平成28年9月1日発行

市川市立南行徳中学校
学校だより
平成28年9月1日
校長
№ 8
小谷野
信
2学期を迎えるにあたって
今日から2学期がスタートします。3年生はいよいよ進路に向けての最後の準備
段階となります。2年生は、3年の先輩たちから引き継いだ部活動や生徒会や委員
会などの中心となって活動する時期となります。1年生は、もはや新入生ではなく、
南行徳中生として上級生の後を追いながら、南行徳中学校を支えるチームの一員で
す。皆さんが自分の役割を自覚して、活躍してくれることを期待しています。
「本」を読もう!(始業式でお話したことの一部です。)
夏休み中に私が読んだ「本」の話をします。
実は、先生方にも夏休みの宿題が出されました。それは、図書委員会の皆さんからのも
ので、自分の「愛読書」を紹介することと、それについてのコメントを書くことでした。
私は本が好きで、いままで、たくさんいろいろな本を読んできたのですが、生徒の皆さん
に紹介するということで、「皆さんに読んでもらいたい」本を選びました。
「好奇心を“天職”に変える空想教室」という本です。
最初の部分を少し紹介します。
あなたはなにが好きですか。ぼくはロケットが好きです。
小さな町工場で、ぼくはロケットを作っています。
宇宙に飛び出す、本物のロケットです。
この世には、よっぽど頭が良くないと、よっぽどお金を持っていないと、
よっぽど才能とか経験がないと、
『どうせ無理だ』といわれることがたくさんあります。
でも、あんなにちっぽけな工場の人だって、ロケットを飛ばせるくらいだから、
もしかしたら、自分にもなにかできるんじゃないか。
そんな風に、感じてもらえたらいいなと思って、ぼくはロケットを作っています。
これは、北海道の赤平という小さな町にある町工場でロケットを作っている人が書いた
本です。書いた人は、植松電機という会社の植松努さんという人
です。自分で会社を作ったのですね。
この作者は言います。
「これからの時代、
『夢』を持つことは大
切です。」
どうしてか、その理由は、
これから、どんどん人口が減っていきます。また、10年後に
は、大学を卒業した人の65%は、今は存在していない職業に就
くだろうと予測されています。
そんな時代だから、「夢」を持つことが大切だよと言っています。
では、
「夢」って何でしょう。作者はいろいろ考えます。考えた末に、
「夢」は、
「今でき
ないことを、追いかけること」なんだと、たどり着きます。
なかなか、夢が思いつかない人は、もしかすると、
「夢」と「仕事」が一緒になっている
のかもしれません。だけど、
「夢」は、やってみたいこと、大好きなことです。
「仕事」は、
人や社会に役立つことです。違っていても大丈夫です。だけど「夢」と「仕事」が一緒に
なると幸せですねと言っています。
作者は、中学校の進路面接の時、
「飛行機とかロケットの仕事をしたい。
」と言いますが、
その時の先生から、
「飛行機とかロケット?、じゃあ、東大に行かなきゃ無理だわ。でもお
前の成績では、どうせ無理だから。
」
「ちゃんと現実を見なさい。
」と言われてしまいます。
こう言われて気持ちがかなりへこんでしまいましたが、家に戻ってからお母さんが「思
うは招く」という言葉を教えてくれました。これは、「思ったら、そうなるよ。」という意
味です。
この言葉にすくわれて、この人は最後まで夢をあきらめずに東大に行かなくても、自分
でロケットをつくる夢をかなえたのです。
同じ意味の言葉が、アメリカの航空宇宙局 NASA に刻まれているそうです。
Dream can do. Reality can do.
(思い描くことができれば、それは現実になる。)
作者は、最後に、もし、うまくいかなくて、好きなことをあきらめそうになっ
たときは、「どうせ無理」ではなく、「だったら、こうしてみたら?」と自分に言ってみた
らどうですかとすすめています。
子どもも、そして大人も、とても元気が出る本です。
この本を読んでみて、あらためて、
「夢を持つこと」は大切なことだなと思いました。今
夢を持っている人も、今考え中の人も、「思うは招く」(思ったら、そうなるよ)という言
葉を忘れずに、夢を大切にして学校生活を送ってほしいと思います。
ボランティア頑張りました
夏休み中にたくさんの生徒が積極的にボランティア活動をしてくれました。地域の方か
らは生徒の皆さんが一生懸命に活動してくれましたとお褒めの言葉をいただきました。
JAL 機体整備工場見学ボランティア
水鳥綾乃 さん (3-2) 濱地花歩
山城友貴南 さん (3-4) 張駿児
田口和可奈 さん (3-6)
(3-2)
くん (3-4)
さん
岡島由依
倉本恭介
(3-2)
くん (3-4)
さん
中山乃々葉
金久保沙彩
(3-3)
さん (3-6)
さん
富美浜小学校盆踊り準備ボランティア
水島梨歩 さん (1-2) 橋本真澄 さん (1-4) 福山琴音 さん (1-7) 大美賀明花 さん (1-7)
橋本みづほ さん (1-7) 菊地愛理 さん (1-7) 福士澪音 くん (2-2) 白井駿 くん (2-2)
水野日桜里 さん (2-2) 小林碧 くん (2-5) 野口明日香 さん (2-5) 照屋唯 さん (2-5)
田渕けい くん (3-1) 早川響 くん (3-3) 太田健斗 くん (3-3) 小田島夢誠 くん (3-3)
平野紗弥香 さん (3-3) 大武葵 さん (3-3) 平方和輝 くん (3-3) 中山乃々葉 さん (3-3)
田中美有 さん (3-4) 笹野悠明 さん (3-4) 大木滉翔 くん (3-4) 倉本恭介 くん (3-4)
藤富真樹 さん (3-5) 大司陽輝 くん (3-7) 清宮一翔 くん (3-7) 鹿中葵 さん (3-7)
大塚あまね さん (3-7) 宮腰双葉 さん (3-7)
広尾夏祭りボランティア
森田一輝
田中咲良
(3-6)
(1-3) 島岡渚 さん (2-3) 齋藤遥香 さん (2-4) 田中琉愛 さん (2-5)
木川田有咲 さん (3-5) 山本菜乃佳 さん (3-6) 村田大輔 くん
さん (3-4)
崎谷彩花 さん (3-7)
くん