http://www.keinet.com/ishidas/index.htm 「 新 聞 の 力 」

平成22年度 伊敷台小学校便り
12月 1日発行
NO.8
さ」であり,
「新聞の力」を感じました。
最近,活字離れが心配されています。新聞を購読する人が減り,インタ
ーネットでニュースを読む人が増えてきているといいます。
「
『新聞』感想
文コンクール」は,そういう危機感の下,多くの人に新聞のよさを知って
つよい体に
創立18周年
ホームページは→
やさしい心
よく考え
がんばりぬく
全校児童 710名の元気な伊敷台小学校
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もらい,親しんでもらいたいという願いから始まったのではないかと思い
ます。子どもたちは,口蹄疫,終戦記念日や核廃絶,異常気象や環境問題
などの社会的な現象や問題に正面から向き合い,しっかりと自分なりの考
えや意見を述べていました。新聞を読むことによって,見方・考え方・感
「 新聞の 力 」
じ方を深めることができます。また,私の経験のように,ピアノコンクー
校長
猿楽 茂樹
ルで入賞した友達の名前を新聞で見つけ,電話をして,再び交流が始まっ
たという感想文もありました。
最近、私は,立て続けに 3 回,新聞やテレビに取り上げてもらいました。
そのおかげで,知り合いからたくさんの電話やメールをいただきました。
テレビなどで様々な情報を分かりやすく解説しておられる池上彰さん
は,著書の中で,
「新聞の中には,子どもの知らない世界が広がっています。
その一つは,私の「
『新聞』感想文コンクール」の審査総評が掲載された
それに日々触れることで,新しい知識が蓄えられると同時に,知的好奇心
ことです。大きな活字で自分の名前が出ていることにびっくりしていると、
が刺激されて物事を深く考えるようになります。新聞は生きたニュースを
まもなく,それを見つけた友人から、
「読ませてもらったよ。忙しそうだね。
」
題材に学力を高めることができる,最高の教材な
と電話がきました。総評の内容にもちょっとは触れて欲しかったと思いつ
のです。
」と言っておられます。
つも,電話をくれたことを大変うれしく思いました。
学習指導要領でも,新聞の積極的な活用を勧め
二つめは,本校職員が私の還暦をサプライズで祝ってくれた時の全体集
ています。家庭生活の中に新聞を読む時間を位置
合写真が,南日本新聞に載ったときです。赤い帽子に赤い服を着て、写真
付けて,家族団らんの話題にしてほしいと思いま
に収まっている私に気付いた友人・知人から,
「みんなに祝福されて幸せだ
す。
ね。
」
「もう還暦か。懐かしくて電話した。
」などと,朝から晩までひっきり
なしに電話がかかってきました。教職 38 年間に,県内各地でお世話になっ
□■□
研究公開終わる
□■□
た方々の久しぶりの声を聞き,
「退職したら,自分の勤めてきた学校や職場
を訪ねてみようかな。
」と思うことでした。
18日,市内外の先生方およそ60名にお越しいただき,
「確かな学力の
三つめは,本校の卒業生で,今年のプロ野球ドラフト制度で北海道日本
定着」研究公開を開催しました。平成21年度からの2年間の研究を伊藤
ハムファイターズに入団した榎下陽大選手が,学校を訪問してくれた時の
教諭が発表し,宇都宮教諭と鬼塚教諭がそれぞれ国語と社会の研究授業を
ことが,テレビで放送されたときです。私が,榎下選手を案内する様子が
実施しました。
テレビで放映されたのを見て,
「元気な様子を拝見しました。
」などと数人
分科会では,集まった先生方からいろいろなご意見をいただきましたの
の友人・知人が電話をくれました。その後も各種の会合で,同席した多く
で,それらを今後の研究に生かし,日々の授業を充実させていきたいと考
の人から,
「見たよ。
」
「最近よく見かけるね。
」などと,あいさつ代わりに
えます。なお,当日は,
声を掛けてもらいました。
来校者の誘導や接待等
テレビよりも,新聞に載ったときの方が,多くの人から便りをもらいま
で研修部の皆さんにご
した。テレビは,一目瞭然で,その場の様子がよく分かりますが,その時
協力をいただきました。
間をはずせば気付かない場合が多いようです。その点,新聞は,朝・昼・
誠にありがとうござい
夜と満遍なく電話をもらいました。いつでも見ることができる「新聞のよ
ました。
日
曜
行
事
名
1
水
5年社会科見学(MBC)
2
木
3年1・3組社会科見学,学級PTA(ゆめのさと)
3
金
3年2・4組社会科見学
4
土
伊敷・郡山地区家庭充実研究会(皆与志小)
6
月
学級PTA(上学年)
7
火
学級PTA(下学年)
,学年朝会
9
木
避難訓練(不審者対応)
,PTA三役会
10
金
市小学校音楽会(午後:5年2組出場)
11
土
PTA理事会
12
日
PTA文化的行事(鹿児島実業高の新体操部演技)
14
火
表彰朝会
15
水
安全点検日,幼稚園児との交流(1年)
16
木
B校時,PTA評議員会
17
金
B校時
19
日
校区走ろう会,スポーツ少年団年末クリーン作戦
21
火
B校時
23
木
● 天皇誕生日,子ども読書の日
24
金
終業式,大掃除
25
土
冬休み(~1月7日)
,クリスマス
委員会活動(反省)
,アルバム撮影(6時間目)
ソロアンサンブルコンテスト(金管バンド)
県合奏祭(25日か26日)
28
火
仕事納め
29
水
年末年始休暇(~1月3日)
31
金
おおみそか
いよいよ2学期最後の1か月を迎えました。体調管理はもちろんのこと,
これからは各教科の学習の総仕上げをしていかなければなりません。
毎時間の授業に集中して取り組み,分からないことがあれば担任に質問し,
苦手な点は繰り返し練習をするなどして基礎基本をきちんと定着させてほ
しいと思います。
上旬には,学級PTAが開催されます。冬休みの生活などについて説明
がありますので,是非ご出席くださいますようお願いします。
【11月の出来事】 11月中は,保護者の皆さんにご参加・ご協力いただいた多くの行事があり
自分に負けない強い心と体を(校内持久走大会)
ました。いろいろとお世話になり,誠にありがとうございました。
///
地域みんなの力を集結
なりました。
24日昼休み,子どもたちの拍手と大歓声が,母校の先輩,榎下選手を
///
「がんばれ,ラストスパートだよ。
」沿道の保護者の声援を受けて,どの
迎えました。お話は,小学生時代,読書に励んでいたことや昼休みは真っ
伊敷台まつり・校区文化祭
学年の子どもたちも一生懸命に走り抜いた持久走大会。今年は24日と2
先に運動場へ飛び出し,ドッジボールの場所取りをしていたことから始ま
6日,いちょう色づく快晴の中で実施されました。
りました。伊敷台ホームランズの時の背番号などのエピソードには,現役
13日(土)
,2年ぶりに
2日間ともに,赤のスタッフジャンパーを付けたPTA安全指導部の皆
開催された伊敷台まつりと
さんの心強い安全管理指導の下,子どもたちは練習してきたとおりに,持
ホームランズのみんなが興味津々と聴き入っていました。
10分程度の質問タイムは,たくさんの子どもたちが手を挙げ,その勢
校区文化祭は,天候にも恵
っている力を発揮した走りができていたと思います。各学年の先生は,本
いに榎下選手も少々圧倒されていた感じですが,質問に対して,わかりや
まれ,多くの方々の参加で
番で一番よい記録を出した子が
すい言葉を選び,一つ一つていねいに答えてくださいました。
大変にぎわいました。
多かったと話しています。
最後は,榎下選手にお礼もこめて全校みんなでエールをおくりました。
午前8時30分過ぎ,て
昨年度,インフルエンザの流
んびん座公園に各学級のア
行のために中止になったこの行
榎下選手は,
「母校に来てよかったです。
改めて『がんばらねば』という気持ちに
イデアあふれ,ユーモアたっぷりのおみこし23基が集合。PTA会長さ
事,1年生だけでなく,2年生
なりました。
」と語っていました。この
んの激励のあいさつの後,子どもたちは,保護者や地域の皆さんが見守り,
にとっても初めての行事であ
日のことは子どもたちにとって,1か月
熱い声援を送る中,笑顔で公園を出発していきました。そして,伊敷ニュ
り,6年生にとっては小学校生活最後の行事でした。開閉会式の進行やあ
早い素敵なクリスマスプレゼントにな
ータウンを元気よく練り歩きました。
いさつ,準備運動などの係を務めた子どもたちも大変よくできました。
りました。
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学校を通り,公園に帰ってきた子どもたちの表情は,達成感と満足感に
あふれていました。カメラを手にしたある保護者の方は,
「今年はインフル
エンザの流行もなく,雨にも悩まされず,子どもたちの元気なおみこしパ
苦しくて,あきらめそうになる自分に打ち勝ち,最後までしっかりと走
りぬいた全員に大きな拍手をおくりたいと思います。
受賞おめでとうございます(敬称略)
なお,4人の子どもたちが学年新記録を樹立しましたので紹介します。
レードで伊敷台まつりのスタートを飾ることができてよかったです。
」と話
していました。
榎下選手がご活躍されることを全校のみんなで応援したいと思います。
【新記録おめでとうございます】
(敬称略)
☆
2年男子
永井 利政
午前10時,体育館では校区文化祭
☆
3年男子
野口 貴仁
の展示発表,運動場や校舎内では,模
☆
6年女子
矢﨑 真衣
◇「花のある暮らし」図画・ポスターコンクール
◇帖佐大会
, 田中 統真
擬店や催しが始まりました。会場には
優勝
※学校賞受賞
入選 1年 徳永 美智
2年 上野 壯悟
佳作 3年 板敷 凛太郎
奨励賞 3年 後藤 智和
ヒーロー来校に,子どもたちは大興奮
◇県空手道選手権大会
りができて,会場の至るところからに
~ がんばれ,伊敷台小の先輩,北海道日本ハムファイターズ
団体組手 第3位
榎下 陽大 選手 ~
伊敷台ホームランズ
◇県統計グラフコンクール
次々に車が入り,どのお店にも人だか
ぎやかな声が聞こえていました。
入選 1年 祝 美衣音
6年 東別府 心 ,蓮子 翔太 ,三原 大樹
◇弥五郎どん空手道大会 個人戦(5・6年の部) 優勝
三原 大樹
校区文化祭では,市教育委員会や伊敷公民館長さんらのご来賓をお迎え
樹木の剪定作業,ありがとうございました
し,11時30分から舞台発表がスタートしました。森谷委員長さんの開
テレビニュースや新聞でご存知のとおり,
会のあいさつの後,本校の金管バンドが素晴らしい演奏を披露してくれま
24日,北海道日本ハムファイターズに入
学校支援ボランティア活動の一環として,地域の方々が夢の里記念碑の
した。また合唱部も練習の成果を
団した榎下陽大選手が母校を訪れ,後輩た
築山や垣根などの剪定をしてくださいました。作業を行ってくださったの
発揮したすてきな歌声で観衆を魅
ちにエールをおくってくださいました。
は,いずれもかつて学校に勤務され,魅力ある学校経営の下,子どもたち
了しました。展示発表も大変充実
これは,
「子どもたちのヒーローに学校
の教育や学校及び地域の活性化等に情熱を注
していて,書や造形品,菊などの
へお越しいただいて,直接,話をしてくだ
がれた退職校長先生です。おかげさまで,学
盆栽など本校区の文化的なレベル
さる機会ができないものでしょうか。
」という学校側の思いを,榎下選手に
校の玄関口になる築山などが,すっきりとし
の高さを改めて感じました。
近い校区お住まいの方に伝えていただき,日程調整の結果,実現の運びと
て大変きれいになりました。