信用保証ガイドブック - 熊本県信用保証協会

信用保証
C r e d i t G u a r a n t e e G u i d e b oo k 2 016
ガイドブック
熊本県信用保証協会
再生紙を使用しています。
Index
Credit Guarantee
Guidebook
熊本県信用保証協会の
3 どんな制度の種類があるの?
ご利用方法をまとめたものです。
熊 本県信用保 証協 会 事 務 所 一覧
本 所
代継橋
3
至水道町→
熊本大学
●医学部
附属病院
産業道路
協会
●JA熊本市
肥後銀行●
白山通り
JR豊肥線
南熊本駅
〒860-8551 熊本市中央区南熊本4丁目1番1号
FAX.096-375-2001
(総務部・総務課、企画課)
FAX.096-375-2008
(総務部・システム統計課)
FAX.096-375-2002
(保証部)
TEL.096-375-2000
(代)
FAX.096-375-2015
(経営支援部)
FAX.096-375-2005
(管理部)
FAX.096-375-2012(経営監査室)
環境に配慮した設備を導入する場合の保証制度
■ くまもとグリーン保証制度 ……………………………… 23
協会
熊本菓房●
3
旭中央通り
●
熊本銀行
八代駅方面
給油所●
水俣方面
〒866-0842 八代市若草町10番地6 TEL.0965-33-2579 FAX.0965-33-8749
総合庁舎
●
●第一生命
警察署
●
●市役所
■ くまもと連携支援保証制度 …………………………… 24
経営改善に取組む方が対象の保証制度
■ 経営力強化保証制度 …………………………………… 25
事業再生を行う方が対象の保証制度
4 信用保証料ってどうなるの?
肥後銀行 本渡北支店●
〒
金融機関と保証協会が協調した保証制度
■ 事業再生計画実施関連保証制度 ……………………… 26
天草支所
324
「平成28年熊本地震」に対応する保証制度 ………… 12
■ 熊本県金融円滑化特別資金 …………………………… 13
■ 熊本県小規模事業者おうえん資金 …………………… 13
■ 熊本市中小企業経営安定特例資金 …………………… 14
■ 災害保証制度 …………………………………………… 14
■ 熊本県金融円滑化特別資金(SN)……………………… 15
■ 経営安定関連保証制度 ………………………………… 15
創業される場合にご利用可能な保証制度
■ 熊本県創業者支援資金 ………………………………… 16
■ 熊本市中小企業創業サポート資金 …………………… 17
小規模事業者の方が対象の保証制度
■ 小口零細企業保証制度 ………………………………… 18
顧問税理士とタイアップした保証制度
■ 税理士連携特別保証制度 ……………………………… 19
■ 税理士推薦特別保証制度 ……………………………… 20
融資枠の設定が可能な保証制度
■ 返済原資特定手形貸付根保証制度 …………………… 21
■ 当座貸越(貸付専用型)根保証制度
事業者カードローン当座貸越根保証制度 …………… 22
八代支所
八代市
総合体育館
02
03
04
05
06
■ ご利用いただける方 …………………………………… 08
■ 保証の内容 ……………………………………………… 10
■ 責任共有制度とは ……………………………………… 11
事業の安定と発展にお役立ていただくため、
地域医療 センター●
■ 信用保証協会とは ………………………………………
■ 信用保証協会の概要 ……………………………………
■ 熊本県信用保証協会の概要 ……………………………
■ 信用保証制度のしくみ …………………………………
■ 信用補完制度について …………………………………
2 保証の対象・内容は?
この冊子は、中小企業・小規模事業者の皆さまの
←至熊本駅
1 信用保証協会って?
ろうきん●
協会
〒863-0013 天草市今釜新町3561番地 TEL.0969-23-2015 FAX.0969-23-1175
■ 信用保証料について …………………………………… 27
■ 信用保証料率表 ………………………………………… 28
■ 信用保証料の計算方法 ………………………………… 30
5 支援・ご相談については?
■ 経営支援について ……………………………………… 33
■ 再生支援について ……………………………………… 34
■ 熊本県中小企業経営支援連携会議 …………………… 35
01
1 信用保証協会って?
信用保証協会とは
信用保証協会法(昭和28年法律第196号)を根拠
法として設立され、中小企業・小規模事業者の皆さ
まの健全な育成発展の役割を果たすため、
「信用
保証」
をもって中小企業金融の円滑を図る公的な
保証機関です。
信用保証協会の概要
信用保証協会は
全国137万の
中小企業の保証人
中小企業・小規模事業者の皆さまが銀行またはそ
の他の金融機関から融資を受けるときに、
その債
務の保証人となって資金導入のお手伝いをします。
企業診断や相談のほか、種々の情報提供といった
多様なニーズにも対応し、中小企業・小規模事業者
の皆さまの経営基盤強化に寄与します。
中小企業の振興と地域経済の活力ある発展に貢
献することを基本理念に、中小企業と金融機関と
の「かけ橋」の役割を果たしています。
●現在、信用保証協会は全国に各都道府県を単位として47協会、
市を単位として4協会、併せて51の協会があります。
●全国で約137万※の中小企業・小規模事業者の皆さまにご利用
いただいています。保 証 利用額(保 証 債 務 残 高)は件 数が 約
中小企業の成長と繁栄を
280万件、金額は約26兆円※となっております。
※平成28年3月末現在
サポートする機関です。
件 数
280万件
02
金 額
26兆円
03
1 信用保証協会って?
熊本県信用保証協会の概要
信用保証制度のしくみ
中小企業・小規模事業者の皆さまが、金融機関から事業
資金を借入れるとき、公的な保証人となって資金を借り
やすくするための機関です。
設 立
昭和24年3月31日
業務規模(平成28年3月末現在)
基本財産(資本金に相当)
227億65百万円
1,026億61百万円
保証承諾(平成27年度)
保証債務残高(金融機関の融資残高に相当)
2,375億7百万円
❺償 還
昭和24年 3月 社団法人熊本県信用保証協会設立
昭和25年 3月 財団法人熊本県信用保証協会設立
昭和29年 7月 信用保証協会法に基づく特殊法人に改組
昭和29年11月 八代支所設置
昭和33年10月 玉名支所設置
昭和33年12月 天草支所設置
昭和55年 3月 本所を花畑町から安政町に移転
平成22年 5月 本所を安政町から現在地に新築移転
平成22年 7月 玉名支所を本所へ統合し、連絡所を設置
平成24年 3月 玉名連絡所を廃止
❹融 資
❶保証付融資の申込
金融機関
県内における保証債務残高の推移
2,886
2,765
2,563
2,481
3,229
3,326
3,164
2,931
2,789
2,646
2,479
2,376
金融機関の窓口を通してお申込みください。
❷保証依頼
金融機関から保証依頼がなされます。
❸保証承諾
信用保証協会は、
企業の事業内容や経営計画
などを検討し、
保証の諾否を決め、
金融機関等
に連絡します。
❹融 資
保証承諾の通知を受けた金融機関は資金を融
資します。
このとき、
利息とは別に
「信用保証料
(27頁参照)
」
をご負担していただきます。
❺償 還
融資条件に基づき、
借入金を金融機関に返済し
ていただきます。
❻代位弁済
万一、
何らかの事情で借入金の返済ができなく
なった場合は、
信用保証協会が中小企業者の方
金融機関に借入金を返済します。
に代わって、
❼返 済
その後において、
代位弁済を受けた中小企業者
の方は、
信用保証協会に代位弁済金を返済して
いただくことになります。
3,500
昭和40年度
40
昭和50年度
369
昭和60年度
997
平成 5年度 1,506
平成10年度 3,042
3,000
2,500
2,000
1,500
1,000
500
40 50 60 5 10 15 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27
(昭和)
(平成)
0
中小企業者
❶保証申込
(億円)
保証債務残高
(単位:億円)
04
信用保証協会
❺償還(返済)が
困難な場合
沿 革
平成15年度
平成17年度
平成18年度
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
平成27年度
❼返 済
❻代位弁済
本 所 熊本市中央区南熊本4丁目1番1号
八代支所 八代市若草町10番地6
天草支所 天草市今釜新町3561番地
❸保証承諾
事務所
❷保証依頼
18,599企業
保証利用企業
(年度)
05
1 信用保証協会って?
信用補完制度について
信用補完制度は、事業発展の可能性がある中小企業・小
規模事業者の皆さまに対する金融を円滑にするため、公
的に皆さまの信用を補完する制度であり、信用保証協会
の「信用保証制度(5頁参照)」と、その信用保証制度を補
強する日本政策金融公庫の「信用保険制度」から成り
立っています。
●信用保証協会は、
信用保証制度の機能と役割を果たすべく、
保証
業務の推進に努めていますが、
保証枠の拡充や代位弁済のような
不測の事態に備え、
充分な資金的裏付け、
リスクカバーの措置が
用意されていなければなりません。
●このため信用保証協会では審査能力を向上させ不測の事態の抑
制に努力しておりますが、
基本財産
(資本金に相当)
および支払準
備金等の充実のため、
政府によるリスクカバーのための信用保険
信用補完制度関係図
制度が設けられています。
●また、
政府や地方公共団体等と連携•協力し、
中小企業支援の一
環として、
固定で低利な貸付利率や低減された信用保証料率など
監督
の制度融資を実施しています。
出資
地方公共団体
日本政策
金融公庫
信用保険制度
信用保証協会は保証の都度、日本政策金融公庫の保険(信用保証
政 府
融 資
保険契約
監督・出捐金
損失補償契約
預託︵貸付︶
監督・基金補助金
料の一部を信用保険料として納付)に加入し、代位弁済したとき
は、日本政策金融公庫から一定割合の保険金を受領します。
ただし、中小企業・小規模事業者の皆さまから代位弁済金の返済
を受けたときは、受領した保険金の割合に応じ日本政策金融公庫
へ納付するシステムになっています。
信用保証協会
❼返 済
❻代位弁済
❸保証承諾
❷保証依頼
信用保証協会
日本政策金融公庫
受領
納付
❺償還(返済)が困難な場合
❺償 還
❹融 資
❶保証付融資の申込
金融機関
06
中小企業者
07
2 保証の対象・内容は?
ご利用いただける方
所在地
熊本県内に住居・本店または事業所を有する中小企業・小規模事
業者(NPO法人含む)の皆さまが利用できます。
熊本県外に本店を置く会社の取扱いについては、熊本県内にある
事業所が必要とする資金に限り保証の対象となります。
(県・市町村融資制度については、
その制度要綱の定めによります。
)
※1 製造業等の「等」とは、卸売業、小売業、およびサービス業以外の業種をいいます。
※2 飲食業を含みます。
※3 自動車又は航空機用タイヤおよびチューブ製造業並びに工業用ベルト製造業を除きます。
(注1)資本金が左記の制限を超えている会社で、かつ、従業員数が基準
の9割を超えている場合は従業員確認資料が必要になります。
企業規模
お客さまの業種によって要件が異なっており、資本金(出資の総
額)または常時使用する従業員のいずれかが下記に該当していれ
ばご利用できます。
(注2)組合の場合は当該組合が保証対象事業を営むこと、
またはその
構成員の3分の2以上が保証対象業種を営んでいれば対象とな
ります。
業種等
製造業等※1
卸売業
資 本 金 3億円以下
従業員数 300人以下
小売業※2
ほとんどの業種が対象となりますが、
農林漁業、
娯楽遊戯場の一
資 本 金 1億円以下
従業員数 100人以下
サービス業
資 本 金 5千万円以下
従業員数 50人以下
資 本 金 5千万円以下
従業員数 100人以下
適当と認める業種は対象となりません。
許可等
許認可や届出等を必要とする業種を営んでいる場合は、
当該事業
に係る許認可等を受けていることが必要です。
医業※2
従業員数
業 歴
法人は300人以下、
個人は100人以下
制度保証の要件以外に特に業歴の制限はありません。
ただし、
次の業種については、
下表のとおり基準を定めています。
ゴム製品製造業※3
ソフトウェア業
資 本 金 3億円以下
従業員数 900人以下
情報処理サービス業
資 本 金 3億円以下
従業員数 300人以下
08
部、
金融業、
非営利団体、
反社会的勢力、
その他当協会において不
資 本 金 3億円以下
従業員数 300人以下
旅館業
資 本 金 5千万円以下
従業員数 200人以下
ただし、
次の取扱いに注意してください。
項 目
留意点
法 人
法人は、
原則として設立登記日を業歴の起算
日とします。
法人 成り
個人から法人化したとき、
個人経営時の経営
者または3親等以内の親族が法人の代表者
となった場合は、
業歴を通算して取扱います。
許認可事業
許認可を要する事業は原則として許認可の
取得日を業歴の起算日とします。
09
2 保証の対象・内容は?
保証の内容
責任共有制度とは
1企業に対する保証の最高限度額
(1)
一般保証 個人・法人 2億8,000万円
組合等 4億8,000万円
(2)
特別保証 上記の一般保証とは別枠で、国が定める特
別保証制度の利用ができます。
保証期間
の法定耐用年数以内です。
それぞれの制度要綱の定めによる期
(協会制度・県制度・市町村制度) 間となります。
制度保証
資金使途
ご融資額
80%
保証協会の保証
金融機関の固有債権(プロパー)
責 任 共 有 制 度
Q
A
原則として法人代表者のみとなっています。
ただし、
制度保証はその要綱の定めによります。
担 保
必要に応じて、
不動産、
売掛債権、
棚卸資産、
有価証券等
を提供していただきます。
ただし、
制度保証はその要綱の定めによります。
貸付利率
金融機関所定利率
ただし、
県・市町村の制度保証の場合、
それぞれの制度要綱の定め
によります。
保証割合
保証制度によって、
40%保証から100%保証になります。
10
100%
保証協会の保証
責任共有対象となった場合、保証料率や貸付利率はど
のようになりますか?
保証料率は、基本的には次の一覧のとおりです。ただ
し、貸付利率は金融機関所定利率または各制度要綱の
定めによります。
基準となる保証料率
事業経営に必要な運転資金、
設備資金に限ります。
連帯保証人
20%
A
金を含む)
の場合は、
法人税法に定めるそ
責任共有対象外
ご融資額
&
ただし、
建物の新築・購入資金
(借換え資
責任共有対象となる場合
Q
一般保証
(普通保証)
運転資金 10年以内
(原則)
設備資金 20年以内
(〃)
信用保証協会と金融機関が中小企業の皆さまへのご融資に対し
て責任を共有するものです。割合は、信用保証協会が80%、金融
機関が20%の負担となっています。また、責任共有制度の対象と
なる場合、信用保証協会の保証割合が責任共有対象外(100%保
証)と比べ減少しますので、原則として保証料率が低減します。
区 分
①
(単位:年率、%)
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
責 任 共 有 料 率 1.90 1.75 1.55 1.35 1.15 1.00 0.80 0.60 0.45
責任共有対象外料率 2.20 2.00 1.80 1.60 1.35 1.10 0.90 0.70 0.50
※上記の保証料率は、お客さまの個々の経営状況に応じて決定されます。ただし、保証制度
によっては、基準の保証料率よりも低減されたもの、または利用者一律の保証料率が設
定されているものもあります。
Q
A
全ての保証が責任共有制度の対象となりますか?
原則として全ての保証が責任共有制度の対象となりま
すが、次の保証は対象から除かれます。
●小口零細企業保証制度
熊本県小規模事業者おうえん資金
熊本市中小企業経営向上小口資金 を含む
●熊本県創業者支援資金
●熊本市中小企業創業サポート資金
(創業要件のみ)
●経営安定関連保証・熊本県金融円滑化特別資金(1号∼6号
認定分)
●経営力強化保証制度、
熊本県チャレンジサポート中小企業経
営力強化支援資金、
事業再生計画実施関連保証制度
※責任共有対象外の既往借入金を同額以内で借換する場合に限ります。
●災害保証制度
11
3 どんな制度の種類があるの?
「平成28年熊本地震」
に
対応する保証制度
直接被害を受けられた方
間接被害を受けられた方
(建物、
備品、
在庫などの
直接的な被害)
(直接被害はなく、取引先などが
罹災したことによる間接的な被害)
●建物
(事務所、
工場、
店舗な
ど)
の修繕または新築をし
たい
●壊れた机やイス、
割れたお
皿など損傷した備品を買替
えたい
●損傷した在庫を新たに仕
入れたい
●取引先が被災し売上が減
少したため、
新たな取引を
開拓したい
●震災の風評被害などにより
売上が減少したため、
当面
の運転資金を確保したい
●震災により従業員が離職し
たため、
人員を確保したい
ご準備いただく書類
セーフティネット
(SN)
4号認定書
罹災証明書
(市町村が発行)
(市町村が発行)
ご利用可能な保証制度
対象者
震災により直接被害を受け、
市町村長の発行する
罹災証明を有している方
保証限度額
8,000万円
保証料率
県が全額補助
貸付利率
3年以内 年1.50%以内
5年以内 年1.65%以内
7年以内 年1.80%以内
7年超 年2.00%以内
保証期間
1年以上10年以内
担 保
必要に応じて徴求
保 証 人
原則として、
法人代表者のみ
取扱期限:平成28年9月14日
(平成28年7月現在)
②熊本県小規模事業者おうえん資金
⑥経営安定関連保証
12
⑤熊本県金融円滑化
特別資金︵SN︶
④災害保証制度
③熊本市中小企業
経営安定特例資金
② 熊本県小規模事業者
おうえん資金
①熊本県金融円滑化
特別資金︵災害︶
●金融円滑化特別資金、
小規
模事業者おうえん資金は、
熊本県が保証料を全額補
助するため、
お客様の負担
はありません。
●熊本市中小企業経営安定
特例資金は、
3年間の金利
を熊本市が全額負担
します(
。支 払 後 の 補
給となります)
①熊本県金融円滑化特別資金(災害)
●SN4号は、
以下の要件をす
べて完備された方が対象
となります。
①熊本県内に1年以上継続
して事業を行っている。
②最近1か月間の売上高が
前年同月比で20%以上
減 少し、
かつ そ の 後2か
月を含む3か月間の売上
高が前年同月比で20%
減少する見込み。
対象者
次のいずれかに該当する方
❶
●震災により直接被害を受け、
市町村長の発行する罹災証明を
有している方
❷
●影響を受けた後の1か月間の売上高などが前年同期比マイナ
ス20%以上の見込みである方
※「売上減少等要件確認書」および「理由書」が別途必要です。
保証限度額
1,250万円
保証料率
県が全額補助
貸付利率
3年以内 年1.30%以内
5年以内 年1.45%以内
7年以内 年1.60%以内
保証期間
1年以上7年以内 ※運転資金は5年以内
担 保
原則として不要
保 証 人
原則として、
法人代表者のみ
取扱期限:平成28年9月14日
(平成28年7月現在)
13
3 どんな制度の種類があるの?
③熊本市中小企業経営安定特例資金
対象者
震災により直接被害を受け、
熊本市内に6か月以
上居住し、
かつ同一事業を6か月以上経営してい
る方
保証限度額
1,500万円
保証料率
年0.25%∼1.70%以内
貸付利率
年2.00%以内 ※3年間は、熊本市が全額補給します
保証期間
7年以内
担 保
必要に応じて徴求
保 証 人
原則として、
法人代表者のみ
取扱期限:平成28年9月30日
(平成28年7月現在)
④災害保証制度
対象者
震災により直接被害を受け、
市町村長の発行する
罹災証明を有している方
対象者
震災により直接または間接的な被害を受け、
市町
村長の認定を受けた方
保証限度額
5,000万円
保証料率
県が全額補助
貸付利率
3年以内 年1.50%以内
5年以内 年1.65%以内
7年以内 年1.80%以内
7年超 年2.00%以内
保証期間
1年以上10年以内
担 保
必要に応じて徴求
保 証 人
原則として、
法人代表者のみ
取扱期限:平成28年9月14日
(平成28年7月現在)
⑥経営安定関連保証制度
対象者
震災により直接的または間接的な被害を受け、
市
町村長の認定を受けた方
保証限度額
28,000万円
(組合48,000万円)
保証限度額
28,000万円
(組合48,000万円)
保証料率
年0.75%
保証料率
年0.85%
貸付利率
金融機関所定利率
貸付利率
金融機関所定利率
保証期間
10年以内
保証期間
10年以内
担 保
必要に応じて徴求
担 保
必要に応じて徴求
保 証 人
原則として、
法人代表者のみ
保 証 人
原則として、
法人代表者のみ
取扱期限:平成28年10月30日
(平成28年7月現在)
14
⑤熊本県金融円滑化特別資金(SN)
取扱期限:平成28年9月14日
(平成28年7月現在)
15
3 どんな制度の種類があるの?
創業をされる場合に
ご利用可能な保証制度
熊本県内で創業される方を対象と
した責任共有制度対象外(100%
保証)となる保証制度です。
Bakery
熊本県創業者支援資金
対象者
次のいずれかに該当する方
❶
●1ヵ月以内に新たに個人事業を開始する具体的計画を有する方
❷
●2ヵ月以内に新たに会社を設立し、当該会社が事業を開始す
る具体的計画を有する方
※産業競争力強化法に基づく認定特定創業支援事業の支援
を受けた方は6ヵ月以内
❸
●個人事業を開始した日以後、5年未満の方
❹
●会社設立の日(法人登記日)以後5年未満の法人
保証限度額
1,000万円
※認定特定創業支援事業の支援を受けた方は
1,500万円
保証期間
10年以内
保証料率
貸付利率
16
年0.35%
ただし、
当協会の専門家派遣事業を利用する場合の料
率は年0.25%
固定金利 3年以内 年1.35%以内
5年以内 年1.45%以内
7年以内 年1.60%以内
7年超 年1.80%以内
熊本市内で創業される方を対象とした責任共有制度対
象外
(100%保証)
となる保証制度です。
熊本市中小企業創業サポート資金
対象者
次のいずれかに該当する方
❶
●熊本市内に居住し、
事業を営んでいない個人であって、
新規事
業と同一の事業の勤務経験があり、
1ヵ月以内に新たに事業
を開始する方
❷
●熊本市内に居住し、
事業を営んでいない個人であって、
新規事
業と同一事業の経験があり、
2ヵ月以内に会社を設立する方
❸
●熊本市内に居住し、
事業を営んでいない個人であって、
新規事
業と同一の事業の勤務経験がなく、
1ヵ月以内に新たに事業
を開始する方
❹
●熊本市内に居住し、
事業を営んでいない個人であって、
新規事
業と同一事業の経験がなく、
2ヵ月以内に会社を設立する方
※産業競争力強化法に基づく認定特定創業支援事業の支援を
受けた方は6ヵ月以内
保証限度額
❶
●・❷
●1,000万円
❸
●・❹
●500万円
保証期間
7年以内
年0.70%(別途、保証料補給2分の1あり)
保証料率
ただし、
当協会の専門家派遣事業を利用する場合の料
率は年0.60%
※熊本県外からの転入者に対する保証料率は一定の場合、
全
額補給
貸付利率
固定金利 3年以内 年1.30%以内
5年以内 年1.45%以内
7年以内 年1.60%以内
保証割合
100%
貸付形式
証書貸付
保証割合
100%
貸付形式
証書貸付
返済方法
均等分割返済
返済方法
均等分割返済
担保・保証人
担 保:不要
保証人:原則として、
法人代表者以外不要
担保・保証人
担 保:不要
保証人:原則として、
法人代表者以外不要
※熊本市中小企業創業サポート資金融資保証制度には、
転業等の要件もあります。
17
3 どんな制度の種類があるの?
小規模事業者の方が
対象の保証制度
小規模企業者の方を対象と
した、責 任 共 有 制 度 対 象 外
(100%保証)となる保証制度です。
①小口零細企業保証制度
顧問税理士とタイアップした
保証制度
疑似資本的な資金を供給するとともに、継続的な経営支
援に取り組む保証制度です。
税理士連携特別保証制度
地方自治体融資保証制度
②熊本県小規模事業者おうえん資金
対象者
次の全てを満たす方
(略称:おうえん資金)
下記の対象者の要件を満たし、県内で同一事業を1年以上営んでいる方が対象
③熊本市中小企業経営向上小口資金
(略称:経営向上)
下記の対象者の要件を満たし、熊本市内に1年以上住所および事業所を有している方が対象
対象者
保証限度額
保証期間
従業員が20人
(商業・サービス業は5人
(宿泊業・
娯楽業を除く)
)
以下の方であって、
既存の協会保
証付融資残高との合計で1,250万円以下となる
新規の保証によるもの
❶
●1,250万円 ●
❷1,250万円 ●
❸1,000万円
ただし、
保証付融資残高
(根保証においては融資極度
額)
との合計で1,250万円の範囲内に限ります。
❶
●10年以内
❷
●運転:1年以上5年以内 設備:1年以上7年以内
❸
● 5年以内
保証料率
❶
●年0.50∼2.20% ❷
●年0.40∼1.25% ※割引有り
❸
●年0.50∼2.20%(別途、保証料補給2分の1あり) ※割引有り
貸付利率
❶
●金融機関所定利率
❷
●固定金利 3年以内
5年以内
7年以内
❸
●固定金利 3年以内
4年以内
5年以内
保証割合
貸付形式
返済方法
年1.30%以内
年1.45%以内
年1.60%以内
年1.70%以内
年1.80%以内
年1.90%以内
保証限度額
100万円以上3,000万円以下
保証料率
当該税理士等が認定経営革新等支援機関の場合…
0.1%割引
貸付利率
金融機関所定利率
年0.45∼1.90% ※割引有り
1年以内
保 証 期 間 (ただし初回利用時の終期は確定決算の申告期限から
3ヶ月以内。
)
100%
証書貸付、
手形貸付、
手形割引
ただし、
極度設定のある貸付・割引
(根保証形式のもの)
を除きます。
一括返済または分割返済
※セーフティネット保証を利用した場合は、信用保証料率は年0.85%が適用されま
す。その他、特別な保証もありますので詳しくは熊本県信用保証協会へお尋ねくだ
さい。
18
❶
●1期以上の決算(確定申告)を行い、
金融機関における与信取
引が1年以上あること
❷
●南九州税理士会会員である税理士等が月次管理する中小企
業者であって、
税理士等の推薦書があること
❸
●既保証分が条件変更等による返済の緩和が実施されていな
いこと
❹
●債務超過でなく原則次の条件を満たすこと
(法人)
直近決算において経常利益を計上
(個人)
所得金額が200万円以上
❺
●資本力強化保証との併用利用がないこと
❻
●その他、
一般保証に準じる保証利用条件を満たすこと
担 保
原則不要
保 証 人
原則、
法人代表者のみ
19
3 どんな制度の種類があるの?
融資枠の設定が
可能な保証制度
一定の極度額および保証期
間を定め、
反復継続して発生
する返済原資を特定した手形貸付に対する保証制度です。
返済原資特定手形貸付根保証制度
対象者
税理士の推薦により小口資金をスピーディに調達可能な
保証制度です。
税理士推薦特別保証制度
対象者
次のすべてを満たす方
❶
●1期以上の決算または確定申告を行っていること
❷
●南九州税理士会会員である税理士等が月次管理を行い税理
士等の推薦があること
❸
●既保証分に条件変更等による返済緩和がないこと
❹
●その他、
一般保証に準じる保証利用条件を満たすこと
保証限度額
20
県内において1年以上引き続き同一事業を営み、
返済原資としての売掛債権を有する方
保証限度額
2億8,000万円
保証料率
年0.45∼1.90% ※割引有り
貸付利率
金融機関所定利率
1年以内
保 証 期 間 (ただし初回利用時の終期は確定決算の申告期限から
3ヶ月以内。
)
担 保
必要に応じて徴求
保 証 人
原則、
法人代表者のみ
500万円
保証料率
年0.45∼1.90% ※割引有り
貸付利率
固定金利 3年以内 年1.30%以内
5年以内 年1.45%以内
7年以内 年1.60%以内
保証期間
7年以内
担 保
原則不要
保 証 人
原則、
法人代表者のみ
21
3 どんな制度の種類があるの?
環境に配慮した
設備を導入する場合の
保証制度
反復
継続
折板屋根に太陽光パネルを付けた場合
簡単 な
手続き
当座貸越(貸付専用型)根保証制度
事業者カードローン当座貸越根保証制度
ご利用のメリット
■無担保で最大5,000万円
(カードローンは2,000万円)
■カードローンは、
ご契約店舗に行かなくてもATMで借入ができ
ます。
■極度額の範囲内であれば、
必要なときに自由に借入ができます。
対象者
申込金融機関との与信取引歴が6ヵ月以上、同一
事業の業歴が3年以上あり、業績が一定以上の方
保証限度額
●当座貸越 100万∼2億8,000万円
●事業者カードローン 100万∼2,000万円
保証料率
年0.39∼1.62% ※割引有り
貸付利率
金融機関所定利率
貸付使途
事業資金
保証期間
1年間または2年間
当座貸越
担 保
原則として、
5,000万円以内は不要、
5,000万円超は
担保を提供していただきます。
事業者カードローン
原則として、
不要
保 証 人
環境に配慮した経営を行う中小企業の皆さま
が環境負荷の低減に取り組むための資金を応
援します。
くまもとグリーン保証制度
対象者
❶低排出ガス社用車
(ハイブリッド・クリーンディーゼル・電気
等)
購入資金
❷新エネルギー
(太陽・風力・地熱等)
設備の導入資金
❸事務所・店舗・工場等における省エネ・温暖化ガス削減のため
の設備資金
❹水質・大気・土壌の汚染防止のための設備資金
❺リサイクルに関する設備の導入資金
❻環境に関する公的制度資金および補助金等のつなぎ資金
❼ISO14001認証取得に関する設備の導入資金
❽地球環境保全に資すると認められる設備の導入資金
❾
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する
特別措置法」
に基づく、
固定価格買取制度の対象となる新エ
ネルギー
(太陽・風力・地熱等)
設備の導入資金
保証限度額
❶
●∼●
❽1企業 8,000万円
❾
●エネルギー対策保険に係る保証利用の場合、
別枠で2億円
保証料率
❶
●∼●
❽1年0.25∼1.70% ※割引有り
❾
●年0.98% ※割引有り
貸付利率
❶
●∼●
❽固定金利 年1.90%以内
❾
●年1.90% 10年超の場合は、
当該期間のみ金
融機関所定利率
保証期間
❶
●∼●
❽10年以内
(据置期間1年以内)
❾
●20年以内
(据置期間1年以内)
貸付形式
証書貸付、
手形貸付
返済方法
原則として、
法人代表者のみ
担保・保証人
22
地球環境保全の推進を行うための次のいずれかに
該当する事業資金を必要とする方
原則として均等分割返済
(手形貸付は一括返済も可)
担 保:必要に応じて徴求
保証人:原則として、
法人代表者以外不要
23
金融機関と保証協会が協調した
保証制度
経営改善に取組む方が
対象の保証制度
金融機関のプロパー融資と保証は融資を協調して対応
し、継続してサポートを行います。
金融支援だけでなく認定経
営革新等支援機関により経
営改善の取組をサポートする保証制度です。
くまもと連携支援保証制度
対象者
次のすべてを満たす方
❶同一事業で2期以上の決算または確定申告を行っていること
❷その他、
一般保証に準じる保証条件を満たすこと
保証限度額
保証料率
貸付利率
①経営力強化保証制度
②熊本県チャレンジサポート資金保証制度
対象者
金融機関および認定経営革新等支援機関の支援
を受けつつ、
自ら事業計画の策定ならびに計画の
実行および金融機関への当該計画の進捗報告を
行う方
保証限度額
❶
●1企業 2億8,000万円 1組合 4億8,000万円
❷
●1企業 8,000万円
28,000万円
年0.45∼1.90%
❶
●一括返済の場合 1年以内
分割返済の場合 運転資金5年以内
設備資金7年以内
金融機関所定利率
保証期間
1年超20年以内 ※運転資金は1年超15年以内
担 保
必要に応じて、
徴求
保 証 人
原則として、
法人代表者のみ
保証期間
ただし既往借入金を借り換える場合10年以内
(据置期間1年以内)
❷
●設 備 1年以上7年以内
運 転 1年以上5年以内
ただし既往借入金を借り換える場合10年以内
(据置期間1年以内)
保証料率
❶
●年0.45%∼2.00% ※割引有り
❷
●年0.45%∼1.40% ※割引有り
❶
●金融機関所定利率
❷
●責任共有対象 固定金利 1.80%以内
貸付利率
24
責任共有制度対象外
固定金利5年以内 年1.50%以内
7年以内 年1.70%以内
7年超 年1.80%以内
保証割合
金融機関が選択した責任共有制度の方式
ただし、
責任共有制度の対象外となる信用保証協会の
保証付きの既往借入金
(平成19年9月30日以前に信用
保証協会が申込受付した保証であって、
保証割合が
100%の保証を含む)
を本制度で借り換える場合であっ
て、
信用保証協会の保証付きの既往借入金の範囲内の
額を借り換える場合は、
責任共有制度の対象外となり
ます。
担 保
必要に応じて徴求
保 証 人
原則、
法人代表者のみ
※自ら事業計画を策定・実行し、その進捗を金融機関に対して四半期毎に報告して
いただきます。
25
3 どんな制度の種類があるの?
4 信用保証料ってどうなるの?
事業再生を行う方が
対象の保証制度
信用保証料について
事業再生を行う中小企業の
皆 さまの 資 金 調 達 を 支 援
し、事業再生の確実な進捗
を図り活力の再生を応援します。
(略称:経営改善サポート保証)
2
対象者
熊本県中小企業経営支援連携会議のほか、
中小
企業再生支援協議会等の指導または助言を受け
て作成した事業再生計画等に従って事業再生を
進め、
金融機関に対して計画の実行および進捗報
告をしていただける方
信用保証料率の決定まで
1
事業再生計画実施関連保証制度
信用保証料は、信用保証委託に応ずる対価としてお支払
いいただくもので、信用保険料、損失の補てん、経費等、
信用保証制度の運営上必要な経費に充当するものです。
信用保証料の基本料率は、中小企業の皆さまの個々の経営状
況に応じて、9段階に区分され、利用される方ごとに異なりま
す。原則として、直近2期分の決算書または申告書の財
務諸表をもとに評価します。
制度保証では、基本料率よりも低減されたものや利用
(次頁参照)
者一律の料率となっているものがあります。
下記の定性要因に該当する場合には、基本料率から最大で
0.2%を差し引いた料率が適用されます。
(ただし、割引の適用を受けない制度もあります。)
保証限度額
1企業:2億8,000万円
1組合:4億8,000万円
保証期間
一括返済:1年以内
分割返済:15年以内
年0.80∼1.00%
貸付利率
金融機関所定
保証割合
金融機関が選択した責任共有制度の方式
ただし、
責任共有制度の対象外となる信用保証
協会の保証付き既往借入金
(平成19年9月30日
以前に信用保証協会が申込受付した保証であっ
て、
保証割合が100%を含む)
を本制度で借り換
える場合であって、
信用保証協会の保証付きの既
往借入金の範囲内の額を借り換える場合は、
責
任共有制度の対象外となります。
貸付形式
(単位:年率、%)
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
責任共有
2.20 2.00 1.80 1.60 1.35 1.10 0.90 0.70 0.50
対象外料率
財務諸表について「中小企業の会計に関する基本要
領」の適用を確認できる、または会計参与を設置し
ていることを登記により確認できる場合
0.1%
割引
会計参与を設置していることを登記により
確認できる場合
0.1%
割引
担保の提供がある場合
0.1%
割引
証書貸付、
手形貸付
返済方法
一括返済または均等分割返済
担保・保証人
担 保:必要に応じて徴求
保証人:原則として、
法人代表者以外不要
⑨
責任共有料率 1.90 1.75 1.55 1.35 1.15 1.00 0.80 0.60 0.45
3
26
基本料率
区 分
定性要因
保証料率
中小企業者
最終的な保証料率は、保証承諾時に決定されます。
ご負担いただくのは、
信用保証料だけです。
27
4 信用保証料ってどうなるの?
制度名(略称)
(単位:年率、%)
責任
共有
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
1.90 1.75 1.55 1.35 1.15 1.00 0.80 0.60 0.45
有
1.70 1.55 1.35 1.15
1.80
1.60
1.35
1.55
1.45
1.55
1.55
1.15
1.60
1.35
1.15
1.35
1.25
1.35
1.35
1.10
1.70 1.55 1.35 1.15
1.10
0.90
0.80
1.00
0.90
1.00
1.00
1.00
0.90
0.70
0.60
0.80
0.70
0.80
0.80
0.80
0.70
0.50
0.45
0.60
0.50
0.60
0.60
0.60
0.50
0.50
0.45
0.45
0.35
0.45
0.45
0.45
割払いを希望される場合は次の要件および分割徴収区分表に基づ
き1 ヵ年毎の分割払いができます。
分割払いの要件
保証期間が2カ年を超える保証
0.80 0.60 0.40 0.25
有
(単位:%)
10
年度
9年度
8年度
7年度
6年度
5年度
4年度
3年度
2年度
徴収年度
初年度
(信用保証料総額に対する年度毎の分割支払割合)
2カ年超 4年以下 75 25
4カ年超 6年以下 60 30 10
1.70 1.55 1.35 1.15 0.95 0.80 0.60 0.40 0.25
無 有
0.70
2.20 2.00 1.80 1.60 1.35 1.10 0.90 0.70 0.50
分割徴収区分表
保証期間
有
主な市町村制度
0.70 0.70 0.50 0.50
0.50 0.50 0.45 0.45
0.45
1.00 0.80 0.60 0.45
無 有 無
主な県制度
0.50 0.50 0.50 0.50
(1)
貸借対照表を作成していない個人事業者などは、料率区分⑤を適用。ただ
し、経営力強化保証、チャレンジサポート資金の場合は料率区分④を適用。
(2)
保証料率の割引
■会計処理に関する割引について
①会計参与を設置していることを登記により確認できる場合は0.1%の割引を適
用します(
。一部の制度を除く)
②会計処理に関する割引について
(一部の制度のみ)
財務諸表について中小企業の会計に関する基本要領の適用を確認できる、
または会計参
与を設置していることを登記により確認できる中小企業者は0.1%の割引を適用します。
■有担保保証に関する割引について
(一部の制度のみ)
③担保の提供がある場合は、
一部の保証制度を除き、
0.1%の割引を適用します。
(注1)
セーフティネット認定の利用 :一律 年0.85%、
特別小口保険の利用 :一律 年0.75%
(注2)
セーフティネット保証 1∼3、
5∼6号利用 :一律 年0.75%
(責任共有対象外)
セーフティネット保証 4号利用 :一律 年0.50%
(責任共有対象外)
セーフティネット保証 7・8号利用 :一律 年0.62%
(責任共有対象)
(注3)
経営革新、
地域産業資源活用、
農商工等連携事業 :一律 年0.77%
(注4)
農商工等連携支援事業 :一律 年0.98%
(注5)
保証協会の指定する専門家派遣事業を利用するものは年0.25%
(注6)
平成29年3月31日まで保証承諾するものについては、
表記の料率から0.10%引き下げます。
(注7)
保証協会の指定する専門家派遣事業を利用するものは年0.60%
(注8)
転業多角化の場合は、
料率区分に応じて年0.25%∼1.70%の範囲
(責任共有対象)
※上記
(注1)
∼
(注3)
に係る保証には、
有担保割引の適用はありません。
28
(2)
支払方法
信用保証料は原則として全額一括払いです。
ただし、
都合により分
0.80 0.60 0.40 0.25
1.90 1.75 1.55 1.35 1.15 1.00 0.80 0.60 0.45
0.35
1.35 1.15 0.95 0.75 0.50
0.00
1.40 1.35 1.10 0.90 0.70
1.35 1.10 0.90 0.70 0.50
0.50
1.25 1.20 1.15 1.10 1.05
信用保証料は、
金融機関と当協会との間における約定書に基づき、
タ伝送または信用保証料送金通知書により報告していただきます。
無
2.00
1.80
1.55
1.75
1.65
1.75
1.75
1.25
(1)
徴収方法
日または変更実行日に徴収し当協会に送金のうえ、
オンラインデー
有
2.20
2.00
1.75
1.90
1.80
1.90
1.90
1.30
0.85
0.72
0.68
1.00
0.80
0.95
0.98
1.35
1.10
1.00
1.15
1.05
1.15
1.15
1.05
0.00
0.95
信用保証料のお支払いについて
協会に代わって金融機関が徴収いたします。
金融機関は、
貸付実行
1.62 1.49 1.32 1.15 0.98 0.85 0.68 0.51 0.39
無
主な協会制度
普通保証
短期資金
特定社債
対象
手形・電子記録債権割引根保証
当座貸越根保証
事業者カードローン
経営安定関連保証1号∼6号
対象外
経営安定関連保証7号・8号
対象
流動資産担保融資保証
(ABL)
事業再生計画実施関連保証
対象外
事業再生計画実施関連保証(責任共有)
くまもとグリーン保証
対象
くまもとグリーン保証(エネルギー対策保険)
小口零細企業保証
(注1)
対象外
経営力強化保証
経営力強化保証
(責任共有)
税理士連携特別保証(税理士連携)
税理士連携特別保証(税理士認定)
対象
返済原資特定手形貸付根保証
経営者保証ガイドライン対応保証
金融円滑化特別資金(注2)
金融円滑化特別資金(平成28年熊本地震に係るもの) 対象外
(注4)
経営革新等支援資金(注3)
新事業展開支援資金
対象
産業活性化資金
短期資金
創業者支援資金(注5)
(注6)
小規模事業者おうえん資金(注1)
対象外
小規模事業者おうえん資金(平成28年熊本地震に係るもの)
チャレンジサポート資金
チャレンジサポート資金(責任共有)
事業承継者おうえん資金
市町村特別小口資金
対象
中小企業経営安定資金
中小企業開業・転業資金
熊本市中小企業短期資金
(注8)
熊本市中小企業創業サポート資金(注7)
対象外
熊本市中小企業経営向上小口資金(注1)
料率区分
有担保割引
区分
信用保証料率表
6カ年超 8年以下 45 35 15
5
8カ年超10年以下 35 30 20 10
5
10カ年超12年以下 30 20 20 15
10
12カ年超14年以下 25 20 20 15
10
5
5
14カ年超16年以下 20 20 15
15
10
10
5
5
16カ年超18年以下 20 20 15
15
10
5
5
5
5
20 20 15
15
10
5
5
5
3
18カ年超
5
2
(注)各年度の円未満の端数は初年度で調整します。
信用保証料の返戻について
次の各号に該当する場合において再計算した結果、当該再計
算した信用保証料が既にお支払いの信用保証料未満であると
き返戻いたします。
ただし、
返戻する金額が千円以下のものに
ついては返戻しません。
❶保証条件の変更
(極度額の減額、
保証期間の短縮など)
を
行ったとき
❷最終履行期限前に完済されたとき
(ただし、
期限の利益喪失
による代位弁済の場合は除きます。
)
29
4 信用保証料ってどうなるの?
信用保証料の計算方法
×
均等
分割
÷
信用保証料の計算は返済方法により異なります。
(1)一括返済の場合
計算式
貸付
金額
保証
料率
保証期間(月数)
12ヵ月
信用
保証料
保証期間(月数)
12ヵ月
例
※分割返済回数別係数は次頁の表をご参照ください。
(2)−②返済措置を含む、均等分割返済の場合
計算式
a
据置部分
貸付
b 分割部分
金額
措置期間(月数)
12ヵ月
分割返済 保証
回数別係数※ 料率
分割返済 保証
回数別係数※ 料率
保証期間(月数)
12ヵ月
信用
保証料
保証料率・年1.35%の保証付融資500万円を36ヵ月間
お借入れして、
初回から24回の返済額を毎月10万円、
25回から35回の毎月の返済額を毎月22万円、
最終回
の返済額を18万円でご返済される場合
信用
保証料
5,000,000円×0.55×1.35%×36ヵ月÷12ヵ月=111,375円
保証
料率
貸付
金額
※分割返済回数別係数は下記をご参照ください。
保証料率・年1.35%の保証付融資500万円を36ヵ月間
お借入れして、
毎月元金均等でご返済される場合
貸付
金額
%
5,000,000円×0.61×1.35%×36ヵ月÷12ヵ月=123,525円
(2)−①均等分割返済の場合
分割返済 保証
回数別係数※ 料率
計算式
例
例
5,000,000円×1.35%×24 ヵ月÷12ヵ月=135,000円
貸付
金額
%
一括
(3)不均等分割返済の場合
保証料率・年1.35%の保証付融資500万円を24ヵ月間
お借入れして、
最終期日に一括返済される場合
計算式
不均等
分 割
返済期間(月数)
12ヵ月
分割返済回数別係数
分割回数別区分
均等分割返済
不均等分割返済
2回以上6回以下
0.70
0.77
7回以上12回以下
0.65
0.72
13回以上24回以下
0.60
0.66
25回以上
0.55
0.61
(注1)
信用保証料の端数処理
計算額の円未満の端数は切捨で処理します。
(注2)
均等分割返済
①各回の返済金額が同額であって、
各回の返済期日が等間隔
である返済方法
信用保証料
例
③等間隔で返済し、
初回のみ
(最終回のみ)
返済金額が異なる
保証料率・年1.35%の保証付融資500万円を36ヵ月間
お借入れして、
6ヵ月間元金返済を据え置いて、
残りの期
間30ヵ月間を毎月元金均等でご返済される場合
返済方法
(注3)
不均等分割返済
a 5,000,000円×1.35%×6ヵ月÷12ヵ月+
各回の返済金額が同額でない返済方法、
b
または各回の返済期日が等間隔でない
5,000,000円×0.55×1.35%×30ヵ月÷12ヵ月=126,562円
※分割返済回数別係数は次頁の表をご参照ください。
30
②元利均等返済
返済方法
31
4 信用保証料ってどうなるの?
5 支援・ご相談については?
確定日保証における、
保証期間の計算について
経営支援について
確定日保証とは最終期限を定めた保証で、
保証料計
算が、
貸付予定日翌日からの日割計算となります。
そのため前頁の保証期間の計算式は下記のとおりと
なります。
中小企業の皆さまの経営全般をサポートするため、次の
ような経営支援サービスを実施しています。
創業・開業サポート
これから独立開業を考えている方や開業資金の調達をご検討の
方をサポートいたします。創業手続きの進め方や創業者向けの融
資制度などをご案内しております。
保証期間(月数)
財務診断・アドバイス
12ヵ月
中小企業・小規模事業者の皆さまの財務状況の特徴
(強み・弱み)
の把握、経営改善にお役立ていただくことを目的に、金融工学に基
づいた診断ツールとして「中小企業経営診断システム(MSS)」を
保証期間(日数)
活用して財務診断・アドバイスを行っています。
365日
財務診断では、お客さまからご提供いただいた財務データを基
例
に、全国または地域の同業種内での順位や財務バランスなどを表
●根保証
●手形割引
●1年以内の保証
(協会・県・市の短期資金)
●税理士連携特別保証、
資本力強化保証
示した診断書を発行いたします。
特別相談窓口
相談窓口を本所・支所に設置し、経営環境の悪化により経営の安
定に支障が生じている中小企業・小規模事業者の皆さまのご相談
をお受けしています(お電話でも受け付けています)。
×
×
32
%
÷
●北朝鮮制裁措置に係る特別相談窓口
●皮革等相談窓口
●東日本大震災に関する特別相談窓口
●原材料・エネルギーコスト高対策特別相談窓口
●デフレ脱却等特別相談窓口
●経営改善・資金繰り相談窓口
●高病原性鳥インフルエンザ発生に伴う相談窓口
●県民百貨店の閉店等に伴う臨時相談窓口
●阿蘇山の噴火に伴う相談窓口
●賃金水準上昇対策特別相談窓口
●平成28年熊本県熊本地方の地震に係る災害に関する特別相談窓口
●自動車サプライチェーン関連(中小企業支援対策特別相談窓口(三菱自動車関連))
●英国におけるEU残留・離脱を問う国民投票の結果の影響関連相談窓口
(平成28年6月現在)
上記支援に関するお問合せ・ご相談は
担当 本所・保証部
096-375-2000(代表)
までお気軽にお電話ください。
33
5 支援・ご相談については?
窓口相談・出張相談サービス
経営全般に関するご相談を、協会職員が親身になってお受けして
います。協会職員が中小企業・小規模事業者の皆さまの店舗や事
務所に直接伺うこともできます。
専門家派遣(通称「専門家派遣サービス・ファイブ」)
経営課題、経営状況に応じて、中小企業診断士、弁護士、税理士な
どの専門家を派遣し、中小企業・小規模事業者の皆さまの経営改
経営の更なるサポート体制
熊本県中小企業経営支援連携会議
(通称
「がんばろう!くまもと経営支援ネットワーク」
)
熊本県信用保証協会が事務局となり、
熊本県下の金融機
関や熊本県中小企業再生支援協議会、
税理士等の士業団
体、
商工団体が連携し、
創業支援
(創業支援ネットワーク)
と再生支援
(再生支援ネットワーク)
を行う会議です。
善・発展へ向けた支援を行います。
経営セミナー・情報提供
企業経営をテーマに外部講師による経営セミナーの開催や金融機
関、経営支援機関が行うイベントなどの情報を提供します。
※メールマガジンでも情報提供を行っています。
ご登録いただくと随時情報を提供し
ます。
登録方法は37ページへ。
上記支援に関するお問合せ・ご相談は
担当 本所・経営支援部
事務局
アドバイザー
機関
(信用保証協会)
代表者会議
096-375-2000(代表)
までお気軽にお電話ください。
再生支援について
事業再建に意欲のある中小企業・小規模事業者の皆さま
に対して、再生に向けた支援業務を行っています。
創業支援
ネットワーク
再生支援
ネットワーク
連絡会議
(幹事団体)
連絡会議
(幹事団体)
実務者研修
返済条件の変更に関するご相談
業況改善のため再建計画を考えている方の資金繰りの改善を図
個別支援会議
個別支援会議
るため、お客さまの状況をお伺いして、返済条件の変更などにより
資金繰り改善のお手伝いをさせていただきます。
上記支援に関するお問合せ・ご相談は
担当 本所・経営支援部 経営支援第2課 096-375-2000(代表)
までお気軽にお電話ください。
34
35
5 支援・ご相談については?
ホームページのご案内
当協会では、
多くの皆さまに
「熊本県信用保証協会」
を
知っていただくためにホームページを公開しています。
ホームページアドレス
http: / / w w w . kumamoto- c g c .o r .j p
創業支援ネットワーク個別支援会議
「創業を予定しているが計画が思うようにできない」
「創業を予定
しているが取引金融機関が定まらない」などのご要望をお持ちの
創業者のご相談により、商工団体、金融機関の皆さまが一堂に会
する会議です。
創業支援ネットワーク個別支援会議のメリット
❶創業計画の策定支援(専門家派遣)等、より的確なアドバイスを
受けることができ、スムーズな創業が可能となります。
❷取引予定である金融機関が一堂に会するため、お客様が各々の
金融機関に相談に行く手間が省けます。
❸創業後、関係機関によるフォローアップが継続的に行われます。
再生支援ネットワーク個別支援会議
「返済方法の変更など再生に向けた支援を必要としているが、窓
口金融機関が複数あり、思う様に相談できない」
「事業計画書を策
定し、窓口金融機関に対し、今後の計画を説明したい」などご要望
保証制度のご案内
協会制度をはじめ、
各種県制度、
市町村制度をご紹介
しています。
情報公開
経営計画や財務諸表、
当協会が毎月発行している保証
月報をホームページで公表しています。
バックナンバーも閲覧できます。
各種公的補助金、
イベント・セミナー関係情報
国等の公的補助金情報や関係団体のセミナー情報を
掲載しています。
メールマガジンの配信
配信を希望された方に、
保証制度
の創設や各種相談会開催のお知
らせ等、
当協会の情報を直接お知
らせするものです。
会員登録は無
料です。
配信ご希望の方は、
ホーム
ページまたは、
QRコードより登録
手続きをお願いします。
↑登録はこちらから
をお持ちのお客様のご相談により、窓口金融機関および関係機関
の皆さまが一堂に会する会議です。
管轄区域
再生支援ネットワーク個別支援会議のメリット
❶金融機関が一堂に会するため、お客様が各々の金融機関に相談
に行く手間が省けます。
❷お客さまの事業計画について、関係機関と一堂に意見交換する
ことによって、より的確なアドバイスを受けることができます。
上記支援に関するお問合せ・ご相談は
担当 本所・経営支援部
36
096-375-2000(代表)
までお気軽にお電話ください。
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