「第2回 インテリア設計士の家具デザインコンペ」審査結果

「第2回 インテリア設計士の家具デザインコンペ」審査結果
校名
番号
大分県立芸術文化
短期大学 美術科
8
日本文理大学
建築学科
5
大分工業高校
建築科
17
熊本デザイン専門学校
建築・インテリアデザイン科
氏名
タキ モト
タイトル
カリン
瀧本 花梨
Grow Chair
ヤンノッティ・
フランチェスコ
one room
トリイダ
賞
優秀賞
Playing With Turtle Chair
14
黒川 美帆
月の階段
日本文理大学
建築学科
4
福岡 里予
Fit Chair
日本文理大学
建築学科
1
永住 泰雅
Link Bench
八代工業高校
インテリア科
31
森川 紗妃
Human
熊本工業高校
インテリア科
64
敷嶋 咲子
サファリベッドデスク
八代工業高校 インテリア科
25
北原 拓実
一体化机
八代工業高校 インテリア科
27
平本 真実子
Puzzle rack
熊本工業高校 インテリア科
61
森田 桃果
はまるんです
大分県立芸術文化短大 美術科
11
道野 愛里
DuTorio
熊本工業高校 インテリア科
57
小山 俊樹
メリーゴーランド
大分県立芸術文化短大 美術科
12
徳原 佳乃子
My Space
麻生建築&デザイン専門学校 インテリアデザイン科
13
才田 早姫
つつみ
コメント
「場を設定する家具」という着眼点に新鮮さがあり、デザインを工夫すればいろいろな
最優秀賞 展開が感じられる点も評価された。
ル ネ
鳥井田 瑠音
熊本県インテリア設計士協会
シンプルかつ大胆な発想が評価された。実現できるか、寝ているうちに外へ出てしま
わないか・・といった意見もあったが、そのアイデアの評価が勝った。
着眼点や展開の可能性の評価が高く、その表現にも真摯な姿勢が表れていた。
佳作
上位の3作品とは、若干の開きが感じられた。
その差は、アイデアであり表現力も含めた印象度である。
しかし、作品それぞれに込められた思いは今後に期待を抱かせるものである。
奨励賞
応募作品は合計86点。日本文理大6点、大分県立芸術短大6点、熊本デザイン専門学校1点、麻生建築&デザイン専門学校1点、熊本工業高校31点、八
代工業高校38点、大分工業高校3点であった。
大学、専門学校、工業高校と校種の違いはあるが、遊び心のある家具の自由な提案という課題から考慮して、一括して審査することに問題はないだろうと
判断した。
審査経過
第1次審査:全作品について応募資格・応募条件の確認を行ったが、条件違反はなかった。
第2次審査:各審査員が全作品の中から5点ずつ選び、第3次審査対象とした。
第3次審査:第2次審査を通った作品15点を各審査員が評価表に基づいて評価していった。第一印象度、デザイン力(アイデア、展開力)、表現力(図面
効果、説明の分かりやすさ)について、それぞれ5点満点で合計25点満点として評価した。次に審査員4名の合計点をつけ、その点数順に審査員全員で
作品について検討し、入選作品を決定した。
作品の特徴
家具とは何か・どうあるべきか、こんなのがあったらいいな、実物を作ってみた・・・・いろいろなデザインのアプローチがあり、非常に充実した審査の時間で
あった。審査にあたっては、作品のみを評価した。大学・短大・専門学校・工業高校と多くの校種の作品を一括で評価するのは難しい面もあったが、ふたを
開けてみるといずれのアプローチに偏ることなく入選作品が決定した。丁寧な表現も多かったが、細部にこだわるあまり、家具としての機能を見落としがち
になる面も見られた。実際に製作したものもあり、その意欲ある取り組みには審査員一同感激したものである。