仕事に、家庭に、輝きを Cl os e- Up, J- CS R F ile2 「お客さまの満足」は、まず「従業員の満足」から。ジョーシンは従業員に実際に育児休業制度や育児短時間勤務制度を利用しながら勤務されてとってやりがいのある、安心して働きやすい職場環境づくりを推進しています。いるお2 人の女性社員をクローズアップし、日頃どのようにして仕事とその具体的施策として、養育する子どもが1才に達するまで休業できる家庭を両立しているかを語っていただきます。東京東海営業部に所属する「育児休業制度」、子どもが3才に達するまで1日の労働時間を短縮できる「杉村広子」さんは、つい先頃2人目の出産を終え、育児休業から復職「育児短時間勤務制度」を導入。これらの制度が、経験豊富な人材のされたばかり。復職後も育児短時間勤務制度を利用し、上手に子育てや確保や職場の活性化につながるものと考えています。すべての従業員が仕事をこなしています。桜井店（奈良県）勤務の「小川千恵巳」さんは、それぞれのライフステージや人生観に応じて、仕事と家庭を両立させ、意欲主婦ならではの視点でお客さまに商品をおすすめしたり、お話したりするのが的に仕事に取り組むことが、お客さま満足につながると私たちは考えています。得意。まさにトップセールスレディといえる存在です。 ※育児休業制度、育児短時間勤務制度の利用は、当社「育児休業規程」にしたがった申請が必要です。 13 Joshin CSR Report Joshin CSR Report 14 C lose-U p, J-C S R F ile2 あたたかい職場と家庭が最高のスタッフを育てる東京東海営業部（東京勤務）主任桜井店（奈良県）勤務販売担当杉村広子小川千恵巳平成４年入社し、現在、子どもが2人。上の子が３才、下の子は10ヵ月になります。大学時代は英語を専攻。入社後は、日本橋5ばん館の「TAX FREE（免税店）」に 2回目の育児休業制度を利用し、今年の4月1日に復職しました。ようやく育児と仕配属されました。当時は花博が開催され、外国人のお客さまが多く、好きな英語が事の時間の配分にも慣れてきたところですね。今の仕事は、総務全般です。東京使えて、楽しみながら仕事をしていましたね。日本橋には7年間いて、1人目の出産をエリア内の電話対応や新店オープンの時は、お店で勤務していただく女性パート機に、育児休業制度を利用しました。その後、地元の奈良のお店で働くようになり、さんの採用を担当するなど、事務的な仕事がメインです。パートさんが妊娠・出産冷蔵庫などの白モノ家電の販売を始めました。一から覚えることが多くて、初めはした場合は、自分の経験を踏まえて、いろいろとアドバイスさせていただいております。苦労しましたね。毎日使うものなので、自分ならどう使うかということを考えながら、仕事には大変、満足しています。営業店でお客さまに接するよりは、従業員の販売をしてきました。 C h ie m i O gawa フォローなど、縁の下の力持ち的な仕事が向いているのではないかと自分では思いますね。例えば洗濯機。上の子どもが野球をしているんですけど、同じような立場の一人目の出産時から、育児休業制度と育児短時間勤務制度をセットで利用ながら、使う人の立場で、接客できるのが強みかなと思います。この仕事の魅力は、お客さまには決しておすすめしない商品もあります。主婦なので自らの体験を交えしています。今は朝6時に起き、子どもを8時過ぎに保育園に送り届け、10時に人とのつながりですね。体調がすぐれない時はお客さまが「大丈夫？」と心配して出社。16時まで働き、18時くらいに2人の子どもを保育園に迎えに行くというくれたり、子どもが病気の時は相談にのってくれたり…。まさにお客さまに支えて毎日です。夫婦ともに両親が近くに住んでいるわけではないので、育児短時間いただいているんですよ。勤務制度がなかったら継続して働くことができなかったと思います。育児休業については、やはり周りの理解が大切ですね。１回目の妊娠の時、仕事と家庭の両立は大変ですが、家事は効率よく、あまり余計な掃除はしない会社がすんなり認めてくれたのが本当にうれしかったです。2回目の育児休業後、とか、できないことはできないという感じで、割り切ってやっています（笑）。また、今の辻本店長のもとで働くことになりました。店長にすれば私は当然ブランクが主人の会社が休みの日は、主人が丸 1日、育児・家事をしてくれるので大変ありますし、正直やっかいだなと思っていたはずです（笑）。でもそんな私の心配を助かっています。子どもの急な病気の時などは、仕事を早退させていただくこともよそに、温かく迎えてくれたことがうれしかったですね。ただやっぱり休業明けは、ありますし、本当に周りの人たちに支えられていると思います。しんどい面もありました。1 年も経つと商品は随分変わりますし、まさしく浦島太郎状態でした（笑）。今は職場で3人のローテーションを組んでいるんですけど、妊娠や出産で仕事をやめざるをえなかったり、復職しても前の部署とまったく子どもが病気の時など、残りの2人が私に休みを譲ってくれます。違うところに異動になる企業が多いなか、当社の場合は育児休業制度の規定の H i ro ko Su g i mu ra 15 Joshin CSR Report なかに、復職前と同じ内容の仕事ができるという項目がありましたので、安心して今後の夢ですが、大学時代、ホームステイした時にお世話になった方に、自分の出産に専念できました。今後の目標は、子どもたちから尊敬される母でいたい、家族を連れて会いにいきたいですね。仕事の面ではいつか主任になって、どんどんということ。そして、このまま仕事が続けられて、1日でも長くジョーシンの一員として若い人にアドバイスできるような人間になりたいです。最終的な目標は、もちろん頑張っていけたらと思っています。店長になることかな（笑）。東京東海営業部部長桜井店店長吉良満辻本和司杉村主任には、スタッフ業務の中で、主にデータやパートさんの管理、小川さんとは、彼女が2回目の育児休業後から、一緒に仕事をしてい総務関係の仕事をしていただいております。とても的確な仕事ぶりで、ます。当時は産休をとった後に、復職して仕事を再開する人がまだま彼女が事務所にいると、他のスタッフも安心して業務に専念できるようだ少なかったので、初めはどう対応していいか戸惑う部分もありましたが、です。経験を積まれた方が結婚、出産を機に退職するケースが多いなか、実際にはすぐ現場にとけ込んでくれて、私の心配は全くの杞憂に終わり仕事と家庭を両立している杉村さんは、大いに頑張ってくれています。ました。普通、販売員というのは、商品の話に陥りがちです。小川さんの今現在、育児短時間勤務制度を利用されていますが、フルタイム場合、母や主婦の視点で商品をすすめたり、お話したりするのが誰より勤務の社員と仕事内容や評価が変わることもありません。お子さまがも抜きん出ています。これは男性従業員にはない強みです。小川さん 2人になり、仕事との両立はかなり大変だと思いますが、いつまでも、みたいな感覚の販売員がもうひとつステップアップして役職につくと、東京エリア事務所の「大黒柱」として頑張って欲しいです。またちょっと会社やお店が変わるのかなと思います。 Joshin CSR Report 16