WEC第 7 戦 富士 6 時間 プレビュー TOYOTA GAZOO

2016 年 10 月 10 日
WEC第 7 戦 富士 6 時間 プレビュー
TOYOTA GAZOO Racing
過去 3 勝の“富士”凱旋レースで表彰台の頂点を狙う
TOYOTA GAZOO Racing はこの週末、2 台の TS050 HYBRID をもってホームコースの富士スピードウェイで
FIA 世界耐久選手権(WEC)第 7 戦富士 6 時間レースに参戦する。
2016 年シーズン第 7 戦の舞台、富士スピードウェ
イは、トヨタ・ハイブリッド・システム・レーシング
(THS-R)の開発拠点であるトヨタ自動車東富士技術
研究所から僅かな距離に位置する TOYOTA GAZOO
Racing のホームコースだ。
TOYOTA GAZOO Racing は前戦、米国テキサス州
オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ
(COTA)6 時間レースで僅差のトップ争いを展開し
た結果、3 位表彰台を獲得したが、ホームコースの富
士スピードウェイでは表彰台の中央を目指す。
小林可夢偉とステファン・サラザン、マイク・コンウェイの 3 名がドライブする TS050 HYBRID #6 号車は、
COTA6 時間レースでライバル勢と三つ巴の優勝争いを展開。富士 6 時間レースでは僅差で争っているドライバー
ズランキング 2 位の座奪還に向けて全力で戦うと意気盛んだ。
今季不運が続いている HYBRID #5 号車の中嶋一貴とアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミの 3
名だが、2012~14 年に打ち立てた 3 勝の記録を更新すべく万全の準備に怠りない。
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TOYOTA GAZOO Racing にとって、富士スピー
ドウェイは 2012 年から 2014 年まで 3 年連続優勝を
飾るなど、WEC の中で最も好成績を残してきたコー
スだ。今季これまでの 6 戦中 4 回の表彰台フィニッシ
ュを果たしている TOYOTA GAZOO Racing にとって、
この週末、表彰台の頂点獲得こそが最大の目標になる。
富士スピードウェイは、現行の WEC シリーズを初
めて開催したのは 2012 年だが、スポーツカーレース
においては、長い歴史を持っている。初の 1000km
レースは 1967 年。この霊峰富士山の麓に位置するコ
ースで、トヨタ 2000GT やトヨタ 7 といった伝説的
な名車が多くの勝利を重ねてきた。
東京都心からおよそ 110km ほどの富士スピードウェイは、1965 年にオープン。当初はオーバルコースのよう
な傾斜のきついバンクの第 1 コーナーを持つレイアウトだったが、その後改修されてバンクは廃止、一周の距離も
70 年代中盤までに以前の 3 分の 2 ほどとなった。
現在のレイアウトで最も特徴的なのは、WEC が開催されるコースの中で、ル・マンのユーノディエールに次ぐ
長さを誇る、1.475km のロングストレート。一方、コースの後半セクターは曲がりくねったテクニカルレイアウ
トとなっており、長いストレートとの組み合わせは、エンジニアやドライバー達にとって、セットアップの最良の
妥協点を探し出す困難な課題となる。
レースウィークは 14 日(金)、90 分間の公式練習走行が午前と午後 1 回ずつ、計 2 回行われ、15 日(土)は
午前中 1 時間の公式練習に続き、LMP1 クラスは午後 2 時 30 分から 20 分間の予選が行われて決勝のスターティ
ンググリッドが決定される。16 日(日)午前 11 時に決勝レースのスタートが切られ、午後 5 時に 6 時間にわた
るレースのチェッカーを迎える。
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佐藤俊男
TOYOTA GAZOO Racing チーム代表:
富士スピードウェイでのレースは、ホームイベントであり、チームにとってはシーズンの中でも非常に重要な一戦
です。熱心な日本のファンの皆様とお会いできることは素晴らしいことであり、トヨタに対して多くの応援を頂け
ることを有難く思います。
第 5 戦メキシコ、第 6 戦 COTA では性能を向上させた TS050 HYBRID の超ハイダウンフォースパッケージの競
争力をお見せすることが出来ました。今週末の富士でも再び接戦のレースをご覧頂けるものと思っています。
また、富士では、TS050 HYBRID のパワートレーンの開発と供給を行っている東富士研究所のスタッフから特別
なサポートを受けることが出来ます。TOYOTA GAZOO Racing チームとして総力を挙げ、これまで以上の力強い
レースをお見せするべく、チームの士気は高まっています。
中嶋一貴(TS050 HYBRID #5 号車):
ホームコースに戻って来るのはいつでも嬉しいものです。例年、多くのファンが応援に来てくれますし、最高の雰
囲気です。我々は再び上位争いをすべくハードワークを続けます。タイトル争いの面で考えると、我々は何も失う
ものはありません。全力でレースを戦い、日本のファンの皆様の前で表彰台に上れるようにベストを尽くします。
アンソニー・デビッドソン(TS050 HYBRID #5 号車):
富士のレースを本当に楽しみにしています。コース自体も好きですし、トヨタのホームレースということには特別
な思いがあります。毎年多くのファンの方々にご来場頂けるので、皆様の応援に応えるためにも力強い走りをお見
せしたいと思っています。そして今度こそ我々の#5 号車に運が向いて来ることを願っています。日本のファンの
皆様の前で再び表彰台を獲得出来れば最高です。
セバスチャン・ブエミ(TS050 HYBRID #5 号車):
富士で再びレースが戦えることを嬉しく思います。我々にとってのホームレースですし、過去 4 戦で 3 勝してい
ます。また勝利を目指して戦えるチャンスが来ることを祈っています。力強い走りをご覧頂けると思っていますし、
今回こそ幸運に恵まれるよう願っています。トヨタ関係者の方々やファンの皆様と共に、素晴らしい雰囲気の中で
レースが戦えることを楽しみにしています。
小林可夢偉(TS050 HYBRID #6 号車):
このレースは、自身にとってはトヨタのワークスドライバーとしての日本での初レースになり、素晴らしい経験に
なると思っています。富士スピードウェイでは今年、既にスーパーフォーミュラでレースを戦っていますが、LMP1
車両で初めて富士を走るのを楽しみにしています。ライバルとは僅差の戦いをしていることで、モチベーションは
高く、もちろん、ホームレースですので全力で好結果を狙います。
ステファン・サラザン(TS050 HYBRID #6 号車):
ここまでの 2 戦、TS050 HYBRID #6 号車での戦いはとても良い結果となり、特に前戦オースティンでは勝利ま
であと僅かのところでした。それだけに富士での目標は明確で、再び力強い走りによって勝利を目指して戦うこと
だけです。ホームレースであり、たくさんの応援も頂く中で、富士ではいつも勝つためにレースに臨んでいます。
コースレイアウトもオースティン以上に我々の車両に向いているので、良いレースが戦えると確信しています。
マイク・コンウェイ(TS050 HYBRID #6 号車):
日本のファンの皆様はとても素晴らしく、富士は私にとって大好きなレースのひとつです。トヨタのドライバーと
して日本でレースを戦うというのは素晴らしいことです。この週末に向けても我々は気力が充実しています。車両
は第 4 戦ニュルブルクリンクから大きな進化を遂げ、富士でも更なる進化をお見せ出来ると思っています。ここ 2
戦は、連続表彰台フィニッシュと好調ですし、富士の決勝レースにおいても、それを再現したいと思っています。
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TOYOTA GAZOO Racing の富士スピードウェイでの戦績:
2012 年 #7:予選 1 番手、決勝 1 位
2013 年 #7:予選 3 番手、決勝 1 位
#8:予選 2 番手、決勝 27 位
2014 年 #7:予選 4 番手、決勝 2 位
#8:予選 1 番手、決勝 1 位
2015 年 #1:予選 5 番手、決勝 5 位
#2:予選 6 番手、決勝 6 位
以上
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