IP Telephony Solution IP Telephony Solution IPテレフォニーとITを

IP Telephony Solution
NECシステム建設
IPテレフォニーとITを融合
次世代オフィスを実現する
「情報コミュニケーションポータル」
SIP環境と既存PBXの
密連携を実現
フォーラム
eコマース
さて、コミュニケーションポータルについ
ては、このところのIPテレフォニーを取り巻
く環境の変化によって、当初はなかった対
NECシステム建設では、IPインフラをベースに次世代のオフィス環境とビジネススタイルを実現するソ
リューションサービス「情報コミュニケーションポータル」の提供を推進している。IPテレフォニーとナレッ
ジマネジメント、グループウェア、eビジネス等々の連携をポータル画面に集約。さらに、SIPへの対応、
既存電話システムとの密連携など、企業ユーザーのニーズを的確に捉えた機能拡張も進めている。
NECシステム建設が提供する「情報コミュニケーションポータル」
情報コミュニケーションポータル
業務アプリケーション
eコミュニティ
ソフト
フォン
eビジネス
eCRM
基幹
業務
インフォメーション
ポータル
スケジュール
掲示板
応が進められている。そのテーマは大きく
IP電話
2つある。
電 話
まず、VoIPの新しいプロトコルSIP(Session
SIP
フォン
Initiation Protocol)への対応だ。この
FAX
テレフォニー
コミュニケーション
ポータル
Web
カンファレンス
コラボレーション
ポータル
教育情報
ポータル
キャビネット
メール
UCS
背景には、通信事業者各社が続々と開
音 声
ビデオ ドキュメント
ナレッジ
マネジメント
ディレクトリ
ナレッジ
BPMS
eラーニング
IPネットワーク上で音声通信を実現する
ションメニューとして提供していく。
始した IP 電話サービスや大手企業の導
VoIP 技術の目覚しい発展に伴って、企
さらには、eコマース、eコミュニティ、
入事例で脚光を浴びているIPセントレック
業の間では「IPテレフォニーシステム」に
eCRMといったeビジネス分野との連携も
スサービスのベースが SIPであることから、
対するニーズが着実に広がりを見せている。
視野に入れられている。その一例として、
企業ユーザーの関心が一気に高まったこ
社内のリソースをIPネットワークに集約す
ビデオカンファレンスをコールセンター向け
とがある。
ることで新しいコミュニケーションスタイル、
の eCRMソリューションに応用できると見
また、IPテレフォニーのプラットホームと
新しいワークスタイルを確立し、業務の効
ている。テレフォニーのあらゆる要素が集
なる製品に関しても、親会社のNECから、
今の経済環境において、一気にフルIP 化
するだけでなく、ユーザー個々のニーズに
率化、TCO 削減、さらには新しいビジネス
約されているコールセンターをIP 化するこ
H.323 や独自プロトコルに対応した IP-
を進めるのはコスト面の負荷も大きいため、
合わせて、セキュアで効率的なエンド・エ
PBX「APEX7600i/3600i」に加え、SIP
まずは既存のシステムと共存させた形を求
ンドの IPネットワーク構築サービスも手が
に対応したテレフォニーシステム「SV7000」
めるケースが少なくない。そこで、例えば、
けていく。
平 勝文 氏
NECシステム建設
情報ネットワークシステム事業部 ビジネス事業エキスパート
電子電話帳
社員検索
の創造を実現しようという意識を高めてい
とで、音声だけでなく映像やWeb 画面も
るのである。
活用した対応が可能となり、顧客満足の
こうした市 場の動きをいち早く捉え、
向上を実現することができるというわけだ。
これらの中で非常に特徴的なのが、コ
およびサーバーベースの「iExpress5800
PC上の電話帳機能(ディレクトリサービス)
さらに、従来からのビジネスで確立して
NECシステム建設では昨年秋、IPテレフ
NECシステム建設・情報ネットワークシ
ラボレーションポータルだ。というのも、同
シリーズ」がリリースされた。
を利用して、ソフトフォン、IP 電話機、デジ
いるリモートによる24 時間 365日のネットワ
ォニー機能に加え、さまざまなアプリケーシ
ステム事業部、ビジネス事業エキスパート
社は 2 年ほど前に自らシステムを導入し、
こうしたことから、NECシステム建設でも、
タル電話機のいずれにも発信できるといっ
ーク監視や、ユーザー側に常駐する形で
ョンとの連携も実現できるソリューション「情
の平勝文氏は、
「IPテレフォニーは、アプ
ワークスタイルの変革を実現している。平
ソフトフォンをはじめとしたテレフォニー機能
た、
「現状のコミュニケーション環境を壊さ
の運用サポート、マルチベンダー対応の
報コミュニケーションポータル」の提供を開
リケーションと連携することによって本当の
氏によれば、
「一例をあげると、各社員が
やアプリケーションでのSIPサポートに着手
ずに、IPによる新しい環境も構築できる仕
保守などのマネージドサービスも提供する。
始した。
価値が発揮されます」と強調する。ただ、
提出する日報がそのままナレッジとして蓄
し始めている。
組みを提供していきます」
(平氏)という。
「情報コミュニケーションポータルを核と
多種多様なサービスも、使い勝手が悪け
積されるようになっています。つまり、業務
もう1つのテーマは、従来からのPBXシ
れば十分な効果を引き出すことはできない。
報告というコミュニケーション手段を生か
ステムとIPテレフォニーとの密な連携である。
そこで情報コミュニケーションポータルでは、
すことで、社員に新たな作業負荷をかけ
一見、SIP 対応に相反するようだが、これ
情報コミュニケーションポータルは、PC
各種サービスをWeb 画面に統合する「ポ
ることなくコラボレーションを強化できるわ
もユーザー側の事情を的確に捉えたものだ。
上でテレフォニー機能を実現する「ソフトフ
ータル」をうまく活用する仕組みを取り入
けです」という。その成果は、外部から
ォン」、Eメール・ボイスメール・FAX 等の
れている。具体的には、IPテレフォニー機
メッセージメディアを統合する「ユニファイド
多種多様なサービスを
ポータルに集約
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部門
業務
施設予約
ネットワークの運用・保守も
万全の体制でサポート
した総合的なサービスを提供する最大の
目的は、お客様の仕事のやり方を変え、
新しいビジネスモデルを創造していただく
NECシステム建設は、長年のPBXビジ
ことです」――平氏はこう説明する。企業
ネスで培ったテレフォニーシステム
ユーザーに本来の目的の実現に集中して
多数の見学申し込みがあることからもうか
に関する豊富な知識とノウハウ、
もらうため、NECシステム建設は、その基
能をまとめる「コミュニケーションポータル」、
がえる。
LAN/WANトータルでの高度な
盤作りを万全の体制でバックアップしてい
コミュニケーション」、音声・映像・データを
社内の情報系を一本化する「インフォメー
同社では、このシステムを「ナレッジビ
ネットワーク構築技術とサポート力
く構えだ。
統合したリッチメディアコミュニケーションを
ションポータル」
(EIP)、ナレッジマネジメン
ジネスプロ」の名称で売り出す計画。そ
を有している。この強みは、情報
実現する「ビデオカンファレンス」といった
トを中心とする「コラボレーションポータル」
の際には「システム構築だけでなく、当社
コミュニケーションポータルの展開
コミュニケーションポータル画面操作イメージ(着信時)
基本サービスに加え、グループウェア、ナ
の 3 つのカテゴリーを集約する「情報コミ
が経験してきた運用面のノウハウも合わせ
においてもそのまま継承される。
レッジマネジメント、eラーニング、ストリーミ
ュニケーションポータル」で、各種アプリケ
て提供していきます」
(平氏)という。
同社では、IPテレフォニーやアプ
ング等々のアプリケーションとの連携をオプ
ーションとの連携を実現していく。
リケーション連携の仕組みを提供
お問い合せ先
NECシステム建設
情報ネットワークシステム事業部
TEL:03-5463-7610
Email:[email protected]
URL:http://www.nesic.co.jp/
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