- 80 -
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
朝の新聞の処理については安
心して任せることができるよ
うになりました。情報提供も図
書館の重要な業務ですのでよ
ろしくお願いします。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
館内の利用について原則論は
大切に守っていただく必要が
ありますが、状況をみて臨機応
変に対応する力を身に付けて
いってください。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
研修期間を通しカウンター業
務を願いしたので、後半は安心
して業務を任せることができ
ました。慣れない接客対応で疲
れたかと思いますが、この経験
を活かしてください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:射水市中央図書館
経営情報学科 1年
11M104 西 村 優 花
利用者の立場に立った対応を心掛けることの大切さ
私は、射水市中央図書館で7日間、就業体験をさせていただきました。
この就業体験での私のテーマは、実際の図書館業務がどのような仕事か体験し、今後の図書館学や就職活動に活か
すということでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。
主な研修内容は、図書館の環境整備・返却ポスト・カウンター業務・配架・棚整理・本の除籍・レファレンスの課
題でした。
私はこの研修で、図書館の仕事はどのようなことをするのかを学びました。まず、図書館の環境整備として、開館
する前にゴミの回収や、机の掃除を行いました。これは利用者に対する環境整備の観点から大切なことであると、指
導者の杉本さんから教わりました。また、図書館には返却ポストという、閉館している時間でも返却できるシステム
があります。図書館は月曜日が休館日ですので、この返却ポストには、火曜日に普段より多くの本が返却されること
が多いようです。カウンター業務では、主に利用者の方たちの貸出し・返却の応対をします。日曜日には、平日に仕
事などで来られない利用者の方が来館されるので、カウンター業務は忙しいことが体験してみてよくわかりました。
また、射水市の図書館は、中央図書館・大島図書館・下村図書館・正力図書館・新湊図書館の5館のどこでも貸出し・
返却ができます。その為、返却の際にはどこの図書館の本か確認し、他館の本の場合は分けて置いておくことに注意
しておくことを教わりました。他にも、書庫の本を探しに行ったり、予約の本のリクエストを受けて予約の処理をし
たり、貸出しカードを新規に作ったりしました。この図書館では小説がF、絵本がE、ジュニア本がJ、資料がT、
教科書がG、一般書が番号だけというように分けられていました。配架・棚整理するときには、この記号と数字を見
て場所を探し、同じ番号の中で五十音順に並べました。また、返却される本が多い日には、すぐに本が溜まってしま
うのでこまめに配架に行くことが大事でした。本の除籍では、除籍する本はバーコードの部分と図書館名をマジック
で黒く塗りつぶし、消印を押してからビニール紐で縛るという作業を体験しました。本はたくさん集まると大変重い
ので、体力や筋力も必要な仕事だなと改めて思いました。また、レファレンスの課題もさせていただき、初めてでし
たが、頑張って調べることができました。すべて難しい仕事でしたが、なかなかできない経験なので、貴重な経験を
させていただけたと思います。
この研修で学んだことは、今後の図書館学の授業でも役立つと思います。その上、7日間毎日、たくさんの本に触
れて、知識も少し増えたと思います。一方、難しいと感じたレファレンスの対応は、図書館業務の中でも大切な部分
であり、
経験がものを云うので、資料がどこにあるか精通することが必要だということがわかりました。
この課題は、
実際に利用者の方からあった質問だったので、利用者の方に満足してもらえるように、日々の授業や図書館でいろい
ろな本について知識を深めて、どのような質問であっても答えられるようになっていかなければならないと思いまし
た。
最後に、射水市中央図書館の方々には、お忙しい中たくさんのことを教えていただき、感謝しています。10 月か
らの図書館学の授業では、この研修で学んだことを活かして日々勉学に励みたいと思いました。7日間お世話になり
ました。ありがとうございました。
- 81 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
射水市中央図書館
西村 優花
研
8/17
(水)
8/18
(木)
8/19
(金)
8/20
(土)
修
日
報
設定課題:実際の図書館業務を体験し、今後の図書館学や就職活動
に活かす。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ゴミの回収・机の掃除
射水市中央図書館には、開架図書
②杉本さんのお話を聴く
が85000冊、閉架図書が65000冊
③職員の方たちにあいさつ
の合計150000冊の蔵書があるこ
④配架・棚整理
と学んだ。この図書館では、小説
⑤カウンター業務
がF、絵本がE、ジュニア本がJ
、資料がT、一般書が番号だけと
いうように分けられている。配架
するときには、この記号と数字を
見て場所を探し、同じ番号の中で
五十音順に並べる。
設定課題:実際の図書館業務を体験し、今後の図書館学や就職活動
に活かす。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ゴミの回収・机の掃除
返却ポストの返却のときは通常
②返却ポストの本の返却
の返却ではなく、返却のモードの
③配架・棚整理
切り替えをする。本の修理は、ボ
④カウンター業務
ンドの量が多すぎても、少なすぎ
⑤本の修理
てもいけない。除籍する本は、バ
⑥除籍する本の処理
ーコードの部分と図書館名をマ
ジックで黒く塗りつぶし、消印を
押してから、ビニール紐で縛る。
設定課題:実際の図書館業務を体験し、今後の図書館学や就職活動
に活かす。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①配架・棚整理
図書館は18:30までやらなければ
②カウンター業務
ならないが、8時間しか働けない
③赤ちゃん本のシール貼り
ので、必ず遅番の人が要る。赤ち
④除籍する本の処理
ゃん本には、赤いシールが貼って
あり、日焼けで色が消えているも
のは貼り替えをする。
設定課題:実際の図書館業務を体験し、今後の図書館学や就職活動
に活かす。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ゴミの回収・机の掃除
土曜日の午前中は、子どもに絵本
②返却ポストの本の返却
の読み聞かせが行われる。コピー
③配架・棚整理
機は1枚10円・カラーは100円で
④カウンター業務
使用でき、インターネットは30分
間の利用。
- 82 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
研修初日ということで多くの
ことを学ぶ場面があったかと
思います。利用者の立場に立っ
たていねいな対応に心がけて
下さい。頑張ってください。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
貸出し、返却、配架と、少しず
つ業務に慣れてきたと思いま
す。積極的に行動し、利用者の
方が満足して利用できる雰囲
気づくりに心掛けて下さい。
勤務時間:9:45~18:30
指導者のコメント
カウンター業務も慣れてきて、
一人で業務をこなせることが
自身につながったと思います。
頑張って下さい。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
机の整理整頓、清掃は、利用者
に対する環境整備の観点から
大切なことです。よろしくお願
いします。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/21
(日)
8/23
(火)
8/24
(水)
修
日
誌
設定課題:実際の図書館業務を体験し、今後の図書館学や就職活動
に活かす。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ゴミの回収・机の掃除
返却される本が多い日にはこま
②返却ポスト
めに配架に行くことが大事。新刊
③配架・棚整理
の本は新刊のコーナーに配架し
④カウンター業務
なければいけないので、返却する
ときに新刊かどうかを必ず確認
する。本の予約表は、小説は五十
音順に小説と書いてあるバイン
ダーに、一般書は一般書と書いて
あるものに、児童書は児童書と書
いてあるものにはさむ。
設定課題:実際の図書館業務を体験し、今後の図書館学や就職活動
に活かす。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①机の掃除
レファレンスの課題は初めてだ
②配架・棚整理
ったが、富山県のダムについて調
③カウンター業務
べるのがとても難しく感じた。
④レファレンスの課題
設定課題:実際の図書館業務を体験し、今後の図書館学や就職活動
に活かす。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ゴミの回収・机の掃除
レファレンスの課題の答え合わ
②配架・棚整理
せでは、難しかったダムの本はう
③カウンター業務
まく探せなかったが2問目の問
④レファレンスの課題の答え
題は国語辞典をうまく利用して、
合わせ
ちゃんとできていたようだった
⑤こどもの雑誌を新刊にかえ
ので良かった。実際に利用者の方
る
からあった質問なので、このよう
な質問にも答えられるように、い
ろいろな本について知識を深め
ていかなければと思う。
- 83 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
平日は仕事の都合で来られな
い方が休日に多く来館されま
す。混むこともあるので、一人
一人の対応が雑にならないよ
うに心掛けて下さい。
勤務時間:8:23~17:15
指導者のコメント
レファレンスの対応は図書館
の業務の中でも大切な部分で
す。経験がものを云うと思いま
す。資料がどこにあるのか精通
することが必要となります。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
基本的な貸出し、返却業務、ま
た配架の作業にも慣れ、図書館
の運営の仕方もわかってきた
のではないかと思います。研修
の経験をこれからの学業に活
かしてください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:魚津市立図書館
経営情報学科 1年
11M073 荻 野 真 菜 美
5 日間の中で学んだもの
私は 5 日間、魚津市立図書館で、研修をさせていただきました。私は、働くことの大変さを知るという
ことと、図書館にはどのような仕事があるかを知るということを今回の研修のテーマにして取り組みまし
た。このテーマをもとに今回の研修の報告をしたいと思います。
1 日目はオリエンテーションと図書館内を見学し、実際に一般書の書架整理やカウンター業務、本のカ
バーかけを行いました。カバーかけはアドバイスを受けながらの作業でしたが、本が逆になっていないか
など、緊張しながらの体験でした。
2 日目は児童書などの書架整理を行い、その後はイベントの準備をしました。20 日に「としょかんこ
どもなつまつり」というイベントがあり、私はそこで読み聞かせとゲームの補助をする予定になっていま
した。職員の方に選び方などのポイントを教えていただいて読み聞かせに使う絵本を 1 冊選び、練習では
事務所におられた職員の方々の前で、実際に読んでみてアドバイスをいただいたりしました。
3 日目は「こどもなつまつり」の補助を行いました。前半はボランティアの方々の読み聞かせを見学し、
後半は読み聞かせとゲームの補助を行いました。読み聞かせでは失敗した部分もありましたが、見に来て
くれた子どもたちがきちんと耳を傾けてくれていたので、良かったのではないかなと思います。
4 日目と 5 日目は主にカウンター業務と書架整理、その他に廃棄資料の処理やブックスタートの準備、
除籍の雑誌の処理を行いました。ブックスタートは市が実施する「はじめての絵本」事業という 4 ヶ月検
診で乳児に絵本を配布する取り組みで、このときに配られるブックスタートパックの準備の手伝いをさせ
ていただきました。絵本は寄附によるもので、バッグはボランティアの方の手作りだと聞き 1 つの取り組
みでもたくさんの協力がないと成り立たないのだということを再認識させられました。
5 日間図書館で研修をさせていただいて、どの仕事も私が今まで図書館の仕事に持っていた印象を一変
させられるものばかりでした。研修に行く前はデスクワークばかりの仕事なのではないかと思っていまし
たが、実際はそうではなく、動き回る作業や力仕事もたくさんありました。また、1 つの取り組みを行う
にもたくさんの方の協力が必要であるということも研修で行ったイベントなどで改めて感じさせられま
した。一言で働くといっても、1 人でできるものもあれば、同じ職場の人と情報を共有し、協力しなけれ
ばできないこともあるということを学び、また誰かと協力するということはとても大切なことであるとい
うことを再認識しました。今回の研修は自分にとって、これからの就職活動のための大きな一歩になった
のではないかと思います。最後に、インターンシップを受け入れてくださった魚津市立図書館の皆様、そ
してマッチングを行ってくださった先生方に心より感謝申し上げます。今回の研修で学んだことを無駄に
しないよう、今後の学校生活や就職活動に活かしていきたいと思います。
- 84 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
魚津市立図書館
荻野 真菜美
研
8/18
(木)
8/19
(金)
8/20
(土)
修
日
報
設定課題:1つでも多くのことを学び、積極的に行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①オリエンテーション
書架整理やカウンター業務を行っ
②館内案内
たときに、お客様に対する気遣い
③一般書の書架整理
が大切だということを学んだ。周
④カウンター業務
りに対する気遣いが足りなかった
⑤本のカバーかけ
と思う。本のカバーかけでは、外
側のカバーと内側の本が逆さまに
ならないようにする、カバーの中
に空気が入らないようにするなど
というところに気をつけながら作
業を行った。
設定課題:20日のなつまつりのための準備をしっかりする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①児童書、ヤングアダルトの本 読み聞かせに使用する本の選び方
の書架整理
や読むときのコツを教わった。1
②読み聞かせの絵本選び、練習 冊選ぶのにいくつものポイントが
③「としょかんこどもなつまつ あり、選ぶのに苦労した。練習の
り」の準備
時にも、読み方に注意しなければ
④カウンター業務
ならないということを学んだ。実
⑤なつまつりの打ち合わせ
際に練習を行ってみて、間のあけ
方、読む早さなど注意する点がた
くさんあり、簡単にできることで
はないということがわかった。
設定課題:なつまつりを成功させる
実 習 内 容
実習生の特記事項
①なつまつり打ち合わせ
小さい子達の前で読み聞かせをす
②カウンター業務
るのは始めての体験で、とても緊
③読み聞かせ見学
張した。途中で詰まってしまった
④読み聞かせ
ところもあったが、子どもたちに
⑤なつまつり補助
楽しんでもらえたのでよかった。
ゲームのほうも予想していた最悪
の事態などは起こることもなく、
進行の補助もしっかりできたので
良かったと思う。
- 85 -
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
初日の作業は図書館業務の基
礎的なことを説明し、作業して
もらいました。殿作業も説明を
よく聞き、スムーズに業務をこ
なすことができました。
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
数回の練習で上達が早く、丁寧
に読んでいました。今日アドバ
イスしたことに気をつけて、明
日の本番は頑張ってください。
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
非常に大勢の人が集まるイベ
ントで1日大変だったと思いま
すが、良く働いていただき大変
助かりました。読みきかせは声
の調子、間のとり方など聞きや
すく、練習のあとが伺えました
。なつまつりのゲームの補助な
ども明るい笑顔でてきぱきと
行っていました。子どもたちも
喜んでいたと思います。お疲れ
さまでした。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/23
(火)
8/24
(水)
修
日
誌
設定課題:1つでも多く積極的に仕事をする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①書架整理
書架整理のときに、完全に本の位
②カウンター業務
置を把握できていなかったため、
③資料検索、本の予約の仕方に すばやく行動することができなか
ついての説明
った。廃棄カードの処理は、指を
④廃棄資料の処理
切らないように慎重にやらなけれ
⑤使用不可のカードの処理
ばいけなかったが、楽しくやるこ
とができた。
設定課題:インターンシップ最終日なので、気を抜かずに作業する
実 習 内 容
①書架整理
②ブックスタートの準備
③カウンター業務
④除籍の処理
実習生の特記事項
ブックスタートの準備をしている
ときに、ブックスタートとは何か
というのを知り、図書館はこのよ
うな活動もしているということに
驚いた。雑誌の除籍の作業のとき
は、ページを切らないように慎重
にカッターを扱うのが難しかった
。
- 86 -
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
実習4日目になるとカウンター
業務や配架は難なくこなして
いました。明日の作業もこの調
子で頑張ってください。
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
午前中にブックスタート準備
作業をしてもらいました。手際
よく仕事をしてもらい大変捗
りました。最後の研修日となり
ましたが色々の作業をしても
らいました。指導がゆきとどか
ない点があったかと思います
が今後何かしらの役立つ事が
あったら幸いと思っています。
ご苦労様でした。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:中能登町立鳥屋図書館
経営情報学科 1年
11M092 瀧野 奈穂
人との関わりの大切さ
私は、中能登町立鳥屋図書館で4日間、職業体験をさせていただきました。この職業体験で図書館司書
の仕事を多く、学ぶことができ、今後に生かしていけると思いました。今回学んだことを報告したいと思
います。
今回、学んだことで一番大切なのは、人との関わりだと思いました。図書館はたくさんの年代の人々と
関わり、成り立っているところだと、思います。色々な人々との関わりを本が仲介し、そこから新たな人
との関係が生まれることを知りました。人との関わりはどんな場所であっても大切なことです。仕事は人
間関係で円滑に進んだり、そうではなかったりします。今回学んだ、たくさんの人との関わり方は、これ
からの社会生活で生かせると考えています。
図書館の業務は、一見簡単そうに見えますが、そうではありませんでした。たくさんの業務があり、主
な業務がカウンター業務です。本の貸出や返却業務を行いました。その合間に、本の修理をしたり、本を
元の場所に戻すときに、本の配置を覚えたりとすることがたくさんあり、思っていた以上に大変でした。
夏休み中とあり、たくさんの子供たちが来館してしました。子供たちへの対応の仕方も学びました。私の
体験中に丁度、7ヶ月検診でのブックスタートがあるということで、そこにも同行し、赤ちゃんに読み聞
かせをするという体験もしました。おとなしく聞いてくれる赤ちゃんもいれば、泣いてしまう子もいて、
大変でしたが、とてもやりがいがありました。こういう行事があることにより、赤ちゃんのうちから、図
書館を利用してもらえると思いました。絵本も赤ちゃんが興味のひくような、飛び出す絵本などを、配布
しました。
本の修理も体験しました。背表紙が日に焼けてしまい、見えにくくなっている本に、ネームテープで貼
り付けをしたり、
本が傷つかないようにカバーをかけたりしました。本のカバーがけは、貼り付け方にで、
本が開きにくくなるので、そこを注意しながら行いました。きれいに貼れたのでよかったと思います。ま
た、イベント用のかばんを新聞紙で作成しました。
図書館での体験は、これからの学校生活に役に立っていくと思います。人と関わることは、どんなとこ
ろでもあることです。図書館司書についての勉強は、始めたばかりで、分からないことが多くありました
が、勉強だけでは分からないことを、今回体験できたのでとても勉強になりました。学んだことを、うま
く活かしていけるよう、勉強をがんばっていき、資格を取得したいと思います。
- 87 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
中能登町立鳥屋図書館
瀧野 奈穂
研
8/15
(月)
8/17
(水)
8/18
(木)
8/19
(金)
修
日
報
設定課題:図書館業務を一通り覚える。
勤務時間:9:00~16:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①カウンター業務
コンピュータの使い方、本の配置 カウンター業務をテキパキと
②レファレンス
や番号、本の貸出・返却業務
こなし、窓口業務も大変良かっ
たです。
設定課題:図書の配置を覚える。
勤務時間:9:00~16:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①カウンター業務
イベント用のバックの作り方、本 カウンター業務を安心して任
②レファレンス
の修理
せることが出来ました。
設定課題:
実 習 内 容
①ブックスタート
②カウンター業務
③本の修理
設定課題:
実 習 内 容
①カウンター業務
②本のカバーかけ
勤務時間:9:00~16:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
ブックスタート、赤ちゃんへの絵 実習3日目に入り、カウンター
本の読み聞かせ
業務以外に行事関係の仕事に
もお手伝いしていただき助か
りました。あと一日頑張ってく
ださい。
勤務時間:9:00~16:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
本の修理、本のカバーかけ
4日間お疲れ様でした。図書館
の仕事はサービス業です。人と
接することが多い場所(職場)
です。4日間の経験を生かし、
今後の図書館学の勉強の参考
になれば幸いです。人と本との
出会いを大切に頑張ってくだ
さい。
- 88 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:福野文化創造センター
経営情報学科 1年
11M034 土永 舞
意識が高まった12日間
私は福野文化創造センターで、8 月 7 日から 12 日間就業体験をさせていただきました。このインター
ンシップでの私のテーマは、
“1年後に迫った就職に対する意識を高める”でした。そのテーマを元に、
今回の就業体験の結果を報告したいと思います。
就業体験での主な仕事は、毎年開催されているお祭り“スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド”の準備、運
営補助でした。資材搬出、会場設営、会場警備など様々な事に取り組ませていただきました。テント張り
や外観の飾りつけなど、炎天下の中作業することが多く、体力・気力の面が強くなくてはなかなか務まら
ないものと感じました。
本番 2 日目、赤ちゃんの哺乳瓶が割れて破片が飛び散るというハプニングが起こりました。周りの状況
を判断し、塵取りと箒を持って素早く対応したのは今回のインターンシップで行動を共にした先輩でした。
私の他に 5 人で活動していたのですが、金沢大学や富山大学などの先輩方は積極的に自分から発言、行動
する場面が多く見られました。何をするにも一枚上手であるなと感じる場面が多く、自分の未熟さを痛感
させられました。自分で考え、積極的に行動に移す事が仕事をする上で重要だと感じました。
今回、インターンシップを通して、ひとつのもの(企画)を作り上げるためには、多くの人の力や入念
な準備が必要であることを強く感じました。何をするのも基本的には分業であり、相手との連携を上手く
取らなくてはならない場面が多かったです。相手とのコミュニケーションを計り効率よく仕事を進めるこ
とが重要であることが分かりました。
また、職員の方が、企画を無事に成功させようと真剣に動いて
おられる姿を見て、仕事に対する熱意と責任感を肌で感じました。
私は最初、事務の職場体験を希望していました。しかし、違った視点から学べることが多く貴重な 12
日間を過ごさせてもらいました。人に喜んでもらえるというのがこんなにも充足感を与えてくれるものだ
と改めて感じました。自分の狭く浅い職業感の幅を広げることができ、将来は、人に喜びを与えることが
できる仕事に就きたいと思いました。
仕事を実際に行ってみると、様々な角度から多くのことを要求されることが分かりました。残り少ない
短期大学生活ですが、いろんなことに挑戦して自らの経験値や能力を磨きたいと思います。
最後に、ご多忙の中インターンシップを受け入れてくださった福野文化創造センター様に心より感謝申
し上げます。
- 89 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
福野文化創造センター
土永 舞
研
8/7
(日)
8/8
(月)
8/10
(水)
8/11
(木)
8/12
(金)
8/13
(土)
修
日
報
設定課題:
「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」運営補助
実 習 内 容
実習生の特記事項
①資材搬出
・分からないことはすぐに聞く
②駐車場設営
・新人でもベテランでもスタッフ
③スキヤキ実行委員会
には変わりないので、きちんと
全体会議
した対応を心がけること
設定課題:
「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」運営補助
実 習 内 容
実習生の特記事項
①椅子撤去作業
・見た目(行灯設置)の印象を良
②資材搬出
く
③行灯の取り付け
・体力必要
・地味な作業ほど重要
設定課題:福野小学校ワークショップ見学、手伝い
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ワークショップの手伝 い
・体験することも重要
②ポスター作り
・効率よく、丁寧に作業を進める
③資材搬出
・分業
④ステージセッティング
設定課題:ミールステーション(スタッフ食事場)設営
実 習 内 容
実習生の特記事項
①資材搬出
・工夫して作業する
②ミールステーション設 営
・気遣い、心配り
・後片付けを楽にするための工夫
を考える
設定課題:楽屋作り
実 習 内 容
実習生の特記事項
①楽屋作り
・頭の回転を速く
②草むしり
・チームワーク(協調性)
③トランシーバーの連絡テス
ト
設定課題:
実 習 内 容
①資材搬出
②看板作り
③看板設置
実習生の特記事項
・次に何をすればいいかを考えな
がら行動する
- 90 -
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
慣れない場所で慣れない仕事
をしていただき大変だったと
思います。
これから22日までよろしくお
願いします。
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
炎天下中に頑張って飾りつけ
をしていただきました。
お疲れ様でした。
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
太鼓ワークショップを体験し
てもらいました。普段はなかな
か出来ない体験だったと思い
ます。
ステージのシート敷きを丁寧
にしていただきありがとうご
ざいました。
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
食事場を準備していただきあ
りがとうございました。丁寧な
部屋作りで、きっと気持ちよく
食事できると思います。
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
外での作業をしていただきま
した。夏ということで体調の管
理が大切です。
体調を崩さないようにお願い
します。
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/17
(水)
8/18
(木)
8/19
(金)
8/20
(土)
修
日
誌
設定課題:フラワーパークテント張り
実 習 内 容
実習生の特記事項
①テント組み立て
・要領よく作業する
②看板点検
③整理
④ヘリオス前装飾
設定課題:チラシ配り
実 習 内 容
実習生の特記事項
①案内状配り
案内状配りで気をつけること
②トランシーバー点検
・笑顔で元気よく
③写真展の準備
・身分を明かす
・クレーム処理は適切に
・上司に報告は必須(報告・連絡・
相談)
設定課題:
「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」開催1日目
実 習 内 容
実習生の特記事項
①リハーサル見学
・お客様に気持ちよく過ごしてもら
②屋台の手伝い
うために、気配りを絶やさない
③チケット売り場設営
④会場整備(ごみの回収)
設定課題:
「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」開催2日目
実 習 内 容
実習生の特記事項
①リハーサル見学
・気遣い、心配り
②屋台の手伝い
・笑顔で対応
③会場整備(ごみの回収)
④チケット販売
設定課題:
「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」開催3日目
8/21
(日)
実 習 内 容
①楽屋警備
②後片付け
実習生の特記事項
・連携
・チームプレー
設定課題:後片付け
8/22
(日)
実 習 内 容
①資材戻し
②看板回収
③ゴミ拾い
実習生の特記事項
・協調性
・分業
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
テント立てなど重労働でし
たが頑張っていただきあり
がとうございました。
体調の管理をしっかりと!
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
勤務時間:13:00~21:00
指導者のコメント
イベント本番となり、係の役
割は最も重要となってきま
した。気をひきしめてお願い
します。
勤務時間:13:00~21:00
指導者のコメント
イベント2日目ということで
、仕事も慣れてきた所だと思
います。お客様にも笑顔で対
応できてよかったと思いま
す。
勤務時間:13:00~21:00
指導者のコメント
イベント最終日ということ
で、メインステージを手伝っ
ていただきました。
1年間の集大成を頑張ってい
ただき、ありがとうございま
した
勤務時間:13:00~21:00
指導者のコメント
後片付けありがとうございま
した。12 日間目立ったケガや
トラブルもなくよかったで
す。ありがとうございました。
- 91 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社北陸銀行
経営情報学科 1年
11M013 門脇 沙也加
これからの就職活動に向けて
私は株式会社北陸銀行で 5 日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマは、
銀行業務の内容を理解するとともに、働くとはどういうことか、また、これから始まる就職活動に向けて
何をしていけばよいかを学ぶということでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思
います。
1 日目は、行員クラブというところで銀行業務の内容や、支店の1日の流れ、CS について学びました。
銀行業務には預金業務、貸出業務、為替業務からなる三大業務があること、また、本部業務と支店業務の
違いを学びました。営業店業務には、窓口業務をしている営業課、融資課、外国為替課、得意先課があり、
多くの仕事があることを知りました。
2日目は、研修センターにてビジネスマナーということでお辞儀の仕方や名刺交換、電話対応の仕方を
学び、アルプスビルの見学をしました。ビジネスマナーは、形が大切ではありませんが、形にしなければ
心は伝わりません。身だしなみ、表情、所作に気をつけることが大切なのだと学びました。
3日目は、営業店へ実習に行き、ロビーアテンダントの方とロビーでの顧客対応をしました。主にロビ
ーで困っているお客様に手助けをしたり、いらっしゃいませの声かけ、銀行内の環境を整えることをしま
した。小さな子供を退屈させないように絵本が置いてあったり、自由に飲めるお茶があったりと、CS 向
上に積極的に取り組んでおられました。
4日目は事務センターやてるてる亭、貸金庫の見学、営業店実習の報告をしました。また、営業企画室
や産業調査部の方にお話を聞き、銀行の仕事と一口に言っても様々な種類の仕事があることを学びました。
5日目は札勘実習や採用担当の方のお話を聞き、これから始まる就職活動にむけてのアドバイスをいた
だきました。新入行員の方との座談会では、就職活動のことや仕事のやりがいなど、実際の声が聞け、大
変参考になりました。
5日間のインターンシップを通し、自分は人前に立って話をすることが下手だということ、積極性が足
りないことを感じました。営業店実習の報告をしたとき、他大学の3年生は自分の意見をしっかりまとめ、
堂々と発表していましたが、私は思うようにうまく発表することができませんでした。人前に立ち話をす
ること、自分の意見をまとめることはこれからの就職活動でも多くあると思うので、これらを克服してい
く必要があると思いました。また、銀行業務といっても自分が考えていたイメージの銀行業務と実際の業
務では、若干の違いがありました。自分が満足する会社に就職するためにも、企業研究は絶対に欠かせな
いことだと思いました。今回のインターンシップでは多くのことが学べ、大変実りのあるものになり、参
加して本当に良かったです。この体験を今後の学生生活や就職活動に活かしていきたいと思います。
- 92 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
株式会社 北陸銀行
門脇 沙也加
研
8/22
(月)
8/23
(火)
8/24
(水)
8/25
(木)
8/26
(金)
修
日
報
設定課題:銀行業務を学び、理解する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①オリエンテーション
銀行の基本的な業務について学
②自己紹介
んだ。また、行員は笑顔や身だし
③銀行業務のあらまし
なみに気をつけること、焦らず正
④ビデオ教材(支店の1日)
確に丁寧に仕事をすることが大
⑤銀行商品の知識
切であるとビデオ教材で学んだ。
⑥CSについて
100-1=99ではなく、0だという言
葉が印象に残った。
設定課題:ビジネスマナーを身につける。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ビジネスマナー講座
ビジネスマナーは形ではなく心
②ビジネスマナー演習
が必要だが、心を表すには形が大
③ロールプレイング
切であることを学んだ。挨拶の仕
④アルプスビル見学
方や表情、動作などで第一印象が
決まってしまうので、社会人は少
しの気の緩みも許されないのだ
と思った。
設定課題:実際の銀行業務を体験し、CSを理解する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①営業店実習
主にロビーアテンダントの方と
②座談会
ロビーでの顧客対応をした。CS向
上のため、小さなことにも気を配
っておられた。顧客対応が大変丁
寧で、銀行がサービス業である事
を学んだ。
設定課題:事務センターのシステムを理解する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①事務センター見学
事務センターでは、多くの処理を
②てるてる亭見学
コンピュータで行っていた。銀行
③PR・ビジネスマッチング
という職業にも様々な種類の仕
④経済、金融の知識
事があることがわかった。
⑤金融博物館・貸金庫見学
⑥営業店実習報告
設定課題:行員の方の話を聞き、就業意識を高める。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①採用担当よりお話
札勘実習でお札を一枚一枚数え
②札勘実習
たが、難しく、大変だった。また
③本部講習
、新人行員の方の生のお話が聞け
④新入・若手行員の方と座談会 た。
- 93 -
勤務時間:8:50~17:10
指導者のコメント
今日は社会人のつもりで行動
してみて下さい。1週間頑張り
ましょう。
勤務時間:8:50~17:10
指導者のコメント
お客様の大切な“お金”や“情
報”を取り扱う銀行は、サービ
ス業の中でもより高い水準で
のビジネスマナーが求められ
ます。
勤務時間:9:00~17:10
指導者のコメント
営業店実習は大変だったと思
います。お疲れ様でした。
「銀
行=サービス業」であることを
、身をもって体験されたと思い
ます。
勤務時間:8:50~17:10
指導者のコメント
社会人になると、人前で話す機
会も増えてきます。是非訓練し
ましょう。
勤務時間:8:50~17:10
指導者のコメント
1週間お疲れ様でした。素晴ら
しい就職活動を送れるよう祈
っております。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社北陸銀行
経営情報学科 1年
11M043 西 澤 晴 菜
日々継続の重要性
私はインターンシップに参加する前まで、金融サービス業である銀行に対して、
「サービス業」という
よりはむしろ「金融業」という固い側面に偏ったイメージを持っていた。しかし、北陸銀行さんは、
「い
かに顧客に満足してもらえるか」というサービス業としての側面を重視し、常にCS(顧客満足)向上に
努めておられた点に新鮮な驚きを感じた。
お客様満足として大切なことは「お客様を満足させる」といった企業中心の発想ではなく、
「お客様が
心から満足する」といったお客様中心の発想である。サービス業にとってCSとは生き残りをかけた生命
線であるが、銀行は商品で差別化をはかれない分、マナーなどが大切になってくる。そのため、銀行にと
ってCSは終わりのない永遠のテーマであり、CSにゴールはない。また銀行では、平等ではなく公平な
サービスが大切にされ、
「三配りサービス」である目配り(注意力)、気配り(機転)、心配り(やさしさ)や、
「マナー5原則」であるさわやかな笑顔、心のこもった挨拶、感じの良い言葉遣い、スマートな態度、身
だしなみが常に徹底されていた。またCSは継続が大切であり、1人だけが気を付けて徹底していても意
味がなく、「100-1=0」であることを教わった。接客の主役は常にお客様であり、接客には心と表現・
技能が伴っていなければならないという難しさがあることを学んだ。
3日目には、実際に各支店にわかれ、ロビーに立ち、ロビーアテンダントの仕事を体験させていただく
実習があった。ロビーアテンダントの仕事といっても挨拶するだけではなく、お客様1人1人に合わせた
声掛けなどが大切である。つまり、誰にでも同じ声かけをすればいいというわけでもないため、ここでも
接客業の大変さを実感した。たしかに、様々な方と触れ合うため大変な面も多いが、だからこそ得られる
喜びも多い。常にマナーなどに気を配ることで、逆に自分自身を向上させていくことができると感じた。
インターンシップに参加することにより、仕事というものに対する考え方が変わった。就職活動はまだ
まだ先のことで、そのうちで良いと考えていたが、しっかり今から取り組んでいかなければならないと考
えるようになった。
また、
自分たち以外は大学3年生の方ばかりで、たった2歳しか違わなかったのだが、
彼らの就職に対する意識の高さに驚いた。同時にこのままではいけないと強く感じた。就職活動が始まる
までに、大勢の前で自分自身の意見を堂々と言えるようにならなければいけない。就職するとは非常に厳
しい世界に飛び込むということであり、いつまでも学生気分ではいけない。この企業で働きたい、だから
厳しい就職活動に勝つという強い覚悟を持つことが大事であり、それが自己実現につながる一歩と考える。
北陸銀行の方が言っておられた「運が良いなんてありえない、チャンスは周到な準備をした者にだけやっ
てくる」という言葉を常に胸に刻み、しっかりとした事前準備を行い、チャンスをつかみたい。今後の就
職活動は、精一杯取り組み悔いのないようにしたいという心構えができた。
- 94 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
株式会社 北陸銀行
西澤 晴菜
研
8/22
(月)
8/23
(火)
8/24
(水)
8/25
(木)
8/26
(金)
修
日
報
設定課題:銀行業務を学び、理解する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①銀行業務のあらまし
どのような仕事でも精一杯する
②ビデオ教材
ことにより、次の仕事のチャンス
③銀行商品の知識
が訪れる。
④CSについて
設定課題:ビジネスマナーを身につける
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ビジネスマナー講座
表情や身だしなみや話し方によ
②ビジネスマナー演習
って左右される第一印象とは最
③ロールプレイング
も大切なものである。どのような
④アルプスビル見学
時でも主役はお客様である。
勤務時間:8:50~17:10
指導者のコメント
今週は社会人のつもりで行動
してみて下さい。1週間頑張り
ましょう。
設定課題:事務センターのシステムを理解する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①事務センター見学
仕事は何人もの人の目を通すこ
②てるてる亭見学
とにより間違いを徹底して無く
③PR・ビジネスマッチング
す工夫がなされている。
④経済・金融の知識
⑤金融博物館・貸金庫見学
設定課題:行員の方の話を聞き、就業意識を高める
実 習 内 容
実習生の特記事項
①オリエンテーション
試験・面接に向けては、自己分析
②採用担当者より
や企業分析などの事前準備が大
③札勘実習
切である。
④本部講習
⑤新入・若手行員体験談
勤務時間:8:50~17:10
指導者のコメント
銀行は三大業務を中心としな
がら、ビジネスマッチングなど
お取引先の業容拡大の為にさ
まざまな取組みを行っていま
す。
勤務時間:8:50~17:10
指導者のコメント
1週間お疲れさまでした。実り
のある就職活動を遅れる様祈
っております。
勤務時間:8:50~17:10
指導者のコメント
お客様の大切な“お金”や“情
報”を取り扱う銀行は、サービ
ス業の中でも、より高い水準の
マナー、言葉遣い、身だしなみ
が求められています。
設定課題:実際の銀行業務を体験し、CSを理解する
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①営業店実習
お客様が求めておられることを
接客サービス業の原点は“一期
(ロビーでの顧客対応)
感じ取ることが出来なかった。1 一会”です。営業店実習は、大
②営業店見学
つ1つの行動や挨拶に心を込め
変だったと思います。お疲れ様
③座談会
て行わなければならない。
でした。
- 95 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社北陸銀行
経営情報学科 1年
11M116 見高千紗
想像を超える業務内容
私は、株式会社北陸銀行にインターンシップ実習として5日間体験させていただきました。今までには
ない体験であったため、とても良い経験になったと感じています。
私の中で 1 番印象に残っていることは、
3日目にあった営業店実習です。自宅から近い場所での実習で、
私の場合は岩瀬支店に行かせていただきました。普段は、営業店を外側から見た印象しかありませんでし
たが、今回は、内側から見たことによって、発見できることが多々ありました。
まず、外側から見ているだけでは、行員の方はお金を預かり、通帳に記入していることや両替をするこ
となど簡単なことしか思い浮かびませんでした。ですが、内側から見てみると、私が思っている以上に仕
事量が多く、預金や為替、貸出を一度に行っていました。常に手が動いており、必要最低限の会話しかな
く、何かの作業を誰かが行っている状態でした。金融業は、忙しく大変であると言うことを耳に挟んでは
いましたが、本当に厳しい世界であることを目の当たりにしました。仕事量が多いことはもちろんのこと、
業務内容が相当細かく、しかもお客様の個人情報や秘密厳守の内容を管理するため、間違えてはならない
という意識を強く持たなくてはいけませんでした。また、銀行に来られる方は、仕事中や休憩時間の方が
多く、時間に追われている方がほとんどであるため、スピードが命であることも実感しました。行員の方
の机の上には、挨拶や身の回りの整頓などがきちんとできているのか3時間ごとにチェックしている表が
ありました。3時間というとすぐに時間が来るのですが、毎日何回もチェックすること、お客様により良
い状態で利用していただくための工夫であるのだと知りました。
金融業は当初、事務作業であるという意識が強かったですが、正確には「金融サービス業」と呼ばれる
ように、事務作業だけではなく、お客様と向き合っての接客サービスが求められるため、接客するときの
心構えも大切であるということがわかりました。したがって、コミュニケーション能力はとても重要なス
キルであり、例えば現場では挨拶もさわやかに大きな声で行うというようなことを大切にしておられまし
た。
インターンシップに参加し、今まで見えていなかった金融業の裏側を知ることができました。大変であ
るということを聞いていたため、どのように大変なのかと自分なりに想像して参加しましたが、そこには
私の予想を遥かに上回る厳しさがありました。そんな厳しさがある中で、金融業の方々のやりがいは、性
別も年代もばらばらである多種多様な方と関わることができることや「ありがとう」や感謝の気持ちが時
価に伝わってくることが1番のやりがいであるとおっしゃっておられました。私も人の笑顔を見ることが
好きであり、誰かのために何かを行い、誰かのために役に立つのならば、私自身も嬉しい気持ちになるな
と思いました。金融業は大変であると実感はしましたが、その分、やりがいを感じられる素敵な職業であ
ると思いました。
- 96 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
株式会社 北陸銀行
見高 千紗
研
8/22
(月)
8/23
(火)
8/24
(水)
8/25
(木)
8/26
(金)
修
日
報
設定課題:銀行業務は何をするのか知る。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①銀行業務のあらまし
支店の1日の流れのDVDを見
②支店の1日のビデオ鑑賞
たときには、慌しい1日を過ごし
③銀行商品の知識
ておられるのだと思いました。
④CSについて
設定課題:マナーではなく、ビジネスマナーとは何か知る。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ビジネスマナー講座
マナー講習では、マナーだけではなくビ
②ビジネスマナー演習
ジネスマナーが大切であるということ
③ロールプレイング
が分かりました。社会人になると
④アルプスビル見学
、マナーを守ることが当たり前にな
らなくてはいけないと思いまし
た。
設定課題:この機会を有意義に実習に参加する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①営業店実習
銀行の実習は今まで経験したこ
②営業店見学・座談会
とがないことの積み重ねであり、
大変でしたが、銀行側の工夫がた
くさん見られました。挨拶や店内
の清潔度のチェックをしておら
れ、私たちが普段快く利用できる
のは工夫のおかげである事がわ
かりました。
設定課題:経済や金融の知識を蓄える。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①事務センター見学
就職活動についてアドバイスを
②てるてる亭見学
くださり、仕事が無いわけではな
③ビジネスマッチング
く、視野を狭めているからできな
④経済・金融の知識
いということがわかりました。不
⑤金融博物館貸金庫・見学
景気だとよく聞きますが、しっか
りと準備し、備えることができれ
ば就職活動も有利であると思う
ので頑張りたいと思いました。
設定課題:社会人になるための知識を蓄える。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①採用担当の方からお話
採用担当の方からの話が、観点を
②札勘実習
たくさん聞かせてもらい、頑張ろ
③本部講習
うと思えました。札勘実習では、
④新入・若手行員体験談
お札を銀行ならではの数え方で
実習しましたがなかなかできな
くて大変でしたが、行員になった
気分で楽しかったです。
- 97 -
勤務時間:9:00~17:10
指導者のコメント
今週は社会人のつもりで行動
してみてください。
一週間頑張りましょう。
勤務時間:9:00~17: 10
指導者のコメント
お客様の大切なお金や情報を
取り扱う銀行は、サービス業の
中でも、より高いレベルの ビ
ジネスマナーが求められます。
勤務時間:9:00~17:10
指導者のコメント
営業店実習お疲れ様でした。大
変だったと思いますが、銀行=
サービス業であることを身を
もって感じる機会だったと思
います。
勤務時間:9:00~17:10
指導者のコメント
事務センターの見学では、
「労
働の集約化」と「ローコストオ
ペレーション」への取り組みを
理解いただけたと思います。
勤務時間:9:00~17:10
指導者のコメント
一週間お疲れ様でした。
実りのある総括になる様、祈っ
ています。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山信用金庫
経営情報学科 1年
11M023 佐藤友里奈
お客様との関わり
私は、富山信用金庫で5日間インターンシップをさせていただきました。この体験での、私のテーマは「金
融業を学ぶ」でした。5日間のインターンシップでは、金融業の三大業務である貯金業務・融資業務・為替業
務の講義を受けたほか、保険業務・企画業務・証券業務・営業推進業務について、多くの金融業務について学
ぶことができました。この経験を経て、富山信用金庫は幅広くお客様のニーズに合った業務をこなしていると
いうことが分かりました。
しかし、様々な講義を受ける中で、業務以前に富山信用金庫では、お客様との関わりを重視しているという
ことが分かりました。例えば、平成22年度1月に開設された B&L コンサルティングスクエアです。各種ロ
ーン・年金・事業性融資等のご相談や申し込み受付を専門に行う総合相談専門店です。B&L コンサルティン
グスクエアにはインターンシップ3日目に実際に訪問しました。雰囲気は、金融機関のような緊張感が漂って
いなく、アットホームで、落ち着きのある店内で誰でも入りやすいと感じました。この業務体験を通して富山
信用金庫では、お客様に信頼・利用していただくために魅力的な取り組みをしていることが分かりました。ま
た、コラボ産学官にも参加していて中小企業と教育研究機関との新産業の創立の橋渡しも行っており、個人の
お客様以外にも、多くのお客様を対象として営業していました。
また、富山信用金庫の業務以外として、挨拶がとても大切にされていました。2日目に行われたマナー講座
では、
「人はほとんど第一印象で決まる」と教わり、挨拶がいかに重要であるかが分かりました。私は今まで、
アルバイトなどの経験を通してある程度の挨拶は身についていると思っていました。しかし、ただ挨拶するだ
けでなく、大きな声で元気よくしなければいけないと気付きました。一見簡単なことに思えるかもしれません
が、習慣づけることは難しく、日頃から率先していくことが大切だと感じました。このことで、お客様でだけ
でなく、仕事の同僚にもしっかり挨拶することがよい雰囲気作りにも繋がると思いました。
5日間の研修を通して、私の抱いていた富山信用金庫のイメージが大きく変わりました。当初は金融業とい
うことで、緊張感のある、職場環境と思っていました。しかし、実際にインターンシップが始まり、様々な部
署の方と接していくことで皆さんが、生き生きと仕事に取り組んでいるように感じました。さらに、最終日に
行われた先輩職員の体験談では今年度入社された方々とお話する貴重な体験ができました。先輩方は、仕事は
もちろん大変とおっしゃっていましたが、
「仕事を通して一番の生きがいは何ですか?」という質問に対して
「お客様の喜ぶ姿が生きがい」だとおっしゃっていました。このことから、新入社員でもそのように感じるこ
とができる富山信用金庫はとても魅力的な職業だと感じました。この5日間でお客様との関わりを大切にする
ことを学ぶことができて、とても貴重な体験ができました。このことを今後の就職活動や短大生活にも活かし
ていけるように頑張りたいです。
- 98 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
富山信用金庫
佐藤 友里奈
研
8/10
(水)
8/11
(木)
8/12
(金)
8/15
(月)
修
日
報
設定課題:信用金庫とはどういった企業なのか学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①富山信用金庫の概要と役割
富山信用金庫の概要や歴史、現状
②富山信用金庫の歴史と現状
を学んだことから、創立110年と
③社会人としての心構え
いうことで古くから地域住民に
④札勘
親しまれていると感じました。防
⑤当庫の防犯・出資業務
犯についての講義では、金融業な
⑥コンプライアンス・個人情報 らではの強盗事件などのお話を
聴き、とても緊張感のある職種だ
ということを考えさせられまし
た。
設定課題:しっかり挨拶する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①貯金業務
貯金業務には、二種類あり、その
②融資業務
中でも様々なタイプに分かれて
③マナー講座
いることが分かり、自分にあった
④為替業務
、貯金方法を活用することが大切
⑤就職活動について
だと思いました。マナー講座では
、第一印象が重要ということを学
び、日頃から、身だしなみ・挨拶
などを身につけて慣れておかな
ければいけないと感じました。
設定課題:質問をする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①オンラインの概要・本人確認 本人確認の必要性を学び、実際に
②B&Lコンサルティングスクエ 自分の通帳を作らせていただき
アについて
ました。B&Lコンサルティングス
③年金について
クエアに訪問し、富山信用金庫の
④融資業務について
業務内容が幅広いことが分かり
⑤代理業務について
ました。
⑥富山支部について
設定課題:本店営業部での実習
実 習 内 容
実習生の特記事項
①営業店実習 窓口・端末操作 パソコンにデータの打ち込み、札
実習 本店営業部
勘、郵便物の記入仕分け、書類に
ハンコを押していく作業をしました
。営業部に出ると普段訪問するの
と全く異なった雰囲気で緊張感
がありました。
- 99 -
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
インターンシップ初日、お疲れ
様でした。学校とは大きく異な
る環境で随分緊張されていた
でしょうか。明日からは、少し
ずつ慣れてくると思うので、大
きな声明るい笑顔で、積極的に
取り組んでください。
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
今日は、2日目という事で、表
情にも明るさが、出てきました
。金融機関の業務について勉強
しましたしマナーについても
いろいろお話させていただき
ました。本日の講義内容を充分
理解され、就活に役立ていただ
ければと思います。頑張ってく
ださいね。
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
今日は、金融機関で実際に行っ
ている業務についての勉強で
した。本日、学習した事を明日
からの就職活動等に生かして
下さい。明日からも、元気で大
きな声で挨拶を行いましょう。
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
営業部での実務を体験してい
ただきました。銀行窓口などの
1日の流れを見てもらいました
。今後の就職活動等の参考とな
ればと思います。おつかれ様で
した。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/16
(火)
修
日
誌
設定課題:富山信用金庫の幅広い業務に学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①営業推進業務
インターンシップ最後の講義で
②証券業務
は、先輩職員の体験談を聴かせて
③保険業務
いただきました。富山信用金庫の
④企画業務
こと、就活のことなど幅広く質問
⑤金融業界について
させていただきとても参考にな
⑥先輩達の体験談
りました。とても貴重な体験をさ
せていただきました。
- 100 -
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
今日の講義では新しい発見が
多くあったようですね。又、先
輩職員との体験談では今後の
就職活動ですぐに役立つノウ
ハウを教えてもらうことが出
来たと思いますので、是非活用
して下さい。何事も、挨拶に始
まり、挨拶に終わるといいます
。挨拶で第一印象が決まると言
っても過言ではありません。元
気よく、明るい笑顔で、挨拶す
るよう心がけて下さい。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山信用金庫
経営情報学科 1年
11M106 堀 友華
挨拶から始まる仕事
私は、富山信用金庫で 5 日間、職業体験をさせていただきました。富山信用金庫などのお客様のお金を
取り扱う重要な仕事の中で、
「どのように信頼を得ているのか」
、また、大きな責任が伴う仕事でもあると
思い、その仕事や役割をこなす上で「どのような事が社会人に求められているか」を目的に今回の研修結
果を報告します。
まず始めに、富山信用金庫の従業員のほとんどの方々が仰っていた事が「挨拶の重要性」です。どのよ
うな職業に就くにも挨拶は必要であり、従業員同士やお客様に挨拶をする事でコミュニケーションを取り、
信頼を得る事ができます。様々な場面でも「礼に始まり、礼に終わる」と言うように、1 日の仕事は挨拶
から始まります。しかし、ただ挨拶をすれば良いと言うものでもありません。挨拶は大きな声で相手の顔
を見てするものであり、相手の目を見てしない挨拶はしない方が良いと言われました。私は信金で改めて
挨拶の重要性が理解できました。また、疲れているからなどの理由から笑顔を絶やしてはいけません。仕
事をしている側の人間からすれば私たちは 1 日に何百人ものお客様を相手にしていますが、お客様側から
すれば、その時に応対する従業員とは 1 度限りです。全てのお客様に満足して頂けるように、決して力を
抜かず生き生きとした顔で挨拶をすることが重要と言われました。
更に、富山信用金庫の丸の内支店では、実際に端末操作をさせていただいたり、窓口に座り、お客様の
応対をする従業員の方々を見て、社会に出て仕事をすると言うことを肌で感じることができました。端末
操作は操作を教えてもらい、従業員の方に見てもらいながら操作をしました。金額が1ケタでも打ち間違
えてはいけないと言うことを、実際に操作してわかりました。丸の内支店の窓口を担当しておられた従業
員の方は、今年入社された富山短期大学の経営情報学科の先輩だったので、体験談やアドバイスなどを教
えていただきました。
そして、富山信用金庫の従業員の方々はとても優しく、みなさん仲が良いと感じました。上司や部下で
緊迫した空気の中で仕事をしていると想像していましたが、男女も年の差も関係なく互いに尊重しながら
親しくしておられたので、とても良い職場だと思いました。富山信用金庫は、女性が多く、女性が活躍す
る職場でもあると従業員の方から伺い、実際に仕事をする女性従業員の方々の活躍を見て納得しました。
職場の環境は、とても理想的でこんな所で就職したいと思いました。
今回の富山信用金庫での職業体験は、本店だけではなく、丸の内支店や事務部、B&L スクエアに行き、
広い範囲で様々な人たちと出会い、多くのアドバイスや指示を受け、自分で吸収する事ができたと思いま
す。 挨拶と笑顔を大切にして、
これからも様々な人たちと出会い、人々から受ける影響で成長して行き、
何事もプラス思考でポジティブにというアドバイスが 1 番印象に残りました。今回のインターンシップで
学んだことを活かして、これから始まる就職活動に向けての自分や環境を整えることを頑張りたいと思い
ます。
- 101 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
富山信用金庫
堀 友華
研
8/10
(水)
8/11
(木)
8/12
(金)
8/15
(月)
8/16
(火)
修
日
報
設定課題:富山信用金庫で社会人として働くことを学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①富山信用金庫の概要
挨拶は1番大切であること。様々
②役割、歴史と現状
な人々と関わる際に必ず必要。節
③社会人の心構え
度のある人間、人の痛みがわかる
④札勘
人間になり、常に思いやりを持っ
⑤防犯と出資業務
て人と接することができる人間
⑥コンプライアンス
になることが重要である。
設定課題:金融機関の主要業務とマナーについて学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①預金業務
社会人として働く上で必要とさ
②融資業務
れていることが、報告・連絡・相
③マナー講座
談の3つ(ほうれんそう)です。
④為替業務
また、自分のより良い所を伸ばし
⑤就職活動について
、常日頃から自分を変えること。
設定課題:本人確認の重要性について学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①オンラインの概要と本人確
本人確認が行われるようになっ
認
た理由や、年金などについて学び
②年金、融資業務について
ました。信金の中でもB&Lスクエ
③代理業務について
アや事務部の方々と広い範囲で
④コラボ産学官について
実際に働いている方からたくさ
んのアドバイスを頂くことがで
きました。
設定課題:実際の信金の職場で学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①スタンプ押し
信金の丸の内支店では、実際に窓
②端末操作
口の席に座りながら、端末操作を
③窓口見学
したり、窓口でお客様の応対をさ
れる従業員の方を見て、社会の場
を肌で感じることができました。
設定課題:金融業について学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①営業推進、証券、保険、企画 挨拶は社員同士やお客様に行い
業務について
コミュニケーションを取り信用
②金融業界について
を得ます。また先輩からのアドバ
③先輩職員の体験談
イスや体験談も参考にしていき
たいです。
- 102 -
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
研修に取り組む姿勢が非常に
良かったと思います。今後も、
その明るくさわやかな笑顔で
積極的に取り組んで行って下
さい。
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
マナーについては就職活動に
勿論必要であり、社会人として
も大事なことです。しっかり身
に付けてください。
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
本日学習した事を明日からの
就職活動等に生かして下さい。
明日からも元気で、大きな声で
挨拶を行いましょう。
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
私達職員同様に「いらっしゃい
ませ」
「ありがとうございまし
た」と挨拶されていて元気が良
かったです。今日の体験を活か
しこれからに生かして下さい。
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
堀さんの笑顔と返事はとても
気持ち良いものでした。その笑
顔を絶やすことなく、今後の就
職活動に取り組んで下さい。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山信用金庫
経営情報学科 1年
11M097 砺波 夏実
挨拶は仕事の始まり
私は8月10日から5日間、富山信用金庫で就業体験をさせていただきました。この就業体験での私の
テーマは、社会に出て働くことの大変さや大切さを知るということでした。
富山信用金庫は、富山市を中心として、周辺の地域の中小企業や住民がお互いに助け合いながら発展し
ていくという相互扶助型の金融機関です。また、信用金庫は地域密着型の金融機関であり、お客様を第一
に考えた経営から信頼を得ています。そのために、富山信用金庫ではお客様の目には見えないところでも、
防犯やコンプライアンス等、お客様から信用を得るための努力を行っています。大切なお客様からお金を
預かる業務だからこそ安心や安全を届け、信頼を与えるという、顧客に対する誠実業務を行う金融機関だ
ということが分かりました。
就業体験4日目には、元町支店へ行き金融業での仕事を実際に自分の手で行う体験をしました。お客様
が来店されるたびに丁寧な挨拶や対応を行っておられる職員の方々の姿を見て、富山信用金庫が地域と密
着してお客様と共に発展しておられるということが感じられました。私が実際に行った仕事内容は、パソ
コンを使った操作や郵便物の仕分けなど、細かい作業で大変でしたが、一つ一つ丁寧に仕事をこなすこと
の大切さを学びました。
また、社会人の心構えとして、きちんとした挨拶を行える人材になることが求められるということも学
びました。社会に出て働くと様々な年代の人と関わることが増え、誰に対してもきちんとした挨拶、笑顔、
正しいマナーを心がける必要があります。5日間の就業体験を通して、様々な方と接する時や営業店へ行
き実際にお客様を迎え入れる時など、挨拶が人と人とを繋いでいるということを感じることができました。
今回の就業体験では講義だけではなく、札勘やオンライン操作などの実習も行い、実際に金融業へ就職
した時でないと行えないような体験ができたので、私にとって将来の職業を考える上で、金融機関も視野
に入れ就職活動を行うことへと繋がる大変貴重な経験となりました。また、お金の在り方や流通などの金
融業に関することだけではなく、先輩職員の方の体験談を通して学んだ、企業説明には積極的に何度も参
加し企業の方に顔を覚えてもらうことや、エントリーシートの書き方なども今後の就職活動に活かしてい
きたいと思います。
富山信用金庫での就業体験は、私自身の金融機関への興味・関心を一層膨らませるとともに、金融機関
だけではなく社会に出ると更に挨拶が大事になるということを学べたものでした。社会に出て働くという
ことの大変さや大切さを、身を持って感じることができる大変貴重な体験をさせていただき、本当にあり
がとうございました。
- 103 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
富山信用金庫
砺波 夏実
研
8/10
(水)
8/11
(木)
8/12
(金)
8/15
(月)
修
日
報
設定課題:富山信用金庫で働く上での大切さを学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①富山信用金庫の概要と役割
社会人として1番大事なことは
②富山信用金庫の歴史と現状
挨拶だと言われ、見かけた方には
③社会人としての心構え
「お疲れ様です。
」と声をかける
④札勘
こと。
⑤当庫の防犯・出資業務
富山信用金庫では、役員がお客様
⑥コンプライアンス・個人情報 の安全を守り、安心して信用金庫
を利用できるよう日々取り組ん
でおられるということ。
設定課題:金融業での業務と就職活動におけるマナーを学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①預金業務
預金業務や融資業務には様々な
②融資業務
種類がり、それぞれ特徴を活かし
③マナー講座
てお客様に提供している。
④為替業務
マナー講座では、身だしなみだけ
⑤就職活動について
でなく挨拶もしっかりできるこ
とが1番大事であり、第一印象が
その人の品格を決める。
設定課題:事務部・B&Lスクエアでの活動を学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①オンラインの概要
疑わしい取引の届出などを取り
②本人確認
締まるために様々な工夫がされ
③B&Lスクエアについて
ており、安全な取引が行えるよう
④年金について
になっているということが分か
⑤融資業務について
りました。B&Lスクエアが、経
⑥代理業務について
済の活性化と地域産業の振興を
⑦コラボ産学官富山支部につ
目的に設立されたことや、様々な
いて
組織と協同して取り組みを行っ
ておられるということが分かり
ました。
設定課題:実習を通して金融業での仕事内容を学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
営業店実習
パソコンを使った操作や、郵便物
①封筒づくり
の仕分けなど簡単な操作でも一
②郵便物仕分け
つ一つ丁寧に仕上げることの大
③伝票仕分け
切さを学びました。
④オペレーション
窓口では“いらっしゃいませ”
、
“
⑤所在地確認
ありがとうございました”などの
⑥シュレッダかけ
挨拶を大きな声で元気良く行う
こと。
- 104 -
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
インターンシップ初日お疲れ
様でした。初日で緊張されてい
たかと思いますが、砺波さんの
笑顔はとても印象的でした。今
後も、その明るくさわやかな笑
顔で、かつ元気よく研修に取り
組んでいって下さい。
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
金融機関の三大業務を学び、少
しは金融機関の仕事が理解さ
れたと思います。マナーについ
ては、就職活動に勿論必要であ
り、社会人としても大事なこと
です。しっかり身に付けてくだ
さい。
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
今日は、金融機関で実際に行っ
ている業務についての勉強で
した。本日、学習した事を明日
からの就職活動等に活かして
下さい。
明日からも、元気で大きな声で
挨拶を行いましょう。
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
情勢的にも就職活動は大変な
事と思います。当庫も含め色々
な業種を視野に入れ、自分に合
う仕事に就ける事を願ってい
ます。今日はほんの少しでした
が現場の雰囲気を感じてもら
えたと思います。また、挨拶、
声を出す事はどの職場でも大
切な事です。頑張って下さい。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/16
(火)
修
日
誌
設定課題:様々な業務について学び先輩の体験談を今後の活動に活
かす
実 習 内 容
実習生の特記事項
①営業推進業務
お客様とのコミュニケーション
②証券業務
が営業であり、いかに相手に伝わ
③保険業務
るコミュニケーションをとるか
④企画業務
が大切。新聞や本を読んで社会を
⑤金融業界について
知ること。
⑥先輩職員の体験談
企画業務では富山信用金庫のC
Mやイメージキャラクターなど
を使って多くの人に富山信金を
知ってもらい運営を行っている。
- 105 -
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
今日の先輩との懇談会や、営業
推進部長の話などから、今後の
就職活動で役立つノウハウを
沢山身に付けることが出来た
と思います。
砺波さんも記載されています
が、今回のインターンシップで
得たことを有効に活用して将
来につなげていって下さい。ま
た、元気よく明るい笑顔での挨
拶を常に心がけて頑張って下
さいね。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:砺波信用金庫
経営情報学科 1 年
11M009 今田 優香
仕事の心構えは攻めの姿勢が大切
私は、砺波信用金庫で 5 日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマは、働
くことの意義と信用金庫という場所の職務内容を知るということでした。そのテーマをもとに、今回の研修
結果を報告したいと思います。
初日は、資料を基に信用金庫についてのお話をしていただきました。現在の信用金庫は、銀行の仕事だけ
でなく、保険なども扱っているそうです。そして、行員はそれらの仕事に応じた資格を取らなければならな
いことを知りました。
2 日目は、現金センターで業務のお手伝いをさせていただきました。そこでは 1 日に何千万もの大金を処
理していて驚きましたが、現金センターの方たちにとっては日常茶飯事のことだと聞き、一層驚きました。
お金は機械で処理していましたが、機械でも合わないときは人間の手で数えていました。銀行にとってお金
が合わないと信用を失うことになるので、数字が合うまで何度もやり直しました。この仕事では計算ミスの
1つも許されないので、集中力が大事だと感じました。
3 日目からは営業部での仕事のお手伝いをさせていただきました。主な仕事内容は、判子押し、コピー、
掃除、お茶だしでした。窓口業務ではお客さまが来店するたびに「いらっしゃいませ」とご挨拶をしますが、
最初はとても緊張してしまって受身の姿勢になってしまいました。
窓口は接客なのに顔がこわばっていて笑
顔も足りず、言われたことをただこなすだけの状態だったと思います。しかし、挨拶は大事だと言われたの
で、意識して頑張り、次第にスムーズに声ができるようになりました。また、話を聞くときは相手の目を見
るということを意識しました。これは、指導してくださった行員の方に誉められたので嬉しかったです。
同行訪問では、たくさんのお客さまのところへ連れて行っていただきました。行員の方とお客様はとても
親密そうに接しておられ、
とてもよい信頼関係が築かれていました。お客様との信頼関係を築きあげるには、
相手のことを知って、相手が何を求めているのか、何を勧めたら喜ばれるかを考え、行動することが大事だ
と知りました。
5 日間の研修を通して仕事とは、何事も待っているだけでは駄目だと感じました。営業部でも、与えられ
る仕事をただこなすだけではなく、自分からできそうなことを見つけて、どんどん質問して行動すれば良か
ったと思いました。挨拶も言われる前にできたらもっと良かったと反省させられました。また、窓口の業務
はとても忙しそうで、次から次へ仕事がやってくるように見受けられました。このような業務においては仕
事の効率性も大事ですし、行員の方は一つ一つの仕事に対して自分なりのやり方を見つけて工夫し、常に改
善しているのだと思いました。
今回の職業体験で、信用金庫が前よりも身近なものになったと思います。しかし、私には仕事への積極性
や正確性がまだまだ足りないと感じました。これらの欠点は、普段の学生生活の中で挨拶や計算練習などに
積極的に取り組み、克服していきたいです。また、別の自分の強みを持てるよう努力していきたいと思いま
す。
- 106 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
砺波信用金庫
今田 優香
研
8/22
(月)
8/23
(火)
8/24
(水)
8/25
(木)
修
日
報
設定課題:信用金庫について知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①金融業及び当金庫の概要
・金融業についてレジュメを見な
②庫内ルール
がら説明を聞いた。
③実践訓練
・お札の正しい数え方(札かん)
を学んだ。
・信金では様々なものを扱ってい
るのでたくさんの資格をとる
必要がある。
設定課題:実際に行動し、自分で実践する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①現金受入作業
・お金を数える機械があって銀行
②メール車乗車
も機械化が進んでいると思っ
た。
・大金に驚いたが、これくらいは
毎日処理すると言われた。
・休みの日でもATMの電話で呼
び出しを受けたりすると聞い
て大変だと思った。
設定課題:周りを見て、自分から行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①営業店での業務補助(福野本 ・書類に判子を押したり紙を切り
店)
離したりした。
・パソコンにデータを打ち込んだ
り、お金を数えたりした。
・単純作業だけ小さなどミスは許
されないのでどれも重要な作
業だと思った。
・確認が大切だと知った。
設定課題:自分に出来ること、足りないことを知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①営業店での業務補助(津沢支 ・お茶出しを教えてもらって実践
店)
したが緊張した。
・電卓は必須アイテムである。
・
「いらっしゃいませ」と頑張っ
て声だしできてよかった。
- 107 -
勤務時間:10:00~16:30
指導者のコメント
本日は、講義中心であり、聞き
なれない言葉も多く大変お疲
れ様でした。重要と思われる部
分をチェックしたりメモした
りと意欲的な姿勢が見受けら
れました。今後も頑張って下さ
い。
勤務時間:10:00~16:30
指導者のコメント
午前は現金受入作業、午後はメ
ール車に乗車と当金庫にとっ
て裏方的な作業を行っていた
だきました。窓口や渉外係はも
ちろん、こういった作業も大切
だということも分かっていた
だけたと思います。
勤務時間:10:00~16:30
指導者のコメント
営業店は、常にお客様から見ら
れており、緊張の1日だったと
思います。私たちの仕事にかか
わらず小さなミスでも重大な
トラブルへとつながる場合が
あります。確認することが大事
です。
勤務時間:10:00~16:30
指導者のコメント
支店は、本店営業部と比べ、職
員数も少なく、また違った一面
が見られたのではないでしょ
うか。また、お茶を出して、お
客様に対応できたのも貴重な
体験です。将来への大事な財産
としてください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/26
(金)
修
日
誌
設定課題:周りから良いものを吸収する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①同行訪問
・同行訪問をさせていただき、相
②意見交換
手のことを知って相手の立場
に立って接することが大切だ
と知った。
・第一印象が大切で特に挨拶が重
要。
・ICに両替のお金を持って行っ
た。
・数字の正しい書き方があり、書
く練習をしたが普段と違い慣
れなかった。
- 108 -
勤務時間:10:00~16:30
指導者のコメント
これまで実習を重ねてきて、短
い期間でしたが、初日の頃より
笑顔が見られるようになり、こ
ちらとしても大変嬉しく思っ
ています。基礎的なことばかり
でしたが、基礎こそが大切です
。更に成長されることを願って
おります。5日間大変お疲れさ
までした。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:砺波信用金庫
経営情報学科 1年
11M077 川田 恭子
自分への刺激
私は、
8 月 22 日から 8 月 26 日まで、
砺波信用金庫でインターシップの研修をさせて頂き、
学んだこと、
気付いたことが三つありました。
一つ目は仕事の基本は、挨拶ということです。挨拶は大事だと家でも大学でも、よく言われますが、実
際に働いていると、その意味がようやく分かりました。つまりただ挨拶ができれば良い、というものでは
ありません。明るく、元気な挨拶を心がけなければなりません。自分が、どのような挨拶をされたら、気
分が良いか、もう一度考え直そうと思いました。また人は、
「第一印象で決まる」と、言われています。
挨拶は、人と関わる最初の掛け橋です。しっかりできるにことに、損はないと思います。日常生活から、
心がけていこうと思います。二つ目は接客業はコミュニケーション能力が非常に大切だということです。
営業部の窓口でお客様と対応しておられる方や、外回りなどで、ご自宅に訪問される姿を見ていて、従業
員の方は常に笑顔で腰が低く、お客様第一の姿勢でした。どんなに自分が忙しくても、お客様が来店され
たらすぐに手を止め、お客様を笑顔で迎えられていました。お客様がいらっしゃる時とそうではない時の
切り替えが、上手に行える程コミュニケーション能力は高いのだと感じました。外回りでご自宅に訪問し
て、世間話に花が咲き、長話になってしまった時も、笑顔で最後まで話しを聞いておられました。お客様
の立場に考えれば、とても気持ちが良く、嬉しい姿勢だと思います。また他の職業でも、人と関わらない
仕事などないでしょう。同僚や取引会社などとも上手くやっていくことが大切です。
「お疲れ様」や、
「あ
りがとう」の一言で、お互いを励まし合い、
「今日も仕事頑張るぞ」と思えるような声かけをすることが
優れたコミュニケーション能力であると思います。三つ目はどんな仕事にも必ず責任は伴うということで
す。どんなに簡単な仕事でも、手を抜くことは許されません。どんな仕事にも必ず何かの意味があると思
います。どの仕事も組織には欠かすことはできません。与えられた以上、最後まで投げ捨てずにやり抜く
ことが、非常に大切なことだと思います。責任感の強い社会人を目指すには、在学中から人間にな、与え
られた仕事や約束は責任を持ち、取り組んでいきたいです。
5 日間のインターシップ研修は短い期間ではありましたが、仕事に就く前に社会に出て実際に仕事を経
験することができて、大変良い機会になりました。インターシップが始まる前までは、気分が乗らない時
もありましたが、社会の厳しさを知ることができ、自分のプラスになりました。仮に、インターシップに
参加しないまま、甘い気持ちで、就職していたら、後々苦労することになったでしょう。わずか 5 日間で、
全ての仕事が見れたわけではないが、今までより、就職意識が高まりました。それは従業員の方の姿を見
て、大変刺激をもらったからです。これから今まで以上に自分の進路と真剣に向き合って、その進路が実
現できるよう、勉学に励み良い成績を残し、そして多くの資格を取得できるように、努力し続けようと思
います。今は辛いかもしれませんが、自分の未来に妥協はしたくありません。そのため、常に自分に厳し
く、根気強く何事も行っていこうと思います。
- 109 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
砺波信用金庫
川田 恭子
研
8/22
(月)
8/23
(火)
8/24
(水)
修
日
報
設定課題:知識を深め、視野を広げよう
実 習 内 容
実習生の特記事項
①金融業界および、当金庫の概 接客業では、Face To Faceが非
要
常に大切なことを学びました。ま
②庫内ルールについて
た、接客には、親しみやすさが非
③実践訓練
常に大事で、富山弁交じりの敬語
というのも、親しみやすさの一つ
ということを学びました。
設定課題:物事を臨機応変に対応しよう
実 習 内 容
実習生の特記事項
①営業店での業務補助
窓口の方は、常に腰が低く、お客
②同行訪問
様が来られたらすぐに手を止め
られていました。お客様からする
と、とても気持ちの良い対応だな
と思いました。
さらに、色々なお手伝いをさせて
頂いた中で、
「再確認」という作
業が多くあり、ミスを見過ごさな
い姿勢が素晴らしいと思いまし
た。
また、人の姿を見て良い物を盗む
と良いということを教えて頂き
ました。
「教えてもらえる」と、
人に甘えるのではなく、自分から
学ぶ姿勢を大切にしたいと思い
ました。
設定課題:責任を持って仕事をしよう
実 習 内 容
実習生の特記事項
①現金受入作業
お金を扱っている時、金額が一円
②メール車乗車
でも間違ってはいけないため、と
ても神経を使いました。
支店を回っている時に、従業員の
方の姿を見ていると、お客様が、
いらっしゃる時とそうでない時
の切り替えが素晴らしいと思い
ました。
車での移動中に、
「仕事は、笑顔
でいれば、なんとかなる」という
アドバイスを頂きました。勉強は
もちろん頑張りますが、アルバイ
トなどで、人間性を高めて生きた
いと思います。
- 110 -
勤務時間:10:00~16:30
指導者のコメント
本日は講義中心であり、聞き慣
れない言葉も多く、大変お疲れ
様でした。今日の内容は、信用
金庫に関する話の他、マナーや
挨拶等、日頃の生活でも必要な
ことです。今後も頑張ってくだ
さい。
勤務時間:10:00~16:30
指導者のコメント
営業室は、常にお客様から見ら
れており、緊張の一日だったの
ではないでしょうか。全ての点
において、教えてくれるわけで
はありません。人から学ぶ・盗
むことが、これから重要になり
ます。
勤務時間:10:00~16;30
指導者のコメント
現金センターでの作業や、メー
ル車での支店回りは、裏方的な
作業になりますが、こういった
仕事も歯車の一つとして欠か
すことができない仕事だとい
うことを実感して頂けたと思
います。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/25
(木)
8/26
(金)
修
日
誌
設定課題:足を引っ張らないように、自分の仕事を果たす
実 習 内 容
実習生の特記事項
①営業店での業務補助
外回りをしている時に、
「接客は、
②同行訪問
コミュニケーション能力が大事」
ということを教えて頂きました。
将来、どんな仕事に就くにしても
、人とは必ず関ります。社会に出
る前授業や、アルバイトなどで、
しっかりコミュニケーション能
力を養いたいと思います。
一日で、大きな仕事ができるわけ
ではないから、挨拶ができれば、
それでいい、といわれました。挨
拶は、基本だと思います。相手に
されて気持ちの良い挨拶を、自分
も実践できるようになりたいで
す。
設定課題:率先して仕事をしよう。自分の意見を述べよう。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①営業店での営業補助
営業部で、働いておられる中で、
②同行訪問
社員同士の電話のやりとりを見
③意見交換
ていると、必ず「お疲れ様です」
と言葉を交わされていました。習
慣になっているのだと思いまし
たが、このようにお互いを励まし
あいながら仕事をしている姿は
素晴らしいと思いました。
5日間、大変多くのことを学ぶこ
とができました。学んだことは、
これからの生活に役立てていき
たいです。
- 111 -
勤務時間:10:00~16:30
指導者のコメント
支店は、本店営業部と比べ、職
員数も少なく、違った一面を見
ることができたのではないで
しょうか。挨拶は、非常に大切
です。仕事としてもそうですが
、常日頃から挨拶をすることを
心がけましょう。
勤務時間:10:00~16:30
指導者のコメント
これまで実習を重ねてきて、短
い期間ではありましたが、初日
の頃より笑顔が見られるよう
になり、こちらとしても大変嬉
しく思っています。分からない
こと・慣れないことばかりだっ
たと思いますが、体験したこと
は必ず自分の力となります。今
後とも努力を重ね、更に成長さ
れることを願っております。5
日間、お疲れ様でした。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先:株式会社富山クボタ
経営情報学科 1年
11M018 北島 生海
自分の能力をためした5日間
私は、富山クボタで5日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマは、
「いか
に自分から動くか」ということでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。
まず、インターンシップを通じて得たものは社会の厳しさです。
本社で説明を聞き、福岡営業所へ行ったのですが説明を聞いている中、電話が鳴り止みませんでした。
電話を取ってはお客様への対応をし、とても大変そうな様子でした。
福岡営業所へ行って、出納長等を書かせていただいたのですが授業で学習した簿記と異なりました。パ
ソコンも学校で使っているのとは違い、慣れるのに時間がかかりました。ワードやエクセル等のファイルは
全て綺麗にまとめて保存してあり、学生生活に活かせそうだと感じました。そして、色々なお客様の話など
を聞かせてもらいました。農機を購入したけれどお金を払わないお客様、払うと言っておいて滞納するお客
様などのお話も聞きました。そのお客様たちへの対応もすばらしいし、そのようなお話を聞かせていただい
たこともうれしかったです。また、POP 作りなども初めて取り組みましたが、最初はとても戸惑いました。
しかし、初めてのことでも働いたら自分でしなければいけないのだと思いました。授業で習ったことではな
く、すべて社員の方に教えてもらってできることが多いことに気がつきました。そこから、私は「授業で基
礎知識を身につけて社会に出て応用するんだな」と思いました。 また、自分の就きたい仕事の専門知識も
身につけておかなければならないと、おっしゃっていました。なので、今のうちから大体自分の就きたい仕
事を明確にしておき、専門的なことも勉強しておくべきだと思いました。
また、接客もまずはお茶を出
し、とすばやく対応していて将来見習いたいと考えています。
各営業所ではお昼の時間に味噌汁など作っていました。事務の方に詳しく聞いてみると、「夏は暑いので、
そうめんを作ってふるまう」と知り、様々な工夫が求められる職種だと感じています。事務と一言に言って
も窓口の仕事だけが仕事ではないんだと思いました。 そして、仕事のことだけでなく、将来仕事に就くと
きに知っておくこととして、「距離」として、家と仕事場までの距離なども大事だと言っておられました。
このように、仕事のことだけでなくその他のことまでも教えてもらいました。私はいろんなところから社会
の厳しさなどを教えていただき、とてもためになる5日間でした。
将来仕事に就くときは、このインターンシップの経験を思い出して、仕事に就きたいと思います。
- 112 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
株式会社 富山クボタ(本社、福岡営業所、流通センター)
研
8/5
(金)
8/6
(土)
8/8
(月)
8/9
(火)
修
北島 生海
日
報
設定課題:会社に慣れる、挨拶をしっかりする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①会社概要把握
初日の移動で迷惑をかけてしま
②事務体験
い申し訳なかった。福岡営業所に
③接客
ついてからは接客、お茶くみなど
④お茶くみ
初歩的なことを学んだ。昼食準備
も手伝った。はんこを押したり、
封筒を作った。
設定課題:与えてもらった仕事を1つ1つしっかりこなす
実 習 内 容
実習生の特記事項
①事務体験
出納帳を記入したり、請求書を記
②接客
入したり、封筒を作ったりした。
③お茶くみ
お客様へのお茶だしや、社員さん
④昼食準備
へのコーヒーなども出した。後半
はPOPを作った。お店の窓に飾る
ということでとてもがんばって
作った。普段の授業が活かされた
。
設定課題:与えてもらった仕事を1つ1つしっかりこなす
実 習 内 容
実習生の特記事項
①事務体験
出納帳記入、お茶くみなどいつも
②接客
通りのことをした。出金伝票の入
③お茶くみ
力、POPづくり、奨励金申請書の
④POPづくり
記入、非正常債権の解消計画書の
記入など新しいことをした。とて
も新鮮なことで楽しかったと同
時に大変だった。事務員さんはい
つもこんなことをしているのか
と驚いた。また、POPはとても喜
んでもらえてよかった。
設定課題:与えてもらった仕事を1つ1つしっかりこなす
実 習 内 容
実習生の特記事項
①事務体験
出納帳の記入、POPづくり、出金
②接客
伝票の記入と入力、お茶くみ、接
③お茶くみ
客、請求書作成、はがきの宛名は
りをした。最終日になるとお客様
がこられても自分から動けるよ
うになっていてうれしかった。ま
た、お客様と会話することでがん
ばろうと思えた。
- 113 -
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
お客様へ元気よく挨拶して頂
けてとてもよかったです。
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
熱心にPOP作りに取り組んでい
ただきよかったです。仕上がり
が楽しみです。
勤務時間:8:30~17:30
指導者9のコメント
2日間にわたり作成して頂い
たPOPは涼しげな色合いでとて
もステキに仕上げて頂きまし
た。事務処理もとても素直に取
り組んで頂きました。
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
与えられた仕事に対し集中し、
真剣に取り組む姿勢がとても
交換をもてました。素直さを忘
れず、信頼される社会人になっ
て頂けるよう期待しておりま
す。今後のご活躍をお祈りして
おります。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/10
(水)
修
日
誌
設定課題:挨拶と与えられた仕事をしっかりする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①流通所を体験する
夏なので汗と体力との勝負だっ
②商品を仕分けする
た。大変だったけどたくさん動い
③各営業所に回って商品を届
たりできてよかった。自分から動
ける
けたりもしたのでよかった。
④商品の入力
- 114 -
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
緊張感を持って仕事をするこ
との大切さをどんなことにも
通じる確認作業の重要性を理
解してもらえたのではないか
と思います。今後の社会生活に
期待しております。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社富山クボタ
経営情報学科 1年
11M042 鍋谷 美有
社員の方々一人ひとりの意識が日本の農業を支える
私は、8 月 5 日~10 日の 5 日間、株式会社富山クボタで研修をさせていただいた。研修にあたり、社
員の方々は仕事の何が生き甲斐になっているのか、またどのような意識を持って仕事をされているのかを
自分の中のテーマとして設定し、積極的に吸収したいと考えた。株式会社富山クボタ様は農業器機を販売
する上で、営業・メンテナンス・営業アシスタントに分けられている。私は、部品を管理する小杉流通セ
ンター、その部品や農業器機を販売する井波営業所でそれぞれ研修を受けた。
流通センターは、伝票整理やデータの入力、部品の受け入れ、部品の配送業務など常に個人として課さ
れる仕事が多い。したがって責任も大きい。実際に仕事を体験してみると、ひとつの仕事が片付かないう
ちから次々と仕事が増えていき、中途半端な仕上がりとなってしまった。しかし、社員の方々は目の前に
ある仕事だけではなく、先をしっかりと見て効率の良い仕事をしておられた。仕事をする上で優先順位や
効率性は大変重要だと学んだ。流通センターの社員の方々はどんなに忙しくても「周りをよく見て、正確
で迅速な作業をする」という一人ひとりの意識が、お客様に良い商品を届けることにもつながっていると
感じた。
井波営業所では、営業アシスタントとして“接客”という業務に慣れることが目標だった。店頭でのお
客様対応は、お客様の立場になって臨機応変に行わなければならないことを痛感した。私は接客業のアル
バイトをしていることもあり、笑顔で明るく元気な声で、気持ちをこめてお客様に接することができ、自
分の持ち味を活かすことができて大変嬉しく感じた。しかし、会社の中での接客はアルバイトと違い、社
会人としてのマナーや常識をわきまえて行わなければならない。特に正しい言葉遣いをすることや、接客
で大切となるお茶出しをするなどのタイミングが大変難しかった。また、営業所では農業器機を販売して
いることもあって、お客様の年齢層はお年寄りの方々が多くおられる。社員の方はお年寄りの方に対して
「普段よりも声を張って、お客様の目を見て気持ちを込めて接客する」と心がけているそうだ。常にお客
様の目線に立ち、不快な思いをさせないよう工夫しておられることに感銘を受けた。社員の方々はお客様
に喜んでもらえることにやり甲斐を求めていると感じた。
これから先、私も就職して社会人になる時がくるだろう。私は接客業に興味を持っているが、実際にイ
ンターンシップで接客業を体験してみて、人に喜びを与えることにやり甲斐を見出せると思った。働くと
いうことは、毎日山あり谷ありの連続だろう。自分のモチベーションが下がってしまった時でも、お客様
の笑顔でまた頑張ろうと思えると考える。私は、働くことに対してやり甲斐を見出せる人は、自分をより
成長できる人だと思っている。インターンシップでさらに、常に前向きでやり甲斐を持って仕事ができる
人間になりたいと強く感じた。就職活動にもその気持ちを活かして、面接等でも自分をアピールできるよ
うになりたい。
- 115 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
株式会社 富山クボタ (本社、井波営業所、流通センター)
研
8/5
(金)
8/6
(土)
8/8
(月)
修
日
鍋谷 美有
報
設定課題:会社概要の説明、流通センターでの実施学習
実 習 内 容
実習生の特記事項
①会社概要の把握
本社では会社概要の説明を聞い
②入庫・出庫の手伝い
て、富山クボタは日本の農業を守
③部品番号の登録
ることが生き甲斐と考えておら
④仕入先マスターの修正
れることが素晴らしいと感じた。
⑤伝票の整理
流通センターでは、社員の方々が
正確で迅速な作業をしているか
らこそお客様に良い商品を届け
るサポートができると思った。
設定課題:部品の受け入れ業務、各営業所での部品配達業務
実 習 内 容
実習生の特記事項
①運送の受け入れ
流通センターは、一人ひとりに対
②荷物チェック
する仕事の責任が大きいと感じ
③データ入力
た。自分のやるべき仕事をしっか
④各営業所への部品配達
りと考え、効率の良い仕事をされ
⑤伝票の整理
ていると思った。土曜日の朝はト
ラックが多く、部品を出庫する作
業が大変だったが、社員の方々が
てきぱきと仕事をこなし、定刻に
トラックが出発できるようにし
ていることが素晴らしかった。
設定課題:気持ちのよい接客をする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①伝票仕分け
店頭での接客は、お客様の立場に
②会計日報・売上日報のチェッ なって臨機応変意対応しなけれ
ク
ばならない大切さを改めて学ん
③非正常債権の解消計画書の
だ。次々とお客様が来店された時
作成
ほどお客様に気をつかい、タイミ
④店頭での接客
ングよくお茶だしするなど待ち
⑤POPづくり(価格表)
時間を不快な思いにさせないよ
うにすることが重要だと思った。
お客様あっての仕事であるため、
常にお客様第一で仕事をこなす
大変さを知ることができた。
- 116 -
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
流通センターでの実施学習に
おいて、初日をいうことで緊張
感は感じられましたが、与えら
れた業務等に関して、前向きな
姿勢で指導員の言葉を素直に
受け入れ、真剣に業務に取り組
んでいたと思います。
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
仕事をしていく上で、重要とな
る優先順位や効率性を少しで
はあるが、理解してもらえたの
ではないかと感じました。また
、このような経験を活かした社
会生活に期待しています。
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
“接客”という業務が私たち営
業アシスタントとしてはとて
も重要なところなので、この三
日間で慣れていってほしいと
思います。
最初はとても戸惑っている様
子でしたが、慣れてくると声も
大きくて良かったです。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/9
(火)
8/10
(水)
修
日
誌
設定課題:入金処理を落ち着いて正確にする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①草むしり
電話応対は、相手の顔を見ずにコ
②納涼展示会の準備
ミュニケーションをしなければ
③入金・出金伝票の整理
ならないため、大変難しかった。
④データ入力
自信を持って明るく元気な声で
⑤電話応対
対応することが重要だと思った。
⑥店頭での接客
大切な接客のひとつである電話
応対を体験できて良かった。自分
なりの言い回しをできるように
なりたいと感じた。
設定課題:お店づくりをしよう!
実 習 内 容
実習生の特記事項
①メーカーとの会議
引き続き、伝票の整理やデータ入
②売上日報・会計日報などの記 力を行った。店内のレイアウトを
入
変えることもしたが、そのことに
③入金伝票の整理
よってお客様に興味を持っても
④データ入力
らうことができ、お客様の来店を
⑤お店のレイアウト変更のお
促進することができると思った。
手伝い
よりお客様に商品を買っていた
⑥本社で報告会
だけるように努力をしていくこ
とが大切さと感じた。会社にとっ
てプラスになるようなことをし
ていける人になりたい。
- 117 -
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
入金のご来店が30件以上あり、
彼女に入力と台帳を記入させ
ましたが、作業を進めていくう
ちに段々慣れてきて、最後は台
帳とパソコンの残高を合わせ
ていけるようになりました。成
長がみられました。
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
営業アシスタントとして他の
部門では味わうことができな
い“お店づくり”という点で、
レイアウトを一緒に考えまし
た。POP作りも上手なので、
今後に活かしていけると思い
ます。お客様への対応も慣れて
きていました。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:阪神化成工業株式会社
経営情報学科 1年
11M031 多 田 愛 莉
社会人として働くための心構え
私は、阪神化成工業株式会社で四日間のインターンシップをさせていただきました。この就業体験での
目的は、
「製造業の仕事内容を知ること」と、
「働くことの大変さを知ること」でした。この研修目的をも
とに、研修結果を報告したいと思います。
私は主に、製造3課、製造1課、製造2課の順に製品の「寸法測定」
、
「外観検査」
、
「抜き取り検査」な
どの「品質管理業務」を体験させていただきました。また、最終日には製品の「外観検査」
、
「データ分析」
、
「なぜなぜ分析」などの「品質保証業務」を体験させていただきました。
まず、工場に入るための服装や準備など多くの決まりがありました。クリーン度を高めるには費用もか
かりますが、お客様のニーズに応えるために年々服装や設備も変わっていました。例えば、更衣室のロッ
カーには掃除を容易にするために移動台車が設置されてあり、埃をためにくくするためには傾斜カバーが
設置されている工夫がされていました。また朝礼では、昨日の出来事や今日の注意点が伝えられていました。
製造課は製品ごとに部署が分かれていたので専門性が高かったです。製品の寸法測定は、0.1mmの差も
大きいので正確性が求められており、集中力が必要だと感じました。抜き取り検査では、これに加えて迅
速性も求められると感じました。
「データ分析」ではExcelを使ってデータの入力も体験させてもらいました
が、あらためて私の力不足さを感じました。
「なぜなぜ分析」では、何か問題が起きたときには、原因を追究
し同じことが起こらないようにすることが大切だと知りました。
四日間のインターンシップを通して、働くということはとても責任があると感じました。信用社会の中、信
用されない会社は消えていきます。どこかで手を抜けば必ず表れ、信用を失うことにつながるので、自分に任
された仕事は責任をもたなければならないと感じました。また、
「報告」
「連絡」
「相談」が大切にされている
ということも感じました。技術力も大切ですが、コミュニケーション力も重視されていました。コミュニケー
ションをとることが、社員同士のチームワークを高めるためことにつながっていると思いました。お客様との
コミュニケーションの中にはクレームがありますが、指導担当の方の「クレームはバロメーターだ」という言葉
が印象に残っています。私はクレームに良いイメージはありませんでしたが、この言葉を聞いてクレームに対
するイメージが変わりました。クレームの対応もお客様の信頼につながるチャンスだと知りました。
インターンシップに参加できて本当に良かったと思います。受け入れ先の阪神化成工業の皆様には、大変お
世話になりました。貴重なお時間を割いて指導していただき、感謝しています。学校やアルバイトでは学べな
かったことを多く学ぶことができました。インターンシップで学んだことは今後の学校生活や就職活動に活か
し、就職したあとも活かしていきたいと思います。
- 118 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
阪神化成工業 株式会社
多田 愛莉
研
8/8
(月)
8/9
(火)
8/10
(水)
8/11
(木)
修
日
設定課題:仕事の内容を覚える
実 習 内 容
①工場内見学
②品質管理の仕方
③品質記録の流れ
④製造3課での品質管理業務
報
勤務時間:8:30~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
工場への入り方には多くの決ま
製品の測定を実施してもらっ
りがあり、工場を清潔に保つこと たが分からなければ質問して
の大変さを知りました。製品の測 こられたので、この業務に前向
定は0.1mmの差も大きいので、正 きに取り組んでいるのが感じ
確さや集中力が大切だと学びま
られました。
した。
設定課題:コミュニケーションの大切さを知る
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①製造1課でサンプルを集め
ミーティングで、昨日の出来事や 運用されている品質記録の書
る
今日の注意点が伝えられていま
類の大切さについて説明した
②製造1課での測定
した。また、いろいろな書類を通 が、理解力に優れていて、自分
③音声入力の仕方
して同じ内容が他の人にも伝わ
に置き換えて今後の注意すべ
④製造2課での測定
っていました。
「報告、連絡、相 きことも考えられており、大変
⑤道具の使い方
談」が大切だと感じました。
いい事と思います。
設定課題:仕事の内容を知る
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①パッキン加工検査
「コゲ」
「バリ」などの言葉はど パッキン加工および受入検査
②印刷業務での品質管理業務
の部署でも共通して使われてい
を体験してもらいましたが、何
③原料受入れでの品質管理業
ました。この言葉を覚えないこと 事も明るい感じで対応され理
務
には仕事を進められないし、就職 解も良く、ラベル等の受入では
④外注品の異物検査
した後も勉強し続けないといけ
細かな作業も真剣に取り組ん
⑤外注品の測色色差計検査
ないとあらためて感じました。
でおられました。今後に期待し
たいと思いました。
設定課題:積極的に質問する
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①ISOの説明
データ分析ではデータの入力も
4日間を通して、社会・社会人
②データ分析
体験させてもらいましたが、正確 に対する大切な事を説明しま
③なぜなぜ分析
さだけではなく迅速性も必要だ
したが、素直に聞いており、今
④外観検査
と感じました。何か問題が起きた の生活での注意すべき点、これ
⑤製品の説明
ときには、原因を追究し同じこと からの社会人としての心構え
が起こらないようにすることが
ができており、大変期待できる
大切だと思いました。
方でした。
- 119 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:オーアイ工業株式会社
経営情報学科 1年
11M036 中田 菜摘
ひとつの製品が完成するまで
私はオーアイ工業株式会社で5日間、就業体験をさせていただいた。工場とはどのようなものなのか、ひとつ
の製品が完成するまでの製造工程はどうなっているのかを学習するのが目的であった。
オーアイ工業株式会社では主に、ストッキング・タイツを製造している。ストッキング・タイツの製造工程は、
企画・設計→編立工程→縫製工程→染色工程→セット工程→検査→包装となっている。この全ての工程を、オー
アイ工業株式会社の工場内で行っている。ストッキング・タイツは繊細な糸で製造されているので、多くの作業
は女性の手作業で行われている。企業理念である「お客様のために・社員のために・地域のために」に基づいて、
お客様に歓びと感動を与えられるようなストッキング・タイツの製造に取り組んでいる。かつては、同じ色のス
トッキング・タイツを大量に生産していたが、
現在はカラータイツや柄タイツを多くの種類を少数生産している。
時代にともなってお客様のニーズも変化していくため、毎年、春と秋に新しくデザインしたものを生産して、お
客様に提供している。
生産方式は、注文を受けてから製作する受注生産と、注文がくることを見込んで製作する見込み生産がある。
ストッキング・タイツの原型を編むためのマシンは一日あたり250足/日編むことができる。各工程のリード
タイムを計算して、納期までに間に合うように作り始めるのである。
商品開発は、お客様からの意見やアンケートをもとに行われている。締め付けない、靴の中ですべりにくいス
トッキング・タイツの商品開発を行っている。また、ストッキング・タイツにこだわらないゼロからの商品開発、
新たなビジネスチャンスの模索、他者が真似できない商品の開発に挑んでいる。商品規格はサンプル試作依頼、
サンプル試作、展示会サンプル作成、規格アップ、本生産スタートという流れになっている。
オーアイ工業株式会社で5日間就業体験をしてみて、働くということの大変さと責任感を知りました。工場に
は多くの人が働いており、中には非常に暑い現場もありました。皆が他者を労わりながら、声をかけ合いながら、
仕事をしておられました。納期に間に合わせねばならないというプレッシャーの中で、商品に異物が混入してい
ないか、お客様の手に不良品が届かないように徹底的に検査しておられました。検査も人の目で見て、手作業で
行われていました。そうして手間をかけて心のこもった商品が出来上がるのである。ストッキング・タイツの製
造工程を体験してみて、知らないことが多くわかり、大変貴重な体験になりました。大変だったけど、有意義で
中身の濃い5日間でした。
- 120 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
オーアイ工業 株式会社
中田 菜摘
研
8/22
(月)
8/23
(火)
8/24
(水)
8/25
(木)
8/26
(金)
修
日
報
設定課題:ストッキング・タイツの製造工程を体験する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①工場見学
多くを手作業で行っていること
②会社の紹介
がわかった。創業120年の歴史あ
③商品開発の講義
る会社である。
④編立工程
設定課題:ストッキング・タイツの製造工程を体験する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①編立工程
さまざまな品番のストッキング
②プリセット工程
・タイツを扱っているので間違え
ないように工夫している。
勤務時間:8:10~17:00
指導者のコメント
挨拶は大きな声で!そして短
い日数ですが生産の流れを身
をもって体験してください。
設定課題:ストッキング・タイツの製造工程を体験する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①プリセット工程
現場では多くの方々が声を掛け
②セット工程
合いながら仕事をしていた。コミ
ュニケーション能力も重要なの
だと感じた。
設定課題:ストッキング・タイツの製造工程を体験する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①セット工程
仕上げでは、髪の毛や異物が混入
②仕上げ
しないように注意する。丁寧です
③検針
ばやい仕事をする。
勤務時間:8:10~17:00
指導者のコメント
セット工程は特にチームワー
クが大切ですね。生地に直接触
る作業は不良品を作らないよ
うに注意が必要。
勤務時間:8:10~17:00
指導者のコメント
最終工程まで進み、商品が出来
上がりました。喜びを感じてく
れてよかったです。
勤務時間:8:10~17:00
指導者のコメント
仕事の基本は正確・迅速・丁寧
です。そろそろ疲れがでてくる
と思いますが頑張りましょう。
設定課題:ストッキング・タイツの製造工程を体験する。
勤務時間:8:10~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①仕上げ
社会人として挨拶や、約束・ルー 経験した実体験を今後の活動
②生産管理の講義
ルを守ることは基本。
に役立ててください。お疲れ様
③社会人としての心得講義
でした。
④商品規格の講義
- 121 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:北陸コカ・コーラボトリング株式会社
経営情報学科 1年
11M024 沢 井 彩 乃
信頼関係が生んだブランド力
私は 5 日間、北陸コカ・コーラボトリング株式会社で研修をさせていただきました。この研修でのテー
マは、仕事との向き合い方や働くことの意義について学ぶというものでした。これをもとに報告したいと
思います。
北陸コカ・コーラボトリング株式会社では、営業を体験させていただきました。スーパーマーケットや、
自動販売機など、私たちが日常当たり前のように使っていたところでの仕事でした。まず、自動販売機で
は、商品の補充や清掃などをしました。自動販売機だけを相手にするのではなく、商品を売るためには、
例えば近々運動会の予定がある場合は、地域の方と良く話し合って、当日必要なお茶や、アクエリアスの
商品を多く揃えるなど、お客様とコミュニケーションをとり商品販売を考えることの大切と知りました。
また、商品をおかせてもらっている小売店へ出向き、お話をしたりもしました。このことより、お客様と
の信頼関係がうまれ、商品を安心して買っていただく事につながるのだと教えていただきました。
スーパーマーケットでは、商品の補充や在庫確認、受注、品だしなどの体験をし、とても多くの仕事を
学びました。お客様が取りやすくするために商品を前に出す事や、ラベルを前に向け、並べ換えたりする
手作業の仕事から、商品を見つけやすくするために売り場を移動させる重労働の仕事など、たくさんの作
業を経験しました。お店の方との会話が目に付きました。まず、お店の利益を一番に考え、営業すること
を初めて知りました。
今までは、営業はただ商品を売りにいくだけだと思っていました。しかし、今回の就業体験でイメージ
が変わりました。お店の方とコミュニケーションを何度もとり、信頼関係を築き、商品を買ってくださる
というたいへんさを実感しました。
「コカ・コーラ」というブランド力だけにたよらず、それぞれが築い
た関係により、この企業は成り立っているのだと知りました。
今回の就業体験で、これからの就職活動への意識がさらに高まりました。今まではどんな仕事に就こう
かまったく見当もつかなかったのですが、この就業体験で人に関わる仕事も合っているのではないかと気
づきました。
この 5 日間で自分のことを見直すことができ、とても充実できたと思います。また、コミュニケーショ
ンで築ける信頼関係は日ごろからもできると思うので、意識して毎日をすごしていきたいです。体験した
ことを流さずに、これからの短大生活に活かしていけるよう、頑張っていきたいと思います。
- 122 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
北陸コカ・コーラボトリング 株式会社
研
沢井 彩乃
修
日
報
設定課題:これからの実習で何を学んでいくか目的をはっきりさせ
る
9/5
(月)
9/6
(火)
9/7
(水)
9/8
(木)
9/9
(金)
実 習 内 容
マナー講座
・コカコーラとは
・営業のやり方
実習生の特記事項
仕事への基本的なマナーや、仕事
への向き方などを学んだ。
何事も自分からやること。
仕事は、自分ひとりでやってみる。
全力投球。質問は始めからしない、
創意工夫が大切。
設定課題:仕事での人との関わり方を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
営業
仕事はたいへんなことをなくし、
・ディスペンサー掃除
楽しい事を見つける。
例)営業先に好きな人を作る
設定課題:仕事の内容を把握し、それをどう活かしていくか
実 習 内 容
実習生の特記事項
自動販売機の管理
ただ商品を売りに行くのではな
・点検
く、店の人とコミュニケーション
・清掃
をとり、信頼性を高めることが大
・詰め替え
切。
一期一会。
設定課題:スーパーでの業務を理解する
実 習 内 容
実習生の特記事項
スーパーでの業務
スーパーでは頭を使って、ひたす
・受注、
ら動き回る。在庫を考え、品出し
・補充
し、店員と相談などをする。
・品出し
商品は取りやすいところにおく。
例)手前に並べたり、売り場を変
えるなど
設定課題:3日間を振り返り、自己分析をしこれからにどう活かすか
実 習 内 容
実習生の特記事項
①3日間を振り返って
弱みを強みに変えていく。
②発表
また、強みは伸ばしていく。自分
③キャリアデザイン
の意見を大切にする。
④自己分析
採用される人は、その会社らしい
顔をしている。
- 123 -
勤務時間:10:00~15:30
指導者のコメント
挨拶をはじめ、マナーは人間関
係における大切な潤滑油です。
普段の生活から、是非意識して
行動して下さい。挨拶は「心が
け」次第で出来、不出来が決ま
ります。「ありたい姿」を貫い
て、素敵な人になってくださ
い。
勤務時間:8:00~17:00
指導者のコメント
残りの1年半を有意義に過ごし
、この機会をぜひこれからの就
職活動に活かしてください。
勤務時間:8:00~18:00
指導者のコメント
会話する事は大変重要です。い
ろんな知識を持ちましょう。お
疲れ様でした。
勤務時間:8:00~17:30
指導者のコメント
バックヤードでのあいさつが
出来ていたのが良かったです。
コカ・コーラの仕事がなんとな
くわかってもらえたなら嬉し
いです。就活頑張って下さい。
勤務時間:9:30~16:40
指導者のコメント
3日間の営業実習、大変お疲れ様
でした。社員との同行を通じて、
様々なことを学ばれたと思いま
す。本日はワークシート中心に、
自己分析をして頂きましたが、
自己分析は自己PR の土台であ
り、大きな武器となります。ご
自身の強みの把握、発揮できる
能力を知り、それを語れること、
それらの分野のブラッシュアップによ
り成長していってください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:グンゼスポーツ株式会社
経営情報学科 1年
11M008 犬嶋 佑介
己の成長、今後の未来~ミスから学ぶ~
私は、8 月 23 日~28 日の 6 日間、グンゼスポーツ株式会社で会社とはどのようなものなのかを学びまし
た。初日は、何も分からずひどく怒られ、力仕事が大変でしたが帰りにインターンシップの担当者、古川洋
輔さんから「三つの躾」というのを教えて下さいました。
「三つの躾」とは、挨拶、掃除、靴を履き揃える。
担当者、古川さんが言う「三つの躾」は、私がお世話になったグンゼスポーツの場所だけではなく、他の会
社の所や学校、家でも通用することを教えて頂きました。また、たとえ小さなことでも疎かにしてはいけな
いということも教わりました。
主に午前中の業務は、プール場の監督でした。短期間で水泳を学ぼうとする子供が、溺れたりしては大変
なのでプールの底に子供たちが溺れないようにする板を運んでプールに沈めるといった、
とても力が必要な
仕事でした。その次の業務は、水泳教師を担当するコーチと子供たちと一緒に泳ぎの練習や息継ぎの練習な
どをしました。私は、水泳の経験が全くなく、ただコーチの言っていること、やっていることを真似て子供
たちに私もコーチとして指導をしました。これを通して、私も子供たちと一緒に水泳の生徒となって学ぶべ
き基礎を学べたと思いました。
午後の業務は、会社内の掃除やシャワールームにあるタオル交換、シャンプーやボディーソープの補充を
しながら、来客の方々やお帰りになるお客様に挨拶をしていました。
5 日目の日はさすが疲労がひどくなり、昼休憩の時間を利用して昼寝をしました。大変申し訳ないことに
寝過ごしてしまい、担当者にひどく叱られました。そして午後、プールでコーチとしてではなく、生徒とし
て、子供たちとコーチに言われた通りに泳ぎました。まずクロール 200m、背泳ぎ 400m、バタフライ 200
m計 800mを続けて泳ぐことを課せられました。
泳ぎきった後は、自分が失敗したことに対して情けなく思えました。そして、社会の厳しさ、大変さを体
で実感しました。まだ体験という形態だから 800mの水泳で許されたのだと思います。実際に就職してから
はこのようなミスは決して繰り返してはいけないと感じ、ミスの恐ろしさを学びました。そして、ちょっと
した気の緩みがミスにつながると学びました。
この 6 日間、仕事の厳しさや自分の未熟さ感じることができ、これからの学校生活はもちろん社会に出た
際にも学んだことを活かせれるように、
これからの自分を日々成長できるように基礎からしっかり身に付く
よう努力をしたいです。
- 124 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
グンゼスポーツ株式会社
犬嶋 佑介
研
8/23
(火)
8/24
(水)
8/25
(木)
8/26
(金)
8/27
(土)
8/28
(日)
修
日
報
設定課題:少しでも仕事を覚え、スタッフの方々やお客様と多くコ
ミュニケーションをとる
実 習 内 容
実習生の特記事項
①掃除・片付け
挨拶をする時ははっきりと、当た
②ボールEX・リラクゼーション り前のようにできるようにしな
③プールの点検・監視
いと会社では通用しないことを
④子供のサポート
学んだ
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
笑顔や大きい挨拶は日頃から
しないと急には出来ません。
「3
つの躾」をしっかり頭に入れ1
日1日の目標を達成していきま
しょう。
設定課題:基礎がしっかりできるようにし、挨拶は声大きく
勤務時間:8:30~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①掃除・点検
昨日の失敗を活かして声だしと
〔実績〕の部分の内容をもっと
②レッスン
掃除を行動にうつした。目標も少 濃く記入してみましょう。
③プールの点検・監視
しは成長した感じがして嬉しか
④子供のサポート
った
設定課題:昨日より元気に挨拶し、子供たちとコミュニケーション
勤務時間:8;30~17:30
をとる
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①コーチの補助・子供へ指導
分からないことがあれば何もし
指導の場で学んだ事を経験値
②掃除・点検
ないんではなく、何をすべきかを として活かせるよう、日々の振
③プールの点検・監視
積極的に聞くことが大切
り返りも忘れないよう実習に
④子供のサポート
励むこと
設定課題:優先順位を考えて行動する
勤務時間:8:30~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①コーチの補助。子供へ指導
私も子供たちと一緒に学ぶべき
実習中にしていることを1つ1
②掃除・点検
基礎を学んでいるんだと実感し
つ「学ぶ」姿勢で取り組んで下
③プールの点検
た
さい。自分のできることは実績
④子供のサポート
する
設定課題:この4日間で学んだことを活かしてどのように行動にうつ
勤務時間:8:30~17:30
すことができるか
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①コーチの補助・子供の指導
会社の厳しさ・大変さを知り、1 これから働いていく会社で<社
②水ぶき・チラシおり
つのゆるみがミスを起こすこと
会人>として、この6日間で身に
③子供の監視
を学んだ
付いたものが設立つよう、人生
④掃除
の糖にしていください
設定課題:同じ失敗を繰り返さない
勤務時間:8:30~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①コーチの補助・子供の指導
今日も社会の大変さを学ぶこと
苦労した分達成感は大きかっ
②モザイクアート作成
ができ、また1つ成長できた
たと思います。これから人生に
おいていろいろな達成感を得
られるように精進してくださ
い。
- 125 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:カナカン株式会社富山支店
経営情報学科 1年
11M120 山 口 萌 子
職場=成長の場
私は、カナカン株式会社富山支店で5日間、就業体験をさせていただきました。5日間共、異なる業務
を体験させていただき、多くの学びを得ることができました。その体験と学びをもとに、就業体験の結果
を報告します。
1日目は、社内の案内や説明の後、1階倉庫の事務を体験させていただきました。まず、事務では事前
照合の入力・確認をしました。事前照合とは、外部から運ばれてきた商品にどのようなものがあるのかを
伝票で確認し、コンピュータで打ち込む作業であり、間違えるとバーコードの読み取りに支障が出てしま
います。私は実際に入力を失敗したことにより、1つの業務で間違いがあると、その後の業務に大きく支
障が出ることを実感しました。
2日目は、1 階倉庫の物流の入荷確定や検品作業、商品のシール貼りをさせていただきました。機械を
使って商品のバーコードを読み取り・入力をするのですが、この日は機械操作で失敗してしまいました。
その時の指導して下さった方の「多少の失敗は気にしないで下さい。失敗も研修のうちです。
」という言
葉がとても印象に残り、失敗した経験を活かし、その後も様々な研修に臨みました。
3日目は、2階倉庫の商品の格納・品揃え業務をさせていただきました。商品の在庫を確認し、片付け
をするのですが、その際に守らなければならないことは、商品の正面に日付が見えるようにし、その日付
が早い方を前に出して置くということでした。ピッキング業務では、シールを見ながらオリコンと呼ばれ
る専用のケースを用意し、バーコードを読み取りながら、必要な商品を集めました。取引しているスーパ
ーなどから注文が来る時間は決まっており、午後になるととてもたくさんの商品を用意しなければならな
いので大変な作業でした。
4 日目は、お得意先訪問に同行させていただきました。特殊なケースでは、卸売り業者から卸売り業者
に商品が渡っていきました。同行させてもらった方からは、お店の種類、注文方法、商品の並び方や棚の
ことなど専門的なことを教わりました。それまでの3日間とは異なる業務だったので、この研修も体験で
きて良かったです。
5日目は、2階事務で伝票の照らし合わせと整理をさせていただきました。中には判りにくいものや例
外があったので、判るまで何度も質問させてもらい、メモを取りました。
この就業体験を通して、働くということの厳しさや大変さを学ぶことが出来ました。私は特にアルバイ
ト経験もないので、働くということを少しでも体験できて良かったです。働くということはただ厳しいだ
けではなく、仕事を通して多くの知識や技術を吸収し、会社や世の中に貢献することで社会人として成長
していける場でもあるのだと実感しました。その他にも、普段は体験することの出来ない多くのことを学
ばせてもらい、とてもいい経験になりました。研修を通して私には行動力が足りないと感じました。今後
は次にやるべきことを考え、決断したらすぐ実行することで行動力を身に付けていきたいです。
- 126 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
カナカン 株式会社 富山支店
山口 萌子
研
8/10
(水)
8/23
(火)
8/24
(水)
8/25
(木)
修
日
報
設定課題:仕事とはどんなものなのかを知る。
実 習 内 容
実習生の特記事項
社内案内・説明
始めに社内を案内してもらった。
1階事務
社内は思っていたよりも大きく、
①事前照合入力
驚いた。入力の際に間違えてしま
②伝票などの整理
った。どんなに小さなミスでも失
③伝票仕分け
敗すると、組織に影響してしまう
ことを体験させてもらった。
設定課題:落ち着いて作業をさせてもらう。
実 習 内 容
実習生の特記事項
1階倉庫
今日はバーコードを読み取った
①商品のバーコード
後の操作を間違えて失敗してし
読み取り・入力
まった。慣れてきたと思っても落
②読み取った商品の
ち着いて行動することが大事だ
シール貼り
と改めて思った。フォークリフト
③検品作業
に乗らせてもらい、普段体験でき
④シール整理等
ないことをさせていただき楽し
かった。
設定課題:気を抜かずに作業させてもらう。
実 習 内 容
実習生の特記事項
2階倉庫
商品は必ず日付が見えるように、
①商品の在庫確認
その中でも古い物は前に見える
②在庫確認の終わった商品を
ように置かなければならなかっ
片付ける
た。ピッキング作業では、オリコ
③ピッキング作業
ンの種類と数を用意し、バーコー
ドを読み取り、必要な商品を集め
た。同じ作業が何度も繰り返され
て面白く思う反面、疲れた。
設定課題:営業とはどのようなことをしておられるのかを
その場で体験させてもらう。
実 習 内 容
実習生の特記事項
お得意先様訪問に
特殊な所では、卸売り業者から更
同行させてもらう
に卸売り業者に商品が渡ってい
くことがわかった。顔出しという
お店に挨拶するだけの所もあっ
た。お店での商品の並び方や棚、
PB・NPについて、取引の方法を教
わった。とても勉強になった。
- 127 -
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
初日でわからない事ばかりだ
ったと思いますが、明日もしっ
かり勉強してください。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
毎日の研修お疲れ様です。日々
セクションが変わる為になか
なか満足できる様な指導がで
きずに申し訳ありません。当社
は顧客に100%満足して頂くこ
とが使命です。少しでもそのこ
とが伝わればうれしいですし、
多少の失敗は気にしないで下
さい。失敗も研修のうちです。
残り一日物流での研修ですが
全力でがんばって下さい。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
3日間の物流体験おつかれ様
でした。物流の基本となる入荷
、出荷、格納一通りを学ぶ事に
より、得意先までどのように商
品が届くかが理解してもらえ
たと思います。明日からは営業
活動の体験になりますが、一つ
でも多く学んで下さい。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
言葉遣い、礼儀作法が非常に優
れており、仕事内容を少しでも
多く覚えようという意欲が感
じられた。難しい内容について
もメモをとり、理解しようとす
る姿勢はすばらしかった。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/26
(金)
修
日
誌
設定課題:最後まで気を抜かずに体験させてもらう。
実 習 内 容
実習生の特記事項
2階事務
伝票の確認だけでも、ややこしい
①伝票の確認
ものがいくつかあり、確認するの
②伝票整理
も大変だった。自分が印を付けさ
せてもらったものが合っている
のか心配だ。事務の仕事にも細か
いものまでたくさんの種類があ
り、組織のすごさが感じられた。
伝票もきれいに整理させており、
驚いた。
- 128 -
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
一日間お疲れ様でした。始めの
挨拶から元気がよく非常に良
かったです。仕事中も熱心に質
問したりと仕事に対する熱意
が感じられました。一日間の中
で何となくですが、事務作業に
ついて分かってもらえたと思
います。1週間のインターンシ
ップでいろいろな作業を教え
てもらい、大変だったと思いま
すがこの経験を生かして頑張
って下さい。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社ボン・リブラン
経営情報学科 1年
11M100 永 井 玲 那
仕事のやりがい
私は、株式会社ボン・リブランで6日間、就業体験をさせていただきました。今回の就業体験のテーマ
は、働くこととはどういうことか、また、仕事におけるやりがいを知り、将来何になりたいのか方向性を
決める、ということを目的としました。
研修内容は、最初に手を洗うことから始まりました。次にショーケース拭きを行いました。手洗いはシ
ョーケース拭きや休憩から戻ったときに、ショーケース拭きは毎朝行いました。研修が始まって4日目ま
では商品名と商品の値段を覚えました。ばら売りの商品の袋詰めを教えていただき、実際にお客様から商
品を受け取り袋に詰め渡すということを実践させていただきました。他にも検品の仕方や商品の補充など
さまざまなことを教えていただきました。
今回の研修で、働くということがとても大変で、責任を持ってやらなければならないと実感することが
出来ました。接客で丁寧な言葉遣いで話すことはもちろんのこと、お客様の顔を見て笑顔で接客すること、
お客様が動く前に自分から商品を受け取りに行くことなど、お客様の立場となり自分で考え動くことが大
切だと学びました。商品名と値段を覚える際に、商品名と値段を一緒に覚えること、似たような値段の商
品を覚えることが難しかったです。そのときに、同じ値段のものは一緒に覚えると覚えやすいと教えてい
ただき、何とか覚えることができました。
研修を行ってみて、私は1つの作業をしているときに周りがあまり見えなくなるということが分かりま
した。また、自分の分からないことをお客様から聞かれた際に臨機応変に対応することが出来ていなかっ
たと思います。今後の学生生活や就職活動で今回学んだことを活かしていきたいと思います。研修での課
題点については今後の学生生活の中で取り組んでいきたいと思います。
最後に、今回の研修を通して、自分にとってのやりがいについて実感することができ、自分に向いてい
る職業が自分に向いているのか少しは理解することができたので、これから自分に向いている職業につい
て調べ考えていきたいと思います。
- 129 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
株式会社 ボン・リブラン
永井 玲那
研
8/17
(水)
8/18
(木)
8/19
(金)
8/20
(土)
修
日
報
設定課題:大きい声をだす
実 習 内 容
実習生の特記事項
①手洗いの仕方
接客など初めてのことが多かっ
②ショーケース拭き
たので少し戸惑った。大きい声を
③商品名覚え
出すことが出来なかった。
④はんこ押し
⑤検品
⑥商品補充
⑦商品の袋・箱詰め
設定課題:商品の値段を覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ショーケース拭き
商品名と値段をなかなか覚える
②商品の値段確認
ことが出来なかった。値段が同じ
③紐の結び方の練習
ものは一緒に覚えると覚えやす
④商品の袋・箱詰め
いと教えていただいた。
⑤シール貼り
⑥はんこ押し
⑦商品補充
設定課題:お客様の顔を見て接客する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ショーケース拭き
接客をするときにお客様の顔を
②商品の値段確認
しっかりと見ることが出来なか
③商品の袋・箱詰め
った。
④シール貼り
⑤はんこ押し
⑥検品
⑦商品補充
⑧ケーキ販売練習
設定課題:自分から進んで接客する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ショーケース拭き
お客様から声がかかってから動
②商品の値段確認
いているので、その前に動くよう
③シール貼り
に心掛ける。まだお客様の顔を見
④入荷チェック
て接客することが出来なかった。
⑤商品の袋・箱詰め
⑥検品
⑦商品補充
- 130 -
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
意識してよく聞こえる声で話
をするくせをつけるといいと
思います。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
1つ1つの作業は丁寧できれ
いに出来ていました。もう少し
大きな声が出ると良いと思い
ます。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
はずかしがらずにお客様の顔
を見て、目線を合わせるように
するといいと思います。お客様
が帰られるまでしっかりとお
見送りをしましょう。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
自分からお客様に近づいてい
ければよかったと思います。お
客様が来るのを待つのではな
く、進んで行動できればいいと
思いました。また作業など終え
たら報告できればもっとよか
ったと思います。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/21
(日)
8/22
(月)
修
日
報
設定課題:笑顔で接客する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ショーケース拭き
前よりお客様の顔を見て接客す
②検品
ることが出来たが笑顔で接客す
③商品補充
ることが出来なかった。
④商品の袋・箱詰め
⑤はんこ押し
⑥箱の組み立て
設定課題:今まで学んだことを活かす
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ショーケース拭き
笑顔で接客することがまだ出来
②検品
なかった。お客様から言われたこ
③商品補充
とが、自分には分からなくて戸惑
④商品の袋・箱詰め
ってしまった。
⑤はんこ押し
- 131 -
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
もう少しお客様を見て接客で
きればよかったと思います。緊
張しながらも、以前より声が出
ているのでそのままがんばり
ましょう。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
6日間通して声は以前よりは
でるようになったと思います。
常に笑顔を忘れずにいること
は大事だと思うので、出来ない
ことが多くても笑顔で人の顔
をみれるようになれるといい
と思います。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社ボン・リブラン
経営情報学科 1年
11M103 鍋 山 瑞 波
仕事を知ることの大切さ
私は、株式会社ボン・リブランで6日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテ
ーマは、
「接客業の楽しさや辛さを体験しコミュニケーション能力を鍛えるということでした。そのテーマ
をもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。
研修を通して発見したことは、私が思っていた接客業に対してのイメージと実際の接客業は全く違う、と
いうことです。接客業とは、常にお客様を相手にしているものかと思っていましたが、意外と裏の地道な仕
事が多くありました、またケーキ屋さんはのんびりしたイメージがあったのですが、力仕事も多く、お盆の
忙しい時期だったのもあり走り回らなければなりませんでした。
最初の数日間はお盆に売るギフトセットの箱詰めや包装などの裏方の仕事をさせていただきました。
いろ
んな種類のギフトセットを手作業でつめていき、お盆のためこみをします。箱を組み立てるところから手作
業でやっているのには驚きました。お菓子もひとつひとつ、詰める前に空気漏れがしていないか、賞味期限
はそろっているかなどチェックしていきます。お菓子の成分表やパッケージ、賞味期限のシールもすべて手
作業で貼っていき、ほとんどの作業が手作業でした。
お盆には催事コーナーでお客様の接客をさせていただきました。お盆は1年のうちでも大変忙しいと聞い
てはいましたが本当にお客様がたくさん来られました。忙しくて接客の仕方など細かく教えて頂く時間がな
かったので、社員の方々の行動や言葉遣いなどを見て学び、真似をして積極的に行動しました。お店はお客
様にレジに並んでいただく構造ではなかったので、
お客様をよく観察して商品が決まった様子のお客様に声
をかけます。ですが、タイミングを見極めるのが大変でした。また、1番難しいと思ったことは、高齢のお
客様の言葉を聞き取ることと、言葉をはっきりと伝えることでした。
接客の仕事は礼儀や言葉遣いも大切ですが、体力もいる仕事だとわかりました。ずっと立って仕事をする
こともそうですが、1日中笑顔でお客様に対応する話すこともかなりの体力を必要とすることでした。しか
し、それでもお客様の笑顔を見ると、がんばろうという気持ちになれるのだなと実感しました。
私がこの研修を体験して一番ためになったと思ったことは、社員の方々の話が聞けたことです。私が研修
した店舗は若い方が多く、私と1つしか年の違わない方もいて、とても仲良くして下さりました。就職して
思ったことや、就職してからのことなど、この仕事の楽しいこと辛いことなど6日間の研修ではわからない
貴重なお話をしてくださり、私にとってこれからの職業選択のとても参考になりました。仕事に対して自分
が何を求めるかよく考え、
その会社がどのようなことをしているか調べ、
知ることの重要性を実感しました。
この研修で学んだことを生かして後悔のない職業選択をしたいです。
- 132 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
株式会社 ボン・リブラン
鍋山 瑞波
研
設定課題:仕事の基本を覚える
実 習 内 容
①ケーキの名前を覚える
8/10 ②お菓子の名前を覚える
(水) ③シール貼り
④商品の品だし
設定課題:お盆のためこみ
実 習 内 容
①シール貼り
8/11 ②商品の品だし
(木) ③お盆のためこみ
設定課題:お盆のためこみ
実 習 内 容
①シール貼り
8/12 ②商品の品だし
(金) ③お盆のためこみ
設定課題:催事での販売
実 習 内 容
①シール貼り
8/13 ②商品の包装
(土) ③催事での販売
設定課題:催事での販売
実 習 内 容
①シール貼り
8/14 ②商品の包装
(日) ③催事での販売
修
日
報
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
ケーキの名前とお菓子の名前を
仕事を覚えるのが早く、テキパ
完璧に覚える。
「いらっしゃいま キ働いて下さってとても助か
せ」と「いかがでしょうか」積極 りました。明日からもっと忙し
的に声を出す。
くなりますが一緒に頑張りま
しょう。
実習生の特記事項
今日はお盆のギフトの箱詰めを
中心に行いました。お菓子の詰め
間違いや、空気もれ、賞味期限チ
ェックなど気をつける。
実習生の特記事項
今日もギフトの箱詰めをしまし
た。素早く動くよう心掛けて行動
したのでノルマを達成できてよ
かったです。
実習生の特記事項
商品の包装はきれいに素早くす
るようにする。笑顔で丁寧な接客
をする。積極的に声を出していき
たい。
実習生の特記事項
のし紙は中のしか外のしかをお
聞きすること、のし紙の種類を覚
えること。お客様に、はきはき笑
顔でしゃべる。
設定課題:1人で催事での販売
実 習 内 容
実習生の特記事項
①シール貼り
1人での催事での販売はお客様
8/15 ②商品の包装
にきちんとした接客ができるか
(月) ③催事での販売
不安でしたが、ほめていただけて
嬉しかったです。
- 133 -
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
今日はお盆のためこみをして
いただきました。たくさんの量
があり、おどろいたかとは思い
ますが今日1日で予定数以上
の数をためこむことができま
した。ありがとうございました
。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
今日はためこみラストスパー
トでした。箱折り、箱詰めすべ
ておまかせしてとても早く出
来上がったので助かりました。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
今日は催事を急にお願いした
にもかかわらず最後まで笑顔
で落ち着いた接客をして下さ
ってとても助かりました。明日
も一緒に頑張りましょう!
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
今日も催事コーナーをおまか
せしました。客数が多く売上も
多い日でしたが、まわりを見て
行動して下さったので助かり
ました。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
今日は1人で催事コーナーを
おまかせしました。のしの種類
やおうかがいの仕方、お会計の
入り方などすぐに覚え行動し
て下さったので助かりました。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山テレビ事業(株)花メイト
経営情報学科 1年
11M028 笽 島 千 聖
笑顔のために働く
私は、花メイトで 5 日間のインターンシップ研修をさせて頂きました。今回、このインターンシップを
取り組むにあたり、目的として設定したのが、
「働く目的は何なのか」とういことを知ることでした。こ
れをもとに、報告したいと思います。
花メイトは所謂、花屋さんで切花販売から観葉植物の販売、全国の加盟店ネットワークを使った花の販
売等、仕事は多岐にわたっています。
私は、アルバイト経験もなく働くということがどういったことなのかまったく分からず、授業等で得ら
れる机上の知識だけでは意味がないと思っていました。しかしこのインターンシップで従業員の方々の姿
を見て私なりに感じることが出来たと思います。花屋は予想以上に重労働であり、最初の 1 日目は仕事内
容を覚えることで精一杯でした。その中で従業員の皆さんがお客様と接する様子を見て感じたことは、ど
ちらにも笑顔が表情に出ているということです。仕事をしていく中で、従業員の皆さんは本当にこの仕事
に遣り甲斐をみいだしていらっしゃるのだと感じました。
従業員の方に色々お聞きしたところ、花屋の仕事は天候により大きく左右されるとの事でした。暑かっ
たり寒かったりしても、室内の温度を一定に保たなければならないので体調管理が困難で、さらに女性社
会ということで人間関係が難しいということもあるとのことでした。しかしそのような状況であっても、
お客様のご要望に合ったお花を作るために笑顔で接客し、難しいご注文にも対応しておられる姿を見て、
お客様の笑顔のために働いておられるのだと感じました。
接客業は、お客様の笑顔を作ることが一番大切だと今回の研修で感じました。学外研修の時にゆのくに
天祥で聞いた講演でも、お客様に出会ったら必ず立ち止まって挨拶をするとおっしゃっていたのを思い出
しました。旅館と花屋では違う所もたくさんありますが、お客様のために尽くすということでは同じであ
ると思いました。他の職業の働く目的は様々あると思いますが、接客業はお客様の笑顔が一番だと感じま
した。また、花屋のような技術が必要な仕事には本当に仕事が好きだという気持ちと誇りが必要なのだと
も感じました。
これから本格的に就職活動が始まりますが、もし接客業についたとしたらこのインターンシップ研修で
感じたことを活かしていきたいと思います。接客業でなくても、仕事に対する取り組み方を花メイトの従
業員さんたちの姿を思い出して、生き甲斐、遣り甲斐をみいだせるような仕事を見つけたいと思います。
- 134 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
富山テレビ事業 株式会社 花メイト
研
8/9
(火)
8/10
(水)
8/11
(木)
8/12
(金)
8/13
(土)
笽島 千聖
修
日
報
設定課題:基本的業務を覚える
勤務時間:8:50~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①店内清掃
・水やりは、時間を掛けて植物一 まだまだ暑い日が続きます。水
②店内水やり
つ一つの状態を確認しながら
分補給を忘れないで!明日は
③オンライン発注
する。
多めに持ってきてください。今
④商品用苔玉作り
・使用したものは元に戻し、効率 日はよく頑張りましたね。
⑤ラッピング作業
のいい仕事をする。
・個人情報を扱うときは、間違い
がないように確認作業を怠ら
ない。
設定課題:お客様に出会ったら笑顔で挨拶をする
勤務時間:8:50~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①店内清掃
・店外の水やりは水が滴るぐらい なし。確認印のみ
②切花の水揚げ作業
にたっぷり与える。
③ジュートピア富山花壇の水
・効率のいい仕事の仕方を考える
やり
。
④店内外の水やり
⑤バラのラッピング作業
⑥商品の値札付け
設定課題:自分で出来る仕事を見つける
実 習 内 容
実習生の特記事項
①店内清掃
・水やりは必ずすべての商品に行
②使用済み植木鉢の洗浄
う。一つでもやり忘れない!!
③店内水やり
・任せられた仕事は責任を持って
④パンパスの皮むき
行う。
⑤お稽古用の花の泥取り
⑥店内掃き掃除
設定課題:お客様に出会ったら笑顔で挨拶をする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①店内清掃
・気がついたところはきれいにし
②店内外水やり
た。
③切花の水揚げ作業
・お客様に出会ったら、笑顔で挨
④フラワーアレンジメント体
拶は出来たが、もう少し元気に
験
大きな声ですることを心掛け
る。
設定課題:今まで行ってきた作業の一つ一つを思い出し丁寧に行う
実 習 内 容
実習生の特記事項
①店内清掃
・自分に出来る掃き掃除等は進ん
②店内外水やり
で行った。
③商品棚の清掃
・効率よく作業を行うために自分
④切花の水揚げ作業
の周りの環境を整える。
⑤墓花用の切花作り
・お客様に出会ったら必ず挨拶を
した。
- 135 -
勤務時間:8:50~17:30
指導者のコメント
なし。確認印のみ
勤務時間:8:50~17:30
指導者のコメント
なし。確認印のみ
勤務時間:7:00~15:00
指導者のコメント
挨拶は大きな声で、笑顔で心掛
けてください。暑さで大変だっ
たとは思いますが、5日間おつ
かれ様でした。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山テレビ事業部 花き部
経営情報学科 1年
11M065 飯田 夕貴
自分に足りないものを発見できた 5 日間
私は、富山テレビ事業部花き部で 5 日間、職業体験をさせていただきました。この職業体験での私の課
題は、
「働く」ことの意味を知るということでした。その課題をもとに、今回の研修結果を報告したいと
思います。
富山テレビ事業部花き部は、花メイトとアンジェリカというお店に別れています。今回は、花メイトさ
んのほうで職業体験をさせていただきました。花メイトは、その名の通り花屋さんで、たくさんの種類の
植物が置いてあり、植物を育てるのに必要な用具なども売っています。他にフラワーアレンジや、葬儀な
どに使われる弔花などの製作、花の宅配などもしています。
私は、切花の水揚げ作業、オンラインでの受発注、フラワーアレンジ、金沢で行われた競りの見学、弔
花製作、店内外の花や植物の水やり、鉢物の植え替えなどを体験させていただきました。切花の水揚げ作
業は、入荷した花の水の吸い上げをよくするために水の中で根元を斜めに切っていく作業です。オンライ
ンでの受発注は、フラワーネットと言うものを使って、県外の花や、ここから届けることが難しい花を発
注しました。フラワーアレンジでは、自分用に作らせていただきましたが、花の色や配置、見せ方などを
考えるのが難しいと感じました。競りの見学では、競りがどのような場所で、どのような風に行われてい
るのか知ることができ、非常に貴重な体験となりました。店内外の水やりはとても骨の折れる作業でした。
外にも中にもたくさんの植物があり、
植物によって、やる水の量が違うので、仕事に慣れていない私には、
肉体的にも精神的にも大変な作業でした。
どの作業にも、丁寧さは大切ですが、早目の行動をすること、先を見越して行動することが大切である
と思いました。次々と仕事は入ってくるので、一つの仕事に時間をかけすぎてもいけませんし、次は何を
したら良いかを考えて行動することで仕事の効率が高まるからです。また、なによりも自分の好きなこと
に関わっている仕事ということも大切だと思いました。自分の好きなことやものに関わっている仕事の方
が、同じ作業であっても楽しいと感じることができるからです。一般に良い職業といわれる仕事に就いて
も、自分の好きでない、興味が持てない仕事だと、毎日苦痛に感じるだけだと思いました。
この5日間の職業体験で、私に足りない多くのものを見つけることができました。
また、今まで自分の持っていた就職に対する考えがどれだけ安易ではっきりしないものだったか実感する
ことができました。私には、行動力と積極性が不足していると思います。就職活動に関しても、授業に対
しても、物怖じせず、何事にも挑戦していくようにしたいです。
今後の学校生活では、自分に足りないものの克服と、就職に対する考えを改め、この研修で学んできた
ものを活かしていきたいです。
- 136 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
富山テレビ事業部 株式会社 花メイト
研
8/22
(月)
8/23
(火)
8/24
(水)
8/25
(木)
飯田夕貴
修
日
報
設定課題:
「働く」ことの意味を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①店内外の清掃・水やり
水やりは、外においてあるものと
②切花の水揚げ作業
中にある商品の全部に水をやら
③店内の水やり
なければいけないので、骨の折れ
④切花をまとめる作業
る作業だった。切花の水揚げ作業
は、花の水の吸い上げをよくする
ために大切な作業である。丁寧さ
も大切だが、はやめはやめの行動
をすること、先を見越して動くよ
うにする。
設定課題:
「働く」ことの意味を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①店外の清掃・せり(富山)の 鉢物の入荷のため、市場に連れて
見学
行ってもらいました。お盆明けだ
②鉢物の入荷・植え替え
ったため、せりは行われていなく
③店内の水やり・清掃
、注文品を取りにいくだけでした
が市場を見学することができて
良かったです。
設定課題:
「働く」ことの意味を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①店外の清掃
フジテレビのフラワーネットと
②オンラインで受発注
いうもの使ってオンラインでの
③ラッピング
発注を体験しました。オンライン
④店内の水やり・フラワーアレ で発注をするのは、主に県外のも
ンジ
のなど、直接届けに行くのが難し
いものでした。フラワーアレンジ
は、バスケットを使ったものを体
験しました。さし方やバランスな
どが難しかったです。
設定課題:
「働く」ことの意味を知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①金沢のせりの見学
朝早くから金沢のせりを見学に
②値札つけ
行きました。今回のせりは、お盆
③店内の水やり
明けということで商品はまだ少
なかったそうです。商品は少ない
けれど、お店的には商品が欲しい
ので値段が高くなるそうです。3
人売る方がおられましたが、一気
に商品のことを言われるので私
は聞き取るのが難しく、聞き逃さ
ず、欲しい商品を手に入れるため
には、集中力が必要だと感じまし
た。貴重な体験でした。
- 137 -
勤務時間:9:15~17:00
指導者のコメント
お客様は、インターシップの学
生と従業員の区別がつかない
ので、お客様が来られたときな
どは、あいさつはしっかりする
こと。
勤務時間:9:15~17:00
指導者のコメント
明日は切花が入荷してくるの
で、午前中は水揚げ作業と水や
り。店内の水やりが終わったら
、フラワーアレンジに挑戦。
勤務時間:9:15~17:30
指導者のコメント
勤務時間:7:00~15:00
指導者のコメント
朝早くからお疲れ様でした。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/26
(金)
修
日
誌
設定課題:
「働く」ことの意味を知る
勤務時間:9:15~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①店内の清掃
最終日は今まで体験したもの、し 5日間お疲れ様でした。
②切花の水揚げ
ていないもの、様々なことを体験
③オンラインでの発注・パンパ することができました。弔花とは
スの皮むき
、葬儀に使われる花のことです。
④店内の水やり・弔花製作
今回はその花につける看板にい
れる文字を製作しました。パソコ
ンで製作するのですが、名前や肩
書きや所属などの文字のバラン
スを考えるのが難しいと感じま
した。花屋がこのようなものも製
作していると知り、驚きました。
- 138 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社メガスポーツ スポーツオーソリティ 高岡店
経営情報学科 1年
11M084 菅谷 綾
大変さを実感した5日間
私は、スポーツオーソリティで5日間インターシップさせて頂きました。私の目標は頼まれたことを最後まで
やり遂げ元気よく仕事をすることでした。
私は、スポーツオーソリティで主にグリーティング、サッカ、クリンリネス、リカバリー、ハンギングを行い
ました。グリーティングとは、仕事をする前に店の前で5分間あいさつすることです。サッカとは、レジで買わ
れた商品を袋に詰めたりすることです。クリンリネスとは、店内の掃除をすることです。リカバリーとは、店内
の商品が乱れていたらきれいに整えることです。ハンギングとは、店の裏側で服をハンガーにかけたり、値段を
つけたりすることです。
一つ一つの仕事で、いろんなことを学ぶことが出来ました。まず、挨拶が大切だと思いました。グリーティン
グのときだけでなく、仕事中は常に声を出して挨拶をしていました。小さい声で挨拶していると、自分の印象だ
けでなく店の印象までもが悪くなってしまうので、大きい声で元気よく挨拶することが大事だと思いました。ス
ポーツ店なので、平日でもたくさんの人が買い物に来られていて、私も店内でクリンリネスやリカバリーをして
いる中でお客様と直接関わることが多くありました。
私は、
スタッフの皆様と同じ服を着て仕事をしていたので、
たくさんのお客様に商品について尋ねられることが多くありました。自分で分かることや案内できることは答え
ることが出来ましたが、ほとんどが分からないことばかりで、他のスタッフさんに聞きに行くことが多かったで
す。自分で案内が出来て、お客様に“ありがとう”と言われると、嬉しかったです。
私は、スポーツが好きでスポーツ店にも興味がありました。しかし、興味があるだけでは仕事は出来ないとい
うことが分かりました。接客の仕事は、お店について理解していないと出来ないし、商品のことも詳しく勉強し
ていないといけないと思いました。
私も興味があるスポーツ店でインターンシップが出来て、たくさん学ぶことが出来て良かったです。また、実
際に仕事をしてみて、働くことの大変さと、楽しさを実感することが出来て、大変良い経験が出来ました。
今後の学校生活や就職活動では、私が就きたい仕事に興味を持ち、その仕事を理解していきたいと思います。
日常生活でも、先生や友達に元気よく挨拶をしていこうと思いました。
- 139 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
株式会社メガスポーツ スポーツオーソリティ
研
9/12
(月)
9/13
(火)
9/14
(水)
9/15
(木)
9/16
(金)
菅谷 綾
修
日
報
設定課題:細かいところまで丁寧にする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①サッカ
レジ袋詰めでは、どの商品が返品
②リカバリー
できないか、ラッピングの仕方な
③クリンリネス
ど教えてもらいました。商品の乱
④オリエンテーション
れに気づいたら進んで直すよう
にする。
設定課題:分らないところは聞く
実 習 内 容
実習生の特記事項
①サッカ
リカバリーもレジ袋詰めも昨日
②リカバリー
したので少しずつ出来るように
③ハンギング
なりました。挨拶をもっと元気よ
くできるようにしたいです。
設定課題:元気に挨拶をする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①サッカ
リカバリーとレジ袋詰めのとき、
②リカバリー
お客様に尋ねられることに対し
③ハンギング
て、昨日まではあまり案内できな
かったけど、今日はしっかり案内
も出来ました。挨拶もいつもより
元気にできたかなと思います。
勤務時間:11:00~19:00
指導者のコメント
1日お疲れ様です。慣れない場
所で緊張し予想以上に疲れた
と思います。お客様の状況を見
ながら作業はこなせていまし
た。
勤務時間:11:00~19:00
指導者のコメント
お疲れ様です。まだまだ慣れな
いことは多いと思いますが、何
事も“自分から”を心がけて行
動しましょう。
勤務時間:11:00~19:00
指導者のコメント
リカバリーの際にも、作業に集
中しすぎないように、周りに注
意して元気よく挨拶をもっと
していきましょう。菅谷さんの
一生懸命さはスタッフの刺激
になります。残り2日間もお願
いします。
設定課題:明るく元気に頑張る
勤務時間:11:00~19:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①リカバリー
今日は、たくさんの人にいろんな アディダスのハンガーにかけ
②ハンギング
ことを聞かれましたが、自分で案 る商品を見分けるのは少し難
内することがあまり出来ません
しいので気にしなくても大丈
でした。明日が最終日なので元気 夫です。お客様からお問い合わ
に頑張りたいと思います。
せのときは近くのスタッフに
出来るだけ早く引き継ぐこと
が一番お客様のためになりま
す。
設定課題:最終日なので元気に挨拶して、たくさん働く
勤務時間:11:00~19:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①サッカ
今日もお客様に聞かれたことに
素早く飲み込み率先して動け
②リカバリー
対して自分の案内できるところ
ていたと思います。言われた事
③ハンギング
はしっかりと出来ました。
をやるだけより、自ら考えお客
様の為に行動することが何よ
り重要です。
- 140 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:JTB 中部 富山支店
経営情報学科 1年
11M029 高 森 祐 里 佳
お客様の快適な旅へのサポート
私は5日間、JTB 中部富山支店へ研修に行った。主な研修内容は、パソコンを使った仕事、個人情報の
流出を防ぐために不要な書類をシュレッダーにかける仕事、
旅行のパンフレットに会社のはんこを押す仕事、
未収表控の確認作業、そして営業課の方たちの配属場所を示す地図作りであった。
初日に行われたオリエンテーションで、JTB はどのような会社なのか、どのようなことに力を入れてい
るのか、就職活動ではどのような人材がどの位置に就職できるのかなどを学んだ。旅行会社ではあるが化粧
品や食料品など私が思いもしなかった商品を扱っていることも分かった。こんなこともしているんだと驚く
ものも多々あった。
JTB グループの経営理念は“地球を舞台に、人々の交流を創造し、平和で心豊かな社会の実現に貢献す
る”であった。またグループ全体で大切にされていることは、1.お客様満足の追求、2.株主への責任、
3.事業パートナーとの共栄、4.自律創造型社員としての行動、5.社会への貢献、6.地球上の資源へ
の配慮であった。
一方、私が研修に行った JTB 中部富山支店の経営理念は、
“新たな価格を創造する企画として、地域社会
の発展に貢献する”であった。支店で大切にされていることは1.お客様との絆、2.ビジネスパートナー
との絆、3.地域社会との絆、4.家族との絆、5.仲間との絆であり、グループ全体と富山支店とでは、
グループ全体は責任や貢献といったことを大切にしている一方、支店では絆を大切にしているなどと、少し
経営理念と大切にしていることが共に違っていることを学んだ。
また JTB は就職試験に合格したら、短大卒・専門卒者が契約社員、四大卒者が正社員になることができ
る。契約期間が 1 年ごとであり契約社員のままでは5年間までしか働けない。正社員になりたければ試験
を受けるしかないという厳しさがあることも知った。
実際の実習では、旅行会社は他の会社よりも個人情報をより多く扱うため、個人情報の流出にはことさら
注意しなければならないことを学んだ。またどの仕事も同じであるが、仕事は速さではなく正確さが一番重
要であることもさらに身にしみて感じた。
私が特に嬉しかったことは、word や excel を以前から扱ってきたこともあり、頼まれた業務の中でもパ
ソコンを使う業務は「迅速かつ正確に行うことができた」と評価していただいたことであった。他の業務も
ミスなく行うことができ、無事にインターンシップを終えることができて安心した。
私は、インターンシップに行く前は旅行関係の仕事には全く興味がなく、実習内容で研修先を決めたのだ
が、今回の実習を終えて旅行会社への興味が少し出てきたため、自分の就職活動の選択肢に入れようと思っ
た。普段では経験出来ない仕事もさせていただき、とても勉強になった。さらに、社会人としてのマナーの
学ぶことができ、
今後の学校生活はもちろん社会にでた後も十分に活かせる経験をさせていただけたと思う。
- 141 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
JTB 中部 富山支店
高森 祐里佳
研
8/31
(水)
9/1
(木)
9/2
(金)
9/3
(土)
9/4
(日)
修
日
報
設定課題:仕事の流れをつかむ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①オリエンテーション
速さではなく正確さが大切。
②リスト・EXCEL作成
JTBは旅行関係だけでなく、幅広
③シュレッダー
く多くのことを扱っている。
④未収表控の確認作業
設定課題:効率よく仕事をし、正確にこなす
実 習 内 容
実習生の特記事項
①未収表控の確認作業
予定よりも多くのことを体験で
②リスト分別
きた。
③シュレッダー、FAX送信
④はんこ押し、住所記入
設定課題:仕事を正確にこなす
実 習 内 容
実習生の特記事項
①はんこ押し
細かい作業が多かったが、何度も
②地図作り
見直し確実にすばやく仕事がで
きた。
設定課題:正確に行う
実 習 内 容
実習生の特記事項
①地図作り
JTB組織の中の大まかな分別も学
②飛行機の座席確認
べた。
③パスポート確認
④資料作り
設定課題:今までと変わらず作業を正確に行う
実 習 内 容
実習生の特記事項
①表作り
5日間さまざまな体験をさせて
②資料確認
いただき、思っていたよりも楽し
③シュレッダー
かった。とてもためになった。
- 142 -
勤務時間:9:15~17:45
指導者のコメント
すぐ理解し、業務をこなして頂
いた。
勤務時間:9:15~17:45
指導者のコメント
個人情報を扱う大切な業務な
ので注意し、対応してください
。業務にも慣れてきている。
勤務時間:9:15~17:45
指導者のコメント
正確にしていただきありがと
うございます。
勤務時間:9:15~17:45
指導者のコメント
社の概要の説明をいたしまし
た。難しかったかもしれません
が、就活にお役立下さい。
勤務時間:9:15~17:45
指導者のコメント
社の資料を自分達で考えまと
めていただきました。事能力の
高さに感服いたしました。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:JTB 中部 富山支店
経営情報学科 1年
11M096 寺 中 七 星
想像とは異なった現場の事務職員の業務
まず初めに私が
“事務”
という職種を選んだきっかけは、
実際に就職を時は特技を生かした職種に就いて、
日々やりがいをもちながら仕事に勤めたい、という強い思いがあったからです。
私は幼い頃からそろばんを習い始め、高校まで続けてきました。この経験を踏まえて以来、計算をするこ
とが得意になり、それが自身の一つの最大の武器と言えるようになりました。なおかつ、商業高校を卒業し
た私は事務職における基本的な知識や技能を備えることができたため、
事務職により一層興味を抱くように
なりました。
今回インターンシップで私は、その事務職に携わる仕事を体験させていただくことになりました。テレビ
では企業の事務職員の方がパソコンを用いて仕事をしておられる姿を観たことがありますが、
実際に現場へ
行って事務職員の方々が仕事をしておられる姿を見たことはありませんでした。ですから、私は初めて現場
へ行って初めて見た事務職員の方々の光景と雰囲気に驚くばかりでした。なぜなら事務所では皆が真剣なま
なざしで、パソコンを目の前にそれに向かってひたすらタイピングしておられ、タイピング音と電話のコー
ルとが部屋中に響き渡り、見るもの・聞くもの全てが新鮮だったからです。
私もその一員として、パソコンのエクセルを用いて、多数のビジネスホテルの資料を1つの資料としてま
とめる業務を任されました。誰が見てもきれいで、見やすく、分かりやすい資料作成とはどのようなものだ
ろうか。簡単に考えていた業務も、実際に作成してみると予想以上に頭をひねるもので、入力しては修正す
る作業を繰り返し、しかも見やすく工夫もしなければならず、相当に大変な作業であることを身に染みて実
感しました。しかし、大変な思いをしてやり遂げたときの達成感は格別なものでした。
また、お客様が旅行に行かれる際の受領伝票に間違えがないか目を通して確認し、間違えているところや
抜けているところを丁寧に、そして確実に見ていくという業務では集中力がいりました。常に目を凝らして
いるため、目がとても疲れました。しかし私としては、何か1つのことに集中して取り組む事が好きなので
とても充実した作業になりました。
その他にも、企業の宛先を明記する業務も任せられました。この業務を終えて、字をきれいに書くという
意義を改めて実感しました。私は心に余裕がなくなると字が汚くなる傾向がありますが、誰が見ても気持ち
が良いと思える字を書くことも事務職員として大切な要素だと思いました。
全日程を終えて感じることは、私が最初に考えていた「事務職員」のイメージとは違っていたことです。単
にパソコンを使いこなせるだけではなく、字もきれいに書かなければならない。そして、何よりも社会人と
して最も大切なあいさつや敬語を日常的に使いこなせるということ。
これらが全てできることで初めて企業
の顔を担い、
企業にとって必要不可欠である事務職員のエキスパートと言えるということを様々な業務に勤
めたことで学びました。
- 143 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
株式会社 JTB 中部 富山支店
寺中 七星
研
8/31
(水)
9/1
(木)
9/2
(金)
9/3
(土)
9/4
(日)
設定課題:JTBのことを学ぶ
実 習 内 容
①オリエンテーション
②シュレッダー&パンフレッ
トの整理
③未収表の確認作業
修
日
報
実習生の特記事項
早く、確実、丁寧に間違えを見極
める大切さを学びました。
JTBとは旅行会社だけではな
く、色んな分野にも力を入れてい
るそうです。
設定課題:丁寧に業務をこなす
実 習 内 容
①パスポート作り
②封筒に宛先記入
③パンフレットにスタンプ
④シュレッダー整理
実習生の特記事項
お客様のパスポートを準備する
際に、名前と顔写真を確実に一致
させ、間違えがないようにすると
いう責任感を学びました。
設定課題:間違えを出さない
実 習 内 容
①確認印を押す
②未収確認のチェック
実習生の特記事項
とても集中力を担う仕事だと思
いました。
設定課題:お客様の資料は特に丁寧に扱う
実 習 内 容
実習生の特記事項
①インターネットを用いて地
たくさんの業務を任せていただ
図にホテル地を記載
きました。
②飛行機の座席確認
③社のはんこ押し
④資料入れ
設定課題:誰が見ても見やすい資料を作成する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①資料をエクセルにまとめ
常に見る側のことを考えながら
る
“綺麗・見やすい・分かりやすい”
②従業員の方の出社を記録
をモットーに、資料作成に取り組
みました。
- 144 -
勤務時間:9:15~17:45
指導者のコメント
すぐ理解し、業務を進めて頂き
ました。
勤務時間:9:15~17:45
指導者のコメント
①個人情報を扱う大切な業務
に注意して対応していただ
きました。
②業務にも慣れてきています
ので今後もお願いします
勤務時間:9:15~17:45
指導者のコメント
正確にかつて丁寧に進めてい
ただきました。
勤務時間:9:15~17:45
指導者のコメント
社の概要もご説明しましたが、
少し難しかったかもしれませ
ん。
就活に結び付けてくださると
ありがたいです。
勤務時間:9:15~17:45
指導者のコメント
社の資料を自分達で考えてま
とめて頂き、エクセルにおとし
て記入して頂きました。
事務能力の高さに感謝します。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ANAクラウンプラザホテル富山
経営情報学科 1年
11M027
炭谷奈穂
働く中で見つけたうれしさ
私は、ANAクラウンプラザホテル富山で10日間の就業体験をさせていただきました。私のテーマはこの就
業体験を通し、ホテルの仕事内容はどのようなことか、サービスする上で何が大切なのかを知ることでした。そ
のテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。
私は、ANAクラウンプラザホテル富山の『カフェ・イン・ザ・パーク』で働かせていただきました。ここは
朝・昼・夜にバイキングがあり、バイキングの時間が過ぎればカフェとなるところでした。私の主な仕事はバイ
キング時にお客様が食べ終えた後の食器を片付けたり、お客様が帰られた後のテーブルの食器を片付け、次のお
客様が入れるようにナプキン・フォーク・ナイフの用意をしたりすることでした。バイキングの時間が過ぎると
カフェになるので、お客様が注文された料理を運ぶこともしました。またそれだけではなく、バイキングの飲み
物や料理を準備したり、小さな子ども用のスプーンやフォークも準備したりしました。
私はこの就業体験を通して、二つの大きな気付きを得ました。
第一に、働くということの大変さや辛さを実感したことです。ヒールの高い靴を履き、約8時間半の長時間を
立っているので足が痛くなりました。しかし、どんなときでも笑顔でお客様と接しなければならないので泣き言
を言っている場合ではありませんでした。
第二に、挨拶を大きな声ではっきりとする必要があることです。挨拶は接客で重要なファーストコンタクトで
あると言われました。そのため私は、心をこめて大きな声で挨拶をするよう心掛けました。この大変さや辛さと
は逆にうれしいこともありました。それはお客様が喜んでくれることでした。お箸やお盆の場所を尋ねられたと
き、その場所まで案内すると「ありがとう」とお礼を言われました。また、お客様が帰られるときに挨拶をする
と「おいしかったよ」と声をかけてくださることもありました。それらは私にとってとても喜ばしいことであり、
働いていてよかったと思えました。サービスの中には自分から与えるものがあれば、相手から与えられるものが
あるということを実感しました。
私はこの就業体験から得た気持ちを忘れないようにしたいと思います。時に苦しく、時に嫌気が出ようとも、
そこに喜びがあると信じて日々精進していくことが大切であると思いました。これは日常生活の中でも言えるこ
とでもあると思います。今後、様々なことが待ち受けているかもしれないけれど、それを乗り越えていくことが
できれば、
喜びが満ちてくると思います。
私はこのような貴重な体験をすることが出来てよかったと思いました。
- 145 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
ANA クラウンプラザホテル富山
炭谷 奈穂
研
8/8
(月)
8/9
(火)
8/10
(水)
8/11
(木)
8/13
(土)
設定課題:仕事を知る・覚える
実 習 内 容
①食器の後片付け
②ランチセットの準備
③お冷の用意
④料理出し
設定課題:昨日より積極的に
実 習 内 容
①グラス組み
②朝食用コーヒーカップの準
備
③料理出し
④食器出し
設定課題:習ったことを活かす
実 習 内 容
①ランチ用意
②ジュース用意
③料理出し
④グラス組み
設定課題:笑顔で対応
実 習 内 容
①ワイン・ビール入れ
②料理を運ぶ
③机上は常にきれいにしてお
く
④空き皿が机上にあり、邪魔そ
うにしておられたらすぐに
片付ける
設定課題:周りを見る
実 習 内 容
①ランチ準備
②注文受け
③食器の片付け
修
日
報
実習生の特記事項
バイキングで空き皿を見つけた
ら声をかけて片付ける。お盆は両
手でなく片手で持つ。
実習生の特記事項
お客様への笑顔での対応。身の周
りの整理をしておく。席の番号を
覚えたほうが、料理を運ぶときに
役立つ。
実習生の特記事項
ランチ用意をしながらお客様の
ことを見る。机の上をきちんと拭
くこと。挨拶を元気よくする。
実習生の特記事項
周囲を見てあいている皿があれ
ば率先して片付ける。質問を受け
、答えられなければ分かる方に代
わる。
勤務時間:10:00~18:20
指導者のコメント
一日目で慣れない立ち仕事に
もかかわらず、頑張って働いて
くれました。笑顔を意識しまし
ょう。
勤務時間:11:30~20:30
指導者のコメント
まだまだ大きな声での挨拶が
不十分なのでしっかり笑顔で
心掛けて欲しい。挨拶は接客で
重要なファーストコンタクト
です。
勤務時間:10:00~18:30
指導者のコメント
スタッフの指示に実直に動い
てくれて、大きな戦力となりま
した。ありがとうございました
。
勤務時間:11:30~20:00
指導者のコメント
今日は一人で頑張って下さい
ました。心細かったと思います
が、元気に動いていただきまし
た。
勤務時間:10:00~18:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
小さい子供がいたらお子様用の
お盆期間にも関わらず、実習お
スプーン・フォーク・お皿を用意 疲れ様でした。機敏によく動い
する。
てくれました。
- 146 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ANA クラウンプラザホテル富山
経営情報学科 1年
11M037 中 田 め ぐ み
お客様第一のおもてなし
私は、ANA クラウンプラザホテル1階のカフェで10日間、就業体験をさせていただきました。この就
業体験での私のテーマは、ホテルの就業内容を知る事と、ホテルで働く上で大事な事を学ぶということでし
た。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。
まず、ANA クラウンプラザホテルのカフェでは、朝・昼・夜のバイキングを主に行っており、その他ラ
ンチやディナー、デザートなどを提供しています。お客様の前に出て行う仕事は、バイキングのお客様のた
めにナイフやフォーク、ナプキン等を並べる作業やお皿の上げ下げ、注文取りなどです。また、掃除や整理
整頓も重要な仕事の一つです。お客様が座られる椅子をタオルで拭く作業を行った時、力を入れているつも
りでしたが、もっと強く拭いて綺麗にして欲しいと指導していただきました。この言葉はお客様を大切にし
ているからこそ出てくる言葉だと思います。そして何より、真剣にその作業を行っているスタッフの方の姿
が素敵だと思いました。
ANA クラウンプラザホテルでの就業体験で、私はホテルではお客様を一番に考え行動することが大切だ
と学ぶことができました。これは他のお店や企業なども同じだと考えられますが、ANA クラウンプラザホ
テルではそれらの上を行くサービスを行っていると感じられました。まず、お客様に対しての言葉遣いや声
の大きさ、話し方が美しく、誰にでも好意を持たせることができていると思います。注文を取る時などは、
片膝を着くくらいの体勢で取るので声も聞きやすく、
このやり方にもお客様は好印象が持てるのではないで
しょうか。また、お客様が困っているような素振りを見せたらすぐに聞きに行き対応する大切さも教えられ
ました。
私はアルバイトをさせていただいており、そこでは接客業を行っています。そのため、最初はホテルのカ
フェでも同じ様なものだと考えていました。しかし、ホテルの方の気遣いや些細な事にも目を配る点でまっ
たく違うと感じました。ホテルは全国の方々や外国の方が大勢来られます。そのため、インターネットでの
評価・感想も沢山あるそうです。その様なものに悪い評価があった場合はホテルの信用に傷が付くため、そ
の点も注意しているそうです。また、そこに書かれていた事を改善するために廊下に張り出すという工夫が
されており、感心させられました。このことから、私は日々お客様の意見を取り入れ、成長していくことが
大切なのだということも学ぶことが出来ました。
私は、この就業体験で得た「働く上で大事な事」を、今のアルバイトに取り込み、意識を変えて少しでも
成長出来るように日々努めたいと思っています。そしてそれを今後の社会生活に繋げ、充実した仕事が出来
るような人間になりたいと考えています。
- 147 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
ANA クラウンプラザホテル富山
中田 めぐみ
研
8/8
(月)
8/9
(火)
8/10
(水)
8/12
(金)
8/13
(土)
8/15
(月)
修
日
報
設定課題:仕事を知って覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ホテル内の見学
・お皿を下げるタイミングが難し
②レストランでの接客
い。
③朝食の準備
・もう少し大きな声で挨拶をした
ほうがよかった。
設定課題:進んで動く
実 習 内 容
実習生の特記事項
①レストランでの接客
・体力の無さが大いに感じられた
②掃除
。
・ネットでの評価も意識していて
驚いた。
設定課題:周りを見て行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①レストランでの接客
・優先順位などをきちんと把握で
②植物への水やり
きた。
③掃除
④補充作業
設定課題:周りを見て行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①レストランでの接客
・お客様や料理の減り具合を見て
②朝食の準備
、適切な対応ができたと思う。
③補充作業
④料理の交換
設定課題:役に立つ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①レストランでの接客
・先を見据えた行動が大切だと思
②ランチ・ディナーの準備
いました。
③補充作業
設定課題:テキパキ仕事をする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①レストランでの接客
・テーブルが綺麗かをきちんと確
②補充作業
かめずにセットした時があっ
③掃除
たので気をつけたい。
④テーブルのセット
- 148 -
勤務時間:10:00~16:20
指導者のコメント
1日目で緊張していたと思います
が真面目に働いてくれました。大
きな声でお客様にあいさつを意
識しましょう。
勤務時間:11:30~21:00
指導者のコメント
周囲の状況をしっかり確認し、お
客様が何をして欲しいのかを判
断する事を、難しいと思うが努力
して欲しい。
勤務時間:10:00~18:30
指導者のコメント
人手が少ない中、大きな戦力とな
り、こちらが逆に助けられました
。ありがとうございました。
勤務時間:11:30~20:00
指導者のコメント
ホールサービスに加え、バックヤ
ードの業務(スタンバイ)もお願
いしました。色々な業務を体験し
ていただきたく思います。
勤務時間:10:00~18:30
指導者のコメント
自身で出来る事を探し、積極的に
動いていただけました。
勤務時間:11:30~20:00
指導者のコメント
指示した事に対して、的確に動け
るようになってきました。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
8/17
(水)
設定課題:お客様を見て動く
実 習 内 容
①レストランでの接客
②テーブルのセット
③補充作業
設定課題:周りを見て動く
勤務時間:8:30~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・ただ立っているだけではなく、 表情も豊かになり、笑顔も出てき
もっと動き回ればよかった。
ました。あと少し、楽しく働いて
下さい!
勤務時間:11:30~20:00
8/19
(金)
実 習 内 容
①レストランでの接客
②バーへの料理運び
実習生の特記事項
指導者のコメント
・レバーでのビールの注ぎ方を習 かなり自主的に動けるようにな
うことができ、貴重な体験がで ってきていると思います。良い動
きたと思う。
きをしていました。(お客様の事
を考えて)
勤務時間:11:30~20:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・お客様が多い場合の水の出し方 お客様のリクエストに対してす
などが上手く出来なかったが、 ぐに対応出来る様になるともっ
スタッフの方のやり方を見て
と良くなると思います。声の大き
改善出来た。
さはとてもいいと思います。
勤務時間:9:00~17:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
・自分の仕事を理解し、テキパキ 観光客が多く大変忙しい中あり
動けたと思う。
がとうございました!また遊び
に来てください。
8/20
(土)
8/21
(日)
設定課題:積極的に動く
実 習 内 容
①レストランでの接客
②テーブルのセット
③朝食の準備
④補充作業
設定課題:テキパキ動く
実 習 内 容
①レストランでの実習
②テーブルのセット
③補充作業
- 149 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ANA クラウンプラザホテル富山
経営情報学科 1年
11M026 志甫 彩香
直接お客様と会って感じた接客の難しさ
私は 10 日間 ANA クラウンプラザホテル内の「カフェ・イン・ザ・パーク」でインターンシップ研修を
受けさせていただきました。研修のテーマはホテルの仕事内容を知り、今の自分にできること、できないこ
と、そして今から身に付けておくべきことを知ることでした。
カフェ・イン・ザ・パークはバイキング形式のレストランで、朝食、ランチ、ディナーの際は空いたお皿
をさげて、次のお客様のために空いたテーブルのセットを行いました。また空いた時間の喫茶営業の際は、
お客様へのお水だし、注文への対応や、ドリンク・お料理をテーブルまで運ぶことなども行いました。お客
様が居られない時には、細かいところの掃除の掃除や、次のバイキングの準備に取り組みました。今回の研
修で実感したことが3つあります。
第一に、働くということの大変さです。一日中お客様が来店されない時間はありません。したがって常に
身だしなみや、言葉遣いなどに気をつけなければなりません。また、革靴で長時間立ち続けるため、配膳の
際は体力を使いました。
第二に、甘えは通用しないということです。お客様にとって研修生であっても従業員と一緒です。質問を
されることも、
注文を受けることも多くありました。
しかし、
自分で質問や要望に応えられることは少なく、
毎回他の従業員の方に確認を取り、
お客様に迷惑をかけることが多々ありました。
研修生なので知りません、
分かりませんという甘えは通用するはずがありません。自分も従業員なのだという自覚を持って仕事に臨ま
なければならないことを強く思いました。
第三に、接客の難しさです。お客様の立場に立ち、喜ばれる接客をすることがより良い接客サービスの一
歩ですが、お客様が求められるサービスは一人ひとり違います。完璧な接客をすることは難しいですが、ま
ずは笑顔でお客様の話をよく聞くことが良いサービスにつながります。これを怠れば、お客様が求めるサー
ビスをに近づくことはできないと思います。
今回のインターンシップ研修で、多くの課題を見つけることができ、自分自身の未熟さを思い知ることが
できました。
「分かること」と、
「出来ること」は違うというのは実際に働いてみなければ、分からなかった
ことだと思います。今回発見した課題を改善すべく、今後の学校生活では授業に今まで以上に力を入れると
ともに、ボランティア活動やアルバイトを通して自分のスキルアップに力を入れていきたいと思います。
- 150 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
ANAクラウンプラザホテル カフェインザパーク
研
9/5
(月)
9/8
(木)
9/11
(日)
9/12
(月)
9/14
(水)
9/15
(木)
設定課題:仕事を覚える
実 習 内 容
①施設案内・説明など
②ランチ準備・皿下げ・セット
③ディナー準備
④掃除
⑤喫茶営業
設定課題:仕事に慣れる
実 習 内 容
①朝食皿下げ・セット
②ランチ準備・皿下げ・セット
③ディナー準備
④喫茶営業
修
志甫 彩香
日
報
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
スタッフが明るくないとお店の
とても大きな声で挨拶が出来
雰囲気は暗くなってしまう。
(落ち ていたので良かったです。お客
着いた雰囲気であればなおさら
様の立場に立って行動するこ
気をつけなければならない)
とを心掛けで行きましょう。
勤務時間:8:00~16:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
仕事に自分で優先順位を付ける
周囲の状況も落ち着いて見れ
ことが出来ないので、積極的に質 るようになってきている。1つ1
問をしていく。
つの動きを丁寧に行うことに
より更に良くなると思います。
意識を高く持ちましょう。
設定課題:積極的に仕事を行う
勤務時間:11:30~20:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①ランチ皿下げ・セット
土日は特にお客様が多いので、す 周囲のお客様に対して気を遣
②デザートビュッフェ準備・皿 ばやい行動をしないと多くのお
い行動することが徐々に出来
下げ・セット
客様に迷惑が掛かると思った。
るようになっていた。とても頑
③ディナー準備・皿下げ・セッ
張っている姿がうかがえた。
ト
設定課題:お客様の立場に立って行動する
勤務時間:11:30~20:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①朝食皿下げ・セット
自分が客の立場になったときに
テキパキと状況に応じてすば
②ランチ準備・皿下げ・セット 何をされたらうれしいか考えて
やくお客様に対応していまし
③ディナー準備
みることが大切。
た。
④喫茶営業
⑤掃除
設定課題:積極的に仕事をする
勤務時間:11:30~20:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①ランチ皿下げ・セット
お客様からしたら研修生も従業
お客様の立場に立っての接し
②ディナー準備・皿下げ・セッ 員。メニューもしっかり覚えて迷 方がとても重要になると思い
ト
惑を掛けないようにする。
ます。自分がどのような接し方
③喫茶営業
をされるのが嬉しいのかをイ
メージして行動することがで
きると良い接客につながって
いきます
設定課題:まわりに気を配って仕事をする
勤務時間:8:00~16:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①朝食皿下げ・セット
テーブルだけでなく周りの環境
店内の小さな汚れが大きなク
②ランチ準備・皿下げ・セット もきれいになることで、お客様へ レームにつながる事もありま
③ディナー準備
のおもてなしが更に向上すると
す。
④喫茶営業
思った。
⑤掃除
- 151 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
9/16
(金)
9/17
(土)
9/18
(日)
修
日
誌
設定課題:自分で仕事を見つけてみる
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ランチ皿下げ・セット
新しく仕事を見つけることは無
②ディナー準備・皿下げ・セッ 理だが、教えていただいた仕事を
ト
自主的に行うことは可能。
③喫茶営業
④掃除
勤務時間:11:30~20:00
指導者のコメント
積極的に仕事を見つけ、また仕
事が無い際には「何かできるこ
とは無いですか?」等聞きにき
たり、仕事を全体的に積極的に
してくれたことが強く印象に
残りました。
設定課題:周りを見て行動する
勤務時間:11:30~20:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①ランチ皿下げ・セット
周りを見て行動しないと多くの
難しいですが、店内全体を常に
②デザートビュッフェ準備・皿 迷惑をかける。落ち着くことが大 意識して行動してください。
下げ・セット
切。
③ディナー準備・皿下げ・セッ
ト
設定課題:落ち着いて行動する
勤務時間:11:30~20:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①ランチ皿下げ・セット
落ち着くという点では課題有り。 大変落ち着きのある行動で接
②デザートビュッフェ準備・皿 周り(お客様やスタッフの動き)
客し、明るいあいさつ、笑顔で
下げ・セット
を見ることそこから自分がどう
頑張りました。
③ディナー準備・皿下げ・セッ 動くべきか考える事が大切。
ト
- 152 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:マンテンホテル株式会社
経営情報学科 1年
11M005 五十嵐 舞
真のニーズを見つける
私は 6 日間、マンテンホテル株式会社で就業体験をさせていただきました。このインターンシップでは、
仕事に対する自分の考えを深めるということを課題に取り組みました。
前半 3 日間は館内見学、清掃見学、接客などの研修がありました。私が 1 番印象に残ったのは、後半 3
日間にわたって行われた宿泊プランの疑似体験、プレゼンテーションです。これは、ある野球チームが遠征
でマンテンホテルに 2 泊 3 日で宿泊し、私たち旅行会社が旅行プランを考えるという設定でした。まず初
めに、監督から今のチームの状況、今後の目標、監督の思いなどを聞き、それらをヒントに考えていきまし
た。そこで、今回の遠征の目的はチーム一丸となり、先輩と後輩の仲を深めることだという監督の思いが真
のニーズであると考えました。私たちのグループは、地元の子供たちとの交流や富山の観光によってチーム
の仲を深めてもらおうと考えました。しかし、監督からは「子供との交流は本当に今のチームにとって必要
だろうか。また、地元の子供たちをどうやって集めるのか。このプランは旅行会社のすべき仕事なのか。
」
という意見をいただきました。
悩んで黙り込んでしまった私たちにホテルの方から、
「例えばスポーツ選手のユニフォームを開発する場
合、デザイン・素材など選手の希望に応えることも確かに重要だが、第一に考えるのは、どうすれば選手が
勝てるかだ。
」ということを教わりました。お客様の要望に全て応えるだけでは良いサービスは生まれない
ということに気づきました。今回の旅行プランでは、第一にチームが勝つためにどのような遠征にすべきか
を考え、その次に監督の要望をプランに取り入れていくというのが、正しいと分かりました。そこで、練習
時間を多く取り入れたプランに変更しました。さらに、チーム一丸という監督の思いもできる限り叶えたか
ったので、旅の思い出をチームで共有してもらえるように集合写真もプランに入れました。さらに、自分た
ちが利用したことのある施設は経験談も加え、より具体的にしました。しっかりと自分達のプランに根拠を
入れて説明することで、より説得力が増し、良いプレゼンテーションができました。
どのような仕事においても、お客様が何を求めているのか、お客様の要望で一番に優先すべきことは何か
を考えることは大切だと分かりました。
今回のプランであれば、
チームが勝つということが真にニーズです。
様々な要求から真のニーズを見つけることは大変ですが、そこがしっかりしていれば、よりお客様に近い考
えができるはずです。
自分の感覚でなく、
お客様がどう感じるかを第一に考えることは重要だと思いました。
真のニーズは、プラン作成以外にも、接客など様々な仕事の核となります。しかし、ユニフォームの例のよ
うに、お客様の要望に応えるばかりでは、いいものは作れません。それらを実際に考え、行動し、改善し続
けることは大変難しい作業だと思います。
今回のインターンシップで学んだことを就職活動に活かしていき
たいです
- 153 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
マンテンホテル 株式会社
五十嵐 舞
研
8/22
(月)
8/23
(火)
8/24
(水)
8/25
(木)
8/26
(金)
8/27
(土)
修
日
報
設定課題:業界に関する基礎知識の習得
実 習 内 容
実習生の特記事項
①オリエンテーション
・プラスの心・行動→プラスの人
②マナー実習
生
③業務の基礎知識
・挨拶の時は口を大きく開ける
設定課題:職場体験実習(富山マンテンホテル)
実 習 内 容
実習生の特記事項
①館内案内
・姿勢よく立つ
②清掃見学
・声のはり
③声だし訓練
・大きな声で挨拶
④接客訓練
設定課題:職場体験実習(満天の湯)
実 習 内 容
実習生の特記事項
①宿泊業務の基礎知識
・挨拶のときは笑顔
②館内案内
・お年寄りに何か聞かれたときは
③フロント業務
近くまで行って大きな声でゆ
っくり話す
設定課題:宿泊プランの疑似体験
実 習 内 容
実習生の特記事項
①宿泊プランの疑似体験
・お客様の真のニーズを考える
②グループディスカッション
・自分の仕事に責任を持つ
③商談
設定課題:宿泊プランの疑似体験
実 習 内 容
実習生の特記事項
①宿泊プランの疑似体験
・相手に自分の意見を伝えるため
②グループディスカッション
には、しっかりと内容を理解し
③商談
自分の考えをまとめる必要が
ある
・プランの根拠をつける
設定課題:プレゼンテーション
実 習 内 容
実習生の特記事項
①プレゼン準備
・発表する時は、声、抑揚、表情
②プレゼン大会
に気をつける
③フィードバック
- 154 -
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
勤務時間:11:00~19:00
指導者のコメント
勤務時間:9:00~15:00
指導者のコメント
勤務時間:9:00~21:00
指導者のコメント
勤務時間:9:00~21:00
指導者のコメント
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山マンテンホテル株式会社
経営情報学科 1年
11M058 横山 紗世子
働くことの大切さと厳しさ
私は、6日間にわたって富山マンテンホテル株式会社で研修させていただきました。インターンシップ
を行った目的は、学校では学ぶことの出来ないビジネスマナーや実際に職場体験をさせてもらうことで働
くことの大変さ厳しさなどを知りたいと思ったからです。実際に職場体験をして、働くことの大変さを学
ぶことが出来ました。初日は、オリエンテーションで業界に関する基礎知識などを学びました。また、マ
ナー実習では基本となる言葉、表情、動作のトレーニングを教えていただきました。この3つのことがし
っかりと行われていないと感じの悪いように見られます。これらは、就職活動、就職してからもとても為
になるものだと感じました。2日目は、マンテンホテルの中にあるカフェで職場体験をしました。提供、
片づけ、仕込みなどと様々なことを教えていただきました。より早くお客様に提供したり、重いグラスな
どの片付けをしたりしなければならないので大変だと感じました。3日目は、マンテンホテルグループの
リフレッシュ産業である満天の湯で職場体験をしました。業界についての基礎知識やフロントでのキーの
引渡しを教えていただきました。お風呂には、奇数偶数で日替わりの湯が楽しめることや炭酸泉、岩風呂
などとたくさんの湯が楽しめるなど様々な飽きない工夫がされていました。そういった工夫がとても大切
だということがわかりました。4日目は、宿泊プランの作成、グループディスカッションをしました。宿
泊プランの作成は、お客様の要望に応えることがとても大変でした。また、違う学校の人とコミュニケー
ションをとることは、最初は難しいと感じていましたが、話し合っていくうちに打ち解けていくことがで
きました。このように、あまり喋ったことのない人と意見を出し合うことは仕事を行う上で大切だと感じ
ました。5日目は、4日目の続きの作業をしました。どんどんと新しい案も出てきて、よりお客さまに満
足してもらえるプランはないかとみなさんで考えるようになりました。グループ内の団結力も深まってき
ているように感じました。本当にグループのみなさんと一緒に仕事をしているみたいで楽しくなっていま
した。6日目は、今までのまとめのプレゼンテーションをしました。自分達の伝えたい内容は、しっかり
報告できたように思います。また期間中は、お客様のニーズに応えられるように私なりに努力しました。
他のグループのプレゼンテーションを聞いて、こんな考えもあったのかと参考になりました。この6日間
の経験は今後、就職活動にとても役立つことを実感しました。仕事についてしっかりと向き合うこと、ま
た自己理解をすることが仕事を選択する上で重要だと思いました。加えて、インターンシップを行ったこ
とで就職活動に向けての意欲が高まり、その意味でも大きく成長できました。今回学んだ貴重な経験を忘
れないよう、これからの学校生活、就職活動に生かしていきたいです。
- 155 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
富山マンテンホテル 株式会社
横山 紗世子
研
8/22
(月)
8/23
(火)
8/24
(水)
8/25
(木)
8/26
(金)
8/27
(土)
修
日
報
設定課題:業界に関する基礎知識の大切さ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①オリエンテーション
初日ということもあり緊張して
②業界について基礎知識
いたが、研修生の皆さんと仲良く
③マナー実習(言葉遣い、
なることができ良かった。マナー
接客マナーなど)
実習は、就職活動に役立てると感
じた。
設定課題:職場体験から学ぶこと
実 習 内 容
実習生の特記事項
①職場体験実習
実際にホテルの中にあるカフェ
で職場体験をさせていただいた。
お客様に提供したり、片付けたり
、いろいろな体験をさせていただ
いた。
設定課題:職場体験から学ぶこと
実 習 内 容
実習生の特記事項
①職場体験実習
今日は、満天の湯で職場体験をさ
せていただいた。業界の基礎知識
やフロントでの仕事を教えてく
ださった。
設定課題:宿泊プラン計画から学ぶこと
実 習 内 容
実習生の特記事項
①宿泊プラン作成擬似体験
決められたグループに分かれて
②グループディスカッション
宿泊プランを計画した。お客様の
希望のプランを計画すのは大変
だった。
設定課題:宿泊プラン計画から学ぶこと
実 習 内 容
実習生の特記事項
①宿泊プラン作成擬似体験
昨日と同じグループで宿泊プラ
②グループディスカッション
ン計画の続きをした。様々な案が
出されて良いプランになったの
ではと思った。
設定課題:プレゼンテーション
実 習 内 容
実習生の特記事項
①プレゼンテーション
2日間話し合った宿泊プランを
②インターンシップの
プレゼンテーションした。自分達
まとめ
のプレゼンしたい事は出来たと
思った。
- 156 -
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
勤務時間:11:00~19:00
指導者のコメント
勤務時間:8:00~15:00
指導者のコメント
勤務時間:9:00~20:00
指導者のコメント
勤務時間:9:00~20:00
指導者のコメント
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ホテルニューオータニ高岡
経営情報学科 1年
11M089 高 田 裕 希
常にお客様の目線で考える
私は、ホテルニューオータニ高岡で10日間の就業体験をさせていただきました。この就業体験では、
実際の仕事の現場の雰囲気を体感し、接客業ではどのような知識や心構えが必要かを学びたいと思い研修
させて頂きました。
ホテルニューオータニ高岡での就業体験では、フロント、レストラン、宴会、エステサロン、結婚式場な
どのような接客中心の業務以外にも、調理や客室の清掃という仕事も体験させていただきました。このよ
うな多くの部署を体験させていただいたことで、さまざまな視点に立って仕事に触れることができました。
多くのことを教えていただきましたが、私はその中で、2つの言葉が心に残っています。
1つ目は、
「お客様を待たせてはいけない。できるだけ待たせないことをお客様は望んでいる。待たせ
ないためには、効率よく作業することが大切で常に考えながら対応することが大切だ。
」ということです。
この言葉は宴会でのお客様に飲み物を出すという業務で言われた言葉です。このことは接客だけではなく、
すべての業務にも共通することだと思います。また、ただ作業が早いだけでお客様に提供するもの、つま
り商品を雑に扱うということがあってはいけません。つまり、丁寧に行い、かつスピーディーに作業するこ
とためには、効率よく作業するにはどのようにすればよいか、考えながら実行に移すことが大切であることを
実感させられました。これは単純な作業や業務であっても変わりません。
2つ目は「常にお客様目線で物事を考える」ということです。フロントの仕事では、お客様をロビーで
お出迎え、お見送りをさせていただきました。簡単な業務と思えますが、お客様に何か質問されれば的確
に答えなくてはいけません。また、言われてから動くのではなくお客様の気持ちをいち早く察し、さりげ
なく気遣うことができなければいけない仕事でした。さりげなく気遣うとことができるためには、常に今
お客様は何を求めているか「お客様の目線で考える」ことが必要です。難しいことでしたが、このことは、
フロントでの仕事だけではなく、お客様と接する仕事全般に不可欠な能力だと感じました。また、これも
接客だけではなく、どの仕事にも共通していえることだと思います。
この他にも、
「どのこともお客様のために自分は何ができるか」
「どのようなことをお客様が望んでいて
喜んでくださるか」ということが考えさせられました。つまりお客様に喜ばれる接客とは、お客様のこと
を一番に考えられている接客だと考えます。自分たちの作業しやすいように仕事をするということはまっ
たくお客様のことを考えていません。自己中心的に考えるのではなく、お客様を中心に仕事をしなければ
いけないということを気づかされました。
10日間という短い間でしたが、このような貴重な体験をすることができ、本当によかったと思ってい
ます。今後の学生生活でもできるだけ多く活かしていくことができればと思います。
- 157 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
株式会社 ホテルニューオータニ高岡
研
8/8
(月)
8/9
(火)
8/10
(水)
8/14
(日)
8/16
(火)
設定課題:積極的に行動する。
実 習 内 容
① パンのカット
② 調理道具を洗う
③ パンの包装
④ 店頭への運搬
設定課題:きびきび動く
実 習 内 容
①ナプキンをたたむ
②宴会会場での飲み物の提供
高田 裕希
修
日
報
勤務時間:8:00~15:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
単純な作業でも、きちんと考えて 指示された仕事をしっかりこ
丁寧に行うことが大切だと反省
なしてくれました。
した。
勤務時間:15:00~22:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
効率よく作業しお客様をできる
未成年でお酒やビールなどの
だけ待たせないようにすること
取り扱いはかわいそうでした
が、お客様にとって嬉しいこと。 が、宴会の人数の多さにも関わ
また宴会のような周りの音が大
らず、スピーディーに対応でき
きい環境では、はっきりと大きな たと思います。
声をだすことが大切。
設定課題:効率よく作業する。
勤務時間:11:00~20:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①焼きそばをほぐす
単純な作業であったが、効率よく よくできました。
②調理道具洗い
作業するにはどのようにすれば
③魚を並べる
よいか、考えながら作業すること
④レタスをちぎる、洗う
が大切であるということを学ん
だ。
設定課題:笑顔で、焦らず接客する。
勤務時間:12:30~21:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①レジの補助
どのように袋に商品を詰めたら
高速道路サービスエリアでの
お客様は持ちやすいか、またどの お土産の袋詰めですが、お客様
ようなこと(小分けの袋は必要か との接点での最終であり、一番
など)を望んでいるかといことを 重要な仕事です。どんなに忙し
察することが大切であると感じ
くても笑顔を求められる大変
た。袋に詰めるだけの単純な作業 な所でよく頑張っておられま
であったが、難しいと感じた。
した。1人1人思いやりをもっ
て進んで行って下さい。
設定課題:効率よく作業する。
勤務時間:11:00~20:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①シルバー磨き
レストランでは接客など表での
主にスタンバイや片付け作業
②皿をさげる
仕事だけが普段は目に入るが、そ によく頑張っておられました。
③おしぼり作り
の仕事のために準備など普段は
④タオルたたみ
目に見えない仕事もたくさんあ
⑤洗い物
り、裏での仕事も大切な仕事であ
ることを実感した。
- 158 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/19
(金)
8/22
(月)
8/23
(火)
8/27
(土)
8/28
(日)
修
日
誌
設定課題:挨拶をきちんとする。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①施設、仕事説明
簡単な作業しか行わなかったが、
②タオルたたみ
どのような環境でお客様がリラ
③エステ施設体験
ックスしてくださるかというこ
④アンケート集計、雑務
とが細かいところまで気を遣っ
⑤エステ体験
てあった。細かいところまで気を
遣うのは大変なことだが、大切な
こと感じた。
設定課題:笑顔できちんと挨拶
実 習 内 容
実習生の特記事項
①客室の清掃
ロビーでの接客ではまわりの状
②基本の接客研修
況を的確に把握して、お客様に対
③ロビーでの接客
してさりげない気遣いをするこ
④玄関の清掃
とが大切であるとかんじた。
設定課題:周りの状況に応じて動く
実 習 内 容
実習生の特記事項
①客室の清掃
周りの状況に応じて動くことは
②基本の接客研修
難しいが、身に付けなければいけ
③ロビーでの接客
ないと思った。接客時の言葉遣い
④試泊
を適切に使えるように、気をつけ
なければいけない。
設定課題:
実 習 内 容
①ナプキンをたたむ
②出張宴会会場でのセッティ
ングの手伝い。
③料理を取る補助
④片付け
設定課題:
実 習 内 容
①引き出物の準備の手伝い
②結婚式、披露宴の見学
実習生の特記事項
ホテルでの仕事ではなく、他の会
場での仕事であったので、セッテ
ィングなどスピーディーに行う
ことが求められた。また、自分か
ら仕事を見つけ動くことができ
た点が良かった。
勤務時間:10:30~18:30
指導者のコメント
簡単なことしかやってもらう
機会がありませんでしたが、接
客業を目指されているという
ことで、単純なことや小さなこ
とに心を配れることがお客様
に喜んでいただける接客につ
ながると思います。
勤務時間:9:00~19:00
指導者のコメント
笑顔がいいです。最初から笑顔
であいさつをできる人はあま
りいませんが、しっかりできて
いました。天性のものだと思い
ます。頑張ってください。
勤務時間:9:00~19:00
指導者のコメント
慣れないながらにも、来客され
るお客様に対し、真剣に取り組
む姿勢が見られました。徐々に
色々なことを頭だけではなく
身体でも覚えていってくださ
い。
勤務時間:15:30~21:30
指導者のコメント
特になし
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
華やかの結婚式の裏では、いろい 披露宴本番を担当者に付きな
ろなスタッフの方が動いてくおり がら経験していただきました。
、できるだけお客様の要望に応え 仕事のほんの一部でしたが、プ
ようとしている姿が印象的であ
ランナーとはどういう仕事な
った。今回はその裏での仕事も少 のか少し感じていただいたと
しは感じることができた。
思います。
- 159 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社ホテルニューオータニ高岡
経営情報学科 1年
11M082 定 田 桃 子
「お客様に喜びを与える」
私は、株式会社ホテルニューオータニ高岡で10日間職業体験をさせていただきました。この職業体験
での私のテーマは、
「ホテルで働くにあたって必要なことと仕事内容について知ること」でした。このテ
ーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。
私の研修部署は、洋食調理、製菓調理、宴会、出張宴会、客室、フロント、ブライダル、エステ、SA
物販の11ヶ所をまわりました。その中ですべての部署に共通することがありました。それは、常にお客
様に対して感謝の気持ちをもち、心から喜んでいただけるように考えて仕事をするということです。ホテ
ルの業務とは、すべての部署がお客様に対して最高のおもてなしをすることでお客様に喜んでいただけま
す。また、それがホテルのイメージアップに繋がります。しかし、ひとつの部署が少しでもお客様に不快
な思いを与えてしまうことで、そのホテルのイメージが崩れてしまいます。従ってすべての部署がお客様、
一人ひとりのことを考えて働くことが大切だと学びました。
「お客様に喜んでいただく」ということは、部署によって表し方が違いますが、例えば洋食調理、製菓、
客室は直接的にお客様と関わることはありませんが、ひとつひとつの仕事を丁寧に行い、それを形に表す
ことで、お客様に喜びを与えることができます。また、宴会やブライダルでは、作業を効率的に行い美し
く魅せることで、お客様が心から楽しんで、笑顔になっていただくことで喜びに繋がります。つまりすべ
ての仕事が、お客様の喜びに繋がると実感しました。またフロントは、ホテルの「顔」です。従ってフロ
ントはホテルの一番重要な部署です。フロントでは他の部署とは違い、他の部署の代表として、心のこも
った接客や対応マナーが必要だと感じました。
「どうのように対応すれば好感を持っていただけるのか」
、
「不快感を与えない話し方とは何か」を常に意識して行動する必要があります。そのためには、挨拶がた
いへん重要だと感じました。挨拶はその人の第一印象を決める、人間として一番大事です。また挨拶は、
表情や言葉、声のトーンも相手に伝わります。すべての印象をお客様に印象良くみられるためには、身だ
しなみや態度はもちろん大事ですが、心をもってお客様に接することが一番大事だと感じました。実際に
ロビーに立ち挨拶をしましたが、自分が感謝の気持ちをもち、笑顔で接することで、お客様の良い反応を
見ることができました。
ホテルの業務は、仕事が違っても、お客様に対する気持ちを従業員が皆一緒にすることで、ホテルがよ
り良くなることを学びました。またその気持ちを表情や態度でお客様に表すことで、お客様の喜びに繋が
ることを学びました。今回のホテルで学んだことを、今後の就職活動で、実践できるように、日頃からビ
ジネスマナーに気をつけて過ごしていきたいと思いました。
- 160 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
株式会社ホテルニューオータニ高岡
研
8/8
(月)
8/9
(火)
設定課題:野菜を丁寧に切る
実 習 内 容
洋食調理
設定課題:素早く対応する
実 習 内 容
宴会で飲料コーナーの担当
8/10
(水)
設定課題:丁寧に作業をする
実 習 内 容
製菓調理
パンの仕込みなど
8/16
(火)
設定課題:笑顔で接する
実 習 内 容
サービスエリアで
レジの手伝い
8/17
(水)
8/19
(金)
設定課題:丁寧に作業をする
実 習 内 容
レストランでの手伝い
設定課題:積極的に行動する
実 習 内 容
エステ
設定課題:笑顔で接する
実 習 内 容
8/21
(日)
8/27
(土)
定田 桃子
修
日
報
勤務時間:11:00~20:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
野菜等を切る際に手際よく、丁寧 よくできました。
に作業することが困難だった。
勤務時間:15:00~22:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
お客様の要望に素早く対応する
宴会の人数の多さにも関わら
ために、まわりの状況を的確に把 ずスピーディに対応できたと
握することが重要だった。
思います。
勤務時間:8:00~16:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
パンの粉の分量を正確に量るこ
仕事を迅速に処理し、最後まで
となど、細かい作業を行うことが 責任をもって行動していまし
多かった。
た。
勤務時間:12:30~21:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
お客様が、多くのお土産を買われ
た時、手早く袋詰めすことが難し
かった。
勤務時間:11:00~20:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
おしぼりたたみ等の丁寧な作業
片付けやスタンバイ業務を中
が多かった。
心に、忙しい中、頑張って頂き
ました。
勤務時間:10:30~18:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
エステで使うタオルを綺麗に見
自ら進んで業務を手伝うとい
せるために、美しく見えるたたみ う気持ちをもって、一つ一つ丁
方を教わった。
寧に取り組んでいる姿が印象
的でした。
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
ブライダルの展示会で飲料コ お客様に飲み物を間違いなく出
ーナーの担当
すことが難しかった。
設定課題:素早く行動する
実 習 内 容
出張宴会
実習生の特記事項
バイキング料理の運搬や料理と
るお客様のサポーをした。
- 161 -
勤務時間:13:00~22:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/28
(日)
8/29
(月)
修
日
誌
設定課題:積極的にお客様に声をかける
実 習 内 容
実習生の特記事項
客室・フロント
客室では、部屋の清掃をした。フ
ロントでは、挨拶の練習をし、ロ
ビーに立ってお客様に挨拶をし
た。
設定課題:笑顔を心がける
実 習 内 容
実習生の特記事項
客室・フロント
客室では、ベットメイキングをし
た。フロントでは、挨拶の練習し
ロビーに立った。
- 162 -
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
おとなしく、まじめに仕事をあ
いていただきました。新聞回収
、しっかりしてもらいました。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
しっかりした方で挨拶もきち
んとできています。どんな仕事
についてもやっていけると思
います。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社名鉄トヤマホテル
経営情報学科 1年
11M071 碓井 彩枝香
「妥協ゼロ」がお客様の喜びに繋がる
私は名鉄トヤマホテルで10日間、就業体験をさせていただきました。主にホテルの裏側の仕事をさせてもらい、
チェッカーという仕事をよくしました。
ホテルは6階~11階に客室があり、お客様が帰られたら、まず業者の方が客室を掃除し、ベッドメイキングな
どをして、次のお客様が泊まれる状態にします。チェッカーはその出来上がった客室の細かい設定や最終確認を
する仕事です。テレビの音量を35に合わせ、チャンネルは3に合わせたり、他のチャンネルが点くか確認したり、
リモコンがきちんと反応するか調べたり、テレビだけでも細かく設定・確認することが決まっています。私がチ
ェッカーをしたときは、リモコンが見つからなかったり、反応しなかったりすることなどがありました。他にも
客室にある電灯がすべて点くか、ラジオ、BGMが鳴るか、お客様が設定されたアラームを元に戻したり、ドラ
イヤーが点くか、備え付けの紙やハンガーがあるかなど、確認したりする項目が沢山あります。
中でも一番大変なのは、お風呂と洗面台での髪の毛チェックです。この髪の毛チェックは重要で、髪の毛だけ
チェックしてきてと、再度指示を受けることがあるほどです。業者さんが風呂場など綺麗にしていくのですが、
髪の毛を1本も残さず片付けるというのはなかなか難しいので、チェッカーで最終確認を行います。それでも数
本見つかる部屋もいくつかありました。そのチェッカーで印象に残った出来事がありました。インターンシップ
3日目でチェッカーをし終えてから支配人に部屋の髪の毛の落ち具合を聞かれ、数本落ちていた部屋があり、ま
た壁に髪の毛が付着していたなどと答えました。支配人は、すぐ電話で業者の方を呼び、私たちにチェッカーで
見つけた髪の毛の落ち具合について説明して下さいと言われました。業者の方には言いづらかったですが、素直
に話したら、次のチェッカーから落ちている髪の毛がかなり減っていました。この出来事で、ホテルの仕事に取
り組む姿勢の厳しさについて学びました。支配人も「落ちている髪の毛を0にすることは、人間だから難しいこ
と。しかし髪の毛が落ちていることはいけないことだからチェッカーをしている」と言っておられました。
インターンシップでもう一つ印象に残った作業があります。それはおしぼりの漂白剤の臭いがきついため、200
本以上のおしぼりを作り直すという作業でした。おしぼりを1本ずつ小分けの袋から出し、手作業で水洗いし、
絞って、丸め直し、おしぼりを作り直すという作業でした。作業は3時間ほどかかりました。すでに出来上がっ
ているおしぼりなので私は洗っている際、私は気になる程臭いがきついと思いませんでした。しかし、ホテルで
はお客様がにおいを気にしないだろうと判断するのではなく、確認して少しでも自分が気になると思ったらお客
様には出さないことを徹底しているとのことでした。
客室の髪の毛のことやおしぼりのことから、仕事をする上で一切妥協しない姿勢と取り組みを今回のインター
ンシップで学びました。また部長さんから「いらっしゃいませ+α」を学びました。たとえば「遠方から大変で
したね」と、
「いらっしゃいませ」の後に一言付け足すことによって、ホテルに来られてすぐのお客様に、おもて
なしを感じてもらうためだそうです。この+αは、今後の生活にも役立てやすいので、実行したいと思います。
さらに部長さんからは「ホテルでは従業員のつまらないと感じる作業がお客様の喜び」というお話も伺いまし
た。働くということはその「大変」がお客様の喜びに繋がるということを感じました。インターンシップでは働
く厳しさを知ることができました。また妥協をしないことが大切だと感じました。妥協しないことは大変で体力
も必要ですが、それがお客様の喜びにつながります。それが仕事だということを学べて、とても良い経験でした。
- 163 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
株式会社 名鉄トヤマホテル
碓井 彩枝香
研
8/27
(土)
8/29
(月)
8/31
(水)
9/1
(木)
9/2
(金)
修
日
報
設定課題:与えられた仕事をこなす
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ロビーの掃除
単純なシール貼りでミスをした
②客室の扉・冷蔵庫拭き
り、記入ミスをしたりと失敗をし
③チェッカー
てしまったので、次からは失敗し
④宴会場の片付け・設営
ないように、一つひとつ丁寧に仕
⑤売店での研修
事を努めたい。ホテルの方から「
⑥シャンティ(喫茶)でつま楊 ホテル内は走らない」
「手洗いの
枝並べ・食器等並べ
徹底」を教わった。
⑦シール貼り→お客様の名前
など記入
設定課題:ミスをなくす
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ロビーの掃除
あまり細やかな説明がないので、
②シャンティでお客様に水出
社員さんの動きを見て自分で仕
し、空いた食器の片付け
事を覚えることも必要だと思っ
③ごみ捨て、売店の商品整理、 た。
玄関の花の水やり
設定課題:目でも仕事を学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①客室の紙チェック
本当に細かいことに気を配って
②チェッカー
いる。おしぼりの匂いが気になっ
③冷蔵庫に飲み物を詰める
て、225本全部洗い直し。チェ
④おしぼり洗い・作り
ッカーの大切さが分かった。
⑤ゴミ捨て、洗い物
設定課題:積極的に行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①客室のコップチェック
社員さんに説明されていないこ
②チェッカー、窓閉め
とも、時には対応しなければなら
③新聞配り
ないので、分からないことはちゃ
④客室の荷物運び
んと社員さんに聞いて、学び、お
⑤シャンティで接客
客様の対応をしなければならな
⑥途中で空いた客室の整理
い。
設定課題:積極的な挨拶をする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①エレベーター立ち
備品の設置や掃除など、客室数が
②売店
多いので大変だった。
③客室掃除
④洗い物
⑤備品設置
- 164 -
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
清掃業務が多いかもしれませ
んが、よろしくお願いします。
お客様へのあいさつは元気よ
く努めましょう。
勤務時間:8:40~17:00
指導者のコメント
お客様に喜んで頂けるような
サービスを目指して下さい。
勤務時間:10:00~19:00
指導者のコメント
明日からは慌ただしくなると
思います。体調に気を付けて、
頑張って下さい。
勤務時間:10:00~19:00
指導者のコメント
あれもこれもと、急な仕事が多
かったと思います。明日もよろ
しくお願いします。
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
サービス業は、時間も不規則で
す。自分の体調管理にも気を付
けましょう。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
9/3
(土)
9/4
(日)
9/6
(火)
9/7
(水)
9/8
(木)
修
日
誌
設定課題:一つ一つ雑にならないように仕事をする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①片付け
インターンシップは9時間です
②洗い物
が、ホテルの方はもっと長く働い
③髪の毛チェック
ておられた。
④新聞配り
設定課題:早く丁寧な仕事をする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①売店
臨機応変にする事が大切。
②お見送り
③片付け
④チェッカー
⑤未使用品片付け
設定課題:細かい所に気をつける
実 習 内 容
実習生の特記事項
①掃除
客室のにおいのチェックも大切。
②チェッカー
③客室にチラシを入れる
④ゴミ捨て
⑤シール貼り
設定課題:積極的に仕事をする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①掃除
今日は椅子の交換やシール貼り4
②備品回収
00枚など、裏の作業が多かった。
③椅子交換
ホテルの規模だと量がとても多
④チェッカー
い。
⑤新聞・チラシ入れ
⑥荷物運び
⑦客室の温度の設定
設定課題:学んだことを多く活かして仕事する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①掃除
ホテルの表向きは華やかだけど、
②備品回収
裏の仕事は大変。
③ゴミ捨て
④シャンティ
⑤封筒作り
⑥団体客への配り物並べ
- 165 -
勤務時間:11:00~19:30
指導者のコメント
忙しさの状況によって、毎日、
勤務時間も変わってくる仕事
です。明日も頑張って下さい。
勤務時間:8:30~14:00
指導者のコメント
数日間、バタバタして、急にお
願いする事が多かったと思い
ます。でもだいぶん慣れてきた
ように思えます。
勤務時間:8:50~18:00
指導者のコメント
今日は事務作業を多くお願い
させてもらいました。表立った
仕事ではありませんが、これも
大事な仕事の一つです。お疲れ
様でした
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
事務作業から、いす交換など体
力のいる仕事まで多く大変だ
ったと思います。慣れてきてい
るからか、以前頼んだことのあ
る仕事はすぐできていました。
あと一日、頑張って下さい。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
10日間お疲れ様でした。イン
ターンシップの経験が今後に
役立つと嬉しく思います。あり
がとうございました。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社名鉄トヤマホテル
経営情報学科 1年
11M107 本 田 亜 紀
ホウレンソウ(報告・連絡・相談)の大切さ
私は、名鉄トヤマホテルで10日間のインターンシップ体験をさせていただきました。
この研修では、仕事をする上での責任感や、人の為に仕事をするということの楽しさと厳しさを感じる
ことができました。さらに、就業体験の中で、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)の大切さについても強
く感じました。
私は前期の授業の中でホウレンソウ(報告・連絡・相談)の必要性を学びましたが、ホテルはこの3つ
がとても活きている職場だと思いました。小さなことでも報告する、連絡事項は速やかに伝える、わから
ないことは相談・質問する、それが当たり前になっていることが素晴らしいことであると思いました。忙
しい時期は特に間違いが起きやすい時期でもある為、他の従業員の方はホウレンソウと確認はいつも以上
に多くしておられました。
就業体験での私の主な仕事内容は、清掃、喫茶店や売店での接客、チェッカーと呼ばれる客室の最終点
検、お客様のお出迎え、新聞配りでした。
今回の就業体験の中で反省している点は、売店で接客した時に、早くお客様に商品を渡そうとして焦っ
てしまったことで、自分の気持ちが先走り、お客様から見れば、良い印象ではなかったように思います。
私は今までにアルバイト経験がなかった為、スピードが必要だと考えていましたが、最も大切なのは、お
客様がまたここに来たいと感じていただくことだと改めて気付きました。
最終日は、ホテルの方にお話を伺い、社会に出る際に必要な以下の9つのことを教えていただきました。
まず、仕事をする上では第一印象が大変重要になってくるということです。2点目は、話すのは口だけ
ではなく、目や動作も含めるとより相手に伝わるということでした。3点目はわからないことは聞くこと
です。4点目はあいさつは自分からすることで、5点目は失敗は二度目になると許されないということで
した。6点目は常にメモを取ることで、7点目は、基本的なマナー・常識を身につけておくことです。さ
らに8点目は、自分の好きなことや、したいことを仕事にするべきであるということでした。最後に、謝
る時は素直に誠意を持って謝るということです。
これらは、一見当たり前のように思えますが、実際に実行することは難しいことであることを、今回の
体験で身を持って感じました。
この度のインターンシップでホテル業を体験してみて、自分の考えていた仕事と、実際の仕事にはやは
り大きな違いがあり、華やかな面もあればそうでない部分もありました。しかし、実際に体験してみて初
めてわかることばかりで、インターンシップに参加し、それらを発見することができ、大変良い体験をさ
せて頂いたことを感謝し、ホテルの方に教わった社会に出る際に必要な9点を、今後の生活で実行してい
きたいと思います。
- 166 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
株式会社 名鉄トヤマホテル
本田 亜紀
研
8/27
(土)
8/28
(日)
8/30
(火)
9/1
(木)
9/2
(金)
9/3
(土)
修
日
報
設定課題:仕事内容を知り、やり遂げる
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①喫茶店
初めての事で、失敗ばかりでした お客様と接する機会が多いの
②フロントの説明
。しかし、もう二度と同じ間違い で、基本的なあいさつを元気良
③売店の説明
はしないように頑張ります。
く心がけましょう。
設定課題:声やタイミングに気をつけてあいさつをする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①清掃
お客様に聞かれた事を答えられ
②売店
るようになりたいです。次までに
③お出迎え
は知っておきたいです。
④チェッカー
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
ホテル内の設備については覚
えておきましょう。各レストラ
ンの場所、トイレ、自動販売機
の位置など。
設定課題:細かいところまで清掃する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①客室清掃
客室に関する仕事が多かったの
②いすの取換え
で、より深く考えて行動していき
③新聞配り
たいです。
④朝食券作り
勤務時間:10:00~18:30
指導者のコメント
お客様に気持ち良く滞在して
頂くために、清掃の細かいチェ
ックは大事ですのでこれから
もお願いします。
設定課題:てきぱきと仕事をする
勤務時間:10:00~19:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①チェッカー
自分のやるべき仕事をきちんと
今日一日、慌ただしく終わった
②お出迎え
考えて行動できるようになりた
と思います。明日もよろしくお
③売店
いです。明日はスムーズに進めた 願いします。
いです。
設定課題:言われる前に自分で考えて行動する
勤務時間:8:30~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①売店
この作業の後すぐにお客様が入
作業を早く行う事も大事です
②備品回収
室されるのだと考えると不安で
が、正確に行う事も大事です。
③新聞配り
した。確認をしていきたいです。 明日も一緒に頑張りましょう。
設定課題:ひとつひとつの作業を丁寧に行う
実 習 内 容
実習生の特記事項
①客室清掃
徐々に慣れてきた気がしますが、
②備品回収
不安な所はまだあるので多くの
③売店
事を学び、吸収していきたいです
④備品補充
。
- 167 -
勤務時間:11:00~19:30
指導者のコメント
この3日間で忙しさを経験して
、かなり作業にも慣れたみたい
ですね。残り4日間もお願いし
ます。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
9/4
(日)
9/5
(月)
9/7
(水)
9/8
(木)
修
日
誌
設定課題:一人でできることを増やす
勤務時間:8:30~14:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①売店
未だに不安だった所を教えて頂
売店では、お客様に積極的に商
②お見送り
きました。明日は、今日学んだ事 品をすすめてみるのも良いと
③備品回収
を活かしていきたいです。
思いますよ。
設定課題:何事もきちんと確認する
勤務時間:9:00~16:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①朝食片付け手伝い
初めて一人でチェッカーに行き
お客様に気持ち良く滞在して
②清掃
ました。不安ばかりなので、確認 頂くために、清掃の最終チェッ
③チェッカー
を増やすべきだと思いました。
クは重要な作業です。よろしく
お願いします。
設定課題:すばやく無駄のない動きを心がける
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①清掃
一人でチェッカーに行ったとき、 お客様に気持ちよく滞在して
②備品回収
きちんと確認することができた
頂くために客室の細かいチェ
③チェッカー
と思いました。
ックは重要なことです。お疲れ
様でした。
設定課題:任された仕事を完璧にこなす
実 習 内 容
実習生の特記事項
①清掃
ホテルは自分の考えだけでは分
②備品回収
からない、体験して初めて知るこ
③チェッカー
とが多くありました。実習を通じ
④部長さんとお話
て、華やかな部分とその裏を両方
感じる事ができました。
- 168 -
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
10日間お疲れ様でした。急にお
願いする作業や細かい作業な
ど一生懸命に働いて頂き助か
りました。ありがとうございま
した。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山第一ホテル ル・ミエール
経営情報学科 1年
11M101
中川千翔
手さぐりの毎日
私は、富山第一ホテルのル・ミエールで 5 日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験を行
う際のテーマとして、働くことの難しさ・大変さを学びそこからやりがいを見つけるということでした。そ
のテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。
研修1日目は、仕事内容やお客様とどのように接したらよいかわからず、なかなか積極的に行動をおこす
ことができませんでした。しかし、指導者や従業員の方の接客を見ているだけで、お客様に楽しいひととき
を過ごしていただきたいと心から思い、接していることを感じました。指導者の方は1日目を終えた私にこ
のように教えてくださいました。
「ル・ミエールは、ファーストフードやファミリーレストランなどとは違
い、フルコース料理やワインを出すような、比較的高級なお店です。そのため、来られるお客様も単にお食
事をしに来店されるのではなく、例えばお誕生日であったり、記念日やお祝いの目的でご利用される場合が
多くあります。それぞれのご要望にお応えし、期待に添えるサービスをしなければならない。
」この教えか
ら、サービス業のプロ意識が感じられとても勉強になりました。
最初の頃は、なにもわからずただ与えられた仕事をしていただけでしたが、2日目・3日目からは少し
ずつ、お客様にお水を出したり、食べ終わった料理をさげたり自分から行動ができるようになっていきまし
た。そして、どのように接客すればお客様に喜んでいただけるのかということを常に考えながら行うことが
できました。4日目は、披露宴があり、いつものル・ミエールとは雰囲気がとても違いました。たくさんの
お客様に一斉に料理を運んだり、次の料理を出すための片づけ・ジュースやお酒・お子様への気配り・披露
宴の進行などとても大変でした。多数のお客様に気をくばることは神経と体力を使い、4日目の研修を終え
た時は、今まで感じたことのないほどの疲労感におそわれました。しかし、それと共にやり遂げたという達
成感も生まれました。披露宴を行う際に、従業員のみなさんが互いに声を掛け合い、足りないところを補う
という、信頼性やチームワークも尊敬しました。研修最終日は今まで、あまり話したことがなかった厨房の
シェフのみなさんや、
他のレストランで働いている従業員のみなさんとお話しをする機会をいただきました。
このように、コミュニケーションをとりながら仕事をし、5日間の研修を無事終えることができました。
とても短い期間でしたが、社会勉強として多くのことを得ることができました。サービス業は華やかなイ
メージですが実際に仕事をしてみると裏方としての地味な作業もありました。
しかしその工程が表舞台につ
ながっていくのだと知ることができ、お客様を笑顔にするというやりがいも学ぶことができました。実習を
受け入れていただいた富山第一ホテルには、感謝の気持ちでいっぱいです。この貴重な体験は今後の就職活
動はもちろん、社会人になってからも存分に活かしたいと考えています。
- 169 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
株式会社 富山アメニティシステム 富山第一ホテル
研
9/5
(月)
9/7
(水)
9/9
(金)
修
中川 千翔
日
報
設定課題:見て感じて、仕事内容を覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 宴会用テーブル
ファミリーレストランなどと違
セッティング
って、お客様は特別な日などにご
② 皿の持ち方練習
利用されるので、その期待に添え
③ コーヒーつぎ
るようなおもてなしをしなけれ
ばならない。
設定課題:積極的に仕事を行う
実 習 内 容
実習生の特記事項
①テーブルの片付け
ディナーはランチとまた雰囲気
②テーブルセッティング
が違い、家族連れやカップルの方
など多くの方が利用されていま
した。その方、その方にあったサ
ービスの仕方が違ってとても勉
強になりました。お客様に喜んで
もらいたいという心遣いが行動
にあらわれていてプロ意識に感
激しました。
設定課題:積極的に仕事を行う
実 習 内 容
実習生の特記事項
①コップ磨き
今日は、初めてお客様に料理を出
②テーブルセッティング
してとても緊張しました。重いお
③料理運び
皿やいくつものコップを運ぶに
は、まだまだ経験が足りず不安定
です。残り少ない時間で慣れれば
いいと思います。明日は、結婚式
がみれるので楽しみです。
- 170 -
勤務時間:10:00~15:00
指導者のコメント
初日は、何もわからず緊張した
かと思います。いろいろな事を
見たり、実践してチャレンジし
ていただきたいと思いますが、
一番大切なことは、お客様に楽
しいひとときを過ごしていた
だきたい。という気持ち・心が
まえです。
勤務時間:16:00~21:00
こちらのお店では、単にお食事
をしに来客されるわけではな
く、例えばお誕生日であったり
、記念日やお祝いの目的でご利
用される場合が多くあります。
それぞれのご要望にお応えし、
サービスしなくてはなりませ
ん。
勤務時間:10:30~15:00
指導者のコメント
今日は、まだ不慣れだと思いつ
つ、ごく簡単なサービスをして
もらいました。ホテルは接客業
の際たるもの。お客様の前にて
でてナンボの仕事です。重たい
お皿やこぼれそうなグラスを
笑顔で運ぶには訓練が必要で
す。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
9/10
(土)
9/11
(日)
修
日
誌
設定課題:自分のできることをする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①披露宴においての実習
いつもは、ゆったりとしたフラン
ス料理店ですが、披露宴はまった
く雰囲気が違い驚きました。多く
のお客様を相手に自分がどれだ
け役にたてたかわかりませんが
できることをやり、とてもすばら
しい披露宴でよかったと思いま
す。実習4日目にして様々なシー
ンで使われているルミエールは
お客様に尽くし、ご希望のプラン
でできるようにサービスをして
いてサービス業においてすごく
プロだと思った。
設定課題:今までの実習をふまえた自分なりの結果をだす
実 習 内 容
実習生の特記事項
①バターのストック作り
今日で最終日でしたが、短い間で
②宣伝用看板作り
様々な経験をさせていただきま
した。役に立てたかはわかりませ
んがみなさん本当によくしてい
ただき感謝しています。
- 171 -
勤務時間:11:00~16:00
指導者のコメント
初めての披露宴体験お疲れ様
でした。お客様の晴れ舞台円滑
に進行させるのはとても神経
と体力を使います。中川さんも
ドリンクをだしてもらったり
お皿をさげてもらったりして
正直とてもたすかりました。ウ
エディングはスタッフみんな
でつくりあげていくものだと
思います。
勤務時間:17:00~21:00
指導者のコメント
研修おつかれさまでした。短い
期間でしたが、社会勉強として
なにか役にたてましたでしょ
うか?華やかなイメージの仕
事でもその裏では地味な作業
も多いものです。今後の就職活
動に向けてがんばってくださ
い。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ホテルグランミラージュ
経営情報学科 1年
11M117 南 塚 紗 希
相手に伝えること
私は、ホテルグランミラージュで6日間、インターンシップをさせていただきました。働くということ
のイメージを具体的に掴むこと、自分に不足している部分や自分の強みを発見するということテーマに、こ
の6日間多くのことを学ぶことができました。
私は6日間、宿泊部門でフロント業務をさせていただきました。フロント業務はフロントでの挨拶やロ
ビーの清掃はもちろんのこと、ルームチェックやお客様の荷物運び、予約カード・伝票の整理などといっ
た作業もしなければなりません。お客様の目が届かない裏方で、お客様に心地よく宿泊いただくために、
このような多くの作業が行われているのだと知り、ホテルでの仕事は思っていた以上に大変だと感じまし
た。
インターンシップをしている間、挨拶の大切さを最も強く感じました。従業員の方に挨拶できなければ、
お客様に挨拶をすることはできないと言う話をしていただき、その通りだと思いました。ただなんとなく、
「ありがとうございます。
」
「おはようございます。
」
「いらっしゃいませ。
」と言うのではなく、相手に気
持ちが伝わるように、フロントから入り口まで届くような声で挨拶をすることが重要であると学びました。
私はインターンシップが始まったばかりの頃、気持ちのこもっていない挨拶をしていたのだと就業体験
が終盤に差し掛かった頃に気が付きました。挨拶について指摘を受け、お客様に対して笑顔で気持ちを込
めて言うことを心がけると、お客様から笑顔で「ありがとう。
」という言葉を多くいただきました。お客
様からそのような言葉をかけていただき、笑顔で挨拶することによって相手も笑顔になってくれるという
喜びを感じました。
研修中、様々な業務をさせていただきましたが、相手に伝えるということは、挨拶でお客様に感謝の気
持ちを伝えることはもちろん、すべての業務に共通することだと言えると思いました。そのため、布団ひ
き、エレベーターやロビーの掃除など、お客様から目の届かない業務も、お客様を迎えるための意味のあ
る業務です。お客様の立場に立ち、一つ一つの業務にあたることでお客様に感謝の気持ちや、おもてなし
の気持ちを伝えることができるのだと思います。
インターンシップを通して、働くということの大変さや、自分自身のビジネスマナーの未熟さを、身を
持って感じました。また、自分自身の気持ちを相手に伝えるということのコミュニケーションの大切さを
改めて学びました。今回学んだことを、今後の就職活動や、人生の中で大いに活かしていきたいと思いま
す。
- 172 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
株式会社 ホテルグランミラージュ
研
8/8
(月)
8/9
(火)
8/10
(水)
南塚 紗希
修
日
設定課題:仕事を覚える
実 習 内 容
①フロント業務
②ルームチェック
③エレベーターアテンド
報
勤務時間:09:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・フロント業務は、その日に泊ま 初日でしたが、楽しそうに仕事
られるお客様の予約カードの
をしておりました。
整理などをした。
・ルームチェックは部屋のテレビ
や電気、お風呂場など隅々まで
チェックを行った。
・チェックインされるお客様がエ
レベーターに乗られるときに、
エレベーターを開け、挨拶をし
た。
設定課題:仕事を覚える
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①コーヒーのミルク、砂糖をま ・冷蔵庫チェックは、冷蔵庫のド ご宿泊関連のウラ側の仕事を
とめる作業
リンクの補充と伝票の回収、補 メインに行いました。暑い中、
②冷蔵庫チェック
充を行った。伝票は少しでも曲 お疲れ様でした。自分が泊まっ
③ルームチェック
がっていたら、新しいものと取 た時、気分が悪くなるような事
④スタンプ押し
替えなければならないので、そ があってはせっかくの滞在が
⑤ラウンジの掃除
れもお客様に気持ちよく部屋
台無しになってしまいます。お
を使っていただく心遣いなの
客様の気持ちになって、一つ一
だと思った。
つ業務に当たりましょう。
・ラウンジの掃除は、自分が使う
人の気持ちになって細かいと
ころまで綺麗にした。
設定課題:てきぱき動く
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①予約カード・伝票の整理
・布団のひき方にもお客様が気持 今日は特に「お客様側」に立っ
②冷蔵庫チェック
ちよく泊まっていただくため
て業務をしました。対人業務に
③フロント業務
に細かい所まで注意しなけれ
とっては大事なことだと思い
④ルームチェック
ばならないのでとても大変な
ますし、お客様とのコミュニケ
⑤布団ひき
作業だった。
ーションの一つにもなります。
⑥駐車場掃除
・駐車場掃除は、自分が使う人の そして「挨拶」!知り合いや家
⑦エレベーターアテンド
身になって掃除した。
族、お友達間でも言えることで
・挨拶は相手に伝わるように大き す。今後に生かせるものとなれ
な声で気持ちを込めて言うこ
ば嬉しいです。
とが大切。
- 173 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/12
(金)
8/13
(土)
8/14
(日)
修
日
誌
設定課題:挨拶を大きな声でしっかりとする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①予約カード・伝票の整理
・お客様が来られた際には臨機応
②アテンド
変に対応しなければならない。
③荷物運び
・特に家族連れは荷物が多いので
④ルームチェック
大変でした。
⑤ラウンジ掃除
⑥バーコード貼り
⑦エレベーターアテンド
設定課題:お客様に気配りをする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①エレベーターアテンド
・お客様の荷物を運んだとき、お
②荷物運び
客様から「ありがとう」という
③予約カード・伝票整理
言葉をもらい嬉しく感じた。
④エレベーター・玄関・ショッ ・同窓会に来られたお客様から会
プの掃除
場などを質問されることが多
⑤布団ひき
くあったのできちんと覚えて
⑥荷物運び
おくべきだと感じた。
設定課題:挨拶をしっかりする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①玄関・エレベーター・ショッ ・この6日間を通してフロントは
プの掃除
予約カードの整理や伝票の整
②予約カード・伝票の整理
理などはもちろん掃除などの
③荷物運び
雑用まで幅広く行っているこ
④エレベーターアテンド
とが分かった。
- 174 -
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
挨拶は大切です。積極的に挨拶
をしてください。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
ご案内でロビーに立つ以上、当
日の宴席名などを頭に入れて
ご案内しなければなりません
ので、覚えられるだけ頭に入れ
ましょう。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
これからの人生、あった人には
挨拶ができるよう過ごしてく
ださい。お疲れ様でした。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ラ・ブランシュ富山
経営情報学科 1年
11M068 岩 城 舞 子
最高の笑顔のために
私は、ラ・ブランシュ富山で11日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマ
は、お客様に喜んでいただける接客やウェディングの流れを知るということでした。そのテーマに基づき、
今回の研修結果を報告したいと思います。
私は中学生の頃、
「14 歳の挑戦」
という職業体験で、ウェディングの衣装を扱っている企業に行きました。
その際、式場に行く機会があり、きれいな会場や花嫁姿の新婦さんを見て、ウェディングに興味を持つよう
になりました。しかし、私は今まで結婚式や披露宴などの婚礼行事に参加した事がなく、ウェディングの流
れなどについての知識はありませんでした。
ラ・ブランシュのウェディングはホテルや結婚式場とは違った「感動のおもてなし」を提供するウェディ
ングのスタイルであり、ゆったりとした空間やこだわりの料理、上質なサービスを提供し、セレモニーを最
高の形でお手伝いし、お客様に満足してもらうことが目的としており、そのための心構えやサービス技術が
必要です。
平日は披露宴に向けての準備や、会場を見学するお客様のための会場セッティングなどが主な仕事です。
披露宴で使用するシルバーやグラス、おしぼり、会場のセットは些細なことにも気を遣い、お客様に満足し
ていただくためには一見地味な作業がとても大切となってきます。また、お客様に不快な思いをされないよ
う、噴水の掃除なども定期的に行います。
土日は披露宴のサービスが主な仕事です。まず、宴が始まる前に会場の最終確認や準備を行い、ドリンク
の準備をします。そして、お客様を迎賓します。その際には笑顔で元気よくお出迎えします。第一印象がす
べての印象につながることを忘れないよう意識します。宴が始まるとドリンク提供や料理の提供が始まりま
す。披露宴では、正確さと速さが求められます。常に落ち着き、自身のある態度で接すること、またどんな
立場であっても常に敬意のある接し方を心がけることが大切です。
11 日間という短い時間でしたが、たくさんのことを学べました。
「研修生だから」ということはお客様に
は関係がなく、一スタッフとしてどの様に動かなければならないのか、お客様は何を求めているのか、常に
考え自ら前に出なければならないのだと思いました。緊張していても、声が小さかったり表情が強張ったり
していてはお客様に最高のおもてなしが出来なくなります。
スタッフも含め一人でも不快な思いになってい
ると、全てが台無しになります。結婚式ではその場にいるすべての人が幸せな気持ちでいるのだということ
がとても伝わってきました。
人生で最大のイベントとなる結婚式を最高の笑顔で迎えていただけることによ
ってやりがいにもつながるのだと思いました。
一見華やかなウェディングの裏にはたくさんのスタッフがいて支えられているのだと実感しました。
働く
ことの大変さや、やりがいなど、インターンシップを通して感じられました。今後、学んだことを活かして
行きたいと思います。
- 175 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
ラ・ブランシュ富山
岩城 舞子
研
8/24
(水)
8/25
(木)
8/26
(金)
8/27
(土)
8/28
(日)
8/29
(月)
修
日
報
設定課題:ラ・ブランシュとは。どの様なサービスを行うか。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①会社概要説明
サービスの心構えでは、制服を着
②館内案内
たらラ・ブランシュの一員である
③実技研修(テーブルセッティ ことを自覚し1人の行動はラ・ブ
ング、ドリンク、灰皿交換、 ランシュ全体の印象になること
皿の持ち方、イス・ドア)
を意識する。また、常に笑顔でい
ること。笑顔は伝線するもの。挨
拶は常に自分から積極的に行う。
設定課題:裏の仕事を知る。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①セット変え
披露宴に向けておしぼりやスト
②おしぼり・ストローセット
ローのセットを行う。披露宴の華
③チャペルショールーム案
やかな舞台の裏には披露宴を成
内
功させるための準備が必要であ
④掃除
る。
勤務時間:11:00~16:00
指導者のコメント
初日ということで緊張してい
る様子が伝わりました。1日も
早く、ラ・ブランシュの雰囲気
に慣れ、ブライダルの仕事のや
りがいを感じていただければ
と思います。
勤務時間:11:00~15:30
指導者のコメント
仕事をする上で、準備はとても
大切になってきます。準備がし
っかり出来ていれば、仕事も円
滑に進められるので、準備の意
図を考えながらやっていきま
しょう。
設定課題:披露宴の準備、ウェディングの流れを知る。
勤務時間:11:00~16:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①セット変え
翌日が挙式のため館内にある噴
お客様に安心して頂く為にも、
②おしぼりセット
水の掃除をし、お客様に満足して 固くならず、岩城さんの素敵な
③掃除
いただくことが大事。また、お客 笑顔で接して下さい。明日は当
④挙式の流れ、サービスの流れ 様は緊張しているので、自らお客 日の流れを見て、ブライダル業
説明
様に歩み寄ることは大切。
の華やかさを、感じて下さい。
設定課題:ウェディングの流れを知る。
勤務時間:11:30~19:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①披露宴の流れ説明
華やかな式や披露宴の裏で働く
②披露宴準備
スタッフがいるからこそ成功す
③披露宴見学
るものである。
④披露宴片付け
設定課題:お客様に対しての接客
勤務時間:13:00~19:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①披露宴準備
実際に簡単なサービスをした。初 常にお客様を見ていてくれて、
②サービス
めての接客であったけれど、お客 イス引きや扉の開閉もしっか
③片付け
様には関係なく、有意義な時間を りやってくれていました。ただ
過ごしていただくためには細か
、もっと笑顔をしてくれればな
い配慮が必要
お良いです
設定課題:披露宴後の動きを知る。
勤務時間:11:00~15:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①シルバー磨き
披露宴で使用したシルバーを磨
地味なことかもしれませんが、
②バック片付け
くことや、使用した物の片付けを お客様1人ひとつのことを想
し、次に使いやすくするためには いながら取り組んで頂けたら
必要なこと。
と思います。
- 176 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/31
(水)
9/1
(木)
9/2
(金)
9/3
(土)
9/4
(日)
修
日
誌
設定課題:披露宴に向けて平日に行うこと。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①噴水掃除
暑く天気がよいとすぐに噴水は
②セット変え
汚れてしまうので、定期的に掃除
する必要がある。
設定課題:披露宴に向けての準備
実 習 内 容
実習生の特記事項
①セット変え
平日のショールーム用のクロス
②おしぼりセット
などは契約している会社との約
③ドリンク補充
束で1ヶ月ごとに変更することに
④披露宴準備
なっている。また、分からないこ
とは聞き理解する。ただ言われた
事だけをするのではなく、何故こ
の作業を行うのか、どのような意
味があるのか考えながら行うこ
とが大切。
設定課題:翌日の披露宴準備
実 習 内 容
実習生の特記事項
①披露宴準備
披露宴のための最終準備を前日
②トーション折り
に行う。披露宴で必要なものが不
③シルバー、グラス補充
足することが無いよう、前日に揃
えておく必要がある。
設定課題:お客様に出来るだけ歩み寄る。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①披露宴サービス
無理をせず、出来ることを行う。
②披露宴片付け
常に笑顔でいることでお客様に
③ショールームセット
もよい印象を与えられる。お客様
の立場に立って行動する。
設定課題: 笑顔でお客様に接する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①駐車場案内
駐車場でお客様を案内する。お客
様が来館して第一印象となるた
め、心からの笑顔でお出迎えする
ことが大切。
- 177 -
勤務時間:11:00~17:00
指導者のコメント
挨拶を率先して行っていきま
しょう。挨拶はどんな時も必ず
大事になってきます
勤務時間:11:00~15:00
指導者のコメント
インターン最後の披露宴では
元気よく挨拶をして率先して
お客様のために動いてもらい
たいです。
勤務時間:11:00~14:30
指導者のコメント
勤務時間:15:00~20:30
指導者のコメント
相手がいてからこそ初めて接
客が成り立ちます。お客様の気
持ちになって行動し喜んで頂
ける事がこの仕事のやりがい
なので岩城さんもやりがいを
見つけられるよう明日は相手
側の気持ちになって行動して
みてください。
勤務時間:9:30~15:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:パレブラン高志会館
経営情報学科
1年
11M001 天 野 麻 里 萌
お客様を第一に考える
私は、8月にパレブラン高志会館でインターンシップをさせていただきました。アルバイト経験のない
私は、このインターンシップを通して、仕事をする楽しさや大変さを体験し、職業選択の視野も広げるこ
とができればと思い参加しました。
研修では、レストランでのサービス業務、パーティ会場の設営、宿泊室の清掃を行いました。
レストランでは、営業時間前に、予約席の準備をし、料理名・ドリンク名・テーブル番号を覚えました。
そこでは、お客様の目の高さに合わせて埃を取り除くなど、お客様の事をよく考えて仕事する気配りを学
びました。夕方の営業時には、お客様をお迎えし、料理内容を説明する際に、元気よくはきはきと話すこ
との大切さを学びました。
これまで、客としてレストランを利用していた私にとって、ウェイトレスの料理の出し方に不快を感じ
たことはありませんでした。しかし今回、自分が料理を提供する側になってはじめて、この仕事が思って
いる以上に難しいと感じました。
また宴会では、お客様が気持ち良く楽しんでいただけるように、自ら考えて積極的に行動しなければな
りませんでした。空いた皿をタイミング良く下げ、テーブルの飲み物がなくなると補充するなど、お客様
の様子を常に見て行動することが求められました。お客様に不快感を与えない歩き方や、お客様からご要
望があれば少しでも早くそのご要望に応えるといったことも学びました。
パーティや会議の会場設営では、体力とスピードが必要だと身を持って感じました。また、椅子やテー
ブルを運ぶだけではなく、テーブルクロスを均等に敷き、皿・フォーク・ナイフなどの食器を均等に並べ、
コップに指紋がつかないようにするなど細かな作業が求められました。
このインターンシップで強く感じたことは、職場の方はお客様を第一に考え、自発的に行動されている
ことです。一週間足らずでしたが、自分には積極的に行動する力や発見力が乏しいと、改めて強く感じま
した。このインターンシップを通して、今の自分の能力を理解し、自分には何が必要なのかを考えること
ができ、参加して良かったと思います。
- 178 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
パレブラン高志会館
天野 麻里萌
研
8/22
(月)
8/23
(火)
8/25
(木)
8/26
(金)
8/27
(土)
8/28
(日)
修
日
設定課題:明るく元気に
実 習 内 容
①会場設営業務
②宴会サービス
報
勤務時間:11:00~19:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
お客様が不快に思わないタイミ
飲食業は清潔感があり、衛生的
ングで皿を下げることが想像以
であることが第一。常に服装の
上に大変だった。お客様のご要望 乱れの確認や徹底した手洗い
に素早く応えることが大切だと
を意識すること。
感じた。
設定課題:積極的に動く
勤務時間:11:00~19:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①和食レストランでのサービ
料理名やドリンク名、テーブル番 調理の方が一生懸命作って、料
ス業務
号を覚えることの基本を学んだ。 理をサービススタッフがプラ
特に、次の予約のお客様の席をセ スアルファを加えてお客様ま
ッティングにスピードが必要で
でお運びすることで満足して
あると思った。
いただける。
設定課題:迅速かつ丁寧に
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①宿泊室清掃業務
宿泊室清掃では、体力はもちろん お金を頂いて部屋を提供して
②コップ拭き
、細かな作業を求められる仕事だ いる以上は、少しの埃でもお客
③ビアガーデン準備業務
った。お客様に気持ち良く使って 様を大変不愉快な思いをさせ
いただくことを念頭に作業する
る。常にお客様目線での作業が
ことが大切だと感じた。
必要。
設定課題:積極的に動く
勤務時間:11:00~19:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①中国レストランでのサービ
お盆の持ち方、おしぼりの出し方 小さな心配りもできるように、
ス業務
などを教わった。料理を出す際は 職員の動きをよく観察し、しっ
、スムーズにテーブルに置くこと かり身に付けられるように。
が出来ず、お客様を不快な気持ち
にしてしまったと反省した。
設定課題:細かな作業も丁寧に
勤務時間:11:00~19:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①パーティ会場の設営・準備・ コップは指紋が付かないように
お客様目線で常に作業に取り
配膳業務
拭き、またテーブルクロスを敷く 組むことが大切。
②コップ拭き
にも細かな注意が要求される仕
事だった。
設定課題:お客様目線で考える
勤務時間:11:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①ブライダル見学
空いている皿があれば素早く下
お客様にとっては大事な1回
②披露宴でのサービス業務
げるのはもちろんだが、不快に思 の結婚式。満足して頂けるサー
③コップ拭き
われないタイミングで下げるこ
ビスを提供することを心がけ
とを学んだ。
るように。
- 179 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:公立学校共済富山宿泊所 パレブラン高志会館
経 営 情 報 学 科 1年
11M012 沖 英 里 子
ホテルの顔
私は、パレブラン高志会館で 6 日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマ
は、
「サービス業における接客の基本マナーの習得」でした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報
告します。
私がインターンシップに参加した理由は、高校生の時に授業の一環で模擬株式会社の新商品開発に携わ
った経験から企業経営に興味を抱きました。販売活動を通して、自身が関わった商品が売れることや、お
客様から感謝の言葉をいただいた感動が忘れられないこともあったため、人と関わることのできる仕事に
就きたいと考え参加しました。研修では、多くの方と接することで適応力を養い、環境に順応できる社会
人としての基礎を作り上げていきたいと思いました。
私が体験したのは主に、会場設営業務、レストランサービス業務、宿泊室清掃業務、ブライダル見学で
した。1 日目と5日目は、会場設営業務をさせていただきました。ホテルなので、シーツ換えや接客の仕
事をすると思っていましたが、肉体労働が多くて驚きました。2 日目と 4 日目は、レストランサービス業
務を体験させていただきました。2 日目は和食レストラン、4 日目は中華レストランでしたがどちらにも
共通していることは、お客様に満足していただけるような料理や時間を提供するということでした。会場
設営のような裏方とは違い、接客だったのでとても緊張しました。しかし、その分お客様との距離が近く
に感じお客様からの感謝の言葉が自分の力になりました。3 日目は、宿泊室の清掃業務とビアガーデンの
準備業務をさせていただきました。宿泊室の清掃業務では、ベッドの上の小さなスペースやシャンプーや
歯ブラシなどの向きなど、細かいところまでお客様が見ているということに驚きました。
「目が届かない」
から手を抜いて良いという気持ちでは絶対に良い仕事はできません。自分が自信を持ってお客様に部屋を
提供できる状態にまで仕上げないと、お金をもらって利用していただいているお客様に対して失礼だとい
う気持ちを忘れないことが大切でした。6 日目は、ブライダル見学をさせていただきました。結婚式の後
には、食事会のサービス業務を行いました。料理の配膳する位置が決まっており、重い料理を運んだりす
ることが大変でした。その分自分への責任も重いと実感しました。
この 6 日間、色々な仕事を体験させていただきましたが全ての仕事に共通することは、お客様に喜んで
もらうためには、ホテルの顔として利用客に好ましい印象を与えることです。そのためには、健康的で清
潔感があり、正しい言葉遣いや誰に対しても親切であることが求められます。基本的なことかもしれませ
んが、とても難しいことだと私は思います。それは、お客様の要望に確実に応えられる誠実さや社員同士
のチームワークを保つための協調性を身に付けることは、学生だけでなく社会人にも必要な課題だからで
す。
私はこのインターンシップを通して、仕事の大変さや社会人としての厳しさを知ることができました。
今後の学生生活や就職活動を行うときに、この体験を思い出して困難を乗り越えるための自信としたいで
す。
- 180 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
公立学校組合 パレブラン高志会館
研
8/22
(月)
8/22
(火)
8/25
(木)
設定課題:
実 習 内 容
①オリエンテーション
②会場設営業務
設定課題:
実 習 内 容
①和食レストラン料理配膳
②和食レストランサービス業
務
設定課題:
実 習 内 容
①宿泊室清掃業務
②ビアガーデン準備業務
8/26
(金)
設定課題:
実 習 内 容
①中国レストラン料理配膳
②中国レストランサービス業
務
8/27
(土)
設定課題:
実 習 内 容
①パーティ会場の設営
②パーティ会場の準備
③パーティ会場の配膳業務
沖 英里子
修
日
報
実習生の特記事項
ホテルなので、シーツ換えや接客
をすると思っていたが肉体労働
が多くて驚いた。
実際に働くようになったら1日
働いて「疲れた」と言っていては
駄目だと思った。
実習生の特記事項
昨日の裏方作業とは違い、接客だ
ったので緊張した。定食などの料
理は重く、運ぶのが大変だった。
お客様から感謝の言葉を頂いた
ことが嬉しく、自分の力にもなっ
た。
実習生の特記事項
小さなスペースでも、お客様がし
っかりと見ていることに驚いた。
「目が届かないだろう」という気
持ちではなく「綺麗なホテル」と
いうことに自信を持っていなけ
ればならない。
実習生の特記事項
和食レストランとは違い、メニュ
ー数も多く、料理名も長いので覚
えるのが大変だった。テーブルの
セッティングでは、椅子の位置や
皿などの位置にも気を配り、お客
様においしい食事と楽しい時間
を提供しなければならない。
実習生の特記事項
飲み物だけでなく、テーブルクロ
スにも向きがあることに驚いた。
- 181 -
勤務時間:11:00~19:00
指導者のコメント
初日の業務お疲れ様でした。肉
体労働が多くて大変だったと
思います。サービス業はまず清
潔な身だしなみが基本です。ヘ
アースタイルも含めて、印象の
良い清潔感のある身なりを身
に付けて下さい。
勤務時間:11:00~19:00
指導者のコメント
お客様からの感謝の言葉が1
番のやりがいです。この気持ち
を忘れずに細かい仕事にも手
を抜かず頑張って下さい。全て
はお客様に満足していただけ
るような料理や時間を提供す
るためです。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
何をするにも、このような気持
ちでは絶対に良い仕事はでき
ません。自分に自信を持ってお
客様に部屋を提供できる状態
にまで仕上げないと、お金をも
らってご利用していただくこ
とは大変お客様に対して失礼
だという気持ちを忘れないで
下さい。
勤務時間:11:00~19:00
指導者のコメント
日々新しい発見があると思い
ます。しっかり吸収して、自分
のものにできるように頑張っ
て下さい。
勤務時間:11:00~18:30
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/28
(日)
設定課題:
実 習 内 容
①ブライダル見学
②食事会のサービス業務
修
日
誌
実習生の特記事項
ブライダルを見学したのは初め
てで、花嫁さんが綺麗だった。そ
の後に、食事会のサービス業務を
行ったが、結婚式なので良い思い
出としてもらいたいからジュー
ス1本運ぶのにも緊張した。
- 182 -
勤務時間:10:30~17:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:財団法人富山勤労総合福祉センターとやま自遊館
経営情報学科 1年
11M074
数井里紗
まずは自分から元気に、明るく
私は、財団法人富山勤労総合福祉センター とやま自遊館内のリフレッシュプラザというスポーツジムで
5日間の就業体験をさせていただきました。以前から、明るい性格という印象を持たれることが少なく、接
客をするということに対して不安を持っていました。しかし、働くということはどんな形であってもお客様
との関わりがあるものです。さらに、アルバイトなどの経験もないため、今回は自分の適性を見るという点
や、お客様により接した体験ができると思い、この研修先を選びました。この目的をもとに、研修で得たこ
とを報告したいと思います。
実習内容は主に、朝の清掃業務とフロントでの接客業務、プールでのガード業務でした。フロントでは、
チェックインの際に会員証と下足ロッカーの鍵を預かり、ロッカーキーをお渡しします。チェックアウトの
際にロッカーキーを受け取り、会員証と下足ロッカーをお返しします。そのほか、駐車券の処理やタオル等
の洗濯、プールへのお茶の補充を行います。プールでは、プール来客数のカウント、1時間毎に水質のチェ
ック、安全管理や監視を行いました。
研修先のとやま自遊館のリフレッシュプラザには、フィットネスジムやプール、浴室などがあり、とやま
自遊館に宿泊されている方は無料で利用できます。そのほかのお客様は毎日来られるような方が多く、その
ほとんどは高齢の方でした。そのような中、研修初日に一番に言われたことは「とりあえず大きな声で、元
気よくあいさつすること。
」でした。私は、なかなか大きな声を出すことができなくて、その後も何度か指
摘されました。そのようなときに、職員の方に言われたことで心持ちが変わることがありました。
「ここに
来られる方のほとんどは高齢者で、リハビリが目的の方もいる。そのような方も含めて、お客様は健康のた
めや元気になるために来られるのだから、対応するこちら側から明るく、元気でいなくてはいけない。こち
ら側が暗く、元気がなかったらお客様も気分良く運動したりできないから。
」と言われたことでした。お客
様に接するという業務において、自分の緊張や恥ずかしさを理由にしてはいけないと、強く思いました。初
日と最終日に一緒にフロントに立っていたスタッフの方に「初日よりも声が大きくなったね。
」と言ってい
ただきとてもうれしかったです。
また、プールでの業務を行った日、指導をしてくださった方がいくつかお話をしてくださいました。その
中で「お客様が見えるということは、お客様からこちら側も見えているということ。プール監視は特に、プ
ール施設内全てを見渡せるような位置に立って見るため、全ての人からこちら側が見えます。こちらが監視
している立場であっても、常に見られているという意識が必要不可欠です。
」という話をしてくださいまし
た。プール以外の場であっても、お客様に接するということは、見えているということです。身だしなみか
ら動作まで気を抜けないと思いました。接客は私には向いていないと思い込んでいましたが、今回実際に体
験してみて、心持ちひとつで大きく変わると実感しました。
- 183 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
財団法人 富山勤労総合福祉センター とやま自遊館
研
8/22
(月)
8/23
(火)
修
数井 里紗
日
報
設定課題:接客業とはどういうものか感じて、学ぶ。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①清掃(男性用ロッカー)
丁寧さを重視しすぎ、もう少しペ
②チェックイン・アウト業務
ースをあげるよう指摘を受けま
③タオル等の洗濯
した。仕事はひとつではないため
④6階プールのお茶補充
、スピードも重要であると思わさ
れました。あいさつの声が小さい
という指摘を何度か受けました。
お客様の多くが高齢者であるこ
とを考えると、もっと大きく、は
っきりとした声で行う必要があ
ると思いました。
設定課題:初対面のような方への姿を学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①チェックイン・アウト業務
お客様に会員証をお返しする際、
②自遊館、リフレッシュプラザ お客様が見える方向に持ちお渡
についてオリエンテーショ
しするよう指導いただき、それか
ン
らは気をつけるようにしました。
③タオル等の洗濯
お客様の中には、ロッカーの番号
④6階プールのお茶補充
や場所を指定される方も数名い
⑤朝刊の取替え
たため、どの番号がどの辺りなの
か教えていただいた。働いておら
れる方々は、お客様の顔を見て、
希望の番号がある方にはすぐに
お渡ししていたため、記憶力も重
要なもののひとつだと思いまし
た。
- 184 -
勤務時間:09:00~18:00
指導者のコメント
声の小ささは注意後、改善され
てきたが、欲をいえばもっとが
んばって欲しい。まわりの仕事
模様を見て、関心を持って行動
してください。分からないこと
は積極的に聞いてください。
勤務時間:09:00~18:00
指導者のコメント
細かいところまで気を配るこ
とが接客業です。お客様の立場
になって行動できるようがん
ばってください。一度注意を受
けたことをくり返さないよう
気をつけることは全ての仕事
において大事なことです。がん
ばってください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:財団法人富山勤労総合福祉センターとやま自遊館
経営情報学科 1年
11M038 中 林 百 合 菜
お客様に対する気持ちの大切さ
私は、とやま自遊館のフロントカウンターで5日間、インターンシップをさせて頂きました。このイン
ターンシップでの私のテーマは、自主性や積極性を持って取り組み、それらから自分の行動や言語に責任
感を持てるようになりたいこと、また、幅広い年齢層の方々とのかかわりの中から社会人としての経験な
どについて学びたいということでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。
まず、研修内容として基本的な挨拶を学び、インフォメーションでは、フロントカウンターの仕事内容
を実際に経験し近くで見ることで具体的な手順を教わりました。お客様と会話をすることが主な駐車場業
務では、敬語やビジネスマナーが必要とされ、学ぶことと実践することの違いを改めて感じました。また、
お客様に分かりやすく伝えること、信頼して頂けるように確認を必ずとることの大切さを学びました。次
に、お客様一人一人に対応できる様々な接客やサービスでは、フロントカウンターにはとやま自遊館の社
員の方、会員のお客様、予約のお客様、初めて来られるお客様、道を尋ねて来られるお客様など様々な方々
が来られるので、それぞれの場合に対応できる応用力が求められることを学びました。とやま自遊館のこ
とだけではなく、周辺の建物や富山駅までの行き方、富山のイベント内容なども尋ねられることがあるの
で、自ら事前に調べておき知っておく必要があることも学びました。また、宿泊される際に必要な封筒や
鍵などの準備では、封筒にプリントを入れるのにもお客様が見やすいように向きを工夫し、プリントは読
みやすいよう重要なところはペンで線を引くなど細かな気配りがあることを知りました。部屋の鍵の向き
やカード、色には意味があって顧客とそうでない方お客様との違いや、支払い方法などフロントカウンタ
ーの全員が共通理解できるよう工夫されていることを学びました。さらにチェックインの手伝いでは、自
分ができることは積極的に取り組むよう心がけて行いました。このことから、自ら行動するには、この作
業の先には何が必要でどのようにすれば効率的に仕事が進むのかを考えながら取り組む必要があると思
いました。また、お客様と接客することが増え対応のミスをしてしまった時に、お客様からの頼みごとを
聞いてあげるのは良いことだが、できないことや決りごとに反した場合は、お客様が不満な顔をされても
断ることも時には大切であることを学びました。一人のお客様に特別な扱いをすると、他のお客様の気持
ちを害し、次回からすべてのお客様にそのような対応をしなければならなくなることを注意されました。
サービスはお客様に満足して頂けることが目的であるが、時と場合に応じた適切な対応をしなければなら
ない難しさを学びました。
普段社会人の方と話をする機会が少ない中で、今回のアドバイスや交流は貴重で良い経験をすることが
できたと思いました。また、一緒に仕事をさせて頂いた方からも就職活動のことや、私が興味を持ってい
る職業についてなど話を聞かさせて頂くことができ、大変勉強になりました。このインターンシップで経
験したことや学んだことなどを就職活動に活かし、自分の課題や目標に向けてこれからも努力していきた
いと思いました。
- 185 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
財団法人富山勤労総合福祉センター とやま自遊館
研
8/22
(月)
8/23
(火)
8/24
(水)
8/25
(木)
8/26
(金)
修
中林 百合菜
日
報
設定課題:フロントカウンター業務について知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①挨拶
基礎の挨拶やインフォメーショ
②インフォメーション
ンを大切に笑顔で気持ちの良い
③金庫の計算
挨拶をし、お客様が満足して頂け
④事務仕事
るよう細かいところまで気を配
った仕事をすること。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
本日はお疲れ様でした。挨拶も
しっかりできていましたし、金
種のチェックもミスなく行っ
ていました。明日も頑張って下
さい。
設定課題:相手にわかりやすく伝える、確認の大切さ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①挨拶
お客様一人一人に対応した様々
②インフォメーション
なサービスが求められ、ミスをせ
③金庫の計算
ずお客様から信頼されるために
④駐車券処理
も必ず確認をとること。
⑤駐車場の案内
⑥事務仕事
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
駐車券サービス処理、色々なパ
ターンによってサービス額が
違うのですが、間違えなく処理
できました。
設定課題:対応ができる接客をすること
実 習 内 容
実習生の特記事項
①挨拶
実習内容が少しずつ増えている
②インフォメーション
中で、挨拶から事務内容までどの
③金庫の計算
取り組みに対しても怠らないよ
④駐車券処理
う気を付けること。
⑤駐車場の案内
⑥事務仕事
設定課題:自分ができることは積極的に取り組む
実 習 内 容
実習生の特記事項
①挨拶
封筒や鍵、切り物の仕事はお客様
②インフォメーション
からいただいたお金に含まれて
③金庫の計算
いるため、お客様の気持ちを考え
④駐車券処理
て細かな気配りをすること。
⑤駐車場の案内
⑥事務仕事
⑦宿泊の準備
設定課題:お世話になったフロントの方々に感謝の気持ちを忘れな
い
実 習 内 容
実習生の特記事項
①挨拶
お客様の頼み事はすべて聞くの
②インフォメーション
ではなく、出来ないことは出来な
③金庫の計算
いと断ることも大切であって、相
④駐車券処理
手に不愉快な思いをされないよ
⑤駐車場の案内
うに臨機応変な対応や丁寧な接
⑥事務仕事
客を心がけること。
⑦宿泊の準備
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
少しずつですが、宿泊の仕事も
していただき、最終日に機会が
あれば簡単なチェックインも
してもらいたいと思います。頑
張って下さい。
- 186 -
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
宿泊団体用の封筒を作成して
いただき、きっちりできていま
した。切り物に関してはまだ不
慣れな部分もありますが、頑張
っていただきました。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
5日間お疲れ様でした。あまり
詳しく仕事を教えれなかった
部分もありますが、この経験が
中林さんの今後にいかされた
ら良いと思います。短い間でし
たが、ありがとうごさいます。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:射水ケーブルネットワーク株式会社
経営情報学科 1年
11M083 白 石 遥
自ら、学ぶ。好きに『なる』
私は射水ケーブルネットワーク株式会社で5日間インターンシップ研修をさせていただきました。
私がイ
ンターンシップに参加した目的は、研修を通して会社や企業、仕事等に関する自分の考えを広げ、深めたい
というものでした。また、キャリアデザイン講座やビジネス実務演習で学んだことを実際の職場で活かし、
人生においての「仕事」の意味を少しでも理解したいと思ったからです。
研修させていただいた主な部署は、制作課と営業課でした。
制作課では、一週間に一本番組を作り、放送するという仕事があります。制作課に所属している人は毎
週自分の撮りたいものを考え、撮影し、編集して作品を完成させます。番組作りの他にも、射水市のキャ
ラクター「ムズムズくん」のブログの更新や画像編集などの仕事もあります。作品作りに大切なことは、
撮影の着眼点を決めることであると教えていただきました。撮影の着眼点を決めることで作品の構想が明
確になり、効率的に作業ができます。
営業課では、射水ケーブルネットワーク株式会社の仕事をはじめ、お客様への郵便物作りなどをさせて
いただきました。今やどのテレビ局にも欠かせないデータ放送は、天気予報やニュースなどを確認できる
テレビ通信です。地域の設定をすれば、地域の情報や、詳しい天気予報などを見ることができます。
「イ
ンターネット」や「パソコン」といった高齢者の苦手意識が高いものをテレビという身近なもので通信す
ることによって、便利なサービスを幅広い年代へ提供を実現したサービスの代表例です。
私がインターンシップ研修で痛感したことは、自主性がないと学ぶことができないということです。学
校は授業というかたちで、自主性がなくても座っているだけで先生方が教えてくださいます。しかし、社
会に出るとすべてを自分から学ばなければならないのです。
「知らない」ことは、
「知ろうとしていない」
ということです。限られた仕事時間を効率的に活用するためには、会社や部署に必要な専門的な知識を自
ら得ていくことが重要なのだと感じました。
私はインターンシップに参加する前まで、
「自分の一番やりたいこと」や「自分の一番好きなこと」を仕
事にしなければいけないという考え方しかありませんでした。しかし、射水ケーブルネットワーク株式会社
に研修させていただき、仕事を様々な視点から見ることができました。5 日間の研修で、心に残った言葉が
あります。それは、制作課の川田さんがおっしゃった、
「一番好きなことを仕事にしなくていい」という言
葉です。
それまでの私は、
自分のやりたいことや好きなことだけから仕事を探そうとしていました。
しかし、
その言葉を聴いて「仕事」をはじめから好きでなくてはいけない決まりはないのだと知りました。
「仕事」
に辛いことや、分からないことはあって当たり前です。大切なことは、自ら楽しみを見つけようとする積極
性と、一生懸命に仕事に取り組む姿勢だと感じました。好きではないなら、好きになれるように努力すれば
いいのです。この一言をいただいたおかげで、私は様々な業種の職業を調べ、どのような仕事が自分に合っ
ているのかを改めて検討したいと思えました。
今後もこのインターンシップという貴重な体験で学んだことを活かして、
学校生活や就職活動に取り組み
たいと思います。5 日間の研修でお世話になった射水ケーブルネットワーク株式会社の皆様には、ご迷惑や
ご面倒をおかけしましたが、ここに、厚く御礼申し上げます。
- 187 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
射水ケーブルネットワーク株式会社
研
9/16
(金)
9/19
(月)
9/20
(火)
9/22
(水)
白石 遥
修
日
設定課題:会社説明
実 習 内 容
①会社説明
②実習内容の確認
報
勤務時間:8:40~10:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
制作課、営業課などで研修を行う 各部署の役割などを説明しま
。ケーブルテレビは地域によって した。
料金や番組が異なる。
設定課題:少年野球大会アシスタント
勤務時間:7:00~16:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①情報収集
試合が終わるごとに歌の森球場
少年野球のアシスタントで、ご
②弁当配布
に連絡。スタッフとの連携をしっ 苦労様できた。
③記録用紙の回収
かりする。
④ゴミ拾い
⑤片付け
設定課題:制作課・撮影
勤務時間:8:40~17:20
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①収録
撮影する前にテーマや構想をし
今日は、カメラの説明や、番組
②カメラの説明
っかりと決めておくことが重要
の収録風景を体験してもらい
③幹線の見学
である。カメラはレンズ込みで40 ました。短い説明でしたが、少
0万円相当。制作課では、撮影と しでも番組制作の仕事に興味
編集などを主に行っている。撮影 をもってもらえたら、嬉しく思
に大事なことはホワイトバラン
います。
スである。マイクにも様々な種類
があり、様々な用途で使い分けて
いる。
設定課題:制作課・取材の仕方、インタビュー
勤務時間:8:40~16:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①高専卒業式見学・撮影
インタビューの内容は事前に考
インタビュアーとしてテキパ
②取材・インタビュー
えておく。何事も積極的に行動。 キと卒業生を集めて積極的に
③データ放送の説明と利用
データ放送は高齢者の方にも利
行動してくれてとても助かり
④画像編集
用しやすいようになっている。地 ました。データ放送は地域の情
域を設定すれば天気予報や地域
報をかんたんに知る事ができ
の情報などが簡単に回覧できる。 る便利なツールです。ぜひおう
フォトショップを使った画像編
ちで使ってみてください。画像
集。大きく切り取る部分を先に切 の加工、ありがとうございまし
り取り、細かい部分はズームをし た。
て後から編集する。合成した画像
は明るさなどが違う場合がある
ので、それぞれで調節する。
- 188 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
9/22
(木)
9/23
(金)
修
日
誌
設定課題:ケーブルサポート・幹線見学、営業課
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ケーブルテレビの説明
資料は法律上一定期間保護しな
②資料のファイリング
ければならない。テレビサービス
③郵便物作り
はSTBを設置し、チップの入っ
たカードで電波の制御をとかな
ければ、電波を受信できない。お
客様に渡る郵便物は丁寧にする。
設定課題:海老江曳山祭り撮影アシスタント
実 習 内 容
実習生の特記事項
①撮影準備
機材は丁寧に扱う。ケーブルを踏
②撮影アシスタント
まれないように呼びかける。中継
③片付け
車には四人入っており、それぞれ
別の仕事をしている。
- 189 -
勤務時間:8:40~16:00
指導者のコメント
当社はサービス業で、単純な作
業一つ一つにも意味がありま
す。仕事はきっちりきれいにを
心がけて行ってください。あり
がとうございました。
勤務時間:14:00~21:30
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:射水ケーブルネットワーク株式会社
経営情報学科 1 年
11M060 吉 村 美 菜
より良い撮影に向けて
私は、インターシップの体験を通して仕事に臨む姿勢や、厳しさを学んだ。社会に出るとどんなに小さな仕事
にも責任がつくので、細やかな心くばりが必要なのだと感じました。
研修先である射水ケーブルネットワークでは、実際に取材をしに行ったり、撮影のアシスタントをしたりと普
段では学べない貴重な体験をすることができました。取材では、高等専門学校の卒業式に出向き卒業生を取材し
てきた。質問に対する答えを聞き出し更に質問を返すことができなくて大変だったが、笑顔で答えてくれるとす
ごくうれしく感じました。担当の方がカメラを回しながら、次々に質問を投げかけている姿を見て驚きました。
また、卒業生の一人ひとりの生き生きとした表情を見ることができ、取材をすることが楽しく感じました。
撮影のアシスタントでは、海老江曳山祭りの生中継に行ってカメラマンのアシスタントをしてきました。多く
の機材を使いセッティングをしていたことから、最も印象に残っていることは、生中継の大変さでした。私の仕
事は、ケーブルのコードを見ながらカメラマンのアシストをすることでした。お客さんが多く集まっていること
で、後に付いていくことも大変でしたが、ケーブルを踏んでしまうお客さんもいるため呼びかけながらカメラマ
ンが移動しやすいように心掛けていました。お祭りということで、楽しく仕事ができたことや、人のために立っ
ているのだという気持ちが仕事に対するやり甲斐にもなりよかったと思います。テレビ中継は、多くの人の協力
により成り立っていることを実感しました。普段は、視聴者の立場であるため、大変さがわからなかったが、私
たちの暮らしの中には、たくさんの人たちの努力で成り立っているのだと思います。
この他に事務の作業にも携わりました。具体的には資料のファイリングや、お客様に渡す郵便物の作成をして
いました。ここで学んだことは、お客様に対する心くばりでした。例えば封筒の歪みや紙の入れ方など、細かい
ところまで気を配ることが会社の信頼に繋がるのだなと感じました。
また、ケーブルネットワークということで、カメラの仕組みや編集なども見せていただきました。カメラの性
能の話では、物体の色や背景の色は外と中では、色が異なって見えるため調節しなければならないことが印象に
残っています。さらに編集では、初めて見ることにとても驚き、新鮮に感じました。
私は、インターシップで学んだことを活かして成長したいと思った。普段体験できないことを学んだことで、
実際に役立てたいと考えたからである。
仕事に対する責任感や、
細かな気配りを大切にすることは日常生活でも、
社会に出たときにも必要になってくる。責任感のある信頼される大人になるためにも、日常生活では意識的に学
んだことを実行していきたいと思う。
- 190 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
射水ケーブルネットワーク 株式会社
研
設定課題:会社説明
実 習 内 容
①会社の説明
9/16
(金)
9/19
(月)
9/20
(火)
9/21
(水)
9/22
(木)
9/23
(金)
吉村 美菜
修
日
報
実習生の特記事項
会社の仕事についての大切なこ
とを教えていただいた。
設定課題:少年野球大会アシスタント
実 習 内 容
実習生の特記事項
①弁当配り
人に気配りする気持ちを大切に
②試合結果を報告・回収
し、きびきびした行動をとる。
③ごみの回収・片付け
設定課題:撮影の見学
実 習 内 容
①撮影見学
②海老江引山祭り中継準備
設定課題:インタビュー体験
実 習 内 容
①高専高等学卒業式
②データ放送の説明
③PHOTショップで画像編集
設定課題:事務仕事の体験
実 習 内 容
①ケーブルサポートの説明
②荷物運び
③部品の説明
④ファイリング
⑤郵便物作り/仕分け
勤務時間:09:00~10:00
指導者のコメント
各部署の役割などを説明しま
した。
勤務時間:7:00~16:00
指導者のコメント
少年野球のアシスタントご苦
労様でした。
勤務時間:9:00~17:20
実習生の特記事項
指導者のコメント
撮影の際は、周囲の状況に応じて 今日は、カメラの説明や、番組
対応しなければいけないこと。
の収録風景を体験してもらい
ました。
実習生の特記事項
インタビューのタイミングや話
を広げることが難しかった
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
インタビュアーとしてテキパ
キと卒業生を集めて積極的に
行動してくれてとても助かり
ました。
勤務時間:9:00~16:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
お客様の個人情報が書いてある
当社はサービス業で単純な作
ものは、法律上保管していなけれ 業1つ1つにも意味があります。
ばならないことに驚いた。
仕事はきれいにきっちり心が
けてください。
設定課題:中継のアシスタント
実 習 内 容
実習生の特記事項
①海老江曳山祭りの中継
アシスタントの役割はスムーズ
に進めるためのとても重要な役
割であると思った。
- 191 -
勤務時間:2:00~21:00
指導者のコメント
特になし
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:射水ケーブルネットワーク株式会社
経営情報学科 1年
11M064 有 磯 広 夢
脇役がほんとうの主役
9 月 16 日から 9 月 23 日の 6 日間、射水ケーブルネットワーク株式会社でたくさんのことを学び貴重
な体験をしました。その内容について報告します。
研修期間中、3 つのイベント行事があり、それらに参加しました。一つ目は、ケーブルテレビ主催の少
年野球大会、二つ目は、富山高等専門学校の卒業式、三つ目は、曳山祭りです。研修内容は主に、それら
のイベントでのアシスタントや補助に回る業務でした。
インターンシップにて学んだことは、三つのイベントにおいて共通しています。各イベントには必ず主
役がいました。そしてその主役をサポートするのが射水ケーブルネットワークでの仕事でした。主役がい
かにのびのび緊張せずできるのは、脇役の人間が決め手になるとわかりました。例えばテレビ番組でいく
ら主役が有能であってもサポートする側が悪いとその番組は成り立たなくなります。そして主役が緊張し
て調子が悪いときこそ脇役がサポートすることによって、より良い雰囲気をつくることができると学びま
した。脇役側にとって主役の成功は感動的なものに変わると私はこれらのイベントを通して知ることがで
きました。
また業務を行ううえで、常に時間に余裕を持ち準備をしっかり行い状況判断ができることが重要である
ことを社員の方々の業務から学びました。例えば、私は 6 日間朝礼の 40 分前に出社していましたが、そ
の時間帯には既に社内にはたくさんの社員の方々がおられました。これらのことより、社員の方々の仕事
に対する意識がとても強く感じられました。学生の私にとって社会人になるということは、曖昧な気持ち
ではやっていけない、強い責任感が必要だと思いました。そのような社会人の当たり前のルールを当たり
前にこなすことは簡単ではないと思いました。社会人になるということは大変なことだと感じました。
少年野球のイベント業務では試合報告や弁当配布などをやらせていただきました。しかし私たちがすぐ
に仕事ができるように机やトーナメント表がすでに設置されていてスムーズに業務に取り掛かることが
できました。この体験から準備の大切さを改めて認識しました。また少年野球のイベント途中で雨天にな
り、本部の方々に連絡をとり、周囲の様子を確認しながら指示する状況判断力は簡単なことではないと実
感しました。
このインターンシップを体験できたことは、私にとって社会人になるための心構えを知ることができた
重要な体験となりました。6 日間のインターンシップ研修を通じて沢山の業務を体験して仕事においても
短大での勉強においても、常に社会勉強であるとの考えが生まれました。また社会人としての責任感は非
常に重要だと感じました。今回の経験を今後の就職活動や学生生活に反映させながら取り組んでいきたい
です。
私が成長するきっかけを作って頂いた射水ケーブルネットワーク株式会社の社員の方々には、大変感謝
しております。ありがとうございました。
- 192 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
射水ケーブルネットワーク 株式会社
研
有磯 広夢
修
日
報
設定課題:会社説明
勤務時間:8:35~10:00
実 習 内 容
9/16
(金)
①会社の要項
②仕事の内容
③実習の心得
④注意事項
実習生の特記事項
ケーブルテレビの便利さ、地域配 各部署の役割などを説明しま
信プランを学びました。
した。
設定課題:少年野球大会 アシスタント
実 習 内 容
9/19
(月)
①試合結果記録
②試合結果報告
③弁当配布
④スコア回収
勤務時間:7:00~16:00
実習生の特記事項
私たちの仕事がしっかり行うこ
とにより小学生がのびのびと試
合ができるとわかしました。
設定課題:制作(撮影、取材の仕方)
実 習 内 容
9/20
(火)
①撮影見学
②撮影機器説明
③曳山祭り準備見学
④撮影の流れ説明
指導者のコメント
撮影ひとつするのにたくさんの
機器が必要であり、多額の費用を
使っている。
たくさんのひとがサポートする
ことによりイベントは成功する
とわかりました。
今日は、カメラの説明や、番組
の収録風景を体験してもらい
ました。短い時間でしたが、少
しでも番組制作の仕事に興味
をもってもらえたらうれしい
です。
勤務時間:8:35~16:00
実習生の特記事項
卒業式でのインタビューと取材
は、とても緊張した。勢いがない
とインタビュアーにはなれない
と学びました。
設定課題:ケーブルサポート
①営業課説明
②幹線等見学
③郵便物仕分け
④郵便物整理
実 習 内 容
①中継準備
②生放送打ち合わせ
③音声係り
④片付け
インタビュアーとしてテキパ
キと卒業生を集めて積極的に
行動してくれてとても助かり
ました。
実習生の特記事項
指導者のコメント
幹線見学では貴重な見学ができ
ました。郵便物の仕事は、丁寧か
つきっちりすることが重要だと
わかりました。
当社はサービス業で単純な作
業一つ一つにも意味がありま
す。仕事は綺麗にきっちりと心
がけてください。
設定課題:海老江曳山中継アシスト
9/23
(金)
指導者のコメント
勤務時間:8:35~16:00
実 習 内 容
9/22
(木)
少年野球のアシスタントご苦
労様でした。
実習生の特記事項
実 習 内 容
①卒業式取材インタビュー
②画像編集
③地域情報配信
④フォトショップ
指導者のコメント
勤務時間:8:35~17:20
設定課題:取材、撮影
9/21
(水)
指導者のコメント
勤務時間:15:00~21:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
生放送を成功させるためには、主
役ではなく脇役がいかにサポー
トできるかが成功の鍵だとわか
りました。
音声の具合がよかった。
生放送なのによくやってくれ
ました。ありがとうございます
。
- 193 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山シティエフエム株式会社
経営情報学科 1年
11M102 中嶋 文香
言葉で表現する難しさ
私は、8月22日から26日までの5日間、富山シティエフエム株式会社で就業体験を行わせていただ
きました。今回の目的は、ラジオという言葉で表現する職業に触れることで自分の表現力や、相手とのコ
ミュニケーション力がどれほど身についているのかを知ることです。
初日は、会社の概要説明や営業についての説明をされました。また、ペアでインタビューをしあう練習
も行いました。インタビューの練習では、ただ質問と答えを繰り返したり次の質問が途切れて間が空いた
りして上手くいきませんでした。頂いたアドバイスに、ラジオで聞いている人が質問されている相手のこ
とを想像できるように引き出すことが大切という言葉がありました。私は目の前の相手のことでいっぱい
になってしまい本来伝えるべき相手のことを考えていなかったことが反省する点でした。
2日目は、初めて原稿を制作したり生番組に出演させて頂いたりしました。生番組ではパーソナリティ
の方が私たちに対して話しやすいように質問や話題を振って下さるので答えやすかったです。原稿制作は
頂いた原文を読む原稿へと書き換える作業でした。4つの話題があり時間内に読めるようにするのですが、
伝えるべき内容が抜けることや難しい言葉をそのまま使っているなどの指摘を受けました。書いていると
きには違和感を感じなかった言葉でも聞いているだけでは伝わらない言葉の多さに驚きました。言い換え
ようとしても適切な言葉を知らなかったこともあったので、自身の語彙の少なさを感じました。
3日目からは、原稿制作や生番組の同行、見学と同時進行で番組制作を行いました。音さんぽという番
組で音だけで場所を紹介するものです。事前に調べてどんな音を録音するかは決めていましたが、実際に
行ってみると録音できた音の種類が多くありませんでした。また今回取材した場所が川周辺と聞いていた
ので水の音にばかり執着してしまったのですが、後のアドバイスで店の人の話し声などがあったら変化を
もたせることもできただろうと言われました。番組制作では、今の自分にはない臨機応変に動くことの大
切さを、身をもって実感しました。
インターンシップでは、体験したこと以外にも多くのことを学びました。中でも生放送を見学している
最中に言われた「ラジオはただ話せばいいものではない。経験の差もあるが、1番はラジオの向こうの人
に聞かせることを忘れてはいけない」という言葉が印象強く残っています。伝えることを目的としている
のだから当然なのだろうと思いますが、実際に体験してみると簡単そうで難しいことでした。しかし言葉
だけで物や人、出来事を表現する難しさに触れることができました。また、今の私自身の表現力とコミュ
ニケーション力を知ることはできたと思います。書く表現と話す表現の違いや相手のことを引き出せるよ
うなコミュニケーション力を今後の学生生活や就職活動に活かせるよう身につけていきたいです。
- 194 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
富山シティエフエム 株式会社
中嶋 文香
研
8/22
(月)
8/23
(火)
8/24
(水)
8/25
(木)
8/26
(金)
設定課題:積極的に行動する
実 習 内 容
①概要・日程の説明
②番組の見学
③営業についての説明
④選曲
修
日
報
勤務時間:09:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
インタビューでは相手の事をラ
真面目な姿勢で取り組んでい
ジオで聞いている人に分かりや
ました。今後の実数についても
すく伝えるのは難しかった。また 、積極的に取り組んでください
、言葉だけでモノを表現するのは 。
とっさにしようとすると上手い
表現が出てこなかった。
設定課題:原稿制作の難しさを知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①県広報原稿の制作
原稿の制作は一度元の文章を読
②ミーティング(1分間スピー み込んでから、再構成する必要が
チ)
あった。そうでないと文章がちぐ
③スマイル出演・見学
はぐになってしまう。生放送では
④社内見学
、パーソナリティの方の間の取り
⑤ソフト見学
方が絶妙だと感じた。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
伝わる言葉、伝えるための言葉
の一端を理解してもらえ、幸い
です。これからも様々な課題を
提示しますが、いろいろ驚き感
じてみてください。
設定課題:様々な音を意識してみる
実 習 内 容
実習生の特記事項
①音さんぽ打ち合わせ
取材では似たような音声しか撮
②機材説明
れていなかった。予定では幅のあ
③音さんぽ取材
る音を撮りたかった。インタビュ
④音さんぽ編集
ーに声をかけるまでに時間がか
かる。
勤務時間:10:00~17:00
指導者のコメント
いよいよ番組制作です。予想と
実際の違いなど戸惑うことも
多々あると思いますが、いい経
験です。自ら考え、対処してく
ださい。
設定課題:原稿制作と生放送の見学
実 習 内 容
実習生の特記事項
①原稿制作
自分で調べて原稿にまとめるの
②街なか(生放送)同行
は、どの情報を伝えるべきか迷っ
③音さんぽ編集
てしまった。必要な情報を取捨選
択するのが難しかった。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
一人が何役もこなすコミュニ
ティ放送局です。さまざまな仕
事に各々の難しさと喜びを知
ってもらえればうれしく思い
ます。
設定課題:音さんぽの仕上げ
実 習 内 容
①音さんぽ編集
②音さんぽ原稿制作
③金ドキ見学
勤務時間:9:00~15:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
ラジオはただお互いに話し合え
期間を通して前向きに頑張っ
ばいいだけではない。ラジオの向 ておられました。インターンの
こうにいる人に聞かせることを
経験を何らかの形で今後に生
意識して話している。経験の必要 かしてもらえれば幸いです。
性を感じた。
- 195 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山シティエフエム株式会社
経営情報学科
11M076 金山
1年
武龍
声だけで伝えることの難しさ
私は、富山シティエフエム株式会社で、5 日間の研修をさせていただきました。研修を通して、私が設
定した目標は、
「伝えること」と「コミュニケーション能力を高めること」を学び得るということでした。
インターンシップ初日は、会社の概要説明や機材の説明、営業についての講義などさまざまな話を聞き
ました。また、番組見学もさせていただきました。ラジオで聞いたことのある声を実際に目の前で見ると、
とても圧倒されるものがありました。そして、実際に原稿を読み、音量の調整、番組の変更の操作など、
生放送の中で行うことがとても大変なことだということを実感させられました。2 日目は原稿制作、番組
出演、社内見学をしました。原稿制作は渡された資料の内容をわかりやすく、番組の枠に収まるようにま
とめる作業を行いました。必要な部分と必要でない部分を見極め、わかりやすくまとめるということは想
像以上に難しく、大変な作業でした。番組出演はパーソナリティの方からの質問に答えていく形で、番組
に出させていただきました。質問にひとつひとつ淡々と答えるようなことにはならず、話題が広がりとて
も話しやすく、プロの力量を体感しました。社内見学では、北日本新聞社本社の中に属していることもあ
り、新聞が作成される流れを順に、見学させていただきました。
残りの 3 日間は、実際に放送される番組の制作をさせていただきました。その番組は音で場所を紹介す
るという内容でした。その場所に行き、録音をする前に、インターネットで紹介する場所の歴史や、どの
ような音が録れるかなどを調べました。そして、実際にその現場に行き、録音をしました。事前に調べた
もの以外にもさまざまな音があり、また、セミの声や風の音を上手く避けて、録りたい音を録るというこ
との工夫がとても難しく、苦労しました。録音の後は会社に戻り、編集の説明を受け、録音してきた音の
編集にとりかかりました。編集もどの順番で音を流すか、ひとつひとつの音をどの程度の時間流すかなど、
放送時間内に上手く収めることに苦労しました。また、音だけで表現しなければならないので、ラジオを
聴いていただく方に上手く伝えられるように制作することにも苦労しました。
5 日間を通して、伝えることの難しさを一層実感しました。そして、ラジオ局という、声だけで聴いて
いる人に伝えなければならない職場での研修を通して、自分の話すことをわかりやすく伝えるために、話
す速度やわかりやすい言葉への言い換えなどがとても大切になってくることを実感しました。また、社会
では必要不可欠な、コミュニケーション能力を学ぶことができました。これらの体験や学んだことを今後
の生活で活かしていきたいと思います。
- 196 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
富山シティエフエム株式会社
金山 武龍
研
8/22
(月)
8/23
(火)
8/24
(水)
8/25
(木)
8/26
(金)
修
日
報
設定課題:会社の概要説明と営業について
実 習 内 容
実習生の特記事項
①日程説明・概要説明
ラジオをほとんど聴かないので、
②番組見学
研修先が決定した時点で聴いて
③営業についての講義
おくべきだった。営業についての
④機材説明
講義では、ラジオ局の裏側を知る
ことができ、とても勉強になった
。
設定課題:原稿制作・ラジオ出演
実 習 内 容
実習生の特記事項
①県広報原稿の制作
原稿をわかりやすくまとめるこ
②番組出演
とがとても難しかった。上手い言
③社内見学
い回しが思い浮かばないことが
④番組見学
多かったように感じる。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
初日は座学がほとんどでした
が、今後、さまざまな実習に取
り組んでもらいます。自ら考え
て、積極的に行動してください
。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
「大きなところ」は、専門分化
されすぎて広範な経験が積め
ないといったこともあります
が。ひとつの意見かとは思いま
す。
設定課題:音さんぽ取材・編集
勤務時間:10:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①音さんぽ機材説明
音さんぽの取材は楽しんで行う
事前の予想と現場でのギャッ
②音さんぽ取材
ことができた。しかし、編集の面 プはいかがでしたか。各々に自
③音さんぽ編集
で録るトラック数が少なかった
分で考え、対処することが何よ
ように感じた。事前にもっと計画 り勉強になると思います。
を立てておくことが必要だった。
設定課題:原稿制作、街なか同行、音さんぽ編集
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①お出かけView原稿制作
コミュニティ局が屋外でラジオ
原稿作りはもちろん、機材の設
②街なか(番組)同行
放送を行うときの大変さがよく
置、撤収も大事な仕事です。実
③音さんぽ編集
わかった。決められた電波の中で 体験をもとに、何かを考え、何
上手くつなぐことの大変さが実
かをつかんでもらいたいと思
際に同行してこそわかるものな
います。
のだと思う。
設定課題:番組見学、音さんぽ仕上げ
勤務時間:6:30~14:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①番組見学
朝早くから、まだ誰も出社してい 情熱だけではダメですが、情熱
②音さんぽ編集・検聴
ない中、一人で準備し、2時間の がなければ物事は動きません。
③金ドキ見学
放送を行うことは大変なことだ
5日間の経験が、今後、何らか
と思う。自分が編集し、作った音 の型で役に立てば幸いです。
が番組として流されることを考
えると、達成感があった。
- 197 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山シティエフエム株式会社
経営情報学科 1 年
11M006 石 原 洋
仕事のプロフェッショナル
私は、富山シティ FM というラジオ局に5日間研修に行きました。早い段階から仕事に対する意識を深めたい
と思いインターンシップを希望しました。
まず、研修の最初に言われたことは、このラジオ局は地域に密着しているということでした。番組のほとんど
が、一般の方々を招いて出演してもらうというものなので、地域の方々のおかげでこのラジオ局が成り立ってい
ると言われました。
最初の大きな仕事は、
「音さんぽ」という番組を自分たちだけで作るというものでした。
「音さんぽ」というの
は、音だけでその場所の様子や風景などを伝える番組です。私たちは、石倉町の延命地蔵という場所にいくこと
になりました。事前に皆でこれまでの「音さんぽ」の番組を視聴し、まず石倉町に行く前に、インターネットな
どを使ってどのような場所か調べ、そこにはどのような音があり、どのような順番で音をつなげていったらよい
かなど、おおまかなことを先に決めて石倉町に行くことにしました。石倉町は水が有名なので、水の音を中心に、
人がやってきて水を汲んで帰るまでの様子を、例えば人が歩く足音やせみの鳴き声、水の流れる音、水を汲む音
などを取って表そうと思いました。実際に現場に行ってみると、自分たちが考えていた音以外にも沢山の音があ
りました。風鈴の音や読経の声なども流れていて、どの音を取ればいいか分からず混乱してしまいました。
会社に戻って取った音を聞いてみると、雑音が入っていたり音が小さすぎてよく聞こえなかったりと、使うこ
とができない音がたくさん出てきました。音を取る面でもそれを編集する面でもなかなかうまくいかず、自分た
ちの力不足を実感しました。また、仕事では予想外のこともたくさんあるので、何事も臨機応変に対応しなけれ
ばいけないのだと気づくことができました。
さらに、この「音さんぽ」は5分間という短い番組ですが、この番組を作るには多くの方の協力と苦労がある
のだと知り、あらためて仕事の大変さを痛感しました。例えば、現地で音を採取する人、取れた音を編集しつな
げていく人、原稿を考える人、実際に原稿を読む人など多くの人が関わって1つの番組を作っています。
4日目には、
「街中同行」という番組の取材現場で、改めてプロのすごさを実感しました。
「街中同行」とは、
実際に地域に足を運び、そこに住んでいる人たちの生の声を聴く番組です。今回は、千石町の商店街で店を経営
されている2人の方のお話を聞きました。2人とも素人の方なので初めはとても緊張されていましたが、ラジオ
の司会の方が収録の前からなにげない世間話を2人の方とされていて、その流れで本番に入っていったので、千
石町の方達も緊張せずに話を続けることができました。ラジオに出ているというよりも、3人で楽しく会話をし
ているという感じでした。その会話の中でさりげなく千石町の魅力などを引き出していて、やはりプロはすごい
と実感しました。またラジオはこういう地域の方々の思いなどをしっかりと富山県の人たちに伝えていくことが
出来るので、魅力ある仕事だと思いました。
この5日間の研修では、自分の力不足を痛感しました。
「音さんぽ」で自分たちが作った作品とラジオ局の方々
が作った作品を聞き比べてみると、番組の構成や音の選択など色々な面で全く違いました。もっと事前に細かく
準備していくべきだったと思います。
「街中同行」では、実際にプロの方の仕事ぶりを生で体験することで、プロ
のすごさを改めて実感しました。ラジオ局に限らず、どの仕事もその仕事のプロがやっているからこそ社会がし
っかりと成り立っていくのだと思います。私も働くときは、その仕事のプロになれるようがんばっていきたいと
思います。
最後にこの5日間迷惑もかけましたが、多くのことをお教え下さり本当に有難うございました。
- 198 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
富山シティエフエム 株式会社
石原 洋
研
修
日
報
設定課題:会社の雰囲気を知る
8/22
(月)
実 習 内 容
①会社の説明
②機材の説明
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
始めだったのでいろいろと迷
惑をかけてしまいました。
8/24
(水)
設定課題:番組に実際に出る
実 習 内 容
①県広報原稿制作
②ミーティング
③番組出演
④会社見学
設定課題:番組を作る
実 習 内 容
①打ち合わせ
②取材
③編集
8/25
(木)
設定課題:地域の方達との交流
実 習 内 容
実習生の特記事項
①原稿制作
スタッフの方と一緒に千石町
②街中同行
に行ってきました。ためにな
③番組制作
る話をたくさん聞けました。
8/26
(金)
設定課題:番組を完成させる
実 習 内 容
①番組編集
②番組制作
③金ドキ見学
8/23
(火)
指導者のコメント
半パンには気をつけましょう。
実習生の特記事項
実際に番組に出て生放送に参
加しました。また1分間の自
己スピーチをやりました。
勤務時間:9:00~17:30
指導者のコメント
寡黙に見える一方、パートナーの意
見も聞いて受け入れていたようで
す。
実習生の特記事項
実際に会社の外に出て回りに
たくさんとりに来ました。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
現場に出て得られる驚きを実体験
されたのであればなによりです。
実習生の特記事項
最後に自分たちで番組を作り
ました。たくさんの経験がで
きてよかったと思います。
- 199 -
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
強い雨の中での機会設置、回収ご苦
労様でした。短時間の放送でも苦労
があるのを知ってもらえば幸いで
す。
勤務時間:6:30~12:30
指導者のコメント
失敗したことうまくいかなかった
ことも貴重な経験だと思います。こ
の体験を今後に生かしてください
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:となみ衛星通信テレビ株式会社
経営情報学科 1年
11M105 平井 翔子
社会人へのステップ
私は、となみ衛星通信テレビ株式会社で 5 日間、インターンシップをさせていただきました。この就業
体験での私のテーマは、放送業の職務内容や社会で働くことの意味を知るということでした。そのテーマを
もとに、今回の研修結果を報告したいと思います。
8 月 22 日(月)の研修は、番組にエキストラ出演し、スポーツクラブの取材や取材映像の編集、カメラ
の使い方講習をしました。8 月 23 日(火)は、中学校の取材や取材映像の原稿書き(体験)
、ビデオ機材の
基礎 DVD 鑑賞をしました。8 月 24 日(水)は、資料館におけるイベントの取材や講演会の取材、資料館
についてのニュース原稿作りをしました。8 月 25 日(木)は、美術館の取材や前日の原稿の推稿と取材し
た映像を編集をしました。8 月 26 日(金)は、番組収録の見学をしました。また、このような仕事をしな
がら「人に伝える」ということの本当の意味を考えさせられました。
研修では、大きく分けて 2 つのことを学ばせていただきました。まず、一つ目は、
「伝える」
ことの意味や「伝える」ためには実際にどうすべきかということです。テレビを通して伝える対象は、不特
定多数で目に見えず、コミュニケーションは一方通行で、聞き返すこともできません。また、言葉は、瞬時
に消えていく音なので誰が聞いても一度で分かるように伝えることが重要になってきます。発音する場合、
自認と辞任と自任、需給と受給、同行と動向と同好などの同音異義語や、イノベーション、ハザードマップ、
アスリートなどの外来語に注意する必要があります。
センテンスは短く、
1センテンスに1情報が理想です。
視聴者に伝えたいことが伝わらなければ意味がないので、子供でも理解できる言い回しが重要になります。
二つ目は、ニュース原稿の作成ポイントです。ニュース原稿は、前説→本記→雑感→談話→関連と構成さ
れます。前説は、何のニュースか簡潔にポイントを絞り込んで説明することです。本記は、いつ・どこで・
だれが・なにを・なぜ・どのようにという5W1Hです。雑感は、ニュースに関して視覚、聴覚、臭覚、触
覚、味覚の5感でとらえた情報や参加者の感想、目撃者の話、自ら体験したことには説得力があるので重要
です。談話は、直接話法での表現のため現場の映像を流します。関連は、背景や位置づけなどです。原稿を
書く・読む上での注意点は、漢字など読み方に注意すること、正確に読むことが大切です。カタカナ言葉や
専門用語はなるべく使わず、かみくだいて説明することが大切です。
研修では、カメラの使い方などの基本的なことから取材や編集といった番組作りの重要な部分まで学び、
体験させていただきました。また、実際に放送されるニュースの1つを作らせていただき、とても貴重な体
験となりました。しかし、仕事の中で、まだまだ周りが見えていないということやコミュニケーション能力
が少し足りないということ、
「次にどうするか」を考えながら動くということができていないことに気がつ
きました。これらは仕事に慣れていないこともありますが、社会で働くためにはその仕事に必要な知識や技
術を身につけ、周囲の人とコミュニケーションも取れ、心に余裕を持って仕事をする必要があると感じまし
た。
このように自分の悪いところに気が付くことができたので、
これから改善する努力をしたいと思います。
例えば、私はとても人見知りする性格なので、コミュニケーション能力を大学生活の中で養っていきたいと
思います。先生や友達と積極的に関わり、様々な性格の人を知ることで自分の考えや価値観を広げたいと思
います。
今回の研修では失敗もしましたが、働くことの大変さ、楽しさ、やりがいなど、多くのことを知ることが
できた研修だったと思います。
- 200 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
となみ衛星通信テレビ 株式会社
平井 翔子
研
8/22
(月)
8/23
(火)
8/24
(水)
修
日
報
設定課題:いろいろな人とコミュニケーションを上手く取る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①スイカの試飲会(番組エキス インターンシップ研修生である
トラ出演)
が、TSTの一員としてみられる
②ふくのスポーツクラブの取
ので、態度や行動に気を付けなけ
材
ればならない。カメラを撮るとき
③編集
は、周囲の明るさやピントに気を
④カメラの使い方DVD鑑賞
付けないと、画面が暗かったり、
⑤カメラを動かしてみる
傾いていたりすることがあるか
ら注意する。
勤務時間:9:00~17:30
指導者のコメント
カメラなどの機材の取り扱い
はすぐにマスターできるもの
ではありませんが、研修を通し
てTSTの雰囲気を感じ取っ
てもらえばと思いま。番組作り
、制作という仕事ももちろん大
事ですが、地域の方々とのコミ
ュニケーションも多い仕事で
す。この研修を通して人と接す
る基本的なマナーも学んでい
ただければいいと思います。
設定課題:取材の流れを知る
勤務時間:9:00~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①般若中に取材
カメラの撮り方=全体→個々→
初の取材でついてくるのが精
②実際に原稿を書いてみる
詳細
一杯だったと思います。
「次に
③DVD鑑賞
取材はどこでも、ホワイトバラン どうするか」と考えながら行動
④「伝える」について考える
スを取らないと綺麗な絵が撮れ
できるともっと良かったと思
ない。
います。アシスタントを任され
たからには、常時周りを見なが
ら、且つカメラマンの動きを見
なければなりません。平井さん
はどちらかに集中してしまう
ので、周りの状況、カメラマン
の動きを把握して行動できる
ようにしましょう。これは、テ
レビ業界だけではなく色々な
仕事にも言えることだと思う
ので、頑張ってください。
設定課題:実際にニュースの取材をする
勤務時間:9:00~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 庄川水資料館へ取材
インターンシップ研修生だけで、 インターンシップ研修生だけ
② 木彫刻キャンプ取材
ニュースの中の1つを担当し、庄 で、ニュースの中の1つを担当
③ 毛利さんの講演会を取材
川水資料館の撮影や取材などを
し、庄川水資料館の撮影や取材
④ 水資料館のニュースの原稿 でしました。
をしてください。
書き
- 201 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/25
(木)
日
誌
設定課題:ニュースの1つをつくる
実 習 内 容
実習生の特記事項
①庄川美術館へ取材
美術館での絵画の撮影では、ショ
②原稿の推敲&編集
ーケースなどに自分たちは映ら
ないようにしなければならない。
アングルを考えたり、撮影中に動
かないようにしなければならな
い。
設定課題:収録の見学
実 習 内 容
①番組収録の見学
8/26
(金)
修
実習生の特記事項
原稿読む上での注意は、漢字など
読み方に注意すること、正確に読
むことが大切です。カタカナ言葉
や専門用語はなるべく使わず、か
みくだいて説明することが大切
です。
- 202 -
勤務時間:9:00~17:30
指導者のコメント
原稿の作成は、仲間との協力で
はありましたが、なかなかうま
く文章がまとまっていて○。撮
影・原稿・編集というとおり一
辺の流れを体験してもらいま
したが、番組に限らず、作品と
いうものは不特定多数の人に
見てもらうもの。いろんな人の
意見を聞いて独りよがりにな
らないことが大事。社会におい
ても。
勤務時間:9:00~17:30
指導者のコメント
最終日お疲れ様でした。TST
の制作は、撮影など番組づくり
と言っても、どこか必ず、人と
の関わりがあります。そしてそ
の関わりが大切です。この経験
がこれからの平井さんに役に
立てば幸いです。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:医療法人社団秀林会吉見病院
経営情報学科 1年
11M003 安根花奈子
思いやりを持って働くことの大切さ
私は 5 日間、地元滑川にある吉見病院で医療事務に関する実習をさせていただきました。吉見病院のイ
ンターンシップは介護体験のカリキュラムでの募集でしたが、あえて医療事務という職種に実習を希望し
ました。医療事務の体験を希望した理由は、私は以前、病院の受付業務をしておられるのは看護師の方だ
と思っていましたが、後に「医療事務」という職種があることを知りました。また、資格取得のための通
信講座などのテレビコマーシャルで「医療事務」がピックアップされているのをよく目にし、注目される
「医療事務」とは具体的にどのような職業なのだろうか、それは自分に向いた仕事なのだろうかと興味を
持ったからです。そして、自分自身が職業体験をし、将来の就職活動に対しての意識を高めたいという思
いもあり、インターンシップに参加しました。
実習では主に、受付業務を体験させていただきました。受付席に座り、再診のカルテを出したり、新患
のカルテを作成したりと一連の受付業務をこなせるよう指導していただきました。私は医療事務に関して
の専門的な知識を学んでいないため、保険証の見方から、医療点数のつけ方などを一から教えていただき
実践しました。3日目には病棟の納涼祭にも参加させていただきました。患者さんの写真撮影の仕事もさ
せていただいたことで多くの患者さんと交流し、コミュニケーションが取れたのはとても良い経験になり
ました。
病院は、診察や治療をしてもらう医療の現場であり、緊張感がある場所です。注射や薬が苦手だったり、
体調を崩して不安な思いで来られたりする患者さんも多く、医療処置を行う医師や看護師の方の前では緊
張感が生まれます。そのような時、
「どうなさいましたか。
」と患者さんの話に耳を傾け、にこやかに対応
する医療事務の方によって、患者さんの緊張や不安が軽減されるように見うけられました。時には、楽し
そうに世間話をして帰られる患者さんもおられ、受付はいつも和やかな雰囲気でした。医療事務の仕事は、
カルテのチェックや作成、計算した医療点数の打ち込みといった事務作業が大半を占めます。しかし、患
者さんやお客さま、医師、看護師の方と多くのコミュニケーションを取ることが多い仕事であり、相手に
対する気配り、心遣いが重要であることを学びました。このことから医療事務は、患者さんと医師、看護
師とをつなぐ役割を持つ仕事であると思いました。
私は、吉見病院での実習を通して、資格や学校で学んだことが自分の仕事の力になると身を持って感じ
ることができました。また、人と関わる仕事には相手を思いやって行動できる人柄も重要であると感じま
した。今回の研修は自らの就職活動の第一歩となり、たくさんのことを学べました。自分の仕事に誇りを
持ち、生き生きと働く大人を間近で見て、私も仕事に誇りを持って働ける人になりたいと思いました。私
はまだ社会人の方々と比べ、物事に取り組む姿勢が弱いところがあります。これからは、自分の意見や考
え持って行動すると共に、提出課題や試験勉強に取り組む前にまず計画を立て、何事にも妥協せず自分の
力を出し切れるようになるため努力し、社会から求められる人材になるよう自分自身を高めていきたいと
思います。
- 203 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
医療法人 社団秀林会吉見病院
安根 花奈子
研
修
日
報
設定課題:仕事の内容を理解する。
実 習 内 容
8/22
(月)
①清掃
②受付業務
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・保険証の見方、医療点数のつけ
最初は戸惑われたと思いま
方を学びメモをして覚えた。
すが、積極的に業務をこなして
・笑顔で挨拶を心がけた。
いました。
設定課題:カルテを書けるようになる。
実 習 内 容
8/23
(火)
①清掃
②受付業務
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・新患の方が来られたら聞くべき
新患の方のカルテを作成で
事を忘れなかった。
きるようになり、少しずつ慣れ
・気配りを持って対応することが てこられてよかったです。
出来た。
設定課題:納涼祭で患者さんとコミュニケーションをとる。
8/24
(水)
実 習 内 容
①会場準備
②患者さんの撮影手伝い
③後片付け
④受付業務
実習生の特記事項
指導者のコメント
・患者さんと積極的にコミュニケ
病棟の患者さんと自らコミ
ーションが取れてよかった。
ュニケーションを取ろうとす
・患者さんにお礼を言われるとと る姿勢に感心しました。
ても嬉しくやる気が出た。
設定課題:親近感の沸く挨拶、話し方ができるように。
実 習 内 容
8/25
(木)
8/26
(金)
①清掃
②受付業務
勤務時間:9:00~17:00
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・業務に慣れてきて落ち着いて仕 患者さんへの対応がとてもよ
事が出来た。
いです。
・慣れてきても分からないことは
メモする。
設定課題:受付業務の一連の流れを1人でできるように。
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①清掃
・たくさん患者さんが来られても 落ち着いて仕事をこなせるよ
②受付業務
焦らず対応できて自信になっ
うになり頼もしかったです。
た。
- 204 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先:株式会社理想経営
経営情報学科 1年
11M087 高田恵莉菜
One for all,all for one
私は、株式会社理想経営で10日間の就業体験をさせていただきました。理想経営とは、ビジネ
スマナーなどの研修を企業や学生を対象として全国で活動している富山県の企業です。そこで私
は、研修資材の準備や資料作成などの事務業務、および社内ミーティングにも参加させていただ
きました。私は、この10日間で多くの事を得ることが出来ました。特に心に残っている事は三つ
あります。第一に、どんな仕事にも無駄なことは無いということ。第二に、自分から率先して周
りの人の為に動くことの大切さ。第三に、会社には必要のない人は一人もいないということです。
私のインターンシップ初日の最初の仕事は研修資材の片付けでした。その中にはメモ帳や付箋、
ペンなどいろいろな物がありました。その中のペンを片付けるときに注意として、ペンが書けな
くなっていないかを、調べてから片付けるようにと指示されました。一見不要と思える作業です
が、これにより、次の研修で使う時に効率化を図ることが出来ることに加え、お金を払って来て
いる受講生の方たちの時間も無駄に使うことなく研修を進行することが出来るからです。どんな
に小さな仕事にも無駄なことなど一つもなく、お客様の為に行われていることがよく分かった瞬
間でした。
会社では通常の業務だけでなく、就業前の掃除や洗濯など家事をこなす能力も必要となってき
ます。他にもお客様へお茶だしなどの対応など、相手の為に動かなければならない場面が多くあ
ります。それはお客様相手だけでなく、同僚の方々にも言えることです。お客様に対して完璧な
サービスを提供するのはもちろんですが、それに加えどれだけの心遣いができ、満足して帰って
もらえるか。同僚には、気持ち良く一緒に働いてもらうために職場環境を自ら進んで整えること
が大切だと思いました。しかし、それを実行する為には周囲にアンテナを張って、自ら行動に移
す力が求められます。これは自分の仕事にばかり気を取られていたら出来る事ではなく、お客様
に対して、ビジネスマナーを知っていなければ実践できることではありません。この経験を経て
周りへの気遣いが自然に出来る人になれるような社会人になりたいと思いました。
会社では一人一人に決められた仕事が与えられ、その人がいないだけで、進める事が出来ない
仕事があったりして、会社に必要のない人はいないと思いました。今まで普通に学生生活を送っ
ているだけでは、特別誰かに必要とされることも少ないし、自分がいないことで困る人もいない
だろうと思っていました。しかし会社では誰か一人が欠けただけで滞る仕事があるため、自分に
存在価値を与えてくれる場所だと思いました。私もいつか会社や他人に「必要な存在」になりた
いです。
仕事とは誰かの為に労をいとわず動くことであり、どのような仕事であってもその仕事は尊く、
それがより集まることで世の中を支えているのだと思いました。その中で自分の生きがいを見つ
けられるのであれば、それはとても幸せなことだと思います。私もそんな人生を送れるよう、今
のうちに勉強して第一志望の会社に入れるように頑張りたいです。
- 205 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
株式会社 理想経営
高田 恵莉菜
研
修
日
報
設定課題:職場の雰囲気に慣れる
実
8/8
(月)
習
内
容
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①朝の掃除
・朝は掃除から始まる
挨拶、身だしなみ、言葉遣
②社内に対する挨拶
③備品整理
・挨拶は机を挟まない
・理解できるまで質問する
いはきちんと出来ていて良
かったです。仕事について
④資料整理
⑤アンケート集計
・カードのラミを貼り付けた
も理解できるまで質問し、
正確にこなしていました。
メモを取る等、積極的に行
動を取っておられました。
設定課題:職場の雰囲気に慣れる
実
習
内
容
①朝の掃除
8/9
(火)
②備品作成
③スキャンの仕方説明
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・どんなに小さな仕事でも無
働こうとする意識や取り組
駄なことは、何もない
みが見られます。作業中の
・メモを取ることの大切さ
ミスに対してすぐに報告し
指示をあおいだ。うまくコ
ミュニケーションを取って
いました。
設定課題:進んで業務に取り組む
実
習
内
容
①お客様にお茶出し
8/10
②出勤簿の作成
(水)
③写真資料のデータ化
④メール設定
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・お茶出しの仕方について詳
依頼した事に対し真面目に
しく教えて頂いた
・メールには本文を打つ
・もっと正確に仕事をこなせ
るようにする
設定課題:マナー講座の手伝いをする
実
習
内
容
①ビジネスマナー講習同行
8/11
(木)
取り組んでいます。早さだ
けでなく(確実に正確に)を
業務に取り入れてみてくだ
さい。小耳にはさんだ内容
を指示される前に取り入れ
ていく所は素晴らしいです
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・名刺の渡し方の見本になっ
た
・講習で改めてマナーを学ぶ
見本として受講者の前でや
った事や社会人の中に混じ
ってワークを行ったことは
ことができた
・取引先の担当者が上着を脱
いでいいと言うまでは脱が
ない
学びに繋がったのではない
かと思います。お辞儀完璧
でした。これからも頑張っ
てください。
- 206 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
誌
設定課題:積極的に発言する
実
習
内
容
①Mtgに参加した
8/12
(金)
勤務時間:9:00~17:00
②資料をまとめてエクセル
に書き写した
実習生の特記事項
指導者のコメント
・Mtgでは社員全員が情報を共
一番にコメントを求められ
有し相談していた
て大変でしたがよく発言し
・積極的に意見を出すこと
・仕事をする環境についても
てくれました。お客様への
お茶出しなどは周囲にアン
話し合っていた。
・お客様にはすばやく対応し
テナをはって自分で行動に
移す力が求められます。ぜ
て、お茶出しを率先して行
ひ、どうしたら周りの人の
う。
助けになるか社員の気持ち
で考えてみてください。勘
定科目での自己紹介画期的
でした。
設定課題:早く正確に仕事を行う
実
習
内
①打ち合わせ同行
8/16
(火)
②研修資材準備
③備品整理
容
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・打ち合わせ場所の建物に入
今日の同行では自分達が消
るときは肩に鞄をかけては
いけない
費者としてだけ市場をとら
えていた時よりたくさんの
・あいさつするときは鞄を下
に置く
・確認は二人で行った方が正
会社や企業があることを実
感できたのではないでしょ
うか。業務について分から
確
ない事を分からない人で話
し合っても解決しにくいと
思います。いろいろ解決に
むけて試してみるのは強み
だと思いますが、遠慮なく
相談してください。緊張し
ているとの事でしたが堂々
としているように見えます
。面接などでも有利に働く
部分ですので、ぜひ活かし
てみてください。
- 207 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
誌
設定課題:分からない事はすぐ相談する
実
習
内
容
①洗濯・お茶出し
8/17
(水)
②スキャン
実習生の特記事項
指導者のコメント
・始業時間前にする仕事は自
会社でも掃除や洗濯など自
分から率先的に行う
③宛名書き
④請求書・送付状作成
勤務時間:9:00~17:00
・横書き封筒の場合切手は右
上に貼る
宅で行われる家事も必要で
す。ぜひ率先して気を利か
せ業務に取り組める人にな
ってください。人が嫌がる
仕事もコツコツやれる人は
必ず評価されます。自分で
時間管理できる事も素晴ら
しいことです。プラス全体
を見て仕事に自ら関わる姿
勢も大切にしてみてくださ
い。
設定課題:気を利かせる人になる
実
8/18
(木)
習
内
容
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①備品片付け
・5、10分でも出来る仕事があ
インターンシップや試験や
②宛名書き
③郵便局などの同行
④会議参加
る。
・片付けは勤務時間終了後
・会議では1、2年先のことま
文化祭と考えることがたく
さんあって大変ですよね。
そんな中でも仕事に真摯に
⑤売上書き写し
で決めていました。
取り組み同じ業務を長時間
続けてくれて感謝します。
売上の件は、守秘義務を守
ってくれる前提でお願いを
しました。どの会社でも必
ず守らなければならないこ
とです。会社が信用で成り
立っている事を理解した人
材となってくれる事を願っ
ています。
設定課題:報告・連絡・相談をしっかり実行する
実
8/19
(金)
習
内
容
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①朝掃除
②資料スキャン
③資料作成
④売り上げ予定打ち込み
・保険料変更の一覧を作る
・企業を月別売上と混ぜる
・お昼に面接の話を聞いた深
く掘り下げられることを話
自らの仕事を求める姿勢や
報告・連絡・相談も徹底し
てくれて社会人らしい姿に
なりました。相手の様子を
⑤送付状作り
す
・送付状作り
見て判断する力もありとて
も信頼できます。小手先だ
けでなく本質を捉え、考え
ると面接でも生かすことが
できます。とても成長を感
じた一日でした。
- 208 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
誌
設定課題:積極的に動く
実
習
内
①掃除
8/22
(月)
②仮払いの確認
容
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・PCの時代でも文字を綺麗に
与えられた仕事を笑顔で引
書くことは必要なスキルだ
き受けてくれて、非常に心
③見積書作成
④送付状作成
と感じた。
・メールの書き方と手紙の書
強かったです。今回は2人で
の体験でしたが、1人だった
⑤宛名書き
⑥アンケート集計
き方は形式から違う。
・朝の掃除やお茶出しは積極
時に出来そうになかった事
、不安だったこと考えられ
的にする。
る事を解消できるように頑
張ってみてください。そう
する事で、今よりも自分の
幅が広がります。自分の進
みたい方向が明確なので、
今の自分に更に必要なもの
は何か考え見つけてくださ
い。2週間ありがとうござい
ました。
- 209 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社理想経営
経営情報学科 1年
11M088 高 田 真 美 子
積極的に行動する
私は、今回インターンシップに参加して、普段の学生生活では得ることの出来ない経験をす
ることができました。その経験から、3 つのことを学びました。
一つ目は、わからないことは聴くことです。理想経営では、主に事務作業をしていました。
事務作業は、一見簡単で単純なイメージがありますが、私にとってはどれも初めての体験でわ
からないことばかりでした。わからないとき、一人で悩んでいても解決することはありません
でした。思い切って実習指導者の方に訊ねてみると、忙しいにも関わらず丁寧に教えて下さい
ました。わからないことはわかるまで聞くことが大切なのだと思いました。今後の短大生活や
就職活動の際にも、わからないことがあれば積極的に聞こうと思いました。
二つ目に、質問をするときにはメモの準備をすることです。インターンシップに参加して、
初めてのころは質問をするときに何も持たずに聞いていました。しかし、次に行う作業や言わ
れたことを忘れてしまうことが多々ありました。この反省を活かして、聞きにいくときは常に
メモを持って質問するようになりました。メモをとることで、自分自身で何度も聞きにいく手
間がかからないうえ、何度でも確認することができます。これを習慣にしていきたいと思いま
す。
三つ目に、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)の重要さについてです。ホウレンソウの重要性は、
ビジネス実務総論Ⅰの講義で学んでいました。業務を終えたら「報告」して、わからないこと
があれば「相談」していました。しかし業務を終えても報告せずに、次の業務に進んでしまう
こともありました。今回はインターンシップだから、周囲の方々のサポートがあり助けられま
したが、実際に企業に勤める際にはこのようなことがないように心がけようと思いました。
私は、インターンシップに参加してこの 3 つの学びの他にも、たくさんのことを学びました。
例えば社内ミーティングに参加して発言することや、労働基準監督署に同行すると貴重な体験
もできました。今回のインターンシップのおかげで、会社がどのようなところなのか肌で感じ、
来年の就職活動を以前よりも真剣に捉えれるようになりました。この経験を忘れずに、さまざ
まな場面で活かしていきたいと思います。
- 210 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
株式会社 理想経営
高田 真美子
研
修
日
報
設定課題:会社とはどのようなところなのか
実
習
内
容
①事務作業補助
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・わからないときはきくこと
身だしなみはきちんと、言
8/8
葉遣いも丁寧でハキハキと
して良かったです。一般的
(月)
な挨拶はきちんと出来てい
ました。分からない所は理
解出来るまで賛同し、忠実
に仕事をこなされました。
パソコンも使いこなし積極
的に仕事をしていました。
設定課題:事務作業とはどのようなことをするのか
実
8/9
(火)
習
内
①掃除
②研修資材準備
③資料校正
容
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・仕事に無駄なことはない
・ペン1つでも仕事に対して手
働こうとする意識や取り組
みがみられます。作業中の
を抜かないこと
ミスに対してすぐに報告を
し指示をあおいだ。本に興
味をもち時間のある時等積
極的に読むなど無駄に次官
をすごしていない、自分の
意見や主張を筋道立てて説
明するなど周りとのコミュ
ニケーションもうまく取っ
ていました。今日も一日お
つかれ様でした。
- 211 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
誌
設定課題:事務作業とはどのようなことをするのか
実
習
内
容
①雑用
8/10
(水)
②資料作成
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・お客様にお茶を出したのだ
業務の理解が高く、工夫を
が、とても難しかった。
しながら業務に取り組んで
③資料まとめ
いる様子が見受けられまし
た。また、指示がなくても
空いている時間に仕事を見
つけて完了させている所も
素晴らしかったです。パソ
コンの調子が悪く苦労もさ
れていましたが、本日たの
んだ業務は完了してくれま
した。ありがとうございま
す。先を読んで考える力が
ある分、思いこみで進めて
しまう危険性もあります。
時々、依頼された仕事の方
向性を確認する習慣を身に
つけると、ますます能力が
アップすると思います。
設定課題:オブザーブでは、どのようなことをするのか
実
8/11
習
内
容
実習生の特記事項
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
①資料配布
・飴の置き方
一日研修のオブザーブお疲
②名刺交換の見本
・聞く態度を学んだ
れ様でした。アメを真ん中
(木)
におかないのは、相手が自
由に選べる、配る時間を短
縮できるなど、様々な効果
があります。小さな事一つ
からでも、何のために行う
か、相手にとって何がいい
かを考える事で、自分がど
う行動するかが変わります
。どんな事からも、気づき
を得られるのは強みだと思
います。これからもその姿
勢を大切にして下さい。
- 212 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
誌
設定課題:社内ミーティングでは何を話すのか
実
習
内
容
①社内ミーティングに参加
8/12
(金)
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・積極的に発言することの大
ミーティングへの参加、お
切さ
疲れ様でした。物事を自分
の事として捉え関心を持つ
と、自然に疑問や、意見が
生まれるものです。人事(
ひとごと)だと思わずに、
主体的に、取り組んでくれ
る事を願っております。自
己紹介でネガティブだと言
っていましたが、だからこ
そ、発揮している良い所も
あるはずです。ぜひ、自己
PRに使える言葉を探して
みて下さい。
設定課題:事務作業とは、どのようなことをするのか
実
8/16
(火)
習
内
容
①植物の水やり
②SWOT分析のまとめ
③資材準備、作成
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・学校で習ったSWOT分析が、
会社の中で実際に活用され
ていて驚いた
今日から、2週目ですね。残
り1週間も、ぜひ頑張って下
さい。本日は、事務の仕事
④グラフの作成
で携わる機会が多い業務を
中心に行っていただきまし
た。書類は重要な意味合い
を持っており、それぞれに
役割があります。同じよう
に、私たちが求められる作
業にも全て意味があります
。自信の強みを活かし、先
を読み、目の前の仕事が何
につながるぁ、考えながら
業務にあたってみて下さい
。期待しています。
- 213 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
誌
設定課題:事務作業とはどのようなことをするのか
実
習
内
容
①アンケート集計
8/17
(水)
②書類作成
実習生の特記事項
指導者のコメント
・スキャナーの使い方を学ん
今日から、2週目ですね。残
だ
③書類をスキャンする
勤務時間:9:00~17:00
り1週間も、ぜひ頑張って下
・郵送する際の基本を学んだ
さい。本日は、事務の仕事
で携わる機会が多い業務を
中心に行っていただきまし
た。書類は重要な意味合い
を持っており、それぞれに
役割があります。同じよう
に、私たちが求められる作
業にも全て意味があります
。自信の強みを活かし、先
を読み、目の前の仕事が何
につながるぁ、考えながら
業務にあたってみて下さい
。期待しています。
設定課題:事務作業とはどのようなことをするのか
実
習
内
容
実習生の特記事項
・5分でもできる仕事もある
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
8/18
①資材片付け
②現金出納帳の作成
お疲れ様でした。インター
ンシップが始まり一週間以
(木)
③宛名書き
上経ちました。お願いをし
④社外同行
た書類や業務を正確に処理
してくださり、非常に助か
っております。残りの半分
は、自ら行動する事や、報
告・連絡・相談など、働く
上での基本の部分を意識し
て取り組んでみて下さい。
- 214 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
誌
設定課題:事務作業ではどのようなことをするのか
実
8/19
(金)
習
内
容
実習生の特記事項
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
①掃除
・送付状の作成
本日も、たくさんの業務を
②書類作成
・業務のブレイクダウン(TB)
こなしてくれました。以前
③書類修正
シートの作成
も書きましたが、理解力の
高さは、目をみはるものが
ありますね。言われた業務
にプラスα、先を読んだ業
務を追加できると、即戦力
になれます。ぜひ、目の前
の仕事の前後を考える事を
意識してみて下さい。お茶
くみ、水やりでも、何かに
必ずつながってます。最終
回もよろしくお願いします
。
設定課題:電話応対を実践する
実
8/22
(火)
習
①電話応対
②資材修正
③書類作成
内
容
勤務時間:9:00~17:00
実習生の特記事項
・現金出納帳の作成
・売上の作成
指導者のコメント
2 週間、本当にお疲れ様でし
た。今日は、初めての電話応
対も体験し、知っている事を
実際にやってみる事の難し
さも理解できたのではない
でしょうか。来年度に向け
て、卒業までに何を身につけ
るべきか考え、今よりも成長
していただける事を期待し
ています。実際の就職活動や
社会人生活は、一人で判断す
る事も求められます。恵莉菜
さんにあって自分にないも
のを知り、身につけると、自
分の出来る事の幅も広がり
ます。ぜひ探して、盗んでみ
て下さい。2 週間、本当にあ
りがとうございました。助か
りました。機会があれば遊び
に来て下さい。
- 215 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社ジェック経営コンサルタント
経営情報学科 1年
11M093 谷 井 貴 之
気付いたことを整理する機会の必要性
私は7日間に渡り、株式会社ジェック経営コンサルタントで就業体験をさせて頂き、その中
で特に売場改善に取り組ませて頂きました。主に売場改善するのは「緑の駅なめりかわ直売所」
についてで、他の直売所の体験も行った上で、目標・取り組み内容を設定し、実地体験最終日
に、なめりかわ直売所において対策を実行するという活動内容でした。
今回の就業体験では、どの直売所の体験後でも、必ず売場の特徴をフォーマット用紙にまと
めました。これは、そのようにすることで記録に残り、報告書として活用できるからです。さ
らに、良い点・悪い点と、はっきり分別して記しているため、次に体験する直売所で、今まで
の直売所の良い点を活用する際に、引用しやすいといった利点がありました。
また、同じく直売所の体験後に整理するという点で、他のインターンシップ生と気付いた点
を述べ合い、情報共有の時間を持つことも大切であると思いました。
体験初日のなめりかわ直売所では、私は商品の置かれた場所ばかり見ていたのですが、他の
研修生からは「トイレが汚れている。レジ周りが乏しい。」と、同じ売場についても自分とは異
なった意見を聞くことができ、自分の視野の狭さを感じました。実地体験は売場づ くりだけで
なく、お客様ひとり当たりの購入額を上げるために接客も行っていたので、接客の対策を考え
る場としても役立ちました。
さらにインターンシップ最終日に行った報告書作成も重要で、なめりかわ直売所で行った対
策の成果を知ることによって、新たな課題点に気付きました。私は、店内のPOPの充実を図
り、全てのコンテナに値札、一部の商品にレシピ、完売時の札の配置を行いましたが、その中
でもレシピを配置した結果、前回全く売れなかったそうめん瓜・うずら豆がいくつか売れて、
効果が感じとれました。これは、調理の仕方がお客様に知られていないからであると思われ、
その理由は、完売を目指した椎茸・干し椎茸にもレシピを配置しましたが、半分程度しか売れ
なかったからです。この結果、調理方法の知られている野菜の売上をあげる方法が、今後の課
題として残りました。
今回の就業体験では、はじめから最後まで気付いたことを整理する機会が何度もあり、いか
にそのための時間が大切であるかを痛感しました。
今後の短大生活や将来の社会生活においても、このインターンシップで身をもって体験した
「気付いたことを整理する」ことを積極的に活用して行きたいと思います。
- 216 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
株式会社 ジェック経営コンサルタント
研
谷井 貴之
修
日
報
設定課題:実地体験に向けて事前の学習に励む
実
8/22
(月)
習
内
容
勤務時間:07:45~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 農業事業と直売所の仕
人は飲食店のメニューを「Z
実地研修の場では、本日学
組みを知る
②「緑の駅なめりかわ」を参
」の様に目を追い、商品内容
を把握する。それを意識し、
んだことを、ぜひ実践して
欲しいと思います。
考に、売場づくりと接客、 初めに大きく商品名、次に値
販売促進のポイントを知
段という順にPOPを作ると良
る
いことが分かった。
③POPの作成
④日報作成
設定課題:接客を通し、売場の良い所・悪い所に多く気付く
実
8/23
(火)
習
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①緑の駅なめりかわでの実
生産者とコミュニケーション
コミュニケーションをとる
地体験
②課題(特徴)の抽出・整理
をとることで、野菜などの特
徴や調理方法が分かり、お客
方法は様々です。その中か
ら「自分らしさ」など、会
③日報作成
様に勧めるときの話題のきっ
かけとなる。
話のきっかけを探して下さ
い。必ずあるはずです。
設定課題:滑川直売所との売場の違いに気付く
実
習
内
容
①移動直売所魚津店での実
8/24
(水)
勤務時間:06:30~15:00
地体験
②棚卸し・片付け
③課題(特徴)の抽出・整理
勤務時間:07:30~16:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
直売所は商店街の中にあり、
他店での成功事例や良い点
外で販売する所が滑川直売所
のポイントを意識して、な
との大きな違いであった。徒
歩で訪れるお客様が多い。
めりかわで活かして下さい
。
④日報作成
設定課題:目標の確定、社内で取り組む「対策」を行う
実
8/25
(木)
習
内
容
①アンケートの集計結果な
どから目標・取り組み内容
を決定
②レシピ・完売・予約POP
の作成
勤務時間:07:45~12:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
レシピのフォントや体裁は統
一すると見やすい。
販促物は、ただ作れば良い
というわけではなく、環境
やお客様に合わせて作るこ
とで、成果が変わります。
③日報作成
設定課題:コンビニと直売所の売場づくりの違いを知る
実
8/26
(金)
習
内
容
勤務時間:07:45~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①緑の駅とやま本店での実
地体験
出勤に遅れそうなときは、必
ず連絡をとる。
社会人としての基本は忘れ
ないで欲しいと思いますし
②ファミリーマート千代田
町店での実地体験
③課題(特徴)の抽出・整理
④日報作成
需要に早く気付き、供給する
ことは機械損失を抑える。
、気遣いは人と接する上で、
とても大切です。何気なく、
そして当たり前に出来る人
間を一緒に目指しましょう
。
- 217 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
誌
設定課題:自分が行った対策の成果を確認し、整理する。
実
習
内
容
①各々が考えた対策を緑の
8/27
(土)
駅なめりかわで実施
②売上成果より、対策の結果
・課題の整理
実習生の特記事項
指導者のコメント
野菜の売場にレシピを置く策
今回の成果は、とても自信
は、前回全く売れなかったう
になったと思います。ぜひ、
ずら豆2袋、そうめん瓜が1
つ売れたので効果があった。
この喜びやポイントを報告
書に反映させ、皆さんで共
③報告書下書き作成
④日報作成
有しましょう。
設定課題:皆の発表から、自分の表現で足りない所に気付く
実
8/29
(月)
習
内
容
勤務時間:06:30~15:00
勤務時間:07:45~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①報告書の下書きの完成
仕事をする上で必ず必要とな
一週間で学んだことは、今
②Wordに報告書の本書
き・誤字修正
る報告書を、決められた時間
内に納めるのは、大変である
後の活動に活かして欲しい
と思います。一週間お疲れ
③報告書のプレゼン
ことに気付いた。
様でした。そして、ありが
④日報作成
とうございました。
- 218 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社 あんしんグループ
経営情報学科
11M095
辻
1年
樹宏
信頼を生み出すコミュニケーション
私は 8 月 22 日から 26 日までの 5 日間、株式会社 あんしんグループ様にてインターンシップ
研修をさせていただきました。この研修における、私のテーマは「社会人としての仕事の仕方
を学ぶ」ことでした。そのテーマをもとに、この 5 日間の研修について報告したいと思います。
1 日目は、職場の基本マナーについて学び、そのテスト、名刺交換、電話の取り次ぎ練習を
行った後、自動車保険の基礎知識の説明を受けました。職場の基本マナーが身についてなけれ
ば、社会人として相応しくない振る舞いをしてしまい、信用を失うことに繋がるため、テスト
では満点をとることに専念しました。2 日目は、自動車保険、住まいの保険(火災保険、地震保
険など)、傷害保険の基礎知識の説明を受け、実際にオンラインシステムを利用し、保険の設計
を行いました。この研修では、設定条件を変更することにより、どのように保険料が変化して
いくのかを体感することができました。3 日目は、ポスティング用チラシの準備、営業同行を
行いました。営業同行では、代表取締役様と運送業者への飛び込み営業に同行させて頂きまし
た。先方とコミュニケーションを取られている代表取締役様を見て、営業活動の良い意味での
泥臭さを実感し、すべてはコミュニケーションから始まり、それを通して生まれた信頼関係が、
新しい関係を生み出していくことを教わりました。4 日目は、保険販売のコンプライアンス研
修と、生命保険セールスについて学び、社員の方と「社会と仕事」について対談を行った後、
生命保険の基礎知識の説明を受けました。社員の方との対談では、就職活動において心がけて
おくべきことや、企業で働くうえで大切なことを教えて頂きました。5 日目は、自分自身につ
いて、生命保険、自動車保険、住まいの保険の設計をした後、チラシのポスティング、設計し
た自分自身の保険についてのプレゼンテーションを行いました。実際に自分自身の保険を設計
することで、保険というものが全ての人のライフステージに関わるものであることを実感しま
した。また、自分が将来どのくらいの保険料を支払うことになるか、イメージを掴むことがで
きました。
この 5 日間の研修で、私は職場における基礎的なマナーから、コンプライアンスについて、
保険の設計方法、飛び込み営業の雰囲気など、様々な貴重な体験をすることができました。そ
の中で、私の今回の研修のテーマである「社会人としての仕事の仕方を学ぶ」ことは、達成で
きたと実感しています。また、保険業は信頼が実績に直結する業種であるだけに、代表取締役
様をはじめ社員の皆様方は、お客様とのコミュニケーションに特に注意を払っておられました。
社会で信頼を得て働くためには高いコミュニケーション能力が求められており、今後は私も相
手の話をしっかり最後まで聞き、相手に気持ち良く話してもらえるように努めることなどを心
がけ、相手に信頼されるようなコミュニケーション能力を磨いていきたいと考えています。
- 219 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
株式会社 あんしんグループ
辻 樹宏
研
修
日
報
設定課題:職場の基本マナーを身につける
実
8/22
(月)
習
内
容
勤務時間:8:20~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
①会社の説明
自己紹介の内容を考えていな
非常に飲み込みが早く、予
②職場の基本マナー
③職場の基本マナーテスト
かったため、しどろもどろに
なってしまった。職場の基本
定より大幅にプログラムが
進みました。プログラムが
④経営理念
⑤営業の心構え
マナーテストは、しっかり前
期授業を学んでいれば楽に解
進んだ分を営業同行にあて
たいと思います。
⑥自動車保険の説明
ける内容だった。
⑦名刺交換の練習
⑧電話応対の練習
設定課題:電話応対を的確に行う
実
8/23
(火)
習
内
容
勤務時間:8:20~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
①自動車保険を設計
さまざまなプランの保険を設
物事の飲み込みが早いので
②アンケート集計の手伝い
③高級自動車の保険を設計
計することにより、保険料の
変化していく感覚をつかむこ
、オンラインシステムを利
用した自動車保険設計につ
④住まいの保険の説明
⑤住まいの保険を設計
とができた。電話応対では上
手く取り次ぐことができず、
いていくつものプランを作
成させてみましたが、短時
⑥傷害保険の説明
落ち着きをもって応対せねば
ならないと痛感した。
間にそつなくこなしていま
した。電話応対については、
まだ慣れないせいか、ぎこ
ちなさが目立ちました。
設定課題:実際の営業の内容を見学する
実
8/24
(水)
習
内
容
勤務時間:8:20~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
①チラシにスタンプを押す
②営業に同行
③傷害保険の設計
営業に同行し、その手順や方
法を見学した。実際に同行先
の方と会話等をすることで、
飛び込み営業に同行しても
らいました。営業という仕
事の泥臭さというものを感
④ポスティングの準備
ビジネスにおけるコミュニケ
ーションの大切さを学んだ。
じてもらうことができたと
すれば、よかったと思いま
す。
設定課題:ポスティングを確実に行う
実
8/25
(木)
習
内
容
勤務時間:8:20~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
①コンプライアンス研修
②生命保険セールスの説明
③仕事や社会について講話
④ポスティング(雨で中止)
コンプライアンス研修では、
法令や会社ルールを遵守して
誠実な事業活動を行うことを
学んだ。また、「学生のうちに
本日はあんしんグループの
委任型募集人や東京海上日
動の担当者も事務所に集ま
る日でしたが、それぞれに
⑤生命保険の説明
将来のビジョンを持つべき」
対してしっかり挨拶が出来
⑥生命保険の設計
とのお言葉をいただいた。
ていました。
- 220 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
誌
設定課題:自身の保険設計なので、より真剣に行う
実
8/26
(金)
習
内
容
勤務時間:8:20~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
①自分自身の保険設計
自分自身の保険設計を行い、
ポスティングと自分自身の
②プレゼンテーション準備
自分が将来どのような保険に
保険設計、プレゼンテーシ
③ポスティング
④プレゼンテーション
加入し、いくらぐらいの保険
料を払っていくかのイメージ
ョンが本日の課題でした。
ポスティングは手際よく担
をもつことができた。また、
ポスティングでは頭の中に最
当地域に配ることが出来ま
した。保険設計はパワーポ
も効率的なルートをつくって
イントで資料を作成し、こ
おくことが大切だった。
ちらの要求以上のものとな
りました。
- 221 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:有限会社ステップアップ
経営情報学科 1年
11M112 松本千穂
自分の思いを表現する難しさ
私は、有限会社ステップアップで 5 日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験
での私のテーマは、働くことの厳しさや楽しさを肌で感じ、就業意識を高めるということでし
た。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。
私の主な研修内容は、チラシの印刷・受講生の指導・新講座企画のプレゼンテーションでし
た。
その中でも特に心に残っているのは、新講座企画のプレゼンテーションです。新企画案を考
えるところから始まり、チラシとパワーポイントの作成をし、最後にプレゼンテーションを行
いました。私はこれまで受け身の立場だったため、どのような新企画を立てれば受講生が増え
るのか考えたこともなく、初めからとても苦戦しました。チラシの作成では、多くのチラシの
中から自分の作成したチラシを読んでもらうためには、色合いや強調部分、デザインの工夫が
必要だと学びました。しかし、ただ多くの色を使って色鮮やかにしてしまうと、見た目は綺麗
になり人の気をひきますが、その分コストもかかってしまうため、その様なことも考えながら
作成することは難しかったです。最後にプレゼンテーションをしました。自分の企画を人前で
発表することは、恥ずかしさと緊張で戸惑いました。初めてのプレゼンテーションということ
で、スクリーンの見すぎや、説明をしているときの目線がきょろきょろしすぎなどの指摘もあ
りましたが、今まで人前で話をすることを避けていた私にとってとても良い経験になりました。
その結果、人前で話すことの苦手意識がなくなり今後の自分に自信を持つことができました。
今回のインターンシップを経験して感じたことは、仕事へのやりがいです。自分の意見をし
っかり持ち、その上で考えることにより、よりよいものができたときの達成感を感じることが
できました。自分次第の頑張りで仕事への興味や楽しさが強くなっていくのだと思いました。
また、必ず期限を守って仕事をしなければいけないという厳しさも学びました。普段の学校生
活でもレポートなどの提出期限はあります。しかし、期限を守らない場合でも自分だけに対す
る減点や問題ですが、会社では、組織や多くの人に迷惑がかかり責任の重さを感じました。
5 日間の体験で、仕事の楽しさや厳しさ、自分の思いや考えをいかにわかりやすく相手に表
現するかの難しさを学びました。また、自分への新たな発見もでき就業意識が高まりました。
今までの私は単純に一般事務職に就きたいとしか考えていませんでしたが、自分がどのような
ことまでできるかという可能性をもう一度見直し、何をしたいのか、将来の職業について考え
直すために、良い結果となり大変感謝しています。5 日間で学んだことを今後の学校生活や就
職活動に活かしていきたいと思います。
- 222 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
有限会社 ステップアップ
松本 千穂
研
修
日
報
設定課題:ビジネスマナーを身に付ける
実
8/22
(月)
習
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①自己紹介
初めに自己紹介をしましたが
ビジネスマナー、コミュニ
②ビジネスマナーについて
③コラム「一隅を照らす」を
、人前で何かを話すことは苦
手だと改めて感じたため、克
ケーションのさわり、自己
紹介をしてもらうことで、
読んで
④カミール校見学
服できるよう心がけたいと思
いました。
どの程度の取得があるかを
推し測った。初めてなので
ビジネスマナーについて学び
恥ずかしさが先に立った様
ましたが、頭では分かってい
るつもりでも、実際に行うの
だが、
「分かっているつもり
」
「できるつもり」と「分か
はとても難しいことだと学び
っている」
「できる」とは違
ました。笑顔はとても大切な
う。
「何を分かっていて何を
ことですが、言語コミュニケ
ーションと非言語コミュニケ
ーションは釣り合っていない
分かっていないのか」
「何が
できて何ができないのか」、
経験を通して自己理解しま
とおかしいため、いつもにこ
しょう。また、ビジネスマ
にこしていれば良いというこ
ナーは形が整っていればい
とではないということを学び
ました。
いというわけではないので
、ケースバイケース、相手
このようなことを自然にでき
るようになりたいと思いまし
によって思いやりの心を忘
れず、かつ自然体にできる
た。
様心がけましょう。
設定課題:パワーポイントを使いこなす
実
8/23
(火)
勤務時間:10:00~16:00
習
内
容
勤務時間:09:30~16:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①清掃
②パワーポイント作成
新講座企画案を考えることは
とても難しかったです。どの
初めてのパワーポイント操
作をテキストを中心に熱心
③新講座企画案を考える
④チラシの印刷
ような企画だとたくさんの受
講生が集まるかなど考えたこ
に学習し、操作手順を理解
し、興味が高まったようで
とがなかったため、相手の気
持ちになって考えることの難
しさを学びました。
よかった。新講座企画の企
画書は、案を作るのに苦労
していたが、若いアイデア
チラシの印刷では、私達の知
らないところでたくさんの手
間と時間とコストがかかって
いることを学べました。
を期待している。
- 223 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:新講座企画のチラシ作成
実
8/24
(水)
習
内
容
勤務時間:09:30~16:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①清掃
たくさんあるチラシの中から
資格取得への意欲を持続さ
②問屋センター見学
、相手が興味を持つようなチ
せ、在学中に実現させてほ
③新講座企画のチラシ作成
④チラシの印刷
ラシを作成することはとても
難しかったです。資格はとに
しいと思う。新聞チラシ印
刷・梱包・運搬作業を通し
かくたくさん取得した方が良
いと学んだため、学生のうち
て、チラシ作成の苦労を実
感されたのはよかった。新
に取ることのできる資格は全
講座企画の課題については
て取得できるように頑張ろう
と思いました。
、資料を充てに自分らしさ
を出そうと努めていた。
設定課題:新講座企画のパワーポイント作成
実
8/25
(木)
習
内
容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①清掃
コラム「一隅を照らす」の指
チラシ作成の苦労を体験す
②新講座企画のパワーポイ
ント作成
導体験では、相手に何かを説
明することの難しさを学びま
る中で、相手に訴えたい事
柄を吟味し、いかに表現す
③チラシ作成に関する講話
④コラム「一隅を照らす」指
した。自分ができても、それ
を相手に説明することは難し
るか実物を見せながらの講
話は大変ためになったので
かったです。
はないか。
導の見学と指導体験
設定課題:プレゼンテーションを成功させる
実
8/26
(金)
勤務時間:09:30~16:00
習
内
容
勤務時間:09:30~16:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①清掃
今日は、プレゼンテーション
パワーポイントを使っての
②新講座企画のパワーポイ
ント作成
をしました。初めて一から自
分で案を考え、プレゼンテー
発表について、何を訴えた
いのか?訴求ポイントをし
③新講座企画のプレゼンテ
ーション発表
ションの準備をし期限を守り
成功することができ、とても
達成感を感じることができま
っかり見極めて作成し、見
られていることを意識して
発表するよう心がけて下さ
した。今回のインターンシッ
プで学んだことはたくさんあ
い。5日間インターンシップ
に一生懸命取り組まれまし
ります。これらを今後の就職
た。お疲れ様でした。この
活動に活かしていきたいです
。貴重な体験が出来てよかっ
経験をもとに、就職活動開
始までにいろいろ準備して
たです。
いって下さい。
- 224 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:有限会社ステップアップ
経営情報学科 1年
11M010 大田愛美
「できるつもり」を「できる」に
私は、有限会社ステップアップで5日間、職業体験をさせていただきました。この職業体験
では、社会で働くことの意義、今の自分に必要な社会人としての基本的な能力を身に付けるこ
とです。
これをもとに今回の研修結果を報告させていただきます。
有限会社ステップアップでは、初日からビジネスマナーについて詳しく教えていただきまし
た。面接では9割が視力や聴力など、人間の五感が大事になっていて、相手に好印象を持って
もらえるように、自然な笑顔を作ることが大切だと知りました。また、面接室に入って5秒で、
人の印象や外見が決まってしまうことには驚きました。マナーについての講話では、自然な笑
顔をつくるために、「笑ってみてください。」と突然言われて一生懸命に笑顔を作ってみたが、
なかなかうまくいきませんでした。そのためには平素から素直な明るさが出せるように自信を
もっと実践していくことだと思いました。また、自然と笑顔になるよう、努力し自分の強みに
していきたいです。
最終日には、プレゼンテーションをしました。プレゼンテーションは初めてだったので大変
緊張しました。普通に話しているだけでは何も相手に伝わらず、聞きたいと思っていただけ る
にはどうしたらいいのか、四苦八苦の実習時間であり、改めてプレゼンテーションの難しさを
実感すると共に、相手に伝えることの大変さを知りました。特に注意されたことは発表時の姿
勢です。相手の前にまっすぐ立つ姿勢ができなかったと指摘されました。パワーポイントでの
プレゼン発表で、体の向きがずっと横を向いたまま話しをしていたためです。姿勢は横を向い
たままずっと話すのではなく、まっすぐ前を向いて立ち、しっかりと相手の方を向いて話すよ
うにすることを学びました。さらに話し方では、声の大きさや声の高さなどは、とても聞きや
すくてよかったと言っていただきました。しかし、わかりやすくゆっくりと丁寧に相手に伝え
るように心がけることを教えていただきました。
この研修に参加して、社会で働くことの厳しさを知り、働くことは自分に全ての責任がつい
てくるのだと思いました。また、社会人としての基本的な能力を身に付けることはたやすく考
えており、実際は予想以上に難しいと痛感しました。
5 日間という短い期間でしたが、貴重な体験をさせていただき、とても良い経験になりまし
た。この職業体験で得たものを今後の学校生活や就職活動で無駄にならないよう役立てていき
たいです。
- 225 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
有限会社
ステップアップ
大田
研
修
日
報
設定課題:ビジネスマナーを身に付け、職場体験をする。
実
8/22
(月)
習
内
容
勤務時間:10:00~16:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①自己紹介
初めに自己紹介をしました。
自己をPRするポイントが
②ビジネスマナーについて
の講座
その後、ビジネスマナーにつ
いて、学校で学んだこと以上
ぼけない為に、自分の言葉
でできるように準備してい
③「一隅を照らす」を読んで
の感想
に詳しく教えていただきまし
た。午後からは、上市カミー
きましょう。また、ビジネ
スマナー型を覚えたら自然
④上市カミール校の見学
ル校へ行き職業訓練を実際に
体に行え。そこに相手への
見学してきました。
思いやりを添えられるよう
に心がけていきましょう。
設定課題:プレゼンテーションを学ぶ。
実
8/23
(火)
愛美
習
内
容
勤務時間:9:30~16:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①掃除
朝一番に掃除をしました。そ
パワーポイント2007のテキ
②パワーポイント作成
③プレゼンテーションの作
の後はパワーポイントの作成
をし、学校で学んだ事を踏ま
ストを使って、確認学習を
スムーズに進めていた。
成
④チラシの印刷
えつつ、新しいことも知るこ
とができ勉強になりました。
新規講座の企画書作成では
、案を作成するのに苦労さ
れていたが、若いアイデア
を期待している。
設定課題:プレゼンテーションを仕上げる。
実
8/24
(水)
習
内
容
勤務時間:9:30~16:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①掃除
②富山問屋センターの見学
今回は、富山問屋センターへ
見学をしてきました。プレゼ
資格取得への意欲を持続さ
せ、在学中に実現させてほ
③新講座企画のチラシ作成
④チラシの印刷
ンテーション資料作成では昨
日よりも内容がよくなり、明
日は習ったことを更に活かし
しいと思う。新聞チラシ3
万部の印刷作業や重い用紙
の運搬にもまじめに取り組
て仕上げたいです。
昨日から手伝っていたチラシ
んでいた。新講座企画の課
題についてはパソコン技能
印刷も終わりました。
を駆使しながら進めていた
。
設定課題:プレゼンテーションを完成させる。
実
8/25
(木)
習
内
容
勤務時間:9:30~16:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①掃除
②新講座企画のパワーポイ
ント作成
パワーポイント作成を重点的
にしました。内容をよりわか
りやすく相手に伝えるにはど
チラシ作成の苦労を体験す
る中で、インパクトのある
チラシつくりについて実物
③チラシ作成に関する講話
うすればよいのか、インパク
を見せながらの講話は、印
④コラム「一隅を照らす」指
導の見学と指導体験
トのある赤や濃い色を使う事
で見やすくすることができま
した。またチラシ1枚でも捉
え方が違うと知りました。
象深かったようで、今後に
ぜひ生かしてほしいと思う
。
- 226 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
誌
設定課題:プレゼンテーションを成功させる。
実
8/26
(金)
習
内
容
勤務時間:9:30~16:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①掃除
最後に、パワーポイントやチ
プレゼンの本番の時は、事
②新講座企画のパワーポイ
ラシを仕上げました。プレゼ
前準備、リハーサルを繰り
ント作成
③プレゼンテーション発表
ンテーションを終えた後は反
省会をしました。
返して、自信をもって話し
ましょう。本番は自分が頼
プレゼンテーションは初めて
だったので、どのように伝え
り。たくさんの可能性を求
めていると思います。
ればよいのかもあまりわから
また、表情、特に顔の表情
なかったけれど、自分がしな
ければならないことは精一杯
と言語を一致させるように
心がけていきましょう。
やり遂げたのでよかったです
。
- 227 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社エコロの森
経営情報学科 1年
11M047 福 居 優 理
人と人とのつながりの大切さ
私は、株式会社エコロの森で 5 日間、就業体験をさせていただきました。就業体験での私の
テーマは、社会でのマナーや、社会の仕組みを知るということでした。今回の就業体験では、
特に社会においては人と人のつながりはとても重要だということを学びました。
就業体験の内容は、ツアーのお手伝い、書類の作成、打合せ・ミーティングへの同行、ツア
ーの現場の視察でした。ツアーのお手伝いでは荷物運びや弁当配りをしました。お客様と実際
にふれあうことで、働いているという実感が持てました。
書類の作成では、ミーティングの資料やバスの手配書などを作成しました。実際にミーティン
グで私の作った書類が使われていて嬉しさを感じることができ、仕事をする喜びや楽しさが少し
分かりました。
打合せ・ミーティングでは、電話でアポイントメントを取って、実際に企業や施設、お宅への
訪問に同行させていただきました。名刺をいただいた時や、ミーティング中にお茶を出された時
は、私も社会の一員として扱って頂けたことを実感しました。これは、親戚や友達の家へ行って
お茶を出されるのとは重みが全然違いました。企業などの訪問時に、名乗るタイミングや座るタ
イミングなどが難しく、相手に不快に思われないよう気を配りました。
ツアーの現場の視察では、魚津市、八尾町(大長谷など)へ行きました。大長谷はとても自然
豊かで、山が綺麗でしたが、虫も多く、車がオロロ(虫)に襲撃されたり、くねくねした山道を
車で走ったりで、日頃あまりしない経験ができました。また、大長谷で訪問したお宅には、元気
なおじいさんが住んでおられ、とても陽気な方で沢山会話ができ、人のぬくもりを感じるという
体験ができました。
今回の就業体験を通して学んだことは、人と人のつながりがとても大切だということです。パ
ソコンや英語のスキルなどは仕事をする上で勿論重要ですが、それ以上に人と人のつながりが大
切だと感じました。1 人でできないことでも、周りの人たちと協力すれば成し遂げられることが
あります。株式会社エコロの森の森田由樹子さんは、1 人で経営しておられますが、様々な企業
や団体の方々と協力してツアーを作り上げておられました。そのような森田さんの姿を拝見し、
自分のことばかり考えるのではなく、相手のことを考え、その結果私も周りから信頼される人に
なりたいと思いました。そして、私が今まで幸せに暮らせてこられたのも、親や周りの人たちの
協力や愛があったからこそだと改めて思いました。
今回のインターンシップで「社会では人間関係やコミュニケーション力が重要である」という
ことを学ぶことができましたので、この体験を活かして、今後の短大生活では、コミュニケーシ
ョン力を身につけ、これから様々な人たちと積極的に人間関係を築き上げると共に、さらに相手
のことを考えて行動できる人間になるように、頑張っていきます。
- 228 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
株式会社 エコロの森
福居 優理
研
修
日
報
設定課題:森林セラピー・仕事内容をつかむ
実
8/8
(月)
習
内
容
勤務時間:08:00~16:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
①荷物運び
・いろんな人と協力し合って
初日からツアーでお疲れ様
②弁当配り
③ツアーの同行
ツアーができている
・急な変更に対応する
でした!ツアーには細かい
準備がいることや協力する
・先に自分で考えて行動する
こと、急な変更に対応する
ことなどフットワークの軽
さがいりますね。今日はと
ても頑張っていただきまし
た!
設定課題:書類の作成、社会の仕組みを知る
実
習
内
容
①書類の作成
8/9
(火)
実習生の特記事項
勤務時間:10:00~17:30
指導者のコメント
・正確に作る
月曜日のツアー現場から一
・バスの手配書の作成
・書類のタイトルの文字を大
転して今日は内勤。ツアー
の準備のためすることはい
きめにする
ろいろあることが分かると
思います。どんな仕事でも
パソコンが上手であればあ
るほど業務がスムーズです
ので、書類作成や原稿を書
くことを習得しておくとい
いですね!
設定課題:書類の作成、打ち合わせについて
実
8/10
(水)
習
内
容
①書類作成
②魚津漁業協同組合打ち合
わせ
勤務時間:9:00~16:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・名乗るタイミングをつかむ
・書類には連絡先を明記する
魚協に行き、秋のツアーの
打合せに同行してもらいま
・電話ではなく、実際に会っ
て打ち合わせする
した。たしかに名乗るタイ
ミング難しいですね!積極
的に自己紹介してみましょ
う。打合せを通していろい
ろなツアーができていくこ
とをみていただきました。
- 229 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
誌
設定課題:カルチャーに参加、あいさつをしっかりとする
実
習
内
容
①カルチャー(スクラップブ
8/11
(木)
ッキング)
実習生の特記事項
指導者のコメント
・パソコンや英語のスキルは
午前中はカルチャー教室へ
重要
②ミーティング
勤務時間:10:00~5:00
私が講師をしているので一
・人間関係は大切
・アポイントをとる⇒訪問す
る
緒に行きました。写真のア
ルバム作りはツアーにも生
かせます。午後はほとんど
ミーティングでしたがこう
したミーティングを積み重
ねてツアーができていきま
す。
“準備”に時間をかける
ことが大切です。
設定課題:自然の素晴らしさを体感する・打合せの流れを知る
実
8/12
(金)
習
内
容
①ツアーの打合せ
②ツアー現場の視察
③カイコガの見学
勤務時間:10:00~6:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・大長谷のような山の中は若
い人が少ない→ 仕事がな
今日は大長谷や八尾の山の
方で、ツアーの準備の打合
いから
せばかりでしたが打合せは
、実際に会っていろいろ不
明点を詰められるので不可
欠です。電話だけでは何も
決まらないので、すべて現
場で決めていくことが大切
ですね!オロロ大変でした
が八尾の自然を感じてこれ
からもふるさとを愛する人
で頑張ってくださいね!
- 230 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
インターンシップ就業体験発表会
本学では、事後研修として大学祭の期間中、『Ⅱ研修生の「研修レポート」と「研修日報」』
を Web 形式で展示発表しています。また、学内発表会では代表者の選抜も兼ねて PowerPoint を
使用した口頭発表会を行っています。学外発表会では、県内の大学が合同で行うインターンシッ
プ就業体験発表会に参加し、本学から代表者1名が発表を行っています。以下にその概要を掲載
いたします。
1. 学内インターンシップ就業体験発表会
平成 23 年 10 月 22 日(土)と 23 日(日)に行われた大学祭で、インターンシップに参加した
全学生は、『Ⅱ研修生の「研修レポート」と「研修日報」』を Web 形式で展示発表を行いました。
平成 23 年 11 月 22 日(火)に第 6 回経営情報学科インターンシップ学内発表会を実施しまし
た。事前に提出された発表用資料を基に、学科教員によって行われた厳正な審査結果から選考さ
れた以下の 6 名の発表者が、10 分以内で、就業体験で得た良さや苦労話、そして将来への抱負を
プレゼンテーション致しました。聴講した学生達の多くは、様々な職業観を知ることができ、今
後の進路選択に役立てていました。
①牧野 茜:富山市立図書館
②碓井彩枝香:名鉄トヤマホテル
③辻 樹宏:㈱あんしんグループ
④今堀 汐里:射水市大島絵本館
⑤白石 遥:射水ケーブルネットワーク
⑥水島 千鶴:黒部市吉田科学館
2.学外インターンシップ就業体験発表会
平成 23 年 12 月 1 日(木)、冨山県立大学大講義室にて県内合同インターンシップ就業体験発表
会が実施されました。この発表会は、富山国際大学、北陸職業能力開発大学校、富山短期大学、
富山工業高等専門学校本郷キャンパス、高岡法科大学、富山大学、富山県立大学の各校よりイン
ターンシップを体験した代表学生1名がどのような研修であったか、どのように有益であったの
か等を発表し、学生間、企業間、学校間で情報交換の場として活用するために実施されました。
本学を代表して、(株)射水ケーブルネットワークで就業体験を行った白石遥さんが発表を行い、
高い評価を頂きました。
また、(株)アイベック代表取締役会長高見貞徳氏による特別講演も行われました。これらの発
表会と講演会にインターンシップに参加した本学学生が全員参加し、インターンシップ科目の総
括を行いました。これらの総括の一部として、「3.インターンシップ就業体験発表会に参加し
て」に学生達の意見や特別講演会の感想などを記述致しました。また後輩達へのメッセージとし
て、インターンシップを経験した学生より、その良さや効果、さらに苦労話や取り組み姿勢など
についても併せて記述致しました。
- 231 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M025
澤川
瑞希
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は、インターンシップ就業体験発表会に参加して、会社で働く上で大切なことを学びました。ま
ずは、挨拶を大きな声で元気良くすることです。挨拶は基本であり、挨拶をすることで相手に良い印
象を持ってもらうことができると思います。
また、物事に責任を持つことが大切であると思いました。あらゆる事態を想定し、その場で質
問することで、どのようなことが起こっても冷静に対処できるようにしたいと思いました。そし
て後から質問をすると、前に説明したことをもう一度説明してもらうことになり、「聞いていな
かったのか」と、信頼を失うことになってしまうため注意しなければならないと思いました。
今回のインターンシップ就業体験発表会で学んだことを、将来自分が就職したときに活かすこ
とができるように、これからの学生生活では、周囲の人に元気よく挨拶をするようにしたいと思
います。
また、周囲の人からの信頼を失わないようにするため、「理解したつもり」や「概ね理解した」
という中途半端な姿勢ではなく、あらゆる事態を想定し、その時はどう対処すれば良いかをあら
かじめ質問しておくこと、そして日頃から情報収集をしておくことが大切であると思いました。
学生のうちに自ら学び、質問するようにして、社会人として働く前に少しでも多くの知識を蓄え
ておこうと学び得ました。
<特別講演会>
企業経営者は、社員に対して「生計」「天職」「よき風土」を提供するものであることがわかり
ました。就職活動は自分で行うものであり、自分で天職を見つけるものだと思いました。チータ
ーは、子供の頃から自分で小さな獲物を捕まえて生きているという例示に感銘を受けました。と
ころが、日本ではほんの一部ですが 50 歳を過ぎても親離れできない人がいると高見さんはおっ
しゃっていました。私は、就業意識を高く持ち自分できちんと仕事を探すことができるようにな
りたいと思いました。
就職活動を進めていく上で最も避けなければならないことは「無職」となってしまうことだと
思います。私は、無職になる人は仕事に対するやりがいが感じられないためではないかと思いま
した。したがって少しでも多く情報を集め、自分がやりがいや、生きがいを感じられる仕事を見
つけたいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
これから、インターンシップを受ける後輩たちには、インターンシップを通して仕事のやりがいや、
生きがいを見つけてほしいと思います。
自分が何故、その職業に就きたいのか考えるための良い機会だと思うので、是非積極的に参加して
ほしいと思います。
- 232 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M041
名畑
莉沙
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
松澤さんが体験した、チューリップテレビ局でのインターシップ就業体験を聴いて、自分がイン
ターシップで足りなかった点を学ぶことができました。松澤さんはインターシップ先で、
「やる気」を
認めてもらおうと、大きな声で挨拶・返事をし、どんなに些細なことでもメモをとるという積極的な
姿勢を心掛けたそうです。自分も実習先で、メモをとることはしていましたが、
「ここが大事であろう」
「ここは必要であろう」などと、ポイントであろう部分だけをメモし、それほど詳しく、メモをとっ
ていませんでした。このことから、積極性が少し欠けていたかもしれないと感じました。また、イン
ターシップに臨む際の課題も、あいまいであったことに気づくことができました。
どの発表者も、実習した内容をこと細かく覚えていて、自分ができたこと、その工夫点、自分がで
きなかったこと、その反省点、また、働くにおいて必要であること等理解できていることが大変多く、
学校外での生徒の様々な意見を聴くことができたことは、とても参考になりました。
<特別講演会>
私が一番印象に残った部分は、「一人で内定を 10 社以上とった人もいるが、逆に一人で 90
社受けてもダメな人がいる」です。もともと頭も良く、一生懸命に努力した人が良い会社に内定
をもらえるのは当然だと思いますが、企業の人を見る目が確かなことに驚きました。良い人材は、
どの企業にも通用する、惹きつける何かがあるのだと感じました。
また、アルバイトを経験している人、経験したことがある人のほうが就職活動には有利なので
はないかと感じました。ホテルでお客と接するアルバイトをしていることを面接時に話すと、ブ
ランド企業から内定をもらえたと聴きました。自分自身もアルバイトの経験によって、挨拶や敬
語、時間の段取りなどの面で、インターシップに役立ったからです。
アルバイトにおいても、就職においても、「これが自分のやるべき仕事」と自分自身がしっか
り納得できる「天職」を獲得できることは大変大事だということを学びました。自分も「天職」
を獲得して、魅力ある企業風土を作れる人になることができたら幸せだと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターシップは何より自分の為になるので、絶対参加したほうが良いと思います。インター
シップの体験を通して、実際の職場の雰囲気、詳しい仕事内容、社会の厳しさ、ビジネスマナー
の重要さ等を、身をもって体験できるからです。自分の「できる」「できない」を改めて知るこ
とができ、自分が就きたい職業や、向いている職業が見つかる可能性もありますので、就職活動
の参考に必ずなります。
- 233 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M056
山崎
聖実
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターシップ就業体験発表会に参加して私が思ったことは、インターシップを通して就職活
動前にとてもよい経験が出来てよかったということです。発表者はまず、なぜ、就職をしなくて
はいけないのかという疑問をもったようです。確かに私も、アルバイトだけではだめなのだろう
かと思ったことはあります。しかし、将来のことを考えて、お金を貯金する、家族のために働く、
親孝行をするために働くといった意見が発表者から出てきました。私は就職することはこれから
生活していく上で、とても大切なことだと思います。
株式会社ユニゾーンを研修した方は時間管理の大切さを学んだそうです。また、自分の仕事に
責任を持つことが大切である、と言っていました。北陸コカコーラボトリング株式会社を研修し
た滝田さんは、消極的な失敗ではなく、積極的な失敗をすることが大切であると言っていました。
失敗を恐れないようにしなくてはいけないと思いました。また他にも、返事、挨拶、メモが大切
であり、積極的な態度で参加することが必要です。また、仕事だけではなくて、整理整頓や掃除
をすることも大切です。
<特別講演会>
株式会社アイペックの高見貞徳さんのお話を聞いて、まず企業経営者として、社員に対する役
割と期待があり、企業経営者は社員に対して「生計」「天職」「よき風土」を提供することを知り
ました。「生計」とは、社員に円満な家庭生活を営んでもらいたい。「天職」とは、社員にとって
「これが俺の仕事だ」
「この仕事が大好きだ」と自分自身が納得できること。「よき風土」とは、
会社は社員にとって、お互いに共存共生できる、節度ある企業風土を作ることです。また、就職
に当たり、考え直して欲しいことは、総合人間力を高める、時間を守り、キャンセルしない、場
を清める、礼を尽くす、優しさと逞しさ、早い決断力、失敗を恐れないことが必要だそうです。
日ごろ、家族、学校、社会から大変お世話になっていることを自覚し、「お蔭様で」の気持ちを
自分の心の中はもちろん、態度や言葉で表現することも必要であるそうです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターシップを体験することは、就職活動をする前のリハーサルであると思います。実際に自分
が行きたい企業を研修することはとてもよい経験になると思います。私は市役所を経験しましたが、
公務員はどのような仕事をするのか分かりました。就職活動に向けて富山にはどれだけ多くの企業が
あるのか、どんな企業があるのか下調べしておくことも必要だと思います。また、多くの合同企業説
明会に積極的に参加して企業の方のお話を聞くべきだと思います。
- 234 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M062 若林佑奈
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
7 名の就業体験を聞いてそれぞれ何の目的でインターンシップに参加してどのような成果を得
られたのかよく分かりました。これからの企業選びにもとても役に立ち、自分自身と向き合うチ
ャンスがインターンシップだったなと改めて実感しました。7 つの企業毎で仕事は全く異なり、
企業の名前は知っているけれどどのような仕事をされているのか知らなかったので、就業体験発
表会を通して知ることができて大変良かったです。また、発表者によって学ばれたこともさまざ
まで、いろいろな経験を聞けました。小さな仕事でも責任感をもってすることが大切であり、自
分には何が足りなかったのだろうと考えさせられました。7 名の就業体験をきいたことで、私も
これからの企業選びや就職活動に役に立つと思います。そして社会人になる意識も高まったよう
な気がしました。
<特別講演会>
企業経営者は社員に対して、
「生計」、
「天職」、「風土」を提供することを知りました。社員に
は「生計」を立て、円満な家庭生活を築いてもらい、自分自身が納得できる「天職」、そのため
には、社員が「天職」を獲得できるように、会社が職場環境を作り出し、会社は社員にとってお
互いに共存共生できる、節度ある企業風土を作らなければいけないのだなと思いました。そして
GDP(国内総生産)の向上に寄与していったほうがいいことを知りました。お金も努力も自分
の成長に投資することが大事で、結局は「消費」と「貯蓄」のバランスが問題なんだなと思いま
した。現在の時点での全国平均内定率が 60%だと聴いて本当に内定をもらうことは大変な世の中
になっているのだなと思いました。しかし、現在している就職活動は重要な通過点であるけれど
人生のすべてではなく、長い人生には大きな変化があるので諦めないで前向きに頑張ればいいの
だと思いました。また、私たちにとって一番大切なことは人間力(道徳)と高めることが一番重
要だということを知りました。少しずつ普段の生活の中で人間力を高めていけたらいいなと思い
ました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターシップをして最初はとても緊張しましたが、参加して本当に良かったなと思いました。
参加することによって職場の大変さや楽しさを経験し、社会人になる自覚を促すことができまし
た。そして、就職活動をする意識がとても高まりました。また、自分に足りないものは何なのか
知ることができました。自分の欠点に気づけたことで今後の生活でその欠点を治していけるので
気づけてよかったと思います。その他、インターンシップではたくさんのことを得られることが
できました。やって全く損はなかったことなので良かったなと思いました。
- 235 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M057
山崎
七海
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
この就職体験発表会では様々なことを知ることができました。たとえば北陸職業能力開発大学校の
横田さんの発表では、ゴム製品の工場はどのようなことをしているかという全く知らない情報を得る
ことができたし、ゴム製品ひとつにも責任を持って取り組んでいることを知ることができました。ま
た、富山高等専門学校の藤村さんの発表では、考えたこともなかっためっき加工の仕事を聞いて、そ
のような業種もあることを知りました。めっき加工の仕事にもコミュニケーション能力が必要である
という発表には、どんな仕事でも人と関わる以上最低限のコミュニケーション能力が必要なことを学
びました。
発表内容だけでなく、他の人が発表する様子を見てプレゼンテーションで必要なことも学ぶことが
できました。富山短期大学の白石さんが発表する際に原稿を見ず、聞く人の顔を見てはきはきと発表
しているのを見て、私はプレゼンテーションをする際にはこのようにしゃべれば思いがはっきり伝わ
るということを知ることができました。今後私も人前で何か発表する機会があるかもしれないので参
考にしようと思いました。
以上のように、今回参加したことにより様々なことを知ることができました。このことを今後
に役立てていきたいと思っています。
<特別講演会>
特別講演会ではアイペックの高見貞徳さんから今後重要な知識を学ぶことができたと思いま
す。特にそう思った話は、最初に話された「生計」「天職」「風土」を企業経営者が社員に提供し
ていることという話です。このことに関しては全く考えたもしなかったことだったので、非常に
驚きました。しかし、話を聞いているうちにその通りなのかもしれないと思い始めました。特に
「天職」の話は経営者が提供しているということに疑問もあったのですが、実際に考えてみると
確かに「天職」は与えられるものかもという意見に変わっていきました。そして、この考えから、
だから私たちはこの三つを提供してくれる企業に貢献するために働かなければならないのだろ
うという考えに至りました。就職活動をしていくうえで大切な企業への貢献をなぜする必要があ
るかを、この話を聞くことにより知ることができたと思うので、本当に良い講演を聴けてよかっ
たと思います。
この講演で得た知識、今後に対する意気込みを忘れず就職活動に活かしていきたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは今後就職活動をしていく中で思う「自分にはどんな仕事が合うんだろう」
「実際の職場はどんな感じなんだろう」という疑問を解決する良いきっかけとなると思うので、
積極的に取り組んでほしいと思います。また、正社員に混ざって仕事をすることにより、社会人
になる覚悟が身につくと思うので、まだ社会に出て行く想像がつかないという人に行ってほしい
なとも思います。インターンシップで努力した分だけ自分の力になるので、自分自身のために参
加してくれればいいかなと思います。
- 236 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M081
下
萌子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
どの発表も自分にとって新鮮なものだった。北星ゴム工業の発表では、責任を持って仕事をす
る、無駄なく効率的に、自分自身を見つめなおすことが成長だという内容だった。ユニゾーンは、
環境に配慮した仕事を心がけることが大切だそうだ。また、個人が時間管理をしっかり行うこと
も大切である。自分の仕事が会社に大きく影響するため、自己管理も求められると思った。また、
コカ・コーラは商品を買ってもらうための工夫を多く行っていると知った。コーラとそれに合う
関連商品をいっしょに陳列しておくことで、コーラの消費を促すといったものである。このよう
な工夫をしてお客さんが買っていくと、社員は喜びを味わうことができる。また仕事と自分との
相性を知ることもこれからの就職活動に必要なことだと思う。チューリップテレビでは、具体
的・論理的なモノの見方が重要だという発表だった。
どの仕事もまわりのスタッフと働く「協働」が大切だと思った。自分で勝手な仕事が、会社の
利益に大きな影響を及ぼしてしまう。人と人が支えあって仕事をしていることを忘れてはいけな
いと思った。
<特別講演会>
企業経営者は、社員に対して「生計」「天職」「よき風土」を提供する。「天職」は、「社員が自
分の意志と努力で獲得すべきもの、感じるもの」である。これは与えられるものではなく、自分
自身で得るものである。会社は、社員がお互いに共存共生できる、節度ある企業風土をつくるこ
とが求められる。そして社員が「天職」だと思える会社をつくりだす。
エジソンは99%の努力と1%のひらめきが成功への道だといった。そしてこれに志を持つこ
とが大事である。やる気があってこそ努力をすることができ、ひらめきも生まれてくるのだと思
った。また、利己主義が蔓延しているいま、総合人間力を高めていかなければならない。
講演の中で一番興味深かった、ある学生の話がある。いわゆる「いい」とされる大学に入れな
くても、目的を決め、その目的をかなえるための目標を定め、実行すればしっかり内定がもらえ
るというものであった。自分の意志しだいで将来はどのようにでもなるのだから、志を高く持と
うと思った。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
確実に、将来の仕事に向けての意識が高まる。短い期間の研修だが、得るものは大きい。自分
の準備や意欲しだいで、どれだけ多くのことを得ることができるかは変わってくる。積極的に研
修に参加し、意識改革をすることがインターンシップの目的だと思う。
- 237 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M072
浦滝可奈美
<インターンシップ職業体験発表会に参加して>
南砺市観光協会城端支部で研修された国際大学の田原さんは、地元ボランティアガイドに同行した
り、お客さんに観光案内をしたりといった経験を通して、地域の方やスタッフの方との協働の大切さ
を知ったとおっしゃっていました。同じ現場で働く人と協力して働くことは、どこの職場でも大切な
のだと感じました。人と直接関わる時に必要な、正確に伝える、相手が理解しやすいように簡潔に話
すなどのスキルは、就職する前に必ず身に付けなければならないと感じました。
北星ゴム工業株式会社へ行かれた北陸職業能力開発大学校の横田さんは、インターンシップは自分
自身と向き合うチャンスだとおっしゃいました。インターンシップに参加したことで、その仕事の向
き不向きや自分の特性を知ることができた学生は多いと思います。またインターンシップでは仕事内
容はもちろんですが、会社の雰囲気も感じることができるのも大きなポイントだと思います。他にも
現場で働いている人の表情が見えることや自分に足りないものが見えてくることなど、インターンシ
ップで得るものはたくさんあるので、インターンシップに参加することにはとても意義があると感じ
ました。
阪神化成工業株式会社へ行かれた富山県立大学の中川さんは、仕事をすることは責任が大きいので、
適当ではすまされないと学ばれました。射水ケーブルネットワーク株式会社へ研修に行かれた白石さ
んもおっしゃっていましたが、社員になると会社の一員という責任がついてくるのだと思いました。
責任を持ってきちんと仕事をできる人が立派な社会人なのだと感じました。
今回の体験発表会では多くのことを学べたと同時に、自分のインターンシップを振り返る良い機会
にもなりました。社会に出る前に実際の社会を知ることで、今後の自分も目標も立てることができま
した。インターンシップに参加してよかったと改めて感じました。
<特別講演会>
高見さんの講演を伺って最も印象に残ったのは、
「天職」とは「社員が自分の意志と努力で獲得すべ
きもの、感じるもの」
「決して与えられるものではない」というお言葉です。その仕事を自ら進んで好
きになる姿勢が大切なのだと感じました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
社会ではお客さんの視点に立って物事を考えるのが大切だと学びました。これはお客さんと関わる
仕事ならとくに大切なことだと思いました。またお客さんとの会話のために、自分の引き出しを多く
することも大切だと思います。これは仕事だけでなく就活に関しても言えることだと思うので、今の
うちから本や新聞を読むことで知識を増やし、引き出しの多い人間を目指すのが良いと思います。
- 238 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M054
六万綾花
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
働くということは人それぞれ思うことは違うけれど、大変難しいことだと考える。好きなこと
だけを仕事に出来ることはなく、様々な業種や職種がありその中から自分に一番合う仕事を選ぶ
こともなかなか出来ない。しかし、自ら学んでいけば自然と仕事が好きになっていくのではない
かと考える。社会人は学生と違って、自ら行動しないと、何も教えてもらえないので、自分から
積極的に行動していかなくてはならないと考える。失敗することは決して悪いことではない。失
敗することは成長できるチャンスなので、そのチャンスを活かして成長していきたいと感じた。
就職活動に向けて社会や地域、企業、自分を知るということやコミュニケーションを通して人
を大切にしていきたいと感じた。
<特別講演会>
株式会社アイペックの高見さんの講演を聞いて、自分の好きなことを仕事にするのではなく、
自分から仕事を好きになる努力をしていく必要があると感じた。好きな仕事をしたいと考えてい
る人は多いが、選択肢を狭めることになるし、自分の好きなことをしてその仕事が本当に自分に
合っているのかもわからないので、まずは企業研究や自己分析を行うことが大切だ。そして、進
路選択を慎重に行わなくてはならない。
世の中は「平等」ではなく「公平」で、頭が良くて、一生懸命に努力した人がいい会社に内定
するのは当たり前である。近年徐々に就職難になっていて、大変厳しい就職活動になりそうだと
感じた。しかし、努力をすると必ずチャンスが巡ってくるので、前向きな気持ちで就職活動に臨
みたい。
就職活動を行うに当たり、会社の「将来性」「天職が見つかるか」「風土が良いか」を考える必
要がある。そして、総合人間力を高めたいと考える。自分の気持ちを態度や言葉で伝えていきた
い。就職活動は、重要な通過点ではあるが、最終目標ではないので、失敗を恐れず、物事に取り
組んでいきたいと感じた。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップでは、普段出来ない仕事を体験することができました。基本的な挨拶や身だ
しなみ、態度、時間厳守はもちろん大切ですが、自分の仕事に責任を持つことやわからないこと
はわからないで終わらせるのではなくしっかり質問すること、積極的な態度でインターンシップ
に参加することも大変重要です。
インターンシップを行う際に、参加動機を明確にし、毎日目標を持って参加するとより充実し
た日々を送れます。仕事と自分の相性について分析することができ、就職活動で企業を選択する
際の一つの有力な情報になります。積極的に行うこと就業体験を行うことにより、仕事に対する
意識が高まり、自分自身を見つめ直すことのできる良い機会になると思います。また、インター
ンシップを経験することで、一足先に就職活動に向けたスタートダッシュが切れるので、参加し
て損はないです。
1
- 239 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M109
牧野
茜
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回のインターンシップ就業体験発表会では、7名の方のプレゼンテーションを聞くことがで
きました。研修先の企業も様々で、観光協会やゴム工業㈱、放送関係や営業の仕事などがありま
した。また、それぞれの体験から得られたものも様々で、「自分の作る製品に責任を持つことの
重要さ」や、「学生ではなく社会人として働く意識を持つことの大切さ」を生の現場から感じ取
れた、といった感想が印象的でした。
ただ、今回の発表会ではインターンシップ研修で学んだことをパワーポイントで作成したスラ
イドにまとめて発表に用いていましたが、スライドを十分に生かして発表することが出来ていた
方が少なかったように感じました。
発表するポイントが分かりやすいようにアニメーションを用いたスライドや、実際に活用した
ものや職場での様子を写真に撮って載せているスライドなどは、大変分かりやすかったです。し
かしその反面、せっかく体験を通して学んだことが上手くスライドに反映されず、ただ文章を読
んでいるだけの発表になってしまっている方もいたので、非常にもったいないと感じました。
自分の思いを相手に伝えるためには、経験を言葉で表現すること、そして視覚からも情報を与
えることがより効果的であると学びました。
<特別講演会>
「就職活動アレコレ」というテーマで、㈱アイペックの高見会長のお話を聞きました。
企業経営者が社員に対して提供するものには「生計」「天職」「風土」という3つの存在がある
というお話が印象的でした。
「生計」とは自分が働いてもらう給料のことを指し、「天職」とは自
分が好きだと思える仕事、
「風土」とは職場での人間関係のことを指します。特に「天職」と「風
土」は自分が勤めた企業の環境次第であり、3つ全てが揃った条件で働くことができるのはとて
も難しいと感じました。
しかし今後の就職活動においては、自分なりにこれら3つの条件を考えながら、企業選択を行
うことを意識したいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップ研修では、日々の学校生活からは決して得ることのできない「社会人として
働く姿勢」を経験し、学ぶことができます。
確かに、就職活動を行っていくにあたって、企業に対する情報をより多く持っていることは非
常に重要だと思います。しかし、私はこのインターンシップ研修を通して、「百聞は一見にしか
ず」のことわざにも通ずるように、実際の仕事を通して“自ら体験し、感じたこと”に勝る情報
はないと思いました。仕事の大変さ、面白さ、やりがいなどは自らが働いてみて初めて分かるも
のです。たとえ短期間であったとしても、そのような経験を経て就職活動に臨むことができると
いうことは、自分にとって大きなプラスになります。
また、インターンシップで1つの職種を体験しておくことによって、就職活動において業種・
職種を絞り込む際の手がかりにも繋がると思います。
- 240 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M111
松島みのり
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
就業体験発表を聞いてまず感じたものは、短大生と大学生のインターンシップ参加動機の違い
でした。大学生は短大生である私と比べ、より多く学生生活を過ごしています。その上で参加す
るインターンシップは、あくまで自身が学んだ専門知識が生かせるのか、どのような工程でその
商品が市場に出回るのかという企業研究、職業研究の一環のように感じられました。また、発表
者の多くは今回のインターンシップから人と関わるための最低限のコミュニケーション能力と、
自身の業務に責任と工夫が必要であることを述べていました。
したがって、インターンシップは就職活動にとって最初の足がかりとして重要です。また、ど
の企業にも共通することとして、社会人には、人とのつながりや、自社の業務、製品に対し責任
を持つことが重要であると考えます。
また、発表方法や内容に関しては、短大生の代表のほうがより完成度が高く感じました。短大
代表の白石さんは、はきはきとした明るい口調で発表内容を暗記し前を向いていたのに対し、大
学の代表者の多くは、下を向いて発表原稿から視線を外さずにスライドにかかれた文字を声に出
すだけでした。内容がどちらも優れている分、発表の仕方一つでスライドの質が変化してしまう
ことがよくわかりました。
<特別講演会>
特別講演会では、株式会社アイペックの高見貞徳会長のお話を拝聴しました。高見会長のお話
は今後の就職活動において非常に興味深かく、特に印象的だった「生計」「天職」「よき風土」に
ついて考察します。
企業に就職する立場である私たちにとって、経営者が社員に提供するそれらに意識を向ける必
要があるのかと不思議に思いましたが、それらは社員にとって非常に重要であり、企業選択の際
の重要なポイントでした。中でも「天職」は、自分自身がこの仕事を天職だと納得できることが
前提であり、そのために「社員が自分の意思と努力で獲得、感じるもの」であると仰っておられ
ました。もし、天職を自身が就いた仕事に感じられたなら、インターンシップ発表者の多くが述
べていた、自身の業務や製品に対し責任を持ち、より良いものにする工夫が自然と身につくので
はないかと考えます。
高見会長は、あくまで就職活動は最終目的ではないとしていました。確かに就職活動を乗り切
ったとしても、その後の業務や長い人生の中での出来事ではほんの通過点でしかありません。あ
くまでも今後この会社で働き続けることが出来るのか、天職だと感じられるのか、という先のこ
とにも目を向けることが必要であると感じました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
就職を控えた学生にとってインターンシップはこれから始まる就職活動に非常に重要です。
たとえ興味がなくとも、インターンシップに参加することはこれからにとってプラスになること
は確実だと思うので、積極的に参加することをお勧めします。
- 241 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M121
山崎
寛大
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回のインターンシップ就業体験発表会に参加して印象に残った発表が北陸職業能力開発大
学の横田さんと富山短期大学の白石さんと高岡法科大学の瀧田さんの発表が印象に残りました。
まず、北陸職業能力開発大学の横田さんの発表ではインターンシップの参加動機は自分自身と
向き合うチャンスであるということや、インターンシップは自分自身を見つめなおす、成長でき
るチャンスであるという内容に共感することができて印象に残っています。
次に富山短期大学の白石さんの発表でインターンシップの参加動機がアルバイトという立場
での働くということと正社員という立場で働くということの違いと意味を知るためという参加
動機で自分も違いというのは分からなくて課題設定がうまいと感じました。正社員は自分の利益
ではなく会社の利益を考えている事がアルバイトと正社員の違いと知り自分自身とても勉強に
なる発表であり、アニメーションなども適切でスライドが見易かったこともあり、とても印象に
残っています。
最後に高岡法科大学の瀧田さんの発表で仕事に対する情熱を感じることができたし一般常識
やマナーを大事にすることを大切にしていた事からやる気が感じられました。また、瀧田さんは
コカコーラの支店にインターンシップに行っていてコカコーラは最初原液に水を足して水割り
として飲まれていたが間違えて炭酸水で割ってしまったのが始まりだと知り失敗を恐れない積
極的な態度の重要さも知りました。全体的に興味が持てる内容ですばらしい発表だったと思いま
す。
今回の自分以外の人がインターンシップで得たことなどを知る機会はとても勉強になりまし
た。また、情報共有の良き場であったのでぜひこれからも続けてほしいと感じました。
<特別講演会>
特別公演では株式会社アイペックの取締役会長の高見貞徳さんの「就職活動アレコレ」と題し
た公演を聴きました。
高見さんの言われたことで特に印象に残っているのは、働く人にとって重要な3つの事です。
それは「生計」働く上でお金を頂くこと、
「天職」自分に最も合っている職業、
「風土」働く環境、
雰囲気で、確かにこの中の1つでも欠けると働く理由がなくなるのでとても印象に残っています。
他にも日本という国は「平等」ではなく「公平」ということにとても共感し感心しました。
少なくとも今の時代は努力した分だけ報われる時代であるということに改めて就職活動の事
前準備の大切さを知ることができ、日本はいい国であるということに納得しました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは確かに手間もかかるし実際に仕事をさせていただく体験で疲れる事もあ
りますが得るものは必ずあります!
例えば、「自分の仕事の適性を知ることができる」「自分に足りないものが分かる」「今後の課題
が分かる」「仕事の雰囲気に慣れる」などのメリットがあります。
特に就職を心配される方や、進路があいまいな方にはお勧めします。
- 242 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M113
的場
奈津実
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私が印象に残った報告について2つレポートしてみたい。
まず、チューリップテレビでは以下のような点を強調して報告されていた。「積極的な態度で参加
することにより、自分に足りないものが見えたり、情報サイトでは見られない現場で働いている人の
表情やものを知ったりすることができた。また、就職活動への意識が高まり、スタートダッシュをす
ることができた。
」また、射水ケーブルネットワークでは以下のような点を強調して報告されていた。
「働くためには、正確な情報を伝達することが必要だ。仕事を理解していないと、他の取引先の信頼
を失うかもしれないので、様々な場合を想定しなければならない。また、人には得意、不得意があり
自分に合った作業をすることも、仕事を効率的にこなす手段の一つになる。アルバイトや正社員との
違いは、自分の利益より会社の利益を考え、会社の一員という責任感があることだ。仕事をすること
は大変だが、自ら学べば仕事を好きになることができる。そのためには、積極的に行動し活動するこ
とが必要になる。
」
私もインターンシップに参加し、短い間だったが普段の生活ではできないことが体験できた。ま
た、指導者の方だけではなく小さな子供や大人まで様々な人と関わりを持つことができ、人と関
わることの重要性を学ぶことができた。社会へ出ても、たくさんの人と関わりを持たなければい
けないので、今回学んだことをこれからも学校生活や就職活動に生かしていきたい 。
<特別講演会>
「就職活動とは、人生において重要な通過点ではあるが最終目的ではない。」という言葉が心
に残った。今は、就職活動のことで一杯一杯になっているが、就職してからが人生のスタートだ
と思う。また、天職とは自分の意思と努力で獲得すべきもの、感じるものとおっしゃっていたの
で、自分の仕事が大好きだ、天職だと言えるように努力し続けたいと私は思う。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は、人と関わりを持った仕事に就きたいと考えてインターンシップに参加した。実習先では
指導者の方だけではなく、様々なお客さまとも多く関わりを持つことができると思い希望した。
人と関わることが苦手な私は、指導者やお客さまとコミュニケーションがとれるか不安だったけ
れど、実際に社会へ出て働くときは、不安だからと言って逃げていてはいけない。一歩踏み出す
ことは勇気が必要かもしれないけれど、自分は会社のために責任を持って頑張らなければいけな
いという気持ちを大切にするといい。インターンシップでは、あいさつなど普段の生活で当たり
前なものを自分はできていないなど気づかされる場面でもあった。自分の不足しているものを見
つけるいいチャンスになると思うので、是非参加してほしいと私は考える。
- 243 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M067
岩池
紗知
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は、就業体験発表会で、参加した学校の代表者である8名の発表を聞きました。それぞれの
企業の仕事内容や仕事をする上での大切なことや社会人として働くことに必要なことなどを学
ぶことができました。また、それぞれの企業の理解を深めることができ、就職活動にとても参考
になったと思います。
私が8名の発表の中で、一番印象に残っているのは、チューリップテレビで研修した富山大学
の松澤さんです。元気があり、聞いている人の顔やスライドを見たり、身振り手振りをしたりし
ながら、発表していたので、とても良かったと思いました。スライドには、写真があり、内容も
簡潔で、とても分かりやすかったです。実際に仕事をすることで、仕事と自分の相性を知ることが
できたと述べていました。私も、インターンシップに参加して、仕事と自分の相性について考えまし
た。仕事の向き不向きや、興味のあること、苦手なことや現在の私に不足しているものを見つけるこ
とができたと思います。私は、お客様や職員の方々と接することで、コミュニケーション能力が不足
していると感じました。仕事は、自分一人の力で、やり遂げることができるものではありません。仲
間と協力することによって、仕事をやり遂げることができます。また、お客様とコミュニケーション
を取り、相手の求めているものを把握し、それを提供することが大切です。どの職業においても、こ
れらのことが重要なのだと思いました。
それぞれが様々な体験をしていて、インターンシップは、とても良い機会であったと感じました。
ほとんどの発表者が共通して、責任感や積極性が大切だと述べていました。会社では個人の責任だけ
でなく、企業全体の責任につながります。責任の重さについて、改めて考えさせられました。普段か
ら、積極的に行動し、多くのことに興味を持って、何事も取り組むように心がけたいと思いました。
<特別講演会>
株式会社アイペックの取締役会長、高見貞徳さんから、就職活動についての講演をしていただきま
した。将来、この仕事で良かった、好きだと自分自身が納得できる仕事をしたいと思いました。その
ためには、積極的に努力することが大切だと感じました。
多くの心構えを教えていただき、大変貴重な時間となりました。今回、学んだことをこれからの学
生生活、就職活動に活かしていきたいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は、インターンシップに参加した方がいいと思います。インターンシップは、学校の授業中
には体験できない、企業や組織内で実際に働くことがき、非常に貴重な機会です。また、時間的
に余裕のある夏休み期間を有意義に過ごすためにも、ぜひ参加することを勧めます。
さらに、実際に仕事を体験することによって、社会人となるためには何が必要であるかという
ことを授業で学んだことを参考にしつつも、より深く考えることができると思います。仕事とは
何か、仕事におけるやりがい、また現在の自分に不足している部分を考えるきっかけとなると思
います。インターンシップを通して、学んだことを今後の学生生活や就職活動に役立てることが
できます。
- 244 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M002
新井
浩光
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
様々な人の発表を聴き、より多くの視点から就職について考えさせられました。
面識もない初対面の方とコミュニケーションを取るには、何よりも、こちら側の真摯でひたむきな
一途さ、すなわち、とにかくお話しさせて頂きたいという、こちら側の熱意が伝わらなければ一歩も
進みません。そうやってひたむきに努力することで、自分自身の成長もあり、ひいては会社の発展に
も貢献できるのだと思います。
「自ら学び、好きになること」からは、問題に直面したときにどのような行動をしたらよいのか、
どんな姿勢・心で仕事に取り組んだらよいのか、について改めて考えさせられました。
仕事を好きになるということは、プロフェッショナルになるだけではなく、夢を与えられる仕事が
出来るということだと思いました。好きだからこそ頑張れる。そして、より良い結果が生まれるのだ
と感じました。
信頼を生み出すコミュニケーションは、真摯かつひたむきで積極的な実行力があって初めて可能だ
と、改めて気づかされました。
<特別講演会>
ぬるま湯に浸かっていてはだめだとわかりました。
普段いかに楽をするか考えることが多いのですが、就職活動で楽な道を考えたり、妥協するといっ
たことは、
自分の人生を捨てることに繋がることが分かりました。特にこの講演会から学んだことは、
自立することの大切さです。社会人になれば独り立ちしなければならないことから、親のすねをかじ
った生き方は自分の身を滅ぼすだけでなく、周りの人にも迷惑をかけることがわかりました。自分の
進路一つで、周りの人を不幸にも幸せにもすることを改めて実感しました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
是非、参加して下さい。2単位取得できるだけではなく、就職や仕事に対する意識を高めることが
できます。また、社会人と触れ合うことで自分に何が不足しているかを知ることもできます。失敗を
恐れず何事にもチャレンジすることで、自信や基本的なマナーを得ることができると思います。
しかし、インターンシップに参加しただけで就職活動が有利になるわけではありません。学んだこ
とをいかに活かして就職活動を行うかが大事です。
- 245 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M021
佐伯
瑠里
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回、7 名の発表者の話を聞いて印象に残った発表は、横田さんと瀧田さんの発表です。
横田さんは、北星ゴム工業株式会社の生産技術部で就業体験されていました。
製品を生産する会社で大切なのは、製品に責任を持つことと単純な作業でも工夫をすることだ
ということがわかりました。
「さわやかな挨拶をしている」、
「工具がきっちりと揃えてある」、「社員の方々が皆仲良し」な
ど、会社の雰囲気についても述べているところが素晴らしいと思いました。人とは違う着眼点を
持つことが、多くの業界・業種から自分の就職したい職種や具体的な会社までを選ぶことに繋が
るのだと感じました。
また、発表している時の声の大きさ、スライドの構成や進むスピードが的確で、聞く側として
メモが大変取りやすかったので良かったと思いました。私も PowerPoint を用いたプレゼンテー
ションの時などでは、話す側の立場よりも聞く側の立場を把握したうえで発表していくように心
がけたいです。
瀧田さんは、北陸コカ・コーラボトリング株式会社で就業体験されていました。
私が発表の中で特に心に残った言葉は、会社の経営理念の創意・奉仕・勇気にも関わる「分か
らなくても、まずは自分なりに考えてみる」・「顧客満足度はマナーから」・「消極的な失敗をする
のは良くないが、積極的な失敗をするのは良い」です。
分からないからといってすぐに上司などに聞くのは、仕事に対する関心・意欲・態度が低いと
感じられるので、まずは自分で考えてみることが大切だと学びました。マナーを身につけてお客
様を満足させられる人間になるために、今後の講義を積極的に受講していこうと思います。仕事
にはチャレンジ心が大切なので、失敗を恐れない強いチャレンジ心と柔軟な思考を持ちたいと思
いました。
<特別講演会>
株式会社アイペックの取締役会長、高見さんのお話を聞いて一番印象に残った言葉は「就活は
重要な通過点ではあるが、最終目的ではない」です。
私は今まで就職活動を終えれば安心だと考えていましたが、仕事が決まってからの人生のほう
がその前の人生より圧倒的に長く、精神的にも肉体的にも大変です。今、このことに気づけたこ
とは良かったと感じています。
上記のことをふまえて、これからは就職活動を通して、総合人間力(道徳心)を高めていきた
いと思いました。総合人間力を高めるためには、まずは高見さんがお話された「時を守り、場を
清め、礼を尽くす」や「努力 99%×ヒラメキ 1%×志(やる気)」を胸に刻んで学生生活を過ごし
ていきたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップでは、最低限のマナーは必要です。前期の講義をしっかりと受講して、イン
ターンシップ先の職員の方々が驚かれるくらい素晴らしいマナーを身につけておくと印象が大
変良くなると思います。自分の興味のある職業や就きたい職業が明確な人でも、明確でない人で
も、インターンシップは自分の仕事に対する適性を知る良い機会となるので、ぜひ参加すること
をおすすめします。
- 246 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M052
水島
千鶴
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ就業体験発表会に参加して、私はそれぞれの発表者とその発表から下記のこ
とを学びました。
“知るということ”仕事において、自分、社会、地域、仕事などについてよく知っていくこと
が必要です。関わりたい分野について知ることは今からでもできることなので積極的に取組んで
いきたいです。
“こんな企業に就職したい”自分の強みを活かせる職場や自分の趣味について考え、真剣に選
択するということが大切です。
「自分に合った職場を探すのではなく、仕事をやっていくうちに
その仕事に自分が合っていく」というのはよく聞きますが、では、どんな仕事でもいいのでしょ
うか。私は、なぜ選ぶ必要性があるのか分からなくなっていました。しかしこの方の発表を聞い
て、
“続けることができ、向上を目指せる環境にあるのか”
“自分が興味のある分野なのか”など、
自分のわがままとは違う、選択する必要性について学びました。
“お客様は基本的なところを見ている”お客様には、挨拶や明るい笑顔など、基本的なところ
を見られています。これは、企業の面接にも言えると思うので、就職活動でも活かしていきたい
です。
“コミュニケーション力”ちょっとした会話が出来るスキルや、伝えたいことを伝える話し方
は難しいです。まずは今からでも出来る、新聞を積極的に読むということに取り組み、会話の内
容である知識や情報を蓄えたいと思います。
また、パワーポイントや発表の仕方という面からも多くのことを学ぶことができ、今後の私の
発表や学生生活に活かしていきたいと思います
<特別講演会>
私は、株式会社アイペック 取締役社長 高見貞徳氏の講演を聞いて“生生流転”という言葉が
印象に残りました。万物は常に移り変わっていくので、今が幸せでも未来が幸せという保証はあ
りません。でも、移り変わっていくからこそ、良い方向に変えていくことが可能だと思います。
だから、就職のためだけでなく、人生を通して自分を高めていく事が必要だと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私がインターンシップを終了して思ったことは、参加動機をしっかり持ってインターンシップ
に参加することが大切だということです。参加動機は受け入れ先企業に送る書類にも書かねばな
りませんし,企業の人に直接聞かれる可能性もあります。実際に、私が企業へインターンシップ
に行ったときには、参加動機を紙に書き提出しました。もしそのときに参加動機をしっかり持っ
ていなかったら、書くのに時間がかかり、他の仕事や職員の方に迷惑を掛けてしまい、困ったと
思います。自分が何のために、何を学びたくて参加するのかを明確にしていれば、充実した体験
が出来ます。
インターンシップはできるならやっておくべきだと思います。就職活動のスタートダッシュが
切れるし、就職活動への意識も高まります。多くのことを先生方が手伝ってくださるのに参加し
ないのは勿体ないです。また、事前研修(企業への申し込み)から事後研修(まとめ)まで、文
章の書き方やパワーポイント作成などをゼミの先生の指導を受けながら、より質の良いものを作
ろうと頑張るので、それらの技術も上達すると思います。
- 247 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M022
櫻田
仁美
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
先日、
『県下合同就業体験発表会』の発表を聴き、私は今後どのような心構えをもって、就職活動に
臨めばいいかを考えました。
第一に、北星ゴムに行かれた横田さんは、
『責任を持つことが大切』だと話されました。その企業で
の仕事は単純作業を延々と続ける、一見地味なものです。しかし、単純だからこそ、不良品を出して
しまうと信用を失うと私は思いました。信用を失うことは、会社にとっては何よりの損害です。私は、
どんな地味で小さな作業でも、強い責任を持って取り組まねばならないと思いました。
第二に、射水ケーブルネットワークに行かれた白石さんは、
『お客様に最高と思うおもてなしを提供
する』ことの大切さを話されました。自分に与えられた時間の中で、
『最高』を生み出すことは非常に
困難です。その為にも『それぞれが出来ることだけに集中する』のが重要だと話されました。個々人
が得意なことを受け持てば、不得意な人がやるより質は上がりますし、貢献しているという実感もわ
きます。互いのモチベーションが高まり、チーム全体が信頼の絆を強めることも出来ると私は思いま
した。
<特別講演会>
高見貞徳氏の特別講演で私は自分の『天職』について考えました。高見氏は、
『天職』とは『自分の
意志と努力で会得すべきもの』であり、決して他人から与えられるものではないと話されました。こ
つこつと努力し、もしくは下績みを繰り返して自分の技術を高めていくことが自信につながると話さ
れました。
『天職』でも、やはり『責任』というものが大切だと思いました。
これらから、就職するにはその企業での仕事に『責任』を持てるかどうかが大切だと私は考えます。
本気で打ち込める仕事だからこそ、自分の行っている作業に『責任』を感じることが出来ると、私は
思います。とことん『責任』を持てる仕事こそ『天職』ではないかと私は思います。
私も、就職活動をする上で、会社に入った後、自分のやった仕事に『責任』を持てるくらいの覚悟
を持って企業を探していきたいです。その為にも、自分の能力を理解し、
『自信』を持って臨んでいき
たいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
時に、他校の研修生と一緒になる時もありますが、一緒に仕事をしていけば仲良くなれます。色々
と教えられることもあり、また刺激になります。
失敗した時や問題が起きた時は、速やかに報告することをお勧めします。自分だけならまだしも、
他の人の仕事に迷惑をかけてしてしまう可能性があります。
不安はあると思いますが、自然に溶け込めます。人と接することを恐れずに、研修に参加してみて
ください。
- 248 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M015
金森
朱音
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
このインターンシップ就業体験発表会を通して、私は、働く上で大切なことは積極性と協調性、基
本の徹底とPDS(計画・実行・検討)を意識した就業だと感じました。就業の根本となるものはや
はり基本であり、
これを土台とし、様々なステップアップを図ってゆくことが主であると思いました。
その上、ありとあらゆる場での臨機応変な対応が求められる社会人にとって、周囲と円滑な関係を保
つ協調性や、物事に対しての積極性、そして何より、計画、実行、検討のプロセスを意識することが
就業者の理想像であると感じました。また、発表者の方々は皆、目的意識がはっきりしており、目的
意識を持って物事を行うことで、非常に多くのことを吸収することができるのだと学びました。
上記の他にも、今まで知らなかった企業の業務内容を知ることができ、新たな業界への興味が
生まれました。
この就業発表会で得た知識を今後の就職活動に生かしていきたいと思います。
<特別講演会>
株式会社アイペックの高見さんの話を聴き、私は、会社に大切なのは「生計」「天職」「よき風
土」であると感じました。仕事をする上で遣り甲斐と職場環境はその会社の未来を大きく左右す
るものであると再認識することができました。好きではない仕事でも、好きになる努力をして仕
事の遣り甲斐を見出す、それは社員が自分の意志と努力で獲得するもの、感じるものであり、天
職であると聴き、納得しました。自分の未来は人から与えられるものではなく、自分で苦労して
探し出し、歩んでいくものであると改めて実感させられました。待っていては未来は見つけられ
ない、自ら未来に歩み寄ることによって、新たな未来がみえるのだと私は考えます。よって私は、
今後、積極的に行動のできる学生になりたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは自分の足りないものに気づける場であり、また、新たな視点から社会を見るこ
とのできる貴重な機会です。想像と現実の違い、特に学生と社会人との違いには驚くと思います。
「未
来の自分もこのようになれるのだろうか」という不安も同時に味わうことになります。しかし、その
ような状況に晒されるからこそ、また得るものもあると思います。新しい自分になりたい方、将来に
向けて何らかの刺激が欲しい方、自分の将来に興味のある方は是非参加されることをお勧めします。
- 249 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M019
窪田
秋月
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は発表を聞いて、発表者それぞれがインターンシップに参加する目的・目標をしっかりと持
って参加していると感じました。私も目的はありましたが、業務内容を知るなど、簡単なもので
した。また発表者はインターンシップ後の振り返りがきちんとされていると思いました。
私が特に印象に残っている発表は高岡法科大学の滝田さんの発表です。滝田さんは北陸コカコ
ーラボトリングで営業の実習をされました。発表の中で『分からなくてもまず考え、自分の意見
を言い、相手の意見を聞くこと』『積極的な失敗なら大丈夫』『お客様の喜び=自分の喜び』とい
う 3 点が心に残りました。私は質問されてもあまり考えずに「分からない」と応えてしまうこと
がよくあります。しかし発表を聞き、このまま社会に出てはいけないと危機感を覚えました。ま
た私は失敗を恐れると消極的になってしまいます。消極的なままでは、これから成長できないと
感じました。私が就職活動を行う理由は、成長して、自立したいからです。成長するために失敗
を恐れない精神をこれから培っていきたいと思います。『お客様の喜び=自分の喜び』という点
はアルバイトをしているので身近に理解することができました。確かに、アルバイトで細かなと
ころの掃除を「面倒だから」や「誰も気づかないだろう」と思ったことがありました。しかし、
数日後お客様から、
「このお店はきれいに掃除してあるね」といわれたことがあり、この時私は、
自分が気づかないと思っている所でも、他の人は気になるということを知りました。私は社会人
になるまでに、相手の立場に立って物事を考え、行動できる力を身につけたいと思いました。
<特別講演会>
株式会社アイペックの会長高沢氏の講演では、企業経営者という視点から就職活動にどのよう
に挑んでいくかを講演していただきました。今まで企業経営者の生の声をお聞きする機会がなか
ったため勉強になりました。また、講演のテーマが「就職活動アレコレ」ということで、企業側
の採用活動の取り組みや理想など人生経験を交えてお話していただきました。
企業は社員に『生計』
『天職』『よき風土』を提供してくれます。これに応えるために私たちは
働きます。私は自分の好きな仕事ばかりを探して企業へのエントリーを行っていました。しかし
講演を聞き好きな仕事とは与えられるものではなく、自分で努力して好きになるものだと教わり
ました。これからの企業研究では自分の好きな仕事ばかりではなく、自分の能力と企業をマッチ
ングし、エントリーなどをおこなっていきたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私はインターンシップに参加してよかったと思っています。なぜなら、参加することにより、
社会人として働くことの意味を知ることができるからです。私は研修先のスタッフの行動を見て、
ひとつひとつの仕事に対する責任感の重さが私とは差があると感じました。また、発表原稿を作
成することで、自分が行ったことや感じたことをまとめて、より記憶に残りやすくなります。研
修後の発表会では他の人が感じたことと自分の感じたことを共有することができました。情報が
あるということは、就職活動に有利に働くと思います。
- 250 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M099
中
詩織
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回の発表会に参加してみて私は今後の学校生活や、就職活動での行動の仕方を改めていく
必要があると感じた。発表者の方はどの人もそれぞれしっかりとした目的を持ってインターンシ
ップに参加し、どんな仕事にも真剣に取り組んでいたことが良く分かった。
発表者の中では特に白石遥さんの発表が印象に残っている。学内での発表の時から、発表態度や
自分の伝えたいことを伝えようとする気持ちが伝わってきてすごいと思っていたが、今回の県立大学
での発表では前回よりさらに発表が上達していた。自分も大学生活や、会社で働く際にプレゼンテー
ションなど大勢の前で発表する時は、白石さんのように聞いている人を引き込むような発表がしたい
と思う。そして今回のインターンシップに参加した理由は、
「アルバイトではなく正社員として働く意
味を知りたい」というもので、就職活動に対する意識の高さが伝わってきた。
発表の中でも業務での失敗からの学んだことについての内容が印象に残っており、そこから今後の生
活の仕方の参考になることも多くあった。事前に業務内容の確認をしっかりと行っていなかったため、
本番での業務が順序良く進まなかったという。その経験から、仕事内容は事前にしっかりと確認する。
もし分からないことがあるならその場で質問をして、分からないままにしない。何となくのままで仕
事をすると、確認のため2度手間になって余計な時間がかかってしまうためお客様からの信頼を失う
ということにも繋がってしまうということを学んだという。私はこのことから、就職後だけではなく、
就職活動、短大生活、アルバイトなど様々な場面で共通することだと感じた。
今回7人の方の発表を聞いて、発表者の方は目標を持ってインターンシップや就職活動をしている
ことが分かり、自分の就職活動に対する意識の低さやいい加減さがよく分かった。普段、就職活動に
向け頑張るということを思っているだけだったので、これからは思うだけでなく行動に示していくべ
きだとよく理解することができた。
<特別講演会>
アイペックの高見貞徳さんは就職活動は今後の人生を決める重要な通過点ではあるが、最終目
的ではないと言っておられ、自分の人生を長くみて行動すると言うことの重要さを改めて理解し
た。実際に会社を起業しておられる方の意見を聞くことができてよかった。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
実際にインターンシップに参加し、発表会などの場に出てみると、インターンシップは実際に
社会に出ている方々に混じって就業体験をする場なので、「なんとなく」や「単位が取れるから」
などの目的だけで参加するのではなく、「今後の短大生活の過ごし方を知るため」や、「就職活動
の参考のため」
、
「正社員として働く意味を知るため」など、自分の将来を考えるきっかけになる
よう、目的をしっかりと持って参加することがとても重要だと感じた。
インターンシップに参加することで、自分に足りないものや自分にできることなど、自分自身
を知ることができる。今まで自分のことを分かっていたつもりでも、実際に業務を体験すると分
かっていなかった点が明確になる。ここで得た知識や経験は、今後の就職活動だけでなく就職後
の過ごし方などに活かしていくことができると思う。
- 251 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M079
木下
茉奈美
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
12月1日に開催されたインターンシップ就業体験発表会で各学校の代表者の7人の方の発
表を聞きました。その中でも高岡法科大学の瀧田さんの発表が特に印象に残りました。
あいさつ、身だしなみ、時間厳守、記録や報告など基本中の基本がお客様から見られている重
要なポイントだと分かりました。それらを改善するだけでCS(=顧客満足度)に繋がると知り、
簡単なことのようで難しいのだと思いました。また、たとえインターンシップ生でもお客様の目
からは社員に見えることから、一社員としての意識・自覚を持つことが大事なのだと気づきまし
た。私は少しその意識がインターンシップ中足りなかったと思いました。
更に、お客様との会話だけでなく、社員の方との会話も大切なのだと思いました。ただ仕事の
話をするだけではなく、趣味や家族のことなど幅広く話せるスキルを身につけようと思いました。
自分では気づかない点も多数あり、新たな知見を得られ良い体験ができました。
<特別講演会>
高見さんのお話を聞いて就職活動を前向きに考えることができました。特に印象に残った言葉
は「努力99%×ヒラメキ1%×志」です。やはり就職活動においても何事においても努力が大
事なのだと気づかされました。1%のヒラメキでは、少しの発想力や決断力がときに運命を大き
く左右することがあります。志を高く持つことでより成長した自分に出会うことができます。こ
の言葉を胸に就職活動に挑んでいきたいです。
また、日常生活の中で自分は家族や学校の先生方、友達など様々な人達に支えられ、お世話に
なって生活しています。そのことを当たり前だと思わず自覚し、「お陰さまで」の気持ちを忘れ
ずに生活していきたいです。それをただ心の中で思うだけではなく、ちゃんと態度や言葉で表現
していきたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップではたくさんのことを学べます。学校の講義では学べないことや、実際に社員の
方と一緒に働いてみて自分の想像していたものとの違いが見えてきます。例えば、学校の講義やアル
バイトのように少しぐらい遅刻しても大丈夫ということば絶対にありません。決められた時間に来る
ことができないと、周りからの信用をなくしたり、周りの人に迷惑をかけたりします。自分のことだ
け考えていればいい学生との違いを思い知らされました。
他にも実際の仕事内容と、自分が事前に持っていた情報や人から聞いていた仕事内容との違いを知
ることができました。私は、大島絵本館にインターンシップ研修に行きました。そこでの仕事内容は
ただ絵本を陳列したり整理したりするだけではなく、自分だけの作品が作ることができるコーナーが
あったり、たくさんの参加者が来る様々なイベントがたくさんありました。これはインターンシップ
に参加しないと分からないことでした。学校の講義でも分からないことであり、専門的な知識だけで
はいけないと気づかされた十日間でした。
まだ自分がどのような職業に就きたいか分からない人や、興味のある職業がある人は是非インター
ンシップに参加することをおすすめします。私がいま述べたことに気づけたり、一回り成長した自分
に出会えると思います。私はインターンシップを終えて自分の未熟さや弱点などに気づくことができ、
社会人の皆さんに一歩近づけたように感じました。後輩の皆さんにもインターンシップに参加してそ
う感じてもらえたら嬉しいです。
- 252 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M066
今堀
汐里
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
学生7人の方の発表を聞いて、まずインターンシップとは自分を成長させることができるチャンス
であると思いました。全ての発表で、学んだことや気が付いたことは多くありましたが、それだけで
なく自らを成長させることができるのだと分かりました。特に私が注目したのは、多くの方も発表さ
れました、
社会人としてのマナーについてです。これは私もインターンシップを体験して感じました。
話し方や行動1つをとっても学生とは全く違います。しかし、マナーは基本であり、なかなか自然に
身につくものではありません。人の振る舞い見て学び、そして自ら気を付けることによって少しずつ
身についていくことだと思います。マナーは学生時代に、身につけることのできる1つだと思うので
発表者の方々も言っておられたように意識して直していきたいと思います。また、働くうえで必要な
ものの1つが知識だと、国際大の田原さんや富山短大の白石さんはおっしゃられていました。知って
いるつもりでも、その仕事をきちんと理解していることにならず、ミスが起きてしまったり、お客さ
んから質問されたときに答えることができなかったりします。また、お客さんの不満を買ってしまう
かもしれません。どの仕事でも適当にしてはいけないという、仕事への責任感が必要であると感じま
した。仕事のプロである以上、その仕事をしっかりと理解することは大切だと思いました。自分を成
長させることや、自分に足りないものが見えたインターンシップは、参加者全てに大きな意味を成し
たと思います。
<特別講演会>
私は、現在の自分のことだけを考えるのに精一杯で、遠い未来を見ていなかったのだと講演を聞い
て気付きました。いつの間にか、自分の就活の目的が、「企業に就職をすること」になっていました。
しかし、大切なのは就職をしてそこで何をして、どう生きるかだということだと分かりました。それ
と同時にこれから始まる就職活動や自分の夢をもう一度しっかり見直したいです。
また、高見さんは努力の大切も言っておられました。私には学力も地位もお金もなく、容姿も性格
もよしとは言えません。そんな私だからこそ世の中で生きていくために努力は必要不可欠であると思
いました。高見さんがおしゃっておられていたように、努力をすればチャンスが巡ってくると信じて
努力をし続けたいです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップには参加すること。就職活動がすぐに始まる短期大学ではこの時期のインターン
シップを逃すと参加する機会はなかなかありません。参加すると、就職活動のスタートダッシュを切
れると同時に自分を成長することができます。参加する企業はきちんと自分の将来を考えた上で決定
し、少しでも興味のある企業のインターンシップへ行くのが良いと思います。その機会が就職に繋が
る可能性があることや、なぜインターンシップに参加するかという理由が明確になるからです。これ
はとても大切なことだと思います。どうして参加し、そこで何を学び、何を身につけたいか。これを
参加する前に明確にしておけば、インターンシップに参加しても何をしていいか分からなくなったり、
困ったりすることが無くなり、時間を無駄にせずインターンシップをすることができます。自分を成
長するため、また自分の欠点をみつけるためにも、是非参加するべきだと私は考えます。
- 253 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M063
油谷 昌江
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
各学校の代表者の発表を聞いた中で、特に南砺市観光協会で研修を行った田原梢子さんの発表が
印象に残りました。地域活性化の方策を考えるため、観光協会へのインターンシップを行った際
に、知らないことが多かったこと、地域の人との関わり方、協働の大切さを知ったということで
した。そのことから、これからの就職活動に向けて、社会を「知る」、地域を「知る」、企業を「知
る」、自分を「知る」ということを実感したということでした。さらには、人との絆、コミュニ
ケーションを大切にしていきたいということについては、観光事業に限らず、他の企業において
も、仕事をする上で仕事内容、取引先の会社についてなど、様々な知識が必要になってくると思
いました。また、働く際にもグループ内、会社内、取引先の企業と協力して仕事をしていかなけ
ればならないため、就職活動の際に企業について勉強するのはもちろんのこと、就職できた後に
ももっと様々なことを知らべ、知識を増やしていかなければいけないなと感じました。
<特別講演会>
「天職」とは、「社員が自分の意思と努力で獲得すべきもの、感じるものである」ということ
について、確かに最初から自分の天職を求めて仕事を探して就職したとしても、やったことがな
い仕事が自分に合っているかどうかなどわからないなと思い、最近良くある「思っていたのと違
っていた」と辞めていく人が多いのは、自分の「天職」を何もせずに求めているだけだからなの
ではないかなと思いました。
まずは自分の興味のあること、調べてみておもしろそうだなと感じたもの、なんでも良いから
やってみて、そこから、その仕事を知り、努力し、自分のものにしていくことが大切なのだと感
じました。そこから、職業を探すときには、自分の先入観や好みなどにとらわれすぎずに、企業
をたくさん調べ、自分の可能性を潰してしまわないようにしていきたいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは、知りたい職業を実際に体験できる、というのもありますが、どの企業に
おいても、人間関係のコミュニケーションであったり、社会でのマナーであったりと、得られる
ものは仕事の内容だけではないと思います。
既にこの仕事をやりたい!と決めている人も、まだ決めかねている人も、とりあえずは自分の興
味のある企業にインターンシップに参加し、自分が実際に社会に出たときにどう動けるか、いか
に今の自分が役に立たないかを大いに学んで落ち込み、そこからどうしていくかを考え、今の自
分にできることをやっていくきっかけにしていけばいいのではないかと思います。
- 254 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M075
加藤
智貴
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
各大学代表の発表内容をまとめると次の通りです。
インターンシップに参加するということは自分と向き合うチャンスであり、自分の欠点に気が
付くことができます。そしてそこから自分自身を見直し、成長することができます。また実際の
企業で研修するため、職場の雰囲気を体験したり、職場の方々からアドバイスを得ることができ
ます。そのようなことから、就職活動への意識が高まり、就職活動のスタートダッシュが切れる
ことになります。
インターンシップに行く前に目的を明確にしていく必要があり、目的もなく参加してしまうと、
なんとなくインターンシップの実習期間を過ごしてしまうことになります。また研修先の企業に
も迷惑をかけてしまうことになるので注意が必要です。
インターンシップに参加することで、単純な作業でも工夫することにより、作業の無駄が省け、
効率的に仕事ができます。また、自分の時間管理をし、責任感を持って仕事をすることが大切と
なります。職場では仕事に対する知識や正確さが求められ、自分の強みである能力をどのような
分野で生かしていくか考えることができます。より良い仕事をするためにはお客様目線でするこ
とが大事で、常に見られているということを意識することで普段から気を引き締めて仕事をする
ことができます。また、「コミュニケーション能力」がとても大事であり、これを怠ると伝えた
いことをうまく伝えることができないという事態に陥ってしまうのでこの能力の向上は必要不
可欠です。
インターンシップの良い点をまとめると以下の 3 点になります。
1.現場で働いている方々の表情を見ることができる。(就活サイトでは見ることができない)
2.仕事と自分の相性が分かる
3.今の自分に足りないものが分かる
このことからインターンシップには積極的に参加することで今後の就職活動などに活かせる
と思います。
<特別講演会>
この特別講演会で特に印象に残った内容は次の通りです。
企業経営者とは社員に対して「生計」「天職」「よき風土」を提供しています。また、会社は社
員にとってお互いに共存共生できる節度ある職場環境や企業風土を作ろうと努力しています。社
員はこれらの環境に感謝し、生きがいを持って働くことが大切であると感じました。
就職活動とは人生の中で重要な通過点ではあるが、それが最終目的ではなく、そこから新たな
生活が始まるという言葉が印象的でした。つまり人生は終わってみるまでは分からないというこ
とで、常に向上心を持って努力することが大切であると思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加することで社会の一員として仕事ができる・自分がどの業界の仕事に
向いているか分かる等のメリットがあります。また、インターンシップに参加して損することは
ないので、積極的にインターンシップに参加してください。
- 255 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M104
西村
優花
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回の就業体験発表会では、7人の発表者の方の就業体験発表を聴きました。どの発表者の方
も、それぞれインターンシップに参加するうえで目標を決めて参加しておられました。発表を聴
いて、それぞれいろいろなことを学ばれたのだなと思いました。
その中でも印象に残ったのは、本学の白石さんの他に、高岡法科大学の瀧田さん、富山大学の
松澤さんの発表でした。
瀧田さんが行かれたのは、北陸コカ・コーラボトリング株式会社です。コカ・コーラボトリン
グは、「自分で考えてみてから質問する」、「消極的に行動して失敗するのではなく、積極的に行
動して失敗する方が良い」という考え方の企業だということがよくわかりました。また、「顧客
満足度はマナーから」という言葉が印象に残りました。また、この発表を聴いて、一日の計画を
しっかり立て、記録を残すことはとても大切なことだなと思いました。
次に、松澤さんが行かれたのは、チューリップテレビです。松澤さんは発表の際に、身振り手
振りを取り入れたり、語りかけるように喋ったりしておられたので、とても聴きやすい発表だな
と思いました。また、目標が明確だったのが印象的でした。「積極的な態度で参加する」、「求め
られる人材像を知る」といった目標です。学んだこととして、「現場で働く人たちの表情が見ら
れた」、「仕事と自分の相性について分析できた」、「自分に足りないものが見えた」などを挙げら
れて、インターンシップを通して、目標をきちんと達成されたのだなと思いました。
<特別講演会>
特別講演では、株式会社アイペックの取締役会長の高見貞徳氏のお話を聴きました。「就職活
動 アレコレ」と題して、就職活動をするときの考え方について教わりました。まず、企業経営
者としての視点から、社員に対する役割と期待として、「生計」、「天職」、「よき風土」について
お話されました。この3つは、会社選択をするときに重要視して考えるべきことだそうです。ま
た、「時を守り(約束を守り、キャンセルするな)・場を清め・礼を尽くす」、「お蔭様で」といっ
たことを大切に、総合人間力の高い人間になることが大切だと教わりました。そのためのひとつ
の方法として、人生経験が豊富な小企業の経営者の方などに人生相談してみることを例に出され
ていました。この講演会を聴いて、バイトをして人生観を描いたり、周りの人たちから大変お世
話になっていることを常に意識したりして、「お蔭様で」の気持ちを持ち、態度や言葉で表現で
きるようになれたら良いなと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
最初は緊張したり、何をしたらいいのかわからなかったりして、ひとりでは何もできなかった
り、失敗したりしました。しかし、最後にはできることも増えて、少しは成長できたと思います。
普段の生活では学べない多くのことを学べる貴重な機会なので、参加することで良い経験になる
はずです。就職活動のスタートダッシュにもなると思うので、参加するならば、積極的にたくさ
んのことを学ぶように心がけると良いと思います。
- 256 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M073
荻野
真菜美
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は、今回のインターンシップ就業体験発表会に参加してまず、どの発表者も就職活動に向け
ての目標や疑問をしっかり持ち、それに関連するところで研修を行っていることに気づきました。
また、目標がはっきりしていなくても自分が少しでも興味のある場所へ行くことで、しっかり目
的ややるべきことを見つけてきているのだなというところでした。それと同時に、自分の立てた
目標はこれらの目標に比べて、目の前のほんの一部のことしか見ていない、インターンシップと
いうもののためだけの目標だったのではないかと実感させられました。
今回の発表会で、これからの就職活動は目の前だけを見ていてはいけないというところに気づ
くことができました。しっかり先のことまで見据えて、そこに向けての目標をしっかり立てて行
動をしなければいけないのだということに気づくことができました。ここで気づいたことを活か
し、これからの学校生活や就職活動をしていきたいと思います。
<特別講演会>
私が講演会の中で特に印象に残ったのは「生計」
「天職」
「よき風土」の話でした。特に「天職」
という言葉が印象に残りました。自分が「これぞ自分の仕事だ」「この仕事が大好きだ」と納得
できること、そして、それは「社員が自分の意志と努力で獲得すべきもの、感じるもの」だとい
っていました。私はこの講演で大好きだ、自分の仕事だとできるものというものを見つけること
はとても大事なことだなと思いました。仕事は自分の思うようにいかないものばかりだけど、そ
の中で自分が大好きだと思える仕事を見つけるということは容易ではないのではないのかとお
もいます。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは職業体験をするための場だけど、「なんとなくやる」「友達がやるから自分
もやる」という理由ではなく、なぜ研修にいくのかを考えてほしいと思います。そのためには、
インターンシップのみを見るのではなく、その先の就職活動や学校生活のことをしっかり見据え
た上で、目標や自分のやるべきことを見つけてほしいと思います。
- 257 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M092
瀧野
奈穂
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
いろいろな学校の人たちの就業体験を聞いて、「さまざまな職種があるんだな」と思い
ました。私は図書館で体験したので、他の職種はやはり、いろいろ違うことが分かり、
とても勉強になりました。特に、専門職の製造関係の仕事は、専門的な知識がないとで
きないものが多くありました。しかし、とても興味深かったです。
また、学内発表会でも聞かせていただきましたが、白石さんの発表はとてもわかりや
すく、就業体験をして、学んだことや得たことをうまくまとめてありました。
そして、興味深かったのが、テレビ局への就業体験の発表です。自分たちで企画し、
番組を作ったということはとてもすごいことだと思いました。また、その番組も放送さ
れたということで、すばらしい体験談だと思いました。
<特別講演会>
就職活動は現在厳しい状況にあります。今回の公演から、学べることが多くありまし
た。就職活動は「人生のすべてではない。人生は長い。」ということから、就職してから
も仕事に対して、一生懸命に取り組むことが大事であり、また、それも日々変化してい
くため、努力を怠ってはいけないと思いました。もともと頭がよくて、懸命に努力した
人がいい会社に内定するのは当たり前で、それが世の中の「公平」であります。いい大
学に入れなくても、それから自分を高めるよう努力をしていけば、その結果が内定に表
れたひともいるそうです。そのことから、私も今以上に努力をしていかなければならな
いと気づかされました。
そして、もし、就職が決まらなくても、働くことをやめてはいけないと思いました。
正社員になれなくても、バイトを続けていれば、チャンスは巡ってくるそうです。
就職活動は、自分の仕事を決める大切なものですが、学業をそっちのけで行うもので
はないと、学びました。仕事だけでその後の人生が必ずしも保障はされません。仕事に
対して努力することも必要ですし、プライベートも充実させることが大切だと思います。
これから多様な職種を視野にいれ、これからの就職活動に生かしていきたいと考えてい
ます。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
就業体験は、社会に出るために役立つものだと思います。体験して学ぶことは多くあ
り、体験しておいて損はないと思います。また、自分が興味のある仕事を体験できるこ
ともあるので、参加することを勧めます。私は、実際に体験してみて、思っていた仕事
とは違うと思うこともありました。情報だけでは、知ることができなかったことを学べ、
その後の就職活動に生かしていくことができます。また、他の人の体験を聞くことで違
う職種にも興味を持つことができました。このことから、私の視野が広がったことを感
じました。体験をして、得たことを就職活動に生かしていきたいとおもいます。
- 258 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M034
土永
舞
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回の県下合同就業体験発表会に参加し、改めて就職活動に対する意識の高まりを感じること
が出来ました。前回の本学の発表会でも感じることは出来たのですが、他学の就職活動に対する
動きというのは目に見てとれなかったため、今回参加出来たのは大変意味のあることだと感じま
した。
特に今回印象的だったのが、富山国際大学の田原さんの発表です。私も地元の観光をメインと
したインターンシップに参加したので、特に印象に残りました。仕事をする上で避けられない協
働力(連携すること)や積極性など、共感することが多々ありました。
発表会に参加することで、様々な企業のことを断片的にではありますが、知ることができ大変
充実した時間になりました。
<特別講演会>
特別講演の株式会社アイペック取締役会長高見様のお話を聞かせて頂き、就職活動に対する考
え方と激励を頂いたと感じました。
現在の就職状況は決して良いものとは言えず、震災の影響や長引く不況もあり厳しいものとい
うことを改めて感じました。しかし、ここで現状のせいにするのは間違っていると、お話を聞き
思いました。内定を取れる人は 1 人で 10 社の内定を勝ち取ることが出来る現状を聞いたからで
す。努力した人が内定を勝ち取れるのは当たり前のことであるのです。
そこで私は果たして今就職活動に向けて人並みではなく、人よりも努力をしているのだろうか
と考えてみました。胸を張って人に言うことが出来るほど努力をしていないことに気づき、情け
なくなりました。これだけ厳しいという現状が分かっているにもかかわらず、努力を怠っている
自分を戒め、就職活動を頑張っていきたいと思います。
自分の出来ることを精一杯行い、自分が成長できるような企業と出会い、就職出来るようこれ
からを乗り切っていきたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは必ず経験しておいて損はないと私は言い切れます。「自分のことを知る」・
「企業について知る」
・
「職場で求められることを知る」この3つが分かる場であると思いました。
私は、2 週間の短い研修期間の中でも、社会人になる上で自分に足りないものを知ることが出来
ました。
また、インターンシップ研修後の発表会で、共有できることも利点の一つであると考えます。
相手の発表を聞くことで、他の企業のことを知ることができ、また、それらを共有したときに自
分に置き換えてこの企業は自分に合っているのかを考えることができるからです。
したがって、インターンシップに参加することは、今後の就職活動を有意義にするためにも必
要なことだと私は考えます。
- 259 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M013
門脇
沙也加
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップの就業体験発表を聞き、1 人 1 人がそれぞれの観点で多くのことを学んでき
たことがわかりました。発表の中で印象に残ったのは、「同じ企業の中でも現場ごとに違った能
力が求められる」という言葉です。どこの企業か、ということも大切ですが、どんな作業で自分
の能力を生かしたいのかを十分に考えることがミスマッチを防ぐためにも重要だと思いました。
他にも、企業選びのポイントは社員が生き生きしているところ、自分が成長できるところだとい
う発表がありました。自分にない学びを共有できたのは良かったと思います。発表者の学びを私
も参考にしていき、就職活動に役立てたいです。
<特別講演会>
会社選択では「将来性」「天職が見つかるか」「風土がよいか」を考えること、という言葉が印
象に残りました。就職しても数年で会社が倒産してしまっては困るので、会社の将来性をしっか
りと見極めたいと思いました。天職が見つかるか、ということもミスマッチを防ぐ上で大切だと
思います。会社で長い時間を費やすので、長く勤められる、仕事に情熱を持てるような職を見つ
けたいです。風土がよくないと長く勤めることができないかもしれないので、これも大切だと思
いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加するか参加しないか迷っているなら絶対に参加するべきです。自分に
とってプラスになることばかりで、デメリットはありません。インターンシップ参加のメリット
は、実際の現場で業務を体験できることです。
実際の現場だからこそ、会社の雰囲気がつかめ、社員の方との交流や、生の声がきけます。実
際の業務を体験することで、業務の理解や、その業務に必要な能力がわかります。また、その仕
事に対するイメージと実際の仕事では、いい意味でも悪い意味でもいくらかのギャップがあるこ
とに気づくと思います。これは実際に体験したから気づくのであって、自分の想像だけではわか
りません。さらに、業務を体験することによって、自分に足りないものや必要なこと、就職活動
に向けてやるべきことが具体的に見えてくるでしょう。
このように、インターンシップは多くのことが学べ、貴重な体験ができる数少ない場です。私
はインターンシップに参加して大変よかったと思っています。興味のある企業があるのであれば、
目的・課題をしっかり持ち、積極的に参加することをおすすめします。
- 260 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M043
西澤
晴菜
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
「働くということは積極的に学び続けるということ」。私はこの大切さを改めて感じた。適当
やなんとなくでは済まされず、失敗を人のせいにすることはできないため、細かいことであって
も一つ一つの仕事に責任を持って、取り組まなければならない。また、自分に厳しく、満足する
ことなく常に更なる上を目指し続けることが必要である。そのためには、どのような工夫ができ
るか自分自身で考え、効率よく作業し正確な仕事をすることが求められる。しかし、失敗を恐れ
何もせず失敗するよりは、積極的に行動し失敗する方が後に繋がっていくと考える。また、信頼
関係が最も大切であると感じた。その中でも、進んで取り組むことのできる挨拶、身だしなみ、
言葉遣いなどは今から徹底していく必要があると考えた。
今後の就職活動を行っていくにあたり私は、自分の人生観を描き、また自分が将来どうなりた
いか具体的な目標を立てることにより、その目標に向かって前向きに努力を惜しまず、全力で取
り組みたいと強く感じた。
<特別講演会>
私は、高見社長から以下のような示唆をいただいた。天職とは決して与えられるものではなく、
自ら学び成長していくことが必要である。また、自分本位な考え方では幸せになることができず、
国家から何かをしてもらいたいと受身な考え方をするのではなく、自分が国家に何が出来るかと
考え能動的に働きかけていくことが、自分の人生を成功に導き、心も豊かにすることができる。
就職したからといって楽になることはなく、常に勉強であり、お金も努力も自分の成長に投資し、
何があっても前向きにこつこつと働き続けることが大切だ。世の中は「平等」ではなく「公平」
であり、懸命に努力を重ねた人が会社に内定するのは偶然ではなく当たり前のことである。内定
を取るためにはそれなりの努力が必要であり、努力すれば必ずチャンスは巡ってくるということ
である。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは、ぜひ参加するべきだと考える。参加することにより、就職活動のスター
トダッシュを切ることができる。また自分と向き合うチャンスであり、自分自身を見つめ直し成
長する機会となる。私はインターンシップに参加して、現場で働いておられる人から生の意見を
聞くことができたし、現場の雰囲気を肌で感じ、良い面も悪い面も自分なりに見ることができた。
また、他の参加学生と触れ合うことにより自分の欠点に気付き、足りないものを感じることがで
きた。インターンシップに参加するにあたって、元気な返事や挨拶、メモをとるなど積極的な態
度が求められる。また、実習での目的を明確にすることが大切である。ただなんとなく参加する
だけでは、時間が過ぎていくだけで無意味なインターンシップになってしまう。企業分析を行い、
自分の興味のある企業に参加し、目的や学びたいことを明白に積極的に参加することにより、有
意義で学びの多い時間を送ることができる。また、そこで得たことを就職活動に活かしていくこ
とができると考える。
- 261 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
11M116 見高 千紗
富短生の方が素晴らしかったような気がしたというのが正直な感想である。富短生のプレゼン
テーションは、偉大なものであるとより一層感じた。富短生は発表原稿を見ていないため、それ
が普通であるのだと勘違いしていたが、よく考えてみると、全部の原稿を覚えることは、大変な
ことであるため、素晴らしい発表を聞いていたのだと改めて実感させられた。
今回の発表会を通じて、プレゼンテーションを行うときに必要なポイントがあるように感じた。
まず、パワーポイントや発表原稿に集中せず、発表を聞いている人のほうを見て話すことはとて
も重要なことであると感じた。発表がたどたどしいと感じたとしても、目が合っていれば、聞こ
うという気持ちが沸いた。また、これはインターンシップに限ることかもしれないが、体験内容
を花あすことばかりではなく、得られたことや自分にとってプラスになったことなどを取り入れ
ていたほうが良いと思った。誰でもわかるようなことではなく、学んだことや自分を成長させた
きっかけなど、自分オリジナルのプレゼンテーションを心がけるべきであると感じた。
また、インターンシップに参加していたときにはあまり感じられなかったが、参加した意味は、
就職活動を行っている今だからこそ、とても感じられるようになった。富山短期大学で行われた
発表会やこの就業体験発表会などインターンシップを振り返る機会がとても多く、いろんな方の
発表を聞く機会があるため、就職活動に大切なことやさまざまな業種の内容をある程度ですが把
握することができた。インターンシップは有意義な時間であり、実際に企業に行き、体験するこ
とができるため本当に良い経験になったと感じた良い時間となった。
<特別講演会>
就職活動について、少しお話しされたが、私はそこから、やはり自己分析は大切であるし、自
分のことを研究していくことは大切であると感じた。
また、仕事が合わない場合、または企業側が合わないと感じた場合に落とすこともあると言わ
れ、おちた場合に自分はだめな人間だと諦めるのではなく、前向きに就職活動をしていかなくて
はいけないと感じた。
もうひとつ、富山県の人はあまりお金を使わずにためる傾向があるということであった。お金
をためることも良いけれど、消費していかなくては、経済が活発にならず、停滞したままである
と聞き、私は使うことよりも貯める傾向であるため、お金をあまり使わない傾向があるため、経
済を活発にさせるためにお金を消費させていこうと考えた。また、お金を使いこなせるような人
間になっていきたいと感じた。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加したことは、私にとってとても大きな変化をもたらしました。
興味のある業種や企業が決まっているのならば、必ず参加するべきだと私は思います。理想を抱
いていても、行ってみなければそのような企業かは分かりません。自分自身が実際に働き、体験
できる場なので、いろいろな思いを抱くと思います。さらにこの企業に入りたいというモチベー
ションがあがるかもしれないし、この企業はやめておこうと思うかもしれません。ですが、やめ
ようと思えることも体験したからこそそう思うことができる訳です。
入学したばかりで、もうインターンシップのことを決めなくてはいけないのかと思うかもしれ
ませんが、就職活動をしていくことへの意識を高めるためにも、参加することは誰のためでもな
く、自分のためになります。
私は参加し、社会人の大変さを身を持って感じました。このままではいけない、こんな自分が
社会人になれるのだろうかと不安になりました。この不安はインターンシップに参加したからこ
そ味わった感覚で参加をしなければ就職活動への意識も高まらずに今を過ごしていたと思いま
す。絶対にしたくないと決めている方は参加しなくても良いと思いますが、少しでも迷っている
のならば参加するべきだと思います。そうすると、これからの学生生活も変わってくるのではな
いかと思います。期間中はとても大変だとは思いますが、がんばってください。
- 262 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M023
佐藤
友里奈
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
12 月 1 日に行われた職業体験発表会では、多くの大学の学生の発表を聴きました。印象深く
感じたのは、富山短期大学の白石遥さんの発表です。「射水ケーブルネットワーク」にインターン
シップに行った白石さんは、正社員とアルバイトの違いについて述べられていました。
テレビ局での仕事は、華やかさがあると思っていました。しかし、何が起こるか分からない現場で
は臨機応変さが求められとても大変そうだと感じました。
アルバイトと社会人の違いでは、社会人には、責任が伴うということです。自分が行ったことに責
任を持つことだけではなく、仕事をする上で受け身では誰も教えてくれず、自分から行動していかな
ければいけないということも、社会人とアルバイトの違いだということを改めて感じました。今後自
分が就職する際は、自分の好きな仕事だけできるということはありえない、ということをしっかりと
頭に置き、与えられた仕事を好きになる努力をしていきたいと思いました。そのために、自分がやり
がいの持てる職種に就かなければいかないと感じました。まだ、私は明確な職種が決まっていないの
で、多くの職業を知るために就職説明会などに積極的に参加していきたいです。
<特別講演会>
株式会社アイペック高見貞徳さんの講演会を聴きました。高見さんは、生きていくことで大切
なのは「生計」「天職」「よき風土」と言っておられました。今後社会人になる上で、しっかりと
した「生計」をたてることは、充実した生活を送るのにとても大切なことだと感じました。また、
自分や家族の生活を支える仕事では、何年・何十年も続けていくことから、自分に合った「天職」
を見つける必要があると感じました。三つ目の「よき風土」とは、何のことを言っているのだろ
うと思いました。高見さんは、良い職場環境ということを指していました。自分が好きな仕事で
も職場の雰囲気が合わなかったら、続けていくことは難しいと思います。だから、自分が就職す
る際に、そのような仕事内容だけでなく、会社の考えや環境をしっかり見極める必要があると感
じました。
現代社会は「公平な社会」といわれているので、努力した分報われると改めて感じました。
就職活動が始まりましたが、就職することは最終の目的ではないということをしっかり頭に置き、
今後の学生生活に取り組んでいきたいです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
人から仕事のことを聞いたりすることも、もちろん大切ですが、自分が実際に職場に行って体
験することで、話だけでは分からないことにたくさん気付くことができます。また参加する前に、
参加目的を明確にしておくことが重要だと思います。こうすることで、今後の自分の就職活動の
参考にもなると思います。
慣れない環境で大変かもしれませんが、私を含め周りの友人もインターンシップに参加して良
かったと言っています。ぜひ頑張ってください。
- 263 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M106
堀
友華
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回、7名の方の発表を聞いて、それぞれの企業で各目的を持ってインターンシップに参加し、自
分の求めていたもの、またそれ以上の結果が得られたということがよくわかりました。私は当初イン
ターンシップに参加する気はありませんでしたが、今回先生に勧められて参加して、本当にいい経験
になったと感じています。インターンシップの職業体験発表会に参加して、富山短期大学の学生も含
めて、富山ではこんなに就職活動に取り組んでいる人が居るのだと実感しました。
現在、就職することがどこも難しくなっているために、ここで諦めることはできないと強く思
いました。この発表会での7名の方の報告内容も、インターンシップで学んだことを活かして今
後の就職活動に繋げて努力していきたいと考えます。
<特別講演会>
株式会社アイペック、取締役会長の高見貞徳さんの講演を聞いて、天職とは何なのかというこ
とについて考えるきっかけとなりました。私も将来、就職するなら自分の好きなことができる職
業に就いて、仕事をやり続けたいと考えていました。しかし、好きなことだけができる仕事と言
っても、それは無いに等しく、就職することでさえ難しいこの世の中で、好きな仕事だけをやる
ということはできないのだと感じました。それでも、自分のやりたいことは決して途中で諦めた
くはないと考えました。天職は自分に向いている仕事に就くのではなく、自分から進んで仕事を
好きになれば良いのだと考えました。将来、企業に就いて自分から仕事が好きだと思えるように、
積極的に尽くす力を今のうちから養おうと考えました。今回の講演を聞いて、就職活動に対する
意欲が高まりました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
今まで、学校で勉学をして私たちは、それについての知識はありますが、将来就職するために必要
な仕事の経験は豊富ではないと思います。私たちは今、より良い人生を歩むために勉強をしていて、
就職で学んだことを活かすことが求められていると思います。インターンシップでは、企業の仕事を
体験しに行くことによって、新たな知識や、自分の考えていたものとは違う仕事の現場や、雰囲気を
直接肌で感じ、目で見ることができます。将来、就職した際に希望していた仕事内容とは違うという
ようなことがないようにインターンシップに行ってみるのも良いと思います。更に、自分の経験談と
しての武器にもなるのでインターンシップに行って損はないと私は考えます。
- 264 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M097
砺波
夏実
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
7名の発表を聴いて、社会に出て働くためにはまず社会や企業、地域を知り自分を知ることが
大切だということが分かりました。田原さんの発表では、南砺市観光協会でのインターンシップ
を通して電話応対や観光案内などで、地域のことをよく知らなければならず、地域の方がターゲ
ットとなる観光協会では、地域の方とスタッフの方とが協働して観光協会を作り上げていること
が分かり、人と人を繋げるコミュニケーションが必要だと分かりました。
また、白石さんの発表では、社会に出ると自ら進んで行動し、学ぶ意欲が必要になることを学
びました。好きなことだけを仕事にできるということは必ずしもなく、社会に出ると様々な仕事
をこなし、「会社の一員」 という強い責任感を持って仕事をしなければなりません。自分の好き
な仕事だけをこなして苦手な仕事は放棄するのではなく、そこで必死に努力し自ら意欲を持って
学ぶことで、苦手な仕事も好きになり、自らの成長へ繋がるのだと分かりました。
<特別講演会>
株式会社アイペックの高見さんの講演を聴いて、就職活動は重要な通過点だが、最終目的では
ないということを学びました。どのような道に向かっても、人生は「生々流転」であり、努力す
れば必ずチャンスは巡ってくるので、
「無職」になるということだけは避ける必要があるという
ことが分かりました。
「蟻とキリギリス」の「アリ」のように前向きにこつこつと働き続けるこ
とが大切であり、
「自己の理屈」で働くことをあっさり辞めることは、決してしてはいけないと
分かりました。就職活動でも同じように、自分の進みたい職種に進めるように就職支援講座や企
業説明会などに進んで参加して、自分の将来のためにこつこつと努力を続けることが大事だとい
うことが分かりました。
また、就職活動をするにあたって日頃からお世話になっている家族や学校、社会に感謝の気持
ちを持って、「お陰さまで」の気持ちを自分の心の中だけではなく、態度や言葉で表現すること
も必要だと学びました。
これからの就職活動では、自分の希望する会社にいち早く就職できるように努力を重ね、自分
の常識や責任感などを身につけ人間力を高めていきたいです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
就職をまだまだ先のことだと考えずに、自分なりの目的や目標を持ってインターンシップに参
加してほしいです。まずは、自分とはどういう人間なのかを知り、自分に合った職種を選んでそ
の職種について知ることも必要です。インターンシップは就職活動をする上でも、企業を知る上
でも、とても貴重な経験になると思うので積極的に参加してほしいです。
- 265 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M009
今田
優香
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
発表会に参加したことで、いろいろな視点からの話を聞くことができました。また、発表内容
には、仕事の種類が違っても共通した部分がたくさんあることが分かりました。例えば、仕事に
は積極的な態度で参加すること(返事をしっかりする、あいさつをきちんとする、メモをとる)、
分からないことはうやむやにせず質問すること、仕事の責任が大きいこと(自分の仕事の質がそ
のまま会社のイメージに繋がる)を自覚するなどです。
そして、インターンシップ終了後は、企業を知るということ、コミュニケーションを大切にす
るということを課題として挙げている人が多かったです。特に企業を知るという点では、自分が
漠然としか分かってなかった業界の仕事内容を今回の発表会で知れてよかったと思います。業界
研究をする上で実際に体験した学生の生の声を聞くということは、企業を知れるとてもいい方法
だと感じました。このような貴重な体験をさせていただき、お世話してくださった多くの方々に
感謝しています。
<特別講演会>
株式会社アイペックの高見社長に「就職活動 アレコレ」と題してお話をお聞きしました。こ
の特別講演で今までの自分の考えは甘いと、改めて気づかされました。現在の大学 4 年生の全国
平均内定率が 60%という低い数字が何を表しているのか。なんとかなる精神ではなんにもならな
いことを思い知らされました。あの天才と呼ばれたエジソンは、努力 99%×ヒラメキ 1%×志(や
る気)であったと言われています。努力に勝る天才はないのです。ましてやなんの才能も持って
いない私は、人の何倍も努力しなければならないと思いました。
今の就職活動は、とても難しく途中で投げ出したくなることもあるかもしれませんが、諦めな
いで前向きに物事を考え、こつこつと努力していこうと思います。そして、「就活は人生の重要
な通過点ではあるが、人生のすべてではない。長い人生には大きな変化が続く。」という言葉の
通り、常に向上心を持って生きていきたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは就職活動のスタートダッシュを切れる!と誰かが言っておられました。イ
ンターンシップをすることによって、現場の生の声が聞けるし、実際やってみることによって、
自分の欠点に気づくことができます。そして、就職がより身近なものに思え、意識が高まると思
います。私は、インターンシップに参加したことによって、業界研究をする上で、実際に体験す
ることが企業を知る 1 番の近道だと感じました。インターンシップはやっておいて損はないと思
います。むしろ、やったほうが自分のためになると思います。参加するかどうか迷っている人は、
ぜひ参加することをお勧めします。
- 266 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M077
川田
恭子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
12 月 1 日(木)のインターシップ就業体験発表会では、7 名の方の発表を聞きました。発表は、
人それぞれの捕らえ方があり、非常に興味深いものでした。インターシップを通して、自分に足
りないものに気付けたという意見や、自分自身と向き合うチャンスになったという意見や、就職
サイトでは得られないことを学ぶことができたなど、どれも自分にとってプラスになることばか
りで、改めてインターシップに参加して良かったと思うことができました。また同時に、社会は
厳しいものだということを再確認することができました。企業へのエントリーが先日から始まり、
就職活動もいよいよ幕を開けましたが、気を緩ませず、頑張ろうと思うことができました。就職
活動は辛いものだと思いますが、諦めずには挑みたいと思います。
<特別講演会>
高見貞徳さんの話を聞いて印象に残っていることが二つあります。
一つ目は、「天職」とは自分自身で作り出すものだということです。現在、就職をしても、す
ぐに会社を辞めてしまう若者が多いのが現状です。それは、
「無理」や「できない」と決め付け、
自分はこの仕事に向いていないというマイナス思考な考え方だからだと思います。そのようなこ
とを改善するには、まず物事の捉え方を変えることが大事だと思います。自分の苦手や不得意に
悩むよりも、自分の得意なことを見つけ、仕事を好きになって、その仕事を「天職」に自らして
いくことが大切だと思いました。
二つ目は、世間は「平等」ではなく、
「公平」ということです。就職活動をする上で、一社目
で内定を獲られる学生もいれば、何社も不採用通知を受ける学生もいます。早期に内定を獲たい
学生は、運が良いだけではありません。その裏で必死に努力をしているからです。就職活動にお
いては、早く内定先を決めたいというのが本音です。しかし仮に、何社も試験を受けて落ち続け
くじけそうになった時には、内定を手にした人を僻むのではなく、自分には努力が足りないと自
分を奮い立たせ、辛くても努力し続けたいと思いました。決して諦めない強い精神で、就職活動
に立ち向かいたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターシップに参加することによって、自分の中で就職に対する意識が大きく変化します。
短大の授業で、マナーや常識について学びますが、実際に現場に立って体験してみることによっ
て、初めて気付くことがたくさんあります。また、インターシップ研修は短い期間のため、大き
な仕事は与えられないと思います。わからないことだらけで不安になることもあると思いますが、
仕事を上手くやり遂げるということよりも、一番大切なことは、挨拶をしっかりとして、マナー
を守り、常識ある行動をとることだと思います。
インターシップに参加する理由は人それぞれだと思います。私は当初、単位を取得できるとい
うことが大きな理由でした。しかし実際に体験してみると、予想していた以上に社会は厳しいも
のであり、自分の就職意識は非常に低いということに気付くことができ、自分自身を良い意味で
焦らすことができました。そのため、どのような理由であれ、自分を高めるために参加すると何
か学ぶことは必ずあると思います。是非インターシップに参加して自分を見つめなおしてみてく
ださい。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M042
鍋谷
美有
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
参加後、私は改めて「働く」にあたり、「自分の仕事の質=会社全体の質」ということを日々
考え、自分自身を向上させていきたいと思うようになった。どんな仕事でも小さなミスは会社の
利益に大きく影響するため、将来はひとつひとつの作業に大きな責任を持って臨みたい。しかし、
失敗を恐れて消極的になってしまうことはよくない。「失敗したらどうしよう」よりも、「こうし
たらもっとよくなるのではないだろうか」と積極的に自ら考え自ら行動し、分からないことがあ
ればそのままにしないということが、ミスなく作業できることにもつながると考える。また今後、
企業や自分自身を知ることをより重要視していきたい。就職活動する上で、自己分析と業界研究
は必要不可欠である。仕事と自分の相性は重要で仕事の向き不向きや、何に興味があり何が苦手
かを知っていなければならない。そうすることによって今の自分に足りないものが明確化する。
どういった現場で自分の能力が活かせるか、それぞれの業界の特徴や強みを理解しておかなけれ
ばならない。長い人生の中で就職活動は重要な通過点である。万全の準備をし、一切の妥協はな
しで挑んでいきたい。
<特別講演会>
就職活動に正面から向き合い、諦めないで前向きに努力し続けたい。世の中は「平等」ではな
く「公平」であり、懸命に努力した人が内定をもらうことは当たり前である。就職活動に対して
攻めの姿勢で取り組んでいきたい。天職は「この仕事が大好きだ」と自分自身が納得できること
であるが、好きなことだけを仕事にしたいと考えていると自分の視野を狭めてしまうことになる。
学ぼうと努力し、それを実践し、成功や失敗を繰り返し成長する。天職は決して与えられるもの
ではなく、自分の意思と努力で獲得すべきものだ。自ら積極的に学べば好きになるのである。ま
た、社会人として働くにあたって税金や社会保険料など支払いが生じるが企業も社員も国家から
何かをしてもらうのではなく、自分が国家に何ができるかを考える必要がある。自分本位では決
して幸せにはなれないことを思い続けていきたい。自分への贅沢は気持ちを前向きにし、明日へ
の活力になる。しかし、貯金ばかりでは「人物の器」が小さくなる。お金も努力を自分の成長に
投資していきたい。バランスのよい総合人間力を高めていきたい。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
ただ働く体験をしにいくという軽い気持ちでインターンシップをすることはよくない。自分の
将来を見据えて、どういった業界で働きたいかなどを考える必要がある。インターンシップに対
する目的・意識が高いほど得られることは大きい。働くことの意味を再発見でき、自分に向き合
えるチャンスになる。就職活動に対する意欲が高まり、良いスタートダッシュが切れるインター
ンシップに、ぜひ参加して欲しい。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M031
多田
愛莉
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
まず、インターンシップ就業体験発表会に参加して、話に聞き入らせる話し方があるように感
じました。話し方以外に、声のトーンや表情も大きく関係していると感じました。私も、聞き入
ってもらえるような話し方を身に付けたいと思いました。
インターンシップ就業体験発表会では、田原さんと瀧田さんが、「説明や会話をするには知識
が必要」とおっしゃっていましたが、私も接客業のアルバイトをしていて、痛感することがあり
ます。この経験から、就職してからも勉強を続けて知識をつけようと思っています。また、藤村
さんが「時間管理が大切」とおっしゃっていました。ビジネス実務総論の授業でも、スケジュー
ルを立てることが大切だと習ったので、学生のうちからスケジュールを立てることを意識してい
きたいと思います。そして松澤さんは、
「仕事と自分との相性について分析できた」と言われて
いました。私も、インターンシップを行って、仕事と自分の相性について分析できたので、ミス
マッチを防ぐことにつながると思いました。私は中川さんと同じインターンシップ先でしたが、
同じ会社でインターンシップを行っていても、学んだことも少し違っていました。実習した部署
が違うことが大きいと思うので、企業研究する際には部署も調べようと思いました。
<特別講演会>
まず「就活は人生の重要な通過点ではあるが人生の全てではない。長い人生には大きな変化が
続く。」という言葉を聞いて、これからの就職活動を前向きに頑張ろうと思いました。会社を選
択するときは、「将来性」
「天職が見つかるか」「風土が良いか」を考えようと思いました。日ご
ろお世話になっている周囲の人々に感謝の気持ちをもって、態度や言葉で伝えていかなければい
けないと思いました。私は今、アルバイトの給料は出来る限り貯金するようにしていて、就職し
てからの給料も貯金していこうと思っていました。高見さんのお話を聞いて、就職難を防ぐため
にも、消費生活を活発に行わなければならないと思ったので、貯金と消費をバランスよくしてい
きたいと思いました。特別講演会では、私の考えと違う考えが聞けたので、多くのことを考え直
す機会になりました。就職するまでに、学校やアルバイトなどを通していろいろな人と話し、自
分にはない考えを多く聞きたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは、職種や業務内容を知り就職活動の幅を広げることや、就職のミスマッチ
を防ぐことができると思います。私は、品質管理課で 4 日間インターンシップを行いました。工
場内を見学し、実際に品質管理業務を体験させていただきました。私が想像していた工場の業務
内容や雰囲気とは全く違っていました。品質管理課の業務内容も知らないことが多かったのです
が、インターンシップを通して理解できたと思います。インターンシップを行っていなければ、
品質管理課の業務内容を詳しく学ぶことができなかったと思います。社員の方と話ができる機会
もあり、アドバイスもいただきました。アルバイトとの違いも実感でき、自分に足りない部分を
見つけることができました。インターンシップを行うまでは不安な気持ちしかありませんでした
が、インターンシップ先の企業の方々がとても親切で、適度な緊張感でインターンシップを行い
ました。インターンシップは、学校では学べない多くのことが学べ、本当に充実した 4 日間にな
りました。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M024
沢井
彩乃
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回各学校 7 人の発表を聞き、インターンシップで得たことや、大切だと感じたことの多くに「仕
事は、挨拶や身だしなみ等のマナーを徹底することからはじまる」を述べている方が多かったよ
うに思います。私も、インターンシップで営業職を体験し、強く感じていたことの一つであり、共感
することが多かったです。また、発表者の一人に、
「消極的な失敗ではなく、積極的な失敗をする」と
いうことを聞き、とても心に響くものでした。私はインターンシップではみずから積極的な仕事がで
きたかを思うと、少し心苦しく聞いておりました。そのことが体験する際の目標だったので自分に置
き換えて反省させられました。
今回の発表会は、私のインターンシップを振り返れるいい機会だったと思います。目の前にきてい
る本格的な就職活動では、いままでにない危機感を感じました。これから私がどうしていかなければ
いけないかを再確認し、この気持ちを忘れず大いに活用していきたいと思います。
最後に発表会で発表された方々のすばらしい発表を聞き、自分も同じ年であり、同じように発表で
きる能力を身に付けたいと刺激を受けました。
<特別講演会>
経営者の立場からの講演はたいへん興味深く聞くことができました。特に、人生について教え
てくださったことがとても大きく心に残っています。特に印象深かったことは、すばらしい学歴
はないが、18 歳から自分の目標に向かってしたい仕事を一生懸命してこられた話です。何事も、
どんな環境でも見て学ぶことは大切であり、そのことが、自立していくことにとても役に立つと
のことです。また、
「社員に対しては生計を立ててほしい」など、社員をとても大切に考えて下
さっているのだと思いました。企業は仕事ばかりで大変だと思っていたのですが、雇う側も、従
業員の幸せを願っている面もあることを知り、少し企業や働くことへの考え方が変わりました。
就職が決して終わりでないことも心に響きました。就職して終わりではなく、その先で私自身
に何ができるのかということも考慮し、就職活動をしていかなければいけないことだと考えさせ
られました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップには是非参加してほしいと思います。学校で学ぶこと以外に大切なことを知るこ
とができるので良い機会だと思います。また、自分の欠点や今後の課題を見つけられ就職活動への意
識が高まります。
短大は四年制大学と違い就職までの期間が短いので短期間で、自分の将来の仕事を決めなければな
りません。就職活動では、どうしても年上の方と争うことになってしまいます。そのためには、積極
的にいろいろなことにチャレンジしておく必要があると考えます。そのことを意識し、どうしたら有
利になっていくかを考えてほしいと思います。
何事にもまけない強い精神力と根気を身に付け、社会へ羽ばたいていけるよう頑張ってください。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M008
犬嶋
佑介
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
職業体験発表に選ばれた方々の発表内容が分かりやすくて良かったと思いました。その中でも富山
短期大学の白石さんと富山大学の松澤さんが、特に良かったと私は思った。この二人は、話すスピー
ドや表情がとても良いと感じました。白石さんの仕事が好きになる流れや富山大学の松澤さんの時間
を大切にする心構え、積極的な態度など、どれもこれからの就職活動や就職した後にでも役立てられ
る自分に対しての良いアドバイスだと思いました。また、この二人だけではなく、他の皆さんのお話
では私が知らない企業の仕事内容も知ることができ、どこの企業でもコミュニケーション力が大切だ
ということが分かりました。コミュニケーションは仕事をする上では欠かせないものであり、黙って
いてもどうしようもならないのだと知りました。それだけ知れただけでも、私にとって充分プラスに
なったと感じました。
未だに私は何をしたいのか、私の持っている能力とは何か、理解をいていませんが、これからの就
職活動にどのように立ち向かうのかをよく考えながら自分と向き合いたいと思いました。
<特別講演会>
アイペック株式会社の高見さんがお話になられた就職活動とは、重要な通過点であり、最終目的で
はありません。人生は終わってみるまでは分からないから人は「志」「希望」「夢」を持ち、総合人間
力を高め己の道に進むのだと思います。日頃、家族、学校、社会から大変お世話になっていることを
自覚し、その気持ちを自分の心の中はもちろん、態度や言葉で表現するのが良いと思います。本当に
自分に自身があるのならば、自分で起業してみるのが良いと考えます。そこで、全人格、全条件が試
されるのです。上手く行っている時は最高です。
日本では「個の尊重」が行き過ぎ、
「私だけの満足」になっており、利己主義が蔓延しています。そ
のような事にならないように「個」と「公」のバランスが大切なのです。
日本人は「やさしい」の方が良いが「逞しさ」が足りないのです。そこで、責任から逃げず、早い
決断、リスクや失敗を恐れずに立ち向かう勇気が必要とされています。
そこで伝えたいのが、就職活動で、最もいけないのは「無職」になることです。「蟻とキリギリス」
ではないが「アリ」のように前向きに「コツコツ」と働き続けて欲しいのです。
「自己の理屈」で働く
ことをあっさりと辞めないで欲しいのです。あなたの周りの人達もあなたが人並みに働いてくれるこ
とを強く期待しています。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは、就職活動するための準備段階であり、且つ自分を成長させるための良い機会
だと私は思います。将来こんな仕事に尽きたいという「夢」や「希望」を探している最中の方でも参
加して損は無いと思います。私は、社会のマナーをあまり知らなかったため、インターンシップに参
加するとたくさんの失敗をしました。その分周りの方々にたくさん注意を受けました。しかし、失敗
をすることで自分にとってプラスになることをたくさん教えていただきました。叱られることは辛い
ですが自分の力になります。失敗を恐れずインターンシップに参加してみて下さい。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M120
山口
萌子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
発表会では7名の方の発表を聞きました。特に印象に残った3名の方についてお話します。1
人目の田原さんの発表では、スライドが丁寧だと感じました。今後は社会や地域、企業、自分を
知るということ、絆とコミュニケーションから人を大切にするということをされるそうですが、
私もいろいろなことを知らなさ過ぎるので、これから「知る」ということをしていきたいと思い
ました。2人目の白石さんの発表は言うまでもなく、とても完成度が高く、聞いている人を飽き
させないスライドと話し方で、とても引き付けられました。2週間に1度ゼミで発表をしている
ので、白石さんのいいところを参考にさせてもらいたいです。3人目の松澤さんの発表では、ス
ライドと話し方に個性があると感じました。実際にインターンシップで使用された資料などを見
せてもらえて面白かったです。話し方ははきはきしておられて聞きやすかったです。足りないも
のは私と同じで、大人とのコミュニケーションやモノの見方、時間を大切にするということでし
た。残る 4 名の方の発表もとてもためになりました。私もこれから自分はどうように過ごしてい
けばいいのかをよく考え、就職活動に生かしていきたいと思います。
<特別講演会>
就職活動をするにあたり、就職についての考え方ややらなければならないこと、就職状況につ
いてなどのお話は、普段あまり聞くことがない内容のものもあったので、とてもためになりまし
た。「就活」は重要な通過点ではあるが最終目的ではない。人生は終わってみるまではわからな
い。という言葉が特に印象に残りました。確かにこの就職活動は長い人生のうちの1つの出来事
に過ぎません。しかし、私にとってこの就職活動というものは初めての経験であり、わからない
ことだらけなので、慎重に行動しようと考えています。また、この言葉は、人生の最終目的のよ
うに就職活動を重く考えすぎて、行動できなくならないようにするという意味も含まれていると
考えました。私自信、重く考えすぎてしまう部分があるので、そうならずに積極的に行動したい
と思いました。この他にお話から学んだこともこれからの就職活動に生かしていきたいです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加することで、一足早く社会勉強ができます。また、自分にできること・
できないことがわかる、それらがわかることにより、自分は今後どのように生活していけばよい
のか考えることができる、この経験から得られることがたくさんあるということなど、参加する
と良いことがあります。今ではインターンシップに参加する学生が多くなり、採用試験の面接等
で大きく評価していただけることは少ないと聞きました。しかし、参加することで自分の力にな
り、日々の生活や就職活動の中できっと役に立つと思います。夏季休業を有効に利用するために
も、インターンシップに参加することをお勧めします
- 272 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M100
永井
玲那
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
7人の発表を聞いて、発表の仕方などを学ぶことが出来た。特に、同じ学校の白石さんの発表
はとても聞きやすく、パワーポイントも見やすかったので、今後パワーポイントを作成すること
や発表することがあればお手本にしたいと思った。
また、発表者のインターンシップを通して得ることができたものの中で、自分が得たものとは
別のものが多くあったので研修先や人によって考え方が違っていたので、発表を聞く前より仕事
に対する考え方が広くなったため、そのことを踏まえ今後の就職活動などに役立てていきたいと
思った。
<特別講演会>
講演会を聞く前までは、どこかに就職できればいいと思っていた。しかし、今回の講演会を聞
いて、「定年まで勤め上げることが出来るか・その仕事が自分のしたい仕事かどうか・組織のメ
ンバーが共有する価値観や信念などに基づく行動」を就職先決定のときに考えて選びたいと思っ
た。
また、「時を守り(約束を守り、キャンセルしない)・場を清め・礼を尽くす」こと、信用され
る人間になること、
「努力 99%×ヒラメキ 1%×志」を持つことを大切にして、総合人間力を高め
ていきたいと思った。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップ先を決める際に、自分の興味のある職業に関係のある企業に行くことが出来
なくても、研修に参加すべきだと思う。なぜなら、興味がない企業でも社会人として働くことが
できるので、アルバイトとして働くのとは違ったものが得ることができるからだ。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M103
鍋山
瑞波
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ就業体験発表会に参加して、発表者の方々は、それぞれが目標を持って参加
して、たくさんのことを学んでいると思いました。
発表者はそれぞれ違う業種で違う研修内容をしていましたが、どの業種でも、どんな内容の業
務内容でも、「社会で働く」ということは変わらず、大切なことは共通しているのだと思いまし
た。「社会で働く」ということと、「アルバイトで働く」ということの違いは、会社のために働く
かどうかだと思いました。社会で働くとき、自分が失敗を繰り返せばお取引先の会社の方やお客
様に迷惑をかけ、信頼を失ってしまい、会社に迷惑をかけてしまいます。アルバイトとは会社に
対する責任がまったく違います。
また、働くということは自分の好きなことだけを仕事にしたい、自分のやりたいことだけをや
りたいという考え方は間違っているのだと思いました。働くということは働いているうちに失敗
や成功を繰り返し試行錯誤するなかで、自分でやりがいを見つけ好きになっていくことが大切だ
と思いました。やりがいは人が与えてくれるものではなく、自分が努力を繰り返すなかで発見で
きるものなのだと思いました。
社会に出て大切なのは行動力と考える力、あきらめないねばり強さなのではないかと思いまし
た。そしてそれらには、全て努力することが必要なのだとわかりました。今回の発表会で、たく
さんのことを考えさせられ、学ぶことができたと思います。
<特別講演会>
今の時代は内定がなかなかもらえないとニュースなどを見て不安に思っていましたが、今回
の講演会を聞いて、自分が努力すればその不安に勝つことができるのかなと思いました。
講演会で、大学生は努力が足りないと言っているのを聞いて確かに私は今の時点で就職活動に
対して焦るばかりで何も努力していないと気づきました。また会社選択で「将来性」「転職が見
つかるか」
「風土がよいか」を考えろというお話は、自分では思いつかないような点だったので、
とても参考になりました。なかでも「天職を見つかるか」という点がとても考えさせられ、天職
とは与えられるものではなく、自分で自分の意志と努力で獲得できるもの、感じるものなのだと
学びました。「この仕事が大好きだ」と思えて働けたとしたらとても幸せなことだろうなと思い
ました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップで学べることは授業や人の体験した話を聞くだけでは知ることができない
ようなことがたくさんあります。また、実際に働いてみることで就職活動への威力も上がると思
います。気になる職種がある方はもちろん、またない方もこの機会にぜひ参加されたら良いので
はないかと思います。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M028
笽島
千聖
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回の発表会で感じたことは、インターンシップは学ぶことが多く自分のこれからの生活に大きく
影響を与えるものだということです。7 人の方の発表を聞いて、それぞれに対して感じたことがたく
さんありました。その中でも一番感銘を受けた言葉は、「どんな企業で働くか」ではなく、「どこでも
自分の能力を発揮できる」という言葉でした。このようなことは、今まで考えたこともありませんで
した。自分の持つ能力が発揮できる仕事に就きたいとは思っていましたが、
「どこでも」ということは
考えたことが無かったので、新たにこれからの就職活動、社会人としての生活に対する意識に組み込
んでいきたいと思いました。
他の人が体験したことを聞くことで、広い視野を持つことができ、自分の考えを深めることができ
たと思います。
今夏のインターンシップによって、
いい意味でも悪い意味でも自分の新たな面を発見できたことは、
これからの学業、就職活動で活用していけると思いました。
<特別講演会>
経営者視点の企業や就職活動に対する考えをこの時期に聞けたことは、まだ就職活動に本格的に取
り組めていない私にとっては大変意味のあるものであったと思います。
経営者は社員に対して「生計」「天職」「よき風土」を提供するという高見氏の考えの中で特に感銘
を受けたのは、
「天職」についての考えです。私は、天職を見つけるのは自分だけであると思っていま
したが、高見氏は経営者が社員に天職を獲得できるように、適切な職場環境を作り出し、社員個人と
経営者との共同作業であるということでした。若者の離職率が多くなっていると聞きますが、それは
この関係性が作れていなかったからなのではないかと思いました。
これから企業に就職して、その企業との関係性が素晴しいものになったらそれが私の天職だったの
だと思うことができます。そのためにも就職活動をするにあたって、企業選択の基本である企業研究
に力を入れていきたいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
短大に入学してすぐに就職活動といわれても、あまり実感がわかないかもしれませんが、ぜひ参加
してください。絶対に意識が変わります。アルバイトとはまた違った企業での体験は学生生活ではめ
ったに体験できません。せっかくインターンシップという機会があるのだから、体験しないともった
いないです。自分の新たな面も発見できます。
短大に入ったからには、周りの四年制大学にもまけない社会経験やスキルが必要です。自分の将来
に大きな影響を与えることができるこの機会を逃さずに積極的に参加してください。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M065
飯田
夕貴
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
発表を聞いて改めて思ったことは、自分で行動することは大切なのだということです。しかし、
そのためには自分に自信を持っていないとできないことだとも感じました。わからなくても自分
なりに行動して失敗するなら、それは次につなげることができると発表者が言われていました。
私には、自分に自信を持つことも、自分なりに考えて行動する力も足りていないと感じました。
私は、失敗することが怖いと思い込んでいるので、今後は失敗してもいい、失敗した方が次につ
ながると、前向きに考えるようにしていきたいです。失敗から逃げず、しっかり向き合える強さ
が必要だと実感しました。何でも自分には無理、向いてない、と決め付けずにチャレンジしてい
けるようにもなりたいと思います。また、どんな現場で自分の能力を生かしたいのか、生かせる
のか、を自己分析とともに考えていこうと思いました。
<特別講演会>
就職活動は人生の全てではなく、通過点である。就職がうまくいっても、それからのことがあ
るのだから、諦めずに前向きに頑張ることが必要など、とても印象に残る講演会でした。自分が
大好きだと思える、これが私の仕事だと胸を張って言える、そんな職業を見つけたいと思いまし
た。それは、自分の意志と努力で獲得していくもので、どんなに年をとっても努力していくこと
は欠かせないし、努力を怠らなければ天職だと思える仕事に出会うことができると思います。こ
れは就職活動にも必要なことだと思います。仕事に就けても自分がこの会社で何をしたいのかし
っかりとした目的を持っていないといけないと思いました。ただその目的が自分本位なものにな
らにように気をつけようと思います。私だけが満足するのではなく、国にも会社にも貢献できる
ように常にまわりのことを意識していきたいです。自分一人で生きているわけではないことをし
っかり自覚し、家族や友達、学校の先生、社会からお世話になっている自覚を持ち、感謝を忘れ
ずに、これから生活していくように心がけていきたいです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは、自分の足りないものを発見できる、自分自身を見つめなおすことができ
る貴重な機会だと私は思います。自分の希望の業種の会社にいけなかったとしても、マイナスと
捕らえずに、もしかしたらこの職業の方が自分にあっているのでは、とわかるチャンスだと思っ
て挑戦した方がいいと思います。もし、その職業が自分にあっていなくても、この職業は自分に
は向いていないとはっきり感じることができると思うので、参加してみる価値はあると思います。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M084
菅谷
綾
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
発表者のインターンシップをして働くことの大変さと、仕事で学んだことをとても分かりやす
く発表していました。発表を聞いて、自分のためになることがいくつかありました。私は、挨拶、
知るということ(社会を知る、地域を知る、自分を知る)、人を大切にすること(人との絆、コ
ミュニケーション)
、好きなことだけを仕事にすることは出来ないということが印象に残りまし
た。
挨拶が出来ているか出来ていないかで、その会社の印象が決まってしまいます。普段の生活か
ら友達や先生に積極的に挨拶をして習慣づけることが大切だと感じました。また、仕事をするた
めに、
会社・地域のことについて知識が必要となり、人とのコミュニケーションも大事です。従って、
他にも地域について、勉強したいと思いました。私は今まで好きなことを仕事にしたいと考えて
いましたが、それはとても難しいことだと分かりました。1から学び、失敗や成功を繰り返すこ
とで、その仕事が好きになると思います。よって、私も好き嫌い関係なくどんな仕事もしてみて
好きになろうと思いました。
<特別講演会>
大学は「学問の府」であって、
「就活予備校」ではありません。就職するためには、総合人
間力を高めることが大切だと思います。仕事をしていく中で、責任から逃げたりすると周りの人
からの信頼をなくしてしまいます。どんな困難な仕事でも、最後までやり遂げることで達成感な
どを持つことが出来るのだと思います。
「就活」は、重要な通過点で最終目的ではないので日ごろ、家族、学校、会社から大変お世話
になっていることを自覚し、感謝する気持ちを自分の心の中、また態度や言葉で表現することが
大事になるのだと思いました。最近は、就職率があまりよくなく、就職するのに苦労している学
生がたくさんいるとニュースでよく聞きます。私は、そのニュースを見るたびに「私は就職でき
るのか」などを考えて、とても不安になります。でも、就活は重要な通過点なので、うまくいか
なくても頑張って乗り越えてしっかり就職できるように頑張りたいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は、インターンシップをする前までは「別にしなくてもいいのではないか」と思っていました。
しかし、実際企業でスタッフさんたちと同じ仕事をさせていただいて、働いてみないと分からないこ
となど、自分が思っていた以上のたくさんのことを学ぶことが出来ました。お客様と接して「ありが
とう」と言われたときの嬉しかった気持ちは今でも覚えています。私は、インターンシップを通して
働くことの大変さと楽しさを感じることが出来きて、いい経験になりました。インターンシップに積
極的に参加してください。
- 277 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M029
高森
祐里佳
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ就業体験発表会に参加して、私は2人の発表が心に残った。一人目は富山国
際大学の田原梢子さんの発表だ。彼女はインターンシップ参加動機をしっかりともっておられ、
どうすれば目標に達成できるのか真剣に考えて行動に移しておられた。そして実習で学んだこと
の中で、“協働の大切さ”という言葉が出てきた。仕事は一人では出来ないため、仲間と同じ目
標を持って協力しながら働く大切さを、私も実習の中で感じていたため、とても共感した。また
就職活動に向けて必要なことを実習の中からしっかり見つけ出しておられたので感心した。
二人目は北陸職業能力開発大学校の横田陸さんの発表だ。彼もインターンシップへの参加動機
がしっかりしており、なおかつインターンシップを自分と向き合うチャンスだと考えておられる
ところに関心を持った。そして、企業選びのポイントをおっしゃっておられ、興味を持って聞く
ことができた。企業選びのポイントの中でも、“社員がイキイキしている”というポイントにつ
いて、私も就職活動で企業を見極める際に、イキイキとした社員がいる企業に向けて積極的に活
動していきたいと思った。
<特別講演会>
「就職活動アレコレ」を聞いて、心に残ったお話がいくつかあった。『企業経営者は社員に対
して、「生計」「天職」
「よき風土」を提供する。こんな仕事がしたい、この仕事が好きだという
のが天職であり、会社は、
“社員が自分で成長するうちに仕事が好きになる”という環境を社員
に提供したい』というお話を聞き、会社を発展させるためや地域に貢献するためだけでなく、社
員も成長させてあげたいと思い活動する会社が最もよい会社であると感じた。また「平等」と「公
平」について、今の日本の世の中は「平等」ではなく「公平」であり、頑張った分だけ成果が出
る、評価されるのが「公平」である。というお話を聞き、何事も先に頑張った者の勝ちだと感じ
た。私たちは就職活動が始まったばかりだが、周りが本気になる前に少しでも早く行動しようと
思った。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは想像以上に大変だった。働くことの大変さを身にしみて感じた。インター
ンシップに参加するに至って、気をつけることがいくつかある。まずは、参加動機をしっかりと
持つことである。参加動機をしっかり持たずに参加しても、体験して学ぶことは少ない。次に実
習期間が始まる前に、企業のことを調べておくことだ。企業側からしたら、それが当たり前だと
いう考えが多い。私は事前に調べて行かなかったため、困った場面があった。そして最後に、決
して挨拶を忘れないということだ。業務を失敗しても多めに見てもらえるが、元気に挨拶しなか
ったりお礼の言葉を言えなければ、常識がないと思われることもある。これらのことに気をつけ
て一生懸命やれば、きっと評価してくれるはずだ。
たくさんのことを学べる場たから頑張って!!!
- 278 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M096
寺中
七星
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
富山県立大学で行われたインターンシップ体験発表会に参加してまず私が思ったことは、各大
学の代表者が感じたことをあらゆる視点から報告しているということでした。
中でも、富山短期大学の代表者である白石遥さんの発表がとても印象的でした。白石さんの発
表は、私たちに訴えたいことを失敗談も添えたりなどしてとても工夫しておられ、大変分かりや
すかったです。「働く意義」のところでは、なぜアルバイトではだめなのかという問いかけに対
し、将来を考えたら企業の正社員でないと収入が不安定だからという回答を学びました。加えて
私は賞与をいただいたり、企業単位の様々な保険に加入したりすることが不可能だからではない
か、とも考えました。
職業体験発表会に参加して就職をする上で大切だと思ったことは、ビジネスマナーです。ビジ
ネスマナーは、就職をしてからだけではなく、私たちが生活しているあらゆる場面において使い
分けることが大切だからです。そのために、今からビジネスマナーを意識しなければならないと
思いました。
<特別講演会>
特別講演会を聞いて、就職をした場所で新たな人間性を養うチャンスであるということを学び
ました。人生とは、毎日が勉強だと思いました。就職をしたら、毎日が勉強だと思って頑張って
いきたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップの参加にあたって、就職したい職種が明確でない人も、将来就きたい職種が
決まっていて実際に体験したい人も含め、自分を見つめなおすとても良い機会になると思いまし
た。
私の場合、就きたい職種が“事務職”と決めているため、今回私は事務職に携わる仕事を体験
させていただきました。実際に事務職に携わる仕事を体験すると、私に不足している能力と共に、
今後養うべき課題を見つけるとても良い機会となりました。なによりも、仕事をするにあたって
日々やりがいをもつことが大切だと思います。ですから、自身が興味を持っていることや、特技
を生かすことがそれに繋がると考えます。その一歩だと思ってインターンシップに参加するのも
良いと思います。
- 279 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M027
炭谷
奈穂
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ就業体験発表会に参加し、7 人の発表を聞きました。各々が違う企業につい
て発表されていたため、様々な業種があるのだと実感しました。彼らはインターンシップで学べ
たこととして敬語などのマナー、自分自身を見つめ直す機会、積極性・行動力が必要など、自身
が体験したことに基づいて話していました。初めてで慣れない作業をしたこと、あちこちに飛び
回ったこと、インターンシップで行ったこともプレゼンテーションを使い表現されていました。
また、企業が現場で実践する挨拶や整理・整頓、環境についての配慮などが良い経験になったと
話している発表者もいました。どの発表者も、聞き手に自分の経験したことをしっかり伝えよう
としていました。
私は発表を聞いているうちに、インターンシップで経験したことを時々振り返り、改めて今後
の学校生活で活かしたいと思いました。また、発表者のプレゼンテーションは様々で工夫されて
いるものがあれば、文字だけで面白みのないものもありました。私は発表者ではなかったけれど、
今後のためにこれらのプレゼンテーションを参考にし、相手に伝わりやすいものを作ろうと思い
ました。
<特別講演会>
株式会社アイペックの高見さんの講演で「就職活動アレコレ」を聞きました。この講演で一番
心に残ったのは「生生流転」という言葉です。この言葉は、万物は常に移り変わって行くという
意味だそうです。私は普通に生活していても日常は変わっていき、それに伴い、ものの見方も変
わってくると思いました。高見さんはいくつか事例を出して就職について説明してくださいまし
た。万が一、就職ができなくてもアルバイトをすることで、視野も変わるし、努力すれば必ずチ
ャンスが巡ってくることを言っておられました。また、就職は人生の最終目的ではなく、通過点
であるということも言っておられました。
私は成りたい職業をまだ決めかねていたので、今回の講演は考える良い機会となりました。
様々なことを見たり聴いたりし、自分にあったものを見つけたいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私はインターンシップに参加し、企業で働く大変さや厳しさを学びました。アルバイトとは自
分のためであるが、企業で働くことは信頼や責任を背負うことになるので重要なことだと思いま
した。また、研修中は「大学生」ではなく、「社員」として見られるので立ち振る舞いや言葉遣
いをきちんとしておく必要があると思いました。短い期間では合ったけれど、この経験をするこ
とによって自身を高めることができたと思いました。
インターンシップは面倒だから参加したくない、就職はまだ先だから今はやらない、と思わず
に積極的に参加することをお勧めします。興味があるためや社会に出たときの練習のためなど、
どんな些細な理由でも良いので、体験する・しないとでは視野が変わります。ぜひ、夏季休業中
はインターンシップの参加を行ってください。
- 280 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M037
中田
めぐみ
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
このインターンシップ就業体験発表会では、働く上での地域の方やスタッフとの協働、社会・
地域・企業・自分自身を知るということ、絆やコミュニケーションなど、人を大切にすることが
重要だと学びました。また、仕事について「知っているつもり」ではだめで、きちんと理解し、
出来なかった事は、スタッフや資料を参考に、改善していかなくてはいけないとも学ぶことが出
来ました。自ら行動し、自ら学ぶ積極性や行動力をこれまで以上に持つことで、仕事に責任を持
つことができ、自分の自信にも繋がると思いました。
私は、「好きな仕事をやるのではなく、やっている仕事を好きになれ」という考えに感心しま
した。どうやって好きになるのかと疑問に思いましたが、「学ぶ努力」をし、それを「実行」、そ
の結果、
「成功」や「失敗」を経て、
「成長」することで、
「好き」に繋がるのだと分かりました。
ただ仕事が好きになれないという前に、その仕事をするための努力をし、何かしらの結果がでる
まで諦めてはいけないのだと考えました。
私は今後就職をしたら、何事にも諦めず、積極的に努力をしていきたいと思っています。
<特別講演会>
この特別講演会を聞き、「
『国家から何かをしてもらいたい』ではなく『自分が国家に何ができ
るか』を考えることが自分の人生を成功に導き、心も豊かにしてくれる。」という言葉に心が動
かされました。私は、
「国家に何ができるか」という考えは持っておらず、自分の自立や能力の
向上などにばかり就職活動や働く理由を置いていたので、自分本位ではなく、他者のために行動
することを通じて自分が幸せになれないという考えも持とうと思いました。そうすることによっ
て、働く大切さや働くモチベーションを高めていきたいと思います。
「『就活』は重要な通過点ではあるが最終目的ではない。人生は終わってみるまでは分からな
い。」ということも教えていただきました。人生の大半を占めるであろう仕事を就活を通じて決
めるもので、大切であるが、その後の働き方の方が大切であるのだと、思いなおしました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップ先の方と話し、その職業に就職したらどのようなことがあるか、どのような気持
ちで働いているかなどを聞き、実際働くということをより感じるといいと思います。
積極的な行動も大切です。自分から進んで仕事を行うことでスタッフの方との距離が縮まり、色々
な話が聞きやすく、その職業の良い点や自分と合わない点も見えやすくなってくると思います。その
時に、分からないことはすぐに聞き、常に行動するべきです。
私は、積極的に動くことでスタッフの皆さんと早くに打ち解けられ、その仕事の裏話や大変なこと、
仕事をやっていて嬉しかったこと等をたくさん聞くことができました。そのため、とてもその仕事に
興味を持って仕事ができました。しかし、私は一つのことに集中してしまうと周りが見えなくなって
しまいます。そのため、毎回その点を注意されていました。今後インターンシップを行う方は、
「周り
を見て行動する」という気持ちを常にもって行動するといいと思います。
- 281 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M026
志甫
彩香
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ就業体験発表会に参加して、7 名の発表者の学び得たこと聞いて、どのよう
な職種においても、仕事をする上での根本は同じなのだと感じました。例えば、相手に対するマ
ナーや、仕事に対する責任、向上心などです。その中には、コミュニケーション能力や積極性、
仕事の知識などが含まれていると思います。自分自身もインターンシップ就業体験を通して学ん
だことがたくさんありました。そのことが体験したホテル業だけでなく、他の様々な職種でも大
切だということが分かり、とても有意義なものになったと思います。
また 1~2 週間という短い間ですが、その仕事を体験し、雰囲気を肌で感じた人の発表は、企
業の生の声のひとつであると思います。発表者が感じた仕事の厳しさや楽しさ、やりがいなどを、
自分自身の就職活動の参考にしたいと思います。
<特別講演会>
株式会社アイペック取締役会長高見貞徳さんの講演を聞いて、採用する側である経営者と、採
用される側である就職活動生との考え方には違いがあると感じました。長い年月を生きている分
社会の厳しさや、仕事の辛さを知っておられる分、そんな方の話を聞ける機会は少ないのでよか
ったと思います。就職活動に当たり、今何をしなければならいのか。それは総合人間力を高める
ことだというのが印象に残っています。人間総合力とは、就職に関係なく、当たり前に持ってい
なければならないものなのだと思いますが、高見さんは「51 点を目指せ」とおっしゃっていまし
た。この当たり前のことを完璧にできていると思っている時点で、半分にもなっていないのだと
感じました。
将来性、天職が見つかるか、組織風土をよく考え、総合人間力を養い、時には大胆さを持ち就
職活動に臨んでいきたいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップ就業体験は、アルバイトとはまた違ったいろいろなことが学べます。仕事を
するという意識を持つためにも、良い機会だと思います。特に私たち短期大学の学生は、就職活
動までの期間が短い分、少しでも働くということを身近に感じることができる機会を持たなけれ
ばならないと思います。
したがって就業意識や目的を求めるために、インターンシップには積極的に参加することを奨
めます。
- 282 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M005
五十嵐
舞
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回のインターンシップ就業体験発表会では、自分と違った視点の意見を聞くことができ、と
てもいい刺激になりました。仕事をする上で、失敗を恐れないことは大切だと思いました。コカ
コーラは原料に水を足さなければならないのに、誤って炭酸水を足してしまったことから生まれ
たそうです。失敗が大成功へと繋がったのです。私は先日、初めて企業説明会に参加しました。
積極的に質問をする学生に圧倒され、「この企業に自分が採用されるわけがない。」と初めから諦
めを感じてしまう場面が多々ありました。しかし、失敗を恐れていては、前に踏み出すことがで
きません。何事にもチャレンジ精神が大切なのだと感じました。私も今後、消極的な失敗でなく、
積極的な失敗をしていきたいです。
さらに、当たり前のことをしっかりやることの大切さを改めて感じました。会社にとって、他
社・お客様からの信頼を得ることは何よりも大切です。就職後は、会社の一員として責任を持ち、
身だしなみや挨拶など、当たり前のことに気を付けたいと思います。
<特別講演会>
今回のお話を聞き、会社選択では「将来性」「天職が見つかるかどうか」を考えることが大切
だと分かりました。企業は、創業から 10 年で 90%が消滅し、30 年継続できる企業はわずか 30%
ということを初めて知りました。企業を経営することの厳しさを感じると同時に、会社選択では
企業の現状を知るだけでなく、将来性にも目を向けることが大切なのだと思いました。今まで私
は、「天職」というのは、自分から得るものでなく、初めから決められているものだと考えてい
ました。しかし、お話を聞き、天職とは「自分の意思と努力で獲得すべきもの、感じるもの」だ
ということが分かりました。つまり、今の時点で自分が 100%天職だといえる仕事は存在しない
のです。天職とは、仕事の達成感や喜びを感じるうちに生まれるものなのです。仕事をしている
と失敗や不安があり、自分がこの仕事に向いていないのではないかと考えてしまうこともあるは
ずです。しかし、それらは「天職」を得るための試練なのでかないかと思いました。失敗を乗り
切ることで、仕事に対し自信を持つことができ、それが好きという気持ちに変わっていくのです。
私も、天職だと自信を持っていえるような仕事を早く持ちたいです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私はインターンシップに参加し、自分に足りないものに気づくことができました。6 日間の研
修で、グループディスカッションの時間が多くあったのですが、私は最初緊張してしまい、自分
の考えに自信を持って発言することができませんでした。社会人は自分から進んで行動しなけれ
ばなりません。研修を終えて、達成感よりも悔しい気持ちの方が大きかったです。しかし、今回
の失敗は決して無駄でなく、自分が前に進むためのチャンスだと感じました。
インターンシップを経験し、今まで以上に自分をよく知ることができました。実際に仕事をし
てみなければ、気づくことができないことは沢山あります。インターンシップに参加し、皆さん
も新しい自分を発見して下さい。
- 283 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M058
横山
紗世子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ就業体験を通し感じたことは、プレゼンテーションの大切さである。いかに、
分かりやすく相手に考えを伝えるかがポイントだと思う。文章ばかりでまとめるのではなく、
図・グラフなどを使い見やすいものにすることが大切だと感じた。また発表時は、相手の顔を見
てはきはきと、聞いている側が聞きやすいような大きな声で話すと同時に、笑顔で身振り手振り
の表現を加えるなどといったことも大切だと思った。
発表者の方々は、大勢の人前にもかかわらず、自信を持って自分の意見や考えを述べられたが、
ここに至るまでには相当の苦労があったのではないかと思った。私は、パワーポイントの操作自
体が初めての経験だったため、この段階でとても難しく感じてしまった。社会に出ると自分の意
見を発言する機会が増えると思う。このような機会があり大変勉強になった。このように、いろ
いろな経験を通して一歩一歩成長していくのだと感じた。研修を通し、発表者の全員が思ってい
ることとして、お客様の気持ちを考えての行動やおもてなしの大切さなどがあった。どのような
仕事にも、相手の気持ちを考えることが仕事をするうえで大切なことなのではないかと思った。
今回は、たくさんの人のプレゼンテーションを拝見することができ、このような考えもあった
のかと新しい発見がいくつもあった。この経験を、今後の自分の糧になるようにしていきたいと
思った。
<特別講演会>
株式会社アイペックの高見貞徳さんから就職活動についての話を聞き、諦めず前向きに挑戦す
ることが、まず一番に大切だと感じた。また、人間力を高めて「志」「希望」「夢」を持ち就職活
動をすることが大切であると感じた。結果として、自分の就職活動への志が大きく変わったと思
う。就職活動というものは、難しく考えず当たり前のことを当たり前にすることが成功するポイ
ントなのではないかと思った。何事にも最後まで取り組み諦めないことが大切である。経営者は、
「生計」「天職」
「よき風土」を提供すると言われていた。経営者の方が、そのような提供をして
くれる以上、社員は経営者の考えに応えたいと考えるだろう。経営者が、良い職場環境を作り、
社員とお互いに共存共生できる「よき風土」を作っていくことが大切なのだと理解できた。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップを終えて感じたことは、本当に自分が興味のある研修先を選び、事前にその
企業についてしっかりした下調べをしておくことが重要である。私の参加動機には、就職活動へ
の対策や会社の雰囲気を知ること、及び自分に向いている仕事を知ること、という二つがあった。
インターンシップを「受身」として行うのではなく、何のためにその企業へ研修に行くのかとい
う参加動機をはっきりさせておくことも大変重要なことだと感じた。また、研修先企業も大変お
忙しい中で、私たちをインターンシップ生として採用していただく訳なので、先方に絶対失礼の
ないような態度、挨拶をすることが大事である。自分が既にその企業の社員であるという位の気
持ちで研修に望むことが大切である。
- 284 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M089
高田
裕希
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回のインターンシップ就業体験発表会では、どの発表も興味深いものばかりでした。どの発
表者の方もインターンシップ行くために目的を持ち、また多くのことを学ぼうと意欲的に取り組
んでいたと分かる発表でした。
その中でも特に印象に残ったのが、コカコーラにインターンシップに就業体験に行った方の発
表です。「消極的ではなく積極的な失敗を」「失敗を恐れていたら何もできない」「思わぬ失敗か
ら発見がでてくる」と言っていたのが印象的でした。私はいつも失敗をしたくないために、新し
いことに挑戦せず、自分から積極的に何かをするという能力が欠けていると感じていました。
しかし、この発表を聴いて、何もしないで失敗するより、何か行動に示し失敗するほうが得ら
れることも多いと思えるようになり、今後は積極的にさまざまなことに取り組んでいこうと思い
ました。また、多くの発表に「身だしなみ」「あいさつ」が大切と述べられており、仕事の上で
のこれらの大切さに改めて気づかされました。
今後の生活に就業体験発表会で気づいたことを生かせるようにしていきたいと思います。
<特別講演会>
今回のアイペックの高見社長のお話を聞き、「人間力を高める」という言葉がとても心に残っ
ています。時間を守る、場を清める(汚さない)、礼尽くす、お蔭様で、という気持ちを持つと
いうことは当たり前のことだと思いますが、すべてできている人は少ないのではないかと思いま
す。しかし、これらは社会人にとって一番大切なことだと考えます。実践しようと思ってすぐに
できることではないと思うので、意識をして少しずつできるようにしていかなければいけないと
思いました。
また「就職活動は人生の通過点ではあるが、人生のすべてではない。長い人生には大きな変化
が続く」という言葉で、就職活動に対する変な不安が軽減されたように感じます。就職活動が始
まり、今一番自分の就きたい仕事に就けるように精一杯がんばりますが、もし就職活動で失敗し
ても今後も腐らずに頑張れば、死ぬときに良い人生だったと思えるのだと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップを通して、実際の仕事の現場の雰囲気を感じることができるだけではなく、
仕事をするために自分がどの能力が欠けているかということを本当に就職する前に知ることが
でき、インターンシップに参加して良かったと思います。
また、
「コミュニケーションとはどういうものなのか」
「お客様はどのようなことを求めており、
何をしなければいけないのか」と、いうことを学ぶことができました。これらについては仕事に
就く上でとても大切なものではないかと思います。
インターンシップに参加することで短大にいるだけでは学べないことがたくさんあります。イ
ンターンシップではそれらのことを、体験を通して学ぶことができます。単位が付与される以上
の大切なものが得られると思います。
- 285 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M082
定田
桃子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
7 名の発表を聞き、特に印象に残った言葉は「積極的に」という言葉でした。「積極的に」とは、
自らが進んで行動することです。例えば、会社で自分に任された仕事があった時、自分の考えの
みで行動してはいけません。つまり、社会人は分からないまま仕事を行うことが許されないので
す。「会社で働く」ということは、その会社のために働くことであり、決して一個人のために働く
ことではありません。そのため、仕事内容や作業工程等をしっかりと把握できていないと後に誤
りが発覚した場合に、その部署の責任になり、結果的に会社に大きな損害を与えることになりま
す。従って社会人、特に新入社員として働く際は、分からないことや確認したいことをきちんと
聞くことが会社や企業で働くにあたって一番重要なことだと学びました。
<特別講演会>
特別講演会では、株式会社アイベックの高見貞徳さんの話を「就職活動のアレコレ」という演題
を聴講しました。
就職活動は、重要な通過点ではあるが最終目的ではありません。大事なことは、企業に就職し
てからです。会社の社員になってからは、その会社のために働くのであるから会社選びは大変重
要です。会社選びに大切なことは様々ありますが特に、「その仕事が好きか」、「好きになれるか」
が、重要であると思います。社員になってからは、お客様や取引先の企業の方のために自分の就
いた仕事に責任を持って心からお客様に喜んで頂こう、ノルマを達成しよう、ということを常に
考えて働かなければならなりません。そのためには、自分がその仕事を好きでいる必要が求めら
れます。好きではない仕事に就いて、お金を稼ぐためだけに働いても意味が無いと思います。自
分が好きであるからこそ、相手(お客様、取引先の企業の方)にその仕事を通して製品や会社のイ
ベントの魅力が伝わると学びました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私はホテルで 10 日間の職業体験を行いましたが、ホテルでは様々な部署で研修させていただ
きました。特にフロントでの研修では挨拶等の接客マナーを通して、お客様に喜びを与えること
が自分の喜びに繋がることを学びました。お客様に喜びを与えることは今の日常生活ではあまり
ありませんが、インターンシップを行うことで実際にお客様と関わりどのように喜びを与えるか
について知ることができました。
またホテルで働く方々と同じ仕事を行い、仕事に対する責任感や職場での協調性を感じること
で、自分に必要なことを知ることができました。
- 286 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M071
碓井
彩枝香
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回、多くの発表者の方が言っていた「効率的」という言葉が印象に残った。やはり、仕事で
効率的に作業することは大切なのだと思った。私は何をするにもゆっくりで、アルバイト中も「早
くしてね」と言われてしまうので、作業をするときはどうしたら効率良くできるか考えながら、
工夫しながら仕事をしたいと思った。
また、白石さんの発表にあった「学ぼうとする努力をし、実践して、成功や失敗をして 成
長をする。そして、好きになる」
、「自ら学べば好きになる」では、いつも失敗を恐れて実践や行
動を起こせずにいる自分を反省しました。コカ・コーラボトリングに行かれた人も、「消極的な
失敗をするのではなく、積極的な失敗」と話しておられました。私も、多くを学ぶために失敗を
恐れず、積極的に行動しなければならないと思いました。
<特別講演会>
今回講演を聞いて「天職」という言葉が多く出てきたなと感じました。就職してすぐには、天
職と思えないかもしれないが、講演にあったとおり、天職とは、社員が自分の意思と努力で獲得
すべきもの、感じるものだと思うので、再来年入社をし、仕事をする際は、天職にできるくらい
努力をしたいと思った。ここでも白石さんの「自ら学べば好きになる」というように、学ぶ姿勢
を持って、仕事に一生懸命取り組めるような人になりたいと思った。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私がインターンシップを体験した名鉄トヤマホテルでは、初めに仕事内容についての説明を受
けて学んでから、実際の就業体験をするというものではありませんでした。1 回 1 回これをして
くださいと指示をされ、すぐにお客様の前に出たり、裏で作業をしたりしていました。インター
ンシップ中でもホテルはいつもと変わりなくお客様を迎え入れているので、研修生のバッチをつ
けていても、責任を持ってお客様の前で仕事をしなければ、受け入れてくださっている企業の方
にも、お客様にも迷惑をかけるので、インターンシップに参加する際は、責任ある行動をとらな
ければいけないと思います。
- 287 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M107
本田亜紀
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
富山県内のインターンシップ参加学生の発表会を聞いて、発表者がインターンシップに参加す
ることで自分自身を見つめ直すきっかけになり、また、自分の欠点を見つけることができたとい
うことに共感しました。
その他、仕事と自分の相性を考えるよい機会であったという意見を聞いて、私もそのような考
え方を持つことができればよかったと思いました。
この発表を聞くことで、仕事は、責任を持って行うことであり、また企業社会はミスを簡単に
できない厳しい場であるため、自分が仕事を最後までやり遂げる責任感と熱意が必要であると感
じました。
<特別講演会>
私が印象に残った言葉は、生計・天職・風土です。天職だと思える仕事に出会うことは難しい
ですが、自ら学びたいという積極的な気持ちがあることで、いずれ天職だと思えるようになり、
仕事を続けていくことで、生計を立てることができるとおっしゃられていました。
また、就職活動に対しては人間性や積極性が必要で、いつまでも受身の考えでいてはいけない
と聞きました。私は、短大生は大学生よりも就職口が狭いと考えていましたが、それはただ自分
の努力が足りないだけなのだと考えるようになりました。
就職先が決まったことがゴールではなく、そこからがスタートなのだということを改めて感じ
ました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは、自分の可能性を広げられる良い経験になると思います。
興味のある業種の仕事を体験してみると、今まで考えていたこととは違うと感じ、理想と現実
のギャップに気付きます。
私はインターンシップを通じて、仕事に対して責任を持つことや、考えていただけでは知るこ
とのできなかった経験をさせていただき、成長できたと思います。また、自分の欠点に気付き、
自分自身を見つめ直すきっかけとなりました。
さらにインターンシップでは、自分の希望とする業種、職種、企業の明確な目標を見つけるこ
とができると思います。
- 288 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M101
中川
千翔
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
他校の方々の発表を聞き、様々な企業の体験や各自の考えなどさまざまなことを得ることがで
きました。それぞれ業種や職種は違いますが、どのインターンシップ参加者に共通して言えるこ
とは、「自分自身と向き合い自分に合った職業選択をする」「実際に企業で働いて社会人としての
マナーを学ぶ」という目的をもって行っているということです。インターンシップを経験するこ
とで、多くを学び、また自分に足りないものも見えてきます。実際に発表者が述べられていたこ
とは、「大人の方とのコミュニケーション力」「具体的、論理的なものの見方」「時間を大切にす
る心構え」です。私はインターンシップを通して、このように深く考えられたのだろうかという
と、そうではなかったと反省する点があります。社会人として挨拶をきちんとする、時間を守る
といったような基本的なマナーは学ぶことができましたが、さまざまな視点で自分を分析するこ
とはできませんでした。今回、インターンシップ発表会に参加し、学ぶことも多くありました。
就職活動に向けて自分の進みたい道、社会に出るという責任など考えながら今後は活動していこ
うと思いました。
<特別講演会>
就職活動を行うにあたっての心構えについて深く考えさせられました。特に「就活は重要な
通過点ではあるが最終目的ではない。人生は終わってみるまでは分からない」「総合人間力を高
める」といったような言葉に重みを感じました。今私たちは就職することを目的に活動していま
すが、就職後も自分自身が企業や社会にどのように貢献したいか明確に見据え一生懸命励みたい
と思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
自分はどのような職業につきたいのか、自分にあった職業はなにか、実際に企業で働く難しさ、
就職活動に向けてたくさんの不安や悩みがあると思います。しかし、何か行動を起こさなければ
学べないことが多くあります。インターンシップは簡単に言えば企業体験ですが、実際に企業で
働くのですから、それなりの心持や責任をもたなければなりません。難しいことやつらいことも
あると思いますが、経験して損はないと思います
- 289 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M117
南塚
紗希
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回、就業体験発表会に参加し、発表者それぞれの多くの体験を聞くことができました。7人
の発表者が違った目的を持ち、違ったものを得ていて様々な視点から自分自身のインターンシッ
プ体験を見つめ直すことができた良い機会となったと思います。私は、インターンシップを終え、
「知る」ということや、「仕事と自分との相性」などといった視点で体験したことを振り返って
はいなかったため、そういった点から体験を振り返ることもとても大切なことだと感じました。
また、7人の発表者の発表で共通することは「自分自身に足りないものが見えた」ということだ
と思います。人それぞれ足りないと感じたものに違いはあると思いますが、私も体験を通し、
「自
分自身に足りないこと」を知ることができました。足りないと感じたものをそのままにしておく
のではなく、今後の就職活動や学校生活の中で足りないものを補う努力をしていかなければなら
ない痛感しています。
<特別講演会>
「就活は人生の重要な通過点ではあるが、人生のすべてではない。長い人生には大きな変化が
続く。」という言葉を聞き、とても前向きな気持ちにさせられました。私は就職活動が近づくに
つれ、就職活動=憂鬱だと思っていました。しかし、この言葉を聞き良い意味で気持ちが楽にな
り、もっと前向きに就職活動に向き合おうと思えました。就職活動に限らず、勉強やアルバイト
にも全力で頑張ることで自分の人生観を描くことができるのだということに深く考えさせられ
ました。勉強やアルバイトを通し、自分を見つめ、自分向き合うことができる。そうすることに
よってチャンスと巡り合うことができます。しかし、ただ待っているだけではチャンスに巡り合
うことはできないと思います。自分がチャンスを見つける努力や、幅広い視野を持つことでチャ
ンスと巡り合いを活かすことができるのではないかと感じます。何事も自分が動かなければ周り
は変わりません。今回の特別講演会では、自分から行動することの大切さや、日々の生活の中で
チャンスを見つけることの重要性について真剣に考えることができたと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加し、学校では体験することのできない体験ができました。自分自身に
足りないものや、仕事をするということはどういうことなのか、など様々な視点から自分を見つ
め直す良い機会となりました。また、インターンシップの体験は就職活動をするうえで、参考に
なることも多いと思うので、インターンシップに参加し、多くの経験を得たら良いのではないか
と思います。
- 290 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M068
岩城
舞子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
富山県立大学にて、各学校からインターンに参加した 7 人の発表を聞きました。各発表者は、志
望動機、やりたいこと、経験したことなど、とても明確に述べられていました。
富山国際大学の田原さんは、協働の大切さや改めて気づくことの大切さを述べられており、私自
身インターンシップを通して感じ取ることができたと思いました。また、北陸職業能力開発大学校
の横田さんは、インターンシップは自分自身と向き合うことであると言っておられました。確かに
改めて自分にはこの職業が向いているのだろうかと再確認することができました。
7 人の発表を聞いて共通していると思ったことは、「信頼」「積極的」「挨拶」「責任」というキー
ワードでした。働くということはそれらを背負い、自分自身のためだけでなく、同じ企業の仲間や
お客様のことを優先的に考え、行動しなくてはならないのだと思いました。
人それぞれインターンシップを通してたくさんの事を得られたと思います。私も、自覚を持って、
これからの就職活動に役立てていきたいと思います。
<特別講演会>
株式会社アイペックの高見さんの話を聞き、まず、「就職活動は通過点であるが、人生のす
べてではない。
」という言葉が重く私に響きました。現段階で私自身は、どこに就職できるだ
ろうか、早く就職先が決まればいいな、と就職することばかり考えていて、就職することがゴ
ールだと勘違いをしていたのかもしれません。就職してからも大きな機転があるのだと聞き、
本当にこのままの考えでいいのだろうか、就職できればいいという甘い考えではないのだろう
かと自身を見直すことができました。
高見さんの言葉には、人生の先輩として、たくさんの経験や思いがありました。すべてのこ
とはやってみなければ分からないのだと考えさせられ、後悔したくないからと、やらずに過ぎ
ていってはもったいないと思いました。
「やらない後悔よりやる後悔」という言葉をよく耳にします。何事にも積極的に行動し、後
悔してもそれが経験となって、自分自身を成長させていくのだと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私自身インターンシップを通して、とても多くの経験を得ることができました。私は、初め
ての接客をさせていただきました。実際に働いてみて、お客様とのコミュニケーションをとる
ことの大変さや、思い通りにできない歯がゆさを感じました。一方、働いて初めてやりがいを
感じることもできました。お客様の「ありがとう」という言葉や光景はこれからも自身の中に
残っていくと思います。短い時間の中で多く学ぶことができ、かつもっと知りたい、働きたい
という気持ちも湧き出てきます。実際の現場でしか感じ取れない緊迫感や達成感を味わうこと
ができました。
自分自身がどの企業や業種に興味があるのか分からなくても、実際に社会の現場で働く機会
があるのであれば、積極的に参加してみるべきです。やってみなければ、体験してみなければ
分からないことはたくさんあります。なので、ぜひ、参加してみてください。そして、経験し
てみてください。
- 291 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M001
天野
麻里萌
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回、代表者 7 名の方の発表から多くを学びました。参加動機はもちろん、インターンシップ
を通して、自分が一番感じたことを詳しく発表しており、インターンシップの目的や結果、評価
が大変よく分かりました。特に富山短期大学の白石さんの発表は、内容だけでなく、表情豊かな
プレゼンテーションが印象的でした。他の発表者も、自分が一番伝えたいことを丁寧に発表して
おり、短い発表時間内に内容のとても濃いインターンシップ報告でした。働く意味や働くことに
対する意気込みが感じられ、とてもまとまった発表だと思いました。
<特別講演会>
株式会社 アイペック代表 高見貞徳さんから就職活動についてのお話を聞きました。企業経
営者は社員に対して「生計」
「天職」
「よき風土」を提供するという内容でした。「生計」とは、
経営者はただ自社の利益だけを考えるのではなく、社員の家庭が、「生計」を立てることができ
るか、円満な家庭生活を築いているかと社員の私生活にまで目を配ることです。2 つ目の「天職」
とは、この仕事が自分の仕事だ、この仕事が大好きだという思いを社員に持ってもらうことです。
確かに、仕事に対してこのような気持ちがなければ長続きしません。長続きしたとしても充実し
た仕事をしているとは言えません。そして 3 つ目の「よき風土」とは、お互いに共存共生できる、
節度ある企業風土のことです。
高見氏からは「就活は重要な通過点ではあるが最終目的ではない。」と教わり、今まで職に就
くことが人生の最終目的と思っていましたが、そうではないと気づきました。また人間力が一番
大切なことも学びました。
「約束を守り、場を清め、礼を尽くす」からこそ人間力が高まると言
えます。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは自分の職業選択の幅を広げることができます。働くことに対する意識も変
わると思います。実際に職場に働いておられる方々と一緒に仕事をし、現場の人たちと触れ合う
ことで、大人の方たちとのコミュニケーションの取り方や、臨機応変な対応、社会に通用する言
葉遣いなど多くのことに気づくに違いありません。インターンシップ生だから失敗が許されると
いうわけではありませんが、どこかで失敗は必ずするものです。むしろ、失敗から学び、そこか
ら自分を成長させることが重要です。積極的に行動しなければなりません。自分がどう動くかで
意味のあるインターンシップになるかどうかが決まります。是非インターンシップに参加して自
分を成長させてください。
- 292 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M012
沖
英里子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
発表者の業種や研修先は異なっていたが、いくつか共通するものがあった。どの会社も、従業
員は、挨拶や整理整頓が重要であり、そのことが仕事につながるとのことである。具体的には、
顧客満足は「挨拶」や「身だしなみ」等、マナーを徹底することからはじめられている。自分た
ちの研修を有意義なものにするためには、自分なりに考えて行動しなければならない。インター
ンシップは、働くことを経験するだけの場ではない。研修を通して、仕事と自分との相性につい
て分析し、自分に足りないものに気付くことが大切である。単純作業でも、効率的な作業を行う
ためには工夫が大事である。分らないことは恥ずかしがらず、積極的に質問しなければならない。
また、失敗を恐れず、自ら学ぶことも大切である。
今回の発表を聞いて、体験現場では「働いている方々の表情がいきいきとしており、自分の利
益よりも会社を大事にしている」と感じている人が多いことがわかった。働くことを理解するた
めにも、私たちは視野を広く持たなければならない。そのためには目的を明確にさせ、積極的な
態度で実習に臨む必要がある。
「どのような企業で働きたいか」と考えるよりも「どのような現
場で自分の能力を発揮したいか」を理解することが必要であると、今更ながら反省させられまし
た。
<特別講演会>
私たちはインターンシップを終えたが、これから失敗を恐れず「自分が国家に何ができるか」と考
えていかなければならない。この講演会のテーマは、
「努力すれば必ずチャンスが巡ってくる」である
と私は考える。なぜなら、世の中は平等ではなく公平であるからだ。1 人でいくつも内定を取ってい
る人の話があったが、これは周りの人達も人並みに働いてくれることを強く期待しているということ
だと思う。逆に何度も就職試験を受けている人の話は、前向きに「こつこつ」と努力を続けてほしい
ということだと思う。
全ての企業で共通していることは、「時を守り・場を清め・礼を尽くす」ということだった。つま
り、
「お蔭様で」の気持ちを態度や言葉で表現することだと私は考える。自分本位では幸せになれない。
働くことで周りの人や社会に支えられていたことが実感できる。人生は終わってみるまで分らないか
ら「自己の理屈」であっさり諦めず、前向きに頑張っていきたい。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
「将来、この仕事がしたい!」と考えている人も、「まだ決めてない!」という人も是非イン
ターンシップに参加してみてください。インターンシップは、今後の就職活動を行う上での参考
や刺激になります。楽しいことばかりではなく、辛いこともありますが「働く」ということを肌
で感じることができる良い機会です。実際の職場を体験することによって、働くことの厳しさや
自分の仕事の責任感を知ることができます。社員の方やお客様も応援してくれるので、 自分の活
力にもなると思います。
研修を通して働いてみると、 自分が「好き」と感じる仕事に出会えるはずです。 失敗を恐れずに
是非挑戦してみてください。
- 293 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M074
数井
里紗
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回の就業体験発表会では、富山短期大学内の発表だけでは聞くことのできなかった分野の体
験談なども聞くことができた。私は南砺市観光協会城端支部でインターンシップ就業体験をした
田原さんが何度か言っておられた「協働」という言葉がとても印象に残っている。
どのような小さな仕事であっても、一人で全てを行うものはない。そのためには、お客様を大
切にするという意識同様に、社員や仲間を大切にするという意識も重要だと思った。私は、人を
大切にするということは、人とのコミュニケーションを大切にすることだと思う。自身のインタ
ーンシップ就業体験においても、意思疎通の大切さや、コミュニケーションをとることの難しさ
を感じた。特に社会においては、世代や年齢、職位などにおいてさまざまな違いがあるなかでの
コミュニケーション能力が必要である。
また、多くの発表者が基本的なマナーについて言っていた。今回の発表者が就業体験をした研
修先は業界や企業がさまざまであったが、どの企業においても挨拶や身だしなみ、時間厳守など
基本的なことにも気を配れているという感想が多くあった。さらに、整理整頓された職場環境に
対し、作業の行いやすさややる気につながったという意見もあり、一見職務には関係のないよう
なことにでも、気配りが重要であると感じた。
<特別講演会>
働く人にとって大事な3つのこととして、「生計」「天職」「風土」がある。就業者は働くこと
の大前提にお金を稼いで、生計を立てることがある。お金をもらうということが、働くことへの
意欲にもつながる。次に、
「天職」とは、好きになれる仕事のことであり、自分自身の好きにな
るという努力が必要である。加えて、会社も社員が「天職」だと思えるような適切な職場環境を
用意することも大切なことである。
また、社員は税金などの納入により国家に貢献すべきである。税金をとられると思うのではな
く、納めさせていただくという意識のもと、自分が国家に対し何ができるかということを考える。
生まれてから現在まで、いろんな場面で国にはお世話になっている。その恩返しという意識も社
会人に必要である。
私は今回の特別講演会で恩返しのような精神をとても重要に感じた。特に、日頃いろいろなと
ころからお世話になっているということを自覚し、「お陰さまで」の気持ちを態度や言葉で表現
するということは、今後の生活で心がけたいと思った。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は、今回のインターンシップを通し、期待していた以上に多く得ることがあった。特に、ア
ルバイトなどの経験がなかったため、職場の雰囲気を感じることだけでもとても大きな知識にな
った。その他、さまざまな年齢の方と同じ職場で研修することで、コミュニケーション能力の重
要性や、コミュニケーションの難しさを肌で感じることができた。
また、あいさつは基本的なことであるが、その基本的なことがとても重要である。朝一番のあ
いさつは礼儀だけでなく、自分への気合にもなった。
インターンシップに参加する目的はさまざまであるが、自分の目的や目標をはっきりさせて参
加することがなによりも、大切であった。目標を持つことが、何よりも自分の向上心や行動力に
つながった。
- 294 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M038 中林
百合菜
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私はインターンシップ職業体験発表会に参加して他校の人たちの発表を聞き、それぞれにイン
ターンシップを通じて、多くのことを学ぶことができたと思いました。まず始めに、富山国際大
学の田原さんは観光協会の城端支部の経験から、協働で作り上げるおもてなしの大切さを学びま
した。地域の方・スタッフの方とのふれあいからおもてなしの難しさを感じ、今後は知るという
こと、人を大切にするということに力を入れたいと言っておられ、人との関わりについて学びま
した。次に、北陸職能別開発大学校の横田さんはインターンシップの経験から、自分自身と向き
合うこと、成長することができ、今後の就職活動へ向け企業選びのポイントをつかむことに繋が
ったと言っておられました。私もインターンシップの経験から自分の向き不向きを学ぶことがで
きたので、共感する部分がありました。次に富山高等専門学校の藤村さんは、株式会社ユニゾー
ンで学校では学ぶことができない時間管理の重要性や協調性、コミュニケーション能力について
学びました。また、自分の質が会社のイメージに繋がるので、責任をもって作業に取り組まなけ
ればならないことを実際に経験することで実感することができたと思いました。次に、高岡法科
大学の瀧田さんは北陸コカコーラボトリング株式会社の経験から、社会人の方と会話ができるよ
う多くの知識を得るため、テレビニュースや新聞などに今後意識していきたいと言っておられ、
私も自治問題が苦手なので努力していきたいと思いました。また、富山大学の松澤さんはチュー
リップテレビでの経験から、自分に足りない具体的・論理的なモノの見方を知ることができたと
言っておられ、就職活動を始める前に自分について改めて知ることができ、良い機会になったの
ではないかと思いました。
<特別講演会>
私は株式会社アイペックの取締役会長高見貞徳さんの就職活動アレコレと題した特別講演会を
聞いて、大きく分けて 3 つのことを学びました。1 つ目は会社と社員がどうあるべきか、という
ことです。会社は社員が天職を獲得できるよう適切な職場環境を作り出し、お互いに共存共生で
きる節度ある企業風土を作り、社員は生計・天職・よき風土を持ち、納税・社会保険料に納入し
国家に貢献すること、消費生活を活発に行うということです。これらは社員にとって決して与え
られるものではないと思うので、自分で行動し身に持てるようになりたいと思いました。次に 2
つ目は、就職活動が人生の全てではないことです。世の中は平等ではなく公平であり、懸命に努
力した人がいい会社に内定するのは当たり前であるため、前向きに働き続けること、努力すれば
チャンスは巡ってくると心得ることを学びました。最後に 3 つ目は、就職活動に当たり、考え直
して欲しい点についてです。就職活動は重要な通過点ではあるが、最終目的ではないということ、
時間を守り、場を清め、信用・信頼を持ってもらえるよう努力 99%とひらめき 1%を持てという
言葉が印象に残りました。また、会社選択では、将来性・天職が見つかるか・風土がよいかを考
えること、日頃、家族・学校・社会から大変お世話になっていることを自覚し、お陰様での気持
ちを自分の心の中はもちろん、態度や言葉で表現することを学びました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私はインターンシップを終了して、就職活動へ向けての良いスタートダッシュが切れる事を実
感しました。インターンシップは自分と向き合う機会であり、また実際に働いてみて始めて学べ
ることもあるので、大変良い機会となりました。これらは就職活動の意識の高まりへと繋がると
思うので、夏季休暇中にできる就職活動の一歩としてぜひ参加した方が良いと思います。
- 295 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M060
吉村
美菜
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
就業体験発表会に参加して、私と違う視点から考え学んでいた人が多くいたので新鮮な気持ち
で発表を聴くことができました。
私は、自分の就業体験から“考えて実践することで成長できる”ということを学びました。発表
者の方は、自分の就職活動に結び付けていたり、会社の雰囲気を感じ取ったりと、将来のビジョ
ンに着実に繋がることを学んでいるように感じました。その中でも数多く取り上げられていたキ
ーワードは“コミュニケーション能力”でした。異年齢の方との関わり方やお客様との接し方など
は社会に出ると様々な形で対応していかなければなりません。このようなことを就業体験から学
べたことは、社会に出たときに大きなチカラになると思いました。また、挨拶や言葉遣い、身だ
しなみなど当たり前のことを当たり前にするという社会の常識などを再確認されているように
感じました。
発表者の方と異なった価値観から、同じように体験をしていても視野を広げることでもっと大
切なことを吸収できたのではないかと思いました。自分の体験はもちろん、発表者の方から学ん
だことも就職活動に活かしていきたいと思いました。
<特別講演会>
12 月に入り就職活動が盛んになってきました。就職活動の慌しさから、私の目標は“内定を得
ること”になっていました。しかし、講演を聴いて、目標が“優れた人間性を培う”ということに変
わりました。就職活動は、人生というビジョンから見れば最終目標でないけれど、生活をするた
め、人間性を育てるためには、やはり大切なことだと思います。
講演の中で「総合人間力」という言葉が出てきました。私はこの言葉が就職活動と密接に関係
しているように感じました。総合人間力という言葉には「時を守り・場を清め・礼を尽くす」な
ど様々な意味が含まれています。この言葉を実践する場が社会だと思いました。社会に出ると、
責任の大きさも、するべきことも増えます。辛い体験の中で、様々なことを蓄積して、人は人間
性を高められるようになると思いました。このことから、総合人間力という言葉は、働いていく
中で培っていけるものと感じました。
人間性を高められるような自分の天職を見つけるために、今できることから背いっぱい努力し
ていきたいです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
就業体験を通して、社会人から学ぶべきことは沢山あると思います。しかし、人間性だけでは
なく将来像に繋げてみると、大切なことが見えてくると思います。
自分の意識次第で、吸収できることは異なると思うので、目標を持って望むといいと思います。
- 296 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M064
有磯
広夢
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
富山県合同インターンシップ発表会に参加して私の思う社会人とは以下の 3 つです。
① 自分の考えを自ら見出し、自分の課題を自ら解決する能力がある。
② 社会に出てどんな形で携わって、どんな人間になりたいという目標がある。
③ 自己工夫ができる人間。
社会人になるという自覚からこの 3 つの考えが生まれました。事前に社会人に必要なことを認
識すれば良いスタートを踏み出せると思います。①がおろそかだと、自分の仕事に自信を持てま
せん。そのことから自分の考えはとても重要です。②では、仕事を通して自分のライフプランに
自分の価値観を持って自己実現に繋げたいと思っています。③の自己工夫ができる人間とは、積
極的に自ら考えて試行錯誤しながら実行させることだと思います。
この 3 つのことが私の思う社会人です。このことを踏まえて今後の就職活動に取り組んでいき
ます。
<特別講演会>
講演を聴いて印象に残ったのは、“就職活動は人生の重要な通過点ではあるが、最終目的では
なく、人生が終わってみるまでわからない”という言葉です。 就職活動での最終目的は、社会
でどんな自分になりたいのかです。うまく行っているときの充実感は最高だと考えられます。し
かし常にこの状況であるとは限りません。だからこそ将来をより良いものとするために人生の通
過点の就職活動を頑張らなくてはならないと特別講演会を聴いて思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私はぜひインターンシップに参加するべきだと思います。
インターンシップに参加することにより、自分に何が足りないのかがわかります。実際にアル
バイトだけでは体験できないことがインターンシップでは体験できます。自分自身と向き合える
いい機会にもなります。“社会も知れますが、自分を知れる”という貴重な体験でもあります。
私もインターンシップを参加したことによって“新しい自分、新しい考え”が生まれました。そ
の経験から、社会として強い責任感、状況判断力が欠けていたらいけないと学びました。インタ
ーンシップ体験前の自分は、この二つが欠けていて、企業側に迷惑をかけてしまいました。この
ように実際体験しないとわからないことがたくさんあります。きっとわからないまま社会人にな
っていたら大きなミスをしていました。このインターンシップで自分の足りない部分がわかり、
参加してよかったと思っています。
インターンシップに参加することは、人として成長できる場でもあります。参加して新しい自
分を知って未来を切り開いてください。
- 297 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M102
中嶋
文香
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私が 7 名の発表を聞いていて思ったのは、社会人として働くと言うことは自身の行動全てが会
社に関わってくることである。どの発表でも仕事に関しての「責任」やあいさつ、マナーなどの
「礼儀」が大切だと感じている人がほとんどだった。私自身もインターシップではあいさつをし
っかりすることが重要であることを実感した。しかし、発表の中で「自分の仕事の質がそのまま
会社のイメージへと繋がる」と言われた方がいた。もちろん仕事ばかりではなく、普段のあいさ
つやマナーからも印象が変わってくる。そのためにも日ごろからの努力や向上心をもって取り組
むことの大切さを感じた。
また、富山高等専門学校の方の発表の中での「どんな会社で働くかではなく、どんな現場で自
分を生かしたいかを考える」という言葉が印象に残っている。企業を研究しているときはどんな
会社で働きたいのだろうという考えをもとに調べていた。自分の興味だけで選んでいて、得意不
得意は考えていても自分の能力を生かせるかどうかは考えたことがなかったからである。これか
らは自分の強みを最大限に生かせるような会社ということも念頭に入れて就職活動をしていき
たい。
<特別講演会>
講演会の中で印象に残っている言葉が2つある。
まず「世の中は「平等」ではなく「公平」である」という言葉だ。話を聞く前は平等という言
葉に対していい印象だった。平等であればどんな人にだってチャンスがあるという意味で考えて
いたからである。しかし、話の中で平等はあみだで合否を決めることときいて理不尽だと感じた。
どれだけその会社に内定をもらいたいと努力したとしてもその場の運で決まるのは納得できな
い。頑張っている人が内定をもらっていくのは当然だと思うし、内定をもらえたとしてその努力
すらも運で片付けられるのは悔しいと思う。そう考えるとやはり世の中は公平であるべきだと感
じた。
また年金や保険についての話で「国家のお世話になっている」の意識をもっていることが大切
であると言うことである。今、年金を払ってももとを取れるのは 90 歳を過ぎるときいていた。
それなら払うけれども少し不服ではあった。けれどもそれは国家が何かをタダでしてくれるとい
う考えでしかないのだと分かった。また、国家はしてくれる立場ではなく私たちは自分が国家に
何ができるかを考えなければいけない立場である。そう考えると納税しているのは少しでも国家
に対して協力しているようなものであると考えられる。もとを取るか取らないかの問題ではなく
長い目で先を見る必要がある。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加する前とした後では確実に就職に対する意識が変わった。参加する前
は就職活動までまだ時間があるので何とかなるのではないかという甘い考えがあった。企業で実
際の業務を体験しているとマナーや言葉遣いが足りていない部分が多くあり、このままではいけ
ないと思えた。また、自分がどんな企業に就きたいのか分からない人でも参加してみればいいと
思う。参加することで自分がその業種に対して合っているか知ることができる。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M076
金山
武龍
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
富山市観光協会で研修を受けた田原さんは、企画運営が自分に向いているかどうかを試すため
に参加したそうです。地域の方をターゲットに、むぎや祭の運営と企画に関する電話応対を主に
行いました。むぎや祭では、観光案内やパンフレット配布、ガイドに同行などをさせていただい
たそうです。雨天のイベント変更などもあり、状況に合わせた迅速な対応を学ぶことができたよ
うです。また、電話応対では伝えたいことを上手く伝えることができず、大変だったそうです。
苦手だと話しておられましたが、電話応対に関しては慣れも十分にあるので、苦手意識をもたな
いでほしいと感じました。株式会社チューリップテレビで研修を受けた松澤さんは、自分との相
性について分析するために参加したそうです。研修では、制作実習や映像制作、企画書の作成な
どを行ったそうです。どの実習に関しても、速さがとても大切になってくることがわかり、速さ
と正確さをどの場面でも必要なことがわかったそうです。成果として、就職サイトなどでは見る
ことのできない、
「働いている方の表情が見られたこと」が大きな成果となったようです。また、
コミュニケーション力や具体的・論理的なモノの見方、時間を大切にすることなどのこれからの
課題も見えたそうです。研修で得られたことを、これからの就職活動で大いに役立ててほしい意
図が伝わってきました。
<特別講演会>
「就職活動アレコレ」という題で講演を行ってくださった株式会社アイペックの高見取締役会
長は、終始社員への愛情に満ち溢れた講演をされました。社員に「生計」「天職」「よき風土」を
与えたいと話す高見氏からは、ある種親の愛情のようなものを感じました。就職して 3 年以内に
退職する中卒、高卒、大卒者のデータが持ち出された。高見氏はそこで 2 つの考えを示されまし
た。「定年まで耐えて仕事すること」と「気に入った職につくまで何回かの転職をすること」で
あるそうです。高見氏は 2~3 回の転職は良いのではないかと話していました。就職活動は重要
な通過点であるが、最終目的ではなく、人生は終わってみるまで良かったかどうかなどわからな
い、という言葉に感銘を受けました。自分の納得いくように日々生活することが大切なのだと言
われているように感じました。高見氏は努力 99%×ヒラメキ 1%×やる気が成功につながると話し
ていたので、自分から進んで納得できるように行動することで、それが人生を成功に導くカギな
のだと考えました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加した人は感じ得ていると思いますが、研修先に関係なく自分に必要な
ものが見えるというのはとても大きなことです。これからどうしていけばいいのかがわかると、
就職に対して不安な部分を多少ながら取り除くことができるからです。自分の就職したい企業で
はなくても、研修を受けることは必ず自分の力になるので、ぜひ進んで参加してほしいと思いま
す。やってみなければわからないので、固定概念を持たず、柔軟に考えて行動することが大きな
一歩につながると考えます。
- 299 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M006
石原
洋
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
皆さんの発表を聞いて、インターンシップとは自分自身と向き合うチャンスであることがわか
りました。それぞれの仕事をやることにより、自分には何ができて何ができないか気づくことが
できると思います。例えば自分で挨拶ができていると思っていても、実際、会社では挨拶がうま
くいってないこともあります。また仕事と自分の相性について分析して、自分の仕事の向き不向
きも分かってくると思います。自分がどのような仕事に興味があり、どのようなことが苦手かも
見えてくると思います。
また言われたことはしっかり理解しなければいけない、ということも分かりました。上司に指
示されたことをただ何となく分かったといって現場に行ってみると、思わぬことが色々起こった
りするものです。しっかり理解していなければ結局もう1回聞き直さなければならず、上司の信
頼も損ねてしまいます。ですから、どんなに小さなことでも、言われたらしっかりメモをとり、
分からないことがあったらないがしろにせず、その場で理解できるまでしっかり質問することが
大切だと思いました。
実習での目的を明確にすることも大事です。具体的な目的もないのにインターンシップに参加
しても得るものは少ないでしょう。自分が何のためにインターンシップに参加しているのか、何
を学びたいのか明確にすることが大切だと思います。
前にも述べましたが、インターンシップは改めて自分と向き合うことができるチャンスだと思
うので、この機会に自分は何ができて何ができないのか、何に興味があるのか考えて、これから
の就職活動に活かしていければいいと思いました。
このような機会を作ってくださったインターンシップ推進協会の皆様や企業の皆様に改めて
深く感謝したいと思います。
<特別講演会>
特別講演では、職場の風土の話や離職率の話など普段聞くことができない話をたくさん聞くこ
とができました。たくさんのことを経験してこられた方だからこそのお話は、大変重みのあるも
のでした。特に、才能のある人より努力した人を評価するというお話を聞いて、努力は大切なこ
とだと改めて実感することができました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは仕事を知るための良い機会だと思います。パンフレットや話を聞いている
だけでは分からないことがたくさんあり、実際に仕事の現場に行って自分の目で確かめることに
よって、職場の雰囲気なども知ることができます。また、自分が何に向いていて何が苦手なのか
も分かることができると思います。インターンシップは就職活動の第 1 歩です。早い段階からイ
ンターンシップに参加して意識を高め、就職活動に臨んでください。
- 300 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M105
平井
翔子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
就業体験発表会では、インターンシップに参加した皆さんが仕事をする上で大切なことをそれ
ぞれ見つけておられ、素晴らしいと思いました。その職業についての知識を深めるということ、
仕事は一人ではできないので人を大切にするということ、単純作業でも工夫することの大切さ、
「自分から学ぶ」という積極的な気持ちを持つべきだということ、「言われたことだけする」の
ではいけないということなどです。これらは、働く上で当たり前かもしれませんが、実際にそれ
を感じることができたのは、私を含め、とてもいい経験になったのではないかと思いました。発
表者の皆さんが、それぞれ感じられたことにとても共感できました。私が、インターンシップで
感じたことは、自分としては大きな収穫であったのですが、ほかの人の意見を聞くことで、私が
気づけなかった大切なことが想像以上に多くあったので、今回の就業体験発表会に参加してとて
もよかったと思いました。
<特別講演会>
特別講演会は、「就職活動のアレコレ」と題して、アイペック株式会社の高見貞徳社長がお話
されました。大学 4 年生の就職率が 60%といわれる今、私たちが、前向きにがんばれるように、
激励の言葉をくださいました。
私は、講演の中で特に印象に残っているのは、就職活動は「ゴール」ではなく、「通過点」で
あるということです。正直、いいところに就職したら「人生が成功している」と言っている人が
多い気がしたので、このようにいわれて、目が覚めた気がしました。大学入試のときも、先生に
は、「いい大学に入ることよりも、大学でどのようにがんばるかが大切なんだよ」といわれたこ
とを思い出しました。どこに就職するのかも確かに重要ですが、大学生である今も、就職した後
も、総合人間力を高め続けて生きたいと思いましたし、就職活動は、この「総合人間力」を高め
るいい機会だと考え、積極的にがんばりたいと思いました。日本人は、優しいが逞しさが足りな
いと述べられたとおりだと思いました。私は、優しさも逞しさも備えた人間になりたいと思った
ので、就職してからもこつこつ前向きに働きたいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップというのは、自分自身と向き合うチャンスだと思います。まだ、
「何になり
たいかわからない」
、
「自分に何が合っているのかわからない」と思っている人は多いと思います。
私もそうでしたが、
「とりあえずこの職種」と思ってインターンシップ先を決めました。しかし、
私は、実際に働いてみたことによって「本当の自分」のようなものが見えてきた気がします。私
は、「このようなことが苦手なのだな」、
「まだまだ、こんな能力が足りないのだな」、
「こんなこ
とをするのが好きなのだな」という新しい自分が毎日のように発見されました。アルバイトでも
いいのではと考える人もいると思いますが、インターンシップは、参加して損することはありま
せん。むしろ、得るものはとても多いです。
だから、後輩の皆さんにもインターンシップに参加することをお勧めいたします。
- 301 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M003
安根
花奈子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
自分の就業体験以外は、他の人達がどんな就業体験をしていたのか気になっていたので、皆さ
んの発表を聞くことで様々な業界の仕事内容や、難しさ、学んだことをそれぞれ聞き、自分自身
ためになり、よい経験が出来ました。
特に白石さんの「好きなことを仕事にするのではなく、仕事をするうえで好きになっていく。」
という言葉が心に残りました。わたしは、自分の好きなことを仕事にしたら、楽しく働けて充実
すると考えていました。しかし、好きなことを仕事にしたいと、好きなことだけに絞って就職活
動していては視野を狭めてしまい自分のためにならないし、たとえ就職できても働いてみないと
本当に自分に合っているのか分からないのだと納得しました。
自分自身も就業体験やアルバイトを通じて、人と交流するのは気を遣うし億劫になることもあ
ります。しかし、わたしはどんなに落ち込んでいても人と話すときには自然と笑顔になり、親し
みやすいと言われます。また、自分では苦手だと思っていても実際に働いたり、客観的に見たり
したら自分に向いているということもあるのだと実感しています。
今回、就業体験発表会に参加し、様々な業界の仕事や皆さんの考え方を聞いて自分の視野が広
がり、就職活動への意欲が高まりました。
<特別講演会>
私は、就職内定に向けて頑張ろう、そして内定がゴールだと思っている節がどこかにあったの
ですが、高見さんの「就職は重要な通過点だが最終目的ではない」というお話を聞き、自分の考
えが間違っていたことに気づきました。さらに、社会人となり働くということは、自分の目標達
成や可能性を広げることだけではなく、会社を始め、地域社会、日本に貢献することなのだと言
われ、社会人になると大きな責任を持つことになるのだと感じました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
就業体験は 1、2 週間という短い期間ですが、とてもよい経験になるのでぜひ参加したほうが
良いと思います。苦手な仕事や興味のない職種でも視野を広げるために挑戦する価値はあります。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M087
高田
恵莉菜
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
積極的に自ら学び信頼関係を築く
富山県インターンシップ推進協議会が主催する「就業体験発表会」を聞いて、私が一番興味を
惹かれたのは、南砺市観光協会へインターンシップに行かれた富山国際大学の田原鞘子さんの体
験レポートでした。田原さんが、このインターンシップをする際にこの会社を選んだ理由の中に、
「地域活性化に協力したい」という理由が含まれていたからです。私は地元富山が大好きなので、
今後富山の為に働ける企業に就職したいと考えています。今後就職活動で「地域貢献できるか」
という観点から企業を見ていきたいと考えており、田原さんと企業選びの基準が似ていると感じ
たからです。田原さんの発表を聞いて、
「信頼関係を築く」ということと「積極性」が接客業だ
けでなく、仕事をするにあたり特に必要だと思いました。観光業は人と人との繋がりが特に重要
とされるものであり、お客様に一生に一度の最高な思い出を作っていただく仕事です。
また、田原さんが実際体験した業務で、「むぎや祭りでは地域の方との協働が必要」とおっし
ゃっており、地域の方やスタッフさんとの連携が必要不可欠だということがよく分かりました。
お客様相手にしても地域の方やスタッフさん相手にしてもどちらも信頼関係を築くことが大切
だと思いました。信頼関係を築くことによってお客様は安心して旅行を楽しむことができ、地域
の方たちにも気持ちよく一緒に仕事をすることができると考えるからです。
観光業とは、自分自身が案内する地域のことは全て知識として知り得ていなければなりません。
そのためには、自分が積極的に学ぶ意識がないと知識は身に付けられません。また、この仕事で
大切なものは「コミュニケーション力」です。これも自分から積極的に、いろいろな方と会話を
していかなければ身に付くものではありません。つまり、何事も自ら学ぶ姿勢が大切だと思いま
した。
私は、この発表を聞いて積極的に自ら学ぶことで、仕事が徐々にこなせるようになり、人との
信頼関係を築くことができるのではないかと思いました。
<特別講演会>
自分の仕事を好きになる
株式会社アイペックの取締役会長高見貞徳さんのお話を聞いて、特に心に残っているのは、
「天
職を見つけなさい。」という言葉でした。また天職とは、「社員が自分の意思と努力で獲得するも
の、感じるもの」とおっしゃっており、私が最初に認識していた天職とは全く違うもので、衝撃
を受けました。私が考える天職とは、自分が最初から得意な分野で楽しく働けることが天職だと
考えていたからです。会長のお話を聞いて、働くということは好きな仕事をする。ということよ
り、自分の仕事を好きになるというのが大切だと思いました。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M088
高田
真美子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回の発表の中で、高岡法科大学法学部法律学科の瀧田祥平さんの発表が、とても印象に残っ
ています。瀧田さんの発表をきき私は 2 つのことについて印象に残っています。
1 つ目に社会人としてマナーはできて当たり前ということです。私はこの言葉を聞いたとき、
前期のキャリア・デザインの講義を思い出しました。その講義で、挨拶やお辞儀などさまざまな
マナーを当たり前にできることは、とても難しいと学びました。お辞儀には角度があり、それを
その場その場によって使い分けることは一朝一夕でできるものではなく、日ごろから角度や背中
を意識しなければいけません。お辞儀をする時は、いつも背筋や角度に気をつけなければならな
いと再確認しました。
2 つ目にこの会社の仕事での工夫について知り、驚きました。商品や売り場をセットするため
に、チェーンストアと納得するまで議論することを、普段商品を買っている私は知りませんでし
た。例えば、売れている商品の陳列を増やしたり、自動販売機でも子供の飲み物は子供の手の高
さでも届くように下にセットしたり、物流と販売と分担することで仕事の効率をあげたり、見え
ない工夫がされており驚きました。特に、子供のことを考えて自動販売機の飲み物の場所を変え
るきめ細やかな気配りには感動しました。私も、就職活動の場で自分を企業にアピールするため
に、アピール方法を工夫しなければならないと思いました。
<特別講演会>
特別公演の講師をされた株式会社アイペック取締役会長の高見貞徳さんのお話を聞き、就職に
ついての考え方が少し変わりました。高見さんは「就職活動はとても重要な通過点だが、それが
最終目的ではない」と、おっしゃっていました。私は、もしも就職活動で内々定が得られなかっ
たら、それで人生は終わりだと考えていました。しかし、この言葉を聞き、就職活動が人生の最
終地点ではないと気づくことができました。
また、私にとっての天職を探したいと思いました。「これが私の仕事」、「この仕事が大好き」
と思える会社に就職できるように日々自己分析をするなど努力を行っていこうと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加してみて、参加する以前よりも就職活動をする実感がわきました。ま
た事務作業にしても、どのようなことをするのか実際に行ってみることが大切だと思います。エ
クセルやワードで学んだことをいかせないことも、ざらにありました。わからないことだらけで、
自分はまだまだ頑張らないといけないとモチベーションがあがりました。インターンシップに参
加しようか悩んでいるのなら、参加しておいて損はないと思うので、参加することをおすすめま
します。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M093
谷井
貴之
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
学内発表では、未経験の業界を知ることや働くことに対する疑問の解消、社会人としてのマナ
ーの学習などの内容が主でした。その為、今回の就業体験発表では、北陸職業能力開発大学の横
田さんや、富山高等専門学校の藤村さんのように、学校で学んだ技術を体験先で活かした発表も
聞けて良かったです。業務内容がより具体的で、「いか作業を効率よく行うか、良い精度のモノ
を作るか」といった技能の向上を図る所が、短期大学と違った発表内容でした。
しかし、どの学校も統一して、体験するにあたって、目標を立てていたことに気付きました。
やはり、報告書をつくるに当たって、ひとつの目標を立てることで報告書自体もまとめやすく、
その目標に対しての結果が得られ、反省・今後の改善へとつながるからだと思いました。
<特別講演会>
学校の講義で経営者の役割について考える課題がありました。その時までは、経営者に必要な
役割は、会社の為に指導などを強化するといった会社の存続だけを考えていました。しかし、こ
の講演会の内容では社員が会社に努める為に、努めやすい環境や風土を作る、社員も会社も共存
する考えを聞き、今後経営者を務めるようになった時の参考になります。
この講演会が行われた日が12月1日と、就職活動がすでにスタートしていた為、企業研究だ
けでなく SPI などの学習をより強化する必要があり、焦りを感じていました。しかし、高見さん
は「人生の内で就職活動は重要な時期だが、それが人生のすべてではない。長い人生には大きな
変化が続く」と話しており、少し安心しました。エントリーシートなどの期日はしっかり守りつ
つ、勉強と企業研究はコツコツと努力は惜しまないように頑張ろうと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
中学、高校までのインターンシップは、業界・業種を学ぶのが主でした。それを引き継ぐよう
に、中学、高校では体験できなかった業界・業種の企業を業務体験すれば、より多くの企業研究
の糧になると思います。
また、興味のある業界があるならば、是非その業界を体験してほしいです。興味というのは、
興味やインターネットなどの表面に出ている情報がきっかけだと思います。世間に知られていな
い、見えない苦労や地道な作業があったりします。インターンシップは、その苦労が理解できる
唯一の機会だと思います。さらに、体験期間中に指導してくださる社員から、仕事に対するやり
甲斐やより具体的な業務内容を聞くことも、より深い企業研究ができます。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M095
辻
樹宏
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回のインターンシップ就業体験発表会を通して、私はコミュニケーション能力と、社会人と
して責任を持つことの大切さを学びました。
南砺市観光協会城端支部でインターンシップを行った田原さんの発表では、城端むぎや祭りに
関する業務での「協働」の大切さが印象に残りました。また、協働のためには周りの人々との絆、
コミュニケーション能力が重要であることを知ることができました。
北星ゴム工業株式会社生産技術部でインターンシップを行った横田さん、阪神化成工業株式会
社でインターンシップを行った中川さんの発表からは、所詮学生の身分であるインターンシップ
研修生であっても、自分の行う仕事に対して責任を持ち、さらに自分なりの工夫を加えることが
大切だと分かりました。私のインターンシップでは、言われたことをそのまま行動に移すことが
ほとんどだったため、このことを知ることができて良かったと考えます。
また、北陸コカ・コーラボトリング株式会社でインターンシップを行った瀧田さんの発表から
は、計画を立てることで時間を効率よく使うことの重要性を学びました。
以上のことから、私はコミュニケーション能力と、社会人として責任を持つことの大切さを実
感することができました。これからの就職活動、社会人生活において、これらのことを活かすこ
とができれば幸いだと考えます。
<特別講演会>
株式会社アイペック社長の高見貞徳氏の講演会「就職活動 アレコレ」を聞き、就職活動が人
生の最終目的ではないということを学びました。
高見氏の講演の内容は、主に企業経営者が重視すべき「生計」、「天職」、「よき風土」や、納税
と消費による日本経済への貢献、前向きに「こつこつ」と働き続けること、日頃から自分の周り
の環境へ感謝することというものでありました。私は、就職活動において、企業の大きさや規模
の安定性などばかりに注目していましたが、この講演から私は、自分が「天職」だと思えるよう
な、身の丈に合った企業・職種に就きたいと感じました。また、日頃から周囲の環境に感謝する
ことについては、私がインターンシップを行った株式会社あんしんグループの社員の方々も大切
にされており、社会人として非常に重要であるものであることを再認識しました。
また、「金も努力も自分の成長に投資する」という言葉に感銘を受け、この就職活動も自分の
人生の一部でしかないことを自覚し、長い目で人生を考えていきたいと実感しました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は、株式会社あんしんグループという保険代理店でインターンシップを行いました。正直、
この会社が第一希望の研修先ではなかったのですが、それでも得るものは多かったと思います。
たとえば、社会人との接し方や、保険についての知識(人生に保険はつきもの)など、将来役に
立つことを知ることができました。
たとえ第一希望の研修先に行くことができなくても、必ず自分のためになるので、気を取り直
して、前向きにインターンシップに望んで欲しいと思います。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M112
松本
千穂
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は七人の方の発表を聞いて、一人一人職種は違いましたが、七人全員がインターンシップを
体験したことにより人間として成長したことを感じました。人を大切にするということを学び、
人との絆を深め人とのコミュニケーションを大切にすることを学んだ人、自分自身を見つめ直し
成長できた人、計画を立てて行動することが大切と学んだ人、工夫し効率良く自分の能力を生か
すことが大切と学んだ人、責任感の大切さを学んだ人、現場で働き現場の雰囲気を知り、就業意
識が高まったなど、それぞれ学ぶことが多かったようです。
また、皆さんが苦労したところや努力したことなどよく分かり、社会人として働くことは簡単
なものではないと改めて思いました。
そして、誰もが感じたことは、さわやかな挨拶、大きな返事、身だしなみをきちんとするとい
う基本中の基本を確実にしなければ立派な社会人にはなれないということです。
<特別講演会>
これから始まる就職活動ですが、高見さんのお話を聞いて不安になり、また勉強にもなりまし
た。自分が思い通りの企業に就職できるのか、いくつもの企業を受けてやっと内定をいただいた
ところに就職するのか、たとえ働きだしても長続きするのか、またその会社が倒産しないだろう
かなど、とても不安になりましたが、諦めないで前向きの気持ちをもちこれらのことを頭の隅に
おき、企業を選ぶときに、「将来性」、
「天職が見つかるか」、「風土がよいか」を自分なりに調べ
て、後悔のないようにしたいと思いました。
現在、給料から厚生年金、所得税等が引かれ所得は少なく私たちの時代は、結婚しても共働き
夫婦が多くなると思われるので、女性でも一生働ける職場を見つけることが大切だと思いました。
また、私の知り合いにもバイト先で企業の社長さんに認められ、就職した人がいます。いつどこ
で、どんなチャンスが巡ってくるか分からないものです。だからこそ、常日頃の基本的な生活を、
きちんとしていきたいと思いました。
そして、何事もマイナス思考ではなく、プラス思考に考え、行動していけばきっと、良い結果
を出すことができると信じて、日々を過ごしていきたいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私もインターンシップを体験し、そして多くの人の発表を聞いて、インターンシップを体験す
ることにより、日常の自分の生活では全く気づけない自分の欠点や足りない能力を知ることがで
き、社会の厳しさや社会人としての責任感、挨拶や身だしなみの大切さ、思考能力、コミュニケ
ーションの大切さなど、多くの学ぶことができます。また、就業意識も高まるのでぜひ、後輩の
皆さんにもインターンシップには参加してもらいたいと思います。必ず自分にとってプラスにな
ること間違いなしです。
- 307 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M010
大田
愛美
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
たくさんの発表を聞いて、インターンシップの参加動機はそれぞれ違っているが、インターン
シップで学んだ事や、終了後の感想では、社会人として活かしていこうという気持ちが強いと感
じました。また、私たちが大学のキャリア支援講座やビジネス実務演習の授業で学んだ、ビジネ
スマナーや電話応対、案内業務などがインターンシップでは結構役立つのだと思いました。もち
ろん社会人としてもビジネスマナーが基本となってくるので、大学で学んだことや今回体験させ
ていただいたことは、たいへん参考になりました。
これからは、就職活動で就業体験先の企業に教えていただいたことをしっかりと活かしていけ
るように、自分自身が学んだことを復習し、全力で就職活動ができるようにしていきたいです。
<特別講演会>
株式会社アイペック高見貞徳様の話を聞いて、改めて考えさせられることやこんな考え方もあ
るのだと自分を振り返ることができた時間でした。
世の中は、「不平等」だと思っていましたが、「平等」だけでなく、「公平」もこの世の中には
あります。たとえば、頭がいいから良い大学にいけるのではなく、たくさん勉強して多くのこと
を学んだからこそ、その結果がでてくるものであるとのお話はたいへん興味深く聞くことができ
ました。人生経験の浅い、わたくしにとっては感銘し思わずメモをとつてしまいました。
また、「就職活動は重要な通過点ではあるが最終目的ではない」という言葉に、私たちが今活
動している就職への勉強や面接は、通過点にしかすぎないことなのだと思いました。社会人とな
っても、全てが学びと試練であるから、常に努力は惜しまず続けることが大切なのだと学びまし
た。初めからできる人はいないのだから、最後まで諦めず全力で進んで行きたいと思います。
今回の講演を聞いて、私たちは日頃、家族や学校の先生方から本当にたくさんのことを教えて
いただいています。そのことを自覚するとともに、感謝の気持ちを持ちながら、自分の行動・発
言することが必要であると思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは社会に出る前の経験として行うものだと思います。「どうして経験したい
のか」、「なぜインターンシップへ行くのか」をしっかりと自分なりに考えて行ってほしいと思い
ます。自分で考えていたことでも、実際体験してみたら全く違っていたり、いろいろな体験をす
ることで考え方が変わったり、周りの見方や視野が広がってくるものだと思います。インターン
シップで教えていただいたことや聞いたことは、学んだことだと思います。けれど自分自身で見
たことや体で感じたことも学びになり力になってくるものだと思います。
インターンシップは社会に出る前の一歩として是非参加し頑張ってください。
- 308 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
11M047
福居
優理
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
他大学の方々は 3 年生ということで私たちより 2 歳上ですが、発表会を行い、同じこれから就
職活動をしていく者同士なのだと感じることができました。色々な学部の方がおられたので、学
内発表会とはまた違った内容の企業の就業体験談が聞けて、さらに視野を広げることができたと
思います。特に工業系の企業の就業体験は、学内発表会ではきくことができなかったので新鮮で
した。発表を聞いていて工業系の企業は、分からない単語が発表内容にいくつか出てきて、やは
り専門的な知識がないと難しいということが実感できました。発表会を通して、私と同じくこれ
から就職活動を始める方々が就職活動に対してどれくらいの意識を持っているのかを学ぶこと
ができました。今までまだ高校の延長なような気分でいましたが、私も周りに負けないくらい、
就職活動に向き合って自分の意思をしっかり持って就職活動に臨みたいです。
<特別講演会>
今回の講演をきいて、就職に対しての意識が変わりました。就職をすると、今後一生その職に
ついていなければならないと思っていましたが、転職をする人が結構おられることを知り、「就
職は人生の重要な通過点ではあるが人生のすべてではない」という言葉が心に残りました。将来
についてあれこれ考えるには決断力が必要です。しかし、私は就職に関してまだまだ意識が低く、
知らないことも多いので、不安ばかりでしたが「就職は人生の重要な通過点であるが人生のすべ
てではない」という言葉をきき、心が少し楽になりました。将来性、天職であるか、風土が良い
かをしっかり見極めて企業に就きたいと思います。中でも天職を見つけるのは難しいと思いまし
た。私はまだアルバイト経験がないのでどのように自分が仕事をこなせるかが分かりません。ア
ルバイト経験がなくても、しっかり企業研究をしてどの職が向いているのかを見極めたいです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップで学べることは沢山あります。アルバイトとは違う立場で研修を行うので、
社会人とはどういうものなのかを知ることができました。私は旅行会社で研修をさせていただい
たのですが、打合せ・ミーティングなど社会人が沢山集まる場でお話をきくことができました。
そこで人間関係の大切さやコミュニケーション能力の重要さを学べました。インターンシップで
は働く経験をしにいくというよりも、人と人との繋がりの大切さを学ぶというところのほうが大
きいと思います。普段、家族や先生以外の大人の方とは話す機会がないので、自分のコミュニケ
ーション力はとても低く、社会マナーもいまいちだということを実感することができました。イ
ンターンシップに参加してから、社会のマナーをしっかり身につけようという意識が高まりまし
た。インターンシップは、社会とはどういうところなのかを知る良い経験になります。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
あ と が き
富山短期大学経営情報学科では、ビジネス実務教育とキャリア教育、インターンシップによる
三位一体の教育を特長としています。今年度は、これまで行ってきた1年次早期からのキャリア
形成に関する講座をカリキュラム化し、内容も充実させました。また、これらの授業を有機的に
関連付けることで三位一体の教育を推進し、個別教育が可能なゼミナールとも連携しながら、こ
れらの教育効果を高める工夫を行っています。
インターンシップは業種、企業、職種、仕事への理解、社会における基本的マナー、コミュニ
ケーション能力などを肌で感じるとともに、その成果を日頃の学習、就職活動、自分の将来など
に活かすことができます。今年度は81名の 1 年生に対して、このような有益なインターンシッ
プを実施することができました。これは、学生を快く受入れてくださいました企業・機関の方々
のご理解のお蔭であり、改めて厚くお礼を申し上げます。また、インターンシップ推進協議会並
びに事務局のご指導に深く感謝申し上げます。
本学科では、このような貴重な経験を得た学生達が立派にキャリアを形成し、地域社会に貢献
してくれることを願い、より一層の努力をする所存でございます。地域社会の企業・機関の皆様
には今後とも益々のご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。
経営情報学科
平成 23 年度
発行日
経営情報学科インターンシップ実施報告書
平成 24 年1月吉日
発行者
富山短期大学経営情報学科
〒930-0193
富山市願海寺水口 444
TEL:076-436-5146
FAX:076-436-0133
E-Mail:[email protected]
URL:http://www.toyama-c.ac.jp/
製作担当者
教
講
授
師
大門
柴 田
事
務
前畑
信吾
怜
由美子
- 310 -
教授
大門信吾