指定避難所運営マニュアル

指定避難所運営マニュアル
平成 27 年 3 月
垂
井
町
目
次
はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
指定避難所運営マニュアルの目的・・・・・・・・・・・・・・1
垂井町の指定避難所について・・・・・・・・・・・・・・・・1
指定避難所運営マニュアルの活用・・・・・・・・・・・・・・1
1
指定避難所開設・運営の事前対策・・・・・・・・・・・・・・4
1-1 指定避難所派遣職員の配置・・・・・・・・・・・・・4
1-2 指定避難所開設に伴う書類・備品の整備・・・・・・・4
1-3 指定避難所開設訓練の実施・・・・・・・・・・・・・5
2
指定避難所施設の体制づくり・・・・・・・・・・・・・・・・6
2-1 避難者の誘導及び施設の安全確認・・・・・・・・・・6
2-2 指定避難所の開設・・・・・・・・・・・・・・・・・6
2-3 居住区域等の設定・・・・・・・・・・・・・・・・・7
2-4 避難者の状況確認・・・・・・・・・・・・・・・・・7
2-5 指定避難所運営の準備・・・・・・・・・・・・・・・8
3
2-6
通信手段の確保・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
2-7
最終確認事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
2-8
指定避難所開設の広報・・・・・・・・・・・・・・・9
2-9
避難者の退所・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
指定避難所運営組織づくり・・・・・・・・・・・・・・・・・10
3-1 指定避難所運営組織の体制・・・・・・・・・・・・・10
3-2 部、班の編成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
3-3 指定避難所運営組織の移行・・・・・・・・・・・・・11
4
ライフラインの確保・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
4-1 水の供給(飲料水・生活用水等)
・・・・・・・・・・・12
4-2 食料・生活必需品の調達・供給・・・・・・・・・・・12
4-3 し尿、ごみ処理等・・・・・・・・・・・・・・・・・13
4-4 ペット飼育者への配慮・・・・・・・・・・・・・・・13
4-5 情報の収集及び伝達・・・・・・・・・・・・・・・・14
4-6 報道関係者及び訪問者等への対応・・・・・・・・・・14
5
長期化への対応及び避難者の自立支援・・・・・・・・・・・・15
5-1 プライバシーの確保・・・・・・・・・・・・・・・・15
5-2 相談体制の確立・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
5-3 避難者の健康管理・・・・・・・・・・・・・・・・・15
5-4 食事メニューの改善・・・・・・・・・・・・・・・・16
5-5 女性の視点での指定避難所運営・・・・・・・・・・・16
5-6 災害ボランティアの要請・・・・・・・・・・・・・・17
6
指定避難所の閉鎖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
6-1 指定避難所派遣職員の縮小・・・・・・・・・・・・・18
6-2 指定避難所の統廃合・・・・・・・・・・・・・・・・18
6-3 指定避難所の閉鎖・・・・・・・・・・・・・・・・・18
6-4 避難者への説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
○様式・資料編
・様式
様式1:指定避難所総括チェックシート・・・・・・・・・・・・様-1
様式2:指定避難所安全チェックシート・・・・・・・・・・・・様-2
様式3:避難所開設報告書・・・・・・・・・・・・・・・・・・様-3
様式4:避難状況報告書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・様-4
様式5:避難者カード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・様-5
様式6:食料・物資管理簿・・・・・・・・・・・・・・・・・・様-6
様式7:指定避難所退所届・・・・・・・・・・・・・・・・・・様-7
様式8:事務引継書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・様-8
様式9:物資依頼票 兼 処理票・・・・・・・・・・・・・・・様-9
様式10:ペット飼育者台帳・・・・・・・・・・・・・・・・・様-10
様式11:ペット飼育状況報告書兼要望書・・・・・・・・・・・様-11
様式12:避難所生活ルール・・・・・・・・・・・・・・・・・様-12
様式13:避難所運営委員会役割一覧・・・・・・・・・・・・・様-13
・資料
資料1:避難場所・指定避難所・福祉避難所一覧・・・・・・・・資-1
資料2:体育館区割り(例)・・・・・・・・・・・・・・・・・・資-6
資料3:指定避難所掲示物(例)・・・・・・・・・・・・・・・・資-7
資料4:垂井町役場・関連施設電話番号表・・・・・・・・・・・資-9
資料5:○○小学校区指定避難所運営協議会規約(例)・・・・・・資-12
資料6:○○小学校区指定避難所運営協議会組織図(例)・・・・・資-14
資料7:ペットの会の設立規約・・・・・・・・・・・・・・・・資-15
はじめに
指定避難所運営マニュアルの目的
大規模地震などの災害時は、自宅等に甚大な被害を受けた町民が、小中学校等の指定避難所にお
いて中長期間共同生活を営むこととなる。ライフラインが停止し、物資も不足する不便な状況での
共同生活は、決して簡単なことではない。
本マニュアルは、自主防災組織(自治会)が主体となって指定避難所を運営する場合を想定し、
事前準備や指定避難所での運営形態のあり方について、簡潔にまとめたものである。また、町職員
の災害発生初期段階での行動等もまとめており、相互の協力により円滑な指定避難所開設及び運営
を実施することを目的とする。
垂井町の指定避難所について
垂井町では、災害が発生した場合の指定避難所、避難場所を次のとおり分類している。
○指定緊急避難場所
地震発生後の火災等から身を守る目的等のため避難する場所又は南海トラフ巨大地震等にか
かる警戒宣言が発令され、事前に避難することが適当である場合に避難する場所
○指定避難所
災害で自宅が被害にあった者又は現に被害を受ける恐れのある者を一時的に保護するため町
が開設し、宿泊や給食等の生活機能を確保する施設
<福祉指定避難所>
高齢者、障がい者、妊産婦、乳幼児など、指定避難所生活において何らかの特別な配慮が必要
で、介護保険施設や医療機関等に入所・入院するに至らない程度の在宅の要配慮者を対象として
開設する指定避難所(バリアフリー機能を有しており、看護・介助に適した環境設備を有する施
設)
○避難場所及び指定避難所の指定
垂井町は、避難場所・指定避難所として48箇所を指定している。このうち、本マニュアルの
記載内容は、小学校体育館等の拠点的な避難所の開設を想定して作成している。(資料1「避難
場所・指定避難所一覧」
)
<参考>
垂井町災害対策本部・・・町役場に設置
現地災害対策本部・・・・災害発生状況によって必要な場合に設置
指定避難所運営マニュアルの活用
本マニュアルは、指定避難所運営にあたっての総論をまとめたものであり、災害の状況によって
は臨機応変の対応が求められる。また、災害発生初期の段階では膨大な作業量によりマニュアル通
りには進まない状況となる。
そのため、次の一覧表を参考にして、各作業に優先順位を付け、すべきこと、できることから実
1
施していくことが望ましい。また、指定避難所運営組織だけでは解決できない問題が発生した場合
は、速やかに災害対策本部に報告し、指示を受ける連絡体制を構築する。
災害発生からの時間経過
発生
前
指定避難所運営マニュアル項目
1
4
5
3日
記載
以降
ページ
4
1-1
指定避難所派遣職員の配置
1-2
指定避難所開設に伴う書類・備品の
1-3
3
3日
指定避難所開設・運営の事前対策
◎
整備
2
1日
指定避難所開設訓練の実施
◎
○
4
◎
4
◎
5
指定避難所施設の体制づくり
6
2-1
避難者の誘導及び施設の安全確認
◎
6
2-2
指定避難所の開設
◎
6
2-3
居住区域等の設定
◎
7
2-4
避難者の状況確認
◎
8
2-5
指定避難所運営の準備
◎
8
2-6
通信手段の確保
◎
9
2-7
最終確認事項
◎
9
2-8
指定避難所開設の広報
◎
△
△
9
2-9
避難者の退所
△
△
△
9
指定避難所運営組織づくり
10
3-1
指定避難所運営組織の体制
○
◎
10
3-2
部、班の編成
○
◎
10
3-3
指定避難所運営組織の移行
11
ライフラインの確保
11
4-1
水の供給(飲料水・生活用水等)
○
◎
11
4-2
食料・生活必需品の調達・供給
○
◎
12
4-3
し尿、ごみ処理等
○
◎
13
4-4
ペット飼育者への配慮
○
◎
13
4-5
情報の収集及び伝達
○
◎
14
4-6
報道関係者及び訪問者への対応
○
○
○
長期化への対応及び指定避難所の閉鎖
14
15
5-1
プライバシーの確保
○
○
15
5-2
相談体制の確立
○
○
15
5-3
避難者の健康管理
○
○
16
5-4
食事メニューの改善
○
○
16
5-5
女性の視点での指定避難所運営
○
○
16
5-6
災害ボランティアの要請
△
△
17
2
6
指定避難所の閉鎖
17
6-1
指定避難所派遣職員の縮小
△
△
17
6-2
指定避難所の統廃合
△
△
17
6-3
指定避難所の閉鎖
△
△
18
6-4
避難者への説明
△
△
18
備考 ◎優先的に行うこと
○できれば行うことが望ましい
△状況に応じて行う
3
1
指定避難所開設・運営の事前対策
1-1 指定避難所派遣職員の配置
災害発生時は指定避難所(小学校体育館等)に、町職員を派遣し(以下「指定避難所派遣職員」
という。)、災害時の施設等の管理について学校関係者と連携して対応する。また、住民部の指示に
従い、初期段階の指定避難所運営組織の運営などを行う。
1-2 指定避難所開設に伴う書類・備品の整備
指定避難所には、次の(1)から(22)までの関係書類等を整備する。また、備品については、
学校又は周辺施設への防災倉庫の設置を含めて、町及び自主防災組織で整備を行う。
【様式・帳簿類等】
(1)指定避難所運営マニュアル
(2)指定避難所総括チェックシート(様式1)
(3)指定避難所安全チェックシート(様式2)
(4)避難所開設報告書(様式3)
(5)避難状況報告書(様式4)
(6)避難者カード(様式5)
(7)食料・物資管理簿(様式6)
(8)指定避難所退所届(様式7)
(9)事務引継書(様式8)
(10)物資依頼票
兼 処理票(様式9)
(11)ペット飼育者台帳(様式10)
(12)ペット飼育状況報告書兼要望書(様式11)
(13)避難所生活ルール(様式12)
(14)避難所運営委員会役割一覧(様式13)
【書類・資料等】
(15)避難場所・指定避難所・福祉避難所一覧(資料1)
(16)体育館区割り(例)(資料2)
(17)指定避難所掲示物(例)(資料3)
(18)垂井町役場・町関連施設電話番号表(資料4)
(19)○○小学校区指定避難所運営協議会規約(例)(資料5)
(20)○○小学校区指定避難所運営協議会組織図(例)(資料6)
(21)ペットの会の設立規約(資料7)
(22)その他必要物品
4
1-3 指定避難所開設訓練の実施
○指定避難所の周知
・災害時に指定避難所が円滑に機能するためには、行政側の事前の体制整備とともに、避難対象
となる地域住民への日頃からの周知が必要である。地域住民の一人ひとりが、避難場所、指定
避難所の設備、指定避難所での役割などを前もって考えることができるよう啓発を行う必要が
ある。また、自主防災組織(自治会)で避難前に一旦、避難場所や広場等に集合する場合は、
事前に周知徹底を行う。
○指定避難所開設訓練の実施
・災害時に速やかに指定避難所開設を行うことができるように、日頃から町職員と地域住民が協
働で、実際に指定避難所を開設する施設を利用して、実践的な指定避難所開設訓練を実施する
ことが重要である。
○指定避難所開設時の任務分担
・事前に指定避難所運営組織の責任者や担当者を決めておくと、災害時に任務分担が明確となり
円滑に指定避難所を開設することができる。また、責任者や担当者が被災した場合に備え、代
理者を決めておくことが望ましい。
<指定避難所開設訓練のメニュー例>
※実際に指定されている指定避難所を利用すること。
※実際に避難する地域住民と協働し、情報を共有すること。
避難誘導・・・自宅~指定避難所へ(自主防災組織の誘導又は自力で)
施設の開錠(町及び学校への連絡)
施設の被災状況の確認(様式2:指定避難所安全チェックシート)
被災者カードの配付、記入(避難者人数、家族構成等の確認、集約)
水道水(飲み水等)の使用可否の確認
トイレの使用可否の確認(簡易トイレの備蓄がある場合は組立訓練を実施)
防災倉庫への人員派遣
掲示板の設置
電話、FAX等通信機器の設置
生活ルールの確認
指定避難所生活の役割分担(責任者の決定、連絡員の設定)
テレビ、ラジオ等の設置
ボランティア要請、受け入れ訓練
5
2
指定避難所施設の体制づくり
2-1 避難者の誘導及び施設の安全確認
○原則、町職員(指定避難所派遣職員又は教育委員会職員)が、指定避難所(小学校体育館等)を
開錠する。ただし、災害により町職員の参集が遅れることも予想されるので、施設管理者等と指
定避難所が開錠できる体制を構築する。
①町職員又は学校関係者等と同行し、指定避難所の被害状況や安全確認を目視で実施し、「指定
避難所安全チェックシート(様式2)」を作成する。点検の結果、施設の安全が十分に確保さ
れている場合に指定避難所としての利用を決定する。
<応急危険度判定士の支援要請>
指定避難所安全チェックシートの施設全体項目に、チェック基準「×」があれば、災害対策
本部へ応急危険度判定士の派遣を要請する。または指定避難所や地域の住民の中に、応急危険
度判定士の資格保持者(又は建築士)がいる場合は、判定または助言を依頼する。
その他、応急危険度判定士の支援が必要な場合は災害対策本部へ連絡する。
②指定避難所安全チェックシート(様式2)を使用し、指定避難所の状態を災害対策本部へ報告
する。
(報告手段・・・電話、FAX、メール、直接報告等)
垂井町役場 TEL:0584-22-1151
FAX:0584-22-5180
E-mail:[email protected]
③指定避難所の安全確認後、避難者を施設内へ避難誘導する。明らかに危険と認められる場所に
ついては、直ちに立入禁止の措置をとる。
2-2 指定避難所の開設
○指定避難所の開設は原則として、町職員の協力により行う。
<開設の流れ>
災害対策本部 →
住民部
指定避難所運営協議会 →
→ 開設
開設(災害対策本部へ連絡)
<鍵について>
・大規模災害が発生した場合には、町職員の参集が困難となり、計画どおりに指定避難所が開設
されないことも想定されるため、施設管理者等と指定避難所を開錠できる体制を構築し、町の
対応が遅れる場合には、町民自らが指定避難所を開設することも考慮する。
<避難方法>
・指定避難所の敷地内(校庭など)で待機する場合には、自主防災組織(自治会)ごとにまとま
って集まる。
6
2-3 居住区域等の設定
○指定避難所(学校)は原則、体育館を使用する。
・体育館の被災又は浸水等により体育館以外を使用する場合は町職員又は学校管理者と協議する。
・指定避難所となる施設の全てが利用できるとは限らないので、協議の上、利用する部分を明確
にする。
・利用する部分以外の場所へは、原則立ち入りを禁止する。
○避難者全員分の仮居住空間を確保する。
・避難者の仮居住空間については、教育活動の再開を考慮しながら可能な限り屋内を使用する。
・利用できる空間としては、予備教室(会議室)
、廊下、階段の踊り場等が考えられる。
・校長室、事務室、職員室など学校関係者が施設運営上必要と判断される場所については、仮居
住空間として使用しない。
○要配慮者等を優先して避難させる。
・災害発生直後は多数の避難者が詰め掛けることが予想される。仮居住空間が不足する場合は、
障がい者、高齢者、乳幼児、妊産婦などの要配慮者を優先して予備教室等に避難させる。
<要配慮者に割り当てるとよい部屋(設備)>
空調設備の整った部屋や和室
トイレの近く(ただし静かな場所) など
・福祉指定避難所や災害時応援協定に基づく民間施設等の受入れが開始された場合は、要配慮者
の状態等を考慮し優先順位を付け、災害対策本部へ移送の要請を行う。
○乳幼児、高齢者等を有する家族に関しては、避難者の不安解消のためにも、可能な限り同じ環境
の家族同士が一緒になるような振り分ける。
○居住区域の設定が終了した後、速やかに次の区域を設定する。
・指定避難所内の散乱危険物の除去や清掃等の実施
・避難スペースの設定(資料2:体育館区割り(例))
・受付スペースの設定(資料2:体育館区割り(例))
・指定避難所運営組織の活動拠点スペースの設定(資料2:体育館区割り(例))
・応急救護所の設置(保健室など)
・・・学校管理者に確認
・授乳室、更衣室の設置(予備教室など)
・・・学校関係者に確認
○入口やよく見える場所に「受付」
、「更衣室」等の掲示を行う。
各区域を設定する場合、避難者が利用しやすいよう工夫をする。
(資料3:指定避難所掲示物(例)
)
○指定避難所派遣職員が指定避難所開設の旨を、災害対策本部へ報告する。(様式4:避難状況報
告書)(報告手段・・・電話、FAX、直接報告)
2-4 避難者の状況確認
○指定避難所の受付に指定避難所派遣職員を配置する。
○避難者に記入してもらう「避難者カード」
(様式5)を、配付する。また、記入は世帯ごととし、
備考欄には必要と思われる事項を独自に付け加える。
・病院に通院中
7
・薬を服用中
・体調に関して不安なこと
・必要な福祉用具に関すること
○緊急を要する要望を同時に調査する。
・病院、社会福祉施設などへの移送希望など、緊急を要する要望については、避難者カードに記
入してもらい、随時、対応することが望ましい。
○避難者カードの配付確認
・随時、区域設定で定めたスペースに避難者を誘導後、避難者カード(様式5)を配付していな
い人の確認を実施する。
・指定避難所体制が落ち着いた、なるべく早い段階で、避難者から避難者カード(様式5)を回
収する。回収された避難者カード(様式5)は、必要な食料や物資の算出、班の編成のデータ
等になるので、配付漏れや記入漏れのないようにする。
○避難者カード(様式5)の送付
・避難者カード(様式5)の整理、確認の完了後、災害対策本部へ持参する。
・災害対策本部での集計後、送付される避難者名簿一覧表に、特別な食料の要否(アレルギー、
乳児等)、医療関係での対応の要否、介助の要否、言語の違いによる通訳の要否等を記入し、
以後の対応の資料とする。
<避難者の超過>
指定避難所派遣職員または運営組織の長は、指定避難所に被災者を受け入れることが困難なと
き(人数超過等)は、災害対策本部へ報告する。
(様式4:避難状況報告書)
2-5 指定避難所運営の準備
○防災関係設備の確認(防火設備、放送設備、非常電源等)
・停電時は、非常電源の確保に努める。発動発電機の確保
○施設内のトイレが使用できるか確認を行う。使用できない場合は災害対策本部へ報告する。
○人員の確認及び確保
・指定避難所派遣職員、自主防災組織、消防団員、学校関係者等
2-6 通信手段の確保
○各小学校職員室の電話、FAXの使用確保(学校管理者への了承確認)
○各小学校職員室のパソコン使用によるインターネットの活用(学校管理者への了承確認)
*災害対策本部アドレス
[email protected]
*垂井町役場・町関連施設電話番号表(資料4)
8
2-7 最終確認事項
○指定避難所派遣職員又は指定避難所運営組織の長が最終的に確認し報告を実施
・指定避難所開設の報告
・被害状況によっては、応急危険度判定士の支援要請等
・通信手段(ライフライン関係も含む)関係の報告(様式4:避難状況報告書)
・指定避難所派遣職員の参集状況の報告(自主防災組織等の外部団体の参集状況も含む)
・避難者の概算人数の把握(様式4:避難状況報告書)
・食料、備品等の配付及び過不足状況の確認(様式6:食料・物資管理簿)
・その他の報告
2-8 指定避難所開設の広報
災害対策本部は、町内の指定避難所についての開設状況や食料、物資の配付状況をとりまとめ、
広報を行う。
2-9 避難者の退所
避難者カード(様式5)により、避難者数や避難状況を把握した後、都合により退所する避難者
がある場合は、
「指定避難所退所届(様式7)」により届け出る。避難者数については、物資や食料
の配付等に関係するため、退所者数や状況については、速やかに災害対策本部へ報告する。
9
3 指定避難所運営組織づくり
3-1 指定避難所運営組織の体制
○自主防災組織等で組織を編成
・災害発生直後は、指定避難所の報告や救援物資等の要請を速やかに行うことができるよう、町
からの指定避難所派遣職員が中心になって対応する。
・指定避難所開設の長期化も視野に入れ、自主防災組織等の役員は速やかに指定避難所運営組織
を設置する。(資料5:「○○小学校区指定避難所運営協議会規約(例)」、資料6:「○○小学
校区指定避難所運営協議会組織図(例)」
)
・指定避難所派遣職員は組織の設置及び運営に協力する。
・指定避難所運営組織が形成されるまでは、指定避難所派遣職員が主となり、指定避難所の運営
にあたる。
○指定避難所運営の中心となる人物(会長1名、副会長数名程度)を選出する。男女両方が参画す
るとともに、責任者や副責任者等、役員のうち女性が少なくとも 3 割以上は参画することを目標
にする。
・指定避難所運営の中心には以下のような人物が想定される。
①自主防災組織(自治会)の役員(自治会長、防災委員など)
②民生委員や消防団員(部長、班長など)
③各種団体(交通安全協会、PTA等)、地元企業の代表者
④その他、避難住民の意見により推薦された人 など
・誰が指定避難所運営の中心となるかについては、自主防災組織(自治会)などの指定避難所開
設訓練などで、事前に決めておくとよい。
・指定避難所運営の中心となる人物が来られなかった場合の代理についても、事前に検討してお
く。
○その他の避難者についても、担当の割り当てのほか、指定避難所運営組織の活動に対する理解を
求めたり、場合によっては協力者を募るなど、多くの人が指定避難所運営に参加する体制を構築
することが望ましい。
3-2 部、班の作成
○指定避難所運営を円滑に進めるため、より良い体制を組む必要がある。大きな任務を部単位に分
け、それぞれの部に部長を選任し代表者とする。
・部の構成員は指定避難所内における生活を営む上でトラブルの発生を防止するためにできる限
り、各自治会から均等に選任することを基本にする。
・当該代表者が不在の場合も考え、代理者(副代表者)も選任しておく。
○原則として世帯を一つの単位とし、居住班を編成する。
・一つの班の構成人数の目安は最大40人とする。必要に応じて、人数の配分を実施する。
・各居住班に1名ずつ班長を置くこととする。
10
<班の編成についての留意事項>
班については、指定避難所生活の基本単位となるため、各種当番や集団行動等が実施しやすい
自治会単位または居住地区ごとの編成を心がけ、できる限り組織的に機能するようにする。また、
血縁関係や親戚なども必要に応じて同じ居住班の中に編成するよう考慮する。
○観光客や帰宅困難者など、もともと地域内に居住していない避難者はまとめて居住班を編成する。
・特に市街地(駅周辺など)では、その地域に居住していない人が避難してくることも考えられ
る。これらの避難者は、長い期間、指定避難所には留まらないと考えられるので、地域の避難
者とは分けて居住班を編成する。
3-3 指定避難所運営組織の移行
○自主防災隊(自治会)役員、避難者中心の組織編成
・指定避難所は、災害が大きくなれば、ライフラインの復旧の遅れや仮設住宅等の住居確保に時
間を要するが、短期間の避難が基本であり、避難者が一日も早く自立していくことが理想であ
る。
・阪神淡路大震災時にも「1日も早く自立すること」を目標としてきた避難者及びボランティア
関係者を中心とした指定避難所運営組織は、立ち直りの早い傾向が見られた。そのため、災害
発生後24時間後から3日目までには、指定避難所運営を自主防災組織(自治会)役員、避難
者等の指定避難所運営組織による自主管理体制に移行し、指定避難所派遣職員等は後方支援業
務に従事する。
・指定避難所派遣職員から自主防災組織(自治会)中心の指定避難所運営組織へ移行するときに
は、再度「事務引継書」
(様式8)により状況を確認し、引継ぎの漏れが無いように実施する。
11
4 ライフラインの確保
4-1 水の供給(飲料水・生活用水等)
○水道施設の被害状況確認(指定避難所で水道が使用できるかを確認する。)
・受水槽、高架水槽の被害の有無、水質状況の確認
・揚水ポンプの運転の可否の確認
・散水栓の使用の可否の確認
○給水拠点の確保及び給水(飲料水)
「給水拠点」での飲料水の給水
○井戸水やプールの水の状況把握及び給水(主に生活用水)
○飲料水としての水質の確認(災害対策本部への要請)
○飲料水等の緊急要請
・要請ルートの確認
指定避難所→(現地災害対策本部)→災害対策本部(様式8:物資依頼票兼処理票)
・必要水量の把握(飲料水は一人一日3リットルが目安)
・車両輸送を受ける場合は、受水槽の設置場所等の確認
○その他
・水道施設の復旧状況の確認を、災害対策本部へ問い合わせる。
飲料水
調理
手洗い、洗顔
食器洗、
歯磨き
風呂
洗濯
トイレ
飲料水
飲用に適する
◎
○
給水車の水
◎
◎
○
○
プール・河川の水
×
×
×
◎
井戸、湧水
4-2 食料・生活必需品の調達・供給
指定避難所では、備蓄品等の配付作業が煩雑になりがちなので、物資受入れ体制及び配備体制を
確立しておくことが必要である。
○必要な物資の品目、数量確認及び備蓄調達物資の配付
・指定避難所運営組織の長または指定避難所派遣職員は、避難者の人数を確認後、必要な物資を
配付する。
・災害発生直後は、備蓄品及び調達物資(災害時応援協定によるもの等)により対応することと
なるため、配付品目及び配付数量を災害対策本部へ報告する。(様式6:食料・物資管理簿)
12
○不足する物資、食料等の把握及び供給要請
・指定避難所運営組織の長または指定避難所派遣職員は、配付物資及び食料等が不足する場合は
数量・品目をまとめて、災害対策本部へ供給要請をする。また、備蓄品にない物資等が必要な
場合についても、災害対策本部を通して要請を行う。(様式9:物資依頼票 兼 処理票)
○炊き出し用食料の提供及び要請
・炊き出しによる食事を提供する場合は、人及び必要器材の確保を行うのと同時に、水、熱源の
確保を行う。
4-3 し尿、ごみ処理等
○水洗トイレの使用の可否の確認
・指定避難所施設の水洗トイレについて、水を流すなどにより使用の可否を確認する。水洗トイ
レが使用可能であっても、断水している場合には、学校のプール等により水を確保し活用を図
る。
○仮設トイレ等の設置
・指定避難所において水洗トイレが全く使用できない場合には、暫定的に備蓄品である簡易トイ
レでの対応となるが、災害対策本部の対応により仮設トイレを順次設置するため、各指定避難
所において事前に設置場所を確保する。ただし、汲み取り等の水源確保にも配慮する。
○仮設トイレを使用するには以下のような点に注意する。
・汚物が溜まったら棒などでならし、バキュームカーの稼動効率を向上させるための措置をとる。
・清潔なトイレを維持するよう、清掃当番等をつくり、環境づくりに配慮する。
・指定避難所施設のトイレが使用可能となり、仮設トイレが不用となった場合は、災害対策本部
へ撤去の要請を行う。
○ポータブルトイレ
・どうしても外まで行けない高齢者や障がい者については、ポータブルトイレ等の置く位置など
について、十分にプライバシーが確保でき、衛生面や臭気面等に配慮した取扱いができるよう
に配慮する。
○臨時ごみ集積所の設置
・ごみの収集可能な場所(風向、周辺施設等を考慮)に臨時の集積所を設置する。また、集積所
は分別回収ができるスペースを確保する。
○ごみ排出ルールの確立
・指定避難所における円滑なごみ排出、分別回収等のルールを確立し、避難者に周知する。
4-4 ペット飼育者への配慮
ペットを連れた避難者については、
「ペット飼育者台帳」
(様式10)により管理し、避難者同
士のトラブルを防ぐため、ペットの飼育ルールを作成し、飼い主への周知を行う。
・原則として、指定避難所の居住スペースへのペットの持ち込みは禁止する。
・指定避難所敷地内の屋外(余裕のある場合は、室内でも可)にペット飼育場所を設け、その場
所で飼育する。
13
・ペットの飼育及び飼育場所の清掃は、飼い主が責任を持って行うこととする。
4-5 情報の収集及び伝達
○情報の収集及び伝達
・災害時には情報が錯綜し、特に災害発生直後は通信回線が麻痺していることも考えられるため、
指定避難所運営組織の情報収集・発信を担当する部(資料5・6の情報総括部)を窓口にして
一本化を図り、情報の混乱を防ぐ。
・指定避難所運営組織の情報収集・発信を担当する部(資料5・6の情報総括部)は、災害対策
本部等と連絡を密にして最新の情報を収集・確認する。情報の収集に当たっては、テレビ・ラ
ジオ・新聞・インターネット等のあらゆる手段を活用する。
○掲示板等の設置
・指定避難所運営組織の情報収集・発信を担当する部(資料5・6の情報総括部)は、避難者の
見やすい場所(出入口等)に掲示板を設置して情報を提供する。また設置後も常に新しく正確
な情報を提供できるよう整理を行う。
・掲示板を使用し、指定避難所生活のルール等を掲示し、避難者に周知する。
○テレビ・ラジオ等の設置
・災害発生直後は、電気、電話等のライフラインが使用不能となることも考えられるため、避難
者は家族等の連絡が取れず不安になることが予想される。電気等が復旧され次第、テレビやラ
ジオ等を設置して、情報や娯楽を提供する。
・電気用品の確保については、災害対策本部に依頼する。ただし暫定的に学校施設の備品を借用
することも考えられる。その場合は、指定避難所派遣職員又は学校管理者に必ず確認すること。
4-6 報道関係者及び訪問者等への対応
指定避難所が開設された後、マスコミの取材依頼や訪問者の来所依頼があることが想定される。
対応については、災害対策本部との調整の上、対応する担当者を決め、避難者に負荷とならないよ
う配慮を行う。
○避難者のプライバシー保護
・取材や訪問で来所した人には、立ち入りや撮影を禁止する場所を明確に伝える必要がある。ま
た避難者へのインタビュー等も避難者のプライバシー保護に対して十分な配慮が必要となる。
○外部からの照会
・外部から避難者の状況について照会があった場合は、避難者カード(様式5)を参考に、外部
に提供可能な場合は、相手先の情報(氏名、電話番号、避難者との関係など)を聴き取り、情
報を伝える。提供可能な場合でも、できる限り本人への確認を行うことが望ましい。提供不可
又は相手先との関係が不明等の場合は、必ず本人又は災害対策本部へ相談する。
14
5.長期化への対応及び避難者の自立支援
指定避難所開設初期での対応時と状況が刻々と変わるので、チェックリスト等により、現状の把
握及び確認後、活動する。
5-1 プライバシーの確保
・体育館のような指定避難所では、避難者のプライバシーを確保することが難しく、世帯単位で、
できるだけ早い段階でパーテーション等による間仕切り等を実施することが望ましい。
・避難者カードや個別の相談等により知り得た情報は、災害対策本部から送付される避難者名簿
一覧表の備考欄等に記入し、食事や医療面で配慮を行うことになるが、こうした名簿等は必ず
指定避難所運営組織の長または町職員が管理する。
5-2 相談体制の確立
指定避難所運営組織は、避難者の不安、疑問、不満等に個々に相談できる相談窓口を設置し、ス
トレスの軽減に努める。また、避難者に周知して、誰でも気軽に相談できる雰囲気を作ることによ
り、避難者一人一人の意見を聞きながら指定避難所運営の改善に努める。
○避難者の自立支援
長期に渡って指定避難所生活を行う人の多くは、指定避難所退所後の住宅を確保できていない
ことを理由としている。また高齢者が多く残っている場合もある。そのため、こころのケアと並
行して、自立に向けた相談体制を充実させる必要がある。健康の問題を抱えている場合もあり、
災害対策本部との連携を図りながら体制の整備を行う。
○各種支援制度の説明
大規模災害による被災者には、被災者再建支援制度に基づく支援金(家屋の全壊、大規模半壊
世帯への支援金)や、災害弔慰金支給法による弔慰金(死亡した者の遺族への弔慰金や障がいを
負った者への見舞金)など様々な支援制度や補助制度が存在する。また災害発生後に制度が創設
される場合もあるため、災害対策本部との調整の上、提供することができる制度等の説明を行う
よう努める。
5-3 避難者の健康管理
○感染症予防対策
・集団生活を行う指定避難所生活では、大勢の避難者や関係者が出入りするため、感染症への配
慮が必要となる。マスクの着用や消毒液の使用を呼びかけるなどの予防を行う。
・発熱、嘔吐、下痢等の症状が複数人から発生した場合は、感染拡大を防ぐため、対象者の隔離
等の措置を行うとともに、災害対策本部に報告する。
○エコノミークラス症候群対策
・指定避難所生活では、体の活動量が減ることにより、血栓ができるエコノミークラス症候群の
予防や対応が必要となる。朝のラジオ体操などを利用して定期的に体を動かしたり、水分補給
15
を呼びかける。
○こころのケア対策
・発災直後からの初期医療が落ち着いてきた頃から、PTSD(心的外傷後ストレス障害)等の
こころの病に対するケアが必要となる。専門的な知識が必要となる場合は、保健師の派遣を災
害対策本部へ要請する。
○入浴機会の提供
・入浴(又はシャワー)は健康管理の面で重要であるため、早期に実施をすることが望ましい。
実施については自衛隊やボランティア団体等が行う場合があるので、災害対策本部に要請し手
配する。手配が困難な場合は、湯沸し器等の使用や、タオルやウエットティッシュを使用して
行うことも考慮する。
5-4 食事メニューの改善
避難者への食事の提供は、非常食から運営組織等による炊き出し等に移行されるが、長期化する
と同じようなメニューになり、栄養バランスの偏った食事になりがちであるため、場合によっては
栄養士の派遣を災害対策本部へ要請する。
5-5 女性の視点での指定避難所運営
○専用更衣室の確保
・学校施設の部屋に余裕がある場合は、女性専用の更衣室を確保し、余裕がない場合でも体育館
の一角を更衣スペースとして確保する。また、乳児を抱えている場合は、授乳スペースの確保
に努める。
○洗濯場の専用スペースの確保
・指定避難所生活が長期化し、洗濯の必要が出た場合は、物干し場所として男女別々のスペース
を設ける。
○専用トイレの確保
・指定避難所設置初期は、トイレの不足等により男女の区別なく共用のものとして設置される場
合もあるが、一部は女性専用として別々の場所に配置するといった配慮も必要となる。ただし、
夜間の利用も考慮した上で、防犯上、配置や照明の設置等も検討する。
○女性の担当者による物資の配布
・生理用品など、女性のみが使用する物資については、男性から提供を受けることに抵抗がある
場合があるため、女性の担当者からの配布を行うよう配慮する。
○専用相談窓口の設置
・女性特有の悩みや相談事項は、相手が男性であると相談しづらい可能性があるため、女性専用
窓口を設けたり、女性スタッフを配置するといった配慮を行う。
16
5-6 災害ボランティアの要請
○災害ボランティアの受け入れ
・指定避難所での各作業対応については、指定避難所運営組織だけでは人手が不足したり、専門
的な知識、技術を持った人が必要となることが考えられる。そのため、指定避難所運営組織の
ボランティア調整を担当する部(資料5・6の避難者援護部)は災害ボランティア等の派遣を
災害対策本部へ要請する。
・指定避難所運営組織のボランティア調整を担当する部(資料5・6の避難者援護部)は、指定
避難所にボランティアの受け入れ窓口を設置する。
○災害ボランティアの活動調整
・災害ボランティアに対してどのような協力を求めるかについては、運営会議等にて協議する。
17
6.指定避難所の閉鎖
6-1 指定避難所派遣職員の縮小
指定避難所運営組織を設置した指定避難所から、順次、指定避難所派遣職員の規模を縮小するが、
災害対策本部の指示により動くこととする。
6-2 指定避難所の統廃合
指定避難所は、短期の避難が基本であるため、開設期間が長期にわたる場合、施設は本来の目的
での使用ができないなど、問題が生じてくる。そのため、段階的に指定避難所を縮小、統合して、
閉鎖に向けて取り組むことが必要である。
<例>
①指定避難所を縮小、統合
指定避難所を退去した人のスペースを、残っている避難者で分けるのではなく、そのスペー
ス分を指定避難所の縮小に活かし、再度、避難者が少なくなった場合には他の指定避難所との
統廃合を実施する。
②避難者の現状把握
指定避難所のさらなる長期化を防ぐため、避難者の置かれている現状を正確に把握すること
が必要である。指定避難所の縮小、統合または閉鎖するために「障害になる問題点は何か」等
の調査や個別相談等を実施する。
③避難者の自立支援
避難者の居住スペースの確保について、公設住宅等での対応も考え、災害対策本部へ相談す
る。仮設住宅への入居希望人員の把握の調査等も実施し、併せて報告する。
6-3 指定避難所の閉鎖
・原則、避難者がいなくなった時点で指定避難所を閉鎖する。ただし、ライフラインの復旧状況や
仮設住宅の完成度との兼ね合いを見ながら、災害対策本部と指定避難所の閉鎖について検討を始
める。
・統合・縮小・閉鎖等の指示は災害対策本部から指定避難所運営組織へ通知するため、指示に従い
速やかに移動等ができるよう避難者への配慮を行う。
6-4 避難者への説明
指定避難所の閉鎖又は統廃合の時期が概ね決まった段階から、避難者への説明を行う。予告を行
うことで、避難者に閉鎖又は統廃合の準備を進めてもらうこととなる。なお、避難者にはその趣旨
を十分に理解してもらうこと、また指定避難所を退所した後の住居の確保にも真摯に協力すること
が閉鎖の大前提となる。
18
避難所運営マニュアル
様式・資料編
様式1
避難所総括チェックシート
ェッ
担当機関等
実施項目
(発生から24時間)
施設(ライフライン)関係
施設点検完了(報告)
避難所安全リストの作成
水道の使用確認
100V用電気の通電確認
トイレの使用確認
非常電源の確保
館内放送設備・防火設備の確認
通信手段関係
通信手段の確認
電話・FAXの使用確認
パソコン(インターネット)の確認
派遣職員関係
派遣職員の確認(報告)
避難所関係
避難所施設の開放(報告)
避難所の区割り
応急救護室
女性更衣室
授乳室
避難所運営組織事務室
避難所受付
避難者関係
避難者カードの送付(報告)
避難者カードの配付
避難者カードの回収
避難者の応急分類
傷病者の応急トリアージ
安否確認の情報収集
その他
施設使用上の注意指示
備蓄品の確認(毛布・食料)
自動車避難者への対応
持ち込み荷物の制限
ペットへの対応
自
主
自
防
治
災
会
組
織
消
防
団
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
町
派
遣
職
員
学
校
関
係
者
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
)
ク
欄
避
難
所
運
営
組
織
(
チ
民
生
委
員
赤
十
字
奉
仕
団
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
様-1
○
○
○
○
○
○
○
様式2
避難所安全チェックシート
1.避難所に到着後、建物内に人がいる場合は、安全なスペースへ移動させる。
2.施設を避難所として使用する前に、目視により分かる範囲で記入すること。
*チェック基準
安全性は特に問題なし。使用が可能
◎
散乱物等が見られるが、建物の構造には問題なし。使用可能
○
一部損壊が見られる。使用可能であるが、対処(判定士の派遣要請、立ち入り禁止)が必要
△
被害が甚大であり危険。使用不能。
×
:施設名
:報告者
該当箇所
施設外観
区分
階段
傾斜・ゆがみ
柱
亀裂・破断・傾斜
壁
亀裂・ズレ・変形・剥落
屋根
落下・破損
天井
亀裂・落下・ゆがみ
床
亀裂・落下
亀裂・ズレ・変形・剥落
照明
落下・使用の可否
窓
破損・飛散の有無
床
亀裂・落下
壁
窓
亀裂・ズレ・変形・剥落
防火シャッター
使用の可否
非常階段
使用の可否
水道
管の破裂・使用の可否
ガス
管の破裂・漏れ・使用の可否
給湯室 電気器具
トイレ
確認事項
全体
施設内 壁
廊下
チェック
破損・飛散の有無
電線の切断・使用の可否
冷蔵庫等
転倒・使用の可否
食器類
落下・使用の可否
水道
管の破裂・使用の可否
排水状況の確認
排水
その他気づいた点・危険部分への対処方法など
災害対策本部への意見
様-2
備考
総合評価
様式3
避難所開設報告書
1
発信 or
受信
2
報告日時
年 月 日 時 分 3
報告手段
電話 ・ FAX ・ メール ・ 伝令 ・ その他( )
4
送信者
5
受信者
6
避難所名
7
避難種別
8
避難世帯数
9
避難者数
10
今後の避難者数の
増減の見込み
建物状況
11
避
難 ライフライン
所
状 土砂崩れ
況
道路状況
避難勧告 ・ 避難指示 ・ 避難準備情報 ・ 自主避難
世帯 人 増加傾向 ・ 減少傾向 ・ 変化なし
安全 ・ 要注意 ・ 危険 ・ 未実施
停電 ・ 電話故障 ・ 断水 ・ ガス停止
あり ・ 兆候あり ・ なし
通行可 ・ 片側通行 ・ 渋滞 ・ 通行可
特記事項(必要な物資、人命救助、応急危険度判定など)
12
※この報告書は、避難所開設後に報告します。
※発信者側からの送付が困難な場合は、受信者側で聞き取った内容を記載します。
様-3
様式4
避難所状況報告書 〈第 報〉
避難所名 : 日時 : 年 月 日 時 分
受信者
送信者
避
難
者
に
関
避難所
世帯
屋外テント
世帯
避
難
世
帯
す
る
情
報
避難所
人
屋外テント
人
車中
人
在宅
人
帰宅困難者
人
避
車中
世帯
難
在宅
世帯
者
帰宅困難者
世帯
その他( )
世帯
その他( )
人
合 計
世帯
合 計
人
数
数
今後の避難者数の
増減の見込み
増加傾向 ・ 減少傾向 ・ 変化なし
今後の避難所の
継続の見通し
継続予定 ・ 閉鎖予定(時期: )
ライフライン
避
難
所
土砂崩れ
の
状
況
道路状況
停電 ・ 電話故障 ・ 断水 ・ ガス停止
あり ・ 兆候あり ・ なし
通行可 ・ 片側通行可 ・ 渋滞 ・ 通行不可
特記事項(懸案事項、応援職員の必要性、避難者の様子など)
※発信者側からの送付が困難な場合は、受信者側で聞き取った内容を記載します。
様-4
様式5
避難者カード
避難所名 : 避難者番号 : ①
世帯代表者名
②
避難の状況
③
住 所
④
電話番号
氏 名
入所年月日
避難所 ・ 屋外テント ・ 車中 ・ 在宅 ・ 帰宅困難者 ・ その他
性別
年齢
安否
確認
持ち家 ・ 集合住宅
賃貸アパート
世帯代表者
自宅の種類
男 女
施設入所( )
男 女
その他( )
男 女
居住の可否
(可 ・ 不可)
家屋の状況
男 女
家
⑤
族
床上浸水 ・ 床下浸水
男 女
断水 ・ 停電 ・ ガス停止
男 女
車
男 女
ペット
特記事項(アレルギー、持病、通院、悩みなど)
⑥
全壊 ・ 半壊 ・ 一部損壊
外部からの問い合わせに
対する公表の可否
可 ・ 不可
退去年月日
⑦
住所 〒
転出先
電話番号
※このカードは入所時に記入し、担当者へお渡し下さい。
様-5
車種:
ナンバー:
有(種類: )
無
様式6
食料・物資管理簿
項目
品 名
/
/
/
食料
調味料
飲料水
生活
用品
衣料品
その他
担当者サイン
様-6
/
/
/
/
/
/
/
様式7
指 定 避 難 所 退 所 届
避難所名 : 避難者番号: 退所年月日
年 月 日 ( ) 続柄
世帯代表者名
退所者名
入所継続者名
〒
退所後の
連絡先
住所
TEL
退所の理由
(仮設住宅の完
成、ライフライン
の復旧など)
特記事項
様-7
年齢
備考
様式8
事務引継書
避難所名 : 日時 : 年
月 日 時 分
前任者
担当者名
業務内容
業務における
注意点
避難者の様子
避難者からの
要望・苦情
対応状況
情報共有事項
その他
様-8
後任者
様式9
物資依頼伝票 兼 処理票
No. 年 月 日( )
時 分
発信日時
受信日時
避難所名
年 月 日( )
時 分
担当者名
〒
住所
発注業者
TEL
FAX
担当者名
依頼項目
運送業者
数量
備考
(サイズ等)
集荷可能
数量
①
災
害
対
策
本
部
用
②
③
避
難 ④
所 ⑤
用
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
特記事項
特記事項
様-9
個口
数量
備考
(箱サイズ等)
様式10
ペット飼育者台帳
No. 避難所名 飼育者
について
ペット
ペット
の種類 の名前
性別
体格
毛色
登録 退所 備考(ワクチン
日
日 接種の有無等
避難者番号
①
氏名
住所
オス
・
メス
/
/
オス
・
メス
/
/
オス
・
メス
/
/
オス
・
メス
/
/
オス
・
メス
/
/
オス
・
メス
/
/
オス
・
メス
/
/
TEL
避難者番号
②
氏名
住所
TEL
避難者番号
③
氏名
住所
TEL
避難者番号
④
氏名
住所
TEL
避難者番号
⑤
氏名
住所
TEL
避難者番号
⑥
氏名
住所
TEL
避難者番号
⑦
氏名
住所
TEL
特記事項(避難者からの苦情、トラブル、衛生環境など)
様-10
様式11
年 月 日
ペット飼養状況報告書兼要望書 ( )避難所
報告者氏名
氏名:
飼い主 人
活動従事者
ボランティア 人
同行動物(犬)
収容計: 頭 飼養場所:
同行動物(ねこ)
収容計: 匹 飼養場所:
同行動物(その他)
収容計: 匹 飼養場所:
飼い主の増減 □増 人 ・ □減 人
飼養状況等
同行動物の増減 □増 頭 ・ □減 頭
要請人数: 人
人員補充要請
業務内容: 品名
数量
物資補充要請
要請内容(対象動物・内容等)
ボランティア獣医師
派遣要請
飼い主不明な動物
の引取り情報
犬: ねこ: その他:
□感染症の発生:
特記事項
□咬傷事故の発生:
□その他:
様-11
備考
様式12
避難所生活ルール
※内容はあくまで例示です。状況に応じて修正してください。
この避難所の共通ルールは以下のとおりです。
避難生活をされる方は守るよう心がけてください。
◯垂井町災害対策本部
1 この避難所は、
地区の防災拠点です。
2 この避難所の運営に必要な事項を協議するため、施設の管理者、避難者などの代表からなる
避難所運営協議会(以下「協議会」という。
)を組織します。
・協議会は、毎日午前
時と午後
時に定例会議を行うこととします。
・協議会の運営組織として、情報総括部、物資供給部、安全管理部、保健衛生部、避難者
援護部の各部を避難者で編成します。
3 避難所は、電気、水道などライフラインが復旧する頃を目処に閉鎖します。
4 避難者は、家族単位で登録する必要があります。
・避難所を退所する時は、協議会に転居先を連絡してください。
・犬、猫など動物類を室内に入れることは禁止します。
5 職員室、保健室、調理室など施設管理や避難者全員のために必要となる部屋又は危険な部屋
には、避難できません。
・避難所では、利用する部屋の移動を定期的に行います。
6 食料、物資は、原則として全員に配給できるまでは配給をしません。
・食料、生活物資は避難者の班ごとに配給します。
・特別な事情の場合は、協議会の理解と協力を得てから行います。
・配給は、避難所以外の近隣の人にも等しく行います。
・ミルク・おむつなど特別な要望は、
室で対処します。
7 消灯は、夜
時です。
・廊下は点灯したままとし、体育館などは照明を落とします。
・職員室など管理に必要な部屋は、盗難などの防止のため点灯したままとします。
8 放送は、夜
時で終了します。
9 電話は、午前
時から夜
時まで、受信のみを行います。
・放送により呼び出しを行い、伝言を伝えます。
・公衆電話は、緊急用とします。
10 トイレの清掃は、朝
時、午後
時、午後
時に、避難者が交替で行うことにします。
・清掃時間は、放送を行います。
・水洗トイレは、大便のみバケツの水で流してください。
11 依頼事項について
・公衆衛生のため、手洗い、うがい、消毒、マスク着用を励行してください。
12 飲酒・喫煙は、所定の場所以外では禁止します。なお、裸火の使用は厳禁とします。
避難者のみなさんは、当番などを通じて自主的に避難所運営に参加してください。
※本ルールは、情報共有のため避難者の目の届くところに掲示します。
様-12
様-13
部長:
部長:
部長:
部長:
会長:
物資供給部
安全管理部
保健衛生部
避難者援護部
ペットの会
派遣職員
部長:
情報総括部
副 会 長
会 長
避難所運営委員会役割一覧
様式13
副会長:
副部長:
副部長:
副部長:
副部長:
副部長:
垂井
地区
170
178
163
436
1291-4
1128-1
1307-3
1546-4
垂井中町コミュニティセンター
垂井西町コミュニティセンター
垂井東町コミュニティセンター
垂井地区まちづくりセンター
599
213
22-1019
22-2767
22-3551
22-0076
22-0217
22-1151
1543-3
986-1
990
1369-1
1797-1
1532-1
中 央 公 民 館
デイサービスセンター
生きがいセンター
垂井西保育園
資-1
垂井東保育園
垂 井 町 役 場
4,071
1,036
811
1,589
23-3746
2443-1
タルイピアセンター
2,665
916
22-1021
990
保健センター
23-1409
663
22-1470
1041
面積
(㎡)
垂 井 幼 稚 園
電話番号
5,291
所在地
22-1008
名
1069-2
設
垂 井 小 学 校
施
資-1
100
100
80
20
60
160
270
40
20
20
20
90
70
530
収容可能人数
(10 ㎡/人)
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
指 定
避難所
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
緊急指定
避難場所
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
洪水
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
土砂災害
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
地震
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
火災
○
一時集積
配分拠点
ヘリコプター
緊急離着
陸場
資料1
指定緊急避難場所・指定避難所一覧
資-2
宮代
東
地区
5,007
610
9,268
382
591
23-2780
23-2781
22-1020
22-3230
23-0028
22-1953
綾戸 910-1
綾戸 917-1
2461
綾戸 790-5
綾戸 901-1
綾戸 262
東小学校
東小学校留守家庭児童教室
不破中学校
垂井町農村婦人の家
東公民館
いずみの園
4,287
439
1,473
22-1012
22-4154
23-2333
宮代 2729
宮代 2729
宮代 1984-4
宮代小学校
宮代幼稚園
朝倉運動公園
575
901
23-1010
22-1010
22-0693
宮代 2957-2
宮代 664-4
宮代 672-1-1
文化会館
宮代公民館
宮代保育園
3,721
2,375
22-4150
地蔵 2-41
垂井東こども園
463
面積(㎡)
電話番号
設 名
所在地
施
資-2
90
60
370
150
40
430
240
50
60
40
930
60
500
収容可能人数
(10 ㎡/人)
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
指 定
避難所
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
避難場所
緊急指定
○
○
○
○
○
○
洪水
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
土砂災害
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
地震
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
火災
○
○
○
○
配分拠点
一時集積
○
○
ヘリコプター
緊急離着
陸場
資-3
栗原
表佐
地区
50
452
22-1011
表佐 1723-1
表 佐 公 民 館
50
502
970
1,050
2,659
263
511
23-1298
23-2117
22-1014
22-3181
23-0931
表佐 2113-1
表佐 1506
表佐 1496-2
栗原 1102-1
栗原 1136-1
栗原 1075
む つ み 会 館
表 佐 保 育 園
老人福祉センター
合 原 小 学 校
合 原 幼 稚 園
合 原 公 民 館
資-3
50
30
270
110
100
50
499
表佐 1498-1
南 体 育 館
40
371
22-4155
表佐 942-1
480
収容可能人数
(10 ㎡/人)
表 佐 幼 稚 園
面積
(㎡)
4,785
電話番号
22-1025
所在地
表佐 940
設 名
表 佐 小 学 校
施
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
指 定
避難所
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
緊急指定
避難場所
○
洪水
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
土砂災害
○
○
○
○
○
○
地震
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
火災
○
○
一時集積
配分拠点
○
ヘリコプター
緊急離着
陸場
資-4
岩手
府中
地区
22-0417
岩手 609-1
岩 手 保 育 園
23-1181
岩手 619-2
岩 手 幼 稚 園
22-1007
22-1003
岩手 619-2
岩 手 小 学 校
岩手 608-2
23-1766
府中 2417-12
垂井町コミュニティ・防災センター
岩 手 公 民 館
22-0149
新井 709-3
府 中 保 育 園
781
631
654
4,709
286
1,003
536
23-2002
新井 709-4
736
府中地区まちづくりセンター
22-4158
府中 448
府 中 幼 稚 園
5,590
198
22-1018
府中 464
府 中 小 学 校
5,748
大滝 229-1
22-1004
新井 152-1
北 中 学 校
面積
(㎡)
垂井町林業センター
電話番号
設 名
所在地
施
資-4
80
60
70
470
30
100
50
20
70
560
570
収容可能人数
(10 ㎡/人)
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
指 定
避難所
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
緊急指定
避難場所
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
洪水
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
土砂災害
○
○
○
○
○
○
○
○
地震
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
火災
○
○
○
一時集積
配分拠点
○
○
ヘリコプター
緊急離着
陸場
福祉避難所一覧
番号
施
設
名
地区
1
デイサービスセンター
垂井
垂井町986-1
22-2767
2
生きがいセンター
垂井
垂井町990
22-3551
資-5
所
在
地
電 話 番 号
資料 2
体育館区割り(例)
※できる限り、トイレ、授乳室及び更衣室に近い避難スペースは、要配慮者(高
齢者、障がい者、乳幼児、女性等)を優先に区割りを行うことに努める。
資-6
資料3
避難所掲示物の例
資-7
資-8
資料4
垂井町役場・関連施設電話番号表
名
垂
称
井
町
役
所
場
在
地
電 話 番 号
垂井町1532-1
(0584)22-1151
岐阜県薮田南2-1-1
(058)272-1125
大垣市江崎町422-3
(0584)73-1111
垂井町2466-2
(0584)23-2030
不 破 消 防 組 合 西 消 防 署
関ヶ原町大字関ヶ原2566-1
(0584)43-0119
岐
岐阜市加納二之丸6
(058)271-4109
岐阜森林管理署岐阜森林事務所
岐阜市夕陽丘2-6
(058)263-0153
東海農政局岐阜地域センター
岐阜市中鶉2-26
(058)271-4044
陸上自衛隊第35普通科連隊
名古屋市守山区守山3-12-1
(052)791-2191
航 空 自 衛 隊 岐 阜 基 地
各務原市那加官有地無番地
(058)382-1101
小牧市春日寺1丁目1番地
(0568)76-2191
垂井町宮代2875
(0584)22-0110
垂井郵便局
垂井町追分2311-5
(0584)22-0137
岩手郵便局
垂井町岩手578
(0584)22-1904
表佐郵便局
垂井町表佐1545-5
(0584)22-1903
西日本電信電話株式会社岐阜支店
岐阜市梅が枝町2-31(NTT梅が枝ビル)
(058)269-9556
日本赤十字社岐阜県支部垂井分区
垂井町1305-2
(0584)23-3335
中部電力株式会社大垣営業所
大垣市南高橋2丁目25
0120-985-920
東海旅客鉄道株式会社大垣駅
大垣市高屋1丁目
(0584)78-0217
不
垂井町1305-1
(0584)23-3208
一般社団法人大垣歯科医師会
大垣市恵比寿町南7-1-14
(0584)81-6540
西美 濃農業協 同組合 垂 井 支 店
垂井町東神田2丁目98
(0584)22-1006
宮代支店
垂井町宮代1764
(0584)22-0054
表佐支店
垂井町表佐1496-14
(0584)22-0058
合原支店
垂井町栗原1436-1
(0584)22-0134
垂井東支店
垂井町綾戸902
(0584)22-1026
府中支店
垂井町府中464-4
(0584)22-1005
岩手支店
垂井町岩手663-1
(0584)22-1030
西 南 濃 森 林 組 合 垂 井 支 所
垂井町1532-1
(0584)22-1151
垂 井 町 社 会 福 祉 協 議 会
垂井町1305-2
(0584)23-3335
垂
垂井町1546-4
(0584)22-0390
岐 阜 県 危 機 管 理 部 防 災 課
事 務 所 振 興 防 災 課
西 濃
消 防 本 部
不 破 消 防 組 合
阜
地
東 消 防 署
方
気
象
台
小 牧 基 地
垂
郵
郵
井
便
便
破
井
警
事
業
局
郡
町
察
株
株
式
式
医
商
署
会
会
師
工
社
社
会
会
資-9
災害時優先電話一覧
NO
施
設
名
郵便番号
所
在
地
電 話 番 号
1
垂井町役場
503-2193
垂井町1532-1
0584-22-1153
2
垂井町役場
503-2193
垂井町1532-1
0584-22-1150
3
不破消防組合 東消防署
503-2121
垂井町2466-2
0584-23-2030
4
朝倉運動公園管理事務所
503-2124
垂井町宮代1984-4
0584-23-2333
5
タルイピアセンター
503-2121
垂井町2443-1
0584-23-3746
6
文化会館
503-2124
垂井町宮代2957-2
0584-23-1010
7
学校給食センター
503-2114
垂井町府中1276
0584-22-1465
8
保健センター
503-2121
垂井町990
0584-22-1021
9
浄化センター
503-2122
垂井町表佐3780
0584-22-7025
10
クリーンセンター
503-2122
垂井町表佐3594-1
0584-22-3789
11
斎場
503-2114
垂井町府中1071-1
0584-23-1405
12
西濃清風園
503-2103
垂井町梅谷621-2
0584-22-0256
13
垂井町コミュニティ・防災センター
503-2114
垂井町府中2417-12
0584-23-1766
14
老人福祉センター
503-2122
垂井町表佐1496-2
0584-23-2117
15
デイサ-ビスセンター
503-2121
垂井町986-1
0584-22-2767
16
生きがいセンター
503-2121
垂井町990
0584-22-3551
17
垂井西保育園
503-2121
垂井町1369-1
0584-22-0076
18
垂井東保育園
503-2121
垂井町1797-1
0584-22-0217
19
垂井東こども園
503-2100
垂井町地蔵2丁目41
0584-22-4150
20
いずみの園
503-2121
垂井町綾戸262
0584-22-1953
資-10
21
宮代保育園
503-2124
垂井町宮代672-1-1
0584-22-0693
22
表佐保育園
503-2122
垂井町表佐1506
0584-23-1298
23
府中保育園
503-2105
垂井町新井709-3
0584-22-0149
24
岩手保育園
503-2107
垂井町岩手609-1
0584-22-0417
26
垂井幼稚園
503-2121
垂井町1041
0584-22-1470
27
宮代幼稚園
503-2124
垂井町宮代2729
0584-22-4154
28
表佐幼稚園
503-2122
垂井町表佐942-1
0584-22-4155
29
合原幼稚園
503-2123
垂井町栗原1136-1
0584-22-3181
30
東小学校留守家庭児童教室
503-2112
垂井町綾戸917-1
0584-23-2781
31
府中幼稚園
503-2114
垂井町府中448
0584-22-4158
32
岩手幼稚園
503-2107
垂井町岩手619-2
0584-23-1181
33
垂井小学校
503-2121
垂井町1069-2
0584-22-1008
34
宮代小学校
503-2124
垂井町宮代2729
0584-22-1012
35
表佐小学校
503-2122
垂井町表佐940
0584-22-1025
36
合原小学校
503-2123
垂井町栗原1102-1
0584-22-1014
37
東小学校
503-2112
垂井町綾戸910-1
0584-23-2780
38
府中小学校
503-2114
垂井町府中464
0584-22-1018
39
岩手小学校
503-2107
垂井町岩手619-2
0584-22-1003
40
不破中学校
503-2121
垂井町2461
0584-22-1020
41
北中学校
503-2105
垂井町新井152-1
0584-22-1004
42
中央公民館
503-2121
垂井町1543-3
0584-22-1019
資-11
資料5
〇〇小学校区 指定避難所運営協議会規約(例)
(目的)
第1条 この規約は、垂井町内で地震、風水害その他の災害が発生した場合に、〇〇小学校区内の避難
所として利用する自治会又は自主防災組織による〇〇小学校区指定避難所運営協議会(以下、
「運営
協議会」という。)を設置し、地域住民と一体となって総合的な避難所の運営及び管理体制を確立し、
もって地域住民の安全確保を図ることを目的とする。
(事業)
第2条 運営協議会は、災害時における指定避難所の運営及び平常時における地域住民への啓発を図る
ために、次の事項について協議し活動する。
(1) 災害時における避難所の運営及び管理に関すること。
(2) 平常時における避難所の運営及び管理体制に関すること。
(3) 情報交換及び連絡体制の確立に関すること。
(4) 地域連携体制の確立に関すること。
(5) 訓練の実施に関すること。
(6) その他必要な事項
(役員の構成)
第3条 運営協議会に、次の役員を置くものとする。
(1)会長
(2)副会長
(3)情報総括部長
(4)物資供給部長
(5)安全管理部長
(6)保健衛生部長
(7)避難者援護部長
2
会長は、自治会等の会長又は代表者から選出する。
3
副会長は、自治会長のうち、会長以外の者とする。
4
部長は、自治会から選出された中で会長が指名した者とする。
(役員の職務)
第4条 会長は、運営協議会を代表し、会務を総括する。
2
副会長は、会長を補佐し、会長が欠けたとき、又は会長に事故があるときはその職務を代行する。
3
部長は、次条に規定する活動部を総括する。
(活動部等の設置)
第5条 運営協議会は、次に掲げる活動部を組織する。
(1)情報総括部
資-12
(2)物資供給部
(3)安全管理部
(4)保健衛生部
(5)避難者援護部
2
会長は、必要に応じて次に掲げる者に避難所の運営に関することについての意見を求め、又は協力
を依頼するものとする。
(1)〇〇小学校の校長又は関係者
(2)垂井町役場から派遣された職員
(3)消防団員、民生委員、その他災害に関する知識を有する者
(4)日赤奉仕団、交通安全協会、民間ボランティア団体その他各種団体の関係者
(5)地元企業の代表者
(6)その他会長が必要と認める者
(避難所運営会議)
第6条 会長は、第 2 条に掲げる事項を協議するため、避難所運営会議を開催することができる。
2
避難所運営会議は、運営協議会の役員で構成し、会長が議長を行うものとする。
3
会長は、第 5 条第 2 項に掲げる者を会議に出席させ、意見を求めることができる。
(訓練の実施)
第7条 運営協議会は、地域住民の防災啓発及び運営協議会の組織運営を円滑に行うことができるよう
必要に応じて訓練を実施するものとする。
(経費)
第8条 運営協議会の会議及び運営に係る経費に関する事項は、別に定める。
(その他)
第9条 この規約に定めのない事項又は疑義が生じたときは、その都度避難所運営会議で協議して決定
するものとする。
附
則
この規約は、
年
月
日から施行する。
資-13
資料6
○○小学校区避難所運営協議会組織図(例)
避難所運営会議
学校管理者
施設関係
避難所運営協議会長
避難所運営協議会副会長
各
救出・救護・情報収集
民生委員
避難行動要支援者対応
各種団体
女性防火クラブ、日赤奉仕団、交通安全
協会、民間ボランティア団体、PTA
地元企業
建築関係、福祉関係
町 職 員
運営組織への協力・情報収集
部 長
情報総括部
物資供給部
・給食活動(炊き出し、配給)
・飲料水、生活用水の配給、確保
・備蓄品等の配給、管理
・生活必需品、救援物資の受入
・その他
・災害対策本部への連絡
・避難者情報の整理、管理
・避難者への連絡、広報
・生活再建支援情報の提供
・その他
保健衛生部
安全管理部
・施設内の安全確保、トラブル防止
・施設内の危険排除、火気の点検
・照明、冷暖房対策
・その他
避難者援護部
・要配慮者への対応
・要配慮者の確認、把握
・各種相談
・ボランティアの受入
・その他
・医療、救護活動支援
・仮設トイレの設置、管理
・ごみの分別、集積等
・病気予防、保健衛生対策
・その他
班(班長)
消防団員
班(班長)
班(班長)
自主防災組織の班長等
資-14
班(班長)
班(班長)
資料7
ペットの会の設立規約
1.目的
避難所において、ペットとの同行避難によるトラブル防止と、人とペットが健康で安全に共同生活
が送ることができるよう、適正な飼養管理を行うことを目的とする。
2.設立
ペットの飼い主(以下「飼い主」という。
)全員で「ペットの会」を設立する。また、飼い主のう
ちから「ペットの会」の代表者(以下「代表者」という。)を選出する。
3.飼い主の責務
1) 飼い主は、避難所において円滑な共同生活が送れるようペットを適正に飼養管理し、避難所生活
の規律を遵守するとともに、ペットの飼養に関して飼い主相互で協力し合い、代表者の指示に従う
こと。
2)動物と一緒に生活することを好まない人等の立場に立ち、アレルギーなどの健康被害の出ないよ
う、また精神的な苦痛を与えないように配慮すること。
3)飼い主は、避難受付時にペットの情報も報告すること。
4)飼い主はペットに関する飼養ルールを厳守すること。
4.代表者の役割
代表者は、ペットの適正な飼養を推進し、避難所における円滑な運営を図るため以下の役割を担う。
1)「飼い主名簿」を作成すること。
2)ペットに関する飼養ルールを作成すること。
3)「動物避難所(避難所に併設された動物専用の区画のこと)」及びペット専用のトイレなどを確保す
ること。
4)ペットの飼養に関し、必要な物資及び要望等は「ペット飼養状況報告書兼要望書」により町災害
対策本部に報告・要請すること。
5) 救援物資等が届いた場合は適正な配分を指示すること。
5.活動
1)飼養ルール等により、動物避難所でのペットの適切な管理に努めること。
2)動物避難所内及び周辺におけるペットにかかる衛生管理に努めること。
3)ペットを飼養していない人に対して、避難所においてペットと共に生活することについての理解
を深めること。
4)一時的に収容された飼い主不明な動物の世話を協力して行うこと。
資-15