シャープの 4 社が HSUPA 対応携帯電話プラットフォームを共同開発

2008 年 10 月 16 日
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
株式会社ルネサス テクノロジ
富士通株式会社
シャープ株式会社
ドコモ、ルネサス、富士通、シャープの 4 社が
HSUPA 対応携帯電話プラットフォームを共同開発
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(代表取締役社長:山田 隆持、以下ドコモ)、株式会社ルネ
サス テクノロジ(会長&CEO:伊藤 達、以下ルネサス)、富士通株式会社(代表取締役社長:野副
州旦、以下富士通)、シャープ株式会社(代表取締役社長:片山 幹雄、以下シャープ)の 4 社は、
HSUPA(注 1)/HSDPA(注 2)/W-CDMA と GSM/GPRS/EDGE(2G)に対応したワンチップ LSI「SH-Mobile G4」
と同 LSI 搭載の携帯電話プラットフォーム(注 3)を 2009 年度第 4 四半期(1 月-3 月)の開発完了を
目標に共同開発します。
SH-Mobile G4 は、新たに 45nm プロセスを採用することにより、機能の高集積化や処理速度の向
上を実現し、HD(注 4)対応の動画処理や 3D グラフィック性能向上などアプリケーションを高機能化し
ます。また、これまでの下りの通信速度を高速化する HSDPA cat.8 (最大 7.2Mbps)に加えて、HSUPA
として上りの通信速度を従来の 384kbps から最大 5.7Mbps までに高速化し、双方向での高速データ
通信を可能にします。
ドコモとルネサスは、デュアルモード通信を処理するベースバンド LSI とアプリケーションプロ
セッサをワンチップ化した LSI「SH-Mobile G series」を 2004 年より共同開発しており、SH-Mobile
G4 はこの第 4 弾製品にあたります。両社の共同開発は、ワンチップ LSI の開発から、富士通やシ
ャープなどの携帯電話メーカーもパートナーに加え、SH-Mobile G series をコア部品として搭載
し、OS、ミドルウェア、ドライバなどの基本ソフトウェア群やリファレンスチップセットを一体化
させた「携帯電話プラットフォーム」の共同開発に進化しています。携帯電話メーカーは、本プラ
ットフォームを搭載・活用することで、携帯電話の基本機能の独自開発が不要となり、開発期間の
短縮や開発コスト低減が可能になります。これに伴い、携帯電話メーカー各社は、携帯電話端末の
差異化への注力、また、端末の機種展開を容易に行えます。
本プラットフォームは、日本国内のみならず、全世界の携帯電話市場にルネサスから提供予定で
す。
■注記
(注 1)HSUPA: High Speed Uplink Packet Access.3G の「W-CDMA」の上り(端末→基地局)方向の通信
速度を改良・高速化した規格。
(注 2)HSDPA:High Speed Downlink Packet Access.3G の「W-CDMA」の下り(基地局→端末)方向の通
信速度を改良・高速化した規格。
(注 3)携帯電話プラットフォーム:携帯電話に必要な通信機能を処理するベースバンド LSI などのハ
ードウェア及びソフトウェアを含んだ携帯電話の基本システムのこと。
(注 4)HD:High Definition. 高解像度、高画質、高精細の意味で、これに対応した機器・メディアに
対しても用いられる。
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*記載の製品名、会社名、ブランドはそれぞれの所有者に帰属します。
●携帯電話プラットフォームイメージ図
携帯電話端末
アプリケーションソフトウェア (ブラウザ、メール、電話帳、他)
通信処理
通信処理
通
デ
バ
共通デバイス
共
アプリケーション処理
通信処理
アプリケーション処理
通信制御ソフトウェア
通信制御ソフト ウェア
アプリケーション処理
ミドルウェア
ミドルウェア
OS
OS
OS
OS
ドライバ
ドライバ
ドライバ
ドライバ
SH-Mobile
G4 (ベースバンド
LSI + アプリケーションプロセッサ)
1チップ
LSI (ベースバンド
LSI+アプリケーションプロセッサ)
その他デバイス (アンテナ、カメラ、マイク、スピーカ、UIM 等)
凡例
携帯電話プラットフォーム
以上
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