No.54 タンクの冷却

ワンポイント情報
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No.54
No.54
タンクの冷却
タンクの冷却
生産現場などでよく使用されているタンク(液体の入ったバケツの様な開放容器)に対して
冷却をしたいとのお問い合わせがよくあります。
冷却が必要になる原因としては
●タンク内で 化学反応すると液温が上がってしまう。
●タンク内に 試料や製品を入れ冷却するので、入れた後に液温が上がってしまう。
などがよくある原因です。
冷却する方法としては、大きく分けると
①タンク内に 投げ込み式ハンディクーラーの冷却コイルを投入し 直接冷却する。
②タンク内に 熱交換器を設置し 循環液槽で熱交換器に冷却水を循環し 間接的に冷却する。
の2通りが考えられます。
投込み
投込み式ハンディクーラーで
ハンディクーラーで冷却
《①の
①の投
①の投げ込み式ハンディクーラーを使用
ハンディクーラーを使用する
使用する場合
する場合》
場合
比較的安価で簡単に冷却できますが タンク内の
液体が冷却コイルの素材を侵す性質の場合や液温
が 40℃以上ではご使用いただけません。※1
冷却コイル
冷却コイル
《②の
②の循環液槽
》
②の循環液槽を
循環液槽を使用する
使用する場合
する場合(
場合(冷却水循環)
冷却水循環)
液温が高温でもご使用いただけますが 設置する
熱交換機の容量や熱交換率など機種選定時に考慮
する要因が多くなり、投込み式ハンディクーラー
に比べ 複雑になります。※1
循環液槽で
循環液槽で冷却した
冷却した水
した水を循環して
循環して冷却
して冷却
熱交換器
※1、槽内に
槽内に撹拌作用がない
撹拌作用がない場合
がない場合には
場合には、
には、効率よく
効率よく熱交換
よく熱交換ができませんのでご
熱交換ができませんのでご注意
ができませんのでご注意ください
注意ください。
ください。
実際にお問い合わせをいただいた場合は、ご使用中のタンクの容量・発熱量・液体の種類など
詳しくお話をお伺いしたうえで お客様のご希望にあうものをご提案させていただきます。
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詳しいお問合せは・・・・
トーマス科学器械株式会社 営業部
TEL 03-3694-7771 / FAX 03-3693-6001
E-mail [email protected]