夢限大

む
げ
ん
だ
い
夢限大
http://www.kizu.ed.jp/kizu2-jhs/
木津川市立木津第二中学校
平成28年5月2(月)
『友愛』
『礼節』
『協力』
「疲れたときにホッと一息、心の栄養バランス供給源」
vol.4
夏も近づく八十八夜♪
唱歌『茶摘み』にもあるように、八十八夜は、立春からかぞえて 88 日目にあた
る日です。八十八夜は春から夏に移る節目の日であり、夏への準備をする縁起のい
い日とされてきました。毎年、5月2日頃が八十八夜という雑節で、美味しい新茶
が飲める季節と言われています。私の実家は茶農家で、世間では GW を楽しみにし
ている人たちが多い中、小さい頃はよくお手伝いをした記憶があります。
さあ、5月が始まりました。夏に向け少しずつ暑くなりますが、気を引き締めて頑張っていきましょう!
おかげさまです、ありがとうございます
JA(農協)で働く、19 歳の女子職員の記事を読みました。ある日の会議でのことです。司会者が無作為に
指名して、仕事に対する心構えをスピーチするという機会があったそうです。入社後、まだ半年も経たない
その女性が最後に指名を受けました。突然の指名に一瞬ビックリして、なかなか演壇に上がらなかったので
すが、司会者の温かい言葉に励まされて登壇します。そして、彼女はゆっくり口を開いて…
「私は父と二人で、農業をやってきました。母は私がまだ幼い頃亡くなりました。父と私は、二人で母の分も働いてきま
した。ところが、高校3年生の時、父が過労から突然倒れてしまいました。父はどうしても立ち上がれません。私が見ても、
近所の人達が見ても『もうダメだ』とはっきり分かるまでになってしまいました。いよいよ臨終のとき、父は枕元に私を呼
びました。
『お前には、苦労をかけてすまん。母さんも早くに亡くし、いま、父さんも、どうにもならんところまできている。お前
一人を残して死ねないが、こればかりは運命だ。何一つお前に遺してやるものはないが、これからは村の人々を頼って生き
ていきなさい。その時、心の中で手を合わせ“おかげさまです、ありがとうございます”と唱え続けるのだよ。そうすれば、
必ず村の人たちはお前を助けてくれる。これが父さんの遺言だ。』と言って亡くなりました。
私は今、みなさんのおかげさまで、JAの職員に加えて頂き“おかげさまです、ありがとうございます”と心の中で唱えな
がら、一生懸命に働いております。入ったばかりで何も分かりませんが、よろしくお願いします…」
70歳以上の人を対象に、「これまでの人生でやり残したことはありますか?」というアンケートがありま
した。一番多かった意見は、何だと思いますか?それは、
「若いうちにもっと『挑戦』をしておけばよかった」
ということです。人間、産まれてくるときは裸です。そして、死ぬときは何も持っていくことはできません。
だからこそ、
“おかげさま、ありがとう”といった「感謝」の気持ちや「挑戦」といった、目には見えない「心」
の部分の大切さに、いつかは気づくのですね。
エベレスト理論
世界最高峰の山と言えばエベレスト。その高さは 8848 m。過去にエベレストに登頂した日本人の数は、156
人。いかに過酷であるかが分かります。一方、日本最高峰は世界遺産に登録された富士山。高さは 3776m。
年間約 30 万人が登頂するそうです。
「世界一のエベレストに登る準備をすれば、日本一の富士山には簡単に登れる」というのがエベレスト理論。
しかし、富士山に登るのもけっこう大変である。登山の格好をして、場合によっては、山小屋に一泊しなければならない。
足腰も鍛えておかないと、頂上までいけない。さらに、これがエベレストとなれば、話はまったく違ってくる。頂上に行く
ためには、何十日もテント生活をしながら、過酷な状況に打ち勝たなければならない。高度地帯での登山技術、寒さや雪の
中での長期滞在の体力保存、岩登りやキャンプ設営などのノウハウ等。
富士山に登ることが目標の人と、エベレスト制覇が目標の人とでは、準備も心構えも環境整備も、何もかもが最初から違
ってくる。どこを目指すのか、決めた時点でその後の行動が決まるのだ。心を常に高く保ち、さらなる高みの目標を設定し、
挑戦してみよう。
原田隆史の熱い言葉64/原田隆史より
どこを目指すかによって“行動”は全く違うものになりますね。
例えばボディービルダーの大会で日本一になりたい人と、健康の
ため運動を始める人とでは、同じ「筋トレ」をするにしてもその
中身はまるっきり違ってきます。
目指す場所の違いで行動が変わるのは、よく考えればあたりま
えのことで、例えば東京駅に向かうのと、近所のコンビニに買い
物に行くのとでは、行動も格好も気持ちも違ってきますよね。ま
ずは、何(どこ)を目指すかをしっかり考えてみましょう!
-1-
★キラキラ輝く二中生★
相楽地方の春季大会が行われました。悲喜
交々の結果でした。3年生にとっては、夏季
大会まで、あと3か月をきりました。感動の
フィナーレを迎えられるように、残された日
々を精一杯努力していきましょう!
また、4/29には
「加茂野外音楽フェス
ティバル」が開催され
吹奏楽部が観客を魅了
する演奏を披露しまし
た♪