1 ニワゼキショウ(庭石菖) 命は短い一日花

ニワゼキショウ(庭石菖)
命は短い一日花
写真1
淡紅紫色のニワゼキショウ。へら形の2枚の苞から花柄が出る
写真2
受精後、しぼむ淡紅紫色のニワゼキショウ
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写真3
白・濃紅紫・黄・緑の色変化が美しい
写真5
写真4
淡紅紫・濃紅紫・黄・緑の色変化が美しい
白色系ニワゼキショウの小群生
北アメリカ原産の多年草。草丈は 10~20 ㎝。葉は幅3mm ほどの剣状(写真1)。花の
径は 10mm 前後、淡紅紫色(写真1・2・4)と白色系(写真3・5)があり、花被片は
6枚。花冠中心部は濃い紅紫色で、さらに黄色く染まる(写真3・4)。1日花で、受精
後1日でしぼみ、次々に花を咲かせる。受精後は、写真2の状況を経て径3mm ほどの球
形果実(写真1・2・3)になる。花期は5~6月(引用・参考文献等①)
<学名>
Sisyrinchium atlanticum
アヤメ科
ニワゼキショウ属
<引用・参考文献等>
①『山渓カラー名鑑
日本の野草』595 頁、株式会社山と渓谷社、1983
②大工園認著『野の花めぐり
<撮影場所>埼玉県鷲宮町桜田
春編』190 頁、株式会社南方新社、2003
<撮影年月日>2008 年 5 月 25・26、6 月 1・8 日
<撮影者>有馬洋太郎
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