2010/05/31

シュローダー・プレミア・シリーズ
収益確保型ファンド
“世界ブランド企業”
米ドル建て元本確保型・
ケイマン籍オープンエンド型外国投信
運 用 報 告 書
第 4 期
(
2009年6月 1 日
∼
2010年5月31日
)
◆代行協会員
日興コーディアル証券株式会社
◆管理会社および投資運用会社
シュローダー・インベストメント・
マネージメント・リミテッド
受益者の皆様へ
時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、当ファンドの2010年9月末日現在の運用状況ならびに2010年5月31日現在の決算財務諸表等について、2010
年5月31日現在の受益者の皆様にご報告します。
今後とも一層のお引き立て賜りますよう、お願い申し上げます。
ファンドの組織
〔管理会社および投資運用会社〕
シュローダー・インベストメント・マネージメント・リミテッド
(Schroder Investment Management Limited)
連合王国、EC2V
7QA
ロンドン、グレシャム・ストリート 31番
(31 Gresham Street, London EC2V 7QA, U.K.)
〔役
員〕
取締役会会長
取締役会副会長
取
締
役
取
締
役
取
締
役
取
締
役
秘
書
役
マイケル・ウィリアム・ラムジー・ドブソン
マッシモ・トサート
ケビン・アレン・フー・パリー
マーカス・ハーディ・ルーティマン
アラン・ジョン・ブラウン
マルコ・ズウィック
ヘレン・マリー・ホートン
(Michael William Romsey Dobson)
(Massimo Tosato)
(Kevin Allen Huw Parry)
(Markus Hardy Ruetimann)
(Alan John Brown)
(Marco Zwick)
(Helen Marie Horton)
〔受託会社および登録事務代行会社〕
HSBC トラスティ(ケイマン)リミテッド
(HSBC Trustee (Cayman) Limited)
〔受託会社および登録事務代行会社の事務代行会社〕
HSBC インスティテューショナル・トラスト・サービシズ(アジア)リミテッド
(HSBC Institutional Trust Services (Asia) Limited)
(1) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:45) / wk_10715711_010_表紙_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
目
次
頁
1.ファンドの運用の経過
………………………………………………………………………………………………
1
2.運
………………………………………………………………………………………………
3
3.純 資 産 額 計 算 書 ………………………………………………………………………………………………
6
4.フ ァ ン ド の 経 理 状 況
7
用
状
況
………………………………………………………………………………………………
(注1)アメリカ合衆国ドル(以下、アメリカ合衆国ドルを「米ドル」といい、アメリカ合衆国セントを「米セン
ト」という。)の円貨換算は、平成22年9月30日現在の株式会社三菱東京UFJ銀行の対顧客電信売買相場
の仲値(1米ドル=83.82円)による。
(注2)ファンドは、ケイマン諸島の法律に基づいて設立されているが、ファンドの受益証券(以下「ファンド証
券」または「受益証券」という。)は、米ドル建てのため以下の金額表示は別段の記載がない限り米ドル貨
をもって行う。
(注3)本書の中で金額および比率を表示する場合、四捨五入または切捨てをして記載している。従って、合計の数
字が一致しない場合がある。また、円貨への換算は、本書の中でそれに対応する数字につき所定の換算率で
単純計算のうえ、必要な場合四捨五入してある。従って、本書中の同一情報につき異なった円貨表示がなさ
れている場合もある。
(注4)本書の中で、計算期間(以下「会計年度」ということもある。)とは6月1日に始まり5月31日に終了する
一年を指す。ただし、第一会計年度は平成19年1月30日から平成19年5月31日までの期間を指す。なお、サ
ブ・ファンドの運用開始日は平成19年1月31日である。
(1) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:45) / wk_10715711_020_目次_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
1.ファンドの運用の経過
シュローダー・プレミア・シリーズ
シュローダー・プレミア・シリーズ(以下「ファンド」といいます。)の各サブ・ファンドの受益証券は、サブ・
ファンド毎に異なる期間にわたり募集が行われました。2001年6月26日(ファンドの設定日)から2010年5月31日に
至る期間内に、各サブ・ファンドについて各1回の募集期間が設定されました。ファンドは4つのサブ・ファンドを
有しており、各サブ・ファンドの(プライシングの目的のため)資産残高および受益証券価格は以下の通りです。
分配金確保型ファンドⅢ
募集期間:2005年9月1日~2005年9月28日
資産残高:28,604,437米ドル
買戻価格:9.540米ドル
分配金確保型ファンドⅣ
募集期間:2006年3月6日~2006年3月29日
資産残高:40,976,943米ドル
買戻価格:9.952米ドル
分配金確保型ファンドV
募集期間:2006年8月7日~2006年8月29日
資産残高:44,150,249米ドル
買戻価格:9.473米ドル
(注)
収益確保型ファンド“世界ブランド企業”
募集期間:2007年1月4日~2007年1月29日
資産残高:15,315,572米ドル
買戻価格:8.287米ドル
上記は、アメリカ合衆国における一般に認められた会計原則に従い算出される数値とは異なっており、財務書類に対
する注記8において解説されています。
上記サブ・ファンドは、日本国財務省関東財務局に当初募集時に有価証券届出書を提出しています。
(注)
純資産総額および一口当たりの純資産価格は、財務書類監査の際に調整した数値を記載しており、既に公表され
た数値とは異なります。
運用の経過
世界の株式市場とクレジット債市場は、「世界大恐慌」の回避が次第に鮮明化したことを追い風に、2009年4月以
降、値上がりに転じました。経済指標の回復トレンドが強まる一方で財政・金融面での景気刺激策が相次いだことか
ら、市場の安堵感は、世界経済が早期に回復するとの楽観論へと発展しました。
リスク選好度の回復を受けて、2008年に未曾有の値下がりに見舞われた資産が、目覚しい反発局面を展開しました。
株価を見ますと、経済面の悪化がさほど認められない新興市場のリターンが群を抜きました。欧州、英国や米国等の
先進国市場も、力強いリターンを計上し、需要回復期待を受けて、商品価格も上昇しました。一方、デフレ懸念が根
強い日本市場は、引き続き、出遅れの展開となりました。
- 1 -
(1) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:45) / wk_10715711_030_運用の経過_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
決算発表や経済関連報道は、いずれも世界経済の回復を概ね支援する内容で、多数の企業が事前予想を上回る収益
を上げ、主要経済圏はすべて、景気後退局面を脱しました。もっとも、当期下半期には、投資家心理への重しとなる
出来事が相次ぎ、ボラティリティの上昇を促しました。11月には、政府系持株会社であるドバイ・ワールドの債務再
編成に関するドバイ政府の発表により、投資家の信頼感が損なわれたものの、その影響が拡大するとの懸念は、直ち
に後退しました。
クレジット債市場のリターンは、強弱交錯でした。当期初期の段階では、リスク選好度の上昇を追い風に世界各国
の社債が国債を上回るリターンを上げ、投資家は終始、相対的に割安な水準で高格付社債を買い入れました。一方、
2010年初め、ギリシャをはじめとするユーロ圏周辺国の財政赤字問題がソブリン債の破綻危機への懸念へと発展する
と、リスク回避姿勢が再浮上し、国債が力強いリターンを獲得しました。リスク市場と商品価格は、欧州の財政悪化
問題が世界経済の回復を失速させかねないとの懸念から、荒い値動きとなる中、値下がりしました。
ボラティリティが高止まりする中、当期の新興国の株式市場は、世界の景気回復が認められたことを背景に、先進
国市場を上回るリターンを計上しました。2009年終盤に差し掛かると、経済活動を示唆する各種指標の改善や商品価
格の上昇を追い風に、先進国の株式市場も良好なリターンを上げました。豊富な商品に恵まれたラテンアメリカの各
市場も、チリ、メキシコ、ブラジルを中心に際立ったリターンを計上し、各通貨も対米ドルで大きく値上がりしまし
た。ロシア市場も、堅調なエネルギー株式を追い風に、市場平均を上回るリターンを上げました。当期終盤には、
(ドバイやギリシャの債務関連問題に加え、アジアの金利政策を巡る懸念を背景に)ボラティリティが上昇する局面
が散見されましたが、市場は概ね、上昇トレンドを形成しました。
もう一つの大きな懸念材料は、過熱気味の中国経済でした。1月、中国政府当局により銀行の預金準備率が引き上
げられると、予想外に早い時期に信用成長抑制の対応策が講じられたことに、投資家は意表を突かれた形となりまし
た。2月には0.50%の追加の引き上げに加え、不動産市場の沈静化に向けた政策も実施されたため、多くの投資家は
大幅な金融引締めサイクルに突入したとの見解で一致しました。
また、2月には、予想外に早い時期に、米国の公定歩合が0.25%引き上げられました。これを受けて、事前予想よ
り早く米国で金融引締政策が行われるとの観測が浮上しましたが、米連邦準備制度理事会(Fed)は即、このような
見通しを否定しました。Fed関係者は、今回の公定歩合の引上げは市場の正常化を促すことが目的で、フェデラル
ファンド・レートの誘導目標の引上げは、当分先になると強調しました。
当社は、シュローダー・グループのグローバルな投資・調査ネットワークにより、今後も投資機会を最大限に活用
した運用が行えるものと確信しています。
2010年10月15日
シュローダー・インベストメント・マネージメント・リミテッド取締役会
- 2 -
(2) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:45) / wk_10715711_030_運用の経過_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
2.運用状況
(1)投資状況(資産別および地域別の投資状況)
(2010年9月末日現在)
資産の種類
国名
時価合計
(米ドル)
債券
アメリカ合衆国
16,587,410.40
98.17
308,446.14
1.83
現金・その他の資産(負債控除後)
合計
(純資産総額)
投資比率
(%)
16,895,856.54
(約1,416百万円)
100.00
(注1)投資比率とはサブ・ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率である。以下同じ。
(注2)ファンドは、取引日である評価日(原則として、毎月最終金曜日)の数値が資産評価における公式値となるため、「2.運用状
況」および「3.純資産額計算書」における会計年度末(5月末日)および半期末(11月末日)を除く各月末日の数値は、原則と
して、毎月最終金曜日の数値である。
(2)投資資産
①
投資有価証券の主要銘柄
(2010年9月末日現在)
1.
銘柄
発行地
(国名)
AIG-FP Matched
Funding Corp
Equity Linked
Notes 22 January
2014 linked to a
basket of globally
listed equities
アメリカ合衆国
②
償還日
利率
(%)
額面金額
(米ドル)
簿価合計
(米ドル)
時価合計
(米ドル)
投資
比率
(%)
2014年1月22日
8.00
17,214,000
15,673,347.00
16,587,410.40
98.17
種類
債券
投資不動産物件
該当事項なし(2010年9月末日現在)。
③
その他投資資産の主要なもの
該当事項なし(2010年9月末日現在)。
- 3 -
(3) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:45) / wk_10715711_040_運用状況_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
(3)運用実績
①
純資産の推移
下記会計年度末ならびに2009年6月から2010年9月までの期間における各月末の純資産の推移は、以下の
とおりである。
純資産総額
千米ドル
一口当たり純資産価格
百万円
米ドル
円
第1会計年度末
(2007年5月末日)
24,173
2,026
9.785
820
第2会計年度末
(2008年5月末日)
19,245
1,613
8.553
717
第3会計年度末
(2009年5月末日)
8,215
689
3.813
320
第4会計年度末
(2010年5月末日)
15,685
1,315
8.487
711
2009年6月末日
11,549
968
5.361
449
7月末日
11,190
938
5.195
435
8月末日
14,744
1,236
6.845
574
9月末日
16,241
1,361
7.541
632
10月末日
15,652
1,312
7.277
610
11月末日
16,311
1,367
7.697
645
12月末日
16,633
1,394
7.849
658
2010年1月末日
17,085
1,432
8.119
681
2月末日
16,863
1,413
8.225
689
3月末日
18,223
1,527
9.006
755
4月末日
18,090
1,516
9.128
765
5月末日
15,685
1,315
8.487
711
6月末日
16,518
1,385
8.938
749
7月末日
17,011
1,426
9.302
780
8月末日
16,632
1,394
9.378
786
9月末日
16,896
1,416
9.687
812
(注1)一口当たり純資産価格は、小数第4位以下を切り捨てた数値である。
(注2)各年度の会計年度末(5月末日)および半期末(11月末日)の純資産総額および一口当たり純資産価格は、当該評価日当日におけ
る買戻し分を計上の上算出した数値であるため、財務書類の数値とは異なる場合がある。なお、第3会計年度末および第4会計年
度末の純資産総額および一口当たりの純資産価格は、既に公表されている数値と同じ方法で算出されており、財務書類作成の際に
第3会計年度以降のロックイン収益(未払)を計上して調整された財務書類上の数値とは異なる。
(注3)上記表における会計年度末(5月末日)および半期末(11月末日)を除く各月末日の数値は、原則として、毎月最終金曜日の数値
である。
②
分配
(イ)分配方針
管理会社は、その単独の裁量により、収益または投資対象の売却にかかる実現純売買益の分配を行う
ことができる。
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(4) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:45) / wk_10715711_040_運用状況_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
(ロ)分配の推移
一口当たり分配金額
会計年度
分配基準日
分配落日
海外支払日
米ドル
第1会計年度
-
-
-
第2会計年度
2008年1月31日
2008年2月1日
2008年2月13日
第3会計年度
-
-
第4会計年度
-
-
円
-
-
0.80
67
-
-
-
-
-
-
(注1)上記は各計算期間中に支払われた分配金であり、分配の宣言がされた会計年度とは異なる場合がある。
(注2)上記は分配基準日現在の発行済み受益証券口数に基づき算出されており、発行済み受益証券口数を加重平均して算出された財務書
類に対する注記9に記載の金額とは異なる場合がある。
③
収益率の推移
会計年度
収益率(注)
第1会計年度
-2.15%
第2会計年度
-4.41%
第3会計年度
-55.42%
第4会計年度
122.58%
(注)収益率(%)=100×(a-b)/b
a=会計年度末の一口当たり純資産価格(当該会計年度の分配金の合計額を加えた額)
b=当該会計年度の直前の会計年度末の一口当たり純資産価格(分配落の額)
(第1会計年度の場合、当初発行価格10米ドル)
(4)販売及び買戻しの実績
下記会計年度中の販売および買戻しの実績、ならびに下記会計年度末日現在の発行済口数は、以下のとおりで
ある。
(注)(
会計年度
販売口数
買戻口数
発行済口数
第1会計年度
2,470,176.180
(2,470,176.180)
0
(0)
2,470,176.180
(2,470,176.180)
第2会計年度
0
(0)
220,124.845
(220,124.845)
2,250,051.335
(2,250,051.335)
第3会計年度
0
(0)
95,832.565
(95,832.565)
2,154,218.770
(2,154,218.770)
第4会計年度
0
(0)
306,137.929
(306,137.929)
1,848,080.841
(1,848,080.841)
)の数は本邦内における販売・買戻しおよび発行済口数である。
- 5 -
(5) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:45) / wk_10715711_040_運用状況_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
3.純資産額計算書
(2010年5月末日現在)
米ドル
千円(Ⅴを除く)
Ⅰ
資産総額
16,110,321.41
1,350,367
Ⅱ
負債総額
425,133.05
35,635
Ⅲ
純資産総額(Ⅰ-Ⅱ)
15,685,188.36
1,314,732
Ⅳ
発行済口数
Ⅴ
一口当たり純資産価格(Ⅲ/Ⅳ)
1,848,080.841口
8.487
711円
(注)上記表における数値は、既に公表されている数値と同じ方法で算出されており、財務書類作成の際に第3会計年度以降のロックイン
収益(未払)を計上して調整された財務書類上の数値とは異なる。
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(6) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:45) / wk_10715711_040_運用状況_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
4.ファンドの経理状況
a.ファンドの直近会計年度の日本文の財務書類は、「特定有価証券の内容等の開示に関する内閣府令」に基づき、
「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」第129条第5項ただし書の規定を適用して、ファンド
によって作成された財務書類の原文(英文)を翻訳したものである。
b.ファンドの原文の財務書類は、外国監査法人等(公認会計士法(昭和23年法律第103号)第1条の3第7項に
規定する外国監査法人等をいう。)であるプライスウォーターハウスクーパース
ケイマン諸島から監査証明
に相当すると認められる証明を受けており、当該監査証明に相当すると認められる証明に係る監査報告書に相
当するもの(訳文を含む。)が当該財務書類に添付されている。
c.ファンドの原文の財務書類は米ドルで表示されている。日本文の財務書類には、主要な金額について円貨換算
が併記されている。日本円による金額は、平成22年9月30日現在における株式会社三菱東京UFJ銀行の対顧
客電信売買相場の仲値(1米ドル=83.82円)で換算されている。なお、千円未満の金額は四捨五入されてい
る。
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(7) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:44) / wk_10715711_050_経理状況_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
独立監査人の報告書
シュローダー・プレミア・シリーズの受益者各位
我々は、5頁乃至29頁(訳注:原文)で述べられている、分配金確保型ファンドⅢ、分配金確保型ファンドⅣ、分
配金確保型ファンドⅤおよび収益確保型ファンド“世界ブランド企業”(それぞれシュローダー・プレミア・シリー
ズ(以下「ファンド」という。)の個別のポートフォリオであり、個別におよび総称して以下「サブ・ファンド」と
いう。)の2010年5月31日現在の、各資産・負債計算書および投資有価証券明細表ならびに同日に終了した年度の各
関連運用計算書、純資産変動計算書およびキャッシュ・フロー計算書ならびに重要な会計方針の要約、その他の注記
で構成される添付の財務書類を監査した。
財務書類に対する運用管理担当会社の責任
サブ・ファンドの受託会社および管理会社(以下「運用管理担当会社」という。)は、アメリカ合衆国における一
般に認められた会計原則に従って、財務書類の作成および適正表示についての責任を負う。かかる責任は、不正また
は誤謬に関わらず、重要な虚偽記載のない財務書類の作成および適正表示に関連した内部統制の策定、実施および維
持を行うこと、適切な会計方針を選択し適用すること、現状において合理的な会計上の見積りを行うことを含む。
監査人の責任
我々の責任は、我々の監査に基づいて、これらの財務書類に対する意見を表明することである。我々は、国際監査
基準に従って監査を実施した。当該基準は、論理的な要求の遵守および財務書類に重要な虚偽記載のないことの合理
的確信を得られるような監査計画の立案とその実施を我々に要求している。
監査は、財務書類中の金額および開示事項についての監査証拠を得るための手続の実施を含んでいる。選択された
手続は監査人の判断に依拠しており、不正または誤謬に関わらず財務書類の重要な虚偽記載のリスク評価を含む。こ
れらのリスク評価を行うにあたり、監査人は、現状において適切な監査手続を策定するため企業の財務書類の作成と
適正表示に関する内部統制を検討するが、企業の内部統制の有効性に対して意見を述べることを目的としていない。
監査はまた、運用管理担当会社によって採用された会計基準の適切性および会計見積りの合理性の評価とともに、財
務書類の全体的な表示の評価も含んでいる。
我々は、我々が入手した監査証拠が、我々の監査意見表明ための十分かつ適切な基礎を提供するものであると確信
している。
意見
我々の意見では、添付の財務書類は、2010年5月31日現在の各サブ・ファンドの財政状態ならびに同日に終了した
年度の各財務成績および各キャッシュ・フローについて、アメリカ合衆国における一般に認められた会計原則に従っ
て、真実かつ公正な概観を付与しているものと認める。
プライスウォーターハウスクーパース
ケイマン諸島
2010年10月15日
- 8 -
(8) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:44) / wk_10715711_060_監査_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
- 9 -
(9) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:44) / wk_10715711_060_監査_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
- 10 -
(10) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:44) / wk_10715711_060_監査_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
財務諸表
(1)貸借対照表
シュローダー・プレミア・シリーズ
-収益確保型ファンド“世界ブランド企業”
資産・負債計算書
2009年/2010年5月31日現在
2010年5月31日
注記
(米ドル)
2009年5月31日
(千円)
(米ドル)
(千円)
資産
投資有価証券
15,544,369
1,302,929
8,095,725
678,584
前払管理報酬
8
390,076
32,696
496,065
41,580
前払受益者サービス報酬および代行
協会員報酬
8
388,915
32,599
494,614
41,459
ブローカーからの未収金
189,248
15,863
-
-
銀行預金
376,705
31,575
395,281
33,132
16,889,313
1,415,662
9,481,685
794,755
560,137
46,951
215,422
18,057
未払管理報酬
2,338
196
2,693
226
未払受託報酬
1,480
124
1,690
142
未払受益者サービス報酬および代行
協会員報酬
4,676
392
5,386
451
21,425
1,796
27,121
2,273
590,056
49,458
252,312
21,149
16,299,257
1,366,204
9,229,373
773,606
17,255,707
1,446,373
20,028,958
1,678,827
資産合計
負債
受益者への未払金
その他の未払金
負債合計
純資産
純資産の分析
発行済受益証券への払込済純資本
累積利益/(損失)
(956,450)
(80,170)
(10,799,585)
(905,221)
純資産
16,299,257
1,366,204
9,229,373
773,606
投資有価証券に係る費用
19,278,886
1,615,956
21,631,791
1,813,177
発行済受益証券口数
1,848,080.841 口
一口当たり純資産価格
8.819
〔署名〕
〔署名〕
管理会社
HSBC
2,154,218.770 口
739円
4.284
359円
トラスティ(ケイマン)リミテッドを代表して
添付の注記は、本財務書類と不可分のものである。
- 11 -
(11) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:45) / wk_10715711_070_財務諸表_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
(2)損益計算書
シュローダー・プレミア・シリーズ
-収益確保型ファンド“世界ブランド企業”
運用計算書
2009年/2010年5月31日終了期間
2010年5月31日終了年度
注記
(米ドル)
2009年5月31日終了年度
(千円)
(米ドル)
(千円)
収益
債券利息
1,003,790
84,138
1,013,880
84,983
預金利息
-
-
837
70
その他の収益
-
-
-
-
1,003,790
84,138
1,014,717
85,054
費用
管理報酬
4(a)
137,307
11,509
139,163
11,665
受託報酬
4(b)
16,703
1,400
17,693
1,483
受益者サービス報酬および代行協会
4(c)
員報酬
168,335
14,110
172,047
14,421
保護預り費用および銀行手数料
3,174
266
3,033
254
監査報酬
8,846
741
26,632
2,232
14,068
1,179
14,068
1,179
160
13
100
8
21,781
1,826
17,705
1,484
370,374
31,045
390,441
32,727
633,416
53,093
624,276
52,327
(588,528)
(49,330)
(365,804)
(30,662)
(11,024,070)
(924,038)
法務その他専門家報酬
取引手数料
その他の運用費用
投資純収益
投資有価証券に係る実現純損失
投資有価証券に係る未実現純利益/損
失
為替純(損失)/利益
運用による純資産の純増加/(減少)
9,801,549
(3,302)
9,843,135
821,566
(277)
825,052
461
(10,765,137)
添付の注記は、本財務書類と不可分のものである。
- 12 -
(12) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:45) / wk_10715711_070_財務諸表_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
39
(902,334)
シュローダー・プレミア・シリーズ
-収益確保型ファンド“世界ブランド企業”
純資産変動計算書
2009年/2010年5月31日終了期間
2010年5月31日終了年度
(米ドル)
期首現在純資産
受益証券買戻し支出
投資純収益
投資有価証券に係る実現純損失
投資有価証券に係る未実現純利益/損失
為替純(損失)/利益
運用による純資産の純増加/(減少)
分配金
期末現在純資産
期首現在発行済受益証券口数
受益証券買戻し口数
期末現在発行済受益証券口数
(千円)
2009年5月31日終了年度
(米ドル)
9,229,373
773,606
(2,619,057)
(219,529)
(517,235)
(43,355)
(2,619,057)
(219,529)
(517,235)
(43,355)
633,416
53,093
624,276
52,327
(588,528)
(49,330)
(365,804)
(30,662)
(11,024,070)
(924,038)
9,801,549
(3,302)
9,843,135
(154,194)
821,566
(277)
825,052
(12,925)
9,688,941
812,127
16,299,257
1,366,204
20,727,167
(千円)
461
1,737,351
39
(10,765,137)
(902,334)
(215,422)
(18,057)
(10,980,559)
(920,390)
9,229,373
773,606
2,154,218.770 口
2,250,051.335 口
(306,137.929)口
(95,832.565)口
1,848,080.841 口
2,154,218.770 口
添付の注記は、本財務書類と不可分のものである。
- 13 -
(13) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:45) / wk_10715711_070_財務諸表_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
シュローダー・プレミア・シリーズ
-収益確保型ファンド“世界ブランド企業”
キャッシュ・フロー計算書
2009年/2010年5月31日終了期間
2010年5月31日終了年度
(米ドル)
2009年5月31日終了年度
(千円)
(米ドル)
(千円)
運用活動からのキャッシュ・フロー
運用による純資産の純増加/(減少)
9,843,135
825,052
(10,765,137)
(902,334)
(1,003,790)
(84,138)
(1,014,717)
(85,054)
調整:
利息収入
投資有価証券に係る実現純損失
投資有価証券に係る未実現純利益/損失
稼働資本の変動以前の運用損失
前払費用の減少
未払報酬およびその他の未払金の減少
588,528
49,330
365,804
30,662
11,024,070
924,038
(9,801,549)
(821,566)
(373,676)
(31,322)
(389,980)
(32,688)
211,688
17,744
211,688
17,744
(6,971)
(584)
(8,079)
(677)
(168,959)
(14,162)
(186,371)
(15,622)
115,731
9,701
122,258
10,248
投資有価証券の売却
2,463,188
206,464
572,299
47,970
運用活動からの現金純額
2,409,960
202,003
508,186
42,596
(2,428,536)
(203,560)
(553,022)
(46,354)
運用に使用された現金
受領利息
財務活動からのキャッシュ・フロー
受益証券買戻し
分配金の支払
-
-
-
-
財務活動に使用された現金純額
(2,428,536)
(203,560)
(553,022)
(46,354)
現金および現金同等物の純減少
(18,576)
(1,557)
(44,836)
(3,758)
期首現在現金および現金同等物
395,281
33,132
440,117
36,891
銀行預金に表れた期末現在現金および現金
同等物
376,705
31,575
395,281
33,132
添付の注記は、本財務書類と不可分のものである。
- 14 -
(14) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:45) / wk_10715711_070_財務諸表_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
シュローダー・プレミア・シリーズ
財務書類に対する注記
1.ファンド
シュローダー・プレミア・シリーズ(以下「ファンド」という。)は、2001年6月26日付の信託証書(改訂済)
に準拠する投資信託である。ファンドはケイマン諸島のミューチュアル・ファンド法に基づいて登録されており、
ケイマン諸島の法律に準拠し、ケイマン諸島の金融庁により規制されている。2010年5月31日終了の年度に関して、
ファンドは、分配金確保型ファンドⅢ、分配金確保型ファンドⅣ、分配金確保型ファンドⅤおよび収益確保型ファ
ンド“世界ブランド企業”(以下、個別にまたは総称して「サブ・ファンド」という。)の名称で4本のサブ・
ファンドを設立済である。各サブ・ファンドの受益証券は、異なる限定された期間において募集が行われた。各サ
ブ・ファンドは、日本国財務省関東財務局により容認されている。
サブ・ファンドの投資目的は、以下の通りである。
サブ・ファンド
投資目的
分配金確保型ファンドⅢ
当該サブ・ファンドは、満期日において、投資元本の100%と、投資元本の19%
を下限とし、投資元本の20%を上限とする分配金を、受益者に対し提供する。
分配総額は、以下により構成される。
(a)2006年9月29日に支払われるべき、投資元本の10%にかかる固定分配額
(b)2007年9月28日、2008年9月30日、2009年9月30日、2010年9月30日、2011
年9月30日、2012年9月28日、2013年9月30日、2014年9月30日および2015
年9月30日に支払われるべき、投資元本の1%の最低分配額を条件とする、
関連する測定日にかかる株式バスケットの上昇率に連動したロックイン分配
額
サブ・ファンドの満期日は、以下のいずれか早い日となる。
(a)分配総額が20%に達した分配日
(b)2015年9月30日の最終分配日
分配金確保型ファンドⅣ
当該サブ・ファンドは、満期日において、投資元本の100%と、投資元本の14%
を下限とし、投資元本の20%を上限とする分配金を、受益者に対し提供する。
分配総額は、以下により構成される。
(a)2007年3月30日に支払われるべき、投資元本の8%にかかる固定分配額
(b)2008年3月31日、2009年3月31日、2010年3月31日、2011年3月31日、2012
年3月30日および2013年3月28日に支払われるべき、投資元本の1%の最低
分配額を条件とする、関連する測定日にかかる株式バスケットの上昇率に連
動したロックイン分配額
サブ・ファンドの満期日は、以下のいずれか早い日となる。
(a)分配総額が20%に達した分配日
(b)2013年3月28日の最終分配日
サブ・ファンドは、さらに、2008年3月31日および2009年3月31日における分配
額を引き上げ、早期にトータル・リターンを達成し、従って早期に満期日を迎え
ることを可能にする“ジャンプ”機能を有する。
分配金確保型ファンドⅤ
当該サブ・ファンドは、満期日において、投資元本の100%と、投資元本の13%
を下限とし、投資元本の20%を上限とする分配金を、受益者に対し提供する。
分配総額は、以下により構成される。
(a)2007年8月31日に支払われるべき、投資元本の8%にかかる固定分配額
- 15 -
(15) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:45) / wk_10715711_070_財務諸表_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
(b)2008年8月29日、2009年8月28日、2010年8月31日、2011年8月31日および
2012年8月31日に支払われるべき、投資元本の1%の最低分配額を条件とす
る、関連する測定日にかかる商品バスケットの上昇率に連動したロックイン
分配額
サブ・ファンドの満期日は、以下のいずれか早い日となる。
(a)分配総額が20%に達した分配日
(b)2012年8月31日の最終分配日
サブ・ファンドは、さらに、2008年8月29日および2009年8月28日における分配
額を引き上げ、早期にトータル・リターンを達成し、従って早期に満期日を迎え
ることを可能にする“ジャンプ”機能を有する。
収益確保型ファンド“世界ブ
ランド企業”
当該サブ・ファンドは、満期日において、投資元本の100%と、投資元本の14%
を下限とし、投資元本の20%を上限とする分配金を、受益者に対し提供する。
分配総額は、以下により構成される。
(a)2008年1月31日に支払われるべき、投資元本の8%にかかる固定分配額
(b)投資元本の1%の最低分配額を条件とする、関連する測定日にかかる商品バ
スケットの上昇率に連動した6期目のロックイン分配額
サブ・ファンドの満期日は、以下のいずれか早い日となる。
(a)分配総額が20%に達した分配日
(b)2014年1月31日
サブ・ファンドは、さらに、1期目および2期目のロックイン収益測定日におけ
る分配額を引き上げ、早期にトータル・リターンを達成し、従って早期に満期日
を迎えることを可能にする“ジャンプ”機能を有する。
2.主要な会計方針
財務書類の作成にあたり採用された主要な会計方針は、以下に記載される。
(a)作成の基礎
財務書類は、アメリカ合衆国における一般に認められた会計原則(「USGAAP」)に従って作成され、米
ドルで表示されている。
直近の会計発表
2009年4月、米国財務会計基準審議会(「FASB」)は、FASB会計基準成文化(Accounting Standards
Codification:ASC)第820-10号「資産または負債に関するアクティビティの量およびレベルが大量に減少
し無秩序な取引が認められる場合の公正価格の判断」を発行した。ASC第820-10号は、資産または負債のア
クティビティの量およびレベルが大量に減少した場合、また、評価技法の使用にも関わらず公正価格測定の目的
が依然として同じである場合における、ASC第820-10号(「公正価格測定」)に従った公正価格見積りの追
加指針を規定した。サブ・ファンドは、2009年6月1日から2010年5月31日までの期間中、ASC第820-10号
を適用した。かかる適用がサブ・ファンドの財務書類上に影響を及ぼすことはない。
2009年6月、FASBは、ASC第105-10号「FASB会計基準成文化および一般に公正妥当と認められた
会計原則のヒエラルキー」を発行した。FASB
ASC第105-10号は、FASB基準書第162号「一般に公正
妥当と認められた会計原則のヒエラルキー」に取って代わるものであり、非政府事業体が採用する、USGAA
Pに準拠した財務書類を作成する際に適用される、FASBによって認められた権威ある会計原則のソースとし
て、FASB会計基準成文化版(「成文化版」)を規定する。ASC第105-10号は、連邦証券法に基づいた米
国証券取引委員会(「SEC」)の規則及び解釈通達を、SEC登録企業のための権威あるGAAPであると明
確に認めている。サブ・ファンドは、2009年6月1日から2010年5月31日までの期間中、ASC第105-10号を
適用した。かかる適用がサブ・ファンドの財務書類上に重大な影響を及ぼすことはない。
2009年9月、FASBは、ASC第740号「法人所得税の不確実性に係る会計処理の適用指針および非公開企
業に対する開示の改訂」を発行したが、当該基準は、ASC第740号「法人所得税」に含まれる、会計基準書
- 16 -
(16) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:45) / wk_10715711_070_財務諸表_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
アップデート(Accounting Standards Update:ASU)第2009-06号「法人所得税の不確実性に係る会計処理
の適用指針および非公開企業に対する開示の改訂」に基づいている。(1)事業体により支払われる法人所得税が
当該事業体に帰属する場合、かかる取引はトピック740における法人所得税の不確実性に係る指針と整合して計
上されるべきである。事業体により支払われる法人所得税が所有者に帰属する場合、かかる取引は、当該所有者
との取引として計上されるべきである。帰属の決定は、当該事業体が法人所得税の対象となっている管轄地域の
法律または規制に基づき、管轄地域毎になされるべきである。(2)かかる改訂は、パススルー事業体または非課
税の非営利事業体の税務ポジションを法人所得税の不確実性に係る会計処理で求められる基準の対象とする場合
を含め、運用管理担当会社による当該事業体の税務状況の決定を明確化するものである。(3)報告事業体は、そ
の税務状況にかかわらず、関連グループ事業体内におけるすべての事業体の税務ポジションを考慮しなければな
らない。サブ・ファンドは、2009年6月1日から2010年5月31日までの期間中、ASC第740号を適用した。か
かる適用がサブ・ファンドの財務書類上に重大な影響を及ぼすことはない。
2009年9月、FASBは、ASU第2009-12号「一株当たりの純資産価格(もしくはその同等物)を計算する
特定の事業体における投資有価証券の公正価格測定」に基づくASC第820-10号「公正価格の測定および開
示」を発行した。当該アップデートにおけるかかる改訂は、報告事業体の測定日現在において決定される投資有
価証券の一口当たり純資産価格に基づく当該アップデートの改訂の範囲内で、投資有価証券の公正価格測定を行
う際の実用的な手段を提供している。投資有価証券の公正価格測定の際に実用的な手段が用いられる場合には、
当該投資有価証券の一定の属性(買戻し時の制限等)および対本人取引またはブローカー取引による取引価格は
考慮されない。ASC第820-10号は、2009年12月15日より後に終了する期間について効力を発生する。サブ・
ファンドは、2009年6月1日から2010年5月31日までの期間中、ASC第820-10号を適用した。かかる適用が
サブ・ファンドの財務書類上に重大な影響を及ぼすことはない。
2010年2月、FASBは、ASU第2010-09号に基づくASC第855-10号「後発事象」を発行した。サブ・
ファンドは、ASC第855-10号に含まれる、貸借対照表の日付の後、財務書類の公表前または公表可能となる
までの間に発生した事象の会計処理および開示に関するFASBの一般基準の改訂を適用した。ASC第855-
10号は、2009年6月15日より後に終了する期間について効力を発生する。サブ・ファンドは、2009年6月1日か
ら2010年5月31日までの期間中、ASC第855-10号を適用したが、かかる適用がサブ・ファンドの財務書類上
に重大な影響を及ぼすことはない。
(b)利息収入
利息収入は、すべての金利商品に関し、実効利回り法により、運用計算書において認識される。
(c)費用
費用は発生原則で計上される。費用は、当該証券の取得原価に含まれる投資有価証券の取得に対して発生した
費用を除き、運用計算書に計上される。投資有価証券の売却にかかり発生した費用は、売却収益から控除される。
(d)設立費用
サブ・ファンドの設立にかかり発生した費用は、当該費用が発生した期間において費用として認識される。
(e)投資有価証券
すべての投資有価証券は、当初、(売買費用を含む)取得原価で認識され、その後公正価格により再測定され
る。活発な取引市場のない投資有価証券の公正価格は、ブローカー/相手方の値付けを参照して決定される。投
資有価証券の公正価格の変動から発生する利益および損失は、発生時に運用計算書において認識される。
規則または市場慣行により確立された時間枠内での受渡しが要求される投資有価証券のすべての購入および売
却は、サブ・ファンドが資産の購入または売却を行った取引日に認識される。
(f)見積りの採用
アメリカ合衆国における一般に認められた会計原則に従った財務書類の作成は、受託会社および管理会社に対
し、報告された資産および負債の金額、財務書類の日付現在の偶発資産および負債の開示ならびに報告期間中の
運用からの純資産の増加および減少の報告された金額に影響を及ぼす見積りや仮定を行うことを要求する。実際
額はこれらの見積りと異なる場合もある。
- 17 -
(17) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:45) / wk_10715711_070_財務諸表_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
(g)受益証券の発行および買戻しにかかる収益および支出
サブ・ファンドにつき一期間のみ募集期間が存在した。当初募集価格はすべてのサブ・ファンドにおいて10米
ドルであった。
サブ・ファンドの取引日とは、各月の最終金曜日である。買戻しに係る価格は、英文目論見書に従い計算され
る(注記8参照)入手可能な直前の評価額に基づく。
下記のサブ・ファンドの取引に関して、クローズド期間が存在する。
サブ・ファンド
クローズド期間
分配金確保型ファンドⅢ
2005年9月30日-2006年9月30日
分配金確保型ファンドⅣ
2006年3月31日-2007年3月31日
分配金確保型ファンドⅤ
2006年8月31日-2007年8月31日
収益確保型ファンド“世界ブランド企業”
2007年1月31日-2008年1月31日
発行および買戻し受益証券にかかる収益および支出は、純資産計算書において処理される。
(h)外国為替換算
(ⅰ)機能通貨および表示通貨
財務書類に計上されている勘定科目は、主要な経済環境で運用される通貨(「機能通貨」)を用いて測定さ
れる。受益証券および大半の資産が米ドル建てであるという事実を反映し、機能通貨は米ドル(「米ドル」)
である。米ドルは表示通貨でもある。
(ⅱ)取引および残高
外国通貨建ての資産および負債は、財務書類の日付現在有効な為替レートにより米ドルへ換算される。
外国為替取引に係る実現および未実現の損益は、当該金額が投資有価証券に係る実現および未実現損益に含
まれる投資有価証券に関連する場合を除いて、為替純差益または純差損として運用計算書の借方または貸方に
記入される。
投資有価証券の取得原価、収入および費用は、取引日における有効な為替レートにより、米ドルへ換算され
る。
(i)現金および現金同等物
現金および現金同等物は、手元現金、銀行通知預金および活発な市場で取引される当初満期が3か月以内のそ
の他短期有価証券を含む。
3.公正価格測定
ASC第820-10号「公正価格測定」は、公正価格測定に用いられる評価技法のインプットに優先順位を付ける、
公正価格のヒエラルキーを規定するものである。かかるヒエラルキーは、同一の資産または負債(レベル1測定)
について活発な市場での未調整の相場価格に最も高い優先順位を付け、観測不可能なインプット(レベル3測定)
に最も低い優先順位を付ける。公正価格のヒエラルキーの3レベルは以下のとおりである。
レベル1:測定日現在、活発な市場においてサブ・ファンドがアクセス可能な同一の資産または負債に対する未
調整の相場価格を反映したインプット。
レベル2:活発でないと考えられる市場におけるインプットを含む、資産または負債について直接的または間接
的に観測可能な相場価格以外のインプット。
レベル3:観測不可能なインプット。
インプットは、様々な評価技法採用の際に用いられ、また、リスクに対する仮定を含む、市場参加者が評価を決
定するにあたって用いる仮定のことを幅広く指す。管理会社は、株価参照債の発行者によって提供される相場価格
を使用する。発行者によって採用された評価モデルを用いるインプットには、価格情報、ボラティリティー統計、
特定のおよび広範囲にわたる信用データ、流動性統計ならびにその他の要因が含まれることがある。
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(18) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:45) / wk_10715711_070_財務諸表_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
公正価格のヒエラルキー内にある投資有価証券のレベルは、公正価格測定において重要となるインプットの最も
低いレベルに基づく。しかし、「観測可能」の構成要素の決定に関しては、管理会社による重要な判断が要求され
る。管理会社は、観測可能データについて、容易に入手可能であり、定期的に配信または更新され、信頼性があり
かつ検証可能な、属的なものでない、および関連市場において積極的に関与している独立したソースによって提供
される市場データであると考える。ヒエラルキー内への投資有価証券のカテゴリー化は、投資有価証券の価格設定
の透明性に基づくものであり、また、管理会社が認識している当該投資有価証券のリスクと必ずしも一致するもの
ではない。
サブ・ファンドの投資有価証券は、レベル2に分類される。これらの投資有価証券は活発でないと考えられる市
場において取引されるものの、観測可能なインプットにより支えられた市場相場価格、ディーラー見積りまたは代
替価格設定ソースに基づき評価される。レベル2の投資有価証券は、活発な市場で取引されていない、および/ま
たは譲渡制限の対象となっているポジションを含むため、評価は一般的に入手可能な市場情報に基づいた非流動性
および/または非譲渡性を反映し調整される。管理会社は、年度末日現在サブ・ファンドが保有する投資有価証券
の相場価格に対する調整を行わなかった。
以下の表は、評価のヒエラルキー内において資産・負債計算書に計上される投資有価証券をレベル別に表したも
のである。
2010年
レベル2
米ドル
2009年
レベル2
米ドル
分配金確保型ファンドⅢ
株価参照債
- Deutsche Bank AG Equity Linked Notes 15 September 2015
linked to a basket of globally listed equities
28,447,870
38,710,984
40,620,295
61,156,389
43,919,610
33,598,371
15,544,369
8,095,725
分配金確保型ファンドⅣ
株価参照債
- Deutsche Bank AG Equity Linked Notes 22 March 2013 linked to
a basket of globally listed equities
分配金確保型ファンドⅤ
コモディティ価格参照債
- AIG-FP Matched Funding Corp Commodity Linked Notes 22 August
2012 linked to a basket of commodities
収益確保型ファンド“世界ブランド企業”
株価参照債
- AIG-FP Matched Funding Corp Equity Linked Notes 22 January
2014 linked to a basket of globally listed equities
4.報酬
(a)管理報酬
各サブ・ファンドの英文目論見書に従い、管理会社であるシュローダー・インベストメント・マネージメン
ト・リミテッドは、サブ・ファンドから管理報酬を受領する権利を有する。
初年度に関して、管理報酬は、募集期間中に募集された元本価額に対する料率により毎月計算され、請求され
る(「初年度管理報酬」)。管理会社は、さらに評価日における発行価格の総額に対する料率により毎月計算さ
れる追加的な管理報酬を受領する権利を有する。報酬料率の要約は、下記の通りである。
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(19) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:45) / wk_10715711_070_財務諸表_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
サブ・ファンド
初年度管理報酬年率
分配金確保型ファンドⅢ/分配金確保型ファンドⅣ/分配金確保
型ファンドⅤ/収益確保型ファンド“世界ブランド企業”
追加管理報酬年率
3.00%
0.15%
初年度管理報酬は、各サブ・ファンドの投資期間全般において管理会社により提供されたサービスを表してい
る。このため、初年度管理報酬は、各サブ・ファンドの投資期間全般にわたり、定額法により運用計算書に計上
される。
(b)受託報酬
各サブ・ファンドの英文目論見書に従い、受託会社であるHSBCトラスティ(ケイマン)リミテッドは、サ
ブ・ファンドから受託報酬を受領する権利を有する。
受託報酬は、各サブ・ファンドについて収益確保型ファンド“世界ブランド企業”を除き、最低受託報酬を年
額20,000米ドルとし、各評価日における発行価格の総額に対する変動利率を用いて毎月計算される。収益確保型
ファンド“世界ブランド企業”の最低受託報酬は、受託会社より免除される。報酬料率の要約は、下記の通りで
ある。
分配金確保型ファンドⅢ/分配金確保型ファンドⅣ/分配金確保型ファンドⅤ
発行価格総額
受託報酬年率
50,000,000米ドルまでの金額
0.06%
50,000,000米ドルを超える金額
0.05%
収益確保型ファンド“世界ブランド企業”
発行価格総額
受託報酬年率
50,000,000米ドルまでの金額
0.08%
50,000,000米ドルを超える金額
0.06%
(c)受益者サービス報酬および代行協会員報酬
各サブ・ファンドの英文目論見書に従い、販売取扱会社であるシティバンク銀行株式会社ならびに代行協会員
および日本における販売会社である日興コーディアル証券株式会社は、サブ・ファンドから受益者サービス報酬
および代行協会員報酬を受領する権利を有する。計算方法および費用料率は、下記に明記される。
受益者サービス報酬および代行協会員報酬は、各サブ・ファンドの募集期間中に募集された元本価額に対する
料率により計算され、各サブ・ファンドの開始時に前払で請求される。さらに、各評価日における発行価格の総
額に対する料率により毎月計算される追加的な受益者サービス報酬および代行協会員報酬がある。報酬料率の要
約は、下記の通りである。
サブ・ファンド
開始時報酬
分配金確保型ファンドⅢ/分配金確保型ファンドⅣ/分配金確保
型ファンドⅤ/収益確保型ファンド“世界ブランド企業”
追加報酬年率
3.00%
0.30%
上記のすべての前払受益者サービス報酬および代行協会員報酬は各サブ・ファンドの投資期間全体をカバーする。
前払された報酬は、各サブ・ファンドの投資期間全般にわたり、定額法により運用計算書に計上される。
5.税制
現行のケイマン諸島法に基づき、いかなる所得税、遺産税、法人税、キャピタル・ゲイン税、またはその他の税
金もファンドに課されない。従って、所得税に対するいかなる引当金も設定されていない。
ファンドは、ケイマン諸島の信託法(2001年改訂版)第81条に基づき、ファンドの設立日から50年間、いかなる
税金または関税の課金のために制定されるケイマン諸島の法律の適応を受けない保証をケイマン諸島の総督から受
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(20) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:45) / wk_10715711_070_財務諸表_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
領している。
注記2において述べられている通り、2009年6月1日から2010年5月31日までの期間中、ファンドはASC第
740号およびASU第2009-06号を適用した。当該指針は、サブ・ファンドに対して、税務当局による調査の際に、
ポジションの技術的なメリットに基づいた関連告発または訴訟手続の解決を含む、サブ・ファンドの税務ポジショ
ンが維持される可能性が50%を超えるかどうか決定することを要求する。税務ポジションが維持される可能性が
50%を越えるかどうかの認識域に合致させるために、財務書類において認識される税務ポジションは、所轄の税務
当局との最終的決着において、50%超の可能性で実現が見込まれるベネフィットの最大額で測定される。運用管理
担当会社は、かかる指針の適用がサブ・ファンドの財務書類上に重大な影響を及ぼすことはないと判断する。
6.金融商品の利用
サブ・ファンドは、その投資目的を株価参照債およびコモディティ価格参照債への投資を通じて達成し、従って、
保有する金融商品から発生する市場価格リスク、金利リスク、流動性リスク、信用リスクおよび為替リスクに晒さ
れる。
リスクおよびこれらのリスクの管理のためサブ・ファンドにより採用されるリスク管理方針は、下記に説明され
る。
(a)市場価格リスク
サブ・ファンドの株価参照債およびコモディティ価格参照債への投資は、市場変動のリスクを負っており、値
上がりする保証はない。株価参照債およびコモディティ価格参照債は、金利の変動、発行体の信用度に対する市
場の認識および一般的な市場の流動性を含むがこれに限定されない各種要因に基づいた価格変動に服することが
ある。こうした価格変動の規模は、未償還証券の満期が長期であればあるほどより大きくなる。株価参照債、コ
モディティ価格参照債ならびにこれらの金融商品に投資しているサブ・ファンドは、価格が値下がりすることが
ある。
サブ・ファンドが晒される市場価格リスクは、月毎に管理会社により監視される。
(b)金利リスク
サブ・ファンドは、その金融保有高およびキャッシュ・フローに対する市場金利の実勢水準の変動による影響
に関連したリスクに晒される。
(c)流動性リスク
サブ・ファンドが投資するマーケットは、比較的流動性が低いことがある。かかる証券への投資は、サブ・
ファンドがその投資証券を当初期待した価格および時期において売却する能力を制限する。非流動性に係るリス
クは、店頭市場取引の場合においても生じる。かかる契約について規制された市場は存在せず、買い指値および
売り指値はこれらの契約のディーラーによってのみ設定される。
サブ・ファンドは、借入によるレバレッジを利用することができ、また、管理会社が必要または望ましいと考
える場合、レバレッジを設定する投資戦略に従事することができる。
(d)信用リスク
各サブ・ファンドの満期日における確保されたリターンの獲得は、株価参照債およびコモディティ価格参照債
の発行者によるサブ・ファンドに対する義務の不履行が発生しないことが前提である。発行者による不履行が発
生した場合、サブ・ファンドのリターンは確保されず、受益者は満期時において確保されたリターンよりも少な
い金額を受領する可能性がある。さらにサブ・ファンドは、原株価参照債およびコモディティ価格参照債の流動
化の遅滞、ならびに、サブ・ファンドが当該証券に対する権利の実行を要求する期間中に生じうる株価参照債お
よびコモディティ価格参照債の価値の減少および権利主張にかかる費用を含む損失を被る可能性がある。かかる
リスクを最小限にするため、株価参照債およびコモディティ価格参照債の発行者は、スタンダード・アンド・プ
アーズ社から、サブ・ファンドの投資有価証券購入時において「AA」格以上の最低長期信用格付を有すること
が要求される。
サブ・ファンドは、単一の発行者により発行される株価参照債およびコモディティ価格参照債に投資を行い、
従って、複数の発行者により発行される投資対象に分散される場合よりも高水準のリスクに晒される。
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(21) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:45) / wk_10715711_070_財務諸表_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
(e)為替リスク
実質的にすべての資産および負債はサブ・ファンドの機能通貨建てであるため、サブ・ファンドは重大な為替
リスクを有しない。
(f)金融資産および負債の公正価格
サブ・ファンドのすべての金融資産および負債は、公正価格により資産・負債計算書に含まれる。
7.関係者取引
財務書類に対する注記4に開示されている管理報酬および受託報酬に加えて、サブ・ファンドには下記の重要な
関係者取引があった。
銀行預金は、取引の通常手続および通常の商業要件に基づき、受託会社の関連会社により下記の通り維持されて
いる。
2010年
米ドル
2009年
米ドル
分配金確保型ファンドⅢ
614,043
458,606
分配金確保型ファンドⅣ
589,741
868,705
分配金確保型ファンドⅤ
401,729
555,493
収益確保型ファンド“世界ブランド企業”
375,804
395,196
8.前払費用
各サブ・ファンドの英文目論見書に従い、管理報酬、受益者サービス報酬および代行協会員報酬を含む一定の報
酬は、各サブ・ファンドの開始時に前払で請求され、その影響は同期間中のファンドの価格に反映される。アメリ
カ合衆国における一般に認められた会計原則に従い、費用はサービスが提供された期間において認識される。
このため、アメリカ合衆国における一般に認められた会計原則に従い作成された財務書類上で開示されている各
サブ・ファンドの純資産は、英文目論見書に従い受託会社により計算されたサブ・ファンドの期間中に公示された
純資産とは異なり、その影響は以下に要約される。
分配金確保型ファンドⅢ
2010年5月31日
米ドル
2009年5月31日
米ドル
分配金確保型ファンドⅣ
2010年5月31日
米ドル
2009年5月31日
米ドル
資産・負債計算書上の純資産
31,012,187
41,793,640
43,609,631
65,253,660
前払管理報酬控除後の金額
(1,029,219)
(1,221,867)
(1,221,315)
(1,652,436)
受益者サービス報酬および代行協会員報酬
控除後の金額
(1,029,219)
(1,221,867)
(1,221,403)
(1,652,557)
値づけ目的のため認識された前払運用費用
控除後の金額
(349,312)
(373,940)
(189,970)
(232,363)
(値づけ目的のための)期末現在純資産
28,604,437
38,975,966
40,976,943
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(22) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:45) / wk_10715711_070_財務諸表_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
61,716,304
収益確保型ファンド
“世界ブランド企業”
分配金確保型ファンドⅤ
2010年5月31日
米ドル
資産・負債計算書上の純資産
46,114,006
2009年5月31日
米ドル
36,749,389
2010年5月31日
米ドル
2009年5月31日
米ドル
16,299,257
9,229,373
前払管理報酬控除後の金額
(916,528)
(1,322,691)
(390,076)
(496,065)
前払受益者サービス報酬および代行協会員
報酬控除後の金額
(918,041)
(1,324,204)
(388,915)
(494,614)
値づけ目的のため認識された前払運用費用
控除後の金額
(129,188)
(170,240)
(204,694)
(238,966)
(値づけ目的のための)期末現在純資産
44,150,249
33,932,254
15,315,572
7,999,728
9.経理のハイライト
分配金確保型ファンドⅢ
2010年5月31日
終了年度
米ドル
分配金確保型ファンドⅣ
2009年5月31日
終了年度
米ドル
2010年5月31日
終了年度
米ドル
2009年5月31日
終了年度
米ドル
(年度全般における発行済受益証券に係
る)一口当たりの運用成績
期首現在純資産価額
9.695
8.896
10.232
9.461
投資純収益3
0.419
0.389
0.415
0.424
(0.363)
(0.277)
(0.286)
(0.217)
0.699
0.791
0.315
0.651
-
-
(0.001)
(0.001)
0.755
0.903
0.443
0.857
分配金
(0.107)
(0.104)
(0.083)
(0.086)
期末現在純資産価額
10.343
9.695
10.592
10.232
トータル・リターン1
7.79%
10.15%
4.34%
9.06%
31,012,187
41,793,640
43,609,631
65,253,660
費用2
1.76%
1.58%
2.20%
1.73%
投資純収益2
3.61%
4.06%
3.31%
4.10%
投資有価証券に係る実現純損失3
投資有価証券に係る未実現純利益3
為替純損失3
投資運用からの合計金額
補足情報
期末現在純資産
加重平均純資産に対する比率:
1
トータル・リターンは、年度中の一口当たり純資産価格の変動の割合を表しており、受益者への分配前の金額
で表示されている。
2
費用および投資純収益は、運用計算書の対応項目を表している。
3
一口当たりの運用成績は、英文目論見書に従い計算された一口当たり純資産価格での受益証券の買戻しを原因
とする差異が調整された後に開示される。これは、注記8に記載の会計原則に従い計算された一口当たり純資
産価格とは異なる。
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(23) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:45) / wk_10715711_070_財務諸表_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
収益確保型ファンド
“世界ブランド企業”
分配金確保型ファンドⅤ
2010年5月31日
終了年度
米ドル
2009年5月31日
終了年度
米ドル
2010年5月31日
終了年度
米ドル
2009年5月31日
終了年度
米ドル
(年度全般における発行済受益証券に係
る)一口当たりの運用成績
期首現在純資産価額
5.553
11.057
4.284
9.211
投資純収益3
0.513
0.520
0.298
0.284
(0.482)
(0.227)
(0.288)
(0.164)
4.536
(5.587)
4.601
(4.950)
為替純損失3
(0.001)
(0.001)
(0.002)
投資運用からの合計金額3
4.5660
(5.295)
4.609
(4.830)
分配金
(0.224)
(0.209)
(0.074)
(0.097)
9.895
5.553
8.819
4.284
投資有価証券に係る実現純損失3
投資有価証券に係る未実現純利益/損失3
期末現在純資産価額
トータル・リターン1
82.22%
(47.89%)
107.59%
-
(52.44%)
補足情報
期末現在純資産
46,114,006
36,749,389
16,299,257
9,229,373
3.72%
1.58%
4.27%
1.91%
10.19%
4.62%
7.31%
3.05%
加重平均純資産に対する比率:
費用2
投資純収益2
1
トータル・リターンは、年度中の一口当たり純資産価格の変動の割合を表しており、受益者への分配前の金額
で表示されている。
2
費用および投資純収益は、運用計算書の対応項目を表している。
3
一口当たりの運用成績は、英文目論見書に従い計算された一口当たり純資産価格での受益証券の買戻しを原因
とする差異が調整された後に開示される。これは、注記8に記載の会計原則に従い計算された一口当たり純資
産価格とは異なる。
10.後発事象
運用管理担当会社は、2010年6月1日から、財務書類が公表可能となる2010年10月15日までの期間において後発
事象のレビューを実施した。開示上、後発事象は特定されなかった。
11.財務書類の承認
財務書類は、2010年10月15日に、受託会社および管理会社により承認された。
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(24) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:45) / wk_10715711_070_財務諸表_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書
(3)投資有価証券明細表等
シュローダー・プレミア・シリーズ
-収益確保型ファンド“世界ブランド企業”
投資有価証券明細表
2009年/2010年5月31日現在
2010年5月31日
2009年5月31日
額面
公正価格
(米ドル)
純資産比率
(%)
18,481,000
15,544,369
95.40
額面
公正価格
(米ドル)
純資産比率
(%)
8,095,725
87.72
株価参照債
- AIG-FP Matched Funding Corp Equity
Linked Notes 22 January 2014 linked to
a basket of globally listed equities
21,618,000
添付の注記は、本財務書類と不可分のものである。
- 25 -
(25) / 2010/12/13 11:17 (2010/12/13 10:45) / wk_10715711_070_財務諸表_osx外国投信_シュローダー収益確保型F_運用報告書