都市計画道路の見直し状況について(PDF文書)

全
報告 都1
員
協
議
会
資
料
平成 28 年(2016) 9 月 27 日
都 市 建 設 部 都 市 計 画 課
都市計画道路の見直し状況について
平成 28 年 3 月議会において、平田地域及び大社地域の見直し対象路線に係る都
市計画法の手続き状況について報告を行いました。その後、3 月 29 日に都市計画
変更決定の告示を行いました。
平成 28 年 4 月からは、出雲地域及び斐川地域の見直し対象路線に係る都市計画
法の手続きに入りましたので、今回その状況等について報告します。
1.出雲地域及び斐川地域の法定手続き(都市計画変更)の状況と今後の予定
・平成 28 年 4~6 月 島根県及び関係機関協議
・ 〃
7 月 出雲地域都市計画説明会開催(4 会場)
・ 〃
8 月 出雲地域意見公述会開催(意見公述 4 名)
・
・
・
・
・
〃
〃
〃
〃
〃
8月
9月
10 月
11 月
11~12 月
斐川地域都市計画説明会開催(1 会場)
案の公告、縦覧の実施
出雲市都市計画審議会開催(予定)
島根県都市計画審議会開催(予定)
都市計画変更決定告示(予定)
※ 斐川地域の意見公述会には、意見の申し出がありませんでした。
2.都市計画変更案に係る住民意見について
(1)意見公述会(意見公述 4 名)
・上成大津小学校前線の変更は同意するが、現道内での歩道設置を要望する。
・大津中央一の谷線のマウンドアップ歩道(現況)について、フラット構造への
変更を要望する。
・天神一の谷線の廃止区間について、機能代替え路線となる下沢高西線の早期整
備と、また塩冶地区の東西幹線として、その先を国道 184 号まで施工延伸する
ことを要望する。
・天神一の谷線の廃止区間について、南本町上塩冶線にある危険な鋭角交差点等
の安全対策として、県道多伎江南出雲線までの区間については施工の実施を要
望する。
・郡是前塩冶原町線の計画廃止について、郡是前交差点から西へ国道 184 号に繋
ぐ新しい路線を要望する。
(2)都市計画説明会
≪意見公述されたもの以外の主な意見≫
・斐川中央線については、産業都市拠点と位置付けられ、また実際に企業誘致の
集積地で市の財源及び雇用の源となっている地域にあることから、市の将来発
展の戦略を考えたうえで、本当にこの路線を廃止すべきか縮小すべきかについ
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て検討する必要がある。
・斐川中央線の一部廃止区間について、機能代替え路線とされた国道 9 号及び市
道新川中央線は、朝夕混雑し渋滞もしている状況にあり、代替え機能があるの
か疑問である。
・都市計画道路の見直しを行うことに関して、時代にあった的確な見直しを進め
ていくことは重要である。そして、都市計画決定を行えば、全体の着手順位を
つけるなりして、継続的に実施していくことが必要である。
3.変更の概要
決定
区分
島根県
決定
地域
路線名
出雲
出雲市駅前矢尾線
直江武部線
斐川
神氷富村線
南本町上塩冶線
大津中央一の谷線
塩冶一の谷線
新崎大塚線
出雲
出雲市
決定
郡是前塩冶原町線
上成大津小学校前線
全体延長
代表幅員
L=2,340m
W=25m
L=2,650m
W=16m
L=2,020m
W=15m
L=1,960m
W=16m
L=1,580m
W=12m
L=1,770m
W=12m
L=2,090m
W=12m
―
L=1,150m
W=6m
変更内容
県道改良事業の計画変更に伴い、終点
位置及び区域を変更
他路線の計画変更に伴い、交差部の区
域を変更
他路線の計画変更に伴い、交差部の区
域を変更
一部区間の幅員を変更
他路線の一部区間を統合
一部区間の計画廃止
名称変更
一部区間を片側歩道計画に変更
計画廃止
終点の位置及び区域を変更
一部区間の幅員と区画街路への変更
上成二京町線
―
計画廃止
高瀬川南沿線
―
計画廃止
三京町海上東線
―
計画廃止
斐川中央線
斐川
荘原中央線
L=2,620m
W=12m
L=840m
W=16m
一部区間の廃止と全区間の幅員変更
起点の位置及び区域を変更
上記路線の分断に伴い、一方を新たな
名称に変更
(注 1)出雲市駅前矢尾線については、県道改良事業の実施により計画変更が必要となっ
ていたものです。
(見直しに伴う変更ではありません)
(注 2)見直し対象路線うち上成新町線については、一部区間が事業認可期間中であるた
め、平成 28 年度における法定手続対象路線から除外しています。
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