平成22年度 認定会 支部研修会 資料

平成22年度
認定会 支部研修会 資料
日本ホース金具工業会
総務委員会
技術委員会
日本ゴムホース工業会
はじめに
1
毎年、技術研修会を開催し会員各位に参画頂いてお
りますが、昨年度はCSRについての基本を学ぼうとの
提案がなされ日本CSR普及協会殿にお願いし、各地区
から講師(弁護士)を派遣して頂き有意義な講習会を開
催することができました。
本年は新生総務委員会から『会員の皆様にお役に立
てて頂けるホットな内容を』との要望を受け、技術委員
会で日本ゴムホース工業会殿の協力得て下記2テーマ
を設定いたしました。
を設定いたしました
Ⅰ.圧力ベース液圧用ホース規格の紹介(ISO18752)
Ⅱ.DIN規格金具の仕様について
1
2
ISO 18752
Rubber hoses and hose assemblies-Wire-or textilereinforced single-pressure types for hydraulic
applications-Specification
ISO/TC45国内審議会
ISO/TC45
国内審議会
液圧用ホース分科会
1.背
1.
背 景
3
液圧用鋼線補強ゴムホースのJIS規格は、ISOへの整合化要求を受け1999年
に全面的見直しを行った。
従来のJIS K6349に対応するISOは2規格(ISO1436、ISO3862)あり、いづれも
補強層の構造ベースになっている。ところが、JISは使用圧力をベースに構成さ
れており思想の根本的な違いから1規格への整合化は困難と判断し、従来の
JISはそのまま残し以下の3部編成として制定することになった。
JIS K6349-1 鋼線編組補強ゴムホース
ISO1436:1991の翻訳規格
JIS K6349-2 鋼線スパイラル補強ゴムホース ISO3862:1991の翻訳規格
JIS K6349-3 鋼線補強ゴムホース
JIS K6349:1994をもとに試験
方法をISOに整合
これらのベースとなったISO規格はドイツDINと米国SAE規格がそれぞれの規定
を有したまま同 規格内に同居しており 非常に複雑化していると共に構造ベ
を有したまま同一規格内に同居しており、非常に複雑化していると共に構造ベー
スであるため顧客重視の仕様にはなっていない。また、構造ベースであるため、
近い将来に、スパイラル構造をブレード構造に変更するといった技術革新に対
応できない規定であった。
2
付表 1
整合化内容
製品名
液圧用鋼線補強
ゴムホース
ホース
現行JIS
アセンブリ
JIS K 6349 JIS B 8360
対応ISO
ISO 1436
ISO 3862
整合化方針
JIS K 6349-1
(鋼線編組補強ゴムホース)
ISO翻訳JISで
JIS K 6349-2
新規制定
(鋼線スパイラル補強ゴムホース)
JIS K 6349-3
現行JISの通常改正
(鋼線補強ゴムホース)
JIS B 8360
現行JISの通常改正
液圧用繊維補強
樹脂ホース
JIS K 6375 JIS B 8362
ISO 3949
JIS K 6375
JIS B 8362
整合化による改正
現行JISの通常改正
液圧用繊維補強
ゴムホース
JIS K 6379 JIS B 8364
ISO 4079
JIS K 6379
JIS B 8364
整合化による改正
現行JISの通常改正
JIS B 8363
現行JISの通常改正
液圧用ホースアセンブリ
継手金具及び
附属金具
JIS B 8363
ホース(JIS K )規格は1999年、アセンブリ・金具(JIS B )規格は2000年に制定された。
2.経
2.
経 緯
4
このような背景の中で、日本は2000年にISO/TC45/SC1(ホース)の正式メン
バー(Pメンバー)となり、従来からある顧客重視の圧力ベース規格(JIS K63493)をISOに提案していくことを決定し、2001年から活動を開始した。
SC1/WG3(液圧用ホース)の中にWTを発足させ、国内各ホースメーカーの仕様、
(液圧用ホ
)の中に
を発足させ、国内各ホ
カ の仕様、
SAE規格の動向調査、および国内ユーザー8社、海外Pメンバー7カ国からのア
ンケート調査をもとに規格案を作成した。
さらに、主要4カ国(米,独,英,蘭)訪問による提案の説明と意見交換を行い、
2002年10月に京都にて開催された第50回ISO/TC45の国際会議においてプレ
ゼンテーションを行い、正式に日本からCD案を作成・提出することが決定された。
2003年には、経済産業省の協賛を得てアジア太平洋研修を開催して中国、東南
アジアの諸国にも説明を行い、意見交換をすることにより、グローバルなコンセン
サスを得ながら規格作成を進めてきた。
を得なが 規格作成を進
きた
この新規格は、ホースの製品規格としては、初めての日本発のISO規格であり、
性能本位の規格とし、これから日本のホースを、日本の持つ技術力を生かしグ
ローバルに展開できるよう、またこれからの技術革新にもそのまま対応できること
を意図したものである。
3
付表 2
専門委員会 TC
TC Technical Committee SC Sub Committee
WG Working Group
TC45:ゴム及びゴム部品 SC1:ホ-ス
SC3:材料
TC131:油圧部品
SC1:用語、記号
SC4:接続、結合部分
TC176:ISO9000
TC207:ISO14000
SC9:装置とシステム
WG1:工業用ホ-ス
WG2 自動車用ホ ス
WG2:自動車用ホ-ス
WG3:油圧ホ-ス
WG4:ホ-ス試験方法
WG1:ポ-ト、継手端部
WG2:フランジポ-ト結合
WG3:油空圧Assy試験要求
WG4:油圧用急速継手
WG5:空気圧急速継手
WG6:鋼管と継手の結合方法
付表 3
ISOとJHCAとの関係
TC131
Pメンバー:日本フルードパワー工業会
JFPA
ISO
(JISC)
日本ホース金具工業会
JHCA
RHC
(JHCA+JRHA)
技術合同委員会
JRMA
TC45
Pメンバー: 日本ゴム工業会
JRHA
日本ゴムホース工業会
4
付表 4
ISOの規格制定までの流れ
提案段階
TC/SC メンバ-の過半数の賛成で NP となる
NP:New Work Item Proposal
準備段階
WG で討議、WD を作成
WD:Working Draft(準備原案)
委員会段階 TC/SC で精査し CD を作成
P メンバ-の 2/3 の賛成可決で DIS 登録となる
CD:Committee Draft(委員会原案)
DIS:Draft International Standard
(ISO の規格原案)
調査段階
DIS を投票にかけ 2/3 の賛成と
1/4 以下の反対で FDIS となる
認定段階
FDIS:Final DIS
FDIS を投票にかけ P メンバ-の 2/3 の賛成と
1/4 以下の反対で公表段階へと移行
ISO 規格は 5 年に 1 回
TC/SC で見直し、改廃する。
公表段階
最終的な修正を加え中央事務局から ISO 公表
5
2.経
2.
経 緯
(1)日本案素案検討
2001年3月
(2)日本案のプレゼン実施
2001年10月
TC45第49回ゴア会議で提案
(3)日本案準備
2001年12月
規格の具体的提案内容の検討開始
2002年6月
ユーザーへのアンケート実施
2002年7月
各国の油圧用ホースの実情のアンケート調査
2002年8月
年 月
米国 ドイ
米国、ドイツ、オランダ、英国との事前打合せ
オラ ダ 英国との事前打合せ
2002年10月
TC45第50回京都会議で日本提案がCDへ進むことが決定
2003年9月
日本がCD案を提出し、投票に掛かる。賛成9、反対4
(4)日本案正式審議
(5)アジア太平洋研修開催
(6)日本案DISへ移行決定
(7)日本案FDISへ移行
SAE規格、ISO規格の調査→日本提案の骨子作成
2003年9月
液圧用ホースに関するアジア太平洋研修実施
2003年10月
TC45第51回ロンドン会議で日本提案の2ndCD移行が決定
2004年7月
日本が2ndCD案を提出し、投票に掛かる。賛成9、反対1
2004年10月
TC45第52回ベルリン会議で日本提案のDIS移行が決定
2005年7月
DIS案を提出、投票結果は賛成18、反対2
2005年11月
TC45第53回サンフランシスコ会議で日本案のFDIS移行が決定
2006年5月
FDIS案を提出、投票結果は賛成20、反対0
(8)ISOとして正式に発行
2006年7月
関連各所へPR中
(9)定期見直し実施
2009年10月
TC45第53回サンフランシスコ会議で日本案のTechnical
Corrigendum発行が決定
(10)JIS化申請
2010年6月
JIS K 6349-3の改定としてISO18752をJIS化する予定
(2010年発行のCorrigendumの内容も反映)
日本がConvenor代行を行う
日本が正式にConvenorとなる
2012年発行予定
Convenor:会議での議長。課題把握と方針決定、議題設定と議事運営等を務める重要なポジション
5
6
3.ISO
3.
ISO 18752の考え方
•
•
•
•
22タイプ、66種類の圧力を統合。
構造ベース→圧力ベースに変更。
構造規格→性能本位の規格に変更。
高耐久のホースを追加する。
ホースの構造は性能を満たせば何でも良い!
1WB
4SW
2WB
6SW
7
4.タイプと最高使用圧力(構造ベース
タイプと最高使用圧力(構造ベースISO
ISOとの比較)
との比較)
従来のISO規格
ISO18752
SAEベース
1436
3862
11237
R1A R1AT R2A R2AT
R1A、R1AT、R2A、R2AT
R12 R13 R15
R12、R13、R15
R16 R17
R16、R17
4079
R6 R3
R6、R3
AS、AC、BS、BC
CS、CC、DC、EC
タイプ
DINベース
計
1ST、1SN、2ST、2SN
8タイプ
合計
4SP、4SH
5タイプ
1SC、2SC
4タイプ
1TE、2TE、3TE
5タイプ
22タイプ
8タイプ
SAEベース
2.6~35MPa(17種類)
17.5~42.0(5)
11.0~
40.0(8)
1.0~16.0(21)
DINベース
4.0~41.5MPa(20種類)
16.5~45.0(13)
6.3~
40.0(15)
2.2~10.5(12)
22種類
32種類
3.5~56(9)
最高
使用圧力
計
合計
35種類
14種類
66種類
*56は新規に追加
9種類
6
付表 5
従来のISO規格
付表 6
35
ISO仕様ホースの最高使用圧力
70
140
210
250 280
350
420
7
8
5.耐久性(構造ベースISOとの比較)
5.
耐久性(構造ベースISOとの比較)
ISO規格
タイプ
ISO4079 1TE,R6
2TE
3TE,R3
ISO1436
ISO11237
ISO3862
R1A,R1AT,1ST,1SN
R2A,R2AT,2ST,2SN
1SC
2SC,R16,R17
, ,
4SP,4SH
R12
R13,R15
ピーク圧:最高使用圧力の%
温度 ピーク圧 回数
100℃
100℃
100℃
100℃
100℃
100℃
100℃
100℃
100℃
120℃
120℃
125%
133%
100%
125%
100%
133%
125%
133%
133%
133%
120%
10万回
ISO18752
グレード温度 ピーク圧 回数
A 100℃ 133% 20万回
20万回(~25)
20万回(31.5~)
15万回(~25)
B 100℃ 133% 50万回
15万回(31.5~)
20万回
15万回
20万回
回
40万回
50万回
50万回
C 120℃ 133% 50万回
120℃ 120% 50万回
回
D 120℃ 133% 100万回
E 100℃ 133% 100万回
2010年6月現在、ISO 11237にはSAE 100R19が追加されているが、ISO 18752に
はR19の要求事項をも内包している。また、近年SAEに追加されているシリーズは
圧力ベースであり、余程特殊なシリーズでない限りISO 18752でカバー出来る。
6.規格の内容
6.
規格の内容
9
6.1 タイトル
ゴムホース及びホースアセンブリ
圧力ベース鋼線又は繊維補強液圧用途-規格-
6.2 適用範囲
このISO規格は、
呼び径5~102、
4グレード、7
4グレード、
7タイプ(
タイプ(2009
2009年定期見直しで
年定期見直しで5
5グレード、
グレード、8
8タイプに増加
予定、現在Amendment
予定、現在
Amendment投票中)
投票中) 、9クラスの鋼線又は繊維補強液
圧用ゴムホース及びホースアセンブリについて規定する。各クラスには、
全サイズに、1種類ずつの最高使用圧力が、定められています。
ISO6743-4に規定されるHH,HL,HM,HR及びHVの作動油に適用
ISO6743され、
タイプAS,AC,BS、BC、EC
タイプAS,AC,BS、BC、
ECは-
は-40
40℃
℃~+
~+100
100℃
℃、
タイプCS,CC及びDCは、 -40
40℃
℃~+
~+120
120℃
℃
の温度範囲で使用されます。
8
6.3 クラス
10
ホースの9種類のクラスは、表1に示す最高使用圧力に分類されます。
各クラスは、最高14
各クラスは、最高
14種類の呼び径が製造されます。
種類の呼び径が製造されます。
表1 クラス及び呼び径
クラス
35
70
140
210
250
280
350
420
560
最高使用圧力(bar)
35
70
140
210
250
280
350
420
560
最高使用圧力(MPa)
35
3.5
7
14
21
25
28
35
42
56
呼び径
5
○
○
○
○
○
○
○
○
×
6.3
○
○
○
○
○
○
○
○
×
8
○
○
○
○
○
○
○
○
×
10
○
○
○
○
○
○
○
○
×
12.5
○
○
○
○
○
○
○
○
×
16
○
○
○
○
○
○
○
○
○
19
○
○
○
○
○
○
○
○
○
25
○
○
○
○
○
○
○
○
○
31.5
○
○
○
○
○
○
○
○
○
38
○
○
○
○
○
○
○
○
×
51
○
○
○
○
○
○
○
○
×
63
○
○
○
×
×
×
×
×
×
76
○
○
○
×
×
×
×
×
×
102
○
×
×
×
×
×
×
×
×
○:適用 ×:適用外
6.4 グレードとタイプ
11
表2に示すとおり、ホースは、衝撃圧力に対するA,B,C,D及びEの
表2に示すとおり、ホースは、衝撃圧力に対するA,B,C,D及びE
の5種類のグレード
に分類され、各グレードは、スタンダードタイプ((AS,BS及びCS)とコンパクトタイプ(
に分類され、各グレードは、スタンダードタイプ
AS,BS及びCS)とコンパクトタイプ(A
C,BC,CC,DC及びEC
C,BC,CC,DC
及びEC))に分類されます。
*1
グレード
A
タイプ
AS
表2 グレード及びタイプ
衝撃圧力性能
衝撃圧力
試験温度
°C
(最高使用圧力×%)
100
133%
200,000
100
133%
500,000
衝撃圧力回数
AC
B
BS
BC
C
CS
120
133%
(120%)
CC
*2
500,000
D
DC
120
133%
1,000,000
E
EC
100
133%
1,000,000
*1:スタンダード又はコンパクトタイプを示す。例えばCSは、グレードCのスタンダードタイプである。
*2:クラス350,420及び560は、133%の替わりに最高使用圧力× 120%とする。
9
12
各クラスには、
各クラスには
、表3で示す各タイプのいずれか又は両方が含まれます
で示す各タイプのいずれか又は両方が含まれます。
。
表3 タイプ及び最高使用圧力
35
70
140
210
250
280
350
420
560
最高使用圧力(bar)
35
70
140
210
250
280
350
420
560
最高使用圧力(MPa)
3.5
7
14
21
25
28
35
42
56
AS
○
○
○
○
○
○
○
○
×
AC
○
○
○
○
○
○
○
○
×
BS
○
○
○
○
○
○
○
○
×
BC
○
○
○
○
○
○
○
○
×
CS
×
×
×
○
○
○
○
○
×
CC
×
×
×
○
○
○
○
×
○
クラス
グレード
タイプ
A
B
C
D
DC
×
×
×
○
○
○
○
×
×
E
EC
○
○
○
○
○
○
○
○
×
○:適用 ×:適用外
13
6.5 ホース寸法、性能の規定
試験項目
試験条件
新規格 内容及び性能
現行規格
JISK6349-3
a) ホース径
呼び径:5~102(14種類)、クラス:35~
コンパクトタイプ
ISO4671 560(9種類)、クラス毎にスタンダードタ
なし
イプとコンパクトタイプに分類し規定
b) 最小曲げ半径
ISO1746
c) ホースの偏肉
ISO4671
d) 外面ゴム層厚み
ISO4671
e) 耐圧試験
ISO1402
f) 耐寒性
ISO4672
g) 耐オゾン性
ISO7326
コメント
詳細
-----
クラス毎にスタンダードタイプとコンパク コンパクトタイプ
現在のISOの最大値を採用。
トタイプに分類し規定
なし
従来の内径~ホース外径間に加
内径~ホース外径間と内径~補強層 呼び径63以上の
え、内径~補強層間の規格を追
間の最大偏肉量を規定
規定なし
加した。
スタンダードタイプ(厚カバーと薄カ
スタンダードタイプを厚カバーと薄
バー)とコンパクトタイプの3種に分け規 規定なし
カバーの2種類に分類した。
定
クラスは
70,105,140,170,
35,70,140,210,250,280,350,420,560の
クラスの内容が変更されたが試
205,240,275,310
9種類で試験圧力と最小破壊圧力を規
験の圧力は変更なし。
,345の9種類
定
-40℃X24Hr放置後最小曲げ半径で曲
同左
----げ異常なきこと
50±5pphm、40±2℃X72Hrで試験、
同左
----異常なきこと
10
14
6.6 性能の規定
試験項目
h) 耐油性
i ) 耐摩耗性
j ) 耐負圧性
k) 層間接着力
試験条件
新規格 性能
現行規格
JISK6349-3
コメント
スパイラルワイヤー構造は
ISO1817
欧州勢は全て0~+25%を主張。
100℃X168hr、△V 0~+60%、 100℃X168hr、
IRM903
内面ゴム
現行ISO1436と3862の規定を盾
上記以外の構造は
△V 0~+100%
油浸漬
に妥協を図った。
100℃X168hr、△V 0~+25%
全グレードとも70℃X168hr、
外面ゴム
同左
----△V 0~+100%
ISO6945 AS、BS、CSタイプの厚カバー仕様は50N荷
日本及び米国は削除を要望した
重、2000サイクルで 1g以下
が、現行ISO1436、3862の規定
規定なし
どおりとなった。但し厚カバーと薄
BC、CC、DCタイプ及びAS、BS、CSタイプの
カバーで要求値の妥当性を確保
薄カバー仕様は25N荷重、2000サイクルで
した。
0.5g以下
ISO7233
欧州勢は全てのグレード、タイプ
クラス3.5、7のみに規定
について規定を要求したが、必要
規定なし
なグレ ド タイプを限定する と
なグレード、タイプを限定すること
呼び径 5~25:-80kPa、32~102:-60kPa
で妥協を図った。
で試験、異常なきこと
ISO8033
2.5kN/m以上のはく離強さを有すること
日本及び米国は1.4kN/m(SAE規
2.0kN/m以上 格)を主張したが、欧州勢に押し
切られた。
15
7.圧力ベース規格のメリット
7.
圧力ベース規格のメリット
(1)ユーザーフレンドリー
① 複雑な体系を1本化
ISO 4079
ISO 1436
ISO 3862
ISO11237
(糸補強)
(ワイヤーブレード)
(ワイヤースパイラル)
(ワイヤーブレードコンパクトタイプ)
ISO18752
(圧力ベース規格)
構造 : 22タイプ → 8タイプに
最高使用圧力:66種類 → 9種類に
分かり易い規格(将来のJIS規格も)に!
11
16
7.圧力ベース規格のメリット
7.
圧力ベース規格のメリット
(1)ユーザーフレンドリー
②ユーザーが、性能からホースを選択できる。
従
来
サイズ
圧 力
選択
使用温度
耐久性
柔軟性
が決定され、ユーザーは
性能の選択が不可能
機器に適したホースが、規格にない場合、不適切なホースを使用せざるを得なかった。
例) 7MPa用サイズ6.3であれば、
ISO4079の2TE(7.5MPa用,衝撃10万回)
(糸補強)
R3(8.8MPa用,衝撃20万回)
ワイヤー補強タイプでは、19.2MPa以上の仕様
(ISO1436, 3862, 11237)
耐久性?
過剰品質
コスト高
剛性大
ユーザーが、求めるサイズ,圧力,使用温度,耐久性,柔軟性からホースを選択!
大口径、耐久性UP(
大口径、耐久性
UP(衝撃
衝撃100
100万回
万回))も選択可能!
7.圧力ベース規格のメリット
7.
圧力ベース規格のメリット
17
(1)ユーザーフレンドリー
③ 自由度があり、将来の発展性がある。
技術の発展に伴い、よりユーザーニーズに適合する
ザ
ズ
ホースが提供できる。
☆ レスプライ化(2W
レスプライ化(2W→
→1W,4S→
1W,4S→2W)
☆ 補強層素材の変更
補強層素材の変更((W/B→T/B,T/
B,T/S)
☆ 高温化,高耐久性化が、
高温化 高耐久性化が
新規格にグレード追加で可能
☆ 技術革新が促進
12
18
7.圧力ベース規格のメリット
7.
圧力ベース規格のメリット
(2)グローバル化に対応
① 新規格ISO18752をベースに世界展開が容易
全世界に
通用する規格
その為に
ホースにISO規格表示し、
ホースにISO
規格表示し、
普及することが前提
② 機能を武器に世界で戦える。
日本の技術力が活かせる。
技
が
(ハイグレード規格)
従来は、SAE
従来は、
SAE,
,DIN規格の独壇場で
DIN規格の独壇場で
コストのみが勝負の市場
19
7.圧力ベース規格のメリット
7.
圧力ベース規格のメリット
(3)品種の統合が可能
従来規格
SAE
DIN
ISO 4079
ISO 1436
ISO 3862
ISO11237
新規格
ISO18752
(圧力ベース規格)
SAE,DINのホースが
新規格ISO18752
新規格
ISO18752で
で1本化に!
13
8.今後の活動と展開
8.
今後の活動と展開
20
☆ 新規格
新規格ISO18752
ISO18752のJIS化検討!
のJIS化検討!
2010年申請~
2010
年申請~2012
2012年発行予定。
年発行予定。
☆ 世界のユーザーに理解を深め
新規格ISO18752
新規格
ISO18752の普及を図る!
の普及を図る!
既に海外大手メーカーもシリーズ化!
21
★ DIN [Deutsche Industries Normen] ドイツ工業規格
近年、ドイツを始めとする欧州製マシーン (アスファルトフィニッ
シャー、地盤改良用機械、食肉加工機械、製鋼機械、遊具機械、
酪農用機械、製紙機械等)の使用が増加して来ている。それに
伴って日本の市場でもDIN金具の付いた油圧ホースの需要が
増加しているが、DIN金具の知識に乏しく対応に苦慮している。
また、中国からもDIN金具付ホースの引合いが増えて来ており、
ここにDIN金具の基礎知識について説明する。
14
22
1. DIN規格の継手金具
DIN規格ホースの継手金具については、12°シート面を持ったアダプターに、
次の金具が使用される。
喰込み金具
球面シール金具
Oリングシール金具
DIN
ISO
3861
3863
3865
8434-1
8434-1
これらの金具には、LL(極ライト)、L(ライト) 、S(ヘビー)のシリーズがあり、
ねじはメートルねじが使用されている。
シリーズ
L
LL
管の直径 4~8
圧力(MPa) 10
6~15
25
18~22 28~42
16
10
S
6~12
63
16~25 30~38
40
25
ISO 8434-1:2007(E) にもとづく
23
2. 継手金具の形状
12°シートアダプタ
喰込み金具
球面シール金具
Oリングシール金具
海外のホース金具では、球面シールの使用は少なく、殆どがOリングシールタイプ
の金具であり、口径の小さいφ6パイプ等には喰込み金具が使用されるのが一般
的である。
15
24
3. 喰込み金具
・ISO8434
ISO8434--1:2007(E)
2007(E)にもとづく
にもとづく
(DIN3861
DIN3861::2002
2002--11
11相当)
相当)
25
4. 球面シール金具
・DIN3863
DIN3863:
:2003
2003--08にもとづく
08にもとづく
( ISOには
ISOには規定なし)
規定なし)
管の
B
A
A
B
直径
16
5. Oリングシール金具
26
・ISO8434
ISO8434--1:2007(E)
2007(E)にもとづく
にもとづく
(DIN3865
DIN3865::2002
2002--04
04相当)
相当)
イメージを表示できません。メモリ不足のためにイメージを開く こ とができないか、イメージが破損している可能性があります。 コンピュータ を再起動して再度ファイルを開いてください。それでも赤い x が表示される場合は、イメージを削除して挿入してください。
6. 12
12°
°シートアダプタ
27
・ISO8434
ISO8434--1:2007(E)
2007(E)にもとづく
にもとづく
(DIN3902
DIN3902相当)
相当)
17
28
7. DIN金具の使用例
アスファルトフィニシャー
地盤改良機
遊具機
ミニスライサー
平成22年度
認定会 支部研修会 資料
ご清聴ありがとうございました。
日本ホース金具工業会
総務委員会
技術委員会
日本ゴムホース工業会
18