②障がいのある子もない子もワークショップ実践研究

②障がいのある子もない子もワークショップ実践研究
研究代表
杉山 貴洋
1.だれでもワークショップ誕生の経緯
本稿は、「障がいのある子もない子も参加できるワークショップ実践研究」の経緯と成
果を報告するものである。
まず、実践研究が開始された経緯について触れておきたい。2010 年から本学の地域交
流研究センターを拠点としているワークショップは、およそ2年半の時間をさかのぼる。
2007 年秋、本学は、文部科学省現代ニーズ GP(注1)に採択される。筆者が、申請者
となり、障がいのある子どもと、その家族が暮らしやすい地域づくりをしたプロジェクト
が開始された。具体的な活動は、障がいのある子どもが参加できる「ワークショップ」と、
障がいの理解を伝える「キャラバン隊」であった。2年半の助成期間のなかで、大学が、
地域交流の拠点となる試みが開始された。
そして、ワークショップは、通称「だれでもアートワークショップ」として、年間 13
回のペースで実施されていく。「だれでも」という名称には「障がいのある子ども」を含
むという意味ではなく「全ての子どもに芸術的な素養がある」という、思いが込められて
いた。障がいのある子どもが、わかりやすくて楽しく参加できる活動は、誰にとっても、
楽しくできる活動ではないだろうか。そんな問いかけのもとに、ワークショップがスター
トした。だれでもワークショップは、実験的な試みではあったが、当初から、ユニバーサ
ルで、普遍的な活動をイメージしていた。そのため、後に、障がいのある子もない子も参
加できる演劇ワークショップを誕生させている。
また、アートワークショップの特徴として、その成果は、数年後、発信力をもつように
なる。2009 年秋には、小平グリーンロードを舞台に、ストリートギャラリーを開催する。
うらわ美術館からも、優れた美術教育の実践事例に取り上げられる。また、新聞や雑誌、
テレビなどのメディアにも掲載される。
そして、開始から6年が経過した現在、各分野で、6度の受賞を果たすことになった。
地域活動の成果は、受賞の数で計れるものではないが、外部の審査機関から評価を受ける
ことは、地域にワークショップを定着させることと無関係ではなかった。地域のニーズと、
様々な分野の評価が蓄積され、ワークショップは、小平市から療育委託事業を受けること
になる。
以上のような経過で、2年半という助成期間の以降、ワークショップは、行政の委託事
業に発展する。それは、同時に、遊びを通じた造形活動が、行政の療育として認められる、
極めて稀なワークショップの誕生となった。地域と連携しながら、障がいのある子どもの
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場の形成を、継続的に取り組むことが可能となったのである。このプロセスが、本実践研
究の経緯である。
2.障がいのある子もない子もワークショップ実践研究の目的
前項で示したように、2010 年から、本研究事業に選定され、より研究的な視点でワー
クショップが継続されている。研究の目的は、大きくわけて二つある。
ひとつは、ワークショップの実践もとに、地域と連携する手法形成の研究である。もう
ひとつは、障がいのある子どもの個別支援の実践記録を蓄積することである。2つのテー
マは、開始から4年が経過し、様々なかたちで成果をあげている。本項では、その内容を
取り上げ、報告していきたい。まず、最初の目的であるワークショップの手法形成として、
4点の事例を示したい。
a. 地域につなぐワークショップの手法形成
・こども環境学会賞受賞
本研究の代表的な成果として、第7回こども環境学会活動賞の受賞を取り上げたい。こ
ども環境学会では、こども環境に関する優れた研究、デザイン、活動業績などを顕彰し、
こども環境の改善に資することを目的としている。以下に、だれでもワークショップの学
会賞選定の講評を示したい。選定理由を示すことが「障がいのある子もない子も参加でき
るワークショップ実践研究」の概要と成果を言い当てているので、全文を紹介したい。
第7回こども環境学会活動賞
杉山貴洋(白梅学園大学子とも学部発達臨床学科)
「障がいのある子どもと造形ワークショップと障がいのある子もない子も演劇ワークシ
ョップ」
杉山貴洋氏と彼の子ども学部の学生による造形ワークショップと演劇ワークショップ
は、障がいに理解のある地域づくりを目指し、2007 年に文部科学省の現代ニーズ GP に
選定されて以来活動を続けています。どちらもワークショップという形をとることで、障
がい児と学生の間にゆるやかな関係作りが生まれていることが特徴として感じられます。
これは、今日まで継続的に活動か続けられ、造形ワークショップが 59 回、延べ 76 名、
春休み・夏休みに行われる演劇ワークショップが、7 回、延べ 195 名の参加者を育ててき
ています。
その結果、2010 年からは、小平市の療育事業の委託活動となり、地域を巻き込んだ行
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政と大学の連携活動として大きな価値を持つようになりました。特に造形・演劇という遊
びを通したワークショップは、障がい児にとって、療育の観点からも大きな効果かあるこ
とはさまざまな文献からも明らかですが、それ以上に、この活動の評価が高いのは、単に
療育といった視点に留まることなく、地域の人々に向けて障がいのある子どもへの人々の
理解を深める発信源となっていることにあります。
このような活動が全国に紹介され、展開されることにより、地域での障がい理解が進展
する可能性を感じさせる実践活動です。
もちろん一方で、保育や教育、福祉を専攻する学生がこの活動に積極的に参加すること
は、指導者養成の観点からも大きな価値を見出すことができます。
こども環境学会の審査員は、プロジェクトの実践がワークショップという手法をとって
いることの意味を的確に評価している。研究全体のテーマでもある「遊びを通じたワーク
ショップ」も、単に療育という視点に留まらず、地域をつなぐ力になり得ること。また、
地域にむけて、発信力になることを高く評価している。地域の交流が、地域の活性化につ
ながることを、実践を通じた事例で証明することとなった。
ワークショップのひとつひとつは、地道な活動である。しかし、その積み重ねが、地域
を巻き込んだ形になったことが、審査員に評価されている。こども環境学会の受賞は、ワ
ークショップを実践する筆者のゼミナールにとって、大きな励みとなった。
そして、2012 年4月に開催された「第7回こども環境学会」の受賞記念講演では、ワ
ークショップのドキュメント映像が紹介された。その内容は、ゼミナールの学生たちが、
試行錯誤を重ねながら、障がいのある子どもと交流をしていくものであった。講演の内容
は反響を呼び、後に、いくつかのシンポジウムに招聘されている。
(第7回こども環境学会表彰式)
(こども環境学会受賞パネル)
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・小平市制 50 周年記念 DVD
∼ 躍動をかたちに進化するまち こだいら ∼
地域交流研究センターがある小平市では、市制施行 50 周年を記念して「小平市制施行
50 周年記念映像記録(DVD)
」を制作している。そのなかで「未来を紡ぐ市民活動」と
いうタイトル項目で、白梅学園大学の造形ワークショップの様子が紹介されている。この
トピックスは、地域連携のモデルケースとしてだけでなく、市民にメッセージを発信して
いる。映像のなかでは、ファシリテーター(ワークショップの促進役)が、インタビュー
を受けるシーンがある。その内容を、以下に示したい。
「市内の大学との連携した取り組みも盛んにおこなわれています。白梅学園大学では、発
達の気になる子どもたちと、その家族が暮らしやすい地域を目指して、学生たちの手によ
るワークショップが開催されています。」(アナウンス)
「最初は、なかなかうまくできなかったことを、子どもたちができるようになったりとか、
笑顔が増えたりした時の喜びを感じた時が、やっぱり、すごくやってよかったなって思う
し、自分自身も、楽しいなあって思います。」(ファシリテーターの学生)
ワークショップ終了後に受けたインタビューに、当時(第5期生)のファシリテーター
は、素直に応えている。しかし、その何気ない言葉のなかに、障がいのある子どもが参加
できるワークショップの手法が提示されている。子どもたちを受容し、自分自身も楽しむ
こと。シンプルで、しかし、最も大切なことが、地域活動のメッセージとなっている。
地域に定着するために、ワークショップの運営には、様々なマネージメントが必要とさ
れる。しかし、インタビューのような素直な気持ちが、ワークショップの原動力なのだと
思う。子どもたちを受容し、自分自身が、楽しむ状況になった時、何かをしてあげる、し
てもらうという関係を越えた関係が生まれるのだと思う。この数年間、舞台裏を支えてき
た筆者は、ワークショップの原点を、このインタビューのなかに見出している。
(小平市制施行 50 周年 DVD)
(白梅学園大学 造形ワークショップの様子)
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・シンポジウム
ドイツの子ども主体の『学びの工房』と『子どもにやさしいまち』
2012 年7月、こども環境学会の要請を受けて、ドイツのハルトムート・ヴェーデキン
ト博士とユニセフホールで、討議をおこなった。
ドイツでは、教育の場での子どもの主体的な学びの方法論、自治体では子どもの参画に
よる「子どもにやさしいまち」(ユニセフプログラム)が実践されている。廃校の危機に
あった学校が、子どもの参画で学校の環境を魅力的に変えて、児童数が増えた学校や「子
どもにやさしい」を掲げて、子どもをはじめ人口が増えた自治体などである。
ヴェーデキント博士の実践報告を受けて、日本の実践事例として、「だれでもワークシ
ョップ」の内容が報告された。討議のなかで、ラボラトリーといわれる「学びの工房」と、
「だれでもワークショップ」の共通項が議論され、同時に、それぞれの国で抱えている教
育の問題も指摘された。
ヴェーデキント博士は、ドイツの教育問題を、廃校の実践のエピソードで指摘した。そ
れは、秘密基地のごっこ遊びをする子どもが、手作りの弓矢を作っていた時のことである。
その子の父親に「この子は、将来アインシュタインになるかもしれないよ。」と声をかけ
たら「でも、この子は、算数の点数が悪いんですよ。」という返答だったという話である。
ヴェーデキント博士は、このエピソードに、ドイツの教育問題が集約されていると話す。
また、逆説的に「学びの工房」が、何を目指しているか、説明する内容であった。ワー
クショップも、ラボラトリーも、点数では計りきれない「遊びの要素」が詰まっている。
それは、国が変わっても、子どもの発達に必要であることを再度、実感する印象的なシン
ポジウムとなった。
(ドイツの子ども主体の学びの工房と子どもにやさしいまち) (ワークショップの実践報告映像)
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・ミュージアムスタートあいうえの「日曜日スペシャル のびのびゆったりワークショップ
2012 年9月に、東京都美術館がリニューアルをした。新しい東京都美術館は「アート
への入口」となることを目指し「展覧会を観賞する、子どもたちが訪れる、芸術家の卵が
初めて出品する、障がいをもつ人が何のためらいもなく来館できる」という基本方針のも
と、すべての人に開かれた「アートへの入口」として生まれ変わる、という宣言が示され
た。
そのなかで、本実践研究の手法が、2013 年9月にスタートするワークショップのモデ
ルケースとなった。ワークショップが、様々なかたちで評価されている。しかし、実際の
参考事例になったことは、初めての事例である。
後に、トビラープロジェクトとして活躍するアートコミュニケーターは、本学の造形ワ
ークショップと演劇ワークショップを見学する。また、その育成プロジェクトに、筆者が
招聘され、本研究で蓄積されたワークショップの事例が示された。
以下に、2013 年9月に開始された「日曜日スペシャル:のびのびゆったりワークショ
ップ」のブログ内容を示したい。
(ミュージアムスタートあいうえの日曜日スペシャル公式ブログ)
上記にあげた4点以外にも、ワークショップを通じた地域の町おこし手法形成として招
聘されたり、別の行政からも、療育としてのアートワークショップの依頼を受けている。
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いずれにしても、地域活動の実践事例になっていることを補足し、最初の成果報告を終え
たい。
b. 障がいのある子ども個別支援の実践記録
本研究では、ワークショップの手法形成と同時に、障がいのある子どもの個別支援を研
究テーマに設定した。申請時に、新規性と明瞭性を求められたこともあり、本実践研究は、
子どもの行動理解に、小型の ipod カメラを導入するという提案をした。従来、観察者(保
育者、または臨床者)が、個人の記憶を頼りに記録する方法に対して、行為者のペンダン
トトップにカメラを装着するという行動理解は、実験的な試みである。
小型の ipod カメラには、子どもの視覚に近い映像が記録され、個人差の大きい障がい
のある子どもの行動理解を促すことになっている。
「こどもプレイログ」と命名された、このリサーチ方法は、後に、2度のキッズデザイ
ン賞(注2)を果たす。また、行動分析学会にもポスター発表されていく。「こどもプレイ
ログ」は、データ量の大きさが課題となっているが、ゼミナールの卒業論文で運用される
ことで、その使用方法が明確になってきている。本項では、以下に、その概要を示したい。
・第5回キッズデザイン賞フューチャーアクション部門受賞
白梅学園大学杉山ゼミナール/ コクヨ株式会社RDIセンター 受賞番号: 110176d3
作品名:「こどもプレイログ」発達に障がいのある子どものワークショップ参加プロセス
の研究
開発の考え方:「こどもプレイログ」は、子ども目線の映像を記録するリサーチの手法
です。ipod ビデオカメラを、子どもの胸元に装着し、1秒1コマ、60 分間 3600 コマの
サムネイルシートを作成します。一人ひとりの行動の特徴や、他者との関わりを検証しな
がら、どのように集団活動になじんでいくのか、実践研究をすすめています。
審査委員コメント:子どもの行動計測法、分析法として新規性あるアプローチであり研
究者の視点からも興味ある取り組みである。解析方法などの詳細を知りたいと思った。多
様な分野での応用が考えられ、さらなる展開に期待したい。
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(こどもプレイログポスター)
( 3600 コマサムネイルシートと分析事例 )
・第7回キッズデザイン賞コミュニケーション部門リサーチ分野受賞
白梅学園大学杉山ゼミナール/津田塾大学 稲葉研究室
受賞番号:130265d3
作品名:
「こどもプレイログ Ver.2.0」∼発達に障がいのある子どものワークショップ参加
プロセスの研究∼
開発の考え方:「こどもプレイログ」は、子ども目線の映像を記録するリサーチの手法
です。Ver.2.0 では子ども目線の小型カメラに加えて、活動全体を捉える 360 度カメラが
追加されました。ワークショップに参加するプロセスの理解、進行役のファシリテーター
の検証に役立ちます。人と人の間で記録するリサーチの手法で実践研究をすすめています。
審査委員コメント:実証アプローチに進化は見られる。360 度カメラの導入目的と成果
についてより詳細を知りたいところである。今後、収集されたデータをいかに現場で活か
すことができるか、について検証を望む。
(こどもプレイログ Ver.2.0 ポスター) ( 360 度カメラとパノラマ変換事例 )
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キッズデザイン賞は、従来の、商品や空間デザインだけでなく、ワークショップやリサ
ーチ方法にも、デザインの概念を拡大し、表彰している。ワークショップそのものが、実
験的な試みであるため、暗中模索する実践者にとっては、大きな励みとなっている。また、
審査員の評価にもあるように、実際の現場(筆者が担当しない現場)に、どのように活か
すことができるかが、リサーチ方法の真価が問われるところである。その意味では、まだ
未完成のリサーチ方法である。
また、「こどもプレイログ」の実践事例は、キッズデザインのファイル以外にも、本学
主催の第7回オープン研究会で(2013 年6月)発表されている。以下に、その記録の一
部を抜粋し、リサーチ方法の内容を示したい。また、この場を借りて、記録者となった多
喜乃先生に謝意を表したい。
「発表の最後に、現在、杉山先生が取り組んでいる「プレイログ」の試みが紹介された。
ワークショップを数字に残せないかと考え、参加する大人と子どもに iPod を装着し、参
加者の視点から、どのような風景が見えているのかを記録する試みである。子どもが見て
いるであろう視覚に近い記録を残すことを狙いとしていた。まだ、解析方法が、試行錯誤
の途中とのことであったが、記録した画像を連続した写真として並べることで、大人と子
どもの見る視点の違いや、その視点の切り変わり方の違いが、捉えられていた。
大人は、連続した風景が、順次移り変わっていくが、子どもは、突然、視点が切り変わ
ったり、大きく動いたりする場面がたくさん含まれていた。
「大人は考えて動いているが、
子どもは急に動き、カメラが追いついていない白画面が多くなっている」との指摘があっ
た。「理性と野性」と表現されていたが、子どもの持つ「野性」を、数値として表現でき
そうな試みであり、ワークショップを評価する物差しとなる可能性を見ることができた。
以上、杉山先生はワークショップの実践記録から、ワークショップのもつ可能性を紹介
され、同時にその活動記録をデータとして残す工夫を紹介された。教育や養育に対する新
しい視点が提供され、同時に子ども理解の新しい可能性が提供され、研究会に参加するも
のにとって非常に有益な時となった。(コメント:発達臨床学科教授 多喜乃亮介)
3.障がいのある子もない子もワークショップ実践研究の課題
2010 年から地域交流研究センターを拠点としているワークショップは、4年が経過し
た。前述した研究目標 a のワークショップの手法形成は、順調に進み、大きな成果を生み
出している。地域にワークショップを定着させる時期を終え、現在は、他の地域にモデル
ケースとして事例を示すことができている。
一方で、未完成である b の実践記録は、膨大なデータ量の課題を抱えているが、筆者の
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ゼミ生によって、エビデンスを示しはじめている。ワークショップが、年間継続の参加で
あるため、計測は、年間の視点が必要である。近いうちに、その実践事例を発表すること
を宣言しておきたい。
最後に、本研究の担当者である筆者の4年間を振り返りたい。筆者は、本稿で示した研
究目標である、a と b の、違う時間のベクトルの間で揺れ動いていた。ワークショップの
原点は、子どもと学生の交流である。その関係を基礎とする視点は明確になっている。し
かし、その詳細を、追跡すればするほど、微小なミクロの思考の虜になってしまう。
そして、b に流れる時間は、過去の時間である。一方で、ワークショップの形成は、よ
り俯瞰的で、大きな、マクロな視点が求められる。a に流れる時間は、現在進行形の時間
である。そして、b で追跡した子どもは、既に違う時間を生きている。
双方の時間は、いつか、つながっていくのであろうか。障がいのある子もない子も参加
できるワークショップ実践研究の本当の着地点は、過去の蓄積をもとに、現在進行形の、
現場に貢献することである。
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現代ニーズ GP(現代的教育ニーズ取組支援プログラム)
各種審議会からの提言などを踏まえ、社会的要請の強い政策課題に関するテーマを設定し、各大学、短期大学、
高等専門学校が計画している取組の中から、国公私を通じて優れた取組を選定するプログラム。
(注2)キッズデザイン賞
キッズデザイン協議会主催の顕彰制度。子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン、創造性と未来を拓くデ
ザイン、子どもたちを産み育てやすいデザインを顕彰している。キッズデザイン賞とは、キッズデザイン協議会
主催する顕彰制度である。キッズデザイン賞は、主に、製品・空間・サービスで優れたものを選び、社会へ伝え
ることを目的としているが、ワークショップや、リサーチなど幅広い分野が対象となっていることが特徴である。
http://www.kidsdesign.jp/
〔参考文献・資料〕
・ワークショップ実践研究(武蔵野美術大学出版局)
・造形ワークショップの広がり(武蔵野美術大学出版局)
・フランツ・チゼック展(財団法人日本児童手当協会こどもの城
・東京都美術館ものがたり(鹿島出版会)
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武蔵野美術大学)