彼らのために、何ができますか 公正で安全な、安心して生活できる学年に!

1年団通信
2015 年4月20日発行第11号
発行責任者:大野孝之
[email protected]
印 刷 所:丸亀市立飯山中学校
http://www.hanzan-jh.ed.jp/
彼らのために、何ができますか
みなさんのまわりにこんな人はいませんか。
人の横を通るとき、何気(なにげ)なく小突いたり蹴(け)ったりしていく人。
A君は最近いじめられていると感じています。
それは、L君やM君やN君などが、すぐにちょっかいを出してきて、小突(こ
づ)いたり蹴(け)ったりしてくるからです。L君やM君やN君、一人一人はケ
ガをするほど暴力(ぼうりょく)をふるっているわけではありません。たぶん、軽
い気持ちだと思います。しかし、3人にとっては少しずつだとしても、A君にと
っては3人分が重なるので大変苦しく感じています。
みなさん。どうしたらいいと思いますか。
みなさんがA君の立場なら。
みなさんがL君やM君やN君の立場なら。
もしみなさんのまわりにこんなことがあれば、
自分にできることを今すぐ始めてください。みなさんのまわりにもいるA君にと
っては、今すぐ解決してほしいことなのですから。
みなさんは「ピンクシャツ運動」に参加していますよね。そのピンクのバッ
ジをつけている人は、「他人をいじめない」「いじめを止める」などの意思を
バッジに込めてつけているはずです。そういう意味で署名(しょめい)したは
ずです。ピンクのバッジにふさわしい、あなたの勇気あふれる行動を期待し
ます。ともにがんばりましょう。
公正で安全な、安心して生活できる学年に!
みなさんには、一人残らず全員に、誰にも奪われてはいけない権利とし
て人権があります。人権とは『安心して、自分に自信を持って、自由に生き
る権利』です。これが奪われると人は生きていけません。
たとえば、みなさんが人にいじめられているときのことを考えてみましょう。
いつ何を言われるかとどきどきして、不安な気持ちで学校生活を送らなくて
はならなくなります。まったく安心できません。いじめられるのは自分の方が
いけないのかと自信もなくなります。もちろん、いつもいじめる人の目を気に
して生活しなければならなくなりますから、自由もありません。
みなさん。みなさんは、安心して、自信を持って、自由に生きていますか。
みなさんのまわりの人はどうですか。『安心、自信、自由の権利(人権)』
が侵されている人はいませんか。
もし、みなさんが『安心、自信、自由の権利』を
少しでも侵されたなら、そんなときはすぐに「いや
NO!
だ」「やめろ」(NO!)と言ってください。もし、その場
では恐くて「いやだ」「やめろ」が言えないとしても、
GO!
なんとかしてその場から逃げる(GO!)努力をしてく
TEL!
ださい。そして、必ず、絶対に必ず、自分のされた
ことを保護者や先生などの大人に相談(TEL!)
してください。「大人に話すと、後で仕返しされない
だろうか」とか、「『チクった』などと言われないだろうか」とか、そんな心配は
しないでください。大人は、後の仕返しの心配も含めてみなさんの相談に
のります。「チクった」などと言う人は、いじめている人と同じです。そんなこと
を言う人の方が悪いのです。そのこともまた、大人に相談してください。
みなさん。私たちはお互いに傷つけあうために
ではなく、協力し貢献し、楽しい生活を築くために
ここにいっしょにいるのです。万一、自分が加害
者になりそうなときは、被害者がどんな気持ちに
なるか、また、被害者の家族がどんな気持ちに
なるか、そのつらい気持ちや怒りの気持ちを想像
してみてください。また、その事件が公になったとき、自分や家族がどれほ
ど傷つくか想像してみてください。想像力こそが、決して他の動物にはない、
人間だけの力です。人間らしさです。