各診療科の特色

各診療科の特色
患者向け
消化器・肝臓内科
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◇ 上部消化管(食道・胃・十二指腸)
症状:胸焼け、酸逆流、腹痛、吐き気、もたれ、食欲低下、吐血
◇ 下部消化管(小腸・大腸)
症状:便秘、下痢、下腹部痛、血便
◇ 肝疾患
症状:肝機能異常、黄疸、倦怠感、食欲低下
◇ 胆嚢・膵疾患
症状:腹痛、背部痛、黄疸
内分泌・糖尿病内科
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◇ 糖尿病
のどの渇き、多尿、体重減少などの症状や血糖が高いと言われた時。
◇ 甲状腺の病気
1)甲状腺ホルモンの増加 動悸、息切れ、体重減少、汗をかきやすいなどの症状があり、原因として代表的なのはバセドウ病です。
2)甲状腺ホルモンの低下
寒がり、便秘、だるさ、動悸が緩慢などの症状があり、代表的な疾患は橋本病(慢性甲状腺炎)による
甲状腺機能低下症です。
3)甲状腺が大きい、あるいはしこりがある。
甲状腺の様々な病気でみられますが、腫瘍(良性・悪性)のこともあります。(必要があれば当院外科に
紹介します)
◇ 脳下垂体の病気
下垂体の病気にはクッシング病、先端巨大症、プロラクチン産生腫瘍などがあり、高血圧、糖尿病を合併 することもあります。また、下垂体機能低下があるとだるさをはじめ様々な症状がでます。
◇ 副腎の病気
クッシング症候群、原発性アルドステロン症、褐色細胞腫などがあり、いずれもしばしば高血圧を伴います。
また、 副腎皮質機能低下があると、だるさ、低血糖、低血圧などの症状があらわれます。
◇ 脂質異常症、高尿酸血症、痛風
コレステロール、中性脂肪、尿酸の上昇を来す疾患です。
◇ 副甲状腺の病気
血液中のカルシウムが上昇したり下降したりする病気です。
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血液内科
◇ 血液疾患全般(貧血、出血傾向、リンパ節腫瘍などの自覚症状および各種血液検査異常)
◇ 造血幹細胞移植(非血縁者間骨髄移植・採取認定施設、臍帯血移植認定施設)
◇ 日本血液学会認定研修施設
◇ 国内早期臨床試験の実施
◇ JALSG、JCOG参加施設
リウマチ・膠原病内科
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◇ 2週間以上つづく複数の関節の痛み
◇ 2週間以上つづく発熱
◇ 寒冷時などにおける手指の色調変化(白~紫)
◇ 手足の筋肉の痛みや脱力(筋力低下)
心臓内科
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◇ 心疾患、循環器疾患
◇ 胸部圧迫感、胸痛
◇ 動悸
◇ 息切れ
◇ 足のむくみ
呼吸器内科
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◇ 呼吸器疾患
◇ 呼吸困難
◇ 血痰
◇ 長引く咳・痰
◇ 新規の睡眠時無呼吸症候群への対応は行っておりません。
腎・高血圧内科
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◇ 血圧が高い(一般医療機関での診断・治療が難しい場合)
◇ 尿検査の異常(尿蛋白陽性、尿潜血反応陽性など)
◇ 腎機能が悪い
◇ 足(手)のむくみ
◇ 電解質(ナトリウム・カリウム・カルシウムなど)の異常
◇ 尿酸値の異常 ◇ 慢性腎臓病
◇ 腎のう胞の多発
神経内科
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◇ 頭痛
◇ めまい
◇ しびれ
◇ けいれん
◇ ふるえ
◇ 歩行障害
◇ 運動障害(脱力)
◇ 物が二重に見える(複視)
◇ 意識消失・意識障害
◇ 筋萎縮
◇ 不随意運動
◇ 物忘れ など
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メンタルクリニック
◇ 精神疾患全般
◇ 臨床心理士による診療法あり
(自費扱い、認知行動療法、、対人関係療法)
小児科
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◇ 小児の長引く発熱(治りにくい感染症、川崎病など)
◇ なかなか止まらない咳、ゼーゼーいう呼吸、呼吸困難
◇ 脱水を伴うほどの嘔吐、下痢、血便
◇ 痙攣、発達・成長の遅れ
◇ 低身長、肥満
◇ 顔色の悪さ、鼻血等の出やすさ
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消化管外科・一般外科
◇ 胸焼け、胃のもたれ、胃部不快感、吐き気、嘔吐、食欲不振
◇ 吐血、下血、腹痛、血便
◇ 腹部腫瘤、腹部外傷
◇ 下痢、便秘、痔の症状
◇ 鼠径部の腫脹
◇ 臍(尿膜管臍ロウ)の感染
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肝坦膵外科・小児外科
成人の肝胆膵外科疾患および小児外科疾患全般を担当しています
◇ 成人の肝胆膵外科疾患の症状
黄疸、右上腹部痛、背部痛、腹部腫瘤など
◇ 小児外科疾患の症状
鼠径部(太もものつけ根)の膨隆、陰嚢腫大、お臍の膨隆、右下腹部痛、腹部腫瘤、肛門周囲の
発赤・腫脹など
血管外科
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◇ 四肢の血流不良(閉塞性動脈硬化症)
◇ 胸部・脳を除く動脈瘤
◇ 下肢静脈瘤
◇ 静脈血栓症
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乳腺・内分泌外科
◇ 乳房の腫瘤および腋窩腫瘤
◇ 乳癌検診後の精密検査依頼 (マンモグラフィー・エコーでの異常所見)
◇ 乳頭のびらん、乳頭からの分泌物がある
◇ 頚部のしこり、リンパ腺の腫れ
◇ 甲状腺腫瘤
◇ 甲状腺ホルモン異常
◇ 尿管結石を繰り返す副甲状腺機能亢進症
◇ CT,MRIで発見された副腎腫瘍
呼吸器外科
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◇ 胸部外傷
(胸部レントゲン・CT上の)異常陰影
◇ 気胸
◇ 気管・気管支狭窄
◇ 外科的治療を必要とする呼吸器疾患
心臓血管外科
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◇ 心、循環器疾患の外科治療
◇ 胸部圧迫感、心臓痛、浮腫
◇ 胸部雑音、背部痛
◇ 呼吸困難、動悸、息切れ
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整形外科
◇ 手足や背骨の痛み、しびれ、変形のすべて
◇ スポーツによる捻挫や骨折などのけが全般
◇ 手足の関節の痛み
◇ 手足のしびれ、変形
◇ 歩行障害
◇ 脊骨の変形
◇ 骨粗鬆症
◇ 関節リウマチ
◇ こどもの生まれつきの障害
(月1回の小児整形外来にて)
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形成外科・美容外科
形成外科・美容外科は体表面の変形やキズを主に手術で治療します。 ◇ 顔面・手指のケガ、骨折、やけど
◇ 大ケガや手術のあとのえぐれ、変形
◇ キズあと、ケロイド、引きつれ
◇ 生まれつきの顔面・手足の異常
◇ ほくろ、あざ、皮下の腫瘍(できもの)
◇ 顔のゆがみ、非対称
◇ 長期間なおらないキズ(難治性潰瘍)、床ずれ
◇ 瞼のたるみ
◇ 乳房の変形
◇ 性同一性障害
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脳神経外科
◇ 激しい頭痛(慢性頭痛も可)
◇ 視力・視野障害(眼科でも診てもらって下さい)
◇ 失語症(しゃべりにくい)
◇ 顔面の痛み・しびれ
◇ 難聴(耳鼻科にも診てもらってください)
脳神経外科
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◇ 意識障害
◇ 運動障害(マヒ)
◇ 顔面けいれん ◇ 間欠性跛行 ◇ てんかん発作
◇ 視力・視野障害 20
皮膚科
◇ 湿疹・皮膚炎、アトピー性皮膚炎
◇ じんま疹、薬疹
◇ 虫さされ、水虫
◇ にきび、脱毛、おでき
◇ 皮膚腫瘍、イボ、帯状疱疹、ヘルペス
◇ ほくろ、あざ など皮膚病および皮膚にあらわれる変化一般
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泌尿器科
◇ 尿路悪性腫瘍 : 腎癌、膀胱癌
症状 : 肉眼的血尿、腫瘤触知、膀胱炎様症状など
◇ 男性生殖器悪性腫瘍 : 前立腺癌、精巣癌、陰茎癌など
症状 : 排尿障害、PSA高値(前立腺癌)、陰嚢部腫大(精巣癌)など
◇ 副腎疾患:原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞癌
症状 : 高血圧、肥満、発汗、動悸など
◇ 前立腺疾患 : 旋律線肥大症、前立腺癌、前立腺炎
症状 : 排尿障害、頻尿(夜間頻尿も含む)など
◇ 尿路結石症 : 上部尿路結石(腎結石、尿管結石)、下部尿路結石(膀胱結石)
症状 : 側腹部痛、背部痛、血尿など
◇ 尿路感染症 : 腎盂腎炎、膀胱炎
症状 : 排尿時痛、頻尿、残尿感、血尿、発熱など
◇ 男性生殖器感染症 : 尿道炎、精巣上体炎、前立腺炎
症状 : 排尿痛、尿道分泌物(尿道炎)、有通性陰嚢部腫大、発熱(精巣上体炎)
◇ その他の疾患 : 尿失禁、神経因性膀胱、精策捻転など
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産婦人科
◇ 妊婦(12週まで)、腹痛、生理不順、不正性器出血月経困難症(生理痛)、癌検診での異常など
産婦人科領域のほぼ全ての疾患に対する治療が可能です。
◇ 悪性腫瘍、内視鏡下手術、不妊症などの症例数はいずれも埼玉県下随一であり、我が国有数と
言えます。
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産科
◇ 埼玉県内で唯一の総合周産期母子医療センターで、全国的にも最大級の周産期センターです。
◇ 妊婦12週以降の一般妊婦健診も行います。
◇ 流産、早産予防に力を入れています。
産科
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◇ 重症の精神疾患以外の種々の病気に対応します。
◇ 妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)のスペシャリストがいます。
◇ 胎児診断のスペシャリストがいます。
◇ 胎児貧血、胎児胸水などに対する胎児治療を行っています。 ◇ 看護スタッフによる精神的身体的なサポートに力をいれています。
新生児科
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◇ 発達外来、健診、予防接種
眼科
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◇ 眼疾患全般
耳鼻咽喉科
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◇ 聴器疾患、喉の異物、いびき、味覚障害、咽頭痛、嗄声、めまい(回転性)、鼻出血、鼻づまり、
呼吸困難、耳痛、頸部腫脹、嚥下困難
◇ 睡眠時無呼吸治療は他院で行って頂く場合があります
リハビリテーション科
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リハビリテーション全般
◇ 手足が不自由
◇ 歩けない
◇ 体力がない
◇ 話せない
◇ 飲み込めない
など
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放射線科
放射線科は、画像診断部、放射線治療部、核医学診療部の3部門からなります。
いずれの部門でも、行われる治療や検査は、医師が診察し、施行の是非を決めます。
受診者が自ら検査などを行うように決め当科に申し込むことはできません。
当科の医師は日本医学放射線科専門医、日本核医学会専門医、日本放射腺腫瘍学会専門医の
いずれかを有しています。
これのほかに、これら専門医取得をめざし研修中の医師、卒後研修中の研修医がおります。
◇ 画像診断部:
CT,MRIなどの画像診断機器を用いて、人体を画像化し診断に役立てます。検査結果はレポート
として文書かされ、電子カルテに保存されます。
診断には、病名の確定のほか、病気の広がり、治療効果判定、治療後の経過観察も含まれます。
可能な検査は、単純撮影、造影検査、CT,MRI、骨塩定量です。血管撮影は他の診療科からの。
申込により行います。
冠状動脈、心臓CT検査依頼を受けられる様準備を進めており、2010年4月から心臓CT可能な
装置の設置が始まります。 放射線科
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◇ 放射線治療部:
放射線を利用して癌などの病気の治療を行います。体の外から放射線を当てて治療する外照射、
放射線を出す物質を容器に密封したもの(密封小線源と言います)を体内にいれて行う密封小線源
治療があります。画像診断をもとに、コンピュータで放射線を当てる位置、方向、当てる広さと量を
計画します。コンピュータ制御で計画のとおり放射線を当てます。当部には医用物理学を専攻する
物理学者(理学博士)が放射線治療品質管理室長として在籍しています。
世界的にはこの体制が普通ですが、我が国ではこのような体制は例が少なく、当部の品質管理
と安全重視のあらわれです。医師が作成した、あるいは、医師が認めた治療計画を物理学者の目で
是非を検討し最終的に可否の判断をします。可の判定が出てはじめて実際に放射線を当てます。
癌による苦痛を緩和するための医療(緩和医療)も、他科とともに担当しています。
◇ 核医学:
放射性医薬品を人体にあたえて、画像を撮影し診断に役立てたり、放射線による治療を行います。
ストロンチウム_89による骨転移除痛治療も、放射線治療部と協力して行っています。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の治療も内分泌内科と協力して行っています。
悪性リンパ腫の治療の準備を進めていますが、まだ実施していません。
歯科・口腔外科
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◇ 顎関節疾患
◇ 唾液腺疾患
◇ 舌疾患
◇ 口臭
◇ インプラント
◇ 口腔外傷
◇ スポーツ歯科(マウスガード)
麻酔科
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◇ 顔、首、肩、腕の痛み
◇ 腰痛
◇ 膝や足の痛み
◇ 帯状疱疹後の痛み
◇ 怪我や手術の後の長引く痛み
◇ 顔面神経麻痺
◇ まぶたの痙攣
◇ 通常の痛み止めでは効果が少ない痛みに対しては、適宜東洋医学外来(漢方、鍼灸)と連携して治療
を行います。
人工腎臓部
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全ての血液浄化療法
◇ 血液透析
◇ 腹膜透析
◇ 在宅血液透析
◇ 血漿交換
人工腎臓部
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◇ 免疫吸着
◇ LDL吸着
◇ 顆粒球・白血球吸着など透析用
◇ バスキュラ・アクセス管理
◇ 内シャントPTAなど
◇ 腎移植の管理と登録