全肢連情報 全肢連情報 - 一般社団法人全国肢体不自由児者父母の会

毎月2回発行
VOI
.565
全肢連情報
全肢連情報
2014年
3月
1日発行
□編集・発行
一般社団法人 全国肢体不自由児者父母 の会連合会
ZENSHIREN BULLETIN
〒171−0021
東京都豊島区西池袋4丁目3番12号
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障害児・
者、肢体不自由児・
者のフリーフォーラムから生まれた情報・
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清水会長が衆議院予算委員会で質問する
平成26年2月26日の衆議院予算委員会「第五分科会」において、全肢連会長である清
水誠一衆議院議員が厚生労働関係の質問に立った。
措置から支援費制度、今日の障害者総合支援法とこの10年間に5回の法律、制度の改正
が行われてきたが、障害者福祉は未だその着地点が見えないとし下記事項について質問した。
質問事項については、蒲原障害保健福祉部長などから回答を得ている。
1.移動支援(通学)について
改正までの検討事項の一つであるが 、法律改正を待てない緊急課題に通学支援がある 。
特別支援学校のバスに乗ることができない若しくは、公立・私立に通っている学生は 、
公共機関を利用することになるが、都心部以外ではステップバスなどは普及していない
ため車いすでの移動は困難である。そのため保護者の送迎が必要となり通学に金銭的、
精神的な負担がある。また児童生徒のストレスもある。
市区町村では独自に支援している場合もあるが、文部科学省との連携も含め法律改正
を待つことなく全国一律の支援策が必要ではないか。
喫緊の課題として受けとめていただきたい。
答)蒲原基道障害保健福祉部長
移動支援は市町村の地域生活支援事業である。それぞれの地域で創意工夫してい
ただくことになるが、通勤、通学に関しては多くの要望をいただいている。
通学に関しては、教育側と福祉側でどのように役割分担するべきか、差別解消法
の合理的配慮との関連、財源の問題も含め検討していきたい。
移動支援の在り方は、法律の附則である総合支援法施行3年後の改正までの検討
課題でもあり、検討規定を踏まえながら検討していく。
2.高速道路の割引制度について
障害者に対する高速道路の割引は登録している車輌に適用されている。しかし、登録
車以外の車輌で移動する場合もある。
現在、割引制度はETCカードの登録で行っている方がほとんどである。個人と車輌の
登録にせず、個人に対しての登録を検討できないか。
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利用実態については身体障害者団体等で調査をし、現場の声を事例として集めて行き
たい。それらも含め、早急に検討していただきたい。
答)中原八一国土交通大臣政務官
障害者の高速道路の割引制度は、通勤、通学、通院等の日常生活活動、社会的支
援として、高速道路会社などが申し合わせで行っているものである。
対象車輌として、障害者本人、親族等が所有する自家用車1台を登録できる。
障害者の外出を支援するために車輌を事前登録せずに、障害者手帳とETCカード
で確認する仕組みの提案かと思うが、日常生活とは異なる利用の恐れがあること、
料金所での応対に時間がかかり他の利用者への影響に懸念があることなどの課題が
ある。そのため国土交通省は障害者割引制度の運営について高速道路会社と協議を
重ね、このような課題にどのように取り組んでいくか、引き続き利用実態を踏まえ
て慎重に検討していく。
3.身体障害者福祉法22条(母子寡婦福祉法25条)について
各公共施設における売店等に優先的に出店できる法律である。障害者や母子寡婦の生
活の糧とするものであるが、現在は大きな施設にしか売店はなく、自動販売機となって
いる。福祉、母子寡婦団体は自販機を設置し、その収益を運営費などに利用している。
以前は、行政からの運営補助金というものがあったが、現在はほとんどない。現在の
それらの団体の自主財源は売店、自販機の設置である。
しかし、自由競争時代という理由からか行政機関の自販機設置も競争入札を取り入れ
始めている。
身体障害者福祉法22条や、行政機関の自販機関係は職員の福利厚生であることを踏ま
え、競争入札はいかがなものか。
国は、昭和53年に身体障害者福祉法による売店の設置、専売品販売の許可について都
道府県に通達し、東京都でも51年、52年に同様の通達をし、都議会では決議もしてい
る。福祉団体を優先するという通達である。
厚生労働省は、改めて趣旨の再確認のための通達を出していただきたい。
答)佐藤茂樹厚生労働副大臣
身体障害者福祉法22条などの趣旨は、就業を援助するものである。国、地方自
治体は公共的施設において身体障害者などが運営する売店の設置の許可に努めるよ
う定めたものである。
就業を援助することについては、厚生労働省は障害者に対しては総合支援法に基
づく就労継続支援事業による就労の機会の提供、ハローワークにおける一般就労に
向けた支援などに努めている。
今後も厚生労働省の取り組みとともに、法律の趣旨について適切に周知していく。
特に、自動販売機を含む売店などの設置については、障害者等の就業に資する形の
設置についての周知をしていく。
4.重度障害者の地域生活について
4月からのグループホームへの一元化にともない、重度障害者もヘルパーの介助を得な
がら地域生活をしていくことができることとなった。しかし、重度障害者包括支援サー
ビス利用など常時介護が必要な重度障害者などは負担額が大きく、相談支援事業でひと
り一人の個別の支援計画を作成することになっているが、決定権が市町村にあるため、
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財政事情で必要な時間数を確保できない懸念がある。
財政事情でサービスが低下することのないような施策が必要である。
また、重度障害者包括支援サービスは上限が決まっている。上限を超えるものは市町
村の負担となる。国庫負担の上限を決めたことが、重度障害者の生活に不安を与えてい
る。
今後、どのように施策を進めていくのかお教えいただきたい。
答)蒲原基道障害保健福祉部長
障害者本人の事情を踏まえた支給決定については、市町村において重度障害者へ
の様々な訪問系サービスの支給決定を行うにあたり、各市町村の支給決定基準に一
律に当てはめるのではなく、本人の状況を踏まえ適切な支給量を決定するよう、市
町村に周知している。
また、国庫負担は、ひとり一人のサービスに対する上限ではなく、各市町村に対
する上限となる。
なお、市町村の財政事情により障害者が必要なサービス量を得られないことがな
いように、市町村などにおいて負担が大きくなっている場合は、国庫負担基準を超
える場合も一定の場合国庫補助による財政支援を行っている。
国庫負担基準について、総合支援法の中では国の費用負担を義務化している。限
りある財源を公平に配分し、市町村間のサービスの差異を是正する趣旨で市町村に
対する国庫負担の上限を決めている。
全体の市町村サービスの実績で9割ぐらいを支給できる基準にしている。基準を
下回る市町村のサービス量の増加を担い、幅広く国民全員がサービスを受けられる
体制となっている。
5.障害者総合支援法 第7条
65歳になる障害者は介護保険制度サービス、健康保険を優先することとなっているた
め、長年利用していたサービスが使えず、低所得者は費用負担も発生する。
優先的に介護保険制度のサービスに替わるのではなく、障害者にサービスの選択権を
与え当事者が決めるべきである。
答)田村憲久厚生労働大臣
保険優先原則がある。障害の有無に関わらず、40歳から全員介護保険に加入し
介護保険料を払っている。介護保険の給付を受けられる段階になった時、介護保
険に同じサービスがあれば優先される。それ以外のサービスは継続的に福祉サー
ビスが受けられる。
ただし、まったく同じサービスかどうかに問題があり、また介護保険は所得に
応じた限度額はあるが基本的には1割負担となる。そこに不満があることは理解し
ている。
しかし、加齢にともなう障害、中途障害の方々との公平性の問題や、加齢に伴
う障害の場合はそれまでの資産形成に対する議論もある。
これからも必要なサービスは受けられるよう、各自治体には周知徹底していき
たい。
▽詳しくはTVインターネット審議中継のビデオライブラリーでご覧いただけます。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=43580&media_type=hb
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第2回障害児支援の在り方に関する検討会報告
厚生労働省の第2回障害児支援の在り方に関する検討会が、2月28日に開催された。
今回は第1回検討会で出された質問事項の整理、地方公共団体からのヒアリングとして
湖南市と三重県からの実践紹介、そして今後の検討課題についてそれぞれの構成員から意
見が述べられた。
先ずはじめに、第1回検討会で出された質問事項①子ども・子育て新星堂における支援体
系②児童相談所の役割③児童養護施設等に入所している障害児の状況④措置を含めた入所
児童数及び通所児童数⑤障害児のサービス利用状況等(障害福祉サービス含む)⑥児童発
達支援センター等の保育所等訪問支援等の実施状況及び新体系移行前の状況等⑦発達障害
に関する提議等について(諸外国の例)を、資料を基に説明がなされた。
引き続き、滋賀県湖南市が実施している乳幼児期から就労まで一貫した支援する「発達
支援システム」についての実践報告がなされた。市、圏域での取り組みについてと今後は
県との連携も図っていきたい旨が述べられた。
三重県からは、県としての取り組と県立小児心療センターあすなろ学園を中心とした市
町村担当者のスキルアップについてなどが報告された。
なお第1回の検討会を踏まえ、厚生労働省が新たに示した検討課題は以下の通りである。
次回以降の検討会は4月14日、23日、5月9日、20日の予定である。それぞれに傍聴
が可能である。詳細は、厚生労働省ホームページに掲載されている。
▽厚生労働省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000almx.html#shingi175271
1.障害児支援を進めるに当たっての基本的な視点
(1)障害児支援の基本理念
・支援の対象となる「障害児」をどのように捉えるか
(対象範囲、障害の無い児童との関係等)
・「療育」
「児童発達支援」などの概念をどのように捉えるか
・「共生社会」を目指す観点から、障害児の地域生活の支援をどのように考えるか
・障害児支援の中での家族支援の位置づけをどのように考えるか
・障害児支援を行う人材の専門性として何が必要か
(2)子育て支援施策全体の中での障害児支援の位置づけ
・障害児支援の在り方を、子育て世帯に障害児がいる場合の支援という観点からど
のように捉えるか。また、障害児支援制度全体と新たな子ども・子育て支援制度
との関係をどのように整理するか
・早期発見・早期療育を進めるために何を行うべきか(母子保健との連携等)
・ライフステージを通じて一貫した支援(就学前→学齢期、学齢期→成人期への移
行に伴う支援の連携を含む)を進めるために何を行うべきか
・一般的な子育て支援や児童養護等での障害児の受入の在り方及び障害児支援制度
としての関与の在り方をどのように考えるか
(3)教育施策との関係での障害児支援の位置づけ
・特別支援教育との連携をどのように進めるか(個別支援計画と教育支援計画の連携等)
・教育現場での障害児の受入の在り方及び障害児支援制度としての関与の在り方を
どのように考えるか
(4)子育て支援及び教育との連携も含めた「グランドデザイン」
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2.論点(支援類型別)
(1)児童発達支援センターの役割
①センターの地域支援機能に係る基本的考え方
・各地域におけるセンターの位置づけ・役割
・センターが行う地域支援の具体的機能・役割、子育て支援施策一般との役割分担
・センターの職員が有すべき専門性
②保育所等訪問支援事業、障害児相談支援事業等の位置づけ
・センターの必須事業とするかどうか
・関連の予算事業(巡回相談支援等)の実施についてはどのように考えるか
③他分野も含めた関係機関との連携
・児童相談所、障害児入所施設,発達障害者支援センター、医療機関等との連携
④指定基準や関連通知等においてどのように位置づけるか(人員、設備等)
(2)その他障害児通所支援の在り方
①現在の事業体系の検証
・医療型の児童発達支援・センターの人員配置基準 等
・放課後等デイサービスの在り方
②新たな政策課題の検討
・保育所等訪問支援の推進方策
(3)障害児入所支援の在り方
①現在の事業体系の検証
②新たな政策課題の検討
・障害児入所施設の社会的養護機能(被虐待児の受入等)
・肢体不自由児の入所施設における職員の確保 等
(4)障害児相談支援の在り方
①障害児支援の中での相談支援の位置づけ(障害者に対する相談支援との相違点等)
②障害児相談支援の体制整備を進めるための方策
③「気になる」段階での対応を進めるための方策、各自治体の事業(一般的な子育て
支援施策を含む)との連携
3.論点(トピック別)
(1)発達障害児の支援の在り方
①発達障害児を地域で支援するためにどのような体制が必要か
②発達障害児の支援に当たって医療との連携はどのように進めるべきか
(2)重症心身障害児の支援の在り方
①重症心身障害児を地域で支援するためにどのような体制が必要か
②重症心身障害児の支援に当たって医療との連携はどのように進めるべきか
★ご意見を募集いたします★
上記検討課題について、ご意見のある方は下記までお寄せください。
全肢連事務局(担当:宮澤)
)
FAX:03−3982−2913 / E-mail:[email protected]
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第3回理事会を開催
∼平成25年度事業進捗報告等を審議
平成25年度第3回理事会が2月14日(金)に、東京都豊島区「全国心身障害児福祉財団」
中会議室において行われた。
会議では、平成25年度事業進捗報告並びに収支決算見込みをはじめとする4議案につい
て審議され、全議案について承認・可決された。以下概要を報告する。
第1号 第46回全国大会(沖縄)終了報告の件
第46回全国大会(沖縄)について終了報告がされた。
現在、大会報告書を作成していること、3月中には発送される旨が報告された。
それに伴い、大会報告書の精算等も残っており、事業収支決算については現時点での概
算になることが説明された。
このため、事業収支決算の最終報告は、平成26年5月17日に開催する平成26年度通常
総会になることとされた。
第2号 平成25年度事業進捗報告並びに収支決算見込みの件
平成25年度事業進捗状況として4つの事業について進捗が報告された。
①肢体不自由児者が地域で普通に暮らすことができる環境をつくる事業
全国大会・ブロック大会の開催 、理事会、常任委員会等の開催が報告されるとともに、
中央行政の検討会などへの参画、関係団体との連携について報告された。
②肢体不自由児者福祉に関する社会的啓発事業
機関誌、広報誌、指導誌等の発行、経費圧縮のため日々の事業に関してはFacebookへ掲
載していることが報告された。
また、
「ふれあいの輪を広げるキャンペーン」の一環として開催しているグラフィックアー
ト・コンテストの開催と優秀作品の公表について報告された。
③支部父母の会育成強化に関する知識の普及と助成事業
さわやかレクリエーション事業、療育キャンプ、地域指導者育成セミナー、国際交流
事業、アステラス製薬車いす送迎車贈呈等の実施が報告された。
国際交流事業では、近畿ブロックからの派遣予定であったが、参加者が見込めず、関
東甲信越ブロックからの派遣に変更したこと、日程を1日短縮し、3泊4日で開催した旨
が報告された。
④肢体不自由児者と家族の生活の質を高める事業
コカ・コーラシステムとのコラボレーション事業(キッザニア招待事業)、エフ・ヴィ・
コーポレーションとのコラボレーション事業(サンシャイン水族館招待事業)等の実施
が報告された。
その他、全国大会と併催した「ばりあふりーフェスティバル2013in沖縄」は、補助
事業の申請が通らなかったため規模を縮小して開催されたこと。新規補助事業であるハ
ンドアーチェリーの推進のための「韓昌祐・哲文化財団助成事業」の実施報告がされた。
収支決算見込みについて、寄付金収入や事業参加費収入の減少により、減収が見込ま
れる旨が説明された。次年度以降も安定した収入確保に努めるとともに、事業費の圧縮
を図ることが報告された。
なお 、公益財団法人JKAによる平成24年度補助事業の監査があった旨も報告された。
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第3号平成26年度事業計画・予算(案)の件
平成26年度事業計画(案)について 、継続して4つの事業を柱に実施することが説明された。
①肢体不自由児者が地域で普通に暮らすことができる環境をつくる事業
全国大会、ブロック大会開催日程、理事会、常任委員会など各種会議の開催、次年度
以降の全国大会開催日程が報告された。なお、理事会は、役員改選期であるため、4回
開催される旨報告された。
また、26年度通常総会では、総会終了後シーティング(座位保持)についての講演を
行う旨説明された。
②肢体不自由児者福祉に関する社会的啓発事業
機関誌、広報誌、指導誌等の発行について説明され、「わ」については26年度も支援
をいただけることが報告された。また 、
「いずみ」「療育ハンドブック」はJKA補助事
業であり現在、申請中のため発行については未定であることが報告された。
なお、JKAからの内示は新年度の4月になる旨報告された。
また、第33回グラフィックアート・コンテストの募集期間を4月1日からとする旨報
告された。
③支部父母の会育成強化に関する知識の普及と助成事業
さわやかレクリエーション&キャンプ事業、療育キャンプ、地域指導者育成セミナー、
国際交流事業、アステラス製薬車いす送迎車贈呈等の実施が説明された。
さわやかレクリエーション&キャンプ事業は、平成25年度同様に内容ごとにA、B申
請で行う旨報告された。
JKA補助事業「地域指導者育成セミナー」は、成年後見制度をテーマに申請している
旨が報告された。
理事より、財産管理や身上監護の問題等を含め、内容の充実を図る必要がある旨助言
された。
④肢体不自由児者と家族の生活の質を高める事業
コカ・コーラシステムとのコラボレーション事業(キッザニア招待事業)、エフ・ヴィ・
コーポレーションとのコラボレーション事業(サンシャイン水族館招待事業)等の実施
が説明された。
平成26年度新規助成事業として「日本宝くじ協会」に、ハンドアーチェリーの普及促
進として、クーちゃんハンドアーチェリーの配布事業を申請していることが報告された。
また、ばりあふりーフェスティバルについても、愛知で開催する全国大会で併催でき
るよう補助事業申請していく旨報告された。
引き続き、平成26年度第47回全国大会(愛知)の開催について関係資料に基づき、
10月25日に開かれた第2回理事会以降の進捗が報告された。
予算案については、補助金額が想定以上に減額となり第一次補正予算を組み直したこと
が報告された。
なお、大会参加費の見込みを図るため、各肢連に対し参加見込人数の聞き取り調査を
行う旨報告された。
この補正予算や大会決議文案は、2月15日に開催される東海北陸ブロック連絡協議会
会長会議に報告、審議する旨報告された。
今後、事務局、東海北陸ブロック連絡協議会、愛知県肢連、名鉄観光で連携、調整を
行い、5月17日の通常総会に報告することとなった。
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第4号
その他の議案についての件
1.平成26年度定期役員改選の件
平成26年度定期役員改選に伴う、各ブロックの役員推薦が報告された。
東海北陸ブロック、九州ブロックは、2月15日に開催する連絡協議会で決定、推薦する
旨が報告され、東北ブロックは書面評決にて近日中に推薦者を報告する旨報告された。
役員改選については定款に基づき、平成26年度の理事会・総会で承認を得る旨が報告さ
れた。
2.その他の議案について
①平成26年度重点要望(案)の件について
議長の指示により、事務局より関係資料に基づき平成26年度重点要望(案)について
報告された。
各ブロックから提出された要望事項について、常任委員会を開催してとりまとめを行
った旨が報告された。
なお 、内容は改めて精査し、平成26年度の理事会・総会で承認を得る旨が報告された 。
②コカ・コーラシステムの組織について
議長の指示により、事務局より関係資料に基づきコカ・コーラシステムの組織変更につ
いて報告された。
③厚生労働省「障害児支援の在り方に関する検討会」について
議長の指示により、事務局より関係資料に基づき障害児支援の在り方に関する検討会
について報告された。
子育て中の保護者の声を反映すべく、全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会の協力
を得て、常任委員会で意見聴取を行っている旨報告された。
④全国大会の在り方について
第2回理事会で報告された全国大会の在り方について、ブロック大会と育成セミナー
を関連したテーマで開催し、全国大会で集約することについて検討された。
理事からは、各肢連から寄せられている要望をテーマとし、分科会形式で行うべきで
はないか。との意見に対しては、地域によっては難しすぎる内容である。誰もが興味を
持てる課題、身近な問題をテーマにすべきとの意見が出された。
その他、事務局で全国大会のテーマを決め、各ブロックにそれに添ったテーマを指示
するべきではないか。
全国大会、ブロック大会のテーマが同じでは、研鑽意欲が薄れ全国大会参加者が減少
する懸念があるのではないか。この意見に対しては 、各地域では意見に差違があるので、
同テーマでも勉強になるとの意見があった。
今後の方向として、平成26年度通常総会でブロック大会のテーマを同一のものとし、
全国大会で集約する旨を報告し承認を得て平成28年度に試みとして行えるよう事務局が
準備すること。
テーマは地域差も考慮し数種選定すること。分科会、シンポジウムなどの大会形式は
ブロックに任せること。などが承認された。
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第33回グラフィックアート・コンテスト作品募集
障害の有無にかかわらず、子ども達が様々な場面でふれあうことを目指して始まった「ふ
れあいの輪」を広げるキャンペーンの一環として、日本コカ・コーラ(株)の支援を受けて、
平成26年度も「グラフィックアート・コンテスト」を開催します。
テーマ「Smile!∼幸せな時間∼」とは…
自分や家族、友達、仲間が幸せに感じる一瞬!
1.大好きな人の笑顔や風景、物(愛犬、花、こだわりの一品 など)をモチーフに!
2.空想の世界が好きなら空想の世界を!
3.作品を創る時間が幸せなら… それだけでOK!
▽募集作品
第1部 コンピューターアート部門
第2部 デジタル写真部門
第3部 動画部門
▽応募資格
障害児者とその家族、関係者
▽募集期間
平成26年4月1日∼6月15日(消印有効)
▽応募要項、応募用紙のダウンロードは、全肢連ホームページ「響」
http://www.zenshiren.or.jp
※ダウンロードが難しい場合は、全肢連事務局までお問い合わせください。
会員並びに関係団体、施設等への周知にご協力をお願いします。
講座のご案内
特定非営利活動法人一休会にて、障害者の後見を担うための実践知識の習得のため、講
座を開催している。
興味のある方は、下記までお問い合わせください。
▽講座
第1回
平成26年3月 4日(火) 18:00∼21:00
高円寺障害者交流館
テーマ「障害者総合支援法」について
第2回 平成26年3月25日(火) 18:00∼21:00
杉並区産業商工会館
テーマ「介護保険制度が変わる」
第3回 平成26年3月29日(土) 13:00∼16:00
阿佐ヶ谷中学校クラブハウス
テーマ「意志決定の支援」とはどんな支援を目指すのか
▽お問い合わせ
特定非営利活動法人一休会 事務局
FAX:03-3267-2023 / E-mail:[email protected]
3月の行 事 予 定
13日(木)
14日(金)
19日(水)
20日(木)
28日(金)
はげみ編集委員会
韓昌祐・哲文化財団助成事業授与式
コカ・コーラ教育・環境財団理事会
日本肢体不自由児協会第2回理事会
おもちゃ図書館財団評議員会
全国心身障害児福祉財団理事会
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日肢協会議室
帝国ホテル
世界貿易センタービル
日肢協会議室
東京會舘
全国財団会議室
振動発光式LEDライト「Antomo」販売
★逆さまにして簡単オンオフ ★ゆれないとスイッチは自動オフ
★軽量・防水でいろんな所で活躍 ★360時間 使える超寿命!
つえにも装着
クリップタイプ
アジャスタータイプ
(電池交換不可)
¥880(税別)
(電池交換、スイッチ併用)
¥1,200(税別)
フックタイプ
(電池交換、スイッチ併用)
¥1,200(税別)
傘にも装着
ベビーカーにも
キーチェーンタイプ
(反射材使用、電池交換不可)
¥880(税別)
自発光式反射材とは、車のライトが当たらなくても光ってドライバーに存在を知らせるこ
とが出来る反射材。夕暮れ時や夜間の交通事故防止に効果があるとされています。静岡
県・静岡県警では着用を推奨しています。
ただ今、4個セットで販売中。詳しくは全肢連事業部まで。
お問い合わせ:全肢連事業部
TEL:03-3971-3666
東京都豊島区西池袋4−3−12
FAX:03-3982-2913
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