デフバスケットボール協会について

特定非営利活動法人
日本デフバスケットボール協会
JDBA
(Japan Deaf Basketball Association)
デフバスケットボールとは
デフ(聴覚障害者)によるバスケットボールのことです。
デフバスケットボールの主な特徴としては、チームメイトの声、ド
リブルの音、審判の笛の音、ボールをはじく音などが全く聞こえ
ない状態でバスケットボールをプレーするということです。その
ため、大会等では審判が黄色い手袋を着用、コートの対角で審
判の笛がなると旗を振って合図するシステムを採用しています。
JDBA概要
名称
日本デフバスケットボール協会
(Japan Deaf Basketball Association)
設立
1997年
理事長
篠原 雅哉
協会会員数 185名(2015年3月時点)
協会組織体制 理事会、競技委員会、強化委員会
JDBAが主催する大会
①全国デフバスケットボール選手権大会(通称 ミミリーグ)
ミミリーグとは、全国から様々なチームが集まり、No.1を目指して熱戦が繰り広げら
れていき、またこの大会では聴覚障がい者と聴者が同じコートに立つことで相互に
おけるバスケットボールの李かいを深める目的とする。聴者のオンザコート2のルー
ルを適用する。(聴者が3名以上同時にコートに立つことは認められない。)
第一回大会は2003年に愛知県で開催され、それ以降毎年に全国各地で開催し
ています。(2011年は東日本大震災のため、中止。)
第14回2016年愛知県 大会結果
男子
優勝 誠family(大阪府) 準優勝 福岡EmperorsB 3位 狼王(愛知県)
女子
優勝 DRAGONJOKER‘s (京都府) 準優勝 埼玉モンキーズ
3位 StarRESPECTIVEY (愛知県)
②東日本大会、西日本大会
東日本&西日本の各地域チームが出場。
競技方法 総当たりリーグ戦後に、順位決定トーナメント(参加チーム数により変更有り。)
聴者のオンザコート2のルールを適用とする。(聴者が3名以上同時にコートに立つことは
認められない。)
2015年西日本大会in大阪府 大会結果
男子
優勝 誠family(大阪府) 準優勝 福岡Emperors 3位 ALL KYOTO(京都府)
女子
優勝 DRAGONJOKER‘s (京都府) 準優勝 大阪NOFEAR(大阪府) 3位 福岡
EMERALD
2015年東日本大会in埼玉県 大会結果
男子
優勝 地猿(神奈川県) 準優勝 東京Resonaters
女子
優勝 埼玉モンキーズ 準優勝 千葉Fluttes
3位 埼玉AIT,S
3位 東京VAMOS
③全日本デフバスケットボール選手権大会(JDBA理事長杯)
本大会は毎年12月開催し、東日本&西日本大会上位2 チームがのみトーナメント戦を行う。
競技方法
聴者のオンザコート2のルールを適用とする。(聴者が3名以上同時にコートに立つことは認め
られない。)
2015年第2回全日本デフバスケットボール選手権大会in埼玉県
出場チーム
男子 誠family(大阪府) 、福岡Emperors、地猿(神奈川県) 、東京Resonaters
女子
大阪NOFEAR(大阪府)、福岡EMERALD、 埼玉モンキーズ 、千葉Fluttes
大会結果
男子
優勝 地猿(神奈川県) 準優勝 東京Resonaters
女子
優勝 埼玉モンキーズ 準優勝 千葉Fluttes
3位誠family(大阪府)
3位 大阪NOFEAR(大阪府)
④アジア太平洋デフバスケットボールクラブ選手権大会
国際デフバスケットボール連盟(DIBF)主催大会の一つであり、アジア太平洋ブロックに位置す
る国々から参加するクラブチームの大会で、2年1回で開催行われています。
※出場条件
全日本デフバスケットボール選手権大会(JDBA理事長杯)の優勝チームが、アジア太平洋デ
フバスケットボールクラブカップの出場権を得ることが出来る。
2016年11月に開催地の福岡県で第3回アジア太平洋デフバスケットボール選手権大会が
行われます。
2016年出場チーム
男子 地猿、福岡Emperors(開催地枠)
女子 埼玉モンキーズ、福岡EMERALD(開催地枠)
地猿(神奈川県)
埼玉モンキーズ
2014年韓国大会にて
日本代表男女デフバスケットボール
日本代表男女デフバスケットボールチームを編成するため、
国内における聴覚障害のある優秀なバスケットボール選手を募り、強化育成を図
る。
日本代表男女デフバスケットボールが出場する大会
(デフリンピック、アジア太平洋ろう者競技大会、世界選手権大会)
※デフリンピックとは?
4年に一度開催される聴覚障害者(Deaf:デフ)のオリンピックのことをデフリンピック(Deaflympics)。こ
の大会の歴史は古く、1924年にフランスのパリで始まった。2001年5月16日に国際オリンピック委
員会(IOC)の承認を得て、名称をデフリンピックと決定。
大会出場情報
2005年 第20回 夏季デフリンピック(オーストラリア・メルボルン)
男女日本代表 初出場
2009年 第21回 夏季デフリンピック(台北)
男女日本代表 出場
2013年 第22回 夏季デフリンピック(ブルガリア・ソフィア)
男女日本代表 出場
2017年 第23回 夏季デフリンピック(トルコ)
男女日本代表 出場(予定)
デフリンピックロゴマーク
※デフバスケットボール世界選手権とは?
世界デフバスケットボール連盟(通称:DIBF)主催によるデフバスケットボール世界選手権
(通称:世界選手権)は2002年にギリシアで始まり、2015年の台湾(桃園)で第4回目となりま
す。デフバスケットボール世界選手権への参加条件は、聴力(聞こえの良いほうの耳)の平均
値が55db以上であること。目安としては、身体障害者手帳(聴覚)が6級以上であれば、参加
登録可能です。また、競技中は補聴器の着用を禁じており、耳に頼らないプレーやコミュニケ
ーション能力が要求されます。
2002年 第1回 デフバスケットボール世界選手権(ギリシャ)
2007年 第2回 デフバスケットボール世界選手権(中国・広州)
男女日本代表 初出場
2011年 第3回 デフバスケットボール世界選手権(イタリア・パレルモ)
男女日本代表 出場
2015年 第4回 デフバスケットボール世界選手権(台湾・桃園)
男女日本代表 出場
過去大会の情報
2007年 第2回 デフバスケットボール世界選手権(中国・広州)
【男子】 8位(16ヵ国中)
【女子】 8位(9ヵ国中)
2011年 第3回 デフバスケットボール世界選手権(イタリア・パレルモ)
【男子】 0勝4敗
【女子】 1勝6敗
2015年 第4回 デフバスケットボール世界選手権(台湾・桃園)
【男子】 12位(13ヵ国中)
【女子】 9位(10ヵ国中)
男子
予選リーグ
リトアニア 102ー31 日本
イスラエル 92−82 日本
ロシア 102−31 日本
順位決定戦
オーストラリア 93−67 日本
ポーランド 83−75 日本
女子
予選リーグ
日本 38ー95 アメリカ
日本 50ー86 ウクライナ
トルコ 44−42 日本
イタリア 60−39 日本
順位決定戦
イスラエル 35−70 日本
2015年 第4回 デフバスケットボール世界選手権(台湾・桃園)の様子
日本男女デフバスケットボール代表(2015年7月時点)
男子デフバスケットボール日本代表
女子デフバスケットボール日本代表
特定非営利活動法人日本デフバスケットボール協会
FAX:050-3730-5297
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HP: http://jdba.sakura.ne.jp/
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