PDFを見る - 医療法人社団 藤花会

特
集
最近の救命救急(心肺蘇生)法について
7月24日(水)の終業後に全職員を対象として、江別消防署の方を講師に迎え『救急救命講習』が
行われました。
自動車免許の取得時や各自治体などで行われる講習会などで救命救急法を学ばれた方も多いと思
いますが、数年前と現在で救命救急法に異なるところがありますので簡単に説明をしたいと思います。
<心肺蘇生法>
1.倒れている人の肩をたたき、「大丈夫ですか!?」等の声を掛けて反応があるかを確認します。
2.反応が無い場合、大きな声で「誰か来て下さい!」「助けて下さい!」と助けを呼びます。
3.助けが来ましたら相手を指定して「あなたは119番に電話して下さい」、「あなたはAEDを持ってきて
下さい」とお願いをします。
・第24回えべつやきもの市に参加しました。
7月13、14日の二日間にわたって『第24回えべつやきもの市』が開催されました。
今年も、やきもの市会場の中心にある江別市コミュニティーセンター内にて当院のスタッフ
による『救護センター 兼 健康相談窓口』を行わせていただきました。
期間中は天気が良く気温が高くなりましたが、急を要するような
患者様は出ずに済み安心いたしました。
4.気道の確保(片手を額に当て、もう一方の手の人差指と中指の2本をあご先に当てて、頭を後ろに
のけぞらせるようにし、あご先を上げる)をします。
健康相談窓口の方には多数の方々にお越しいただきました。
暑い中、足を運んで頂きありがとうございました。
6.呼吸をしていない場合は心臓マッサージを行います。
心臓マッサージは、
①.一分間に100回位のリズム
②.胸の真ん中を真上から5cm沈む位
③.胸から手を離さないように胸骨圧迫を30回行います
その後、可能ならば気道を確保し片手で鼻をつまみながら口対口人工呼吸により
息を2回吹き込みます。この心臓マッサージ30回、人工呼吸2回を救急車が
来るまで繰り返します。
(感染の
感染の疑いがある場合
いがある場合などは
場合などは人工呼吸
などは人工呼吸を
人工呼吸を行わなくても良
わなくても良いそうです)
そうです)
【特集】
『 最近の救急救命法
(心肺蘇生法)について 』
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5.倒れている人の様子を10秒間見て、呼吸をしているか(胸や腹が動いているか、息をしている音が
するか等)を確認します。(
(脈などの確認
などの確認は
確認は無くなりました)
くなりました)
7.AEDが届きましたら、持って来た人に「AEDは使えますか?」と尋ね、使用出来るようでしたら準備
をして使用してもらいます(使えない場合はAEDを受け取って使用します)。電気ショックが必要な場合
はAEDの指示に従います。
ふれあい看護体験
医療法人藤花会
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江別谷藤病院
理念
最近の出来事
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バトンタッチ
一.私たちは医療を通して、快適な毎日の
生活をサポートします。
二.プロとして、成長し続けるために努力、
勉強に努めます。
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あとがき
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(1)
8.電気ショックが完了すると、「ただちに胸骨圧迫(心臓マッサージ)を開始してください」等の音声メッ
セージが流れますので、これに従って、ただちに胸骨圧迫を再開します。以降はAEDの指示に従い心臓
マッサージと人工呼吸の組合せを続けます。
以上、簡単ですが心肺蘇生法を説明させていただきました。普通に生活をしていて心肺停止の人に遭
遇する事は稀だとは思いますが、その様な場面に出会った場合、心肺蘇生を行う事でその人の命が救わ
れる確率が格段に上昇するそうです。イザという時に皆さんの大切な人を助けることが出来るかもしれな
い技術ですので、是非とも覚えておく事をお勧めします。
放射線科
(2)
萬年 秀憲
リハビリテーション科
今回の接遇研修会に参加したことによって私自身が「病院で働く」ということについて考える大切な機会になりま
した。
研修会の中で接遇の必要性について「①組織の一員として、病院の顔としての応対が求められる」「②患者様や
ご家族とのコミュニケーションの促進」「③チーム医療のための円滑なコミュニケーション」の3つがあげられていま
した。私自身初めて社会人として働くので、実習生の時に必要なマナーとは異なった対応が必要になることを学び
ました。
実習生の時と大きく違うこととして「職員は一人一人が病院の看板になる」ということで、
患者様やご家族に対する態度や言葉遣いのひとつひとつに責任を持たなければ
いけないと感じました。
ふれあい看護体験
ナイチンゲールの誕生日 5月12日に制定された看護の日にちなみ、今年も
江別市内の高校生が当院で看護体験を行いました。
看護の日とは、看護の心・ケアの心・助け合いの心を広く、
特に21世紀を担う子供たちにも育んで欲しいという願いのもと、
制定されました。
今年は5月16日に、将来看護師や作業療法士を目指す
江別高校と野幌高校の学生さん6名(女子5名、男子1名)が
参加されました。
緊張の面持ちで始まりましたが、院内を見学され、特にテレビでしか見たこ
とがない手術室には、ガウンとマスクをして入り感激されていました。病棟では
患者さんに直接ふれあい、足浴を体験したり、車いすの介助や食事の介助な
ども関わっていただきました。
患者さんからは、「かわいいね~。こんな若い看護師さんを見ると、元気が
でるね~。」と何度も声がかかり、患者さんも学生さんもにこにこと微笑ましい
風景でした。
目の不自由な方の気持ちを理解するために、目隠しで階段を歩き介助する
体験や、患者さんと一緒に遊びリテーションに参加され、楽しみながらのリハ
ビリを実際に体験されたりと、盛りだくさんな一日になったことと思います。
今回、体験された高校生からは、病院にはいろいろな職種の方が協力して
働いていることがわかった。優しく笑顔で患者さんに接している看護師さんや
介護士さんを見て憧れたなどという感想も聞かれ、とても嬉しく思いました。
緊張しながらも真剣に言葉を選び話しかけ、丁寧に様子を伺いながら介助
する姿に、初々しさを感じながら、こちらも初心を思い出す良い機会となりまし
た。
毎年行われている、このふれあい体験を通して
毎年行われている、このふれあい体験を通して、看護ってすてきだなと感じ
通して、看護ってすてきだなと感じ
てもらい、将来看護師や医療・福祉に携わりたいと思う若い方々が増えてくれ
もらい、将来看護師や医療・福祉に携わりたいと思う若い方々が増えてくれ
ることをこれからも期待しています。
3階 看護師 岸塚ひろみ
今後、江別谷藤病院のスタッフの一員として向上心を持って接遇を意識し、
江別市民から選ばれる病院を目指して日々の関わりを行っていきたいです。
メディカルソーシャルワーカー
鈴木 智子
5月に入っても肌寒い日が続いていましたが、だんだんと暖かくなり日も長くなりました。
わたしがこれからの季節で楽しみにしていることは、家族みんなで野外でバーベキューをすることです。江別に
住んで3年ですが、江別市森林キャンプ場に毎年足を運んでいます。
会場に到着しても、荷物を降ろして、テントを組み立てて、炭に火をつけて…となかなか食べ物にありつけない
のですが、みんなで協力して作業を行う過程もまた楽しかったりします。
こうした苦労のすえ、焼きあがったあつあつの肉や野菜をはふはふしながら食べ、冷たいビールをゴクゴク飲
むと、
“うぉぉーー、このために生きてるぜーー!!”
って叫び………たくなります。
お腹もいっぱいになったところで、バドミントンやミニバレーに興じたのち、
流れゆく雲をボーっと見ながら、ひと眠りzzz…というのがいつものパターンです。
というわけで、今年もさっそくバーベキューの予定を立てました。
天気がいいと良いな~(^o^)。
次回はリハビリテーション科の小林さんにバトンタッチ!
あとがき
当院の広報誌「健康急便」第3号は、いかがでしたでしょうか?
「最近は難しい記事ばかりで面白くない」とのご意見をいただきました。このようなご意見たいへ
んありがたく思います。確かに、記事によっては専門用語なども多く難しい内容になってしまって
いたかもしれません。たいへん申し訳ありませんでした。
これから広報委員一丸となって、皆様にさらにご愛読していただけるよう、記事内容の見直し、
充実をはかっていきたいと思います。(また、当院ホームページにてブログも掲載しております。
そちらも、ご覧いただければと思います。)
まだまだ残暑が厳しいですので熱中症など十分に注意していただき、残りわずかな北海道の夏
を満喫しましょう!!
今後とも、「健康急便」をよろしくお願いいたします。
広報委員 加茂 あい子
(3)
渡辺 光
(4)
<発行元>
医療法人社団
藤花会 江別谷藤病院
広報委員会
北海道江別市
幸町22番地
℡.011(382)5111