プロファイリングテクノロジー

T E C H N O LO G I E S F O R T H E S AW M I L L I N D U ST RY
High profitability by
プロファイリングテクノロジー
LINCK PROFILING TECHNOLOGY
所在地は黒の森(ブラックフ
ォレスト)に隣接するオーバ
ーキルヒという町です。創
業当時から今日に至るまで
製品の製造や新製品の開発
を行っています。
EXPERIENCE
TRADITION
RELIABILITY
ヨーロッパ市場で最も多くの導入実績のある製材
機メーカーとして最新の技術で市場をリードして
きました。生産性と収益力の高さで市場で高い評
価を得ています。
170年の会社の歴史のなかで規模を拡大し市場をリードする会社へと成長して参
りました。古くから木材産業が盛んな地域に密接に関わってきた結果として必然
的なものでした。”Made in Germany”の高品質をお約束し世界中のユーザー様と
密接な関係を築き上げてきました。プラントの提案からサービスに至るまで細か
な配慮と誠実さでお応え致します。
2
LINCK PROFILING TECHNOLOGY
目次
私どもは木材産業向け設備のご提案をしておりま
す。各々の製材所によって異なるコンセプト、敷
地の広さ、事業目的等に応じて個別のご要望にお
応え致します。詳細な分析をおこなった後、最も
効率的で収益性の高いご提案を致します。
LINCKについて
高品質な木材製品が高収益を得られると考えま
す。したがってLINCK のプラントは-20℃や
+40℃のような過酷な環境下でもたえず高い切
削精度と良好な切削面が得られるように完璧に設
計、製造されています。その上、長期間トラブル
なく使用していただけるよう堅牢で非常に耐久性
の高い造りになっています。
オプティマイザについて
テクノロジー(Technologies):
„„プロファイリング:Profiling technology
„„リデューサー:Reducer technology
„„ボードエッジャー:Edging technology
„„原木ヤード:Log yards
„„原木投入システム:Round log feeding systems
プロファイリングについて
プラント制御について
2
4
6
8
参考事例
1. トラディショナルライン
2. カーブソーイング
12
14
3. プロファイリング+
メリゴーランドシステムの組み合せ
4. 1.2m対応短尺材ライン
5. フルオプティマイザ
6. リデューサーラインとの組み合せ
16
18
20
22
3
LINCK PROFILING TECHNOLOGY
TRENDSETTING
EFFICIENT
VALUE ADDING
プロファイリングについて
LINCKのプロファイリングテクノロジーは
最も先進的で効率的な製材法です。
1979年にプロファイリング ラインを世に送
り出しました。画期的な発明であると同時に
製材業界に革新をもたらし産業の発展に大き
く貢献してまいりました。
この特許技術により成功を収め、今日までに
140ライン以上にのぼる導入実績によって多
くの経験を培ってまいりました。日々技術革
新に取り組み、常に新技術の開発研究をすす
め更なる貢献に努めてまいります。
4
プロファイリングラインでは一回の切削工程
で芯材と辺材を同時に製材します。処理工程
も簡素化されボードエッジャーでの処理が不
要になります。耳付き材や端材の搬送トラブ
ルからも開放され省人化も同時に図れます。
運転は全自動で一人のオペレーターが集中制
御室でモニターを行います。私達の精密なラ
インで生産される高精度、高品質な木材製品
は市場で高い評価を得ております。
更に市場の高いニーズに合わせパルプ及びペ
レット用の高品質なチップも生成致します。
日々変化するマーケットのニーズに対応でき
るよう様々な種類の切削刃物をご用意してお
ります。
LINCK PROFILING TECHNOLOGY
LINCK プロファイリングラインはあらゆる
ご要望にお応えします:
„„高度なテクノロジーによる大規模製材
„„堅牢で耐久性に優れ高い稼働率を誇りま
す
„„さまざまな組み合わせが可能で柔軟性の
高いモジュール化デザイン
„„LINCK独自のシステムにより様々な要望
に対応したラインコントロール
„„長年の実績と確かな品質に加え最新のテ
クノロジーでご期待に応えます
„„高度なオプティマイザ機能と連動したシ
ステム開発
個別の原木に応じた木取り
製品寸法、品質や高単価商品等
さまざまなパラメータ入力が可能
„„„„„„-
5
P L A N T CO N T RO L A N D AU TO M AT I O N
PLANT
CONTROL
プラント制御について
LINCKハイパフォーマンスラインの
運用上欠かすことのできない制御
プログラムとインターフェイスを
独自のコンセプトに基づき開発し
ました。処理能力の高さはもちろ
ん扱いやすく信頼性の高いものと
なっております。
熟練の設計エンジニア、電気制御エンジニア
及びプログラマーで構成されるLINCKの開
発チームはお客様のニーズにあった最適な
設備を提供致します。
さまざまな市場ニーズとお客様のご要望に完
璧に応えるべく電気制御エンジニア及びログ
ラマーはシステムを構築する機器を精査した
後採用しています。信頼性、汎用性、品質や
パフォーマンスに重点を置いて選定していま
す。その結果として高稼働率を維持する信頼
性の高いラインを提供することができます。
最大限の歩留まりを達成する為の核となる技
術は3Dスキャナーです。制御ソフトウェア
が読み取ったデータを瞬時に処理し何千もの
組み合わせの中から最適な木取りを割り当て
ます。またあらゆる可能性の中から任意の選
択をすことも可能です。
6
P L A N T CO N T RO L A N D AU TO M AT I O N
エントランススキャナ
集中制御室
ユーザーインターフェイス
„„原木をスキャン
„„木回しの角度を算出
„„木取りパターンとの整合性をチェック
„„辺材製品の寸法的な付加価値を考慮(サ
„„直感的な操作
„„人間工学に基づいた作業スペース
„„短期間で習得可能
„„シンプルでわかりやすいアラーム表示で
„„わかりやすい操作画面
„„集計データを基に様々な分析が可能
„„視認性の良さ
„„言語切替機能
„„木取りの確定
„„リモートメンテナンス対応(オンラインで
キャンツスキャナ
安全性
„„再計測しエントランススキャナのデータと
„„独自のコンセプトにより高い安全性を
イドボードオプティマイザ付きの場合)
照合
„„再オプティマイズ(側板切削用)
„„エントランススキャンと合わせて包括的な
制御をおこないます
即座に問題箇所の特定が可能
サポート)
確保しています。各国の安全基準をク
リアしています。
„„証明書の発行も行います。
電気制御プラント
„„制御盤はすべて自社で内製していま
す。
„„すべての製品を出荷前検査し品質管
理を徹底しています。
7
O P T I M I Z AT I O N
OPTIMIZATION
オプティマイザシステムについて
木材は貴重な天然資源であるとの識
をもって取り扱いします。この考え
に基づき一本一本の原木からより価
値のある木材製品を得るために最良
のご提案を致します。
LINCKの考えるオプティマイザシステムとは単純に原木の形状に
合わせて木取りパターンを当てはめることにはとどまりません。
ライン全体の最適化を図り、効率、生産性、品質を非常に高いレ
ベルでバランスさせることを念頭において開発を行っています。
常に完璧さを追求し各プラに最適な構成を模索します。これによ
りすべて原木で最良の歩留まりを得ることが出来ます。この付加
価値こそがLINCKの特徴です。
8
O P T I M I Z AT I O N
材間の最適化
ログローテーション
最初の切削工程であるチッパーキャンターに最適な間隔で原木
を供給していくことが最初の重要な役割となります。
断面の形状や曲がりによって原木の特徴は一本ごとに異なります。最
大限の歩留まりを達成するにはそれぞれの原木に木取りを最適に当て
はめる必要性があります。
材料間隔が短ぎる場合は適正な材間を保つためにライン速度が
減速し不要な負荷が生じてしまいます。また、間隔が大きすぎ
る場合は生産性を低下させてしまい非効率な結果を招いてしま
います。コンベアやローラー等の搬送機器に関してはもちろん
のことソフトウェアの観点からこの問題に正面から向き合いま
した。
原木径級に応じて最適なラインスピードを保つよう設計されて
いおり、材間は自動的に適切な間隔が保たれスムーズで連続し
た生産フローを保証致します。
下のモデルは3Dスキャナで計測された原木を最適な角度まで回転さ
せる工程を表したものです。同時に側板の商品価値の最も高い寸法の
割り当て、もしくは任意に指定された寸法を登録されたすべての寸法
から呼び出し割り当てることができます。
また、実際に原木を回転させる角度も算出します。正確な角度に回転
された原木がチッパーキャンターに投入されていきます。すべてのア
ルゴリズム処理は非常に高速に行われますので、ラインが減速するこ
とはありません。
回転角度の計算と同時に側板の木取りも最適に行います。
最適な材間
最適化された材間
分布図
最適化前の材間分布
スキャン中のポジション
最大限の歩留まりを得られる最適なポジション
9
O P T I M I Z AT I O N
偏角アライメント
サイドボードオプティマイザ
タイコ材をチッパーキャンターで切削する
際に偏角アライメントを行うことで歩留ま
りを更に上げることができます。
オプティマイザプログラムは3Dスキャナのデータを元に辺材
の厚み、幅及びポジションを割り当てます。ここではあらかじ
め入力された断面寸法表の中から最適なものを当てはめます。
丸みの許容範囲や製品長さなどの情報を追加できるようになっ
ています。これらの情報を総合的に判断し結果として反映しま
す。辺材の左右のオプティマイザを個別におこない右の写真の
ように寸法、枚数及びポジションも最適に割り当てられます。
下の図のように曲がった材をセンター振り
分けで処理してしまうと、結果として製品
が小さくなり歩留まりが低下してしまいま
す。偏角アライメントの場合、材の曲がり
やテーパーを考慮し歩留まりを最大限に高
めることが出来ます。
3Dスキャナで計測されたデータを基にロー
ラーの歩出しを行い、タイコ材から最大限
の角を取れるよう最適なポジションでチッ
パーキャンターに投入を行います。ローラ
ーの歩出しは油圧サーボシリンダーで送材
スピードを落とさず素早く正確に行われま
す。
エントランススキャナで十分詳細な計測結果を得ることができ
ますがキャンツスキャナーを用いてより正確に計測を行うこと
が可能です。エントランススキャナからのデータと比較を行い
オプティマイザに反映されます。
辺材の寸法表サンプル。状況に応じてパラメータ
の変更も容易に行えます
ピンク:センター振り分けの場合
水色:偏角アライメントの場合
10
オンライン診断システムでエントランススキャナーとキャンツスキャナのデータを比
較します。上図は正常な状態を表したものです
上図のように値が大きく逸脱した場合はオペレーターへ通知されます。
O P T I M I Z AT I O N
カーブソーイング
カーブソーイングを用いることで大幅
に歩留まりを向上させることができま
す。
下図の左側のイメージ図はセンター振
り分けで製材した場合。右側は曲がり
に沿った製材で歩留まりが向上してい
ます。
カーブソーイングは制御された能動的
なもので原木のカーブそのままではあ
りません。曲がった部分とまっすぐな
部分が混在する場合も有ります。
フルオプティマイザ
ワークフロー
„„3Dスキャン
„„木取りの確定
„„ログローテーションし第1チッパーキャンタ
ーへ投入
„„タイコ材への製材(この状態でまだカーブは
ありません)
„„タイコ材を90°回転
„„第2チッパーキャンターでカーブ製材。チッ
パーキャンターは固定されており、前後の
フィードシステムでカーブの制御を行いま
す。重量のある材料を精密且つ瞬時に制御
します。
„„チッパーキャンターで4面加工された材料を
再度スキャンしオプティマイズを行います
„„材料を90°回転しプロファイリングを行いま
す。 (ストレート)
„„辺材をソーユニットで芯材から切り離します
„„材料を再度90°回転し残りの面をカーブプロ
ファイリングします。ユニットは固定され、
前後のフィードシステムでカーブの制御を行
います。
„„芯材と辺材を同時にカーブ製材し辺材を心材
から切り離します。
極限まで発展したLINCKプロファイリ
ングテクノロジーシステムは既定の木
取りパターンを単純に当てはめるだけ
でなく個々の原木に応じて木取りの再
構築を行います。
製品寸法を入力するだけで残り
の処理は自動で行われます。芯
材と辺材の製品寸法表と追加パ
ラメータをベースに処理を行い
ます。
スキャナシステムを追加するこ
とで芯や節を考慮した木取りも
可能となります。
結果として付加価値の高い製品
を生産し収益力を高めます。
カーブ、テーパー及び偏芯などの条件に応じた切削で
歩留まりを向上
11
REFERENCE 1
トラディショナルライン
スタンダードなラインで多彩なオプション
Chipping - Turning - Chipping
30年以上経った現在でも通用する基本的なラ
イン構成です。絶えず進化し市場のニーズに
応えてきました。プロセスとして2台のチッ
パーキャンターで4面を高い精度で加工しま
す。また不要になるスラブをチップにし端材
搬送のトラブルになる要素を排除します。工
程4のチッパーキャンターと工程10~12のプ
ロファイリングによる辺材の成形はは偏角ア
ライメントに対応しています。さまざまなオ
プションに対応し柔軟性も兼ね備えたライン
構成です。
追加可能オプション例:
„„水平ギャングソーを追加
„„断面の大きな材料加工用にユニットを追加
„„柾目製材用のライン構成
KEY DATA
送材速度
最大180 m/分
オペレーションモード
径級選別あり/なし
原木長
2.40 m 以上
末口径級
10 cm以上
オプティマイザ
„„
自動ログローテーション
„„
偏角アライメント
„„
サイドボードオプティマイザ
„„
ラインオプティマイザ
辺材生産枚数s
最大 8枚 (仕様変更で最大10枚可)
原木投入方向
末口または元口投入
12
1
3D-スキャナ
原木をスキャン
2
チッパキャンター VM45
2面を切削しタイコ材に
3
1
キャンツターナー DV 70-2
90°回転
4
2
チッパキャンター VM45
残りの2面を切削
3
5
6
プロファイラユニット
VPF 340
各ユニットで辺材2枚
を成形
7
ソーユニット CSMK
285-A1/B1
プロファイラで成形さ
れた辺材を板として切
削します
4
REFERENCE 1
8
セパレータ SEA 芯材から
板を仕分けます
9
キャンツターナーDV 70-2
90° 回転
10 11 12
5
6
7
8
9
10 11
12
プロファイラユニット
VPF 340
残りの2面に辺材を成形
13
セパレータ SEV
芯材から辺材を仕分け
ます
14
水平スプリットソー HKM
360-A2
水平カット
ダブルアーバーサーキ
ュラーソー MKS
プロファイラで成形さ
れた辺材と芯材を同時
に切削します
13
14
A
オプション
A
柔軟性を重視
サーキュラーソーユニットタイプMKS(固定フラ
ンジ)からタイプCSMK(最大6軸のバリアブル)
に変更することで柔軟に多彩な製品を生産する
ことが可能になります。
生産能力UP
サーキュラーソーユニットタイプMKSを2台
並列に配置することで径級の大きな原木を処
理する際にも処理能力を維持したまの生産が
可能になります
13
REFERENCE 2
カーブソーイング
素材の有効活用
タイコ材のカーブに沿って加工を行いま
す。スキャナのデータを有効に活用しカ
ーブの制御を行いながらの切削です。
カーブに不向きな製品(角物など)の場合
は偏角アライメントやセンター振り分け
で加工を行います。
プロファイリングにより
辺材が成形された様子。
左右計4枚の板として次
の工程で芯材から切り離
されます
径級選別の必要はなく個別の原木に応じ
た最適な木取りの割り当てを行います
KEY DATA
送材速度
最大 180 m/分
オペレーションモード
径級選別あり/なし
原木長
2.40 m 以上
末口径級
10 cm 以上
元口径級
50 cm まで
オプティマイザ
„„
自動ログローテーション
„„
偏角アライメント
„„
辺材オプティマイザ
„„
カーブソーイング
„„
ラインオプティマイザ
辺材生産枚数
最大 6枚 (仕様変更で最大10枚可)
原木投入方向
末口または元口投入
14
油圧サーボシリンダーに
よる素早い歩出しでわず
かな材間で送材を行いま
す。カーブソーイング時
もスピードが落ちること
はありません。
REFERENCE 2
最高の歩留まりを
1
2
3
4
5
1
3D-スキャナ
原木をスキャン
2
チッパキャンター VM 45
2面を切削しタイコ材に
8
ソーユニット CSMK
285-A1/B1
プロファイラで成形され
た辺材を板として切削
します
9
セパレータ SEB
芯材から板を仕分けます
6
3
10
キャンツターナー DV 70
90° 回転
キャンツターナー
90° 回転
7
8
4
11
9
10
チッパキャンター VM 45
残りの2面を切削
プロファイラユニット
VPM 450
カーブプロファイラ
11
5
12
12
キャンツターナー DV 70
90° 回転
プロファイラユニット
VPM 450
カーブプロファイラ
13
6
13
14
キャンツスキャナ
サイドボードオプティマイザ
ソーユニット CSMK
285-A3/B3
プロファイラで成形され
た辺材と芯材をカーブソ
ーイングで同時に切削
します
7
14
プロファイラユニット
VPM 450
辺材を成形
セパレータ SEV
芯材から辺材を仕分けます
15
REFERENCE 3
プロファイリング+メリゴーランド
システムの組み合わせ
コンパクトで効率的なライン構成
高い加工精度が求められるプロファイリングでは通常4面をチッ
パーキャンターで加工した後おこないますがZ軸方向に偏角アラ
イメントを行うプロファイラユニットVPM 450/Nを導入するこ
とでテーパーのあるタイコ材も歩留まりをおとすことなく効率的
に処理をおこなうことが可能になりました。これによってライン
構成も最小となり初期投資及びスペースを抑えることができま
す。
偏角アライメント対応のセンタリングユニットとの組み合わせで
通常の偏角アライメントにも対応しており自由度の高い設計とな
っております。プロファイラユニットを2台にすることで一度の
加工で左右合計4枚まで辺材の切削が可能です。
KEY DATA
オペレーションモード
径級選別なし
原木長
2.40 m 以上
末口径
15 cm - 50 cm
オプティマイザ
„„
自動ログローテーション
„„
偏角アライメント
„„
カーブソーイング
„„
辺材オプティマイザ
„„
ラインオプティマイザ
辺材生産枚数
最大 8枚
原木投入方向
末口または元口投入
16
REFERENCE 3
コンパクトでありながら年間投入材積100,000 m³も可能です
1
2
3
4
5
First pass
1
3D-スキャナ
原木をスキャン
2
チッパキャンター VM 45
2面を切削しタイコ材に
3
4
プロファイラユニット
VPM 450/N
辺材を成形(偏角アライメ
ント対応)
5
ソーユニット CSMK
285-A2/B2
プロファイラで成形され
た辺材を板として切削
します
プロファイラユニット
VPM 450/N
辺材を成形
5
ソーユニット CSMK
285-A2/B2
プロファイラで成形され
た辺材と芯材を同時に切
削します
Second pass
1
3D-スキャナ
キャンツスキャナ
2
チッパキャンター VM 45
残りの2面を切削
3
4
17
REFERENCE 4
1.2M対応短尺材ライン
パレットや梱包材に
製材に不向きな大きく曲がった原木でも短
くカットし曲がりを取り除くことで製材が
可能となります。また、曲がりを取り除く
ことでより歩留まり良く製材でき経済的で
す。1.2~2.5mという短い材料も切削ユニ
ットの前後にあるガイドローラで確実にホ
ールドします。
このタイプのプロファイ
リングラインでは材長
1.2mから製材が可能で
す。2.5m材を投入した場
合はデッキ上で半分に玉
切って投入します。2.5m
で製材したい場合はセパ
レータが下降します。
径級の大きな材は工程11でセンターカッ
トされます。その後2台のギャング(工程
13)に振り分けられ速度を落とすことなく
処理を行います。センターカットが不要な
場合、2台のギャングを有効に使いライン
速度を大幅に上げての製材が可能となりま
す。
角になった芯材は2台の
ギャングで割返された後
トリミングされ製品とな
ります。
KEY DATA
送材速度
最大 100 m/分
オペレーションモード
径級選別あり
原木長
1.20 m 以上
末口径
10 cm - 40 cm
オプティマイザ
„„
ラインオプティマイザ
辺材生産枚数
最大 4枚
原木投入方向
末口または元口投入
18
REFERENCE 4
1.2m以上の短尺材を効率よく製材
1
チッパキャンター VM 35
2面を切削しタイコ材に
2
キャンツターナーDVS 35
90° 回転
3
8
プロファイラ & ソーユニット VPS 35
辺材を成形
9
プロファイラ & ソーユニット VPS 35
プロファイラ部で成形さ
れた辺材を板として切削
10
1
2
3
4
5
6
7
チッパキャンター VM 35
残りの2面を切削
セパレータ SES 35
芯材から板を仕分けます
8
9
10
4
11
プロファイラ & ソーユニット VPS 35
辺材を成形
スプリットソー TS 35
センターカット
11
5
12
プロファイラ & ソーユニット VPS 35
プロファイラ部で成形さ
れた辺材を板として切削
します
キャンツターナー
90° 回転
6
セパレータ SES 35
芯材から板を仕分けます
13
ソーユニット CSMK
225-A1
切削し製品に仕上げます
キャンツターナー
7
90° 回転
12
13
13
19
REFERENCE 5
フルオプティマイザ
最高の歩留まりと品質を高次元で両立
芯および白木の自動認識
偏角プロファイリングとカーブプロファイリ
ングの併用
専用スキャナにより芯や年輪を認識しオプテ
ィマイザに反映します。つぎに形状をスキャ
ナで計測しオプティマイザで木取りを確定し
ます。寸法表をもとに1の工程で読み取った
芯や辺材の情報を併せて処理を行います。
このラインのもうひとつの特徴は第1チッパ
ーキャンター後の偏角プロファイラユニット
VPM 450/Nです。テーパーのあるタイコ材
も加工軸が傾斜して加工を行うため歩留まり
をおとすことなく効率的に処理を行えます。
1
2
3
4
5
第2チッパーキャンター後にはカーブプロフ
ァイラユニットVPM 450/Sによって更に高
い歩留まりを得ることができます。加工軸が
旋回しつつ加工を行います。
KEY DATA
送材速度
最大 180 m/分
オペレーションモード
径級選別なし
原木長
2.40 m 以上
末口径
15 cm - 50 cm
オプティマイザ
„„
自動ログローテーション
„„
偏角アライメント
„„
カーブソーイング
„„
辺材オプティマイザ
„„
フルオプティマイザ
„„
ラインオプティマイザ
辺材生産枚数
最大 8枚
原木投入方向
元口投入
20
1
小口スキャナ
芯や年輪を認識
2
3D-スキャナ
原木をスキャン
3
チッパキャンター VM 45
2面を切削しタイコ材に
4
2x プロファイラユニット
VPM 450/N
辺材を成形
5
ソーユニット CSMK
375-A2/B2
プロファイラで成形され
た辺材を板として切削
します
6
REFERENCE 5
さまざまな木取りパターンに柔軟に対応
7
8
6
セパレータ SEA
芯材から板を仕分けます
9
キャンツターナー
7
DV 56-1
90° 回転
8
チッパキャンター VM 45
残りの2面を切削
10
9
2x プロファイラユニット
VPM 450/S
辺材を成形
10
ソーユニット CSMK 325A3/B3
プロファイラで成形された辺
材と芯材を同時に切削します
21
REFERENCE 6
リデューサーラインとの
組み合わせ
リデューサーラインとプロファイリングラインの併用
B材を効率よく大規模に製材
リデューサーライン(ボードエッジャー併用
ライン)との連携で径級の大きな辺材の木取
りに柔軟性が生まれます。
1
3D-スキャナ
原木をスキャン
芯材は折り返してプロファイリングライン
へ投入されます。再度スキャナで形状を確
認し工程1のデータと照合を行います。水平
ギャングソーの併用で割替しも可能なライ
ンとなっています。
2
チッパキャンター VM 50
2面を切削しタイコ材に
3
ソーユニット CSMK
375-A1/B1
辺材を切削します
4
セパレータSEA
芯材から板を仕分けボ
ードエッジャーライン
へ搬送
5
キャンツスキャナ
サイドボードオプティ
マイザ
17
1
2
3
4
5
KEY DATA
送材速度
最大 130 m/分
オペレーションモード
径級選別なし (3箇所投入 )
原木長
2.40 m 以上
末口径
15 cm - 50 cm
オプティマイザ
„„
自動ログローテーション
„„
偏角アライメント
„„
カーブソーイング
„„
辺材オプティマイザ
„„
ラインオプティマイザ
辺材生産枚数
最大 6 枚(エッジャー部)
最大 4 枚(プロファイリング部)
原木投入方向
末口投入
22
18
6
6
16
キャンツターナー DV 90
90° 回転
15
14
7
8
REFERENCE 6
7
チッパキャンター VM 50
残りの2面を切削
13
8
キャンツターナー DV 70
90° 回転
9
ソーユニット CSMK
375-A2/B2
辺材を切削します
10
セパレータ SEB
芯材から板を仕分けボ
ードエッジャーライン
へ搬送
11
キャンツターナー DV 70
90° 回転
12
キャンツスキャナ
サイドボードオプティ
マイザ
13
プロファイラユニット
VPF 340
辺材を成形
14
プロファイラユニット
VPF 340
辺材を成形
15
ダブルアーバーサーキュラー
ソー MKS
辺材と芯材を同時に切削
します
16
セパレータ SEV
芯材から板を仕分けます
17
水平スプリットソー HKM
360-A1
水平カット
18
ボードエッジャー
辺材を切削し製品に
19
トリミングソー
長さを揃えます
20
ボードエッジャー CSM
80-A3/B3
辺材を切削し製品に
12
9
10
19
11
20
23
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