図書館を実践の場とする学科横断PBL教育

神奈川県内の短期大学で唯一、湘北短期大学が選定されました!!
図書館を実践の場とする学科横断PBL教育
9月30日、文部科学省から発表されました「平成20年度 質の高い大
学教育推進プログラム(教育GP)」事業におきまして、湘北短期大学は
初年度選定の栄に浴しました。本取組は、情報系の学科を持つ総合短
期大学としての特色を活かし、これまでの*PBL(Project-Based
Learning)を活かした*ICT教育の実践の上に、図書館を“ラーニングコ
モンズ”として活用するという、新しい発想に基づいた教育プロジェクト
です。
図 書 館
から
ラーニングコモンズ
へ
ラーニングコモンズとは、学生の自主的な問題解決による学習活動全般を支援するための共有資源・
公共の場という意味。本学図書館は、ラーニングコモンズを目指し、2009年3月に改装予定。異なる
学科の学生がグループ作業ができるオープンスペースが整備されます。
国公私立大学・短期大学全体
(うち短期大学)
応募
採択
939
91
148
17
※DITO(ディート)とは、「自分たちでつくり上げよう!」と、企画・コンテンツ製作担当とICT技術
担当それぞれの学生が協同作業で、よりよいものを制作すること。
※PBLとは、学生たちが、自分たちの手で協力し合い、イベントやコンテンツをつくり上げること
※ICT教育とは、Information and Communication Technologyの略。
湘北短期大学では、学生一人一人がPCやインターネットを自由に、快適に使える環境を整え、
最新の知識を使いこなす技術の習得を促すICT教育センターがあります。
本取組のイメージ
ディート
DITO演習の詳細
※DITO・・・Do IT Ourselves(自分たちでつくり上げよう)の略
ファッションショーのデジタル演出
生活プロデュース学科では、毎年学生が企画・製作・演出・モデルまでこな
すファッションショーを開催しています。バックに流れる映像は、ショーを盛
り上げるのにとても重要な要素です。企画担当の学生が、その構想を情報
メディア学科の学生に的確に伝えることで、CGと実物の映像を織り交ぜた
映像を製作し、より華麗なショーが展開できるようになります。
Podcasting資格対策コンテンツ
情報メデ
ィア×生
活プロデ
ュー
情報メデ
ィア×総
合ビジネ
ス
総合ビジネス学科の学生は、簿記や英語などの資格試験に積極的に挑戦し
ており、また、日頃からビジネスマナーや面接の心得など、就職活動に係るこ
とへの関心が高いといえます。SONYのPSPを利用したPodcasting(ビデオ
コンテンツ等の配信)で、いつでもどこでも勉強ができるようなコンテンツを総
合ビジネス学科の学生が担当し、撮影や映像編集・製作を情報メディア学科
の学生が行うことで、湘北生全てが活用・共有できるPSPとなります。
情報メデ
デジタル紙芝居
保育学科では、保育園での出張公演等で、紙芝居を演じることがあります。
情報メディア学科の学生の協力で、その紙芝居に音や動きをつけ、よりイン
タラクティブなデジタル紙芝居を上演することができます。企画やストーリー
を保育学科の学生が、デジタルコンテンツを情報メディア学科の学生が担
当することで、子どもたちの歓声もより高まることでしょう。
<ラーニングコモンズを目指した図書館改装計画>
DITO演習を行うオープンスペース
図書館2階部分を全面的にリニューアル
ス
ィア×保
育