セラミックトイレフロア 小便器用

施工説明書
フラ
袋 PP
セラミックトイレフロア 小便器用
安全に関するご注意
■安全のために必ずお守りください
商品を安全に取り付け、使用時の事故を回避するための
注意事項をあげさせていただきます。
施工前に、この項目をよくお読みいただき、事故のない
ように正しく取り付けてください。
(用語および記号の説明)
警告・・・・「取扱いを誤った場合に、使用者が死亡または
重傷を負う危険な状態が生じることが想定されます。」
「取扱いを誤った場合に、使用者が軽傷を負うか又は物的
注意・・・・損害のみが発生する危険な状態が生じることが想定されます。」
「注意しなさい!」(上記の『警告』『注意』と併用して
・・・・注意をうながす記号です。必ずお読みになり、記載事項を
お守りください。)
・・・・「してはいけません!」(一般的な禁止記号です。)
・・・・「指示通りにしなさい!」(一般的な行動指示記号です。)
警告
丸のこ、ディスクサンダー、タイル用ドリル、ホルソー、カッタ
ーナイフなどの電動工具や刃物を取り扱う際には各商品の
「使用上の注意」をよく読んでから作業を行ってください。
注意
セラミックトイレフロアに衝撃を与えないようにしてください。
※破損してケガをする恐れがあります。
セラミックトイレフロアの裏面外周部は鋭利になっています
ので、施工中の取り扱いにご注意ください。
※ケガをする恐れがあります。
セラミックトイレフロアはわれものですので、運搬などの施
工中の取扱いにご注意ください。
施工に関するご注意
TFKC-0660AG-DY
TFKC-0660G-DY
必要工具、同梱部材の確認
●床排水小便器は床排水芯220mm小便器のみの対応です。
壁排水小便器は壁排水タイプ(穴なし仕様)の対応とな
ります。対応小便器は発注前にご確認ください。
●周囲の床は、セラミックトイレフロア厚12mmと段差
なく納めてください。段差がある場合は、下地で調整し
てください。継ぎ目部はシール材で納めます。
●施工可能な下地であるか、以下の点を確認してください。
・根太が45mm角以上の角材で303mmピッチ以内で
あること。
・厚さ12mm以上の耐水合板またはフローリング(クッショ
ン付フローリングを除く)であること。
・下地は2mm/m以内の不陸であること。
・下地のゴミ、ほこり、剥がし残しなどをキレイに取り
除いてあること。
・段差がないこと。
・下地面がドア枠や廊下のFLよりも13mm以上、下が
っていること。
・下地の腐食がないこと。
商品の機能が100%発揮されるよう、本説明書の内容を十分
ご理解のうえ正しく施工してください。
なお施工完了後、この施工説明書を同梱の「ご愛用フォルダー」
に入れてお客さまにお渡しください。
同梱部材
・セラミックトイレフロア
・施工に関するご注意
・施工説明書(本書)
・取扱説明書
必要工具
・タイル用ドリル刃φ10
(排水ソケット固定ビス穴あけ用)
・専用接着剤(RC-S1-DY)または木質床
用ウレタン樹脂系接着剤
・シーリング材
<施工上のご注意>
●セラミックトイレフロアに穴あけする場合、以下の点に
ご注意ください。
・穴あけには回転ドリルを用いてください。
振動ドリルを使用した場合、セラミックトイレフロア
が割れることがあります。
・セラミックトイレフロアの端部を加工する場合、穴あけの残
り代がセラミックトイレフロアの際から10mm以下の場合、
セラミックトイレフロアが欠ける恐れがあります。
穴あけが必要な給排水管を立ち上げなおすか、便器
排水芯をずらして残り代を確保してください。
・ビス用の下穴をあける際は、タイル厚(9mm)以上
穴をあけないようにご注意ください。ビスがきかなく
なる恐れがあります。
TEL 0570-017173
既存排水位置
既存床
既存小便器を取り外します。
排水芯220mmで排水管を立ち上げ直します。
1.立ち上げた排水管を穴に通し、部屋中央に
セラミックトイレフロアを置きます。
2.セラミックトイレフロアの周辺に市販の
フローリング等を敷きます。
排水芯220mmで排水管を立ち上げ直してく
ださい。
3.小便器を取り付けます。
●排水管を立ち上げなおす場合、以下の点にご注意ください。
・排水管はF.L.が下地床面から12mm高くなることを
想定した高さとしてください。
・立ち上げなおすために床にあけた穴は、段差がない
ように下地材でふさぎ固定してください。
排水芯位置
220mm
セラミックトイレ
フロア
●組合わせについて、以下の場合は組合わせできません。
ご注意ください。
・床暖房と組合わせることはできません。
新規排水位置
既存排水位置
周辺床部材
●タイル、クッションフロア、コンクリート、カーペット
下地は不可です。
ナビダイヤル
※既存床がクッションフロアの場合は取り除いてく
ださい。
※下地が12mm以上の合板かフローリングであるこ
とを確認します。
改修の場合
●セラミックトイレフロアの色番S1、S16には柄に方向
性があります。
●商品・施工方法についてのお問い合わせ
お客さま相談センターまで
既存小便器を取り外します。
施工手順
<施工前のご注意>
●セラミックトイレフロアは現場カット不可なため、排水
管を中心に巾595mm、後壁から595mmには障害の
ない平らな床面が必要です。
事前作業(改修の場合)
受付時間
平日
「9:00∼18:00」
土・日・祝日「9:00∼17:00」対応
※ナビダイヤルは、PHS・IP電話などではご利用に
なれない場合がございます。
(ゴールデンウィーク、夏期、年末年始の休みは除く) TEL 0562-31-0793 をご利用ください。
(2)セラミックトイレフロアの仮置き
取付方法
排水管を穴に通し、基準線に合わせてセラミックトイレ
フロアを置きます。
注意:色番S1,S16には柄に方向性があります。
小便器に向かって横流れの柄となります。
設置する場合は、柄の方向にご注意ください。
1.セラミックトイレフロアの取付け
(1)基準線の墨だし
基準線
セラミックトイレフロアからのセン
ター割付けによる施工となります。
φ90の穴
1)排水芯を通るセンター基準線
を墨だしします。
2)センター基準線を中心に両サ
イドに297.5mm離れた位置
に基準線を墨だしします。
排水管
セラミックトイレ
フロア
297.5mm 297.5mm
2.フローリング等の取付け
・フローリングは厚み12mmのものをお使いください。
・製品のバラツキなどでセラミックトイレフロアと段差
が出る場合があります。下地合板などで厚さを調節し
てください。
市販フローリング
セラミックトイレフロア
(厚み約12mm)
※段差1mm以内
・ダイヤモンドホルソー(現場手配)を準備
します。
・給水管等の穴芯位置をセラミックトイレ
フロア床上に墨だしします。
・タイル用ドリルに装着したダイヤモンド
ホルソーで穴あけします。
主な用途
φ40mm
給水管
φ50mm
排水管
(手洗器)
厚さ調節
施工時は、角当て等に注意してください。角が欠ける場合があります。
セラミックトイレフロアと壁面とのすき間を3mm程度あけてください。
セラミックトイレフロア
1)セラミックトイレフロアの裏面に図のように接着剤を塗布します。
(直径5mmの線状)
注意
型(300×300程度)
接着剤
両面テープ
注意
接着剤は専用接着剤(別売:RC-S1-DY)もしくは木質床用ウレタン
接着剤を使用してください。
・回転タイル用ドリルを使用してください。振動タイル用ドリルを使
用した場合、セラミックトイレフロアが割れることがあります。
・加工時の割れ防止のため、桟木などを使用せず、必ず平らな台の上
で加工してください。
セラミック
トイレフロア
型
セラミック
トイレフロア
型
合板
桟木
・セラミックトイレフロアの端部を加工する場合、必ずセットする
フローリングなどで同厚みにし、平らな面を加工してください。
セラミック
トイレフロア
型
2∼3mm
下地合板
セラミックトイレフロア
1)クッションフロア材の仮置き
セラミックトイレフロア周辺
にクッションフロア材を仮置
きし、段差が無いことを確認
してください。
2)クッションフロア材のカット
セラミックトイレフロア・
下地合板
部屋に合わせてクッション
クッション
フロア材をカットし、接着
フロア材
してください。
厚み調整下地
3)セラミックトイレフロアとの継ぎ目の処理
セラミックトイレフロアとクッションフロア材との継ぎ目は、
シミを防ぐためシーリング処理してください。
カット
3.目地の養生
注意
カット
下地のごみ、ほこりを清掃して
ください。
3)左右の基準線に合わせて、
軽く置きます。
3)フローリングの設置
①セラミックトイレフロア周辺にシリコンコーキングを塗布します。
基準線
注意
・確実に接着してください。施工後の浮きの原因になります。
捨て合板または
フローリング材
2)フローリングのカット
中央のフローリングを基準に割り付け、左右のフローリング
をセラミックトイレフロア・部屋に合わせてカットします。
※防水のためシリコンコーキング
しますので2∼3mmすき間を
あけた寸法取りでカットしてください。
2)裏面に張られている両面
テープのはく離紙を剥が
します。
4)基準線に合っていることを
確認して、セラミックトイレ
フロア上部からしっかりと
踏み込み、圧着します。
段差なし
厚み調節下地
(3)セラミックトイレフロアの接着
・穴あけ用の「型」を作ると便利です。
注意
クッションフロア材
(厚み12mm)
・細くなりますと
加工時、施工時
に折れなどが発
生する恐れがあ
ります。
合板にホルソーでφ40
またはφ50の穴をあける
クッションフロア材の下地部分で厚さの調節をしてください。
シーリング
1)フローリングの割付注意
ポイント
セラミック
トイレフロア
クッションフロア材と組み合わせる場合
下地合板
注意
ダイヤモンド
ホルソー
片追い
4)セラミックトイレフロアとの継ぎ目の処理
セラミックトイレフロアとフローリングとの継ぎ目は、シミ
を防ぐためシーリング処理してください。
シーリング
排水管
給水管等がセラミックトイレフロアと干渉する場合、下記の
方法で施工してください。
市販フローリング
(厚み12mm)
小便器外形図
注意
セラミックトイレフロア
フローリングと組み合わせる場合
センター基準
セラミックトイレフロアに穴をあける場合
段差あり
②カットしたフローリングを片追いでセラミックトイレフロ
アの周辺に敷き、留め付けてください。
・反りが大きい場合、接着剤が固まるまで(約半日)、浮きがない
ように中央部に重石などを置いて養生してください。
セラミックトイレフロアと
フローリング材すき間の
止水となります。
フローリングを敷く際に
はみ出さないよう、直径
3mmの線状を目安とし
てください。
コーキング目地部は汚れがつきやす 養生テープなど
いので、養生テープを被せるなどな
どして、乾くまで保護してください。
養生時間が足りない場合、後日はが
していただくようにお願いします。
4.小便器の取付け
小便器の取付けは、小便器付属の施工説明書にしたがって
施工してください。
※小便器の固定に必要な穴は、φ10のタイル用ドリルを用いて
セラミックトイレフロアにあけてください。
※下穴は、タイル厚(9mm)以上深くあけないでください。
PSU-1216(12061)