中島純一 - 同志社女子大学

情報メディア学科
●学芸学部
中島純一
教 授
NAKAJIMA Junichi
[現在の専門分野]
メディア・コミュニケーション論、メディア心理学、消費者行動論
[現在の研究テーマ]
情報メディア学科
メディアとコミュニケーションの変容、メディアと集合行動論、
流行現象論、ダイレクト・マーケティング論
[学 位]
教育学修士(東京大学)
[所属学会]
日本マス・コミュニケーション学会、日本社会心理学会、日本広告学会、
情報ネットワーク法学会、日本ダイレクトマーケティング学会
■ 主要研究実績
〈著書〉最新テレビショッピング活用マニュアル(共著) 日本能率協会 2003年
■ 研究・社会活動等
第1回佐藤栄作賞優秀賞受賞(国連大学、外務省、文部省後援)
1980年
ネットワーク社会(叢書:現代のメディアとジャーナリズム)(共著)
2004年度社団法人日本通販協会寄付講座客員講師 早稲田大学商学部
2004年
ミネルヴァ書房
東京大学大学院 情報学環社会情報学コース 客員研究員 2006年
進化するメディアの新たなコミュニケーションと消費者行動
通信販売年鑑2006(分担執筆) 宏文出版 2006年
コミュニケーションと日常社会の心理 金子書房
2007年
メディアと流行の心理 増補改訂版 金子書房 2013年
2005年
電通・電通総研 客員研究員 日本ダイレクトマーケティング学会理事(兼 次世代web研究部会長)
2006年
2007年~
■ 学内外研究費による主要研究活動歴
日本ダイレクトマーケティング学会 テレビショッピング利用者にみる価値意識
〈訳書〉コミュニケーション理論の東西比較(並びに訳者解題論文)
日本評論社
1990年
2003年
同志社女子大学 研究助成金(個人研究)多メディア化時代のオーディエンスの
メディア行動研究
2004年
〈論文〉CMCにおける“新たなくちコミ”特性についての考察
Commnunication Inquiries ケータイメールにみる若者の価値意識 こころの科学
2010年
[大学院]情報文化特殊研究
ネットワーク社会のレコメンデーション アイ・エム・プレス
2010年
[大 学]オーディエンス論、マスコミュニケーション論、メディア論、情報
2007年
■ 主要な担当授業科目
メディア心理学など
メディアの変遷がコミュニケーションに与える影響を探る
私の研究テーマは、大きく分けて以下の3
メディアの効果形成やオーディエンスの心理効果
つに分かれます。
「CMと認知過程の形成」
「テレビからの説得
新たなメディアと
コミュニケーションの変容について
的コミュニケーションと効果」の視点から、
オーディエンス研究を行っています。特にCM
やテレビショッピングなどには、テレビ番組
BOOK
メディアによる新たなコミュニケーションの
制作上の興味深いノウハウが詰まっており、
東京大学情報学環社会情報学コースと電通・
変容について研究しています。特にネットや
それらを社会心理学の観点から分析しています。
電通総研に客員研究員として1年間(2006年
モバイルメディアにおける送り手ならびに受
これらの研究に基づく外部との共同研究に
度)所属し、メディアと集合行動の相関関係、
け手のコミュニケーション行動や心理に関心
は主に以下のような実績があります。
特にテレビやインターネットなどが引き起こ
があります。
過去20年間にわたって、毎年メディア調査
す流行現象や特別な集合行動について研究し
メディアと集合行動
を行っています。また、日本通信販売協会な
ました。
従来のマスコミュニケーション研究におけ
らびに日本ダイレクト・マーケティング学会
今後は、デジタル化社会におけるオーディエン
る効果形成やオーディエンス(受け手、
視聴者)
からの助成を受け、ネットショッピングをは
スや、CMC(Computer-Mediated Communication)
研究で、マスメディアが引き起こす集合行動
じめインターネットのオーディエンスの意識
の分野、SNSなどの新たなメディアによるコ
の中でも、流行現象とオーディエンスの相関
や行動を、メディア論および社会心理学的視
ミュニケーションの変容について研究を進め
関係に高い関心を持っています。
点から分析しました。
たいと考えています。
インターネットや携帯電話など、モバイル
同志社女子大学 教員研究活動紹介集
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