アゲハチョウ

TEL:076-272-3417
幼虫の変化
Q.幼虫を上手に育てるには、
どうしたらいいの?
1∼4令
→ふ化の前には卵が黒くなります。夏なら 3 ∼ 5 日でふ化し
ますから、卵が黒く変色し始めたら、食草の用意をしましょ
う。幼虫の期間は、おおよそ 20 ∼ 30 日くらいです。
5 令(終令)
黒褐色
緑色
小さなカップを利用
プラスチック水そうを利用
ふ 化
ネットなどでおおう。
★切り差しした食草に
幼虫をつける。
エサを立てやす
いように、割り
ばしなどを入れ
ておく。サナギ
になる場として
も役立つ。
切り口に水を含ませたテ
ィッシュをまき、さらに
アルミホイルで包む。
高さ 30 ㎝
以上のプラ
スチック水
そうなどを
利用する。
カップの中の水分吸収の
ため、底にはティッシュ
や新聞をしく。
・幼虫は1つの容器に1∼2頭ずつ入れる。
・食草を毎日交かんする。
幼虫がビンの中へ入らな
いように、脱脂綿などを
つめるとよい。
・フン掃除とカップ底の紙の交かんも毎日行なう。
★はねを伸ばせる
だけの大きさが
なければ、大き
な容器に移す。
★幼 虫 を 飼 育 す る
時に使ったカッ
プを、そのまま
利用してもよい。
Q.アゲハチョウの冬ごしは
どうするの?
→アゲハチョウは、サナギで越冬します。
冬の寒さを経験して、ようやく羽化しま
すから、サナギは軒下など、外気温の所
で保管してください。
・サナギになる時は絶対さわらない。
・サナギは緑色と褐色の 2 種類あるが、どちらも生きている。
夏なら 10 ∼ 14 日で羽化する。
カラスザンショウとユズがあれば、こんなにアゲハ類が飼える!
日本には 18 種類のアゲハチョウ科がいますが、カラスザンショウとユズの 2種類の食草を
用意しておくだけで、次の 8種類が飼育できます。
カラスザンショウ
カラスアゲハ・ミヤマカラスアゲハ
オナガアゲハ・モンキアゲハ
(どちらも食べる種類)
アゲハチョウ・クロアゲハ
シロオビアゲハ
ユ ズ
ナガサキアゲハ