平成20年3月期 決算短信(非連結)

平成20年3月期
決算短信(非連結)
平成20年5月13日
上 場 会 社 名 株式会社コーエーネット
上場取引所
JASDAQ
コ ー ド 番 号 2697
URL http://www.koeinet.co.jp/
代
表
者 (役職名) 代表取締役社長
(氏名) 小林 伸太郎
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役
(氏名) 河野 一郎
TEL(045)565−3717
定時株主総会開催予定日
平成20年6月19日
配当支払開始予定日
平成20年6月20日
有価証券報告書提出予定日
平成20年6月20日
(百万円未満切捨て)
1.2 0 年3月期の業績(平成1 9 年4月1日〜平成2 0 年3月3 1 日)
(1)経営成績
(%表示は対前年増減率)
売上高
営業利益
経常利益
当期純利益
百万円
%
百万円
%
百万円
%
百万円
%
20年3月期 17,305 ( 20.9)
964 ( 44.2)
1,143 ( 35.6)
690 ( 45.2)
19年3月期 14,315 (△10.6)
668 (△28.4)
843 (△24.5)
475 (△28.6)
1株当たり
潜在株式調整後
自 己 資 本
総 資 産
売 上 高
当期純利益
1株当たり当期純利益
当期純利益率
経常利益率
営業利益率
円 銭
円 銭
%
%
%
20年3月期
8,915 96
─
16.8
13.1
5.6
19年3月期
6,139 72
─
12.3
10.0
4.7
(参考)①持分法投資損益 20年3月期 ─百万円
19年3月期 ─百万円
②潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、潜在株式がないため記載しておりません。
(2)財政状態
総資産
20年3月期
19年3月期
(参考) 自己資本
純資産
自己資本比率
百万円
百万円
7,761
4,227
9,742
3,998
20年3月期 4,227百万円 19年3月期
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動によ る
投資活動によ る
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー
百万円
百万円
20年3月期
22
325
19年3月期
1,651
△951
%
54.5
41.0
3,998百万円
1株当たり純資産
円 銭
54,598 39
51,637 89
財務活動によ る
現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー
期 末 残 高
百万円
百万円
△231
620
△289
543
2.配当の状況
(基準日)
19年3月期
20年3月期
21年3月期
(予想)
1株当たり年間配当金
中間期末
期末
年間
円 銭
円 銭
円 銭
0 00
3,000 00
3,000 00
0 00
4,300 00
4,300 00
0 00
3,750 00
3,750 00
配当金総額
(年間)
百万円
232
332
純資産
配当率
配当性向
%
48.9
48.2
%
5.8
8.1
36.3
3.2 1 年3月期の業績予想(平成2 0 年4月1日〜平成2 1 年3月3 1 日)
(%表示は、通期は対前期、第2四半期累計期間は対前年同四半期増減率)
1株当たり
売上高
営業利益
経常利益
当期純利益
当期純利益
百万円 %
百万円 %
百万円 %
百万円 %
円 銭
第2四半期累計期間 7,500 ( 6.3)
450 ( 19.4)
600 ( 11.4)
340 ( 4.5)
4,390 95
通 期
18,500 ( 6.9) 1,100 ( 14.1) 1,400 ( 22.4)
800 ( 15.9)
10,331 65
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4.その他
(1)重要な会計方針の変更
① 会計基準等の改正に伴う変更
有
② ①以外の変更
無
(2)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 20年3月期 77,432株
19年3月期 77,432株
② 期末自己株式数
20年3月期
─ 株
19年3月期
─ 株
(注)1株当たり当期純利益の算定の基礎となる株式数については、17ページ「1株当たり情報」をご覧くだ
さい。
※業績予想につきましては、本資料の発表日現在入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は
今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。なお、上記業績予想に関する事項は、添付資料の
4ページを参照してください。
−
2
−
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1.経営成績
(1)経営成績に関する分析
(当期の経営成績)
当事業年度におけるわが国経済は、緩やかに拡大してきましたが、昨年夏以降、サブプライム問
題の再燃や改正建築基準法の影響で住宅投資の大幅な減少が続いた他、原材料価格の上昇、米国景
気に対する懸念などから先行き不透明感が強まり、今年に入り景気は足踏みの状況となりました。
国内ゲーム市場におきましては「プレイステーション3」、「Wii」
、
「Xbox360」等新型家庭用ビ
デオゲーム機が普及期に入り、携帯用ゲーム機を含めハードは世代交代を進めつつ堅調に推移し、
ゲームソフトを牽引いたしました。
当社におきましては、家庭用ビデオゲーム機向けソフトの流通拡販に努めるとともに、eビジネス
の分野では、コンテンツの拡充やネットワークビジネスの強化に努めました。なかでも家庭用ビデ
オゲームソフトの新作及びリピートが好調に推移したほか、オンラインゲームチケット及び、ネオ
ロマンスイベントチケットが順調に販売数を伸ばしました。
これらの結果、当事業年度の売上高は173億5百万円(前年同期比20.9%増)、営業利益は9億64
百万円(同44.2 %増)、経常利益は 11 億43 百万円(同35.6 %増)、当期純利益は6億90 百万円(同
45.2%増)となりました。
なお、売上高に占めるグループ外商品の比率は24.1%(同1.6ポイント減)となりました。
分野別の状況につきましては、以下のとおりとなっております。
ディストリビューション(家庭用ビデオゲームソフト)
売上高 136億43百万円(前年同期比 27億49百万円増)
株式会社コーエーのタイトルは、平成19年8月発売の「戦国無双2猛将伝」(PS2用)が33万本、
平成19年11 月発売の「真・三國無双5」(PS3/Xbox360用)が43万本を達成するとともに、平成19年
3月発売の「無双OROCHI」
(PS2用)が、今期に入って発売された同シリーズ(PSP/Xbox360用)との
合計で48万本を超える等、新作・リピート共に好調に推移いたしました。
グループ外のメーカーでは、平成20年2月発売の、株式会社コーエーと株式会社バンダイナムコ
ゲームスのコラボレーションによる「ガンダム無双Special」
(PS2用)が好調で、シリーズ合計では
今期32万本を越えるヒットとなりました。また、株式会社ガストの「リーズのアトリエ 〜オルドー
ルの錬金術師〜」
(DS用)、「マナケミア 〜学園の錬金術師たち〜」
(PS2用)が好調であったほか、
アイディアファクトリー株式会社、株式会社アスク等のタイトルを専売いたしました。
これらの結果、売上高は前年同期比25.2%の増加となりました。
ディストリビューション(パソコンソフト)
売上高 9億33百万円(前年同期比 49百万円減)
パソコンゲームのオンライン化が進む中、株式会社コーエーのタイトルは、大型タイトルの発売
はなかったものの、平成19 年9月に発売された「信長の野望・革新 パワーアップキット」、「同
with パワーアップキット」等が売上に寄与、また、グループ外のメーカーでは、アクティビジョン
株式会社の「コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア」等を専売したことなどにより、売
上高は前年同期比5.0%の減少に留まりました。
eビジネス(GAMECITY)
売上高 2 6 億75百万円(前年同期比 3億2百万円増)
ポータルサイト「GAMECITY」の市民数が150万人に迫る中、オンラインゲームにおきまし
ては、
「信長の野望 Online」
、
「大航海時代 Online」
、
「真・三國無双 Online」に加え、新たに「三
國志 Online」のサービスが2月に開始され、拡張パックやキャンペーンの効果ともあいまってプレ
イチケット売上は好調に推移いたしました。また、イベントチケットにおきましても、過去最高の
来場者を記録し売上は好調に推移いたしました。
これらの結果、売上高は前年同期比12.8%の増加となりました。
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その他
業務受託売上等によるものです。
売上高 52百万円(前年同期比 12百万円減)
(次期の見通し)
ゲーム市場は、新型家庭用ビデオゲーム機、携帯ゲーム機の普及によるハードの世代交代の進展
や、ゲームユーザーの裾野の広がりに伴い、ハード・ソフトの両面で活性化が期待されます。当社
では、引き続き家庭用ビデオゲーム機向けソフトや携帯ゲーム機向けソフトを含め、グループ内外
の取り扱いタイトルラインアップの拡充を図り、業績の向上を目指します。
eビジネス分野では、オンラインゲームにおきまして「信長の野望 Online」
、
「大航海時代Online」
、
「真・三國無双 Online」に「三國志 Online」が加わり、ラインアップの充実によるプレイチケット
の売上強化を図ります。また、インターネットカフェでのオンラインゲームサービスの拡販を通じ、
引き続き新たなファン層の獲得によるオンラインゲームユーザーの一層の拡大を推進します。通信
販売におきましては、売上強化に向け、ラインアップの拡充等オンラインショッピングサイトの一
層の活性化を目指します。
これらにより、平成21年3月期の業績は、売上高185億円(前期比6.9%増)
、営業利益11億円(同
14.1%増)、経常利益14億円(同22.4%増)、当期純利益8億円(同15.9%増)を見込んでおります。
(注)上記の平成21年3月期予想数値は、いずれも業界の動向、国内及び海外の経済状況、為替相場などの要因
について、現時点で入手可能な情報をもとに行なった見通しであります。そのため、上記に記載いたしま
した業績予想数値はこれらの要因の変動により異なる可能性があります。
(目標とする経営指標の達成状況)
当社は、中期的な経営目標として、コーエーグループ商品以外の売上高を30%程度まで引き上げ
ること、また、株主資本の効率的運用をあらわす指標としてROEを重視しており、中期的にRO
E25%を維持すること、の2点を目標として掲げております。
コーエーグループ商品以外の売上高を30%程度まで引き上げることにつきましては、
(4)事業等
のリスクにおいてコーエー商品への依存について記載しておりますが、株式会社コーエーの商品開
発力、市場競争力等による当社への影響力を低下させることを目的としております。
コーエーグループ商品以外の売上高の推移は以下のとおりであります。
売上高比率
平成17年3月期
平成18年3月期
平成19年3月期
平成20年3月期
12.1%
13.5%
25.7%
24.1%
1タイトルの販売本数による影響が大きいため、専売メーカー数及び取扱他社タイトル数の増加
が必ずしもコーエーグループ商品以外の売上高比率の増加に直結するものではありませんが、上記
のとおり、コーエーグループ商品以外の売上高比率は上昇傾向にあります。今後とも、更にコーエ
ーグループ以外のメーカーの商品専売を質・量ともに充実させるよう努めてまいります。
ROEの推移につきましては、以下のとおりであります。
ROE
平成17年3月期
平成18年3月期
平成19年3月期
平成20年3月期
23.9%
18.6%
12.3%
16.8%
平成17年3月期以降、利益をあげ、40%を上回る配当を支払いながらも確実に利益剰余金が増加
していることから、純利益/純資産で算定されるROEは減少傾向にあります。
今後は、積極的な株主への利益還元を行っていく中、増収増益基調を継続することにより、RO
Eの回復を図っていく所存であります。
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(2)財政状態に関する分析
(資産、負債、純資産及びキャッシュ・フローの状況に関する分析)
当事業年度末の総資産は、前事業年度末より19億80百万円減少し、77億61百万円となりました。
これは主に、売掛金が18億89百万円減少したことによるものであります。
負債は、前事業年度末より22億10百万円減少し、35億33百万円となりました。これは主に、買掛
金が20億31百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前事業年度末より2億29百万円増加し、42 億27百万円となりました。これは主に、利
益剰余金の増加4億58百万円およびその他有価証券評価差額金の減少2億28百万円によるものであ
ります。
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前事業年度末に対
し77百万円増加し、6億20百万円となりました。
当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は22百万円(前年同期は16億51百万円の収入)となり、前年同期と
比較して16億29 百万円の収入減となりました。これは主に、仕入債務が減少したことによるもので
あります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果増加した資金は3億25 百万円(前年同期は9億51 百万円の支出)となり、前年同
期と比較して12 億76百万円の収入増となりました。これは、有価証券の取得による支出を、有価証
券の売却及び償還による収入が上回ったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は2億31 百万円(前年同期は2億89 百万円の支出)となり、前年同
期と比較して57 百万円の支出減となりました。これは、支払配当金が前年同期を下回ったことによ
るものであります。
(キャッシュ・フロー関連指標の推移)
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
平成18年3月期
平成19年3月期
平成20年3月期
52.5%
41.0%
54.5%
388.6%
162.9%
127.7%
キャッシュ・フロー対有利子負債比率
−
−
−
インタレスト・カバレッジ・レシオ
−
−
−
自己資本比率
時価ベースの自己資本比率
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注)1
株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
2
キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
3
有利子負債残高はありません。
4
営業キャッシュ・フロー及び利払いは、キャッシュ・フロー計算書に計上されている「営業活動
によるキャッシュ・フロー」及び「利息の支払額」を用いております。
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(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、株主への利益還元を経営の最優先課題の一つとして位置付け、配当方針を「年間配当性
向50%あるいは1株当たり年間配当3,750円の維持」としております。具体的には、積極的な利益還
元を実施する方針の下、配当の安定性及び継続性を考慮しながら、毎期の業績に応じて配当金額を
決定してまいりました。平成20年3月期につきましては、お蔭様で、前期比で増収増益となったこ
とから、株主の支援に応えるため増配することとし、年間配当性向48.2%に当たる1株当たり年間
配当金4,300円を第16回定時株主総会に提案させていただく予定であります。
また、次期の配当につきましては、上記の方針に基づき、1株当たり年間配当金3,750円とさせて
いただく予定であります。
内部留保金につ きましては、新規事業活動に対する資金に充当し、より一層の事業拡大に努める
所存であります。
(4)事業等のリスク
①コーエー商品への依存について
当社は、株式会社コーエーの家庭用ビデオゲームソフト及びパソコンソフトの国内向け販売を独
占しております。平成20 年3月期においては、当社の売上高のうちコーエー商品が占める割合は
75.9%(前年同期比1.6ポイント増)
、また、仕入 高については76.5%(同2.1ポイント増)となりま
した。
従って、当社の事業の成長、利益率、市場での競争力等は株式会社コーエーの商品開発力 や市場
での競争力による影響を受ける可能性があります。
②個人情報の保護について
当社は、ポータルサイト「GAMECITY」を通じて通信販売を行っており、お客様の個人情
報をお預りしております。社内での個人情報の管理については、平成17年4月の個人情報保護法の
施行に先駆けて、情報の利用・保管等に関する社内規程を整備し、情報管理の徹底に努めておりま
す。しかしながら、コンピュータシステムのトラブルや犯罪行為などにより、情報の流出や漏洩等
不測の事態が発生した場合には、当社に対する損害賠償請求や信用低下などが考えられ、当社の業
績及び今後の事業展開に大きな影響を与える可能性があります。
③ゲームソフトの違法コピー、中古販売に関わる問題について
当社が販売するゲームソフトにつきましては、相当数の違法コピーが存在し、売上機会損失の一
因となっております。違法コピーに対しては、メーカー各社が独自に対策を講じておりますが、完
全に防止できていないのが現状であります。また、近年のゲームソフト業界においては、中古ソフ
トが市場で流通することにより、リピート販売が極端に低下する傾向にあります。
当社は、これらの問題はゲームソフト業界全体の存亡に関わるものと認識しており、ゲームソフ
ト開発者に対して適切な利益還元を行うため、対策を講じていく所存であります。しかしながら、
対策の進捗によりましては、当社業績への影響が続く可能性があります。
④業績の季節変動について
当社における上期・下期別の業績比率は下期に偏る傾向があります。これは、当社の主力取扱商
品であるゲームソフトの売上がクリスマス・正月等の年末年始及び卒業・入学シーズンである3、
4月頃に増加するためであります。
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2.企業集団の状況
最近の有価証券報告書(平成19年6月25日提出)における「事業系統図(事業の内容)」及び「関係会
社の状況」から重要な変更がないため開示を省略しております。
3.経営方針
(1)会社の経営の基本方針、(2)目標とする経営指標、(3)中長期的な会社の経営戦略、(4)対
処すべき課題
平成19年3月期決算短信(平成19年5月15 日開示)により開示を行った内容から重要な変更がない
ため開示を省略いたします。
当該中間決算短信は、次のURLからご覧いただくことができます。
(当社ホームページ)
http://www.koeinet.co.jp/ir/
(ジャスダック証券取引所ホームページ(
「JDS」検索ページ)
)
http://jds.jasdaq.co.jp/tekiji/
(5)内部管理体制の整備・運用状況
株式会社ジャスダック証券取引所に提出しておりますコーポレート・ガバナンスに関する報告書
の「内部統制システムに関する基本的な考え方及びその整備状況」に記載しております。
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4.財務諸表等
(1)貸借対照表
(単位:千円)
期
科
目
(資
Ⅰ
別
流
動
産
資
の
前事業年度
(平成19年3月31日現在)
当事業年度
(平成20年3月31日現在)
比較増減
金
金
金
額
構成比
額
構成比
%
部)
%
産
1
現 金 及 び 預 金
543,440
620,642
2
売
金
4,578,288
2,688,295
3
有
券
1,350,482
1,176,251
4
商
品
339,921
775,129
5
貯
品
553
89
6
前
用
4,172
9,930
7
繰 延 税 金 資 産
151,456
80,836
8
そ の 他 流 動 資 産
61,918
83,658
9
貸
金
△12,362
△1,882
流 動 資 産 合 計
7,017,871
Ⅱ
掛
価
払
固
1
証
蔵
倒
定
資
費
引
当
5,432,951
70.0
△1,584,920
0.1
△2,396
0.0
△15
有 形 固 定 資 産
物
800
減価償却累計額
760
(2) 車
両
運
搬
具
5,081
減価償却累計額
4,632
(3) 工具、器具及び備品
27,970
減価償却累計額
22,135
有形固定資産合 計
−
40
−
−
1,990
448
1,796
194
17,673
5,834
6,323
13,939
0.1
3,734
3,927
無 形 固 定 資 産
(1) 商
権
26
11
権
3,150
3,150
無形固定資産合 計
3,176
(2) 電
3
72.0
産
(1) 建
2
額
標
話
加
入
0.0
3,161
投資その他の資 産
(1) 投 資 有 価 証 券
2,680,096
2,148,403
10
10
−
−
(4) 長 期 前 払 費 用
130
70
(5) 繰 延 税 金 資 産
28,455
169,533
金
6,096
3,287
投資その他の資産合計
2,714,788
27.9
2,321,305
29.9
△393,483
固 定 資 産 合 計
2,724,288
28.0
2,328,394
30.0
△395,894
資
9,742,160
100.0
7,761,345
100.0
△1,980,814
(2) 出
資
金
(3) 破 産 更 生 債 権 等 ※3
(6) 敷
金
産
保
証
合
計
― 8 ―
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(単位:千円)
期
科
目
(負
Ⅰ
別
流
債
動
負
の
前事業年度
(平成19年3月31日現在)
当事業年度
(平成20年3月31日現在)
比較増減
金
金
金
額
構成比
額
%
部)
債
買
掛
金 ※2
5,002,294
2,970,839
2
未
払
金
131,334
71,218
3
未
用
13,347
5,447
4
未 払 法 人 税 等
298,205
216,562
5
未 払 消 費 税 等
31,480
1,842
6
前
12,003
42,846
7
預
金
3,788
2,350
8
賞
金
18,173
14,058
9
ホ ゚ イ ン ト 値 引 引 当金
12,928
11,262
10
役 員 賞 与 引 当 金
4,945
8,781
11
そ の 他 流 動 負 債
2,876
3,374
流 動 負 債 合 計
5,531,377
Ⅱ
払
費
受
金
り
固
定
負
額
%
1
与
構成比
引
当
56.8
3,348,584
43.1
△2,182,792
債
1
退 職 給 付 引 当 金
66,819
66,802
2
役員退職慰労引当金
36,635
11,119
3
預
金
108,902
107,176
固 定 負 債 合 計
212,357
2.2
185,098
2.4
△27,259
計
5,743,735
59.0
3,533,683
45.5
△2,210,052
金
967,900
9.9
967,900
12.5
−
167,600
2.2
−
り
負
保
債
証
合
(純資産の部)
Ⅰ
株
主
1
資
2
資
資
本
本
本
(1) 資
本
剰
準
余
金
備
金
167,600
資 本 剰 余 金 合 計
3
利
益
(1) 利
益
剰
準
余
金
備
金
167,600
167,600
1.7
74,375
74,375
特 別 償 却 準 備金
146
−
繰 越 利 益 剰 余金
2,767,907
3,226,138
(2) そ の 他 利 益 剰 余 金
Ⅱ
利 益 剰 余 金 合 計
2,842,428
29.2
3,300,513
42.5
458,084
株 主 資 本 合 計
3,977,928
40.8
4,436,013
57.2
458,084
△2.7
△228,846
評価・換算差額等
1
その他有価証券評価差額金
20,495
評価・換算差額等合計
20,495
純
資
産
合
△208,350
0.2
計
3,998,424
41.0
負 債 純 資 産 合 計
9,742,160
100.0
― 9 ―
△208,350
−
4,227,662
54.5
229,237
7,761,345
100.0
△1,980,814
㈱コーエーネット(2697) 平成20年3月期決算短信(非連結)
(2)損益計算書
(単位:千円)
期
科
別
目
(自至
前事業年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日
(自至
当事業年度
平成19年4月1日
平成20年3月31日
前期比
金
額
百分比
金
額
百分比
百分比
14,315,795
100.0
17,305,310
100.0
120.9
12,678,934
88.6
15,420,366
89.1
121.6
1,636,860
11.4
1,884,943
10.9
115.2
920,757
5.3
95.1
964,186
5.6
144.2
251,007
1.4
129.8
71,730
0.4
381.5
1,143,463
6.6
135.6
10,480
0.1
−
−
−
−
1,153,943
6.7
142.7
463,562
2.7
139.1
690,380
4.0
145.2
)
)
%
Ⅰ
売
Ⅱ
売
上
上
売
Ⅲ
高
原
上
価
総
※1
利
益
%
%
販売費及び一般管理費
1
荷
造
発
送
費
190,320
228,395
2
販
売
促
進
費
76,193
80,454
3
役
酬
50,014
40,842
4
従 業 員 給 料 手 当
235,975
213,093
5
従
与
32,606
26,197
6
賞与引当金繰入 額
18,173
14,058
7
役員賞与引当金繰入額
4,945
8,781
8
法
費
37,116
32,069
9
賃
料
50,481
40,805
10
減
価
償
却
費
4,931
2,074
11
支
払
手
数
料
162,470
128,461
12
貸倒引当金繰入 額
4,421
−
13
そ
員
業
定
員
福
賞
利
借
の
営
Ⅳ
報
業
他
利
100,616
益
968,266
6.7
668,594
4.7
105,522
営 業 外 収 益
1
有 価 証 券 利 息
183,954
228,597
2
デ リ バ テ ィ ブ 益
−
2,117
3
そ
他
9,450
1
デリバティブ損失
12,456
−
2
為
損
4,540
64,794
3
有 価 証 券 売 却 損
−
1,251
4
そ
Ⅴ
の
193,405
1.3
20,291
営 業 外 費 用
替
の
経
Ⅵ
Ⅶ
他
常
特
別
1
差
利
利
益
別
損
レンタル事業清算損
2
貸
倒
−
843,197
5.9
−
−
損
失
30,495
3,932
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
360,450
法 人 税 等 調 整 額
△27,090
期
0.1
5,684
10,480
失
1
当
18,802
益
貸倒引当金戻入益
特
1,805
純
利
益
−
34,427
0.3
808,769
5.6
−
379,539
333,359
2.3
475,410
3.3
― 10 ―
84,023
㈱コーエーネット(2697) 平成20年3月期決算短信(非連結)
(3)株主 資本等変動計算書
前事業年度(自 平成18年4月1日 至 平成19年3月31日)
(単位:千円)
株 主 資 本
利益剰余金
資本剰余金
資本金
平成18年3月 31日残高
967,900
資本
準備金
資本
剰余金
合計
167,600
利益
準備金
その他利益
剰余金
特別償却
準備金
167,600
74,375
繰越利益
剰余金
利益
剰余金
合計
株主資本
合計
610
2,586,055
2,661,041
3,796,541
特別償却準備金の取崩
△231
231
−
−
特別償却準備金の取崩(注)
△231
231
−
−
△290,370
△290,370
△290,370
役員賞与(注)
△3,652
△3,652
△3,652
当期純利益
475,410
475,410
475,410
事業年度中の変動額
剰余金の配当(注)
株主資本以外の項目の事業
年度中の変動額(純額)
事業年度中の変動額合計
平成19年3月 31日残高
−
−
−
−
−
△463
181,851
181,387
181,387
967,900
167,600
167,600
74,375
146
2,767,907
2,842,428
3,977,928
評価・換算差額等
その他
有価証券
評価差額金
平成18年3月 31日残高
△74,040
純資産
合計
評価・換算
差額等合計
△74,040
3,722,500
事業年度中の変動額
特別償却準備金の取崩
−
特別償却準備金の取崩(注)
−
剰余金の配当(注)
△290,370
役員賞与(注)
△3,652
当期純利益
475,410
株主資本以外の項目の事業
年度中の変動額(純額)
94,536
94,536
94,536
事業年度中の変動額合計
94,536
94,536
275,924
平成19年3月 31日残高
20,495
20,495
3,998,424
(注)平成18年6月の定時株主総会における利益処分項目であります。
― 11 ―
㈱コーエーネット(2697) 平成20年3月期決算短信(非連結)
当事業年度(自 平成19年4月1日 至 平成20年3月31日)
(単位:千円)
株 主 資 本
利益剰余金
資本剰余金
資本金
平成19年3月 31日残高
967,900
資本
準備金
資本
剰余金
合計
167,600
利益
準備金
その他利益
剰余金
特別償却
準備金
167,600
74,375
繰越利益
剰余金
利益
剰余金
合計
株主資本
合計
146
2,767,907
2,842,428
3,977,928
△146
146
−
−
△232,296
△232,296
△232,296
690,380
690,380
690,380
事業年度中の変動額
特別償却準備金の取崩
剰余金の配当
当期純利益
株主資本以外の項目の事業
年度中の変動額(純額)
事業年度中の変動額合計
平成20年3月 31日残高
−
−
−
−
−
△146
458,231
458,084
458,084
967,900
167,600
167,600
74,375
−
3,226,138
3,300,513
4,436,013
評価・換算差額等
その他
有価証券
評価差額金
平成19年3月 31日残高
20,495
評価・換算
差額等合計
20,495
純資産
合計
3,998,424
事業年度中の変動額
特別償却準備金の取崩
−
剰余金の配当
△232,296
当期純利益
株主資本以外の項目の事業
年度中の変動額(純額)
690,380
△228,846
△228,846
△228,846
事業年度中の変動額合計
△228,846
△228,846
229,237
平成20年3月 31日残高
△208,350
△208,350
4,227,662
― 12 ―
㈱コーエーネット(2697) 平成20年3月期決算短信(非連結)
(4)キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
期
別
(自至
科
Ⅰ
前事業年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日
) (自至
金
目
額
当事業年度
平成19年4月1日
平成20年3月31日
)
金
額
比較増減
金
額
営業活動によるキャッシュ・フロー
1
税
2
減
3
4
引
前
当
益
808,769
1,153,943
345,173
費
7,181
2,074
△5,106
賞 与 引 当 金 の 増 減 額 (減少 :△ )
△869
△4,115
△3,245
ポ イ ン ト 値 引 引 当 金 の 増 減 額(減 少 : △)
△3,167
△1,666
△1,500
5
退職給付引当金の増減額(減少:△)
5,531
△16
△5,548
6
役 員 退 職 慰 労 引 当 金 の 増 減 額 ( 減 少 : △)
△150
△25,516
△25,366
7
役員賞与引当金の増減額(減少:△)
4,945
3,835
△1,109
8
貸倒引当金の増減額(減少:△)
1,419
△10,480
△11,899
9
受取利息、有価証券利息及び受取配当金
△191,349
△242,355
△51,005
10
有価証券・投資有価証券売却損益(益:△)
42
1,251
1,208
11
デ リ バ テ ィ ブ 損 益 (益 :△ )
12,456
△2,117
△14,574
12
レ ン タ ル 事 業 清 算 損
30,495
−
△30,495
13
売 上 債 権 の 増 減 額 (増 加 :△ )
△1,742,495
1,889,993
3,632,489
14
た な 卸 資 産 の 増 減 額 (増加 :△ )
454,240
△434,744
△888,985
15
前 渡 金 の 増 減 額 (増 加 :△ )
82,885
−
△82,885
16
仕 入 債 務 の 増 減 額 (減 少 :△ )
2,287,823
△2,031,454
△4,319,278
17
未払消費税等の増減額(減少:△)
20,432
△29,637
△50,069
18
未 払 人 件 費 の 増 減 額 (減少 :△ )
3,431
△7,899
△11,331
19
営業保証金の増減額(減少:△)
△3,192
△1,726
1,466
20
役
額
△3,652
−
3,652
21
そ
他
73,447
26,112
△47,335
1,848,225
285,479
△1,562,746
163,479
196,644
33,164
額
△360,000
△460,041
△100,040
営業活動によるキャッシュ・フロー
1,651,704
22,082
△1,629,622
価
期
員
純
償
賞
利
与
却
の
支
払
の
小
計
22
利息及び配当金の受取額
23
法
Ⅱ
人
税
等
の
支
払
投資活動によるキャッシュ・フロー
1
有 価 証 券 ・ 投 資 有 価 証 券 の 取 得 に よ る 支出
△1,905,685
△4,744,345
△2,838,660
2
有価証券・投資有価証券の売却及び償還による収入
973,463
5,070,094
4,096,631
3
有形固定資産の取得による支出
△537
△303
233
4
無形固定資産の取得による支出
△18,264
−
18,264
投資活動によるキャッシュ・フロー
△951,023
325,445
1,276,469
Ⅲ
財務活動によるキャッシュ・フロー
1
短 期 借 入 金 に よ る 収 入
430,000
−
△430,000
2
短期借入金の返済による支出
△430,000
−
430,000
3
配
額
△289,633
△231,798
57,835
財務活動によるキャッシュ・フロー
△289,633
△231,798
57,835
Ⅳ
現金及び現金同等物に係る換算差額
37
△38,528
△38,566
Ⅴ
現金及び現金同等物の増減額(減少:△)
411,085
77,201
△333,883
Ⅵ
現金及び現金同等物の期首残高
132,355
543,440
411,085
Ⅶ
現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 期 末 残 高 ※1
543,440
620,642
77,201
当
金
の
支
払
― 13 ―
㈱コーエーネット(2697)
平成20年3月期決算短信(非連結)
財務諸表作成の基本となる重要な事項
項目
1.固定資産の減価償却の方法
自
至
(
前事業年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日
)
(1)有形固定資産
定率法
主な耐用年数は以下のとおりで
あります。
建物
3年
車両運搬具
6年
工具、器具及び備品 3〜10年
自
至
(
当事業年度
平成19年4月1日
平成20年3月31日
)
(1)有形固定資産
定率法
主な耐用年数は以下のとおりで
あります。
建物
3年
車両運搬具
6年
工具、器具及び備品 3〜10年
(会計方針の変更)
法人税法の改正((所得税法等に
一部を改正する法律 平成19年3月
30日 法律第6号)及び(法人税法
施行令の一部を改正する政令平成19
年3月30日 政令第83号))に伴
い、平成19年4月1日以降に取得し
たものについては、改正後の法人税
法に基づく方法に変更しておりま
す。これによる損益に与える影響は
軽微であります。
(追加情報)
平成19年3月31日以前に取得した
資産については、改正前の法人税法
に基づく減価償却の方法の適用によ
り取得価額の5%に到達した事業年
度の翌事業年度より、取得価額の
5%相当額と備忘価額との差額を5
年間にわたり均等償却し、減価償却
費に含めて計上しております。これ
による損益への影響は軽微でありま
す。
なお、上記「1.固定資産の減価償却の方法(1)有形固定資産」以外は、最近の有価証券報告書(平成19年6月25
日提出)における記載から重要な変更がないため開示を省略しております。
― 14 ―
㈱コーエーネット(2697)
平成20年3月期決算短信(非連結)
注記事項
1.貸借対照表関係
※1
※2
前事業年度
(平成19年3月31日現在)
関係会社に係る注記
区分掲記されたもの以外で各科目に含まれている
関係会社に対するものは次のとおりであります。
買掛金
4,323,724千円
破産更生債権等は貸倒引当金14,698千円を相殺表
示しております。
※1
※2
当事業年度
(平成20年3月31日現在)
関係会社に係る注記
区分掲記されたもの以外で各科目に含まれている
関係会社に対するものは次のとおりであります。
買掛金
2,605,343千円
破産更生債権等は貸倒引当金7,831千円を相殺表
示しております。
2.損益計算書関係
(自至
※1
前事業年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日
(自至
当事業年度
平成19年4月1日
平成20年3月31日
)
関係会社に係る注記
区分掲記されたもの以外で各科目に含まれている
関係会社に対するものは次のとおりであります。
当期商品仕入高
9,087,043千円
※1
)
関係会社に係る注記
区分掲記されたもの以外で各科目に含まれている
関係会社に対するものは次のとおりであります。
当期商品仕入高
12,126,706千円
3.株主資本等変動計算書関係
前事業年度(自
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
(1)発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
前事業年度末
株式数(株)
当事業年度
増加株式数(株)
当事業年度
減少株式数(株)
当事業年度末
株式数(株)
普通株式
77,432
−
−
77,432
合計
77,432
−
−
77,432
普通株式
−
−
−
−
合計
−
−
−
−
発行済株式
自己株式
(2)新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
該当事項はございません。
(3)配当に関する事項
①配当金支払額
決議
株式の種類
平成 18 年6月 23 日
定時株主総会
普通株式
配当金の総額
(千円)
290,370
1株当たり
配当金
(円)
基準日
効力発生日
3,750
平成 18 年3月 31 日
平成 18 年6月 23 日
― 15 ―
㈱コーエーネット(2697)
平成20年3月期決算短信(非連結)
②基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
決議
株式の種類
配当金の総額
(千円)
配当の原資
1株当たり
配当金
(円)
平成 19 年6月 22 日
普通株式
232,296
利益剰余金
3,000
定時株主総会
当事業年度(自
平成19年4月1日
至
基準日
効力発生日
平成19年3月31日 平成19年6月25日
平成20年3月31日)
(1)発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
前事業年度末
株式数(株)
当事業年度
増加株式数(株)
当事業年度
減少株式数(株)
当事業年度末
株式数(株)
普通株式
77,432
−
−
77,432
合計
77,432
−
−
77,432
普通株式
−
−
−
−
合計
−
−
−
−
発行済株式
自己株式
(2)新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
該当事項はございません。
(3)配当に関する事項
①配当金支払額
決議
株式の種類
平成 19 年6月 22 日
定時株主総会
普通株式
配当金の総額
(千円)
232,296
1株当たり
配当金
(円)
基準日
効力発生日
3,000
平成 19 年3月 31 日
平成 19 年6月 25 日
②基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
決議
株式の種類
配当金の総額
(千円)
配当の原資
1株当たり
配当金
(円)
平成 20 年6月 19 日
普通株式
332,957
利益剰余金
4,300
定時株主総会
基準日
効力発生日
平成20年3月31日 平成20年6月20日
4.キャッシュ・フロー計算書関係
前事業年度
自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日
※1 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲
記されている科目の金額との関係
(平成19年3月31日現在)
現金及び預金勘定
543,440千円
(
現金及び現金同等物
)
当事業年度
自 平成19年4月1日
至 平成20年3月31日
※1 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲
記されている科目の金額との関係
(平成20年3月31日現在)
現金及び預金勘定
620,642千円
543,440千円
― 16 ―
(
現金及び現金同等物
)
620,642千円
㈱コーエーネット(2697)
5.持分法損益等
前事業年度(自 平成18年4月1日
該当事項はありません。
当事業年度(自 平成19年4月1日
該当事項はありません。
至
平成19年3月31日)
至
平成20年3月31日)
平成20年3月期決算短信(非連結)
6.1株当たり情報
前事業年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日
自
至
(
)
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益金額
(注) 1
2
自
至
(
51,637円89銭
6,139円72銭
当事業年度
平成19年4月1日
平成20年3月31日
)
1株当たり純資産額
54,598円39銭
1株当たり当期純利益金額
8,915円96銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式がないため記載しておりません。
1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は以下のとおりであります。
項目
(
自
至
前事業年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日
当期純利益(千円)
自
至
)
(
当事業年度
平成19年4月1日
平成20年3月31日
)
475,410
690,380
普通株主に帰属しない金額(千円)
−
−
普通株式に係る当期純利益(千円)
475,410
690,380
77,432
77,432
普通株式の期中平均株式数(株)
7.重要な後発事象
(株式会社コーエーとの株式交換契約締結について)
当社は、平成20 年5月13日開催の取締役会において、平成20年8月1日を効力発生日として、下記
の通り、株式会社コーエー(以下、「コーエー」といいます)を株式交換完全親会社、当社を株式交
換完全子会社とする株式交換(以下、「本株式交換」といいます)を行うことを決議し、同日付で株
式交換契約を締結いたしました。
なお、本株式交換は、定時株主総会の承認を得て行う予定です。
本株式交換の結果、効力発生日である平成20年8月1日をもってコーエーは当社の完全親会社とな
り、株式会社ジャスダック証券取引所に上場しております完全子会社となる当社の株式は平成20 年7
月28日に上場廃止(最終売買日は平成20年7月25日)となる予定です。
(1)株式交換による完全子会社化の目的
①本株式交換の目的
コーエーは、「創造と貢献」という精神のもと、「世界No.1のエンターテインメント・コンテン
ツ・プロバイダー」をビジョンとして掲げ、常に新しいエンターテインメントを創発しつづけてお
ります。ゲームソフト分野では、「信長の野望」、「三國志」、「真・三國無双」、「ネオロマン
ス」など数多くの人気シリーズを生み出しました。なかでも「真・三國無双」シリーズにおいて確
立されたタクティカルアクションジャンルにおいては、「戦国無双」、「ガンダム無双」、「無双
OROCHI」と展開し、シリーズ累計販売本数は世界で1,500万本を超えるなど、「無双」ワールドは多く
のお客様から熱烈な支持をいただいております。また、オンラインゲーム分野では、草創期に投入
した「信長の野望Online」をはじめ、4タイトルのMMO(Massively Multi‑player Online=多人数
同時参加型オンラインゲーム)を国内及びアジア各地域にてサービスインするなど、常に市場を牽
引してまいりました。海外には10箇所の開発及び販売拠点を設け、グローバリゼーションも積極的
に拡大しております。
― 17 ―
㈱コーエーネット(2697)
平成20年3月期決算短信(非連結)
当社は、コーエーの子会社として国内向けパソコン用ゲームソフト及び家庭用ビデオゲーム
ソ フ ト 市 場 に お い て 流 通 事 業 を 展 開 し て ま い り ま し た 。 平 成 11年 に は GAMECITY
(http://www.gamecity.ne.jp)を開設し、いち早くインターネット事業に参入するなどeコマース
にも積極的に取り組んでおり、流通事業の拡大を通じたコーエーグループの企業価値向上を目的に、
平成13 年6月に日本証券業協会が開設する店頭売買有価証券市場に株式を店頭公開(平成16年12月
ジャスダック証券取引所に株式を上場)し、現在はコーエーが発行済株式総数の85.36%を保有する
同社連結子会社として、コーエーグループの国内流通事業の中核を担う会社となっております。
コーエーは、平成19年11 月に中期経営計画「コーエービジョン2011」を策定いたしました。平成
24年3月期までを「挑戦と変革」の期間と位置づけ、強力なゲームシステムと事業ポートフォリオ
を創りあげ収益を大幅に拡大するとともに、長期的な安定成長を可能にする経営基盤を確固たるも
のにしてまいる所存であります。「コーエービジョン2011」の下、ゲームソフト、オンライン・モ
バイル、メディア・ライツを3つの事業の柱として、企業価値向上に向けた取組みを実施しており
ます。一方、ハードウェアの高性能化、携帯型ゲーム機の飛躍的な普及、オンライン・モバイルに
おけるコミュニティの急成長などにより、エンターテインメント事業を取り巻く環境変化のスピー
ドは一段と加速し、お客様のニーズが多様化、高度化するとともに、市場競争も激化しております。
このような環境下で、グループ全体の中長期戦略のもと迅速な経営判断及び機動性の高い戦略遂行
を行うためには、本株式交換を通じてコーエーネットを完全子会社化することが必要であると判断
いたしました。
当社といたしましても、平成16 年12月にジャスダック証券取引所に株式を上場して以来、コンピ
ュータエンターテインメント商品のトップディストリビューターを目指し、国内外のメーカーとの
アライアンスとそれに伴うグループ外コンテンツの拡充、及びeコマースに積極的に取り組んでま
いりました。この間、グループ外商品売上比率は平成16年3月期の10.6%から平成20年3月期には
24.1%へ、eコマース売上高も同期間で10 億6百万円から26億75百万円と、共に順調に推移いたし
ました。一方、特にeコマースの事業環境は、様々なサービスの登場やネットショッピングの普及
等、大きく変化しております。また、平成19年11 月に発表いたしました中期経営計画におきまして
も、今後大きく成長の見込まれるeコマース分野はその中核をなす事業分野と位置づけております。
このような環境下において、競争力向上のため、また中期経営計画達成のため、当社はeコマース
事業の格段の強化が必要と認識し、当社の資産である人的・営業基盤とコーエ ーの資産であるコン
テンツやシステムインフラ等が最大限にシナジーを発揮する環境を整え、コーエーと一体となりこ
れまで以上に迅速な意思決定と柔軟かつ効率的な経営施策の実行を図ることが、当社の企業価値最
大化の実現においても最善であるとの判断から今般コーエーの完全子会社となることを選択いたし
ました。さらに、コーエーグループ外の取引先との間の商品のお取扱いにおきましても、eコマー
スの充実等を含む、流通における露出度の向上、営業力の強化を通じ、一層のご支持を得られるも
のと考えております。
今後は、コーエーグループの経営資源をより一層有効に活用し、グループ全体の経営効率を改善
するとともに、創り手と売り手の連携強化を通じて、魅力的かつ独創的なコンテンツ及びサービス
をタイムリーにお客様に提供し続けることにより、グループ全体の競争力を一段と強化してまいり
ます。また、本株式交換で新たにコーエー株式を保有することとなる当社株主におかれましては、
従来以上の利益還元を享受いただけますよう、コーエーグループとしての中長期的な成長戦略を確
実に実行し、両社の企業価値の向上を目指してまいります。
②利益相反を回避するための措置
当社の取締役5名の内、伊従勝はコーエーの代表取締役執行役員会長、また松原健二はコーエー
の代表取締役執行役員社長を兼任しており、コーエーにおける本株式交換の意思決定に関与しうる
立場にあるため、利益相反回避の観点から、ともに当社の取締役会における審議及び決議に参加し
ませんでした。
一方、コーエーの取締役6名の内、小林伸太郎は当社の代表取締役社長を兼任しており、当社に
おける本株式交換の意思決定に関与しうる立場にあるため、利益相反回避の観点から、コーエーの
取締役会における審議及び決議に参加しませんでした。
― 18 ―
㈱コーエーネット(2697)
平成20年3月期決算短信(非連結)
(2)株式交換の要旨
①株式交換の日程
株式交換決議取締役会(両社)
平成20年5月13日(火)
株式交換契約締結(両社)
平成20年5月13日(火)
株式交換承認株主総会(定時)
平成20年6月19日(木)(予定)
(コーエーネット)
最終売買日(コーエーネット)
平成20年7月25日(金)(予定)
上場廃止日(コーエーネット)
平成20年7月28日(月)(予定)
株式交換効力発生日
平成20年8月1日(金)(予定)
株券交付日(コーエー)
平成20年9月中旬(予定)
(注)本株式交換は、コ ーエーについては、会社法第796条第3項の規定に基づき簡易株式交換
の手続きにより、株主総会の承認を受けずに行う予定です。
②株式交換に係る割当ての内容
会社名
株式交換に係る
割当ての内容
株式交換により
発行する新株式数
株式会社コーエー
(株式交換完全親会社)
株式会社コーエーネット
(株式交換完全子会社)
1
90
普通株式:1,020,240株
(注)1.株式割当比率
当社普通株式1株に対して、コーエー普通株式90株を割当て交付する。ただし、コー
エーが保有する当社普通株式66,096株については、本株式交換によるコーエー普通株
式の割当てを行いません。
2.本株式交換により交付する株式数等
コーエーは、本株式交換の前日の最終の当社の株主名簿(実質株主名簿を含みま
す。)に記載又は記録された株主(実質株主を含みます。但し、コーエーは除きま
す。)に対し、当社の普通株式に代わり、その保有する当社の普通株式の数の合計数
に90を乗じた数のコーエーの普通株式を交付します。
3.単元未満株式の取扱い
本株式交換にともない、コーエーの単元未満株式を保有することとなる株主において
も、株式数に応じて本株式交換の効力発 生日以降の日を基準日とするコーエーの配当
金を受領する権利を有することとなりますが、取引所市場において単元未満株式を売
却することはできません。コーエーの単元未満株式を保有することとなる株主におい
ては、コーエー株式に関する以下の制度をご利用いただくことができます。なお、取
扱開始時期等の詳細につきましては、株券提出に関するご案内にあわせてご通知する
予定です。
・単元未満株式の買取り制度(単元未満株式の売却)
市場で売却することができない1単元に満たない数のコーエー株式をコーエーが株
主より買い取る制度です。なお、買取りについては、本株式交換効力発生日(平成
20年8月 1日(金)(予定))よりご請求いただくことができます。買取り代金の
お支払いは平成20年9月下旬より開始させていただく予定です。
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㈱コーエーネット(2697)
平成20年3月期決算短信(非連結)
8. 開示の省略
リース取引、有価証券、デリバティブ取引、関連当事者との取引、税効果会計、退職給付、ストック・オプシ
ョン等、企業結合等に関する注記事項につきましては、決算発表時における開示の必要性が大きくないと考えら
れるため開示を省略しております。
5.販売の状況(分野別)
区
(自至
前事業年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日
分
売上金額
ディストリビューション
(家庭用ビデオゲームソフト)
ディストリビューション
( パ ソ コ ン ソ フ ト )
の
合
(注) 1
2
3
構 成 比(%)
)
売上金額
構 成 比(%)
10,894,453
76.1
13,643,523
78.8
983,057
6.9
933,578
5.4
2,372,917
16.6
2,675,669
15.5
他
65,366
0.4
52,538
0.3
計
14,315,795
100.0
17,305,310
100.0
eビ ジ ネ ス( G A M E C I T Y )
そ
(自至
)
(単位:千円)
当事業年度
平成19年4月1日
平成20年3月31日
ディストリビューション(家庭用ビデオゲームソフト)には、家庭用ビデオゲームソフト及び周辺機器
の卸売分野の数値を記載しております。
ディストリビューション(パソコンソフト)には、パソコンソフト及び周辺機器の卸売分野の数値を記
載しております。
eビジネス(GAMECITY)には、GAMECITY分野(インターネットを利用した通信販売等)の数値
を記載しております。
6.監査役の異動(平成20年6月19日予定)
当社は、平成20年5月13日開催の取締役会において、下記のとおり監査役の人事異動について内定
いたしましたのでお知らせいたします。
(1) 新任監査役候補
監査役(常 勤)
監査役(非常勤)
鳥居
松井
勉(現
美義(現
当社顧問)
株式会社コーエー監査役)
(注)1.平 成20年6月19日開催予定の第16回定時株主総会を経て、監査役に就任予定でありま
す。
2.新任監査役候補者の松井 美義氏は、会社法第2条第16号に定める社外監査役であり
ます。
(2) 退任予定監査役
監査役(非常勤)
森谷
享右
(注)森谷 享右氏は、平成20年6月19 日開催予定の第16回定時株主総会をもって辞任の予定で
あります。
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