第24回日本眼感染症学会:1987年7月18日(土)~19日

第 24 回日本眼感染症学会
日時:1987 年 7 月 18 日(土)、19 日(日)
弥生記念講堂(東京都新宿区河田町 8-1)
場所:東京女子医科大学
会長:内田幸男
東京女子医科大学眼科学教室
7 月 18 日(土)9:05-17:30
■ 一般口演
1.一施設に特異的に認められた結膜炎起炎菌について
坂本則敏 (北里大)
2.外眼部感染症にみられる複数菌感染の分離菌に関する検討
博 (いわき市立常磐病院)
三瓶良江、葉田野
3.眼科領域におけるブドウ糖非発酵グラム陰性桿菌の検出状況
田沢
博、坂上富士男、大桃明子、大石正夫 (新潟大)
4.ソフトコンタクトレンズ備品の汚染が原因と思われる老人の無水晶体眼におけ
おける緑膿菌性角膜潰瘍の一例
手塚聡一、成味知子、宮永嘉隆 (女子医大第二病院)
5.糖尿病に合併した内因性 Serratia marcescens 全眼球炎の 1 例
渡利浩水、八木橋
修、中野直樹、北野周作 (日本大)
6.角膜放線菌症患者より分離された Streptomyces sp.の家兎眼への接種実験
第 1 報:角膜および前房内接種
加藤俊彦、塩田
洋、楠島康平、西内貴子、三村康男 (徳島大)
7.ウサギ緑膿菌性眼内炎に対する抗緑膿菌抗体の硝子体内注入
秦野
寛、井上克洋、松本健二、磯部
裕、河野宗浩、田中直彦
(横浜市大)
8.網膜におよぼすアミノ配糖体系抗生剤の影響 in-vitro ERG による検討
-硫酸ジベカシン-
北野貢市、岡山欣彦、河崎一夫、米村大蔵、大野木淳二 (金沢大)
9.緑膿菌性角膜感染症
1.緑膿菌内毒素による角膜炎に対するステロイド剤、ポリミキシン B の効果
小野寺
毅、白井淳一、今泉利雄、熊谷俊一、渡辺敏明、田澤
(岩手医大)
10.オフロキサシン経口投与の前房水内移行
兼松誠二 (坂出回生病院)、井上慎三 (国立善通寺病院)
松村香代子 (国立療養所香川小児病院)
11.消化管手術に続発したカンジダ性眼内炎
豊
横塚健一、岸
章治 (群馬大)
12.肝右葉切除術後に内因性真菌性眼内炎をきたした 1 例
水井研治 (小松島赤十字病院)、阪田章聖 (同外科)
13.白内障術後連続装用ソフトコンタクトレンズの真菌汚染
岡本茂樹、菅尾光子、張野正誉、原
二郎 (近畿中央病院)
小寺健一 (日本医学臨床検査研究所)
14.ソフトコンタクトレンズ付属品から分離された Acanthamoeba と思われる
電顕所見
飯島千鶴子、成味知子、宮永嘉隆 (女子医大第二病院)
15.実質型単純ヘルペス性角膜炎におけるウイルス抗原と角膜内浸潤細胞につい
て
田川義継、斉藤
学、北川文彦、佐賀徳博、松田英彦 (北海道大)
16.実験的角膜ヘルペスの免疫学的研究-マウス頸部リンパ節の cytotoxic
T lymphocyte に及ぼすステロイド点眼の効果ついて-
梶原
良、末広龍憲、坂田広志、山代浩人 (広島大)
17.家兎角膜培養細胞における HSV 感染による Fc レセプターおよび C3b レセプ
ターの誘発と性状
秦野
寛 (横浜市大)、Jang O.Oh (カリフォルニア大)
18.家兎実質型角膜ヘルペスに対するステロイドとグロブリン製剤の効果
桑山信也、下村嘉一、井上幸次、渡辺
仁、山本保範、清水芳樹、
真鍋禮三 (大阪大)、大橋裕一 (関西労災病院)、城野洋一郎 (化血研)
粟田
隆 (千寿製薬)
19.Acyclovir 耐性株の性質について
井上幸次、凡
長春、下村嘉一、真鍋禮三 (大阪大)、和田
佐藤孝三郎 (塩野義製薬)、井原
透、
誠 (大阪府立公衆衛生研究所)
20.樹枝状角膜炎の再発について
高村悦子、内田幸男 (女子医大)
21.角膜ヘルペスにおける病型の移行形態
下村嘉一、前田直之、桑山信也、松田
司、浜野
孝、真鍋禮三 (大阪大)
大橋裕一 (関西労災病院)
22.角膜ヘルペスにおける角膜厚および知覚の変動
広瀬なをみ、下村嘉一、桑山信也、井上幸次、前田直之、松田
浜野
孝、真鍋禮三 (大阪大)
23.初感染と考えられた激症ヘルペス性角結膜炎の 1 例
大橋裕一、梅本真代、真野富也、木下裕子 (関西労災病院)、
井上幸次 (大阪大)
司、
24.急性眼部帯状ヘルペスにおけるアシクロヴィル内服療法
Carl P. Herbort、Ernest R. Büchi、Catherine Ruffieux、Bertrand Piguet
(ローザンヌ大)
■ 特別講演:
「角膜ヘルペスと角膜知覚低下」
小林俊策 (山口大)
■ 一般口演
25.網膜下液から水痘帯状疱疹ウイルス抗原が認められた胞状網膜剥離の 1 例
矢部
緑、山田
真、高村健太郎、臼井正彦 (東京医大)、
毅 (国立予防衛生研究所病理部)
佐多徹太郎、倉田
26.院内感染と思われるアデノウイルス 8 型流行性角結膜炎の臨床像
風見宣生、鈴木真理、高村悦子、笠置裕子、中川
尚、山岸由花子、
内田幸男 (女子医大)
27.徳島県におけるウイルス性角結膜炎の流行-1986 年-
楠島康平、塩田
洋、内藤
毅、三村康男 (徳島大)
宮村紀久子、山崎修道 (国立予防衛生研究所)
28.ヒトパピローマウイルス 11 型を検出した再発性結膜乳頭腫
今泉寛子、鈴木信敬、中川
喬 (札幌医大)、相沢芙束 (市立札幌病院)
野中富夫 (苫小牧市)、山川
康、福島道夫、藤永
蕙
(札幌医大がん研分子生物)
29.ぶどう膜炎をともなった猫ひっかき病の一例
中村
裕、気賀沢一輝、植村泰夫 (慶應義塾大)、市川陽一 (同内科)
田代征夫 (慶應義塾大中央検査部病理)
7 月 19 日(日)9:00-12:15
■ 一般口演
30.成人型封入体結膜炎の臨床像について
中川
尚、笠置裕子、内田幸男 (女子医大)
31.乳児封入体性結膜炎の検索
前田利根 (杏林大)、竹中康雄 (旭中央病院)、
土坂寿行 (女子医大第二病院)
32.オフロキサシン点眼が有効であったクラミジア性結膜炎の 3 例
山村敏明、富井隆夫、佐々木一之 (金沢医大)
33.TR 群と IC 群における抗クラミジア特異抗体保有の比較
青木功喜 (青木眼科)、池田
裕 (池田眼科)
橋本信夫、高島郁夫 (北海道大獣医公衆衛生)
■ 教育講演:
1.角膜真菌症の診断と治療
石橋康久 (筑波大)
2.眼ヘルペス感染症の免疫
林
皓三郎 (郡山免疫学研究所)
3.眼疾患をおこすウイルスの最近の話題
山崎修道 (国立予防衛生研究所ウイルス中央検査部)