IMPREZA WRX STI 2008 FIA Group N Rally Car

STI Group N Project
STI は、世界のラリーフィールドで主なカテゴリーとなっている FIA グループ N
マーケットでのビジネス拡大を図るため、2003 年にグループ N プロジェクトを発
足させました。ヨーロッパにおける情報収集、営業活動およびモータースポーツ関
係への STI の代表窓口は現地ジェネラル・マネージャーのジョージ・ドナルドソン ( 英
国 ) が担当。主に、FIA プロダクションカー世界ラリー選手権 (P-WRC) や FIA 地域
選手権、各国の国内ラリー選手権などで、インプレッサで出場するエントラントの
支援活動を行っています。
SUBARU P-WRC award を設定
2004 年からは、「STI ベースチーム」と呼ぶ STI
のモータースポーツ特約拠点を展開。STI とベース
チームが一体となってグループNビジネスの拡大に
取り組むコンセプトを打ち出し、英国のプロドライ
ブ社、フィンランドのトミ・マキネン・レーシング
社などを通じて、販売促進活動を強化しました。こ
の組織は、近年にはさらにアルゼンチンのバラテッ
ク社、ウスペンスキー・ラリーテクニカ社 ( ロシア )、
ストールレーシング社 ( オーストリア )、およびモー
ターイメージ社 ( シンガポール ) と契約することで、
全世界レベルへと発展しています。2005 年から市
場導入した旧型インプレッサ WRX STI spec C の
グループ N ベース車は、同ベースチームの協力を
経 て、 全 世 界 合 計 で 500 台 以 上 (2005、2006、
2007 年モデル合計 ) を供給しています。
STI ベースチームは、グループ N ビジネスにおいて STI と協力してインフラスト
ラクチャーを構築。競技用部品の開発などにも協力するほか、当該地域に置ける顧
客管理とラリー車両の販売窓口を担当しています。
また、お客様に対するラリー装備部品 ( 安全装置やガード類など ) の供給はベース
チームが販売・斡旋を行っています。
STI は 2008 年シーズンにおいても、この STI ベースチームのコンセプトを継承し、
新型インプレッサ WRX STI を全世界のラリーチューザへ供給する共に、SUBARU
インプレッサでラリーを行うユーザ・エントラントへの支援を継続します。
IMPREZA Rally Base Car Sales Result
200
2007
2006
150
2005
196
2004
174
2003
2002
60
39
units
■ STI グループ N ベースチームリスト(2007 年 10 月現在)
Company Name
Address
Contact Person
Phone
e-mail
Prodrive Motorsport Ltd
Banbury Oxfordshire OX16 3ER
England United Kingdom
Mr. Alan McGuinness
+44 (0) 1295 754 126
[email protected]
Tommi Makinen Racing Oy
Tervamaantie 9 41120 Puuppola Finland
Mr. Esko Reiners
+358 (0) 14 211 240
info@tommimakinenracing .fi
Baratec S.A.
Rute Nacional Nro 36 s/n
Almafuerte Cordoba Argentina
Mr. Luis Gius
+54 (0) 3571 471062
[email protected]
Uspenskiy Rally Tecnica
29, Rechnikov street Moscow 115142, Russia
Mr. Sergey Miloenko
+7 (0) 495 258 9800
[email protected]
Stohl Racing GmbH
Eurostrasse 5 2301 Grossenzersdorf Austria
Mr. Gunther Aschacher
+43 (0) 2249/28050
[email protected]
Motor Image Enterprises Pte Ltd
19, Lorong 8 Toa Payoh 319255 Singapore
Mr. Tan Keng Hock
+65 (0) 6417 0333
[email protected]
※インプレッサ WRX STI グループ N のお求め、お問い合わせは上記 STI ベースにお願いします。
■ STI グループ N インフォメーション web サイト
www.subaru-sti.co.jp/grn/
October 24,2007
2008 FIA Group N Rally Car
■新型インプレッサ WRX STI ラリー・パフォーマンス比較 { 参考データ }
インプレッサ WRX STI は、グループ N ラリーカーの世界スタンダード
STI では長期にわたって新型インプレッサ WRX STI のグループ N ラリー性能の開発を行っており、旧モデルで蓄積したノウ
ハウと、FHI や全世界の協力サプライヤとのアライアンスを生かして、車両やパーツの基礎開発を行ってきた。
「STI ベースチー
ム」と呼ぶモータースポーツ特約拠点と協力して、欧州や南米などで開発テストを重ね、南米で行ったラフグラベル路でのテス
ト、北欧で行ったハイスピードでツイスティなスムースグラベル路でのテストでも、新型インプレッサ WRX STI がこれまでの
モデルよりも高いポテンシャルを持っていることを実証した。
新型インプレッサ WRX STI は、
SUBARU 独自のシンメトリカル AWD シャシーレイアウトと
高出力を誇る水平対向 2 リットルターボエンジンを組み合わせたスポーツ 5 ドアカーである。
新型のシャシーには、SUBARU がモータースポーツ活動で培った技術がふんだんに詰め込まれている。
そして、STI グループ N チームは、富士重工業 (FHI) 量産車開発チームと歩調を合わせ、
グループ N ラリー車 2008 年モデルの開発を行ってきた。
2007 年 10 月、STI はグループ N カテゴリに適合するベース車両の発売と同時に、
FIA 追加公認部品をはじめ、さらなる競争力向上のための STI モータースポーツパーツをリリースする。
インプレッサ・グループ N 2008 年モデルと同旧モデルをアルゼンチンおよびフィンランドのグラベル路で比較テストした。
< アルゼンチンテストでの比較 >
●テスト路:Los talares, Cordoba(5.4km のコース)
●テスト路概要:ラフグラベル。ハイスピードセクション、
テクニカルセクションの交互する複合コース。
●ドライバー:ロベルト・サンチェス
< フィンランドテストでの比較 >
●テスト路:Hannilantie, Jyvaskyla(5km のコース)
●テスト路概要:スムースグラベル。ハイスピードコース。
●ドライバー:トミ・マキネン
ベストタイム比較において、新型インプレッサが旧モデルに
対して 0.3s/km 勝る。
ベストタイム比較において新型インプレッサが旧モデルに
対して 0.2s/km 勝る。
<アベレージスピード>
新型インプレッサ WRX STI : 88.0km/h
旧モデル : 87.2km/h
<アベレージスピード>
新型インプレッサ WRX STI: 112.7km/h
旧モデル : 112.1km/h
■新型インプレッサ WRX STI モータースポーツパーツ
※ 新型インプレッサ WRX STI の FIA グループNホモロゲーションは 2008 年 1 月 1 日取得を目指して準備中。
ブレーキキット (VO)
大容量タイプの 4 ポットキャリパーにターマック用・グラベル用の
2 仕様をローターを用意。実績のある英国 AP Racing 社製を
採用し、新型車に適合させた。
■新型インプレッサ WRX STI の主な特徴とラリー・パフォーマンス
★シャシー性能の向上
・フロントサスペンションのジオメトリー変更による回頭性の向上
・ホイールベース伸張による直進安定性の向上
・ダブルウィッシュボーン式リヤサスペンションの採用による路面追従性向上
可変プロポーショニングバルブ
Front
制動力の最適化と安定性を向上させる可変タイプ
★定評あるエンジンもさらにパワフルに
・吸排気 AVCS( アクティブバルブコントロールシステム )、電子制御スロットルの採用
・強度を向上したコンロッドの採用
★電子制御デバイスも進化
・エンジンのトルク特性を使い分ける 3 モード SI ドライブ
・マルチモード DCCD( ドライバーズコントロールディファレンシャル )
ピロボールトップマウント
旧型モデルのデータを基に強度やパーツライフを更に向上させた
ピロボール式トップマウント
Width1795mm
(+55mm)
Front Track1530mm
(+40mm)
リヤオーバーハングの短縮、前後重量配分の変更、重心高と
ロールセンター高の最適化なども車両の運動性の向上に寄与しており、Rear Track1540mm
(+45mm)
新型車はラリー競争力の向上が図られている。
■ Specifications and Dimensions
型式
Rear
Font Overhang
960mm
(−15mm)
Wheel Base:2625mm
(+85mm)
Overall Length 4415mm(−50mm)
Rear Overhang
830mm(−120mm)
ラバーブッシュ類
サスペンション・ブッシュやエンジン・ギアボックスなどのマウント類
のラバー硬度を強化
強化ドライブシャフト
ジョイントサイズを大型化することで、耐久性を大幅に向上した。
スバル CBA-GRB
車種
5 ドア AWD 6MT
寸法 (mm)
全長 4415 x 全幅 1795 x 全高 1475 x ホイールベース 2625
車両重量 (kg)
1470
エンジン
EJ20 2.0 リットル DOHC 16 バルブ 吸排気 AVCS ターボ
エンジン性能
最大出力 227 k-W(308ps) / 6400 rpm 最大トルク 422 N・m(43.0kg-m) / 4400 rpm
燃料タンク
60 リットル
ステアリング
ラック & ピニオン 13 : 1
サスペンション
フロント : ストラット、 リヤ : ダブルウィッシュボーン
ブレーキ
フロント : ベチレーテッドディスク リヤ : ベンチレーテッドディスク
Engine Bay
強化ギヤシフトレバー
作動部位を補強することで、競技中の過酷な使用条件でも信頼性を
発揮する。
Cabin
複数の作動特性 ( フロント 3 種類、リヤ 3 種類 ) を選択可能とした L.S.D は 2008 年 1 月より発売。
エンジンコントロールユニット (ECU)、DCCD( ドライバーズコントロールディファレンシャル )
コントロールユニット、FIA グループ N 指定φ 32 エンジンリストリクターなどは 12 月にデリバリ
ーを開始予定。ほかにも多数競技専用部品をご用意しています。詳細パーツリストは STI web サイト
で順次更新します。