FUJITSU Cloud Service K5

クラウドサービス
エンハンス
情報
FUJITSU Cloud Service K5
FUJITSU Cloud Service K5は、オープンテクノロジーと富士通の知見やノウハウである
「Knowledge」を融合し、お客様の開発/運用の効率性を向上するクラウドサービスです。
今般のエンハンスでは、以下の機能追加を行いました。
①仮想サーバのフレーバー(ローエンドモデル7タイプ)を追加しました。
②PaaS機能として、「IoT Platform」、「認証サービス」の2サービスを正式提供開始しました。
③同じくPaaS機能として、「PFバッチ基盤オプション」、「ビジネス基盤サービス(ビジネスサポートサービス)」、
「シェアリングビジネス基盤サービス」、「帳票サービス」 を試用サービスとして無償で提供開始しました。
( フレーバー:仮想CPU数とメモリ容量を組み合わせた仮想サーバのタイプのこと )
K5 サービス全体図
 今般提供する正式サービスのPaaS機能は、東日本リージョン1、UKリージョンにて提供します。
(現時点では東日本リージョン1のみ)
 今般提供する試用サービスのPaaS機能は、東日本リージョン1のみの提供となります。
( リージョン:一定の地理的範囲に設置されたコンピュータ等設備等の集合のこと )
テクノロジーコンポーネントサービス
テ
IoT Platform 音声操作
ビジネス
共通レイヤ
SoR
IaaS
等
安全なAPI公開/利用状況分析
SoE
PF
(基幹業務基盤サービス)
バッチ基盤オプション
SF
インフラ/運用
レイヤ
マッチング基盤/パーソナル管理
認証/顧客管理/契約管理/課金/帳票管理
等
ビジネスサポート(顧客管理/契約管理/料金計算)
帳票
API Management
アプリケーション
開発・基盤
レイヤ
等
ビジネス基盤サービス
ビジネス基盤サービス
認証
PaaS
データ連携
シェアリングビジネス基盤サービス
CF
(クラウドネイティブ基盤サービス)
(システム自動構築サービス)
汎用コンポーネント RDB/メール 等
システムリソース Openstackベースのインフラ環境/SAP基盤
フレーバ追加
SoR:Systems of Record(業務処理や記録をするシステム)/SoE:Systems of Engagement(人、モノなどに関与するシステム)
( 正式に追加/提供のあった箇所 )
( 試用サービスとして提供のあった箇所 )
※ 無償トライアルユーザも試用サービスの対象です。試用サービスは無償で利用できます。
「IoT Platform」、「認証サービス」については、一部制限事項がありますが、
無償トライアルで利用できます。詳しくは無償トライアル申込書をご確認ください。
※ 各サービスの制限事項については、各サービスのサービス仕様書をご確認ください。
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仮想サーバのフレーバー追加(ローエンドモデル7タイプ)
 現行仮想サーバに比べて、低価格でメモリ割当が小さな仮想サーバ7タイプ(P-1/T-1/C-1~C-16)を提供致します。
仮想サーバ
2016/10/21 現在
タイプ 仮想CPU メモリ(GB)
単位
東日本リージョン1
P-1
1
0.5 台数・時間
の価格のみ記載
¥1.20
T-1
C-1
1
1
1 台数・時間
2 台数・時間
¥2.64
¥5.28
C-2
2
4 台数・時間
¥14.31
C-4
C-8
4
8
8 台数・時間
16 台数・時間
¥28.62
¥60.53
16
32 台数・時間
¥120.95
C-16
※最新の料金表については、
「K5」公開サイトに掲載の料金表をご参照ください。
http://jp.fujitsu.com/solutions/cloud/k5/price
<注意事項>
・ 仮想サーバ「P-1/T-1/C-1」は、データベース(RDB)に「非対応」となります。
・ 仮想サーバ「P-1」タイプの使用可能なOSは、「Ubuntu Server」のみとなります。
・ 富士通製ソフトウェア提供サービスに対し、仮想サーバ「P-1/T-1/C-1」は動作保証対象外となります。
「IoT Platform」をK5に商品統合し、PaaS機能として提供
 大量のセンサーやデバイスとのデータ送受信~蓄積と、データ収集を行うIoT専用クラウドサービスです。各種センサーや
ゲートウェイからのデータを標準手順で、簡単・効率良く利用できる共通プラットフォームとして提供します。月額固定料
金(5万円(無料従量利用料5千円含む)から)+従量料金で課金されます。
<提供機能概要>
機能
基本 エノコミー
データ収集機能
または
スタンダード
認可管理機能
または
アドバンスト
※従量の無料分を含む イベント機能
アクセス制限機能
ダイナミックリソース
コントローラー
(分散制御)
サービスポータル
従量 リソース利用料
API利用料
SSL利用料
イベント機能利用料
ディスク利用料
通信料
概要
データを本サービスに蓄積します。データの外部サービスへの転送機能も提供。
データ形式はJSONとBinaryに対応。
APIリクエストに対する認可機能を提供。
リソース(データの収集単位)単位に認可管理。
本サービスに登録されるデータに対して設定された条件に合致する場合にアクション(API起動/
Email通知)を設定。
お客様指定のIPアドレスからのみアクセスを許容する機能を提供。
お客様の限られたITリソース内で効率的なデータ収集を実現。データ収集において、クラウドにかかる
負荷によってデータ収集を制御する指針として利用できる「リコメンド」を提供。
データの管理を行う、お客様管理者専用のサービスポータルを提供。
データ管理/収集/活用を実行できるAPIを提供。
API
HTTP/HTTPSおよびMQTT/MQTTSに対応します。
月間のリソース利用数で課金(帯域別)
API利用1,000回単位で課金(SSL経由の通信の場合を除く)
SSL経由(HTTPS/MQTTS)でのAPI利用1,000回単位で課金。
イベント判定条件のチェック回数1000回単位で課金
蓄積データ量の月内の最大値100MB単位で課金
バイナリデータの登録・取得の通信量の100MB単位で課金
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PaaS機能として、認証サービスを提供
 複数の業務サービスを利用する際に一回の認証で複数のシステムを利用可能にするシングルサインオンの機能を提供
します。1回限りの使い捨てのワンタイムパスワードや生体認証(手のひら静脈・指紋)による認証を行うことで、安全
な認証システムの構築を実現します。申請ID数に応じた月額固定料金で課金されます。
(例)1,000IDまでの1IDの単価:基本料金 480円、オプション料金(ワンタイムパスワード) 無料、オプション料金(生体認証) 710円
<提供機能概要>
機能
基本サービス
オプション
(ワンタイム
パスワード)
オプション
(生体認証)
概要
●基本機能として、シングルサインオン機能、業務サービス連携機能※の提供
※OpenID Connect1.0対応機能、SAML2.0対応機能
●パスワードポリシー、ADFS連携、IPアドレス制限が可能
●各種管理画面の提供(管理画面。認証設定、個人設定)
●REST API(認証・ログアウト、利用者管理、パスワードポリシー管理)
●ドキュメント・ツールのダウンロード
●ワンタイムパスワード対応機能
TOTP(Time based One Time Password)準拠のクライアントアプリケーションで生成されるワンタイムパス
ワードを使用できる機能を提供します。
※動作確認済み推奨アプリケーション
PC対応:WinAuth
スマートフォン対応:Google Authenticator
●生体認証対応機能
生態情報によりログインを可能とする機能を提供します。生体認証クライアントアプリケーションを本サービスの管理
画面からダウンロード、インストールする必要があります。(本サービスでの利用限定)
基幹業務に必要なバッチ処理に特化した軽量フレームワークをご提供
「PF バッチ基盤オプション」※試用サービス
 柔軟なジョブ分散実行環境で処理性能向上とTCO削減を実現
高負荷・低負荷などの負荷状況応じて、K5のリソースプールから最適なリソースを柔軟に利用(起動/解放)します。
 業務処理開発に集中できる軽量なバッチフレームワーク
ジョブ制御関数、バッチフレームワーク、バッチユーティリティを提供します。業務処理と環境依存情報を分離した
フレームワークの採用により、業務処理開発に集中できます。
Web
AP
AP
Web
マスターノード
監視 RDS
RDS
監視
フレームワーク
・ジョブ制御
・実行制御
参照/更新
PF
(基幹業務基盤サービス)
計算ノード
・バッチ処理
共用ディスク
・高性能ディスク
バッチ基盤オプション
分散実行/HPCファイルシステム/バッチフレームワーク
※PFサービスの利用が前提です。PFサービスのRDS(リレーショナルデータベース)のデータを利用し、バッチ処理を行います。
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お客様がサービスを実施する上で必要な各種機能をご提供
「ビジネス基盤サービス(ビジネスサポートサービス) 」※試用サービス
 ビジネスに必要な「顧客管理」「契約管理」「料金計算」機能を提供し、ビジネス立上げをサポート
必要な機能だけを利用できます。既存の顧客管理を活用しながら、料金計算をアドオン開発することもできます。
 WebAPI提供による柔軟な開発と、クラウアントIDによるセキュアな通信が可能
カーシェアリングや民泊などで注目のシェアリングビジネスに必要な各種機能をご提供
「シェアリングビジネス基盤サービス 」※試用サービス
 占有型、共有型、応募型の各種シェアリングビジネス形態に対応
乗り物やモノなどの1商品を占有利用するような占有型や、倉庫の空きスペースを複数の利用者に割り当てるなどの
共有型、クラウドソーシングやクラウドファンディングなどの応募型など、様々なビジネス形態で利用できます。
「帳票サービス 」※試用サービス
 帳票レイアウトと印刷データを組み合せるだけで簡単に業務帳票が作成でき、開発工数の削減に貢献
 当社Interstage List Creatorを導入済みであれば、帳票のクラウド化が容易
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