PDF版 - エコッツェリア

目次
参加企業の成果
01
17
旭化成ホームズ株式会社
旭硝子株式会社
02
03
振り返り
株式会社イトーキ
一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区
18
W G の 振り返り
株式会社 大林組
イン タ ビュー
企業間フューチャーセンター L L P
20
櫻 井 亮( N T T デ ー タ 経 営 研 究 所 )× 田 口 真 司
株式会社サンケイビル
( エ コ ッツェリ ア 協 会 、[ イ ン タ ビ ュー 時 ] 企 業
清水建設株式会社
06
07
N P O 法人 大丸有エリアマネジメント協会
株式会社 竹中工務店
08
株式会社ティップネス
一般財団法人 電力中央研究所
09
株式会社東京国際フォーラム
東テク株式会社
10
トーマツグループ
戸田建設株式会社
11
株式会社日本政策投資銀行
日本郵船株式会社
12
バイエル マテリアルサイエンス株式会社
株式会社日比谷花壇
13
前田建設工業株式会社
丸の内熱供給株式会社
14
三菱地所株式会社
株式会社三菱地所設計
15
株式会社 三菱UFJフィナンシャル・グループ
ヨシモトポール株式会社
16
間 フュー チ ャ ー セ ン タ ー L L P )
ダイキン工業株式会社
大成建設株式会社
エコッツェリア協会
三菱電機株式会社
「 C S R イノベ ー ションと
フュー チ ャ ー セ ン ター」
小岩井農牧株式会社
05
2 0 1 2 年 度 C S R イノベ ー ション
まちづくり協議会
鹿島建設株式会社
04
C S R イノベ ー ションを
起 こす た め の 参 考 文 献
24
C S R 活動一覧表
まえがき
『 エコのまど 』
─。
あなたは 、どんな 思 いで、この 報 告 書 を 手 にとりましたか?
「 いろんな 企 業 の C S R 活 動 を 知りたい 」
「 表 紙 がかっこいい 」
「 社 会 貢 献 のヒントが 欲 しい 」・ ・・
様々な思いで 手にしたその 行 動こそが、私 たち「 C S Rイノベーションワーキンググル ー
プ( W G )」の 活 動 と 出 会 う「 まど 」であると 考 え、2 0 0 9 年 からこの 報 告 書『 エコの
まど 』を 制 作しています。
C S R イノベーション W G とは 、エコッツェリア 協 会 が 運 営 する「 丸 の 内 地 球 環 境 倶
楽 部 」の 研 究 会 の ひとつ。大手 町・丸 の 内・有 楽 町 地 区 が 目指 す「 サステ ナブル( 持
続 可 能 )な 環 境 共 生 型 都 市 」に 共 感 する 3 2 の 企 業・団 体 の 広 報 や C S R 担 当 者 が 集
い、これからの 時 代 の 環 境・C S R 活 動 とはどういうものなのか、ともに 学 び、考 えて
います。
サステナビリティ
( 持 続 可 能 性 )や C S V( 共 通 価 値 の 創 造 )、環 境 経 営といったキー
ワードが 注目される今。環 境 や C S R の 取り 組 みは 、自社 と 就 業 者、自社 と 消 費 者 だ
けのために 取り 組 むものではないと、多 くの 企 業 人 が 気 づき 始 めています。
そん な 中 で、企 業 が、他 社 とも 知 恵 を 出 し 合 い、これからの 社 会 に 必 要 な 価 値 を、
環 境 的 視 点、C S R 的 視 点 で 見 出し、イノベーションに 取り 組 む C S R イノベーション
W G 活 動 は 、参 加 者 の 意 識 や 行 動 を 変 えるのはもちろん 、企 業 価 値 の 創 造 にもつな
がると 考 えています。
報 告 書 のはじめにご 紹 介しているのは、この W G の 学 びの 中 から制 作 された、各 企業
の C S R 活 動 を 表 現 したポスターで す。参 加 者自身で デザインやキャッチコピーを 考
えたポスターには、それぞれの 企 業カラーが 出 ていると 思 います。ぜ ひお 楽しみくだ
さい。
この 報 告 書という「 まど 」を 通して、W G での 学 びの 成 果 をご 覧 いただくとともに、私
たちがつくりだしたい 社 会 の 姿、企業 の 姿、人の 姿も、感じていただければと思います。
平本 真樹
エ コッツェリ ア 協 会
丸の内地 球 環 境 倶 楽 部
C S R イノベ ー ション W G 事 務 局
参加企業の成果
ワーキング「C S Rイノベーション」の 一年間 の成果を、ご 覧下さい。
「参加企業の成果」の読み方
今 年 度 も、ワーキング参 加 者自ら、
所属企業のCS R 活動の素晴らしさ、
面白さを表現するポスターを制作し
ました。写真も、コピーも、グループ
で 励 まし 合 い な がら 考 えたも ので
す。また、ぜひ 説 明文も合 わせて 読
んでみてください。より背景 のストー
リーが 伝わってきます。
1
旭 化 成 ホ ームズ 株 式 会 社
しっかり建 て、しっかりメンテナン
スをすることで、いつまでも快 適 に
過ごせる家。
それが旭化成ホームズのロングライ
フ住宅 です。
建 てては 終 わり、建 てては 壊 すの
で はなく、長 く住 み 継 いで い ける
家 が、私 たちの 環 境貢献 です。
限られた資源を活 かします。
強い 骨格、高 い 防火性は 家族を 守
り、価値を 維持し、社会的なストッ
ク住宅をつくります。
ロングライフであることが
環 境貢献
ご担当:設計推 進 本部 伊藤大輔
旭 硝子株 式会社
AG C( 旭硝子 )グループは、事業展
開する地域特有の 社会課題の 解決
に 貢 献 すべく、社会貢 献 基 本 方針
2
の 重 点 分 野「人づくり」
「 地 域 との
共生 」
「 自然環 境への貢献 」のもと、
様々な活動を実施しています。
〈 主な活動例 〉
・インドネシア:「木製パレットビジ
ネス」を 通じて 地 域 の 雇 用 機 会
を 創出
・米国:地 域 から 使 用済み電子機
器 を回収する環境貢献イベントを
開催
・日本:
「森 林ボランティア活動 」と
して、木 々の 健 全 な 成 長 を 促 す
あの国でも、この 地 域 でも、
社会 の 未 来 づくりに貢献
間伐作業を実施
ご担当:C S R 室 土 居義 岳
01
株 式 会 社イトー キ
3
「省エネ快 適 照明システム エクタ
ル」とは、必要な場所に必要なあか
るさを ― そんなあたりまえを実現
する照明システムです。照明の 省エ
ネルギー化には効果的な、タスク・ア
ンビエント照明方式を応用し、L E D
による省エネルギー化の追求と、綿
密な設計 による快 適性の両立を実
現しました。
イトーキが 考える省エネ快 適照明システム
エクタル
ご担当:E co ソリューション企画推 進部 海 野亜希子
4
一般社団法人
大 手 町・丸 の 内・有 楽 町 地 区 まちづくり 協 議 会
大 丸 有 協 議 会 は、当 地 区の 地 権
者 が 集 まり、世 界 有 数 の 国 際 的
なビジネスセンター 構 築 に 向 け、
ハード・ソフトの両面からまちづく
りを推進しています。東京都・千
代田区・JR東日本 とともに公民
協調 のもと「まちづくりガイドライ
ン」を 策定し、都 市基 盤、都 市観
光、環境、防災・防犯、エリアマネ
ジメントなど 様々な 要素 において
時 代に 即したまちの 進化を 続 け、
サスティナブルコミュニティの実現
を目指しています。
まちは 進化を続けています
日本 の 元 気を生み出すために
ご担当:大丸有地区まちづくり協議会 環 境エリアマネジメント委員会
02
株 式会社 大 林 組
5
私 たちには、時 代とともに 培って
きた技術力とノウハウがあります。
安 全・安心を実現するインフラ整
備 へ の 挑 戦 は、皆 様 の 生 活 や 事
業 環 境 を自然 災害 から 守るだ け
でなく、より豊 かな社会 の 構築を
実現します。
これからも、地球 に笑顔を届ける
ための 挑戦 は 続きます。
地球に笑顔を
ご担当:C S R 室
鹿島建設株 式会社
1 9 14 年に完成した 東京駅丸の内
駅舎。重要文化財としての保存と、
戦災で 失った 3 階部分 の 復 原、さ
6
らには次世代に安 全・安心を加え
て 受 け 継ぐべく免 震 化 を 行 いま
した。着工 から 4 年半、施 工に 携
わった 人々は 延 べ 8 6 . 5 万人。毎
日 7 0 万人 が 利用 する東 京駅 の 運
用を妨 げることなく施 工を 実 施。
1 0 0 年 前の 伝 統 技 能を 随 所 で 用
い、最 新 の 技 術と 鹿 島 の 総 合 力
によって、安 全 で 安心・快 適な 駅
舎としてリニューアルさせました。
旅 路 や 通 勤を1 0 0 年前の 姿で見守ります。
新たな 1 0 0 年がリスタート
ご担当:広報 室 C S R グループ 内田富貴子
03
7
企 業 間 フュー チ ャ ー センター L L P
多様な人を集 め、対話によって未
来 社 会 を 考えるワールドカフェ形
式 のイベントを行っています。
イベントで 得た 気付きなどを更 に
昇華させる全体ワークショップや、
協力企業 様との 共催イベントも実
施しています。
人のつながりによって 新 たな 価値
を 生 み 出し、異 なる 企 業 で 働く
人 が 連携しあってビジネスを 創り
出すことが 最終 の目的 です。
参 加 者 全 員 が 夢 を 描 き、自発 的
人・組 織・社会をつなぐ
対話 からはじまる新しい未 来 づくり
に 歩み 続 けることを目指します。
ご担当:宮地悠夏
8
小岩井農牧 株 式会社
1 8 9 1( 明治 2 4)年、荒 野 に一本 の
苗木を植 えることから始まった 小
岩井農 場。以来、山林や 酪農をは
じめ農 林畜 産 の 生 産 活 動 におい
て、環境と共生した 持続 型・循環
型 の 事 業 運営 を 行 い、次 の 一世
紀を見 据 えた 持 続 可能 な農 場 を
目指してきました。
長 い 歳 月をか け て 育んできた 豊
かな自然環 境、景観、歴史や文化
等、小 岩 井 農 場 の 取り 組 みを 参
加型プログラム「ガイド付きツアー
小岩井農 場 物語 」を 通じて、多く
の 方 に 伝 える 活 動 に 取り組 んで
います。
次の 一世紀を見据えた
持 続可能な農 場を目指して
ご担当:経 営開発室 大西智子
04
9
株 式 会 社 サンケイビル
東 京サンケイビル( 千 代田区 大手
町 )は、より 快 適 なオフィス環 境
を提 供 する為、これまで 基 本仕様
だった 高 効 率インバータ( H f )蛍
光 灯から、更 に 省エネ・省コスト
を実現 するL E D 照明及び 調光 制
御システムを順次導入しています。
これにより、年間コスト約 60%強
ダウンが 可能に。
サンケイビルのオフィスは、安心・
安 全 で 省エ ネに 配 慮した、人 に
も地 球 にも優しいオフィスであり
もっとひとりひとりのなかへ。
人にも地球にも優しいオフィス。
続 けます。
ご担当:広報 課 松井由佳 子
10
清水建設株 式会社
東日本大震災以降、施設・街・社
会 に は、様 々な 災 害 に 対 する 回
復力・弾力性 がより一層求 められ
るようになりました。当 社 は、企
業 の 事 業 継 続( B C P )や 生 活 の
継 続( L C P )のためには、災害 に
対して安 全・安心 な施設とエネル
ギー の 自 立 性 確 保 など の「 B C P
対 策 」が 必 要だと考えます。同時
に、平常 時 の 地 球 規 模 で の 省エ
ネルギー、C O 2 削減という「 e c o
対 策 」も可能 にする「 e c oBCP」
という考え方 を 基 に、サステナブ
ルな社会基盤 づくりに 取り組 んで
います。
安全で 地球にやさしい 街 づくり! !
ご担当:建築事 業 本部 第二営業 本部 中村 孝之
05
11
ダイキン 工 業 株 式 会 社
ダイキン工 業 は「次 の “ 欲しい” を
先 取りし、新 たな 価 値 を 創 造 す
る」を実 現 するために、お 客様 と
の 接 点 を 増 やし、ご 意 見・お 悩
みを製 品開 発 につなげ ています。
2 0 1 1 年 1 2 月にオープンした 体 験
型 ショ ールーム「フーハ 東 京 」で
は、専門 のスタッフがお 客様 の 生
活 環 境 や 空 調 に 対 する 不 満・悩
みをお 伺 いして、最 適な空 調をご
提 案。また 定 期 的 に 空 気 の 学 校
を 実 施し、次 世 代 を 担う子 供 た
ちと未来 のエアコンをみんなで 一
わくわくする未 来 の空気=みんなの 空気
緒に考えています。
ご担当:アプライド・ソリューション事 業 本部 営業部 販 売 促 進グループ 篠 原 葵
12
大 成 建設株 式会社
ボルネオ島 に 樹を植 えよう! 「一
口 5 0 0 円 → 苗木一本 」で 社 員 か
ら寄 付金を募り、約 1 8 0 0 本 の 植
環 境 本 部 部長
樹を行 いました。植 えたのはオラ
ンウータン が 大 好 きな 果 実 が 成
る 樹 木 で す。今、ボルネオ島では
熱 帯雨林 の 減 少 で自然 の 住 処を
なくし、保 護される動 物 が 増えて
います。私 たちは 植樹の 他、野生
動 物 の 保 護 施 設 建 設 に 対 するサ
ポート等を行っています。多くの生
きものが 共 存し、いきいきと生活
できる環境を 創造 する、これが 私
たち大成建設の目指 す未来です。
植エルカム! ボルネオの 森へ。
ご担当:環 境本部 宇高明日美
06
13
N P O 法 人 大 丸 有 エリア マネジメント協 会
当協会 では今 年、東京・大阪・名
古屋の 街 づくり団体と共に 3 都市
フォーラム「環 境まちづくりフォー
ラム2 0 1 2」を開 催しました。この
フォーラム開催を通じて 参加各都
市のエリアマネジメント組 織・団
体 が 意 見を 交 わし、課 題 の 共 有
と改善策 の 提言を行うなど、全国
の “ ま ち”と“ ま ち” の ネットワーク
構築 に大きく寄 与することができ
ました。
つなごう
“まち”
と
“まち”未 来につながるまちづくり
ご担当:事務局 井上幸子
14
株 式会 社 竹 中工 務 店
2 0 1 2 年 10 月1 3 日、14 日の 2 日間、
石巻市中央 の商店街を借り切り、
職業体 験イベントを 地元とボラン
ティア団体 で主催し当社も協力し
ました。ハローワークで仕事 探し、
ものづくり、お 給 料で買い 物をす
るなど 実 際 の 経 済 の 仕 組 みを 子
どもたちが 体 験 しました。2 日目
は 商 店 街 を 歩 行 者 天 国 にし、通
りにはナゴヤドームで 使 用した 人
工芝を敷きつめ、自由に遊びまわ
れ るようにしました。参 加 者 は 2
日間で 1, 7 0 0 人を 超 え、予想をは
るかに上回る結果となりました。
職 業体 験イベント
「 子どものまち・いしのまき」に協力
ご担当:C S R 推 進部 綿谷 実
07
15
株 式 会 社 ティップ ネス
2 0 1 2 年 秋 に 開 催した “ 大 人の 缶
けり”。カラダを 機 能 的 に 動 かす
ファンクショナルトレーニ ング で
す。理 論 をし っか り 備 えて い れ
ばどん な 行 動 も 立 派 なトレーニ
ング!エコB O D Y は 頭と体 で 誰
に でも 手 に 入 れ ることが できる
もの。これからも楽しみながらト
レーニング できるサービスをご 提
供して 参ります。
遊 びにも理論プラスでエコB O DY
ご担当:ティップネス丸の内スタイル 山下朋恵
16
一 般 財団法人 電 力中央 研究 所
スマートグ リッド、ヒートポ ン プ、
バ イオ マス…… 私 たちは 社 会 の
ニーズに 応えるため、常 に先 を見
据えた研究に 取り組 んでいます。
前略 雷 様
地 上 4 9 7mでお 待ちしています !
世界一高 いタワーである東京スカ
イツリーも貴重 な 研究フィールド。
まだまだ 分 からないことも多い雷
の 特 性 を 解 明し、建 造 物 や 設 備
の 対 雷 対 策 に 生 かす ために、私
たちは 世界で 誰も作ったことのな
い 唯一 の 構造を持 つ 雷 観測装置
を 建 造 物 では 最も高 い 位置 であ
る地 上 4 9 7mに 設 置し、データを
収集しています。
ご担当:総 務グループ 田中 遼
08
17
株 式 会 社 東 京 国 際 フォーラム
東京国際フォーラムは、
「 集いを歓
び に 」をモットーに、多様 な 人 た
ちが 往きかい、交流し、そこから
次代 の 文化 が 生まれ る広 場 であ
りたいと 願っています。そのモッ
トーをかたちにするために、東 京
国 際フォーラム発 オリジナルイベ
ントを 開 催しています。中 でも毎
年夏休 みに開催している「丸の内
キッズジャンボリー」は、子どもた
ちに、ここでしか 学 べない本 物と
の出会 いや、ワンダーな 体 験 を提
供しています。
学校では学べないことが 学べる、丸 の内。
ご担当:企画事 業部 鈴 木 順子
東テク 株 式 会 社
快 適な環 境 づくりには、物質的な
面 だけ ではなく精 神 的 な 快 適 さ
が 必要です。
18
東テクグループ は、
『空 調 設 備 の
トータルプランナー』として 利 便
性 だ け ではなく、人を 大 切 にし、
人にやさしく、地球 にもやさしい、
こころ 豊 か な 快 適 環 境 づくりを
進 めて 参ります。
ずっとここに居たい
そう思 わせる空間に
ご担当:経 営企画本部 人事部 大橋 和宏 福岡真里 恵
09
19
トーマツグル ープ
トーマツグループ では、各地 域 の
環 境保 全 や 美 化も重 要 な社会貢
献活動と位置 づけています。日比
谷 公 園 の 花 壇 の 植 え替えボラン
ティア活動は、今年で 7 年目。多く
の人々が 訪 れる公園 がオフィス街
の憩いの 場となるよう家族や友人
を連 れて楽しみながら活動を行っ
ています。作 業 中、花 壇 の 周りで
遊 ぶ 子ど もたちの 声 が 響 き、い
つもとは 異 なって見 えるオフィス
街 の 空 に、ボランティア参加 の 大
人 たちの 笑顔も自然とほころびま
す。
パパはお花を植え替え中。
ご担当:C S R 推 進室 田中祥子
20
戸田建設株 式会社
アイデアでつくろう。
情熱でつくろう。
さまざまな人の 想いを
つないでつくろう。
アタマとココロを使って
人 間 にしかできないもの づくりを
目指して。
人 がつくる。人でつくる。
それが 戸田建設のやりかたです。
「 建物は想いを形にすることができます。」
「未来を見据えて前進します。」
「お客様のニーズを満たしながら、
スマートに仕事を進めます。」
「常に笑 顔を絶やしません。」
「モットーはひとつの物を
みんなで作るです。」
「先輩方が 作られた建物は、
私の誇りです。」
人がつくる。人でつくる。
ご担当:環 境事 業 推 進室 樋口正一郎 本 多亜 紀、C S R 推 進室 佐 藤 孝一、経 理部 小幡恵子
10
21
株 式 会 社日本 政 策 投 資 銀 行
D BJは 環 境配慮 型経営に向けた
お客様の取り組みを支援します。
2 0 0 4 年度より開始した 世界 初 の
「 D BJ 環 境格 付 」融資。D BJが 独
自に 開 発したスクリーニングシス
テムにより、企業 の 環 境 経 営度を
評点化し、得点に 応じて 3 段階 の
金 利を適用するこの融資メニュー
では、これまでに累計 で 6 , 0 0 0 億
円 を 超 える 融 資 を 実 施して いま
す。D B J はこれからも、投 融資を
通じて 持 続 可能 な 社会 の 実 現 に
貢献します。
ご担当:経 営企画部広報・C S R 室 松口美穂
22
日本 郵 船 株 式会 社
日本郵船グループは 海・陸・空に
また が るグ ローバルな 総 合 物 流
企 業グループとして、環 境 保 全 対
応を重視した「モノ運び」を通じ、
呼吸をするエコシップ、
世界 のどこかで「 モノ運 び」
人々の 生活を支 えています。
船 舶 の 運 航 では、きめ 細 かい 船
舶 運 航 管 理システムや 太 陽 光 発
電の 活用などにより、C O 2 排出量
と燃 料 消費 量を 削減しています。
また、船 体 と海 水 の 摩 擦 抵 抗 を
低 減 する 空 気 潤 滑 システムの 開
発・実用化など、地球温暖 化 抑制
の 技 術開 発 を 積 極 的 に 進 めてい
ます。
ご担当:C S R 推 進グループ C S R 推 進チーム
11
23
バ イエ ル マ テリアル サイエンス 株 式 会 社
バ イエ ル は、2 0 1 3 年 に 創 立 1 5 0
周年を迎えます。私たちはミッショ
ンステートメント「よりよ い 暮 ら
し の ため の サイエンス」を 掲 げ、
製 品 と サービ ス は 人々 の クオリ
ティー・オブ・ライフ(Q O L )の向
上に 貢献 することを目標としてい
ます。2 0 1 5 年 に世界 一周を 予定
して いる太 陽 光 エ ネル ギーだ け
で 飛 行 する世界 初 の 有人 飛 行 機
ソーラー・インパルスの 軽 量化 に
貢 献 するソリューションを 開 発 し
ています。バイエルはソーラー・イ
ンパルスプロジェクトのオフィシャ
カルク世界一周目指します。
ルパートナーです。
ご担当:広報 本部 梅澤 千 絵
24
株 式 会 社日比 谷 花 壇 3 . 1 1 東日本 大 震 災。今 なおその
傷跡 は被災地、そして人々の 心 の
中に残っています。
私 たちは 2 0 1 1 年 に 引き続 き、首
都圏で育てられた「ひまわりの苗」
を被災地 へ送り届けました。さら
に 地 域 の 皆 さんと一 緒 に仙 台 名
取 空 港 滑 走 路 横 に 大 きなスマイ
ルマークのひまわり畑 を 創りまし
た。被 災 地 から世 界 の人々へ 感
謝 の 心 を 込 めて「東 北 は 元 気 だ
よ!」の「メッセージ 」を 発 信しま
す。
花と緑 の力を信じて。
ようこそ東北へ!
スマイル空港、まもなくタッチダウン ! ご担当:日比谷花 壇グループ 環 境事 業 推 進室 越 智正夫 山田祐 衣
12
25
地 球 へ の 配 当。そ れ は 私 たちの
事業に投資してくれている「地球 」
に、連 結 純 利 益 の 2 % を 還 元し、
国内外 の 環 境保 全 活動 に 拠出す
るしくみです。
「お 父さん、木 植 え
るの 楽しかった。」目を 輝 か せ て
語 る 子 ど もたち の 笑 顔 を、豊 か
で 美しい自然 を 未 来 へ。私 たち
M A E D A は、地 球 と未 来 にでき
ることを、地域 やN P O の 皆様、そ
して 社員と家 族 がともに 考え、と
もに実 践しています。
地球も未 来も、大 切なステークホルダー。
ご担当:C S R・環 境部 渡 辺千尋
大手町・丸の内・有楽町の 地下に
血 管 のような 熱 の 配 管 網 が ある
ことをご 存知 でしょうか。
26
私 たちは 1 9 の 熱 供 給 プラントか
ら 各ビルに 冷 水や 蒸 気 を 供 給 す
る 地 域 冷 暖 房 事 業 を 行って いま
す が、配 管 網 を つないで 輪 を 形
成 することによって、省エネルギー
を 図り低 炭 素 な 都 市 を支 えてい
ます。
再開発 に伴う最 新プラントをネッ
トワークにつなぎ、信 頼 性を向上
させると共 に、最 新 の 高 効 率 機
器 を共有してベース運 転させるこ
とによって地域全体 エネルギー効
率を向上させています。
つないだ 輪 で 都市を支えます
ご担当:佐 藤文秋
13
27
三菱地 所株 式会社
この 1 0 年間 で 丸 の 内 は 様 変 わり
しました。街に人々の憩いがあり、
触 れ 合 いがあり、交 流 がうまれ 、
活気と潤いのある「世界で 最もイ
ンタラクションが 活 発 な 街 」をめ
ざしています。
「人 を、想 う力。街 を、想 う力。」
三菱地 所グループはチャレンジを
続 けます。
イーヨ! この 街
来るとイーヨ!
ご担当:環 境・C S R 推 進部 齋藤由佳
28
株 式会社三菱地 所設計
丸の内永楽ビルディングでは 実用
化 の可能 性 が 出てきた L E D 照明
を、改 良検 討を重ね大規 模オフィ
ス空間として 初めて基 準階オフィ
スフロア全 採用を行 いました。
また、L E D の 特 性( 小 型、発 熱
の 少 なさ )により、必 要 な 箇 所 に
適量の 光を与えることが 可能とな
り細 や かな 光 の 演出 を 行 いまし
た。特 にエントランスでは、様々
な素材と優しくこぼれる光 の空間
やエレベータ内 のガラスアートを
組 み 込 む 等 細 やかな 作り込 みを
行なっています。
建築 のライトアップ照明における
L E D 照明の 積極的 採用
ご担当:建築設計五部 田村 浩之
14
29
株 式 会 社 三 菱 UFJフィナンシャル ・ グ ル ープ
M U F G グループ で は、グループ
各 社 に 呼 びか け、中 長 期 的 な 視
点 から 復 興 支 援 につながる 取り
組みに力を入 れています。
三 菱 東 京 U F J 銀 行 で は、日
本 ユ ネスコ 協 会 連 盟 と 共 同 で
「M U F G・ユネスコ協会東日本大
震 災 復 興 育 英 基 金 」を 創 設 し、
震 災 による 遺 児・ 孤 児 に 奨 学 金
を 給 付 するのに 加 え、学 校 花 壇
再 生プログラム等 を 運営していま
す。
これからも続けていきます
~東日本大 震災からの 復興支 援~
ご担当:C S R 推 進部 羽根田真
3 . 1 1 の 東日本 大 震 災 以 降、緊 急
時 に 安 全 で わかりや すく避 難 場
所 へ 誘 導 する施 設 の 計画 が 必 須
30
だと考えられてます。ヨシモトポー
ル は、景 観 と 防 災 事 業 に 長 く関
わってきた 経 験 から、日常 になじ
むトータル デ ザインで「防 災 型 景
観 ポールのまちづくり」を 進 めて
いきます。
防災 型景観ポールのまちづくり
ご担当:営業 本部 鈴 木 幸男、設計開発室 デザインチーム 田邊智哉子
15
31
エ コッツェリア 協 会
あなたのワクワクを
シ
ェ
ア
社会と S H A R E する
イ ズ ム
I S M です。
エコッツェリア協会は、地球・地域
の 環 境 に 関 する課 題 の 解 決 を 通
して、大 丸 有 地 区の 持 続 的 な 発
展を実現するべく様々な活動を展
開しています。
シ
ェ
ア
イ
ズ
ム
フリーペーパー
「SHA R EISM」
で は、
「社 会 に とって の 価 値 」
と「企 業 に とって の 価 値 」を 両
立 さ せ る 経 営 コン セ プ ト C S V
( C r e a t i n g S h a r e d Va l u e )を
「個 人 にとっての 価 値 」まで 広 げ
るC S V 流ライフスタイルを 提案し
ています。
ビジネスの中心地・丸の内から全
国に発 信 する新しいメッセージで
す。
ご担当:都 市 計画事 業 室 平本 真 樹 大 木美 和
32
三菱電機 株 式会社
16
C S R イノベ ー ション を 起 こ す た め の 参 考 文 献
本ワーキンググループ 講 師 の 田口真 司 氏 に、C S R イノベーションを 考え、起 こすために 読 むべき 本 1 0 冊 を
推 薦していただきました。
1 考えてみる
久保寛司 / 文屋 / 1, 2 6 0 円( 税 込 )
大
毎 日 5 分、人 として の あ り 方 を 考 える 一 冊 で す。
2 ゼロのちから―
成功する非営利組織 に学 ぶビジネスの 知恵 11
ナンシー・ルブリン/ 英治出版 /
1, 8 9 0 円( 税 込 )
C S R や C S V 活 動を目指 す上で、人 生を見直 すきっ
ヒト、モノ、カネを 含めて「何もないこと 」、つまり「ゼ
かけにもなります。
ロ 」であることが、逆 に今 のビジネスでは 力を 持 つ
かもしれません。
3 ビジネス寓話 5 0 選
〜物語で読 み解く、企業と仕事 のこれから〜
4 外資金融 では 出会えなかった日本で
いちばん投資したい会社
鎌 田恭幸 / アチーブメント出版 / 1, 4 7 0 円( 税 込 )
8 2 0 円( 税 込 )
い い 会 社 に 投 資をし、いい 会 社を 生 み 出していく。
博 報 堂 ブランド デ ザイン/ アスキー・メディア ワークス /
企 業と 生 活 者 が 共 創して 社 会デザインする今後 10
年 の 歩 み 方 を、寓 話 を 通 じてイマドキ に 解 説 。寓
実 際 に 鎌 倉 投 信 様 が 実 践している 内 容 です。そん
な 活 動を 世 の 中 に 広 げましょう。
話 の 本質 は、未 来 にも 通じます。
5 U 理論 ―
過去 や 偏見にとらわれず、本当に必要な「変化 」
を 生み出す 技術
オットー・シャマー
/ 英治出版 / 3 , 6 7 5 円( 税 込 )
複 雑 な 課 題 が 増える 現代 において、これからのあり
6 イノベーションのジレンマ―
技術革新が 巨大企業を滅 ぼすとき
クレイトン・クリステンセン/ 翔泳社 /
2 , 1 0 0 円( 税 込 )
大 きな成 功 が 逆 に足 かせとなってしまうことが多 い
ですが、イノベーションを 求 められる 企 業 が 大 切 に
方 を 考えるための 一 冊です。未 来 を創りだしていく
することは 何か、成 功 だけでなく失 敗 の 本質 にも 迫
ために 必 要 な要 素 が 記 述されています。
る 本 です。
7 幸 せな小国オランダの 智慧
野 登 / P H P 研究所 / 7 7 7 円( 税 込 )
紺
8 質問会議 なぜ 質問 だけの 会議 で 生
産性 が上がるのか ?
不 確 実 性 に 強 い 知 的 弾力 性 を高 めるために、オラ
ンダから 学 ぶところは 多 くあります。フューチャー
― 時代を超える生存 の原則
清宮
普美代 / P H P 研究所 / 1, 2 6 0 円( 税 込 )
センター分 野 でご 活 躍 の 紺 野 先 生 による 語 りは日
いつもの30 分の会議を質問形式に変えるだけで本質論
本 での 活 動 にも 参 考 になります。
議が可能になります。意見をせずに質問のみをすること
は、意外と難しいことです。新たな会議にチャレンジして
みませんか。
9 ワールド・カフェをやろう!
取一 昭、大川恒 /日本経 済新聞出版社 / 1, 6 8 0 円( 税 込 )
香
日 本 のワールドカフェ師 範 的 な 香取 様、大 川 様 が、
10 フューチャーセンターをつくろう―
対話をイノベーションにつなげる仕組み
野 村恭彦 / プレジデント社 /
1, 6 8 0 円( 税 込 )
ワールドカフェについて 紹 介しています。手 法 や 多
フューチャーセンターとは 何 か、なぜ 現 代 に 必 要 な
くの 事 例 があり、自分 に 合った 対 話 手 法 を 見 つけ
のかが 説 かれています。概 念 だけでなく、実 践 に 向
だせます。
けてのヒントが 満 載 です。
17
2 012 年 度 C S R イノベ ー シ ョン W G の 振 り 返 り
「 未 来 を 想 像 し 、次 の 時 代 の C S R を 実 践 し 、体 感 する 」を テ ーマ に 、新 し い コミュ ニ ケ ー
ション 手 法 を 用 い た ワー クショッ プ を8 回 に わ たり 実 施 しました 。
2 0 12 年 6 月18 日 第 1 回
2 0 12 年 7 月 2 7 日 第 2 回
C S R への固定観念を壊し、
イノベーションを起こすには
まずは C S R の 常識を否定 。そのうえで 否定した C S R の 実現 方法
子どものころのワクワクから発想。
C S R の 将来像を可視化する
社 会 が 求 める未 来 の C S R の 姿を、言 葉や 文 字 だけでは伝 わらな
を 考える。言ってみれば「さかさまC S R 」という難しいテーマに 挑
い、対 話 のなかで 生まれた 思 いや 理 解を「絵 巻 物 」として 描 き上
戦 。常 識 の 枠を 外すのに 苦 労しつつ、グループワークで 助 けあい
げる「グラフィックファシリテーション 」という手法を用 いて、共 有
ながら奮闘しました。
しました。
2 0 12 年 9 月12 日 第 3 回
2 0 12 年 10 月10 日 第 4 回
未来 の C S Rを象徴するイベント、
丸の内でやるなら?
ゲストは 鎌倉 投 信 の 新井和 宏氏 。原 点 に 立 ち戻り、
「いい 会 社っ
電車ごっこ・宝探し・ミ社食ラン……
イベントアイデアを掘り下げる
数 多く出 たアイデアを集 約、整 理 。主 人 公 の ペルソナやイベント
てなんだろう? いい 社 会ってなんだろう?」を 考えたうえで、ワク
実 施 のストーリーを 想 定し、企 画 概 要 に 落 とし 込 みました。さら
ワクする C S R の 将 来 像 を 体 現 するイベントのアイデ ア出しを 行
に C S R のエッセンスをどう 付 加していくのかを 検 討し、実 現 可 能
いました。
性を探りました。
2 0 12 年 11月 2 1日 第 5 回
2 0 12 年 12 月18 日 第 6 回
「社食 」イベントアイデアが
実現に向けて動き出した!
「社食 」イベントのプロトタイプ 実 施に向け、
「 せっかくこのメンバー
意外性があって感情に訴える
C S R ポスターづくりに挑戦
目指 すは、記 憶 に焼き付くアイデアで、見る人の 意 識をシフトさせ
で 行くのであればただ 食べに 行くというのではもったいない!」と
ること。写 真と組 み合 わせたコピーをつくる 個人ワークとグループ
いうことで、
「らしい 」ツアーにすべく意 見交換を行 いました。
ワークを反復しました。
2 0 12 年 1月 2 3 日 第 7 回
2 0 12 年 2 月14 日 第 8 回
頭ではなく、手で考える
デザイン・シンキングの 手法を実践
ペア で 互 い に「 C S R イベントに 参 加した 経 験 」をインタビュー。
実現したパソナグループ「社食 」ツアーを
振り返って
これまで 練り上げてきたイベントアイデアのプロトタイプとして、1
そこで 得 た 本 当 のユーザーニーズを、粘 土、折 り 紙 など 用 意 され
月 3 0 日 に 実 施した 株 式 会 社 パ ソナグループ「社 食 」ツアーを 振
た 素 材を 使ってリアルなカタチにして 表 現 。
「 T h i n k To B u i l d 」
り返り、参 加者 の 感 想をもとに、内容や 進 め方 など 課 題 について
から「B u i l d To T h i n k 」を 体 感しました。
検 討しました。
詳しいレポートは丸の内地球環境新聞より、ご覧いただけます。
ht t p://w w w.ecoz ze ria .jp/s him b u n/
18
第 1 回 初 対 面のメンバーも多いなか「さかさま C S R」をテーマに奮 闘 。
第 2 回 対 話の 流れが「絵 巻 物」に。講 師はやまざきゆにこ氏 。
第3回 ワクワクする C S R のお題には、
自然と会 話が 弾みました。
第4回 各グループのイベントアイデア発 表、熱 弁に注目!
第5回 「社 食 」のリアルな各 社事 情から個人 的な思い出話まで話が広がりました。
第7回 「B uild To T hin k」の 結 果出来 上がった作品 。
第6回 ポスターに使う写 真やコピーを持ち寄り、
グループ内で真剣に相 談 。
第 8 回 今 年度を通じてファシリテーターを務めた櫻 井 亮 氏(N T T データ経 営研 究 所)。
19
interview
C S R イノベ ー シ ョンとフュー チ ャ ー セ ン タ ー
櫻 井 亮( N T Tデータ 経 営 研 究 所 )× 田 口 真 司( エコッツェリア協会、[インタビュー時 ] 企業 間フューチャーセンター L L P )
イノベ ーションを 生 み 出 す 場 づ くりとして 注 目されて い る「 フュー チャー センター」。フュー
チャー センター の 考 え 方 を 生 かして、C S R イノベ ーションを 起 こす に は? 本 ワー キン グ
講 師 の 櫻 井 亮 氏 、田 口 真 司 氏 に 話 を 聞 きました 。
フューチャーセンターとは何か?
でいるのです。
― フューチャーセンターとはどのようなものなので
マーク)です。とにかくイノベーションを起こすことに特
しょうか?
化して、アイディアを広げるためのさまざまな工夫 が 空
興 味 深 い 事 例 の 一 つが、イノベーションラボ(デン
間にちりばめられています。特徴的なのは、何かアイディ
田口 ● 一言で説明するのは難しいですが、あえて言う
アを思いついたら、まず 形にして実験してみるところで
なら、それぞれの人にとっての新しい未来、素敵な未来
す。そのための工房も併設しています。
を、主体性をもって皆でつくりあげていくこと、というの
もう一つ興味深いのは、オランダ国税庁内の「シップ
が 一つの答えになると思います。自らがつくりたい、自
ヤード」。税に関する議論をするためのフューチャーセ
らが 問いたいものを、共通課題をもつ人や、自分とまっ
ンターです。おじいちゃん、おばあちゃんの世代 から孫
たく違う立場 にいる人と集まって、何かを生み出して
や 曾孫 の 世代まで、マクロなスケールで 税について考
いく場なのだと思います。
えたり、子どもたちに税金の大切さを教えるにはどうし
とくにこの主体性というのが 重要で、企業として、自
たら良いのかを議論 する場として機能しています。他、
分自身として、こういうものがつくりたいというものがな
銀行などのビジネスセクターでもフューチャーセンターを
いと、ただ集まってください、意見を聞かせてください、
開設しているところがあります。
と言っても進む方向は見えません。自身のなかで、こっ
紺 野登 先 生や 野中郁 次 郎先 生もおっしゃっている
ちに 進 みたいという思いがあってはじめて、大きな 幹
ように、フューチャーセンターに必 要 なのは、
「空間 」、
に育てていくことが 可能なのだと思います。
20
「人 」、
「方法論 」、そして、
「ホスピタリティ」があること。
櫻井 ● フューチャーセンターは 9 6 年に、スウェーデン
これらが 一 体 となって 磁 場として 働 いていることが
の 保険会社、スカンディア社 が 設立したのが 発祥だと
フューチャーセンター。私が 3 年やってなんとなくわかっ
言われています。以後、欧州を中心に企業 のほか、オ
てきたのは、バランスが大切だということ。素敵なスペー
ランダ政 府、デンマーク政 府などが 続き、現在は数十
スはあるけれど、魅力的 な人 が いない。人 はいるが、
カ所に開設されています。
方法論 がない、など。おもてなしの感覚もない。しっか
面白いことに、9 0 年代に欧州でフューチャーセンター
りと必要な要素のバランスが 取 れた場、がなかなかな
が 勃興してきた時代と、現在の日本 の状況はとても似
いというのが日本の現状です。
ているんですね。9 0 年代といえば、米国でシリコンバ
たとえ、素敵な空間と魅力的な人がそろっていても、
レーから次々と新しいイノベーションが生み出された時
方法論をもって議論をしないとイノベーションを起こす
期と重なります。欧州はその危機感から、シリコンバレー
ことはできません。フューチャーセンターにおいて、テー
を研究し、意図的にイノベーションを起こすような場を
マと目的、そして仕掛けを設計 できるファシリテーター
つくろうとした。その流れで、オランダやデンマーク、ス
やディレクターの存在が 不可欠なんですね。
ウェーデンには、イノベーションに関 する省庁 がつくら
とくに私自身が強く感じているのは、日本のイノベー
れていて、国が 先導しつつ、イノベーションに取り組ん
ティブなスペースは 綺麗すぎる、ということです。日本
田口真司氏
のそれに 比べ、欧州のフューチャーセンターは、もっと
そうしたなか、このシップヤードでは、いくつかの面白
猥 雑 でグチャグチャしていて、さまざまなものが「こす
い取り組みがなされました。たとえば、脱税を防ぐには
れ 合う」ことでイノベーションが 生まれているように 感
どうしたらいいのかというテーマで、政治家、官僚など
じます。
を交えて議論しただけでなく、その対話の場に、元・脱
たとえば、任天堂の「W i i」を企画・開発した玉樹真
税王を招き入れ、なぜ、脱税をする気になるのか、どう
一郎氏は、あの 独自のコントローラーをつくるのに10 0
脱税するのか、などを丁重に聞き取り、対話を行いまし
個を越えて試作してみたという。はんだごてを片手に、
た。議論の結果、脱税者を厳しく取り締まるよりもむし
皆で議論したと聞いています。まさに、そういうことが
ろ、そもそも脱税させないようなしくみづくりをすること
フューチャーセンターに求められる姿ではないでしょう
が重要である、ということに皆の意見が集約されました。
か。つまり、対話をし、その場で 形にして、こすれ合う
また、納税という負のイメージが 強い 行為に対して、
場というのが、フューチャーセンターに欠かせない要素
一体どのようにその大切さを子どもに伝えることがで
だと思います。
きるのかを議論し、税の大切さを教えるためのボード
ゲームをつくりました。このゲームは、実際に 小中学校
― 国内外 のフューチャーセンターの 成 果について、
に導入されたそうです。
聞かせて 下さい。
シップヤードでは、ワークショップ、ボードメンバーを集
めた重要な会議、政治家を交えて対話など、ほぼ毎日の
櫻井 ● 面白いのが、オランダ・国税局のシップヤードで
ように活用され、稼働率は 9 割を超えていると言います。
す。ここは、伯爵が 住んでいた城を改装した建物なの
当初、省庁内部からも反対されたシップヤードですが、
ですが、設立当初、国民はおろか 省の職員たちに 猛反
3 年ほどで認知されるようになり、すでに10 年続いてい
対されたという経緯があります。ただ、国税局としては、
ます。
当時、深刻な悩みを抱えていて、それを解決したいと考
えていました。というのは、そこには3万人もの人が働い
― フューチャーセンターにおいて 重要な 考え 方は、
ているのですが、隣の部署や課で何をしているのか、お
なんでしょうか?
互いにまったくわからないという、没コミュニケーション
の状況にあったからです。一体全体、国民の血税が 本
田口 ● 当たり前のことですが、信頼感は欠かせません。
当にきちんと使われているのか、どうやったらもっと税
他 社の方とコミュニケーションをするときに、ビジネス
金を有効に活用できるのか、検証する必要がありました。
の場面では、自社に 不利益が 起こったら困るからと秘
21
interview
櫻 井 亮氏
密保持契約を結んだりしてガードを固めますよね。しか
機能できると思います。三つ目は、消費者や 地域社会
し、本来、人との関わりというのはそういうものではな
など、提供者対需要者の関係性を、ともに考え直す場
いはず。自分 が 信頼するから信頼関係が生まれるので
としてのフューチャーセンターです。そのあたり、どの
あって、そういう関係性の中では、それほどひどいこと
ようにお 考えでしょうか?
は起こらないように思います。
フューチャーセンターでは、目の前のことというより
櫻井 ● 今おっしゃったことのなかでは、三つ目の消費
も、未来について 語るので、皆 が 同じ方向を向くこと
者 や 地域 社会との関わりというのが、今 一番ホットな
ができます。こっちが 私の 領域、あちらがあなたの 領
取り組みでしょうね。
域というような関係性で 融合 することは難しいけれど、
先般、
『 ワイアード 』誌の 編集長のクリス・アンダーソ
未来についての事柄なら、ステークホルダー同士でも多
ン氏 が『 M A K E R S 』という本を出版しましたけれど、
くの 共通項を見つけることができるはず。皆 がひとつ
その中で、アンダーソン氏は、将来、消費者一人一人 が
の方向性に向かうことで、解決できる問題というのは、
生産者になる可能性を指摘しています。消費者 が生産
それこそ数多く存在しているように思います。
に関わることで、今後 2 0 年くらいの間に、サービス業
や製 造業 が、劇的に変わる可能 性 が 出てきたという。
22
いかにしてフューチャーセンターを役立て
るか
つまり、これからの 提供者は、消費者や地域社会を巻
―フューチャーセンターのテーマ 設 定として、以 下
と右脳を活用するスタイルに変化するということ。従来、
の三つが考えられると感じました。一つ目は、社内の
ビジネスというのは、左脳による論理的なスタイルで進
問題。現状 は 成果主義 や 独立採 算制にとらわれるあ
められてきましたが、もはや左脳のみで勝負していたの
まり、同じ会 社なのにそれぞれがバラバラにサービス
では限界が見えてきた。これからは 右脳的な手法で、
を提供していることがある。そうした課 題解決に社内
進み方も方法もわからない五里霧中の中を、直感とひ
フューチャーセンターが 役 立 ちそうで す。二 つ 目は、
らめきに頼りながら航海に出なければならない時代に
既存 の 製品やサービスを見つめ直す 場としてのフュー
来ているのだと思います。
チャーセンター。研究開発 からマーケティング、営業、
そして、イノベーティブだと言われる企業を数多く見
サプライヤーまで 含めたバリューチェーンを見直す、よ
てきたなかで感じるのは、今 の時代に成功している企
りよい 価値を提供 する際 にもフューチャーセンターは
業は、航海に似 たアプローチをとっているな、というこ
き込まざるを得ない状況になっていくのだと思います。
もう一つ、これからのモノづくりやサービスは、もっ
と。そうしたなかでフューチャーセンターは大いに機能
ンで、コーヒーやシリアルが置いてある程度でもかまわ
できるだろうと思います。
ないのですが、そこがハブになって、人が集まり、コミュ
いずれにしても、バリューチェーンの見直しや、消費
ニケーションが 生まれ、アイディアの 創発につながって
者 や 利用者との関係をつなぐなかで、これからフュー
いるように思います。そういう意味で、エコッツェリアも
チャーセンターが 担う役割というのは今後、大きくなっ
イベントのときだけでなく、つねに人がモヤモヤと動い
ていくことは間違いないでしょう。
ているような場所になれば、もっと魅力的になるのでは
ないでしょうか。
どのようにアクションにつなげるか?
― ここまでお話をお聞きしてきて、職場で具体的に
― 最後に、今後この大丸有エリアのフューチャーセン
ターができたとして、どんなことをやってみたいですか?
どうアクションを起こせばいいのか、迷うところかと思
います。まずはどんなことをしていくべきでしょうか?
田口 ● 企業というのは 利益 を生み出すためにあるわ
けですが、その利益は本来、社会貢献の量だと思うん
櫻井 ● まずは、営業会議 や 企画会議で、爆弾を投下
ですね。ところが 社会貢献以上のお金を得ようとして
してみてください。会議の席で、こんなことは絶対に言っ
きたことで 歪みが出てきたのではないでしょうか。そう
ちゃダメだ、ということをあえて 言ってみるのです。と
したことから、今一度、企業の原点に立ち返って、どう
言っても、いきなりやるとリスキーなので、場所をカフェ
社会に貢献していくのか、考えてみたいですね。現状
に移したり、皆にネクタイを外してもらったり、いつもの
は企業中心ではあるけれど、今後はお年寄りや子ども、
文脈を外したなかでやるといいでしょう。会議 机を外
外国人なんかも巻き込んで、多様性の中で社会貢献で
すだけでも、創造性がぐっと増します。あるいは、
「 今日
きる場を生み出していきたい、と思います。
は部長さんは発言禁止です」と言って、○×だけで示し
櫻井 ● 僕のイメージとしては、大きな 船 に全員が 乗っ
てもらうとか。議論 の中に、そういったゲーミフィケー
て漕ぎ出すのではなく、小さな 船でそれぞれがいきい
ション(ゲーム化 )の 要素を取り入 れることで、当たり
きできるような方向性を探ってみたいですね。つまり
前や 常識を崩していく。それができるようになると、少
10 0 社あれば、10 0 個のプロトタイプができて、やってみ
しずつ組織が 柔らかくなっていくように思います。
ると。先ほどのバーのマスターのような存在もそれぞれ
そして、エコッツェリアに、つねに住人がいる感じだと
に育ち、それぞれの 船で 漕ぎ出すことで、全体として
さらに面白いですよね。バーのマスターみたいな( 笑 )。
いきいきとした地域にできたら嬉しいですね。
そもそも、イノベーションが生まれるようなスペースには、
必ず主がいるんですね。その人に聞けば、その場のこと
— 本日は、長時間にわたり、さまざまなご 提案をい
は何でもわかる、ハブ的な存在がいることが重要です。
ただきまして、誠にありがとうございました。
それから、クリエイティブな空間だなと思うところに
は、必ずといっていいほどキッチンがある。簡易キッチ
構成・文=田井中麻都佳
櫻井亮( さくらい・りょう)
日本ヒューレッド・パッカードにて、マーケティング、経 営 企 画、新 規 事
業 などを 経 て、投 資 育 成 会 社 へ 転 職 。2 0 0 7 年 より、㈱ N T T データ 経
営研 究 所マネージャー兼 デザイン・コンサルティングチームのチームリー
ダー。
田口真司( たぐち・しんじ )
通信ネットワーク系 S E、新規ビジネス開拓などの 仕事 をする傍ら、2 0 10
年 に 対 話イベントを 開始、2 0 11 年 には 企業間フューチャーセンター有限
責任事業組合(L L P )
」を設立。2 0 13 年 2 月よりエコッツェリア協会勤務。
23
CSR 活動一覧表
凡 例 ◎ = 大 い に 取 り 組 んで い る ○ = 取 り 組 んで い る
旭化成ホームズ
株式会社
旭硝子
株式会社
株式会社
イトーキ
株式会社
大林組
鹿島建設
株式会社
企業間
フューチャー
センターLLP
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
○
◎
◎
○
リサイクル由来の原材料の使用推進
○
◎
◎
◎
○
エネルギー使用量削減の推進
◎
◎
◎
◎
◎
エネルギー効率の高いあるいは再生可能エネルギーに基づく製品
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
◎
ガバナンス 社内でのコンプライアンス意識の徹底
経済
気候変動に対する経済的リスクの評価
環境
およびサービスの提供
水源の環境的調査
取水量の削減の推進 ○
◎
○
◎
水の再利用の推進 ◎
◎
◎
○
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
◎
◎
○
◎
◎
生物多様性の価値が高い地域での生物多様性向上に向けた活動
○
生物多様性の観点からの、製品およびサービスの著しい影響の説
明
生物多様性への影響をマネジメントするための戦略、現在の措置
および今後の計画
○
○
事業によって影響を受ける地区内の生息地域に生息する IUCN(国
際自然保護連合)のレッドリスト種(絶滅危惧種)および国の絶
滅危惧種リストの数。絶滅危険性のレベルごとに分類
直接および間接的な温室効果ガスの総排出量の把握
◎
◎
◎
◎
◎
温室効果ガス排出量削減のための率先的な取り組み
◎
◎
◎
◎
◎
NOx、SOx およびその他の著しい影響を及ぼす排気物質の削減へ
○
◎
◎
◎
◎
水質および放出先ごとの総排水量の削減 ◎
○
◎
○
○
廃棄物の削減
◎
◎
◎
◎
◎
○
環境問題および CSR の社内啓蒙
◎
◎
◎
◎
◎
○
製品およびサービスの環境負荷低減への取り組み
◎
◎
◎
◎
◎
○
梱包材などの削減の取り組み
◎
○
◎
◎
◎
○
原材料の輸送での環境負荷の低減
◎
○
◎
◎
○
○
○
◎
◎
従業員のカテゴリー別の、基本給与の男女比の平等化
○
○
◎
◎
児童労働の防止への貢献
○
○
◎
○
○
の取り組み
社会
経営管理職および従業員の、性別、年齢、マイノリティーグルー
プなどの雇用推進
先住民の権利保護への関与
社会、環境問題解決を目的とした NPO との協働
24
○
○
○
○
○
○
○
◎
○
○
○
◎
○
CSR 活動の、サプライチェーンの巻き込み
◎
○
地域の問題解決を目的とした地域との連携
◎
○
2 0 12 年 12 月、本ワークショップの 参加企業を対象に、それぞれの自社の C S R 活動 の 活動
領 域 についてのアンケートを行 い 集計したデータをもとに作成した 一覧表 です。あくまで 本
ワーキング参加者 の 意見であり、各企業 の 公式発 表ではありませんので、ご注意ください。
小岩井農牧
株式会社
株式会社
サンケイビル
清水建設
株式会社
ダイキン工業
株式会社
大成建設
株式会社
株式会社
竹中工務店
株式会社
ティップネス
一般財団法人
電力中央研究所
株式会社
東京国際フォーラム
○
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
◎
○
○
○
◎
○
◎
◎
○
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
◎
○
○
○
○
◎
○
○
○
○
◎
○
○
○
○
○
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
○
○
◎
◎
○
○
◎
○
○
○
○
◎
○
○
○
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
○
○
◎
○
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
○
○
◎
○
◎
◎
◎
◎
◎
○
◎
○
○
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
○
○
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
◎
○
◎
◎
○
◎
○
○
◎
◎
◎
○
◎
◎
○
○
○
○
◎
○
○
○
◎
◎
◎
○
○
○
○
◎
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
25
CSR 活動一覧表
凡 例 ◎ = 大 い に 取 り 組 んで い る ○ = 取 り 組 んで い る
東テク
株式会社
トーマツ
グループ
戸田建設
株式会社
株式会社
日本政策投資
銀行
日本郵船
株式会社
バイエル マテリ
アルサイエンス
株式会社
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
○
ガバナンス 社内でのコンプライアンス意識の徹底
経済
気候変動に対する経済的リスクの評価
○
環境
リサイクル由来の原材料の使用推進
エネルギー使用量削減の推進
◎
エネルギー効率の高いあるいは再生可能エネルギーに基づく製品
◎
およびサービスの提供
◎
◎
○
○
○
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
水源の環境的調査
◎
取水量の削減の推進 ○
○
水の再利用の推進 ○
○
◎
○
○
◎
○
◎
○
◎
○
○
○
○
生物多様性の価値が高い地域での生物多様性向上に向けた活動
生物多様性の観点からの、製品およびサービスの著しい影響の説
明
生物多様性への影響をマネジメントするための戦略、現在の措置
および今後の計画
○
事業によって影響を受ける地区内の生息地域に生息する IUCN(国
際自然保護連合)のレッドリスト種(絶滅危惧種)および国の絶
滅危惧種リストの数。絶滅危険性のレベルごとに分類
直接および間接的な温室効果ガスの総排出量の把握
○
◎
◎
◎
◎
◎
温室効果ガス排出量削減のための率先的な取り組み
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
○
○
NOx、SOx およびその他の著しい影響を及ぼす排気物質の削減へ
○
の取り組み
水質および放出先ごとの総排水量の削減 廃棄物の削減
○
◎
◎
◎
◎
◎
環境問題および CSR の社内啓蒙
○
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
○
○
◎
◎
製品およびサービスの環境負荷低減への取り組み
○
梱包材などの削減の取り組み
◎
原材料の輸送での環境負荷の低減
社会
経営管理職および従業員の、性別、年齢、マイノリティーグルー
プなどの雇用推進
従業員のカテゴリー別の、基本給与の男女比の平等化
◎
◎
◎
○
○
◎
○
○
◎
○
◎
◎
○
◎
◎
児童労働の防止への貢献
先住民の権利保護への関与
社会、環境問題解決を目的とした NPO との協働
○
CSR 活動の、サプライチェーンの巻き込み
地域の問題解決を目的とした地域との連携
26
◎
◎
○
◎
○
○
○
○
◎
◎
○
◎
◎
2 0 12 年 12 月、本ワークショップの 参加企業を対象に、それぞれの自社の C S R 活動 の 活動
領 域 についてのアンケートを行 い 集計したデータをもとに作成した 一覧表 です。あくまで 本
ワーキング参加者 の 意見であり、各企業 の 公式発 表ではありませんので、ご注意ください。
株式会社
日比谷花壇
前田建設工業
株式会社
丸の内熱供給
株式会社
三菱地所
株式会社
株式会社
三菱地所設計
株式会社
三菱 UFJ
フィナンシャル
・グループ
ヨシモトポール
株式会社
エコッツェリア
協会
三菱電機
株式会社
◎
◎
◎
◎
◎
○
◎
◎
○
○
○
○
○
○
○
○
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
◎
○
◎
◎
○
◎
◎
○
◎
◎
○
◎
○
○
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
◎
○
○
◎
○
○
◎
○
○
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
◎
◎
○
◎
○
◎
○
◎
◎
◎
○
○
◎
○
◎
○
◎
◎
◎
○
○
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
◎
○
◎
○
○
◎
◎
◎
◎
◎
○
◎
○
◎
○
○
◎
○
○
○
○
○
○
○
○
○
◎
○
◎
◎
◎
◎
◎
○
◎
◎
◎
○
◎
◎
○
○
◎
◎
○
○
27