フレームについて - WordPress.com

フレームについて
モデル
1.ロード / ハイグレード 3Al-2.5V チタンロード、スーパーライトスティールロード、スタンダ
ードスティールロード
2.シクロクロス /ハイグレード 3Al-2.5V チタンクロス、軽量スティールクロス
3.マウンテン / ハイグレード 3Al-2.5V チタンマウンテン、軽量スティールマウンテン
マテリアル
1.ハイクオリティー、エアロスペースグレード 3Al-2.5V チタン
2.ハイクオリティー、高剛性、軽量ダブルバテッドスティール
KUALIS フレーム
KUALIS ではジオメトリーを決定する際に、径と厚みが異なる様々なチュービングのなかから、剛
性と重量の比較データをもとにカスタマーにとって最適なものを選択します。チュービングの選択
は、フレーム全体の剛性やバランスと密接な関係にあり、バイクのパフォーマンスや乗り心地に大
きく影響します。チュービング選択をすることにより、適正な剛性とバランスが確保でき、より高
いパフォーマンスを可能とします。 KUALIS では、詳細な設計と熟練した製作技術で、ハイグレー
ドチタン、スティール、を素材としたデザインクオリティーの高いかつ軽量なカスタムフレームを
製作します。
マテリアルについて
チタン、スティールともに最も信頼できるフレーム素材である。スティールの極限強度は約 130210ksi (Henry James, true temper S3, max/217ksi, Reynolds 853 max/210ksi), チタン
3Al-2.5V は 90-95ksi, 3Al-2.5V (CWSR) は 125ksi, チタン 6Al-4V は 130-145ksi (ハイク
オリティーシームレス 6Al-4V チューブは基本的に存在しない。シームレスでない 6Al-4V チュー
ビングはシームレスのものに比べグレードは低下する。リアエンドなどの板状のものにむしろ良
い。), アルミニウムは 60-80ksi である。絶対強度ではスティールがチタンを上回っているが、
チタンもスティールもフレーム材料としての強度は十分以上である。一方チタンはその素材特性上、
軽量、疲労強度が高い、錆びない(腐食しないので塗装などによる保護がいらない)、傷などがつ
きにくい、ライフスパンが長い(半永久的に使用可能)など重量、強度、剛性、信頼性などの総合
的なバランスに優れたフレーム素材といえる。
剛性に関しては、そのチュービング選択とデザインしだいである。チタン、スティールでそれぞれ
同程度の剛性でフレームを製作した場合、チタンのほうがチュービングの径がスティールより大き
くなるが、重量はスティールよりも軽い(フレームサイズやそのディメンションにもよるが、約
100~300g 程度、スティールの約 85%前後)。特にマウンテンバイクのフレームではその重量差
がはっきりと現れる。バイクの総重量 100%に対するフレーム重量の割合は約 15~20%である。
バイク全体の重量はフレーム重量のみでなく、パーツ選択などあくまで総合的なもので変化する。