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番号15 富山北部高等学校
教科・科目
対象学科
・学年
単位数
教
地理歴史
世界史B
普通科
3学年
4
世界史B(東京書籍)
科目の概要
と目標
学期
単
元
2.アジアの繁栄
3.欧米市民社会の
成長
4.欧米資本主義の
展開
5.非ヨーロッパ世
界の近代
1.帝国主義の成立
と各地の抵抗・近代
化
2.第一次世界大戦
とロシア革命
3.戦間期の世界
2
4.第二次世界大戦
5.第二次世界大戦
後の世界
6.開発と紛争の時
代
世界史の新局面
まとめ
3
使
用 教 材
図説世界史(啓隆社)
世界史B用語集(山川出版社)
1.近代市民社会の目覚めとなるアメリカ独立戦争とフランス革命の歴史的背景を理解し、近代市民社会
における民主主義発祥の過程を理解する。
2.ヨーロッパ社会が帝国主義を推進していくなかで、非ヨーロッパ社会を植民地化していく過程を理解
する。そして帝国主義の対立が世界大戦へと向かっていったことを知る。
3.冷戦が解消された後に、吹き出てきた民族紛争の問題をその民族の歴史的背景をふまえて理解するこ
とで世界史のまとめとする。
1.ヨーロッパ近代
国家の形成
1
科 書
学
習 内 容
到
達 度 目 標
1 ヨーロッパ列強の植民活動
2 17~18世紀のヨーロッパ文
化
1 オスマン帝国とサーファヴィー
朝の繁栄
2 ムガル帝国・清帝国の隆盛
3 インド洋貿易圏の変容
1 産業革命と資本主義の成立
2 アメリカ独立革命と建国
3 フランス革命とナポレオンの時
代
1 ウィーン体制1848年革命
2 ヨーロッパ諸国の再編
3 アメリカ合衆国の発展と変容
1 ラテンアメリカの建国と近代化
進展
2 オスマン帝国・イランの衰退と
改革の動き
3 アフリカへの外部勢力の侵入
4 南アジアの分割支配
5 東南アジアの分割
6 東アジアへの侵略の拡大と近代
化改革
7 19世紀の文化
・英仏対立を軸とする経済覇権競争,産業革命,南北アメリカ諸国
の独立,フランス革命,ウィーン体制など,18 世紀後半から 19 世
紀半ばにかけての欧米社会に関心を高め,意欲的に追究しようとし
ている。
・ティムール帝国や 16~18 世紀に大きな勢力を持ったイスラーム
・
3国(サファヴィー,オスマン,ムガル)がユーラシア諸地域世界
に与えた影響について理解し,基本的知識を身に付けている。
・清帝国の統治体制と社会・経済・文化,東アジアとの関係につい
ての基本的知識を身に付けている。
・大西洋における三角貿易と英仏対立を軸とする経済覇権競争,産
業革命の背景と影響,南北アメリカ諸国の独立,フランス革命とそ
の後のヨーロッパなど,18 世紀後半から 19 世紀半ばにかけての欧
米における国民国家の形成について理解し,その知識を身に付けて
いる。
・アジア諸地域における変革運動と欧米列強の圧迫との関係を考察
し,19 世紀を中心としたアジア諸地域の社会変容の歴史的意義を的
確に判断している。
1 帝国主義の成立
2 アフリカ・オセアニア・カリブ
海の分割
3 東アジアをめぐる列強の抗争
1 列強の対立から世界大戦へ
2 ロシア革命と社会主義政権の成
立
3 ヴェルサイユ体制とワシントン
体制
1 1920年代の欧米とソ連
2 民族運動の展開
3 1930年代の列強の動き
4 日本軍国主義の台頭と日中戦争
1 第二次世界大戦と戦局の展開
2 第二次世界大戦下の諸地域
3 大戦の終結と戦後構想
4 ファシズムの台頭
1 戦後世界の形成
2 冷戦体制の確立
3 非同盟運動と民族独立運動の高
揚
4 平和共存と冷戦体制の再編
1 ヴェトナム戦争と冷戦体制の同
様
2 国際政治の焦点にたつ中東3
オイルショックと南南問題
1 1980年代の模索
2 冷戦体制の終焉
3 今日の世界と日本
4 20世紀の文化
5 世界史B全体の復習
・19 世紀半ばから 20 世紀初頭にかけての世界の一体化と欧米社会
の変容について考察し,帝国主義の特質と帝国主義に伴う社会変容
の歴史的意義を的確に判断している。
・第2次産業革命の進展による帝国主義時代の到来と,それに伴う
世界の一体化の促進や各地域の急速な社会変容について理解し,そ
の知識を身に付けている。
・第一次世界大戦とロシア革命,戦後体制の形成過程と国際協調の
動き,大戦後の欧米諸国とアジア・アフリカでの民族運動,世界恐
慌とその影響,ファシズムの台頭,満州事変と日中戦争,第二次世
界大戦について理解し,その知識を身に付けている。
・2つの世界大戦を経験した 20 世紀前半の世界について考察し,
総力戦,社会主義政権の出現,大衆社会の到来,経済ナショナリズ
ムの高揚による国際対立の激化,ファシズム出現などの歴史的意義
を的確に判断している。
・米ソ冷戦の開始から終結に至る戦後世界史について,第三勢力の
台頭や平和共存の動き,米ソ両陣営内での変容なども含めて理解し,
その知識を身に付けている。
・経済のグローバル化,地域統合や地域経済圏設立の動き,地域紛
争など冷戦体制終結後の世界について理解し,その知識を身に付け
ている。
・環境,人権など現代世界の諸課題について,歴史的観点から理解
し,展望している。