Web page を作ってみる 《 大事な用語と基礎知識 》

Web page を作ってみる
2016/11/16
《 大事な用語と基礎知識 》
 Web に関すること
 WWW = World Wide Web
 URL = Uniform Resource Locator
⇒ インターネットにおける情報の「住所(アドレス)」
 「Web ページ」・「ホームページ」・
「トップページ」の違い
 Web ブラウザ (browser)
 Web page 閲覧ソフト。簡単に「ブラウザ」ともいう。
例: Internet Explorer (IE) =インターネットエクスプローラ
他にも、Firefox、Google Chrome、Opera, Safari、…
 HTML に関すること
 HTML = Hyper Text Markup Language
 HTML ファイル
 HTML 文書 = 中身はただの文字だけの文書
 HTML 文書をブラウザで開く ⇒ web page = レイアウトや画像も表示される
 拡張子は「.html」または「.htm」とする。保存する際に注意。
 ファイル名
 top page のファイル名は「index.html」にするのが、お約束。
 HTML タグ(tag)
 HTML 中の命令。「<」と「>」ではさんで書く。
 多くの場合、範囲を開始タグ「<
>」と終了タグ「</
>」ではさむ。
例: <h1>大きな見出し</h1>
 使用するフォルダー名・ファイル名
 日本語(全角文字)は使わない。半角英数字といくつかの半角記号(- _ ~ など)だけ
を用いる。空白は入れない。
⇒ 小文字に統一しておくと分かりやすい。
 使用する文字
 本文中のタグなどは半角で書く。
 大文字・小文字どちらを使う?
⇒ どちらでもよいが、どちらかに統一しておく。
 本文中に機種依存文字(機種によって文字が化けるもの)は使わない。
例:半角カナ、ローマ数字(ⅠⅡⅢ…)、丸付き数字(①②③…)など
←これらは日本語 Windows PC でしか表示されない可能性がある。
 本文中に html 予約文字(半角の < > & など)を使うときは、特殊文字表記をする。
例: < .... &lt;
> .... &gt;
& .... &amp;
 改行と空白
 段落が変わるときは、<p>タグを使う。
または、一つの段落を<p>タグと</p>タグではさんでもよい。
 本文中に改行を入れても、web 表示では無視される。
→ <br>タグを使う。
 半角空白を続けて入れても、web 表示では無視される。→ 半角空白は &nbsp;
 字下げ
 適当に字下げ(インデント)して書くと分かりやすい。
― 1 ―
 HTML ファイル作成に関すること
 Web ページ作成の基本的な考え方
 Web ページは色々な環境(コンピュータシステム)で使われることを考慮する。
 自分で見えているように、他の人も見えているとは限らない。
→ 見え方を必要以上に閲覧者に押しつけない。
 見かけよりも中身を重視。
 ページデザインは、「統一」、「すっきり」している方がよい。
 web page を作る際は、文書の構造が重要! 構成をはっきりさせる。
 エディタを使う
 エディタ(editor):テキスト入力のためのソフト。テキストエディタともいう。
例: メモ帳、TeraPad、秀丸、・・・
 メモ帳を開くには、
スタート > すべてのプログラム > アクセサリ > メモ帳
既にあるファイルは、 右クリック>送る>メモ帳
 TeraPad を開くには、
スタート > すべてのプログラム > ユーティリティ > TeraPad
既にあるファイルは、 右クリック>送る>TeraPad
 IE(インターネットエクスプローラ)で開いているページの場合、
右クリック>「ソースの表示」 でも簡単に html の内容を見ることができる。
 html で文書入力
<html>
 HTML 文書の構造
<head>
作成例参照 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒
</head>
 ページにタイトルを付ける
<title>○○○○</title>
・・・<head>部分に書く
<body>
 見出し(heading)を作る
<h1> ~ </h1>、<h2> ~ </h2>、・・ <h6>まで 6 段階
 段落(paragraph)を作る
</body>
</html>
<p> ~ </p>
 改行(break)する
<br>
 水平線(horizontal rule)を引く
<hr>
 画像(image)を表示する
<img src="画像ファイル名">
src は source の略
 編集と保存、確認
 TeraPad やメモ帳で html ファイルを編集 → 上書き保存
⇒ IE で[最新の情報に更新]ボタン(再読込) → ページ表示が更新される
 画像ファイルに関すること
 ファイルの種類
 ブラウザで表示できるのは、jpg、gif、png。 → bmp は表示できないものもある。
 ファイルのサイズ
 サイズに注意 → 画像のサイズ(縦横)だけでなく、ファイルサイズにも気を使う。
 必要ならば画像編集ソフト(Irfanview、Jtrim など)で調整する。
― 2 ―
実
習
ゼミで今までに作った作品の「作品集」を作ってみよう。
① ドキュメント内のゼミのフォルダに web page 用のフォルダを作る。
 今回は、
webpage
とつけておこう。
② 今までに、アニメーション GIF、スキャナー、デジカメなどで作成・編集した画像をフォルダー
にコピーして集める。
jpg、gif、png などの形式のファイルにする。(bmp は避ける。)
ファイルをコピーするときは、
コピー & 貼り付け
または
Ctrl
を押しながらドラッグ (ポインタに現れる+ の印を確認する)。
③ 画像のファイル名を半角英数字だけのものに変えておく。
 ファイルの拡張子( .の後ろ)は変えないようにする。
④ TeraPad を開く。
スタート > すべてのプログラム > ユーティリティ > TeraPad
⑤ html 文書を作成する。
 裏面の作成例を参考に。
⑥ 名前を付けて保存する。
 保存する場所は画像などを集めたフォルダーにする。
→ Web ページの材料を全部一箇所にまとめておく。
 ファイルの名前は、半角英数字だけを使う。
 拡張子は「.html」とする。
 今回は、 sakuhin.html とつけておこう。
⑦ できた sakuhin.html をダブルクリックすると、インターネットエクスプローラが開いて、
web page が表示されるはず・・・。
 画像のサイズ(横・縦のピクセル数)が大きすぎるときは、Irfanview などを使ってサイ
ズ変更(リサイズ)して、保存し直す。
⑧ html 文書を TeraPad で開いて、印刷する。→ 提出。
 ファイルを TeraPad で開くには、
右クリック > 送る > TeraPad
― 3 ―
web page 作成例
 head にタイトルをつける
 「PC マスターゼミ My 作品集」 など
 本文にタイトルをつける
 仕切り線を入れる
→ h1
→ hr
 ジャンルごとに見出しをつける
→ h2
 アニメーション GIF
 スキャナー取り込み
 レタッチ作品
などなど
 各ジャンルの中に作品を載せる
 作品名を書く → h3
 画像を貼り付ける → img
 説明文を書く
→ p
《 HTML 作成例 》
《 web page イメージ 》
← h1
たいとる
<html>
<head>
<title>たいとる</title>
</head>
1116999 ○山△子
ここでは・・・・
<body>
<h1>たいとる</h1>
アニメーション編
← hr
<p>1116999 ○山△子</p>
<p>ここでは私がゼミの時間に作った作品を紹介します。
頑張って作ったのでちゃんと見てね。</p>
<hr>
<h2>アニメーション編</h2>
<h3>作品1: ○○○○~</h3>
<img src="xxxxxx.gif">
<p>これはあれあれこれこれ、・・・・・</p>
← h2
作品1:○○○○~
← h3
これはあれあれこれこれ・・・
← hr
スキャナー編
← h2
作品1:○○○○~
<hr>
<h2>スキャナー編</h2>
<h3>作品1: ○○○○~</h3>
<img src="xxxxxx.jpg">
<p>これはあれあれこれこれ、・・・・・</p>
← h3
これはあれあれこれこれ・・・
作品2:○○○○~
<h3>作品2: ○○○○~</h3>
<img src="xxxxxx.jpg">
<p>これはあれあれこれこれ、・・・・・</p>
← h3
これはあれあれこれこれ・・・
<hr>
<h2>レタッチ編</h2>
<h3>作品1: ○○○○~</h3>
<img src="xxxxxx.jpg">
<p>これはあれあれこれこれ、・・・・・</p>
← hr
レタッチ編 ← h2
:
</body>
</html>
― 4 ―