ジーエムラボで働く - ジーエムラボ株式会社

ジーエムラボで働く
コーポレートメッセージ
地下水モデリングの幅広い活用を支援し、人命と社会生活の改善に貢献すること、これが私達の目的です。
地下水そして地盤構造は、普段は意識していなくても実は私達の生活に非常に密接な関わりがあります。
例えば、近年大雨による災害が多発しています。これは様々な環境破壊による影響が指摘されており
今後増加傾向にあると推測されます。この大雨による災害に地下水が大きく関係しているのです。
また土壌汚染問題も深刻化しており、土地の再利用時に汚染評価が十分でなければ、後々重大なトラブルを
引き起こす可能性があります。この土壌汚染を評価する際にも当然地下水と地盤構造は重要な要素です。
地盤沈下問題も多発しておりますが、これも地下水の挙動と密接な関係があり適切な地下水管理が求められています。
そして地下水は、飲料水・農業用水として石油にも等しい価値とされながらも世界的な枯渇が広がっています。
これら環境・災害・管理問題を背景として、地下水保全が社会的な課題となっていますが、
地下水のシミュレーションとそのモデリングは作業が煩雑であることや、
解析に独特のノウハウが必要であるなどの理由があり、なかなか浸透していませんでした。
私達は、これまでに培ってきた数値解析・地下水モデリングとソフトウェア開発のノウハウを生かし
こうした現状を変えたいと考えて、このジーエムラボを設立いたしました。
志の持てる仕事を
ジーエムラボの紹介
好きな街で
楽しい仲間と
ジーエムラボ株式会社
成し遂げる
2010年(平成22年)9月設立
ジーエムラボってどんな会社
地下水解析分野で国内トップクラス
日々の仕事のこと
CAE プログラミング
解析コンサルタント
地下水解析 ジーエムラボが活躍するフィールド
地下水に関連する分野
- 防災(地盤沈下、液状化現象、斜面崩壊等)
- 資源(工業用水、農業用水、飲料水等)
- 環境(地下水汚染、評価等)
- エネルギー(地中熱利用等)
ジーエムラボが目指すもの
付加価値の高いサービスを継続させる
社会と共に成長する
地球と人類の未来を明るくする
業務紹介
プログラム開発
地下水同定・予測システム「Geo Modeler」の開発を行っております。
地下水モデリングにおいて精度の高い解析を行うためには多くのトライアルを実施する必要があります。
私達は、このトライアルを "GM メソッド " と称しお客様にご紹介・推奨しております。
「Geo Modeler」は "GM メソッド " を実現する専用のツールです。
GMメソッド
広域準3次元
浸透流解析
鉛直2次元
3次元
浸透流解析
浸透流解析
柔軟な地下水モデリングを実現
GMメソッドを実践する専用のツール
「7つの解析サークル」
鉛直2次元
画像処理
情報の統合
流跡線解析
移流拡散解析
3次元
3次元
移流拡散解析
熱流動解析
7つの
地形モデル
解析サークル
作成
一つのソフト上でシームレスな連動
直観的かつ簡単な操作性
「7つの処理サークル」
解析条件
地質モデル
作成
作成
3次元
平面or断面
メッシュ作成
メッシュ作成
1
2
3
4
解析業務
地下水位の再現解析
構造物などの地下水影響評価解析
汚染物質のリスク評価解析
時系列でみた汚染物質の濃度分布解析
地下水の性状を、地質構造、井戸や川などの水位、降雨量などを使用して解析する業務を行っております。
他にも、構造物 ( トンネル、遮水壁など ) を作成することで、地下水にどのような影響があるのかを
予測する業務や、汚染源から漏れ出る汚染物質が、どのような経路を通っているのか、
またその濃度が自然環境に影響が出ないかどうかを予測する業務を行っております。
1
URL http://www.gmlabo.co.jp
3
浸潤面
2
河川
4
本社 〒004-0015
北海道札幌市厚別区下野幌
テクノパーク 1 丁目 1-10
TEL
011-378-6457
3 次元モデルにおける地下水位の再現解析
河川堤防安全性検討解析
ジーエムラボが活躍するフィールド
地下水について
2014 年 7 月 「水循環基本法」 で、 水は国民共有の財産であり、
健全な水循環を守りつつ、 適切に管理すると謳われています。
地下水の
サイクル
地下水の利用
海や河川か
地下水はミネラルウォーター等の飲み水としてだけでなく、
ら
蒸発した水
農業用水、 工業用水としても重要な役割を果たしています。
雨として
限りある地下水
が
地上に降り
水を使い終わった後、 地下や河川を経て海に戻り、 循環する
再び湧出す
るまで
ため尽きることがないように思えますが、 元のきれいな水に戻るには
平均して
長い年月がかかります。 つまり、 石油や天然ガスと同じように
約 600 年か
かります。
人にとって有限な資源ということができます。
地下水に関連する分野について
エネルギー
地中熱の利用
2014 年 4 月 「エネルギー基本計画」 が閣議決定され、 地中熱は日本のエネルギー政策上、
重要な再生可能エネルギーであると位置付けられています。
2009 年 8 月 「エネルギー供給構造高度化法」 で、
太陽光や風力と並んで、 地中熱等も再生可能エネルギー源とされています。
メリット
ヒートアイランド現象の
地中熱を利用すると
からの熱風がある。
に排出しない。
原因の一つにエアコン
1 季節や外気温に左右されない。
冷房排熱を大気中
2 冷暖房をより少ない電力で行える。
3 どこでも利用可能。
4 ヒートアイランド現象の
抑制に繋がる。
地中熱を
利用すると…
地中熱利用と地下水
帯水層
ヒートポンプ
地中熱利用の方法にはヒートポンプ熱源利用や、 ヒートポンプを用いない
直接熱利用等の利用方法があります。
左の図は、 地下水を直接熱利用する地中熱ヒートポンプシステム (GSHP) です。
GSHP の分類として左の図の他に、 地中熱交換器を用い、
帯水層
その中に流体 (水や不凍液) を循環して間接的に熱利用する方法があります。
環境
地下水汚染
不法投棄された廃棄物が有害産業廃棄物
汚染源
(重廃棄物、 農薬、 放射性物質、
重金属
原液溜まり
油や重金属 , 有機化合物) 等
である場合、 これらが帯水層に辿り着き、
有機化合物
硝酸性窒素等の
原液溜まり
取水井戸
地下水位面
離れた場所の環境や飲料水に影響を及ぼす
不飽和帯
帯水層
移流拡散
恐れがあります。
防災
地盤沈下
地上や、 地下の建物が傾いたり、 ガス管、 水道管などが壊れる被害があります。
地盤沈下量
地下水位面
粘土層 1
粘土層が縮小し
表面の地盤が沈下
地下水位面
粘土層 1
帯水層
粘土層 2
帯水層
み上げ過ぎると…
粘土層 2
液状化現象
地震によって地下水面より下の土が揺すられることにより、 水と土が一体となって液体と同じような性質を持つようになり
ます。 このため、 軽いものは浮き上がり重たいものは沈み込む現象が起こります。
地震前の
地震後の
地震時の
地盤
地盤
地盤
地下水
砂粒子がかみ合い
安定している状態 ( 液状化前 )
砂粒子のかみ合いが
外れた状態(液状化中)
斜面崩壊
近年、 大雨による土砂崩れが多発しています。 これも、 地下水の挙動と
密接な関係があり、 大雨により地下水位が上昇し、 地下水を含む地層が
重くなることで、 地盤が耐えられなくなり土砂崩れが発生します。
特に深層崩壊の場合は、 山地および丘陵地の斜面の一部が表土層と
深層基盤を含んで崩壊する為、 被害が大きくなります。
深層崩壊のすべり面は深いため、 樹木の根系による崩壊抑止効果は
期待できず、 降雨による地下水上昇量の把握が重要となります。
砂粒子
砂粒子が沈下し
水と分離した状態(液状化後)