スポーツ系子ども服の安全設計ガイドライン

スポーツ系子ども服の安全設計ガイドライン
一般社団法人 日本スポーツ用品工業協会
改定 2015 年 4 月 1 日
子ども服とは
13 歳未満またはジュニア用として企画されたスポーツウェア全般と定義する。
フード
(1) フードは子どもの視覚や聴覚に制限をもたらすことがあるので、用途や生活環境
を考慮し、この制限が出来るだけ少なくなるようなデザインが望ましい。
(2) フードに力が加わった場合、ホック仕様など本体から外れる仕様も有効に活用す
ることが望ましい。
<適用される製品>
織物(布帛)製品
<適用は任意とするが、各社安全性確保に努める製品>
レインウエア・ウェットスーツ
<適用外とする製品>
ニット製品
ひ
も

JIS L 4129「子ども用衣料の安全性‐子ども衣料に付属するひもの要求事項」に準
じること。
<適用される製品>
ゲームパンツ(短パン)全般、一般パンツ全般、トレーニングジャージ全般、スウェット
全般、ブレーカー全般、シャツ全般、アウトドア外衣全般、スキースノーボードウェア
全般、遊泳水着、フィットネス水着、学校用として企画された水着 等
<適用は任意とするが、各社安全性確保に努める製品>
(ウェア)下着、競泳水着(スクール含む)、ウェットスーツ、武道衣、レオタード、スキ
ー・スケート競技スーツ 等
(ウェア以外)シューズ、履物、手袋、帽子、マフラー、ネックウォーマー、スカーフ、
ベルト、サスペンダー(単品)、アームバンド等も適用は任意とするが、各社安全性に配
慮すること。
ファスナー
(1) 金属ファスナーは使用しない。
(2) 上着は首や顎などを挟まない仕様とする。
(3) パンツにはインナーフラップを付ける。
<適用される製品>
全てのスポーツ系子ども服
靴
下
滑りにくい工夫を施すことが望ましい。
《附則》
制定:2009 年 3 月 4 日 ※2009 年 3 月 4 日 JASPO 理事会承認
改定履歴:
2015 年 4 月 1 日 JIS L 4129「子ども用衣料の安全性-子ども用衣料に附属するひもの要求事項」が
2015 年 12 月に制定公示されることによる見直し