2012年2月号はこちらです。

The Y’s Men’s Club of
C/O Osaka Higashi YMCA
3-1-18 Mikuriya-Minami
Higashi-Osaka JAPAN
577-0034
http://kawachi-ys.org
Chartered Sep.29. 1975
OSAKA-KAWACHI
“ To Acknowledge The Duty That Accompanies Every Right ”
Vol. 436
2012 年 2 月報
主
題
2011−2012 年度
2 月 1 日発行
クラブ・部・区・アジア地域・国際
ク ラ ブ 主 題
阪 和 部 主 題
西日本区主題
「為さねばならぬ」
会長・横田憲子
響き合い、ともに歩む To walk together, echoing each other 部長・松本三枝子
ワイズの原点、愛と奉仕で社会に貢献
理事・浅岡徹夫(近江八幡)
“Contribute to the Community through Active Services with Love”
々
副題
―理想を目指して変革と行動―
“Change Ourselves and Take Actions toward Our Lofty Goal”
アジア地域主題
地域会長 Wichian Boonmapajorn (タイ)
“Audere est Facere ― To dare is to do”
「とにかくやろう- 為せばなる」
スローガン
“Mission with Faith” 「信念をもって使命をはたそう」
国 際 主 題
国際会長 Finn A. Pedersen (ノールウェイ)
“Audere est Facere ― To dare is to do”
「とにかくやろう- 為せばなる」
キリキリジン
吉里吉里人に魅かれて
岩坂正雄
昨年 11 月、東Y鈴木所長の引率でリー
ダー11 名が、南三陸町の被災地で「たこ
パ」
(たこ焼きパーティ)を開いた。孤
立感に沈んでいる被災者たちの交わり
の場になって盛り上がり、ある女性は
「こんなに笑ったのは仮設に入って初
めてだわ」と言って下さったとのこと、
1 月号のブリテンに詳しく報告されている。この活動のため
に河内クラブでは、支援プロジェクトの一環として、特に
メネットさんたちの働きと支えが大きかった。今年元旦の
朝日新聞で、哲学者の梅原猛さんが鋭い文明批評の発言を
されていた。大地震や大津波は天災であり、原発の大事故
は文明災、そして政策の間違いは人災である。私たち現代
人が悟るべきことは、飽くなき消費欲と利便性から解放さ
れることである
と説いておられる。かつて、クリス
チャン作家の井上ひさしが世に出した大書「吉里吉里人」
(昭 56・新潮社)
。そこに描かれているのは、素朴だが自立
の精神に富んだ東北の山村に住まう人々が、利便性と物質
的豊かさに毒された都会的消費社会の日本国からの独立を
宣言して、自給自足の生活をめざす吉里吉里国を建てると
いうおはなし。そのようなユートピアの人びと吉里吉里人
の姿に魅かれる。このユートピアはいま、NPO 法人「吉里吉
里国」として現実に東北に存在し、避難地のお風呂の燃料
に「復活の森」で育てた間伐材を「復活の薪」として提供
しているそうだ。心打たれるはなしではないか。
[今月の聖句] モテへの手紙6章7節∼8節
「わたしたちは、何も持たずに世に生まれ、世を去ると
きは何も持って行くことができません。食べる物と着る
物があれば、わたしたちはそれで満足すべ
きです。
」
―― 慾に走らず、持っているものを分かち
合う心を大切にするのが TOF の精神です ――
●
●
【2月例会プログラムご案内】
●
日時:2月16日(木)18:30∼20:30
会場:サンホーム 6階
強調月間 “ TOF CS EF ”
司
会 :
尾北 昇 さん
開会点鐘 :
会長・横田 憲子さん
ワイズソング :
一
同
聖句朗読 :
新本英二 君
ゲスト・ビジターご紹介
司 会 者
会長の時間 :
会長・横田 憲子さん
食前感謝 :
新本英二 君
インフォーメーション :
当該者
東日本大震災被災者支援プログラムを応援
大阪東YMCAユースボランティア活動報告
・
「南三陸町志津川でのたこパ活動」
東Yユースリーダーのみなさん
・ 意見交換
誕生日のお祝い
ニコニコ・アワー
藤井敬子&メネット
YMCAの歌
:
一
同
閉会点鐘
副会長・宮本桂子さん ●
大阪かわちわいずめんずくらぶ
1
月
例
会
報
2012年
2月報
名、献金を1口1000円以上でお願いしたい。なごみはメネッ
告
トさんにご苦労を願っていますが、今後ともよろしくお願いしま
1月例会報告
す。
中野義彦・畠平剛志
日時:1 月 19 日 18:30∼20:35
会場:サンホーム
出席者:メン
▼地域奉仕・環境事業:佐古至弘
色々なプログラムを皆様のおかげで行われた、後半も3月車椅
子清掃、4月らくらく登山、5月ふれあい祭り三つの大き
6階
伊藤圭介、岩坂正雄、大谷美佐子、尾北 昇、
加藤寿枝、佐古至弘、正野忠之、新本英二、
なプログラムがありますがご協力をお願いします。
▼EMC 事業:望月 強
杉村 徹、中野義彦、畠平剛志、藤井敬子、
EMC フォーラムに参加。八木さんの出席も2回で止まっていてな
丸尾欽造、宮本桂子、望月 強、横田憲子、
かなか難しい。現状では、会員増は思うようにいかないので、若
メネット 伊藤玲子、大藪暢子、新本力子、丸尾初子
計 20名
■平成 23 年最初の例会が大谷さんの元気な司会により開催されま
い力を貸していただき、クラブの活性化につなげ、会員増につ
なげたい。じゃがいも販売の報告。
▼ファンド事業:新本英二
した。横田会長は、ご挨拶の中で「西日本区よりの東日本大震災復
初期においては使用済み切手整理等、色々あったが現在していな
興支援献金」
、セントポール幼稚園に水を届けるプロジェクトおよ
いので、新しく考える時期に来ている。じゃがいも販売利益をフ
びクラブが開催する「チャリティコンサート」
(3/20 サンホーム6
F にて実施)などへの協力要請を熱く述べられました。
ァンドに使っている。どの程度ファンドを使っていくのかが課題。
▼交流事業:岩坂正雄
正野次期阪和部長からは、先日開催された西日本区次期役員研修会
海外3クラブとIBC締結。カリフォルニアのサドルバックは途
の報告がなされ、事業主査が決定したことなど部内各クラブのご協
絶えている。済州クラブは、30周年に訪問し、大震災に対する
力の賜物と感謝を表明され、次期へ向かっての準備が整いつつある
10万円献金のお礼状を「たこ焼きパーティ報告」と同時に送っ
ことを報告された。
た。ロシア/オゼルスキクラブと IBC 締結、ロビー展に作品参加
を得た。国内 BBC が締結出来ていないのが次年度に是非お願いし
■続いて次期役員選挙が行われた。投票に先立って、大谷役員選考
委員長より、選考委員2名が次期役員として被推薦者となっている
たい。
▼広報:伊藤圭介
ことから、丸尾副委員長に選挙管理が委ねられ承認された。
リーフレットは配布したが会員増につながっていない。海外には
丸尾副委員長は、役員選挙ついての前回までの流れ、注意点を説明
70メール程送っているが、ロビー展に出展依頼がある。写真交
の上、会員数21名 、投票者16名、委任状提出者4名、はクラ
流は好評のようである。
ブ会則に定める定足数を満たしていることを告げ、投票の結果、次
▼メネット事業:伊藤玲子
の各氏が次期役員として信任された。
会 長
副会長
書 記
書 記
会 計
会 計
宮本 桂子
畠平 剛志
田中 惟介
大谷美佐子
中野 義彦
藤井 敬子
なごみは2006年3月より始め6年たっています。今期、震災
支援として小物『4種類』を作り、11月∼1月9日迄販売し8
万円程の売り上げがあり、予想以上でした。感謝しております。
支援のために新たなアイデアを考えていきたい。
▼ブリテン:丸尾欽造
現在のプリント数は 110 枚(各号)
。報告、予告、提言やオピニ
オン、研鑽資料などをバランスよく掲載するのが目標。各事業委
員会からの積極的な記事を期待したい。正確とタイムリーはいの
ち。余裕のある紙面構成を求める意見があった。
写真は、次期役員に選ばれた左から藤井会計、中野会計、宮本会長、畠平副
会長、大谷書記の皆さん
■各事業委員会から中間活動報告
今期も前半期を終え各事業委員長の報告と残り後半期に向けて
の指針が各事業委員長より説明された。
▼Yサ・ユース :
(田中さん体調不良につき)横田会長より
東日本大震災復興支援活動の展開、チャリティラン支援、クリス
マス会を実施。車椅子登山を計画中なごみが6年目を迎える
西日本区より、国際大会がノルウェーで実施、ユース募集人員9
横田会長から尾北東Y館長にクリスマス献金が贈呈されました
また、今月の例会では国際大会ユースコンボケーションに送
《予定・報告事項》
り出すユース派遣のための献金要請があり、会員から合計
1、 2月8日 なかのしまクラブ15周年記念例会 土佐堀
17000 円の献金が寄せられました。
YMCA
以上
2、 2月19日 大阪西クラブ35周年記念例会 クライト
ンホテル
第37期 1 月役員会
議事録
3、 4月1日 大阪長野クラブ35周年記念例会
4、 4月15日 高槻クラブ30周年記念例会 たかつき京
副会長 宮本桂子
都ホテル
日時 2012 年 1 月 26 日(木)19:00∼21:00
5、 4月22日 京都パレスクラブ40周年記念例会
場所 東YMCA
6、 2月4日 河内クラブ研修会 13:00∼「ワイズと
出席者 横田憲子、宮本桂子、望月 強、藤井敬子
は?」中央会館
田中惟介、中野義彦、佐古至弘、正野忠之
7、 2月5日 ふれあいサロン・独居老人を招待
畠平剛志
8、 2月18日 阪和部会評議会(参加者 横田・宮本)
2月例会 2月 16日(木)18:30∼20:30 サンホーム
司会・尾北君、聖句朗読・新本君、食事手配・正野
9、2月25日 京都プリンスクラブ
グランドプリ
ンスホテル京都
君、食前感謝・新本君、ニコニコ・藤井君&メネッ
ト、受付・田中君&藤井君
阪和部新年合同クラブ例会 報告
3月号ブリテン原稿
報告:伊藤圭介
2月例会報告・丸尾君、2月例会ニコニコテープ起
こし・正野君、役員会報告・宮本君、Yニュース・
龍が 1 月 9 日、南 YMCA に舞い降り暫くして昇龍していった。思
鈴木えみさん、サンホームニュース・尾北君、巻頭
いがけない!龍が実在しているとは!と思わせるくらい立派な
言・望月 君、原稿締め切り・2月25日
出来合いでした。泉北クラブの佐々木 貞子さん指導の下で作
《審議事項》
られた龍です。縁起物で正月の初詣などで神社やお寺で頂くの
1、 2月例会 TOFに関して
ですが今年は”本物”に御利益を頂くいい年になる予感が会場
ゲストスピーカーは 東YMCAリーダー様。
「東日本
大震災の11 月たこばボランティア報告」
をお願いする。
に参加されている皆さんに溢れていたに違いありません。
行事としては:松本 三枝子阪和部長の開会挨拶に始まり、
いつもの様にな”芝居”ではなくすんなりとしたお正月らしい
2、 3月例会に関して
大島さんにゲストスピーカーとして現在の韓国事情(仮
雰囲気の”新春 Big Show”が各クラブ提供で特色あるアイディ
題)をお願いする。大島さんには杉村君が連
アで楽しみました。皆さんはお気づきと思いますが、泉北クラ
ブの中井 基子メネットのピアノ演奏が食事中に BGM としてあ
絡を取る。
りポピュラーナクラッシックで優雅な一時を楽しみました。い
3、 チャリティーコンサートに関して
場所・
つかは中井さんの演奏をゆっくりと聴きたいですね。次期阪和
大阪東YMCA 75名くらいの参加を期待したい。
部長の正野 忠之メンの閉会挨拶で 2 時間半に亘る楽しい例会
平成 24 年 3 月 20 日(祝)16:00∼17:40
4、 西日本区東日本大震災献金の件
予備費から1万円送金する。
5、 阪和部献金要請の件
継続審議とする。
6、 らくらく車いす登山の件
が終わりました。山田理学実行委員長、泉北クラブの皆さん,あ
りがとうございました。 90 名の参加者でした。
感想:バランス感覚のとれた”軽量”プログラムで心地よい余
韻のある新年にふさわしい会でした。特に辰年に因んで龍の登
担当のテーマ「晴れる」
。
場は歴史に残るでしょう。
リッツカールトンの方にリッツカールトンカラー
当日の河内クラブの参加者:横田 憲子会長、大谷 美佐子、
を出して欲しいとの要望を出す。
佐古 至弘、畠平剛志、新本夫妻、望月夫妻、丸尾夫妻、伊藤
2,3,4月にサンホームとの打ち合わせを行う。
夫妻、
初田 真佐子メネット、
大藪 暢子メネット 以上14 名。
従来どおりの形でやる予定。
4月第4日曜日に行う。
(以上担当者より)
7、 車いす清掃の件
24年3月20日(祝)1:30∼2:30
チャリティーコンサートと重なるので、担当者がサンホ
ームと日にち変更の交渉に当たる。
8、 3月3日感謝会卒Yリーダーのお祝いの件
今年は6名が卒業。卒Yに1人2千円のお祝いを渡す。
品物は、正野が買ってくる。
9、 クラブ中間決算報告と検討(会計予測は赤字見込み)
会計より、詳しい報告がなされた。
阪和部会に出席した河内クラブのみなさん、あれ、誰かいないぞ
大阪かわちわいずめんずくらぶ
ワイズメンのあり方を いま一度考えて
燃料充填完了 いざ打ち上げ秒読みへ
正 野 忠 之 君 大いに語る
(次期部長・次々期Yサ・ユース事業主任)
◆決意新たに向かう阪和部を思う■
去
る1月8日−9日、西日本区次期役員研修会が新
大阪で開催され、次期の阪和部長として受講して
きました。昨年、LD委員としてその場にいましたので、
雰囲気はつかんでいましたが、次期部長の立場は重く、
研修会を終えて阪和部新年合同例会に出席した頃は、心
身ともにクタクタでした。自分なりに真剣に受講したつ
もりです。新たな学びもあり、有意義な2日間だったと
思います。この研修を活かして、3月に行われます次期
会長・主査研修会に臨みます。そして、7月から1年間
の活動へという流れです。
和部長という役職は、立候補者がいない限り、輪
番制でクラブから出すことになっていますが、み
なさんは何年でその順
番がまわってくると思
いますか? 正解は6
年です。
阪和部は9クラ
ブありますが、
輪番で部
長を出しているのは6
クラブだということで
す。私は田中メンが阪和
部長をされた後の遠藤
部長期から、事業主査、
書記などで5期続けて部に関わってきました。つまり、
その間に一巡したということになります。この現実は、
阪和部が今のままでいますと、もっと深刻になっていく
ように思います。
阪
は部長主題に「元気に。みんなで。−10年後の
阪和部へ。つながる。―」を掲げます。阪和部長
を仰せつかってから様々な方向で考えてきましたが、4
年前の6月に164名だった部のメンバー数が、昨年1
2月末で149名となっている状況を踏まえ、
「ワイズ活
動に参加している人も休んでいる人も、みんなで阪和部
を支え、10年後へつながる1年にしましょう」という
思いを主題に託すことにしました。
阪和部という枠から見まして、他クラブに比べ大阪河
内クラブはバランスも良く、元気なクラブだと思います。
しかしながら、このままで良いはずはありません。田中
メンがブリテンに展開された「河内クラブの近未来像」
を、私は阪和部として訴えていきたいと思います。ただ
単にメンバーを増やすことを口癖のように言っていただ
けでは、阪和部の近未来像は見えてこない。私はそう思
います。次期役員研修会を受講しまして、決意を新たに
私
2012 年 2 月報
しました。
◆ユースリーダー支援への思い◆
私
が堺YMCAでユースリーダーをしていたことは、
ご承知のことかと思います。いつも言うのですが、
当時と今とでは、学生を取り巻く環境が違います。今の
時代、学生を取り巻く環境は多様多彩で多忙。ボランテ
ィアで子供と接していくリーダーを志すだけですごいな
と思います。そんな彼ら彼女たちのことを今回書かせて
いただくのですが、私自身、河内クラブに入ってすぐに
東YMCAのリーダーと接点ができた訳ではありません
でした。芳澤メンが会長のときに、リーダーと接点を増
やそうという方針を出したことと、その時期に私がY
サ・ユース事業主査という役割を与えられたことが、リ
ーダーと付き合いができるきっかけでした。今4回生の
リーダーが1回生の頃の話ですので、つい最近のことで
す。そして、自分自身の中にリーダー支援という目標が
明確に見え始めたのが、一昨年の10月に奈良で開催さ
れた全国YMCAリーダー研修会(全リー研)でした。
リー研が開催されたのはYサ・ユース事業主査2
期目のときです。1期目、各地のリーダー会に顔
を出し、YYひな祭りと称して、ワイズとリーダーが
ともに集う場を設けたりもしましたが、見えているも
のはおぼろげでした。何か物足りないまま過ぎようと
していた中、奈良YMCAの三枝さん(連絡主事)か
ら、奈良で全リー研が開催されるので支援してほしい
という要請があり、振り返れば、それが私とリーダー
支援を結ぶ出発点だったように思います。そして、全
リー研に関わりたいという思いが、河内クラブのみな
さんの許しを得て2期連続でYサ・ユース事業主査を
することにより達成することができました。前段が長く
なりましたが、全リー研に出席することにより肌で感じ
たユースリーダーの熱い思いが、今ある私の活動の源に
なっていることは間違いありません。あのとき、野外で
行われた終了式で青空に向かってリーダーたちが口々に
叫んだ、
「YMCA大好き!」という言葉が、今も私を突
き動かしています。
全
YMCAのユースリーダーたちとも、その頃から
接点が増えたように思います。今回、夏に続いて
被災地訪問を考えていると知ったとき、改めて彼ら彼女
たちのすごさを感じました。自費であっても被災地を訪
れ、何らかの支援をしたい・・・思いに迷いがありませ
ん。行けないリーダーも資金作りという形で参加します。
大学祭やスーパーで開催されるフリーマーケットに出店
し、大きな声で支援を訴えていました。私たちワイズメ
ンズクラブはメネット事業を活用して資金提供をしまし
たが、それがなくても、リーダーたちはやってのけたに
違いありません。もちろん、鈴木えみさんという立派な
スタッフのフォローがあってのことですが、迷いない心
が訪問先のみなさんに伝わり、
「たこ焼きパーティー」は
東
大阪かわちわいずめんずくらぶ
大きな成果を残しました。仙台に向けて大阪を発つとき、
バス乗り場で、私はリーダーたちの熱気に圧倒されまし
た。残念ながら一緒に行動はできませんでしたが、思い
は託せたと思います。ワイズメンの心は伝えられたはず
です。
冒
頭に申し上げた通り、今の時代にボランティアリ
ーダーをすること自体、貴重なことです。日々の
活動に時間を割かれながらも、なおかつ被災地に目を向
ける姿は、私たちが YMCA を通じて支援するに値するもの
だと思います。まさに「Look World」です。彼ら彼女た
ちが得たものは、いつの日か社会に還元されるはずです。
私は次期の阪和部長を経て、来年の7月からはYサ・ユ
ース事業主任を務める予定になっています。リーダーに
よる被災地支援活動はこれからも続けられることでしょ
う。全リー研、ユースコンボケーションを含めお金がか
かるプログラムに、阪和部が関係する大阪・奈良・和歌
山のユースリーダーが一人でも多く参加し、
「Look World」
を経験できるよう、支援していきたいと思います。そし
て、卒業するリーダーたちがいずれYMCAに戻り、そ
して私たちワイズメンズクラブと関われることが最大の
願いです。その企画についても温めつつあります。ワイ
ズメンズクラブの未来を託せるように、みなさんによる
ユースリーダー支援をお願いします。
2012 年 2 月報
サンホームニュース
今年は厳しい冬になりました。サンホームではイ
ンフルエンザやノロウィルスなどの感染症から入所
者を守るため、衛生管理を再度見直し、手洗いの徹
底、消毒などに努めております。よろしくご協力く
ださい。
□■□ 特養新年会 ■□■
1月15日(日)に1階フロアーで入居者とスタッ
フによる仮装行列がありました。入居者とスタッフ
の仮装行列は、
「白い巨塔」をもじった財前教授の医
師の大回診シーンなど、笑いと拍手で大盛り上がり
でした。入居者とご家族の皆さんとスタッフも一緒
になって新年を楽しみました。
▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
ユースの育成活動はワイズメンの誇りです
「2012 国際ユースコンボケーション」
ノルウェー・スタヴァンゲルに
ユースを派遣しよう
と き:2012 年 7 月 29 日(日)∼8 月 7 日(火)
ところ:ノルウェー・スタヴァンゲル
Solborg Folk School(高校)
募集人員:9 名(先着順。応募多数の場合途中で締め
切る場合があります)
参加資格:概ね 15 歳から 29 歳までの青年で、クラ
ブ会長の推薦が必要
参 加 費:約 24 万円(登録・交通・宿泊・食費、
現時点での予想費用です)
西日本区から参加費補助が出ますので、参加者の負担額は
軽減します。コメット、ユースリーダーなど希望者は横田
会長まで申込手続きをしてください。
応募締め切り日:4 月 15 日(西日本区・Yサ・ユース事
業主任まで)
■□■クリスマス献金プログラム□■□
2 月5日(日)
「ふれあいサロン」
地域の高齢者の方々にお集まりいただき、食事やレ
クレーションで楽しい一時を過ごしていただきます
大阪かわちわいずめんずくらぶ
2012 年 2 月報
在のサンホームの地である。
この土地は当分の間は「スポーツ広場」として使用す
ることになり、早速、グランドとして使用できるよう整
東大阪地域におけるYMCA活動の歩み
備され、周囲にフェンスを設置し、同年 5 月 5 日の「子
供の日」にオープン、
「東大阪わいわい祭」を催し、約 300
名の子供たちが参加して広場の誕生を喜んだ。
■東大阪YMCA 発展計画の立案(続編)
続いて同年 8 月 26 日にも「夏まつり」を」開催、夜店
1978 年 2 月、東大阪活動委員会において東大阪 YMCA
の事業方針を 4 項目において定められたことは前号で述 やバザーも実施され、約 2400 名の人たちでにぎわった。
同年 10 月 21 日には約 600 名が参加して「ファミリー
べたが、その(4)で「将来構想をたてるための 3 ヶ年計
画に着手する」と、あった。そのための人的体制を次の 運動会」を開催した。
また、この年からスポーツ広場を活用したサッカー教
通り定めた。
室やサイクリングクラブ、婦人スポーツ教室(汗かきア
主
幹:川村勇二(発展計画プロジェクト総括)
、
ワー)が開始された。この年、会員数は 736 名となった。
担当主事:瀬川健三(活動プログラム総括)
地域社会との密接なつながりを深めることをさらに強
スタッフ:川崎 豊(活動プログラム担当)
調するために、近鉄不動産よりグランドマンション子ど
々 : 法本道子(事務渉外担当)
もプールの運営委託を受けて 7 月∼8 月にわたり、地域の
々 : 秋吉久美子(事務)担当)
子どもたちやファモリー、幼稚園、学校、諸団体に開放
協
力:仙波 漸
また、同年 6 月 14 日の東大阪活動委員会(委員長・鳥 して好評を博した。
この年、
(昭和 54 年)の 11 月には、東大阪市姉妹都市
井 清)において、
「東大阪YMCA発展計画立案の手順」
を決定、3 ヶ年計画に着手した。そして同年 7 月 18 日開 協会設立に発起団体として参閣し、YMCAの国際性を
催の活動委員会で、
「東大阪 YMCA の発展を考える集い」 地域に活かす第一歩となった。
を開催することを決め、同年 9 月 10 日午後 1 時 30 分か
ら東大阪市立労働会館で開催、東大阪活動委員会、南Y ■ 発展計画――青少年センターの建設
・南YMCA30 周年プロジェクトとしての
MCA運営委員会、河内ワイズメンズクラブ、リーダー、
東大阪YMCA10 周年事業・
父兄、維持会員、職員等 68 名が参加、樟蔭女子大学田中
発展計画委員会の作業は順調に進められ、同 54 年 12
千鶴子先生の「幼少年期における体育野外活動の意義」
と題する講演のあと、東大阪YMCAに対する将来の夢 月 4 日開催の臨時活動委員会に「東大阪 YMCA 発展計画試
案(1)
」が提出された。それによると、基本的な考え方
を語り合ったのである。
同年、10 月 3 日の活動委員会で、
「東大阪発展計画研究 として、1.YMCAの性格(地域における役割、機能)
、
「健康教育センター」
、
「フ
委員会」を組織、委員長・伊藤圭介、委員に白石定一、 として「地域活動センター」
望月 強、川村勇二、瀬川健三を決定し、具体的計画に ァミリーセンター」とする。2.大阪YMCAにおける組
着手するとともに、計画推進にあたり、市当局の理解と 織上の位置づけは、一単位YMCAとして自立を目指す
協力を求めるため、10 月 11 日、発展計画委員と総主事、 が、当面は南YMCAとの関係を維持する。3.施設につ
館長、担当主事が伏見市長を訪問、市長より理解と激励 いては小規模の会館建設(100 坪程度)とグランドの整備
を受けた。
にとどめる。自前の施設を拠点として従来通り公共施設
この年の 5 月 28 日、
「東大阪市民ふれあいまつり」が (市体育館など)を積極的に活用する。緑を確保し、
「都
実行されるにあたり、YMCAは実行委員会に参画して 市の中の安らぎの空間」というイメージをつくり出す。
協力、リーダー、ワイズメン、会員ら 100 名が参加した。 4.南YMCA30 周年(昭和 55 年)および東大阪YMCA
また、12 月 3 日には東大阪市民会館で恒例の市民クリ 10 周年(昭和 56 年)の記念プロジェクトとする。
スマスを開催し、地域の子供会や福祉施設の子供たち、
次に事業活動としては、定例事業として従来からの体
東 YMCA 会員父兄ら約 1600 名が参加した。この年東大阪 育教室、野外活動クラブに加えてグランドを中心とする
の会員数は 671 名に達した。
各種スポーツ教室(バスケット、サッカー、バレー、テ
ニス、剣道など)
、スポーツクラブ、サイクリング活動、
■ スポーツ広場の誕生
会館を中心とした保育事業(保育所、学童保育)
、婦人文
これより先、将来構想づくりに併行して、スタッフサ 化教室など行う。体育、スポーツ、野外では約 1000 名の
イドで土地入手の可能性について調査を進めていたが、 会員とする。特別事業としては、1.自閉症児、精神障が
当時の東大阪YMCA事務所北側の近鉄所有地を最有力候補 い児の集団または個人訓練指導、セラピールームの開設、
地として折衝していたところ、昭和 53 年 12 月に至りY 2.子供会指導者など地域ボランティア養成講座、3.老人
MCAの趣旨が相手側に受け入れられ、最終的に入手で 体育、4.移動体育指導、5.家庭教育講座など実施する。
きる見通しがたち、財団法人大阪キリスト教青年会は、
■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■□
昭和 54 年 2 月 18 日購入を決定、同年 2 月 26 日、近鉄所
有地 2276 ㎡を購入する契約を結び、土地を入手した。現 (青少年センター建設についてさらに次号に続きます)
<<温 故 知 新>>
⑤
大阪かわちわいずめんずくらぶ
東日本大震災 復興支援金へのご協力を!
東日本大震災 復興支援金のお願い
西日本区理事 浅岡徹夫
東日本大震災については、今年度西日本区の最
も重要な課題の一つとして取り組んでおり、各
部、各ク ラブで様々な活動が行われています。
しかし、年初にお願いした「西日本区としての
東日本復興支援献金」が残念ながら思うように
集まっていません。もちろん各地のYMCAを
通じての献金や、直接被災地への献金その他
様々な献金が行われていますが、西日本区とし
てまとまった形で直接被災者支援につながる
効果的な献金を行うために、
ワイズの皆さまが
集められた浄財を西日本区宛にお送りいただ
きたいとお願いします。
みなさま尊いご支援とご協力をお願い申し上
ます。
西日本区献金目標 200 万円
第二次募金期間
2012 年 2 月 15 日まで
送金先「ワイズメンズクラブ西日本区事務所」
2012 年 2 月報
大阪なかのしまクラブ
15 周年記念例会
日時: 2 月 8 日(水)18:30∼20:30
会場: 土佐堀YMCA
会費 :2000 円
卓話「本当の隣人となるために」池田勝一氏(盛岡YMCA
宮古ボランティアセンター・センター長)
「15 周年記念例会」は、通常の 2 月例会(TOF 例会)としま
した。東日本大震災のことを覚え、少しでも東北の方々に寄
り添っていきたいという思いからです。ボランティアとして
現地活動されたお話を伺い、私たちの支援活動のあり方を考
える。
大阪長野クラブ
設立 35 周年記念例会
日時:4 月 1 日(日)12:00∼14:30
会場:河内長野市立市民交流センター(キックス)
南海高野線・近鉄長野線「河内長野」駅下車徒歩 20 分
Tel 0721−54−0001
登録費:5000 円
式典、日本舞踊花柳流師範名取・花柳迪静先生、懇親食事・
ミシュラン 懐石料理「喜一」特製弁当
申込先:白井春夫ワイズ 3 月 23 日までFAXまたはEメール
大阪高槻クラブ
30 周年記念例会
日時:4 月 15 日(日) 14:30∼18:30
会場:たかつき京都ホテル
震災復興
会費 10,000 円
記念講演 :林 覚乗 師 (南蔵院住職)
チャリティコンサート
高野山真言宗別格本山篠栗四国総本山。
「出会う
人に明るさを与える人間でありたい」を信条に、毎年各地で
宮沢賢治の朗読をフランスシターの
調べにのせて 岩手・花巻の方言で
紡ぐ『賢治の世界』
朗読 : すがわら てつお
フランスシター演奏 : いいだ むつみ
演目
雨ニモマケズ
花巻農学校精神歌
賢治最後の手紙 永訣の朝
他
250 回以上の講演を行っておられる。
申込先:森本栄三ワイズ 3 月 20 日までFAX
京都パレスクラブ
日時:4 月 22 日(日)
40 周年プラス 1 記念例会
16:00∼20:00
会場:京都オークラホテル
中京区河原町御池
例会費:10,000 円
40 周年記念例会を中止し、東日本大震災復興支援に奉じた
日時 平成24年3月20日(祝)
16:00∼17:40 (開場 15:30)
会場 東YMCA サンホーム 6階
近鉄奈良線「八戸ノ里駅」下車
北東へ徒歩10分
入場料
1500円
収益はYMCAを通じて支援活動に活か
されます。チケット販売 東YMCA
Tel 06-6787−3733
一年の体験・・・プラス1は奉仕の喜び、ワイズの友情の
大切さを学ぶ。パワーアップした京都パレスのお披露目。
お問い合わせ:実行委員長・為国光俊ワイズまで
大阪堺クラブ
50 周年記念例会
日時:5 月 11 日(金) 18:55∼
会場:Fusion (ヒュージョン)4 なんばパークス 8F
例会費:8,000 円
記念講演 「夢」
「希望」あふれる未来を
浮島とも子 氏
主催 大阪河内ワイズメンズクラブ
メネット会からの連絡 2件
2 月例会日の4時からメネット会を開催いたします。
阪和部メネット食事会(3 月 3 日)にご参加の方は 2 月
例会日に伊藤玲子さんまでお申し込みください。
劇団「夢」サーカス主宰
前参議院議員、 元文部科学大臣政務館
大阪泉北クラブ
30 周年記念例会
日時:6 月 23 日(土) 12:00∼15:00
会場:堺リーガロイヤルホテル
会費:8,000 円
記念講演: 「鋏について」 (仮題)
堺伝統工芸士 五代目 「佐助」平川康弘 氏
大阪かわちわいずめんずくらぶ
2012 年 2 月報
会 員 数
21 名
(特別メネット会員数)
1 名
1 月例会 会 員 出 席 者
16 名
メンバー全てが
メンバー全てがTOF・CS・EF
TOF・CS・EF資金のシステム、
資金のシステム、
意義、
意義、
メイクアップ
1 名
活用方法を充分学習することにより、資金
活用方法を充分学習することにより、資金
1月 の 出 席 率
81.0 %
の効果的活用を計り、
の効果的活用を計り、
ワイズ活動を活性化しましょ
ワイズ活動を活性化しましょ
ゲスト・ビジター出席数
0 名
う。
う。
メネット・コメット出席数
4 名
戸所岩雄
戸所岩雄 地域奉仕・環境事業主任
地域奉仕・環境事業主任
例会出席者総数
20 名
役員会出席者数
9 名
1 月延べ出席者
29 名
1
月ニコニコファンド
15,350 円
YYYフォーラムのご案内
同
今期累計
99,565 円
日時 2012 年 3 月 3 日(土)13:00∼15:30
会場 大阪南YMCA
06−6779−8370
2012
Feb. >>
Mar. スケジュール
参加費
無料
2 月 4日(土) ・クラブ研修会 13:00∼18:00
(12:00 からのメネット食事会は¥2000)
大阪市立中央会館
タイトル 【仮題】
2 月16日(木) ・クラブ第一例会 18:30∼20:30
「東日本大震災被災地訪問報告会」
2 月18日(土) ・阪和部評議会
わたしたちは忘れない!!
2 月23日(木) ・クラブ役員会 19:00∼21:00
① 各YMCAのユースリーダー報告会
2 月25日(土) ・サンホーム「なごみ」奉仕
② 参加者の情報交換タイム(お茶とケーキ)
・チャリティショップ 15:00
③ チョット一息(コンサートタイム)
3 月 3日(土 ) ・東 YMCA 運営委員会(予定)
④ 今後の活動について
・阪和部「YYY フォーラム」
主催者
ワイズメンズクラブ国際協会
13:00∼15:30 南 YMCA
阪和部
・阪和部メネット食事会
12:00∼
後 援
阪和部メネット会
南 YMCA 会費 2000 円
3 月15日(木) ・クラブ第一例会 18:30∼20:30
お年玉つき年賀はがき 当選番号
3 月20日(火・祝)
・震災復興チャリティ
4等お年玉切手シートを CS 資金へ 27・44
コンサート( サンホーム)
16:00∼17:40 入場料 1500 円
3 月22日(木) ・クラブ役員会 19:00∼21:00
Happy Birthday
3 月24日(土) ・サンホーム「なごみ」奉仕
2月 7日 正野佐貴子さん (水瓶座)
16:00∼19:00
2月12日 畠平 剛志 君 (水瓶座)
・ 震災支援チャリタィショップ
2月16日 大藪 芳教 君 (水瓶座)
15:00∼ サンホーム
今月の強調月間メッセージ
今月の強調月間メッセージ
2月
2月 TOF・CS・EF
TOF・CS・EF
2
2月 27日 丸尾 欽造 君
(魚 座)
第 37 期 2011/2012 年 クラブ役員
会 長・横田憲子
副会長・宮本桂子
直前会長・大谷美佐子
書 記・望月 強
芳澤伸之
会 計・田中惟介
藤井敬子
連絡主事・杉村 徹
3
Y サ・ASF・ 田中惟介
地域奉仕・ 佐古至弘
EMC
・望月 強
ファンド・新本英二
交
流・岩坂正雄
広
報・伊藤圭介
メネット・伊藤玲子
会計監査・新本英二
発行者:横田憲子
編集者:丸尾欽造
HP : http://kawachi-ys.org/
ユースコンボケーション参加者募集中!
WELCOME TO NORWAY!
IC 2 - 5 AUGUST 2012
IYC 30 JULY - 5 AUGUST 2012