「農商工等連携事業計画」を新たに4件認定しました

平成25年7月8日
「農商工等連携事業計画」を新たに4件認定しました
経済産業省関東経済産業局
農林水産省関東農政局
関東経済産業局・関東農政局では、「農商工等連携促進法(中小企業者と農
林漁業者との連携による事業活動の促進に関する法律)」
(平成20年法律第3
8号)に基づいて、申請のありました農商工等連携事業計画について平成25
年7月8日、第16号として新たに4件を認定しました。
これにより、当局管内の認定件数は131件となりました。
なお、都県別認定件数は、栃木県1件、群馬県1件、埼玉県1件、千葉県1
件です。
今回認定された事業計画のうち、「果樹園芸作物を使った屋内型「立体庭
園・農園」の開発およびブランド化(群馬県高崎市)」では、わい化した花き・
果樹等のポットを配置した「屋内型の立体庭園・農園」を開発、販売します。
「冷凍に適した米を炊飯し、冷凍に加工した中間素材商品及び加工食品の
開発・製造・販売(埼玉県さいたま市)」では、冷凍に適した米を使用した餃
子等の加工食品等の開発、製造及び販売を行います。
これらの新たな認定事業計画の推進により、農林漁業および地域経済の更な
る活性化が期待されます。
(参考)農商工等連携事業計画について
農商工等連携事業計画とは、中小企業者の経営の向上及び農林漁業経営の
改善を図るため、中小企業者と農林漁業者とが有機的に連携し、それぞれの
経営資源を有効に活用して、新商品の開発、生産若しくは需要の開拓又は新
役務の開発、提供若しくは需要の開拓を行うものです。
認定を受けた場合には、農商工等連携対策支援事業による補助や中小企業
信用保険法の特例などの活用、政府系金融機関による低利融資、各業種の助
成法の特例など総合的な支援を受けることが可能となります。
(本発表資料のお問い合わせ先)
関東経済産業局産業部経営支援課長 関根
担当者:矢部、矢島、藤枝
電 話:048-600-0332(直通)
農商工等連携事業計画 認定件数 (H25.7.8現在)
【全国】 農商工等連携 認定件数
【関東管内】 農商工等連携 認定件数
◆農商工等連携事業計画
経産局
北海道
東北
関東
中部
近畿
中国
四国
九州
沖縄
計
◆農商工等連携事業計画
件数
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度
15 14
16 20
43 45
27 27
23 29
14 16
12 10
19 20
9
4
177 184
4
6
13
20
8
4
1
7
1
64
2
5
13
16
9
0
8
6
1
60
4
2
13
14
10
6
7
2
2
60
1
2
4
4
0
1
3
2
0
17
計
40
51
131
107
78
41
41
56
17
562
◆農商工等連携支援事業計画
経産局
北海道
東北
関東
中部
近畿
九州
計
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度
0
0
0
1
0
0
1
0
1
0
0
0
0
1
認定件数
都県名
認定件数
茨城県
13
神奈川県
7
栃木県
13(1)
新潟県
7
群馬県
8(1)
長野県
8
埼玉県
14(1)
山梨県
11
千葉県
14(1)
静岡県
17
東京都
19
合計
131(4)※1
※1 産業別件数:農業110(3)件、林業5件、水産業16(1)件
◆農商工等連携支援事業計画
件数
0
0
3
0
0
2
5
都県名
2
0
4
0
1
0
7
1
0
0
0
1
0
2
0
0
0
0
0
0
0
計
3
1
7
1
2
2
16
都県名
認定件数
都県名
認定件数
埼玉県
1
山梨県
1
東京都
5
合計
7
注:( )の数字は今回の認定件数
農商工等連携促進法に基づく農商工等連携事業計画の認定一覧(第16回)
※★は代表申請者
農商工等連携事業計画
事業名
事業概要
事業主体
(中小企業側)
平成25年7月8日
事業主体
(農林漁業側)
1
常盤農園の地上栽培による自然薯とジャン
ボむかごの生産技術と、カクヤス商販(株)
地上栽培による自然薯
の栽培に適した資材、肥料等に関する知識
とジャンボむかごの生
等を活用し、パイプを使った地上栽培によ
★カクヤス商販株式会社
産および粉末の開発・
る自然薯とジャンボむかごの量産化と販売
(栃木県)
販売、兼業農家に向け
及びジャンボむかごの粉末の開発・販売に
た栽培方法の普及
取り組むとともに、地域兼業農家の活性化
に向けて栽培方法の普及を行う。
常盤農園
(栃木県)
2
富久樹園の矮化・整形・光順化等の栽培・
育成技術と、(株)しみづ農園の造園施工技
術等を活用し、四季折々の矮化した花卉・
果樹園芸作物を使った
果樹等のポットを配置した「屋内型の立体
屋内型「立体庭園・農
庭園・農園」を開発する。これまで屋内緑化
園」の開発およびブラン
導入の課題とされてきた、使用植物の種類
ド化
拡大やメンテナンス、衛生面にも対応した
商品とすることで、室内装飾用として店舗や
オフィスなどに販売する。
富久樹園
(群馬県)
★株式会社しみづ農園
(群馬県)
農商工等連携促進法に基づく農商工等連携事業計画の認定一覧(第16回)
※★は代表申請者
農商工等連携事業計画
事業名
事業概要
3
木村安夫が、独自の有機堆肥の活用によ
り低農薬・低化学肥料で栽培した冷凍に適
冷凍に適した米を炊飯
した米(冷凍適合米)を提供し、(株)ヨコミゾ
し、冷凍に加工した中間
が、独自の加工技術・ノウハウにより冷凍
素材商品及び加工食品
適合米を使用した冷凍米原材料商品(中間
の開発・製造・販売
素材)及び餃子等の冷凍米加工食品の開
発・製造・販売を行う。
4
鋸南町勝山漁業協同組合の養殖技術と、
(株)西川が長年チリで培った銀鮭の養殖ノ
ウハウを活用し、他地域より早く水揚げが
可能で、脂がのった良質な銀鮭を生産す
る。鮮度を維持しながら、市場に出荷する
加工・物流の仕組みづくりや、輸出、保存に
適した加工品の開発も行い、千葉県産養殖
銀鮭のブランド化に取り組む。
早期水揚げが可能な養
殖銀鮭の生産と流通形
態の構築及び加工品開
発による千葉県産銀鮭
ブランド化事業
平成25年7月8日
事業主体
(中小企業側)
事業主体
(農林漁業側)
★株式会社ヨコミゾ
(埼玉県)
木村 安夫
(熊本県)
★株式会社西川
(千葉県)
鋸南町勝山漁業協同組合
(千葉県)
地域
栃木県 矢板市
認定日
平成25年 7月 8日
通巻番号
3 - 25 - 130
③新たな作目や品種の特徴を活かした需要拡大
地上栽培による自然薯とジャンボむかごの生産および粉末の開発・販売、
兼業農家に向けた栽培方法の普及
パイプを使った地上栽培による自然薯および被覆を施すことによるジャンボむかごを生産する。
 連携体
常盤農園 (農業)
農林漁業者
地上栽培による自然薯とジャンボむかごの量産化と供給体制の構築および販売、粉末用ジャンボむかごの選定出荷を
行う。
中小企業者
カクヤス商販(株)(その他の小売業)
ジャンボむかごの粉末化の開発・販売、兼業農家の活性化を目指す自然薯とジャンボむかごの生産方法の開発と普及。
学校法人 香川栄養学園女子栄養大学、(株)フーディストファクトリー51、(株)鈴矢電気サービス、
連携参加者
菊地新一、今泉清次
ジャンボむかごの粉末化およびメニュー開発を行う。
サポート機関等
(独)中小企業基盤整備機構関東本部
 連携の経緯
顧客である農業者の収入の向上と安定を図るには、生産する農産物の選択、生産の仕組
みづくり、流通の仕組みづくりが必要と考えるカクヤス商販株式会社と、長年研究してきた自
然薯の地上栽培技術とジャンボむかごの栽培技術を、量産・実用化することを目論む常盤農
園が連携することで、地域兼業農家の活性化を目指した農作物の栽培と栽培方法の確立を
目指す。
 連携に当たっての課題や工夫等
もともと水田であった土地の土壌を活用するため、常盤農園のもつ土壌の循環ノウハウに、カ
クヤス商販が持つ土壌検査・化成肥料に関する最新の知識を組み合わせることで、量産化に最
適な土壌の改良および検証を行っていく。また、パイプの中の根の張り方や土の水分量を目視
確認できるように、カクヤス商販の持つ資材知識と加工技術によって透明な素材のパイプを活用
し、パイプの中の様子を目視確認できるようにする。
【代表者】
地域の住民
地元食品製造業
飲食店
兼業農家
【連携参加者】
連
携
体
【共同申請者】
ジャンボむかごの粉末の生産、メニュー提案、販売
自然薯およびジャンボむかごの栽培
カクヤス商販(株)
(栃木県矢板市)
常盤農園
(栃木県那須塩原市)
商品開発力・販売力
地上栽培技術
女子栄養大学・フーディストファクトリー51
㈱鈴矢電気サービス
菊地新一、今泉清次
ジャンボむかごの粉末を活用したメニュー
開発
ジャンボむかごの粉末化の技術提供
自然薯およびジャンボむかごの生産
 連携による効果
農林漁業者
5年で773万円の売上高増加、自然薯およびジャンボむかごの量産技術の確立
自然薯の生産を4,900kg、ジャンボむかごの生産を3,000kgまで拡大し、量産体制を確立する。
中小企業者
5年で5800万円の売上高増加、兼業農家の活性化による経営基盤の安定化
自然薯およびジャンボむかご栽培方法の提供によって顧客農家に新たな収益モデルと提供する。
 代表企業等の連絡先
企 業 等 名 : カクヤス商販株式会社黒磯店
T E L : 0287-62-8880
E - m a i l : [email protected]
所 在 地 : 栃木県那須塩原市鍋掛1086-303
F A X : 0287-62-8870
ホームページ: http://kakuyasu-a.co.jp/
地域
群馬県 高崎市
認定日
平成25年 7月 8日
通巻番号
3 - 25 - 131
③新たな作目や品種の特徴を活かした需要拡大
果樹園芸作物を使った屋内型「立体庭園・農園」の開発およびブランド化
果樹の矮化植物や四季折々の植物を使用した、固定式/移動式の屋内型「立体庭園・農園」の製造・販売を行う。
 連携体
農林漁業者
富久樹園 (果樹作農業)
果樹の矮化技術・植物の成型技術等を活かして、四季折々の植物の栽培に取り組み、安定供給に努める。
中小企業者
株式会社しみづ農園 (造園工事業)
屋内型の固定式/移動式の「立体庭園・農園」の開発・販売を行い、あわせてメンテナンス体制の構築に取り組む。
連携参加者
ライト企画株式会社 (娯楽用機械製造業)
しみづ農園とともに「立体庭園・農園」の躯体開発に取り組み、躯体の製造や営業活動の支援を行う。
サポート機関等
(財)群馬県産業支援機構、(独)中小企業基盤整備機構関東本部
 連携の経緯
㈱しみづ農園は、以前から立体花壇の開発を進めていたが、顧客
の要望に応えるには、様々な特徴を持つ植物を使用する事や、特殊
な設置条件でも、植物を美しく保つ技術などが必要であった。一方富
久樹園では、高い栽培技術を活かした商品開発や、販路開拓を経営
課題としていた。この両社の思いが合致し、今回の連携に至った。
 連携に当たっての課題や工夫等
立体庭園・農園
イメージ図
富久樹園
屋内緑化には、使用植物の種類拡大や衛生面等多くの課題がある
が、富久樹園では、矮化技術や整形技術等を活かして、四季折々の
様々な植物の栽培を行い、安定供給に努める。㈱しみづ農園は、こ
れら植物の特性を活かした、固定式・移動式の「立体庭園・農園」の
開発・販売を行う。また、両社とつながりがある各地の農業者の協力
を得てメンテナンス体制を構築し、顧客サービスの充実に取り組む。
連
携
体
・各種店舗
・オフィス
・イベント・PR会社
・行政機関
・福祉施設
・医療機関
【代表者】
製品デザイン・施工・販売
(株)しみづ農園
(群馬県高崎市)
【共同申請者】
植物の栽培と安定供給
造園のデザイン・施工技術
し
植物の栽培・矮化・復活技術
【連携参加者】
富久樹園
(群馬県高崎市)
ライト企画(株)
躯体の製造技術・販路
 連携による効果
農林漁業者
5年で1,200万円の売上高増加、利益率の向上
果樹の矮化植物など高付加価値植物の安定供給に努めることで、収益率の向上による農業経営の安定が期待される。
中小企業者
5年で4,095万円の売上高増加、利益率の向上
固定式/移動式の屋内型「立体庭園・農園」の販売に取り組むことで、売上の増加と利益率の向上が期待される。
 代表企業等の連絡先
企 業 等 名 : 株式会社しみづ農園
T E L : 027‐352‐2244
E - m a i l : [email protected]
所 在 地 : 群馬県高崎市柴崎町1563
F A X : 027‐352‐2236
ホ ー ム ヘ ゚ ー シ ゙ : http://www.shimidzu.jp/
地域
埼玉県 さいたま市
認定日
平成25年 7月 8日
通巻番号
3 - 25 - 132
④新規用途開拓による地域農林水産物の需要拡大、ブランド向上
冷凍に適した米を炊飯し、冷凍に加工した中間素材商品
及び加工食品の開発・製造・販売
特別に栽培した冷凍に適する米を利用した、冷凍米を加工した原材料商品(中間素材)、餃子等の加工食品の製造・販売
 連携体
農林漁業者
木村安夫 (農業)
土から変える栽培ノウハウにより冷凍に適合する米の栽培法を確立し、遊休農地も活用して米の生産を行う。
中小企業者
(株)ヨコミゾ(食料品製造業)
これまで培った商品開発・製造ノウハウを活かし、特別に栽培した米を炊飯後、冷凍にした原材料商品(中間素材)、
餃子等の加工食品を開発し、既存顧客や新規顧客に販売する。
連携参加者
(株)児藤商店、(有)エヌ・エヌ・エフ、(株)グルメン、(株)らいふ
冷凍に適した米の栽培方法の支援や原材料商品(中間素材)、餃子等の加工食品の立案、試作開発、販売促進及び
栄養素の分析等を支援する。
サポート機関等
(独)中小企業基盤整備機構関東本部
 連携の経緯
日本の食の原点である米に新たな焦点をあて、新しい商品として消費者に提示できないかと模索していた(株)ヨコミゾと生産の合
理化や後継者問題を憂慮していた木村安夫が共同で冷凍に適している米(=冷凍適合米)の研究を平成20年から行い、平成24
年に試験栽培を共同で行い、実証に成功した。その結果を踏まえ、強固な事業が推進できると確信し、連携するに至った。
 連携に当たっての課題や工夫等
本商品開発に必要不可欠な冷凍適合米を木村安夫が独自の有機堆肥(家畜のふん尿を圃場に合う微生物を混ぜて発酵させた
堆肥)を活用して、栽培の目途が立った。更に(株)ヨコミゾと協力し冷凍適合米に改良を加え、土壌改良を行い、遊休農地も活用
して安定供給する。また、木村安夫から提供を受けた冷凍適合米を自社の食品加工ノウハウ及び木村安夫の米ノウハウを活用
し、最終商品であるミリ単位でカットでき、様々な用途に活用できる冷凍米原材料商品(中間素材)及びアレルゲン対策にもなる
餃子等の冷凍米加工食品を開発・製造・販売を行う。
【代表者】
連
携
体
地産地消
国内販路
海外輸出
【共同申請者】
冷凍米商品の製造・販売
(株)ヨコミゾ
(埼玉県さいたま市)
冷凍食品の製造技術
冷凍適合米の生産・出荷
木村安夫
(熊本県山鹿市)
米作農業技術
【連携参加者】
(株)児藤商店
生産協力・販路拡大
(株)グルメン
販路拡大
(株)らいふ
成分分析
(有)エヌ・エヌ・エフ
製造指導
米田地区未来創造研究会
共同生産
 連携による効果
農林漁業者
5年で20,160千円の売上高増加、遊休農地も活用し、地域農業活性化
冷凍適合米の栽培・出荷による売上増加・収益の安定化と稲作農地の拡大による地域農業の活性化が図れる。
中小企業者
5年で70,595千円の売上高増加、収益の向上
米冷凍食品の製造、販売により売上の向上が見込め、更に新たなブランド商品の販売により、売上・収益向上が期待できる。
 代表企業等の連絡先
企 業 等 名 : 株式会社ヨコミゾ
T
E
L
: 048-625-8511
E - m a i l : [email protected]
所 在 地 : 埼玉県さいたま市大宮区上小町876番地
F A X : 048-625-8522
ホ ー ム ヘ ゚ ー シ ゙ : http://www.e-yokomizo.com/
地域
千葉県 勝浦市・鋸南町
認定日
平成25年 7月 8日
通巻番号
3 - 25 - 133
③新たな作目や品種の特徴を活かした需要拡大
早期水揚げが可能な養殖銀鮭の生産と流通形態の構築及び加工品開発に
よる千葉県産銀鮭ブランド化事業
黒潮の影響を受ける地域での銀鮭養殖は初めての試みであるが、温暖な環境でも生産可能な体制を確立・開発し、
新たな地域ブランド品として販路開拓し、千葉県産としては初めての養殖銀鮭の知名度向上と地域活性化を目指す。
 連携体
農林漁業者
鋸南町勝山JF(農林水産業協同組合)
養殖銀鮭の設備(生簀)及び長年の養殖ノウハウの提供による早期水揚げが可能な養殖銀鮭の生産。
中小企業者
(株)西川 (水産食料品製造業)
長年培った銀鮭養殖技術を提供し、千葉県では初めて生産される養殖銀鮭の加工品開発を行い、千葉県や首都圏等
での販路開拓を行う。
連携参加者
(株)ユタカ水産(水産食料品製造業)
一次加工での生産支援を行う。
サポート機関等
千葉県水産総合研究センター、千葉県中小企業団体中央会、勝浦市商工会、鋸南町商工会
(独)中小企業基盤整備機構関東本部
 連携の経緯
(株)西川は、長年に亘ってチリ銀鮭の輸入に携わってきたが、近年中国等新興国
の消費量が急速に拡大し、輸入銀鮭の価格が高騰傾向にあり、今後輸入量の減
少が予測されることと、震災の影響で国内産養殖銀鮭の生産量が半減しているこ
とから、国内産の銀鮭の安定的な供給量を確保する必要があった。一方鋸南町
勝山JFは、現在養殖を行っている養殖物(ハマチ等)のニーズが減少していること
から、市場ニーズが高く、需要も高い銀鮭はタイムリーな商品であった。
 連携に当たっての課題や工夫等
㈱西川と鋸南町JFは、(株)西川が長年培ってきた養殖銀鮭の技術を提供、鋸南
町勝山JFは長年の養殖の経験と設備を提供することで養殖銀鮭の研究・開発・
生産を協同して行う。 (株)西川は、商品企画力等を活かし、サポート機関等の協
力を得て、新たな商品開発を行い、千葉県産銀鮭のブランド化を進める。
【代表者】
養殖技術指導・商品開発・製造・販売
(株)西川
(千葉県勝浦市)
東葛・湾岸地区の
若いファミリー層
連
携
体
首都圏の食に
こだわりをもった客層
銀鮭養殖技術・商品開発・販路
【共同申請者】
銀鮭養殖・生産
【連携参加者】
(株)ユタカ水産
一次加工
鋸南町JF
(千葉県鋸南町)
養殖ノウハウ・生産設備
 連携による効果
農林漁業者
4年で8,800万円の売上高増加、養殖銀鮭生産量の拡大
千葉県産初の養殖銀鮭の生産体制の確立と知名度向上による生産量の拡大。収益の拡大が期待される。
中小企業者
5年で2億6,000万円の売上高増加、千葉県産養殖銀鮭地域ブランド事業の確立
千葉県産の初の銀鮭を使った調理加工品の開発販売を行うことで、新たな事業として確立させる。
 代表企業等の連絡先
企 業 等 名 : 株式会社西川
T E L : 0470-70-1511
E - m a i l : [email protected]
所 在 地 : 千葉県勝浦市浜勝浦74
F A X : 0470-70-1513
ホ ー ム ヘ ゚ ー シ ゙ : http://www.kk-nishikawa.com