ファインセラミックスセンター見学会のご案内

中経連 27 第 103 号
平成 27 年 7 月 1 日
会員各位
(貴社関係部署にご回覧下さい)
(一社)中部経済連合会
産学連携懇談会事務局
ファインセラミックスセンター見学会のご案内
-次世代を支える新材料開発と先端解析技術の研究-
拝啓 時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は、本会の運営に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、産学連携懇談会では、企業活動支援の一環として、広く会員の方々に大学、公設
試験場や研究所での取組みをご理解頂く場として見学会を開催しており、今回は、世界最
先端の材料解析技術を誇る一般財団法人ファインセラミックスセンターを会場に開催する
運びとなりました。
特に、ナノ構造研究所は中経連が設立を働き掛けたものであり、最先端の電子顕微鏡を
取り揃え、世界で初めて水素の直接観察に成功する他、国の 2 次電池開発プロジェクト等
の中核拠点として精力的な活動を展開しております。当日は、その最先端電子顕微鏡の他、
航空機産業やエネルギー、ヘルスケアなど幅広い産業に貢献する材料評価装置を数多く、
じっくりとご見学頂く予定としております。研究職員との交流等、一般の見学会とは異な
る内容での実施を予定しておりますので、是非、ご参加下さいますようご案内申し上げま
す。
敬具
記
1.日 時:平成 27 年 7 月 29 日(水) 14:00~17:00 (17:00~17:45 交流会)
2.場 所:一般財団法人 ファインセラミックスセンター
愛知県名古屋市熱田区六野2丁目4− 1
アクセス等詳細は p2 参照
3.参加費:無 料(交流会含む。集合場所までの交通費のみご負担ください)
4.定 員:40名(定員になり次第お断り申し上げる場合があります)
5.内 容:
次第詳細は p3 参照
①ファインセラミックスセンターの概要紹介
②研究施設見学(120 分)
(最先端電子顕微鏡、航空機用材料処置装置、省エネ・創エネ・ヘルス
ケアに関連した材料評価装置)
見どころは p4 参照
③全体質疑
④名刺交換、交流会
※参加をご希望される方は 5 ページの申込書にご記入頂き、7 月 22 日(水)までに
事務局までにFAXもしくは E-mail にてご連絡願います。
※見学内容は都合により変更となることがありますのでご承知おきください。
1
詳細説明1:場所・アクセス
○場所:一般財団法人 ファインセラミックスセンター
愛知県名古屋市熱田区六野2丁目4− 1
○地図:
○アクセス
電 車:・地下鉄名城線 「神宮西」2番出口より約 1 ㎞ 徒歩 15 分
・JR 東海道本線 「熱田」より約 700m 徒歩 8 分
(駅を出て右手に陸橋へ出られる階段がありますので、こちらを上がって頂け
ば近くなります。)
お 車:・センター東側より入ってすぐ左手の駐車場をご利用ください。
※ご参考 web サイト
2
http://www.jfcc.or.jp/access/
詳細説明2:次第詳細
時間
内容
場所
~14:00
集合・受付
研修室
14:00-14:02
(2 分)
中経連挨拶
研修室
14:02-14:07
(5 分)
JFCC 挨拶(吉田 盛厚 専務理事)
研修室
14:07-14:30
(23 分)
センター概要説明
研修室
14:30-16:30
(120 分)
研究設備見学
(数班に分かれて順に見学)
研修室発着
(30 分)
①最先端電子顕微鏡評価装置
電顕棟 1F~2F
(30 分)
②電波吸収特性評価装置
2 階実験室
③住宅用超断熱材及び評価装置
研究棟4F
④航空機エンジン用コーティング装置
⑤過熱水蒸気処理装置:成形体脱脂
~CFRPリサイクルへの応用
実験棟
⑥人工太陽熱利用評価装置
研究棟1F
⑦人工股関節の信頼性評価装置
研究棟1F
⑧3 次元非破壊検査装置
研究棟1F
(30 分)
(30 分)
16:30-16:40
(10 分)
16:40-16:55
(15 分)
16:55-17:00
(5 分)
17:00-17:45
(45 分)
(休憩)
実験棟
研修室
質疑応答
研修室
アンケート記入、交流会案内
研修室
名刺交換・交流会
食堂
【申込・問い合わせ先】
一般社団法人中部経済連合会 産業振興部 本田、加藤信和
電話:052-962-8091 FAX:052-962-8090 E-mail:[email protected]
以
3
上
詳細説明3:施設見学のみどころ
技術ポイント、装置の特徴
世界最高感度の位相シフト電子線ホログラフィーを
用い、薄膜太陽電池内部の電位分布を定量計測
In situ 位置分解電子エネルギー損失分光法(EELS)
を用いる事で、充放電動作時の Li 分布を直接観察
半導体結晶内に形成される多様な欠陥の抽出技術
およびその欠陥構造を精密に解析する技術
①最先端電子顕微鏡評価装置
世界で初めて Li 原子の観察に成功した、点分解能
0.08nm 以上の走査型透過電子顕微鏡(STEM)技術
ガス環境下で 1000℃までの試料加熱により、ナノス
ケールでの反応を直接観察可能な透過型電子顕微鏡
集束イオンビーム(FIB)を用いて、加工と電子顕微
鏡鏡観察を同時に行い三次元解析が可能な装置
マイクロ波領域、ミリ波領域における複素比誘電率
②電波吸収特性評価装置
や電波吸収特性が測定可能
多孔質材料を用いた住宅用高性能断熱材の開発と、
③住宅用超断熱材及び評価装置
その性能(熱伝導率)を評価する装置
④航空機エンジン用コーティング装 高融点セラミックスを電子ビームで直接加熱・蒸発
置
させる EB-PVD 法により高速成膜が可能な装置
⑤過熱水蒸気処理装置:成形体脱脂 過熱水蒸気を利用し樹脂の分解が可能。
~CFRPリサイクルへの応用
ガス添加により,炭素繊維の表面改質が可能
集光した太陽光を熱に変換するレシーバ(集熱管)
⑥人工太陽熱利用評価装置
の変換効率を定量測定できるシミュレータ・評価法
人工股関節(セラミックス、金属または高分子材料)
⑦人工股関節の信頼性評価装置
の摩耗特性を生体模擬環境下で評価する装置
X 線 CT で得られた数百枚の断面画像を用いて検査体
⑧3 次元非破壊検査装置
の内部の三次元情報から構造を非破壊解析
4
主な適用分野
・次世代太陽光発電デバイス
・有機 EL などの発光デバイス
・高性能 Li イオン電池
・燃料電池などの電気化学デバイス
・SiC、GaN、Diamond などの次世代パワーデ
バイス用半導体材料の欠陥評価
・自動車用 Li イオン電池
・全固体 Li イオン電池
・高効率燃料電池
・触媒金属
・超伝導材料
・高性能 Li イオン電池材料
・無線通信用デバイス向け材料評価
・レーダーなどのセンサー用材料
・住宅用断熱材
・高性能断熱材
・耐熱・耐環境性コーティング
・機能性コーティング
・セラミックス成形体の高速脱脂
・CFRP のリサイクル
・発電、産業利用のレシーバ
・再生可能エネルギー
・信頼性の高い人工股関節
・低摩耗部材
・セラミックス、高分子材料等
・CFRP 等の複合材料、多孔質材など
FAX
052-962-8090
(一社)中部経済連合会
産業振興部
本田、加藤信和
行き
ファインセラミックスセンター見学会(7/29) 参加申込み書
貴社名
役職名
ご芳名
電話番号
FAX番号
緊急連絡先
(携帯電話)
見学会場への
ご移動手段
①~③のいずれ
かに○を付けて
ください
電車
①自動車
(現地)
②JR 熱田駅
③名城線神宮西駅
交流会の出欠
いずれかに○を
付けてください
参加します
参加しません
以上