議案第36号 守口市学校建設プロポーザル方式設計者選定審査委員会

○議案第36号
守口市学校建設プロポーザル方式設計者選定審査委員会設置
条例案について
□□□審議経過□□□
=建設文教委員会委員長報告=
御報告申し上げます。
本案は、教育委員会が策定した「守口市学校規模等適正化基本方針」を踏まえ、より良い教育環境づく
りの視点に立って、学校統廃合に伴う新設学校の設計者選定について、民間事業者の技術力・企画能力・
発想・創造性を活用するため、プロポーザル方式による、建設設計業務に係る設計者の選定を行おうとす
るものであります。設計者の選定にあたり、地方自治法第138条の4第3項の規定に基づき、市長の付
属機関として、市長の諮問に応じて設計者の選定に関する事項を調査審議する「守口市学校建設プロポー
ザル方式設計者選定審査委員会」を設置する条例を制定しようとするものであります。
本委員会といたしましては、慎重に審査を行いました結果、次に申し述べます希望意見を付し、満場一
致をもって、これを原案どおり可決すべきものと決した次第であります。
まず、教育委員会として、設計者の選定にあたっては、「児童・生徒のために、より良い教育環境をつ
くる」という最大の目的を見失うことなく、「守口市学校規模等適正化基本方針」及び「統合実施計画」
に掲げられた基本方針、基本コンセプトを着実に反映するとともに、地域の要望を尊重し、特色ある施設
整備を第一に、取り組まれたいこと。
次に、予算には限りがあることから、各学校の建設に予算の上限を設けることは一定やむを得ないこと
であると考える。よって、予算の範囲内で、十分に、民間事業者の発想や創造性を活用し、より良い学校
づくりとなるよう意を配されたいこと。また、選定審査手続き及び進行管理には万全を期すとともに、応
募者が選定基準に適合しないなどの事由により、設計者の決定に至らない場合の対処など、あらゆる事態
を想定し、危機管理意識を持って、事務を進められたいこと。
以上、委員長報告といたします。