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ポリリン酸による革新的リン酸肥料
ファイン-K
Fine-K(FK)
Fine-Kとは
従来肥料として利用されていた通常のリン酸(オルソリン酸)とは異なる
特別な分子構造を持つリン酸(ポリリン酸)を使用した、新型のリン酸カリ
肥料です。
養液栽培に最適な特性を持ち、オランダをはじめ、世界の先進的養液
栽培農場において高い評価を受けています。
Fine-K(FK) トマト
水溶性リン酸
31.0%
水溶性カリ
54.0%
規
格
登録番号
用
途
15kg粉体
輸第13296号
トマト用
Fine-K(FK) スタンダード
水溶性リン酸
31.0%
水溶性カリ
54.0%
規
格
登録番号
用
途
15kg粉体
輸第13703号
果菜・花卉・葉
菜他一般用
Fine-Kの特長
1.安定したリン酸供給
通常のリン酸はpHの上昇に伴い可給率が低下し、沈殿が生じやすくなりますが、
Fine-Kのポリリン酸は、pHの変動に対して非常に強く、安定してリン酸を植物に供給
することが出来ます。
また通常のリン酸と異なりカルシウムと結合しにくいため、沈殿や結晶が発生しにくく、
カルシウムの吸収効率も向上します。
2. 生育促進効果
・発根が促進され、力強い根群が形成されます。
・葉色が鮮やかになり、樹勢が旺盛となります。
・増収が可能になります。
※Fine-Kは亜リン酸肥料ではありません
通常のリン酸のpHによる吸収率低下
3.潅水システムのスケール除去効果
Fine-Kは潅水チューブなどのスケール(沈殿物)を
除去する効果があり、潅水設備をきれいに保ちます。
非使用区
使用区
100%MKP
100%Fine-K
果菜類
Fine-Kの効果
養液栽培にFine-Kを導入するとその効果はすぐに確認
することができます。明らかな葉色の改善、発根の増加、
樹勢と開花の力強さが確実に増収と品質向上に結びつい
ていきます。
花卉類
収量増加
鮮やかな葉色
品質向上
尻腐れ率低減
花数増加
花径増大
重量増加
花持ち向上
さらに点滴ノズルやかん水システムの強力なクリーニン
グ効果があり、ノズル詰まりによる萎れリスクが低減し、メ
ンテナンスの時間や経費を抑えられます。
葉菜類
根量増加
鮮やかな葉色
重量増加
トマトの葉色
欠乏症が発生しに
くく、鮮やかな葉色
になります。
トマトの収量
■第一リン酸カリ
■Fine-K
非使用区
使用区
ガーベラの生育
定植初期から生育
が旺盛になります。
パプリカの収量・品質
非使用区
■第一リン酸カリ
■Fine-K
使用区
バラの採花数
■第一リン酸カリ
■Fine-K
Fine-Kの使用方法
基本的な原液作成方法
1.Fine-Kを使用して濃厚原液を作成
・既存処方のリン酸の50-100%をFine-Kのリン酸
で置き換えます。
(置き換え率の目安)
かけ流し式システム 50-75%
循環式システム 80-100%
・配合割合が大きくなるほど樹勢が旺盛となります。
・配合割合が50%以下では効果が現れません。
※処方は販売店までご相談ください。
2.Fine-Kを単独で潅水
Fine-K処方原液を希釈する原水のpHが高い場合、
培養液中で沈殿が生じる可能性があります。このよう
に濃厚原液として使用することが困難な場合、FineKを単独でスポット潅水することでポリリン酸を効かせ
ることができます。
・Fine-Kを水で1,000-2,000倍に希釈し、硝酸又はリン
酸 を加えてpH5.5-6.0に調整し、適宜潅水します。
Aタンク
硝酸石灰他、従来通りに作成して下さい。
硝酸カリは硝酸石灰側にもできるだけ多く入れてください
Bタンク
1.水20%>硝酸>Fine-Kの順で投入して下さい。
2.よく攪拌し、完全に溶解させて下さい。
3.水を60%まで入れ、pHが2.0以下に降下しているか
確認して下さい。下がっていない場合、硝酸を追加してください。
4.硝酸カリ他多量要素を投入して下さい。
5.微量要素を加え、水を100%まで入れて下さい。
Fine-Kによる園試処方の例
(Aタンク200L)
硝酸石灰(2.5水塩) 16.5 kg
硝酸カリ
5.8 kg
硝酸マグネシウム
4.7 kg
キレート鉄アルファ 0.7 kg
pHの調整が非常に重要なポイントとなります。
(Bタンク200L)
Fine-Kトマト
4.4 kg
硝酸67.5%
1.7 L
硝酸カリ
5.8 kg
硫酸マグネシウム
4.7 kg
モノリン酸アンモニウム0.7 kg
マイクロブレンド2号
0.3 kg
※硝酸などを扱う際は、ゴム手袋・ゴーグル・マスクを着用し、注意して作業してください。
販売元
本社 三重県四日市市高角町2997
TEL 059(326)3931 FAX 059(326)6758
http://www.tokaibussan.com
2016.04