英語を学ぼう!「レストランで支払いをする」篇

英語を学ぼう!「レストランで支払いをする」篇
外国のレストランで無事食事をしても、支払いをするのはドキドキだね。
日本ではレジまで勘定書をもって行って支払うことが多いけど
きちんとしたレストランではウェイターやウェイトレスに
“Check, please!” (お勘定お願いします!)と声をかけて
テーブルで支払いをすませるんだ。(人差し指をクロスさせるジェスチャーも、同じ意味)
まず、最初にやるべきことは、勘定書をよく確認すること。
日本だとジロジロ見るのは失礼だと思ったりするけど、外国では、
ミネラルウォーター1本でも多めにチャージされていないか、しっかり確認するよ。
それに勘定書の下に Tip(チップ込みで Tip included のときも)とか Gratuity
(心づけ・祝儀)と書かれている場合は、そこにチップも含まれるということになる。
また、州税とか Tax(税金)も明記されてくるよ。
Cash(現金)ではなくクレジットカードの場合は、Tip と書かれた欄があるから、
そこに金額を記入して、Total の所に合計金額を記入するといいよ。
ちなみに普通のレストランなら Tip は15パーセント。
高級レストランなら 18~25 パーセントが相場かな。
たとえビュッフェでも、ウェイターがついていれば 10 パーセント払うよ。
働いている人たちにとっては、Tip を含めた収入が給料のようなものだから、
彼らの習慣は大切にしてあげよう。
ところで、日本に Tip の習慣はないよね。
外国の友人は「日本は Tip なしで最高のサービスを受けられる!
日本って、すごいー。すてきな笑顔がタダの国ね」と、よく驚かれるよ。
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英語豆知識 ● My pasta was tasty, the salad was nasty.
My pasta was tasty, the salad was nasty.
僕が頼んだパスタはまいうー、サラダはずいまー。
母音の音(ここではティスティー、ナスティー)を繰り返しつかって、韻をふんでいる。
『韻をふんだ言い回しをすること(Rhyming・ライミング)』は、
英語では言葉遊びのひとつだよ。リズミカルで気持ちいいからね。
例えば、ラップミュージックなどでも、よく韻を踏む歌詞を使っているよね。
ただ使いすぎる人は、おやじギャグを言い過ぎる
と、同じ扱いをされるので
要注意。「英語でゴリラはエエゴリラ。ドイツ人はどいつー?」とか …
いつもオフィスで、みんなに呆れられているよ。
ちなみに Tasty は「味の良い、うまい、美味しい」、
Nasty は「気持ちが悪い、汚らわしい、卑劣な」などの意味。
必ずしも食べ物だけに対して使われる形容詞ではない。
●EXAMPLE 例文
Goma-chan is such a sweet girl. ごまちゃん、ってなんて優しい子なんだろう。
Oh, give me a break! She’s not so weet.
勘弁してよ。(彼女、)それほど優しくないわよ。
It’s true, she’s always sweet. ほんとだよ、いつも優しいんだ。
Hum, she’s quite nasty to me. ふん、私に対してはかなり意地悪だけどね。
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使える言い回し ● Horrible / ひどい
The service was horrible. サービスは最悪ね。
“Horrible” は「恐ろしい、残酷な、ぞっとするほどいやな、実にひどい」の意味。
●EXAMPLE 例文
(取っ組み合いのケンカをして、顔は傷だらけ、髪はぐしゃぐしゃ)
Stop! You two should look yourselves in the mirror.
(ケンカ)止め!2人とも自分の姿、鏡で見てごらんよ。
Oh my gosh! I look horrible. うわぁー、こりゃ、ひっどいわー。
Oh, gee. I look so beautiful, anytime, anyplace.
あら∼ん。あたしってば、いつ、どんなところでも美しいんだからぁん。
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使える言い回し ● No need to ∼/ ∼する必要がない
No need to leave a big tip, do we?
チップをたくさん置く必要がない=チップを弾まなくてよい、わよね?
最後に do we?とつけることで、相手の気持ちを確認している。
●EXAMPLE 例文
Hey, Boo, did you try this new mascara?
ねえ、ブー、新製品のマスカラ試してみた?
It’s unbelievable, it makes your lashes twice as long.
マジ、信じらんない。まつ毛、2倍の長さよん。
Kerol, thanks for your advice. アドバイス、どーも。
But, no need for me to put a make-up. でもあたし、化粧する必要ないの。
I’m super-beautiful without the make-up.
化粧なんかしなくっても超キレイだから。
Oops, no need to mention that, right?
おっと、そんなこと言うまでもないわよねん?
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使える言い回し ● I'll buy you ∼/ ∼をおごるよ。
I'll buy you a dinner. ディナーをおごるよ。
直訳すると「私があなたにディナーを買ってあげます。」(ごちそうします)
“I’ll buy you a cup of coffee.” だと「コーヒーおごるよ」の意味。
●EXAMPLE 例文
Connelly, do you wanna go check the new bar?
コネリー、新しくできたバー、見に行かない?
Ah, I’d like to, but I better not. I’m out of cash.
うーん、行きけど、やめとくよ。金欠なんだ。
No problem. I’ll buy you a drink. 心配無用。一杯、おごるからさ。
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英語豆知識 ●Let’s split the check. 割り勘にしよう
Let’s split the check this time. 今回は割り勘にしましょうよ。
“Let’s split” だけでもよい。また、“check”(勘定) の代わりに “cost” (費用)を
使うこともある。“Split” は「割る、割れる、分ける」などの意味の動詞。
外国ではデートのとき、男女平等に割り勘することが多い。
日本人男性は、ご馳走してくれる男性が比較的多いほうである。
(女性にはいい国。男性には大変な国だよね)
Let’s go Dutch という言い回しで「割り勘しよう」という意味もあるが、
Let’s split the check のほうを、最近はよく使うよ。
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使える言い回し ● Fair enough. / いいよ、そうだね。
Fair enough (発音は二つの単語をつなげて、フェァイナッと聞こえる)
“Fair” は「公平な」と言う意味で “Fair enough”は直訳すると「十分に公平だ」。
“Fair enough” は言い方によってニュアンスも変わってくる。
スキット中のごまちゃんのように、声のトーンを高くして言えば、
相手の言うことに肯定的になるが、トーンを低くして、 “OK … fair enough.” “Yea,
yea … fair enough.” などと言うとしぶしぶ同意しているニュアンスが含まれる。
It’s not fair となると、「それは公平じゃない」という意味になる。
●EXAMPLE 例文
Hey, that’s my teddy bear!あ、それ、あたしの熊ちゃん(ぬいぐるみ)!
I know, but you have so many teddy bears and I don’t have any.
そうだけど、サリはいっぱいテディーベア持ってるでしょ。
お姉ちゃんは1コも持ってないんだから。
So? だから?
So, I can have this teddy bear. だからこの熊ちゃんはカリのもの。
But that’s not fair. でも、それじゃ、ずるーい。
OK, you can have my froggy. その代わり、あたしのカエルさんあげる。
No!
I don’t like froggy! いやっ!サリ、カエルさん嫌い!
Oh, don’t be wimpy. OK, you can have my bunny.
もお、ぐずぐず言わないの。 じゃ、ウサギさんあげるから。
Well … okay, fair enough. え∼ … じゃぁ、いいよ。
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使える言い回し ● Fantastic! / 素敵、すばらしい、いいね!
(The dinner was) Fantastic. (夕食は)すばらしかったわ。
“Fantastic” は「空想的な」という意味だが、口語では相手や相手の言うことを褒める
時にあいづちとして使う。 “Great” “That’s great” と同じように使えるが、「最高!」
「いいね!」「ステキ!」という意味で “Great” 以外に “Fantastic” や以下の単語を
知っておくと「英語できる人」と思われるかも。
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Amazing!
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Awesome!
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Excellent!
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Fabulous!
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Incredible!
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Marvelous!
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Splendid!
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Super!
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Terrific!
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Wonderful!
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英語豆知識 ● My treat / (私の)おごりよ
My treat tonight. 今夜は僕のおごりよ∼ん。
“Treat” は動詞として「ごちそうする、もてなす」と言う意味としても名詞として
「ごちそう、歓待」と言う意味として使う。
●EXAMPLE 例文
It’s my dream to eat the whole “Le Patissier Naruhodo Double Chocolate
Cake”, but I can’t afford it. It’s too expensive.
あの「ル・パティシエ・なるほど」の「たっぷりチョコレートケーキ」を丸々一個食べるのが
夢なの。でも高くって私には買えな∼い。
Here you go. ほら(チョコレートケーキ差し出す) It’s my treat. 僕のおごりさ。
Wow, my dream comes true. わぁ、夢が叶ったわ。
But are you really gonna (going to)eat the whole cake?
でも、本当に一人でケーキ全部食べるの?
Don’t you wanna share it with your colleagues?
他のスタッフにも上げた方がいいんじゃない? ☆“colleague(s)”は同僚のこと。
(ケーキをうらめしそうに見ている)
OK, Boo and Kerol, my treat this time.
わかったわよ、ブー、ケロル。今回は私のおごり。
Your treat? あんたのおごり?
Well, originally, it was Connelly’s treat. えっ、もともとはコネリーのおごり。
But, now that I got it, it’s my treat. でも、私がもらったんだから、私のおごり。
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使える言い回し ● Check, please.
Check, please. 勘定お願いします
“Can I have a check?”「勘定書をもらえますか?」 と聞いてもいい。
“May I have a check?”(can より丁寧に、勘定書をいただけますか?の意味)
レストランに行くたびに、必ず使う言葉だから、よく覚えておこうね。
ちなみに check には、小切手という意味もあるよ。
●EXAMPLE 例文 (check=小切手の場合)
Bohse… Kally and Sally have to go to the excursion, and it costs money.
ボース、カリーとサリーが遠足に行くことになって、、、、お金がかかるんだ。
So you need to borrow some money? だからお金を借りる必要があるのかい?
Uh….あー(涙ぐむクマサン)
I’ll write you a check this time. 今回は小切手書いとくから。
Kally and Sally are precious to me.カリーとサリーは私にとって大事だからね。
I appreciate it. 恩に切ります。
Don’t mention it. いいんだよ。(どういたしまして)
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英語豆知識 ● Eat like a pig / 大食い、貪り食う
You ate like a big. 君、ブタみたいに食べてたじゃない。
「豚のようにがつがつ食べる」というニュアンス。
大食いの意味で使う場合、“pig” の代わりに “horse”
(馬)を使って “Eat like a horse” とも言う。
「ちょっとしか食べない」「小食」は “Eat very little”,
“Eat like a bird” と言う(「小鳥のように少しだけ食べる」というニュアンス)。