大府市下水道排水設備指定工事店の違反行為等に対す る処分等

○大府市下水道排水設備指定工事店の違反行為等に対す
る処分等に関する処分の基準
大府市下水道条例(昭和63年大府市条例第30号。以下「条例」という。)及び大
府市下水道排水設備指定工事店規則に基づき指定をした排水設備指定工事店(以下「指
定工事店」という。)の違反、不誠実な行為等(以下「違反行為等」という。)に対する
処分等に関する事務処理について、大府市下水道排水設備指定工事店の違反行為等に対
する処分等に関する事務処理要綱で、必要な事項を定めています。
(処分の基準)
違反行為等を行った指定工事店に対し、別表に規定する違反の事実がある場合であっ
て、同表に規定する処分の要件を満たしていると認めるときは、処分を行うものとする。
(処分の決定)
大府市下水道排水設備指定工事店処分審査委員会の審議結果をもとに違反指定工事
店の処分を決定する。
(処分の通知)
違反指定工事店の処分を決定したときは、当該違反指定工事店に対し、違反行為等に
係る処分通知書により、処分の内容を通知する。
(指定工事店に対する注意)
指定工事店について、別表に規定する違反の事実がある場合であって、同表に規定す
る処分の要件に至っていないと認めるときは、当該指定工事店に対し、違反行為等に係
る注意書により当該違反行為等に関する注意を行うものとする。
別表
区分
1
指定要
違反の事実
⑴
件違反(条
営業所ごとに責任技術者
を置かないとき。
相当の期間を定め、当該期間内に休止届 又
は廃止届を提出するよう指導したにもか か
わらず、これに従わなかった場合
例第8条
の13第
処分の要件
⑵
1項第1
規則で定める機械器具を
有しなくなったとき。
号)
相当の期間を定め、当該期間内に欠けて い
る機械器具を備え付けるよう指導したに も
かかわらず、これに従わなかった場合
⑶
愛知県内に営業所を有し
なくなったとき
相当の期間を定め、当該期間内に廃止届 を
提出するよう指導したにもかかわらず、 こ
れに従わなかった場合
⑷
成年被後見人若しくは被
相当の期間を定め、当該期間内に廃止届 を
保佐人又は破産者の宣告を
提出するよう指導したにもかかわらず、 こ
受け復権を得ないとき(個人
れに従わなかった場合
の場合に限る。)。
⑸
指定を取り消され、その取
左記の事実があった場合
消しの日から2年を経過し
ない者であることが判明し
たとき。
⑹
業務に関し、不正又は不誠
実な行為をしたとき。
左記の事実があった場合で、特に悪質で あ
ると市長が認める場合
業務に関し、不正又は不誠実な行為をし た
とき。
①無断接続等をしたとき。
②道路占用許可又は道路使用許可を受け
ずに工事を施行したとき。
③工事の施行上の安全管理を怠り、従業
員を死傷させたとき。
④工事の施行上の安全管理を怠り、公衆
に死傷者を出し、又は被害を与えたと
き。
⑤その他の違反行為をしたとき。
ア
市長の 承認を受け ないで工事 を 施
行したとき。
イ
工事完了後、市長の工事検査を受
けなかったとき。
⑺
法人であって、その役員
相当の期間を定め、当該期間内に各項目 に
が、条例第8条の3第1項第
ついて改善をするよう指導したにもかか わ
4号に該当したとき。
2
責任技
⑴
らず、これに従わなかった場合。
専属されるべき責任技術
相当の期間を定め、当該期間内に2以上 の
術者専属
者が2以上の営業所におい
営業所での登録を解消するよう指導した に
義務違反
て登録されているとき。
もかかわらず、これに従わなかった場合
(条例第
8条の1
3第1項
第2号)
3
届出義
⑴
営業所の名称、所在地等の
相当の期間を定め、当該期間内に営業所 の
務違反(第
変更届を提出しないとき、又
名称、所在地等の変更届を提出するよう 指
8条の1
は虚偽の届出をしたとき。
導したにもかかわらず、これに従わなか っ
3第1項
第4号)
た場合又は虚偽の届出をした場合
⑵
廃止届、休止届若しくは再
相当の期間を定め、当該期間内に廃止届 、
開届を届出しないとき、又は
休止届若しくは再開届を提出するよう指 導
虚偽の届出をしたとき。
したにもかかわらず、これに従わなかっ た
場合又は虚偽の届出をした場合
4
排水設
⑴
汚水を排除すべき排水設
備の設置
備にあっては公共ます等で
基準違反
汚水を排除すべきものに、雨
(条例第
水を排除すべき排水設備に
8条の1
あっては、公共ます等で雨水
3第1項
を排水すべきものに固着さ
第3号)
せないで工事を施行したと
相当の期間を定め改善の指導をしたにも か
かわらず、これに従わなかった場合
き。
⑵
市長の確認を受けた工法、
相当の期間を定め、当該期間内に工法等 に
工期その他の工事上の条件
適合させるよう指導したにもかかわらず 、
に適合しない工事を施行し
これに従わなかった場合
たとき。
⑶
大府市下水道条例施行規
相当の期間を定め、当該期間内に基準に 適
則(昭和63年大府市規則第
合させるよう指導したにもかかわらず、 こ
22号)に規定する基準に適
れに従わなかった場合
合しない排水設備を設置し
たとき。
⑷
5
工事施
⑴
排水管及び排水用具の切断、 相当の期間を定め、当該期間内に適正な 機
加工、接合等に適さない機械器
械器具を備え付け使用するよう指導した に
具を使用したとき。
もかかわらず、これに従わなかった場合
排水設備の検査の際、市長
相当の期間を定め、当該期間内に責任技 術
行に関す
の求めに対し、正当な理由な
者を検査に立ち会わせるよう指導したに も
る義務違
く責任技術者を検査に立ち
かかわらず、これに従わなかった場合
反(条例第
8条の1
会わせないとき。
⑵
適正な排水設備工事の施
相当の期間を定め、当該期間内に誠実に 報
3第1項
行の確認に関する報告若し
告及び資料を提出するよう指導したにも か
第5号)
くは資料の提出の求めに対
かわらず、これに従わなかった場合
し、正当な理由なくこれに応
じず、又は虚偽の報告若しく
は資料の提出をしたとき。
⑶
施行した排水設備工事が
相当の期間を定め、当該期間内に機能回 復
下水道施設の機能に障害を
するよう指導したにもかかわらず、これ に
与え、又は与えるおそれが大
従わなかった場合
きいとき。
6
不正申
⑴
不正の手段により指定工
請(条例第
事店としての指定を受けた
8条の1
とき。
左記の事実があった場合
3第1項
第6号)
※
上記の違反行為及び下水道排水設備指定工事店規則第13条による遵守事項を守らな
かった場合、下記条例等にかかる処分がされる
1.条例第8条の13にかかる指定の取消し又は一時停止
2.条例第26、27、28条にかかる過料